JP2004089442A - Surgical anastomotic device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば結腸または食道のような中空器官の吻合を行う為のものであって、組織のステープリングと同時に切断を行う外科用吻合器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、外科用吻合器としては、例えば、特開平8−66406号公報に記載されたものが知られている。この種の外科用吻合器の基本的な構成として、ハンドルが設けられた操作部と、操作部から延設された挿入部と、挿入部の先端に設けられ、ステープル及び円筒形カッターを収納するステープルカートリッジ部と、挿入部に対して着脱可能に連結され、ステープルカートリッジ部の先端側面と対向するアンビル部と、を有している。操作部を操作することにより、アンビル部は、ステープルカートリッジ部に対して接離方向に移動可能となっている。アンビル部を、切断された一方の中空器官の切断端に挿入し、操作部、挿入部及びステープルカートリッジ部を切断された他方の中空器官の切断端にまで挿入して、それぞれ切断端において、アンビル部とステープルカートリッジ部とを対向させた状態で、アンビル部を挿入部に連結した後、アンビル部をステープルカートリッジ部に接近するように軸方向に移動させることにより、アンビル部とステープルカートリッジ部との間に組織を挟み込み、さらに、操作部を別操作することにより、ステープルカートリッジ部内の多数のステープル及び円筒形カッターをアンビル部に対して押圧し、よって、組織を円筒形カッターによって切断すると共に、その切断線に沿って、ステープルを打ち込むことができる。その後、挿入部、ステープルカートリッジ部及びアンビル部全体を中空器官から引き抜くことにより、切断された中空器官同士の縫合が完了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成では、円筒形カッターは、ステープルと共に、アンビル部に向かって直進するため、組織を垂直に押し切りすることになる。しかしながら、内臓組織のような弾性のある組織を切断するのには押し切りでは、切り残しが発生するおそれがあり、それを防ぐためには、カッターの押圧力を高く設定する必要がある。ところが、カッターの押圧力を高く設定することは、ステープルの押圧力も高く設定することを意味し、ステープルに無理な力が作用して、ステープルの打ち込み不良が発生するおそれがある。
【0004】
本発明は、かかる課題に鑑みなされたもので、その目的は、カッターによる組織の切断を確実に行うことができ、ステープル等に無理な力がかからないようにすることができる外科用吻合器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、操作部と、操作部から延設された挿入部と、挿入部の先端側に設けられ多数のステープル及び円筒形カッターを収納するステープルカートリッジ部と、操作部の操作により挿入部内をその長手方向に移動可能に配設されたスライド部材と、該スライド部材に対して着脱可能に連結されて、ステープルカートリッジ部の先端側端面と対向するアンビル部とを備え、前記ステープルカートリッジ部に、操作部の操作によりステープルカートリッジ部に収納されたステープル及び円筒形カッターをステープルカートリッジ部の先端側端面からアンビル部側へと押圧して移動させるプッシャーを備えた、外科用吻合器において、
前記プッシャーによって円筒形カッターを押圧する際に、円筒形カッターを回転させながらアンビル部側へと移動させる回転駆動手段を備えることを特徴とする。
【0006】
本発明では、円筒形カッターが直進ではなく、回転しながらアンビル部側へと移動し、つまり円筒形カッターが螺旋状に移動する。よって、アンビル部とステープルカートリッジ部との間に挟まれた組織を切断する際に、押し切りではなく、引き切りにより組織を切断していくことになる。これにより、弾性のある組織をきれいに切断していくことができ、切断面もきれいにすることができる。単なる押し切りと異なり大きな押圧力を必要としないために、ステープル等に無理な力がかかることなく、適正にステープルの打ち込みを行うことができる。
【0007】
前記回転駆動手段は、任意の手段により行うことができるが、前記円筒形カッターまたはステープルカートリッジ部内で固定されたカッター回転駆動部材のいずれか一方に形成されたカム溝と、前記円筒形カッターまたはカッター回転駆動部材のいずれか他方に設けられ、前記カム溝に嵌合するカム突起とから構成することができる。
【0008】
また、筒状カッターの刃先を波形状または鋸形状とすることもできる。これにより、刃先の中で波形状または鋸形状の突出している部分が、組織に刺し込まれて、切断のきっかけを作った後、刃先の中で突出している部分から続く斜めの部分が組織を斜めに切断していくことにより、刃物としての理想的な動作をさせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。以下の実施形態は本発明を限定するものではない。尚、説明において、術者側を基端側、術者から遠ざかる側を先端側ということにする。
【0010】
図1は、本発明による外科用吻合器の全体斜視図である。この外科用吻合器10は、主として、操作部12と、操作部12からやや湾曲するようにして延設された挿入部14と、挿入部14の先端に設けられるステープルカートリッジ部16と、挿入部14内を延びるスライドプレート(スライド部材)44に着脱可能に連結され、ステープルカートリッジ部16の先端側端面と対向するアンビル部18と、を有している。
【0011】
操作部12は、図1に示したように、術者の把持部となる本体22と、本体22の基端側において本体22に対して回動可能に取り付けられた回転ノブ24と、本体22に対して枢動可能に取り付けられたレバー26と、を有している。操作部12内部の詳細構造については図示を省略するが、回転ノブ24は、操作部12内部に配置され回り止めされたスライドシャフトと螺合している。回転ノブ24を回転させることにより、スライドシャフトをその回転方向に応じて、軸方向の基端側または先端側へと移動させることができる。また、レバー26を、本体22に対して接近する方向に押圧することにより、後述のように、ステープル70の打ち込み及び円筒形カッター72による切断を行うことができるようになっている。
【0012】
挿入部14は、図2〜図6に示すように、やや湾曲し、その基端部が前記本体22に連結されるパイプ42(パイプ部材42Aと42Bとからなる)と、パイプ42内に配設され、前記回転ノブ24に螺合されたスライドシャフトに連結されるスライドプレート44と、該スライドプレート44の回りに配設されるドライブパイプ46(図7参照)と、ドライブパイプ46の外側に配設される補強板48、48とを有している。ドライブパイプ46は、前記レバー26にスライダー28(図7参照)を介して連結されており、レバー26が引かれることにより、スライダー28を介してパイプ42内を軸方向の先端へと移動するようになっている。
【0013】
ステープルカートリッジ部16は、図2〜図6及び図9に示したように、円筒形のホルダ62と、ホルダ62に螺着されてホルダ62と前記パイプ42とを連結する略円錐形の中間ホルダ64と、を有している。ホルダ62の側周部には、ステープル70が収容される多数のステープルチャンバー62aが形成される。ステープルチャンバー62aは、図3から分かるように2列の同心状に配列され、各ステープルチャンバー62aは、ホルダ62の先端側端面から開口しており、且つその基端側は、ホルダ62の内部空間に連通している(図9等参照)。
【0014】
ホルダ62及び中間ホルダ64の内部空間には、前記ドライブパイプ46の先端部46aにジョイント66を介して連結されたプッシャー68が配設される(図7参照)。プッシャー68は、図8に示すように、その先端側部分において、同心状の内径部68aと外径部68bとを有しており、さらに外径部68bは、2列の同心状に配列されて前記ステープルチャンバー62aに対応した多数のプッシャー片68cを有している。プッシャー68のプッシャー片68cは、前記ステープルチャンバー62aの基端側からステープルチャンバー62a内に挿入されて、それぞれその内部に収納されるステープル70を保持すると共に、動作時にステープル70を押圧する役割を果たすものである。また、プッシャー68の内径部68aには突起部68dが形成されている。この突起部68dにホルダ62の内側に配置された円筒形カッター72が係止されて、該円筒形カッター72の落下を防ぐと共に該円筒形カッター72を押圧する役割を果たす。
【0015】
円筒形カッター72とホルダ62の内周面との間には、カッター回転駆動部材74が配置される。カッター回転駆動部材74は、ホルダ62の内周面に形成された溝内に嵌入され、且つカッター回転駆動部材74の基部は、中間ホルダ64内に配設されるリング受け76に受け止められており、よって、ホルダ62及び中間ホルダ64内で固定されている。
【0016】
円筒形カッター72は、図14(a)に示したように、その先端の刃先が波形状または鋸形状をなしており、その周面には、軸方向に斜めに延びるカム溝72aが形成されている。そして、前記カッター回転駆動部材74の内周面には、円筒形カッター72のカム溝72aに嵌合するカム突起74aが形成されている。これらカム溝72aとカム突起74aとで本発明の回転駆動手段を構成する。尚、この例とは逆に、円筒形カッター72にカム突起を設け、カッター回転駆動部材74に該カム突起が嵌合するカム溝を形成して回転駆動手段を構成することも可能である。円筒形カッター72の基端部には、内径方向に折曲された折曲部72bが形成されており、その内側には、円筒形カッター72と一体的に移動し、前記プッシャー68の内径部68aの回りを回転自在となったカッター台78が配設される。
【0017】
円筒形カッター72の刃先形状としては、図14(b)に示したように、周期の大きな波形状または鋸形状とすることもできる。好ましくは、図14(a)及び(b)に示すように、その突出端が尖がっているとよい。但し、図14(c)に示したように、見た目には全く刃先に凹凸がないものであってもよい。図14(c)のような場合であっても、ミクロには、多数の凹凸が形成されているからである。
【0018】
前記挿入部14内を延びるスライドプレート44の先端には、ガイド50が連結され、さらにガイド50にアンビル受け52が連結される。これらガイド50及びアンビル受け52は、前記操作部12の回転ノブ24を回転させることにより、スライドプレート44と共に挿入部14内をその長手方向に移動可能となっており、長手方向先端方向へと移動させたときには、アンビル受け52は、ステープルカートリッジ部16のホルダ62よりも先端側へと突出することができる。
【0019】
次に、アンビル部18は、図13に示すように、前記アンビル受け52に着脱可能に連結されるアンビル軸82と、アンビル軸82の先端側に配置されるアンビルヘッド84と、を有している。アンビル軸82は、前記アンビル受け52に対して、その周方向位置が規制されて連結される。そして、アンビルヘッド84の基端側端面は、ステープル成形面84aとなっており、ステープル成形面84aには、アンビル部18が挿入部14に連結された状態において、ステープルカートリッジ部16のステープルチャンバー62aと対向する多数のステープル成形溝84bが形成されている。また、ステープル成形面84aよりも内径側には、円筒形カッター72を受ける凹部84cが形成されている。
【0020】
以上のように構成される外科用吻合器10は、次のように動作する。まず、中空器官を切断し、切断された一方の中空器官の切断端を巾着縫合した後、切断端からアンビル部18のアンビルヘッド84を挿入する。このとき、アンビル軸82は中空器官には挿入せずに、切断端から外部に少なくともその一部を突出させておく。
【0021】
また、切除部位を切除した後、切断された他方の中空器官も巾着縫合し、別の挿入口からステープルカートリッジ部16を先頭にしてステープルカートリッジ部16及び挿入部14を挿入する。このとき、アンビル受け52は、ステープルカートリッジ部16よりも突出しており、該他方の中空器官の切断端から、前記アンビル受け52を突出させておく。
【0022】
次いで、それぞれ中空器官の切断端から突出したアンビル軸82とアンビル受け52とを連結し(図9)、操作部12の回転ノブ24を回転し、スライドプレート44を長手方向の基端側へと移動させる。こうして、アンビル部18をステープルカートリッジ部16へと接近させ、アンビルヘッド84のステープル成形面84aとステープルカートリッジ部16のホルダ62の先端面とを対向させて、両者の間に組織を挟み込む(図10)。そして、操作部12のレバー26を本体22に接近するように引くと、ドライブパイプ46が先端側へと移動し、ジョイント66を介してプッシャー68を先端側へと押圧する(図11)。これにより、プッシャー68のプッシャー片68cは、ステープル70を先端側へと押圧すると共に、内径部68aが円筒形カッター72を先端側へと押圧する。このとき、円筒形カッター72のカム溝72aに嵌合するカム突起74aが固定されているために、円筒形カッター72は、螺旋状に回転しながら先端側へと前進する。このため、波形状または鋸形状の刃先の突出端が組織に突き刺さると、その後は、組織に対して斜めに移動しながら円筒形カッター72が移動することになる。これにより、組織は、押し切りではなく引き切りとなり、弾性のある組織を、小さな押圧力でも、きれいに切断することができ、その切断面もきれいにすることができる。よって、その術者がレバー26を介して検知する切断感触も良好とすることができる。特に円筒形カッター72の刃先が波形状または鋸形状となっていることで、刃先の中で波形状または鋸形状の突出している部分が、組織に刺し込まれて、切断のきっかけを作った後、刃先の中で突出している部分から続く斜めの部分が組織を斜めに切断していくことにより、刃物としての理想的な動作をさせることができる。ステープル70に無理な力をかける必要が無く、縫合不全を防止することができる。
【0023】
こうして、ステープル70の打ち込み及び組織の切断が終了すると(図12)、レバー26を元の位置に戻して、円筒形カッター72を元の位置に退却させて、次いで、回転ノブ24を回転して、アンビル部18をステープルカートリッジ部16から離反させた後、操作部12のある側から外科用吻合器10を引き、円筒形カッター72によって形成された開口にアンビル部18を通して、挿入部14、ステープルカートリッジ部16及びアンビル部18を中空器官から引き抜いて、吻合が完了する。このときに、確実に円筒形カッター72によって開口が形成されるために、アンビル部18を円滑に開口を通すことができる。また、術後も、吻合された中空器官を内容物が円滑に通過することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、円筒形カッターが回転しながらアンビル部側へと移動するので、アンビル部とステープルカートリッジ部との間に挟まれた組織を切断する際に、押し切りではなく、引き切りにより組織を切断していくことになる。これにより、弾性のある組織をきれいに切断していくことができ、切断面もきれいにすることができる。単なる押し切りと異なり大きな押圧力を必要としないために、ステープル等に無理な力がかかることなく、適正にステープルの打ち込みを行うことができ、縫合不全を防止することができる。こうして、確実に円筒形カッターによって開口が形成されるために、ステープル打ち込み後に、開口を通してアンビル部を円滑に通過させることができると共に、術後に、中空器官を内容物が円滑に通過することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外科用吻合器の全体斜視図である。
【図2】本発明の外科用吻合器の挿入部、ステープルカートリッジ部及びアンビル部の分解斜視図であり、但し、挿入部の基端部が一部省略されている。
【図3】挿入部及びステープルカートリッジ部の部分破断斜視図であり、ステープル及び円筒形カッターが押圧されていない状態を表す。
【図4】挿入部及びステープルカートリッジ部の部分破断斜視図であり、ステープル及び円筒形カッターが押圧された状態を表す。
【図5】図3に対応する部分断面図である。
【図6】図4に対応する部分断面図である。
【図7】ドライブパイプ、ジョイント及びプッシャーの連結関係を表す分解斜視図である。
【図8】プッシャーの斜視図である。
【図9】挿入部の基端部、ステープルカートリッジ部及びアンビル部の縦断面図であり、アンビル部が挿入部に連結された状態を表す。
【図10】挿入部の基端部、ステープルカートリッジ部及びアンビル部の縦断面図であり、アンビル部がステープルカートリッジ部に接近した状態を表す。
【図11】挿入部の基端部、ステープルカートリッジ部及びアンビル部の縦断面図であり、プッシャーがステープル及び円筒形カッターを押圧した状態を表す。
【図12】挿入部の基端部、ステープルカートリッジ部及びアンビル部の縦断面図であり、プッシャーがステープル及び円筒形カッターを完全に押圧した状態を表す。
【図13】アンビル部の斜視図である。
【図14】(a)〜(c)は、円筒形カッターの様々な例である。
【符号の説明】
10 外科用吻合器
12 操作部
14 挿入部
16 ステープルカートリッジ部
18 アンビル部
44 スライドプレート(スライド部材)
68 プッシャー
70 ステープル
72 円筒形カッター
72a カム溝
74 カッター回転駆動部材
74a カム突起[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a surgical anastomosis device for performing an anastomosis of a hollow organ such as a colon or an esophagus, for performing simultaneous cutting and stapling of tissue.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as a surgical anastomosis device, for example, a device described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-66406 is known. As a basic configuration of this type of surgical anastomosis instrument, an operation section provided with a handle, an insertion section extending from the operation section, and a staple and a cylindrical cutter provided at a distal end of the insertion section are housed. A staple cartridge unit; and an anvil unit detachably connected to the insertion unit and facing a tip end side surface of the staple cartridge unit. By operating the operation unit, the anvil unit can be moved toward and away from the staple cartridge unit. The anvil part is inserted into the cut end of one of the cut hollow organs, and the operating part, the insertion part and the staple cartridge part are inserted up to the cut end of the cut other hollow organ. After the anvil part is connected to the insertion part with the part and the staple cartridge part facing each other, the anvil part is moved in the axial direction so as to approach the staple cartridge part. By sandwiching the tissue in between, and further operating the operating section, a number of staples and the cylindrical cutter in the staple cartridge section are pressed against the anvil section, and thus the tissue is cut by the cylindrical cutter. Staples can be driven along the cutting line. Thereafter, by pulling out the entire insertion portion, staple cartridge portion and anvil portion from the hollow organ, suturing of the cut hollow organs is completed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described conventional configuration, the cylindrical cutter advances straight along with the staples toward the anvil portion, and therefore pushes the tissue vertically. However, there is a risk that uncut portions may be generated by push-cutting to cut elastic tissue such as visceral tissue, and in order to prevent this, it is necessary to set the pressing force of the cutter high. However, setting a high pressing force of the cutter means setting a high pressing force of the staple, and an excessive force acts on the staple, which may cause staple driving failure.
[0004]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a surgical anastomosis apparatus which can surely cut tissue by a cutter and can prevent an excessive force from being applied to staples or the like. It is to be.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object, the present invention provides an operation section, an insertion section extending from the operation section, and a staple cartridge section provided on a distal end side of the insertion section and containing a large number of staples and a cylindrical cutter. A slide member disposed movably in the longitudinal direction of the insertion portion by operating the operation portion, and an anvil portion detachably connected to the slide member and opposed to a distal end side end surface of the staple cartridge portion. The staple cartridge unit further includes a pusher that presses and moves the staple and the cylindrical cutter stored in the staple cartridge unit from the distal end side of the staple cartridge unit to the anvil unit side by operating the operation unit. In surgical anastomosis,
When the cylindrical cutter is pressed by the pusher, there is provided a rotation driving means for moving the cylindrical cutter toward the anvil portion while rotating the cylindrical cutter.
[0006]
In the present invention, the cylindrical cutter moves to the anvil side while rotating, instead of moving straight, that is, the cylindrical cutter moves spirally. Therefore, when cutting the tissue sandwiched between the anvil portion and the staple cartridge portion, the tissue is cut not by push-off but by pull-off. Thereby, elastic tissue can be cut cleanly, and the cut surface can also be cleaned. Since a large pressing force is not required unlike simple push-off, staples can be properly driven without applying excessive force to staples or the like.
[0007]
The rotation driving means can be performed by any means, and a cam groove formed in one of the cylindrical cutter or a cutter rotation driving member fixed in the staple cartridge portion, and the cylindrical cutter or the cutter. And a cam projection provided on one of the other rotation driving members and fitted into the cam groove.
[0008]
Further, the cutting edge of the cylindrical cutter may be formed in a wave shape or a saw shape. With this, the wavy or saw-shaped protruding part of the cutting edge is pierced into the tissue, creating a trigger for cutting, and then the oblique part following the protruding part of the cutting edge, the tissue By cutting diagonally, an ideal operation as a blade can be performed.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The following embodiments do not limit the present invention. In the description, the operator side is referred to as a proximal side, and the side away from the operator is referred to as a distal side.
[0010]
FIG. 1 is an overall perspective view of a surgical anastomosis device according to the present invention. The surgical anastomosis apparatus 10 mainly includes an operation section 12, an
[0011]
As shown in FIG. 1, the operation unit 12 includes a
[0012]
As shown in FIGS. 2 to 6, the
[0013]
As shown in FIGS. 2 to 6 and 9, the
[0014]
A
[0015]
A cutter
[0016]
As shown in FIG. 14A, the
[0017]
As shown in FIG. 14B, the cutting edge shape of the
[0018]
A
[0019]
Next, as shown in FIG. 13, the
[0020]
The surgical anastomosis instrument 10 configured as described above operates as follows. First, the hollow organ is cut, and the cut end of one of the cut hollow organs is purse-sewn. Then, the
[0021]
After the cut site is cut, the other cut hollow organ is also subjected to purse string suture, and the
[0022]
Next, the
[0023]
Thus, when the driving of the staple 70 and the cutting of the tissue are completed (FIG. 12), the
[0024]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the cylindrical cutter moves toward the anvil portion while rotating, when cutting the tissue sandwiched between the anvil portion and the staple cartridge portion, it is not push-cutting. Then, the tissue will be cut by cutting off. Thereby, elastic tissue can be cut cleanly, and the cut surface can also be cleaned. Unlike a simple push-off, a large pressing force is not required, so that staples can be properly driven without applying excessive force to staples and the like, and suturing failure can be prevented. Thus, since the opening is reliably formed by the cylindrical cutter, it is possible to smoothly pass the anvil portion through the opening after the staple driving, and also to smoothly pass the contents through the hollow organ after the operation. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of a surgical anastomosis device of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view of an insertion portion, a staple cartridge portion, and an anvil portion of the surgical anastomosis device of the present invention, but a base end portion of the insertion portion is partially omitted.
FIG. 3 is a partially cutaway perspective view of an insertion portion and a staple cartridge portion, showing a state where a staple and a cylindrical cutter are not pressed.
FIG. 4 is a partially cutaway perspective view of an insertion portion and a staple cartridge portion, showing a state where a staple and a cylindrical cutter are pressed.
FIG. 5 is a partial sectional view corresponding to FIG.
FIG. 6 is a partial sectional view corresponding to FIG.
FIG. 7 is an exploded perspective view illustrating a connection relationship between a drive pipe, a joint, and a pusher.
FIG. 8 is a perspective view of a pusher.
FIG. 9 is a longitudinal sectional view of a base end of the insertion section, a staple cartridge section, and an anvil section, showing a state where the anvil section is connected to the insertion section.
FIG. 10 is a longitudinal sectional view of a base end portion of an insertion portion, a staple cartridge portion, and an anvil portion, showing a state in which the anvil portion is close to the staple cartridge portion.
FIG. 11 is a longitudinal sectional view of a base end portion of an insertion portion, a staple cartridge portion, and an anvil portion, showing a state where a pusher presses a staple and a cylindrical cutter.
FIG. 12 is a longitudinal sectional view of a base end portion of an insertion portion, a staple cartridge portion and an anvil portion, showing a state where a pusher completely presses a staple and a cylindrical cutter.
FIG. 13 is a perspective view of an anvil part.
14A to 14C are various examples of a cylindrical cutter.
[Explanation of symbols]
Reference Signs List 10 surgical anastomosis device 12
68
Claims (3)
前記プッシャーによって円筒形カッターを押圧する際に、円筒形カッターを回転させながらアンビル部側へと移動させる回転駆動手段を備えることを特徴とする外科用吻合器。An operation section, an insertion section extending from the operation section, a staple cartridge section provided on the distal end side of the insertion section to store a large number of staples and a cylindrical cutter, and the inside of the insertion section is operated in the longitudinal direction by operating the operation section. A movably disposed slide member, and an anvil portion detachably connected to the slide member and opposed to a tip end side end surface of the staple cartridge portion. In a surgical anastomosis device, which has a pusher for pressing and moving the staple and the cylindrical cutter stored in the staple cartridge portion from the distal end surface of the staple cartridge portion to the anvil portion side,
A surgical anastomosis apparatus comprising: a rotation driving means for moving a cylindrical cutter toward an anvil portion while rotating the cylindrical cutter when the cylindrical cutter is pressed by the pusher.
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