JP2004092123A

JP2004092123A - Locking structure for cover of underground structure

Info

Publication number: JP2004092123A
Application number: JP2002253085A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Yoshida; 吉田　武司; Takashi Kawada; 河田　貴志; Yuji Imoto; 井本　裕児; Hiroki Muraoka; 村岡　広樹
Original assignee: Hinode Ltd
Current assignee: Hinode Ltd
Priority date: 2002-08-30
Filing date: 2002-08-30
Publication date: 2004-03-25
Anticipated expiration: 2022-08-30
Also published as: JP3686641B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a locking structure for a cover of an underground structure which prevents the omission of locking. <P>SOLUTION: The locking structure for the cover 1 of the underground structure is composed of a cover body 3 with a locking means 10 and a bearing frame 2 with a lock seat 13 which allows the mounting of the cover body 3 thereon and engages with the locking means 10, wherein the locking means 10 engages with or disengages from the lock seat 13 by operating a claw bar. The cover body 3 has a closed-end claw bar hole 7 formed in the peripheral portion thereof, which has a top plate 7a having a claw bar insertion hole 6 formed therein and a bottom plate 7b having an operating pin through hole 7c formed therein. Then an operating pin 8 having an engaging portion 8a at the tip thereof, for engaging with the tip of the claw bar, is penetrated through the operating pin through hole 7c, and arranged such that the engaging portion 8a is located in the claw bar hole 7 concentrically with the claw bar insertion hole 6. The locking means 10 is arranged under the claw bar hole 7 so as to engage with or disengage from the lock seat 13 accompanied by the horizontal rotation of the operating pin 8, and only when the locking means 10 engages with the lock seat 13, the tip of the claw bar slips out of the engaging portion 8a of the operating pin 8. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地下構造物用蓋の施錠構造に関する。なお、本明細書でいう「地下構造物用蓋」とは、下水道における地下埋設物，地下構造施設等と地上とを通じる開口部を閉塞する大型鉄蓋，マンホール蓋，汚水桝蓋、電力・通信における地下施設機器や地下ケーブル等を保護する開閉可能な共同溝用鉄蓋，送電用鉄蓋，配電用鉄蓋、上水道やガス配管における路面下の埋設導管及びその付属機器と地上とを結ぶ開閉扉としての機能を有する消火栓蓋，制水弁蓋，仕切弁蓋，空気弁蓋，ガス配管用蓋，量水器蓋等を総称する。
【０００２】
【従来の技術】
各種の地下構造物用蓋は、マンホール等の地下構造物の上端に設置される受枠と、これに支持される蓋本体とから構成されるが、従来からこの地下構造物用蓋には、第三者による地下構造物内への侵入や地下構造物内への不法投棄、または地下構造物内からの揚圧による蓋本体の飛散等を防止するために、蓋本体と受枠とを施錠するための施錠構造が設けられている。
【０００３】
例えば、実開昭５７−３８８５３号公報に記載された地下構造物用蓋の施錠構造は、図１８に示す様に、マンホール蓋１０１の所要部に挿入孔１０２を設け、この挿入孔１０２の直下に吊上げハンドル１０３の鍵片１０４と係合する受入溝がその頂面に形成された施解錠シャフト１０５を回転可能に設け、施解錠シャフト１０５にはマンホール枠１０６に設けた施錠係合部１０７に係合する錠係止片１０８を設けた構成であり、施錠または解錠する際には、吊上げハンドル１０３の鍵片１０４を受入溝に挿入して施解錠シャフト１０５を９０度前後回転させることにより施錠または解錠している。
なお、上記した地下構造物用蓋の施錠構造によれば、吊上げハンドルにより、マンホール蓋のマンホール枠に対する施解錠と、マンホール蓋の開蓋とを兼用することができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した地下構造物用蓋の施錠構造では、マンホール蓋を閉蓋した後に、吊上げハンドルの鍵片を施解錠シャフトに形成した受入溝に挿入して施解錠シャフトを時計回りに９０度前後回転させるという施錠操作を行ってはじめて施錠ができる構造であるために、マンホール蓋を閉蓋した後に施錠をし忘れることがあるという不都合があった。
【０００５】
本発明は、上記の点に鑑みて創案されたものであって、施錠をし忘れることのない地下構造物用蓋の施錠構造を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る地下構造物用蓋の施錠構造は、施錠手段を備えた蓋本体と、該蓋本体を載置し前記施錠手段と係合する錠座を備えた受枠とからなり、バールの操作により前記錠座に対して前記施錠手段を係合状態または非係合状態とする地下構造物用蓋の施錠構造において、前記蓋本体の周縁部には、バール挿通孔が形成された天板と操作ピン貫通孔が形成された底板を有する有底のバール孔を設け、前記バール孔には、その先端にバールの先端と係合する係合部が形成された操作ピンを、前記操作ピン貫通孔を貫通させて、前記バール挿通孔と同軸上に、前記係合部が前記バール孔内に位置するように設け、前記バール孔の下方には、前記施錠手段を、前記操作ピンの水平回転にともなって前記錠座に対して係合状態または非係合状態に動作するように設け、前記錠座に対して前記施錠手段が係合状態である場合にのみ、前記バールの先端と前記操作ピンの係合部とが抜脱可能である如き構成としている。
【０００７】
以上の構成においては、閉蓋後、バールをバール挿通孔から抜き出すには、バールの先端と操作ピンの係合部の係合を解かなければならず、バールの先端と操作ピンの係合部の係合を解くためには、錠座に対して施錠手段を係合状態とする必要があるために、バールをバール挿通孔から抜き出す際には、必然的に錠座に対して施錠手段は係合状態となり、施錠のし忘れを確実に防止することが可能である。
また、錠座に対して施錠手段が非係合状態、すなわち、解錠状態である場合には、バールの先端と操作ピンの係合部の係合が抜脱不能であるために、開蓋作業の際に、バールがバール挿通孔から抜けることを確実に防止することができ、開蓋作業時における作業者の安全性を確保することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
また、本発明に係る地下構造物用蓋の施錠構造は、前記錠座に対して前記施錠手段を係合状態または非係合状態に操作する前記バールの先端には、その中央に溝部が形成されたＴ字状部を設け、前記操作ピンの係合部は、前記溝部と交差して係合する一字形凸部形状とし、前記Ｔ字状部を前記係合部に係合させた状態において、前記Ｔ字状部の上面が前記バール孔の天板の下面と略同一高さとしている。
【０００９】
以上の構成においては、バール先端のＴ字状部に形成された溝部と操作ピンの先端に形成された一字形凸部形状である係合部とが係合することにより、開蓋作業の際に、バールがバール挿通孔から抜けることをより一層確実に防止することができる。
また、その先端にＴ字状部が設けられ、さらにＴ字状部の中央に溝部が形成されたバールでのみ開蓋及び解錠作業が可能となり、通常の棒状のバールでは開蓋及び解錠作業ができないため、第三者による開蓋を防止することができる。
【００１０】
さらに、本発明に係る地下構造物用蓋の施錠構造は、前記施錠手段は、前記操作ピンと連動して回動し、前記錠座と係合する係合体を備えた構成としている。
【００１１】
以上の構成においては、操作ピンを水平回転させることにより受枠に形成された錠座に対して係合体を係合状態または非係合状態とするための施解錠操作をスムーズに行うことができる。
【００１２】
また、本発明に係る地下構造物用蓋の施錠構造は、前記施錠手段は、前記操作ピンと連動して回動するカムと、前記バール孔の下方に揺動可能に軸支されるとともに、前記カムの回動にともなって前記カムの下面と当接するカム係合部を形成した係合体とを備え、前記カムの回動にともなって前記カムの下面と前記カム係合部とが当接し前記係合体が揺動することによって前記錠座に対して前記係合体を非係合状態とする構成としている。
【００１３】
以上の構成においては、操作ピンを水平回転させることによりカムが回動し、カムの回動にともなって受枠に形成された錠座に対して係合体を係合状態または非係合状態とするための施解錠操作をより一層スムーズに行うことができるとともに、施錠構造自体をコンパクトに形成することが可能である。
【００１４】
また、本発明に係る地下構造物用蓋の施錠構造は、前記施錠手段は、前記操作ピンと連動して回動するカムと、前記バール孔の下方に前記カムと当接可能かつ前記錠座に向かって進退可能に設けられるとともに、弾性部材により前記錠座側に付勢される係合体とを備え、前記カムの回動にともなって前記カムと前記係合体との当接位置を変えることによって前記錠座に対して前記係合体を係合状態または非係合状態とする構成としている。
【００１５】
以上の構成においては、操作ピンを水平回転させることによりカムが回動し、カムの回動にともなって受枠に形成された錠座に対して係合体を係合状態または非係合状態とするための施解錠操作をより一層スムーズに行うことができるとともに、係合体が弾性部材により受枠の錠座側に付勢されているために、蓋本体を閉めた際に自動的に錠座に対して係合体が係合、すなわち、施錠状態となる。
【００１６】
また、本発明に係る地下構造物用蓋の施錠構造は、前記バール孔の底板と前記操作ピンとの間にパッキンを介在させた構成としている。
【００１７】
以上の構成においては、バール孔からの雨水の流入を防止することが可能となる。
【００１８】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
【００１９】
図１は、本発明を適用した地下構造物用蓋の施錠構造（以下、単に「施錠構造」という）の一実施例を説明するための断面図、図２は図１に示す施錠構造の拡大図、図３は図２に示す施錠構造の分解斜視図である。図１に示すように地下構造物用蓋１は、受枠２とこの受枠２にテーパ嵌合により装着される蓋本体３とにより構成された平面視円形状をなし、蓋本体３が地表面と面一をなすように設置される。蓋本体３は、一方側に設けられた蝶番構造４により受枠２に連結されており、他方側に設けられた施錠構造５により受枠２に係合されて開蓋及び浮き上がりが防止されている。蓋本体３は、蓋本体３の外周縁に設けられたバール孔７に後述するバールの先端が挿入されて施錠構造５が解錠されるとともに、このバールにより受枠２の上方に引き上げられ、蝶番構造４を介して水平旋回、または垂直反転によって開蓋される。
【００２０】
図１、図２及び図３に示すように、蓋本体３のバール孔７は天板７ａと底板７ｂとを有しており、天板７ａには蓋本体３の開閉専用工具としてのバール（図４参照）の先端に形成されたＴ字状部６ａが挿通でき、蓋本体３の中心方向に縦長の形状をしているバール挿通孔６が形成され、底板７ｂには操作ピン貫通孔７ｃが形成されている。
【００２１】
また、上記したバール挿通孔６と同軸上であるとともに、操作ピン８の先端に形成された係合部８ａがバール孔７内に位置するように操作ピン８が操作ピン貫通孔７ｃを貫通させた状態で配置されている。なお、操作ピン８の係合部８ａはバール先端のＴ字状部６ａに形成された溝部（図４参照）と係合する一字形凸部形状をなしており、操作ピン８の係合部８ａとバール先端のＴ字状部６ａとが確実に係合し得るようになっている。さらにバール孔７の底板７ｂと操作ピン８との間には、パッキン９が介在しており、このパッキン９によりバール孔７からの雨水の流入を防止できるようになっている。
【００２２】
また、バール孔７の下方には、操作ピン８の水平回転にともなって回動する施錠手段としての係合体１０が設けられている。この係合体１０は略円柱状である係合体本体１１に係合突起部１２が形成されており、この係合突起部１２は受枠２に設けられた錠座１３と係合し得るようになっている。
【００２３】
さて、操作ピン８と係合体１０との取り付けについては、図３で示すように、操作ピン８とバール孔７の底板７ｂとの間にパッキン９を介在させるとともに、操作ピン８の係合部８ａがバール孔７内に位置するように操作ピン８を操作ピン貫通孔７ｃに貫通させて配置し、バール孔７の下方へ突出した操作ピン８を係合体１０に設けられた孔部１４に挿通し、操作ピン８にナット１５を螺合することにより行う。
【００２４】
上記のようにして操作ピン８と係合体１０の取り付けを行った施錠構造５を有する蓋本体３を受枠２に装着し施錠状態とすると、図５に示すように係合突起部１２が錠座１３内に位置した状態となる。このため、地下構造物内部に揚圧が生じ、蓋本体３が持ち上げられたとしても、係合突起部１２が錠座１３と係合して蓋本体３が開蓋することはない。
【００２５】
次に蓋本体３の開閉作業について説明する。蓋本体３を開蓋するときは、バール挿通孔６からバールの先端に形成されたＴ字状部６ａを挿通し、バールを水平回転させた後、蓋本体３と受枠２との食い込みを解除することにより行う。
すなわち、バール挿通孔６からバール先端のＴ字状部６ａを挿通し、Ｔ字状部６ａの中央に形成された溝部と一字形凸部形状をした操作ピン８の係合部８ａとを係合させ、この状態でバールを略９０度反時計回りに水平回転すると、バール先端のＴ字状部６ａと係合した操作ピン８が略９０度水平回転し、操作ピン８の水平回転に連動して係合体１０が回動し、図６に示すように係合突起部１２が錠座１３内に位置しない状態となる。
この状態においては、バール先端のＴ字状部６ａが天板７ａのバール挿通孔６の両側部分に係合しているので、バールにテコの要領で力を加えることにより蓋本体３と受枠２との食い込みを解除し、バールにより蓋本体３を受枠２の上方へ引き上げ、続いて蝶番構造４を介して蓋本体３を水平旋回または垂直反転することにより開蓋される。
【００２６】
一方、蓋本体３を閉蓋するときは、バール挿通孔６からバール先端のＴ字状部６ａを挿通し、Ｔ字状部６ａと操作ピン８の係合部８ａとを係合させ、この状態でバールを水平回転することにより係合突起部１２が閉蓋したときに錠座１３と係合しない位置（図６の位置）になるように合わせ、この状態において蓋本体３を受枠２に挿着する。その後、バールを略９０度時計回りに水平回転することによりバール先端のＴ字状部６ａと係合している操作ピン８を略９０度水平回転し、操作ピン８の水平回転に連動して係合体１０が回動し、図５に示すように係合突起部１２が錠座１３内に位置する状態に戻り、施錠状態とすることができる。なお、この状態においては、バール先端のＴ字状部６ａは、バール挿通孔６から抜き出し可能な向きとなるため、バール先端のＴ字状部６ａと操作ピン８の係合部８ａとの係合が抜脱可能となり、バールをバール挿通孔６から抜きとることができる。
【００２７】
ここで、本実施例では、係合突起部１２と錠座１３とが係合状態である場合には、バール先端のＴ字状部６ａと操作ピン８の係合部８ａとの係合が抜脱可能であり、係合突起部１２と錠座１３とが非係合状態である場合には、バール先端のＴ字状部６ａと操作ピン８の係合部８ａとの係合が抜脱不能であるように構成されている。
すなわち、蓋本体３と受枠２とが解錠状態にある場合（係合突起部１２と錠座１３とが非係合状態である場合）には、図４に示すように、符号ａで示す側は、バールのＴ字状部６ａに形成された溝部と一字形凸部形状をした操作ピン８の係合部８ａとが係合しており、符号ｂで示す側は、バールのＴ字状部６ａの上面がバール孔７の天板７ａの下面と略同一高さとなり近接しているため、バール先端のＴ字状部６ａと操作ピン８の係合部８ａとの係合が抜脱不能となる。また蓋本体３と受枠２とが施錠状態にある場合（係合突起部１２と錠座１３とが係合状態である場合）には、バール先端のＴ字状部６ａはバール挿通孔６から抜き出し可能な向きとなるため、バール先端のＴ字状部６ａと操作ピン８の係合部８ａとの係合が抜脱可能となる。
【００２８】
図７は本発明を適用した施錠構造の他の実施例を説明するための断面図、図８は図７に示す施錠構造の分解斜視図である。
本実施例では、バール孔７の下方に操作ピン８の水平回転にともなって回動する円柱状のカム１６と、その上面にカム１６の回動にともなってカム１６の下面と当接するカム係合部１７が形成されるとともに、その両側面にバール孔７の下方に位置するように設けた係合体支持部１９に揺動可能に枢支される係合体枢支軸１８が形成された係合体１０とが施錠手段として備えられている。
【００２９】
ここで、係合体１０に形成したカム係合部１７と当接するカム１６の底面は、図９（カム１６の底面を上にした図）で示すように、平面視０度と１８０度の位置で円柱状のカム１６の高さが最大となり、平面視９０度と２７０度の位置で円柱状のカム１６の高さが最小となるような波形状連続面に形成されている。また係合体１０は、略「く」の字形状である係合体本体１１に係合体枢支軸１８が設けられるとともに、受枠２に設けられた錠座１３と係合し得るように形成されている。
【００３０】
さて、本実施例における施錠構造５の取り付けについては、図７及び図８で示すように、操作ピン８とバール孔７の底板７ｂとの間にパッキン９を介在させるとともに、操作ピン８の係合部８ａがバール孔７内に位置するように操作ピン８を操作ピン貫通孔７ｃに貫通させて配置し、バール孔７の下方へ突出した操作ピン８をカム１６に設けられた孔部１４に挿通し、操作ピン８にナット１５を螺合する。次いで、係合体枢支軸１８を係合体支持部１９に軸支し、係合体支持部１９に隣接して形成された固定孔２０にボルトの先端を挿通し、ナットで螺合して係合体１０を固定することにより取り付けを行う。
ここで係合体１０は、係合体枢支軸１８を介して係合体支持部１９に揺動可能に軸支されており、図７または図１１に示すように、略「く」の字形状の係合体１０の一端は蓋本体３の裏面から延出した覆板の下面に当接した状態で静止している。このため係合体１０は、図７の位置から係合体枢支軸１８を支点として時計回りにのみ回動することができ、時計回りに回転したときが解錠状態（係合突起部１２が錠座１３内に位置していない状態）となる。また係合体１０にはコイルバネ２１が取り付けられており、係合体１０は常時図７の状態（施錠状態）に保持されている。
【００３１】
上記のようにして操作ピン８と係合体１０の取り付けを行った施錠構造５を有する蓋本体３を受枠２に装着し、施錠状態とすると、図１０に示すように係合突起部１２が錠座１３内に位置した状態となる。このため、地下構造物内部に揚圧が生じ、蓋本体３が持ち上げられたとしても、係合体１０が錠座１３と係合して蓋本体３が開蓋することはない。
【００３２】
蓋本体３を開蓋するときは、バール挿通孔６からバール先端のＴ字状部６ａを挿通し、バールを水平回転させた後、蓋本体３と受枠２との食い込みを解除することにより行う。
すなわち、バール挿通孔６からバール先端のＴ字状部６ａを挿通し、Ｔ字状部６ａの中央に形成された溝部と一字形凸部形状をした操作ピン８の係合部８ａとを係合させ、この状態でバールを略９０度水平回転すると、バール先端のＴ字状部６ａと係合した操作ピン８が略９０度水平回転し、操作ピン８の水平回転に連動してカム１６が回動し、カム係合部１７の真上にカム１６の高さが最小となる個所が位置している状態（図１１の状態）からカム１６の高さが最大となる位置でカム１６とカム係合部１７とが当接する状態へと変化するに連れて、図１１中符号ｃで示す方向に係合体１０が回転し、図１２に示すように係合体１０が錠座１３内に位置しない状態となる。
この状態においては、バール先端のＴ字状部６ａが天板７ａのバール挿通孔６の両側部分に係合しているので、バールにテコの要領で力を加えることにより蓋本体３と受枠２との食い込みを解除し、バールにより蓋本体３を受枠２の上方へ引き上げ、続いて蝶番構造４を介して蓋本体３を水平旋回または垂直反転することにより開蓋される。
【００３３】
一方、蓋本体３を閉蓋するときは、バールをバール孔７に挿し込んでいない状態において、蓋本体３を受枠２に挿着することにより自動的に施錠することができる。
すなわち、バールをバール孔７に挿し込んでいないときは、係合体１０の係合突起部１２は施錠位置にあるが、この状態において蓋本体３を受枠２に挿着しようとすると、係合突起部１２が受枠２の内周面に沿って当接し、コイルバネによる保持力に反して、図１１のｃの向きに回転する。この状態において蓋本体３を受枠２に落とし込み完全に挿着すると、係合突起部１２がコイルバネの保持力により錠座１３内に位置するように復帰し、施錠状態となる。このように本実施例においては、バールを用いないで閉蓋及び施錠を行うことが可能となる。
【００３４】
図１３は本発明を適用した施錠構造のさらに他の実施例を説明するための断面図、図１４は図１３に示す施錠構造の分解斜視図である。
本実施例では、バール孔７の下方に操作ピン８の水平回転にともなって回動する略卵型のカム１６と、このカム１６の回動にともなって錠座１３に向かって進退可能に取り付けられた係合体１０が設けられている。
【００３５】
ここで係合体１０は、カム１６と当接するカム当接部２２と係合突起部１２が形成されており、この係合突起部１２は受枠２に設けられた錠座１３と係合し得るようになっている。
【００３６】
さて、本実施例における施錠構造５の取り付けについては、図１３、図１４及び図１５で示すように、操作ピン８とバール孔７の底板７ｂとの間にパッキン９を介在させるとともに、操作ピン８の係合部８ａがバール孔７内に位置するように操作ピン８を操作ピン貫通孔７ｃに貫通させて配置し、バール孔７の下方へ突出した操作ピン８をカム１６に設けられた孔部１４に挿通し、操作ピン８にナット１５を螺合する。次いで、蓋本体３の裏面から延出した覆板に形成した固定孔２０に係合体１０に設けられた係合体固定部２３を挿通し、係合体固定部２３にナットを螺合して係合体１０を往復運動可能であるように固定することにより取り付けを行う。
ここで係合体１０は、係合体固定部２３にコイルバネを取り付け、カム１６の短辺部とカム当接部２２とが当接する状態においては、係合突起部１２が錠座１３内に位置するように付勢されている。
【００３７】
上記のようにして操作ピン８と係合体１０の取り付けを行った施錠構造５を有する蓋本体３を受枠２に装着し、施錠状態とすると、カム１６の短辺部とカム当接部２２とが当接し、図１５に示すように係合突起部１２が錠座１３内に位置した状態となる。このため、地下構造物内部に揚圧が生じ、蓋本体３が持ち上げられたとしても、係合体１０が錠座１３と係合して蓋本体３が開蓋することはない。
【００３８】
蓋本体３を開蓋するときは、バール挿通孔６からバール先端のＴ字状部６ａを挿通し、バールを水平回転させた後、蓋本体３と受枠２との食い込みを解除することにより行う。
すなわち、バール挿通孔６からバール先端のＴ字状部６ａを挿通し、Ｔ字状部６ａの中央に形成された溝部と一字形凸部形状をした操作ピン８の係合部８ａとを係合させ、この状態でバールを略９０度水平回転すると、バール先端のＴ字状部６ａと係合した操作ピン８が略９０度水平回転し、操作ピン８の水平回転に連動してカム１６が回動し、カム１６の短辺部とカム当接部２２とが当接した状態からカム１６の長辺部とカム当接部２２とが当接した状態へと変化するに連れて、図１６中符号ｅで示す方向に係合体１０が移動し、図１７に示すように係合突起部１２が錠座１３内に位置しない状態となる。
この状態においては、バール先端のＴ字状部６ａが天板７ａのバール挿通孔６の両側部分に係合しているので、バールにテコの要領で力を加えることにより蓋本体３と受枠２との食い込みを解除し、バールにより蓋本体３を受枠２の上方へ引き上げ、続いて蝶番構造４を介して蓋本体３を水平旋回または垂直反転することにより開蓋される。
【００３９】
一方、蓋本体３を閉蓋するときは、バールをバール孔７に挿し込んでいない状態において、蓋本体３を受枠２に挿着することにより自動的に施錠することができる。
すなわち、バールをバール孔７に挿し込んでいないときは、係合体１０の係合突起部１２は施錠位置にあるが、この状態において蓋本体３を受枠２に挿着しようとすると、係合突起部１２が受枠２の内周面に沿って当接し、コイルバネによる付勢力に反して、受枠２の内周面から退くように移動する。この状態において蓋本体３を受枠２に落とし込み完全に挿着すると、係合突起部１２がコイルバネの付勢力により錠座１３内に位置するように復帰し、施錠状態となる。このように本実施例においては、バールを用いないで閉蓋及び施錠を行うことが可能となる。
【００４０】
以上説明した実施例においては、バールの先端に溝部が形成されたＴ字状部６ａを設け、操作ピン８の係合部８ａを溝部と交差して係合する一字形凸部形状とすることにより、バールのＴ字状部６ａと操作ピン８の係合部８ａとが係合するようにしたが、本発明を適用した施錠構造５は、これに限定されるものではなく、例えば、バール先端のＴ字状部６ａを、溝部を設けない単に略Ｔ字形状としたものとし、操作ピン８の係合部８ａを一字形凹部形状とすることにより、バール先端のＴ字状部６ａと操作ピン８の係合部８ａとが係合するようにすることもできる。
【００４１】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１に記載の地下構造物用蓋の施錠構造によれば、閉蓋後、バールをバール挿通孔から抜き出すには、バールの先端と操作ピンの係合部の係合を解かなければならず、バールの先端と操作ピンの係合部の係合を解くためには、錠座に対して施錠手段を係合状態とする必要があるために、バールをバール挿通孔から抜き出す際には、必然的に錠座に対して施錠手段は係合状態となり、錠座のし忘れを確実に防止することが可能である。
また、錠座に対して施錠手段が非係合状態、すなわち、解錠状態である場合には、バールの先端と操作ピンの係合部の係合が抜脱不能であるために、開蓋作業の際に、バールがバール挿通孔から抜けることを確実に防止することができ、開蓋作業時における作業者の安全性を確保することができる。
【００４２】
また、請求項２に記載の地下構造物用蓋の施錠構造によれば、バール先端のＴ字状部に形成された溝部と一字形凸部形状に形成された操作ピンの係合部とが係合するために、開蓋作業の際にバール先端のＴ字状部がバール挿通孔から抜けることをより確実に防止することができる。
また、その先端にＴ字状部が設けられ、さらにＴ字状部の中央に溝部が形成されたバールでのみ開蓋及び解錠作業が可能となり、通常の棒状のバールでは開蓋及び解錠作業ができないため、第三者による開蓋を防止することができる。
【００４３】
また、請求項３に記載の地下構造物用蓋の施錠構造によれば、バールを水平回転させることにより受枠に形成された錠座に対して係合体を係合状態または非係合状態とするための施解錠操作をスムーズに行うことができる。
【００４４】
また、請求項４に記載の地下構造物用蓋の施錠構造によれば、施解錠操作をスムーズに行うことができるとともに、施錠構造自体をコンパクトにすることができる。
【００４５】
また、請求項５に記載の地下構造物用蓋の施錠構造によれば、施解錠操作をスムーズに行うことができるとともに、係合体は弾性部材により受枠に形成された錠座側に付勢されているために蓋本体を閉めた際に自動的に施錠を行うことができる。
【００４６】
また、請求項６に記載の地下構造物用蓋の施錠構造によれば、バール孔からの雨水の流入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を適用した地下構造物用蓋の施錠構造の一実施例を説明するための断面図である。
【図２】図１に示す施錠構造の拡大図である。
【図３】図２に示す施錠構造の分解斜視図である
【図４】バール先端のＴ字状部と操作ピンの係合部との係合状態を説明するための断面図である。
【図５】図１に示す施錠構造における施錠状態を説明するための断面図である。
【図６】図１に示す施錠構造における解錠状態を説明するための断面図である。
【図７】本発明を適用した地下構造物用蓋の施錠構造の他の実施例を説明するための断面図である。
【図８】図７に示す施錠構造の分解斜視図である。
【図９】カムの底面を上にした状態を示す斜視図である。
【図１０】図７に示す施錠構造における施錠状態を説明するための断面図である。
【図１１】図７に示す施錠構造における係合体の動作を説明するための図である。
【図１２】図７に示す施錠構造における解錠状態を説明するための断面図である。
【図１３】本発明を適用した地下構造物用蓋の施錠構造のさらに他の実施例を説明するための断面図である。
【図１４】図１３に示す施錠構造の分解斜視図である。
【図１５】図１３に示す施錠構造における施錠状態を説明するための断面図である。
【図１６】図１３に示す施錠構造における係合体の動作を説明するための図である。
【図１７】図１３に示す施錠構造における解錠状態を説明するための断面図である。
【図１８】従来の地下構造物用蓋の施錠構造を説明するための図である。
【符号の説明】
１　　地下構造物用蓋
２　　受枠
３　　蓋本体
４　　蝶番構造
５　　施錠構造
６　　バール挿通孔
６ａ　Ｔ字状部
７　　バール孔
７ａ　天板
７ｂ　底板
７ｃ　操作ピン貫通孔
８　　操作ピン
８ａ　係合部
９　　パッキン
１０　　係合体（施錠手段）
１１　　係合体本体
１２　　係合突起部
１３　　錠座
１４　　孔部
１５　　ナット
１６　　カム
１７　　カム係合部
１８　　係合体係止部
１９　　係合体支持部
２０　　固定孔
２１　　コイルバネ
２２　　カム当接部
２３　　係合体固定部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a locking structure for a lid for an underground structure. As used herein, the term “cover for underground structure” refers to a large iron cover, manhole cover, sewage basin cover, electric power / Opening / closing iron lids for open / closed gutters that protect underground facility equipment and underground cables in communications, iron lids for power transmission, iron lids for power distribution, and underground conduits for water and gas pipes, and their auxiliary equipment, and connect the equipment to the ground A fire hydrant cover, a water control valve cover, a partition valve cover, an air valve cover, a gas pipe cover, a water meter cover, and the like, which function as an opening / closing door.
[0002]
[Prior art]
The lids for various underground structures are composed of a receiving frame installed at the upper end of an underground structure such as a manhole and a lid body supported by the same. To lock the lid body and the receiving frame to prevent intrusion into the underground structure by the three parties, illegal dumping into the underground structure, or scattering of the lid body due to lifting pressure from inside the underground structure Is provided.
[0003]
For example, in the locking structure of a lid for an underground structure described in Japanese Utility Model Laid-Open No. 57-38853, an insertion hole 102 is provided in a required portion of a manhole cover 101, as shown in FIG. A receiving groove for engaging with the key piece 104 of the lifting handle 103 is rotatably provided with a locking / unlocking shaft 105 formed on a top surface thereof. The locking / unlocking shaft 105 has a locking engagement portion 107 provided on a manhole frame 106. The locking piece 108 to be engaged is provided. When locking or unlocking, the key piece 104 of the lifting handle 103 is inserted into the receiving groove, and the locking / unlocking shaft 105 is rotated around 90 degrees. Locked or unlocked.
In addition, according to the above-mentioned locking structure of the lid for the underground structure, the lifting handle allows the locking and unlocking of the manhole cover to the manhole frame and the opening of the manhole cover.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the locking structure of the lid for the underground structure described above, after closing the manhole cover, the key piece of the lifting handle is inserted into the receiving groove formed in the locking / unlocking shaft, and the locking / unlocking shaft is rotated around 90 degrees clockwise. Due to the structure that can be locked only by performing a locking operation of rotating, there is an inconvenience that locking may be forgotten after closing the manhole cover.
[0005]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a locking structure for a lid for an underground structure that does not forget to lock.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a locking structure for a lid for an underground structure according to the present invention includes a lid body provided with locking means, and a lock seat for mounting the lid body and engaging with the locking means. A locking frame for an underground structure lid, wherein the locking means is engaged or disengaged with the lock seat by operating a bar. A bottomed burl hole having a top plate in which an insertion hole is formed and a bottom plate in which an operation pin through-hole is formed is provided, and the burl hole has an engagement portion at its tip for engaging with the tip of the burl. The operation pin is provided so as to penetrate the operation pin through-hole and to be coaxial with the burl insertion hole so that the engagement portion is located in the burl hole, and the lock is provided below the burl hole. Means for engaging the lock pin with the horizontal rotation of the operating pin. The tip of the burl and the engaging portion of the operation pin can be pulled out only when the locking means is engaged with the lock seat. It has a certain configuration.
[0007]
In the above configuration, after the lid is closed, in order to pull out the burl from the burl insertion hole, the engagement between the tip of the burl and the operating pin must be disengaged. In order to release the engagement of the burl, it is necessary to bring the locking means into the engaged state with the lock seat. The engagement state is established, and it is possible to reliably prevent forgetting to lock.
Further, when the locking means is disengaged from the lock seat, that is, when the locking means is in the unlocked state, the engagement between the tip of the burl and the engagement portion of the operation pin cannot be disengaged. During the operation, it is possible to reliably prevent the crowbar from falling out of the crowbar insertion hole, and it is possible to ensure the safety of the worker during the opening operation.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Further, in the locking structure of the lid for an underground structure according to the present invention, a groove is formed at the center of the tip of the burl for operating the locking means in an engaged state or a non-engaged state with respect to the lock seat. A state in which a T-shaped portion is provided, and an engaging portion of the operation pin has a one-letter convex shape that intersects and engages with the groove, and the T-shaped portion is engaged with the engaging portion. , The upper surface of the T-shaped portion is substantially flush with the lower surface of the top plate of the burl hole.
[0009]
In the above configuration, the groove formed in the T-shaped portion at the tip of the crowbar engages with the engagement portion having the one-letter convex shape formed at the tip of the operation pin, so that the cover is opened when the cover is opened. In addition, it is possible to more reliably prevent the burl from falling out of the burl insertion hole.
In addition, a T-shaped portion is provided at the tip, and the lid can be opened and unlocked only with a bar having a groove formed in the center of the T-shaped portion. With a normal bar-shaped bar, the lid can be opened and unlocked. Since the work cannot be performed, it is possible to prevent the lid from being opened by a third party.
[0010]
Further, the locking structure of the lid for an underground structure according to the present invention is configured such that the locking means includes an engaging body that rotates in conjunction with the operation pin and engages with the lock seat.
[0011]
In the above configuration, the operation pin can be rotated horizontally to smoothly perform the locking / unlocking operation for bringing the engaging body into the engaged state or the disengaged state with respect to the lock seat formed on the receiving frame.
[0012]
Further, in the locking structure of the lid for an underground structure according to the present invention, the locking means is rotatably pivotally supported below the burl hole with a cam rotating in conjunction with the operation pin, and An engaging body formed with a cam engaging portion that comes into contact with the lower surface of the cam with the rotation of the cam, and the lower surface of the cam comes into contact with the cam engaging portion with the rotation of the cam, When the engagement body swings, the engagement body is disengaged from the lock seat.
[0013]
In the above configuration, the cam is rotated by horizontally rotating the operation pin, and the engagement body is brought into the engaged state or the non-engaged state with the lock seat formed on the receiving frame with the rotation of the cam. Locking and unlocking operation can be performed more smoothly, and the locking structure itself can be formed compact.
[0014]
Further, in the locking structure of the lid for an underground structure according to the present invention, the locking means may include a cam that rotates in conjunction with the operation pin, and a cam that can contact the cam below the burl hole and is provided on the lock seat. An engaging member urged toward the lock seat side by an elastic member, and a contact position between the cam and the engaging member is changed with the rotation of the cam. The engagement body is configured to be in an engaged state or a non-engaged state with respect to the lock seat.
[0015]
In the above configuration, the cam is rotated by horizontally rotating the operation pin, and the engagement body is brought into the engaged state or the non-engaged state with the lock seat formed on the receiving frame with the rotation of the cam. The locking and unlocking operation can be performed more smoothly, and the engaging body is urged toward the lock seat side of the receiving frame by the elastic member, so that when the lid body is closed, the lock body is automatically moved to the lock seat. As a result, the engagement body is engaged, that is, in a locked state.
[0016]
Further, the locking structure of the lid for an underground structure according to the present invention has a structure in which packing is interposed between the bottom plate of the burl hole and the operation pin.
[0017]
In the above configuration, it is possible to prevent rainwater from flowing from the burl hole.
[0018]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings for understanding of the present invention.
[0019]
FIG. 1 is a sectional view for explaining an embodiment of a locking structure of a lid for an underground structure (hereinafter, simply referred to as “locking structure”) to which the present invention is applied, and FIG. 2 is an enlarged view of the locking structure shown in FIG. FIG. 3 is an exploded perspective view of the locking structure shown in FIG. As shown in FIG. 1, the lid 1 for an underground structure has a circular shape in plan view constituted by a receiving frame 2 and a lid body 3 attached to the receiving frame 2 by taper fitting. It is installed so as to be flush. The lid body 3 is connected to the receiving frame 2 by a hinge structure 4 provided on one side, and is engaged with the receiving frame 2 by a locking structure 5 provided on the other side to prevent the lid from opening and floating. The lid body 3 is inserted into a burr hole 7 provided on the outer peripheral edge of the lid body 3 by inserting the tip of a burl described later to unlock the locking structure 5, and is pulled up above the receiving frame 2 by the burl, so that the hinge is lifted. It is opened by a horizontal swivel or a vertical flip through the structure 4.
[0020]
As shown in FIGS. 1, 2 and 3, the burl hole 7 of the lid body 3 has a top plate 7a and a bottom plate 7b, and the top plate 7a has a burl (a tool dedicated to opening and closing the lid body 3). 4), a T-shaped portion 6a formed at the tip of the cover body 3 can be inserted. A burl insertion hole 6 having a vertically long shape is formed in the center direction of the lid main body 3, and an operation pin through hole 7c is formed in the bottom plate 7b. Is formed.
[0021]
Also, the operation pin 8 is made to pass through the operation pin through hole 7c so that the engagement portion 8a formed at the tip of the operation pin 8 is located in the burl hole 7 while being coaxial with the above-mentioned burl insertion hole 6. It is arranged in the state where it was set. The engaging portion 8a of the operating pin 8 has a one-shaped convex shape that engages with a groove (see FIG. 4) formed in the T-shaped portion 6a at the tip of the burl. 8a and the T-shaped portion 6a at the tip of the burl can be reliably engaged. Further, a packing 9 is interposed between the bottom plate 7b of the burl hole 7 and the operation pin 8, and the packing 9 can prevent rainwater from flowing from the burl hole 7.
[0022]
Below the burl hole 7, an engaging body 10 is provided as a locking means which rotates with the horizontal rotation of the operation pin 8. The engagement body 10 has an engagement body 12 having a substantially cylindrical shape and an engagement protrusion 12 formed thereon. The engagement protrusion 12 can be engaged with a lock seat 13 provided on the receiving frame 2. ing.
[0023]
As shown in FIG. 3, the operation pin 8 and the engaging body 10 are attached to each other by interposing the packing 9 between the operation pin 8 and the bottom plate 7b of the burl hole 7 and at the same time engaging the operating pin 8 with the engaging portion. The operation pin 8 is disposed to penetrate the operation pin through hole 7c so that the operation pin 8a is located in the burl hole 7 and the operation pin 8 protruding downward from the burl hole 7 is inserted into the hole 14 provided in the engagement body 10. The insertion is performed by screwing a nut 15 to the operation pin 8.
[0024]
When the lid main body 3 having the locking structure 5 in which the operating pin 8 and the engaging body 10 are attached as described above is mounted on the receiving frame 2 to be in a locked state, as shown in FIG. 13. For this reason, even if a lifting pressure is generated inside the underground structure and the lid body 3 is lifted, the engagement protrusion 12 does not engage with the lock seat 13 and the lid body 3 does not open.
[0025]
Next, the opening and closing work of the lid body 3 will be described. When the lid body 3 is opened, the T-shaped portion 6a formed at the tip of the burl is inserted through the burl insertion hole 6 and the burl is rotated horizontally, and then the bite between the lid body 3 and the receiving frame 2 is released. It is done by doing.
That is, the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is inserted through the burl insertion hole 6, and the groove formed in the center of the T-shaped portion 6a is engaged with the engaging portion 8a of the operating pin 8 having a one-shaped convex shape. When the burl is horizontally rotated counterclockwise approximately 90 degrees in this state, the operation pin 8 engaged with the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is horizontally rotated approximately 90 degrees, and interlocked with the horizontal rotation of the operation pin 8 As a result, the engagement body 10 rotates, and the engagement projection 12 is not positioned in the lock seat 13 as shown in FIG.
In this state, the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is engaged with both sides of the burl insertion hole 6 of the top plate 7a. The lid is opened by lifting the lid main body 3 above the receiving frame 2 with a crowbar, and then horizontally or vertically reversing the lid main body 3 via the hinge structure 4.
[0026]
On the other hand, when closing the lid body 3, the T-shaped portion 6 a at the tip of the burl is inserted through the burl insertion hole 6 to engage the T-shaped portion 6 a with the engaging portion 8 a of the operation pin 8. By rotating the crowbar horizontally in this state, the engagement protrusion 12 is adjusted to a position where it does not engage with the lock seat 13 when the lid is closed (the position shown in FIG. 6). Insert. Thereafter, the operation pin 8 engaged with the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is horizontally rotated substantially 90 degrees by horizontally rotating the burl approximately 90 degrees clockwise, and interlocked with the horizontal rotation of the operation pin 8. The engagement body 10 rotates, and the engagement protrusion 12 returns to the state where it is located in the lock seat 13 as shown in FIG. In this state, the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is oriented so that the T-shaped portion 6a at the tip of the burl can be pulled out from the burl insertion hole 6, so that the engagement between the T-shaped portion 6a at the tip of the burl and the engaging portion 8a of the operation pin 8 is possible. The bar can be removed and the burl can be removed from the burl insertion hole 6.
[0027]
Here, in the present embodiment, when the engagement projection 12 and the lock seat 13 are in the engaged state, the engagement between the T-shaped portion 6a at the tip of the crowbar and the engagement portion 8a of the operation pin 8 is established. When the engagement protrusion 12 and the lock seat 13 are not engaged with each other, the engagement between the T-shaped portion 6a at the tip of the crowbar and the engagement portion 8a of the operation pin 8 is released. It is configured to be irreversible.
That is, when the lid body 3 and the receiving frame 2 are in the unlocked state (when the engaging projection 12 and the lock seat 13 are in the non-engaged state), as shown in FIG. On the side, the groove formed in the T-shaped portion 6a of the crowbar is engaged with the engaging portion 8a of the operation pin 8 having a straight convex shape, and the side indicated by the symbol b is the crowbar T-shape. Since the upper surface of the bar-shaped portion 6a is approximately the same height as the lower surface of the top plate 7a of the burl hole 7 and is close to the bar-shaped hole, the engagement between the T-shaped portion 6a at the tip of the burl and the engaging portion 8a of the operation pin 8 is released. It becomes impossible to escape. When the lid main body 3 and the receiving frame 2 are in a locked state (when the engaging projection 12 and the lock seat 13 are in the engaged state), the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is inserted from the burl insertion hole 6. Since the orientation is such that the bar can be pulled out, the engagement between the T-shaped portion 6a at the tip of the burl and the engaging portion 8a of the operation pin 8 can be pulled out.
[0028]
7 is a sectional view for explaining another embodiment of the locking structure to which the present invention is applied, and FIG. 8 is an exploded perspective view of the locking structure shown in FIG.
In this embodiment, a cylindrical cam 16 that rotates with the horizontal rotation of the operation pin 8 below the burl hole 7, and a cam member that contacts the upper surface of the cam 16 with the lower surface of the cam 16 with the rotation of the cam 16. An engaging portion 17 is formed, and an engaging body pivot shaft 18 is formed on both sides of the engaging body supporting portion 19 which is provided below the burl hole 7 so as to be swingable. The combination 10 is provided as locking means.
[0029]
Here, the bottom surface of the cam 16 which comes into contact with the cam engagement portion 17 formed on the engagement body 10 is positioned at 0 ° and 180 ° in plan view as shown in FIG. Thus, the height of the cylindrical cam 16 is maximized, and the height of the cylindrical cam 16 is minimized at positions of 90 degrees and 270 degrees in a plan view. The engagement body 10 is formed so that an engagement body pivot shaft 18 is provided on an engagement body 11 having a substantially “<” shape, and the engagement body 10 can engage with a lock seat 13 provided on the receiving frame 2. I have.
[0030]
7 and 8, the packing 9 is interposed between the operating pin 8 and the bottom plate 7b of the burl hole 7, and the locking of the operating pin 8 is performed. The operation pin 8 is disposed so as to pass through the operation pin through hole 7 c so that the joint portion 8 a is located in the burl hole 7, and the operation pin 8 protruding downward from the burl hole 7 is provided in the hole portion 14 provided in the cam 16. And the nut 15 is screwed into the operation pin 8. Next, the engaging body pivot shaft 18 is supported by the engaging body supporting portion 19, and the tip of a bolt is inserted into a fixing hole 20 formed adjacent to the engaging body supporting portion 19 and screwed with a nut to engage the engaging body. Mounting is performed by fixing 10.
Here, the engagement body 10 is swingably supported by the engagement body support portion 19 via the engagement body pivot shaft 18, and as shown in FIG. 7 or FIG. One end of the engagement body 10 is stationary while abutting on the lower surface of the cover plate extending from the back surface of the lid body 3. For this reason, the engaging body 10 can be rotated only clockwise from the position shown in FIG. 7 with the engaging body pivot 18 as a fulcrum, and when rotated clockwise, the unlocked state (when the engaging projection 12 is locked). (Not in the seat 13). Further, a coil spring 21 is attached to the engagement body 10, and the engagement body 10 is always held in the state shown in FIG. 7 (locked state).
[0031]
When the cover main body 3 having the locking structure 5 in which the operation pin 8 and the engaging body 10 are attached as described above is mounted on the receiving frame 2 and is in the locked state, as shown in FIG. It will be in the state located in seat 13. For this reason, even if lift pressure is generated inside the underground structure and the lid body 3 is lifted, the engaging body 10 does not engage with the lock seat 13 and the lid body 3 does not open.
[0032]
When the lid body 3 is opened, the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is inserted through the burl insertion hole 6 and the burl is rotated horizontally, and then the bite between the lid body 3 and the receiving frame 2 is released. .
That is, the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is inserted through the burl insertion hole 6, and the groove formed in the center of the T-shaped portion 6a is engaged with the engaging portion 8a of the operating pin 8 having a one-shaped convex shape. When the burl is horizontally rotated by approximately 90 degrees in this state, the operation pin 8 engaged with the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is horizontally rotated by approximately 90 degrees, and the cam 16 is interlocked with the horizontal rotation of the operation pin 8. Is rotated, and the position where the height of the cam 16 is minimized is located directly above the cam engaging portion 17 (the state of FIG. 11). As the state of contact with the cam engaging portion 17 changes, the engaging body 10 rotates in the direction indicated by the symbol c in FIG. 11, and the engaging body 10 is inserted into the lock seat 13 as shown in FIG. It will not be located.
In this state, the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is engaged with both sides of the burl insertion hole 6 of the top plate 7a. The lid is opened by lifting the lid main body 3 above the receiving frame 2 with a crowbar, and then horizontally or vertically reversing the lid main body 3 via the hinge structure 4.
[0033]
On the other hand, when the lid main body 3 is closed, the lid can be automatically locked by inserting the lid main body 3 into the receiving frame 2 in a state where the burl is not inserted into the burl hole 7.
That is, when the burl is not inserted into the burl hole 7, the engagement projection 12 of the engagement body 10 is in the locked position, but in this state, when the lid body 3 is to be inserted into the receiving frame 2, The portion 12 abuts along the inner peripheral surface of the receiving frame 2 and rotates in the direction of c in FIG. 11 against the holding force of the coil spring. In this state, when the lid main body 3 is dropped into the receiving frame 2 and is completely inserted, the engaging projection 12 is returned to be located in the lock seat 13 by the holding force of the coil spring, and the locked state is established. As described above, in the present embodiment, the lid can be closed and locked without using a bar.
[0034]
FIG. 13 is a sectional view for explaining still another embodiment of the locking structure to which the present invention is applied, and FIG. 14 is an exploded perspective view of the locking structure shown in FIG.
In this embodiment, a substantially egg-shaped cam 16 that rotates with the horizontal rotation of the operation pin 8 below the burl hole 7, and is mounted so as to be able to advance and retreat toward the lock seat 13 with the rotation of the cam 16. Provided engagement body 10 is provided.
[0035]
Here, the engaging body 10 is formed with a cam abutting portion 22 that abuts on the cam 16 and an engaging protrusion 12, and the engaging protrusion 12 can engage with the lock seat 13 provided on the receiving frame 2. It has become.
[0036]
As shown in FIGS. 13, 14 and 15, the mounting of the locking structure 5 in this embodiment involves interposing the packing 9 between the operation pin 8 and the bottom plate 7 b of the burl hole 7, and The operation pin 8 is disposed so as to pass through the operation pin through hole 7c so that the engagement portion 8a of the operation hole 8 is located in the burl hole 7, and the operation pin 8 protruding downward from the burl hole 7 is provided on the cam 16. The nut 15 is screwed into the operation pin 8 through the hole 14. Next, an engaging body fixing portion 23 provided on the engaging body 10 is inserted into a fixing hole 20 formed in a cover plate extending from the back surface of the lid body 3, and a nut is screwed into the engaging body fixing portion 23 to engage the engaging body. Attachment is performed by fixing 10 so that it can reciprocate.
Here, the engaging body 10 has a coil spring attached to the engaging body fixing portion 23, and when the short side of the cam 16 is in contact with the cam abutting portion 22, the engaging protrusion 12 is located in the lock seat 13. Has been biased.
[0037]
When the cover main body 3 having the locking structure 5 in which the operation pins 8 and the engaging members 10 are attached as described above is mounted on the receiving frame 2 and is in the locked state, the short side portion of the cam 16 and the cam contact portion 22 are Are brought into contact with each other, and the engaging projection 12 is located in the lock seat 13 as shown in FIG. For this reason, even if lift pressure is generated inside the underground structure and the lid body 3 is lifted, the engaging body 10 does not engage with the lock seat 13 and the lid body 3 does not open.
[0038]
When the lid body 3 is opened, the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is inserted through the burl insertion hole 6 and the burl is rotated horizontally, and then the bite between the lid body 3 and the receiving frame 2 is released. .
That is, the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is inserted through the burl insertion hole 6, and the groove formed in the center of the T-shaped portion 6a is engaged with the engaging portion 8a of the operating pin 8 having a one-shaped convex shape. When the burl is horizontally rotated by approximately 90 degrees in this state, the operation pin 8 engaged with the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is horizontally rotated by approximately 90 degrees, and the cam 16 is interlocked with the horizontal rotation of the operation pin 8. Rotates, and the state changes from the state where the short side of the cam 16 and the cam contact part 22 are in contact to the state where the long side of the cam 16 and the cam contact part 22 are in contact, The engaging body 10 moves in the direction indicated by the symbol e in FIG. 16, and the engaging projection 12 is not located in the lock seat 13 as shown in FIG. 17.
In this state, the T-shaped portion 6a at the tip of the burl is engaged with both sides of the burl insertion hole 6 of the top plate 7a. The lid is opened by lifting the lid main body 3 above the receiving frame 2 with a crowbar, and then horizontally or vertically reversing the lid main body 3 via the hinge structure 4.
[0039]
On the other hand, when the lid main body 3 is closed, the lid can be automatically locked by inserting the lid main body 3 into the receiving frame 2 in a state where the burl is not inserted into the burl hole 7.
That is, when the burl is not inserted into the burl hole 7, the engagement projection 12 of the engagement body 10 is in the locked position, but in this state, when the lid body 3 is to be inserted into the receiving frame 2, The portion 12 abuts along the inner peripheral surface of the receiving frame 2 and moves to retreat from the inner peripheral surface of the receiving frame 2 against the urging force of the coil spring. In this state, when the lid main body 3 is dropped into the receiving frame 2 and is completely inserted, the engagement projection 12 is returned to be located in the lock seat 13 by the urging force of the coil spring, and is in the locked state. As described above, in the present embodiment, the lid can be closed and locked without using a bar.
[0040]
In the embodiment described above, the T-shaped portion 6a having a groove formed at the tip of the burl is provided, and the engaging portion 8a of the operation pin 8 is formed into a one-letter convex shape which intersects and engages with the groove. As a result, the T-shaped portion 6a of the bar and the engaging portion 8a of the operation pin 8 are engaged with each other. However, the locking structure 5 to which the present invention is applied is not limited to this. The T-shaped portion 6a at the tip is simply formed in a substantially T-shape without a groove, and the engaging portion 8a of the operation pin 8 is formed into a one-shaped concave shape. The engaging portion 8a of the operation pin 8 may be engaged.
[0041]
【The invention's effect】
As described above, according to the locking structure of the lid for the underground structure according to claim 1, in order to pull out the burl from the burl insertion hole after the closure, the engagement between the tip of the burl and the engaging portion of the operation pin is required. In order to release the engagement between the tip of the burl and the engaging portion of the operation pin, the locking means must be engaged with the lock seat. At the time of pulling out from the hole, the locking means is inevitably engaged with the lock seat, and it is possible to reliably prevent the lock seat from being forgotten.
Further, when the locking means is disengaged from the lock seat, that is, when the locking means is in the unlocked state, the engagement between the tip of the burl and the engagement portion of the operation pin cannot be disengaged. During the operation, it is possible to reliably prevent the crowbar from falling out of the crowbar insertion hole, and it is possible to ensure the safety of the worker during the opening operation.
[0042]
According to the locking structure of the lid for an underground structure according to the second aspect, the groove formed in the T-shaped portion at the tip of the crowbar and the engaging portion of the operating pin formed in the shape of a straight protrusion are formed. Due to the engagement, it is possible to more reliably prevent the T-shaped portion at the tip of the crowbar from coming out of the crowbar insertion hole during the opening operation.
In addition, a T-shaped portion is provided at the tip, and the lid can be opened and unlocked only with a bar having a groove formed in the center of the T-shaped portion. With a normal bar-shaped bar, the lid can be opened and unlocked. Since the work cannot be performed, it is possible to prevent the lid from being opened by a third party.
[0043]
Further, according to the locking structure of the lid for the underground structure according to the third aspect, the engaging body is brought into the engaged state or the non-engaged state with respect to the lock seat formed on the receiving frame by horizontally rotating the burl. Locking and unlocking operations can be performed smoothly.
[0044]
Further, according to the locking structure of the lid for the underground structure according to the fourth aspect, the locking and unlocking operation can be performed smoothly and the locking structure itself can be made compact.
[0045]
Further, according to the locking structure of the lid for the underground structure according to the fifth aspect, the locking and unlocking operation can be performed smoothly, and the engaging body is urged toward the lock seat formed on the receiving frame by the elastic member. As a result, locking can be performed automatically when the lid body is closed.
[0046]
Moreover, according to the locking structure of the lid for the underground structure according to the sixth aspect, it is possible to prevent the inflow of rainwater from the burl hole.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view for explaining an embodiment of a locking structure of a lid for an underground structure to which the present invention is applied.
FIG. 2 is an enlarged view of the locking structure shown in FIG.
FIG. 3 is an exploded perspective view of the locking structure shown in FIG. 2;
FIG. 4 is a cross-sectional view for explaining an engagement state between a T-shaped portion at the tip of a burl and an engagement portion of an operation pin.
5 is a cross-sectional view for explaining a locked state in the locking structure shown in FIG.
FIG. 6 is a sectional view for explaining an unlocked state in the locking structure shown in FIG. 1;
FIG. 7 is a sectional view for explaining another embodiment of the locking structure of the lid for an underground structure to which the present invention is applied.
8 is an exploded perspective view of the locking structure shown in FIG.
FIG. 9 is a perspective view showing a state in which the bottom surface of the cam is directed upward.
FIG. 10 is a cross-sectional view for explaining a locked state in the locking structure shown in FIG. 7;
FIG. 11 is a view for explaining the operation of the engagement body in the locking structure shown in FIG. 7;
FIG. 12 is a cross-sectional view for explaining an unlocked state in the locking structure shown in FIG. 7;
FIG. 13 is a cross-sectional view for explaining still another embodiment of the locking structure of the lid for an underground structure to which the present invention is applied.
14 is an exploded perspective view of the locking structure shown in FIG.
15 is a cross-sectional view for explaining a locked state in the locking structure shown in FIG.
FIG. 16 is a view for explaining the operation of the engagement body in the locking structure shown in FIG. 13;
17 is a cross-sectional view for explaining an unlocked state in the locking structure shown in FIG.
FIG. 18 is a view for explaining a conventional locking structure of a lid for an underground structure.
[Explanation of symbols]
1 Underground structure lid
2 Receipts
3 Lid body
4 Hinge structure
5 Locking structure
6 bar insertion hole
6a T-shaped part
7 bar hole
7a Top plate
7b bottom plate
7c Operation pin through hole
8 Operation pins
8a Engagement part
9 Packing
10 Engagement body (locking means)
11 Engagement body
12 Engagement projection
13 Locks
14 holes
15 nuts
16 cams
17 Cam engaging part
18 Engagement body locking part
19 Engagement body support
20 fixing holes
21 Coil spring
22 Cam contact part
23 Engagement body fixing part

Claims

A lid body provided with locking means, and a receiving frame provided with a lock seat for mounting the lid body and engaging with the locking means, and operating the bar to engage the locking means with the lock seat. Or in the locking structure of the lid for the underground structure to be in the disengaged state,
In the peripheral portion of the lid body, a bottomed burl hole having a top plate formed with a burl insertion hole and a bottom plate formed with an operation pin through hole is provided,
An operation pin having an engagement portion for engaging the tip of the burl at the tip of the burl hole is passed through the operation pin through-hole, and coaxially with the burl insertion hole. Is provided so as to be located in the burl hole,
Below the burl hole, the locking means is provided so as to operate in an engaged state or a non-engaged state with respect to the lock seat with the horizontal rotation of the operation pin,
An underground structure wherein the tip of the burl and the engaging portion of the operation pin can be withdrawn only when the locking means is engaged with the lock seat. Locking structure for the lid.

A tip of the burl for operating the locking means in an engaged state or a non-engaged state with respect to the lock seat is provided with a T-shaped part having a groove formed in the center thereof, and an engaging part of the operating pin is provided. Has a one-shaped convex portion shape that intersects and engages with the groove portion, and in a state where the T-shaped portion is engaged with the engaging portion, the upper surface of the T-shaped portion has a top plate of the burl hole. The underground structure lid locking structure according to claim 1, wherein the undersurface structure lid has substantially the same height as the lower surface of the underground structure.

The locking structure for a lid for an underground structure according to claim 1 or 2, wherein the locking means includes an engaging body that rotates in conjunction with the operation pin and engages with the lock seat.

The locking means includes a cam that rotates in conjunction with the operation pin,
An engagement body that is pivotally supported below the burl hole and that has a cam engagement portion that abuts on the lower surface of the cam as the cam rotates.
2. The lock body is disengaged from the lock seat by rotating the cam so that the lower surface of the cam comes into contact with the cam engaging portion and the engaging body swings. Or the locking structure of the lid for underground structures according to claim 2.

The locking means includes a cam that rotates in conjunction with the operation pin,
An engagement body provided below the burl hole so as to be able to contact the cam and advance and retreat toward the lock seat, and to be urged toward the lock seat side by an elastic member; 3. The underground structure according to claim 1, wherein the engagement member is engaged or disengaged with the lock seat by changing a contact position between the cam and the engagement member. 4. Locking structure for the lid.

The locking structure for a lid for an underground structure according to claim 1, wherein packing is interposed between a bottom plate of the burl hole and the operation pin.