JP2004110782A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、Webアプリケーションを跨るページ遷移の際にもアクセスしている端末種別の継承を可能とし、ページ遷移の際のユーザの利便性を損なうことなく端末の画面表示域に応じた適切な情報提供を可能とする、複数のWebアプリケーションを有する情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の課題は、ネットワークを介して接続される端末から第一要求を受信すると、該端末の端末種別を特定し、その特定した端末種別を示す端末種別情報を付加した該第一要求に応じたWeb情報へのパスを基準パスとして該端末側からアクセスさせる基準Web情報を生成する基準Web情報生成手段と、上記基準Web情報を上記端末の上記第一要求に対する応答として送信することによって、上記基準パスによって該端末から上記Web情報を要求する第二要求を受信するようにした情報処理装置によって達成される。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、Webアプリケーションを跨るページ遷移の際にもアクセスしている端末種別の継承を可能とし、ページ遷移の際のユーザの利便性を損なうことなく端末の画面表示域に応じた適切な情報提供を可能とする、複数のWebアプリケーションを有する情報処理装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットを利用した情報提供が、クライアントPC(Personal Computer)のみならず、携帯電話器及びPDA(Personal Digital Assistants)端末等の移動体端末へ拡大し、また、その情報提供の方法が多様化してきている。
【0003】
クライアントPC、携帯電話器及びPDA端末等の端末側での表示画面のサイズに応じた情報提供をするために、情報提供用に予め用意してあるHTML(HyperText Markup Language)データに対して、端末の種別に応じた表示内容を生成することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。或いは、情報提供を行うWebサーバと情報要求を行う端末とを仲介するゲートウェイサーバが、端末からの情報要求に対するWebサーバから提供される情報をその端末の種別に応じて不要なデータ除去や画像の色属性の調整作業といった付加的作業を行うことが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
一方、近年、画像形成に関する情報を提供可能とするWebサーバ機能を有するデータ処理装置が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。このデータ処理装置によって、ユーザはインターネットを介すのみでデータ処理装置に備えられた画像形成処理を行う機器に関する情報の提供を受けることができる。
【0005】
また、複数のページで構成された情報提供において、クライアントPC側にてページ遷移が行われた場合でも、クライアントPCを利用しているユーザが入力した情報を所定領域に格納し、以後ページが遷移した際にその入力情報を用いることによって継承させて情報を提供するデータ継承方式が提案されている(例えば、特許文献4参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−175515号公報
【0007】
【特許文献2】
特開2002−23108号公報
【0008】
【特許文献3】
特開2002−7095号公報
【0009】
【特許文献4】
特開平11−306070号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のような情報提供の方法には、以下のような問題があった。
【0011】
画像形成に関する情報を提供可能とするWebサーバ機能を有するWebサーバにおいて、画像形成処理又はその画像形成処理を行うWebサーバによって制御されるプロッタ等の機器の状態を情報として提供するような場合、その時点での状態であるため、予めHTMLデータを用意しておくことができない。したがって、特許文献1で提案されている方法を適用することができない。また、特許文献2では、ゲートウェイサーバを備えるための費用及びメンテナンス等がかかってしまう。
【0012】
特許文献3において提案されるデータ処理装置では、クライアントPC、携帯電話器及びPDA端末等の端末側での表示画面のサイズに応じた情報提供を行うことができない。
【0013】
更に、特許文献4において提案されるデータ継承方式では、ユーザに関する情報を入力させるためのページが必要であったり、ユーザが明示的にそのページへ入力する必要がある。また、ネットワーク接続されている間ユーザ毎に継承させるべき情報を管理しなければならない。従って、表示画面のサイズに応じた情報提供を自動的に行うことができない。
【0014】
そこで、本発明の課題は、Webアプリケーションを跨るページ遷移の際にもアクセスしている端末種別の継承を可能とし、ページ遷移の際のユーザの利便性を損なうことなく端末の画面表示域に応じた適切な情報提供を可能とする、複数のWebアプリケーションを有する情報処理装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、ネットワークを介して接続される端末から送信されるWeb情報を要求する第一要求に基づいて該端末の端末種別を特定し、該特定した端末種別を示す端末種別情報を該第一要求に対する該Web情報へのパスに付加することにより作成した基準パスを含み、該端末から自動的に該基準パスへアクセスさせる基準Web情報を生成する基準Web情報生成手段と、前記第一要求に対する応答として送信する基準Web情報を前記端末へ送信し、前記基準パスによって特定される前記Web情報を要求する第二要求を受信する通信手段とを有するように構成される。
【0016】
このような情報処理装置では、端末から基準パスで自動的にアクセスさせるWeb情報を生成して提供するため、端末側では、ユーザによる端末種別情報の入力を行なうことなく、このWeb情報によって端末種別情報を含む基準パスを取得することができる。また、ユーザが求めるWeb情報を提供する前に基準パスが提供されるため、Web情報を生成するWebアプリケーションの開発者は、端末種別毎の開発を行わなくてよい。
【0017】
前記Web情報は、例えば、インターネットを介してWebブラウザ上で提供される情報である。
【0018】
更に、本発明は、請求項2に記載されるように、前記通信手段は、前記ネットワークから前記第一要求を受信した場合、該第一要求に対する該Web情報へのパスにおいて、前記端末種別のデフォルト値と前記基準Web情報生成手段を識別する基準Web情報識別子とを付加し、前記基準Web情報生成手段は、前記通信手段によって付加された前記基準Web情報識別子によって前記基準Web情報生成手段が実行され、該特定した端末種別で前記デフォルト値を置き換えるように構成することができる。
【0019】
このような情報処理装置では、ネットワークから第一要求を受信すると、通信手段(例えば、HTTPデーモン)が予めデフォルト値と基準Web情報識別子とを付加するため、第一要求に対して常に基準Web情報生成手段を実行させることができる。
【0020】
また、本発明は、請求項3に記載されるように、前記通信手段は、前記第一要求に対する前記Web情報へのパスにおいて、該Web情報を識別する前記Web情報識別子より前に前記デフォルト値を付加して前記基準パスを作成するように構成することができる。
【0021】
このような情報処理装置では、端末種別情報がWeb情報識別子より前に設定されるため、Web情報識別子以降を相対パスとして設定されるようにすることができる。従って、基準Web情報からページ遷移した場合において、常に端末種別情報が継承される。
【0022】
更に、本発明は、請求項4に記載されるように、前記Web情報を生成するWeb情報生成手段と、前記第二要求によって指定される前記基準パスから取得した前記端末種別情報に基づいて、前記端末に応じた前記Web情報を該端末に表示するための表示形式で記述することによって、Webページを生成する表示情報生成手段とを有するように構成することができる。また、本発明は、請求項5に記載されるように、前記表示情報生成手段は、前記Web情報生成手段によって生成された前記Web情報と、前記端末種別情報とをXMLで記述するXML記述手段と、前記端末種別情報に基づいて、前記XMLによって記述された前記Web情報を該Web情報に応じたスタイルシートに従ってHTMLに変換することによって、前記Webページを生成するHTML変換手段とを有するように構成できる。
【0023】
このような情報処理装置では、表示情報生成手段によって端末種別に対応したWebページの生成が行われ、また、Web情報の生成に依存しないため、Webアプリケーションの追加を容易に実現することができる。
【0024】
また、本発明は、請求項6に記載されるように、前記Web情報から相対パスによってリンクされる該Web情報とは異なる他のWeb情報を生成する複数の他のWeb情報生成手段を有し、前記Web情報が表示される前記端末にてユーザによって選択されることによって要求される前記他のWeb情報の第三要求に応じて、該他のWeb情報に対応する前記他のWeb情報生成手段が該他のWeb情報を生成すると、前記表示情報生成手段は、前記基準パスに設定される前記端末種別情報に基づいて、前記端末に応じた前記他のWeb情報を該端末に表示するWebページを生成するように構成することができる。
【0025】
このような情報処理装置において、端末へ提供されたWeb情報から他のWeb情報が相対パスによってリンクされた場合においても、基準パスに基づいて共通に設定される端末種別情報を常に取得することができるため、常に、端末の表示画面に応じたWebページ生成することができる。
【0026】
更に、本発明は、請求項7に記載されるように、複数のフレーム毎に表示すべき前記Web情報及び前記他のWeb情報の相対パスを設定し、Webページを分割する該複数のフレームを定義したWebフレーム情報を生成するWebフレーム情報生成手段を有し、前記基準Web情報生成手段は、前記端末種別情報を前記Webフレーム情報へのパスに付加することにより作成した前記基準パスを含み、該端末から自動的に該パスへアクセスさせる前記基準Web情報を生成し、前記通信手段が、前記基準Web情報を前記端末の前記第一要求に対する応答として送信し、前記基準パスによって該端末から前記Webフレーム情報を要求する前記第二要求を受信すると、前記Webフレーム情報生成手段を実行するように構成することができる。
【0027】
このような情報処理装置において、端末にフレームによって分割されたWebページを提供する場合においても、基準パスを設定したWebフレーム情報を端末側から要求するようにするため、各フレームからアクセスされるWeb情報及び他のWeb情報は相対パスによってアクセスすることができ、且つ、端末種別情報を継承させることができる。
【0028】
また、本発明は、請求項8に記載されるように、前記表示情報生成手段は、前記第二要求によって指定される前記基準パスから取得した前記端末種別情報に基づいて、前記Webフレーム情報生成手段を無効とし、前記第一要求によって要求された前記Web情報の相対パスによって前記端末側から該Web情報が直接アクセスする前記Webページを生成するように構成することができる。
【0029】
このような情報処理装置において、端末がPC以外の場合にはフレーム情報を端末に送信せず直接Web情報をアクセスするWebページ生成して送信することができる。
【0030】
更に、本発明は、請求項9に記載されるように、画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段を制御する画像形成制御手段とを有し、前記Web情報生成手段と前記他のWeb情報生成手段との少なくとも1つのWeb情報生成手段は、前記画像形成制御手段から前記画像形成手段に関する情報を取得して、その取得した情報の基づいて前記Web情報を生成するように構成することができる。
【0031】
このような情報処理装置において、端末種別情報を継承しつつ、情報処理装置に実装される画像形成するプロッタ又はスキャナ等の機器のステータスをWeb情報として提供することができる。
【0032】
また、本発明は、請求項10に記載されるように、前記表示情報生成手段は、前記基準パスに基づいて共通に設定される前記端末種別情報に基づいて、前記Web情報生成手段又は前記他のWeb情報生成手段によって生成された前記Web情報又は前記他のWeb情報にイメージを付加した前記Webページを生成するように構成することができる。
【0033】
このような情報処理装置において、端末の表示画面が例えばPCより小さい場合、イメージの表示を行わないようにWebページを生成することができる。また、端末の表示画面がPCより大きい場合、より大きいイメージ又は複数のイメージを表示するようにWebページを生成することができる。
【0034】
更に、本発明は、請求項11に記載されるように、前記表示情報生成手段は、前記基準パスに基づいて共通に設定される前記端末種別情報に基づいて、前記Web情報生成手段又は前記他のWeb情報生成手段によって生成された前記Web情報又は前記他のWeb情報を前記端末に対応した文字サイズで表示する前記Webページを生成するように構成することができる。
【0035】
このような情報処理装置において、端末の表示画面が例えばPCより小さい場合、小さい文字サイズで表示するWebページを生成することができる。また、端末の表示画面がPCより大きい場合、大きい文字サイズで表示するWebページを生成することができる。
【0036】
また、本発明は、請求項12に記載されるように、前記表示情報生成手段は、前記基準パスに基づいて、前記Web情報生成手段又は前記他のWeb情報生成手段によって生成された前記Web情報又は前記他のWeb情報を前記端末に対応した文字数で表示する前記Webページを生成するように構成することができる。
【0037】
このような情報処理装置において、端末の表示画面が例えばPCより小さい場合、少ない文字数で表示するWebページを生成することができる。また、端末の表示画面がPCより大きい場合、文字数を多くして詳細にしたWebページを生成することができる。
【0038】
更に、前記課題を解決するための手段として、本発明は、上記情報処理装置における処理をコンピュータに行なわせるための情報処理方法とすることもできる。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0040】
本発明の一実施例に係る情報処理装置は、プリンタ、FAX、コピー等の複数の異なる画像形成機能の少なくとも1つを有すると共に、複数のWebアプリケーションによって画像形成に関する情報を提供する。本実施例において、説明の便宜上、主に、印刷処理又は印刷を行うプロッタに関する情報が提供される場合について説明する。
【0041】
図1は、本発明の一実施例に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図1において、情報処理装置100は、コンピュータによって制御される装置であって、CPU(中央処理装置)11と、ROM(Read−Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、不揮発性RAM(non−volatile Random Access Memory)14と、リアルタイムクロック15、イーサネット(登録商標)I/F(Ethernet(登録商標) Interface)21と、USB(Universal Serial Bus)22と、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1284 23と、ハードディスクI/F24と、エンジンI/F25と、RS−232C I/F26とで構成され、システムバスBに接続される。
【0042】
CPU11は、ROM12に格納されたプログラムに従って情報処理装置100を制御する。RAM13には、例えば、各インターフェース21から26に接続される資源に領域が割り当てられる。不揮発性RAM14には、情報処理装置100を制御するためにCPU11による処理で必要な情報が格納される。リアルタイムクロック15は、現時刻を計ると共に、処理を同期させる場合にCPU11によって使用される。
【0043】
イーサネット(登録商標)I/F21には、10BASE−T又は100BASE−TX等のイーサネット(登録商標)用インターフェースケーブルが接続される。USB22には、USB用インターフェースケーブルが接続される。IEEE1284 23には、IEEE1284用インターフェースケーブルが接続される。
【0044】
ハードディスクI/F24には、ハードディスク34が接続され、ネットワークを介して送信された印刷すべき文書の文書データ、又は、印刷処理後の画像データがハードディスクI/F24を介してハードディスク34に格納される。エンジンI/F25には、文書データに基づいて所定媒体に印刷を行うプロッタ35−1及び画像データを取り込むスキャナ35−2等が接続される。RS−232C I/F26には、オペレーションパネル36が接続され、ユーザへの情報の表示及びユーザから入力情報又は設定情報の取得が行われる。
【0045】
次に、図1に示すようなハードウェア構成を有し、複数の異なる画像形成処理を可能とし、かつ、複数のWebアプリケーションを有する情報処理装置100の機能構成について説明する。
【0046】
図2は、情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。図2において、情報処理装置100は、インターネット16を介して表示画面の利用形態の異なるクライアントPC41、携帯電話器42及びPDA(Personal Digital Assistants)端末43等の端末40と接続可能であって、各端末40からの要求に応じて、その要求に対する応答として情報を提供するコンピュータである。
【0047】
情報処理装置100は、主に、ネットワーク制御部101と、シーケンス制御ライブラリ110と、Webアプリ振分共通ライブラリ120と、Webページハンドラ200と、SOAP(Simple Object Access Protocol)ライブラリ201と、XML(eXtensible Markup Language)ライブラリ203と、XSLT(XSL Transformations)プロセッサ205と、Webページ機能(WPF)300と、プリンタ制御部103と、スキャナ制御部105とを有する。
【0048】
ネットワーク制御部101は、少なくともHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による通信制御を行うHTTPデーモン2を有し、HTTPに従って端末40から要求を受信し、その要求に対する応答としてその要求に応じた情報提供を行う。
【0049】
HTTPデーモン2は、端末40から要求を受信すると、複数のWebアプリケーション301において、ページ遷移した際にも端末40の表示画面での利用形態に関する属性を示す属性情報が継承されるようにする所定の処理を実行するために、要求で指定されるURL(Uniform Resource Locator)に仮の共通パス情報と、上記所定の処理を実行するためのWebアプリケーションIDとCGI(Common Gateway Interface)とを付加する。ページ遷移とは、表示されているWebページから、そのWebページにリンクされる他のWebページを表示させることを言う。
【0050】
HTTPデーモン2は、必要な情報を付加して、図3に示すようなURLを作成する。図3は、URL構成を示す図である。図3において、URLは、大きく共通パス情報60aと相対パス情報60bとで構成される。HTTPデーモン2が端末40から最初のページ要求を受信した際には、例えば、「http://AAA」のみがURLとして指定されており、このURLに対して、HTTPデーモン2は、所定の「/TERMINAL/PROFILE/LANG/webDefaultApl/defaul.cgi」を付加する。
【0051】
このようにして構成されたURLは、例えば、「http」等のアクセス手段を特定するプロトコル種別61と、「AAA」で示されるIPアドレス62と、「TERMINAL」で示される端末種別情報63aと、「PROFILE」で示されるプロファイル情報63bと、「LANG」で示される言語情報63cと、「webDefaultApl」で示されるWebアプリケーションID64と、「default.cgi」で示されるページ情報65とを有する。
【0052】
そして、プロトコル種別61と、IPアドレス62と、端末種別情報63aと、プロファイル情報63bと、言語情報63cとが共通パス情報60aとして、以後のページ遷移において継承され、ページ遷移によって跨るWebアプリケーション301との間で参照される。また、WebアプリケーションID64と、ページ情報65とが相対パス情報60bを構成する。
【0053】
図2に戻り、処理部の説明を続ける。
【0054】
シーケンス制御ライブラリ110は、インターネット16を介して行われるデータの送受信の処理シーケンスと各Webアプリケーション301とのデータの受け渡しの処理シーケンスとの違いを所定のシーケンス制御処理によって吸収する、複数のWebアプリケーション301に対して共通の処理部である。
【0055】
Webアプリ振分共通ライブラリ120は、端末40からの要求の解析及び端末40への応答を生成し、複数のWebアプリケーション301に対して共通の処理部である。Webアプリ振分共通ライブラリ120は、Webページハンドラ200にてXMLで記述された応答を、XSLTプロセッサ205によって各端末40の端末種別に応じたHTML(HyperText Markup Language)による表示形式に変換する。
【0056】
Webページハンドラ200は、Webアプリケーション301が解釈可能な処理言語と、端末40との間で行われる要求及び応答による通信制御で解釈される処理言語との変換を行う処理部である。Webページハンドラ200は、要求に対応するWebアプリケーション301をCGIを介して関数コールする。また、Webページハンドラ200は、Webページ機能300から通知された処理結果データをXMLで記述するために処理結果データのシリアライズ要求をSOAPライブラリ201に対して行う。
【0057】
SOAPライブラリ201は、C言語の変数で与えられた処理結果データをXMLによって記述することによってデータ変換をしてシリアライズする。本実施例において、シリアライズするとは、XMLによってWebページ機能300から通知された処理結果を記述することである。
【0058】
XMLライブラリ203は、SOAPライブラリ201に利用されることによってXMLで処理結果をシリアライズする。また、XMLライブラリ203は、XSLTプロセッサ205に利用されることによって、処理結果を示すHTMLを生成する。
【0059】
XSLTプロセッサ205は、端末40の要求で指定されるWebアプリケーション301に対応するXSL(eXtensible Stylesheet Language)に基づいて、XMLライブラリ203を利用することによってXMLで記述された処理結果をHTMLの記述に変換する。
【0060】
Webページ機能300は、Webページハンドラ200から関数コールされると、例えば、情報処理装置100に備えられた画像形成を制御するプリンタ制御部103又はスキャナ制御部105にAPI(Application Program Interface)17を介して問い合わせて、プロッタ35−1の状態又はスキャナ35−2の状態等を示す情報を取得し、その情報をWebページハンドラ200へ返す。また、Webページ機能300は、同様にして、API17を介してネットワーク制御部101へ問い合わせることによって取得した情報をWebページハンドラ200へ返す。
【0061】
次に、Webアプリケーションをするための詳細な構成を図4及び図5で説明する。図4は、Webアプリケーションの実行を説明するためのブロック図である。図5は、ハッシュリストを示す図である。図4において、Webページハンドラ200は、例えば、図3に示すようなURLの構成に基づいた情報提供が行えるように、端末40からの最初の要求時に実行されるデフォルトハンドラ210と、端末40からの指示によるページ遷移によって実行されるネットワーク設定ハンドラ220と、同様にページ遷移によって実行されるシステム構成情報提供ハンドラ230等を有する。
【0062】
Webページ機能300は、Webページハンドラ200の各ハンドラに対応して、Webデフォルトアプリ310と、Webネットワーク設定アプリ320と、Webシステム構成情報提供アプリ330等の複数のWebアプリケーション301を有する。
【0063】
端末40に初期画面が表示されるまでに、デフォルトハンドラ210は、図3に示されるURLの形式に従って指定されるページ情報65に基づいて、順に、「default.cgi」、「mainFrame.cgi」、「menuPage.cgi」、「topPage.cgi」、「headerPage.cgi」を介してWebデフォルトアプリ310を関数コールする。その結果、例えば、情報処理装置100に実装されたプロッタ35−1又はスキャナ35−2等の機器の状態が端末40に表示される。
【0064】
ネットワーク設定ハンドラ220は、端末40のユーザによって入力されたネットワーク設定情報を情報処理装置100内に設定するためのWebネットワーク設定アプリ320を関数コールする。また、システム構成情報提供ハンドラ230は、Webシステム構成情報提供アプリ330を関数コールすることによって、端末40からの要求に応じて情報処理装置100によって成されるシステムの構成情報を取得する。
【0065】
Webアプリ振分共通ライブラリ120は、URLからWebアプリケーションID64を取得し、図5(A)に示されるハッシュリスト50aを参照して、そのWebアプリケーションID64が「webDefaultApl」を示す場合、「default_handler」を実行する。WebアプリケーションID64が他のWebアプリケーションIDを示す場合についても同様に、ハッシュリスト50aを参照して、実行すべきWebアプリケーションに対応するハンドラを実行する。
【0066】
また、Webページハンドラ200の各ハンドラ210、220及び230は、指定されたURLからページ情報65を取得し、図5(B)に示されるハッシュリスト50bを参照して、対応する関数をコールする。例えば、ページ情報65が「topPage.cgi」を示す場合、ハッシュリスト50bから「topPage()」をコールすべき関数として取得する。ページ情報65が他のCGIを示す場合についても同様に、ハッシュリスト50bを参照して、コールすべき関数を取得する。
【0067】
更に、Webアプリ振分共通ライブラリ120は、XSLTプロセッサ205に対してXMLで記述された処理結果をHTMLに変換するXSL変換要求を行うために、Webページ機能IDとして指定されたURLからページ情報65を取得し、図5(B)に示されるハッシュリスト50bを参照して、対応するスタイルシートを取得する。例えば、ページ情報65が「topPage.cgi」を示す場合、Webアプリ振分共通ライブラリ120は、ハッシュリスト50bから「topPage.xsl」をXSL変換に必要なスタイルシートとして取得する。ページ情報65が他のCGIを示す場合についても同様に、ハッシュリスト50bを参照して、XSL変換に必要なスタイルシートを取得する。
【0068】
図4及び図5(B)において、Webページ機能IDとしてのURLのページ情報65が「default.cgi」である場合、default()関数が実行され、端末40の端末種別が決定され、HTTPデーモン2によって仮に作成されたURLの端末種別情報にその決定した端末種別が設定された初期画面が作成される。
【0069】
ページ情報65が「mainFrame.cgi」である場合、mainFrame()関数が実行され、初期画面を構成するフレーム毎に、呼び出すべき所定のCGIが設定される。例えば、mainFrame()関数によって、メニューページを表示するフレームと、トップページを表示するフレームと、ヘッダページを表示するフレームとが構成されるような情報が生成される。
【0070】
ページ情報65が「menuPage.cgi」である場合、menuPage()関数が実行され、メニューページを作成するための情報が生成される。ページ情報65が「topPage.cgi」である場合、topPage()関数が実行され、例えば、プロッタ35−1の状態がプリンタの状態として表示するトップページが作成するための情報が生成される。ページ情報65が「headerPage.cgi」である場合、headerPage()関数が実行され、ヘッダページを作成するための情報が生成される。
【0071】
また、ページ情報65が「netsetting.cgi」である場合、setting()関数が実行され、システム設定を行うためのページを作成するための情報が生成される。ページ情報65が「sysconfig.cgi」である場合、config()関数が実行され、システム構成を示す情報が生成される。
【0072】
説明の便宜上、WebアプリケーションIDの名称とWebページハンドラの名称とを統一させているが、このような名称に限定されるものではなく、図5(A)のようなハッシュリスト50aによって対応付けがなされれば良い。同様に、Webページ機能IDと、関数と、スタイルシートの名称を統一させているが、このような名称に限定されるものではなく、図5(B)のようなハッシュリスト50bによって対応付けがなされれば良い。
【0073】
次に、端末40からの最初の要求に対して情報提供が行われるまでの処理フローについて説明する。図6及び図7は、default.cgiによる処理フローを示す図である。
【0074】
図6において、端末40は、HTTPのGETメソッドを使用して、ユーザエージェント情報を付加した要求を行う(ステップS11)。端末40は、例えば、URL「http://AAA」を指定することによってその要求を行う。
【0075】
この要求を受信した情報処理装置100のHTTPデーモン2は、URL「http://AAA」に端末種別情報63aと、プロファイル情報63bと、言語情報63cと、WebアプリケーションID64と、ページ情報65とを付加してシーケンス制御ライブラリ110へこの要求を通知する(ステップS12)。例えば、HTTPデーモン2によって、端末種別情報63aとして「TERMINAL」、プロファイル情報63bとして「PROFILE」、言語情報63cとして「LANG」、WebアプリケーションID64として「webDefaultApl」、ページ情報65として「default.cgi」がURL「http://AAA」に付加され、「http://AAA/TERMINAL/PROFILE/LANG/webDefaultApl/default.cgi」がURLとして構成される。
【0076】
シーケンス制御ライブラリ110は、Webアプリ振分共通ライブラリ120を呼び出す(ステップS13)。その際、シーケンス制御ライブラリ110は、端末40との接続に関する情報を示すHTTP接続情報と、ハッシュリスト50a及び50b(以下、ハッシュリスト50a及び50bを総称してハッシュリストと言う)とを引数として設定する。このHTTP接続情報は、接続が切断されるまで端末40との接続を一意に特定する。
【0077】
Webアプリ振分共通ライブラリ120は、HTTPデーモン2によって生成されたURLに基づいて、「webDefaultApl」を示すWebアプリケーションID64に対応するWebページハンドラ200として、ハッシュリスト50aからデフォルトハンドラ210(「default_handler」)を特定して呼び出す(ステップS14)。
【0078】
Webページハンドラ200では、デフォルトハンドラ210が、URLから「default.cgi」を示すページ情報65を取得し、その「default.cgi」に対応するWebページ機能300として、ハッシュリスト50bからdefault()関数を特定して呼び出す(ステップS15)。この際、HTTP接続情報が引数として設定される。例えば、Webページ機能300がC言語で開発されている場合、Webページハンドラ200は、C言語の処理型に変換してdefault()関数をコールする。
【0079】
default()関数の実行によって、HTTP接続情報に基づいて、端末情報が解析され、決定した共通パス情報60aによって初期画面を呼び出すURLが作成される(ステップS16)。そのURLを含む処理結果データとしてWebページハンドラ200におけるデフォルトハンドラ210へ通知される(ステップS17)。default.cgiによる処理では、共通パス情報60aを決定し、決定した共通パス情報60aと初期画面のフレーム構成を決定するための相対パス情報60bとによってURLが設定される。例えば、共通パス情報60aとして「/pc/admin/ja」が決定され、相対パス情報60bとして、初期画面をフレームによって幾つかの表示領域に分割する「/webDefaultApl/mainFrame.cgi」を設定する。
【0080】
デフォルトハンドラ210は、処理結果データをXMLで記述するために、シリアライズ要求をSOAPライブラリ201に対して行う(ステップS18)。SOAPライブラリ201は、例えば、C言語の構造体で示される処理結果データに基づいて、DOM(Document Object Model)を作成し、必要な要素及び属性を追加して(ステップS19)、XMLライブラリ203によって処理結果データをXMLで記述する(ステップS20)。XMLで記述された処理結果データは、SOAPライブラリ203によってシリアライズ結果としてデフォルトハンドラ210に通知される(ステップS21)。Webページハンドラ200において、デフォルトハンドラ210は、通知されたシリアライズ結果を端末40に表示すべき表示データ「Response DOM」として、Webアプリ振分共通ライブラリ120へ通知する(ステップS22)。
【0081】
Webアプリ振分共通ライブラリ120は、XMLで記述される表示データを端末40の種別に応じたHTMLの記述に変換するために、ハッシュリスト50bを参照して、「default.cgi」を示すページ情報56に対応するスタイルシート「default.xsl」を取得して、XSLTプロセッサ205に対してXSL変換要求を行う(ステップS23)。この際、表示データ「Response DOM」と、スタイルシート「default.xsl」とが引数として設定される。
【0082】
XSL変換要求を受信したXSLTプロセッサ205は、引数で指定されたスタイルシート「default.xsl」を実行することによって、XMLで記述された表示データ「Response DOM」の構文を解析し(XMLパース)、DOMを作成し、要素及び属性を追加して(ステップS24)、XMLライブラリ203によってHTMLの記述に変換する(ステップS25)。XSLTプロセッサ205は、変換したHTMLの記述をXSL変換結果としてWebアプリ振分共通ライブラリ120へ通知する(ステップS26)。
【0083】
このように、ページ情報65が「default.cgi」の場合のWebページ機能300によってHTMLで記述された処理結果が、Webアプリ振分共通ライブラリ120にデフォルトHTMLとして出力される。デフォルトHTMLでは、HTMLで「mainFrame.cgi」が呼び出されるように記述され、デフォルトHTML応答として出力される。
【0084】
このデフォルトHTML応答は、順に、Webアプリ振分共通ライブラリ120からシーケンス制御ライブラリ110へ通知され(ステップS27)、シーケンス制御ライブラリ110からHTTPデーモン2へ通知される(ステップS28)。そして、HTTPデーモン2によって、HTTPに従ってデフォルトHTML応答がステップS11における端末40の要求に対する応答として送信され(ステップS29)、default.cgiによってWebデフォルトアプリ310を実行する処理フローを終了する。
【0085】
ステップS17では、共通パス情報60aを決定し、決定した共通パス情報60aを相対パス情報60bに付加するのみであるので、Webデフォルトアプリ310にて処理結果をHTMLで記述し、そのHTMLで記述された処理結果を出力するようにし、ステップS18からS26を省略しても良い。
【0086】
次に、図6のステップS16にてdefault()関数のコールによって実行される端末情報の解析処理について図8から図11で詳述する。図8は、端末情報の解析処理について説明するためのフローチャート図である。図9は、HTTP接続情報のデータ構造を示す図である。図10は、HTTP要求情報のデータ構造を示す図である。図11は、ヘッダ情報リストを示す図である。図9から図11に示されるデータ構造は、図8に示される端末情報の解析処理にて参照されるデータ構造である。
【0087】
図8での解析処理を説明する前に、図9から図11に示される各データ構造について説明する。図9において、HTTP接続情報340は、接続毎に生成される情報であって、「HTTP_REQUEST_INFO  *request」にて示される記述346は端末40からの要求の内容へのポインタを示し、「HTTP_RESPONSE_INFO  *response」にて示される記述347は端末40への応答の内容へのポインタを示す。この記述346によって指定されるポインタの先には、HTTP要求情報が図10に示すように格納されている。
【0088】
図10において、HTTP要求情報350は、リクエストをした側の端末40のアドレスを示すリモートアドレス351と、そのリクエストを受信した側のホストアドレスを示すローカルアドレス352と、POST、GET等のリクエストメソッド353と、リクエストのURLを示すリクエストURL354と、リクエストのHTTPバージョン355と、ヘッダ情報のリスト360と、エンコードされた情報のリスト357とを有する。
【0089】
リクエストのURL354には、図3に示されるような共通パス情報60aと相対パス情報60bとで構成されるURLがシーケンス制御ライブラリ110によって設定される。HTTP要求情報350は、HTTP接続情報340がWebページハンドラ200とWebページ機能300とへ通知されることによって、同時に通知される。従って、各Webページハンドラ200と各Webアプリケーション301は、共通パス情報60aを参照できる。
【0090】
そして、ヘッダ情報リスト360は、例えば、図11に示すような情報によって構成される。図11において、ヘッダ情報リスト360は、「User−Agent:Mozilla/4.0{compatible;MSIE 6.0;Windows(登録商標) NT 5.0;Q312461;NET CLR 1.0.3705}にて示されるユーザエージェント情報365を有する。このユーザエージェント情報365は、端末40の種別を示し、この記述を解析することによって、端末40での表示画面に応じた情報提供をすることができる。
【0091】
図8において、default()関数のコールによって、Webデフォルトアプリ310は、HTTP接続情報340からHTTP要求情報350を取得する(ステップS1)。更に、Webデフォルトアプリ310は、HTTP要求情報350からユーザエージェント情報365を取得する(ステップS2)。そして、Webデフォルトアプリ310は、ユーザエージェント情報365のWebブラウザ種別に基づいて、Webブラウザ種別―端末種別対応表(図12)を参照して、端末40の端末種別を特定する(ステップS3)。
【0092】
Webデフォルトアプリ310は、Webブラウザ種別で端末種別が判断できたか否かを判断する(ステップS4)。判断できる場合、ステップS38へ進む。判断できない場合、ユーザエージェント情報365のWebブラウザOSに基づいて、WebブラウザOS−端末種別対応表を参照して、端末40の端末種別を特定する(ステップS5)。
【0093】
Webデフォルトアプリ310は、WebブラウザOSで端末種別が判断できたか否かを判断する(ステップS6)。判断できない場合、サポート対象外であることを示すエラー情報を出力し(ステップS7)、端末情報の解析処理を終了する。ステップS7において、Webデフォルトアプリ310は、サポート対象外であることを示すエラー情報を出力する代わりに、所定の端末種別を端末40の端末種別として設定し、ステップS8へ進むようにしても良い。
【0094】
一方、ステップS4又はS6にて、端末種別が判断できる場合、Webデフォルトアプリ310は、URLの端末種別情報63aに端末種別を設定し(ステップS8)、端末情報の解析処理を終了する。
【0095】
図12は、Webブラウザ種別―端末種別対応表を示す図である。図12において、Webブラウザ種別―端末種別対応表370は、Webブラウザ種別と端末種別等の項目を有し、Webブラウザ種別に応じた端末種別が管理される。
【0096】
Webブラウザ種別として、例えば、「DOCOMO(登録商標)」、「xiino(登録商標)」、「MSPIE(登録商標)」、「HandHTTP(登録商標)」、「MSIE(登録商標)」、「Mozilla(登録商標)」、「mozilla/5(登録商標)」、「Netscape6(登録商標)」等が管理される。
【0097】
端末種別として、「IMODE(登録商標)」、「PDA」、「0」、「PC」等がある。Webブラウザ種別「DOCOMO(登録商標)」に対応する端末種別は「IMODE(登録商標)」であり、Webブラウザ種別「xiino(登録商標)」、「MSPIE(登録商標)」、「HandHTTP(登録商標)」に対応する端末種別は「PDA」であり、Webブラウザ種別「Mozilla(登録商標)」、「Mozilla(登録商標)」、「mozilla/5(登録商標)」、「Netscape6(登録商標)」に対応する端末種別は「PC」である。端末種別は、上記以外に限定されるものではなく、更に多くの種別があっても良い。
【0098】
端末種別「0」は、端末種別を特定できないことを示す。図8のステップS4での判断処理において、判断できない場合に相当する。例えば、InternetExploer(登録商標)からの要求である場合、通常、端末種別が「PDA」の場合にはユーザエージェント情報365にWebブラウザ種別「MSPIE」が設定され、端末種別が「PC」の場合にはユーザエージェント情報365にWebブラウザ種別「MSIE」が設定される。しかしながら、端末種別が「PDA」の場合であっても、ユーザエージェント情報365にWebブラウザ種別「MSIE」が設定されることがある。従って、Webブラウザ種別「MSIE」に対応する端末種別を予め特定することができないため、「0」が設定されている。
【0099】
このように端末種別を特定できない場合、図13に示すような対応表が参照される。図13は、WebブラウザOS−端末種別対応表を示す図である。図13において、WebブラウザOS−端末種別対応表380は、WebブラウザOSと端末種別等の項目を有し、WebブラウザOSに応じた端末種別が管理される。
【0100】
WebブラウザOSとして、例えば、「Windows(登録商標)3.1」、「Windows(登録商標)95」、「Windows(登録商標)98」、「Windows(登録商標)ME」、「Windows(登録商標)NT」、「Windows(登録商標)2000」、「Windows(登録商標)XP」、「Mac 68K(登録商標)」、「Mac PowerPC(登録商標)」、「Solaris(登録商標)」、「Linux(登録商標)」、「FreeBSD(登録商標)」、「AIX(登録商標)」、「IRIX(登録商標)」、「HP(登録商標)」、「OS/2(登録商標)」、「Windows(登録商標)CE」等が管理される。
【0101】
端末種別として、「PDA」、「PC」等がある。携帯電話器42は、端末種別「PDA」に含む。図13に示すWebブラウザOS−端末種別対応表380において、WebブラウザOS「Windows(登録商標)3.1」から「OS/2(登録商標)」に対応する端末種別は「PC」であり、WebブラウザOS「Windows(登録商標)CE」に対応する端末種別は「PDA」である。
【0102】
このようにWebブラウザ種別―端末種別対応表370とWebブラウザOS―端末種別対応表380とによって端末種別を特定することができる。
【0103】
default.cgiによるデフォルトHTML出力について図14で説明する。図14は、デフォルトHTML出力の例を示す図である。図14において、デフォルトHTML400は、端末40にて表示されることはなく、Java(登録商標)Script(登録商標)の記述401によって、トップページを呼び出すためのスクリプトが実行される。
【0104】
「self.document.cookie=”cookieOnOffchecker=on; path=/”」で示される記述402によって、端末40のWebブラウザの情報をcookieによって取得し、「self.location.pathname=”/pc/admin/ja/webDefaultApl/mainframe.cgi”」で示される記述403によって、端末種別「PC」を継承して、Webページ機能300のWebデフォルトアプリ310が実行される、つまり、「mainframe.cgi」によってメインフレームHTMLを要求する。記述403によって、以後ユーザによって行われる一連のページ遷移において、<a href>タグで指定される相対パスの基準となる絶対パスが指定されたことになる。
【0105】
尚、インターネット16を介してクライアントPC41に情報が提供される場合、画面をフレームによって複数に分割することがよく行われる。図14では、そのような場合のデフォルトHTML出力の例を示している。一方、フレームによって画面を分割しないで初期画面を表示する場合は、例えば、記述403は、「self.location.pathname=”/pc/admin/ja/webDefaultApl/topPage.cgi”」のように記述され、提供されるべき情報を表示するためのトップページが直接呼ばれるように設定される。
【0106】
以下、画面がフレームによって分割されるような場合に端末40の端末種別に応じた情報提供が行われる処理について説明をする。
【0107】
以後、ページ遷移が行われた際には、相対パス情報60bのみが指定されるため、共通パス情報60aに含まれる端末種別「PC」が常に継承されることになる。つまり、同一の共通パス情報60aを複数のWebアプリケーション301が参照する。
【0108】
図15及び図16は、mainFrame.cgiによる処理フローを示す図である。図15において、端末40は、メインフレームHTMLを要求する(メインフレームHTML要求)(ステップS31)。「/pc/admin/ja/webDefaultApl/mainFrame.cgi」が指定され、formデータが添付されたGETメソッドでメインフレームHTML要求が行われる。
【0109】
情報処理装置100のHTTPデーモン2は、HTTP接続情報340とハッシュリストとをシーケンス制御ライブラリ110に通知する(ステップS32)。
【0110】
この場合、HTTPデーモン2によって、HTTP接続情報340と関連付けされるHTTP要求情報350のリクエストメソッドには「GET」が設定され、リクエストのURL354には「/pc/admin/ja/webDefaultApl/mainFrame.cgi」が指定される。この指定によって、以後、端末40から相対パスによって要求を受信した場合、「/pc/admin/ja」を示す共通パス情報60aが参照可能となる。従って、端末40の端末種別が「PC」であることが分かる。また、HTTPデーモン2によって、ハッシュリストに受信したformデータが設定される。
【0111】
シーケンス制御ライブラリ110は、Webアプリ振分共通ライブラリ120を呼び出す(ステップS33)。その際、シーケンス制御ライブラリ110は、端末40との接続に関する情報を示すHTTP接続情報と、ハッシュリストとを引数として設定する。
【0112】
Webアプリ振分共通ライブラリ120は、URLに基づいて、「webDefaultApl」を示すWebアプリケーションID64に対応するWebページハンドラ200として、ハッシュリスト50aからデフォルトハンドラ210(「default_handler」)を特定して呼び出す(ステップS34)。
【0113】
Webページハンドラ200では、デフォルトハンドラ210が、URLから「mainFrame.cgi」を示すページ情報65を取得し、その「mainFrame.cgi」に対応するWebページ機能300として、ハッシュリスト50bからmainFrame()関数を特定して呼び出す(ステップS35)。この際、HTTP接続情報が引数として設定される。例えば、Webページ機能300がC言語で開発されている場合、Webページハンドラ200は、C言語の処理型に変換してmainFrame()関数をコールする。
【0114】
mainFrame()関数の実行によって、初期画面(topPage.cgi)を構成するフレーム情報が作成される(ステップS36)。そのフレーム情報が処理結果データとして、Webページハンドラ200におけるデフォルトハンドラ210へ通知される(ステップS37)。
【0115】
以下、ステップS38、S39、S40、S41及びS42によるXMLで記述するシリアライズの処理は、上記ステップS18、S19、S20、S21及びS22での処理と同様であるのでその説明を省略する。
【0116】
Webアプリ振分共通ライブラリ120は、XMLで記述される表示データを端末40の種別に応じたHTMLの記述に変換するために、ハッシュリスト50bを参照して、「mainFrame.cgi」を示すページ情報56に対応するスタイルシート「mainFrame.xsl」を取得して、XSLTプロセッサ205に対してXSL変換要求を行う(ステップS43)。この際、表示データ「Response DOM」と、スタイルシート「mainFrame.xsl」とが引数として設定される。
【0117】
XSL変換要求を受信したXSLTプロセッサ205は、引数で指定されたスタイルシート「mainFrame.xsl」を実行することによって、端末種別に応じたテンプレートをスタイルシートの記述から選択し、XMLで記述された表示データ「Response DOM」の構文を解析し(XMLパース)、DOMを作成し、要素及び属性を追加して(ステップS44)、XMLライブラリによってHTMLの記述に変換する(ステップS45)。端末種別情報63aが「PC」を示す場合、画面をフレームによって複数の画面に分割するHTMLが出力される。一方、端末種別情報63aが「PDA」を示す場合、直接トップページを呼び出すためのJava(登録商標)Script(登録商標)が記述されたHTMLが出力される。
【0118】
XSLTプロセッサ205は、変換したHTMLの記述をXSL変換結果としてWebアプリ振分共通ライブラリ120へ通知する(ステップS46)。
【0119】
ページ情報65が「mainFrame.cgi」の場合のWebページ機能300によってHTMLで記述された処理結果が、Webアプリ振分共通ライブラリ120にメインフレームHTMLとして出力される。メインフレームHTMLでは、メニューページを構成するフレームからは「menuPage.cgi」が呼び出され、トップページを構成するフレームからは「topPage.cgi」が呼び出され、ヘッダページを構成するフレームからは「headerPage.cgi」が呼び出されるように、HTMLで記述される。
【0120】
このメインフレームHTML応答は、順に、Webアプリ振分共通ライブラリ120からシーケンス制御ライブラリ110へ通知され(ステップS47)、シーケンス制御ライブラリ110からHTTPデーモン2へ通知される(ステップS48)。そして、HTTPデーモン2によって、HTTPに従ってメインフレームHTML応答がステップS31における端末40の要求に対する応答として送信され(ステップS49)、mainFrame.cgiによって実行される処理フローを終了する。
【0121】
端末40がクライアントPC41である場合のmainFrame.cgiによるメインフレームHTML出力について図17で説明する。図17は、PC用のメインフレームHTML出力の例を示す図である。図17において、メインフレームHTML410は、記述411によって端末40のWebブラウザ上に3つのフレームを作成し、各<frame>タグからページをCGIで呼び出す。
【0122】
<frame noresize src=”/webDefaultApl/headerPage.cgi” name=”header” marginheight=”0” marginwidth=”0” scrolling=”no”>によって示される記述412は、フレーム内にヘッダページを表示する。「/webDefaultApl/headerPage.cgi」で示される記述413によって,
「webDefaultApl」に基づいてデフォルトハンドラ210が実行され、「headerPage.cgi」に基づいてWebデフォルトアプリ310のheaderPage()関数が実行され、ヘッダページがフレーム内に表示される。
【0123】
また、<frame src=”/webDefaultApl/menuPage.cgi” name=”menu”marginheight=”0” marginwidth=”0” scrolling=”auto”>によって示される記述414は、フレーム内にメニューページを表示する。「/webDefaultApl/menuPage.cgi」で示される記述415によって、「webDefaultApl」に基づいてデフォルトハンドラ210が実行され、「menuPage.cgi」に基づいてWebデフォルトアプリ310のmenuPage()関数が実行され、メニューページがフレーム内に表示される。
【0124】
更に、<frame src=”/webDefaultApl/topPage.cgi” name=”top” marginheight=”0” marginwidth=”0” scrolling=”auto”>によって示される記述416は、フレーム内にトップページを表示する。「/webDefaultApl/topPage.cgi」で示される記述417によって、「webDefaultApl」に基づいてデフォルトハンドラ210が実行され、「topPage.cgi」に基づいてWebデフォルトアプリ310のtopPage()関数が実行され、トップページがフレーム内に表示される。
【0125】
記述412、414及び416は、相対パス情報60bを指定するのみであるから、共通パス情報60aがURLで指定されることになる。
【0126】
図17において、端末40が携帯電話器42又はPDA端末43である場合、フレームを構成せずに、topPage.cgiのみを呼び出すように構成される。例えば、HTMLの記述は、図14に示すデフォルトHTML出力と同様の記述であるが、jumpToMainFrame()の代わりに、self.location.pathname=”/pda/admin/ja/webDefaultApl/topPage.cgi”によって直接topPage.cgiを呼び出すようなjumpToTopPage()が使用される。
【0127】
図18及び図19は、topPage.cgiによる処理フローを示す図である。図18において、端末40は、情報処理装置100に備えられたプロッタ35−1又はスキャナ35−2のステータスを表示するHTMLを要求する(トップページHTML要求)(ステップS51)。「topPage.cgi」が指定され、formデータが添付されたGETメソッドでトップページHTML要求が行われる。
【0128】
情報処理装置100のHTTPデーモン2は、HTTP接続情報340とハッシュリストとをシーケンス制御ライブラリ110に通知する(ステップS52)。この場合、HTTPデーモン2によって、HTTP接続情報340と関連付けされるHTTP要求情報350のリクエストメソッドには「GET」が設定され、リクエストのURLには「topPage.cgi」が指定される。また、HTTPデーモン2によって、ハッシュリストに受信したformデータを設定する。
【0129】
シーケンス制御ライブラリ110は、Webアプリ振分共通ライブラリ120を呼び出す(ステップS53)。その際、シーケンス制御ライブラリ110は、端末40との接続に関する情報を示すHTTP接続情報340と、ハッシュリストとを引数として設定する。
【0130】
Webアプリ振分共通ライブラリ120は、URLに基づいて、「webDefaultageApl」を示すWebアプリケーションID64に対応するWebページハンドラ200として、ハッシュリスト50aからデフォルトハンドラ210(「default_handler」)を特定して呼び出す(ステップS54)。
【0131】
Webページハンドラ200では、デフォルトハンドラ210が、URLから「topPage.cgi」を示すページ情報65を取得し、その「topPage.cgi」に対応するWebページ機能300として、ハッシュリスト50bからtopPage()関数を特定して呼び出す(ステップS55)。この際、HTTP接続情報340が引数として設定される。例えば、Webページ機能300がC言語で開発されている場合、Webページハンドラ200は、C言語の処理型に変換してtopPage()関数をコールする。
【0132】
topPage()関数の実行によって、Webデフォルトアプリ310は、初期画面(topPage.cgi)に機器(例えば、プリンタとしてのプロッタ35−1)のステータスを表示するために、API17を介してネットワーク制御部101に対して、デバイス名、コメント等の情報を要求する(ステップS56−2)。ネットワーク制御部101は、その要求に応じてデバイス名、コメント等の情報を通知する(ステップS56−4)。
【0133】
Webページ機能300のWebデフォルトアプリ310は、例えば、プリンタのステータスを、API17を介してプリンタ制御部103に対して要求する(プリンタステータス要求)(ステップS56−6)。プリンタ制御部103は、プロッタ35−1の状態をプリンタステータスとしてWebデフォルトアプリ310へ通知する(ステップS56−8)。
【0134】
そして、Webデフォルトアプリ310は、そのプリンタステータスと、HTTP要求情報350のリクエストのURL345から端末種別情報63aと、プロファイル情報63bと、言語情報63cとを、処理結果データとして、Webページハンドラ200におけるデフォルトハンドラ210へ通知する(ステップS57)。
【0135】
以下、ステップS58、S59、S60、S61及びS62によるXMLで記述するシリアライズの処理は、上記ステップS18、S19、S20、S21及びS22での処理と同様であるのでその説明を省略する。
【0136】
Webアプリ振分共通ライブラリ120は、XMLで記述される表示データを端末40の種別に応じたHTMLの記述に変換するために、ハッシュリスト50bを参照して、「topPage.cgi」を示すページ情報56に対応するスタイルシート「topPage.xsl」を取得して、XSLTプロセッサ205に対してXSL変換要求を行う(ステップS63)。この際、表示データ「Response DOM」と、スタイルシート「topPage.xsl」とが引数として設定される。
【0137】
XSL変換要求を受信したXSLTプロセッサ205は、引数で指定されたスタイルシート「topPage.xsl」を実行することによって、端末種別に応じたテンプレートをスタイルシートの記述から選択し、XMLで記述された表示データ「Response DOM」の構文を解析し(XMLパース)、DOMを作成し、要素及び属性を追加して(ステップS64)、XMLライブラリによってHTMLの記述に変換する(ステップS65)。
【0138】
XSLTプロセッサ205は、変換したHTMLの記述をXSL変換結果としてWebアプリ振分共通ライブラリ120へ通知する(ステップS66)。
【0139】
ページ情報65が「topPage.cgi」の場合のWebページ機能300によってHTMLで記述された処理結果が、Webアプリ振分共通ライブラリ120にトップページHTMLとして出力される。トップページHTMLでは、プロッタ35−1の状態に関する情報がHTMLで記述される。
【0140】
このトップページHTML応答は、Webアプリ振分共通ライブラリ120からシーケンス制御ライブラリ110へ通知され(ステップS67)、シーケンス制御ライブラリ110からHTTPデーモン2へ通知される(ステップS68)。そして、HTTPデーモン2によって、HTTPに従ってトップページHTML応答がステップS51における端末40の要求に対する応答として送信され(ステップS69)、topPage.cgiによってを実行される処理フローを終了する。
【0141】
端末40がクライアントPC41である場合、上記同様にして、各フレームから呼び出されたHeaderPage.cgi及びmenuPage.cgiによる処理が実行され、フレームによって分割された画面がクライアントPC41のWebブラウザに表示される。一方、端末40が携帯電話器42又はPDA端末43である場合、フレームによる画面の分割は行われないので、一つの画面上にトップページのみが表示される。
【0142】
XMLで記述された処理結果について説明する。図20は、XMLで記述されたtopPage.cgiによる処理結果の例を示す図である。
【0143】
図20に示されるXML420において、<networkResponse>から</networkResponse>までで示される記述421によってWebデフォルトアプリ310のtopPage()関数による処理結果が示される。<terminal>pc</terminal>で示される記述422は、端末40がクライアントPC41であることを示し、<language>ja</language>で示される記述423は、端末40のWebブラウザの言語が日本語であることを示し、<profile>admin</profile>で示される記述424は、端末40の利用者が管理者であることを示している。記述422から424は、URLの共通パス情報60aの端末種別情報63a、プロファイル情報63b、言語情報63cに基づく情報である。
【0144】
<deviceName>Printer 1</deviceName>で示される記述425は、機器名が「Printer 1」であることを示す。<comment>XXXXXXXXX</comment>で示される記述426は、「Printer 1」に関するコメントが「XXXXXXXXX」であることを示す。<status>Ready</status>で示される記述427は、「Printer 1」の状態が「正常」であることを示す。
【0145】
Webページハンドラ200が、Webページ機能300よる処理結果データをXMLで記述してシリアライズする機能を有するため、Webページ機能300の各Webアプリケーション301は、それぞれに端末種別に対応する処理部を有する必要がない。
【0146】
このようにXMLで記述されシリアライズされた処理結果データを端末種別に基づいて、XSLTプロセッサ205によってHTMLに変換するためのスタイルシートについて図21で説明する。図21は、処理結果をXMLからHTMLに変換するためのXSLの記述例を示す図である。
【0147】
図21に示されるXSL430において、記述431によって、図20のXML420の記述422で示される<terminal>タグで囲まれた要素に「pda」の文字列が含まれているか否か、すなわち、XML420はPDA端末用の処理結果であるか否かが判断される。「pda」の文字列が含まれている場合は記述432によってPDA端末用のテンプレートが適用され、「pda」の文字列が含まれていない場合は記述433によって一般PC用のテンプレートが適用される。記述434にはPDA端末用のテンプレートが記述され、記述435には一般PC用のテンプレートが記述される。なお、それぞれのテンプレートについては図中では詳述していない。
【0148】
例えば、PDA端末用のテンプレートを記述する記述434では、携帯電話器42又はPDA端末43の表示画面のサイズを考慮して、PC用では表示されるイメージを表示しない、PCより小さいフォントサイズを指定する、PCより少ない文字数を指定するなどの記述となる。
【0149】
XSLによってXMLをHTMLに変換する機能をWebアプリ振分共通ライブラリ120が有することによって、一元的に端末種別に応じたHTMLの作成を行うことができる。よって、Webページ機能300における各Webアプリケーション301は、それぞれに端末種別に対応する処理部を有する必要がない。
【0150】
このようにXMLからHTMLへ変換するXSLを各Webアプリケーション301に応じて予め用意しておくことによって、それぞれの処理結果を示すHTMLを端末40に提供し、端末40のWebブラウザによってその処理結果が表示される。
【0151】
端末40がクライアントPC41の場合、Webデフォルトアプリ310のtopPage()関数の処理結果を示すHTMLは、例えば、図22に示されるように記述される。図22は、topPage.cgiの処理結果を示すPC用のHTMLの記述例を示す図である。図22において、PC用のHTML440は、端末40がクライアントPC41の場合に提供され、記述441によってWebデフォルトアプリ310のtopPage()関数の処理結果がクライアントPC41のWebブラウザに表示される。
【0152】
<font size=”4”>システムステータス</font>を示す記述442は、「システムステータス」をフォントサイズ4で表示することを示している。<img src=“printer.gif”>を示す記述443は、イメージを表示することを示している。<p>システム名:Printer 1</p>を示す記述445は、「システム名:Printer 1」を表示することを示し、<p>コメント:XXXXXXXXX</p>を示す記述446は、「コメント:XXXXXXXXX」を表示することを示し、<p>システムの状態:正常</p>を示す記述447は、「システムの状態:正常」を表示することを示している。
【0153】
このようなPC用のHTML440によって、クライアントPC41のWebブラウザには、図23に示すような画面が表示される。図23は、クライアントPCでのシステムステータスの表示例を示す図である。図23において、mainFrame.cgiによって画面450が3つのフレームで構成され、各フレームには、headerPage.cgiによってヘッダページが表示され、menuPage.cgiによってメニューページが表示され、topPage.cgiによってトップページが表示される。
【0154】
トップページには、図22に示すHTML240の記述442によって「システムステータス」を示すテキスト452が表示され、記述444によってイメージ454が表示され、記述445によって「システム名:Printer 1」を示すテキスト455が表示され、記述446によって「コメント:XXXXXXXXX」を示すテキスト456が表示され、記述447によって「システムの状態:正常」を示すテキスト457が表示される。
【0155】
また、ヘッダページを表示するフレームには、例えば、「AAAAAA」等のヘッダとしての情報が表示される。メニューページを表示するフレームには、例えば、選択可能なメニュー項目として「システムステータス」、「ネットワーク設定」、「機器構成情報」等のテキスト459が表示される。
【0156】
「ネットワーク設定」のHTMLの記述は、例えば、<p><a href=”../webNetsettingApl/netsetting.cgi” target=”top”>ネットワーク設定</a></p>のように記述される。このURLには、相対パス情報60bのみが設定されているため、共通パス情報60aがそのまま継承され、「ネットワーク設定」に関する情報はPC用にトップページに表示される。つまり、WebアプリケーションIDを示す「webNetsettingApl」からが相対パスとして設定されており、「../」の記述によって現在の端末種別情報53aが継承される。また、「target=”top”」の記述によって、「ネットワーク設定」に関する情報はPC用にトップページに表示される。
【0157】
「機器構成情報」のHTMLの記述についても同様に、<p><a href=”../webSysconfigApl/sysconfig.cgi” target=”top”>機器構成情報</a></p>のように記述される。従って、このURLには、相対パス情報60bのみが設定されているため、共通パス情報60aがそのまま継承され、「機器構成情報」に関する情報はPC用にトップページに表示される。
【0158】
クライアントPC41が本発明に係る情報処理装置100に対して情報を要求した場合、画面450のように表示されるが、携帯電話器42又はPDA端末43が同じ情報を要求した場合、図24に示すようなPDA端末用のHTMLが作成され、図25のような画面がPDA端末43に表示される。
【0159】
図24は、topPage.cgiの処理結果を示すPDA端末用のHTMLの記述例を示す図である。図24において、PDA端末用のHTML440aは、端末40がPDA端末43の場合に提供され、記述441aによってWebデフォルトアプリ310のtopPage()関数の処理結果がPDA端末43のWebブラウザに表示される。
【0160】
<font size=”3”>システムステータス</font>を示す記述442aは、「システムステータス」をフォントサイズ3で表示することを示している。記述442aでは、PDA端末43用に文字フォントが小さく設定される。
【0161】
PDA端末用のHTML440aには、PC用のHTML440の記述443に相当する記述が存在しない。
【0162】
PC用のHTML440の記述445及び446と同様に、<p>システム名:Printer 1</p>を示す記述445aは、「システム名:Printer1」を表示することを示し、<p>コメント:XXXXXXXXX</p>を示す記述446aは、「コメント:XXXXXXXXX」を表示することを示す。
【0163】
クライアントPC41に比べて表示領域の小さいPDA端末43では、PC用のHTML440の記述447に相当する記述447aにおいて、「システムの状態:正常」を表示する代わりに、例えば、「状態:正常」を表示することを示し、表示文字数を少なくして表示する。
【0164】
また、PDA端末43では画面をフレームによって複数に分割することが適切でないため、クライアントPC41では他のフレームに表示される情報を、PDA端末43では1つの画面(ページ)内に表示する必要がある。記述448aは、PC用ではメニューページを表示するHTMLに記述されるものであって、PDA端末用のHTML440aでは、<p><a href=”../webNetsettingApl/netsetting.cgi”>ネットワーク設定</a></p>及び<p><a href=”../webSysconfigApl/sysconfig.cgi”>機器構成情報</a></p>のように記述し、クライアントPC41のメニューページに表示される選択可能な項目のうち「ネットワーク設定」と「機器構成情報」とを表示することを示す。記述448aにおいて、PC用のHTML440では、表示すべきフレームをtarget=”top”によって指定していたが、その記述が削除される。
【0165】
このようなPDA端末用のHTML440aによって、PDA端末43のWebブラウザには、図25に示すような画面が表示される。図25は、PDAでのシステムステータスの表示例を示す図である。図25において、画面450aは、フレームによって分割されない1つの画面で構成される。
【0166】
画面450aには、図24に示すHTML240aの記述442aによって「システムステータス」を示すテキスト452aが表示され、クライアントPC41には表示されるイメージを表示することなく、記述445aによって「システム名:Printer 1」を示すテキスト455が表示される。記述446aによって「コメント:XXXXXXXXX」を示すテキスト456aが表示され、記述447aによってクライアントPC41より文字数の少ない「状態:正常」を示すテキスト457aが表示される。
【0167】
更に、クライアントPC41ではメニューページに表示される選択可能な「ネットワーク設定」及び「機器構成情報」が、記述448aによって選択可能な「ネットワーク設定」及び「機器構成情報」を示すテキスト458aとして表示される。
【0168】
画面450aが携帯端末42又はPDA端末43に表示された状態で、PDA端末43のユーザが「ネットワーク設定」を選択すると、共通パス情報60aが継承され相対パス情報60bのみが「ネットワーク設定」を示すURLに変更されるため、図26に示すような画面が携帯端末42又はPDA端末43に表示される。図26は、PDA端末でのネットワーク設定の表示例を示す図である。
【0169】
図26において、画面460aは、画面450aからページ遷移して表示された画面であって、ページ遷移時に共通パス情報60aが継承されるため、携帯端末42又はPDA端末43の表示画面のサイズに応じて「ネットワーク設定」のページが表示される。携帯端末42又はPDA端末43の利用者は、表示画面のサイズに合せて「ネットワーク設定」のページを表示させるための設定を何ら行なわない。
【0170】
従来のような端末40の端末種別が識別されない情報処理装置に対して、ページ遷移を行うと、クライアントPC41への表示画面のサイズに応じた表示が成されるため、図27に示すような情報提供となってしまう。端末種別情報53aが継承されないため、大き過ぎる文字で表示されていまい、携帯端末42又はPDA端末43の表示画面に適した情報を提供することができない。
【0171】
本願発明によれば、HTTPデーモン2が、端末40からの最初の要求を受信した時にdefault.cgiを呼び出すようにURLを構成するため、default.cgiによって共通パス情報60aを持ったURLを情報処理装置100にて自動的に設定することができる。従って、端末40の利用者は、表示画面を意識した情報の入力を行う必要がない。
【0172】
共通パス情報60aを相対パス情報60bの前に構成するため、ページからのリンクは相対パスを指定するのみで良く、HTMLの作成を容易とすることができる。
【0173】
また、情報処理装置100は、スタイルシートを用いて、共通パス情報60aの端末種別情報53aに基づいて、XMLからHTMLへの変換を行う。従って、情報処理装置100において、Webアプリケーション301の開発者は、端末種別を意識したアプリケーション開発をする必要がなく、開発者の負担を軽減することができる。つまり、各Webアプリケーション301は、端末種別の違いに依存せずに、統一した処理結果を出力することができる。例えば、表示画面のサイズの違い、フレームによる表示画面の分割等が、Webアプリケーション301の開発に影響を与えることがない。
【0174】
上記実施例において、端末種別として、クライアントPC41を「PC」、携帯電話器42及びPDA端末43を「PDA」として分類したが、表示画面に応じた分類が可能であれば良いため、「PC」、「PDA」の他に更に多くの端末種別があっても良い。また、分類は表示画面の特性に応じた分類であればよい。
【0175】
また、本願発明は、端末40として巨大スクリーンが情報処理装置100に接続される場合にも適応することができる。つまり、巨大スクリーンに応じて、文字を大きく変更したり、文字数を多くして情報量を多くしたりすることが可能となる。また、より大きいイメージ又は複数のイメージを表示して、効果的に情報を提供することができる。
【0176】
このような端末40に応じた情報を提供するために、本発明に係る情報処理装置100では、各スタイルシート430の端末種別に応じたテンプレートにて、Webページ機能300から提供される処理結果の表示形式を調整及びイメージ等の付加を行なっている。
【0177】
【発明の効果】
以上、説明してきたように、本願発明によれば、端末からの要求時に端末種別が共通パス情報としてURLの一部に設定されるため、複数のWebアプリケーション間でページ遷移した場合においても、端末のWebブラウザに常に同一の端末種別に対応した情報提供を行うことができる。また、処理結果のXMLによる記述と、端末種別を判断してXMLからHTMLへ変換する処理とを、複数のWebアプリケーションから切り離して構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。
【図3】URL構成を示す図である。
【図4】Webアプリケーションの実行を説明するためのブロック図である。
【図5】図5は、ハッシュリストを示す図である。
【図6】default.cgiによる処理フローを示す図である。
【図7】default.cgiによる処理フローを示す図である。
【図8】端末情報の解析処理について説明するためのフローチャート図である。
【図9】HTTP接続情報のデータ構造を示す図である。
【図10】HTTP要求情報のデータ構造を示す図である。
【図11】ヘッダ情報リストを示す図である。
【図12】Webブラウザ種別―端末種別対応表を示す図である。
【図13】WebブラウザOS−端末種別対応表を示す図である。
【図14】デフォルトHTML出力の例を示す図である。
【図15】mainFrame.cgiによる処理フローを示す図である。
【図16】mainFrame.cgiによる処理フローを示す図である。
【図17】PC用のメインフレームHTML出力の例を示す図である。
【図18】topPage.cgiによる処理フローを示す図である。
【図19】topPage.cgiによる処理フローを示す図である。
【図20】XMLで記述されたtopPage.cgiによる処理結果の例を示す図である。
【図21】処理結果をXMLからHTMLに変換するためのXSLの記述例を示す図である。
【図22】topPage.cgiの処理結果を示すPC用のHTMLの記述例を示す図である。
【図23】クライアントPCでのシステムステータスの表示例を示す図である。
【図24】topPage.cgiの処理結果を示すPDA端末用のHTMLの記述例を示す図である。
【図25】PDA端末でのシステムステータスの表示例を示す図である。
【図26】PDA端末でのネットワーク設定の表示例を示す図である。
【図27】一般PC用のページをPDA端末にそのまま表示した例を示す図である。
【符号の説明】
2     HTTPデーモン
16    インターネット
17    API
40    端末
41    クライアントPC
42    携帯電話器
43    PDA
100   情報処理装置
101   ネットワーク制御部
103   プリンタ制御部
105   スキャナ制御部
110   シーケンス制御ライブラリ
120   Webアプリ振分共通ライブラリ
200   Webページハンドラ
201   SOAPライブラリ
203   XMLライブラリ
205   XSLTプロセッサ
300   Webページ機能(WPF)

Claims (15)

  1. ネットワークを介して接続される端末から送信されるWeb情報を要求する第一要求に基づいて該端末の端末種別を特定し、該特定した端末種別を示す端末種別情報を該第一要求に対する該Web情報へのパスに付加することにより作成した基準パスを含み、該端末から自動的に該基準パスへアクセスさせる基準Web情報を生成する基準Web情報生成手段と、
    前記第一要求に対する応答として前記基準Web情報を前記端末へ送信し、前記基準パスによって特定される前記Web情報を要求する第二要求を受信する通信手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記通信手段は、前記ネットワークから前記第一要求を受信した場合、該第一要求に対する前記Web情報へのパスにおいて、前記端末種別のデフォルト値と前記基準Web情報生成手段を識別する基準Web情報識別子とを付加し、
    前記基準Web情報生成手段は、前記通信手段によって付加された前記基準Web情報識別子によって実行され、前記特定した端末種別で前記デフォルト値を置き換えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記通信手段は、前記第一要求に対する前記Web情報へのパスにおいて、該Web情報を識別する前記Web情報識別子より前に前記デフォルト値を付加して前記基準パスを作成することを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記Web情報を生成するWeb情報生成手段と、
    前記第二要求によって指定される前記基準パスから取得した前記端末種別情報に基づいて、前記端末に応じた前記Web情報を該端末に表示するための表示形式で記述することによって、Webページを生成する表示情報生成手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の情報処理装置。
  5. 前記表示情報生成手段は、
    前記Web情報生成手段によって生成された前記Web情報と、前記端末種別情報とをXMLで記述するXML記述手段と、
    前記端末種別情報に基づいて、前記XMLによって記述された前記Web情報を該Web情報に応じたスタイルシートに従ってHTMLに変換することによって、前記Webページを生成するHTML変換手段とを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の情報処理装置。
  6. 前記Web情報から相対パスによってリンクされる該Web情報とは異なる他のWeb情報を生成する複数の他のWeb情報生成手段を有し、
    前記Web情報が表示される前記端末にてユーザによって選択されることによって要求される前記他のWeb情報の第三要求に応じて、該他のWeb情報に対応する前記他のWeb情報生成手段が該他のWeb情報を生成すると、前記表示情報生成手段は、前記基準パスに設定されている前記端末種別情報に基づいて、前記端末に応じた前記他のWeb情報を該端末に表示するWebページを生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の情報処理装置。
  7. 複数のフレーム毎に表示すべき前記Web情報及び前記他のWeb情報の相対パスを設定し、Webページを分割する該複数のフレームを定義したWebフレーム情報を生成するWebフレーム情報生成手段を有し、
    前記基準Web情報生成手段は、前記端末種別情報を前記Webフレーム情報へのパスに付加することにより作成した前記基準パスを含み、該端末から自動的に該パスへアクセスさせる前記基準Web情報を生成し、
    前記通信手段が、前記基準Web情報を前記端末の前記第一要求に対する応答として送信し、前記基準パスによって該端末から前記Webフレーム情報を要求する前記第二要求を受信すると、前記Webフレーム情報生成手段を実行することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記表示情報生成手段は、
    前記第二要求によって指定される前記基準パスから取得した前記端末種別情報に基づいて前記Webフレーム情報生成手段を無効とし、前記第一要求によって要求された前記Web情報の相対パスによって前記端末から該Web情報を直接アクセスする前記Webページを生成することを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段を制御する画像形成制御手段とを有し、
    前記Web情報生成手段と前記他のWeb情報生成手段との少なくとも1つのWeb情報生成手段は、前記画像形成制御手段から前記画像形成手段に関する情報を取得して、その取得した情報に基づいて前記Web情報を生成することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項記載の情報処理装置。
  10. 前記表示情報生成手段は、
    前記基準パスに基づいて共通に設定される前記端末種別情報に基づいて、前記Web情報生成手段又は前記他のWeb情報生成手段によって生成された前記Web情報又は前記他のWeb情報にイメージを付加した前記Webページを生成することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項記載の情報処理装置。
  11. 前記表示情報生成手段は、
    前記基準パスに基づいて共通に設定される前記端末種別情報に基づいて、前記Web情報生成手段又は前記他のWeb情報生成手段によって生成された前記Web情報又は前記他のWeb情報を前記端末に対応した文字サイズで表示する前記Webページを生成することを特徴とする請求項6乃至10のいずれか一項記載の情報処理装置。
  12. 前記表示情報生成手段は、
    前記基準パスに基づいて共通に設定される前記端末種別情報に基づいて、前記Web情報生成手段又は前記他のWeb情報生成手段によって生成された前記Web情報又は前記他のWeb情報を前記端末に対応した文字数で表示する前記Webページを生成することを特徴とする請求項6乃至11のいずれか一項記載の情報処理装置。
  13. 前記基準Web情報生成手段と、前記Web情報生成手段と、前記他のWeb情報生成手段と、前記Webフレーム情報生成手段とは、C言語によって開発されたプログラムであることを特徴とする請求項7乃至12のいずれか一項記載の情報処理装置。
  14. ネットワークを介して接続される端末から送信されるWeb情報を要求する第一要求に基づいて該端末の端末種別を特定し、該特定した端末種別を示す端末種別情報を該第一要求に対する該Web情報へのパスに付加することにより作成した基準パスを含み、該端末から自動的に該基準パスへアクセスさせる基準Web情報を生成する基準Web情報生成手順と、
    前記第一要求に対する応答として送信する基準Web情報を前記端末へ送信し、前記基準パスによって特定される前記Web情報を要求する第二要求を受信する通信手順とを有することを特徴とする情報処理方法。
  15. 前記Web情報を生成するWeb情報生成手順と、
    前記第二要求によって指定される前記基準パスから取得した前記端末種別情報に基づいて、前記端末に応じた前記Web情報を該端末に表示するための表示形式で記述することによって、Webページを生成する表示情報生成手順とを有することを特徴とする請求項14記載の情報処理方法。
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