JP2004088610A - 音声入力システム - Google Patents

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Akira Suzuki
鈴木 朗
Sadahiro Gomi
五味 貞博
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】音源とマイクロホン装置との間の距離が変動する使用環境下でも音声信号が劣化しないようにすることができる音声入力システムを提供すること。
【解決手段】音声を集音して音声信号を送信するマイクロホン装置110と、音声信号を受信する音声信号受信装置130とを備え、マイクロホン装置110は、音声を集音して音声信号を生成する集音器111と、音声の発生源と集音器111との間の距離を測定して距離情報信号を生成する距離測定器116と、音声信号と距離情報信号とを送信する送信器117、118とを備え、音声信号受信装置130は、音声信号と距離情報信号とを受信する受信器131、132と、距離情報信号に基づいて音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび音声信号の全体のレベルの少なくともいずれかを補正する音声信号補正器139とを備えた構成を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声を集音して音声信号を送信するマイクロホン装置およびマイクロホン装置から音声信号を受信する音声信号受信装置を備える音声入力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
単一指向性のマイクロホン装置においては、一般的に、音源とマイクロホン装置との間の距離が小さいとき、音声のこもりや音声の鮮明度の悪化が引き起こされる、いわゆる近接効果が発生する。
【0003】
従来、音声入力システムとしては、例えば、特開昭59−11096号公報に開示されたものが知られている。
【0004】
図6に示す従来の音声入力システム600は、無指向特性を有して音声を集音する圧力型マイクロホンユニット601と、両指向特性を有して音声を集音する音圧傾度型マイクロホンユニット602と、音源と音圧傾度型マイクロホンユニット602との間の距離を示すあらかじめ決められた距離情報に基づいて、音圧傾度型マイクロホンユニット602によって出力される音声信号を補正するイコライザ回路603と、イコライザ回路603に通された音声信号と圧力型マイクロホンユニット601によって出力された音声信号とを合成する合成器604とを備える。
【0005】
前述のように構成された従来の音声入力システム600において、音声信号を補正する際には、まず、音源と音圧傾度型マイクロホンユニット602との間の距離を示す距離情報があらかじめ手動で入力され、次に、音源で発生した音声が圧力型マイクロホンユニット601と音圧傾度型マイクロホンユニット602とによって集音される。次に、音圧傾度型マイクロホンユニット602から出力された音声信号は、イコライザ回路603に通され、あらかじめ入力された固定の距離情報に基づいて、イコライザ回路603によって周波数帯域毎に音声信号のレベルが補正される。さらに、イコライザ回路603を通して補正された音声信号と、圧力型マイクロホンユニット601によって集音された音声の音声信号とが合成器604によって合成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の従来の音声入力システムでは、音源とマイクロホン装置との間の距離が変動する使用環境下において、音源とマイクロホン装置との間の実際の距離とは必ずしも一致しない距離を示す距離情報に基づいて音声信号が補正されてしまい、音声信号が劣化してしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、音源とマイクロホン装置との間の距離が変動する使用環境下でも音声信号が劣化しないようにすることができる音声入力システムを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の音声入力システムは、音声を集音して音声信号を送信するマイクロホン装置と、前記音声信号を受信する音声信号受信装置とを備え、前記マイクロホン装置は、前記音声を集音して前記音声信号を生成する集音器と、前記音声の発生源と前記集音器との間の距離を測定して距離情報信号を生成する距離測定器と、前記音声信号と前記距離情報信号とを送信する送信器とを備え、前記音声信号受信装置は、前記音声信号と前記距離情報信号とを受信する受信器と、前記距離情報信号に基づいて前記音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび前記音声信号の全体のレベルの少なくともいずれかを補正する音声信号補正器とを備える構成を有している。
【0009】
この構成により、音源と集音器との間の距離が変動しても、実際の距離を示す距離情報に則して音声信号が補正されることになり、音源と集音器との間の距離が変動する使用環境下でも音声信号が劣化しないようにすることができる。
【0010】
また、本発明の音声入力システムは、前記マイクロホン装置は、前記音声信号と前記距離情報信号とを重畳する信号重畳器を備え、前記音声信号受信装置は、前記音声信号と前記距離情報信号とを互いに分離する信号分離器を備える構成を有している。
【0011】
この構成により、音源と集音器との間の距離を表す距離情報信号と、集音した音声を表す音声信号とを1回線のケーブルによってマイクロホン装置と音声信号受信装置との間で信号を送受信できるため、マイクロホン装置と音声信号受信装置との間の回線を単純化することができる。
【0012】
また、本発明の音声入力システムは、前記送信器が、重畳された前記音声信号と前記距離情報信号とを無線で送信するようになっており、前記受信器が、重畳された前記音声信号と前記距離情報信号とを無線で受信する構成を有している。
【0013】
この構成により、マイクロホン装置と音声信号受信装置との間の通信を無線で行うことができるため、マイクロホン装置のとりまわしがケーブルの制約なしに行うことができる。
【0014】
また、本発明の音声入力システムにおけるマイクロホン装置は、音声を集音して音声信号を生成する集音器と、前記音声の発生源と前記集音器との間の距離を測定して距離情報信号を生成する距離測定器と、前記音声信号を受信して前記音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび前記音声信号の全体のレベルの少なくともいずれかを補正する音声信号受信装置に前記音声信号と前記距離情報信号とを送信する送信器とを備える構成を有している。
【0015】
この構成により、音源と集音器との間の距離を測定し、測定された距離を表す距離情報信号を音声信号受信装置に送信するようになっているため、音源と集音器との間の距離に応じた音声信号の周波数帯域毎のレベルと音声信号の全体のレベルとの補正をすることができることになり、音源と集音器との間の距離が変動する使用環境下でも音声信号が劣化しないようにすることができる。
【0016】
また、音声を集音して音声信号を送信するマイクロホン装置と、前記音声信号を受信する音声信号受信装置とを備え、前記マイクロホン装置は、前記音声を集音して前記音声信号を生成する集音器と、前記音声の発生源と前記集音器との間の距離を測定して距離情報信号を生成する距離測定器と、前記距離情報信号に基づいて音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび前記音声信号の全体のレベルの少なくともいずれかを補正する音声信号補正器と、前記音声信号を前記音声信号受信装置に送信する送信器とを備え、前記音声信号受信装置は、前記音声信号を受信する受信器と、前記音声信号の全体のレベルを増幅する増幅器とを備える構成を有している。
【0017】
この構成により、音声の集音と音声信号の補正とをマイクロホン装置で行い、かつ、マイクロホン装置と音声信号受信装置との間の通信を無線で行うようになっているため、マイクロホン装置は携帯性に優れ、音声信号受信装置は補正機能を有しない既設の装置を用いることができ、かつ、音声信号受信装置はマイクロホン装置と音声信号受信装置との間のケーブル配線を考慮せずに設置を行うことができる。
【0018】
また、本発明の音声入力システムにおけるマイクロホン装置は、音声を集音して音声信号を生成する集音器と、前記音声の発生源と前記集音器との間の距離を測定して距離情報信号を生成する距離測定器と、前記距離情報信号に基づいて前記音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび前記音声信号の全体のレベルの少なくともいずれかを補正する音声信号補正器と、前記音声信号を受信する音声信号受信装置に前記音声信号を送信する送信器とを備える構成を有している。
【0019】
この構成により、音声の集音と音声信号の補正とをマイクロホン装置で行い、かつ、マイクロホン装置と音声信号受信装置との間の通信を無線で行うようになっているため、マイクロホン装置は携帯性に優れ、音声信号受信装置は補正機能を有しない既設の装置を用いることができ、かつ、音声信号受信装置はマイクロホン装置と音声信号受信装置との間のケーブル配線を考慮せずに設置を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0021】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の音声入力システム100のブロック構成を示す図である。
【0022】
音声入力システム100は、音声を集音して音声信号を送信するマイクロホン装置110と、音声信号を受信する音声信号受信装置130とを備える。
【0023】
マイクロホン装置110は、音声を集音して音声信号を生成する集音器111と、音声の発生源と集音器111との間の距離を測定して距離情報信号を生成する距離測定器116と、集音器111によって生成される音声信号を音声信号受信装置130に送信する第1の送信器118と、距離測定器116によって生成される距離情報信号を音声信号受信装置130に送信する第2の送信器117とを備える。また、音声信号受信装置130は、マイクロホン装置110から送信される音声信号を受信する第1の受信器131と、マイクロホン装置110から送信される距離情報信号を受信する第2の受信器132と、距離情報信号に基づいて音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび音声信号の全体のレベルを補正する音声信号補正器139と、音声信号を補正するための補正情報を記憶した記憶器133と、記憶器133に記憶された補正情報を取得する補正情報取得器134と、補正された音声信号を出力する音声信号出力器140とを備える。
【0024】
マイクロホン装置110の距離測定器116は、具体的には、音源に当たって反射される超音波を発信する超音波発信部112と、音源に当たって反射された超音波を受信する超音波受信部113と、超音波が超音波発信部112によって発信されてから超音波受信部113によって受信されるまでの時間を計時して、計時した時間に基づいて音源と集音器111との間の距離を表す距離情報信号を生成する距離情報信号生成部115と、超音波発信部112における超音波の発信と距離情報信号生成部115における距離情報の生成とを制御する超音波制御部114とによって構成されている。
【0025】
なお、超音波発信部112は、集音器111の頭頂部を音源に向けたときに、発信した超音波が音源に照射されるように配置されており、超音波受信部113は、集音器111の頭頂部を音源に向けたときに、音源に当たって反射された超音波が入射されるように配置されている。また、超音波発信部112および超音波受信部113は、マイクロホン装置110の音源に対向する面の面積が小さくなるように、集音器111の近傍に配置されている。
【0026】
また、超音波制御部114は、超音波の発信を指示する発信指示信号を一定間隔で超音波発信部112に出力するのと同時に、計時開始を指示する計時開始指示信号を距離情報信号生成部115に出力するようになっている。また、距離情報信号生成部115は、音源に当たって反射された超音波が超音波受信部113によって受信されると直ちに受信通知信号が超音波受信部113から入力されるようになっている。また、距離情報信号生成部115は、超音波制御部114から計時開始信号が入力された時には計時を開始し、超音波受信部113から受信通知信号が入力された時には計時を終了するようになっている。また、距離情報信号生成部115は、計時した時間に基づいて生成した距離情報信号を第2の送信器117に出力するようになっている。
【0027】
音声信号受信装置130の音声信号補正器139は、具体的には、音声信号を複数の周波数帯域に分割する音声信号分割部135と、補正情報取得器134によって記憶器133から取得された補正情報で周波数帯域毎に音声信号のレベルを補正する周波数特性補正部136と、複数の周波数帯域に分割された音声信号を合成する音声信号合成部137と、補正情報取得器134によって記憶器133から取得された補正情報で音声信号の全体のレベルを補正する全体レベル補正部138とによって構成されている。
【0028】
音声信号受信装置130の記憶器133が記憶する補正情報の例を図5に示す。図5に示す補正情報500は、それぞれの距離範囲501、502、503、504に関連付けられた、周波数帯域511、512、513、514毎に音声信号の利得を決める周波数帯域別補正情報520と、全周波数帯域515にわたる音声信号の利得を決める全体補正情報530とによって構成されている。例えば周波数帯域別補正情報520は、周波数帯域毎に音声信号の振幅に乗じる係数とする。また、例えば全体補正情報530は、全周波数帯域の音声信号の振幅に乗じる係数とする。ここで、それぞれの距離範囲501、502、503、504は、音源と集音器111との間の距離の範囲を示す。
【0029】
なお、音声信号補正器139の周波数特性補正部136によって音声信号を補正しない場合でも、音源と集音器111との間の距離が長く、いわゆるオフマイクのときには、一般に、近接効果が生じない。しかしながら、音声信号補正器139の周波数特性補正部136によって音声信号を補正しない場合、音源と集音器111との間の距離が短く、いわゆるオンマイクのときには、一般に、近接効果が生じてしまう。近接効果が生じた場合、集音器111から出力される音声信号は、周波数が低い成分ほど、オフマイクのときに集音器111から出力される音声信号と比較して、レベルが大きくなってしまう。そこで、周波数帯域別補正情報520は、オフマイクとなる特定距離以上の距離範囲、例えば30cm以上の距離範囲では全周波数帯域にわたってレベルを変えない値とし、オンマイクとなる特定距離未満の距離範囲、例えば30cm未満の距離範囲では、低い周波数帯域の成分ほど利得を小さくする値とし、音声信号補正器139の周波数特性補正部136に音声信号を補正させるようにする。
【0030】
また、音声信号補正器139の全体レベル補正部138によって音声信号を補正しない場合、音源と集音器111との間の距離が短いほど、集音器111から出力される音声信号の全体のレベルが大きくなり、音源と集音器111との間の距離が長いほど、集音器111から出力される音声信号の全体のレベルが小さくなる。そこで、全体補正情報530は、長距離ほど利得を大きくする値とし、音声信号補正器139の全体レベル補正部138に音声信号を補正させるようにする。
【0031】
音声信号受信装置130の補正情報取得器134は、距離情報信号が表す距離に該当する周波数帯域別補正情報520と全体補正情報530とを音声信号受信装置130の記憶器133から取得して、周波数帯域別補正情報520を音声信号受信装置130の周波数特性補正部136に出力するとともに、全体補正情報530を音声信号受信装置130の全体レベル補正部138に出力するようになっている。
【0032】
以下、音声入力システム100の動作を説明する。
【0033】
まず、マイクロホン装置110の集音器111によって、音源から発せられた音声が集音されて音声信号が生成され、生成された音声信号が、マイクロホン装置110の第1の送信器118によって、音声信号受信装置130に送信される。
【0034】
また、マイクロホン装置110の超音波制御部114によって、発信指示信号と計時開始指示信号とが一定間隔で生成され、発信指示信号がマイクロホン装置110の超音波発信部112に入力されることでマイクロホン装置110の超音波発信部112によって超音波が発信され、計時開始指示信号がマイクロホン装置110の距離情報信号生成部115に入力されることでマイクロホン装置110の距離情報信号生成部115によって計時が開始される。
【0035】
次に、音源に当たって反射された超音波がマイクロホン装置110の超音波受信部113によって受信されることで受信通知信号が生成され、受信通知信号がマイクロホン装置110の距離情報信号生成部115に入力されることで計時が終了される。
【0036】
次に、マイクロホン装置110の距離情報信号生成部115によって、計時された時間に基づいて音源とマイクロホン装置110の集音器111との間の距離を表す距離情報信号が生成され、生成された距離情報信号が、マイクロホン装置110の第2の送信器117によって、音声信号受信装置130に送信される。
【0037】
次に、マイクロホン装置110の第2の送信器117によって送信された距離情報信号が、音声信号受信装置130の第2の受信器132によって受信され、受信された距離情報信号は、音声信号受信装置130の補正情報取得器134に出力される。
【0038】
次に、音声信号受信装置130の補正情報取得器134によって、距離情報信号が示す距離に対応する補正情報が音声信号受信装置130の記憶器133から取得される。例えば、図5に示す補正情報500において、音源と集音器111との距離が第2の距離範囲502に該当する場合、第2の距離範囲502に対応する周波数帯域別補正情報520と全体補正情報530とが音声信号受信装置130の記憶器133から取得される。
【0039】
次に、音声信号受信装置130の第1の受信器131によって受信された音声信号が、音声信号受信装置130の音声信号分割部135によって複数の周波数帯域に分割される。
【0040】
次に、音声信号受信装置130の周波数特性補正部136によって、距離情報に基づいて周波数帯域毎に音声信号のレベルが補正される。例えば、図5に示す補正情報500において、音源と集音器との距離が第2の距離範囲502に該当する場合、第2の距離範囲502に対応する周波数帯域別補正情報520で音声信号のレベルが周波数帯域毎に補正される。
【0041】
次に、音声信号受信装置130の音声信号合成部137によって、複数の周波数帯域毎に分割された音声信号が合成される。
【0042】
次に、音声信号受信装置130の全体レベル補正部138によって、距離情報に基づいて音声信号の全体のレベルが補正される。例えば、図5に示す補正情報500において、音源と集音器111との距離が第2の距離範囲502に該当する場合、第2の距離範囲502に対応する全体補正情報530で音声信号の全体のレベルが補正される。
【0043】
次に、音声信号受信装置130の周波数特性補正部136および全体レベル補正部138によって補正された音声信号が、音声信号受信装置130の音声信号出力器140から出力される。
【0044】
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態の音声入力システム100は、音源と集音器111との間の距離を測定する距離測定器116と、測定された距離に応じて音声信号の周波数帯域毎のレベルと音声信号の全体のレベルとを補正する音声信号補正器139とを備えるので、音源と集音器111との間の距離が変動しても実際の距離を示す距離情報に則して音声信号の周波数毎のレベルと音声信号の全体のレベルとが補正されることになり、音源と集音器との間の距離が変動する使用環境下でも音声信号が劣化しないようにすることができる。
【0045】
なお、本実施の形態の音声信号受信装置130は、予め記憶された補正情報を取得して音声信号を補正するようになっているが、距離情報に基づいて補正情報を生成する構成でも良い。例えば、距離情報に基づいて、音声信号の振幅に乗じる係数を算出するように構成してもよい。また、距離情報に基づいて、音源と集音器との間の距離が特定距離未満のときにはハイパスフィルタを通すように構成してもよい。
また、本実施の形態の音声信号受信装置130の音声信号補正器139は、距離情報信号に基づいて音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび音声信号の全体のレベルの両方について音声信号を補正するようになっているが、音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび音声信号の全体のレベルのいずれか一方について音声信号を補正する構成でも良い。
【0046】
(第2の実施の形態)
図2は、本発明の第2の実施の形態の音声入力システム200のブロック構成を示す図である。なお、本発明の第2の実施の形態の音声入力システム200を構成する構成要素のうち、前述の本発明の第1の実施の形態の音声入力システム100における構成要素と同様の処理を行うものには同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
【0047】
マイクロホン装置210の信号重畳器221は、マイクロホン装置210の集音器111によって生成された音声信号と、マイクロホン装置210の距離測定器116によって生成された距離情報信号とが入力され、入力された音声信号と距離情報信号とを重畳して1つの信号、すなわち重畳信号を生成し、生成された重畳信号をマイクロホン装置210の送信器222に出力するようになっている。
【0048】
マイクロホン装置210の送信器222は、マイクロホン装置210の信号重畳器221によって生成された重畳信号を音声信号受信装置230に送信するようになっている。
【0049】
音声信号受信装置230の受信器241は、マイクロホン装置210によって送信された重畳信号を受信し、受信した重畳信号を音声信号受信装置230の信号分離器242に出力するようになっている。
【0050】
音声信号受信装置230の信号分離器242は、音声信号受信装置230の受信器241によって出力された重畳信号を再び音声信号と距離情報信号とに分離し、分離された音声信号を音声信号受信装置230の音声信号補正器139に、分離された距離情報信号を音声信号受信装置230の補正情報取得器134にそれぞれ出力するようになっている。
【0051】
以下、音声入力システム200の動作を説明する。
【0052】
まず、マイクロホン装置210の集音器111によって、音源から発せられた音声が集音されて音声信号が生成され、生成された音声信号が、マイクロホン装置210の信号重畳器221に出力される。
【0053】
また、前述の第1の実施の形態において説明したのと同様に、マイクロホン装置210の距離測定器116によって、音源と集音器111との間の距離が測定されて、音源と集音器111との間の距離を表す距離情報信号が生成される。また、生成された距離情報信号がマイクロホン装置210の信号重畳器221に出力される。
【0054】
次に、マイクロホン装置210の信号重畳器221によって音声信号と距離情報信号とが重畳されて重畳信号が生成され、生成された重畳信号が、マイクロホン装置210の送信器222によって音声信号受信装置230に送信される。
【0055】
次に、マイクロホン装置210の送信器222によって送信された重畳信号が音声信号受信装置230の受信器241によって受信され、受信された重畳信号は、音声信号受信装置230の信号分離器242に出力される。
【0056】
次に、音声信号受信装置230の信号分離器242によって重畳信号が再び音声信号と距離情報信号とに分離され、分離された音声信号が音声信号受信装置230の音声信号補正器139に出力されるとともに、分離された距離情報信号が音声信号受信装置230の補正情報取得器134にそれぞれ出力される。
【0057】
次に、音声信号受信装置230の補正情報取得器134によって、距離情報信号が示す距離に対応する補正情報が音声信号受信装置230の記憶器133から取得される。
【0058】
次に、前述の第1の実施の形態において説明したのと同様に、音声信号受信装置230の音声信号補正器139によって、音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび音声信号の全体のレベルが補正される。
【0059】
次に、音声信号受信装置230の音声信号補正器139によって補正された音声信号が、音声信号受信装置230の音声信号出力器140から出力される。
【0060】
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態の音声入力システム200は、音声信号と距離情報信号とを重畳して重畳信号を生成する信号重畳器221をマイクロホン装置210に備え、1つの信号に重畳された音声信号と距離情報信号とを再び分離する信号分離器242を音声信号受信装置230に備えるので、1回線のケーブルによってマイクロホン装置210と音声信号受信装置230との間で信号を送受信できるため、マイクロホン装置210と音声信号受信装置230との間の回線を単純化することができる。
【0061】
(第3の実施の形態)
図3は、本発明の第3の実施の形態の音声入力システム300のブロック構成を示す図である。なお、本発明の第3の実施の形態の音声入力システム300を構成する構成要素のうち、前述の本発明の第2の実施の形態の音声入力システム200における構成要素と同様の処理を行うものには同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
【0062】
マイクロホン装置310の無線送信器322は、マイクロホン装置310の信号重畳器221によって生成された重畳信号を音声信号受信装置330に無線で送信するようになっている。
【0063】
音声信号受信装置330の無線受信器341は、マイクロホン装置310によって送信された重畳信号を無線で受信し、受信した重畳信号を音声信号受信装置330の信号分離器242に出力するようになっている。
【0064】
以下、音声入力システム300の動作を説明する。
【0065】
まず、マイクロホン装置310の集音器111によって、音源から発せられた音声が集音されて音声信号が生成され、生成された音声信号が、マイクロホン装置310の信号重畳器221に出力される。
【0066】
また、前述の第1の実施の形態において説明したのと同様に、マイクロホン装置310の距離測定器116によって、音源と集音器111との間の距離が測定されて、音源と集音器111との間の距離を表す距離情報信号が生成される。また、生成された距離情報信号がマイクロホン装置310の信号重畳器221に出力される。
【0067】
次に、マイクロホン装置310の信号重畳器221によって音声信号と距離情報信号とが重畳されて重畳信号が生成され、生成された重畳信号がマイクロホン装置310の無線送信器322によって、音声信号受信装置330に無線で送信される。
【0068】
次に、マイクロホン装置310の無線送信器322によって送信された重畳信号が音声信号受信装置330の無線受信器341によって無線で受信され、受信された重畳信号は、音声信号受信装置330の信号分離器242に出力される。
【0069】
次に、音声信号受信装置330の信号分離器242によって、重畳信号が再び音声信号と距離情報信号とに分離され、分離された音声信号が音声信号受信装置330の音声信号補正器139に出力されるとともに、分離された距離情報信号が音声信号受信装置330の補正情報取得器134にそれぞれ出力される。
【0070】
次に、音声信号受信装置330の補正情報取得器134によって、距離情報信号が示す距離に対応する補正情報が音声信号受信装置330の記憶器133から取得される。
【0071】
次に、前述の第1の実施の形態において説明したのと同様に、音声信号受信装置330の音声信号補正器139によって、音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび音声信号の全体のレベルが補正される。
【0072】
次に、音声信号受信装置330の音声信号補正器139によって補正された音声信号が、音声信号受信装置330の音声信号出力器140から出力される。
【0073】
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態の音声入力システム300は、音声信号と距離情報信号とを重畳して重畳信号を生成する信号重畳器221と、重畳信号を音声信号受信装置330に無線で送信する無線送信器322とをマイクロホン装置310に備え、重畳信号をマイクロホン装置310から無線で受信する無線受信器341と、重畳信号を再び音声信号と距離情報信号とに分離する信号分離器242とを音声信号受信装置230に備えるので、マイクロホン装置310と音声信号受信装置330との間の通信を無線で行うことができ、マイクロホン装置310のとりまわしがケーブルの制約なしに行うことができる。
【0074】
(第4の実施の形態)
図4は、本発明の第4の実施の形態の音声入力システム400のブロック構成を示す図である。なお、本発明の第4の実施の形態の音声入力システム400を構成する構成要素のうち、前述の本発明の第1の実施の形態の音声入力システム100における構成要素と同様の処理を行うものには同一の符号を付し、それぞれの説明を省略する。
【0075】
マイクロホン装置450は、音声を集音して音声信号を生成する集音器111と、音声の発生源と集音器111との間の距離を測定して距離情報信号を生成する距離測定器116と、音声信号を補正するための補正情報を記憶した記憶器133と、記憶器133に記憶された補正情報を取得する補正情報取得器134と、距離情報信号に基づいて音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび音声信号の全体のレベルを補正する音声信号補正器139と、音声信号を音声信号受信装置460に無線で送信する無線送信器440とを備える。
【0076】
音声信号受信装置460は、マイクロホン装置450によって送信された音声信号を無線で受信する無線受信器461と、音声信号を増幅する増幅器462とを備える。
【0077】
マイクロホン装置450の無線送信器440は、マイクロホン装置450の音声信号補正器139によって補正された音声信号を音声信号受信装置460に無線で送信するようになっている。
【0078】
音声信号受信装置460の無線受信器461は、マイクロホン装置450から送信された音声信号を無線で受信し、音声信号受信装置460の増幅器462に出力するようになっている。
【0079】
音声信号受信装置460の増幅器462は、音声信号受信装置460の無線受信器461によって受信された音声信号の全体のレベルを増幅するようになっている。
【0080】
以下、音声入力システム400の動作を説明する。
【0081】
まず、マイクロホン装置450の集音器111によって、音源から発せられた音声が集音されて音声信号が生成され、生成された音声信号が、マイクロホン装置450の音声信号補正器139に出力される。
【0082】
また、前述の第1の実施の形態において説明したのと同様に、マイクロホン装置450の距離測定器116によって、音源と集音器111との間の距離が測定されて、音源と集音器111との間の距離を表す距離情報信号が生成される。また、生成された距離情報信号がマイクロホン装置450の補正情報取得器134に出力される。
【0083】
次に、マイクロホン装置450の補正情報取得器134によって、距離情報信号が示す距離に対応する補正情報がマイクロホン装置450の記憶器133から取得される。
【0084】
次に、前述の第1の実施の形態における音声信号受信装置130の音声信号補正器139と同様に、マイクロホン装置450の音声信号補正器139によって、音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび音声信号の全体のレベルが補正される。
【0085】
次に、マイクロホン装置450の音声信号補正器139によって補正された音声信号が、マイクロホン装置450の無線送信器440によって音声信号受信装置460に無線で送信される。
【0086】
次に、マイクロホン装置450の無線送信器440によって送信された音声信号が音声信号受信装置460の無線受信器461によって無線で受信され、受信された音声信号が音声信号受信装置460の増幅器462に出力される。
【0087】
次に、音声信号受信装置460の増幅器462によって音声信号の全体のレベルが増幅される。
【0088】
以上説明したように、本発明の第4の実施の形態の音声入力システム400は、マイクロホン装置450に音声を集音して音声信号を生成する集音器111と、音源と集音器111との間の距離を測定して距離情報信号を生成する距離測定器116と、距離情報信号に基づいて音声信号の周波数帯域毎のレベルと音声信号の全体のレベルとを補正する音声信号補正器139と、音声信号補正器139によって補正された音声信号を音声信号受信装置460に無線で送信する無線送信器440とを備え、音声信号受信装置460にマイクロホン装置450によって送信された音声信号を無線で受信する無線受信器461とを備えるので、マイクロホン装置450は携帯性に優れ、音声信号受信装置460は補正機能を有しない既設の装置を用いることができ、かつ、音声信号受信装置460はマイクロホン装置450と音声信号受信装置460との間のケーブル配線を考慮せずに設置を行うことができる。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、音源とマイクロホン装置との間の距離が変動する使用環境下でも音声信号が劣化しないようにすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の音声入力システムのブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態の音声入力システムのブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態の音声入力システムのブロック図
【図4】本発明の第4の実施の形態の音声入力システムのブロック図
【図5】本発明の第1の実施の形態から第4の実施の形態までの音声入力システムにおける補正情報の例を示す図
【図6】従来の音声入力システムのブロック図
【符号の説明】
100、200、300、400 音声入力システム
110、210、310、450 マイクロホン装置
130、230、330、460 音声信号受信装置
111 集音器
112 超音波発信部
113 超音波受信部
114 超音波制御部
115 距離情報信号生成部
116 距離測定器
117、118、222 送信器
131、132、241 受信器
133 記憶器
134 補正情報取得器
135 音声信号分割部
136 周波数特性補正部
137 音声信号合成部
138 全体レベル補正部
139 音声信号補正器
140 音声信号出力器
221 信号重畳器
242 信号分離器
322、440 無線送信器(送信器)
341、461 無線受信器(受信器)
462 増幅器

Claims (6)

  1. 音声を集音して音声信号を送信するマイクロホン装置と、前記音声信号を受信する音声信号受信装置とを備え、前記マイクロホン装置は、前記音声を集音して前記音声信号を生成する集音器と、前記音声の発生源と前記集音器との間の距離を測定して距離情報信号を生成する距離測定器と、前記音声信号と前記距離情報信号とを送信する送信器とを備え、前記音声信号受信装置は、前記音声信号と前記距離情報信号とを受信する受信器と、前記距離情報信号に基づいて前記音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび前記音声信号の全体のレベルの少なくともいずれかを補正する音声信号補正器とを備えることを特徴とする音声入力システム。
  2. 前記マイクロホン装置は、前記音声信号と前記距離情報信号とを重畳する信号重畳器を備え、前記音声信号受信装置は、前記音声信号と前記距離情報信号とを互いに分離する信号分離器を備えることを特徴とする請求項1に記載の音声入力システム。
  3. 前記送信器が、重畳された前記音声信号と前記距離情報信号とを無線で送信するようになっており、前記受信器が、重畳された前記音声信号と前記距離情報信号とを無線で受信するようになっていることを特徴とする請求項2に記載の音声入力システム。
  4. 音声を集音して音声信号を生成する集音器と、前記音声の発生源と前記集音器との間の距離を測定して距離情報信号を生成する距離測定器と、前記音声信号を受信して前記音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび前記音声信号の全体のレベルの少なくともいずれかを補正する音声信号受信装置に前記音声信号と前記距離情報信号とを送信する送信器とを備えることを特徴とするマイクロホン装置。
  5. 音声を集音して音声信号を送信するマイクロホン装置と、前記音声信号を受信する音声信号受信装置とを備え、前記マイクロホン装置は、前記音声を集音して前記音声信号を生成する集音器と、前記音声の発生源と前記集音器との間の距離を測定して距離情報信号を生成する距離測定器と、前記距離情報信号に基づいて前記音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび前記音声信号の全体のレベルの少なくともいずれかを補正する音声信号補正器と、前記音声信号を前記音声信号受信装置に送信する送信器とを備え、前記音声信号受信装置は、前記音声信号を受信する受信器と、前記音声信号の全体のレベルを増幅する増幅器とを備えることを特徴とする音声入力システム。
  6. 音声を集音して音声信号を生成する集音器と、前記音声の発生源と前記集音器との間の距離を測定して距離情報信号を生成する距離測定器と、前記距離情報信号に基づいて前記音声信号の周波数帯域毎のレベルおよび前記音声信号の全体のレベルの少なくともいずれかを補正する音声信号補正器と、前記音声信号を受信する音声信号受信装置に前記音声信号を送信する送信器とを備えることを特徴とするマイクロホン装置。
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