JP2004086917A - 情報処理装置、耐タンパ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ICカード用チップの処理を行う前にを行う前に変形を加えることにより、処理データとICカード用チップの消費電流との関連性を減らす。処理が終わった後に逆変形を行い、正しい処理結果を得る。ICカード用チップでの処理のデータとICカード用チップの消費電流との関連性を減らすことを可能とする。
【選択図】 図10
Description
。このような差は、バス203を流れるデータや中央演算装置201で処理しているデータに依存して生じる。
この命令は、レジスタ1の内容を左シフトし、レジスタのビット列が左にシフトし、最上位ビットの値がキャリアとしてコンディションコードレジスタに入る命令である。レジスタR1の最上位ビットがデータバスを経由して、コンディションコードレジスタに転送されるため、電流波形の大きさを比較すれば、最上位のビットが“0”か“1”かが識別できる可能性がある。もしR1に重要なデータが入っていれば、そのデータの1ビットであるが、“0”か“1”かが分かる可能性がある。特に、DESのような暗号処理では、暗号鍵をシフトする操作が頻発する。このシフト操作のときに暗号鍵のデータを推定できる電流波形が生じ、暗号鍵を推定される危険性がある。
xor R1 R2 (式3)
式2は、レジスタR1の値を左に論理的にループさせる命令である。最上位ビットが最下位ビットに移動する。その結果はレジスタR1に格納される。その結果とレジスタR2の内容を排他的論理和し、その結果がレジスタR2に格納される命令列である。このような命令は、DESのような暗号アルゴリズムでは、頻繁に出現する。式2と式3では、処理するデータをそのまま扱っているのでデータの内容によって電流波形の大きさを変える。そのため、電流波形を観測することによりデータを推定できる可能性がある。
xor X2 R2 (式5)
logica_shiftl R1 (式6)
xor R1 R2 (式7)
logica_shiftl X1 (式8)
xor X1 X2 (式9)
xor X2 R2 (式10)
ここで、X1とX2は勝手に選んだ乱数であり、撹乱用データである。式4と式5では、レジスタR1とR2に乱数X1とX2を排他的論理和を行い、撹乱用データを使い、本物のデータの変形を行う変形処理である。式6と式7は式2と式3と同じデータ処理であるが、変形処理を行ったため、R1とR2の値は、本物のデータの値とは異なったデータとなっている。式8と式9は、撹乱用データ自体をデータ処理を行っているものである。式10で、撹乱用データの処理結果と式7の処理結果を排他的論理和することにより、本物のデータにもどす逆変形処理である。これは、請求項7の実施例である。
R2:01010111 (式12)
式2の結果のR1の値は以下のようになる。
そして、式3の処理結果は、以下のようになる。
次に、本発明の変形を行った場合について示す。まず、撹乱用データを以下のようにする。レジスタR1とR2の値は同じものとする。
X2:00111010 (式16)
式4と式5を処理した結果、レジスタR1とR2の値は以下のようになる。
R2:01101101 (式18)
式6と式7を処理した結果のレジスタR1とR2の値は以下のようになる。
R2:11010111 (式20)
式8と式9で撹乱用データX1、X2も同じようにデータ処理した結果は、以下のようになる。
X2:00010101 (式22)
そして式10の逆変形処理した結果、本物のデータをそのまま扱った処理結果式14と同じ結果が得られる。
この例で示したように、変形処理を行い、変形したデータも撹乱用データも同じデータ処理を行い、その結果を使って逆変形することにより、元の値を求めることができる。そして、データ処理では、本物のデータは使われていないため、その電流波形を見ても処理している変形データは推定できるが、本物のデータを推定することは困難である。
これは、i個の入力Inputを入力し、処理fを行い、j個の出力Outputを出力する処理である。式2と3の例では、R1とR2の二つの入力であり、出力は一つで、R2に格納されていた例である。式24の処理中の電流波形から処理されるデータを推定することを困難にするために、以下のように行う。
OutputX(j) = f(inputX(i)) (式26)
Xoutput(j) = f(X(i)) (式27)
Output(j) = g(OutputX(i)、Xoutput(i)) (式28)
式25は、撹乱用データX(i)を使って、入力データInput(i)を変形し、変形した入力データInputX(i)を作成する変形処理である。hは変形操作である。式26は、変形した入力データを使いデータ処理を行うデータ処理である。式27は撹乱用データを入力データと同じように処理する撹乱用データ処理である、式28は、変形した入力データのデータ処理結果OutputX(j)と撹乱用データの処理結果Xoutput(j)を変形の逆変換を行う逆変形処理である。gは逆変形操作である。
変形操作hと逆変形操作gを何に選ぶかはデータ処理fの特性で決まる。式2と3の処理では、排他的論理和が、変形操作hであり、逆変形操作gでもある。これは、シフト操作やXOR操作などは、排他的論理和を変形操作hとして選ぶことにより、逆変形操作gも排他的論理和を選ぶことができる。排他的論理和は、同じデータを排他的論理和を取ったならば、論理的ゼロになり、排他的論論理和を取った操作が消えるからである。
Output = Input(1) + Input(2) - Input(3) (式29)
のような操作は、以下のような変形処理を行い、
InputX(1) = Input(1) + X(1) (式30)
InputX(2) = Input(2) + X(2) (式31)
InputX(3) = Input(3) + X(3) (式32)
変形した入力データを処理することにより変形した入力データの処理結果を得ることができる。
撹乱用データの同じようにデータ処理を行う。
そして逆変形処理を行う。
= InputX(1) + InputX(2) - InputX(3) - (X(1) + X(2) - X(3))
= Input(1) + Input(2) - Input(3 (式35)
正しい出力データを求めることができる。これは、加減算の演算では、ある値を加算して演算し、最期の結果に加算した値を減算すれば、正しい結果が求まることからである。これは、請求項8と9の実施例である。
入力Input(i)を以下のように変形する。
そして、変形した入力データを使い、加減剰余演算を行う。
この式は、式37を使うことにより
OutputX = (Input(1) + k(1)*N) + (Input(2) + k(2)*N) - (Input(3) + k(3)*N) mod N
= (Input(1) + Input(2) - Input(3)) + (k(1)*N + k(2)*N - k(3)*N) mod N
(式39)
と変形できる。そして、剰余演算の特徴である
0 = k * N mod N (式40)
を使うことにより、式39の2番目の括弧内の値は0となり、式39は、
OutputX = (Input(1) + Input(2) - Input(3)) mod N (式41)
となる。すなわち、変形した入力データの演算結果は、本来の演算結果と同じである。これは、剰余演算の特徴を使うことにより、撹乱用データのデータ処理と逆変形処理が不要である例である。これは、撹乱データのデータ処理の結果が
Xoutput(i) = k(1) * N + k(2) * N - k(3) * N mod N (式42)
が、そもそも0になるため、撹乱用データのデータ処理と逆変形処理が不要であるためである。これは、請求項12の実施例である。
入力Input(i)を以下のように変形する。
そして、変形した入力データを使い、乗算剰余演算を行う。
この式は、式44を使うことにより
OutputX = (Input(1) * (k(1)*N + 1)) + (Input(2) + (k(2)*N + 1) - (Input(3) + (k(4)*N + 1)) mod N
= (Input(1) * Input(2) * Input(3)) *
((k(1)*N + 1) * (k(2)*N + 1) * (k(3)*N + 1)) mod N (式46)
と変形できる。そして、剰余演算の特徴である
0 = k * N mod N (式47)
を使うことにより、式46は、
OutputX = (Input(1) * Input(2) * Input(3)) * (1 * 1 * 1) mod N
= Input(1) * Input(2) * Input(3) mod N (式48)
となる。すなわち、変形した入力データの演算結果は、本物の演算結果と同じである。これも、剰余演算の特徴を使うことにより撹乱データのデータ処理と逆変形処理が不要である例である。これは、請求項22の実施例である。
このような数の簡単なものとして、Xが2で、Yが(N+1)/2であるものがある。これは、変形操作としてXを掛けておき、逆変形でXを掛けた回数だけYを掛けることにより、本物の処理結果を求めるものである。例えば、以下のような加減剰余演算を考える。
入力Input(i)を以下のように変形する。
そして、変形した入力データを使い、加減剰余演算を行う。
そして、逆変形処理gとして、Xを掛けた回数だけYを掛けたものを選ぶと、OutputXに逆変形処理gを操作することにより、正しい結果をえることができる。
= InputX(1) * InputX(2) * InputX(3) * Y * Y * Y mod N
= Input(1) * X * Input(2) * X * Input(3) * X * Y * Y * Y mod N
= Input(1) * Input(2) * Input(3) * X * X * X* Y * Y * Y mod N
= Input(1) * Input(2) * Input(3) * X * Y * X * Y * X * Y mod N
= Input(1) * Input(2) * Input(3) mod N (式53)
式53では、式49の性質を使った。この例では、撹乱用データのデータ処理は不要であるが、撹乱用データを掛けた回数だけ、法Nでその逆数を逆変形処理で掛ければ、正しい結果を得ることができる。これは、請求項13と14の実施例である。
Retsu = RetsuY2 xor Y2 (式55)
しかし、この逆変形処理を行って図33のテーブルを使うことは、真のアドレスデータを使うため、電流波形からアドレスデータを推定される可能性がある。そこで、まず、図35のテーブルを作った時に、行番号と列番号を撹乱するために使用した撹乱用データX2と撹乱用データX3を用いる。
RetsuY1X3 = RetsuY2 xor X3 (式57)
そして、今まで使ってきた撹乱用データの逆変形処理を行う。
RetsuX3 = RetsuY2X3 xor Y2 (式59)
こうすることにより、真の行番号や列番号が使われていないため、電流波形からその値を推定することは困難である。GyouX2とRetsuX3を使って、図35のテーブルTableX1X2X3を参照しDataX1を取る出す。
図35のテーブルはすでに撹乱用データX1で変形されているため、これ以降は、撹乱用データをX1として処理を行う。式56から式60までの処理で真のデータを使用していない。これは、請求項16と17の実施例である。
)で行い、真の処理済みデータD2(515)を求める。変形に排他的論理和を使った例は、以下の通りである。
H2 = f1(H1)
X1o = f1(X1i)
H31 = H2 xor X2i
H32 = D2 xor X2i (式61)
H4 = f2(H31、H32)
X2o = f2(X2i、X2i)
H5 = H4 xor X2o
D2 = H5 xor X1o
ここでf1とf2はデータ処理操作である。この例のように、第2のデータ処理f2で、別のデータD2を使う場合で、そのデータD2を第2の撹乱用データで変形して使用する場合に、本実施例の処理手順を使うと有効である。これは、請求項2の実施例である。
H2 = f1(H1)
X1o = f1(X1i)
H3 = H2 xor X2i (式62)
H4 = H3 xor X1o
H5 = f2(H4)
X2o = f2(X2i)
D2 = H5 xor X2i
これは、処理操作が複数あり、撹乱用データを複数使う必要な場合に有効である。これは、請求項3の実施例である。
結果をLS処理し、PC-1及びLS処理済み撹乱用データX2PC1LSを生成する。LS処理もビット位置の入れ替えであるため、PC-1及びLS処理済み変形暗号鍵KX2PC1LSとPC-1及びLS処理済み撹乱用データX2PC1LSの排他的論理和を実行すると、真のLSを処理した暗号鍵の結果が得られる。LS処理でも、撹乱用データを使ったため、実際に操作されているデータは、真の暗号鍵とは違うため、電流波形を観測しても、暗号鍵の推定は困難である。
KX2 = K xor X2 (式64)
そうすると、PとKの排他的論理和を実行した結果をZとすると、PX1とPX2の排他的論理和を実行した結果Z1とZの関係は、以下のようになる。
Z1 = PX1 xor KX2
= (P xor X1) xor (K xor X2)
= P xor X1 xor K xro X2
= (P xor K) xor (X1 xor X2)
= Z xor (X1 xor X2) (式66)
すなわち、Z1を真のデータに戻すための撹乱用データとしてPとKの撹乱用データを排他的論理和を使えばよいことが分かる。暗号鍵と選択的転置の実行結果の排他的論理和の処理では、Sボックス入力データSinputXの撹乱用データとして、平文用の撹乱用データから生成したIP処理及びE転置処理済み撹乱用データXIPEと、暗号鍵用の撹乱用データから生成したPC-1及びLS、PC-2処理済み撹乱用データX2PC1LSPC2とをXORして生成したSボックス入力データ撹乱用データXSinputを使えばよいことが分かる。これは、請求項18の実施例である。
、図27では、1行8列に移り、値が11に変形されている。この例では、データの撹乱用データは“7”であり、アドレス用の撹乱データは行が“2”であり、列が“9”である。このようにして8つのSボックスを変形する。本実施例では、この処理は、DESの最初に行っておく。変形したSボックステーブルは、DESの16段で使用する。これは、請求項5の実施例でもある。
Claims (23)
- プログラムを格納するプログラム格納部、データを保存するデータ格納部を持つ記憶装置と
プログラムに従い、所定の処理を実行し、データ処理を行う中央演算装置を持ち
、プログラムは、中央演算装置に実行の指示を与える処理命令から構成される一つ以上のデータ処理手段からなり、
一つのデータ処理手段が、その入力データを処理し、処理済みデータを出力する入力データ処理手段を含む、
情報処理装置において、
撹乱用データXiを使って入力データD1を変形し、変形データH1を作成するデータ変形処理手段、
変形データH1を入力データ処理手段と同じ処理を行い、処理済み変形データH2を作成する変形データ処理手段、
撹乱用データXiを入力データ処理手段と同じ処理を行い、処理済み撹乱用データXoを作成する撹乱用データ処理手段、
処理済み撹乱用データXoを使って処理済み変形データH2を処理し、入力データD1を入力データ処理手段で処理した結果である処理済みデータD2を得るデータ逆変形処理手段、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - プログラムを格納するプログラム格納部、データを保存するデータ格納部を持つ記憶装置と
プログラムに従い、所定の処理を実行し、データ処理を行う中央演算装置を持ち
、プログラムは、中央演算装置に実行の指示を与える処理命令から構成される一つ以上のデータ処理手段からなり、
一つのデータ処理手段が、その第1入力データを処理し、第1処理済みデータを出力する第1入力データ処理手段と、
別のデータ処理手段が、その第2入力データを処理し、第2処理済みデータを出力する第2入力データ処理手段を含む、
情報処理装置において、
第1撹乱用データX1iを使って第1入力データD1を変形し、変形データH1を作成
する第1データ変形処理手段、
変形データH1を第1入力データ処理手段と同じ処理を行い、処理済み変形データH2を作成する第1変形データ処理手段、
第1撹乱用データX1iを第1入力データ処理手段と同じ処理を行い、第1処理済
み撹乱用データX1oを作成する第1撹乱用データ処理手段、
第2撹乱用データX2iを使って処理済み変形データH2を変形し、処理済み変形デ
ータH3を作成する第2データ変形処理手段、
処理済み変形データH3を第2入力データ処理手段と同じ処理を行い、処理済み変形データH4を作成する第2変形データ処理手段、
第2撹乱用データX2iを第2入力データ処理手段と同じ処理を行い、第2処理済
み撹乱用データX2oを作成する第2撹乱用データ処理手段、
第2処理済み撹乱用データX2oを使って処理済み変形データH4を処理し、処理済
み変形データH5を得る第2データ逆変形処理手段、
第1処理済み撹乱用データX1oを使って処理済み変形データH5を処理し、処理済
みデータD2を得る第1データ逆変形処理手段、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - プログラムを格納するプログラム格納部、データを保存するデータ格納部を持つ記憶装置と
プログラムに従い、所定の処理を実行し、データ処理を行う中央演算装置を持ち
、プログラムは、中央演算装置に実行の指示を与える処理命令から構成される一つ以上のデータ処理手段からなり、
一つのデータ処理手段が、その第1入力データを処理し、第1処理済みデータを出力する第1入力データ処理手段と、
別のデータ処理手段が、その第2入力データを処理し、第2処理済みデータを出力する第2入力データ処理手段を含む、
情報処理装置において、
第1撹乱用データX1iを使って第1入力データD1を変形し、変形データH1を作成
する第1データ変形処理手段、
変形データH1を第1入力データ処理手段と同じ処理を行い、処理済み変形データH2を作成する第1変形データ処理手段、
第1撹乱用データX1iを第1入力データ処理手段と同じ処理を行い、第1処理済
み撹乱用データX1oを作成する第1撹乱用データ処理手段、
第2撹乱用データX2iを使って処理済み変形データH2を変形し、処理済み変形デ
ータH3を作成する第2データ変形処理手段、
第1処理済み撹乱用データX1oを使って処理済み変形データH3を処理し、処理済
み変形データH4を得る第1データ逆変形処理手段、
処理済み変形データH4を第2入力データ処理手段と同じ処理を行い、処理済み変形データH5を作成する第2変形データ処理手段、
第2撹乱用データX2iを第2入力データ処理手段と同じ処理を行い、第2処理済
み撹乱用データX2oを作成する第2撹乱用データ処理手段、
第2処理済み撹乱用データX2oを使って処理済み変形データH5を処理し、処理済
みデータD2を得る第2データ逆変形処理手段、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - プログラムを格納するプログラム格納部、データを保存するデータ格納部を持つ記憶装置と
プログラムに従い、所定の処理を実行し、データ処理を行う中央演算装置を持ち
、プログラムは、中央演算装置に実行の指示を与える処理命令から構成される一つ以上のデータ処理手段からなり、
一つのデータ処理手段が、その第1入力データを処理し、第1処理済みデータを出力する第1入力データ処理手段と、
別のデータ処理手段が、その第2入力データを処理し、第2処理済みデータを出力する第2入力データ処理手段を含む、
情報処理装置において、
第1撹乱用データX1iを使って第1入力データD1を変形し、変形データH1を作成
する第1データ変形処理手段、
変形データH1を第1入力データ処理手段と同じ処理を行い、処理済み変形データH2を作成する第1変形データ処理手段、
第1撹乱用データX1iを第1入力データ処理手段と同じ処理を行い、第1処理済
み撹乱用データX1oを作成する第1撹乱用データ処理手段、
第2撹乱用データX2iを使って処理済み変形データH2を変形し、処理済み変形デ
ータH3を作成する第2データ変形処理手段、
処理済み変形データH3を第2入力データ処理手段と同じ処理を行い、処理済み変形データH4を作成する第2変形データ処理手段、
第2撹乱用データX2iを第2入力データ処理手段と同じ処理を行い、第2処理済
み撹乱用データX2oを作成する第2撹乱用データ処理手段、
第1処理済み撹乱用データX1oと第2処理済み撹乱用データX2oの逆変形を統合し
、統合処理済撹乱用データXoを作成するデータ逆変形統合処理手段、
統合処理済撹乱用データXoを使って処理済み変形データH4を処理し、処理済みデータD2を得るデータ逆変形処理手段、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1、2、3、4において、
撹乱用データXiを入力データ処理手段と同じ処理を行い、処理済み撹乱用データXoを作成する撹乱用データ処理手段、
処理済み撹乱用データXoを記録する処理済み撹乱用データ記録手段、
記録した処理済み撹乱用データXoを使って処理済み変形データを処理し、新たに別の処理済み変形データを得るデータ逆変形処理手段、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5において、
撹乱用データとして乱数を生成する隠蔽データ生成処理手段、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6において、
データ変形処理手段およびデータ逆変形処理手段として、
排他的論理和を使うこと
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6において、
データ変形処理手段として、加算を使うこと
データ逆変形処理手段として、減算を使うこと
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6において、
データ変形処理手段として、減算を使うこと
データ逆変形処理手段として、加算を使うこと
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6において、
データ変形処理手段として、掛け算を使うこと
データ逆変形処理手段として、割り算を使うこと
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6において、
データ変形処理手段として、割り算を使うこと
データ逆変形処理手段として、掛け算を使うこと
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6において、
データ変形処理手段として、剰余演算で剰余演算の法Nの整数倍を加算することデータ逆変形処理手段が不要であること
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6において、
剰余演算で
1 = X * Y mod N
という関係のある数X、Yにおいて
データ変形処理手段として、剰余演算でXを整数倍乗算すること
データ逆変形処理手段として、データ変形処理手段でXを乗算した回数分、Yを
整数倍乗算すること
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6において、
データ変形処理手段として、 Nを剰余演算の法として、(N+1)/2を整数倍乗算す
ること、
データ逆変形処理手段として、データ変形処理手段で(N+1)/2を乗算した回数分
、2を整数倍乗算すること
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6において、
データ変形処理手段として、剰余演算で2を整数倍乗算すること
データ逆変形処理手段として、データ変形処理手段で2を乗算した回数分、Nを
剰余演算の法として、(N+1)/2を整数倍乗算すること
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6において、
データ変形処理手段として、配列のデータの配置を規則的な方法で変更すること
、データ逆変形処理手段として、配列のデータの配置が変更された方法で配列のデータをアクセスすること
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項16において、
データ変形処理手段での配列のデータの配置を規則的に変更方法として、配列のインデックス(引数)をある数で排他的論理和をとり、データの配置を入れ替えること、
データ逆変形処理手段で配列のデータにアクセスする際、配列のインデックスをデータ変形処理手段で使用した数で排他的論理和をとり、変形後の配列のインデックスを作成し、アクセスすること
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から6において、
データ処理手段がビット単位のデータを入れ替える転置処理手段であること、
データ変形処理手段及びデータ逆変形処理手段が排他的論理和であること
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から6において、
データ処理手段がバイト単位のデータを入れ替える換字処理手段であること、
データ変形処理手段及びデータ逆変形処理手段が排他的論理和であること
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から6において、
データ処理手段がテーブルを使ってデータを入れ替える処理手段であること、
データ変形処理手段及びデータ逆変形処理手段が排他的論理和であること
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項3において、
第1のデータ処理が、データ1とデータ2の排他的論理和を行いデータ3を生成する、排他的論理和処理手段であること、
第2のデータ処理が、データ3を用いて、配列のインデックスを計算する配列アクセス処理手段であること、
第1の変形処理手段として、第1の撹乱用データとデータの排他的論理和を使うこと、
第1のデータ逆変形処理手段として、排他的論理和を使うこと、
第2の変形処理手段として、第2の撹乱用データと配列のインデックスを排他的論理和をとること、
第2のデータ逆変形処理手段として、排他的論理和を使うこと、
を特徴とする情報処理装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6において、
データ変形処理手段として、剰余演算で剰余演算の法Nの整数倍に1を加えたものを乗算すること、
データ逆変形処理手段が不要であること
を特徴とする情報処理装置。 - データーを保存する記憶装置と、
攪乱用データを生成する攪乱用データ生成手段と、
上記データを上記攪乱用データを用いて変形して変形データを作成する変形データ作成手段と、
上記変形データを処理する変形データ処理手段と、
上記攪乱用データを処理する攪乱用データ処理手段と、
処理後の上記変形データを処理後の上記攪乱用データを用いて逆変形する逆変形手段とを有することを特徴とする耐タンパ処理装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009005164A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 暗号処理装置,暗号処理プログラム及び暗号処理方法 |
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2003
- 2003-09-12 JP JP2003320599A patent/JP4003723B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2009005164A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 暗号処理装置,暗号処理プログラム及び暗号処理方法 |
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