JP2004110303A - Input device equipped with foldable display and keyboard, and personal computer equipped with the input device - Google Patents

Input device equipped with foldable display and keyboard, and personal computer equipped with the input device Download PDF

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JP2004110303A JP2002270648A JP2002270648A JP2004110303A JP 2004110303 A JP2004110303 A JP 2004110303A JP 2002270648 A JP2002270648 A JP 2002270648A JP 2002270648 A JP2002270648 A JP 2002270648A JP 2004110303 A JP2004110303 A JP 2004110303A
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Isao Mochizuki
望月　勲
Takeyuki Takagi
高木　猛行
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an input device and a personal computer capable of stably displaying characters and the like while preventing the occurrence of a folding habit even in repeating the folding operation of a display over a long period of time in the foldable constitution of both a keyboard and the display. <P>SOLUTION: The flexible display 102 is rotatably mounted to one side of a first keyboard unit 3 constituting the foldable keyboard 1, through a rotating connection part 2. An elastic metal sheet 136 with resilience such as stainless steel is stuck to the lower face side of an organic EL display 118 constituting the flexible display 102, and the elastic metal sheet 136 is disposed over the whole of a plate part 123 of a cover member 107, the open side of a connecting member 129 and a plate part 126 of a cover member 117. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯性に優れるとともに操作時には良好な操作性を有する折畳可能なキーボードを備えた入力装置及びその入力装置を備えたパーソナルコンピュータに関し、特に、入力装置やパーソナルコンピュータに付設されるディスプレイをキーボードの折畳状態に対応して折り畳み可能とすることにより、携帯時にはディスプレイを備えた入力装置やパーソナルコンピュータの携帯性を格段に向上することが可能であるととともに、使用時にはデスクトップ型の入力装置やパーソナルコンピュータと同等の良好な操作性を実現することが可能であり、更に、ディスプレイの折畳動作を長期に渡り繰り返して行った場合においても折り癖が発生することを防止して文字等を安定して表示可能な入力装置及びパーソナルコンピュータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、キーボード等の入力操作部とディスプレイとを備え、キーボードやディスプレイを折畳可能に構成した各種の携帯型電子機器が提案されている。
【０００３】
例えば、特開平１０−２９３６２４号公報には、表示部が設けられた第一の部分と入力操作部を構成する第二の部分とを連接部を介して回動自在に連結し、また、第二の部分を、主部と、主部の両側で２つの連接部を介して折り畳み可能に連結された２つの副主部とから構成した携帯型電子機器が記載されている。
【０００４】
かかる携帯型電子機器では、その使用時に主部及び２つの副主部を水平状態に配置することにより入力部部を広くすることができ、また、非使用時には、２つの連接部を介して２つの副主部を主部に重なるように折り畳むことにより携帯性を向上することができるものである。
【０００５】
また、再公表特許ＷＯ９９／３４３４８号公報には、携帯電子機器の本体と蓋とを蝶番等の連結手段を介して開閉自在に連結するとともに、一部にタッチ入力操作部が設けられた一枚のフレキシブル液晶表示板を本体と蓋の両者に掛け渡すように固定した携帯電子機器が記載されている。
【０００６】
かかる携帯電子機器では、その使用時フレキシブル液晶表示板に設けられたタッチ入力操作部を介して所望の入力操作が行われ、また、その非使用時には、蓋を閉じるとフレキシブル液晶表示板の折曲部が、大きな曲率を確保しつつ、連結手段の近傍にて本体と蓋とに渡って形成された逃げ溝部に進入されるので、フレキシブル液晶表示板の折曲に起因する損傷・劣化を防止することができるものである。
【０００７】
【特許文献１】
特開平１０−２９３６２４号公報（第２頁、図１乃至図３）
【特許文献２】
再公表特許ＷＯ９９／３４３４８号公報（第９頁、第１図乃至第３図）
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特開平１０−２９３６２４号公報に記載された携帯型電子機器では、入力操作部において２つの副主部は、連接部を介して主部に重なるように折り畳み可能に構成されているものの、表示部が設けられた第一の部分は、それ自体折畳可能には構成されてはおらず、従って、携帯型電子機器のサイズは、第一の部分のサイズに制限されてしまうこととなる。このように、携帯型電子機器の携帯性を更に向上して、電子機器全体のコンパクト化を図るには、まだまだ不十分なものである。
【０００９】
また、前記再公表特許ＷＯ９９／３４３４８号公報に記載された携帯電子機器では、タッチ入力操作部と表示部とを一枚のフレキシブル液晶表示板で構成するとともに、かかるフレキシブル液晶表示板を本体と蓋とに渡って固定し、非使用時に蓋を閉じた際にフレキシブル液晶表示板を折曲させるものではあるが、タッチ入力操作部自体はフラットに形成されているのが一般的であることから、複数のキーを配列してなるキーボード等と比較して非常に操作性が悪いものである。また、タッチ入力操作部自体は折畳可能に構成されてはおらず、従って、タッチ入力操作部のサイズはフレキシブル液晶表示板のサイズによる制約を受けてしまうことから、前記の場合と同様、携帯電子機器の携帯性を更に向上して、電子機器全体のコンパクト化を図るには、まだまだ不十分なものである。更に、蓋を閉じた際にフレキシブル液晶表示板の折曲部を逃げ溝部に進入させることにより、フレキシブル液晶表示板の折曲に起因する損傷・劣化を防止するものではあるが、フレキシブル液晶表示板の折曲動作を長期に渡り繰り返して行った場合には、液晶表示板に折曲癖が発生する虞が多分に存し、かかる場合には液晶表示板に波打ち現象が発生して文字等を安定して表示できなくなる。
【００１０】
本発明は前記従来技術の問題点を解消するためになされたものであり、キーボード及びディスプレイの双方を折畳可能に構成し、ディスプレイをキーボードの折畳状態に対応して折り畳み可能とすることにより、携帯時にはディスプレイを備えた入力装置やパーソナルコンピュータの携帯性を格段に向上することが可能であるととともに、使用時にはデスクトップ型の入力装置やパーソナルコンピュータと同等の良好な操作性を実現することが可能であり、更に、ディスプレイの折畳動作を長期に渡り繰り返して行った場合においても折り癖が発生することを防止して文字等を安定して表示可能な入力装置及びパーソナルコンピュータを提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項１に係る入力装置は、第１キーボードユニットと第２キーボードユニットとの間に回動連結部を設け、キーボードの使用時には回動連結部を介して両ユニットが離間する方向に回動されて水平状態に開放されるとともに、キーボードの非使用時には回動連結部を介して両ユニットが近接する方向に回動されて重ね合わせた折畳状態になる折畳可能なキーボードと、前記第１又は第２キーボードユニットの一側に回動可能に取り付けられ、第１及び第２キーボードユニットの水平状態に対応して開放され且つ折畳状態に対応して折り畳まれる可撓性の折畳可能なフレキシブルディスプレイとを備え、前記フレキシブルディスプレイの背面側には、弾性金属薄板が貼付されていることを特徴とする。
【００１２】
請求項１に係る入力装置では、フレキシブルディスプレイは、第１及び第２キーボードユニットの水平状態に対応して開放されるので、キーボードの使用時には、フレキシブルディスプレイの表示部は、その表示面積が広くなって見易くなるとともに、文字等を表示するにつき何等制約を受けることがなく、また、キーボードにおける第１及び第２キーボードユニットは、折り畳まれた状態から水平状態に開放されてその操作面積がデスクトップ型のキーボードと同等となり、キー操作性が格段に向上する。更に、キーボードを使用しない携帯時には、フレキシブルディスプレイは、第１及び第２キーボードユニットの折畳状態に対応して折り畳むことが可能となり、従って、携帯時には入力装置全体の携帯性を格段に向上することが可能となる。また、フレキシブルディスプレイの背面側には、弾性金属薄板が貼付されているので、フレキシブルディスプレイは、その折畳状態から開放される際に、弾性金属薄板の弾性力に基づき極めて容易且つ迅速に平面状態に開放される。従って、ディスプレイの折畳動作を長期に渡り繰り返して行った場合においてもフレキシブルディスプレイに折り癖が発生することを防止して文字等を安定して表示することができる。
【００１３】
ここに、フレキシブルディスプレイは、請求項２に記載されているように、回動連結部の軸方向と直交する方向に沿って前記第１キーボードユニット又は第２キーボードユニットの一側に取り付けられていることが望ましい。
【００１４】
また、請求項３に係る入力装置は、請求項１又は請求項２の入力装置において、前記フレキシブルディスプレイは、前記第１又は第２キーボードユニットの一側に回動可能に取り付けられた第１蓋部材及び第１蓋部材に対してスライド可能且つ折畳可能に連結された第２蓋部材と、前記第１蓋部材及び第２蓋部材に渡って配置されたフレキシブルディスプレイシートとを備え、前記弾性金属薄板は、前記第１蓋部材及び第２蓋部材に対向する側でフレキシブルディスプレイシートに貼付されていることを特徴とする。請求項２に係る入力装置では、フレキシブルディスプレイを第１及び第２蓋部材とフレキシブルディスプレイシートから構成し、弾性金属薄板を、第１及び第２蓋部材に対向する側でフレキシブルディスプレイシートに貼付しているので、フレキシブルディスプレイシートは、その弾性金属薄板が第１及び第２蓋部材に渡って支持配置されることとなり、その開放状態で弾性金属薄板の弾性力とも相まって平面状態に保持することができる。これにより、フレキシブルディスプレイシートに波打ち現象等が発生することを防止して文字等を安定して表示することができる。
【００１５】
更に、請求項４に係る入力装置は、請求項３の入力装置において、前記第１蓋部材にて相互に対向する側縁に形成された一対の第１壁部と、前記各第１壁部の内側に形成された第１配置溝と、前記第２蓋部材にて相互に対向する側縁に形成された一対の第２壁部と、前記各第２壁部の内側に形成された第２配置溝とを備え、前記フレキシブルディスプレイシートの両側縁は、前記第１配置溝及び第２配置溝に摺動可能に遊嵌されていることを特徴とする。請求項３に係る入力装置では、フレキシブルディスプレイシートの両側縁は、第１蓋部材の側縁に形成された一対の第１壁部の第１配置溝、及び、第２蓋部材の側縁に形成された一対の第２壁部の第２配置溝に摺動可能に遊嵌されているので、第１蓋部材と第２蓋部材とをスライドさせた際にフレキシブルディスプレイシートの両側縁は、第１配置溝及び第２配置溝に沿って摺動されることとなり、従って、第１及び第２蓋部材をスライドさせた場合においてもフレキシブルディスプレイシートの平面状態を確実に保持することができる。
【００１６】
ここに、フレキシブルディスプレイシートとしては、請求項５に記載されているように、有機ＥＬディスプレイシートから構成されていることが望ましい。
【００１７】
また、請求項６に係るパーソナルコンピュータは、第１キーボードユニットと第２キーボードユニットとの間に回動連結部を設け、キーボードの使用時には回動連結部を介して両ユニットが離間する方向に回動されて水平状態に開放されるとともに、キーボードの非使用時には回動連結部を介して両ユニットが近接する方向に回動されて重ね合わせた折畳状態になる折畳可能なキーボードと、前記第１又は第２キーボードユニットに付設されたコンピュータ本体と、前記コンピュータ本体の一側に回動可能に取り付けられ、第１及び第２キーボードユニットの水平状態に対応して開放され且つ折畳状態に対応して折り畳まれる可撓性の折畳可能なフレキシブルディスプレイとを備えたパーソナルコンピュータであって、前記フレキシブルディスプレイの背面側には、弾性金属薄板が貼付されていることを特徴とする。
【００１８】
請求項６に係るパーソナルコンピュータでは、フレキシブルディスプレイは、第１及び第２キーボードユニットの水平状態に対応して開放されるので、キーボードの使用時には、フレキシブルディスプレイの表示部は、その表示面積が広くなって見易くなるとともに、文字等を表示するにつき何等制約を受けることがなく、また、キーボードにおける第１及び第２キーボードユニットは、折り畳まれた状態から水平状態に開放されてその操作面積がデスクトップ型のキーボードと同等となり、キー操作性が格段に向上する。更に、キーボードを使用しない携帯時には、フレキシブルディスプレイは、第１及び第２キーボードユニットの折畳状態に対応して折り畳むことが可能となり、従って、携帯時には入力装置全体の携帯性を格段に向上することが可能となる。また、フレキシブルディスプレイの背面側には、弾性金属薄板が貼付されているので、フレキシブルディスプレイは、その折畳状態から開放される際に、弾性金属薄板の弾性力に基づき極めて容易且つ迅速に平面状態に開放される。従って、ディスプレイの折畳動作を長期に渡り繰り返して行った場合においてもフレキシブルディスプレイに折り癖が発生することを防止して文字等を安定して表示することができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る入力装置について本発明を具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る入力装置の概略構成について図１及び図２に基づき説明する。図１は入力装置の斜視図、図２は入力装置を模式的に示す分解斜視図である。
【００２０】
図１において、入力装置１００は、基本的に、キーボード１、キーボード１に付設された制御部本体１０１、及び、制御部本体１０１の一側に対して回動可能に取り付けられたフレキシブルディスプレイ１０２から構成されている。
【００２１】
ここで、先ず、キーボード１の詳細な構成について図１乃至図３に基づき説明する。図３は第１支持板と第２支持板の回動動作を同期させる同期機構を拡大して示す説明図である。キーボード１は、基本的に、回動連結部２を介して相互に回動可能に連結された第１キーボードユニット３及び第２キーボードユニット４から構成されている。第１キーボードユニット３は、第１ベース板５、第１ベース板５上で水平方向に回動可能に支持された第１支持板６、及び、第１支持板６上に配設された複数個のキースイッチ７から構成されている。また、第２キーボードユニット４は、第２ベース板８、第２ベース板８上で水平方向に回動可能に支持された第２支持板９、及び、第２支持板９上に配設された複数個のキースイッチ１０から構成されている。
【００２２】
次に、回動連結部２の構成について説明する。第１ベース板５はアルミ等の金属製薄板（樹脂製の薄板でもよい）から形成されており、第１ベース板５の側端部１１（図１における右側端部）における２つの隅部１２（一方のみ図示）には、それぞれ回動連結部２の一部を構成する樹脂製の軸受部材１３、１４が設けられている。軸受部材１３には、軸受孔１３Ａが形成された軸受１３Ｂが設けられている。また、軸受部材１４においても同様に、軸受孔１４Ａが形成された軸受１４Ｂが設けられている。
【００２３】
第２ベース板８は、第１ベース板５と同様、アルミ等の金属薄板（樹脂製の薄板でもよい）から形成されており、第２ベース板８の側端部１５（図１における左側端部）における２つの隅部１６には、それぞれ回動連結部２の一部を構成する樹脂製の軸受部材１７、１８が設けられている。軸受部材１７には、軸受孔１７Ａが形成された２つの軸受１７Ｂが離間して設けられている。また、軸受部材１８においても同様に、軸受孔１８Ａが形成された２つの軸受１８Ｂが離間して設けられている。そして、軸受１３Ｂは各軸受１７Ｂの間に嵌入されるとともに、軸受け１３Ｂの軸受孔１３Ａと各軸受１７Ｂの軸受孔１７Ａとが一直線に配置され、また、軸受１４Ｂは各軸受１８Ｂの間に嵌入されるとともに、軸受１４Ｂの軸受孔１４Ａと各軸受１８Ｂの軸受孔１８Ａとが一直線に配置される。このように一直線に配置された各軸受孔１３Ａ、１７Ａ、１４Ａ、１８Ａに対して、支持軸１９が挿嵌される。これにより、支持軸１９を介して第１ベース板５と第２ベース板８とは、相互に回動可能に支持される。かかる支持軸１９に対しては、円筒状の形状を有し、中心部に摺動孔２０が形成されるとともに、周囲にギア歯部２１が同心円状に形成された摺動部材２２が、摺動孔２０を介して摺動可能に挿嵌されている。かかる摺動部材２２は、第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４とを、相互に同期して回動させるための部材であり、その作用については後述する。
【００２４】
尚、軸受部材１４には、これと一体に中空状の周壁部材２３が形成されており、また、軸受部材１８には、これと一体に中空状の周壁部材２４が形成されている。周壁部材２４には挿通孔２４Ａが形成されており、この挿通孔２４Ａには、第２キーボードユニット４に設けられた各キースイッチ１０と制御部本体１０１（後述する）とを接続するための信号線が形成されたシート状の耳部６９Ａ（キースイッチ１０のメンブレンスイッチを構成する上側シートと下側シートとに挟まれたシートであり、両シートから延出されている）が挿通される。耳部６９Ａは、図示しないリード線となり、かかるリード線は、周壁部材２４の内部を通って中空状の軸受部材１８、軸受１８Ｂから外方に案内されるとともに支持軸１９に巻回され、更に中空状の軸受部材１４から周壁部材２３に挿通案内される。また、周壁部材２３には挿通孔２３Ａが形成されており、この挿通孔２３Ａには、第１キーボードユニット３に設けられた各キースイッチ７と制御部本体１０１とを接続するための信号線が形成されたシート状の耳部６９Ｂ（キースイッチ７のメンブレンスイッチを構成する上側シートと下側シートに挟まれたシートであり、両シートから延出されている）が挿通される。耳部６９Ｂは、図示しないリード線となり、このリード線は、周壁部材２４、２３を介して第２キーボードユニット４側から案内されてくるリード線と合わせて、制御部本体１０１に接続されている。
【００２５】
第１ベース板５において、側端部１１とは反対側の側端部２６の近傍で略中央位置には、ネジ受部２７が形成されており、このネジ受部２７には、第１支持板６に形成されたネジ孔（図示せず）及びこのネジ孔に対応して後述する枠部材７０に形成されたネジ孔２８（枠部材７０と一体に形成されたスイッチ配置部２５に形成されている）に遊嵌されるネジ２９が締結される。これにより、第１支持板６はネジ２９及びネジ受部２７を支点として第１ベース板５上で水平方向に回動可能に取り付けられる。また、第２ベース板８において、側端部１５とは反対側の側端部８ａより少し内側に入った略中央位置には、ネジ受部３０が形成されており、このネジ受部３０には、第２支持板９のネジ孔３１に遊嵌されるネジ３２が締結される。これにより、第２支持板９はネジ３２、ネジ受部３０を支点として第２ベース板８上で水平方向に回動可能に取り付けられる。
【００２６】
第１キーボードユニット３における第１支持板６はアルミ等の金属薄板から形成されており、かかる第１支持板６上には、左手で操作される所定数のキースイッチ７が配設されている。尚、左手で操作されるキースイッチ７の数は、国際規格（ＩＳＯ２１２６及びＩＳＯ２５３０）に基づいて定められている。
【００２７】
また、第１支持板６には１つのキースイッチ７に対応して４個の係止部３３がプレス加工等により一体に形成されており、かかる第１支持板６上には、図示しない３層構造を有するメンブレンスイッチ（可動電極を有する上側シート、固定電極を有する下側シート及び上側シートと下側シート間に介挿され可動電極と固定電極とを離間させるスイッチング孔を有するスペーサシートからなる）が配置されている。尚、各係止部３３は、メンブレンスイッチに形成された孔から上方へ突出されている。
【００２８】
そして、各キースイッチ７は、基本的に、キートップ３４、キートップ３４の上下動を案内する一対のリンク部材３５、キートップ３４を上方へ付勢するとともにメンブレンスイッチの可動電極と固定電極からなるスイッチング部に対応してメンブレンスイッチ上に配置されたラバースプリング３６から構成される。ここに、一対のリンク部材３５の各上端部はキートップ３４の下面に可動状態で連結され、また、各下端部は係止部３３に可動状態で係止されている。非押下時にキートップ３４はラバースプリング３６の付勢力を介して上方へ付勢されて非押下位置に保持されており、ラバースプリング３６の付勢力に抗してキートップ３４を押下した際には、ラバースプリング３６がメンブレンスイッチの可動電極を押圧してスペーサのスイッチング孔で固定電極に当接させ、これにより所定のスイッチング動作が行われる。前記したキースイッチ７と第１支持板６とは、第１キーユニット３７を構成する。尚、キースイッチ７の構成については公知であり、ここでは詳細な説明を省略する。
【００２９】
第１支持板６の一側（図２における右側）は、その回動支点（ネジ孔２８に遊嵌されたネジ２９及びネジ受２７）を中心とする回転半径に合致する円弧面が形成されており、また、円弧面の内側には、円弧状の長溝３９が形成されている。長溝３９にはネジ４０が遊嵌され、そのネジ４０は第１ベース板５に形成されたネジ受部４１に締結されている。ここに、長溝３９とネジ４０とは、第１支持板６が第１ベース板５上で水平方向に回動する際に、その回動動作が安定して行われるように案内する作用を行う。
【００３０】
また、第１支持板６の上面には、その周囲を覆うように、樹脂により一体形成された額物状の枠部材７０が配置されており、かかる枠部材７０には、各種のスイッチ２５Ａが配置されるスイッチ配置部２５、周壁部材４６及び第１ギア部材４４が設けられている。第１ギア部材４４は、第１支持板６にて円弧面が形成された側でその円弧面と同一曲率半径を有する円弧面４２を有し、その円弧面４２には摺動部材２２のギア歯部２１に噛合するギア歯４３が形成されている。更に、第１ギア部材４４の円弧面４２には、複数個のロック溝４５が形成されており、かかるロック溝４５は後述するロック機構５７の一部を構成する。また、第１ギア部材４４には、第１支持板６に形成された長溝３９に対応する長溝３８が形成されている。
【００３１】
更に、第２キーボードユニット４おける第２支持板９は、前記第１支持板６と同様、アルミ等の金属薄板から形成されており、かかる第２支持板９上には、右手で操作される所定数のキースイッチ１０が配設されている。尚、右手で操作されるキースイッチ１０の数は、国際規格（ＩＳＯ２１２６及び２５３０）に基づいて定められており、前記第１支持板６上に配設される左手で操作されるキースイッチ７の数よりも多くされている。ここに、キースイッチ１０は、前記キースイッチ７と同様の構成を有しているので、その構成要素についてはキースイッチ７と同一の番号を付して説明する。
【００３２】
第２支持板９には１つのキースイッチ１０に対応して４個の係止部３３がプレス加工等により一体に形成されており、かかる第２支持板９上には、図示しない３層構造を有するメンブレンスイッチ（可動電極を有する上側シート、固定電極を有する下側シート及び上側シートと下側シート間に介挿され可動電極と固定電極とを離間させるスイッチング孔を有するスペーサシートからなる）が配置されている。尚、各係止部３３は、メンブレンスイッチに形成された孔から上方へ突出されている。
【００３３】
そして、各キースイッチ１０は、基本的に、キートップ３４、キートップ３４の上下動を案内する一対のリンク部材３５、キートップ３４を上方へ付勢するとともにメンブレンスイッチの可動電極と固定電極からなるスイッチング部に対応してメンブレンスイッチ上に配置されたラバースプリング３６から構成される。ここに、一対のリンク部材３５の各上端部はキートップ３４の下面に可動状態で連結され、また、各下端部は係止部３３に可動状態で係止されている。非押下時にキートップ３４はラバースプリング３６の付勢力を介して上方へ付勢されて非押下位置に保持さており、ラバースプリング３６の付勢力に抗してキートップ３４を押下した際には、ラバースプリング３６がメンブレンスイッチの可動電極を押圧してスペーサのスイッチング孔で固定電極に当接させ、これにより所定のスイッチング動作が行われる。前記したキースイッチ１０と第２支持板９とは、第２キーユニット４７を構成する。
【００３４】
第２支持板９の一側（図２における左側）は、その回動支点（ネジ孔３１に遊嵌されたネジ３２及びネジ受３０）を中心とする回転半径に合致する円弧面が形成されており、また、円弧面の内側には、円弧状の長溝４９が形成されている。長溝４９にはネジ５０が遊嵌され、そのネジ５０は第２ベース板８に形成されたネジ受部５１に締結されている。ここに、長溝４９とネジ５０とは、第２支持板９が第２ベース板８上で水平方向に回動する際に、その回動動作が安定して行われるように案内する作用を行う。
【００３５】
また、第２支持板９の上面には、その周囲を覆うように、樹脂により一体形成された額物状の枠部材８０が配置されており、かかる枠部材８０には、周壁部材５６及び第２ギア部材５４が設けられている。第２ギア部材５４は、第２支持板９にて円弧面が形成された側でその円弧面と同一曲率半径を有する円弧面５２を有し、その円弧面５２には摺動部材２２のギア歯部２１に噛合するギア歯５３が形成されている。更に、第２ギア部材５４の円弧面５２には、複数個のロック溝５５（図３参照）が形成されており、かかるロック溝５５は後述するロック機構５７の一部を構成する。また、第２ギア部材５４には、第２支持板６に形成された長溝４９に対応する長溝４８が形成されている。
【００３６】
続いて、第１ベース板５と第２ベース板８上で、それぞれ第１支持板６及び第２支持板９を水平方向に回動するにつき、第１支持板６と第２支持板９とを同期して回動させる同期機構、及び、同期機構を介して回動された第１支持板６、第２支持板９をその回動位置でロックするロック機構について、図３乃至図５に基づき説明する。図３は第１支持板６と第２支持板９の回動動作を同期させる同期機構を拡大して示す説明図であり、図４は第１支持板６及び第２支持板９を回動させていない状態状態を示し説明図、図５は第１支持板６及び第２支持板９を最大回動位置まで回動させた状態を示す説明図である。
【００３７】
図３において、第１ギア部材４４の円弧面４２に形成されたギア歯４３、及び、第２ギア部材５４の円弧面５２に形成されたギア歯５３は、それぞれ支持軸１９に摺動可能に挿嵌された摺動部材２２のギア歯部２１に噛合している。
【００３８】
ここに、摺動部材２２のギア歯部２１は同心円状に形成されていることから、摺動部材２２の中心からギア歯部２１の先端までの距離は同一にされており、また、ギア歯４３とギア歯５３は共に円弧面４２、５２に形成されていることから、ギア歯４３及びギア歯５３の先端も円弧状に配置されている。従って、ギア歯部２１と各ギア歯４３、５３との間における噛合関係は、図３乃至図５に示すように、均一ではなく浅い部分と深い部分とが発生し、また、かかる噛合関係は、第１支持板６及び第２支持板９が回動することに従い摺動部材２２が支持軸１９上を移動する場合でも変わらない。しかしながら、摺動部材２２のギア歯部２１と各第１ギア部材４４、第２ギア部材５４のギア歯４３、５３との間には、摺動部材２２が支持軸１９上のどの位置にある場合においても、常時深い噛合関係が存在しているので、ギア歯部２１と各ギア歯４３、５３との噛合が外れてしまうことはない。
【００３９】
第１支持板６と第２支持板９を回動させていない状態においては、図４に示すように、支持板６上に配列される各キースイッチ７と支持板９上に配列される各キースイッチ１０は、通常のキーボードにおけるのと同一のキー配列関係を有しており、摺動部材２２のギア歯部２１と第１ギア部材４４のギア歯４３との間、及び、ギア歯部２１と第２ギア部材５４のギア歯５３との間には、図４中上側で浅い噛合関係が存在し、下側で深い噛合関係が存在する。このようなキー配列関係の状態でキーボード１の操作を所望する場合には、勿論この状態でキーボードの操作を行うことができる。
【００４０】
尚、第１支持板６のギア歯４３と摺動部材２２のギア歯部２１との噛合い位置からネジ２９（回動中心）までの距離と、第２支持板９のギア歯５３と摺動部材２２のギア歯部２１との噛合い位置からネジ３２（回動中心）までの距離とは等しくなるように構成されている。これにより、両支持板６、９は摺動部材２２の作用によりスムーズに回動される。
【００４１】
図４に示す状態から、第１キーユニット３７又は第２キーユニット４７の一方を図４における時計方向又は反時計方向へ回動させると、第１ギア部材４４のギア歯４３及び第２ギア部材５４のギア歯５３が摺動部材２２のギア歯部２１に噛合されていることに基づき、摺動部材２２は支持軸１９上を図４における下側へ摺動される。これにより、第１支持板６と第２支持板９とは、相互に同期して、それぞれネジ２９、ネジ受部２７を回動支点として時計方向に回動するとともに、ネジ３２、ネジ受部３０を支点として反時計方向へ回動する。このようなキー配列関係の状態でキーボード１の操作を所望する場合には、この状態でキーボードの操作を行うことができる。
【００４２】
更に、第１支持板６又は第２支持板９を回動させると、前記の場合と同様にして、摺動部材２２は更に下側へ支持軸１９上で摺動され、第１支持板６と第２支持板９とは、相互に同期して、それぞれ時計方向、反時計方向に回動する。このようにして第１支持板６及び第２支持板９を最大回動位置まで回動させた状態が図５に示されている。このようなキー配列関係の状態でキーボード１の操作を所望する場合には、この状態でキーボードの操作を行うことができる。
【００４３】
従って、使用者がキーボード１を使用する際に、第１キーユニット３７又は第２キーユニット４７の一方を回動させることにより、他方のキーユニットを一方のキーユニットと同期して回動させることが可能となる。このように、極めて簡単な操作により各キーユニット３７、４７を所望の操作状態に配置して、個々の使用者にとって最適な操作形態でキーボード操作を行うことができる。
【００４４】
次に、前記のように第１キーユニット３７及び第２キーユニット４７を同期回動させ所望回動位置でそれぞれ第１ベース板５及び第２ベース板８にロックするロック機構について図３に基づき説明する。
【００４５】
ロック機構５７は、第１ベース板５と第１キーユニット３７との間、及び、第２ベース板８と第２キーユニット４７との間に配設されるが、いずれのロック機構５７も同一の構成を有しているので、以下においては第２ベース板８と第２キーユニット４７との間に設けられたロック機構５７のみについて説明することとする。尚、第１ベース板５と第１キーユニット３７との間に設けられたロック機構５７は、第１キーユニット３７の第１支持板６に配設された第１ギア部材４４の円弧面４２に形成されたロック溝４５と、第１ベース板５の隅部１２に設けられた軸受部材１３に形成された弾性ロック片（図示せず）とから構成されている。
【００４６】
ここに、ロック機構５７は第１キーユニット３７側と第２キーユニット４７側の双方について設ける必要はなく、いずれか一方のみを設ける構成であってもよい。
【００４７】
図３に示すロック機構５７おいて、第２ベース板８の隅部１６に設けられた軸受部材１７は中空状に形成されており、その内部には、一対の保持部５８が設けられている。かかる一対の保持部５８の間には、金属製の弾性薄板を「く」字状に折曲された弾性ロック片５９の両端が支持されている。また、第２ギア部材５４の円弧面５２に当接する軸受部材１７の凹状湾曲面６０には、開口６１が形成されており、弾性ロック片５９の先端は開口６１から突出するように構成されている。このように開口６１から突出された弾性ロック片５９の先端は、第２ギア部材５４の円弧面５２に形成された複数個のロック溝５５の１つに係止される。
【００４８】
前記したロック機構５７によれば、第１キーユニット３７と第２キーユニット４７とを相互に同期させて所望の回動位置まで回動させた後、その回動位置にて弾性ロック片５９の先端を第２ギア部材５４のロック溝５５に係止することによりロックすることができる。従って、個々の使用者にとって最適な操作形態に固定した状態でキーボード操作を安定して行うことができる。
【００４９】
また、ロック機構５７は、第２ギア部材５４の円弧面５２に形成されたロック溝５５と、第２ベース板８の軸受部１７に配設された弾性ロック片５９とから簡単に構成されているので、第１キーユニット３７及び第２キーユニット４７のロック機構５７を低いコストで実現することができる。また、ロック溝５５は、第２ギア部材５４の円弧面５２に形成されることから、ギア歯５３の形成と同時にロック溝５５を形成することが可能となり、これによってもコストの低廉化を図ることができる。
【００５０】
続いて、制御部本体１０１について図１及び図２に基づき説明する。制御部本体１０１は、回動連結部２における支持軸１９の方向に直交する方向に沿って第１キーボードユニット３の一側に付設されており、かかる制御部本体１０１には、第２キーボードユニット４の耳部６９Ａが周壁部材２４、２３内を案内されてなるリード線、及び、第１キーボードユニット３の耳部６９Ｂからなるリード線とが合わされて接続されている。また、制御部本体１０１には、フレキシブルディスプレイ１０２から延出され、複数の信号線が形成されたシート状の耳部１０３が接続されている。かかる制御部本体１０１は、キーボード１及びフレキシブルディスプレイ１０２の制御を行うものである。
【００５１】
制御部本体１０１の背面側における２箇所には、支持凹部１０４、１０５が形成されている。支持凹部１０４にて相互に対向する内壁面には、支持孔１０６及び支持軸（図示せず）が設けられている。また、支持凹部１０５にて相互に対向する内壁面には、それぞれ支持孔１１１（一方のみを図示）が形成されている。
【００５２】
更に、制御部本体１０１にはポインティングスティック１１６が配設されており、かかるポインティングスティック１１６は、フレキシブルディスプレイ１０２の表示部１１５に表示されるカーソル等を表示部１１５上で所望の位置まで移動させるものである。ポインティングスティック１１６を介して移動されたカーソル等は、前記したスイッチ配置部２５に配置されているスイッチ２５Ａを押下することにより、その移動位置の確定が行われる。
【００５３】
続いて、フレキシブルディスプレイ１０２ついて、図１、図２及び図６に基づき説明する。図６はフレキシブルディスプレイの分解斜視図である。
【００５４】
フレキシブルディスプレイ１０２は、相互にスライド可能に構成された蓋部材１０７、１１７に渡って配置されるとともに、可撓性を有するプラスチック製のベースフィルム上に有機ＥＬ素子を形成してなるカラー有機ＥＬディスプレイ１１８を主体として構成されている。カラー有機ＥＬディスプレイ１１８は、そのベースフィルムの可撓性に基づき、後述するように湾曲状態で折畳可能である。尚、カラー有機ＥＬディスプレイ１１８のベースフィルムからは、シート状の耳部１０３が延出されている。
【００５５】
蓋部材１０７の下側には、支持部１０８、１１２が一体に形成されており、支持部１０８の外側両端面には、支持軸１０９及び支持孔１１０が形成されている。支持軸１０９は、制御部本体１０１の支持凹部１０４の支持孔１０６に回動可能に支持され、また、支持孔１１０には、支持凹部１０４に形成された図示しない支持軸が回動可能に支持されている。また、支持部１１２の外柄両端面には、支持軸１１３、１１４が形成されており、支持軸１１３は、制御部本体１０１の支持凹部１０５の支持孔１１１に回動可能に支持され、また同様に、支持軸１１４は、支持凹部１０５における図示しない支持孔に回動可能に支持されている。
【００５６】
これにより、フレキシブルディスプレイ１０２におけるカラー有機ＥＬディスプレイ１１８により構成される表示部１１５は、図１、図４及び図５に示すように、入力装置１００の使用時に第１キーボードユニット３及び第２キーボードユニット４を水平状態にした際におけるキーボード１の長さと略等しい長さを有するものであるが、前記した支持構造に基づき、フレキシブルディスプレイ１０２は、制御部本体１０１に対して片持ち梁状態で回動可能に支持されるものである。また、蓋部材１０７の左側部には、係止突起１１９を有する２つのフック部材１２０が一体に形成されている。
【００５７】
また、蓋部材１１７の右側部には、蓋部材１０７の各フック部材１２０に対応して、２つの係合部１２１が一体に形成されており、蓋部材１０７の各フック部材１２０の係止突起１１９は、後述するように、入力装置１００を折り畳んだ際に、蓋部材１１７の係合部１２１に係合する。更に、蓋部材１１７の右側下端部には、突起部材１２２が一体に形成されている。かかる突起部材１２２は、前記したようにフレキシブルディスプレイ１０２が制御部本体１０１に対して片持ち梁状態で回動可能に支持されており、フレキシブルディスプレイ１０２を図１に示すように平面状態に開放した際に蓋部材１１７の下端と入力装置１００の設置面との間に隙間が生じた場合には制御部本体１０１とフレキシブルディスプレイ１０２の支持構造に過度の応力が集中してガタが発生するおそれがあり、場合によってはフレキシブルディスプレイ１０２が蓋部材１１７側が下方に傾いてしまうおそれがあることから、突起部材１２２の下端面と入力装置１００の底面とを同一面とすることにより、フレキシブルディスプレイ１０２を傾斜させることなく設置面に安定して支持するためのものである。このとき、前記した各支持軸１０９、支持孔１１０、支持軸１１３、１１４の軸中心と突起部材１２２の軸中心とを同一軸に設定されており、これにより後述するように、フレキシブルディスプレイ１０２を折り畳んだ際に突起部材１２２が障害となることはない。
【００５８】
次に、蓋部材１０７、１１７を相互にスライド可能に連結する構成について図６に基づき説明する。図６において、蓋部材１０７における平板部１２３の周囲には、平面視でコ字状に壁部１２４が形成されており、この壁部１２４の内相互に対向する一対の壁部１２４Ａの内側端部（図６における右側端部）の近傍には、両側が閉塞した長孔１２５が形成されている。また、蓋部材１１７を構成する平板部１２６の周囲には、平面視でコ字状の壁部１２７が形成されており、この壁部１２７内相互に対向する一対の壁部１２７Ａの内側端部（図６における左側端）の近傍には、長孔１２５と同様、両側が閉塞した長孔１２８が形成されている。
【００５９】
また、蓋部材１０７の右側端部と蓋部材１１７の左側端部の間には、半円筒状の連結部材１２９が配設されている。かかる連結部材１２９は、半円筒部１３０と半円筒部１３０の両端を閉じる半円板部１３１を有しており、各半円板部１３１の端縁には、その中央部にて連結されるように長円状のリンク部１３２が一体に形成されている。各リンク部１３２の両端部にはネジ孔１３３が形成されており、各ネジ孔１３３には、それぞれネジ１３４が挿通されるとともに、各ネジ１３４は、蓋部材１０７の壁部１２４Ａに形成された長孔１２５、及び、蓋部材１１７の壁部１２７Ａに形成された長孔１２８に遊嵌されている。そして、各ネジ１３４の端部には、ナット１３５が締結されている。これにより、連結部材１２９の両側で蓋部材１０７及び蓋部材１１７をリンク連結するリンク機構が構成される。
【００６０】
前記リンク機構の構成に基づき、蓋部材１０７と１１７とは、その各長孔１２５、１２８及び連結部材１２９のリンク部１３２のネジ孔１３３に挿通された各ネジ１３４を介して、相互に連結されることとなり、また、各蓋部材１０７、１１７は、各ネジ１３４が長孔１２５、１２８に沿って摺動可能であることから、相互にスライド可能となるものである。
【００６１】
前記有機ＥＬディスプレイ１１８の下面側には、ステンレス等のバネ性を有する弾性金属薄板１３６が貼付されており、かかる弾性金属薄板１３６は、前記のように構成された蓋部材１０７の平板部１２３、連結部材１２９の開放側、及び、蓋部材１１７の平板部１２６の全体に渡って支持配置されている。これにより、フレキシブルディスプレイ１１８は、その弾性金属薄板１３６側が蓋部材１０７の平板部１２３、連結部材１２９の開放側、及び、蓋部材１１７の平板部１２６の全体に渡って支持配置されることとなり、従って、フレキシブルディスプレイ１１８は、その開放状態で弾性金属薄板１３６の弾性力とも相まって平面状態に保持することができる。これにより、フレキシブルディスプレイ１１８に波打ち現象等が発生することを防止して文字等を安定して表示することができる。
【００６２】
ここに、弾性金属薄板１３６が貼付された有機ＥＬディスプレイ１１８の一端（左端）は、蓋部材１０７における左側の壁部１２４に固定されるとともに、蓋部材１０７の壁部１２４の内側全周に渡って形成された配置溝（図示せず）及び蓋部材１１７の壁部１２７の内側全周に渡って形成された配置溝（図示せず）に摺動可能に遊嵌されている。そして、前記のように、蓋部材１０７と蓋部材１１７とが相互にスライドする際には、有機ＥＬディスプレイ１１８は、蓋部材１０７、１１７の配置溝に沿って摺動される。
【００６３】
尚、後述するように、有機ＥＬディスプレイ１１８が折り畳まれる際、蓋部材１０７及び１１７が相互にスライドされた後に折り畳まれ、また、有機ＥＬディスプレイ１１８が折り畳まれた状態から図１に示す平面状の表示状態にされる際、その折畳状状態を開放した後に蓋部材１０７及び１１７が相互にスライドされるが、有機ＥＬディスプレイ１１８は、各蓋部材１０７、１１７のスライド時にそれぞれに形成された配置溝に沿って摺動されることから、その平面状態を保持することができ、また、有機ＥＬディスプレイ１１８の下面側には弾性金属薄板１３６が貼付されていることから、有機ＥＬディスプレイ１１８が折り畳まれた状態から平面状態に復帰する際に弾性金属薄板１３６の弾性力に基づき極めて容易且つ迅速に平面状態に復帰する。従って、有機ＥＬディスプレイ１１８に折り癖が発生することを確実に防止することができる。
【００６４】
また、連結部材１２９における各半円板部１３１のリンク部１３２を一体に形成するとともに、リンク部１３２のネジ孔１３３及び蓋部材１０７の長孔１２５、蓋部材１１７の長孔１２８にネジ１３４を挿通することにより連結部材１２９を介して蓋部材１０７と蓋部材１１７とを相互に連結するように構成したので、各半円板部１３１に一体形成されたリンク部１３２は、相互に同期して作動することとなり、従って、フレキシブルディスプレイ１０２における蓋部材１０７と蓋部材１１７との開閉動作を安定して行うことができ、また、開閉時各蓋部材１０７、１１７が傾いた状態で開閉されることはない。
【００６５】
続いて、前記のように構成された入力装置１００におけるキーボード１及びフレキシブルディスプレイ１０２の折畳動作について図７及び図８に基づき説明する。図７は入力装置に付設されたキーボードを使用状態から順次折り畳んでいく状態を示す説明図であり、図７（Ａ）はキーボード及びフレキシブルディスプレイを使用状態にセットした状態の入力装置を示す説明図、図７（Ｂ）はキーボードの折畳動作が完了する直前の状態を示す説明図、図７（Ｃ）はキーボードの折畳動作が完了した状態を示す説明図である。また、図８はキーボードを折り畳んだ後フレキシブルディスプレイを順次折り畳んでいく状態を示す説明図であり、図８（Ａ）は図７（Ｃ）の状態からフレキシブルディスプレイを回動させて折り畳まれたキーボードの上面に当接させた状態を示す説明図、図８（Ｂ）は図８（Ａ）の状態から各蓋部材が相互に離間する方向にスライドさせた状態を示す説明図、図８（Ｃ）は図８（Ｂ）の状態からキーボードの上面に当接されていない蓋部材をキーボードの下面に当接するまで回動してフレキシブルディスプレイの折畳が完了した状態を示す説明図である。
【００６６】
先ず、入力装置１００の使用状態においては、図７（Ａ）に示すように、キーボード１を構成する第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４とは、回動連結部２を介して離間する方向に回動されて水平状態にされている。これにより、第１キーボードユニット３及び第２キーボードユニット４は、その操作面積がデスクトップ型のキーボードと同等となり、キー操作性が格段に向上する。
このとき、キーボード１の長手方向の長さを「Ｌ１」とする。また、同様に入力装置１００の使用状態においては、フレキシブルディスプレイ１０２における蓋部材１０７と蓋部材１１７とに渡って配置されたカラー有機ＥＬディスプレイ１１８は、図７（Ａ）に示すように、キーボード１から入力された文字等の各種情報をフルサイズで表示可能なように平面状態にされている。このとき、フレキシブルディスプレイ１０２の長手方向における長さ「Ｌ２」は、キーボード１の長さ「Ｌ１」と略等しくされている。従って、フレキシブルディスプレイ１０２においてカラー有機ＥＬディスプレイ１１８により構成される表示部１１５の長さは、キーボード１の長さ「Ｌ１」に略等しくなる。これにより、フレキシブルディスプレイ１０２の表示部１１５は、その表示面積が広くなって表示される文字等の各種情報が見易くなるとともに、文字等を表示するにつき何等制約を受けることがない。
【００６７】
尚、図７（Ａ）はフレキシブルディスプレイ１０２が、その折り畳まれた状態から平面状態に伸張された状態を示すが、このとき、フレキシブルディスプレイ１０２は、第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４が水平状態にされたキーボード１の長手方向と平行な方向に伸張されるので、フレキシブルディスプレイ１０２における表示部１１５は、操作可能な状態にあるキーボード１の長手方向と平行な方向に配置されることとなり、従って、キーボード１の操作中にフレキシブルディスプレイ１０２が見易くなり、キー操作性が向上する。
【００６８】
尚、蓋部材１１７の右側下端部に形成されている突起部材１２２の下端面は、キーボード１及び制御部本体１０１の底面と同一面となり、従って、フレキシブルディスプレイ１０２は、制御部本体１０１に対して片持ち梁状態で支持されているものの、蓋部材１１７側が下方に傾くことなく水平状態で安定して支持されている。
【００６９】
そして、図７（Ａ）に示す状態から第２キーボードユニット４を回動連結部２の回りに左方向へ回動させると、図７（Ｂ）に示す状態となり、更に第２キーボードユニット４を左方向へ回動させると、第２キーボードユニット４は第１キーボードユニット３に重ね合わされる。この状態が図７（Ｃ）に示されている。このとき、第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４とが折り畳まれた状態におけるキーボード１の長さは「Ｌ３」に設定されている。また、第１キーボードユニットの幅（第２キーボートユニットの幅と同一幅）と制御部本体１０１の幅とを加えた幅は「Ｗ１」に設定されており、かかる幅「Ｗ１」はフレキシブルディスプレイ１０２の幅「Ｗ２」に等しい。
【００７０】
更に、フレキシブルディスプレイ１０２は、図７（Ｃ）に示す状態から手前側に回動され、蓋部材１０７の壁部１２４が折り畳まれたキーボード１の上面（第２キーボードユニット４の底面）に当接される。この状態が図８（Ａ）に示されている。
【００７１】
このとき、フレキシブルディスプレイ１０２の蓋部材１０７と蓋部材１１７は、共に連結部材１２９側にスライドされて固定された状態にある。かかる状態について図９（Ａ）及び図１０に基づき説明する。図９（Ａ）は平面状態にあるフレキシブルディスプレイの連結部材付近の構造を示す拡大断面図である。図１０は平面状態にあるフレキシブルディスプレイの連結部材付近の構造を示す拡大斜視図である。
【００７２】
図１０において、蓋部材１０７における各壁部１２４Ａに形成された長孔１２５よりも外側には段差部１３７が形成されており（図６参照）、かかる段差部１３７を利用して右側が開放された横Ｕ字状のＵ字溝１３８が設けられている。また、同様に蓋部材１１７における各壁部１２７Ａに形成された長孔１２８よりも外側には段差部１３９が形成されており、かかる段差部１３９を利用して左側が開放された横Ｕ字状のＵ字溝１４０が設けられている。
【００７３】
そして、各蓋部材１０７、１１７が連結部材１２９側にスライドされた状態においては、蓋部材１０７にてネジ１３４は、長溝１２５の左端に当接し、これに伴いＵ字溝１３８の左端に当接している。また、蓋部材１１７にてネジ１３４は長孔１２８の右端に当接し、これに伴いＵ字溝１４０の右端に当接している。このとき、上側の段差部１３７は、連結部材１２９の半円板部１３１に形成されたリンク部１３２と半円板部１３１との間隙に嵌合されており、また、上側の段差部１３９は、同様にリンク部１３２と半円板部１３１との間隙に嵌合されている。かかる構成に基づき、蓋部材１０７及び蓋部材１１７と連結部材１２９とは、ロックされた状態となり、これにより各蓋部材１０７、１１７は回動されることなく有機ＥＬディスプレイ１１８を平面状態に保持するものである。
【００７４】
尚、前記図１０に示す状態を断面で示すと図９（Ａ）に示す状態となり、図９（Ａ）において、フレキシブルディスプレイ１０２における蓋部材１０７の２つの壁部１２４Ａの端面と蓋部材１１７の壁部１２７Ａの端面とは、各蓋部材１０７、１１７が連結部材１２９側にスライドされて相互に当接している。
【００７５】
続いて、前記図８（Ａ）に示す状態から、蓋部材１０７と蓋部材１１７とは、それぞれ外側に向かってスライドされる。このように各蓋部材１０７、１１７が相互にスライドされた状態について図９（Ｂ）及び図１１に基づき説明する。図９（Ｂ）は図９（Ａ）の状態から各蓋部材を相互に外側に向かってスライドした状態にあるフレキシブルディスプレイの連結部材付近の構造を示す拡大断面図である。図１１は図９（Ａ）の状態から各蓋部材を相互に外側に向かってスライドした状態にあるフレキシブルディスプレイの連結部材付近の構造を示す拡大斜視図である。
【００７６】
図１１において、各蓋部材１０７、１１７がそれぞれ外側に向かってスライドされた状態においては、蓋部材１０７にてネジ１３４は、長溝１２５の右端に当接し、これに伴いＵ字溝１３８の左端から開放側に移動している。また、蓋部材１１７にてネジ１３４は、長孔１２８の左端に当接し、これに伴いＵ字溝１４０の右端から開放側に移動している。このとき、上側の段差部１３７は、連結部材１２９の半円板部１３１に形成されたリンク部１３２と半円板部１３１との間隙から離脱し、また、上側の段差部１３９は、同様にリンク部１３２と半円板部１３１との間隙から離脱する。これにより、蓋部材１０７及び蓋部材１１７と連結部材１２９との間におけるロック状態は解除され、各蓋部材１０７、１１７は回動可能な状態となって有機ＥＬディスプレイ１１８の折畳が可能となる。
【００７７】
尚、前記図１１に示す状態を断面で示すと図９（Ｂ）に示す状態となり、図９（Ｂ）において、フレキシブルディスプレイ１０２における蓋部材１０７の２つの壁部１２４Ａの端面と蓋部材１１７の壁部１２７Ａの端面とは、相互に離間された状態になる。
【００７８】
この後、蓋部材１１７は、図８（Ｂ）における下方向（時計方向）に回動され、前記のように折り畳まれたキーボード１の下面（第１キーボードユニット３の底面）に当接されるとともに、蓋部材１０７に形成された各フック部材１２０の係止突起１１９が蓋部材１１７の各係合部１２１に係合されて各蓋部材１０７、１１７は折り畳まれた状態で相互にロックされる。
【００７９】
このとき、カラー有機ＥＬディスプレイ１１８の一端は、蓋部材１０７における左側の壁部１２４に固定されるとともに、壁部１２４の内側全周に渡って形成された配置溝及び蓋部材１１７の内側全周に渡って形成された配置溝に摺動可能に遊嵌されていることから、前記のように各蓋部材１０７、１１７を折り畳んだ際には、カラー有機ＥＬディスプレイ１１８は、図９（Ｃ）に示すように、折り畳まれて第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４とが相互に重ね合わせられたキーボード１の上下両面を被覆するように折り畳まれ、且つ、蓋部材１０７、１１７の折畳動作に追随して配置溝に沿って摺動し、連結部材１２９における半円筒部１３０の内部においてその湾曲面に沿って湾曲状態で折り畳まれる。尚、図９（Ｃ）は図９（Ｂ）の状態から蓋部材を回動させてカラー有機ＥＬディスプレイを折り畳んだ状態にあるフレキシブルディスプレイの連結部材付近の構造を示す拡大断面図である。
【００８０】
これにより、入力装置１００のキーボード１を使用しない携帯時には、カラー有機ＥＬディスプレイは、第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４とが折り畳まれたキーボード１の長さ「Ｌ３」と同等の長さに折り畳まれることとなり、従って、キーボード１の折畳状態に対応して折り畳むことができる。この結果、携帯時には入力装置１００全体の携帯性を格段に向上することができる。
【００８１】
また、カラー有機ＥＬディスプレイ１１８の湾曲部の曲率を大きくすることができ、この結果、湾曲部に曲がり癖が発生することを確実に防止することができ、長期に渡ってカラー有機ＥＬディスプレイ１１８の平面性を保持することができる。
【００８２】
更に、フレキシブルディスプレイ１０２の幅「Ｗ２」は、第１キーボードユニットの幅（第２キーボートユニットの幅と同一幅）と制御部本体１０１の幅とを加えた幅は「Ｗ１」と等しくされていることから、フレキシブルディスプレイ１０２は、折り畳まれた状態で第１キーボードユニット３と制御部本体１０１とを合わせたサイズと同等のサイズを有することとなり、従って、キーボード１とフレキシブルディスプレイ１０２とを折り畳んだ状態で両者の間でずれが発生することなく一体感を実現しつつコンパクト化を図ることができる。
【００８３】
前記のように構成された入力装置１００の使用形態としては、例えば、図１２に示すように、制御部本体１０１にＰＤＡ装置１４１を接続し、かかるＰＤＡ装置１４１に対するデータ入力装置として使用したり、また、図１３に示すように、制御部本体１０１に携帯電話１４２を接続し、かかる携帯電話１４２に対するデータ入力装置として使用することができる。このように使用した場合には、データ入力キーが少なくて小さく、従って、データ入力が困難で且つ煩雑であり、また、ディスプレイが小さくて表示データが見にくいというＰＤＡ装置１４１や携帯電話１４２における欠点を解消しつつ、デスクトップ装置と同等のデータ入力能力及びデータ表示能力をフルに活用することができる。
【００８４】
また、前記したキーボード１とフレキシブルディスプレイ１０２を使用すれば、図１４に示すように、折畳可能なノート型パーソナルコンピュータを実現することも可能である。図１４はノート型パーソナルコンピュータの斜視図である。
【００８５】
図１４に示すノート型パーソナルコンピュータ１５０では、前記した入力装置１００における制御部本体１０１に代えて、コンピュータ本体１５１が第１キーボードユニット３の一側に付設されている。尚、キーボード１の構成、フレキシブルディスプレイ１０２の構成は、前記入力装置１００におけると同様の構成を有している。
【００８６】
この場合、前記入力装置１００と同様、第１キーボードユニット３と第２キーボードユニット４とを水平状態にしたキーボード１の長さ「Ｌ１」とフレキシブルディスプレイ１０２を平面状態にした長さ「Ｌ２」とは、同一長さに設定され、また、第１キーボードユニット３の幅（第２キーボードユニット４の幅と同一幅）「Ｗ１」とフレキシブルディスプレイ１０２の幅「Ｗ２」とは、同一幅に設定されている。
【００８７】
かかるノート型パーソナルコンピュータ１５０によっても、前記した入力装置１００の場合と同様の効果を得ることができる。
【００８８】
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
【００８９】
前記実施形態においては、フレキシブルディスプレイ１０２を構成するディスプレイとしてカラー有機ＥＬディスプレイ１１８を使用しているが、これに限定されることなく、例えば、可撓性を有する液晶ディスプレイ、Ｉｎ−Ｐｌａｎｅ型電気永動表示方式のペーパーライクディスプレイや、電気回路と表示媒体とが一体化された所謂電子ペーパーであってもよい。
【００９０】
また、フレキシブルディスプレイ１０２を制御部本体１０１を介することなく、直接第１キーボードユニット３あるいは第２キーボードユニット４の一側に対して回動可能に取り付けても良い。
【００９１】
【発明の効果】
以上説明した通り請求項１に係る入力装置では、フレキシブルディスプレイは、第１及び第２キーボードユニットの水平状態に対応して開放されるので、キーボードの使用時には、フレキシブルディスプレイの表示部は、その表示面積が広くなって見易くなるとともに、文字等を表示するにつき何等制約を受けることがなく、また、キーボードにおける第１及び第２キーボードユニットは、折り畳まれた状態から水平状態に開放されてその操作面積がデスクトップ型のキーボードと同等となり、キー操作性が格段に向上する。更に、キーボードを使用しない携帯時には、フレキシブルディスプレイは、第１及び第２キーボードユニットの折畳状態に対応して折り畳むことが可能となり、従って、携帯時には入力装置全体の携帯性を格段に向上することが可能となる。また、フレキシブルディスプレイの背面側には、弾性金属薄板が貼付されているので、フレキシブルディスプレイは、その折畳状態から開放される際に、弾性金属薄板の弾性力に基づき極めて容易且つ迅速に平面状態に開放される。従って、ディスプレイの折畳動作を長期に渡り繰り返して行った場合においてもフレキシブルディスプレイに折り癖が発生することを防止して文字等を安定して表示することができる。
【００９２】
また、請求項３に係る入力装置では、フレキシブルディスプレイを第１及び第２蓋部材とフレキシブルディスプレイシートから構成し、弾性金属薄板を、第１及び第２蓋部材に対向する側でフレキシブルディスプレイシートに貼付しているので、フレキシブルディスプレイシートは、その弾性金属薄板が第１及び第２蓋部材に渡って支持配置されることとなり、その開放状態で弾性金属薄板の弾性力とも相まって平面状態に保持することができる。これにより、フレキシブルディスプレイシートに波打ち現象等が発生することを防止して文字等を安定して表示することができる。
【００９３】
更に、請求項４に係る入力装置では、フレキシブルディスプレイシートの両側縁は、第１蓋部材の側縁に形成された一対の第１壁部の第１配置溝、及び、第２蓋部材の側縁に形成された一対の第２壁部の第２配置溝に摺動可能に遊嵌されているので、第１蓋部材と第２蓋部材とをスライドさせた際にフレキシブルディスプレイシートの両側縁は、第１配置溝及び第２配置溝に沿って摺動されることとなり、従って、第１及び第２蓋部材をスライドさせた場合においてもフレキシブルディスプレイシートの平面状態を確実に保持することができる。
【００９４】
また、請求項６に係るパーソナルコンピュータでは、フレキシブルディスプレイは、第１及び第２キーボードユニットの水平状態に対応して開放されるので、キーボードの使用時には、フレキシブルディスプレイの表示部は、その表示面積が広くなって見易くなるとともに、文字等を表示するにつき何等制約を受けることがなく、また、キーボードにおける第１及び第２キーボードユニットは、折り畳まれた状態から水平状態に開放されてその操作面積がデスクトップ型のキーボードと同等となり、キー操作性が格段に向上する。更に、キーボードを使用しない携帯時には、フレキシブルディスプレイは、第１及び第２キーボードユニットの折畳状態に対応して折り畳むことが可能となり、従って、携帯時には入力装置全体の携帯性を格段に向上することが可能となる。また、フレキシブルディスプレイの背面側には、弾性金属薄板が貼付されているので、フレキシブルディスプレイは、その折畳状態から開放される際に、弾性金属薄板の弾性力に基づき極めて容易且つ迅速に平面状態に開放される。従って、ディスプレイの折畳動作を長期に渡り繰り返して行った場合においてもフレキシブルディスプレイに折り癖が発生することを防止して文字等を安定して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】入力装置の斜視図である。
【図２】入力装置を模式的に示す分解斜視図である。
【図３】第１支持板と第２支持板の回動動作を同期させる同期機構を拡大して示す説明図である。
【図４】第１支持板及び第２支持板を回動させていない状態状態を示し説明図である。
【図５】第１支持板及び第２支持板を最大回動位置まで回動させた状態を示す説明図である。
【図６】フレキシブルディスプレイの分解斜視図である。
【図７】入力装置に付設されたキーボードを使用状態から順次折り畳んでいく状態を示す説明図であり、図７（Ａ）はキーボード及びフレキシブルディスプレイを使用状態にセットした状態の入力装置を示す説明図、図７（Ｂ）はキーボードの折畳動作が完了する直前の状態を示す説明図、図７（Ｃ）はキーボードの折畳動作が完了した状態を示す説明図である。
【図８】キーボードを折り畳んだ後フレキシブルディスプレイを順次折り畳んでいく状態を示す説明図であり、図８（Ａ）は図７（Ｃ）の状態からフレキシブルディスプレイを回動させて折り畳まれたキーボードの上面に当接させた状態を示す説明図、図８（Ｂ）は図８（Ａ）の状態から各蓋部材が相互に離間する方向にスライドさせた状態を示す説明図、図８（Ｃ）は図８（Ｂ）の状態からキーボードの上面に当接されていない蓋部材をキーボードの下面に当接するまで回動してフレキシブルディスプレイの折畳が完了した状態を示す説明図である。
【図９】キーボードを折り畳んだ後フレキシブルディスプレイを順次折り畳んでいく状態を示す説明図であり、図９（Ａ）は平面状態にあるフレキシブルディスプレイの連結部材付近の構造を示す拡大断面図、図９（Ｂ）は図９（Ａ）の状態から各蓋部材を相互に外側に向かってスライドした状態にあるフレキシブルディスプレイの連結部材付近の構造を示す拡大断面図、図９（Ｃ）はは図９（Ｂ）の状態から蓋部材を回動させてカラー有機ＥＬディスプレイを折り畳んだ状態にあるフレキシブルディスプレイの連結部材付近の構造を示す拡大断面図である。
【図１０】平面状態にあるフレキシブルディスプレイの連結部材付近の構造を示す拡大斜視図である。
【図１１】図１１は図９（Ａ）の状態から各蓋部材を相互に外側に向かってスライドした状態にあるフレキシブルディスプレイの連結部材付近の構造を示す拡大斜視図である。
【図１２】入力装置にＰＤＡ装置を接続した状態を示す斜視図である。
【図１３】入力装置に携帯電話を接続した状態を示す斜視図である。
【図１４】ノート型パーソナルコンピュータを示す斜視図である。
【符号の説明】
１　　　　　　キーボード
２　　　　　　回動連結部
３　　　　　　第１キーボードユニット
４　　　　　　第２キーボードユニット
１００　　　　入力装置
１０１　　　　制御部本体
１０２　　　　フレキシブルディスプレイ
１０４　　　　支持凹部
１０５　　　　支持凹部
１０６　　　　支持孔
１０７　　　　蓋部材
１０８　　　　支持部
１０９　　　　支持軸
１１０　　　　支持孔
１１１　　　　支持孔
１１２　　　　支持部
１１３　　　　支持軸
１１４　　　　支持軸
１１５　　　　表示部
１１７　　　　蓋部材
１１８　　　　カラー有機ＥＬディスプレイ
１２２　　　　突起部材
１２５　　　　長孔
１２８　　　　長孔
１２９　　　　連結部材
１３２　　　　リンク部
１３３　　　　ネジ孔
１３４　　　　ネジ
１３５　　　　ナット
１３６　　　　弾性金属薄板
１４１　　　　ＰＤＡ装置
１４２　　　　携帯電話
１５０　　　　ノート型パーソナルコンピュータ
１５１　　　　コンピュータ本体[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an input device having a foldable keyboard having excellent portability and good operability during operation, and a personal computer having the input device, and in particular, a display attached to the input device and the personal computer. Can be folded in accordance with the folding state of the keyboard, so that the portability of an input device equipped with a display and a personal computer can be greatly improved when carrying, and a desktop-type input device can be used when in use. Good operability equivalent to that of a device or a personal computer can be realized.Furthermore, even if the folding operation of the display is repeated for a long period of time, the occurrence of a folding habit can be prevented, and characters and the like can be prevented. Input device and personal computer capable of stably displaying It is.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, various portable electronic devices that include an input operation unit such as a keyboard and a display and have a keyboard and a display that can be folded have been proposed.
[0003]
For example, JP-A-10-293624 discloses that a first portion provided with a display portion and a second portion constituting an input operation portion are rotatably connected via a connecting portion. A portable electronic device is described in which two parts are composed of a main part and two sub-main parts that are foldably connected via two connecting parts on both sides of the main part.
[0004]
In such a portable electronic device, the input section can be widened by arranging the main section and the two sub-main sections in a horizontal state when the portable electronic apparatus is used. By folding the two sub-main parts so as to overlap the main part, portability can be improved.
[0005]
Further, in the re-published patent WO99 / 34348, a portable electronic device body and a lid are connected to each other via a connecting means such as a hinge so as to be openable and closable, and a touch input operation unit is partially provided. A portable electronic device in which the flexible liquid crystal display panel is fixed so as to extend over both the main body and the lid.
[0006]
In such a portable electronic device, a desired input operation is performed through a touch input operation unit provided on the flexible liquid crystal display panel when the portable electronic device is used, and when the lid is closed, the flexible liquid crystal display panel is bent when not in use. The portion enters the escape groove formed between the main body and the lid in the vicinity of the connecting means while securing a large curvature, thereby preventing damage and deterioration due to bending of the flexible liquid crystal display panel. Is what you can do.
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-10-293624 (page 2, FIGS. 1 to 3)
[Patent Document 2]
Re-published patent WO 99/34348 (page 9, FIGS. 1 to 3)
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the portable electronic device described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-293624, although two sub-main portions in the input operation portion are configured to be foldable so as to overlap with the main portion via the connecting portion, The first portion provided with the display portion is not configured to be foldable by itself, and therefore, the size of the portable electronic device is limited to the size of the first portion. . As described above, it is still insufficient to further improve the portability of the portable electronic device and reduce the size of the entire electronic device.
[0009]
Further, in the portable electronic device described in the re-published patent WO99 / 34348, the touch input operation unit and the display unit are formed of one flexible liquid crystal display panel, and the flexible liquid crystal display panel is formed of a main body and a cover. It is fixed over, and the flexible liquid crystal display panel is bent when the lid is closed when not in use, but since the touch input operation unit itself is generally formed flat, The operability is very poor as compared with a keyboard or the like having a plurality of keys arranged. Further, the touch input operation unit itself is not configured to be foldable, and therefore, the size of the touch input operation unit is limited by the size of the flexible liquid crystal display panel. It is still insufficient to further improve the portability of the device and reduce the size of the entire electronic device. Furthermore, by opening the bent portion of the flexible liquid crystal display panel into the escape groove when the lid is closed, damage or deterioration due to the bending of the flexible liquid crystal display panel is prevented. If the bending operation is repeated over a long period of time, there is a possibility that the liquid crystal display panel may bend, and in such a case, a waving phenomenon occurs on the liquid crystal display panel and characters and the like are generated. It cannot be displayed stably.
[0010]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the problems of the prior art, and has a structure in which both a keyboard and a display are foldable, and the display is foldable in accordance with the folding state of the keyboard. In addition, it is possible to significantly improve the portability of an input device or a personal computer having a display when carrying the device, and to realize the same operability as a desktop input device or a personal computer when using the device. Further, it is possible to provide an input device and a personal computer capable of stably displaying characters and the like by preventing the occurrence of a folding habit even when the folding operation of the display is repeatedly performed for a long period of time. With the goal.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the input device according to the first aspect of the present invention is provided with a rotation connection portion between the first keyboard unit and the second keyboard unit, and when the keyboard is used, both units are separated via the rotation connection portion. The unit is turned in the horizontal direction and opened in a horizontal state, and when the keyboard is not used, both units are turned in the direction in which they approach each other through the turning connection part so that they can be folded into a folded state. A keyboard, and a flexible member rotatably attached to one side of the first or second keyboard unit, opened according to the horizontal state of the first and second keyboard units, and folded according to the folded state; And a flexible display that can be folded. An elastic metal thin plate is attached to the back side of the flexible display.
[0012]
In the input device according to the first aspect, the flexible display is opened corresponding to the horizontal state of the first and second keyboard units, so that when the keyboard is used, the display area of the flexible display has a large display area. The first and second keyboard units of the keyboard are opened from a folded state to a horizontal state so that the operation area of the keyboard is reduced to a desktop type. It is equivalent to a keyboard, and the key operability is significantly improved. Further, when the portable device does not use a keyboard, the flexible display can be folded in accordance with the folded state of the first and second keyboard units. Therefore, when the portable device is carried, the portability of the entire input device is significantly improved. Becomes possible. Also, since the elastic metal sheet is stuck on the back side of the flexible display, the flexible display can be extremely easily and quickly placed in the flat state based on the elastic force of the elastic metal sheet when the flexible display is released from the folded state. Open to the public. Therefore, even when the folding operation of the display is repeatedly performed for a long period of time, it is possible to prevent the flexible display from being folded and to display characters and the like stably.
[0013]
Here, the flexible display is attached to one side of the first keyboard unit or the second keyboard unit along a direction orthogonal to the axial direction of the rotation connecting portion, as described in claim 2. It is desirable.
[0014]
The input device according to claim 3 is the input device according to claim 1 or 2, wherein the flexible display is a first lid rotatably attached to one side of the first or second keyboard unit. A second cover member slidably and foldably connected to the member and the first cover member, and a flexible display sheet disposed over the first cover member and the second cover member; The thin metal plate is attached to a flexible display sheet on a side facing the first lid member and the second lid member. In the input device according to the second aspect, the flexible display includes the first and second lid members and the flexible display sheet, and the elastic metal sheet is attached to the flexible display sheet on the side facing the first and second lid members. Therefore, the flexible display sheet has its elastic metal sheet supported and arranged over the first and second lid members, and in the open state, it can be held in a flat state in combination with the elastic force of the elastic metal sheet. it can. Accordingly, it is possible to prevent characters and the like from being stably displayed by preventing the flexible display sheet from generating a waving phenomenon or the like.
[0015]
Further, in the input device according to claim 4, in the input device according to claim 3, a pair of first wall portions formed on side edges of the first lid member facing each other, and each of the first wall portions. A first arrangement groove formed inside the second lid member, a pair of second wall portions formed on mutually opposite side edges of the second lid member, and a second groove formed inside each of the second wall portions. The flexible display sheet is provided with two arrangement grooves, and both side edges of the flexible display sheet are slidably fitted in the first arrangement groove and the second arrangement groove. In the input device according to the third aspect, both side edges of the flexible display sheet are formed in the first arrangement groove of the pair of first wall portions formed on the side edge of the first lid member and the side edge of the second lid member. Since the first cover member and the second cover member are slidably and loosely fitted in the second arrangement grooves of the pair of second wall portions, both side edges of the flexible display sheet are The flexible display sheet is slid along the first arrangement groove and the second arrangement groove. Therefore, even when the first and second lid members are slid, the flat state of the flexible display sheet can be reliably maintained.
[0016]
Here, it is desirable that the flexible display sheet is constituted by an organic EL display sheet as described in claim 5.
[0017]
According to a sixth aspect of the present invention, the personal computer further includes a rotary connecting portion provided between the first keyboard unit and the second keyboard unit. When the keyboard is used, the personal computer rotates via the rotary connecting portion in a direction in which both units are separated from each other. A foldable keyboard which is moved to be opened in a horizontal state, and when the keyboard is not used, the two units are turned in a direction in which they approach each other via a turning connection part to be in a folded state in which they are overlapped; A computer main body attached to the first or second keyboard unit; and a rotatably mounted one side of the computer main body, which is opened corresponding to a horizontal state of the first and second keyboard units and is folded. And a flexible foldable flexible display that is foldable in a corresponding manner. On the back side of the play, characterized in that the elastic metal sheet is adhered.
[0018]
In the personal computer according to the sixth aspect, the flexible display is opened corresponding to the horizontal state of the first and second keyboard units. Therefore, when the keyboard is used, the display area of the flexible display has a large display area. The first and second keyboard units of the keyboard are opened from a folded state to a horizontal state so that the operation area of the keyboard is reduced to a desktop type. It is equivalent to a keyboard, and the key operability is significantly improved. Further, when the portable device does not use a keyboard, the flexible display can be folded in accordance with the folded state of the first and second keyboard units. Therefore, when the portable device is carried, the portability of the entire input device is significantly improved. Becomes possible. Also, since the elastic metal sheet is stuck on the back side of the flexible display, the flexible display can be extremely easily and quickly placed in the flat state based on the elastic force of the elastic metal sheet when the flexible display is released from the folded state. Open to the public. Therefore, even when the folding operation of the display is repeatedly performed for a long period of time, it is possible to prevent the flexible display from being folded and to display characters and the like stably.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an input device according to the present invention will be described in detail based on an embodiment embodying the present invention with reference to the drawings. First, a schematic configuration of the input device according to the present embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a perspective view of the input device, and FIG. 2 is an exploded perspective view schematically showing the input device.
[0020]
In FIG. 1, the input device 100 basically includes a keyboard 1, a control unit main body 101 attached to the keyboard 1, and a flexible display 102 rotatably attached to one side of the control unit main body 101. It is configured.
[0021]
Here, first, a detailed configuration of the keyboard 1 will be described with reference to FIGS. 1 to 3. FIG. 3 is an enlarged explanatory view showing a synchronization mechanism for synchronizing the turning operation of the first support plate and the second support plate. The keyboard 1 basically includes a first keyboard unit 3 and a second keyboard unit 4 that are rotatably connected to each other via a rotation connection unit 2. The first keyboard unit 3 includes a first base plate 5, a first support plate 6 rotatably supported on the first base plate 5 in a horizontal direction, and a plurality of components disposed on the first support plate 6. It consists of key switches 7. The second keyboard unit 4 is disposed on the second base plate 8, the second support plate 9 rotatably supported on the second base plate 8 in the horizontal direction, and the second support plate 9. And a plurality of key switches 10.
[0022]
Next, the configuration of the rotation connecting portion 2 will be described. The first base plate 5 is formed of a thin metal plate such as aluminum (or a thin resin plate), and has two corners 12 at the side end 11 (the right end in FIG. 1) of the first base plate 5. (Only one is shown) is provided with resin bearing members 13 and 14 which respectively constitute a part of the rotary connecting portion 2. The bearing member 13 is provided with a bearing 13B in which a bearing hole 13A is formed. Similarly, the bearing member 14 is provided with a bearing 14B in which a bearing hole 14A is formed.
[0023]
Like the first base plate 5, the second base plate 8 is formed of a thin metal plate such as aluminum (or a thin plate made of resin). The second base plate 8 has a side end 15 (a left end in FIG. 1). In each of the two corners 16 of the section (1), resin bearing members 17 and 18 constituting a part of the rotary connecting section 2 are provided. The bearing member 17 is provided with two bearings 17B each having a bearing hole 17A formed apart. Similarly, in the bearing member 18, two bearings 18B each having a bearing hole 18A are separately provided. The bearing 13B is fitted between the bearings 17B, the bearing hole 13A of the bearing 13B and the bearing hole 17A of the bearing 17B are arranged in a straight line, and the bearing 14B is fitted between the bearings 18B. In addition, the bearing hole 14A of the bearing 14B and the bearing hole 18A of each bearing 18B are arranged in a straight line. The support shaft 19 is inserted into the bearing holes 13A, 17A, 14A, and 18A arranged in a straight line as described above. Thus, the first base plate 5 and the second base plate 8 are supported via the support shaft 19 so as to be rotatable relative to each other. A sliding member 22 having a cylindrical shape, a sliding hole 20 formed in the center, and a gear tooth portion 21 formed concentrically around the supporting shaft 19 is provided on the supporting shaft 19. It is slidably inserted through the moving hole 20. The sliding member 22 is a member for rotating the first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 in synchronization with each other, and the operation thereof will be described later.
[0024]
The bearing member 14 has a hollow peripheral wall member 23 integrally formed therewith, and the bearing member 18 has a hollow peripheral wall member 24 integrally formed therewith. An insertion hole 24A is formed in the peripheral wall member 24, and a signal for connecting each key switch 10 provided in the second keyboard unit 4 to a control unit main body 101 (described later) is formed in the insertion hole 24A. A sheet-shaped ear 69A (a sheet sandwiched between an upper sheet and a lower sheet constituting a membrane switch of the key switch 10 and formed from both sheets) having a line formed therein is inserted. The ear portion 69A becomes a lead wire (not shown). The lead wire is guided outward from the hollow bearing member 18 and the bearing 18B through the inside of the peripheral wall member 24, and is wound around the support shaft 19, and furthermore, It is inserted and guided from the hollow bearing member 14 to the peripheral wall member 23. Further, an insertion hole 23A is formed in the peripheral wall member 23, and a signal line for connecting each key switch 7 provided in the first keyboard unit 3 and the control unit main body 101 is formed in the insertion hole 23A. The formed sheet-shaped ear portion 69B (a sheet sandwiched between an upper sheet and a lower sheet constituting a membrane switch of the key switch 7 and extending from both sheets) is inserted. The ear portion 69B is a lead wire (not shown), and this lead wire is connected to the control unit main body 101 together with a lead wire guided from the second keyboard unit 4 via the peripheral wall members 24 and 23. .
[0025]
In the first base plate 5, a screw receiving portion 27 is formed near the side end 26 on the opposite side to the side end 11 and substantially at the center position. A screw hole (not shown) formed in the plate 6 and a screw hole 28 formed in a frame member 70 to be described later corresponding to the screw hole (formed in the switch disposing portion 25 formed integrally with the frame member 70). Is loosely fastened. As a result, the first support plate 6 is mounted on the first base plate 5 so as to be rotatable in the horizontal direction with the screw 29 and the screw receiving portion 27 as fulcrums. In the second base plate 8, a screw receiving portion 30 is formed at a substantially central position slightly inside the side end portion 8 a opposite to the side end portion 15. The screw 32 loosely fitted into the screw hole 31 of the second support plate 9 is fastened. As a result, the second support plate 9 is mounted on the second base plate 8 so as to be rotatable in the horizontal direction with the screw 32 and the screw receiving portion 30 as fulcrums.
[0026]
The first support plate 6 of the first keyboard unit 3 is formed of a thin metal plate such as aluminum, and a predetermined number of key switches 7 operated by the left hand are disposed on the first support plate 6. . The number of key switches 7 operated with the left hand is determined based on international standards (ISO2126 and ISO2530).
[0027]
Also, four locking portions 33 corresponding to one key switch 7 are integrally formed on the first support plate 6 by pressing or the like. Membrane switch having a layer structure (consisting of an upper sheet having a movable electrode, a lower sheet having a fixed electrode, and a spacer sheet having a switching hole interposed between the upper sheet and the lower sheet to separate the movable electrode and the fixed electrode. ) Is arranged. Each locking portion 33 protrudes upward from a hole formed in the membrane switch.
[0028]
Each key switch 7 basically urges the key top 34, a pair of link members 35 for guiding the vertical movement of the key top 34, and the key top 34 upward, while simultaneously moving the movable electrode and the fixed electrode of the membrane switch. And a rubber spring 36 disposed on the membrane switch corresponding to the switching section. Here, each upper end of the pair of link members 35 is movably connected to the lower surface of the key top 34, and each lower end is movably locked by the locking portion 33. When the key top 34 is not pressed down, the key top 34 is urged upward via the urging force of the rubber spring 36 and is held at the non-pressed position, and when the key top 34 is pressed down against the urging force of the rubber spring 36, Then, the rubber spring 36 presses the movable electrode of the membrane switch to make it contact the fixed electrode through the switching hole of the spacer, whereby a predetermined switching operation is performed. The key switch 7 and the first support plate 6 constitute a first key unit 37. The configuration of the key switch 7 is known, and a detailed description thereof will be omitted.
[0029]
One side (the right side in FIG. 2) of the first support plate 6 is formed with an arc surface that matches a rotation radius centered on the rotation fulcrum (the screw 29 loosely fitted into the screw hole 28 and the screw receiver 27). In addition, an arc-shaped long groove 39 is formed inside the arc surface. A screw 40 is loosely fitted in the long groove 39, and the screw 40 is fastened to a screw receiving portion 41 formed on the first base plate 5. Here, the long groove 39 and the screw 40 serve to guide the first support plate 6 so that when the first support plate 6 turns horizontally on the first base plate 5, the turning operation is stably performed. .
[0030]
On the upper surface of the first support plate 6, a frame-shaped frame member 70 integrally formed of resin is disposed so as to cover the periphery thereof, and various switches 25A are mounted on the frame member 70. The switch arrangement portion 25, the peripheral wall member 46, and the first gear member 44 to be arranged are provided. The first gear member 44 has an arc surface 42 having the same radius of curvature as the arc surface on the side of the first support plate 6 where the arc surface is formed, and the arc surface 42 includes a gear of the sliding member 22. Gear teeth 43 meshing with the teeth 21 are formed. Further, a plurality of lock grooves 45 are formed on the arc surface 42 of the first gear member 44, and the lock grooves 45 constitute a part of a lock mechanism 57 described later. The first gear member 44 has a long groove 38 corresponding to the long groove 39 formed in the first support plate 6.
[0031]
Further, the second support plate 9 in the second keyboard unit 4 is formed of a thin metal plate such as aluminum, like the first support plate 6, and is operated on the second support plate 9 with the right hand. A predetermined number of key switches 10 are provided. The number of key switches 10 operated by the right hand is determined based on international standards (ISO2126 and 2530), and the number of key switches 7 operated by the left hand arranged on the first support plate 6 is determined. There are more than numbers. Here, the key switch 10 has the same configuration as that of the key switch 7, and thus the components will be described with the same numbers as those of the key switch 7.
[0032]
Four locking portions 33 corresponding to one key switch 10 are integrally formed on the second support plate 9 by pressing or the like, and a three-layer structure (not shown) is formed on the second support plate 9. (Consisting of an upper sheet having a movable electrode, a lower sheet having a fixed electrode, and a spacer sheet having a switching hole interposed between the upper sheet and the lower sheet and separating the movable electrode and the fixed electrode). Are located. Each locking portion 33 protrudes upward from a hole formed in the membrane switch.
[0033]
Each key switch 10 basically urges the key top 34, a pair of link members 35 for guiding the vertical movement of the key top 34, and the key top 34 upward, and the movable switch and the fixed electrode of the membrane switch. And a rubber spring 36 disposed on the membrane switch corresponding to the switching section. Here, each upper end of the pair of link members 35 is movably connected to the lower surface of the key top 34, and each lower end is movably locked by the locking portion 33. At the time of non-pressing, the key top 34 is urged upward via the urging force of the rubber spring 36 and is held at the non-pressing position, and when the key top 34 is pressed against the urging force of the rubber spring 36, The rubber spring 36 presses the movable electrode of the membrane switch and abuts the fixed electrode through the switching hole of the spacer, whereby a predetermined switching operation is performed. The key switch 10 and the second support plate 9 constitute a second key unit 47.
[0034]
One side (the left side in FIG. 2) of the second support plate 9 is formed with an arc surface that matches a turning radius centered on the rotation fulcrum (the screw 32 and the screw receiver 30 loosely fitted into the screw hole 31). In addition, an arc-shaped long groove 49 is formed inside the arc surface. A screw 50 is loosely fitted in the long groove 49, and the screw 50 is fastened to a screw receiving portion 51 formed on the second base plate 8. Here, the long groove 49 and the screw 50 act to guide the second support plate 9 such that when the second support plate 9 turns in the horizontal direction on the second base plate 8, the turning operation is stably performed. .
[0035]
On the upper surface of the second support plate 9, a frame-like frame member 80 integrally formed of resin is disposed so as to cover the periphery thereof, and the frame member 80 includes the peripheral wall member 56 and the second frame member 80. A two-gear member 54 is provided. The second gear member 54 has an arc surface 52 having the same radius of curvature as the arc surface on the side where the arc surface is formed on the second support plate 9, and the arc surface 52 has a gear of the sliding member 22. Gear teeth 53 meshing with the teeth 21 are formed. Further, a plurality of lock grooves 55 (see FIG. 3) are formed in the arc surface 52 of the second gear member 54, and the lock grooves 55 constitute a part of a lock mechanism 57 described later. In the second gear member 54, a long groove 48 corresponding to the long groove 49 formed in the second support plate 6 is formed.
[0036]
Subsequently, as the first support plate 6 and the second support plate 9 are rotated in the horizontal direction on the first base plate 5 and the second base plate 8, respectively, the first support plate 6 and the second support plate 9 3 to 5 show a synchronization mechanism for synchronously rotating the first support plate 6 and a lock mechanism for locking the first support plate 6 and the second support plate 9 rotated via the synchronization mechanism at their rotational positions. It will be described based on. FIG. 3 is an enlarged explanatory view showing a synchronization mechanism for synchronizing the turning operation of the first support plate 6 and the second support plate 9, and FIG. 4 is a diagram showing the rotation of the first support plate 6 and the second support plate 9. FIG. 5 is an explanatory diagram showing a state in which the first support plate 6 and the second support plate 9 are rotated to the maximum rotation position.
[0037]
In FIG. 3, gear teeth 43 formed on an arc surface 42 of a first gear member 44 and gear teeth 53 formed on an arc surface 52 of a second gear member 54 are slidable on the support shaft 19, respectively. It engages with the gear teeth 21 of the sliding member 22 that is inserted.
[0038]
Here, since the gear teeth 21 of the sliding member 22 are formed concentrically, the distance from the center of the sliding member 22 to the tip of the gear teeth 21 is the same, and the gear teeth 21 Since the gear teeth 43 and the gear teeth 53 are both formed on the arc surfaces 42 and 52, the tips of the gear teeth 43 and the gear teeth 53 are also arranged in an arc shape. Therefore, as shown in FIGS. 3 to 5, the meshing relationship between the gear teeth 21 and the gear teeth 43 and 53 is not uniform, and a shallow portion and a deep portion are generated. The same holds true even when the sliding member 22 moves on the support shaft 19 as the first support plate 6 and the second support plate 9 rotate. However, between the gear teeth 21 of the sliding member 22 and the gear teeth 43, 53 of the first gear member 44 and the second gear member 54, the sliding member 22 is located at any position on the support shaft 19. Even in this case, since the deep meshing relationship always exists, the meshing between the gear tooth portion 21 and each of the gear teeth 43 and 53 does not come off.
[0039]
In a state where the first support plate 6 and the second support plate 9 are not rotated, as shown in FIG. 4, each key switch 7 arranged on the support plate 6 and each key switch 7 arranged on the support plate 9 The key switch 10 has the same key arrangement relationship as that of a normal keyboard, and has a key arrangement between the gear teeth 21 of the sliding member 22 and the gear teeth 43 of the first gear member 44 and the gear teeth. 4, a shallow meshing relationship exists at the upper side in FIG. 4, and a deep meshing relationship exists at the lower side in FIG. When the operation of the keyboard 1 is desired in such a key arrangement state, the keyboard operation can be performed in this state.
[0040]
Note that the distance from the meshing position between the gear teeth 43 of the first support plate 6 and the gear teeth 21 of the sliding member 22 to the screw 29 (center of rotation), the gear teeth 53 of the second support plate 9 and the sliding. The distance from the position where the moving member 22 meshes with the gear teeth 21 to the screw 32 (center of rotation) is equal. Thereby, both support plates 6 and 9 are smoothly rotated by the action of the sliding member 22.
[0041]
When one of the first key unit 37 or the second key unit 47 is rotated clockwise or counterclockwise in FIG. 4 from the state shown in FIG. 4, the gear teeth 43 of the first gear member 44 and the second gear member Based on the fact that the gear teeth 53 of 54 are meshed with the gear teeth 21 of the sliding member 22, the sliding member 22 is slid on the support shaft 19 downward in FIG. As a result, the first support plate 6 and the second support plate 9 are rotated in a clockwise direction with the screw 29 and the screw receiving portion 27 as pivots, and the screw 32 and the screw receiving portion are respectively synchronized with each other. It rotates counterclockwise around 30 as a fulcrum. When the operation of the keyboard 1 is desired in such a key arrangement state, the keyboard operation can be performed in this state.
[0042]
Further, when the first support plate 6 or the second support plate 9 is rotated, the sliding member 22 is further slid downward on the support shaft 19 in the same manner as described above, and the first support plate 6 is rotated. And the second support plate 9 rotate clockwise and counterclockwise in synchronization with each other. FIG. 5 shows a state in which the first support plate 6 and the second support plate 9 have been rotated to the maximum rotation position in this manner. When the operation of the keyboard 1 is desired in such a key arrangement state, the keyboard operation can be performed in this state.
[0043]
Therefore, when the user uses the keyboard 1, by rotating one of the first key unit 37 or the second key unit 47, the other key unit is rotated in synchronization with the one key unit. Becomes possible. As described above, the key units 37 and 47 can be arranged in a desired operation state by a very simple operation, and the keyboard operation can be performed in an operation mode optimal for each user.
[0044]
Next, as described above, the lock mechanism for synchronously rotating the first key unit 37 and the second key unit 47 and locking the first key unit 37 and the second key unit 47 to the first base plate 5 and the second base plate 8 at desired rotation positions will be described with reference to FIG. explain.
[0045]
The lock mechanism 57 is disposed between the first base plate 5 and the first key unit 37 and between the second base plate 8 and the second key unit 47. Therefore, only the lock mechanism 57 provided between the second base plate 8 and the second key unit 47 will be described below. The lock mechanism 57 provided between the first base plate 5 and the first key unit 37 is connected to the arc surface 42 of the first gear member 44 disposed on the first support plate 6 of the first key unit 37. And a resilient lock piece (not shown) formed on the bearing member 13 provided at the corner 12 of the first base plate 5.
[0046]
Here, the lock mechanism 57 does not need to be provided on both the first key unit 37 side and the second key unit 47 side, and may be provided with only one of them.
[0047]
In the lock mechanism 57 shown in FIG. 3, the bearing member 17 provided at the corner portion 16 of the second base plate 8 is formed in a hollow shape, and a pair of holding portions 58 are provided therein. . Between the pair of holding portions 58, both ends of an elastic lock piece 59 which is formed by bending a metal elastic thin plate in a "<" shape are supported. An opening 61 is formed in the concave curved surface 60 of the bearing member 17 that abuts against the arc surface 52 of the second gear member 54, and the distal end of the elastic lock piece 59 is configured to protrude from the opening 61. I have. The distal end of the elastic lock piece 59 protruding from the opening 61 in this manner is locked in one of a plurality of lock grooves 55 formed in the arc surface 52 of the second gear member 54.
[0048]
According to the lock mechanism 57 described above, after the first key unit 37 and the second key unit 47 are rotated to a desired rotation position in synchronization with each other, the elastic lock piece 59 is rotated at the rotation position. Locking can be achieved by locking the distal end in the lock groove 55 of the second gear member 54. Therefore, it is possible to stably perform the keyboard operation in a state where the operation mode is fixed to the optimum one for each user.
[0049]
Further, the lock mechanism 57 is simply constituted by a lock groove 55 formed in the arc surface 52 of the second gear member 54 and an elastic lock piece 59 provided in the bearing 17 of the second base plate 8. Therefore, the lock mechanism 57 of the first key unit 37 and the second key unit 47 can be realized at low cost. Further, since the lock groove 55 is formed on the circular arc surface 52 of the second gear member 54, it is possible to form the lock groove 55 simultaneously with the formation of the gear teeth 53, thereby achieving cost reduction. be able to.
[0050]
Next, the control unit main body 101 will be described with reference to FIGS. The control unit main body 101 is attached to one side of the first keyboard unit 3 along a direction orthogonal to the direction of the support shaft 19 in the rotation connection unit 2. The control unit main body 101 includes a second keyboard unit. The lead 69A of the fourth keyboard unit 3 is connected to a lead wire formed by guiding the inside of the peripheral wall members 24 and 23, and a lead wire formed of the ear 69B of the first keyboard unit 3. Further, a sheet-like ear 103 extending from the flexible display 102 and having a plurality of signal lines formed thereon is connected to the control unit main body 101. The control unit main body 101 controls the keyboard 1 and the flexible display 102.
[0051]
Support recesses 104 and 105 are formed at two places on the back side of the control unit main body 101. Support holes 106 and a support shaft (not shown) are provided on inner wall surfaces facing each other in the support recess 104. Further, support holes 111 (only one is shown) are formed on inner wall surfaces facing each other in the support recess 105.
[0052]
Further, a pointing stick 116 is provided on the control unit main body 101. The pointing stick 116 moves a cursor or the like displayed on the display unit 115 of the flexible display 102 to a desired position on the display unit 115. It is. The position of the cursor or the like moved via the pointing stick 116 is determined by pressing the switch 25A arranged in the switch arrangement section 25 described above.
[0053]
Next, the flexible display 102 will be described with reference to FIGS. 1, 2, and 6. FIG. FIG. 6 is an exploded perspective view of the flexible display.
[0054]
The flexible display 102 is disposed over the lid members 107 and 117 slidably formed with each other, and is formed by forming an organic EL element on a flexible plastic base film. 118 mainly. The color organic EL display 118 can be folded in a curved state, as described later, based on the flexibility of the base film. Note that a sheet-shaped ear 103 extends from the base film of the color organic EL display 118.
[0055]
Support portions 108 and 112 are integrally formed below the lid member 107, and a support shaft 109 and a support hole 110 are formed on both outer end surfaces of the support portion 108. The support shaft 109 is rotatably supported in the support hole 106 of the support recess 104 of the control unit main body 101, and the support hole 110 supports a support shaft (not shown) formed in the support recess 104 in a rotatable manner. Have been. Support shafts 113 and 114 are formed on both end surfaces of the outer handle of the support portion 112, and the support shaft 113 is rotatably supported by the support holes 111 of the support recesses 105 of the control unit main body 101. Similarly, the support shaft 114 is rotatably supported by a support hole (not shown) in the support recess 105.
[0056]
As a result, the display unit 115 constituted by the color organic EL display 118 in the flexible display 102 is configured to use the first keyboard unit 3 and the second keyboard unit when the input device 100 is used, as shown in FIGS. 1, 4 and 5. The flexible display 102 has a length substantially equal to the length of the keyboard 1 when the keyboard 4 is in a horizontal state, but the flexible display 102 rotates in a cantilever state with respect to the control unit main body 101 based on the support structure described above. It is supported as possible. On the left side of the lid member 107, two hook members 120 each having a locking projection 119 are integrally formed.
[0057]
On the right side of the lid member 117, two engaging portions 121 are integrally formed corresponding to the respective hook members 120 of the lid member 107, and the locking projections of the respective hook members 120 of the lid member 107 are formed. 119 is engaged with the engaging portion 121 of the cover member 117 when the input device 100 is folded, as described later. Further, a projection member 122 is integrally formed at the lower right end of the lid member 117. The protruding member 122 supports the flexible display 102 so as to be rotatable in a cantilever state with respect to the control unit main body 101 as described above, and opens the flexible display 102 to a planar state as shown in FIG. In this case, if a gap is formed between the lower end of the lid member 117 and the installation surface of the input device 100, excessive stress may be concentrated on the support structure of the control unit main body 101 and the flexible display 102, and play may occur. In some cases, the flexible display 102 may be inclined downward on the lid member 117 side. Therefore, the flexible display 102 may be inclined by making the lower end surface of the protrusion member 122 and the bottom surface of the input device 100 the same surface. It is intended to stably support the installation surface without making it work. At this time, the axis centers of the support shafts 109, the support holes 110, the support shafts 113 and 114, and the axis centers of the protrusion members 122 are set to be the same axis, thereby setting the flexible display 102 as described later. The projection member 122 does not become an obstacle when folded.
[0058]
Next, a configuration in which the lid members 107 and 117 are slidably connected to each other will be described with reference to FIG. 6, a wall portion 124 is formed in a U-shape in plan view around a flat plate portion 123 of the lid member 107, and inside ends of a pair of wall portions 124A opposed to each other among the wall portions 124. In the vicinity of the portion (right end in FIG. 6), a long hole 125 closed on both sides is formed. Further, a U-shaped wall 127 is formed around the flat plate portion 126 constituting the lid member 117 in plan view, and inside ends of a pair of wall portions 127A opposed to each other in the wall portion 127. Near the left end in FIG. 6, similarly to the long hole 125, a long hole 128 whose both sides are closed is formed.
[0059]
Further, a semi-cylindrical connecting member 129 is provided between the right end of the lid member 107 and the left end of the lid member 117. The connecting member 129 has a semi-cylindrical portion 130 and semi-circular portions 131 closing both ends of the semi-cylindrical portion 130, and is connected to an edge of each semi-circular portion 131 at a central portion thereof. Thus, the elliptical link 132 is integrally formed. Screw holes 133 are formed at both ends of each link portion 132, and screws 134 are respectively inserted into the screw holes 133, and each screw 134 is formed on the wall 124A of the lid member 107. It is loosely fitted in the long hole 125 and the long hole 128 formed in the wall portion 127A of the lid member 117. A nut 135 is fastened to the end of each screw 134. As a result, a link mechanism that links the lid member 107 and the lid member 117 on both sides of the coupling member 129 is configured.
[0060]
Based on the configuration of the link mechanism, the lid members 107 and 117 are connected to each other through the respective long holes 125 and 128 and the respective screws 134 inserted into the screw holes 133 of the link portion 132 of the connecting member 129. In addition, since the screws 134 can slide along the long holes 125 and 128, the lid members 107 and 117 can slide with each other.
[0061]
An elastic metal thin plate 136 having a spring property such as stainless steel is adhered to the lower surface side of the organic EL display 118, and the elastic metal thin plate 136 is formed by the flat plate portion 123 of the lid member 107 configured as described above. It is supported and arranged over the open side of the connecting member 129 and the entire flat plate portion 126 of the lid member 117. Thus, the flexible display 118 is supported and arranged on the elastic metal thin plate 136 side over the flat plate portion 123 of the cover member 107, the open side of the connecting member 129, and the entire flat plate portion 126 of the cover member 117. Therefore, the flexible display 118 can be maintained in a flat state in the open state in combination with the elastic force of the elastic thin metal plate 136. Accordingly, it is possible to prevent characters and the like from being stably displayed on the flexible display 118 while preventing a waving phenomenon or the like from occurring.
[0062]
Here, one end (left end) of the organic EL display 118 to which the elastic metal thin plate 136 is attached is fixed to the left wall portion 124 of the lid member 107 and extends over the entire inner periphery of the wall portion 124 of the lid member 107. The cover member 117 is slidably fitted in an arrangement groove (not shown) formed over the entire periphery of the inside of the wall portion 127 of the cover member 117. Then, as described above, when the lid member 107 and the lid member 117 slide with each other, the organic EL display 118 is slid along the arrangement groove of the lid members 107 and 117.
[0063]
As will be described later, when the organic EL display 118 is folded, the lid members 107 and 117 are slid together after being folded, and the organic EL display 118 is folded from the flat state shown in FIG. When the display state is set, the lid members 107 and 117 are slid with each other after the folded state is released. However, the organic EL display 118 has the arrangement formed when the lid members 107 and 117 slide. The flat state can be maintained by sliding along the groove. Further, since the elastic metal thin plate 136 is attached to the lower surface side of the organic EL display 118, the organic EL display 118 is folded. When returning to the planar state from the released state, the planar state is extremely easily and quickly based on the elastic force of the elastic metal sheet 136. To return. Therefore, it is possible to reliably prevent the organic EL display 118 from being bent.
[0064]
Further, the link portion 132 of each semi-circular plate portion 131 of the connecting member 129 is integrally formed, and a screw 134 is inserted into the screw hole 133 of the link portion 132, the long hole 125 of the cover member 107, and the long hole 128 of the cover member 117. Since the lid member 107 and the lid member 117 are connected to each other via the connecting member 129 by being inserted, the link portions 132 integrally formed on the respective semi-circular disk portions 131 are synchronized with each other. Therefore, the opening and closing operation of the lid member 107 and the lid member 117 in the flexible display 102 can be performed stably, and each of the lid members 107 and 117 can be opened and closed in a tilted state during opening and closing. There is no.
[0065]
Next, the folding operation of the keyboard 1 and the flexible display 102 in the input device 100 configured as described above will be described with reference to FIGS. FIG. 7 is an explanatory diagram showing a state in which a keyboard attached to the input device is sequentially folded from a use state, and FIG. 7A is an explanatory diagram showing the input device in a state in which the keyboard and the flexible display are set to a use state. FIG. 7B is an explanatory diagram showing a state immediately before the keyboard folding operation is completed, and FIG. 7C is an explanatory diagram showing a state in which the keyboard folding operation is completed. FIG. 8 is an explanatory view showing a state in which the flexible display is sequentially folded after the keyboard is folded. FIG. 8A is a view showing a state in which the flexible display is rotated from the state of FIG. FIG. 8B is an explanatory view showing a state in which the lid members are brought into contact with the upper surface of FIG. 8B. FIG. 8B is an explanatory view showing a state in which the lid members are slid from the state of FIG. FIG. 8B is an explanatory view showing a state in which the folding of the flexible display is completed by rotating the lid member not in contact with the upper surface of the keyboard from the state of FIG. 8B until it contacts the lower surface of the keyboard.
[0066]
First, in the use state of the input device 100, as shown in FIG. 7A, the first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 constituting the keyboard 1 are separated via the rotation connection unit 2. In the horizontal direction. Thereby, the first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 have the same operation area as a desktop keyboard, and the key operability is significantly improved.
At this time, the length of the keyboard 1 in the longitudinal direction is “L1”. Similarly, when the input device 100 is in use, the color organic EL display 118 disposed over the cover member 107 and the cover member 117 of the flexible display 102 is, as shown in FIG. It is in a planar state so that various information such as characters input from the computer can be displayed in full size. At this time, the length “L2” of the flexible display 102 in the longitudinal direction is substantially equal to the length “L1” of the keyboard 1. Therefore, the length of the display unit 115 constituted by the color organic EL display 118 in the flexible display 102 is substantially equal to the length "L1" of the keyboard 1. Thus, the display unit 115 of the flexible display 102 has a large display area so that various information such as characters to be displayed can be easily viewed, and there is no restriction on displaying characters and the like.
[0067]
FIG. 7A shows a state in which the flexible display 102 is expanded from a folded state to a flat state. At this time, the flexible display 102 includes a first keyboard unit 3 and a second keyboard unit 4. The display unit 115 of the flexible display 102 is arranged in a direction parallel to the longitudinal direction of the operable keyboard 1 because the display unit 115 is extended in a direction parallel to the longitudinal direction of the keyboard 1 in the horizontal state. Therefore, the flexible display 102 is easy to see during operation of the keyboard 1, and key operability is improved.
[0068]
The lower end surface of the projection member 122 formed on the lower right end of the lid member 117 is flush with the bottom surface of the keyboard 1 and the control unit main body 101. Although supported in a cantilever state, the lid member 117 is stably supported in a horizontal state without tilting downward.
[0069]
Then, when the second keyboard unit 4 is rotated to the left around the rotation connecting portion 2 from the state shown in FIG. 7A, the state shown in FIG. 7B is obtained, and the second keyboard unit 4 is further moved. When rotated to the left, the second keyboard unit 4 is overlaid on the first keyboard unit 3. This state is shown in FIG. At this time, the length of the keyboard 1 in a state where the first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 are folded is set to “L3”. The width obtained by adding the width of the first keyboard unit (the same width as the width of the second keyboard unit) and the width of the control unit main body 101 is set to “W1”, and the width “W1” is set to the flexible display 102. Of the width “W2”.
[0070]
Further, the flexible display 102 is pivoted forward from the state shown in FIG. 7C, and abuts on the upper surface of the keyboard 1 (the bottom surface of the second keyboard unit 4) in which the wall portion 124 of the lid member 107 is folded. Is done. This state is shown in FIG.
[0071]
At this time, the lid member 107 and the lid member 117 of the flexible display 102 are both slid toward the connecting member 129 and fixed. Such a state will be described with reference to FIGS. FIG. 9A is an enlarged cross-sectional view showing a structure near a connecting member of the flexible display in a planar state. FIG. 10 is an enlarged perspective view showing a structure near a connecting member of the flexible display in a planar state.
[0072]
In FIG. 10, a step 137 is formed outside the elongated hole 125 formed in each wall 124A of the lid member 107 (see FIG. 6), and the right side is opened using the step 137. A horizontal U-shaped U-shaped groove 138 is provided. Similarly, a step portion 139 is formed outside the elongated hole 128 formed in each wall portion 127A of the lid member 117, and a horizontal U-shape whose left side is opened by using the step portion 139 is formed. U-shaped groove 140 is provided.
[0073]
When the lid members 107 and 117 are slid toward the connecting member 129, the screw 134 of the lid member 107 contacts the left end of the long groove 125, and the screw 134 contacts the left end of the U-shaped groove 138. ing. Further, the screw 134 abuts on the right end of the elongated hole 128 in the cover member 117, and accordingly, abuts on the right end of the U-shaped groove 140. At this time, the upper step 137 is fitted in the gap between the link 132 formed in the semi-disk 131 of the connecting member 129 and the semi-disk 131, and the upper step 139 is Similarly, it is fitted in the gap between the link portion 132 and the semi-circular plate portion 131. Based on such a configuration, the lid member 107 and the lid member 117 and the connecting member 129 are locked, whereby the lid members 107 and 117 hold the organic EL display 118 in a flat state without being rotated. Things.
[0074]
The state shown in FIG. 10 is shown in cross section in the state shown in FIG. 9A. In FIG. 9A, the end surfaces of the two wall portions 124A of the lid member 107 of the flexible display 102 and the lid member 117 are shown. The lid members 107 and 117 are slid toward the connecting member 129 and are in contact with the end surface of the wall 127A.
[0075]
Subsequently, from the state shown in FIG. 8A, the lid member 107 and the lid member 117 are respectively slid outward. The state in which the lid members 107 and 117 are slid relative to each other will be described with reference to FIGS. 9B and 11. FIG. 9B is an enlarged cross-sectional view showing the structure near the connecting member of the flexible display in a state where the respective lid members are slid outward from each other from the state of FIG. 9A. FIG. 11 is an enlarged perspective view showing the structure near the connecting member of the flexible display in a state where the respective lid members have been slid outward from each other from the state of FIG. 9A.
[0076]
In FIG. 11, in a state in which each of the lid members 107 and 117 is slid outward, the screw 134 abuts on the right end of the long groove 125 with the lid member 107, and accordingly, from the left end of the U-shaped groove 138 It is moving to the open side. In addition, the screw 134 abuts on the left end of the long hole 128 in the cover member 117, and accordingly moves from the right end of the U-shaped groove 140 to the open side. At this time, the upper step portion 137 separates from the gap between the link portion 132 formed on the semi-disk portion 131 of the connecting member 129 and the semi-disk portion 131, and the upper step portion 139 similarly becomes The link 132 is separated from the gap between the semi-circular plate 131. As a result, the locked state between the lid member 107 and the lid member 117 and the connecting member 129 is released, and the lid members 107 and 117 become rotatable so that the organic EL display 118 can be folded. .
[0077]
The state shown in FIG. 11 is shown in cross section in the state shown in FIG. 9B. In FIG. 9B, the end surfaces of the two wall portions 124A of the lid member 107 of the flexible display 102 and the lid member 117 are shown. The end face of the wall 127A is separated from each other.
[0078]
Thereafter, the lid member 117 is rotated downward (clockwise) in FIG. 8B, and is brought into contact with the lower surface of the keyboard 1 folded as described above (the lower surface of the first keyboard unit 3). At the same time, the locking projections 119 of the hook members 120 formed on the lid member 107 are engaged with the respective engaging portions 121 of the lid member 117, and the lid members 107 and 117 are locked to each other in a folded state. .
[0079]
At this time, one end of the color organic EL display 118 is fixed to the left wall portion 124 of the lid member 107, and the arrangement groove formed over the entire inner periphery of the wall portion 124 and the entire inner periphery of the lid member 117. When the cover members 107 and 117 are folded as described above, the color organic EL display 118 is in the position shown in FIG. As shown in FIG. 7, the first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 are folded so as to cover the upper and lower surfaces of the keyboard 1 which is overlapped with each other, and the lid members 107 and 117 are folded. Following the operation, it slides along the arrangement groove, and is folded inside the semi-cylindrical portion 130 of the connecting member 129 in a curved state along its curved surface. FIG. 9C is an enlarged cross-sectional view showing the structure near the connecting member of the flexible display in a state where the color organic EL display is folded by rotating the lid member from the state of FIG. 9B.
[0080]
Thereby, when the input device 100 is carried without using the keyboard 1, the color organic EL display has a length equivalent to the length "L3" of the keyboard 1 in which the first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 are folded. Therefore, the keyboard 1 can be folded according to the folded state. As a result, the portability of the entire input device 100 can be significantly improved when it is carried.
[0081]
In addition, the curvature of the curved portion of the color organic EL display 118 can be increased, and as a result, it is possible to reliably prevent the curving portion from being bent, and the color organic EL display 118 can have a long life. Flatness can be maintained.
[0082]
Further, the width “W2” of the flexible display 102 is equal to “W1”, which is the sum of the width of the first keyboard unit (the same width as the width of the second keyboard unit) and the width of the control unit main body 101. Accordingly, the flexible display 102 has a size equivalent to the combined size of the first keyboard unit 3 and the control unit main body 101 in the folded state, and therefore, the state in which the keyboard 1 and the flexible display 102 are folded. Thus, it is possible to achieve a compactness while realizing a sense of unity without occurrence of displacement between the two.
[0083]
As a usage mode of the input device 100 configured as described above, for example, as shown in FIG. 12, a PDA device 141 is connected to the control unit main body 101 and used as a data input device for the PDA device 141. Further, as shown in FIG. 13, a mobile phone 142 is connected to the control unit main body 101, and can be used as a data input device for the mobile phone 142. When used in this manner, the disadvantages of the PDA device 141 and the mobile phone 142 that the number of data input keys is small and small, thus making data entry difficult and complicated, and that the display data is difficult to view because of the small display. In addition, the data input capability and the data display capability equivalent to those of the desktop device can be fully utilized while solving the problem.
[0084]
Further, if the keyboard 1 and the flexible display 102 described above are used, a foldable notebook personal computer can be realized as shown in FIG. FIG. 14 is a perspective view of a notebook personal computer.
[0085]
In the notebook personal computer 150 shown in FIG. 14, a computer main body 151 is provided on one side of the first keyboard unit 3 instead of the control unit main body 101 in the input device 100 described above. The configuration of the keyboard 1 and the configuration of the flexible display 102 are the same as those of the input device 100.
[0086]
In this case, similarly to the input device 100, the length "L1" of the keyboard 1 in which the first keyboard unit 3 and the second keyboard unit 4 are in the horizontal state, and the length "L2" in which the flexible display 102 is in the flat state. Are set to the same length, and the width “W1” of the first keyboard unit 3 (the same width as the width of the second keyboard unit 4) and the width “W2” of the flexible display 102 are set to the same width. ing.
[0087]
With the notebook personal computer 150, the same effects as those of the input device 100 can be obtained.
[0088]
It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various improvements and modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
[0089]
In the above embodiment, the color organic EL display 118 is used as a display constituting the flexible display 102. However, the present invention is not limited to this. For example, a liquid crystal display having flexibility, an In-Plane type It may be a paper-like display of a dynamic display type, or so-called electronic paper in which an electric circuit and a display medium are integrated.
[0090]
Further, the flexible display 102 may be rotatably mounted directly on one side of the first keyboard unit 3 or the second keyboard unit 4 without the intervention of the control unit main body 101.
[0091]
【The invention's effect】
As described above, in the input device according to claim 1, since the flexible display is opened corresponding to the horizontal state of the first and second keyboard units, when the keyboard is used, the display unit of the flexible display displays the display. The area is large and easy to see, and there is no restriction on displaying characters and the like, and the first and second keyboard units of the keyboard are opened from the folded state to the horizontal state, and the operation area is increased. Is equivalent to a desktop keyboard, and the key operability is greatly improved. Further, when the portable device does not use a keyboard, the flexible display can be folded in accordance with the folded state of the first and second keyboard units. Therefore, when the portable device is carried, the portability of the entire input device is significantly improved. Becomes possible. Also, since the elastic metal sheet is stuck on the back side of the flexible display, the flexible display can be extremely easily and quickly placed in the flat state based on the elastic force of the elastic metal sheet when the flexible display is released from the folded state. Open to the public. Therefore, even when the folding operation of the display is repeatedly performed for a long period of time, it is possible to prevent the flexible display from being folded and to display characters and the like stably.
[0092]
In the input device according to the third aspect, the flexible display includes the first and second lid members and the flexible display sheet, and the elastic metal sheet is formed on the flexible display sheet on the side facing the first and second lid members. Since the flexible display sheet is attached, the flexible metal sheet is supported and arranged over the first and second lid members, and in the open state, the flexible metal sheet is held in a flat state in combination with the elastic force of the flexible metal sheet. be able to. Accordingly, it is possible to prevent characters and the like from being stably displayed by preventing the flexible display sheet from generating a waving phenomenon or the like.
[0093]
Further, in the input device according to the fourth aspect, both side edges of the flexible display sheet are formed on the side edges of the first lid member, the first arrangement groove of the pair of first wall portions, and the side of the second lid member. Since the first cover member and the second cover member are slidably and loosely fitted in the second arrangement grooves of the pair of second wall portions formed at the edges, both side edges of the flexible display sheet are slid. Is slid along the first arrangement groove and the second arrangement groove. Therefore, even when the first and second lid members are slid, the flat state of the flexible display sheet can be reliably maintained. it can.
[0094]
Further, in the personal computer according to the sixth aspect, the flexible display is opened corresponding to the horizontal state of the first and second keyboard units. In addition to being wider and easier to see, there is no restriction on displaying characters and the like, and the first and second keyboard units of the keyboard are opened from the folded state to the horizontal state, so that the operation area is smaller than the desktop area. It is equivalent to a keyboard of the type, and the key operability is significantly improved. In addition, when the portable device does not use a keyboard, the flexible display can be folded in accordance with the folded state of the first and second keyboard units. Therefore, when the portable device is carried, the portability of the entire input device is significantly improved. Becomes possible. Further, since the elastic metal sheet is stuck on the back side of the flexible display, the flexible display can be extremely easily and quickly placed on the flat surface based on the elastic force of the elastic metal sheet when the flexible display is released from the folded state. Open to the public. Therefore, even when the folding operation of the display is repeatedly performed for a long period of time, it is possible to prevent the flexible display from being folded and to display characters and the like stably.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an input device.
FIG. 2 is an exploded perspective view schematically showing the input device.
FIG. 3 is an explanatory view showing, in an enlarged manner, a synchronization mechanism for synchronizing the turning operation of a first support plate and a second support plate.
FIG. 4 is an explanatory view showing a state where the first support plate and the second support plate are not rotated.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a state in which a first support plate and a second support plate are rotated to a maximum rotation position.
FIG. 6 is an exploded perspective view of the flexible display.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a state in which a keyboard attached to the input device is sequentially folded from a use state, and FIG. 7A is a view showing the input device in a state in which a keyboard and a flexible display are set to a use state; FIG. 7B is an explanatory diagram showing a state immediately before the folding operation of the keyboard is completed, and FIG. 7C is an explanatory diagram showing a state where the folding operation of the keyboard is completed.
FIG. 8 is an explanatory view showing a state in which the flexible display is sequentially folded after the keyboard is folded. FIG. 8A shows a state of the keyboard which is folded by rotating the flexible display from the state of FIG. 7C. FIG. 8 (B) is an explanatory view showing a state in which the lid members are brought into contact with the upper surface, and FIG. 8 (B) is an explanatory view showing a state in which the lid members are slid from the state of FIG. FIG. 9B is an explanatory view showing a state in which the folding of the flexible display is completed by rotating the lid member not in contact with the upper surface of the keyboard from the state of FIG. 8B until it contacts the lower surface of the keyboard.
FIG. 9 is an explanatory view showing a state in which the flexible display is sequentially folded after the keyboard is folded, and FIG. 9A is an enlarged sectional view showing a structure near a connecting member of the flexible display in a planar state; FIG. 9B is an enlarged cross-sectional view showing the structure near the connecting member of the flexible display in a state in which the respective lid members are slid outward from each other from the state of FIG. 9A, and FIG. It is an expanded sectional view showing the structure near the connecting member of the flexible display in the state where the lid member was rotated from the state of (B) and the color organic EL display was folded.
FIG. 10 is an enlarged perspective view showing a structure near a connecting member of the flexible display in a planar state.
FIG. 11 is an enlarged perspective view showing a structure near a connecting member of the flexible display in a state where the respective lid members are slid outward from each other from the state of FIG. 9A.
FIG. 12 is a perspective view showing a state in which a PDA device is connected to the input device.
FIG. 13 is a perspective view showing a state in which a mobile phone is connected to the input device.
FIG. 14 is a perspective view showing a notebook personal computer.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Keyboard 2 Rotation connection part 3 1st keyboard unit 4 2nd keyboard unit 100 Input device 101 Control part main body 102 Flexible display 104 Support recess 105 Support recess 106 Support hole 107 Cover member 108 Support part 109 Support shaft 110 Support hole 111 Support Hole 112 Support portion 113 Support shaft 114 Support shaft 115 Display portion 117 Cover member 118 Color organic EL display 122 Projection member 125 Elongated hole 128 Elongated hole 129 Connecting member 132 Link portion 133 Screw hole 134 Screw 135 Nut 136 Elastic metal sheet 141 PDA device 142 Cellular phone 150 Notebook personal computer 151 Computer body

Claims (6)

第１キーボードユニットと第２キーボードユニットとの間に回動連結部を設け、キーボードの使用時には回動連結部を介して両ユニットが離間する方向に回動されて水平状態に開放されるとともに、キーボードの非使用時には回動連結部を介して両ユニットが近接する方向に回動されて重ね合わせた折畳状態になる折畳可能なキーボードと、
前記第１又は第２キーボードユニットの一側に回動可能に取り付けられ、第１及び第２キーボードユニットの水平状態に対応して開放され且つ折畳状態に対応して折り畳まれる可撓性の折畳可能なフレキシブルディスプレイとを備え、
前記フレキシブルディスプレイの背面側には、弾性金属薄板が貼付されていることを特徴とする入力装置。A rotation connecting portion is provided between the first keyboard unit and the second keyboard unit, and when the keyboard is used, both units are turned in a direction in which the two units are separated from each other via the turning connection portion to be opened horizontally, When the keyboard is not used, a foldable keyboard that is rotated in a direction in which both units approach each other via the rotation connection portion and is in a folded state that is superimposed,
A flexible fold that is rotatably attached to one side of the first or second keyboard unit, is opened corresponding to the horizontal state of the first and second keyboard units, and is folded corresponding to the folded state. With a flexible display that can be folded
An input device, wherein an elastic metal thin plate is attached to a back side of the flexible display. 前記フレキシブルディスプレイは、前記回動連結部の軸方向と直交する方向に沿って前記第１キーボードユニット又は第２キーボードユニットの一側に取り付けられていることを特徴とする請求項１に記載の入力装置。The input according to claim 1, wherein the flexible display is attached to one side of the first keyboard unit or the second keyboard unit along a direction orthogonal to an axial direction of the rotation connection unit. apparatus. 前記フレキシブルディスプレイは、
前記第１又は第２キーボードユニットの一側に回動可能に取り付けられた第１蓋部材及び第１蓋部材に対してスライド可能且つ折畳可能に連結された第２蓋部材と、
前記第１蓋部材及び第２蓋部材に渡って配置されたフレキシブルディスプレイシートとを備え、
前記弾性金属薄板は、前記第１蓋部材及び第２蓋部材に対向する側でフレキシブルディスプレイシートに貼付されていることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の入力装置。The flexible display,
A first lid member rotatably attached to one side of the first or second keyboard unit, and a second lid member slidably and foldably connected to the first lid member;
A flexible display sheet disposed over the first lid member and the second lid member,
The input device according to claim 1, wherein the elastic metal sheet is attached to a flexible display sheet on a side facing the first lid member and the second lid member. 4. 前記第１蓋部材にて相互に対向する側縁に形成された一対の第１壁部と、
前記各第１壁部の内側に形成された第１配置溝と、
前記第２蓋部材にて相互に対向する側縁に形成された一対の第２壁部と、
前記各第２壁部の内側に形成された第２配置溝とを備え、
前記フレキシブルディスプレイシートの両側縁は、前記第１配置溝及び第２配置溝に摺動可能に遊嵌されていることを特徴とする請求項３に記載の入力装置。A pair of first wall portions formed at side edges of the first lid member facing each other;
A first arrangement groove formed inside each of the first wall portions;
A pair of second wall portions formed on side edges facing each other with the second lid member;
A second arrangement groove formed inside each of the second wall portions,
4. The input device according to claim 3, wherein both side edges of the flexible display sheet are slidably loosely fitted in the first and second arrangement grooves. 5. 前記フレキシブルディスプレイシートは、有機ＥＬディスプレイシートから構成されていることを特徴とする請求項３又は請求項４に記載の入力装置。The input device according to claim 3, wherein the flexible display sheet includes an organic EL display sheet. 第１キーボードユニットと第２キーボードユニットとの間に回動連結部を設け、キーボードの使用時には回動連結部を介して両ユニットが離間する方向に回動されて水平状態に開放されるとともに、キーボードの非使用時には回動連結部を介して両ユニットが近接する方向に回動されて重ね合わせた折畳状態になる折畳可能なキーボードと、
前記第１又は第２キーボードユニットに付設されたコンピュータ本体と、
前記コンピュータ本体の一側に回動可能に取り付けられ、第１及び第２キーボードユニットの水平状態に対応して開放され且つ折畳状態に対応して折り畳まれる可撓性の折畳可能なフレキシブルディスプレイとを備えたパーソナルコンピュータであって、
前記フレキシブルディスプレイの背面側には、弾性金属薄板が貼付されていることを特徴とするパーソナルコンピュータ。A rotation connecting portion is provided between the first keyboard unit and the second keyboard unit, and when the keyboard is used, both units are turned in a direction in which the two units are separated from each other via the turning connection portion to be opened horizontally, When the keyboard is not used, a foldable keyboard that is rotated in a direction in which both units approach each other via the rotation connection portion and is in a folded state that is superimposed,
A computer main body attached to the first or second keyboard unit;
A flexible foldable flexible display that is rotatably attached to one side of the computer main body, is opened according to the horizontal state of the first and second keyboard units, and is folded according to the folded state. A personal computer comprising:
A personal computer, wherein an elastic metal thin plate is attached to a back side of the flexible display.
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