JP2004098119A

JP2004098119A - Hand-operated bender

Info

Publication number: JP2004098119A
Application number: JP2002262576A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Hamada; 濱田　康広
Original assignee: HAMADA TEKKIN KOKI KK
Current assignee: HAMADA TEKKIN KOKI KK
Priority date: 2002-09-09
Filing date: 2002-09-09
Publication date: 2004-04-02
Anticipated expiration: 2022-09-09
Also published as: JP4076410B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To improve work efficiency in the bending operation of reinforcing bars by using a single hand-operated bender and bending reinforcing bars having different outer diameters. <P>SOLUTION: The engaging grooves 18 of engaging parts 17 which are joined by welding to both ends of the grip 16 of a hand-operated bender 15 have two surface levels adaptable to reinforcing bars 2a, 2b of different outer diameters. Each of these engaging grooves 18 is composed of a smaller diameter part 24 on the bottom 20 side and a larger diameter part 26 on the opening 23 side. The groove width of the smaller diameter part 24 is set at about 10 mm while that of the larger diameter part 26 at about 13 mm. The inner circumferential face 24a of the smaller diameter part 24 exactly fits to the outer circumferential face 10a of the reinforcing bar 2a having an outer diameter of 10 mm, while the inner circumferential face 26a of the larger diameter part 26 exactly fits to the outer circumferential face 10b of the reinforcing bar 2b having an outer diameter of 13 mm. In addition, the grip 16 has a nonslip surface on the entire outer circumference. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄筋構造物の構築時などに、手動により鉄筋を折り曲げる手動式ベンダーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
本発明は、先行技術調査を行うことなく、公知・公用の手動式ベンダー（本願出願人が製造販売するもの）を基に開発した発明であるため、出願人の知っている先行技術は公知文献発明ではなく、先行技術文献情報は存在しない。以下、公知・公用の手動式ベンダー５の概略を説明する。
【０００３】
前記手動式ベンダー５は、図５に示すように、直線状の把持部６と、該把持部６の両端部に所定の角度をもって結合された矩形ブロック状の係合部７と、該係合部７に形成された断面Ｕ字状の係合溝８とを備えている。
【０００４】
そして、このベンダー５は、図６に示すように、例えばコンクリート１に打ち込まれた鉄筋２の外周面の外周面１０に係合溝８を係合させた状態で、把持部６を握って回動することにより、てこの原理を応用して、鉄筋２を所定角度に折曲したり、あるいは、図７〜図９に示すように、四方に立設された主筋３に帯筋４を囲繞するときに帯筋４を約１３５度の角度に折り曲げるようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来は、係合溝８の溝径が一定に設定されているため、外径の異なる多種類の鉄筋２に対応できない問題があった。
【０００６】
すなわち、鉄筋構造物の構築には、一般的に外径が１０ミリメートル・１３ミリメートル・１６ミリメートルの鉄筋２ａ，２ｂ，２ｃが使用されているが、例えば最大径（外径１６ミリメートル）の鉄筋２ｃに合わせて溝幅が設定された係合溝８を、最小径（外径１０ミリメートル）の鉄筋２ａの外周面に係合させた場合には、図１０に示すように、係合溝８の内周面１１と鉄筋２の外周面１０との間の隙間Ｌが大きなってしまうため、がたつきが生じてしまい、鉄筋２ａの抑えが弱くなって、作業性が悪化するおそれがある。
【０００７】
したがって、鉄筋構造物の構築に際して、外径の異なる多種類の鉄筋２を折曲するには、鉄筋２ａ，２ｂ，２ｃの外径に応じた複数本のベンダー５を予め用意したうえで、鉄筋２ａ，２ｂ，２ｃ毎にベンダー５を交換しなければならなかった。この結果、折り曲げ作業が煩雑になり、作業能率の低下を招くと共に、コストの高騰や運搬性や管理性も悪化していた。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記従来の問題に鑑み、案出されたもので、請求項１記載の発明は、直線状の把持部と、該把持部の少なくとも一端部に結合された矩形状の係合部と、該係合部に形成されて鉄筋の外周面に係合する係合溝とを備え、該係合溝を鉄筋の外周面に係合させた状態で、前記把持部を手動により回動することにより、鉄筋を折曲する手動式ベンダーにおいて、前記係合溝の溝径を、外径の異なる多種類の鉄筋に応じて、多段状に形成したことを特徴としている。
【０００９】
請求項２記載の発明は、前記把持部の両端部に、前記係合溝がそれぞれ形成された前記係合部を設けると共に、前記両係合溝の溝径を、外径の異なる多種類の鉄筋に応じて、多段状に形成したことを特徴としている。
【００１０】
請求項１及び２記載の発明によれば、係合溝の各段の内周面が、異なる外径の鉄筋の外周面にジャストフィトするため、係合部のがたつきが生じなく、これにより一本の手動式ベンダーを用いて、外径の異なる多種類の鉄筋を折り曲げることができる。
【００１１】
請求項３記載の発明は、前記把持部の外周面に滑り止めを形成したことを特徴としている。
【００１２】
したがって、把持部のグリップ性が向上し、これにより把持部の回動作業が容易になる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
図１〜図３は、本発明の実施形態に係る金属製の手動式ベンダーを示し、該ベンダー１５は、従来と同様に、例えば、コンクリート１に打ち込まれた鉄筋２の折曲角度を修正したり、四方に立設された主筋３に帯筋４を囲繞するときに帯筋４の両端を約１３５度の角度に折曲するなど、鉄筋２（前記帯筋４を含む。以下同じ）を手動により折り曲げる作業に用いられている。
【００１４】
具体的には、前記ベンダー５は、鉄筋２よりも強度が強い鋼材で成形され、図１に示すように、直線状の把持部１６と、該把持部１６の両端部に溶接により結合された係合部１７とを備え、前記把持部１６の外周面には、滑り止め１９が全面に亙って形成されている。この滑り止め１６は、複数の細溝を有していると共に、対向する前記細溝が交差して六角形模様が連続した亀甲状を呈している。
【００１５】
前記係合部１７は、矩形ブロック状に形成されていると共に、前記把持部１６の両端部に約４５度の角度をもって溶接接合されている。また、前記係合部１７は、鉄筋２の外周面１０に係合する縦断面Ｕ字状の係合溝１８が一端面の長手方向に沿って形成され、底部２０と該底部２１の両端から立ち上がった両側壁２３とを有している。
【００１６】
前記係合溝１８は、外径の相違する二種類の鉄筋２に応じて、前記底部２０側と開口部２３側とで溝径が異なる二段状に形成されている。すなわち、前記係合溝１８は、段差径状に形成され、前記底部２０側の下段に配置された縦断面半円状の小径部２４と、該小径部２４の上端部から幅方向に広がった段差部２５と、該段差部２５から垂直に立ち上がった開口部２３側に配置された上段の円弧状の大径部２６とを有している。
【００１７】
前記小径部２４は、溝径と深さが約１０ミリメートルに設定されている一方、大径部２５は、溝径と深さが約１３ミリメートルに設定されている。このため、前記小径部２４は、図２に示すように、外径が１０ミリメートルに設定された鉄筋２に係合し、前記大径部２６は、図２の破線に示すように、外径が１３ミリメートルに設定された鉄筋２に係合するようになっている。
【００１８】
したがって、本実施形態に係るベンダー１５によれば、図２に示すように、１０ミリメートルの外径に設定された鉄筋２ａを折り曲げる場合には、該鉄筋２を小径部２４に係合させる一方、１３ミリメートルの外径に設定された鉄筋２ｂを折り曲げる場合には、該鉄筋２ａを大径部２６に係合させる。
【００１９】
このとき小径部２４の溝径が約１０ミリメートルに設定されているとともに、大径部２６の溝径が約１３ミリメートルに設定されていることから、図２及び図３に示すように、両者２４，２６の内周面２４ａ，２６ａは、それぞれの外径の鉄筋外周面１０ａ，１０ｂにジャストフィトする。したがって、折り曲げる際に係合部１７のがたつきが防止され、これにより鉄筋２ａ，ａｂを強固に抑えつけることができ、この点で折曲作業の作業性が向上する。
【００２０】
そして、把持部１６を握って、図２中の矢印に示すように、係合部１７を中心に把持部１６を回動することにより、てこの原理を応用して、１０ミリメートル又は１３ミリメートルの外径の鉄筋２ａ，２ｂが折り曲げられる。したがって、一本のベンダー１５を用いて、１０ミリメートル又は１３ミリメートルの外径に設定された二種類の鉄筋２ａ，ｂを折り曲げることができる。
【００２１】
この結果、従来のように、鉄筋構造物の構築の際に、鉄筋２ａ，２ｂの外径に応じた二本の手動式ベンダーを用意して、鉄筋２ａ，２ｂ毎に手動式ベンダーを交換する必要がなく、この点で作業能率が良好となる。また、鉄筋２ａ，２ｂの外径に応じた二本の手動式ベンダーを用意する必要がないため、コストが抑制され、かつ運搬性・管理性も向上する。
【００２２】
また、把持部１６の外周面には、滑り止め１９が全面に亙って形成されているため、グリップ性がよく、把持部１６の回動作業が容易であって、この点でも作業性が向上する。
【００２３】
図４は、本発明の第２実施形態に係るベンダー１５を示し、前記係合溝１８が、溝径の異なる三段の段差径状に形成されている。
【００２４】
前記係合溝１８は、底部２０側の下段に配置された縦断面半円状の小径部２４と、該小径部２４の上端部から幅方向に広がった段差部２７と、該段差部２７から立ち上がった中段の円弧状の中径部２９と、該中径部２９の上端部から幅方向に広がった段差部２８と、該段差部２８から立ち上がった開口部２３側の上段に配置された円弧状の大径部３０とを有している。
【００２５】
具体的には、前記小径部２４は、溝径と深さが約１０ミリメートルの長さに設定され、前記中径部２９は、溝径と深さが約１３ミリメートルの長さに設定され、前記大径部３０は、溝径と深さが約１６ミリメートルの長さに設定されている。
【００２６】
したがって、前記小径部２４は、外径が１０ミリメートルに設定された鉄筋２ａに係合し、前記中径部２９は、外径が１３ミリメートルに設定された鉄筋２ｂに係合し、前記大径部３０は、外径が１６ミリメートルに設定された鉄筋２ｃに係合し、該三者２４，２９，３０の内周面２４ａ，２９ａ，３０ａは、それぞれの外径の鉄筋外周面１０ａ，１０ｂ，１０ｃにジャストフィトする。
【００２７】
このため、一本のベンダー１５を用いて、１０ミリメートル・１３ミリメートル・１６ミリメートルの外径に設定された三種類の鉄筋２ａ，２ｂ，２ｃを、係合部１７のがたつきを生じることなく、強固に抑えつけながら折り曲げることができる。
【００２８】
この結果、鉄筋構造物の構築の際に、鉄筋２ａ，２ｂ，２ｃの外径に応じた手動式ベンダーを用意して、鉄筋２ａ，２ｂ，２ｃ毎に手動式ベンダーを交換する必要がなく、この点で作業能率が一層向上する。また、鉄筋２ａ，２ｂ，２ｃの外径に応じた手動式ベンダーを用意する必要がないため、さらにコストが抑制され、運搬性・管理性も一層向上する。
【００２９】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば一方の係合部１７に約１６ミリメートルの溝径の係合溝１８を形成し、他方の係合部１７に約１０ミリメートルの溝径の前記小径部２４と約１３ミリメートルの溝径の前記大径部２６を有する二段状の係合溝１７を二段状に形成することもできる。
【００３０】
この場合も、一本のベンダー１５を用いて、１０ミリメートル・１３ミリメートル・１６ミリメートルの外径の鉄筋２ａ，２ｂ，２ｃを折り曲げることができる。
【００３１】
また、前記係合溝１７の溝幅は、一般的な鉄筋２ａ，２ｂ，２ｃの外径に拘束されるものではなく、多種多様な外径の鉄筋２に合わせて、多段状に形成することができる。
【００３２】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項１及び２記載の発明によれば、一本の手動式ベンダーにより、外径の異なる多種類の鉄筋を折曲できるため、従来のように、複数本の手動式ベンダーを用意して、外径の異なる鉄筋毎に手動式ベンダーを交換する必要がなく、この点で作業能率が良好となる。また、複数本の手動式ベンダーを用意する必要がないため、コストが抑制され、かつ運搬性・管理性も向上する。
【００３３】
請求項３記載の発明によれば、把持部のグリップ性が向上するため、把持部の回動作業が容易になり、この点で作業性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態に係る手動式ベンダーの斜視図。
【図２】同　使用状態を示す拡大斜視図。
【図３】同　拡大縦断面図。
【図４】本発明の第２実施形態に係る手動式ベンダーの係合部の拡大斜視図。
【図５】従来の手動式ベンダーの斜視図。
【図６】同　第１使用状態図。
【図７】同　第２使用状態図。
【図８】図７のＡ−Ａ線断面図。
【図９】図８の部分拡大図。
【図１０】従来の手動式ベンダーの第３使用状態図。
【符号の説明】
２…鉄筋
１０…鉄筋の外周面
１５…手動式ベンダー
１６…把持部
１７…係合部
１８…係合溝
１９…滑り止め[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a manual bender that manually bends a reinforcing bar when a reinforcing bar structure is constructed.
[0002]
[Prior art]
Since the present invention is an invention developed based on a known and publicly-operated manual type vendor (manufactured and sold by the present applicant) without conducting a prior art search, the prior art known by the applicant is known in the art. There is no prior art document information, not invention. The outline of the known and publicly-operated manual bender 5 will be described below.
[0003]
As shown in FIG. 5, the manual bender 5 includes a linear gripping portion 6, a rectangular block-shaped engaging portion 7 connected to both ends of the gripping portion 6 at a predetermined angle, And an engagement groove 8 formed in the section 7 and having a U-shaped cross section.
[0004]
Then, as shown in FIG. 6, the bender 5 turns the gripping portion 6 while holding the engaging groove 8 on the outer peripheral surface 10 of the outer peripheral surface of the reinforcing bar 2 driven into the concrete 1, for example. By moving, the rebar 2 is bent at a predetermined angle by applying the leverage principle, or as shown in FIGS. 7 to 9, the band 4 is surrounded by the main bar 3 erected in four directions. When bending, the stirrup 4 is bent at an angle of about 135 degrees.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, conventionally, since the groove diameter of the engagement groove 8 is set to be constant, there is a problem that it is not possible to cope with various types of reinforcing bars 2 having different outer diameters.
[0006]
That is, the reinforcing bars 2a, 2b, and 2c having the outer diameters of 10 mm, 13 mm, and 16 mm are generally used to construct the reinforcing bar structure. When the engaging groove 8 whose groove width is set according to the above is engaged with the outer peripheral surface of the rebar 2a having the minimum diameter (outer diameter of 10 mm), as shown in FIG. Since the gap L between the inner peripheral surface 11 and the outer peripheral surface 10 of the reinforcing bar 2 is large, rattling is caused, the suppression of the reinforcing bar 2a is weakened, and workability may be deteriorated.
[0007]
Therefore, in order to bend many types of reinforcing bars 2 having different outer diameters when constructing the reinforcing bar structure, a plurality of benders 5 corresponding to the outer diameters of the reinforcing bars 2a, 2b, 2c are prepared in advance, and the reinforcing bars are prepared. The vendor 5 had to be exchanged every 2a, 2b, 2c. As a result, the bending operation becomes complicated, resulting in a decrease in work efficiency, and a rise in cost, transportability, and controllability.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been devised in view of the above-mentioned conventional problems, and the invention according to claim 1 has a linear grip portion and a rectangular engaging portion coupled to at least one end of the grip portion. And an engaging groove formed in the engaging portion and engaging with the outer peripheral surface of the reinforcing bar. The grip portion is manually rotated in a state where the engaging groove is engaged with the outer peripheral surface of the reinforcing bar. Accordingly, in the manual bender that bends the reinforcing bar, the groove diameter of the engaging groove is formed in a multi-step shape according to various types of reinforcing bars having different outer diameters.
[0009]
The invention according to claim 2 is characterized in that, at both end portions of the gripping portion, the engaging portions provided with the engaging grooves are provided, and the groove diameters of the both engaging grooves are set to various types having different outer diameters. It is characterized in that it is formed in multiple steps according to the reinforcing bar.
[0010]
According to the first and second aspects of the present invention, since the inner peripheral surface of each step of the engagement groove just fits the outer peripheral surface of the reinforcing bar having a different outer diameter, the engagement portion does not rattle, and Thus, various types of reinforcing bars having different outer diameters can be bent using one manual bender.
[0011]
The invention according to claim 3 is characterized in that a non-slip is formed on the outer peripheral surface of the grip portion.
[0012]
Therefore, the gripping property of the gripping part is improved, which facilitates the turning operation of the gripping part.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
1 to 3 show a manual bender made of metal according to an embodiment of the present invention. The bender 15 corrects, for example, the bending angle of the reinforcing bar 2 driven into the concrete 1 in the same manner as in the related art. The reinforcing bars 2 (including the above-mentioned stirrups 4; the same applies hereinafter) such as bending the both ends of the stirrups 4 at an angle of about 135 degrees when the stirrups 4 are surrounded by the main stirrups 3 standing on all sides. It is used for manual bending work.
[0014]
Specifically, the bender 5 is formed of a steel material having a strength higher than that of the rebar 2 and, as shown in FIG. 1, is connected to a linear grip 16 and both ends of the grip 16 by welding. An engagement portion 17 is provided, and a non-slip 19 is formed on the entire outer peripheral surface of the grip portion 16. The non-slip 16 has a plurality of narrow grooves, and the opposite narrow grooves intersect to form a hexagonal pattern with a continuous hexagonal pattern.
[0015]
The engaging portion 17 is formed in a rectangular block shape and is welded to both ends of the grip portion 16 at an angle of about 45 degrees. The engaging portion 17 has an engaging groove 18 having a U-shaped vertical section for engaging with the outer peripheral surface 10 of the reinforcing bar 2 formed along the longitudinal direction of one end surface. It has both side walls 23 that stand up.
[0016]
The engagement groove 18 is formed in a two-step shape having different groove diameters on the bottom 20 side and the opening 23 side in accordance with the two types of reinforcing bars 2 having different outer diameters. That is, the engaging groove 18 is formed in a step diameter shape, and has a small-diameter portion 24 having a semicircular longitudinal section arranged at a lower stage on the bottom portion 20 side, and extends in a width direction from an upper end portion of the small-diameter portion 24. It has a stepped portion 25 and an upper arc-shaped large-diameter portion 26 disposed on the side of the opening 23 that rises vertically from the stepped portion 25.
[0017]
The small diameter portion 24 has a groove diameter and a depth of about 10 mm, while the large diameter portion 25 has a groove diameter and a depth of about 13 mm. For this reason, as shown in FIG. 2, the small-diameter portion 24 engages with the reinforcing bar 2 having an outer diameter set to 10 mm, and the large-diameter portion 26 Are engaged with the reinforcing bar 2 set to 13 mm.
[0018]
Therefore, according to the bender 15 according to the present embodiment, as shown in FIG. 2, when the reinforcing bar 2 a set to the outer diameter of 10 mm is bent, the reinforcing bar 2 is engaged with the small-diameter portion 24, When bending the reinforcing bar 2b having an outer diameter of 13 mm, the reinforcing bar 2a is engaged with the large diameter portion 26.
[0019]
At this time, since the groove diameter of the small diameter portion 24 is set to about 10 mm and the groove diameter of the large diameter portion 26 is set to about 13 mm, as shown in FIGS. , 26 are fitted to outer peripheral surfaces 10a, 10b of the respective outer diameters. Therefore, rattling of the engaging portion 17 during bending is prevented, whereby the reinforcing bars 2a and ab can be firmly suppressed, and in this respect, the workability of the bending operation is improved.
[0020]
Then, by gripping the grip 16 and rotating the grip 16 around the engaging portion 17 as shown by the arrow in FIG. The outer diameter rebars 2a and 2b are bent. Therefore, two types of reinforcing bars 2a and 2b set to an outer diameter of 10 mm or 13 mm can be bent using one bender 15.
[0021]
As a result, two conventional benders corresponding to the outer diameters of the reinforcing bars 2a and 2b are prepared, and the manual bender is replaced for each of the reinforcing bars 2a and 2b when the reinforcing bar structure is constructed as in the related art. There is no necessity, and work efficiency is improved in this respect. Further, since it is not necessary to prepare two manual benders corresponding to the outer diameters of the reinforcing bars 2a and 2b, the cost is suppressed, and the transportability and manageability are improved.
[0022]
In addition, since the non-slip 19 is formed on the entire outer peripheral surface of the gripping portion 16, the gripping property is good, the turning operation of the gripping portion 16 is easy, and the workability is also improved in this respect. improves.
[0023]
FIG. 4 shows a bender 15 according to a second embodiment of the present invention, in which the engagement grooves 18 are formed in three steps having different groove diameters.
[0024]
The engagement groove 18 includes a small-diameter portion 24 having a semicircular longitudinal section arranged at the lower portion of the bottom portion 20 side, a step portion 27 extending in the width direction from an upper end portion of the small-diameter portion 24, An arcuate middle-diameter portion 29 of a rising middle stage, a step portion 28 extending in the width direction from the upper end portion of the middle diameter portion 29, and a circle arranged on the upper stage side of the opening 23 rising from the step portion 28 And an arc-shaped large diameter portion 30.
[0025]
Specifically, the small diameter portion 24 has a groove diameter and a depth of about 10 mm, and the medium diameter portion 29 has a groove diameter and a depth of about 13 mm. The large diameter portion 30 has a groove diameter and a depth of about 16 mm.
[0026]
Therefore, the small diameter portion 24 engages with the reinforcing bar 2a whose outer diameter is set to 10 mm, the middle diameter portion 29 engages with the reinforcing bar 2b whose outer diameter is set to 13 mm, and The portion 30 engages with the reinforcing bar 2c whose outer diameter is set to 16 mm, and the inner peripheral surfaces 24a, 29a, 30a of the three members 24, 29, 30 are respectively connected to the outer peripheral surfaces 10a, 10b of the reinforcing bars having the respective outer diameters. , 10c.
[0027]
For this reason, the three types of rebar 2a, 2b, 2c set to the outer diameters of 10 mm, 13 mm, and 16 mm using one bender 15 can be used without causing the engagement portion 17 to rattle. It can be folded while firmly holding it down.
[0028]
As a result, when constructing a reinforcing bar structure, there is no need to prepare a manual bender corresponding to the outer diameter of the reinforcing bars 2a, 2b, 2c, and replace the manual bender for each reinforcing bar 2a, 2b, 2c. In this regard, work efficiency is further improved. Further, since there is no need to prepare a manual type bender corresponding to the outer diameter of the reinforcing bars 2a, 2b, 2c, the cost is further reduced, and the transportability and manageability are further improved.
[0029]
The present invention is not limited to the above embodiment. For example, one engaging portion 17 is formed with an engaging groove 18 having a groove diameter of about 16 mm, and the other engaging portion 17 is formed with about 10 mm The two-stage engagement groove 17 having the small-diameter portion 24 having a groove diameter of about 20 mm and the large-diameter portion 26 having a groove diameter of about 13 mm may be formed in two stages.
[0030]
Also in this case, the reinforcing bars 2a, 2b, and 2c having the outer diameters of 10 mm, 13 mm, and 16 mm can be bent using one bender 15.
[0031]
Further, the groove width of the engagement groove 17 is not restricted by the outer diameter of the general rebar 2a, 2b, 2c, but is formed in a multi-step shape in accordance with the rebar 2 having various outer diameters. Can be.
[0032]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the first and second aspects of the present invention, a single manual type bender can be used to bend many types of reinforcing bars having different outer diameters. It is not necessary to replace the manual bender for each rebar having a different outer diameter by preparing the manual bender, and the work efficiency is improved in this respect. Further, since it is not necessary to prepare a plurality of manual benders, the cost is reduced, and the portability and manageability are improved.
[0033]
According to the third aspect of the present invention, since the grip of the grip is improved, the work of rotating the grip is facilitated, and in this respect, the workability is further improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a manual bender according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged perspective view showing the state of use.
FIG. 3 is an enlarged vertical sectional view of the same.
FIG. 4 is an enlarged perspective view of an engagement portion of a manual bender according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view of a conventional manual bender.
FIG. 6 is a first use state diagram.
FIG. 7 is a second use state diagram.
FIG. 8 is a sectional view taken along line AA of FIG. 7;
FIG. 9 is a partially enlarged view of FIG. 8;
FIG. 10 is a third use state diagram of the conventional manual bender.
[Explanation of symbols]
2: Reinforcing bar 10: Outer peripheral surface 15 of the reinforcing bar ... Manual bender 16 ... Grip part 17 ... Engaging part 18 ... Engaging groove 19 ... Non-slip

Claims

A straight grip portion, a rectangular engagement portion coupled to at least one end of the grip portion, and an engagement groove formed in the engagement portion and engaged with an outer peripheral surface of a reinforcing bar; In a manual bender that bends a reinforcing bar by manually rotating the gripping portion while the engaging groove is engaged with the outer peripheral surface of the reinforcing bar,
A manual bender, wherein the groove diameter of the engagement groove is formed in a multi-step shape in accordance with various kinds of reinforcing bars having different outer diameters.

At both ends of the grip portion, the engaging portions provided with the engaging grooves are provided,
2. The manual bender according to claim 1, wherein the groove diameters of the two engagement grooves are formed in a multi-step shape in accordance with various types of reinforcing bars having different outer diameters.

The structure of the manual bender according to claim 1, wherein a non-slip is formed on an outer peripheral surface of the grip portion.