JP2004110570A - Cost estimation system - Google Patents

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JP2004110570A
JP2004110570A JP2002273961A JP2002273961A JP2004110570A JP 2004110570 A JP2004110570 A JP 2004110570A JP 2002273961 A JP2002273961 A JP 2002273961A JP 2002273961 A JP2002273961 A JP 2002273961A JP 2004110570 A JP2004110570 A JP 2004110570A
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Japan
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cost
cost estimation
estimation system
detailed
assembly
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Pending
Application number
JP2002273961A
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Japanese (ja)
Inventor
Naoyuki Fujiwara
藤原 直之
Ken Fujita
藤田 憲
Naoyuki Seki
関 直之
Yoshiyuki Morii
森井 喜之
Shozo Suehiro
末廣 祥三
Shigefumi Takaoka
高岡 重文
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a cost estimation system for finding cost with respect to each of a plurality of components constituting a product by a rough estimation, and also performing a detailed estimation with respect to a necessary component. <P>SOLUTION: The cost estimation system 10 is provided with a rough cost estimation device 20 and a detailed cost estimation device 40. The rough cost estimation device is provided with a component cost on the basis of past results with respect to each of a plurality of components constituting the product and a cost results database 22 storing a first cost data indicating an assembly cost required for assembling the plurality of components based on the past results. The detailed cost estimation device automatically computes a second cost based on modification of at least either one condition of a material, shape or processing method with respect to each of the plurality of components. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コスト見積システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、火力発電プラント、原子力発電プラント、化学プラントなどの大型プラントでは、製品を構成する部品の製造コストや組立コストを含むコストの見積もりが行われている。
【0003】
そのコストの見積もりを行う際には、過去の実績を元に概算を求めることが行われている。
また、その概算により求めたコストよりも詳細なコスト管理については、近似式やソフトウェアにパラメータを入力することにより別途行われている。
従来、概算によりコストの見積もりを行うシステムと、詳細なコストの見積もりを行うシステムは、別々のシステムであり、ユーザにとって不便であった。
【0004】
なお、特開2001−265825号公報には、次のコスト見積方法が記載されている。そのコスト見積方法は、CADシステムによって作成された見積対象製品の設計情報から、寸法、面積、体積等の幾何学情報及び素材材質等の部品の属性情報をコスト見積因子としてその値を取り込んで一覧表示するとともに、必要に応じて見積作業者がCADシステムによる自動情報取得機能を利用してコスト見積因子の値を取得した上で、見積実行指示を与えることにより、その見積因子情報にてコスト算出を行うことにしたことを特徴とするものである。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−265825号公報(図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、製品を構成する複数の部品のそれぞれについて概算によりコストを求められるとともに、必要な部品については詳細なコストの見積もりが行えるコスト見積システムを提供することである。
本発明の他の目的は、製品を構成する複数の部品のそれぞれについて概算によりコストを求められるとともに、必要な部品については詳細なコストの見積もりが行え、さらにその詳細なコストについての精度を必要な精度の範囲で見積もりを行えるコスト見積システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0008】
本発明のコスト見積システム(10)は、概算コスト見積もり装置(20)と、詳細コスト見積もり装置(40)とを備えたコスト見積システム(10)であって、前記概算コスト見積もり装置(20)は、製品を構成する複数の部品のそれぞれについての過去の実績に基づいた部品コストと、過去の実績に基づいた前記複数の部品の組み立てに要する組立コストを示す第1コストデータが格納されたコスト実績データベース(22)を備え、前記詳細コスト見積もり装置(40)は、前記複数の部品のそれぞれについての材料、形状、加工法の少なくともいずれか一つの条件の変更に応じた第2コストを自動的に算出する。
【0009】
前記概算コスト見積もり装置(20)は、製品と前記製品を構成する複数の部品の関係を示す部品表データが格納された部品データベース(21)と、前記部品表データに含まれる前記複数の部品のそれぞれの過去の実績に基づいた部品コストと、過去の実績に基づいた前記複数の部品の組み立てに要する組立コストを示す第1コストデータが格納されたコスト実績データベース(22)とを備えている。
【0010】
本発明のコスト見積システム(10)において、前記詳細コスト見積もり装置(40)は、ユーザに指定された前記複数の部品のうちの一部の部品についての前記第2コストを算出する。
【0011】
本発明のコスト見積システム(10)において、前記詳細コスト見積もり装置(40)は、ユーザにより指定された前記複数の部品のうちの一部の部品についての前記第2コストを算出する。
【0012】
本発明のコスト見積システム(10)において、前記詳細コスト見積もり装置(40)は、前記条件である前記材料に関して、複数の材料のそれぞれについての重量とコストの関係を示す材料データベース(51)を備えている。
【0013】
本発明のコスト見積システム(10)において、前記詳細コスト見積もり装置(40)は、前記複数の部品のそれぞれについての複数の工程と、前記複数の工程のそれぞれと前記複数の工程のそれぞれの変更に伴い使用設備が変更されたときの前記使用設備に応じてかかるコストとの関係を示す工程マスタデータベース(54)を備えている。
【0014】
本発明のコスト見積システムにおいて、前記詳細コスト見積もり装置(40)は、更に、前記複数の工程のそれぞれの具体的な加工態様についてのパラメータの値と、前記パラメータの値に応じてかかるコストとの関係を示す加工データベース(55)を備えている。
【0015】
本発明のコスト見積システムにおいて、前記詳細コスト見積もり装置(40)は、CAD装置上で変更された前記部品の形状に対応する体積から前記部品の重量を求め、前記材料データベース(51)を参照して、前記求めた重量に基づいて、前記部品のコストを求める。
【0016】
本発明のコスト見積システムにおいて、前記詳細コスト見積もり装置(40)は、前記複数の部品のそれぞれについての作業内容と作業手順を示すデータが格納されている組立マスタデータベース(57)と、組立コスト見積装置(80)とを有し、前記組立コスト見積装置(80)は、前記組立マスタデータベース(57)に格納された前記部品についての前記作業内容と前記作業手順を示すデータに基づいて、前記部品についての組み立て時の作業性を求め、前記求めた作業性に基づいて、前記部品についての組み立てコストを求める。
【0017】
本発明のコスト見積システムにおいて、前記組立コスト見積装置(80)は、前記作業手順に対応する前記組み立てコストに基づいて、前記作業性が向上するような前記作業手順を求める。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明によるコスト見積システムの一実施形態を説明する。
【0019】
図1に示すように、本実施形態のコスト見積システム10は、概算コスト見積システム20と、詳細コスト見積システム40とが統合されてなるものである。
【0020】
概算コスト見積システム20には、設計BOM(Bill Of Material:ツリー構造の部品表)のデータベース21と、コスト実績データベース22とが接続されている。コスト実績データベース22には、過去の実績に基づいた各部品のコスト及び複数の部品の組立コストのデータが格納されている。
【0021】
ユーザが、ある最終製品の全体のコストの概算を求めたいときには、概算コスト見積システム20に対して、その最終製品を示すIDを入力する。
【0022】
ここでは、その最終製品は、例えば、ガスタービン501Gであるとする。ガスタービン501GのIDが入力されると、概算コスト見積システム20は、設計BOMのデータベース21にアクセスして、ガスタービン501Gを構成する部品の階層(ツリー)構造を示すデータを入力する。これにより、図2に示すように、概算コスト見積システム20では、ガスタービン501Gを構成する部品には、ケーシング1と、ロータ2と、…が含まれていること、そのケーシング1は、A部品11、B部品12、C部品13から構成されること、そのロータ2は、E部品21a、F部品22a、G部品23aから構成されること…が分かる。
【0023】
次いで、図1に示すように、概算コスト見積システム20は、コスト実績データベース22にアクセスして、ガスタービン501Gを構成する各部品A〜C11〜13及びE〜G21a〜23a…のコストと、それらの部品A〜C11〜13及びE〜G21a〜23a…の組み立てに要する組立コストを示すデータを入力する。これにより、概算コスト見積システム20では、ケーシング1のコストの概算は、A〜C部品11〜13のコストの合計にA〜C部品11〜13の組立コストを加えた値であることが分かり、同様に、ロータ2のコストの概算は、E〜G部品21a〜23a…のコストの合計にE〜G部品21a〜23a…の組立コストを加えた値であることが分かる。
【0024】
図3に示す詳細コスト見積システム40では、図2に示した各部品11〜13、21a〜23a…の詳細なコストの計算が可能である。各部品11〜13、21a〜23a…の詳細なコストとしては、その部品の様々な条件の変更に対応して、その変更に応じたコストが自動的に計算により求められるようになっている。図3に示すように、詳細コスト見積システム40において、その変更可能な条件としては、変更項目41としてリストアップされ、「材料」42、「形状」43、「加工法」44等が挙げられている。
【0025】
図1に示すように、詳細コスト見積システム40には、材料データベース51と、形状変更システム52と、工程変更システム53とが設けられている。
材料データベース51には、図3に示すような、各種材料(材料A、材料B、材料C)についての重量とコストの関係が示されている。
図1に示すように、工程変更システム53には、工程マスタデータベース54と、加工データベース55とが設けられている。
【0026】
図3に示すように、詳細コスト見積システム40において、例えばA部品11を対象として、ユーザが変更項目41の「材料」42を選択すると、材料リスト42aがユーザに示される。その材料リスト42aには、例えば、ステンレス42a−1、チタン42a−2等の材料名が記載されている。ユーザが材料リスト42aから、ある材料を選択すると、詳細コスト見積システム40は、材料データベース51にアクセスし、その選択された材料のデータを参照し、現在対象とされているA部品11の重量に照らして、材料が変更されたA部品のコストを自動的に求める(図3参照)。その求められたA部品11のコストは、概算コスト見積システム20におけるA部品11の概算の上記コストに対して更新されるように反映される。
【0027】
詳細コスト見積システム40において、例えばA部品11を対象として、ユーザが変更項目リスト41の「加工法」44を選択すると、工程変更システム53が起動する。図4に示すように、工程変更システム53は、工程マスタデータベース54にアクセスし、現在対象とされているA部品11の工程手順をユーザに示す。ここでは、工程マスタデータベース54には、第1の工程手順リスト53−1に示すように、A部品11の工程手順は、最初にケガキ工程(01)を行い、次に鍛造工程(02)を行い、次に外面加工(03)を行い、次に穴あけ加工(04)を行うように定められているとする。
【0028】
この場合、各工程を行うに際して使用する設備を示す符号がそれぞれ示されている。その符号と加工方法(工程)との関係は、加工方法リスト53aに規定されている。即ち、鍛造工程(02)には、鍛造プレスを使用することを示すTが付され、外面加工工程(03)には、旋盤を使用することを示すLが付されている。加工方法リスト53aには、それらの他に、ボーリングB、ミーリングM、フライスF等が挙げられている。
【0029】
ユーザは、第1の工程手順リスト53−1に示されるA部品11についての工程のうち、鍛造(02)及び外面加工(03)に代えて、第2の工程手順リスト53−2に示されるように外面加工(02)のみとするように、加工方法の変更を行うとする。工程データベース54には、加工方法と使用設備に応じてかかるコストの関係が規定されている。
【0030】
詳細コスト見積システム40は、ユーザにより加工方法が変更されると、その加工方法の変更に伴う使用設備の変更に基づいて、工程データベース54を参照しつつA部品11のコストを自動的に算出する。これにより、A部品11の加工に際して使用する設備に応じて、A部品11のコストが変更される。その求められたA部品11のコストは、概算コスト見積システム20におけるA部品11の概算の上記コストに対して更新されるように反映される。
【0031】
ユーザは、詳細コスト見積システム40において、例えばA部品11を対象として、各加工方法に対して詳細データを入力する。符号55aに示すように、その詳細データとしては、例えば、その加工方法で使用する設備が旋盤(L)である場合には、段数、長さ、公差、精度、面粗度、余肉度、穴長さ、穴径、面取り数、ねじ切り数などの具体的な加工態様についてのパラメータであり、ユーザはそれらの各項目についてパラメータを入力するようになっている。例えば、図4に示すように、いずれの材料A、B、Cも公差が小さいほどコストは高くなり、公差が大きいほどコストは低くなる。
【0032】
加工データベース55には、過去の実績に基づいた、使用設備(加工方法)と詳細データ(上記の例では、段数、長さ等)とコストとの関係を示すデータが格納されている。詳細コスト見積システム40は、加工データベース55にアクセスして、使用設備と詳細データに基づいて、A部品11のコストを計算により求める。その求められたA部品11のコストは、概算コスト見積システム20におけるA部品11の概算の上記コストに対して更新されるように反映される。
【0033】
図3に示すように詳細コスト見積システム40において、例えばA部品11を対象として、ユーザが変更項目リスト41の「形状」43を選択すると、形状変更システム52が起動する。図5に示すように、形状変更システム52は、その形状変更システム52に関連付けられているCAD90を起動させ、そのCAD90上にA部品11の形状を表示させる(符号52a参照)。符号52aは、そのCAD90上で元々、作成されていた、又は予め格納されているA部品11の形状を示している。ユーザは、そのCAD90上でA部品11の符号52aに示される形状を符号52bに示されるように変更する。
【0034】
形状変更システム52は、その変更後のA部品11のCAD情報に基づいて、自動的にA部品11の体積、段数、長さ等を計算により求める。さらに、形状変更システム52は、その求めたA部品11の体積から、A部品11の重量を計算する。形状変更システム52は、図5に示すように、材料データベース11を参照して、その計算により求められたA部品11の重量から、A部品11のコストを自動的に求める。その求められたA部品11のコストは、概算コスト見積システム20におけるA部品11の概算の上記コストに対して更新されるように反映される。
【0035】
次に、図1及び図6を参照して、ケーシング1又はロータ2のような組み立て品(複数の部品11〜13、21a〜23a…から構成されるもの)の詳細なコストを新たに算出する場合について説明する。
【0036】
組立コスト見積システム80は、組み立て品(例えばロータ2)についての組み立てに伴うコスト(組立コスト)を計算する。概算コスト見積システム20において、ユーザによって画面上で階層図の中のロータ2がクリックされることにより、ロータ2の組み立てに伴うコスト計算が開始される。
【0037】
この場合、ロータ2を含む全ての部品についての組み立て作業内容及びその作業の手順(組み立て手順)を示すデータは、予め組立マスタデータベース57に格納されている。組立マスタデータベース57に格納された各組み立て品の組み立て作業の作業内容及び作業手順に基づいて、組立コスト見積システム80がロータ2の組み立てコストを求める。
【0038】
組立コスト見積システム80には、DFAコスト見積システム60と、DMUコスト見積システム70とが含まれている。次に述べる通り、DFAコスト見積システム60とDMUコスト見積システム70は、互いに異なる方法で、組み立てコストを求める。なお、組立コスト見積システム80には、DFAコスト見積システム60又はDMUコスト見積システム70のいずれか一方だけが設けられている構成でもよいが、本実施形態のように、両方60、70を備えて、異なる手法で組み立てコストを算出する方が高精度の見積もりが可能である。以下、DFAコスト見積システム60と、DMUコスト見積システム70のそれぞれについて説明する。
【0039】
市販のDFA(例えば、商品名:Design for assembly,伊藤忠テクノサイエンス社より販売されている)のソフトを用いたDFAコスト見積システム60により、組み立て品のコストを計算し、そのコストを本システムに反映させる。DFAコスト見積システム60では、組立性が例えば以下の項目について評価される。
【0040】
具体的には、DFAコスト見積システム60では、ユーザが以下の各項目についてのパラメータを入力することにより、組立性が評価される。すなわち、はめ合い61a、手首の回転61bに要する時間からコストを算出したり、立ち・しゃがみ61cによる作業性への影響が考えられたり、腰の折り曲げ61dが必要な作業はその分、作業時間の延長につながり、上向き姿勢61eか下向き姿勢であるかによって作業性に影響があり、視界の内外61fのいずれの作業であるか…等の各項目である。これらの項目の工数について考慮された結果、ロータ2の組立性を点数で評価し、ロータ2の組み立てコストへ反映させる。
【0041】
DFAコスト見積システム60により、その求められたロータ2の組み立てコストは、概算コスト見積システム20におけるロータ2の概算のコストに対して更新されるように反映される。
【0042】
それと同時に、DFAコスト見積システム60で求められたロータ2の組み立てコストが高い場合には、作業者の作業性が向上する(組み立てコストが下がる)ように、組み立て手順の見直しが図られ、組み立てコストの低い組み立て手順が見つかれば、その組み立て手順のデータが組立マスタデータベース57に格納される。
【0043】
DFAコスト見積システム60において、組み立て手順が変更された場合や、詳細コスト見積システム40において、変更項目41の形状43が変更された場合には、部品11〜13、21a〜23a…の組立性が変わるため、DFAコスト見積システム60は、再度、組み立てコストを再計算する必要がある。
【0044】
DMUコスト見積システム70では、DMU(Digital Mock Up)を用いた3Dの組み立てシミュレーションソフト(例えば、日本テクノマティックス社の商品名:eM−Assembly又は日本デルミア社の商品名:エムビジョンなど)が使用される。
【0045】
その組み立てシミュレーションソフトでは、3DCADの世界の中でモデル化された作業者が組み立て品を組み立てていく際の作業性(組立性)がシミュレーションされ、その作業性に基づいてその組み立て品についての工数(時間)が求められ、その時間から組み立てコストが求められる。
【0046】
DMUコスト見積システム70において、その組立性が評価される際の項目は、DFAコスト見積システム60と同様であり、はめ合い71a、手首の回転71b、立ち・しゃがみ71c、腰の折り曲げ71d、上向き姿勢71e、視界の内外71f…の各項目である。
【0047】
DMUコスト見積システム70により、その求められたロータ2のコストは、概算コスト見積システム20におけるロータ2の概算のコストに対して更新されるように反映される。
【0048】
それと同時に、DMUコスト見積システム70で求められたロータ2の組み立てコストが高い場合には、作業者の作業性が向上する(組み立てコストが下がる)ように、組み立て手順の見直しが図られ、組み立てコストの低い組み立て手順が見つかれば、その組み立て手順のデータが組立マスタデータベース57に格納される。
【0049】
DMUコスト見積システム70において、組み立て手順が変更された場合や、詳細コスト見積システム40において変更項目41の形状43が変更された場合には、部品11〜13、21a〜23a…の組立性が変わるため、DMUコスト見積システム70は、再度、組み立てコストを再計算する必要がある。
【0050】
本実施形態のコスト見積システム10においては、まず、概算コスト見積システム20により、設計BOM21の部品階層図と、コスト実績データベース22における過去の実績から、組み立て品又は部品のコストの概算を求めることができる。そして、本実施形態のコスト見積システム10においては、一律にではなく必要に応じて、各部品11〜13、21a〜23a…の材料42、形状43、加工法44等についての詳細なコストを求めたり、組み立て品についての組立てに伴うコストを詳細に求めて、コストの概算値よりも詳細(正確)なコストを求めることができる。
【0051】
本実施形態のDFAコスト見積システム60又はDMUコスト見積システム70を用いた組み立てコストの算出は、部品又は製品の設計段階、あるいは設計後であって製造着手前の段階において行われる。設計後であっても、変更項目41のうちの加工法44の変更は可能であり、その加工法の変更に伴う組み立てコストの再計算も可能である。
【0052】
本実施形態の詳細コスト見積システム40は、製品の保守サービスにおいて部品11〜13、21a〜23a…の補修や交換が必要な場合にも使用することができる。保守時において、製造時の加工法とそのコストを履歴データとして参照したり、製造時と保守時とで部品11〜13、21a〜23a…の材料42や形状43や加工法44を変更する場合には、材料データベース51や形状変更システム52や工程変更システム53等を用いて、保守時の部品11〜13、21a〜23a…についてのコストの見積もりを行うことができる。また、DFAコスト見積システム60又はDMUコスト見積システム70は、保守時に製品を部品レベルに分解する作業の分解コストの見積もりにも使用することができる。
【0053】
本実施形態の詳細コスト見積システム40では、ユーザは、一つのシステムでコストの概算の見積もりと、詳細なコストの見積もりの双方を行うことができる。
本実施形態の詳細コスト見積システム40では、ユーザは、必要な部品についてのみ詳細なコストを求めることができる。更に、ユーザは、その詳細なコストを求める際に、材料、加工法、形状、組立性等のうち必要な項目のみを対象として(必要に応じた精度で)、詳細なコストの見積もりを行うことができる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、製品を構成する複数の部品のそれぞれについて概算によりコストを求められるとともに、必要な部品については詳細なコストの見積もりが行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のコスト見積システムの一実施形態の全体構成のブロック図である。
【図2】図2は、本発明のコスト見積システムの一実施形態における概算コスト見積システム上で表示される画面例を示したものである。
【図3】図3は、本発明のコスト見積システムの一実施形態における詳細コスト見積システムの一部を示すブロック図である。
【図4】図4は、本発明のコスト見積システムの一実施形態における工程変更システムを示すブロック図である。
【図5】図5は、本発明のコスト見積システムの一実施形態における形状変更システムを示すブロック図である。
【図6】図6は、本発明のコスト見積システムの一実施形態における組立コスト見積システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 ロータ
10 コスト見積システム
11 A部品
12 B部品
13 C部品
20 概算コスト見積システム
21 設計BOM
21a E部品
22a F部品
23a G部品
22 コスト実績データベース
40 詳細コスト見積システム
41 変更項目(リスト)
42 材料
42a 材料リスト
43 形状
44 加工法
51 材料データベース
52 形状変更システム
53 工程変更システム
53a 加工方法リスト
54 工程マスタデータベース
55 加工データベース
57 組立マスタデータベース
60 DFAコスト見積システム
70 DMUコスト見積システム
80 組立コスト見積システム
90 CAD
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a cost estimation system.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in a large plant such as a thermal power plant, a nuclear power plant, and a chemical plant, cost estimation including manufacturing cost and assembly cost of parts constituting a product has been performed.
[0003]
When estimating the cost, an estimate is made based on past results.
Further, cost management that is more detailed than the cost obtained by the estimation is separately performed by inputting parameters into an approximate expression or software.
Conventionally, a system for estimating costs by rough estimation and a system for estimating detailed costs are separate systems, which are inconvenient for users.
[0004]
Note that Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-265825 describes the following cost estimation method. The cost estimation method is based on the design information of the product to be estimated created by the CAD system, the geometric information such as dimensions, area, volume, etc., and the attribute information of parts such as material material are taken as the cost estimation factor and the list is taken. In addition to displaying, if necessary, the estimate operator acquires the value of the cost estimation factor using the automatic information acquisition function by the CAD system, and then gives an estimate execution instruction, thereby calculating the cost based on the estimated factor information. Is performed.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2001-265825 A (FIG. 1)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a cost estimation system capable of estimating a cost for each of a plurality of parts constituting a product by rough estimation and estimating a detailed cost of a necessary part.
Another object of the present invention is to estimate the cost of each of a plurality of parts constituting a product by rough estimation, to perform a detailed cost estimation for a necessary part, and to further require the precision of the detailed cost. An object of the present invention is to provide a cost estimation system capable of performing estimation within a range of accuracy.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Hereinafter, [Means for Solving the Problems] will be described using the numbers and symbols used in [Embodiments of the Invention]. These numbers and symbols are added to clarify the correspondence between the description of [Claims] and the description of [Embodiments of the Invention]. It should not be used to interpret the technical scope of the described invention.
[0008]
A cost estimating system (10) of the present invention is a cost estimating system (10) including an approximate cost estimating device (20) and a detailed cost estimating device (40), wherein the approximate cost estimating device (20) is A cost record in which component costs based on past results for each of a plurality of components constituting a product and first cost data indicating assembly costs required for assembling the plurality of components based on past results are stored. A database (22), wherein the detailed cost estimating device (40) automatically calculates a second cost according to a change in at least one condition of a material, a shape, and a processing method for each of the plurality of parts. calculate.
[0009]
The approximate cost estimating device (20) includes a parts database (21) storing parts table data indicating a relationship between a product and a plurality of parts constituting the products, and a part database (21) of the parts included in the parts table data. A cost performance database (22) storing component costs based on past performance and first cost data indicating assembly costs required for assembling the plurality of components based on past performance is provided.
[0010]
In the cost estimation system (10) of the present invention, the detailed cost estimation device (40) calculates the second cost for a part of the plurality of parts specified by the user.
[0011]
In the cost estimation system (10) of the present invention, the detailed cost estimation device (40) calculates the second cost for a part of the plurality of parts specified by a user.
[0012]
In the cost estimation system (10) of the present invention, the detailed cost estimation device (40) includes a material database (51) indicating a relationship between weight and cost for each of a plurality of materials with respect to the material as the condition. ing.
[0013]
In the cost estimating system (10) of the present invention, the detailed cost estimating device (40) includes a plurality of processes for each of the plurality of components, and a change of each of the plurality of processes and each of the plurality of processes. Accordingly, a process master database (54) is provided which indicates the relationship between the cost and the cost of the used equipment when the used equipment is changed.
[0014]
In the cost estimating system of the present invention, the detailed cost estimating device (40) further includes a parameter value for a specific processing mode of each of the plurality of processes and a cost according to the parameter value. A processing database (55) indicating the relationship is provided.
[0015]
In the cost estimation system according to the present invention, the detailed cost estimation device (40) obtains the weight of the component from a volume corresponding to the shape of the component changed on the CAD device, and refers to the material database (51). Then, the cost of the component is determined based on the determined weight.
[0016]
In the cost estimating system according to the present invention, the detailed cost estimating device (40) includes an assembly master database (57) storing data indicating work contents and work procedures for each of the plurality of parts, A device (80), wherein the assembly cost estimating device (80) is configured to store the part based on the work content and the data indicating the work procedure for the part stored in the assembly master database (57). The workability at the time of assembling is obtained, and the assembly cost of the component is obtained based on the workability obtained.
[0017]
In the cost estimation system of the present invention, the assembly cost estimation device (80) obtains the work procedure that improves the workability based on the assembly cost corresponding to the work procedure.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a cost estimation system according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0019]
As shown in FIG. 1, the cost estimation system 10 of the present embodiment is obtained by integrating an approximate cost estimation system 20 and a detailed cost estimation system 40.
[0020]
The approximate cost estimation system 20 is connected to a design BOM (Bill Of Material: parts list having a tree structure) database 21 and a cost actual database 22. The cost record database 22 stores data on the cost of each component and the assembly cost of a plurality of components based on past records.
[0021]
When the user wants to obtain an estimate of the overall cost of a certain final product, the user inputs an ID indicating the final product to the approximate cost estimation system 20.
[0022]
Here, it is assumed that the final product is, for example, a gas turbine 501G. When the ID of the gas turbine 501G is input, the approximate cost estimation system 20 accesses the database 21 of the design BOM, and inputs data indicating the hierarchical (tree) structure of the components constituting the gas turbine 501G. As a result, as shown in FIG. 2, in the approximate cost estimation system 20, the components constituting the gas turbine 501G include the casing 1, the rotor 2, and so on. 11, the B component 12, and the C component 13, and the rotor 2 includes the E component 21 a, the F component 22 a, the G component 23 a.
[0023]
Next, as shown in FIG. 1, the approximate cost estimation system 20 accesses the cost actual database 22 to calculate the costs of the parts A to C11 to 13 and E to G21a to 23a. , The data indicating the assembly costs required for assembling the parts A to C 11 to 13 and E to G 21 a to 23 a. Thereby, in the approximate cost estimation system 20, it is understood that the approximate cost of the casing 1 is a value obtained by adding the assembly costs of the A to C parts 11 to 13 to the total of the costs of the A to C parts 11 to 13, Similarly, it can be seen that the approximate cost of the rotor 2 is a value obtained by adding the assembly costs of the E to G parts 21a to 23a to the total costs of the E to G parts 21a to 23a.
[0024]
The detailed cost estimation system 40 shown in FIG. 3 is capable of calculating detailed costs of the parts 11 to 13, 21a to 23a... Shown in FIG. The detailed cost of each of the parts 11 to 13, 21a to 23a,... Is automatically calculated according to the change of various conditions of the part. As shown in FIG. 3, in the detailed cost estimation system 40, conditions that can be changed are listed as change items 41 and include “material” 42, “shape” 43, “processing method” 44, and the like. I have.
[0025]
As shown in FIG. 1, the detailed cost estimation system 40 is provided with a material database 51, a shape change system 52, and a process change system 53.
The material database 51 shows the relationship between weight and cost for various materials (material A, material B, material C) as shown in FIG.
As shown in FIG. 1, the process change system 53 includes a process master database 54 and a processing database 55.
[0026]
As shown in FIG. 3, in the detailed cost estimation system 40, for example, when the user selects the “material” 42 of the change item 41 for the A part 11, the material list 42a is displayed to the user. In the material list 42a, for example, material names such as stainless steel 42a-1 and titanium 42a-2 are described. When the user selects a certain material from the material list 42a, the detailed cost estimation system 40 accesses the material database 51, refers to the data of the selected material, and calculates the weight of the A part 11 currently targeted. In light of this, the cost of the A part whose material has been changed is automatically determined (see FIG. 3). The calculated cost of the A component 11 is reflected so as to be updated with respect to the estimated cost of the A component 11 in the approximate cost estimation system 20.
[0027]
In the detailed cost estimation system 40, for example, when the user selects the “machining method” 44 in the change item list 41 for the A part 11, the process change system 53 starts. As shown in FIG. 4, the process change system 53 accesses the process master database 54 and indicates to the user the process procedure of the currently targeted A part 11. Here, as shown in the first process procedure list 53-1 in the process master database 54, the process procedure of the A part 11 first performs the marking process (01), and then performs the forging process (02). Suppose that it is set to perform the outer surface processing (03), and then perform the drilling processing (04).
[0028]
In this case, reference numerals indicating the equipment used for performing each step are shown. The relationship between the code and the processing method (step) is defined in the processing method list 53a. That is, T indicating that a forging press is used is attached to the forging step (02), and L indicating that a lathe is used is attached to the outer surface processing step (03). The machining method list 53a also lists, for example, boring B, milling M, milling F, and the like.
[0029]
The user is shown in the second process procedure list 53-2 instead of the forging (02) and the outer surface processing (03) among the processes for the A part 11 shown in the first process procedure list 53-1. It is assumed that the processing method is changed so that only the outer surface processing (02) is performed. The process database 54 defines the relationship between the processing method and the cost required for the equipment used.
[0030]
When the processing method is changed by the user, the detailed cost estimation system 40 automatically calculates the cost of the A component 11 while referring to the process database 54 based on the change in the equipment used in accordance with the change in the processing method. . As a result, the cost of the A part 11 is changed according to the equipment used for processing the A part 11. The calculated cost of the A component 11 is reflected so as to be updated with respect to the estimated cost of the A component 11 in the approximate cost estimation system 20.
[0031]
In the detailed cost estimation system 40, the user inputs detailed data for each processing method, for example, for the A part 11. As shown by reference numeral 55a, as the detailed data, for example, when the equipment used in the processing method is a lathe (L), the number of steps, length, tolerance, accuracy, surface roughness, excess thickness, These are parameters for specific processing modes such as a hole length, a hole diameter, the number of chamfers, and the number of thread cuts, and the user inputs parameters for each of these items. For example, as shown in FIG. 4, the cost of any of the materials A, B, and C is higher as the tolerance is smaller, and the cost is lower as the tolerance is larger.
[0032]
The processing database 55 stores data indicating the relationship between the equipment used (processing method), detailed data (in the above example, the number of steps, length, etc.) and the cost, based on past results. The detailed cost estimation system 40 accesses the processing database 55 and calculates the cost of the A part 11 based on the equipment used and the detailed data. The calculated cost of the A component 11 is reflected so as to be updated with respect to the estimated cost of the A component 11 in the approximate cost estimation system 20.
[0033]
As shown in FIG. 3, in the detailed cost estimation system 40, when the user selects “shape” 43 in the change item list 41 for, for example, the A component 11, the shape change system 52 starts. As shown in FIG. 5, the shape changing system 52 activates the CAD 90 associated with the shape changing system 52, and displays the shape of the A component 11 on the CAD 90 (see reference numeral 52a). Reference numeral 52a indicates the shape of the A component 11 originally created on the CAD 90 or stored in advance. The user changes the shape indicated by reference numeral 52a of the A component 11 on the CAD 90 as indicated by reference numeral 52b.
[0034]
The shape changing system 52 automatically calculates the volume, the number of steps, the length, and the like of the A component 11 based on the CAD information of the A component 11 after the change. Further, the shape changing system 52 calculates the weight of the A part 11 from the obtained volume of the A part 11. As shown in FIG. 5, the shape changing system 52 refers to the material database 11 and automatically determines the cost of the A part 11 from the weight of the A part 11 calculated by the calculation. The calculated cost of the A component 11 is reflected so as to be updated with respect to the estimated cost of the A component 11 in the approximate cost estimation system 20.
[0035]
Next, referring to FIG. 1 and FIG. 6, the detailed cost of an assembly (consisting of a plurality of parts 11 to 13, 21a to 23a...) Such as the casing 1 or the rotor 2 is newly calculated. The case will be described.
[0036]
The assembly cost estimation system 80 calculates the cost (assembly cost) of assembling the assembled product (for example, the rotor 2). In the approximate cost estimation system 20, when the user clicks the rotor 2 in the hierarchical diagram on the screen, the cost calculation accompanying the assembly of the rotor 2 is started.
[0037]
In this case, assembling work contents for all parts including the rotor 2 and data indicating the procedure of the work (assembly procedure) are stored in the assembly master database 57 in advance. The assembling cost estimation system 80 determines the assembling cost of the rotor 2 based on the work content and work procedure of the assembling work of each assembly stored in the assembling master database 57.
[0038]
The assembly cost estimation system 80 includes a DFA cost estimation system 60 and a DMU cost estimation system 70. As will be described next, the DFA cost estimation system 60 and the DMU cost estimation system 70 determine the assembly cost by different methods. Note that the assembly cost estimation system 80 may have a configuration in which only one of the DFA cost estimation system 60 and the DMU cost estimation system 70 is provided. However, as in the present embodiment, both the DFA cost estimation system 60 and the DMU cost estimation system 70 are provided. If the assembly cost is calculated by a different method, highly accurate estimation is possible. Hereinafter, each of the DFA cost estimation system 60 and the DMU cost estimation system 70 will be described.
[0039]
The cost of the assembled product is calculated by the DFA cost estimation system 60 using software of a commercially available DFA (for example, product name: Design for assembly, sold by ITOCHU Technoscience), and the cost is reflected in the present system. Let it. In the DFA cost estimation system 60, the assemblability is evaluated, for example, for the following items.
[0040]
Specifically, in the DFA cost estimation system 60, assemblability is evaluated by the user inputting parameters for the following items. That is, the cost is calculated from the time required for the fitting 61a and the rotation of the wrist 61b, the influence on the workability due to the standing / squatting 61c is considered, and the work requiring the waist bending 61d is reduced by the work time. The workability is affected depending on whether the posture is the upward posture 61e or the downward posture, and each item is the work of the inside or outside of the field of view 61f. As a result of considering the man-hours of these items, the assemblability of the rotor 2 is evaluated in terms of points and reflected in the assembling cost of the rotor 2.
[0041]
The DFA cost estimation system 60 reflects the determined assembly cost of the rotor 2 so as to be updated with respect to the approximate cost of the rotor 2 in the approximate cost estimation system 20.
[0042]
At the same time, if the assembling cost of the rotor 2 obtained by the DFA cost estimation system 60 is high, the assembling procedure is reviewed so that the workability of the worker is improved (the assembling cost is reduced). If an assembling procedure with a lower assembly procedure is found, the data of the assembling procedure is stored in the assembling master database 57.
[0043]
When the assembling procedure is changed in the DFA cost estimation system 60 or when the shape 43 of the change item 41 is changed in the detailed cost estimation system 40, the assemblability of the parts 11 to 13, 21a to 23a. Therefore, the DFA cost estimation system 60 needs to recalculate the assembly cost again.
[0044]
In the DMU cost estimation system 70, 3D assembly simulation software using DMU (Digital Mock Up) (for example, Nippon Technomatics's product name: eM-Assembly or Nippon Delmia's product name: MVision, etc.) is used. Is done.
[0045]
The assembling simulation software simulates the workability (assemblability) when an operator modeled in the world of 3D CAD assembles the assembly, and based on the workability, the man-hours (assembly) of the assembly ( Time), and the assembly cost is calculated from the time.
[0046]
Items to be evaluated in the DMU cost estimation system 70 when the assemblability is evaluated are the same as those in the DFA cost estimation system 60. 71e, inside and outside of the field of view 71f...
[0047]
The calculated cost of the rotor 2 is reflected by the DMU cost estimation system 70 so as to be updated with respect to the estimated cost of the rotor 2 in the estimated cost estimation system 20.
[0048]
At the same time, if the assembly cost of the rotor 2 determined by the DMU cost estimation system 70 is high, the assembly procedure is reviewed so that the workability of the worker is improved (the assembly cost is reduced), and the assembly cost is improved. If an assembling procedure with a lower assembly procedure is found, the data of the assembling procedure is stored in the assembling master database 57.
[0049]
When the assembling procedure is changed in the DMU cost estimation system 70, or when the shape 43 of the change item 41 is changed in the detailed cost estimation system 40, the assemblability of the parts 11 to 13, 21a to 23a. Therefore, the DMU cost estimation system 70 needs to recalculate the assembly cost again.
[0050]
In the cost estimating system 10 of the present embodiment, first, the approximate cost estimating system 20 obtains an estimate of the cost of an assembly or a component from the component hierarchy diagram of the design BOM 21 and the past performance in the cost performance database 22. it can. In the cost estimation system 10 of the present embodiment, detailed costs for the materials 42, shapes 43, processing methods 44, etc. of the parts 11 to 13, 21a to 23a. Alternatively, the cost of assembling the assembled product can be obtained in detail, and a more detailed (accurate) cost can be obtained than the estimated cost.
[0051]
The calculation of the assembly cost using the DFA cost estimation system 60 or the DMU cost estimation system 70 according to the present embodiment is performed at a part or product design stage, or at a stage after the design and before the start of manufacturing. Even after the design, the processing method 44 in the change item 41 can be changed, and the re-calculation of the assembly cost due to the change in the processing method is also possible.
[0052]
The detailed cost estimation system 40 according to the present embodiment can also be used when repair or replacement of parts 11 to 13, 21a to 23a. In the case of maintenance, the processing method at the time of manufacturing and its cost are referred to as history data, or the material 42, shape 43, or processing method 44 of the parts 11 to 13, 21a to 23a... , The cost of the parts 11 to 13, 21a to 23a... At the time of maintenance can be estimated using the material database 51, the shape change system 52, the process change system 53, and the like. Further, the DFA cost estimation system 60 or the DMU cost estimation system 70 can also be used for estimating the disassembly cost of the operation of disassembling a product into parts at the time of maintenance.
[0053]
In the detailed cost estimation system 40 according to the present embodiment, the user can perform both rough cost estimation and detailed cost estimation with one system.
In the detailed cost estimation system 40 of the present embodiment, a user can obtain a detailed cost only for a necessary part. Further, when calculating the detailed cost, the user should estimate the detailed cost only for necessary items among materials, processing methods, shapes, assemblability, etc. (with accuracy as required). Can be.
[0054]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to estimate the cost for each of a plurality of components constituting a product by rough estimation, and to estimate the cost of a necessary component in detail.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of the overall configuration of an embodiment of a cost estimation system according to the present invention.
FIG. 2 shows an example of a screen displayed on the approximate cost estimation system in one embodiment of the cost estimation system of the present invention.
FIG. 3 is a block diagram showing a part of a detailed cost estimation system in an embodiment of the cost estimation system of the present invention.
FIG. 4 is a block diagram showing a process change system in an embodiment of the cost estimation system of the present invention.
FIG. 5 is a block diagram showing a shape changing system in one embodiment of the cost estimation system of the present invention.
FIG. 6 is a block diagram showing an assembly cost estimation system in one embodiment of the cost estimation system of the present invention.
[Explanation of symbols]
Reference Signs List 1 casing 2 rotor 10 cost estimation system 11 A part 12 B part 13 C part 20 approximate cost estimation system 21 design BOM
21a E part 22a F part 23a G part 22 Cost record database 40 Detailed cost estimation system 41 Change item (list)
42 Material 42a Material list 43 Shape 44 Processing method 51 Material database 52 Shape change system 53 Process change system 53a Processing method list 54 Process master database 55 Processing database 57 Assembly master database 60 DFA cost estimation system 70 DMU cost estimation system 80 Assembly cost estimation System 90 CAD

Claims (9)

概算コスト見積もり装置と、詳細コスト見積もり装置とを備えたコスト見積システムであって、
前記概算コスト見積もり装置は、製品を構成する複数の部品のそれぞれについての過去の実績に基づいた部品コストと、過去の実績に基づいた前記複数の部品の組み立てに要する組立コストを示す第1コストデータが格納されたコスト実績データベースを備え、
前記詳細コスト見積もり装置は、前記複数の部品のそれぞれについての材料、形状、加工法の少なくともいずれか一つの条件の変更に応じた第2コストを自動的に算出する
コスト見積システム。
A cost estimation system comprising an approximate cost estimation device and a detailed cost estimation device,
The approximate cost estimating apparatus includes a first cost data indicating a component cost based on a past performance of each of a plurality of components constituting a product and an assembly cost required for assembling the plurality of components based on a past performance. Is provided with a cost performance database in which
The cost estimation system, wherein the detailed cost estimation device automatically calculates a second cost according to a change in at least one of a material, a shape, and a processing method for each of the plurality of components.
請求項1記載のコスト見積システムにおいて、
前記詳細コスト見積もり装置は、ユーザにより指定された前記複数の部品のうちの一部の部品についての前記第2コストを算出する
コスト見積システム。
In the cost estimation system according to claim 1,
The cost estimation system, wherein the detailed cost estimation device calculates the second cost for a part of the plurality of parts specified by a user.
請求項1または2に記載のコスト見積システムにおいて、
前記詳細コスト見積もり装置は、前記材料、形状、加工法のうちユーザにより指定された少なくともいずれか一つの条件の変更に応じた前記第2コストを算出する
コスト見積システム。
In the cost estimation system according to claim 1 or 2,
The said detailed cost estimation apparatus is a cost estimation system which calculates the said 2nd cost according to the change of at least any one condition specified by the user among the said material, shape, and a processing method.
請求項1から3のいずれか1項に記載のコスト見積システムにおいて、
前記詳細コスト見積もり装置は、前記条件である前記材料に関して、複数の材料のそれぞれについての重量とコストの関係を示す材料データベースを備えている
コスト見積システム。
In the cost estimation system according to any one of claims 1 to 3,
The cost estimation system, wherein the detailed cost estimation device includes a material database indicating a relationship between weight and cost for each of the plurality of materials with respect to the material as the condition.
請求項1から4のいずれか1項に記載のコスト見積システムにおいて、
前記詳細コスト見積もり装置は、前記複数の部品のそれぞれについての複数の工程と、前記複数の工程のそれぞれと前記複数の工程のそれぞれの変更に伴い使用設備が変更されたときの前記使用設備に応じてかかるコストとの関係を示す工程マスタデータベースを備えている
コスト見積システム。
In the cost estimation system according to any one of claims 1 to 4,
The detailed cost estimating apparatus is configured to perform a plurality of processes for each of the plurality of components, and a plurality of processes in accordance with the used facilities when the used facilities are changed in accordance with each of the plurality of steps and each of the plurality of steps. A cost estimation system that includes a process master database that indicates the relationship with the cost involved.
請求項5記載のコスト見積システムにおいて、
前記詳細コスト見積もり装置は、更に、
前記複数の工程のそれぞれの具体的な加工態様についてのパラメータの値と、前記パラメータの値に応じてかかるコストとの関係を示す加工データベースを備えている
コスト見積システム。
In the cost estimation system according to claim 5,
The detailed cost estimation device further comprises:
A cost estimating system comprising a processing database indicating a relationship between a parameter value for a specific processing mode of each of the plurality of processes and a cost according to the parameter value.
請求項4記載のコスト見積システムにおいて、
前記詳細コスト見積もり装置は、CAD装置上で変更された前記部品の形状に対応する体積から前記部品の重量を求め、前記材料データベースを参照して、前記求めた重量に基づいて、前記部品のコストを求める
コスト見積システム。
In the cost estimation system according to claim 4,
The detailed cost estimation device obtains the weight of the component from a volume corresponding to the shape of the component changed on the CAD device, refers to the material database, and calculates the cost of the component based on the determined weight. A cost estimation system that seeks.
請求項1から7のいずれか1項に記載のコスト見積システムにおいて、
前記詳細コスト見積もり装置は、前記複数の部品のそれぞれについての作業内容と作業手順を示すデータが格納されている組立マスタデータベースと、組立コスト見積装置とを有し、
前記組立コスト見積装置は、前記組立マスタデータベースに格納された前記部品についての前記作業内容と前記作業手順を示すデータに基づいて、前記部品についての組み立て時の作業性を求め、前記求めた作業性に基づいて、前記部品についての組み立てコストを求める
コスト見積システム。
The cost estimation system according to any one of claims 1 to 7,
The detailed cost estimation device has an assembly master database in which data indicating work contents and work procedures for each of the plurality of parts is stored, and an assembly cost estimation device,
The assembling cost estimating device obtains the workability at the time of assembling the component based on the work content and the data indicating the work procedure for the component stored in the assembly master database. A cost estimation system for determining an assembly cost for the component based on
請求項8記載のコスト見積システムにおいて、
前記組立コスト見積装置は、前記作業手順に対応する前記組み立てコストに基づいて、前記作業性が向上するような前記作業手順を求める
コスト見積システム。
In the cost estimation system according to claim 8,
A cost estimation system that obtains the work procedure such that the workability is improved based on the assembly cost corresponding to the work procedure.
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