【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸気を旋回して塵埃を分離するサイクロン式吸塵部を有する電気掃除機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より電動送風機の駆動による吸気を旋回して塵埃を分離するサイクロン集塵部を有する電気掃除機が提案されている。図２１は、このような従来の電気掃除機の一例を示す概略図である。床面Ｆに面した吸気口（不図示）を有する吸込口体４には接続パイプ３が接続されている。接続パイプ３にはサイクロン集塵部５が連結されている。
【０００３】
サイクロン集塵部５は連結部材１０及びサクションホース２を介して電動送風機１ａを有する電気掃除機本体１に連通し、吸気路を形成している。また連結部材１０の一部を屈曲して使用者が把持するハンドル１０ａを形成しており、種々の操作を行う操作キーや運転状況を表示する表示部等を有する操作部１０ｇがハンドル１０ａに設けられている。
【０００４】
電動送風機１ａが駆動されると、吸込口体４の吸気口（図示せず）から矢印ｆ１のように吸気が取り入れられ、吸気は接続パイプ３を介して流入口５ａからサイクロン集塵部５に流入する。サイクロン集塵部５内で吸気は旋回しながら塵埃を分離除去され、電動送風機１ａの吸引力により電気掃除機本体１から矢印ｆ２のように外部に放出されるようになっている。
【０００５】
サイクロン集塵部５の詳細を図２２の斜視図、図２３の側面断面図及び図２４の上面断面図に示す。サイクロン集塵部５は流入口５ａが形成された吸気ガイド２０を上部に有しており、吸気ガイド２０により接続パイプ３に連結されている。また、サイクロン集塵部５は略円筒形に形成されており、接続パイプ３と平行に配されている。そして、吸気流はサイクロン集塵部５の内壁５ｃの接線方向に向かって流入口５ａから流入するようになっている。
【０００６】
連結部材１０と一体の連結管１０ｂは端面１０ｃが塞がれてサイクロン集塵部５内に突入している。連結管１０ｂの外周面にはサイクロン集塵部５から吸気が排気される排気口５ｂが流入口５ａより低い位置に設けられている。排気口５ｂは多数の貫通孔から成るメッシュ状に形成されている。
【０００７】
吸気ガイド２０にはゴム等の弾性体から成る弁１３が設けられている。吸気の真空圧により弁１３が吸込気流の進行方向に撓むことにより、図２４に示すように流入口５ａから吸気がサイクロン集塵部５の接線方向に流入するようになっている。これにより吸気がサイクロン集塵部５の内壁５ｃに衝突しながら旋回し、遠心力により塵埃を分離して第１集塵室７内に堆積するようになっている。
【０００８】
また、吸気が流れていないときには弁１３は弾性により流入口５ａを閉じ、塵埃の逆流を防止するようになっている。これにより電気掃除機の収納時等における塵埃の飛散を防止している。
【０００９】
第１集塵室７の下部には隔壁９を介して略同軸に第２集塵室８が設けられている。隔壁９には図２５に示すような多数の貫通孔から成るメッシュ状の開口部９ａが設けられている。メッシュはナイロン系等の樹脂や網状の金属等により形成され、隔壁９に二重成形、熱溶着または接着等により固定されている。そして、細かい塵埃は開口部９ａを通過して第２集塵室８内に収容されるようになっている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、電動送風機１ａの駆動による吸気と共にサイクロン集塵部５内に流入するゴミには、極めて微小な塵埃も含まれているが、このような微小な塵埃は非常に軽いため、サイクロン集塵部５内で旋回する気流による遠心力では充分に分離できず、排気口５ｂから空気が排気される際、排気口５ｂのメッシュに吸い付き、メッシュが目詰まりを起こしてしまう。この場合、目詰まりを起こした部分で排気口５ｂには通気抵抗が生じ、電動送風機１ａの出力に対して充分な吸気が得られず、吸塵効率が低下する。
【００１１】
また、排気口５ｂに吸い付いた塵埃の多くは、電動送風機１ａの駆動を停止しても、排気口５ｂにこびり付いたままであり、定期的に清掃しないと、電気掃除機の運転のたびに次々に塵埃がついて、上述した目詰まりによる吸塵効率の低下が著しくなる。従って、排気口５ｂの清掃等の定期的なメンテナンスが不可欠であり、それによる手間や時間が掛かっていた。
【００１２】
しかも、排気口５ｂはサイクロン集塵部５内に突入する連結管１０ｂに形成されているため、サイクロン集塵部５から容易に着脱ができず、排気口５ｂの清掃等のメンテナンスが充分に行き届きにくい。よって、塵埃がこびり付いた排気口５ｂを布等でこすって取る際、落ちた塵埃が清掃者の手指に付着して不衛生になりがちであり、床面に落ちてまた汚してしまうという問題があった。また、排気口５ｂの隅々まで完全に清掃するには、相当な手間と時間が掛かり、使い勝手が悪かった。
【００１３】
また、隔壁９の開口部９ａがメッシュ状になっているため、紙切れ等の比較的粗いゴミが第１集塵室７内に堆積すると、開口部９ａの一部或いは全部が塞がれてしまい、細かい塵埃を第２集塵室８内に充分に収容できなくなる恐れがある。この場合、次の運転時、第１集塵室７内に残った塵埃がサイクロン集塵部５内で旋回する気流に巻き上げられ、上述した排気口５ｂへの塵埃の吸い付きが更に起こりやすくなる。
【００１４】
本発明は、サイクロン集塵部内に流入する気流が排気される排気口の清掃等のメンテナンスが容易で、サイクロン集塵部で細かい塵埃を効率よく分離して吸塵室内に分別回収できる電気掃除機を提供することを目的とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、吸気口を有する吸込口体と、吸気を発生させる電動送風機と、前記吸込口体と前記電動送風機との間に設けられた吸気路と、該吸気路に配され流入する吸気を旋回させて塵埃を分離するサイクロン式集塵部とを備えた電気掃除機において、
分離された前記塵埃を収容する集塵室と、前記サイクロン式集塵部の内外を連通する着脱自在な排気筒とを前記サイクロン式集塵部に設けたことを特徴とする。
【００１６】
この構成によると、電動送風機により生じる吸気は吸気路を通ってサイクロン式集塵部に流入する。サイクロン式集塵部内では吸気が旋回しながら塵埃を分離し、塵埃は集塵室に収容される。塵埃が分離された吸気は集塵室内から排気筒を通って排気される。また、着脱自在な排気筒をサイクロン式集塵部から取り外せば、水洗い等ができるため、メンテナンスが容易になる。
【００１７】
また、本発明は、吸気口を有する吸込口体と、吸気を発生させる電動送風機と、前記吸込口体と前記電動送風機との間に設けられた吸気路と、該吸気路に配され流入する吸気を旋回させて塵埃を分離するサイクロン式集塵部とを備えた電気掃除機において、
前記吸気の上記旋回方向に開口する開口部を有する隔壁により仕切られた第１、第２の集塵室とからなる集塵室を設けたことを特徴とする。
【００１８】
また、本発明は、吸気口を有する吸込口体と、吸気を発生させる電動送風機と、前記吸込口体と前記電動送風機との間に設けられた吸気路と、該吸気路に配され流入する吸気を旋回させて塵埃を分離するサイクロン式集塵部とを備えた電気掃除機において、
前記吸気の上記旋回方向に開口する開口部を有する隔壁により仕切られた第１、第２の集塵室とからなる集塵室と、前記サイクロン式集塵部の内外を連通する着脱自在な排気筒とを前記サイクロン式集塵部に設けたことを特徴とする。
【００１９】
この構成によると、電動送風機により生じる吸気は吸気路を通ってサイクロン式集塵部に流入する。第１集塵室内では旋回する吸気の遠心力により分離された塵埃が隔壁上に落下し、旋回する吸気に従動して旋回しながら大半の塵埃は隔壁の開口部を通って第２集塵室に収容される。塵埃が分離された吸気は集塵室から排気筒を通って排気される。また、着脱自在な排気筒をサイクロン式集塵部から取り外せば、水洗い等ができるため、メンテナンスが容易になる。
【００２０】
尚、前記集塵室を着脱可能にすると、必要に応じて集塵室を取り外して内部に溜まったゴミを捨てられる。
【００２１】
また、前記集塵室を外部から視認可能な透明部材により形成すると、集塵室に堆積した塵埃の量を外部から視認できる。
【００２２】
また、前記排気筒の側面に排気口を開口形成し、該排気口を通って前記排気筒内に流入する前記吸気から塵埃を除去するフィルタを前記排気口に被着すると、サイクロン式吸塵部内で旋回する気流の遠心力では分離しにくい軽く微小な塵埃でもフィルタで除去されるため、塵埃が空気と共に排気筒から排気されるのが防止される。
【００２３】
また、本発明は、前記排気筒の側面を清掃する清掃手段を設けたことを特徴とする。これによると、排気筒に被着したフィルタに塵埃が目詰まりしても、清掃手段を作動させることによって塵埃は取り除かれる。
【００２４】
更に本発明は、前記清掃手段に加え、前記排気筒の底面に取り付けられ該底面近傍において前記排気筒の側面との間にゴミ受け用の間隙を有する皿状部材とを設けたことを特徴とする。これによると、排気筒に被着したフィルタに塵埃が目詰まりしても、清掃手段を作動させることによって塵埃は掻きとられ、皿状部材のゴミ受け用の間隙に集められる。
【００２５】
そして、前記排気筒にクリーニングカップを被せ、前記清掃手段を作動させることにより、前記排気筒の側面に付着した塵埃を前記クリーニングカップ内に収集できる。
【００２６】
尚、前記清掃手段を作動させる可動部材を設け、バネ等によりこの可動部材が常に所定位置に付勢されるようにすれば、排気筒の清掃後、清掃手段がバネ等の復元力によって元の位置に戻り、戻し忘れによる旋回吸気の乱れやゴミの分離効率の低下を防止できる。
【００２７】
また、前記第１集塵室と前記第２集塵室とを仕切る隔壁の略中央に凸部を垂設すれば、隔壁の下方に配した第２集塵室内に堆積して盛り上がったゴミが凸部に押さえられ、所定の高さ以上に達することがなくなる。
【００２８】
更に、前記第２集塵室内に旋回する前記吸気の流れを妨げる遮蔽凸部を少なくとも１つ以上設けると、第２集塵室内で旋回する吸気の一部が遮蔽凸部にせき止められるため、ゴミの集塵効率が向上する。
【００２９】
また、本発明は、前記集塵室が前記吸気路に着脱自在に保持される保持機構が設けられていることを特徴とする。これによると、吸気路に直接集塵室を固定できるため、集塵室を含むサイクロン式吸塵部のコンパクト化が図られる。
【００３０】
そして、前記第２集塵室の外周部に前記サイクロン式集塵部への上記装着の位置合わせ用の凹部又は凸部を設けると、凹部又は凸部を目印となるため、集塵室の方向を間違えることなく、速やかにサイクロン式集塵部の適切な位置に装着できる。
【００３１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、サイクロン集塵部に構造に特徴を有するものであり、それ以外の構成については図２１〜図２４に示す従来の電気掃除機と同一であるので、これと共通の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【００３２】
図１は、本実施形態に係る電気掃除機のサイクロン集塵部の側面断面図である。サイクロン集塵部５は流入口５ａが形成された吸気ガイド２０を上部に有しており、吸気ガイド２０により吸気路を形成する接続パイプ３に連通されている。また、サイクロン集塵部５は略円筒形に形成されており、接続パイプ３と略平行に配されている。そして、吸気流はサイクロン集塵部５からの排気流にほぼ直角に流入口５ａから流入するようになっている。
【００３３】
連結部材１０（図２２参照）と連通する連結管１０ｂは、サイクロン集塵部５の上面の略中央から吸気ガイド２０に立設されている。２０ａは、連結管１０ｂと連通するように吸気ガイド２０に設けられた円筒状の保持部であり、この保持部２０ａには後述する排気筒１５が着脱可能に螺合されるようになっている。
【００３４】
また、サイクロン集塵部５は接続パイプ３に対して床面Ｆ（図２１参照）の反対側に配すれば、ベッドの下の隙間等を掃除する際に接続パイプ３を床面Ｆに接する位置まで倒すことができるとともに、接続パイプ３を落下した際にサイクロン集塵部５が床に衝突して破損することを防止することができる。
【００３５】
第１集塵室７の下部には隔壁９が設けられ、この隔壁９を介して略同軸に第２集塵室８が設けられている。隔壁９は第１集塵室７内壁に接着、溶着若しくは第１集塵室７と一体で形成されている。隔壁９には、図９の斜視図、図１０の側面図、図１１の上面図に示すような開口部９ａが形成されている。開口部９ａは、第１集塵室７内を旋回する気流の旋回方向に隔壁９の平坦な仕切部９０より低い位置に形成された略水平な水平部９ｂと、隔壁９の周縁部の一部が緩やかな傾斜をもって螺旋状に落ち込むスロープ部９ｃとで開口形成している。尚、開口部９ａは前記スロープ部９ｃのみからなるものであってもよい。
【００３６】
従って、第１集塵室７（図１）内を旋回する気流の旋回方向に開口部９ａを設けているので、旋回気流と共に旋回する塵埃はスムーズに第２集塵室８（図１）内に導入されるため、第１、第２集塵室７、８へのゴミの分別回収の促進効果が得られる。
【００３７】
また、隔壁９の仕切部９０の開口部９ａに臨むエッジ部９ｅは、上面から下面にかけて旋回気流の方向に面取りされている。即ち、エッジ部９ｅはスロープ部９ｃと同様な向きの傾斜をもつこととなる。これにより、第１集塵室７内で旋回する気流による遠心力で分離されたゴミが第２吸塵室８内に更に収容されやすくなる。
【００３８】
９ｄは、第２集塵室８側に突出した略円筒形若しくは円柱状のゴミ押さえ部であり、清掃によって第２集塵室８内に細かい塵埃の如きゴミが大量に蓄積されても、ゴミ押さえ部９ｄが盛り上がったゴミの押さえとして働くため、一旦、第２集塵室８内に入ったゴミが第１集塵室７側に逆流して舞い上がるのを効果的に防止できる。
【００３９】
即ち、図１１で開口部９ａの外周部９ｆから第２集塵室８内へ塵埃と共に気流が侵入し、開口９ａの内周部９ｇより第２集塵室８の気流が吸い出されるので、第２集塵室８のゴミは主として中央部に堆積し、内周部９ｇよりの気流に従動して盛り上がった中央部のゴミが第１集塵室７へ逆流しようとするが、ゴミ押さえ部９ｄによってゴミが必要以上に高く堆積するのが防止されるため、内周部９ｇから第１集塵室７内へのゴミの逆流防止が図られる。また、ゴミ押さえ部９ｄの水平断面を略円形にしているので、気流がスムーズに旋回し、第２集塵室８内に堆積したゴミの高さを略均等にできる。
【００４０】
尚、隔壁９の開口部９ａは、図１２に示すように、隔壁９の２カ所に配してもよいし、それ以上設けてもよい。
【００４１】
図２は清掃手段を装着した排気筒１５の外観図で、排気筒本体１１の外周面には、サイクロン集塵部５内にゴミと共に流入した吸気が遠心力によりゴミと分離された後、サイクロン集塵部５から排気される排気口５ｂが設けられている。この排気口５ｂは、図２に示すように、複数の窓状の開口部１１ａに、多数の貫通孔から成るメッシュ１１ｂを被着して形成されている。
【００４２】
メッシュ１１ｂはナイロン系等の薄い樹脂により形成され、排気筒本体１１に一体成形、熱溶着または接着等により、その周縁部において排気筒本体１１の外周面と段差が形成されないように固定されている。段差があると、ゴミが引っ掛かって排気口５ｂの目詰りが促進されるためである。
【００４３】
排気筒本体１１の上部には、吸気ガイド２０（図１）の保持部２０ａ（図１）に螺合されるネジ部１１ｃが設けられている。２１は、排気筒本体１１が挿入され該排気筒本体１１の外周面の軸方向（Ｈの方向）に沿って摺動可能なリングである。１４は排気筒本体１１の底面に凹凸嵌合機構等で着脱自在に係止されたゴミ受け皿である。
【００４４】
排気筒本体１１及びその付属部材でなる排気筒１５の詳細を図４の縦断面図、図５の横断面図及び図６の下面図に示す。リング２１の内面には、排気筒本体１１に形成された排気口５ｂを清掃するためのブラシ２２が複数カ所（図５では４カ所）に設けられている。ブラシ２２は適度な弾力のある繊維からなり、毛足の長さはその先端が排気筒本体１１の外周面と僅かに当接する長さに選ばれている。
【００４５】
また、ゴミ受け皿１４の上部は、その内径が排気筒本体１１の外径より少し大きくなっているので、排気筒本体１１の外周面の全周囲との間にゴミ受け用の間隙１４ａが形成される。１８は、排気筒本体１１の外観形状に沿わせて屈曲したワイヤであり、その上端は共に折り曲げられ、略水平な貫通孔からなるリング２１の支持部２１ａに挿入されている。一方、ワイヤ１８の下端側はゴミ受け皿１４を貫通しており、その中央部はＵ字状に折り曲げられたＵ字部１８ａとなっており、ツマミ１９に挿入してピン２６で保持されている。尚、ワイヤ１８の下端をそのままツマミ部として形成してもよい。
【００４６】
排気筒本体１１の外周面の対向する位置には、軸方向に沿ってワイヤ１８が埋没される２条の溝部１１ｄ，１１ｄが形成されおり、この溝部１１ｄをガイドとしてワイヤ１８は摺動することとなる。従って、排気筒本体１１の外周面からワイヤ１８がはみ出すことがなく、外観的にも優れ、かつ、サイクロン集塵部５内で旋回する気流の乱れが防止される。
【００４７】
そして、ワイヤ１８は、その上端近くで内側に湾曲した湾曲部１８ｂを有しており、その湾曲部１８ｂの曲面に沿った形状のクボミ１１ｅが排気筒本体１１の溝部１１ｄの上端部に形成されている。これにより、ワイヤ１８に支持されたリング２１が排気筒本体１１の上端にあるときは、ワイヤ１８の湾曲部１８ｂと排気筒本体１１のクボミ１１ｅとが係合するので、電動送風機１ａ（図２１）の運転に伴う震度等によりリング２１がずり落ちるのが防止される。
【００４８】
ゴミ受け皿１４の底面には、図６に示すように、ワイヤ１８が収まる溝部１４ｂと、ツマミ１９の一端が収まる溝部１４ｃとが形成されている。従って、上述したようにリング２１が排気筒本体１１の上端に保持されているときは、ゴミ受け皿１４の底面からワイヤ１８がはみ出すことがなくなり、また、ツマミ１９の一端がゴミ受け皿１４に埋没されているので、外観的にも優れ、かつ、サイクロン集塵部５内でゴミと分離された空気が排気筒１５を通って排気される際、排気の気流の乱れが防止されるとともに、この部分でのゴミ詰まりを防止できる。
【００４９】
以上説明したような構成によると、図３に示すように、ツマミ１９の上下方向（Ｈの方向）の動きがワイヤ１８を介してリング２１に伝えられるため、ツマミ１９の操作によってリング２１を排気筒本体１１の外周面の軸方向（Ｈの方向）に沿って滑動できる。ツマミ１９を最後まで引き下ろしきると、ブラシ２２（図４）が排気筒本体１１のメッシュ１１ｂに目詰まりした塵埃を掻き出しながらゴミ受け皿１４の間隙１４ａ（図４）内に集める。
【００５０】
これにより、次の運転の際、間隙１４ａに溜まったゴミは、サイクロン集塵部５内で旋回する吸気流で吹き飛ばされて第１、第２集塵室７、８に収容されることとなり、塵埃の付着により汚れた排気筒１５に直接触れることなく速やかに排気筒１１の清掃を行える。
【００５１】
尚、本発明では、排気筒本体１１に付着した塵埃を掻き取る手段がブラシ２２である場合について説明したが、ブラシ２２の他にも起毛布、軟質樹脂、発泡材等の材料を適当な大きさにしてリング１４に配してもよい。また、図７に示すように、排気筒本体１１の上端部にブラシ２２の先端が収まる陥没部１１ｆを設けてもよい。この場合は、リング２１を排気筒本体１１の上端部に保持している間に、ブラシ２２に曲がり癖がつくのを防止でき、消耗品であるブラシ２２の寿命の延長に有利となる。
【００５２】
更に、図８に示すように、排気筒本体１１のネジ部１１ｃに一端が接続されたバネ２７の他端にリング２１を固定し、リング２１を常に上方に付勢するようにしてもよい。この場合は、ツマミ１９を引き下ろして離せばバネ２７の復元力によってリング２１は元の位置に戻るので、リング２１を戻し忘れることがなくなる。また、バネ２７を覆うカバー１１ｇを設けると、バネ２７へのゴミの付着を防止できる。
【００５３】
ところで、排気筒本体１１に付着した汚れがひどい場合や髪の毛等がまとわりわりついているような場合は、リング１４を一回引き下ろしただけでは、排気筒本体１１の清掃が不十分であったり、ゴミ受け皿１４の間隙１４ａに収容しきれない場合があるので、図１３に示すように、サイクロン集塵部５（図１）の吸気ガイド２０から第１、第２の集塵室７，８を取り外した状態でクリーニングカップ２３を排気筒１５に被せてから清掃を行うとよい。
【００５４】
このクリーニングカップ２３は、図１４に示すように、底面から所定の高さの部分にゴミ受け皿１４の外径と略等しい内径を持つ円筒部２３ａを有している。この円筒部２３ａの側面の対向する２カ所には、指が入る程度の開口部２３ｂが形成されている。更に、底面にも略長方形の開口部２３ｃが設けられている。この開口部２３ｃは、ワイヤ１８（図２）及びツマミ１９（図２）が通る寸法に選ばれている。
【００５５】
そして、開口部２３ｃの短辺の略中央を通る直線方向に切り込み２４ａを有するゴム等の弾性体でなる薄いフィルム２４が接着されている。また、円筒部２３ａの外周面には、円筒部２３ａと略等しい高さのゴム等の弾性体でなる輪状部材２５が取り付けられている。クリーニングカップ２３は、排気筒１５を包囲する空間２３ｄを有しており、図１５に示すように、クリーニングカップ２３を適切な向きにして排気筒１５に被せ、吸気ガイド２０側に押さえるように保持した状態で、クリーニングカップ２３の外部からツマミ１９を上下方向（Ｈの方向）に引き下ろしたり、押し上げたりすることにより、排気筒１１の外周面に付着したゴミをリング２１に配したブラシ２２（図４）でクリーニングカップ２３内に掻き落として速やかに排気筒１５を清掃できる。
【００５６】
その後、輪状部材２５の上から円筒部２３ａの２つの開口部２３ｂ，２３ｂを指で押さえることによりゴミ受け皿１４を摘み、ゴミ受け皿１４と共に排気筒１５を回転させ、保持部２０ａから排気筒１５を取り外す。そして、クリーニングカップ２３内に溜まったゴミを捨てるとともに、排気筒１５の水洗い等を行う。これにより、汚れた排気筒１５に直接触れることなく、排気筒１５をサイクロン集塵部５から取り外せるため、効率的で清潔なメンテナンスが実現できる。
【００５７】
また、排気筒本体１１とゴミ受け皿１４との凹凸係合を解除してゴミ受け皿１４を取り外し、ツマミ１９をワイヤ１８と共に引き下ろした後、リング２１を排気筒本体１１より抜き取ることで、それぞれを個々に分解して清掃が行える。
【００５８】
また、第１、第２集塵室７、８内に溜まったゴミを捨てるには、これらの集塵室７及び８を一体で吸気ガイド２０から取り外し、ゴミ箱の上等で両者を分離することにより、それぞれに堆積したゴミを周辺にまき散らすことなく確実に捨てられる。更に、第１、第２集塵室７、８の一方若しくは両方を透明若しくは半透明なガラスや樹脂からなる透明部材で形成してもよい。これにより、第１、第２集塵室７、８内の塵埃の量を視認でき、ゴミ捨て時期を容易に判別できるようになる。
【００５９】
また、図１６の斜視図、図１７の側面断面図に示すように、吸気ガイド２０と接続パイプ３とを一体に形成すれば、外観的にも優れ、使用性・利便性も向上する。この実施形態によると、接続パイプ３の吸気ガイド２０側には、第１集塵室７と第２集塵室８を装着するための半円筒状の集塵室固定部３ａ（図１８参照）が接続パイプ３の長手方向に沿って形成されている。接続パイプ３に隣接する集塵室固定部３ａの下方には、スライド子１６が所定の範囲で上下方向（Ｖの方向）に摺動可能なスライド子摺動部３１が形成されている。
【００６０】
スライド子１６の前面には、図１９に示すように、集塵室の受け部１６ａと、リブ１６ｂとが突設されており、一方の背面には集塵室固定部３ａ側に配された後述するロック子１７（図１７）の凸部１７ａ（図１７）と係合する凹部１６ｃが凹設されている。第２集塵室８の底面には、スライド子１６の受け部１６ａが嵌合する第１陥没部８ａが形成されている。
【００６１】
また、第２集塵室８の側面には、スライド子１６のリブ１６ｂが挿入される溝部８ｃが設けられているとともに、下端から上方に延びて突起部８ｄが突設されている。スライド子摺動部３１（図１７）の上部には、上方から下方に延びてＬ字状のリブ３１ａ（図１７）が設けられており、このリブ３１ａはスライド子１６のＶの方向の摺動により突起部８ｄを挟持して、第２集塵室８を集塵室固定部３ａ側に保持するようになっている。本実施形態では、第２集塵室８の側面に第２陥没部８ｂを設け、この第２陥没部８ｂの外形より突起部８ｄが突出しない構成とている。
【００６２】
また、第２集塵室８の内面周壁には、図１７に示すような隆起部８ｅが設けられている。これにより、第２集塵室８内で旋回する気流に追従して旋回するゴミが隆起部８ｅでせき止められるため、堆積したゴミが舞い上がるのを防止でき、ゴミの集塵効率が向上する。尚、８ｆは第２集塵室８の側面に設けた凸部または凹部からなる位置合わせ部である。従って、使用者はこの位置合わせ部８ｆを目印として保持することにより、第１、第２集塵室７、８の装着時、向きを間違うことなく、集塵室固定部３ａの適切な位置に速やかに運ぶことができる。
【００６３】
ロック子１７は、集塵室固定部３ａに回動自在に支持されている。ロック子１７の前面には凸部１７ａが突設されており、その背面と接続パイプ３の側面との間に配されたバネ２８によってスライド子１６側に付勢されている。これにより、ロック子１７の凸部１７ａはスライド子１６側に突出することとなる。
【００６４】
以上の構成で、第１、第２集塵室７、８を吸気ガイド２０及び集塵室固定部３ａに装着する際は、スライド子１６のリブ１６ａを第２集塵室８の溝部８ｃに挿入するとともに、受け部１６ａと第１陥没部８ａとを係合させる。更に、この状態で第１、第２集塵室７、８を接続パイプ３側に押圧しながら持ち上げることにより、第２集塵室８の突起部８ｄをリブ３１ａに係止させると、ロック子１７の凸部１７ａにスライド子１６の凹部１６ｃがバネ２８の付勢力により嵌合する。
【００６５】
これにより、第１集塵室７の上面開口部がパッキン７ａ、７ｂを介して給気ガイド２０に圧着されるため、第１、第２集塵室７、８の内部空間の気密性が維持されるように第１、第２集塵室７、８は保持され、両集塵室７、８と吸気ガイド２０とからなるサイクロン集塵部５が形成される。
【００６６】
逆に、第１、第２集塵室７、８を取り外すときは、図２０に示すように、ロック子１７と連動するロック解除ボタン１７ｂ（図１６）をバネ２８の付勢力に抗して押すことにより、凸部１７ａが凹部１６ｃより離脱されるので、第１、第２集塵室７、８を集塵室固定部３ａ側に押圧しながら引き下ろし、この状態で第１、第２集塵室７、８を手前に引き抜くようにして集塵室固定部３ａから取り外す。
【００６７】
このようにして取り外した第１、第２集塵室７、８をゴミ箱の上等に運び、両者を分離することにより、それぞれに分別回収されたゴミを周辺にまき散らすことなく、確実に捨てることができる。
【００６８】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によると、塵埃の如きゴミと共に流入する気流を旋回させながら塵埃を分離・回収するサイクロン式集塵部に排気筒を着脱自在に設けたことにより、排気筒を取り外して水洗い等ができ、メンテナンスの手間を大幅に省ける。
【００６９】
また、本発明によると、排気筒表面に付着したゴミを除去する清掃手段を設け、排気筒表面を清掃することにより、排気筒の目詰まりを容易に解消し、吸塵効率の低下を防ぐとともに、除去したゴミが排気筒の底面に固定した皿状部材のゴミ受け用の間隙に掻き集められるため、集められたゴミは次の運転でサイクロン式集塵部内で旋回する気流で吹き飛ばされ、塵埃の付着した排気筒に直接触れることなく、着脱自在な排気筒をサイクロン式吸塵部に取り付けたまま容易に清掃が行える。
【００７０】
また、サイクロン式集塵部に配した集塵室を第１及び第２集塵室に仕切る隔壁に、サイクロン式集塵部内で旋回する気流の方向に開口した開口部を設けたことにより、分離されたゴミがスムーズに下側の第２集塵室内に収容され、ゴミの回収効率の向上が図られる。
【００７１】
また、クリーニングカップを排気筒に被せて清掃手段を作動することにより排気筒に付着したゴミがクリーニングカップ内に落とされるため、外部へゴミが飛散することなく衛生的、かつ、効率的に排気筒の清掃を行える。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に一実施形態に係る電気掃除機のサイクロン集塵部を示す側面断面図である。
【図２】そのサイクロン集塵部に配される排気筒の側面図である。
【図３】その排気筒の清掃時の側面図である。
【図４】図２の縦断面図である。
【図５】図２の横断面図である。
【図６】図２の下面図である。
【図７】図２の他の例の横断面図である。
【図８】そのサイクロン集塵部の排気筒及びその付属部材の他の例の側面図である。
【図９】そのサイクロン集塵部に配される集塵室を仕切る隔壁の斜視図である。
【図１０】その隔壁を図８のＡの方向から見た側面図である。
【図１１】その隔壁の上面図である。
【図１２】その隔壁の他の例の上面図である。
【図１３】そのサイクロン集塵部へのクリーニングカップの取り付け説明図である。
【図１４】そのクリーニングカップの構成を説明する斜視図である。
【図１５】そのクリーニングカップをサイクロン集塵部に取り付けた状態の縦断面図である。
【図１６】本発明の他の実施形態に係る電気掃除機のサイクロン集塵部の周辺の斜視図である。
【図１７】そのサイクロン集塵部の側面断面図である。
【図１８】図１７におけるｘ−ｘ線断面図である。
【図１９】そのサイクロン集塵部に配される第２集塵室及びその装着に用いるスライド子の斜視図である。
【図２０】そのサイクロン集塵部に集塵室を着脱する時の側面断面図である。
【図２１】従来の電気掃除機の概略構成図である。
【図２２】その電気掃除機のサイクロン集塵部の斜視図である。
【図２３】そのサイクロン集塵部の側面断面図である。
【図２４】そのサイクロン集塵部の水平断面図である。
【図２５】そのサイクロン集塵部に配される集塵室を仕切る隔壁の上面図である。
【符号の説明】
１ 電気掃除機本体
２ サクションホース
３ 接続パイプ
４ 吸込口体
５ サイクロン集塵部
５ａ 流入口
５ｂ 排気口
７ 第１集塵室
８ 第２集塵室
９ 隔壁
９ａ 開口部
１０ 連結部材
１１ 排気筒
１３ 弁
１４ ゴミ受け皿
１５ 排気筒
１６ スライド子
１７ ロック子
１８ ワイヤ
１９ ツマミ
２０ 吸気ガイド
２１ リング
２２ ブラシ
２３ クリーニングカップ
２４ フィルム
２５ 輪状部材
２６ ピン
２７，２８ バネ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vacuum cleaner having a cyclone-type dust suction unit that separates dust by swirling intake air.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been proposed an electric vacuum cleaner having a cyclone dust collecting unit that separates dust by turning an intake air driven by an electric blower. FIG. 21 is a schematic view showing an example of such a conventional vacuum cleaner. A connection pipe 3 is connected to a suction port body 4 having an intake port (not shown) facing the floor surface F. A cyclone dust collecting part 5 is connected to the connection pipe 3.
[0003]
The cyclone dust collecting part 5 communicates with the electric vacuum cleaner main body 1 having the electric blower 1a via the connecting member 10 and the suction hose 2, and forms an intake passage. The handle 10a is formed by bending a part of the connecting member 10 to be gripped by the user. The handle 10a is provided with an operation unit 10g having operation keys for performing various operations and a display unit for displaying a driving situation. Have been.
[0004]
When the electric blower 1a is driven, intake air is taken in from the intake port (not shown) of the intake port body 4 as shown by an arrow f1, and the intake air passes through the connection pipe 3 from the inflow port 5a to the cyclone dust collecting section 5. Inflow. The dust is separated and removed while turning the intake air in the cyclone dust collecting section 5, and is discharged from the vacuum cleaner main body 1 to the outside as indicated by an arrow f2 by the suction force of the electric blower 1a.
[0005]
Details of the cyclone dust collecting section 5 are shown in a perspective view of FIG. 22, a side sectional view of FIG. 23, and a top sectional view of FIG. The cyclone dust collecting section 5 has an intake guide 20 having an inlet 5a formed at an upper portion thereof, and is connected to the connection pipe 3 by the intake guide 20. The cyclone dust collecting part 5 is formed in a substantially cylindrical shape, and is arranged in parallel with the connection pipe 3. Then, the intake air flows from the inflow port 5a toward the tangential direction of the inner wall 5c of the cyclone dust collecting section 5.
[0006]
An end face 10 c of the connecting pipe 10 b integrated with the connecting member 10 is closed and protrudes into the cyclone dust collecting section 5. An exhaust port 5b through which intake air is exhausted from the cyclone dust collecting portion 5 is provided at a position lower than the inflow port 5a on the outer peripheral surface of the connecting pipe 10b. The exhaust port 5b is formed in a mesh shape including a large number of through holes.
[0007]
The intake guide 20 is provided with a valve 13 made of an elastic material such as rubber. When the valve 13 bends in the direction of the flow of the suction airflow due to the vacuum pressure of the suction air, the suction air flows from the inflow port 5a in the tangential direction of the cyclone dust collecting section 5 as shown in FIG. As a result, the intake air turns while colliding with the inner wall 5c of the cyclone dust collecting portion 5, and the dust is separated by the centrifugal force and deposited in the first dust collecting chamber 7.
[0008]
Further, when the intake air is not flowing, the valve 13 closes the inflow port 5a by elasticity so as to prevent the backflow of dust. This prevents scattering of dust when the vacuum cleaner is stored.
[0009]
A second dust collection chamber 8 is provided substantially coaxially via a partition 9 below the first dust collection chamber 7. The partition 9 is provided with a mesh-shaped opening 9a comprising a large number of through holes as shown in FIG. The mesh is formed of a resin such as nylon, a mesh-like metal, or the like, and is fixed to the partition wall 9 by double molding, heat welding, adhesion, or the like. The fine dust passes through the opening 9 a and is stored in the second dust collection chamber 8.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the dust that flows into the cyclone dust collecting unit 5 together with the suction by the drive of the electric blower 1a includes extremely minute dust. However, since such minute dust is very light, the cyclone dust collecting unit is extremely light. Due to the centrifugal force generated by the airflow swirling in the air outlet 5, the air cannot be sufficiently separated, and when the air is exhausted from the exhaust port 5b, the air attracts to the mesh of the exhaust port 5b and the mesh is clogged. In this case, ventilation resistance occurs in the exhaust port 5b at the clogged portion, and sufficient intake air cannot be obtained with respect to the output of the electric blower 1a, so that the dust absorption efficiency decreases.
[0011]
In addition, much of the dust sucked to the exhaust port 5b remains stuck to the exhaust port 5b even when the driving of the electric blower 1a is stopped, and unless the cleaning is performed regularly, every time the vacuum cleaner is operated, one after another. , And the above-mentioned clogging significantly reduces the dust-absorbing efficiency. Therefore, regular maintenance such as cleaning of the exhaust port 5b is indispensable, and it takes time and effort.
[0012]
In addition, since the exhaust port 5b is formed in the connecting pipe 10b protruding into the cyclone dust collecting section 5, the exhaust port 5b cannot be easily attached to and detached from the cyclone dust collecting section 5, and maintenance such as cleaning of the exhaust port 5b is sufficiently performed. Hateful. Therefore, when the exhaust port 5b on which dust is stuck is rubbed with a cloth or the like, the fallen dust tends to adhere to the fingers of the cleaner and become unsanitary, causing a problem that the dust falls on the floor surface and becomes dirty again. there were. In addition, it takes a considerable amount of time and effort to completely clean the exhaust port 5b at every corner, and the usability is poor.
[0013]
In addition, since the opening 9a of the partition 9 is in a mesh shape, when relatively coarse dust such as a piece of paper is deposited in the first dust collection chamber 7, part or all of the opening 9a is closed. However, there is a possibility that fine dust cannot be sufficiently accommodated in the second dust collection chamber 8. In this case, at the time of the next operation, the dust remaining in the first dust collection chamber 7 is taken up by the airflow swirling in the cyclone dust collection part 5, and the dust is more easily sucked into the exhaust port 5b. .
[0014]
The present invention provides an electric vacuum cleaner that can easily perform maintenance such as cleaning of an exhaust port from which an airflow flowing into a cyclone dust collecting unit is exhausted, and that can separate fine dust efficiently in the cyclone dust collecting unit and separately collect the dust in a dust suction chamber. The purpose is to provide.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a suction port body having an intake port, an electric blower that generates intake air, an intake path provided between the suction port body and the electric blower, A vacuum cleaner provided with a cyclone-type dust collecting unit that separates dust by swirling intake air that is arranged in the road,
The cyclone-type dust collecting section is provided with a dust-collecting chamber for storing the separated dust and a detachable exhaust pipe communicating between the inside and the outside of the cyclone-type dust collecting section.
[0016]
According to this configuration, the intake air generated by the electric blower flows into the cyclone type dust collector through the intake passage. In the cyclone type dust collecting unit, the dust is separated while the intake air turns, and the dust is stored in the dust collecting chamber. The intake air from which the dust is separated is exhausted from the dust collection chamber through an exhaust pipe. In addition, if the detachable exhaust pipe is removed from the cyclone type dust collecting section, it can be washed with water and the like, so that maintenance becomes easy.
[0017]
The present invention also provides a suction port body having an air intake port, an electric blower that generates intake air, an intake path provided between the suction port body and the electric blower, and an air flow that is arranged in the intake path and flows into the intake path. In a vacuum cleaner equipped with a cyclone type dust collection unit that separates dust by turning the intake air,
A dust collection chamber including first and second dust collection chambers separated by a partition having an opening that opens in the swirling direction of the intake air is provided.
[0018]
The present invention also provides a suction port body having an air intake port, an electric blower that generates intake air, an intake path provided between the suction port body and the electric blower, and an air flow that is arranged in the intake path and flows into the intake path. In a vacuum cleaner equipped with a cyclone type dust collection unit that separates dust by turning the intake air,
A detachable exhaust chamber that communicates between a dust collecting chamber including first and second dust collecting chambers separated by a partition having an opening that opens in the swirling direction of the intake air, and an inside and an outside of the cyclone type dust collecting section. A cylinder is provided in the cyclone type dust collecting section.
[0019]
According to this configuration, the intake air generated by the electric blower flows into the cyclone type dust collector through the intake passage. In the first dust collection chamber, the dust separated by the centrifugal force of the swirling intake air falls on the partition wall, and most of the dust passes through the opening of the partition wall while swirling following the swirling intake air. It is housed in. The intake air from which the dust is separated is exhausted from the dust collection chamber through an exhaust pipe. In addition, if the detachable exhaust pipe is removed from the cyclone type dust collecting section, it can be washed with water and the like, so that maintenance becomes easy.
[0020]
When the dust collecting chamber is made detachable, the dust collecting chamber can be removed as needed to discard the dust accumulated inside.
[0021]
Further, when the dust collecting chamber is formed of a transparent member that can be visually recognized from the outside, the amount of dust accumulated in the dust collecting chamber can be visually recognized from the outside.
[0022]
Further, an exhaust port is formed on the side surface of the exhaust pipe, and a filter for removing dust from the intake air flowing into the exhaust pipe through the exhaust port is attached to the exhaust port. Even fine dust that is difficult to separate by the centrifugal force of the swirling airflow is removed by the filter, so that the dust is prevented from being exhausted from the exhaust stack together with air.
[0023]
Further, the invention is characterized in that a cleaning means for cleaning a side surface of the exhaust pipe is provided. According to this, even if the filter attached to the exhaust pipe is clogged with dust, the dust is removed by operating the cleaning means.
[0024]
Further, the present invention is characterized in that, in addition to the cleaning means, a dish-shaped member attached to the bottom surface of the exhaust pipe and having a gap for receiving dust between the exhaust pipe and a side surface near the bottom face is provided. I do. According to this, even if the filter attached to the exhaust pipe is clogged with dust, the dust is scraped off by operating the cleaning means, and is collected in the dust receiving gap of the dish member.
[0025]
Then, by putting a cleaning cup on the exhaust pipe and operating the cleaning means, dust attached to the side surface of the exhaust pipe can be collected in the cleaning cup.
[0026]
If a movable member for operating the cleaning means is provided and the movable member is always urged to a predetermined position by a spring or the like, after the exhaust pipe is cleaned, the cleaning means returns to the original state by the restoring force of the spring or the like. Returning to the position, it is possible to prevent disturbance of swirling intake air due to forgetting to return and a decrease in the efficiency of separating dust.
[0027]
In addition, if a convex portion is provided substantially at the center of the partition wall that separates the first dust collection chamber and the second dust collection chamber, dust that has accumulated and risen in the second dust collection chamber disposed below the partition wall can be formed. Pressed by the convex portion, it does not reach a predetermined height or more.
[0028]
Furthermore, when at least one or more shielding protrusions that obstruct the flow of the intake air that swirls into the second dust collection chamber are provided, a part of the intake air that swirls in the second dust collection chamber is dammed by the shielding protrusions, and thus dust is removed. The dust collection efficiency is improved.
[0029]
Further, the present invention is characterized in that a holding mechanism for detachably holding the dust collection chamber in the intake path is provided. According to this, since the dust collection chamber can be directly fixed to the intake path, the cyclone type dust suction section including the dust collection chamber can be made compact.
[0030]
When a concave portion or a convex portion is provided on the outer peripheral portion of the second dust collecting chamber for positioning the mounting to the cyclone type dust collecting portion, the concave portion or the convex portion serves as a mark. Can be quickly mounted to the appropriate position of the cyclone type dust collector without mistake.
[0031]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. This embodiment is characterized in that the cyclone dust collecting portion has a structural feature, and other configurations are the same as the conventional vacuum cleaner shown in FIGS. 21 to 24. The same reference numerals are given and the detailed description is omitted.
[0032]
FIG. 1 is a side sectional view of a cyclone dust collecting unit of the vacuum cleaner according to the present embodiment. The cyclone dust collecting portion 5 has an intake guide 20 having an inlet 5a formed at an upper portion thereof, and is connected to the connection pipe 3 forming an intake passage by the intake guide 20. Further, the cyclone dust collecting portion 5 is formed in a substantially cylindrical shape, and is arranged substantially parallel to the connection pipe 3. The intake air flows from the inflow port 5a at substantially right angles to the exhaust air flow from the cyclone dust collecting section 5.
[0033]
A connecting pipe 10 b communicating with the connecting member 10 (see FIG. 22) is provided upright on the intake guide 20 from substantially the center of the upper surface of the cyclone dust collecting section 5. Reference numeral 20a denotes a cylindrical holding portion provided on the intake guide 20 so as to communicate with the connecting pipe 10b, and an exhaust pipe 15 described later is detachably screwed to the holding portion 20a. .
[0034]
Further, if the cyclone dust collecting section 5 is disposed on the opposite side of the floor surface F (see FIG. 21) with respect to the connection pipe 3, the connection pipe 3 comes into contact with the floor surface F when cleaning a gap or the like under the bed. In addition to being able to fall to the position, it is possible to prevent the cyclone dust collecting portion 5 from colliding with the floor and being damaged when the connecting pipe 3 is dropped.
[0035]
A partition 9 is provided below the first dust collection chamber 7, and a second dust collection chamber 8 is provided substantially coaxially via the partition 9. The partition wall 9 is adhered or welded to the inner wall of the first dust collection chamber 7 or formed integrally with the first dust collection chamber 7. The partition 9 has an opening 9a as shown in the perspective view of FIG. 9, the side view of FIG. 10, and the top view of FIG. The opening 9 a has a substantially horizontal portion 9 b formed at a position lower than the flat partitioning portion 90 of the partition 9 in the direction of the airflow swirling in the first dust collection chamber 7, and one of the peripheral portions of the partition 9. An opening is formed by a slope portion 9c whose portion is spirally dropped with a gentle inclination. Note that the opening 9a may be composed of only the slope 9c.
[0036]
Therefore, since the opening 9a is provided in the turning direction of the airflow swirling in the first dust collection chamber 7 (FIG. 1), dust swirling with the swirling airflow smoothly flows in the second dust collection chamber 8 (FIG. 1). Therefore, the effect of promoting the separation and collection of dust in the first and second dust collection chambers 7 and 8 can be obtained.
[0037]
The edge 9e facing the opening 9a of the partition 90 of the partition 9 is chamfered from the upper surface to the lower surface in the direction of the swirling airflow. That is, the edge portion 9e has the same inclination as the slope portion 9c. Thus, dust separated by centrifugal force due to the airflow swirling in the first dust collection chamber 7 is more easily stored in the second dust collection chamber 8.
[0038]
Reference numeral 9d denotes a substantially cylindrical or columnar dust holding portion protruding toward the second dust collection chamber 8, and even if a large amount of dust such as fine dust is accumulated in the second dust collection chamber 8 by cleaning, the dust is not removed. Since the pressing portion 9d functions as a press for the raised dust, it is possible to effectively prevent the dust once entering the second dust collecting chamber 8 from flowing back to the first dust collecting chamber 7 and flying up.
[0039]
That is, in FIG. 11, an airflow along with dust enters the second dust collection chamber 8 from the outer peripheral portion 9f of the opening 9a and the airflow of the second dust collection chamber 8 is sucked out from the inner peripheral portion 9g of the opening 9a. The dust in the second dust collecting chamber 8 mainly accumulates in the central portion, and the dust in the central portion which rises following the airflow from the inner peripheral portion 9 g tends to flow back to the first dust collecting chamber 7. Since the dust is prevented from being deposited unnecessarily high by 9d, backflow of dust from the inner peripheral portion 9g into the first dust collection chamber 7 is prevented. In addition, since the horizontal cross section of the dust holding portion 9d is substantially circular, the airflow smoothly turns, and the height of dust accumulated in the second dust collection chamber 8 can be made substantially uniform.
[0040]
The openings 9a of the partition 9 may be provided at two places on the partition 9, as shown in FIG. 12, or may be provided more than two.
[0041]
FIG. 2 is an external view of an exhaust pipe 15 equipped with a cleaning means. On the outer peripheral surface of the exhaust pipe main body 11, the intake air flowing into the cyclone dust collecting portion 5 together with the dust is separated from the dust by centrifugal force, and then the cyclone is separated. An exhaust port 5 b for exhausting the dust from the dust collecting section 5 is provided. As shown in FIG. 2, the exhaust port 5b is formed by covering a plurality of window-shaped openings 11a with a mesh 11b having a large number of through holes.
[0042]
The mesh 11b is formed of a thin resin such as a nylon resin, and is fixed to the exhaust pipe main body 11 by integral molding, heat welding, bonding, or the like so that no step is formed at the peripheral edge thereof with the outer peripheral surface of the exhaust pipe main body 11. . This is because if there is a step, dust is caught and clogging of the exhaust port 5b is promoted.
[0043]
At an upper portion of the exhaust pipe main body 11, a screw portion 11c screwed to a holding portion 20a (FIG. 1) of the intake guide 20 (FIG. 1) is provided. Reference numeral 21 denotes a ring into which the exhaust pipe main body 11 is inserted and slidable along the axial direction (direction H) of the outer peripheral surface of the exhaust pipe main body 11. Reference numeral 14 denotes a dust receiving tray which is detachably engaged with the bottom surface of the exhaust pipe main body 11 by an uneven fitting mechanism or the like.
[0044]
Details of the exhaust cylinder main body 11 and the exhaust cylinder 15 which is an accessory member thereof are shown in a longitudinal sectional view of FIG. 4, a transverse sectional view of FIG. 5, and a bottom view of FIG. A plurality of brushes 22 (four in FIG. 5) for cleaning the exhaust port 5b formed in the exhaust pipe main body 11 are provided on the inner surface of the ring 21. The brush 22 is made of a fiber having an appropriate elasticity, and the length of the bristle feet is selected to be such a length that the tip thereof slightly comes into contact with the outer peripheral surface of the exhaust pipe main body 11.
[0045]
Since the inner diameter of the upper part of the dust receiving tray 14 is slightly larger than the outer diameter of the exhaust pipe main body 11, a dust receiving gap 14a is formed between the dust receiving tray 14 and the entire outer peripheral surface of the exhaust pipe main body 11. You. Reference numeral 18 denotes a wire bent along the external shape of the exhaust pipe main body 11, and its upper end is bent together and inserted into the support portion 21a of the ring 21 having a substantially horizontal through hole. On the other hand, the lower end side of the wire 18 penetrates the dust receiving tray 14, and a central portion thereof is a U-shaped portion 18 a bent in a U-shape, inserted into the knob 19 and held by the pin 26. . Incidentally, the lower end of the wire 18 may be formed as a knob portion as it is.
[0046]
Two grooves 11d, 11d in which the wire 18 is buried along the axial direction are formed at opposing positions on the outer peripheral surface of the exhaust pipe main body 11, and the wire 18 slides using the groove 11d as a guide. It becomes. Therefore, the wire 18 does not protrude from the outer peripheral surface of the exhaust pipe main body 11, is excellent in appearance, and prevents turbulence of the airflow swirling in the cyclone dust collecting portion 5.
[0047]
The wire 18 has a curved portion 18b that curves inward near the upper end thereof, and a concave portion 11e having a shape along the curved surface of the curved portion 18b is formed at the upper end portion of the groove portion 11d of the exhaust pipe main body 11. ing. Thereby, when the ring 21 supported by the wire 18 is at the upper end of the exhaust pipe main body 11, the curved portion 18b of the wire 18 and the sponge 11e of the exhaust pipe main body 11 are engaged, so that the electric blower 1a (FIG. The ring 21 is prevented from slipping down due to the seismic intensity or the like accompanying the operation of (2).
[0048]
As shown in FIG. 6, a groove 14 b for accommodating the wire 18 and a groove 14 c for accommodating one end of the knob 19 are formed on the bottom surface of the dust receiving tray 14. Therefore, when the ring 21 is held at the upper end of the exhaust pipe main body 11 as described above, the wire 18 does not protrude from the bottom surface of the dust receiving tray 14, and one end of the knob 19 is buried in the dust receiving tray 14. As a result, when the air separated from the dust in the cyclone dust collecting section 5 is exhausted through the exhaust pipe 15, the air flow of the exhaust is prevented from being disturbed. Garbage can be prevented.
[0049]
According to the configuration described above, as shown in FIG. 3, the vertical movement (direction H) of the knob 19 is transmitted to the ring 21 via the wire 18, so that the ring 21 is ejected by operating the knob 19. The cylinder body 11 can slide along the axial direction (the direction of H) of the outer peripheral surface. When the knob 19 is completely pulled down, the brush 22 (FIG. 4) collects the dust clogged in the mesh 11b of the exhaust pipe main body 11 in the gap 14a (FIG. 4) of the dust receiving tray 14 while scraping the dust.
[0050]
Accordingly, at the time of the next operation, the dust accumulated in the gap 14a is blown off by the swirling intake air flow in the cyclone dust collecting unit 5, and is stored in the first and second dust collecting chambers 7, 8. The exhaust pipe 11 can be quickly cleaned without directly touching the exhaust pipe 15 which is contaminated by dust.
[0051]
In the present invention, a case has been described in which the brush 22 is used as a means for scraping dust adhered to the exhaust pipe main body 11. However, in addition to the brush 22, a material such as a raised cloth, a soft resin, or a foam material may be appropriately sized. Alternatively, they may be arranged on the ring 14. As shown in FIG. 7, a depression 11 f in which the tip of the brush 22 fits may be provided at the upper end of the exhaust pipe main body 11. In this case, it is possible to prevent the brush 22 from being bent while the ring 21 is held at the upper end of the exhaust pipe main body 11, which is advantageous in extending the life of the brush 22, which is a consumable product.
[0052]
Further, as shown in FIG. 8, the ring 21 may be fixed to the other end of the spring 27 having one end connected to the screw portion 11c of the exhaust pipe main body 11, and the ring 21 may be constantly urged upward. In this case, if the knob 19 is pulled down and released, the restoring force of the spring 27 returns the ring 21 to its original position, so that the ring 21 is not forgotten to be returned. In addition, if the cover 11g that covers the spring 27 is provided, it is possible to prevent dust from adhering to the spring 27.
[0053]
By the way, when the dirt attached to the exhaust pipe main body 11 is severe, or when hair is clinging to the exhaust pipe main body 11, it is insufficient to clean the exhaust pipe main body 11 only by pulling down the ring 14 once. As shown in FIG. 13, the first and second dust collecting chambers 7, 8 may be disposed from the suction guide 20 of the cyclone dust collecting unit 5 (FIG. 1). It is preferable that the cleaning is performed after the cleaning cup 23 is put on the exhaust pipe 15 in a state where the cleaning cup 23 is removed.
[0054]
As shown in FIG. 14, the cleaning cup 23 has a cylindrical portion 23a having an inner diameter substantially equal to the outer diameter of the dust receiving tray 14 at a predetermined height from the bottom surface. Openings 23b are formed in two opposing sides of the cylindrical portion 23a so that a finger can enter. Further, a substantially rectangular opening 23c is provided also on the bottom surface. The opening 23c is selected to have a size through which the wire 18 (FIG. 2) and the knob 19 (FIG. 2) pass.
[0055]
Then, a thin film 24 made of an elastic body such as rubber and having a cutout 24a in a linear direction passing through the approximate center of the short side of the opening 23c is adhered. Further, a ring-shaped member 25 made of an elastic body such as rubber having a height substantially equal to that of the cylindrical portion 23a is attached to an outer peripheral surface of the cylindrical portion 23a. The cleaning cup 23 has a space 23 d surrounding the exhaust pipe 15. As shown in FIG. 15, the cleaning cup 23 is put on the exhaust pipe 15 in an appropriate direction, and held so as to be pressed against the intake guide 20. In this state, the knob 19 is pulled down or pushed up and down (in the direction of H) from the outside of the cleaning cup 23, so that dust attached to the outer peripheral surface of the exhaust pipe 11 is disposed on the ring 21 by a brush 22 (see FIG. In 4), the exhaust pipe 15 can be quickly cleaned by being scraped into the cleaning cup 23.
[0056]
Thereafter, the dust receiving tray 14 is picked up by pressing the two openings 23b, 23b of the cylindrical portion 23a from above the ring-shaped member 25 with the finger, and the exhaust pipe 15 is rotated together with the dust receiving tray 14, so that the exhaust pipe 15 is removed from the holding section 20a. Remove. Then, the dust accumulated in the cleaning cup 23 is discarded, and the exhaust pipe 15 is washed with water. Thereby, the exhaust pipe 15 can be removed from the cyclone dust collecting part 5 without directly touching the dirty exhaust pipe 15, so that efficient and clean maintenance can be realized.
[0057]
In addition, the uneven engagement between the exhaust body 11 and the dust receiving tray 14 is released, the dust receiving tray 14 is detached, the knob 19 is pulled down together with the wire 18, and then the ring 21 is pulled out from the exhaust cylinder main body 11, so that each is individually. And can be cleaned.
[0058]
In order to discard the dust collected in the first and second dust collecting chambers 7 and 8, the dust collecting chambers 7 and 8 are integrally removed from the intake guide 20 and separated from each other on a trash box or the like. Thus, the garbage that has accumulated on each can be reliably discarded without being scattered around. Further, one or both of the first and second dust collecting chambers 7 and 8 may be formed of a transparent member made of transparent or translucent glass or resin. As a result, the amount of dust in the first and second dust collection chambers 7 and 8 can be visually recognized, and it is possible to easily determine the dust disposal time.
[0059]
In addition, as shown in the perspective view of FIG. 16 and the cross-sectional side view of FIG. 17, when the intake guide 20 and the connection pipe 3 are integrally formed, the appearance is excellent, and the usability and convenience are improved. According to this embodiment, a semi-cylindrical dust collection chamber fixing portion 3a for mounting the first dust collection chamber 7 and the second dust collection chamber 8 is provided on the intake pipe 20 side of the connection pipe 3 (see FIG. 18). Are formed along the longitudinal direction of the connection pipe 3. Below the dust collection chamber fixing portion 3a adjacent to the connection pipe 3, a slider sliding portion 31 is formed, in which the slider 16 can slide in the vertical direction (V direction) within a predetermined range.
[0060]
As shown in FIG. 19, a receiving portion 16a of the dust collection chamber and a rib 16b are provided on the front surface of the slider 16 as shown in FIG. 19, and one of the rear surfaces is disposed on the dust collection chamber fixing portion 3a side. A recess 16c that engages with a projection 17a (FIG. 17) of a lock 17 (FIG. 17) described later is formed in a recess. On the bottom surface of the second dust collecting chamber 8, a first recessed portion 8a into which the receiving portion 16a of the slide 16 is fitted is formed.
[0061]
A groove 8c into which the rib 16b of the slider 16 is inserted is provided on a side surface of the second dust collection chamber 8, and a projection 8d is provided to extend upward from the lower end and protrude. An L-shaped rib 31a (FIG. 17) is provided on the upper portion of the slider sliding portion 31 (FIG. 17) and extends downward from above to slide the slider 16 in the V direction. The second dust collecting chamber 8 is held on the dust collecting chamber fixing portion 3a side by holding the projection 8d by the movement. In the present embodiment, a second depression 8b is provided on the side surface of the second dust collection chamber 8, and the projection 8d does not project from the outer shape of the second depression 8b.
[0062]
Further, a raised portion 8e as shown in FIG. 17 is provided on the inner peripheral wall of the second dust collection chamber 8. As a result, dust swirling following the airflow swirling in the second dust collection chamber 8 is blocked by the raised portions 8e, so that the accumulated dust can be prevented from flying up and dust collection efficiency can be improved. Incidentally, reference numeral 8f denotes a positioning portion formed of a convex portion or a concave portion provided on the side surface of the second dust collecting chamber 8. Therefore, the user holds the positioning portion 8f as a mark so that the user can place the first and second dust collecting chambers 7 and 8 in an appropriate position of the dust collecting chamber fixing portion 3a without mistaken orientation. Can be transported quickly.
[0063]
The lock element 17 is rotatably supported by the dust collection chamber fixing portion 3a. A convex portion 17a is projected from the front surface of the lock element 17, and is urged toward the slide element 16 by a spring 28 arranged between the rear surface and the side surface of the connection pipe 3. As a result, the projection 17a of the lock element 17 projects toward the slide element 16 side.
[0064]
With the above configuration, when the first and second dust collecting chambers 7 and 8 are mounted on the intake guide 20 and the dust collecting chamber fixing portion 3a, the ribs 16a of the slider 16 are fitted to the groove portions 8c of the second dust collecting chamber 8. At the same time, the receiving portion 16a is engaged with the first recessed portion 8a. Further, in this state, when the first and second dust collecting chambers 7 and 8 are lifted while being pressed against the connection pipe 3 side, the projection 8d of the second dust collecting chamber 8 is locked to the rib 31a. The concave portion 16 c of the slide 16 is fitted to the convex portion 17 a of the slider 17 by the urging force of the spring 28.
[0065]
Thereby, the upper opening of the first dust collection chamber 7 is pressed against the air supply guide 20 via the packings 7a and 7b, so that the airtightness of the internal space of the first and second dust collection chambers 7 and 8 is maintained. As a result, the first and second dust collecting chambers 7 and 8 are held, and the cyclone dust collecting section 5 including the dust collecting chambers 7 and 8 and the suction guide 20 is formed.
[0066]
Conversely, when removing the first and second dust collecting chambers 7 and 8, the lock release button 17 b (FIG. 16) interlocked with the lock element 17 is pressed against the urging force of the spring 28 as shown in FIG. By pressing, the convex portion 17a is detached from the concave portion 16c, so that the first and second dust collecting chambers 7 and 8 are pulled down while being pressed toward the dust collecting chamber fixing portion 3a, and in this state, the first and second dust collecting chambers are lowered. The dust chambers 7 and 8 are detached from the dust collection chamber fixing portion 3a by pulling them out toward the user.
[0067]
The first and second dust collection chambers 7 and 8 thus removed are carried to a trash box or the like, and the two are separated from each other, so that the separately collected garbage can be reliably disposed of without being scattered around. Can be.
[0068]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the exhaust pipe is detachably provided in the cyclone type dust collecting portion that separates and collects dust while turning the airflow flowing together with dust such as dust. It can be washed with water, etc., greatly reducing maintenance work.
[0069]
Further, according to the present invention, cleaning means for removing dust attached to the exhaust pipe surface is provided, and by cleaning the exhaust pipe surface, clogging of the exhaust pipe can be easily eliminated, and a reduction in dust suction efficiency can be prevented. The removed debris is scraped into the dust receiving gap of the dish-shaped member fixed to the bottom of the exhaust pipe, and the collected debris is blown off by the swirling airflow in the cyclone-type dust collection unit in the next operation, causing dust to adhere. Cleaning can be easily performed without attaching the detachable exhaust cylinder to the cyclone type dust suction part without directly touching the exhaust cylinder.
[0070]
Separation is achieved by providing an opening in the direction of the airflow swirling in the cyclone type dust collecting unit on the partition wall that partitions the dust collecting room arranged in the cyclone type dust collecting unit into the first and second dust collecting units. The collected dust is smoothly accommodated in the lower second dust collection chamber, and the dust collection efficiency is improved.
[0071]
In addition, since the dust attached to the exhaust pipe is dropped into the cleaning cup by operating the cleaning means by putting the cleaning cup on the exhaust pipe, the exhaust pipe is sanitarily and efficiently removed without scattering dust to the outside. Can be cleaned.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side cross-sectional view illustrating a cyclone dust collecting unit of a vacuum cleaner according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of an exhaust pipe arranged in the cyclone dust collecting section.
FIG. 3 is a side view of the exhaust stack at the time of cleaning.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view of FIG.
FIG. 6 is a bottom view of FIG. 2;
FIG. 7 is a cross-sectional view of another example of FIG. 2;
FIG. 8 is a side view of another example of the exhaust pipe of the cyclone dust collecting unit and its attached members.
FIG. 9 is a perspective view of a partition partitioning a dust collection chamber provided in the cyclone dust collection unit.
FIG. 10 is a side view of the partition seen from the direction of A in FIG. 8;
FIG. 11 is a top view of the partition.
FIG. 12 is a top view of another example of the partition.
FIG. 13 is an explanatory view of attaching a cleaning cup to the cyclone dust collecting unit.
FIG. 14 is a perspective view illustrating the configuration of the cleaning cup.
FIG. 15 is a longitudinal sectional view showing a state where the cleaning cup is attached to a cyclone dust collecting unit.
FIG. 16 is a perspective view of the vicinity of a cyclone dust collecting unit of a vacuum cleaner according to another embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a side sectional view of the cyclone dust collecting unit.
18 is a sectional view taken along line xx in FIG. 17;
FIG. 19 is a perspective view of a second dust collecting chamber disposed in the cyclone dust collecting section and a slide used for mounting the second dust collecting chamber.
FIG. 20 is a side sectional view when a dust collection chamber is attached to and detached from the cyclone dust collection unit.
FIG. 21 is a schematic configuration diagram of a conventional vacuum cleaner.
FIG. 22 is a perspective view of a cyclone dust collecting portion of the vacuum cleaner.
FIG. 23 is a side sectional view of the cyclone dust collecting unit.
FIG. 24 is a horizontal sectional view of the cyclone dust collecting unit.
FIG. 25 is a top view of a partition partitioning a dust collection chamber provided in the cyclone dust collection unit.
[Explanation of symbols]
1 Vacuum cleaner body
2 Suction hose
3 Connection pipe
4 Suction port body
5 Cyclone dust collection unit
5a Inlet
5b exhaust port
7 First dust collection room
8 Second dust collection room
9 partition
9a Opening
10 Connecting members
11 exhaust stack
13 valves
14 Garbage tray
15 Exhaust stack
16 Slide child
17 Rock child
18 wires
19 Knob
20 Suction guide
21 Ring
22 brushes
23 Cleaning Cup
24 films
25 annular member
26 pin
27,28 spring
