JP2004100339A

JP2004100339A - Locking device for bicycle parking machine

Info

Publication number: JP2004100339A
Application number: JP2002265902A
Authority: JP
Inventors: Shiro Ishii; 石井　四郎; Kazumitsu Sato; 佐藤　一光
Original assignee: JUKI HIROSHIMA SEISAKUSHO; JUKI HIROSHIMA SEISAKUSHO KK; Denken KK
Current assignee: JUKI HIROSHIMA SEISAKUSHO; JUKI HIROSHIMA SEISAKUSHO KK; Denken KK
Priority date: 2002-09-11
Filing date: 2002-09-11
Publication date: 2004-04-02

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a reliable locking device that exhibits an accurate locking function by horizontally moving a lock mechanism actuated by a solenoid, as the solenoid is actuated, and prevents the easy release of a lock function even upon the external application of a shock by exhibiting the lock function independently while the lock mechanism is in a locking state. <P>SOLUTION: An actuating plate 24 has a locking tongue 32 on a surface. The solenoid 25 oriented perpendicularly to the moving direction of the actuating plate 24, and a lock shaft 36 opposed to the solenoid for the engagement of one end with the locking tongue 32 of the actuating plate 24 are coaxially coupled via a link plate 26 extending from the solenoid. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐輪場内に設置されて、持ち込まれる自転車を一時的に保管するために用いられる駐輪機用施錠装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来よりこの種の駐輪機用施錠装置としては、ケースの前面に自転車の前輪を挿入する窓孔を設けると共に、この窓孔内に自転車の前輪を両側から挟み込む一対の鍬形状ロックレバーが設けられていて、自転車の入庫前はこれらのロックレバーが開放され、自転車の前輪が窓孔内に挿入されると、左右のロックレバーが両側から前輪を挟み込むように閉合し、その状態で施錠手段を操作すると施錠状態が得られ、所定時間の経過後は所定の料金を投入すると施錠状態が解除されて、前輪を引き出すことにより、左右のロックレバーが開放し、前輪を引き出せるように構成されたものが知られている（例えば、特許文献１，特許文献２参照）。
【０００３】
また、上記のような施錠装置における錠構造として、従来ではシリンダ錠などが用いられていたが、最近では、多数の施錠装置を料金の徴収と施錠・解錠操作がコンピューター制御システムによる一括管理方式で操作できるようにするため、錠構造としてシリンダ錠に代えて制御システムから指令制御できるソレノイドを使用した構造のものも知られている（特許文献３，特許文献４参照）。
【０００４】
【特許文献１】
実用新案登録第２６００１４５　号公報（図１，図２）
【特許文献２】
実用新案登録第２６０３４６４　号公報（図１，図２）
【特許文献３】
特開２００１−１９６６　号公報（図２，図５）
【特許文献４】
特開２００１−３２８５７６　号公報（図５，図６，図８）
【０００５】
すでに、使用されている例としては、図１１に示したような施錠装置が知られており、この装置では、ケース１内に配置される左右一対のロックレバー２の後端が、入庫される自転車前輪３で押される作動プレート４の前端に軸着されており、この作動プレート４は後端に係止片５を備えていると共に、軸７の挿通された長孔６によってケース１内の前後方向（図面では上下方向）に移動できるようになっている。この作動プレート４の上面には、後端に前記作動プレート４の係止片５と係合する係止片８を有するストッパプレート９が前記軸７により回動自在に軸着されている。また、前記ストッパプレート９の側方にはソレノイド１０が設けられていて、このソレノイド１０から延びるリンクプレート１１が、前記ストッパプレート９の側面にピン１２を介して回動可能に軸着されている。
【０００６】
自転車を入庫した後、ソレノイド１０に通電してリンクプレート１１を右側Ａ方向へ移動すると、ストッパプレート９の係止片８が作動プレート４の係止片５と係合して、作動プレート４が前方向に移動しないように拘束するので、ロックレバー２の閉合状態が固定されて施錠状態となる。
【０００７】
また、施錠状態を解除するときには、ソレノイド１０をスプリング１３の力によりリンクプレート１１が左側Ｂ方向へ移動するように操作すると、ストッパプレート９が回動して係止片８が作動プレート４の係止片５から外れ、作動プレート４が前方へ移動できる状態となるので、前輪を引っ張れば左右のロックレバー２が開いて出庫できる状態となる。
【０００８】
【発明が解決すべき課題】
このように、従来の施錠装置では、錠構造としてシリンダ錠に代えて、ソレノイドを使用することで多くの利点を発揮できるようになったが、上記の施錠装置の場合には、ソレノイド１０から突出するリンクプレート１１の先端がストッパプレート９の側面にピン１２を介して回動可能に軸着されているので、水平に移動するソレノイド１０の軸に対して、リンクプレート１１の先端がストッパプレート９の回転により上下方向に振れるため、ソレノイド１０に曲げモーメントが働き、ソレノイドの耐久性が損なわれて故障原因となるという問題がある。
【０００９】
また、上記の施錠装置では、施錠状態がソレノイド１０の磁力だけで保持されていることと、ストッパプレート９を回動させたり固定させるためのリンクプレート１１が、ソレノイド１０と一体に連結されているだけで、独自のロック機能を備えていないために、装置に外部から強い衝撃等が加わった時に、ストッパプレート９が独自に回動してソレノイドの保持状態が自動的に解かれ、施錠状態が自動的に解除されて錠前としての機能が失われるという問題点があった。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明は、従来における駐輪機用施錠装置の上記のような問題点を解消し、ソレノイドにより作動されるロック機構がソレノイドの作動と同様に水平移動して、正確な施錠機能を発揮すると共に、ロック機構が施錠状態にある時に独自にロック機能を発揮して、外部から衝撃が加えられても容易にロック機能が解除されることのない、信頼性の高い施錠装置の提供を目的としたものである。
【００１１】
本発明に係る請求項１の駐輪機用施錠装置は、そのための具体的手段として、フレーム前面の窓孔内側に、挿入された車輪を両側から挟むための一対のロックレバーと、挿入された車輪に押されることで、フレーム内で前後移動して前記両ロックレバーの開閉を行う作動プレートと、ソレノイドにより作動する前記作動プレートのロック機構とを備えた駐輪機用施錠装置であって、作動プレートの表面に係止片を有し、前記作動プレートの上部には、一方に前記作動プレートの移動方向と直交する向きに配置されるソレノイドと、前記ソレノイドと反対側の位置に、一端が前記作動プレートの前記係止片と係合するように配置されたロックシャフトとを、ソレノイドから延出するリンクプレートを介して同軸線上で連結させたロック機構を備えていることを特徴とする。
【００１２】
ソレノイドは、施錠状態のときに磁力だけで保持されているので、リンクプレートを介してソレノイドと同一軸線上に配置されるロックシャフトが外部からの衝撃力によって独自に施錠解除方向へ移動してしまわないようにするため、ロックシャフトの一部には、ソレノイド軸がロック解除方向に移動しない限り、ストッパプレートの先端がロックシャフトの凹部と係合して、ロックシャフトを確実に固定することのできるロック解除防止機構を設けておくことが好ましい。
【００１３】
上記のロックシャフトの一部に設けられるロック解除防止機構は、ロックシャフトの外周面方向へ押圧される力を与えられて、ロックシャフトの凹部と係合するストッパプレートと、ソレノイドとロックシャフトとを連結するリンクプレートの先端に、一端がピンを介して回転可能に連結され、他端を前記ストッパプレートに連結したた駆動リンクとの組合せからなり、リンクプレートがロック解除方向へ移動することで、駆動リンクの他端でストッパプレートの先端をロックシャフトの凹部から離脱させて、ロックシャフトの凹部とストッパプレート先端との係合を解いて、ロックシャフトをロック解除方向に移動するような構造とすることが好ましい。
【００１４】
また、リンクプレートを介してソレノイドと同一軸線上に配置されるロックシャフトは、両端がフレーム底面から突出する一対の軸受けにより摺動自在に支持されていて、ソレノイド側の一端内部には作動プレートの係止片と係合するロックピンを出没自在に備えると共に、フランジと一方の軸受けとの間にスプリングを配置して、ロック解除方向へ移動する力が与えられているような構造とすることが好ましい。
【００１５】
さらに、ソレノイドとロックシャフトとを同一軸線上で連結するためのリンクプレートは、ソレノイド基端部と先端部との間に迂回路形湾曲部を有し、ロックシャフトに接続される前記先端部をソレノイド及びロックシャフトの移動方向に沿った長孔を介してロックシャフトに摺動自在に接続させるような構造とすることが好ましい。
【００１６】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る駐輪機用施錠装置の構造を、図１に示す実施例により説明すると、図１はフレーム２０の表面を除去して内部の構造を示した施錠装置の平面図であって、窓孔２１の内側に設けられた自転車前輪２２を挟持するための左右一対のロックレバー２３が、自転車前輪２２を受け入れように開放された状態を示している。
【００１７】
この施錠装置は、前記左右一対のロックレバー２３と、これらのロックレバー２３の後端が連結されていて、挿入された自転車前輪２２により後方（図１の下方）へ押されて移動し、ロックレバー２３を閉じるための作動プレート２４と、作動プレート２４の上面片側に該作動プレート２４の移動方向と直交する向きに配置されたソレノイド２５と、前記ソレノイドから延出するリンクプレート２６を介してソレノイド２５と同軸線上に連結されて、作動プレート２４を固定したり、固定状態を解除するためのロック機構２７と、このロック機構２７と直交するように設けられたロック解除防止機構２８とから基本的に構成されている。
【００１８】
作動プレート２４は、前端及び後端とに開設した長孔２９に、フレーム２０から突出する軸３０が挿通されて、フレーム２０の前後方向（図１の上下方向）に摺動できるように設けられており、前端の両側にロックレバー２３の後端が軸３１を介して回転自在に軸着されている。また、作動プレート２４における二つの長孔２９の間の中央部分には、一辺に該作動プレート２４の移動方向と平行な向きの係止片３２を突設した中央長孔３３が設けられている。
【００１９】
一方、前記作動プレート２４の片側の側方には前記ソレノイド２５が、作動プレート２４の移動方向とは直交する向きに配置されていて、このソレノイド２５の鉄芯（図示せず）からスプリング３４を介して前記リンクプレート２６が、ソレノイド２５の軸線方向に沿って作動プレート２４の上面を横切るような方向へ延出している。そして、このリンクプレート２６は、作動プレート２４の上面に配置される部分に、ソレノイド２５の基端側と先端側との間に迂回路形湾曲部２６ａが設けられるような形状になっている。
【００２０】
また、前記ソレノイド２５の同軸線上には、前記作動プレート中央長孔３３内と、ソレノイド２５の反対側における作動プレート２４の側方とに、作動プレート２４の下面のフレーム２０から、前記ロック機構２７を支持するための一対の軸受け３５ａ，３５ｂが突設されている。前記リンクプレート２６は迂回路形湾曲部２６ａを有しているため、該リンクプレート２６を、ロック機構２７における一方の軸受け３５ａの真上を避けた位置に配置することができる。
【００２１】
前記ロック機構２７は、前記一対の軸受け３５ａ，３５ｂによって左右方向へ摺動可能に軸支されたロックシャフト３６と、このロックシャフト３６におけるソレノイド２５側の一端内部に、シャフト内外ヘ出没可能に挿着されて、前記作動プレート中央長孔３３から突出した前記係止片３２と係合するロックピン３７（図２参照）と、前記ロックシャフト３６にソレノイド２５と反対側の方向への移動力を与えるために、前記ロックピン３７の突出側における軸受け３５ａと、両軸受け３５ａ，３５ｂ間に設けられたフランジ３５ｃとの間に介装されたスプリング３８とから構成されている。
【００２２】
また、ロックシャフト３６の先端内部に設けられるロックピン３７は、図５に示すように、ロックシャフト３６の先端に設けられた筒３９内に、前記筒３９の長さ方向に沿って設けた長孔４０と係合するキー４１を介して、筒３９内から抜け出ないように設けられていて、筒３９内に設けたスプリング４２によってロックピン３７に外側方向へ飛び出るような力が与えられている。
【００２３】
図６ａに示すように、ソレノイド２５から突出するリンクプレート２６の先端部２６ｂは、長孔４３内を通したネジ４４を介してロックシャフト３６と摺動可能なるように軸着されていると共に、この先端部２６ｂの下方には、図６ｂ及び図７ａに示すように、リンクプレート２６の水平移動に伴って、前記ロック解除防止機構２８を作動するための駆動リンク４９がピン４５を介して回動可能に連結されている。
【００２４】
ロック解除防止機構２８は、図６ａ，図６ｂ，図７ａ，７ｂ及び図８に示すように、ロックシャフト３６の一端外周面に設けられた切欠き状の凹部４８と、前記リンクプレート２６の水平移動により前記凹部４８と係合してロックシャフト３６を固定したり、凹部４８から離脱してロックシャフト３６の移動を許すためのストッパプレート４６と、このストッパプレート４６を作動するために前記リンクプレート２６と前記ピン４５を介して連結された駆動リンク４９とから構成されている。
【００２５】
前記ストッパプレート４６は、一端４６ｂがフレーム２０上から突出した突辺５０に回転可能に連結されていて、図６ａのように、ソレノイド２５によりリンクプレート２６が右側Ａ方向へ引き付けられた施錠状態のときには、前記ストッパプレート４６が、中間部に連結されたスプリング５２により図６ａの図面上、上方に引っ張られることで、先端４６ａがロックシャフト３６の一端に設けられた凹部４８と係合し、このストッパプレート４６によってロックシャフト３６が左側方向へ移動しないように固定している。
【００２６】
前記ストッパプレート４６をロックシャフト３６の凹部４８と係合したり、凹部４８から外したりするための手段として、図６ｂ，図７ａに示すように、リンクプレート２６の先端部２６ｂの下側にブラケット５１を設けて、このブラケット５１に、一部を軸５３によりフレーム２０に回転自在に軸着したコの字形の駆動リンク４９の長孔５４を有する一端４９ａを、前記ピン４５により連結すると共に、図７ｂのように、この駆動リンク４９の他端４９ｂに設けた爪４７が、ロックシャフト３６の凹部４８と係合したストッパプレート先端４６ａの下面に係合している。
【００２７】
一方、図８は、ソレノイド２５の磁力を解いてリンクプレート２６を左側Ｂ方向へ移動した解錠状態を示しており、この状態では、リンクプレート先端部２６ｂが左側Ｂ方向へ移動することで、ブラケット５１も左側方向へ移り、駆動リンク４９は、一端４９ａに長孔５４を有すること（図６ｂ参照）と、一部が軸５３により回転自在に軸着されていることで、他端４９ｂに設けた爪４７が、図８では下方向（図７ｂでは右側方向）へ引かれてストッパプレート先端４６ａをロックシャフト３６の凹部４８から離脱させ、ロックシャフト３６を左側Ｂ方向へ移動できる状態とする。
【００２８】
また、上記の構造では、図６ａ，図６ｂに示すように、ブラケット５１がリンクプレート先端部２６ｂに対し、長孔５８に沿って左右方向に移動微調整できるように設けたネジ５７で固定されており、図７ｂのように、ストッパプレート先端４６ａがロックシャフト３６の凹部４８と係合した状態の時、駆動リンク他端４９ｂの爪４７が、ストッパプレート先端４６ａと軽く接触するような適正な位置に設置されている。そのため、もしも、駆動リンク他端４９ｂの爪４７とストッパプレート先端４６ａとの間に大きな隙間があるような場合には、ブラケット５１を、長孔５８に沿って左側方向へ動かして、爪４７をストッパプレート先端４６ａと軽く接触する位置に移動させる。反対に、駆動リンク他端４９ｂの爪４７がストッパプレート先端４６ａの表面に深く食い込むように接触している場合には、ストッパプレート先端４６ａをロックシャフト３６の凹部４８と係合させないことになるので、ブラケット５１を、長孔５８に沿って右側方向へ動かして爪４７をストッパプレート先端４６ａと軽く接触する位置に移動させる。
【００２９】
なお、上記の構造では、ブラケット５１を左右に移動することにより、ストッパプレート４６と爪４７との隙間の調整ができるように構成したが、構造を簡略化するために、隙間の調整を不要にした場合には、ピン４５をブラケット５１に設けずに、直接リンクプレート２６に設けても、ピン４５により駆動リンク４９を回動し、ストッパプレート４６をロックシャフト３６の凹部４８から係合及び離脱させ、同様な効果を得ることができる。
【００３０】
なお、図１のように、ソレノイド２５の近傍にはマイクロスイッチ５５が配置され、作動プレート２４が自転車の入庫・出庫の都度、前後方向（図１の上下方向）へ移動することで、この作動プレート２４の側面に突出した突起５６がマイクロスイッチ５５のオン・オフを行う。
【００３１】
次に、この施錠装置による施錠時と解錠時との作用を説明すると、次のとおりである。
１．通常の自転車入庫：
図１のように、窓孔２１の内側における左右一対のロックレバー２３が外側へ開放して、自転車前輪２２が挿入できる状態となっており、この状態では左右のロックレバー２３に連結された作動プレート２４が前方（図１の上方）へ押し出されている。また、その状態では、ソレノイド２５は通電されていないため、リンクプレート２６はスプリング３４によって矢印Ｂで示す左側方向へ押されている。
【００３２】
リンクプレート２６が矢印Ｂで示す左側方向へ移動すると、前記のように、ロック解除防止機構２８を構成するリンクプレート先端部２６ａのブラケット５１に、ピン４５を介して連結された駆動リンク４９が、軸５３を中心に回転するため、他端４９ｂの爪４７がストッパプレート４６をスプリング５２のバネ力に抗して下方へ押し下げるので、ストッパプレート先端部４６ａが凹部４８から外れて、ロックシャフト３６をフリーの状態とし、ロックシャフト３６は軸受け３５ａとフランジ３５ｃとの間に設けたスプリング３８のバネ力によって左側方向へ移動する。このロックシャフト３６が左側へ移動することで、ロックシャフト先端のロックピン３７も、図４ａ及び図５ａに示すように、作動プレート２４の係止片３２と同じ高さ位置で、係止片３２の左側に位置している。
【００３３】
次に、図２に示すように、窓孔２１内に自転車前輪２２が挿入され、この前輪２２により作動プレート２４が後方（図２の下方）へ押されると、作動プレート２４の側面の突起５６がマイクロスイッチ５５を作動して、この施錠装置の制御システム（図示せず）をオンの状態とする。また、作動プレート２４が後方（図１の下方）へ押されることで、窓孔２１内の左右のロックレバー２３が閉じられて自転車前輪２２を挟着する。
【００３４】
このように、作動プレート２４が後方（図２の下方）へ移動した状態では、図４ｂに示すように、係止片３２の位置もロックシャフト３６の軸線位置から後方へ離れることになる。そして前記のように、制御システムがオンの状態となっていることで、自転車が入庫されたことを検知し、ソレノイド２５へ通電され、リンクプレート２６が図２の右側Ａ方向へ移動し、作動プレート２４が前方（図２の上方）へ移動することを阻止して施錠状態をつくる。
【００３５】
上記の施錠状態にある時には、図４ｃ及び図６ａに示すように、ソレノイド２５とロックシャフト３６とを連結するリンクプレート２６が右側Ａ方向へ移動するため、リンクプレート先端部２６ｂのブラケット５１にピン４５を介して連結された駆動リンク４９の一端４９ａも右側方向へ移り、軸５３を中心にして、他端４９ｂが図６ａのように上方へ回動し、また、ストッパプレート４６がスプリング５２によって上方へ引き上げられることで、ストッパプレート４６の先端４６ａがロックシャフト３６の凹部４８に係合する。その結果、このロック解除防止機構２８が作動し、ロックシャフト３６が独自に左側Ｂ方向へ移動して施錠状態が解除されることのないように、ロックシャフト３６の左側Ｂ方向への動きを阻止している。
【００３６】
施錠状態を解除するためには、所定の料金を投入するなどの手段によりソレノイド２５に通電して、図１に示すように、リンクプレート２６を左側Ｂ方向へ移動する。すると、図８のように、リンクプレート２６の左側Ｂ方向への移動により、ロック解除防止機構２８の駆動リンク４９が、図面上、他端４９ｂを下げるように回動して、ストッパプレート４６の先端４６ａがロックシャフト３６の凹部４８から外れてロックシャフト３６との係合状態を解くので、ロックシャフト３６は左側方向へ移動する。
【００３７】
そのため、作動プレート２４の係止片３２は、上方にあったロックピン３７が左側へ移動していなくなるので、左右のロックレバー２３により挟持されていた自転車前輪２２を前方（図２の上方）へ引っ張ると、作動プレート２４を前方（図１の上方）へ移動することができる状態となり、作動プレート２４の前方移動により左右のロックレバー２３が開放され、自転車を施錠装置から引き出すことができる。
【００３８】
２．別方式による自転車入庫：
上記通常の自転車入庫の施錠・解錠についての作用は、自転車を施錠装置へ入庫して、作動プレート２４の係止片３２を後方へ押し下げた状態としてから、制御システムが自転車の入庫を検知した信号により、ソレノイド２５へ通電してリンクプレート２６を右側Ａ方向へ移動し、これによってロックピン３７で係止片３２をロックさせる一般的な方式であるが、この施錠装置によれば、図９及び図１０に示すように、別の施錠方式によることができる。
【００３９】
図９に示す施錠方法では、窓孔２１の内側における左右一対のロックレバー２３が外側へ開放して、自転車前輪２２が挿入できる状態となっており、この状態では左右のロックレバー２３に連結された作動プレート２４が前方へ押し出されていることは前の方式と同じである。この場合、前の方式では、順序として、図４ａのように、自転車の入庫前にリンクプレート２６が左側Ｂ方向に位置していて、この状態で図４ｂのように、自転車の入庫により作動プレート２４が後方へ押されて係止片３２が後方へ移動してから、次に、図４ｃのように、自転車の入庫を検知した信号によりソレノイド２５へ通電されて、リンクプレート２６が右側Ａ方向へ移動し、これにより施錠状態を得ている。
【００４０】
これに対し、別の方式では、図９のように、ロックレバー２３が外側へ開放し、図１０ａのように、作動プレート２４が前方へ引かれて、未だ係止片３２が前方に位置している状態で、既に制御システムが機能して、ソレノイド２５に通電され、これにより、図１０ｂのように、リンクプレート２６が右側Ａ方向へ引かれている。この状態では、リンクプレート２６が右側Ａ方向へ引かれるので、図５ｂのように、ロックシャフト３６も同方向へ引かれて、先端のロックピン３７が係止片３２に対して同じ高さ位置でスプリング４２のバネ力を受けながら接触している。
【００４１】
その状態で自転車が入庫されると、作動プレート２４が後方へ押されることで、図１０ｂのように係止片３２が後方（下方）へ押されて行き、係止片３２がロックピン３７と外れた時に、図１０ｃのように、係止片３２の上方にロックピン３７が突出して作動プレート２４はロックされることになる。従って、この方式では、次の段階として、所定の料金を支払うことでソレノイド２５に通電して、リンクプレート２６を左側Ｂ方向へ移動し、解錠状態が得られることとなる。
【００４２】
３．不正な駐輪方法への対応：
この種の駐輪機では、駐輪時間の経過により料金が変更される方式が多く採用されるが、従来では、追加料金が加算されているにもかかわらず料金を支払わずに自転車を取り出すという不法駐輪方式が行われることがある。
【００４３】
この方式では、まず、自転車を入庫することによるソレノイド２５への通電により、図４ｃのように、リンクプレート２６を右側Ａ方向へ移動させて、係止片３２をロックピン３７に係合し、図２のような施錠状態とする。そして、その状態から低額な初期料金を支払うことで、ソレノイド２５に通電して、図４ｂのように、リンクプレート２６を左側Ｂ方向へ移動する。
【００４４】
この状態では、係止片３２がロックピン３７よりも下方位置に押し下げられているので、図２のように、左右のロックレバー２３が閉じられて自転車前輪２２を挟持した形となっていて、外観的には施錠と同じような状態となっている。しかし、この状態では、図４ｂのように、ロックピン３７が左側へ移動して下方の係止片３２が上方へ通過できる状態としているので、自転車を引き出せば出庫できる状態であるにもかかわらず、あえてそのまま長時間放置する。
【００４５】
ソレノイド２５から延びるリンクプレート２６は、左側Ｂ方向へ移動して解錠状態となっているので、その後の追加料金が加算されていても、自転車を引き出すことができ、追加料金を支払わずに出庫するという問題が発生する。このような問題に対し、本発明の施錠装置では、図４ｂのように、自転車の入庫により係止片３２が下方へ押し下げられた状態で、初期料金の支払いによりソレノイド２５へ通電して、リンクプレート２６が左側の解錠方向へ移動した場合には、その状態、つまり、解錠されているのに自転車が入庫状態となっていることを制御システム内のコンピューターが検知して、例えば、５〜１０分間程度の時間経過後に、システム内からソレノイド２５に通電し、図４ｃのように、リンクプレート２６を自動的に右側Ａ方向へ移動して、再び施錠状態とする。この状態ではリンクプレート２６が右側方向へ移動して施錠状態が維持されるので、以後の追加料金を支払わない限り解錠できず、不正駐輪を防止できる。
【００４６】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明の施錠装置では、作動プレート２４の表面に係止片３２を設けると共に、この作動プレート２４の移動方向と直交する向きに設けられたソレノイド２５と、このソレノイドの反対側の同軸線上位置に、一端が前記作動プレート２４の係止片３２と係合するように配置されたロックシャフト３６とを、リンクプレート２６を介して連結させたロック機構２７を備えているので、このロック機構のロックシャフト３６をリンクプレート２６を介してあくまでソレノイド軸と同軸線上でスライド運動させることができ、ソレノイド軸に不当な曲げモーメントが発生することがないので、装置の耐久性を向上することができる。
【００４７】
また、作動プレート２４の係止片３２とロックシャフト３６の先端とを係合するロック機構２７に、ロックシャフト３６が左右方向へ移動することに伴って、ストッパプレート４６をロックシャフトの一端の凹部４８と係合したり、凹部４８から離脱させるためのロック解除防止機構２８を設けることにより、施錠状態の時に、スプリング５２のバネ力を受けたストッパプレート先端部４６ａがロックシャフト３６の凹部４８に係合し、ロックシャフト３６を確実にメカニカルロックすることができ、装置に衝撃力などの外力が加わった時でも、ロックシャフト３６のロック状態が解除されることがなく、装置の信頼性を高めることができる。
【００４８】
さらに、作動プレート２４の係止片３２と係合するロック機構２７のロックシャフト３６は、先端にロックピン３７が、スプリングを介して挿着されるダンパー構造になっているので、係止片３２との接触・分離が的確に行え、自転車の出庫状態時及び入庫状態時をいずれの状態からでも開始して施錠できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る駐輪機用施錠装置の施錠前の構成を示す平面図。
【図２】同じく施錠された状態における構成を示す平面図。
【図３】図１と同じ状態における施錠装置の部品の配置関係を示す斜視図。
【図４】施錠前から施錠後に至るロック機構の動きの関係を示す説明図。
【図５】施錠前から施錠後に至るロック機構先端のロックピンの動きの関係を示す説明図。
【図６】ロック機構に設けられるロック解除防止機構の動きの関係を示す説明図であり、図６ａはロック解除防止機構の平面図、図６ｂは図６ａにおける表面の一部を取り除いた部分の平面図。
【図７】図７ａは図６ａのＶＩ−ＶＩ線方向より見た側面図、図７ｂは同じく図６ａのＶＩＩ−ＶＩＩ線方向より見た側面図。
【図８】同じくロック解除防止機構の動きを示す平面図。
【図９】本発明に係る駐輪機用施錠装置の別の使用方式の例を示す図１と同じ状態の平面図。
【図１０】図９の方式の場合の施錠前から施錠後に至るロック機構の動きの関係を示す説明図。
【図１１】従来におけるこの種の施錠装置の構成を示す平面図。
【符号の説明】
２０：フレーム、
２０ａ：突片、
２１：窓孔、
２２：自転車前輪、
２３：ロックレバー、
２４：作動プレート、
２５：ソレノイド、
２６：リンクプレート、
２７：ロック機構、
２８：ロック解除防止機構、
２９：長孔、
３２：係止片
３３：中央長孔、
３４：スプリング、
３５ａ，３５ｂ：軸受け、
３６：ロックシャフト、
３７：ロックピン、
３８：スプリング、
３９：筒、
４０：長孔、
４１：キー、
４２：スプリング、
４３：長孔、
４４：ネジ、
４５：ピン、
４６：ストッパプレート、
４７：爪、
４８：凹部、
４９：駆動リンク、
５０：突辺、
５１：ブラケット、
５２：スプリング、
５３：軸、
５４：長孔、
５５：マイクロスイッチ、
５６：突起、
５７：ネジ、
５８：長孔[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in a bicycle parking device locking device that is installed in a bicycle parking lot and is used to temporarily store a brought-in bicycle.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of bicycle parking device locking device, a window hole for inserting a bicycle front wheel is provided on the front of a case, and a pair of hoe-shaped lock levers for sandwiching the bicycle front wheel from both sides are provided in the window hole. Before entering the bicycle, these lock levers are released, and when the front wheel of the bicycle is inserted into the window hole, the left and right lock levers close so that the front wheel is sandwiched from both sides, and in this state the locking means is released. When operated, a locked state is obtained, and after a predetermined time elapses, the locked state is released when a predetermined fee is input, and by pulling out the front wheel, the left and right lock levers are opened and the front wheel can be pulled out. Are known (for example, see Patent Documents 1 and 2).
[0003]
Conventionally, cylinder locks and the like have been used as a lock structure in the above-described locking device. Recently, however, a large number of locking devices have been collectively managed by a computer control system by collecting a fee and locking / unlocking operations. There is also known a lock structure using a solenoid that can be command-controlled by a control system instead of a cylinder lock as a lock structure (see Patent Documents 3 and 4).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Registration No. 2600145 (FIGS. 1 and 2)
[Patent Document 2]
Japanese Utility Model Registration No. 2603465 (FIGS. 1 and 2)
[Patent Document 3]
JP 2001-1966 A (FIGS. 2 and 5)
[Patent Document 4]
JP 2001-328576 A (FIGS. 5, 6, and 8)
[0005]
A locking device as shown in FIG. 11 is already known as an example of use, and in this device, the rear ends of a pair of left and right lock levers 2 arranged in a case 1 are stored. An operation plate 4 pushed by the front wheel 3 of the bicycle is pivotally mounted on a front end of the operation plate 4. The operation plate 4 has a locking piece 5 at a rear end thereof, and is formed inside the case 1 by an elongated hole 6 through which a shaft 7 is inserted. It can be moved back and forth (up and down in the drawing). On the upper surface of the operation plate 4, a stopper plate 9 having a locking piece 8 at the rear end for engaging with the locking piece 5 of the operation plate 4 is rotatably mounted by the shaft 7. A solenoid 10 is provided on the side of the stopper plate 9, and a link plate 11 extending from the solenoid 10 is rotatably mounted on a side surface of the stopper plate 9 via a pin 12. .
[0006]
After the bicycle is stored, when the solenoid 10 is energized and the link plate 11 is moved in the right direction A, the locking piece 8 of the stopper plate 9 engages with the locking piece 5 of the operation plate 4 and the operation plate 4 is moved. Since the lock lever 2 is restrained so as not to move forward, the closed state of the lock lever 2 is fixed and the lock lever 2 is in the locked state.
[0007]
To release the locked state, when the solenoid 10 is operated so that the link plate 11 is moved in the left direction B by the force of the spring 13, the stopper plate 9 rotates and the locking piece 8 engages with the operating plate 4. When the front plate is pulled, the left and right lock levers 2 are opened and the vehicle can be taken out of the vehicle.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the conventional locking device, many advantages can be exhibited by using the solenoid instead of the cylinder lock as the lock structure. However, in the case of the above locking device, the solenoid protrudes from the solenoid 10. The front end of the link plate 11 is rotatably mounted on the side surface of the stopper plate 9 via the pin 12 so that the front end of the link plate 11 is connected to the axis of the solenoid 10 that moves horizontally. This causes a problem that the bending moment acts on the solenoid 10 and the durability of the solenoid is impaired to cause a failure.
[0009]
Further, in the above locking device, the locked state is held only by the magnetic force of the solenoid 10 and the link plate 11 for rotating and fixing the stopper plate 9 is integrally connected to the solenoid 10. However, because it does not have its own lock function, when a strong impact is applied to the device from the outside, the stopper plate 9 rotates independently and the holding state of the solenoid is automatically released, and the locked state is released. There has been a problem that the lock is automatically released and the function as a lock is lost.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present invention solves the above-described problems of the conventional bicycle parking device locking device, and the locking mechanism operated by the solenoid moves horizontally in the same manner as the operation of the solenoid, thereby exhibiting an accurate locking function, The purpose is to provide a highly reliable locking device that exhibits its own locking function when the locking mechanism is in the locked state and does not release the locking function easily even if an external impact is applied. It is.
[0011]
The locking device for a bicycle parking device according to the first aspect of the present invention includes a pair of lock levers for sandwiching the inserted wheel from both sides inside the window hole on the front surface of the frame, and the inserted wheel. A locking plate for a bicycle parking device, comprising: an operating plate that moves forward and backward within the frame to open and close the two lock levers; and a lock mechanism of the operating plate that is operated by a solenoid. A locking piece on a surface of the operating plate, a solenoid disposed on one side of the operating plate in a direction orthogonal to a moving direction of the operating plate, and one end of the solenoid disposed at a position opposite to the solenoid. A lock mechanism is provided for connecting a lock shaft arranged to be engaged with the locking piece of the plate on a coaxial line via a link plate extending from a solenoid. And wherein the are.
[0012]
Since the solenoid is held only by magnetic force in the locked state, the lock shaft, which is arranged on the same axis as the solenoid via the link plate, moves independently in the unlocking direction by an external impact force. In order to prevent the lock shaft from being disengaged, the tip of the stopper plate is engaged with the recess of the lock shaft so that the lock shaft can be securely fixed unless the solenoid shaft moves in the unlocking direction. It is preferable to provide a lock release prevention mechanism.
[0013]
The lock release prevention mechanism provided on a part of the lock shaft is provided with a force that is pressed toward the outer peripheral surface of the lock shaft, and the stopper plate engages with the concave portion of the lock shaft, and the solenoid and the lock shaft. One end is rotatably connected to the tip of the link plate to be connected via a pin, and the other end is composed of a combination with a drive link connected to the stopper plate. By moving the link plate in the unlocking direction, At the other end of the drive link, the tip of the stopper plate is disengaged from the recess of the lock shaft, the engagement between the recess of the lock shaft and the tip of the stopper plate is released, and the lock shaft is moved in the unlock direction. Is preferred.
[0014]
The lock shaft, which is arranged on the same axis as the solenoid via the link plate, is slidably supported by a pair of bearings whose both ends protrude from the bottom surface of the frame. A lock pin that engages with the locking piece is provided so as to be able to protrude and retract, and a spring is disposed between the flange and one of the bearings, so that a structure is provided in which a force for moving in the unlocking direction is given. preferable.
[0015]
Further, the link plate for connecting the solenoid and the lock shaft on the same axis has a detour-shaped curved portion between the solenoid base end and the tip end, and the tip end connected to the lock shaft is connected to the link plate. It is preferable that the lock shaft is slidably connected to the lock shaft through a long hole along the moving direction of the solenoid and the lock shaft.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, the structure of the bicycle parking device locking device according to the present invention will be described with reference to the embodiment shown in FIG. 1. FIG. 1 is a plan view of the locking device showing the internal structure by removing the surface of the frame 20. In this state, a pair of left and right lock levers 23 for holding the bicycle front wheel 22 provided inside the window hole 21 is opened to receive the bicycle front wheel 22.
[0017]
In this locking device, the pair of left and right lock levers 23 and the rear ends of the lock levers 23 are connected, and are pushed rearward (downward in FIG. 1) by the inserted bicycle front wheel 22 to move and lock. An operating plate 24 for closing the lever 23, a solenoid 25 disposed on one side of the upper surface of the operating plate 24 in a direction orthogonal to the moving direction of the operating plate 24, and a solenoid via a link plate 26 extending from the solenoid The lock mechanism 27 is coaxially connected to the lock mechanism 25 and fixes the operating plate 24 and releases the fixed state. The lock mechanism 27 includes a lock release prevention mechanism 28 provided orthogonal to the lock mechanism 27. Is configured.
[0018]
The operating plate 24 is provided so that a shaft 30 protruding from the frame 20 is inserted into a long hole 29 formed at the front end and the rear end, and can slide in the front-back direction of the frame 20 (vertical direction in FIG. 1). The rear end of the lock lever 23 is rotatably mounted on both sides of the front end via a shaft 31. A central elongated hole 33 is provided at a central portion between the two elongated holes 29 in the operation plate 24, and has a locking piece 32 projecting on one side in a direction parallel to the moving direction of the operation plate 24. .
[0019]
On the other hand, on one side of the operation plate 24, the solenoid 25 is disposed in a direction orthogonal to the moving direction of the operation plate 24, and a spring 34 is provided from an iron core (not shown) of the solenoid 25. The link plate 26 extends in a direction crossing the upper surface of the operation plate 24 along the axial direction of the solenoid 25. The link plate 26 has such a shape that a detour-shaped curved portion 26 a is provided between a base end and a front end of the solenoid 25 at a portion arranged on the upper surface of the operation plate 24.
[0020]
In addition, on the coaxial line of the solenoid 25, the lock mechanism 27 is inserted from the frame 20 on the lower surface of the operation plate 24 into the operation plate central long hole 33 and the side of the operation plate 24 on the opposite side of the solenoid 25. A pair of bearings 35a and 35b for supporting the projection are provided. Since the link plate 26 has the detour-shaped curved portion 26a, the link plate 26 can be arranged at a position avoiding directly above one bearing 35a of the lock mechanism 27.
[0021]
The lock mechanism 27 includes a lock shaft 36 supported by the pair of bearings 35a and 35b so as to be slidable in the left-right direction. A lock pin 37 (see FIG. 2) that is attached and engages with the locking piece 32 protruding from the central long hole 33 of the operation plate, and applies a moving force to the lock shaft 36 in a direction opposite to the solenoid 25. For this purpose, the spring 35 is constituted by a bearing 35a on the protruding side of the lock pin 37 and a spring 38 interposed between a flange 35c provided between the bearings 35a and 35b.
[0022]
As shown in FIG. 5, the lock pin 37 provided inside the distal end of the lock shaft 36 has a length provided in a cylinder 39 provided at the distal end of the lock shaft 36 along the length direction of the cylinder 39. The lock pin 37 is provided so as not to come out of the cylinder 39 via a key 41 engaging with the hole 40, and a force is provided to the lock pin 37 by a spring 42 provided in the cylinder 39 so as to protrude outward. .
[0023]
As shown in FIG. 6A, the distal end portion 26 b of the link plate 26 protruding from the solenoid 25 is axially mounted so as to be slidable with the lock shaft 36 via a screw 44 passing through the long hole 43. As shown in FIGS. 6B and 7A, a drive link 49 for operating the lock release prevention mechanism 28 is rotated below the tip portion 26b via the pin 45 as the link plate 26 moves horizontally. It is movably connected.
[0024]
As shown in FIGS. 6A, 6B, 7A, 7B, and 8, a lock release prevention mechanism 28 has a notch-shaped recess 48 provided on an outer peripheral surface of one end of a lock shaft 36, and a horizontal portion of the link plate 26. The stopper plate 46 for engaging with the concave portion 48 by the movement to fix the lock shaft 36 or disengaging from the concave portion 48 to allow the lock shaft 36 to move, and the link plate for operating the stopper plate 46. 26 and a drive link 49 connected via the pin 45.
[0025]
The stopper plate 46 has one end 46b rotatably connected to a protruding side 50 projecting from the frame 20. As shown in FIG. 6A, the stopper plate 46 is in a locked state in which the link plate 26 is pulled in the right A direction by the solenoid 25. At this time, the stopper plate 46 is pulled upward in the drawing of FIG. 6A by the spring 52 connected to the intermediate portion, so that the distal end 46a engages with the concave portion 48 provided at one end of the lock shaft 36. The lock shaft 36 is fixed by the stopper plate 46 so as not to move leftward.
[0026]
As means for engaging the stopper plate 46 with the concave portion 48 of the lock shaft 36 and removing the stopper plate 46 from the concave portion 48, as shown in FIGS. 6B and 7A, a bracket is provided below the distal end portion 26b of the link plate 26. An end 49a having a long hole 54 of a U-shaped drive link 49, a part of which is rotatably mounted on the frame 20 by a shaft 53, is connected to the bracket 51 by the pin 45. As shown in FIG. 7B, a pawl 47 provided on the other end 49b of the drive link 49 is engaged with the lower surface of the tip end 46a of the stopper plate engaged with the concave portion 48 of the lock shaft 36.
[0027]
On the other hand, FIG. 8 shows an unlocked state in which the magnetic force of the solenoid 25 is released to move the link plate 26 in the left B direction. In this state, the link plate tip 26b moves in the left B direction. The bracket 51 also moves to the left, and the drive link 49 has an elongated hole 54 at one end 49a (see FIG. 6B), and a part is rotatably mounted on the shaft 53 so that the drive link 49 is rotatably mounted on the other end 49b. The provided claw 47 is pulled downward in FIG. 8 (to the right in FIG. 7B) to disengage the tip end 46a of the stopper plate from the concave portion 48 of the lock shaft 36 so that the lock shaft 36 can be moved in the left B direction. .
[0028]
In the above structure, as shown in FIGS. 6A and 6B, the bracket 51 is fixed to the link plate distal end portion 26b by a screw 57 provided so as to be finely movable in the left-right direction along the long hole 58. As shown in FIG. 7B, when the stopper plate tip 46a is engaged with the concave portion 48 of the lock shaft 36, a proper contact is made so that the pawl 47 of the other end 49b of the drive link makes light contact with the stopper plate tip 46a. It is installed in a position. Therefore, if there is a large gap between the pawl 47 at the other end 49b of the drive link and the tip end 46a of the stopper plate, the bracket 51 is moved to the left along the long hole 58 so that the pawl 47 is moved. The stopper plate is moved to a position where it comes into light contact with the tip 46a. Conversely, when the pawl 47 of the drive link other end 49b is in contact with the surface of the stopper plate tip 46a so as to bite deeply, the stopper plate tip 46a is not engaged with the recess 48 of the lock shaft 36. Then, the bracket 51 is moved rightward along the long hole 58 to move the claw 47 to a position where it comes into light contact with the tip end 46a of the stopper plate.
[0029]
In the above structure, the gap between the stopper plate 46 and the claw 47 can be adjusted by moving the bracket 51 to the left and right. However, in order to simplify the structure, the adjustment of the gap is unnecessary. In this case, even if the pin 45 is not provided on the bracket 51 but directly provided on the link plate 26, the drive link 49 is rotated by the pin 45 and the stopper plate 46 is engaged and disengaged from the concave portion 48 of the lock shaft 36. The same effect can be obtained.
[0030]
As shown in FIG. 1, a micro switch 55 is disposed near the solenoid 25, and the operation plate 24 moves forward and backward (up and down direction in FIG. 1) each time the bicycle enters and leaves the bicycle. A protrusion 56 protruding from the side surface of the plate 24 turns on / off the micro switch 55.
[0031]
Next, the operation of the locking device at the time of locking and at the time of unlocking will be described as follows.
1. Normal bicycle parking:
As shown in FIG. 1, a pair of left and right lock levers 23 inside the window hole 21 are opened outward, and the bicycle front wheel 22 can be inserted. In this state, the operation connected to the left and right lock levers 23 is performed. The plate 24 is pushed forward (upward in FIG. 1). In this state, since the solenoid 25 is not energized, the link plate 26 is pushed by the spring 34 in the left direction indicated by the arrow B.
[0032]
When the link plate 26 moves to the left as indicated by the arrow B, as described above, the drive link 49 connected via the pin 45 to the bracket 51 of the link plate distal end portion 26a constituting the lock release prevention mechanism 28, Since the pawl 47 of the other end 49b pushes down the stopper plate 46 downward against the spring force of the spring 52 to rotate about the shaft 53, the stopper plate tip 46a is disengaged from the concave portion 48 and the lock shaft 36 is disengaged. In a free state, the lock shaft 36 moves leftward by the spring force of a spring 38 provided between the bearing 35a and the flange 35c. When the lock shaft 36 moves to the left, the lock pin 37 at the tip of the lock shaft also moves to the lock piece 32 at the same height position as the lock piece 32 of the operation plate 24, as shown in FIGS. 4A and 5A. It is located on the left side.
[0033]
Next, as shown in FIG. 2, the front wheel 22 of the bicycle is inserted into the window hole 21, and the front plate 22 pushes the operating plate 24 rearward (downward in FIG. 2). Operates the microswitch 55 to turn on the control system (not shown) of the locking device. When the operating plate 24 is pushed rearward (downward in FIG. 1), the right and left lock levers 23 in the window hole 21 are closed, and the bicycle front wheel 22 is clamped.
[0034]
In this manner, when the operation plate 24 is moved rearward (downward in FIG. 2), as shown in FIG. 4B, the position of the locking piece 32 is also separated rearward from the axial position of the lock shaft 36. As described above, when the control system is in the ON state, it is detected that the bicycle has been parked, the solenoid 25 is energized, and the link plate 26 moves in the right A direction in FIG. The plate 24 is prevented from moving forward (upward in FIG. 2) to create a locked state.
[0035]
In the above locked state, as shown in FIGS. 4C and 6A, the link plate 26 connecting the solenoid 25 and the lock shaft 36 moves in the right A direction, so that a pin is attached to the bracket 51 of the link plate distal end portion 26b. The one end 49a of the drive link 49 connected via 45 also moves to the right, the other end 49b pivots around the shaft 53 as shown in FIG. 6A, and the stopper plate 46 is moved by the spring 52. By being pulled up, the tip end 46 a of the stopper plate 46 engages with the concave portion 48 of the lock shaft 36. As a result, the lock release prevention mechanism 28 is operated, and the lock shaft 36 is prevented from moving in the left direction B so that the lock shaft 36 does not independently move in the left direction B and the locked state is released. are doing.
[0036]
In order to release the locked state, the solenoid 25 is energized by means such as charging a predetermined fee, and the link plate 26 is moved in the left direction B as shown in FIG. Then, as shown in FIG. 8, the movement of the link plate 26 in the left B direction causes the drive link 49 of the lock release prevention mechanism 28 to rotate so as to lower the other end 49b in the drawing, and the stopper plate 46 The distal end 46a is disengaged from the concave portion 48 of the lock shaft 36 to release the engagement with the lock shaft 36, so that the lock shaft 36 moves to the left.
[0037]
Therefore, the locking piece 32 of the operation plate 24 causes the lock pin 37 located above to no longer move to the left, so that the bicycle front wheel 22 held by the left and right lock levers 23 is moved forward (upward in FIG. 2). When pulled, the operation plate 24 can be moved forward (upward in FIG. 1), the left and right lock levers 23 are opened by the forward movement of the operation plate 24, and the bicycle can be pulled out from the locking device.
[0038]
2. Bicycle storage by another method:
The locking / unlocking operation of the normal bicycle storage is performed by storing the bicycle in the locking device and pressing down the locking piece 32 of the operating plate 24 to the rear, and then detecting the storage of the bicycle by the control system. This is a general method in which the solenoid 25 is energized by a signal to move the link plate 26 in the right direction A, thereby locking the locking piece 32 with the lock pin 37. According to this locking device, FIG. As shown in FIG. 10, another locking method can be used.
[0039]
In the locking method shown in FIG. 9, the pair of left and right lock levers 23 inside the window hole 21 is opened outward, and the bicycle front wheel 22 can be inserted. In this state, the bicycle front wheel 22 is connected to the left and right lock levers 23. That the operating plate 24 is pushed forward is the same as the previous system. In this case, in the previous method, as shown in FIG. 4a, the link plate 26 is located in the left direction B before the bicycle is stored, and in this state, as shown in FIG. After the locking piece 32 is moved rearward by pushing the locking member 32 rearward, the solenoid 25 is then energized by a signal indicating that the bicycle has been parked, as shown in FIG. To the locked state.
[0040]
On the other hand, in another method, as shown in FIG. 9, the lock lever 23 is opened outward, and as shown in FIG. 10a, the operation plate 24 is pulled forward, and the locking piece 32 is still located forward. In this state, the control system has already functioned and the solenoid 25 is energized, whereby the link plate 26 is pulled in the right direction A as shown in FIG. 10b. In this state, since the link plate 26 is pulled in the right direction A, the lock shaft 36 is also pulled in the same direction as shown in FIG. Contact with each other while receiving the spring force of the spring.
[0041]
When the bicycle is stored in that state, the operation plate 24 is pushed rearward, so that the locking piece 32 is pushed rearward (downward) as shown in FIG. When disengaged, as shown in FIG. 10c, the lock pin 37 projects above the locking piece 32, and the operation plate 24 is locked. Therefore, in this method, as a next step, the solenoid 25 is energized by paying a predetermined fee, the link plate 26 is moved in the left B direction, and the unlocked state is obtained.
[0042]
3. Dealing with illegal bicycle parking methods:
In this type of bicycle parking machine, a method is often adopted in which the fee is changed as the bicycle parking time elapses, but conventionally, it is illegal to take out the bicycle without paying the fee despite the additional charge added Bicycle parking may be used.
[0043]
In this method, first, by energizing the solenoid 25 by entering the bicycle, the link plate 26 is moved in the right A direction as shown in FIG. 4C, and the locking piece 32 is engaged with the lock pin 37. The locked state is as shown in FIG. Then, by paying a low initial charge from this state, the solenoid 25 is energized, and the link plate 26 is moved in the left B direction as shown in FIG. 4B.
[0044]
In this state, the locking piece 32 is pushed down below the lock pin 37, so that the left and right lock levers 23 are closed and the bicycle front wheel 22 is sandwiched as shown in FIG. The appearance is similar to that of the lock. However, in this state, as shown in FIG. 4B, the lock pin 37 is moved to the left and the lower locking piece 32 is allowed to pass upward. , Dare to leave for a long time.
[0045]
The link plate 26 extending from the solenoid 25 moves to the left B direction and is in an unlocked state. Therefore, even if an additional charge is added, the bicycle can be pulled out, and the vehicle is released without paying the additional charge. Problem arises. In order to solve such a problem, in the locking device of the present invention, as shown in FIG. 4B, in a state where the locking piece 32 is pushed down due to the entry of the bicycle, the solenoid 25 is energized by paying an initial fee, When the plate 26 moves in the unlocking direction on the left side, the computer in the control system detects that state, that is, the bicycle is in the parking state even though it is unlocked. After a lapse of about 10 minutes, power is supplied to the solenoid 25 from within the system, and the link plate 26 is automatically moved in the right direction A as shown in FIG. In this state, the link plate 26 moves to the right and the locked state is maintained, so that the lock cannot be unlocked unless an additional charge is paid thereafter, thereby preventing illegal bicycle parking.
[0046]
【The invention's effect】
As described above, in the locking device of the present invention, the locking piece 32 is provided on the surface of the operating plate 24, and the solenoid 25 provided in a direction orthogonal to the moving direction of the operating plate 24; A lock mechanism 27 is provided at a position on the opposite side of the coaxial line by connecting a lock shaft 36 having one end to be engaged with the locking piece 32 of the operation plate 24 via a link plate 26. Therefore, the lock shaft 36 of the lock mechanism can be slid to the last on the coaxial line with the solenoid shaft via the link plate 26, and an unreasonable bending moment is not generated on the solenoid shaft. Can be improved.
[0047]
In addition, the locking mechanism 27 that engages the locking piece 32 of the operation plate 24 with the tip of the lock shaft 36 causes the stopper plate 46 to move into the concave portion at one end of the lock shaft as the lock shaft 36 moves in the left-right direction. By providing an unlocking prevention mechanism 28 for engaging with or withdrawing from the concave portion 48, the stopper plate tip 46 a receiving the spring force of the spring 52 is engaged with the concave portion 48 of the lock shaft 36 in the locked state. By engaging the lock shaft 36, the lock shaft 36 can be reliably mechanically locked. Even when an external force such as an impact force is applied to the device, the lock state of the lock shaft 36 is not released, thereby improving the reliability of the device. be able to.
[0048]
Further, the lock shaft 36 of the lock mechanism 27 that engages with the locking piece 32 of the operation plate 24 has a damper structure in which a lock pin 37 is inserted at the tip via a spring. This has the advantage that the contact and separation with the bicycle can be performed accurately, and the bicycle can be locked starting from either of the exit state and the entrance state from any state.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a configuration of a bicycle parking device locking device according to the present invention before locking.
FIG. 2 is a plan view showing the configuration in a locked state.
FIG. 3 is a perspective view showing an arrangement relationship of parts of the locking device in the same state as FIG. 1;
FIG. 4 is an explanatory view showing a relationship between movements of a lock mechanism from before locking to after locking.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing the relationship between the movement of a lock pin at the tip of a lock mechanism from before locking to after locking.
6A and 6B are explanatory views showing the relationship of the movement of the lock release prevention mechanism provided in the lock mechanism. FIG. 6A is a plan view of the lock release prevention mechanism, and FIG. 6B is a view of a part of FIG. Plan view.
7A is a side view as viewed in the direction of the line VI-VI in FIG. 6A, and FIG. 7B is a side view as viewed in the direction of the line VII-VII in FIG. 6A.
FIG. 8 is a plan view showing the movement of the lock release prevention mechanism.
FIG. 9 is a plan view of the same state as FIG. 1 showing another example of a method of using the bicycle parking device locking device according to the present invention.
FIG. 10 is an explanatory diagram showing the relationship of the movement of the lock mechanism from before locking to after locking in the case of the method of FIG. 9;
FIG. 11 is a plan view showing the configuration of a conventional locking device of this type.
[Explanation of symbols]
20: frame,
20a: protruding piece,
21: window hole,
22: Bicycle front wheel,
23: Lock lever,
24: working plate,
25: solenoid,
26: Link plate,
27: lock mechanism,
28: lock release prevention mechanism,
29: slot,
32: Locking piece
33: central slot,
34: Spring,
35a, 35b: bearings,
36: lock shaft,
37: Lock pin,
38: Spring,
39: Tube,
40: slot,
41: key,
42: Spring,
43: long hole,
44: Screw,
45: pin,
46: stopper plate,
47: Nail,
48: recess,
49: drive link,
50: Toe,
51: Bracket,
52: Spring,
53: axis,
54: Slot,
55: micro switch,
56: protrusion,
57: Screw,
58: Slot

Claims

A pair of lock levers for sandwiching the inserted wheel from both sides inside the window hole on the front surface of the frame, and an operation of pressing the inserted wheels to move back and forth in the frame to open and close the lock levers. A locking device for a bicycle parking device comprising a plate and a locking mechanism of the operating plate that is operated by a solenoid, wherein the locking device has a locking piece on a surface of the operating plate, and one side of the operating plate is provided on an upper portion of the operating plate. A solenoid disposed in a direction perpendicular to the direction of movement of the plate, and a lock shaft, which is disposed at a position opposite to the solenoid and one end of which is engaged with the locking piece of the operation plate, from the solenoid. A locking device for a bicycle parking device having a lock mechanism connected coaxially via an extending link plate.

As long as the solenoid shaft does not move in the unlocking direction on the part of the lock shaft arranged on the same axis as the solenoid via the link plate, the tip of the stopper plate engages with the recess on the outer peripheral surface of the lock shaft and locks. The locking device for a bicycle parking device according to claim 1, further comprising a lock release prevention mechanism for fixing movement of the shaft.

A lock release prevention mechanism provided on a part of the lock shaft is provided with a force pressed toward the outer peripheral surface of the lock shaft, and a stopper plate for engaging with the concave portion of the lock shaft, and a solenoid and the lock shaft. One end is rotatably connected to the tip of the link plate to be connected via a pin, and the other end is connected to the stopper plate. The drive plate includes a drive link for removing the stopper plate from the lock shaft recess. The locking device for a bicycle parking device according to claim 2.

The lock shaft, which is arranged on the same axis as the solenoid via the link plate, is slidably supported by a pair of bearings whose both ends project from the bottom of the frame. 2. A locking device for a bicycle parking device according to claim 1, wherein a lock pin for engaging with the piece is provided so as to be able to protrude and retract, and a spring is arranged between the flange and one of the bearings to apply a force for moving in the unlocking direction. .

A link plate for connecting the solenoid and the lock shaft on the same axis has a detour-shaped curved portion between the solenoid base end and the tip, and the tip connected to the lock shaft is provided with a solenoid and 2. The locking device for a bicycle parking device according to claim 1, wherein the locking device is slidably connected to the lock shaft via an elongated hole extending in a moving direction of the lock shaft.