JP2004106086A - 研削液補給装置 - Google Patents

研削液補給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004106086A
JP2004106086A JP2002269858A JP2002269858A JP2004106086A JP 2004106086 A JP2004106086 A JP 2004106086A JP 2002269858 A JP2002269858 A JP 2002269858A JP 2002269858 A JP2002269858 A JP 2002269858A JP 2004106086 A JP2004106086 A JP 2004106086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding fluid
grinding
supply line
storage tank
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002269858A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Yoshikawa
吉川 正徳
Akira Sasaki
佐々木 彰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritake Co Ltd
Original Assignee
Noritake Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritake Co Ltd filed Critical Noritake Co Ltd
Priority to JP2002269858A priority Critical patent/JP2004106086A/ja
Publication of JP2004106086A publication Critical patent/JP2004106086A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】研削機における製品の加工精度を均一にすることができる研削液補給装置を提供すること。
【解決手段】研削液を研削機に補給する研削液補給装置において、所定流量に制御された水を選択的に供給する水供給ライン51と、前記水の流量に対応する所定流量に制御されたクーラント原液を選択的に供給する原液供給ライン52と、水とクーラント原液をインラインで分散混合するスタティックミキサ8と、分散混合されてできた研削液を貯留する研削液貯留タンク5と、研削液貯留タンクからの研削液を研削機に選択的に補給する研削液補給ライン53と、研削液補給ラインから分岐するとともに、当該研削液補給ラインから流れてきた研削液を研削液貯留タンクに選択的に戻す研削液循環ライン54と、を備えることを特徴とする。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、研削機に研削液を補給する研削液補給装置に関し、特に、複数の研削機における製品の加工精度を均一にすることができる研削液補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の研削液補給装置は、クーラント原液と工業用水を混合し、得られた研削液を研削機等の加工機へ供給するようにしている。図2を参照すると、従来の研削液補給装置において、原液タンク102内のクーラント原液は、定量ポンプ103により原液タンク102から所定流量で汲み上げられ、混合タンク105内に供給される。供給される工業用水は、流量調節弁104により所定流量に調節され、混合タンク105内に供給される。供給されたクーラント原液と工業用水とが混合タンク105内で所定濃度に混合されて研削液となり、この研削液はポンプ106により研削機へと供給される。ポンプ106は、研削機のタンク(図示せず)で研削液が不足すると作動し、研削液が満たされると作動を停止する。混合タンク105内には液面高さを感知するレベルスイッチ107が設けられており、液面が所定高さより低くなった場合には、レベルスイッチ107がそれを感知し、定量ポンプ103及び流量調節弁104を作動させ、クーラント原液若しくは工業用水を混合タンク105へ補給する。
【0003】
また、図3を参照すると、混合タンク105内での研削液の撹拌を十分に行うために、混合タンク105からポンプ106により研削機へと研削液を送液するライン途中を分岐し過剰の研削液を混合タンク上部へ戻すライン108が設けられ、これにより混合タンク105内の液撹拌を行なえるように構成されて成る研削液補給装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−1334号公報(第2頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の研削液補給装置では、クーラント原液と工業用水がそれぞれ混合タンク内に供給されてから混合されるので、研削液中のクーラント濃度が不均一になるといった問題があった。すなわち、クーラント原液と工業用水を単に混合タンク内に流入しただけでは混合しにくいため、クーラント原液と工業用水とが混合タンク内に流入すると互いに分離し、クーラント原液がスカム(浮きかす)として浮上してしまう。その結果、研削機に補給される研削液はクーラント濃度が低下し、研削液が腐敗し、研削液の防錆力が低下してしまうといった問題がある。
【0006】
また、従来の研削液補給装置では、分岐した戻りライン(図3の108参照)を設けた場合であっても、混合タンクでの攪拌時間の長短により研削機に補給される研削液中のクーラント濃度にばらつきが生じていた。このため、クーラント濃度にばらつきによって、工作物と研削砥石と間の摩擦係数が変動し、工作物の加工精度が不均一になってしまうといった問題があった。
【0007】
さらに、従来の研削液補給装置では、混合タンク内の研削液の温度が各研削機のタンク内の研削液の温度よりも低かったため、混合タンク内の研削液を研削機に補給することによって、研削機で工作物を研削する際に供給される研削液の液温が変動していた。このため、熱膨張の変動によって工作物の大きさに影響を与え、混合タンク内の研削液が補給された前と後のそれぞれの工作物の加工精度が不均一になってしまうといった問題があった。
【0008】
本発明の第1の目的は、均一なクーラント濃度の研削液を補給することができる研削液補給装置を提供することである。
【0009】
本発明の第2の目的は、均一な温度の研削液を補給することができる研削液補給装置を提供することである。
【0010】
本発明の第3の目的は、研削機における製品の加工精度を均一にすることができる研削液補給装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の視点においては、研削液を1又は複数の研削機に補給する研削液補給装置において、所定流量に制御された水を選択的に供給する水供給ラインと、前記水の流量に対応する所定流量に制御されたクーラント原液を選択的に供給する原液供給ラインと、前記水供給ラインから供給された水と前記原液供給ラインから供給されたクーラント原液をインラインで分散混合するスタティックミキサと、前記スタティックミキサで分散混合されてできた研削液を貯留する研削液貯留タンクと、前記研削液貯留タンクからの研削液が流通するとともに、当該研削液を前記研削機に選択的に補給する研削液補給ラインと、前記研削液補給ラインから分岐するとともに、当該研削液補給ラインから流れてきた研削液を前記研削液貯留タンクに選択的に戻す研削液循環ラインと、を備えることを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、水及びクーラント原液が研削液貯留タンクに流入する際、水及びクーラント原液がスタティックミキサで分散混合されて研削液とした後で当該研削液が研削液貯留タンクに流入するので、研削液貯留タンク内の研削液は均一なクーラント濃度であり、研削液循環ラインで研削液貯留タンク内の研削液が常時循環されることで研削液のクーラント濃度の均一性が保たれ、補給される研削液のクーラント濃度と研削機におけるタンク内の研削液のクーラント濃度とが同じであるので、研削機における製品の加工精度を向上させることができる。
【0013】
本発明の第2の視点においては、研削液を1又は複数の研削機に補給する研削液補給装置において、所定流量に制御された水を選択的に供給する水供給ラインと、前記水の流量に対応する所定流量に制御されたクーラント原液を選択的に供給する原液供給ラインと、前記水供給ラインから供給された水と前記原液供給ラインから供給されたクーラント原液が混合された研削液を貯留する研削液貯留タンクと、前記研削液貯留タンク内の研削液を加温するヒータと、前記研削液貯留タンク内の研削液の温度情報を検出する第1の温度センサと、前記研削機におけるタンク内の研削液の温度情報を検出する第2の温度センサと、前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサそれぞれからの温度情報に基づいて、前記研削液貯留タンク内の研削液の温度が前記研削機におけるタンク内の研削液の温度と同じになるように前記ヒータの加温量を制御する前記温度コントローラと、前記研削液貯留タンクからの研削液が流通するとともに、当該研削液を前記研削機に選択的に補給する研削液補給ラインと、前記研削液補給ラインから分岐するとともに、当該研削液補給ラインから流れてきた研削液を前記研削液貯留タンクに選択的に戻す研削液循環ラインと、を備えることを特徴とする。
【0014】
この構成によれば、研削液循環ラインで研削液貯留タンク内の研削液が常時循環されることで研削液の温度の均一性が保たれ、補給される研削液の温度と研削機におけるタンク内の研削液の温度とが同じであるので、研削機における製品の加工精度を均一にすることができる。
【0015】
本発明の第3の視点においては、研削液を1又は複数の研削機に補給する研削液補給装置において、所定流量に制御された水を選択的に供給する水供給ラインと、前記水の流量に対応する所定流量に制御されたクーラント原液を選択的に供給する原液供給ラインと、前記水供給ラインから供給された水と前記原液供給ラインから供給されたクーラント原液をインラインで分散混合するスタティックミキサと、前記スタティックミキサで分散混合されてできた研削液を貯留する研削液貯留タンクと、前記研削液貯留タンク内の研削液を加温するヒータと、前記研削液貯留タンク内の研削液の温度情報を検出する第1の温度センサと、前記研削機におけるタンク内の研削液の温度情報を検出する第2の温度センサと、前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサそれぞれからの温度情報に基づいて、前記研削液貯留タンク内の研削液の温度が前記研削機におけるタンク内の研削液の温度と同じになるように前記ヒータの加温量を制御する前記温度コントローラと、前記研削液貯留タンクからの研削液が流通するとともに、当該研削液を前記研削機に選択的に補給する研削液補給ラインと、前記研削液補給ラインから分岐するとともに、当該研削液補給ラインから流れてきた研削液を前記研削液貯留タンクに選択的に戻す研削液循環ラインと、を備えることを特徴とする。
【0016】
この構成によれば、補給される研削液の温度と研削機におけるタンク内の研削液の温度とが同じであり、かつ、補給される研削液のクーラント濃度と研削機におけるタンク内の研削液のクーラント濃度とが同じであるので、研削機における製品の加工精度を均一にすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る研削液補給装置の構成を模式的に示したブロック図である。
【0018】
この研削液補給装置1は、水供給ライン51、原液供給ライン52、スタティックミキサ8、研削液貯留タンク5、ヒータ21、第1の温度センサ22、第2の温度センサ41、温度コントローラ20、研削液補給ライン53、研削液循環ライン54を有する。
【0019】
ここで、研削機40は、砥石車の回転により、砥粒の鋭い角で工作物を研削加工を施す工作機械である。研削盤ともいう。研削機40は、研削の際、タンク(図示せず)に貯留された研削液を工作物の研削面に供給し、研削に用いられた研削液を回収して繰り返し再利用する。研削機40のタンクには、第2の温度センサ41と、液面スイッチ42と、を有する。第2の温度センサ41は、研削機40のタンク内の研削液の温度情報を検出する。液面スイッチ42は、液面を検出することによって、研削機40のタンク内の液量が所定量存在するか否かを判断するスイッチであり、研削液が所定量存在する場合はスイッチがOFFとなり、研削液が所定量存在しない場合はスイッチがONとなる。
【0020】
研削液は、水とクーラント原液が所定割合で混合され、研削機において用いられる研削油である。
【0021】
水供給ライン51は、所定流量に制御された水を選択的に供給するラインであり、ライン上に、流量制御弁4と、流量センサ11と、を有する。流量制御弁4は、水供給ライン51に供給された水(工業用水)の流量を制御するバルブである。流量センサ11は、流量制御弁4で制御された水の流量情報を検出するセンサである。
【0022】
原液供給ライン52は、所定流量に制御されたクーラント原液を選択的に供給するラインであり、ライン上に、原液タンク2と、定量ポンプ3と、流量センサ12と、を有する。原液タンク2は、クーラント原液を貯留するタンクであり、タンク内の原液の下限を検出する液面スイッチ13を有する。液面スイッチ13は、原液が所定量存在する場合はスイッチがOFFとなり、原液が所定量存在しない場合はスイッチがONとなる。定量ポンプ3は、原液タンク2内の原液を所定量で汲み上げるポンプである。流量センサ12は、定量ポンプ3で汲み上げられた原液の流量情報を検出するセンサである。
【0023】
流量コントローラ10は、(1)流量センサ11からの流量情報に基づいて、水供給ライン51から供給される水の流量が所定量となるように、流量制御弁4の開度を制御するとともに、(2)流量センサ12からの流量情報に基づいて、原液供給ライン52から供給される原液の流量が所定量(水の流量と対応する量)となるように、定量ポンプ3の回転を制御する。また、流量コントローラ10は、研削液貯留タンク5に取り付けられた液面スイッチ7により、(3)研削液が所定量存在しスイッチがOFFとなっているときは、流量制御弁4を閉じ、かつ、定量ポンプ3の回転を停止するように制御し、(4)研削液が所定量存在せずスイッチがONとなっているときは、流量制御弁4を開き、かつ、定量ポンプ3が回転するように制御する。さらに、流量コントローラ10は、原液タンク2に取り付けられた液面スイッチ13により、(5)原液が所定量存在しスイッチがOFFとなっているときは、流量制御弁4を開き、定量ポンプ3が回転し、ポンプ6が回転するように制御し、(6)研削液が所定量存在せずスイッチがONとなっているときは、流量制御弁4を閉じ、定量ポンプ3の回転を停止し、かつ、ポンプ6の回転を停止するように制御する。
【0024】
スタティックミキサ8は、水供給ライン51から供給された水と原液供給ライン52から供給されたクーラント原液をインラインで分散混合するミキサである。スタティックミキサ8は、水中にクーラント原液をインラインで分散混合させるインライン型のスパイラルエレメント部を有する(例えば、特開2001−205062号公報参照)。
【0025】
研削液貯留タンク5は、スタティックミキサ8で混合されてできた研削液を貯留するタンクであり、液面スイッチ7を有する。液面スイッチ7は、研削液が所定量存在する場合はスイッチがOFFとなり、研削液が所定量存在しない場合はスイッチがONとなる。
【0026】
ヒータ21は、研削液貯留タンク5内の研削液を加温する。
【0027】
第1の温度センサ22は、研削液貯留タンク5内の研削液の温度情報を検出するセンサである。
【0028】
第2の温度センサ41は、研削機40におけるタンク(図示せず)内の研削液の温度情報を検出するセンサである。第2の温度センサ41は、研削機40が複数ある場合、図1のようにすべての研削機40に取り付けてもよく、いずれか1つの研削機40だけに取り付けてもよい。
【0029】
温度コントローラ20は、第1の温度センサ22及び第2の温度センサ41それぞれからの温度情報に基づいて、研削液貯留タンク5内の研削液の温度が研削機40におけるタンク内の研削液の温度と同じになるように、ヒータ21の加温量を制御する。第2の温度センサ41からの温度情報が複数ある場合は、これらの温度情報の平均値と研削液貯留タンク5内の研削液の温度が同じになるようにすればよい。
【0030】
研削液補給ライン53は、研削液貯留タンク5からの研削液が流通するとともに、当該研削液を研削機40に選択的に補給するラインであり、ライン上に、ポンプ6と、開閉バルブ32と、を有する。研削機40が複数ある場合、研削液補給ライン53は、研削機40の台数分だけ分岐し、枝分かれした枝ラインごとに開閉バルブ32が取り付けられる。ポンプ6は、研削液貯留タンク5内の研削液を汲み上げるポンプであり、例えば、エアードポンプが挙げられる。開閉バルブ32は、ポンプ6で汲み上げられた研削液を研削機40に補給したり補給を停止したりするバルブであり、例えば、電磁弁が挙げられる。
【0031】
研削液循環ライン54は、研削液補給ライン53から分岐するとともに、ポンプ6によって汲み上げられ研削液補給ライン53から流れてきた研削液を研削液貯留タンク5に選択的に戻すラインであり、ライン上に開閉バルブ31を有する。開閉バルブ31は、ポンプ6で汲み上げられ研削液補給ライン53から流れてきた研削液を研削液貯留タンク5に戻したり停止したりするバルブであり、例えば、電磁弁が挙げられる。
【0032】
バルブコントローラ30は、研削機40に取り付けられた液面スイッチ42により、(1)研削液が所定量存在しスイッチがOFFとなっているときは、研削液補給ライン53上の開閉バルブ32を閉じ、かつ、研削液循環ライン54上の開閉バルブ31を開くように制御し、(2)研削液が所定量存在せずスイッチがONとなっているときは、研削液補給ライン53上の開閉バルブ32を開き、かつ、研削液循環ライン54上の開閉バルブ31を閉じるように制御する。研削機40が複数ある場合、バルブコントローラ30は、各研削機40に取り付けられた液面スイッチ42により、(3)すべての研削機40について研削液が所定量存在しスイッチがOFFとなっているときは、研削液補給ライン53上の開閉バルブ32を閉じ、かつ、研削液循環ライン54上の開閉バルブ31を開くように制御し、(4)1つ以上の研削機40について研削液が所定量存在せずスイッチがONとなっているときは、研削液補給ライン53上の対応する開閉バルブ32を開き、かつ、研削液循環ライン54上の開閉バルブ31を閉じるように制御する。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果を奏する。
【0034】
本発明の第1の効果は、個別タンクへ均一なクーラント濃度の研削液を供給できることである。その結果、クーラント濃度の低下に伴う研削液の腐敗や、研削液の防錆力の低下を防止することができる。
【0035】
本発明の第2の効果は、必要に応じてクーラント原液の過剰使用を防止することができるので、経済的である。
【0036】
本発明の第3の効果は、原液の希釈・補給を全自動化でき、省人化できることである。
【0037】
本発明の第4の効果は、水と原液の混合ではスタティックミキサを利用し、インライン混合しているため、研削液貯留タンク内においてスカムの発生を防止することができることである。
【0038】
本発明の第5の効果は、各種のクーラントにも対応することができることである。
【0039】
本発明の第6の効果は、補給する研削液の温度と研削機で使用される研削液の温度と同温度であるため、温度差による加工精度の不安定さが解消できることである。
【0040】
本発明の第7の効果は、クーラントを供給しないときにおいてもタンク内のクーラントを循環しているので、クーラントの性状を安定させることができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る研削液補給装置の構成を模式的に示したブロック図である。
【図2】従来の形態1に係る研削液補給装置の構成を模式的に示したブロック図である。
【図3】従来の形態2に係る研削液補給装置の構成を模式的に示したブロック図である。
【符号の説明】
1、101 研削液補給装置
2、102 原液タンク
3、103 定量ポンプ
4、104 流量制御弁
5 研削液貯留タンク
6 ポンプ
7、13、42、107 液面スイッチ
8 スタティックミキサ
10 流量コントローラ
11、12 流量センサ
20 温度コントローラ
21 ヒータ
22 第1の温度センサ
30 バルブコントローラ
31、32 開閉バルブ
40 研削機
41 第2の温度センサ
51 水供給ライン
52 原液供給ライン
53 研削液補給ライン
54 研削液循環ライン
105 混合タンク
106 ポンプ
108 ライン

Claims (3)

  1. 研削液を1又は複数の研削機に補給する研削液補給装置において、
    所定流量に制御された水を選択的に供給する水供給ラインと、
    前記水の流量に対応する所定流量に制御されたクーラント原液を選択的に供給する原液供給ラインと、
    前記水供給ラインから供給された水と前記原液供給ラインから供給されたクーラント原液をインラインで分散混合するスタティックミキサと、
    前記スタティックミキサで分散混合されてできた研削液を貯留する研削液貯留タンクと、
    前記研削液貯留タンクからの研削液が流通するとともに、当該研削液を前記研削機に選択的に補給する研削液補給ラインと、
    前記研削液補給ラインから分岐するとともに、当該研削液補給ラインから流れてきた研削液を前記研削液貯留タンクに選択的に戻す研削液循環ラインと、
    を備えることを特徴とする研削液補給装置。
  2. 研削液を1又は複数の研削機に補給する研削液補給装置において、
    所定流量に制御された水を選択的に供給する水供給ラインと、
    前記水の流量に対応する所定流量に制御されたクーラント原液を選択的に供給する原液供給ラインと、
    前記水供給ラインから供給された水と前記原液供給ラインから供給されたクーラント原液が混合された研削液を貯留する研削液貯留タンクと、
    前記研削液貯留タンク内の研削液を加温するヒータと、
    前記研削液貯留タンク内の研削液の温度情報を検出する第1の温度センサと、
    前記研削機におけるタンク内の研削液の温度情報を検出する第2の温度センサと、
    前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサそれぞれからの温度情報に基づいて、前記研削液貯留タンク内の研削液の温度が前記研削機におけるタンク内の研削液の温度と同じになるように前記ヒータの加温量を制御する前記温度コントローラと、
    前記研削液貯留タンクからの研削液が流通するとともに、当該研削液を前記研削機に選択的に補給する研削液補給ラインと、
    前記研削液補給ラインから分岐するとともに、当該研削液補給ラインから流れてきた研削液を前記研削液貯留タンクに選択的に戻す研削液循環ラインと、
    を備えることを特徴とする研削液補給装置。
  3. 研削液を1又は複数の研削機に補給する研削液補給装置において、
    所定流量に制御された水を選択的に供給する水供給ラインと、
    前記水の流量に対応する所定流量に制御されたクーラント原液を選択的に供給する原液供給ラインと、
    前記水供給ラインから供給された水と前記原液供給ラインから供給されたクーラント原液をインラインで分散混合するスタティックミキサと、
    前記スタティックミキサで分散混合されてできた研削液を貯留する研削液貯留タンクと、
    前記研削液貯留タンク内の研削液を加温するヒータと、
    前記研削液貯留タンク内の研削液の温度情報を検出する第1の温度センサと、
    前記研削機におけるタンク内の研削液の温度情報を検出する第2の温度センサと、
    前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサそれぞれからの温度情報に基づいて、前記研削液貯留タンク内の研削液の温度が前記研削機におけるタンク内の研削液の温度と同じになるように前記ヒータの加温量を制御する前記温度コントローラと、
    前記研削液貯留タンクからの研削液が流通するとともに、当該研削液を前記研削機に選択的に補給する研削液補給ラインと、
    前記研削液補給ラインから分岐するとともに、当該研削液補給ラインから流れてきた研削液を前記研削液貯留タンクに選択的に戻す研削液循環ラインと、
    を備えることを特徴とする研削液補給装置。
JP2002269858A 2002-09-17 2002-09-17 研削液補給装置 Withdrawn JP2004106086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002269858A JP2004106086A (ja) 2002-09-17 2002-09-17 研削液補給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002269858A JP2004106086A (ja) 2002-09-17 2002-09-17 研削液補給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004106086A true JP2004106086A (ja) 2004-04-08

Family

ID=32267659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002269858A Withdrawn JP2004106086A (ja) 2002-09-17 2002-09-17 研削液補給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004106086A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100837673B1 (ko) 약액 공급 장치 및 슬러리의 조합 방법
US5478435A (en) Point of use slurry dispensing system
US6910954B2 (en) Method of supplying slurry and a slurry supply apparatus having a mixing unit at a point of use
US20170050389A1 (en) 3d printer
US7052377B2 (en) Apparatus and method for feeding slurry
US4475818A (en) Asphalt coating mix automatic limestone control
JP5043696B2 (ja) 処理液混合装置、基板処理装置および処理液混合方法並びに記憶媒体
JP6388501B2 (ja) スラリー分散システム
US6918406B2 (en) Chemical supply apparatus
CN111015500A (zh) 一种大尺寸晶片加工用抛光液循环装置和方法
KR20130130739A (ko) 기판의 자기유변 피니싱 시스템
CN102240976A (zh) 化学机械抛光研磨液输送系统及化学机械抛光研磨设备
JP2004106086A (ja) 研削液補給装置
KR20150070024A (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법 그리고 기판 처리 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
JP2009029078A (ja) ワイヤーソー装置
US20060051509A1 (en) Process and equipment for uniform coating medium of treatment on materials in the form of rope
KR900701491A (ko) 폴리올에 유동 가능한 첨가물들을 혼합하는 방법 및 이 방법을 실시하기 위한 장치
JPH08258188A (ja) コルゲ−トマシンへの澱粉系耐水接着剤の供給方法及び供給装置
WO2007062650A1 (en) System for integrated on-line mixing and recirculation of processing liquid with loss self adjustment of liquid flow
TW202014242A (zh) 混合裝置
US4605310A (en) Automated sizing system controlling using a radio transmitter level control
JPH08314101A (ja) 感光材料を処理するための装置及び方法
US5459545A (en) Photosensitive material processing method and apparatus thereof
JPS5829145B2 (ja) メデイヤ型材料分散方法
US4514092A (en) Automated sizing system controlling

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040908

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060928

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20060929

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761