JP2004101343A - 距離測定機 - Google Patents

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Hirotaka Tomita
冨田 弘隆
Masahiko Umekawa
梅川 雅彦
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Abstract

【課題】携帯型でありながら正確に距離を測定することを可能にする。
【構成】測定機本体1の超音波センサ2の近くに光スポット照射部3が設けられており、距離測定点に向けて光ビームを照射して被測定対象上の距離測定点を光スポットで明示するようにする。また、距離測定モードと身長測定モードとを切り替えたり、測定基準面を測定機本体1の前面Aと後面Cとに切り替えるためのセレクトスイッチ4、5が備えられている。超音波センサ2の温度補正を自動調整するための温度センサ17も備えられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は超音波センサを用いて身長測定等を行う距離測定機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の超音波式身長測定装置は、壁等の上方位置に取り付けられた超音波センサ等から超音波を壁に沿って立った人の頭部に向けて送信し、反射した超音波を受信し、送受信の時間差からその人の身長を計算して出力するという基本構成となっていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−67857号公報(段落番号0046、図6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例による場合、身長を測定する機能に限定した構成となっていることから、装置全体が大型であり、これに伴ってコスト高であるという欠点がある。もっとも、装置を設置型から携帯型に変更すれば、身長だけでなくそれ以外の幅広い用途にも使用することが一応可能であるものの、携帯型であるが故に、正確な距離を測定することが困難であるという問題がある。
【0005】
本発明は上記した背景の下で創作されたものであり、その目的とするところは、携帯型でありながら正確に距離を測定することが可能な距離測定機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る距離測定機は、測定機本体の前面に設けられた超音波センサを用いて被測定対象までの距離を測定する携帯型の距離測定機であって、測定機本体の超音波センサの近くに設けられており且つ被測定対象上の距離測定点を光スポットで明示するために距離測定点に向けて光ビームを照射する光スポット照射部を備えたことを特徴としている。
【0007】
好ましくは、光スポット照射部については、発光LEDとその前面に位置する集光レンズとを有した構成となっているものを用いることが望ましい。
【0008】
本発明に係る別の距離測定機は、測定機本体の前面に設けられた超音波センサを用いて被測定対象までの距離を測定する携帯型の距離測定機であって、超音波センサの出力信号に基づいて被測定対象までの距離を測定する上で基準となる測定基準面が測定機本体の前面又は後面に設定された構成となっていることを特徴としている。
【0009】
好ましくは、前記測定基準面を測定機本体の前面と後面とに切り替えるための測定基準面切り替えスイッチを備えることが望ましい。
【0010】
本発明に係る別の距離測定機は、測定機本体の前面に設けられた超音波センサを用いて被測定対象までの距離を測定する携帯型の距離測定機であって、距離測定モードと身長測定モードとを切り替えるためのモード切り替えスイッチが備えられており、距離測定モード時には、被測定対象までの距離の測定結果をそのまま出力する一方、身長測定モード時には、測定機本体を床に置いた状態で測定されたときの測定結果である天井までの距離mと測定機本体を身長を測定すべき人の頭の上に置いた状態で測定されたときの測定結果である天井までの距離nとを保持し、その差分である(m−n)を計算し、当該計算結果を身長として出力する機能を有した構成となっていることを特徴としている。
【0011】
上述した距離測定機において、好ましくは、超音波センサの温度補正を自動調整するための温度センサを備えるようにすることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は距離測定機の外観図であって、(A)は正面図、(B)は平面図、(D)は側面図、図2は同機の電気的構成図、図3は同機の使用方法を説明するための図、図4は同機の別の使用方法を説明するための図、図5は同機の身長測定モード時の使用方法を説明するための図である。
【0013】
ここに掲げる距離測定機は図1に示すように超音波センサ2を用いて被測定対象までの距離等を測定する際に使用される携帯型の距離測定機であって、電池13で動作するようになっている。図中1は測定機本体であって、上下に2分割にされた樹脂製のハウジングである。測定機本体1の前面Aには超音波センサ2及び光スポット照射部3が取り付けられており、正面Bにはセレクトボタン4、5、LED7、8、9、液晶表示パネル10及び誤差調整用ボリューム11が各々取り付けられている。測定機本体1の前面Aの裏側には光スポット照射部3の近くに超音波センサ2の温度補正を自動調整するための温度センサ17が設けられている。なお、超音波センサ2等が設けられる前面Aとは反対に位置する後面Cは壁に接したり床に置いたりし易いように平面状になっている。
【0014】
測定機本体1には同図に示すように略角型の貫通穴aが形成されており、貫通穴aの上側がハンドル部bとなっている。即ち、貫通穴aに人の指先を入れると、ハンドル部bを手で握ることができることが可能になっている。ハンドル部bの図中左側にはトリガー状のスイッチ12が取り付けられている。即ち、ハンドル部bを手で握った状態で人指し指等によりスイッチ12をオンオフすることが可能になっている。
【0015】
測定機本体1の裏面Cには電池13を出し入れするための電池蓋14が着脱自在に設けられている。測定機本体1の内部には電池13の他に基板15が取り付けられている。基板15上には超音波センサ2等を制御するための回路部品が実装されている。以下、各部の詳細について説明する。
【0016】
超音波センサ2は、被測定対象に向けて超音波を送信する送波器と被測定対象で反射した超音波を受信する受波器からなる超音波トランスデューサと、超音波トランスデューサの前方に配置されたホーンアンテナとを有した構成となっている。なお、超音波トランスデューサと測定機本体1の前面Aとの距離をαとし、超音波トランスデューサと測定機本体1の後面Cとの距離をβとする。
【0017】
光スポット照射部3は、超音波センサ2の近くに配置されており、被測定対象上の距離測定点を光スポットで明示するために距離測定点に向けて光ビームを照射するようになっている。ここでは安全性を考慮してレーザ光ではなく、可視領域波長の光を用いており、具体的には図示されていないが、発光LEDとその前面に位置する集光レンズとの組合せでもって光ビームを生成するようになっている。
【0018】
なお、光スポット照射部3と超音波センサ2との間には距離がある関係で、距離測定点と光スポットとは若干の位置ズレが生じるが、超音波センサ2から送信される超音波の指向性はそれ程高くないので、使用上何ら問題にならない。
【0019】
セレクトボタン4、5は、距離測定モードと身長測定モードとを切り替えるためのモード取り替えスイッチである。距離測定モードは被測定対象までの距離を測定する機能である一方、身長測定モードは人の身長を測定する機能である。即ち、セレクトボタン4を押すと、身長測定モードから距離測定モードに切り替わる一方、セレクトボタン5を押すと、距離測定モードから身長測定モードに切り替わるようになっている。
【0020】
特に、セレクトボタン4は、超音波センサ2の出力信号に基づいて被測定対象までの距離を測定する上で基準となる測定基準面を測定対象本体1の前面Aと後面Cとに切り替えるための測定基準面切り替えスイッチを兼ねている。即ち、セレクトボタン4を押す度に測定基準面の設定が測定対象本体1の前面Aから後面Cに交互に切り替わるようになっている。但し、身長測定モードであるときには測定基準面が測定対象本体1の後面Cに自動的に設定される。
【0021】
LED7、8、9はモード及び測定基準面の設定を表示するためのLEDである。モード及び測定基準面の設定を表示する際のLED7、8、9の点灯パターンは次の通りとなっている。即ち、LED7、8、9のうちLED7が点灯すると、モードの設定が距離測定モードであり且つ測定基準面の設定が測定対象本体の前面Aであることが示される。同様にLED8が点灯すると、モードの設定が距離測定モードであり且つ測定基準面の設定が測定対象本体の後面Cであることが示される。同様にLED9の点灯すると、モードの設定が身長測定モードであることが示される。
【0022】
液晶表示パネル10は、距離測定モード時の測定結果である被測定対象までの距離及び身長測定モード時の測定結果である人の身長の数値をセンチメートルの単位で少数点以下も含めて表示するようになっている。
【0023】
誤差調整用ボリューム11は、超音波センサ2の温度誤差を補正するための誤差調整用ボリュームであり、ここでは可変抵抗器を用いている。超音波センサ2の温度補正は温度センサ17により自動的に行われるものの、測定誤差の高精度化という観点から誤差調整用ボリューム11を通じてマニュアルでも行われるようになっている。
【0024】
スイッチ12は図外の電源スイッチがONにされた状態で距離測定を開始するための押ボタンスイッチである。
【0025】
以下、距離測定機の電気的構成を図2を参照して説明する。図中16は制御部であり、ここでは1チップマイコンを用いている。制御部16の入出力ポートには図外のインターフェイス回路を通じて上記回路部品が接続されている。即ち、入出力ポートには超音波センサ2が接続されている。デジタル入力ポートにはセレクトボタン4、5及びスイッチ12が、アナログ入力ポートには誤差調整用ボリューム11及び温度センサ17等が接続されている。デジタル出力ポートには光スポット照射部3、LED7、8、9及び液晶表示パネル10等が接続されている。
【0026】
制御部16においては以下のような処理が行われるようになっている。
【0027】
まず、図外の電源スイッチのオンにより通電されると、内蔵メモリに保持されているモード及び測定基準面の設定に関するデータを読み出し、このデータを用いてLED7、8、9を上記パターン通りに点灯させる一方、光スポット照射部3を動作させる。特に、セレクトボタン4又は5が押されてモードや測定基準面の設定が変更されると、内蔵メモリ上に保持されたモード及び測定基準面の設定に関するデータを書き換え、書き換え後のデータを用いてLED7、8、9を上記パターン通りに点灯させる。
【0028】
なお、モード及び測定基準面の設定に関するデータ等はたとえ電源スイッチがオフにされても内蔵メモリから消去されないようになっている。
【0029】
次に、スイッチ12がオンにされると、内蔵メモリから測定基準面及びモードの設定に関するデータを読み出し、現在の設定の内容を把握した上で、超音波センサ2を動作させる。すると、超音波センサ2から超音波が送信される。
【0030】
その後、超音波センサ2が反射波を受信すると、超音波センサ2から出力された信号が入力されるので、この時点で超音波を送信したタイミングと反射波を受信したタイミングとの送受信の時間差Tを求める。この送受信の時間差Tと超音波センサ2から被測定対象までの距離LとはL=kT(k:定数)の関係があるので、この関係式を用いて超音波センサ2から被測定対象までの距離Lを演算する。実際にはこのような測定を10回行ない、その最大値、最小値を除いた8回の測定値を平均化し、平均化した測定値を距離Lとしている。
【0031】
ここでは測定基準面が超音波センサ2ではなく測定機本体1の前面A又は後面Cであるので、超音波センサ2(正確には超音波トランスデューサ)と測定機本体1の前面A又は後面Cとの距離の分を距離Lに対して加減算する。即ち、測定基準面の現在の設定が測定機本体1の前面Aであるときには、L−αの演算を行う一方、測定機本体1の後面Cであるときには、L+βの演算を行う。このようにして求められた値が測定基準面から被測定対象までの距離を示しており、最終的な距離測定結果である。
【0032】
同機の距離測定原理については上記の通りであるが、距離測定モードと身長測定モードとでは制御部16の具体的な処理の内容が異なっている。同機の使用方法を図3及び図4を参照しつつこの点について説明する。
【0033】
例えば、図3に示すように測定機本体1を部屋の床Fの上に置き、測定機本体1の前面Aを壁Wに向けるようにしたとする。この状態でスイッチ12が押されると、制御部16において、距離基準面、即ち、測定機本体1の前面A又は後面Cと壁Wとの間の距離が上記のようにして求められる。また、図4に示すように測定機本体1を部屋の床Fの上に置き、測定機本体1の前面Aを天井Kに向けるようにしたとする。この状態でスイッチ12が押されると、制御部16において、距離基準面、即ち、測定機本体1の前面A又は後面Cと天井Kとの間の距離が同様に求められる。
【0034】
制御部16は、距離測定モード時であるあるときには、上記のようにして求められた距離のデータをそのまま液晶表示パネル10に出力する。すると、液晶表示パネル10に距離測定結果が数値で表示される。
【0035】
一方、制御部16は、身長測定モード時であるときには、次のような使用方法が採られることを前提として、以下の処理を行ない、最終的に身長を求めるようになっている。
【0036】
まず、図4に示すように測定機本体1を部屋の床Fの上に置き、測定機本体1の後面Cを天井Kに向けるようにする。
【0037】
この状態でスイッチ12が押されると、制御部16は、距離基準面、即ち、測定機本体1の後面Cから天井Kまでの距離mを上記と同様にして求め、これを内蔵メモリに保持させる。
【0038】
そして、図5に示すように測定機本体1を身長を測定すべき人の頭の上に置き、測定機本体1の前面Aを天井Kに向けるようにする。
【0039】
この状態でスイッチ12が押されると、制御部16は、距離基準面、即ち、測定機本体1の後面Cから天井Kまでの距離nを上記と同様にして求め、これを内蔵メモリに保持させる。
【0040】
制御部16は、上記のようにして距離mと距離nとを求めると、その差分(m−n)を計算し、この計算結果をその人の身長であるとして液晶表示パネル10に出力する。すると、液晶表示パネル10にその人の身長測定結果が数値で表示される。
【0041】
制御部16は、温度センサ17により測定された温度が変化した場合又はスイッチ12が押されない状態で誤差調整用ボリューム11の設定が変更された場合、温度変化及び設定の変更に応じて上記関係式の定数kを変更するようになっている。以後、変更後の定数k’を用いて距離Lを上記と同様に演算するようになっている。
【0042】
ところで、超音波センサ2により送受信される超音波の伝搬速度が一定であるときには上記関係式を用いて正確な距離Lを求めることが可能である。上記関係式のkが定数であるのは超音波の伝搬速度が一定であると仮定した場合である。しかし、超音波の伝搬速度は雰囲気温度に密接な関係があり、これが大きく変化すると、距離測定結果に誤差が現われる。
【0043】
このようなことから温度センサ17及び誤差調整用ボリューム11を通じて上記関係式の定数kが変更されると、これに応じて距離Lの演算結果が変化し、結果として、超音波センサ2の温度補正等を行なうことが可能になる。
【0044】
なお、同機には所定長さ(ここでは50センチ)のスケール(図示省略)が付属品として用意されており、このスケールを用いて被測定対象と測定機本体1の前面A又は後面Cとの間の距離を50センチにし、この状態で同機の機能を用いて距離を測定する。そして測定結果が50センチとなるように誤差調整用ボリューム11を左右に回転させて合わせ込むようにする。すると、超音波センサ2による距離測定結果の初期値の補正を行うことが可能になる。
【0045】
以上のように構成された距離測定機においては携帯型であるにもかかわらず、次のような理由により正確な距離や身長等を測定することが可能である。
【0046】
第1に、温度変化の異なる場所に持ち運びをされて、その間で雰囲気温度が大きく変化したとしても、温度センサ17により温度補正が自動的に行われるようになっているので、この点で正確な測定を行うことが可能になる。また、測定前に誤差調整用ボリューム11を調節すると、距離測定結果の初期値の補正が行われるようになっているので、この点でも高精度な距離測定を行うことが可能になる。
【0047】
第2に、電源スイッチをオンにすると、光スポット照射部3から光ビームが被測定対象に向けて光ビームが所定時間照射され、距離測定点を光スポットとして視認することができるようになっているので、被測定対象のうちどの箇所の間の距離を測定するのかが一目瞭然に判り、この点で正確な測定を行うことが可能になる。
【0048】
第3に、測定機本体1の前面A又は後面Cが測定基準面となっているので、測定基準面が判り易く、この点で正確な測定を行うことが可能になる。また、セレクトボタン4を通じて測定基準面を測定機本体1の前面Aと後面Cとの間で変更することができることから、測定作業がやり易く、非常に便利である。
【0049】
しかも非常にコンパクトであるので、大きな設置場所を必要とせず、低コスト化を実現することが可能である。携帯型である以上、幅広い用途に使用することができるのは勿論、家庭での身長の測定も簡単に行うことができる。この点、測定機本体1を身長を測定すべき人の頭の上に置いて、測定機本体1の前面を床Fに向けるようにしたときには、距離測定モードであっても身長を測定することが可能である。
【0050】
なお、本発明の距離測定機は上記実施形態に限定されず、例えば、光スポット照射部については、レーザビーム等を距離測定点に向けて照射したり、スイッチの設定によりビーム光を照射する形態をとってもかまわない。測定基準面切り替えスイッチ、モード切り替えスイッチモードについてはとのような種類のスイッチを使用してもかまわず、両スイッチを別個にするような携帯をとってもかまわない。また、測定基準面については、測定機本体の前面又は後面に固定するようにしてもかまわない。誤差調整用ボリュームについては、アナログ式のものではなく、デジタル式のものを用いてもかまわない。
【0051】
【発明の効果】
以上、本発明の請求項1に係る距離測定機による場合、光スポット照射部から光ビームが被測定対象に向けて光ビームが照射され、距離測定点を光スポットとして視認することができる構成となっているので、被測定対象のうちどの箇所の間の距離を測定するのかが一目瞭然に判り、この点で正確な測定を行うことが可能になる。
【0052】
本発明の請求項2に係る距離測定機による場合、請求項1の構成に加えて、光ビームとしてLED光が用いられた構成となっているので、安全性の面でメリットがある。
【0053】
本発明の請求項3に係る距離測定機による場合、測定機本体の前面又は後面が測定基準面に設定された構成となっているので、測定基準面が判り易く、この点で正確な測定を行うことが可能になる。
【0054】
本発明の請求項4に係る距離測定機による場合、請求項3の構成に加えて、前記測定基準面を測定機本体の前面と後面とに切り替えることができる構成となっているので、測定作業がやり易く、非常に便利である。
【0055】
本発明の請求項5に係る距離測定機による場合、距離測定モード以外に身長測定モードの機能を有した構成となっているので、身長測定を容易かつ正確に行うことができ、この点でメリットがある。
【0056】
本発明の請求項6に係る距離測定機による場合、超音波センサの温度補正を自動調整するための温度センサを備えた構成となっているので、雰囲気温度に関係なく正確な測定を行うことが可能になる。
【発明の効果】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための図であって、(A)は距離測定機の正面図、(B)はその平面図、(D)はその側面図である。
【図2】同機の電気的構成図である。
【図3】同機の使用方法を説明するための図である。
【図4】同機の別の使用方法を説明するための図である。
【図5】同機の身長測定モード時の使用方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 測定機本体
A 前面
B 正面
C 後面
2 超音波センサ
3 光スポット照射部
4 セレクトボタン(モード取り替えスイッチ及び測定基準面切り替えスイッチ)
5 セレクトボタン(モード取り替えスイッチ)
17 温度センサ

Claims (6)

  1. 測定機本体の前面に設けられた超音波センサを用いて被測定対象までの距離を測定する携帯型の距離測定機であって、測定機本体の超音波センサの近くに設けられており且つ被測定対象上の距離測定点を光スポットで明示するために距離測定点に向けて光ビームを照射する光スポット照射部を備えたことを特徴とする距離測定機。
  2. 請求項1記載の距離測定機において、光スポット照射部は発光LEDとその前面に位置する集光レンズとを有した構成となっていることを特徴とする距離測定機。
  3. 測定機本体の前面に設けられた超音波センサを用いて被測定対象までの距離を測定する携帯型の距離測定機であって、超音波センサの出力信号に基づいて被測定対象までの距離を測定する上で基準となる測定基準面が測定機本体の前面又は後面に設定された構成となっていることを特徴とする距離測定機。
  4. 請求項3記載の距離測定機において、前記測定基準面を測定機本体の前面と後面とに切り替えるための測定基準面切り替えスイッチを備えたことを特徴とする距離測定機。
  5. 測定機本体の前面に設けられた超音波センサを用いて被測定対象までの距離を測定する携帯型の距離測定機であって、距離測定モードと身長測定モードとを切り替えるためのモード切り替えスイッチが備えられており、距離測定モード時には、被測定対象までの距離の測定結果をそのまま出力する一方、身長測定モード時には、測定機本体を床に置いた状態で測定されたときの測定結果である天井までの距離mと、測定機本体を身長を測定すべき人の頭の上に置いた状態で測定されたときの測定結果である天井までの距離nとを保持し、その差分(m−n)を計算し、当該計算結果を身長として出力する機能を有した構成となっていることを特徴とする距離測定機。
  6. 請求項1、2、3、4又は5記載の距離測定機において、超音波センサの温度補正を自動調整するための温度センサが備えられていることを特徴とする距離測定機。
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