JP2004097814A - ローラースケート - Google Patents
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Abstract
【課題】 足のサイズに関係無く,簡便に脱着,携帯できるローラースケートを提供する。
【解決手段】 ローラ(10,10')が回動可能に設けられた側壁(1,1')が形成された第一踏み台(2)および第二踏み台(2')と,クリップ(12)を有するバンド(11,11')等から構成し,第一踏み台には,突出部(3,3')と,多数の第一結合穴(4,4')が形成された第一結合部(5)を設け,第二踏み台には,突出部に係合可能に形成された凹溝(6,6')と,第二結合穴(7,7')を有し第一結合部と係合可能に形成された第二結合部(8)を設け,ローラースケート着用時に第一踏み台と第二踏み台を足のサイズに合わせて結合させるように構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 ローラ(10,10')が回動可能に設けられた側壁(1,1')が形成された第一踏み台(2)および第二踏み台(2')と,クリップ(12)を有するバンド(11,11')等から構成し,第一踏み台には,突出部(3,3')と,多数の第一結合穴(4,4')が形成された第一結合部(5)を設け,第二踏み台には,突出部に係合可能に形成された凹溝(6,6')と,第二結合穴(7,7')を有し第一結合部と係合可能に形成された第二結合部(8)を設け,ローラースケート着用時に第一踏み台と第二踏み台を足のサイズに合わせて結合させるように構成した。
【選択図】 図1
Description
本発明はローラースケートに関する。
従来、一般的なローラースケートは,回転する4個のローラが、ローラースケート靴の底面の4箇所に安定性よく固定装着される構造,またはスピードおよび均衡感覚をより高めるためにローラースケート靴の底面に数個のローラを一列で固定装着させた構造で形成されている。
このような従来のローラースケートは足にローラースケート靴を履いてからひもを引き締めて,からだのバランスを取り,足で漕ぎながら早く走ることで,運動を楽しめる。従来のような一般的なローラースケートはサイズ別に製作されるローラースケート靴に数個のローラが固定装着される。
しかし,従来のローラースケート靴は,足のサイズにローラースケート靴が合わなければ履くことができず,運動を楽しむためには足のサイズに合うローラースケートが必要であった。
足のサイズにローラースケート靴が合わなければ履くことができないだけでなく,サイズが合わないローラースケート靴を履くと足に水ぶくれができたり,足が痛くなったり,さらには事故を起こしたりする可能性がある。成長する子供の場合は購入したローラースケートがすぐに足のサイズに合わなくなるため長期間使用できないという問題点があった。
また,従来のローラースケートは数個のローラとローラースケート靴が固定装着された構造で大きいため携帯に不便であった。
また,ローラがすりへれば修理するか新しいものを購入しなければならないという経済的な負担も問題点であった。
さらに,ローラースケートの使用が終わると靴に履き替えなければならないし,脱いだローラースケートの保管や携帯がその大きさにより簡単ではないという問題点もあった。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,足のサイズに関係なく装着が可能であり,簡便に脱着および携帯することができるローラースケートを提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,一方の側壁が設けられた第一踏み台と,前記一方の側壁と対向する他方の側壁が設けられた第二踏み台と,前記各側壁に各々設けられた回動可能なローラとを備える,靴に取り付け可能なローラースケートが提供される。前記第一踏み台は,前記第一踏み台の幅方向に沿って突出された突出部と,第一結合部と,を設け,前記第二踏み台は,前記突出部に係合可能に形成されたガイド部と,第一結合部と係合可能に形成された第二結合部と,を設け,前記第一結合部および前記第二結合部を係合させた状態で固定する固定手段をさらに備えることを特徴とする。
ガイド部としては,突出部を嵌め込むことが可能な凹状,U字状などの溝を例示することができる。固定手段としては,第一結合部および第二結合部に設けた結合穴,ボルトおよびナットの組み合わせを例示することができる。具体的には,第一結合部に複数の第一結合穴を設け,第二結合部に少なくとも一つの第二結合穴を設け,突出部およびガイド部,ならびに第一結合部および第二結合部を係合させた状態で第一結合穴および第二結合穴にボルトを挿入してナットで締めることによって第一結合部と第二結合部を固定してもよい。または,第一結合部および第二結合部にストッパーを設けて固定してもよい。また,各側壁にはローラースケートを靴に固定させるためのバンドを設けても良い。その際に,バンドにクリップを設け,バンドの長さを調節できたり,またはバンドを二つに分離できるようにしてもよい。
上記発明では,第一踏み台および第二踏み台が突出部およびガイド部,ならびに第一結合部および第二結合部によって結合することによって一つの踏み台全体を形成できる。そのため,二つの踏み台を組み合わせることによって一つの踏み台を形成するため,踏み台の幅の調節が可能である。また,踏み台の幅を靴に合うように調節した位置で固定手段により固定することができる。その結果,ローラースケート着用時に足のサイズに合わせて第一踏み台および第二踏み台を結合させるため足のサイズに関係なく装着が可能である。足のサイズに合わせて第一踏み台および第二踏み台を結合させた後にバンドによって靴にローラースケートを固定させればよいので脱着が容易である。また,第一踏み台部分および第二踏み台部分に分解可能であるので携帯にも便利である。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,一方の側壁が設けられた第一踏み台と,前記一方の側壁と対向する他方の側壁が設けられた第二踏み台と,前記各側壁に各々設けられた回動可能なローラとを備える,靴に取り付け可能なローラースケートが提供される。前記第一踏み台は,前記第一踏み台の幅方向に沿って幅調節溝を設け,前記第二踏み台は,前記幅調節溝と摺動自在に係合可能な幅調節突起を設け,前記幅調節溝および前記幅調節突起を係合させた状態で固定する固定手段をさらに備えることを特徴とする。
固定手段としては,第一踏み台および第二踏み台に設けた結合穴,ボルトおよびナットの組み合わせを例示することができる。具体的には,第一踏み台に少なくとも一つの第一結合穴を設け,第二踏み台に少なくとも一つの第二結合穴を設け,第一結合穴および第二結合穴にボルトを挿入してナットで締めることによって幅調節溝および幅調節突起を係合させた状態で固定してもよい。または,第一踏み台および第二踏み台にストッパーを設けて固定してもよい。また,各側壁にはローラースケートを靴に固定させるためのバンドを設けても良い。
上記発明では,踏み台の幅の調節が可能である。また,踏み台の幅を靴に合うように調節した位置で固定手段により固定することができる。その結果,ローラースケート着用時に足のサイズに合わせて第一踏み台および第二踏み台を結合させるため足のサイズに関係なく装着が可能である。足のサイズに合わせて第一踏み台および第二踏み台を結合させた後にバンドによって靴にローラースケートを固定させればよいので脱着が容易である。また,第一踏み台部分および第二踏み台部分に分解可能であるので携帯にも便利である。
上記第一踏み台および前記第二踏み台の各側壁は,離脱防止ストッパーをさらに備えるように構成してもよい。かかる構成により,ローラースケート着用時にローラースケートが靴から離脱するのを防止することができる。
上記固定手段は,前記第一踏み台に設けられる1まはた2以上の第一結合穴と,前記第二踏み台に設けられる1または2以上の第二結合穴と,ボルトと,ナットと,から構成され,前記ナットは,移動防止用板の内部に形成されるように構成してもよい。かかる構成により,ナットにボルトが締められた時に,ボルトおよびナットが第一結合穴内で左右に移動するのを防止することができる。
上記第一踏み台および前記第二踏み台の前記側壁には各々ローラ保護用ガードが形成されるように構成してもよい。かかる構成により,ローラを保護することができる。
以上説明したように本発明によれば,足のサイズに関係なく装着が可能であり,簡便に脱着および携帯することができるローラースケートをを提供できるものである。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第一実施形態)
本発明の第一実施形態にかかるローラースケートは図1ないし図6に図示された通り,一方の側壁(1)が形成された第一踏み台(2)と,一方の側壁(1)に対向する他方の側壁(1')が形成された第二踏み台(2')と,第一踏み台(2)および第二踏み台(2')の各側壁(1,1')に各々形成されたローラ保護用ガード(9,9')と,側壁(1,1')と前記ローラ保護用ガード(9,9')の間に回動可能に設けられたローラ(10,10')と,側壁(1,1')に設けられたクリップ(12)を有するバンド(11,11')などから構成される。なお,ローラ保護用ガード(9,9')およびバンド(11,11')は無くても構わない。
本発明の第一実施形態にかかるローラースケートは図1ないし図6に図示された通り,一方の側壁(1)が形成された第一踏み台(2)と,一方の側壁(1)に対向する他方の側壁(1')が形成された第二踏み台(2')と,第一踏み台(2)および第二踏み台(2')の各側壁(1,1')に各々形成されたローラ保護用ガード(9,9')と,側壁(1,1')と前記ローラ保護用ガード(9,9')の間に回動可能に設けられたローラ(10,10')と,側壁(1,1')に設けられたクリップ(12)を有するバンド(11,11')などから構成される。なお,ローラ保護用ガード(9,9')およびバンド(11,11')は無くても構わない。
第一踏み台(2)は,幅方向に沿って突出された突出部(3,3')と,多数の第一結合穴(4,4')が形成された第一結合部(5)などを備える。第二踏み台(2')は,突出部(3,3')に係合可能に形成されたガイド部の一例として構成される凹溝(6,6')と,第二結合穴(7,7')を有し第一結合部(5)と係合可能に形成された第二結合部(8)などを備える。
上記の通り構成される第一実施形態にかかるローラースケートでは,突出部(3,3')および凹溝(6,6')ならびに第一結合部(5)および第二結合部(8)を係合させた状態で,一つの第一結合穴(4または4'等)および一つの第二結合穴(7または7'等)に固定部材の一例として構成されるボルト(13)を挿入しナット(14)とで固定することによって,第一踏み台(2)および第二踏み台(2')が結合する。なお,第一結合穴(4,4'),第二結合穴(7,7'),ボルト(13)およびナット(14)は,固定手段の一例として構成される。
図1は第一実施形態にかかるローラースケートの全体斜視図で,図2は第一実施形態にかかるローラースケートの分解斜視図,図3は第一実施形態にかかるローラースケートの踏み台の構造を表す分解斜視図,図4は第一実施形態にかかるローラースケートの断面図であり,図5は第一実施形態にかかるローラースケートの幅調整を説明する平面図で,図6は第一実施形態にかかるローラースケートの使用状態を表す使用状態図である。
図1ないし図6に示された通り,第一実施形態にかかるローラースケートは,側壁(1,1')が形成された踏み台(2,2')を2つ有し,その一方の踏み台である第一踏み台(1)は幅方向に突出部(3,3')を有し,その中央に多数の第一結合穴(4,4')が形成された第一結合部(5)を有する。
また,他方の踏み台である第二踏み台(2')は突出部(3,3')が挟まれるように幅方向に凹溝(6,6')を有し,その中央に第二結合穴(7,7')が形成されて第一結合部(5)が下部に挟まれるように第二結合部(8)が構成される。
ローラースケートの上記側壁(1,1')にはローラ保護用ガード(9,9')が一体形成され,側壁(1,1')とローラ保護用ガード(9,9')の間にはローラ(10,10‘)が回動するように設置され,側壁(1,1')の上部にはバンド(11,11')とクリップ(12)が設けられて,靴のかかと側に脱着可能なように構成される。
ローラースケートは,上記第一踏み台(2)の突出部(3,3')と第二踏み台(2')の凹溝(6,6'),第一結合部(5)と第二結合部(8)が互いに締められ,結合部(5,8)の結合穴(4,4',7,7')にボルト(13)が通されてナット(14)で締められることによって二つの踏み台(2,2')が結びつくように構成される。
このように構成されたローラースケートを着用して使用する時は,まず靴の幅にローラースケートの幅を合わせる。そのために,踏み台(2,2')の結合部(5,8)の結合穴(4,4',7,7')に締められているボルト(13)とナット(14)をはずしてローラースケートの踏み台(2,2')の幅を靴に合うように調節した後,結合部(5,8)の結合穴(4,4',7,7')にボルト(13)とを通してナット(14)で締め,二つの踏み台(2,2')を結合させて固定する。
ここで二つの踏み台(2,2')は,踏み台(2,2')の突出部(3,3')と凹溝(6,6')がお互い挟まれて,スライディング出来るよう構成されているため,互いに分離させないまま踏み台(2,2')の幅を容易に調節できる。 また第一踏み台(2)の第一結合部(5)の第一結合穴(4,4')の間隔を第二踏み台(2')の第二結合部(8)の第二結合穴(7,7')の間隔より密に形成し,第二結合部(8)の第二結合穴(7,7')を例えば三個形成して,ある一組の結合穴(4および4'または7および7')にだけボルト(13)を通してとナット(14)で締めるように構成すれば,踏み台(2,2')の幅調整を多様にでき,靴の大きさと関係なく使用できる。
このように使用者の靴に合うようにローラースケートの幅を調整した後に,バンド(11)のクリップ(12)をはずしてローラースケートの踏み台(2,2')に靴のかかとを乗せ,バンド(11')を足首の後ろに位置させておいてもう一つのバンド(11)を足の甲に位置させ,クリップ(12)で留めると,ローラースケートの着用が完了する。
(第二実施形態)
図7と図8は本発明の第二実施形態,第三実施形態を表したものである。第二実施形態および第三実施形態にかかるローラースケートの基本的な構成は以下の通りで共通である。
図7と図8は本発明の第二実施形態,第三実施形態を表したものである。第二実施形態および第三実施形態にかかるローラースケートの基本的な構成は以下の通りで共通である。
ローラースケートは,一方の側壁(1)が形成された第一踏み台(2)と,一方の側壁(1)に対向する他方の側壁(1')が形成された第二踏み台(2')と,第一踏み台(2)および第二踏み台(2')の側壁(1,1')に各々設けられた回動可能なローラ(10,10')と,側壁(1,1')に設けられた固定バンド(15)などから構成される。
第一踏み台(2)は,幅方向に沿って設けられた幅調節溝(2a)と,第一結合穴の一例として構成される幅方向に形成された結合長穴(2b)などを備える。第二踏み台(2')は,幅調節溝(2a)と摺動自在に係合可能な幅調節突起(2'a)と,第二結合穴の一例として構成される結合穴(2'b)などを備える。
上記の通りに構成された第二および第三実施形態にかかるローラースケートでは,幅調節溝(2a)および幅調節突起(2'a)を係合させた状態で結合長穴(2b)および結合穴(2'b)に,固定部材の一例として構成されるボルト(13)を挿入してナット(14)とで固定することによって,第一踏み台(2)および第二踏み台(2')が結合する。なお,結合長穴(2b),結合穴(2'b),ボルト(13)およびナット(14)は,固定手段の一例として構成される。
上記第一踏み台(2)には側壁(1)が例えば垂直に一体形成されて,側壁(1)にローラ(10)が設置される。さらに,ローラ(10)を保護するローラ保護用ガード(9)が側壁(1)に一体で形成され,側壁(1)の上部には固定バンド(15)を装着可能な固定穴(2c)が形成される。
また,上記第一踏み台(2)の中央部には幅方向に結合長穴(2b)が形成され,この結合長穴(2b)の両側には幅方向に幅調節溝(2a)が形成される。幅方向に結合長穴(2b)を形成することにより,小さい穴を複数形成する場合よりも踏み台(2,2')の幅の微調整が可能になる。
上記第二踏み台(2')には側壁(1')が例えば垂直に一体形成されて,側壁(1')にローラ(10')が設置される。さらに,ローラ(10')を保護するようにローラ保護用ガード(9')が側壁(1')に一体で形成され,側壁(1')の上部には固定バンド(15)を装着可能な固定穴(2'c)が形成される。
また,上記第二踏み台(2')の中央部には幅方向に多数個の結合穴(2'b)が形成され,この結合穴(2'b)の両側上部には幅方向に幅調節突起(2'a)が形成される。
上記固定用バンド(15)には両端部に固定フック(15a)が設置され,第一踏み台(2)と第二踏み台(2')に形成された固定穴(2c,2'c)に装着可能である。固定用バンドによってローラースケートを靴に固定させる。
上記ボルト(13)およびナット(14)は,第一踏み台(2)および第二踏み台(2')とを結合させる。具体的には,使用者の靴の大きさに合わせて幅調節が行われた後に踏み台(2,2')を固定するべく第一踏み台(2)の結合長穴(2b)および第二踏み台(2')の結合穴(2'b)にボルト13を通してナット14で締めて固定し,結合させる。
また,上記第一踏み台(2)と第二踏み台(2')の側壁(1,1')後方には離脱防止ストッパー(2d,2'd)がさらに備わり,着用された靴が後方に離脱しないようにする。
(第三実施形態)
図8は本発明の第三実施形態にかかるローラースケートを表したものである。基本的な構成は第二実施形態とほぼ同じであるため説明を省略する。第三実施形態にかかるローラースケートは,さらに移動防止用板(16)を備える。移動防止用板(16)は,内部に上記ナット(14)を備え,ナット(14)にボルト(13)が締められた時に,ボルト(13)およびナット(14)が上記結合長穴(2b)内で左右に移動するのを防止することができる。
図8は本発明の第三実施形態にかかるローラースケートを表したものである。基本的な構成は第二実施形態とほぼ同じであるため説明を省略する。第三実施形態にかかるローラースケートは,さらに移動防止用板(16)を備える。移動防止用板(16)は,内部に上記ナット(14)を備え,ナット(14)にボルト(13)が締められた時に,ボルト(13)およびナット(14)が上記結合長穴(2b)内で左右に移動するのを防止することができる。
符号(17)はボルト(13)と第一踏み台(2)の間に設置される補強用板である。このように構成されたローラースケートを着用して使用する時は,まず使用者は靴に合わせて幅を調節する。具体的には靴のかかとを第一踏み台(2)に定着させた状態で第一踏み台(2)に形成された幅調節溝(2a)に,第二踏み台(2')に形成された幅調節突起(2'a)をスライドさせて結合させることによって幅を調節する。その後,調節された幅で第一踏み台(2)と第二踏み台(2')を固定させるよう,踏み台(2,2')に各々形成された結合長穴(2b)と結合穴(2'b)にボルト(13)を通してナット(14)で締めて固定し,結合させる。
次に,靴が後方に離脱しないよう,側壁(1,1')に備わった離脱防止ストッパー(2d,2'd)に靴のかかとを密着させ,靴にローラースケートを固定させるように固定バンド(15)を側壁(1,1')上部に形成された固定穴(2c,2'c)で結合させる。
このようにローラースケートの着用が完了すれば,従来のローラースケートのようにローラースケートを楽しむことができる。 本実施形態にかかるローラースケートはかかと側にだけローラ(10,10')があり,ローラースケートの制御を足の前側で行えるため,ローラースケートの制御が容易でローラースケートを使用することによって発生する恐れのある事故を減らすこともできる。
また,ローラースケートの利用を中止する場合には,バンド(11)のクリップ(12)をはずして靴からローラースケートをはずし,さらにローラースケートを第一踏み台(2)部分と第二踏み台(2’)部分とに分離できるので、脱着が容易で,サイズも小さくなるため携帯性に優れている。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明はローラースケートに適用可能であり,特に,足のサイズに関係無く,簡便に脱着,携帯できるローラースケートに適用可能である。
1,1’ 側壁
2 第一踏み台
2’ 第二踏み台
2d,2’d 離脱防止ストッパー
3,3’ 突出部
4,4’ 第一結合穴
5 第一結合部
6,6’ 凹溝
7,7’ 第二結合穴
8 第二結合部
9,9’ ローラ保護用ガード
10,10’ ローラ
11,11’ バンド
12 クリップ
13 ボルト
14 ナット
15 固定バンド
16 移動防止用板
17 補強用板
2 第一踏み台
2’ 第二踏み台
2d,2’d 離脱防止ストッパー
3,3’ 突出部
4,4’ 第一結合穴
5 第一結合部
6,6’ 凹溝
7,7’ 第二結合穴
8 第二結合部
9,9’ ローラ保護用ガード
10,10’ ローラ
11,11’ バンド
12 クリップ
13 ボルト
14 ナット
15 固定バンド
16 移動防止用板
17 補強用板
Claims (5)
- 靴に取り付け可能なローラースケートであって:
一方の側壁が設けられた第一踏み台と,
前記一方の側壁と対向する他方の側壁が設けられた第二踏み台と,
前記各側壁に各々設けられた回動可能なローラと,を備え;
前記第一踏み台は,前記第一踏み台の幅方向に沿って突出された突出部と,第一結合部と,を設け,
前記第二踏み台は,前記突出部に係合可能に形成されたガイド部と,第一結合部と係合可能に形成された第二結合部と,を設け,
前記第一結合部および前記第二結合部を係合させた状態で固定する固定手段をさらに備えることを特徴とする,ローラースケート。 - 靴に取り付け可能なローラースケートであって:
一方の側壁が設けられた第一踏み台と,
前記一方の側壁と対向する他方の側壁が設けられた第二踏み台と,
前記各側壁に各々設けられた回動可能なローラと,を備え;
前記第一踏み台は,前記第一踏み台の幅方向に沿って幅調節溝を設け,
前記第二踏み台は,前記幅調節溝と摺動自在に係合可能な幅調節突起を設け,
前記幅調節溝および前記幅調節突起を係合させた状態で固定する固定手段をさらに備えることを特徴とする,ローラースケート。 - 前記第一踏み台および前記第二踏み台の前記各側壁は,離脱防止ストッパーをさらに備えることを特徴とする,請求項1または2に記載のローラースケート。
- 前記固定手段は,前記第一踏み台に設けられる1まはた2以上の第一結合穴と,前記第二踏み台に設けられる1または2以上の第二結合穴と,ボルトと,ナットと,から構成され,前記ナットは,移動防止用板の内部に形成されていることを特徴とする,請求項1または2に記載のローラースケート。
- 前記第一踏み台および前記第二踏み台の前記各側壁には各々ローラ保護用ガードが形成されることを特徴とする,請求項1または2に記載のローラースケート。
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