JP2004096439A - Red-eye correcting method and image processing apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理による赤目補正の技術分野に属し、詳しくは、再プリント時等における赤目の補正を効率よく行うことを可能にする赤目補正方法、および、この赤目補正方法を実施する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、ネガフィルム、リバーサルフィルム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)に撮影された画像の感光材料(印画紙)への焼き付けは、フィルムの画像を感光材料に投影して露光する、いわゆる直接露光が主流である。
これに対し、近年では、フィルムに記録された画像を光電的に読み取って、読み取った画像をデジタル信号とした後、種々の画像処理を施して記録用の画像データとし、この画像データに応じて変調した記録光によって感光材料を露光してプリントとして出力するデジタルフォトプリンタが実用化されている。
【0003】
デジタルフォトプリンタは、基本的に、フィルムに記録された画像を光電的に読み取るスキャナ(画像読取装置)、および、スキャナが読み取った画像データに画像処理を施して出力のための画像データとする画像処理装置を有する入力機と、画像処理装置から出力された画像データに応じて、例えば光ビーム走査によって感光材料を露光して潜像を記録し、現像処理を施して(仕上り)プリントとする出力機(プリンタ/プロセサ)とから構成される。
【0004】
デジタルフォトプリンタは、フィルムに撮影された画像を光電的に読み取って、画像をデジタルの画像データとして、画像の処理や感光材料の露光を行う。そのため、フィルムに撮影された画像のみならず、デジタルカメラ等で撮影された画像(画像データ)からも、プリントの作成を行うことができる。
また、画像データ処理による画像の処理を行うので、非常に好適に色や濃度を補正できるばかりか、階調補正やシャープネス処理(鮮鋭度強調処理)等、通常の直接露光のプリンタでは基本的に不可能な画像処理を行って、高画質な画像を得ることができる。
さらに、デジタルフォトプリンタでは、プリントのみならず、画像データを画像ファイルとしてCD−R等の記録媒体に出力することも行われている。
【0005】
ところで、ポートレート等の人物を含む画像において、画質を左右する最も重要な要素は人物の仕上りである。従って、撮影時のストロボ発光の影響によって、人物の目(瞳)が赤になる赤目現象は重大な問題となる。
直接露光のフォトプリンタでは、赤目を修正するためには、色材等を用いてフィルムを修正する必要があり、すなわち、技術を有するオペレータが手間と時間をかけて修正を行う。そのため、同時プリントなどの場合には、赤目の修正は、実質的に不可能である。
【0006】
これに対して、デジタルフォトプリンタにおいては、フィルムには何ら手を加えることなく、画像解析および画像データの処理によって赤目の補正を行うことができる。例えば、オペレータによる切り出しや位置指定、画像解析を利用する自動抽出等によって、赤目となっている瞳を検出し、その瞳(その画像データ)を色変換して赤目を修正することで、赤目の補正処理が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、赤目補正の機能を搭載したデジタルフォトプリンタを利用するプリント業者では、同時プリントの際の検品などで赤目が発見されれば、そのプリントはNGプリントとしてそのコマのリメイク(焼き直し)を行い、赤目を補正したプリントを顧客に提供するのが通常である。また、顧客の要望に応じたリプリント(焼き増し)の際に、赤目の補正を依頼される場合もある。
デジタルフォトプリンタでは、このようなリメイクやリプリント(以下、両者をまとめて再プリントとする)で赤目を補正する際にも、前述のスキャナでフィルムを光電的に読み取って、同時プリントにおけるプリント出力と全く同様の処理を行って、かつ、赤目補正処理を行う必要がある。
【0008】
すなわち、デジタルフォトプリンタにおいて、赤目補正処理を行うための再プリントは、一度、プリントを出力したコマに対して、通常のプリント出力等と全く同様の作業を行う必要あり、操作性および効率が悪く、生産性を低下させる一因となっている。
【0009】
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決することにあり、リメイクやリプリントなどの再プリントにおける赤目補正処理を、再度のフィルムの読み取り等を行うことなく、良好な操作性で効率よく行うことができる赤目補正方法、および、この赤目補正方法を実施する画像処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の赤目補正方法は、画像データを画像処理して出力用画像データを生成して出力した際に、この原画像データおよび出力用画像データの少なくとも一方を記憶手段に記憶しておき、先に出力した出力用画像データの画像の赤目補正を指示された際に、対応する原画像データもしくは出力用画像データを前記記憶手段から読み出して、この画像データに赤目補正処理を施して、再度、出力用画像データを生成することを特徴とする赤目補正方法を提供する。
【0011】
また、本発明の画像処理装置は、供給された原画像データに画像処理を施して、出力用画像データを生成して出力する画像処理装置であって、先に出力した出力用画像データにかかる画像の識別情報に対応付けして、原画像データおよび出力用画像データの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、先に出力した出力用画像データの画像の赤目補正を指示された際に、前記画像の識別情報を用いて、前記記憶手段から赤目補正を指示された画像の原画像データもしくは出力用画像データを読み出し、赤目の補正処理を行う赤目補正手段とを有することを特徴とする画像処理装置を提供する。
【0012】
このような本発明において、処理モードとして、赤目補正を行うモードが設定されており、このモードの際には、前記赤目補正手段は、前記識別情報を用いた画像の呼び出し指示を、この画像に対する赤目補正指示として、自動的に、この画像の原画像データもしくは出力用画像データに赤目補正処理を実施するのが好ましく、さらに、前記赤目補正手段による赤目補正後の画像、あるいはさらに、この赤目補正後の画像と共に赤目補正前の画像を表示する、表示手段を有するのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の赤目補正方法および画像処理装置について、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説明する。
【0014】
図1に、本発明の赤目補正方法を実施する本発明の画像処理装置を利用するデジタルフォトプリンタの一例のブロック図が示される。
【0015】
図1に示されるデジタルフォトプリンタ10(以下、フォトプリンタ10とする)は、(写真)フィルムFに撮影された画像を光電的に読み取り、あるいは、デジタルカメラ等で撮影された画像の画像データ(画像ファイル)を取得して、(写真)プリントとして出力するもので、基本的に、スキャナ12と、本発明にかかる画像処理装置14と、プリンタ22とを有して構成される。
【0016】
スキャナ12は、フィルムFの各コマに撮影された画像を光電的に読み取る装置で、図2の概念図に示すように、光源24、ドライバ26、拡散ボックス28、キャリア30、結像レンズユニット32、読取部34、アンプ(増幅器)36、およびA/D(アナログ/デジタル)変換器38を有して構成される。
【0017】
図示例のスキャナ12において、光源24は、LED(Light Emitting Diode)を利用するもので、R(赤)光、G(緑)光およびB(青)光の各読取光を出射する3種のLEDが配列されて構成される。このような光源24は、ドライバ26によって駆動され、R、GおよびBの各読取光が、順次、出射される。
拡散ボックス28は、読取光をフィルムFの面方向で均一にするもので、例えば、内面ミラーの四角柱と、四角柱の一面を閉塞する拡散板等で構成される。
【0018】
キャリア30は、フィルムFを断続的に搬送して、フィルムFに撮影された各コマ(各画像)を、順次、所定の読取位置に搬送/保持するもので、135サイズ用やAPS(IX240)用など、フィルムFのサイズや種類に応じた複数種が用意され、スキャナ12の本体に着脱自在に構成される。
【0019】
図示例において、キャリア30は、基本的に、搬送ローラ対40aおよび40bと、所定の読取位置において各コマの読取領域を規制するマスク42、およびフィルムFの押え部材としても作用するマスク44とを有して構成される。
搬送ローラ対40aおよび40bは、公知の(写真)フィルム用の搬送ローラ対で、所定の読取位置をフィルムFの搬送方向に挟んで配置される。図示例のスキャナ12は、面露光で画像読取を行うので、搬送ローラ対40aおよび40bは、フィルムFを長手方向に断続的に搬送することにより、フィルムFに撮影された各コマを1コマずつ、順次、読取位置に搬送する。
【0020】
読取位置に位置されたコマを通過した光(画像を担持する投影光)は、結像レンズユニット32に入射する。結像レンズユニット32は、フィルムFの投影光を読取部34(イメージセンサの受光面)に結像するものである。
読取部34は、エリアCCDセンサを用いて、フィルムFに撮影された画像を光電的に読み取るもので、キャリア30のマスク42で規制された1コマの全面を読み取る(面露光による画像読取)。
読取部34からの画像信号は、アンプ36で増幅され、A/D変換器38によってデジタルの画像信号に変換されて、画像処理装置14に出力される。
【0021】
このようなスキャナ12において、フィルムFを読み取る際には、まず、キャリア30によってフィルムFを搬送し、読み取りを行うコマ(通常は、1コマ目か最終コマ)を読取位置に搬送する。
次いで、ドライバ26による作用の下、例えば、光源24のRのLEDを駆動して、R光を出射する。R光は、拡散ボックス28でフィルムFの面方向で光量を均一にされた後、読取位置に保持されるコマに入射、透過して、このコマに撮影された画像を担持する投影光となる。この投影光は、結像レンズユニット32によって読取部34に結像され、このコマのR画像が光電的に読み取られる。
以下、同様にして、光源24のGおよびBのLEDを、順次、発光して、このコマのG画像およびB画像の読み取りを行う。
【0022】
ここで、フォトプリンタ10においては、1コマにつき、プリント等の出力のために高解像度で画像を読み取るファインスキャンと、ファインスキャンの読取条件や画像処理装置14(画像処理部62等)における画像処理条件を決定するために、ファインスキャンに先立って行われる、低解像度での画像読取であるプレスキャンとの、2回の画像読取が行われる。
【0023】
図示例においては、一例として、1コマずつ、プレスキャンとファインスキャンとを行う。1コマの読み取りを終了したら、キャリア30は、フィルムFを搬送して、次に読み取りを行うコマを読取位置に搬送し、同様にして、このコマの画像の読み取りを行う。
【0024】
なお、本発明の画像処理装置14にフィルムFの画像データを供給するスキャナは、図示例に限定はされず、公知のスキャナが全て利用可能である。
従って、図示例のような3原色のLED光源ではなく、白色光源と3原色のフィルタを用いて、3原色の読取光をフィルムに入射するものであってもよい。また、エリアCCDセンサを用いた面露光による読み取りを行うスキャナ以外にも、ラインCCDセンサを用いて、スリット走査によってフィルムFを光電的に読み取るスキャナであってもよい。
【0025】
前述のように、スキャナ12から出力されたデジタルの画像信号は、画像処理装置14に出力される。
画像処理装置14は、スキャナ12から送られた画像信号や、デジタルカメラ等による撮影画像の画像データ(画像ファイル)に、所定の画像処理を施して、出力用の画像データとするものである。
【0026】
図示例において、画像処理装置14は、基本的に、信号処理部50、プレスキャン(フレーム)メモリ52、ファインスキャン(フレーム)メモリ54、入力処理部56、セットアップ部58、検定処理部60、画像処理部62、データ変換部64ならびに66、記憶手段68、および、赤目補正部70を有して構成される。
また、図1に示されるように、画像処理装置14には、検定画像等を表示するモニタ18、ならびに、後述する赤目補正を行うコマ(画像データ)の指定(呼び出し指示)、各種の入力指示等を行うための操作系20(キーボード20aおよびマウス20b)が接続される。
【0027】
スキャナ12から送られた画像信号は、信号処理部50に送られる。
信号処理部50は、供給された画像信号に、暗時補正、DCオフセット補正、シェーディング補正等の所定の信号補正を施した後、ルックアップテーブル(以下、LUTとする)等を用いてlog変換して、画像(濃度)データとする。
信号処理部50は、処理したプレスキャンの画像データ(以下、プレスキャンデータとする)をプレスキャンメモリ52(以下、pFM52とする)に、同ファンスキャンの画像データ(以下、ファインスキャンデータとする)をファインスキャンメモリ54(以下、fFM54とする)に送り、記憶させる。
【0028】
前述のように、フォトプリンタ10は、デジタルカメラ等で撮影された画像の画像データからもプリントの作成等を行うことができる。
デジタルカメラで撮影された画像の画像データは、通常、スマートメディアTMやコンパクトフラッシュTM等の記録媒体に記録される。この画像データからのプリント作成等をフォトプリンタプリンタ10で行う場合には、フォトプリンタ10に接続された図示しない読取手段によって記録媒体を読み取り、その画像データ(画像ファイル)を入力処理部56に送る。
【0029】
入力処理部56は、供給された画像データを記憶すると共に、記憶した画像データをフォトプリンタ10に対応する画像データに変換して、この画像データをファインスキャンデータとしてfFM54に記憶させ、また、ファインスキャンデータを間引いてプレスキャンデータを生成して、pFM52に記憶させる。
【0030】
セットアップ部58は、pFM52が記憶したプレスキャンデータを読み出して、ファインスキャンの読取条件を決定してスキャナ12に送り、さらに、プレスキャンデータを用いた画像解析を行って、検定処理部60および画像処理部621における画像処理条件を決定する。
なお、画像処理条件の設定方法、および、画像処理方法は、公知の方法によればよい。また、セットアップ部58は、検定の際にオペレータによる画像の修正が入った場合には、それに応じて、検定処理部60および画像処理部62における画像処理条件を修正する。
【0031】
検定処理部60は、pFM52からプレスキャンデータを読み出し、所定の画像処理を施して、検定画像(仕上がり予測画像(シミュレーション画像))の画像データとし、データ変換部64に送るものである。
検定処理部60におけるプレスキャンデータの画像処理は、後述する画像処理部62における画像処理に準じた検定画像の生成に対応するものであり、また、画像処理条件も、基本的に、画像処理部62と同じである。
【0032】
検定処理部60で処理されたプレスキャンデータを供給されたデータ変換部64は、このプレスキャンデータを三次元(3D)−LUT等で変換して、ディスプレイ18による画像表示に応じた画像データとし、検定画像として、ディスプレイ18に表示する。
また、データ変換部64は、後述する赤目補正モードの際に、赤目補正部70から供給された画像データを変換して、赤目補正処理後あるいはさらに赤目補正処理前の画像をディスプレイ18に表示する。
【0033】
他方、画像処理部62は、fFM54からファインスキャンデータを読み出し、画像処理を施して、プリント画像などの出力画像に対応する出力用画像データ(以下、出力画像データとする)として、データ変換部66等および記憶手段68に送るものである。
画像処理部62で施す画像処理には、特に限定はなく、電子変倍処理(拡大/縮小処理)、階調変換、色/濃度補正、シャープネス処理(鮮鋭化処理)、覆い焼き処理(画像濃度ダイナミックレンジの圧縮処理)等が例示される。
なお、本発明においては、この画像処理部62において、同時プリント時等における画像処理として、赤目を修正する赤目補正処理を行うようにしてもよい。この際において、赤目補正処理は、後述する方法と同様に行えばよい。
【0034】
データ変換部66は、画像処理部66から供給された出力画像データを3D−LUT等によって変換して、プリンタ22による画像記録(感光材料(印画紙)の露光)に対応する画像データにするものである。
【0035】
なお、本発明にかかる画像処理装置14(フォトプリンタ10)において、画像データは、プリンタ22に出力するのに限定はされない。
例えば、データ変換部66以外に、画像処理部62が処理した出力画像データをJPEG形式等の画像ファイルに変換する手段を設けて、此処で変換した画像データをCD−R等の記録媒体に記録する手段に画像データを出力して、画像ファイルを記録した記録媒体を提供できるようにしてもよい。
【0036】
記憶手段68は、画像処理部62が処理した出力画像データを、識別情報と対応付けして記憶する部位である。
記憶手段68は、十分な容量を有するものであれば、公知の記憶手段が各種利用可能であり、また、図示例のように画像処理装置14に内蔵されるのではなく、画像処理装置14に接続される外部のサーバ等を利用してもよい。
【0037】
識別情報には、特に限定はなく、出力画像データ(該当するコマ(画像))と、この出力画像データを用いて出力した画像(通常はプリント)とを、一対一で対応付けできるものであれば、各種の情報が利用可能であり、また、スキャナ12から供給される情報の利用、自動生成された情報の取得等、公知の手段で取得して対応付けすればよい。
識別情報としては、一例として、プリントのシリアル番号、プリントのコマ番号、この画像データを読み取ったフィルムFのID番号(以下、フィルムIDとする)、プリントの出力日時、顧客ID、撮影日時、プリントなどの注文情報等の1以上が例示される。
【0038】
記憶手段68における、各コマの出力画像データの保存期間には特に限定はなく、後述する赤目補正を行う再プリント(リメイクおよびリプリント)の主たる対象に応じて、適宜、設定すればよい。
例えば、赤目補正が主にリメイク(検品等で発見されたNGプリントの焼き直し)に対応する場合には、保存期間は、1日〜7日程度とすればよい。これに対し、赤目補正がリプリント(顧客による焼き増し等の依頼)にも対応する場合には、1カ月程度とすればよい。
【0039】
なお、図示例の画像処理装置14においては、記憶手段68は、画像処理部62で処理した出力画像データを記憶しているが、本発明は、これに限定はされず、記憶する画像データは、出力画像データを生成できるものであればよい。従って、図3中に点線で示すように、出力画像データに代えてファインスキャンデータを記憶してもよく、あるいは、出力画像データとファインスキャンデータの両者を記憶してもよい。さらに、これらに加え、サムネイル画像の画像データを記憶してもよい。
【0040】
ファインスキャンデータを保存する場合には、赤目補正処理の際に、画像処理部62における画像処理を実行する必要があり、また、画像処理条件の再設定を不要にするためには、ファンスキャンデータと共に、画像処理条件も記憶する必要がある。その反面、ファインスキャンデータを記憶しておくと、プリントサイズの変更(大幅な変更は不可)、画像の色/濃度などの変更、各種の特殊処理への対応等、再プリントの自由度が高く、各種の要求に、好適に対応することが可能になる。
出力画像データのみを記憶する場合には、プリントサイズの変更等には対応できないが、その反面、再プリントの際に赤目補正のみを行えばよく、良好な生産性を確保することができる。すなわち、赤目補正が主にリメイクに対応する場合には、同時プリント等における生産性の低下を最小限にして赤目補正を行うことができ、最も好適である。
出力画像データおよびファインスキャンデータを記憶する場合には、記憶手段68に大きな記憶容量が必要となる反面、一方のみを記憶する際の上記不都合を解消できる。
【0041】
いずれのデータを記憶するかは、下記の各態様の利点等を加味して、フォトプリンタ10に要求される性能やコスト等に応じて、適宜決定すればよい。
【0042】
赤目補正部70は、フォトプリンタ10に設定された赤目補正モードの際に、赤目補正を指示されたプリント(コマ(画像))の出力画像データを記憶手段68から読み出し、赤目補正処理を施して、ディスプレイ18に対応するデータ変換部64に送り、また、出力指示(赤目補正OK)に応じて、赤目補正した画像データをプリンタ22に対応するデータ変換部66に送る。
また、赤目補正部70は、好ましくは、赤目補正をした画像データと共に、赤目補正を施さない画像データ(記憶手段68に記憶された出力画像データ)も、データ変換部64に送る。
【0043】
赤目補正モードとは、基本的に、一度プリント等を出力したコマに対する再プリント(リメイクやリプリント)に対応する作業モードで、再プリントで赤目補正処理を行うためのモードである。
図示例においては、前述の識別情報等を用いて赤目補正処理を行うプリントに対応するコマ(出力画像データ)の指定し、これに応じて、赤目補正部70が記憶手段68から対応する出力画像データを読み出す。ここで、赤目モードの際には、このコマの指定は、すなわち、対応する画像データの記憶手段68からの呼び出し(読み出し)指示であり、このコマの呼び出し指示が、このコマに対する赤目補正処理実施の指示(トリガ)となり、赤目補正部70は、記憶手段68から読み出した出力画像データに、自動的に赤目補正処理を施す。
【0044】
赤目補正部70における赤目補正処理には、特に限定はなく、公知の方法が、各種、利用可能である。
一例として、記憶手段68から読み出した画像データから、画像中の赤目を画像解析によって自動検出(赤目検出)して、さらに、その修正(赤目修正)を画像処理によって自動的に行う、全自動の赤目補正処理方法が例示される。
【0045】
赤目検出の方法には、特に限定はなく、公知の方法が各種利用可能である。
一例として、顔抽出を行い、抽出した顔から瞳および/または赤目を検出する方法が例示される。
【0046】
顔抽出は、公知の方法で行えばよく、例えば、エッジ検出や形状パターン検出による顔検出方法; 色相抽出や肌色抽出による顔検出方法; 候補領域を抽出して、この候補領域を小領域に分割して、各領域毎の特徴量を予め設定した顔領域パターンと照合して、その確度から顔領域を抽出する方法(特開2000−137788号公報参照); 顔候補領域を抽出して、各候補領域の重複度から確度を評価して顔領域を抽出する方法(特開2000−149018号公報参照); 顔候補領域を抽出して、各候補領域の濃度が所定の閾値に対応する値である場合に、胴体候補領域を抽出し、顔および胴体候補領域の濃度や彩度コントラストを用いて確度を評価して、顔領域を抽出する方法(特開2000−148980号公報参照); 等が例示される。
【0047】
抽出した顔領域から赤目を検出する方法も、公知の方法で行えばよい。
例えば、エッジ検出、形状パターン検出、位置情報、色相情報等を用いた瞳抽出を行って、色相等から赤目を検出する方法; エッジ検出、形状パターン検出、位置情報等を用いて目を抽出し、この目の画像データの輝度ヒストグラムから低輝度領域を抽出し、抽出した低輝度領域を収縮処理して瞳の領域を抽出し、色相等から赤目を検出する方法; 顔候補領域をxy平面として各画素毎に色相等を用いた画像特徴量zを求め、xyzの三次元空間を設定してz値の山状分布からxy平面を分割して、分割領域毎に形状情報や統計的画像特徴量等から赤目を検出する方法(特開2000−76427号公報参照); 等が例示される。
【0048】
また、検出した赤目の修正方法にも限定はなく、公知の方法で行えばよい。
例えば、検出した赤目の色変換や彩度低下によって赤目を修正する方法; 検出した赤目領域で最小明度の画素に近づけるように、他の全画素の彩度や明度を補正する方法(特開2000−76427号公報参照); 等が例示される。
【0049】
なお、本発明において、赤目補正部70による赤目補正の結果は、ディスプレイ18による画像表示、この表示画像とマウス20b等の操作部20を用いたGUI(Graphical User Interface)による操作等によって、変更(赤目補正結果の修正)可能に構成される。
また、赤目補正処理は、補正結果の修正処理を除いては、前述のような全自動的な処理が好ましい。しかしながら、要求されるフォトプリンタ10のコスト等や、演算処理量の低減のために、オペレータによる赤目位置の指定等、オペレータによる操作を併用する、半自動的な赤目補正処理であってもよい。あるいは、全自動的な処理と半自動的な処理を、適宜、選択できるようにしてもよい。
【0050】
データ変換部66で変換された画像データは、プリンタ22に出力される。フォトプリンタ10において、プリンタ22は、公知のプリンタである。
一例として、画像処理装置14(データ変換部66)から出力された画像データに応じて、R,GおよびBの各光ビームを変調して、この光ビームを主走査方向に偏向して、所定の記録位置に入射すると共に、この記録位置において、主走査方向と直交する副走査方向に感光材料(印画紙)を搬送することにより、感光材料を二次元的に走査露光して潜像を記録する焼付機、および、露光済みの感光材料を焼付機から受け取り、現像、漂白/定着、水洗等の所定の湿式現像処理を施して、乾燥して(仕上がり)プリントとして出力する現像機(プロセサ)とからなるプリンタ(プリンタ/プロセサ)が例示される。
【0051】
以下、フォトプリンタ10の作用を説明することにより、本発明について、より詳細に説明する。
なお、以下の説明は、同時プリント等におけるリメイクを例に行うが、リプリントでも、本発明にかかる赤目補正処理は、基本的に、同様に行えばよい。
【0052】
スキャナ12のキャリア30にフィルムFがセットされ、操作開始の指示が入力されると、キャリア30がフィルムFを搬送して、最初に読み取るコマ(通常1コマ目)を所定の読取位置とする。
次いで、光源24が駆動して、R、GおよびBの読取光を順次出射して、前述のように、画像を粗に読み取るプレスキャンを行い、次いで、セットアップ部58からファインスキャンの読取条件が供給されると、再度、R、GおよびBの読取光を順次出射して、ファインスキャンを行い、このコマの画像を読取部34が読み取る。
1コマの読み取りが終了すると、キャリア30がフィルムFを搬送して、次のコマを読取位置に搬送し、同様に、このコマに対する画像読取を行い、フィルムFの各コマを、1コマずつ、順次、読み取る。
【0053】
読取部34が読み取った画像信号は、アンプ36が増幅した後、A/D変換器38がデジタルの画像信号に変換して、画像処理装置14に送る。
画像処理装置14では、まず、信号処理部50が、供給された画像信号に暗時補正等の所定の補正処理を施した後に、log変換してデジタルの画像データとし、プレスキャンデータはpFM52に、ファインスキャンデータはfFM54に、それぞれ、記憶させる。
【0054】
pFM52にプレスキャンデータが記憶されると、セットアップ部58が読み出し、画像解析を行って、ファインスキャンの読取条件を設定してスキャナ12に送り、また、このコマ(画像)に対する画像処理条件を設定して、検定処理部60および画像処理部62に設定する。
画像処理条件が設されると、検定処理部60はpFM52からプレスキャンデータを読み出して画像処理を施し、検定画像の画像データとしてデータ変換部64に送る。データ変換部64は、供給された検定画像の画像データを表示用の画像データに変換して、ディスプレイ18に検定画像として表示させる。
【0055】
検定画像が表示されると、オペレータによる検定が行われ、必要に応じて画像の修正(画像処理条件の修正)が行われ、検定OKであれば、このコマの出力指示が行われて、このコマに対する画像処理条件が決定し、引き続いて、次の画像(次コマ)の検定に移行する。
検定OKによる出力指示に応じて、画像処理部62が対応するコマのファインスキャンデータを読み出し、決定した画像処理条件に応じて画像処理を行い、出力用画像データとしてデータ変換部66に送る。
また、画像処理部62は、この出力用画像データを記憶手段68にも送る。記憶手段68は、供給された出力用画像データと、前述の識別情報とを対応付けして、記憶する。
【0056】
データ変換部66は、この出力用画像データを3D−LUT等によって変換してプリンタ22による画像記録に対応する画像データに変換して、プリンタ22に送る。
【0057】
データ変換部66から画像データを供給されたプリンタ22は、焼付機において、この画像データに応じて変調した光ビームで感光材料を二次元的に走査露光して潜像を形成し、次いで、現像機において、露光済みの感光材料に所定の湿式現像処理を施し、乾燥して、(仕上がり)プリントとして出力する。
【0058】
このようにして、フォトプリンタ10から出力されたプリントは、所定のタイミングで検品に供され、NG(不適品)と判定されたプリントについては、リプリントが行われる。
このようなリプリントにおいて、赤目補正を行う場合には、オペレータの指示により、フォトプリンタ10が、赤目補正モードにされる。
【0059】
赤目補正モードにおいては、まず、オペレータによって、赤目補正をするプリントに対応するコマ(画像)が指定、すなわち記憶手段68からの対応する画像データの呼び出し指示が行われる。なお、赤目補正するコマの呼び出し指示は、複数コマを一度に行ってもよい。
赤目補正を行うコマの呼び出し指示は、前述のように、前記識別情報、具体的には、プリントのシリアル番号、プリントのコマ番号、フィルムID等をキーボード20aなどを用いて入力することで行えばよい。あるいは、フィルムIDやプリント出力日時等の入力に応じて、対応する画像データの画像をディスプレイに表示して、GUI等によってオペレータが赤目補正処理を行うコマを呼び出し指示するようにしてもよい。
【0060】
前述のように、赤目補正モードでは、このコマの呼び出し指示が、このコマに対する赤目補正処理実行の指示となる。従って、このコマの呼び出し指示の入力に応じて、赤目補正部70が、記憶手段68から、対応する出力画像データを読み出して、次いで、自動的に前述のような全自動の赤目補正処理を行い、赤目修正を施した画像データを、ディスプレイ18用のデータ変換部64に送る。
赤目補正部70は、好ましくは、さらに赤目修正処理を施さない出力画像データも、データ変換部64に送る。
【0061】
データ変換部64は、両画像データをディスプレイ18による表示に対応する画像データに変換すると共に、両者を並べた画像としてディスプレイ64表示させる。この表示画面の一例の模式図を図4に示す。
オペレータが赤目補正結果の確認を行い、さらに赤目補正を行う瞳がある場合には、マウス20b等を用いて「追加」ボタンを押下(クリック)する。これに応じて、赤目補正部70は、再度、赤目検出および赤目修正を行い、修正した画像をデータ変換部64に送る。
また、赤目補正結果の修正が必要である場合には、「修正」ボタンを押下して、例えば、レタッチソフト等と同様にして、マウス20b等を用いて赤目補正結果の修正(赤目補正画像の修正)を行う。なお、「修正」ボタンの押下は、赤目補正結果の削除(補正前に戻す)の指示であってもよい。
【0062】
全自動での赤目補正が適正である場合、また、修正等により赤目補正が適正になった場合には、オペレータが「確定」ボタンを押下する。これに応じて、赤目補正部70は、赤目補正を施した画像データをデータ変換部66に送る。なお、「テスト」ボタンは、テストプリントの指示である。
これ以降は、同時プリントの際と同様に処理が行われ、データ変換部66で変換された画像データがプリンタ22に供給され、プリンタ22において、このコマのプリント(リプリント)が出力される。
【0063】
なお、上述のような赤目補正の確認や修正は、1コマずつ行ってもよく(随時確認方式)、あるいは、複数コマの確認を一度に行ってもよく(一括確認方式)、両確認方式を切り替え可能にしてもよい。
【0064】
従来のフォトプリンタでは、リプリントやリメイク等の再プリントで赤目補正処理を行う場合にも、フィルムFの画像読取すなわちプレスキャンおよび本スキャン(デジタルカメラからのプリントでは、撮影画像データの再読取)を行い、画像処理条件の設定〜画像処理〜赤目補正処理を行う必要があり、操作性および生産性(処理効率)が悪いのは、前述のとおりである。
これに対し、出力用画像データやファインスキャンデータを記憶しておき、赤目補正指示に応じて、対応する画像データを読み出して赤目補正処理を行う本発明によれば、再プリントでの赤目補正を行う際にも、フィルムの画像読取を行う必要がなく、操作性や生産性を向上できる。さらに、上記実施例のように、出力用画像データを記憶しておけば、画像処理条件の設定や色/濃度補正等の画像処理も不要にして、赤目補正処理を施した再プリントが可能であり、赤目補正処理を実施しての同時プリントの生産性を、より向上できる。
【0065】
以上、本発明の赤目補正方法および画像処理装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0066】
例えば、以上の例では、赤目補正モードを設定して、このモードの際には、再プリントするコマ(画像)の指定(呼び出し指示)が、このコマに対する赤目補正処理の実施指示となっていた。しかしながら、本発明は、これに限定はされず、赤目補正モードを有さず、コマの指定および赤目補正処理の指示によって前述のような赤目補正を行うようにしてもよい。あるいは、赤目補正モードを有する態様であっても、これ以外の作業モードの際に入力された、コマの指定および赤目補正処理の指示に応じて、適宜、赤目補正処理を行うようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、再プリントの際の赤目補正処理を、画像の再読み取り等を不要にして効率よく行うことができ、デジタルフォトプリンタにおいて、赤目補正処理の操作性や生産性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の赤目補正方法の一例を実施する本発明の画像処理装置の一例を有するデジタルフォトプリンタの一例のブロック図である。
【図2】図1に示されるデジタルフォトプリンタのスキャナの概念図である。
【図3】図1に示されるデジタルフォトプリンタの画像処理装置のブロック図である。
【図4】赤目補正結果の確認画面の一例の概念図である。
【符号の説明】
10 (デジタル)フォトプリンタ
12 スキャナ
14 画像処理装置
18 ディスプレイ
20 操作系
22 プリンタ
24 光源
26 ドライバ
28 拡散ボックス
30 キャリア
32 結像レンズユニット
34 読取部
36 アンプ
38 A/D変換器
40 搬送ローラ対
42,44 マスク
50 信号処理部
52 pFM(プレスキャンメモリ)
54 fFM(ファインスキャンメモリ)
56 入力処理部
58 セットアップ部
60 検定処理部
62 画像処理部
64,66 データ変換部
68 記憶手段
70 赤目補正部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention belongs to the technical field of red-eye correction by image processing, and more specifically, a red-eye correction method that enables efficient red-eye correction during reprinting and the like, and image processing that implements the red-eye correction method Relates to the device.
[0002]
[Prior art]
At present, printing of an image taken on a photographic film (hereinafter referred to as a film) such as a negative film or a reversal film onto a photosensitive material (photographic paper) is performed by projecting an image on the film onto the photosensitive material, and so-called direct exposure. Exposure is mainstream.
On the other hand, in recent years, an image recorded on a film is photoelectrically read and the read image is converted into a digital signal, and then subjected to various image processing to obtain image data for recording. A digital photo printer that exposes a photosensitive material with modulated recording light and outputs it as a print has been put into practical use.
[0003]
A digital photo printer basically includes a scanner (image reading device) that photoelectrically reads an image recorded on a film, and an image that is subjected to image processing on the image data read by the scanner to obtain image data for output. In accordance with image data output from the input device having the processing device and the image processing device, for example, the photosensitive material is exposed by light beam scanning to record a latent image, and development processing is performed (finished) to produce a print Machine (printer / processor).
[0004]
A digital photo printer photoelectrically reads an image taken on a film and uses the image as digital image data to perform image processing and exposure of a photosensitive material. Therefore, a print can be created not only from an image shot on a film but also from an image (image data) shot by a digital camera or the like.
In addition, since image processing is performed by image data processing, it is possible not only to correct color and density very well, but also in normal direct exposure printers such as gradation correction and sharpness processing (sharpness enhancement processing). High-quality images can be obtained by performing impossible image processing.
Further, in digital photo printers, not only printing but also outputting image data as an image file to a recording medium such as a CD-R is performed.
[0005]
By the way, in an image including a person such as a portrait, the most important factor affecting the image quality is the finish of the person. Therefore, the red-eye phenomenon in which a person's eyes (pupil) become red due to the influence of strobe emission at the time of photographing becomes a serious problem.
In a direct-exposure photo printer, it is necessary to correct a film using a color material or the like in order to correct red eyes, that is, an operator having a technique takes time and effort to correct the film. Therefore, in the case of simultaneous printing, red-eye correction is virtually impossible.
[0006]
On the other hand, in a digital photo printer, red-eye correction can be performed by image analysis and image data processing without any modification to the film. For example, a red eye is detected by detecting a pupil with red eyes by automatic extraction using position extraction, image analysis by an operator, etc., and color-converting the pupil (its image data) to correct red eyes. Correction processing is performed.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Here, in the case of a printer that uses a digital photo printer equipped with a red-eye correction function, if red eyes are found by inspection during simultaneous printing, the print is remade (reprinted) as an NG print. It is common to provide the customer with prints that are red-eye corrected. In addition, there is a case where red-eye correction is requested at the time of reprinting (reprinting) according to a customer's request.
In digital photo printers, when correcting red-eye by such remake or reprint (hereinafter collectively referred to as reprint), the above-mentioned scanner is used to photoelectrically read the film and print output in simultaneous printing. It is necessary to perform exactly the same processing and perform red-eye correction processing.
[0008]
That is, in a digital photo printer, reprinting for performing red-eye correction processing needs to perform exactly the same work as normal print output, etc., once for a frame that has been printed, and the operability and efficiency are poor. , One of the causes of lowering productivity.
[0009]
An object of the present invention is to solve the problems of the prior art, and the red-eye correction processing in reprinting such as remake and reprinting can be efficiently performed with good operability without reading the film again. An object of the present invention is to provide a red-eye correction method that can be performed and an image processing apparatus that implements the red-eye correction method.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the red-eye correction method of the present invention stores at least one of the original image data and the output image data when the image data is subjected to image processing to generate and output image data. The image data of the output image data that has been output previously is instructed to read out the corresponding original image data or output image data from the storage means, and the red-eye is read into the image data. Provided is a red-eye correction method characterized by performing correction processing and generating output image data again.
[0011]
The image processing apparatus of the present invention is an image processing apparatus that performs image processing on the supplied original image data to generate and output output image data, which is related to the previously output output image data. A storage unit that stores at least one of the original image data and the output image data in association with the image identification information, and the image when the red-eye correction of the image of the output image data output previously is instructed. An image processing apparatus comprising: red-eye correction means for reading original image data or output image data of an image instructed to correct red-eye from the storage means using the identification information I will provide a.
[0012]
In the present invention, a mode for performing red-eye correction is set as the processing mode, and in this mode, the red-eye correction means issues an image calling instruction using the identification information to the image. As a red-eye correction instruction, it is preferable to automatically perform red-eye correction processing on the original image data or output image data of this image, and further, the image after red-eye correction by the red-eye correction means, or further this red-eye correction It is preferable to have display means for displaying an image before red-eye correction together with a later image.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a red-eye correction method and an image processing apparatus of the present invention will be described in detail based on preferred embodiments shown in the accompanying drawings.
[0014]
FIG. 1 is a block diagram showing an example of a digital photo printer that uses the image processing apparatus of the present invention that implements the red-eye correction method of the present invention.
[0015]
A digital photo printer 10 (hereinafter referred to as a photo printer 10) shown in FIG. 1 photoelectrically reads an image photographed on a (photo) film F, or image data of an image photographed by a digital camera or the like ( An image file) is acquired and output as a (photo) print, and basically includes a
[0016]
The
[0017]
In the
The
[0018]
The
[0019]
In the illustrated example, the
The conveyance roller pairs 40a and 40b are known (photographic) film conveyance roller pairs, and are arranged with a predetermined reading position sandwiched in the film F conveyance direction. Since the
[0020]
Light that has passed through the frame positioned at the reading position (projected light that carries an image) enters the
The
An image signal from the
[0021]
In such a
Next, under the action of the driver 26, for example, the R LED of the
Thereafter, in the same manner, the G and B LEDs of the
[0022]
Here, in the
[0023]
In the illustrated example, pre-scanning and fine scanning are performed frame by frame as an example. When the reading of one frame is completed, the
[0024]
The scanner for supplying the image data of the film F to the
Therefore, instead of the LED light source of the three primary colors as shown in the illustrated example, the reading light of the three primary colors may be incident on the film using a white light source and a filter of the three primary colors. In addition to a scanner that performs reading by surface exposure using an area CCD sensor, a scanner that photoelectrically reads the film F by slit scanning using a line CCD sensor may be used.
[0025]
As described above, the digital image signal output from the
The
[0026]
In the illustrated example, the
As shown in FIG. 1, the
[0027]
The image signal sent from the
The
The
[0028]
As described above, the
Image data of an image taken with a digital camera is usually recorded on a recording medium such as a smart media TM or a compact flash TM . When the
[0029]
The
[0030]
The
The image processing condition setting method and the image processing method may be known methods. In addition, when the image correction by the operator is entered during the verification, the
[0031]
The
The image processing of the pre-scan data in the
[0032]
The
Further, the
[0033]
On the other hand, the
The image processing performed by the
In the present invention, the
[0034]
The
[0035]
In the image processing apparatus 14 (photo printer 10) according to the present invention, the image data is not limited to being output to the
For example, in addition to the
[0036]
The
As long as the storage means 68 has a sufficient capacity, various known storage means can be used. Also, the storage means 68 is not built in the
[0037]
There is no particular limitation on the identification information, and output image data (corresponding frame (image)) and an image (usually a print) output using this output image data can be associated one-to-one. For example, various types of information can be used, and it is only necessary to obtain and associate them by known means such as use of information supplied from the
As identification information, for example, a print serial number, a print frame number, an ID number of a film F that has read this image data (hereinafter referred to as film ID), a print output date, a customer ID, a shooting date, a print One or more of the order information such as is exemplified.
[0038]
The storage period of the output image data of each frame in the
For example, when the red-eye correction mainly corresponds to remake (reprinting of NG prints discovered by inspection or the like), the storage period may be about 1 to 7 days. On the other hand, if the red-eye correction also corresponds to reprinting (request for extra printing by the customer), it may be about one month.
[0039]
In the illustrated
[0040]
When the fine scan data is stored, it is necessary to perform image processing in the
When only the output image data is stored, it is not possible to cope with a change in print size or the like, but on the other hand, only red-eye correction needs to be performed at the time of reprinting, and good productivity can be ensured. That is, when red-eye correction mainly corresponds to remake, it is most preferable because red-eye correction can be performed while minimizing a decrease in productivity in simultaneous printing or the like.
When the output image data and fine scan data are stored, the storage means 68 requires a large storage capacity, but the inconvenience of storing only one can be solved.
[0041]
Which data is stored may be appropriately determined according to the performance and cost required of the
[0042]
The red-
In addition, the red-
[0043]
The red-eye correction mode is basically a work mode corresponding to reprinting (remake or reprinting) for a frame that has once been printed or the like, and is a mode for performing redeye correction processing by reprinting.
In the illustrated example, a frame (output image data) corresponding to a print on which red-eye correction processing is performed is specified using the above-described identification information and the like, and in response to this, the red-
[0044]
The red-eye correction process in the red-
As an example, from the image data read out from the storage means 68, the red eyes in the image are automatically detected by image analysis (red eye detection), and further, the correction (red eye correction) is automatically performed by image processing. A red-eye correction processing method is exemplified.
[0045]
There are no particular limitations on the red-eye detection method, and various known methods can be used.
As an example, a method of performing face extraction and detecting pupils and / or red eyes from the extracted face is exemplified.
[0046]
The face extraction may be performed by a known method, for example, a face detection method by edge detection or shape pattern detection; a face detection method by hue extraction or skin color extraction; a candidate area is extracted, and the candidate area is divided into small areas Then, the feature quantity for each area is collated with a preset face area pattern, and the face area is extracted from the accuracy (see Japanese Patent Laid-Open No. 2000-137788); A method of extracting the face area by evaluating the accuracy from the degree of overlap of the candidate areas (see Japanese Patent Laid-Open No. 2000-149018); extracting the face candidate areas and setting the density of each candidate area to a value corresponding to a predetermined threshold value In some cases, a method for extracting a body region by extracting a body region and evaluating the accuracy using the density and saturation contrast of the face and body region (see Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-148980); Exemplification It is.
[0047]
A method for detecting red eyes from the extracted face area may be performed by a known method.
For example, pupil detection using edge detection, shape pattern detection, position information, hue information, etc. to detect red eyes from hue, etc .; eye detection using edge detection, shape pattern detection, position information, etc. , A method of extracting a low luminance region from the luminance histogram of the eye image data, extracting the pupil region by contracting the extracted low luminance region, and detecting a red eye from a hue or the like; The image feature amount z using the hue or the like is obtained for each pixel, the xyz three-dimensional space is set, the xy plane is divided from the mountain distribution of the z value, and shape information and statistical image features are divided for each divided region. Examples include a method for detecting red eyes from an amount or the like (see JP 2000-76427 A).
[0048]
Further, the detected red-eye correction method is not limited and may be performed by a known method.
For example, a method of correcting red eyes by color conversion or saturation reduction of detected red eyes; a method of correcting the saturation or lightness of all other pixels so as to be close to pixels of the minimum brightness in the detected red eye region -76427)); and the like.
[0049]
In the present invention, the result of red-eye correction by the red-
The red-eye correction process is preferably a fully automatic process as described above, except for the correction process of the correction result. However, in order to reduce the required cost of the
[0050]
The image data converted by the
As an example, each of the R, G, and B light beams is modulated in accordance with the image data output from the image processing device 14 (data conversion unit 66), and the light beams are deflected in the main scanning direction to obtain a predetermined value. In this recording position, the photosensitive material (printing paper) is conveyed in the sub-scanning direction perpendicular to the main scanning direction, and the photosensitive material is scanned and exposed two-dimensionally to record a latent image. And a developing machine (processor) that receives the exposed photosensitive material from the printing machine, performs a predetermined wet development process such as development, bleaching / fixing, washing with water, etc., and outputs it as a (finished) print A printer (printer / processor) consisting of
[0051]
Hereinafter, the operation of the
In the following description, remake in simultaneous printing or the like is taken as an example, but the red-eye correction processing according to the present invention may be basically performed in the same manner in reprinting.
[0052]
When the film F is set on the
Next, the
When the reading of one frame is completed, the
[0053]
The image signal read by the
In the
[0054]
When the pre-scan data is stored in the
When the image processing conditions are set, the
[0055]
When the test image is displayed, the test is performed by the operator, and the image is corrected (correction of the image processing conditions) as necessary. If the test is OK, the output instruction of this frame is issued, The image processing conditions for the frame are determined, and then the process proceeds to the next image (next frame) test.
The fine scan data of the corresponding frame is read by the
Further, the
[0056]
The
[0057]
The
[0058]
In this way, the print output from the
In such reprinting, when red-eye correction is performed, the
[0059]
In the red-eye correction mode, first, an operator designates a frame (image) corresponding to a print for which red-eye correction is performed, that is, an instruction to call the corresponding image data from the
As described above, an instruction for calling a frame for performing red-eye correction can be performed by inputting the identification information, specifically, a print serial number, a print frame number, a film ID, or the like using the
[0060]
As described above, in the red-eye correction mode, the call instruction for this frame is an instruction to execute the red-eye correction process for this frame. Therefore, the red-
The red-
[0061]
The
The operator confirms the red-eye correction result, and if there is a pupil for further red-eye correction, the “add” button is pressed (clicked) using the
If correction of the red-eye correction result is necessary, the “correct” button is pressed to correct the red-eye correction result using the
[0062]
When full-eye red-eye correction is appropriate, or when red-eye correction is appropriate due to correction or the like, the operator presses the “OK” button. In response to this, the red-
Thereafter, processing is performed in the same manner as in simultaneous printing, and the image data converted by the
[0063]
Note that the red-eye correction check and correction described above may be performed one frame at a time (as-needed confirmation method), or multiple frames may be confirmed at one time (collective confirmation method). Switching may be possible.
[0064]
In a conventional photo printer, even when red-eye correction processing is performed by reprinting such as reprinting or remake, image reading of film F, that is, pre-scanning and main scanning (in the case of printing from a digital camera, re-reading of photographed image data) is performed. As described above, it is necessary to perform image processing condition setting to image processing to red-eye correction processing, and the operability and productivity (processing efficiency) are poor.
On the other hand, according to the present invention in which image data for output and fine scan data are stored and the corresponding image data is read out and red-eye correction processing is performed in accordance with a red-eye correction instruction, red-eye correction in reprinting is performed. Also when performing, it is not necessary to read the image of the film, and operability and productivity can be improved. Furthermore, if output image data is stored as in the above embodiment, image processing such as setting of image processing conditions and color / density correction are not required, and reprinting with red-eye correction processing is possible. Yes, it is possible to further improve the productivity of simultaneous printing by performing the red-eye correction process.
[0065]
As described above, the red-eye correction method and the image processing apparatus of the present invention have been described in detail. However, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various improvements and modifications can be made without departing from the gist of the present invention. Of course it is good.
[0066]
For example, in the above example, the red-eye correction mode is set, and in this mode, the designation (calling instruction) of the frame (image) to be reprinted is the execution instruction for the red-eye correction processing for this frame. . However, the present invention is not limited to this, and the red-eye correction mode may not be provided, and the above-described red-eye correction may be performed by specifying a frame and instructing a red-eye correction process. Alternatively, even in a mode having the red-eye correction mode, the red-eye correction process may be appropriately performed in accordance with the frame designation and the red-eye correction process instruction input in the other work modes. .
[0067]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, the red-eye correction process at the time of reprinting can be performed efficiently without the need to re-read the image. In the digital photo printer, the red-eye correction process can be performed efficiently. Operability and productivity can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an example of a digital photo printer having an example of an image processing apparatus of the present invention that implements an example of a red-eye correction method of the present invention.
FIG. 2 is a conceptual diagram of the scanner of the digital photo printer shown in FIG.
3 is a block diagram of the image processing apparatus of the digital photo printer shown in FIG. 1. FIG.
FIG. 4 is a conceptual diagram illustrating an example of a confirmation screen for a red-eye correction result.
[Explanation of symbols]
10 (digital)
54 fFM (Fine Scan Memory)
56
Claims (4)
先に出力した出力用画像データにかかる画像の識別情報に対応付けして、原画像データおよび出力用画像データの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、
先に出力した出力用画像データの画像の赤目補正を指示された際に、前記画像の識別情報を用いて、前記記憶手段から赤目補正を指示された画像の原画像データもしくは出力用画像データを読み出し、赤目の補正処理を行う赤目補正手段とを有することを特徴とする画像処理装置。An image processing apparatus that performs image processing on supplied original image data to generate and output image data for output,
Storage means for storing at least one of the original image data and the output image data in association with the identification information of the image related to the output image data output previously;
When the red-eye correction of the image of the output image data output previously is instructed, the original image data or the output image data of the image instructed to correct the red-eye from the storage means is used using the identification information of the image. An image processing apparatus comprising red-eye correction means for performing read-out and red-eye correction processing.
このモードの際には、前記赤目補正手段は、前記識別情報を用いた画像の呼び出し指示を、この画像に対する赤目補正指示として、自動的に、この画像の原画像データもしくは出力用画像データに赤目補正処理を実施する請求項2に記載の画像処理装置。As the processing mode, a mode for red-eye correction is set,
In this mode, the red-eye correction means automatically uses the identification information as an image call instruction as a red-eye correction instruction for the image, and automatically adds red-eye to the original image data or output image data of the image. The image processing apparatus according to claim 2, wherein correction processing is performed.
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2002
- 2002-08-30 JP JP2002254964A patent/JP2004096439A/en active Pending
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