JP2004086870A - Icカード - Google Patents

Icカード Download PDF

Info

Publication number
JP2004086870A
JP2004086870A JP2003176048A JP2003176048A JP2004086870A JP 2004086870 A JP2004086870 A JP 2004086870A JP 2003176048 A JP2003176048 A JP 2003176048A JP 2003176048 A JP2003176048 A JP 2003176048A JP 2004086870 A JP2004086870 A JP 2004086870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
main body
body portion
service
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003176048A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Ueda
植田 栄治
Futoshi Nakabe
中部  太志
Masahiro Kawasaki
川崎 雅弘
Shizuka Sakamoto
坂本 静香
Motoji Omori
大森 基司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003176048A priority Critical patent/JP2004086870A/ja
Publication of JP2004086870A publication Critical patent/JP2004086870A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】提供するサービスの選択や提供しているサービス種別の判断を容易に行えるICカードを提供すること。
【解決手段】一枚のカードで複数のサービスを外部機器に提供できるもので、外部機器20に対するインターフェイス101と、サービスを選択するスイッチSWと、複数のサービスに対応した情報を記憶し、他の領域とセキュリティレベルの異なる情報をそれぞれ記憶する複数の領域を備える記憶手段Mと、スイッチで選択したサービスに基づいて記憶手段にアクセスし、インターフェイスを介して外部機器に選択されたサービスを提供するCPU100と、アプリケーションの記憶領域へのアクセス状況によりセキュリティレベルを判定するセキュリティレベル判定手段104と、サービスの種別やセキュリティレベルを表示するLEDとを備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、少なくともCPU及び半導体メモリを有し、一枚のカードで複数のサービスを提供することのできるICカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、半導体メモリ等を内蔵した小型・軽量のICカードが数多く利用されている。1つの例としてその本体31の大ささを、図16(a)の左側に示した切手サイズのものがよく知られている。
【0003】
図16(a)の左側で示すICカードは、その半導体メモリ等を内蔵したICカード本体31における裏面の一方の端縁近傍に半導体メモリ等と外部機器とを電気的に接続する端子32を設けており、またこのICカード本体31の平面形状のひとつの角部に傾斜の切り欠き部33を形成し、ICカードの誤挿入を防止するための識別機能を持たせている。また、カード本体31の一方の側部には、ICカードを外部機器に挿入した際の保持を強固にするための凹部34が形成され、他方の側部には、半導体メモリへのデータ書き込み可否を設定する書込可否設定子36を摺動自在にするための凹部35が形成されている。書込可否設定子36の摺動位置により半導体メモリへのデータ書込可否を設定可能に構成している。
【0004】
ここで、ICカードにおいて、一枚のカードで複数のサービスを提供可能な多用途ICカードの提案がなされている。例えば、米国Sun Microsystems社が提唱するICカード用のJava(R)実行処理系である、JavaCard(R)を搭載することにより実現可能である。
【0005】
上記多用途ICカードは、クレジットカード、キャッシュカード、定期券、診察券、保険証、電子マネー等のカードとして使用することが可能となる。具体的には、前記一枚の多用途ICカードを、パソコンに接続されたカードホルダに挿入して、インターネットに接続し、コンサートチケットの購入決済をするだけでなく、そのカードにコンサートチケットを電子的に格納し、コンサート会場においてはその多用途ICカードを電子入場券として使用可能となる。
【0006】
また、クレジット機能だけでも複数のクレジットサービス会社の提供するサービスを一枚のカードで利用することができる。当然、図16(a)の左側に示した切手サイズのICカードも上記多用途ICカードとして利用することが可能である。以降、本願におけるICカードは、上記多用途ICカードを対象としたものであるため、以後の説明において、特に断りなく、上記多用途ICカードを単にICカードと呼ぶことにする。
【0007】
一方、ICカードのさらなる小型化要望がある。ICカードの用途は多くの場合、携帯端末においてである。例えば、携帯電話において使用する場合、前記切手サイズのICカードでも大きいと考えられている。
【0008】
そこで、図16(a)の右側で示すように切手サイズのさらに、半分のサイズのICカードの形状が考えられる。その場合、カード本体37のサイズを図16(a)で示す通り半分にし、他構成は同様にすることが考えられる。図16(b)は図16(a)のICカードの側面の形状を示している。
【0009】
しかしながら、図16(a)の右側及び(b)で示した例のように、単にICカードの長さ(或いは幅)を小さくした場合、幼児による誤飲等の恐れがある。また、切手サイズのICカード(図16(a)の左側)と電気的互換性を有するとしても、形状が異なるため、誤って切手サイズのICカードに適応する外部機器のコネクタに挿入された場合、コネクタ内部にICカードが収まって機器からの取出しができなくなる恐れや、コネクタの隙間より外部機器内部に入り込んでしまう恐れがある。そのため、この切手サイズの約半分の大きさのICカードを切手サイズのICカードに適応した機器で使用する場合、形状を切手サイズのICカードと一致させるためのアダプタ等が必要となる。
【0010】
そこで、上記の問題を解決するため、図17に示すような小容量のICカードが考えられる。
【0011】
このICカード1は、図16(a)の左側に示した切手サイズのカード本体31を、厚みが厚い第1本体部分2と厚みが薄い第2本体部分3で構成し、第1平面側Aが第1本体部分2から第2本体部分3に連続して同一平面となるように形成し、第2平面側Bに第1本体部分2が突出した形状にしたものである。なお、図16で示したものと同様に、端子4が設けられるとともに、角部には傾斜の切り欠き部5、側部には凹部6,7が形成され、凹部7には書込可否設定子8が設けられている。
【0012】
すなわち、上記図17に示すような小容量のICカードの形態を採用することにより、従来の切手サイズのICカードとの互換性をとることが可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一枚で複数のサービスを提供することができるICカードであっても現在提供しているサービスが何であるか、ICカードを外部的に見ただけでは判別することはできない。ましてや、そのICカードがカードホルダに挿入された状態で判別することはさらに困難性を有する。
【0014】
またICカードには上述したように書込可否設定子といったスイッチは設けられているものの、ICカードから提供するサービスをICカードに設けられたスイッチによって選択するようなものは存在しない。
【0015】
そこで本発明は、一枚で複数のサービスを提供することができるICカードにおいて、提供するサービスの選択や提供しているサービス種別の判断を容易に行えるようにすることを目的にする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明は、複数のサービスをスイッチで任意に選択することのできるICカードを提供する。ICカードの記憶手段には、複数のサービスに対応付けられた複数のアプリケーションに関する情報が格納される。ユーザがそのスイッチでサービスを選択すると、CPUは、選択されたサービスに対応するアプリケーションを実行することにより、そのサービスを外部機器に提供する。
【0017】
このICカードに表示部を備えることもできる。その表示部は、外部機器に提供されるサービスの種別を表示する。
【0018】
また、記憶手段に複数の記憶領域を設け、各記憶領域に他の領域とセキュリティレベルの異なる情報をそれぞれ格納することもできる。その場合、セキュリティレベル判定手段を備えるのが好ましい。セキュリティレベル判定手段は、選択されたサービスに対応するアプリケーションの該記憶領域へのアクセス状況によりセキュリティレベルを判定する。表示部は、外部機器に提供されるサービスに対して判定されたセキュリティレベルを表示することができる。
【0019】
カード本体は、例えば厚みが厚い板状の第1本体部分と厚みが薄い板状の第2本体部分を有する。第1本体部分から第2本体部分に連続して同一平面となるようにその第1平面側を形成し、第1本体部分が突出した形状となるように第2平面側を構成する。
【0020】
カード本体がこのような形状を有する場合に、スイッチと表示部は、第2平面側に突出した第1本体部分の段差部の立上がり面に設けるのがよい。
【0021】
また、第1本体部分の立上がり面は、第1平面及び第2平面に対して垂直にせず、第1平面側から第2平面側に向かうに従って、第2本体部分側にテーパ状に広がる方向の斜面にしてもよい。
【0022】
第2本体部分の第2平面の全部又は一部に鏡面加工を施すこともできる。その鏡面はスイッチや表示部を映す。
【0023】
さらに、スイッチや表示部と向かい合う第2本体部分の全部又は一部を透明にしたり、第2本体部分の一部に貫通孔を形成してもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、従来例で示したものと同じ部分には同一符号を付した。
【0025】
(実施の形態1)
図1〜図3を参照して本発明の第1の実施の形態におけるICカード10aについて説明する。このICカード10aは、一枚のカードで複数のサービスを提供することのできるICカードであり、記憶手段M(特に限定されるものではないが、例えば半導体メモリで構成)と、ICカード10a全体を制御し、記憶手段Mから情報を読み出して外部機器20に選択されたサービスを提供するCPU100が内蔵されている。ここで複数のサービスとは、クレジットカード,キャッシュカード,定期券,診察券,保険証,電子マネーなどの機能を得られることをいう。
【0026】
図1で示すように、このICカード10aは、切手サイズであり、外観上、図17(a)で示したICカード1と同様に、厚みが厚い第1本体部分2とその第1本体部分2の厚みより厚みが薄い第2本体部分3でカード本体を構成し、第1平面側Aが第1本体部分2から第2本体部分3に連続して同一平面となるように形成し、第2平面側Bに第1本体部分2が突出した形状にしたものである。
【0027】
この構造により、その外形は切手サイズのまま、その容積は小さくしたICカードを提供することができる。従って、既存の切手サイズのICカードに対応した機器では、アダプタなしに使用することができる。
【0028】
そして、ICカード10aの第1本体部分2の裏面側の一方の端縁近傍に記憶手段M、CPU100と外部機器20とを電気的に接続する端子4を設けており、また第1本体部分2の平面形状のひとつの角部に傾斜の切り欠き部5を形成し、ICカード10aの誤挿入を防止するための識別機能を持たせている。また、第1本体部分2の一方の側部には、ICカード10aを外部機器20に挿入した際に保持を強固にするための凹部6が形成され、他方の側部には、記憶手段Mへのデータの書き込み可否を設定する書込可否設定子8を摺動自在に設けるための凹部7が形成されている。この書込可否設定子8の摺動位置により記憶手段Mへのデータの書込可否を設定可能にするものであるが、本発明の実施の形態においては不可欠なものではない。
【0029】
図2に、ICカード10aの電気的構成(書込可否設定子8を省略した場合)の概要を示す。
【0030】
ICカード10aに内蔵された基板には、端子4を介して外部機器20からアクセス命令等を受けるインターフェイス101と、CPU100と、複数のサービスに関するアプリケーションの情報が記録された記憶手段Mと、複数のサービスのうちいずれかを選択するスイッチSWと、CPU100と記憶手段Mとの間のデータライン,アドレスライン,制御ラインのうち、アドレスライン及び制御ラインに設けられ、スイッチSWからの信号を受けるアクセス制御手段102が設けられている。記憶手段Mの有する記憶領域1〜3にはサービスに関するアプリケーションを実行するためのプログラム乃至データが格納されている。スイッチSWを特定の位置(ここではSW1〜3までの3つの位置に切替えられるようになっている)に設定すると、アクセス制御手段102はスイッチSWの位置に応じたアドレスと制御線を選択してCPU100がアクセス可能となる記憶領域を決定するので、CPU100は選択された記憶領域のみとのアクセスが可能になる。なお、アクセス制御手段102のはたらきをCPU100に兼用させることもできる。
【0031】
たとえば、ユーザがスイッチSWをSW1の位置に選択すると、アクセス制御手段102のはたらきによりCPU100は記憶領域1にのみアクセスが可能になるように設定される。これにより、記憶領域1,記憶領域2,記憶領域3にそれぞれX社用クレジットカード,Y社用クレジットカード,Z社用クレジットカードに関するプログラムが格納されていれば、X社用クレジットカードが選択されることになる。また、記憶領域1,記憶領域2,記憶領域3にそれぞれクレッドカード,キャッシュカード,定期券に関するプログラムが格納されていれば、クレジットカードが選択されることになる。
【0032】
このように、記憶領域1〜3に複数のサービスに関するアプリケーションのプログラム乃至データを格納すれば、ICカード10aに設けられたスイッチSWによって受けようとするサービスを簡単に選択することができる。
【0033】
なお、ここではサービスに対応して記憶領域を3つ設けるようにしたが、その数に限定されるものではない。また、一つのサービスに一つの記憶領域を対応させるのではなく、複数の記憶領域を選択して組み合わせることにより一つのサービスを選択できるようにしてもよい。
【0034】
スイッチSWは、ICカード10aのいずれかの部分に設けられれば、ユーザは外部から得ようとするサービスを外部機器20側からではなくICカード10a側から簡単に選択することができるが、特に、図1に示すように、第2平面側Bに突出した第1本体部分2の段差部の立上がり面Sに設けることが望ましい。
【0035】
これによれば、現在ICカード10aが提供しているサービスの種別をスイッチSWの位置により容易に判断することができる。その上、図3に示すように、外部機器20のカードホルダ21にICカード10aの第1本体部分2から挿入して装着した場合、立上がり面Sに設けられたスイッチSWの状態を挿入口側から覗くことにより簡単に判別することができる。
【0036】
また、インターフェイス101は、端子4を介して外部機器20と通信を行っているが、ICカードの外部機器とのインターフェイスは接触型インターフェイスに限られるものではなく、非接触型インターフェイスを用いてもよい。
【0037】
(実施の形態2)
次に図4及び図5を参照して本発明の第2の実施の形態におけるICカード10bについて説明する。
【0038】
このICカード10bは、上述した第1の実施の形態のICカード10aにおいて、第2平面側Bに突出した第1本体部分2の段差部の立上がり面SにスイッチSWにかえて、外部機器20に提供されるサービスの種別を表示する表示部として発光ダイオード(特に発光ダイオードに限定されるものではなく、表示可能なものであれば何でもよく、以後LED(Light Emitting Diode)と呼ぶ)を設けたものである。なお、第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付しその説明を省略した。
【0039】
図5に、ICカード10bの電気的構成の概要を示す。
【0040】
ICカード10bに内蔵された基板には、端子4を介して外部機器20からアクセス命令等を受けるインターフェイス101と、CPU100と、複数のサービスに対応した情報が記録された記憶手段Mと、複数のサービスのうち提供されるサービスの種別を表示する3つのLEDと、LEDの点灯/消灯を制御する表示制御手段103が設けられている。記憶手段Mの有する記憶領域1〜3にはサービスを実行するためのプログラム乃至データが格納されている。なお、表示制御手段103のはたらきをCPU100に兼用させることもできる。
【0041】
たとえば、外部機器20からの要求により何らかのサービスをICカード10bが提供していると、表示制御手段103は記憶手段Mが備える特定の記憶領域が使用されていることを検出し、対応するLEDを点灯させる。
【0042】
仮に、CPU100が、記憶領域2に格納されているプログラム乃至データのアプリケーションを実行可能である旨を示すフラグ(記憶領域2に格納されている)を検出し、フラグが設定されている場合、表示制御手段103に対して特定のLED、たとえばLED2を点灯するように要求するようになっている。
【0043】
これによれば、現在のICカード10bの状態、すなわち、どのサービスを提供しているかが、LEDで構成された表示部の点灯/消灯状況によって、容易に判別することができる。LEDはICカード10bの表面なら、どこに設けるようにしてもよいが、特に立上がり面Sに設けることにより、図3に示すように、外部機器20のカードホルダ21にICカード10bの第1本体部分2から挿入して装着した場合、LEDの点灯/消灯状況を挿入口側から覗くことにより簡単に判別することができる。また、これによれば、ICカード10bがどのサービスを提供しているか表示する手段を外部機器20側に設ける必要はない。
【0044】
なお、第1の実施の形態で記載したスイッチSWをLEDに並べて立上がり面Sに設けるようにしてもよい。
【0045】
(実施の形態3)
次に図6を参照して本発明の第3の実施の形態におけるICカード10cについて説明する。
【0046】
このICカード10cは、第2本体部分3の第2平面の一部に鏡面加工を施した(ここでは、立上がり面S側に鏡面を設けたが第2本体部分3の全部に施してもよい)ものであり、第1,第2の実施の形態で記載したように第1本体部分2の段差部の立上がり面Sに設けられたスイッチSWまたはLEDの状態を鏡による反射によって判別しやすくしたものである。
【0047】
特に、図3に示すように、外部機器20のカードホルダ21にICカード10cの第1本体部分2から挿入して装着した場合には、スイッチSWまたはLEDの状態を鏡による反射を介して一層容易に判別することができる。
【0048】
また鏡面を施すことにかえて、第2本体部分3の一部又は全部を透明にして、透過を利用してスイッチSWまたはLEDの状態を判別するようにすることも可能である。
【0049】
(実施の形態4)
次に図7及び図8を参照して本発明の第4の実施の形態におけるICカード10dについて説明する。
【0050】
このICカード10dは、第2本体部分3の一部に貫通孔12を形成したものであり、第1,第2の実施の形態で記載したように第1本体部分2の段差部の立上がり面Sに設けられたスイッチSWまたはLEDの状態を貫通孔12を介して第1平面側Aから判別しやすくしたものである。
【0051】
これによれば、図8に示すように、外部機器20のカードホルダ22が段差を有する第1本体部分2と第2本体部分3に嵌合するタイプの場合に、貫通孔12を介してスイッチSWまたはLEDの状態を第1平面側Aから容易に判別することができる。さらに、段差部の立上がり面SにスイッチSWが設けられているときには、貫通孔12を介してスイッチSWを操作することも可能である。
【0052】
また、立上がり面Sに複数のスイッチSW1〜4またはLED1〜4が設けられている場合に、全てのスイッチSW1〜4またはLED1〜4について貫通孔12を第2本体部分3に形成するのではなく、一部のスイッチまたはLEDについてだけ貫通孔12を形成してもよい。図9の例では、4つのスイッチSW1〜4またはLED1〜4のうちの2つと第2本体部分3が向かい合う位置に一つの貫通孔12が設けられている。
【0053】
このように一部のスイッチSW1および2またはLED1および2についてだけ貫通孔12を設けると、残りのスイッチSW3および4またはLED3および4の状態を判別したり残りのスイッチSW3および4を操作したりできない。このため、例えば提供されるサービスに秘匿性の高いものが含まれていても、そのようなサービスについては、それに対応するスイッチまたはLEDの状態を判別したりそのスイッチを操作したりすることを困難にすることができる。そのようなサービスがあっても、そのサービスに対応するスイッチまたはLEDの状態を判別することには支障がなければ、貫通孔12の設けられていない第2本体部分3の部位に透明部を設けてもよい。
【0054】
また、全てのサービスに関して操作を行う必要がなければ、貫通孔12に代えて、一部のスイッチまたはLEDについてだけ透明部を設けるようにしてもよい。
【0055】
(実施の形態5)
次に図10及び図11を参照して本発明の第5の実施の形態におけるICカード10eについて説明する。
【0056】
このICカード10eは、第1本体部分2の立上がり面SSを、ICカード10a〜10dのように、第1平面及び第2平面に対して垂直にするのではなく、図9に示すように、第1平面側Aから第2平面側Bに向かうに従って、第2本体部分3側にテーパ状に広がる方向の斜面、すなわち第1本体部分2から第2本体部分3側に反り返る斜面にしたものである。そして、その斜面SSが対向する第2本体部分3の部位を透明(図では透明部を斜線で示した)にしてスイッチSWまたはLEDの状態を第1平面側Aからさらに一層容易に判別することができるようにしたものである。なお、透明部にかえて貫通孔にしたり、鏡面にするようにしてもよい。
【0057】
これによれば、図11に示すように、外部機器20のカードホルダ22が段差を有する第1本体部分2と第2本体部分3に嵌合するタイプの場合に、透明部を介してスイッチSWまたはLEDの状態を立上がり面SSが垂直の場合と比較して、第1平面側Aから一層容易に判別することができる。
【0058】
(実施の形態6)
次に図12乃至図14を参照して本発明の第6の実施の形態におけるICカード10fについて説明する。
【0059】
このICカード10fでは、記憶手段Mに、記憶された情報に対するセキュリティレベルの異なる4つの記憶領域M1,M2,M3およびM4が備えられている。このICカード10fは、従来のメモリカードの機能を拡張したものであり、ICカードとしてサービスを提供するために主に記憶領域M1およびM2が用いられ、メモリカードとして情報を記憶するのに主に記憶領域M3およびM4が用いられる。
【0060】
記憶領域M1およびM2にアクセスするか記憶領域M3およびM4にアクセスするかは、例えばPDA(Personal Data Assistant)の備える外部CPU200からのアクセス命令に応じて、インターフェイス101が振り分ける。
【0061】
記憶領域M3およびM4には、内部CPU100を介さずにアクセスすることができる。記憶領域M3は、そこに記憶された情報に対するセキュリティレベルが記憶領域M4の次に低い領域である。外部CPU200から記憶領域M3にアクセスするには、認証が適切に行われていればよい。記憶領域M4には、その認証も必要としないでアクセスすることができる。
【0062】
記憶領域M1およびM2には、内部CPU100を介さなければアクセスすることができない。内部CPU100によりICカード向けの暗号化を行うことも可能であり、記憶領域M1およびM2に記憶された情報は、記憶領域M3およびM4に記憶された情報より強固に守られる。記憶領域M2が記憶領域M3およびM4とともに大容量の不揮発性フラッシュメモリ内に確保されているのに対し、記憶領域M1は、耐タンパ性モジュール(Tamper Resistant Module)内に確保されている。TRM内に設けられることで、記憶領域M1に記憶された情報は物理的にも強固に保護される。記憶領域M1は、記憶された情報に対するセキュリティレベルが最も高い領域であり、そこには、不正アクセスや改竄があると被害が甚大な例えばデジタルキャッシュなどの情報が記憶される。記憶領域M2に記憶された情報に対するセキュリティレベルは、記憶領域M1に記憶された情報と較べると低くなるが、チケットの番号や買い物のレシートなどの情報を保護するには十分なものである。
【0063】
このように、扱う情報に対して複数のセキュリティレベルが用意されたICカード10fを用いている場合、どのようなサービスが提供されているかということに加えて、そのサービスやそれに関する情報がどの程度保護されているかということも、ユーザの大きな関心事となる。
【0064】
その要求を満たすため、ICカード10fは、選択されたサービスまたは情報に対するセキュリティレベルを判定するセキュリティレベル判定手段104を備えており、表示制御手段103は、その判定結果に基づいてLEDの表示を制御する。
【0065】
この実施の形態では、そのセキュリティレベルと、サービスに利用されるまたは情報の記憶された領域が対応する。セキュリティレベル判定手段104は、アクセス命令がどの記憶領域に対するものかという情報をインターフェイス101や内部CPU100から得る。そして、図13に示すようなセキュリティレベル定義テーブルを参照して、記憶領域へのアクセス状況を表す情報をセキュリティレベルに変換する。例えばアクセス命令が記憶領域M1に対するものであれば、セキュリティレベルとして最も高い値「4」を得る。アクセス命令が記憶領域M2に対するものであれば、次に高い値「3」を得る。
【0066】
このようにしてセキュリティレベルを判定すると、セキュリティレベル判定手段104は、そのセキュリティレベルに基づいて、表示パターンを決定する。この決定のために、図14に示すようなLED表示定義テーブルを用いることができる。例えばセキュリティレベルが「4」であれば、表示パターンビットとして「1111」というビット数4のビット列を得る。セキュリティレベルが「3」であれば、「1110」というビット列を得る。
【0067】
このようにして得られたビット列は表示制御手段103に与えられ、表示制御手段103は、そのビット列に従ってLEDを制御する。そのビット列の各ビットは4つのLEDを点灯させるか否かに対応しており、表示制御手段103は、各ビットの値が「1」であれば、LED1〜4のうち、対応するLEDを点灯状態にし、各ビットの値が「0」であれば、対応するLEDを消灯状態にする。
【0068】
例えば「1111」というビット列が表示制御手段103に与えられたときには、全てのLEDが点灯することになる。また、「0000」というビット列が与えられたときには、全てのLEDが点灯しない。
【0069】
このようにLEDの表示が制御されるので、ユーザは、表示の違いで、セキュリティレベルを確認することができる。例えば予期せず全てのLEDが点灯すれば、不正アクセスが行われているという疑いをユーザがもって適当な対処をすることが可能となる。このため、ユーザの知らない間に不正アクセスが行われ、その発見が遅れたために、被害が増大するような事態も避けることができる。
【0070】
(実施の形態7)
次に、図15を参照して、上記ICカード10a〜10f(ここでは1150と付す)を利用可能な機器をユーザが使用する例を示す。
【0071】
今、インターネット1110にチケットサーバ1100、クレジットサーバX1101、クレジットサーバY1102が接続されており、それぞれのサーバはコンサートのチケット販売、クレジット会社Xにおける決済サービス、クレジット会社Yにおける決済サービスを提供しているとする。
【0072】
ユーザは、ICカード1150を利用してコンサートのチケット予約をしたいと考える。ここでユーザは先ず自宅1130におけるパソコンPC1131に接続されたカードホルダ1132(図3で示したものと同様のもの)にICカード1150を挿入する。挿入に先立ちユーザはクレジットサービスを受ける会社を、ICカード1150に取付けられたスイッチ(ここでは図示しないが、図1,図2で示したものと同様のもの)を操作することで選択することが可能である。
【0073】
次に、ユーザはチケットサーバ1100に接続し、目的とするコンサートチケットを予約し電子チケットの購入を行う。このときチケット代金はあらかじめ、ICカード1150のスイッチにて設定されているクレジットサービスを受ける会社により決済処理される。もし、ユーザがICカード1150に設定されているクレジットサービスを受ける会社を忘れていても、カードホルダ1132の挿入口よりスイッチの位置または、LED(ここでは図示しないが、図4,図5で示したものと同様のもの)の点灯状況を目視することで確認可能である。また、現在の受けているサービスのセキュリティ条件をLEDの点灯状況を目視することにより実施の形態6に記載したように確認することも可能である。さらに、クレジットサービスを受ける会社を変更したい場合には特殊な装置を用いて挿入口よりICカード1150のスイッチの位置を変更することにより可能である。このように挿入口からは特殊な装置を用いるほかスイッチの位置を変更することができないため、セキュリティ上安全であり、特殊事情の場合でも対応可能である。
【0074】
こうしてユーザはコンサートのチケットのデータをチケットサーバ1100からICカード1150にダウンロードし、あらかじめICカード1150で設定したクレジット会社に対するチケット代金の支払いはクレジットサーバ1101においてその処理を完了する。
【0075】
次にユーザが購入したコンサートチケットをICカード1150に入れたまま携帯電話1142で使用する状況を考える。このように、コンサートチケットを別の場所で使用する場合、チケットのデータは、ユーザが所有するICカード1150に格納されているので安全性を確保できる。なせならば、チケットのデータがネットワーク上のサーバ等に保管されている場合は、ハッキング等の脅威にさらされていることになるからである。
【0076】
次に、ユーザはコンサート会場1140に赴き会場に入場するため、携帯電話1142経由で、購入したコンサートチケットの認証を行う。コンサート会場1140におけるチケット認証には、チケットリーダ1141を使用し、携帯電話1142とのデータ交換は例えば近距離無線を利用することが可能である。
【0077】
さらにコンサート会場においてユーザがチケット種別の変更を希望する場合、その差額の決済は携帯電話1142から公衆網1120を経由して、例えばクレジットサーバ1102を利用して処理することも可能である。
【0078】
この場合において、携帯電話1142にICカード1150を挿入したまま、あらかじめ設定されているクレジットサービス会社の確認及び、変更は前述の通り挿入口からスイッチの位置または、LEDの点灯状況を目視することで可能である。
【0079】
なお、自宅1130における、コンサートチケットの予約に、パソコンPC1131及びカードホルダ1132を利用したが、携帯電話1142を利用した電子商取引機能を利用しても構わない。その場合、ユーザは自宅1130ではなく、移動環境においてコンサートチケットの予約が可能である。
【0080】
また、コンサート会場1140においてコンサートチケットの認証に携帯電話1142を利用しているが、チケットリーダ1141に備えるカードリーダ(図示しない)にICカード1150のみ挿入することにより同様の処理を実施可能である。
【0081】
なお、カードホルダ1150及び、携帯電話1142におけるカードホルダ(図示しない)の形状は、図3及び図8で示されるカードホルダ21.カードホルダ22のどちらであっても構わない。
【0082】
カードホルダ21の場合、挿入口(図3中の矢印方向)より、立上がり面SのスイッチSWの位置とLEDの点灯の有無を確認可能である。かつ、挿入口(図3中の矢印方向)より、特殊な装置を用いてスイッチSWの位置を変更可能である。また、さらにカードホルダ21は内部が暗くなるため、LEDの発光強度を低くしても、点灯の有無を確認可能であり、また前記説明したとおりの鏡面加工を施すことにより、さらにLEDの発光強度をおさえることも可能となる。
【0083】
カードホルダ22の場合、挿入面(図8中の上方向)より、立上がり面S及び、立上がり面SSのスイッチSWの位置とLEDの点灯の有無を貫通孔12より確認可能であり、かつ、貫通孔12より特殊な装置を用いてスイッチSWの位置を変更可能である。また、さらにカードホルダ22は内部が暗くなるため、LEDの発光強度を低くしても、点灯の有無を確認可能であり、また前記説明したとおりの鏡面加工を施すことにより、さらにLEDの発光強度をおさえることも可能となる。また、さらに貫通孔12でなく、ICカード1150の第2本体部分が透明であった場合、スイッチSWの位置とLEDの点灯の有無を確認可能であるが、スイッチSWの位置は変更不可能である。一般に携帯電話1142はモバイル環境において利用されることが多く、外部機器との接触の機会もおおくなるため、このように物理的にスイッチSWの位置の変更を不可能とする手段が有効な場面もある。
【0084】
上記説明の通り、上記ICカードを利用可能な機器をユーザが使用することで、モバイル環境において多種のサービスを一枚のICカードにて享受することが可能となる。
【0085】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、JavaCard(R)等のように、一枚のカードで複数のサービスを提供することのできるカードにおいて、複数のサービスのうち特定のサービスを選択するスイッチが外部機器側にではなく、ICカード側に設けられているので、ユーザが取得したいサービスを容易に選択することができ、しかもそのスイッチの位置からICカードからどのサービスが提供されるかが外部機器に接続することなく把握することができる。
【0086】
また、ICカードの状態を表示する表示部が同じくICカード側に設けられているので、ICカードがどのサービスを提供しているのかやそのサービスに対するセキュリティ強度を容易に判別することができる。
【0087】
特に、スイッチまたは表示部を第2平面側に突出した第1本体部分の段差部の立上がり面に設けることにより、カードホルダに第1本体部分から挿入した場合に、挿入口から立上がり面上のスイッチまたは表示部を判別することができる。
【0088】
また第1本体部分の立上がり面を、前記第1平面側から第2平面側に向かうに従って、第2本体部分側にテーパ状に広がる方向の斜面にしたり、第2本体部分の第2平面の全部又は一部に鏡面加工を施したり、第2本体部分の全部又は一部を透明にするか、又は、第2本体部分の一部に貫通孔を形成することによって、視認性を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るICカードの要部を示す斜視図
【図2】図1に示すICカードの電気的構成の概要を示すブロック図
【図3】図1に示すICカードがカードホルダに装着された状態を示す側面図
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るICカードの要部を示す斜視図
【図5】図4に示すICカードの電気的構成の概要を示すブロック図
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るICカードの要部を示す斜視図
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るICカードの要部を示す斜視図
【図8】図7に示すICカードがカードホルダに装着された状態を示す側面図
【図9】図7に示すICカードの変形例を説明するための斜視図
【図10】本発明の第5の実施の形態に係るICカードの要部を示す側面図
【図11】図10に示すICカードがカードホルダに装着された状態を示す側面図
【図12】本発明の第6の実施の形態に係るICカードの電気的構成の概要を示すブロック図
【図13】本発明の第6の実施の形態におけるICカードで用いられるセキュリティレベル定義テーブルの一例を示す図
【図14】本発明の第6の実施の形態におけるICカードで用いられるLED表示定義テーブルの一例を示す図
【図15】本発明に係るICカードを他機器において利用する場合の構成図
【図16】従来例に係るICカードを示すものであり、(a)の左側は従来の切手サイズのICカードを示した斜視図であり、(a)の右側は左側のサイズを半分としたICカードを示した斜視図であり、(b)は(a)の右側のICカードを示した側面図
【図17】ICカードの別の例を示すものであり、(a)は斜視図であり、(b)は側面図
【符号の説明】
1 ICカード
2 第1本体部分
3 第2本体部分
4 端子
5 切り欠き部
6 保持用凹部
7 書込可否設定子用凹部
8 書込可否設定子
10(10a〜10e) ICカード
12 貫通孔
20 外部機器
21 カードホルダ
22 カードホルダ
100 CPU
101 インターフェイス
102 アクセス制御手段
103 表示制御手段
104 セキュリティレベル判定手段
1100 チケットサーバ
1101 クレジットサーバX
1102 クレジットサーバY
1110 インターネット
1120 公衆網
1130 自宅
1131 パソコンPC
1132 カードホルダ
1140 コンサート会場
1141 チケットリーダ
1142 携帯電話
1150 ICカード
A 第1平面側
B 第2平面側
M 記憶手段
S 立上がり面(垂直面)
SS 立上がり面(斜面)
SW スイッチ
LED 発光ダイオード(表示部)

Claims (8)

  1. 複数のサービスに対応付けられた複数のアプリケーションを実行可能なICカードであって、
    外部機器に対するインターフェイス、
    複数のサービスに対応付けられた複数のアプリケーションに関する情報を格納する記憶手段、
    複数のサービスを任意に切り替えるスイッチ、および
    前記スイッチにより選択されたサービスに対応付けられたアプリケーションを実行することにより、該サービスを前記インターフェイスを介して外部機器に提供するCPU
    を備えたICカード。
  2. 外部機器に提供されるサービスの種別を表示する表示部をさらに備えた請求項1に記載のICカード。
  3. セキュリティレベルを判定するセキュリティレベル判定手段をさらに備え、
    前記記憶手段は、他の領域とセキュリティレベルの異なる情報をそれぞれ格納する複数の記憶領域を有し、
    前記セキュリティレベル判定手段は、前記アプリケーションの該記憶領域へのアクセス状況によりセキュリティレベルを判定し、
    前記表示部は、外部機器に提供されるサービスのセキュリティレベルを表示する請求項2に記載のICカード。
  4. カード本体は、厚みが厚い板状の第1本体部分と厚みが薄い板状の第2本体部分よりなり、第1本体部分から第2本体部分に連続して同一平面となるようにその第1平面側を形成し、第1本体部分が突出した形状となるように第2平面側を構成した請求項2に記載のICカード。
  5. 前記スイッチと前記表示部を、前記第2平面側に突出した第1本体部分の段差部の立上がり面に設けた請求項4に記載のICカード。
  6. 第1本体部分の立上がり面を、前記第1平面側から第2平面側に向かうに従って、第2本体部分側にテーパ状に広がる方向の斜面にした請求項5に記載のICカード。
  7. 前記第2本体部分の第2平面の全部又は一部に鏡面加工を施した請求項4に記載のICカード。
  8. 前記第2本体部分の全部又は一部を透明にした、又は、前記第2本体部分の一部に貫通孔を形成した請求項4に記載のICカード。
JP2003176048A 2002-06-28 2003-06-20 Icカード Pending JP2004086870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003176048A JP2004086870A (ja) 2002-06-28 2003-06-20 Icカード

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002189892 2002-06-28
JP2003176048A JP2004086870A (ja) 2002-06-28 2003-06-20 Icカード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004086870A true JP2004086870A (ja) 2004-03-18

Family

ID=32071798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003176048A Pending JP2004086870A (ja) 2002-06-28 2003-06-20 Icカード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004086870A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008026692A1 (fr) * 2006-08-31 2008-03-06 Yoshikawa Rf Systems Co., Ltd. Porteuse de données et système de porteuse de données
JP2008134735A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Yoshikawa Rf System Kk データキャリア及びデータキャリアシステム
WO2009014173A1 (ja) * 2007-07-26 2009-01-29 Nec Corporation 無線タグ、通信装置、システムおよび方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008026692A1 (fr) * 2006-08-31 2008-03-06 Yoshikawa Rf Systems Co., Ltd. Porteuse de données et système de porteuse de données
JP2008059245A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Yoshikawa Rf System Kk データキャリア及びデータキャリアシステム
US8109445B2 (en) 2006-08-31 2012-02-07 Yoshikawa Rf Systems Co., Ltd. Data carrier and data carrier system
JP2008134735A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Yoshikawa Rf System Kk データキャリア及びデータキャリアシステム
US8497763B2 (en) 2006-11-27 2013-07-30 Yoshikawa Rf Systems Co., Ltd. Data carrier and data carrier system
WO2009014173A1 (ja) * 2007-07-26 2009-01-29 Nec Corporation 無線タグ、通信装置、システムおよび方法
CN101765851B (zh) * 2007-07-26 2013-08-21 日本电气株式会社 无线标签以及通信装置、系统和方法
JP5327719B2 (ja) * 2007-07-26 2013-10-30 日本電気株式会社 無線タグ、通信装置、システムおよび方法
US9569715B2 (en) 2007-07-26 2017-02-14 Nec Corporation Wireless tag, and communication device, system and method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6994263B2 (en) IC card
US6817521B1 (en) Credit card application automation system
US7083107B2 (en) Memory card
US7337976B2 (en) Semiconductor memory
EP0935224B1 (en) System for performing financial transactions using a smart card
US6811082B2 (en) Advanced magnetic stripe bridge (AMSB)
US7479946B2 (en) Ergonomically designed multifunctional transaction terminal
US7717348B2 (en) Semiconductor memory card
KR20130108639A (ko) 휴대용 자체준비형 핀 레드 통신기
BRPI0621130A2 (pt) aperfeiçoamento introduzido em método para fornecer serviços adicionais com base em uicc dual
KR20080039330A (ko) 접촉 및 비접촉식 스마트카드 단말기용 표시입력장치 및이에 적용되는 전자회로
US20030135751A1 (en) Transaction terminal encryption apparatus comprising encryption mode indicator
KR100801506B1 (ko) 카드 메모리 장치
EP1221681A2 (en) Application terminal
JP4854914B2 (ja) Icカード及びその情報表示方法
JP2004086870A (ja) Icカード
JP2008065799A (ja) 自動販売機
KR100933981B1 (ko) 칩 카드를 저장매체로 하는 디지털 컨텐츠 플레이어 및이를 이용한 디지털 컨텐츠 이용방법
JP2017151674A (ja) 自動販売機用リーダライタ及びそれを備えた自動販売機
JPH11272829A (ja) 電子マネーカード
JP2004145870A (ja) メモリカード
US20080272189A1 (en) Amount-of-money processing apparatus and amount-of-money processing method
KR200342943Y1 (ko) 스마트카드 판독용 더미단말기
EP2073176A1 (fr) Système électronique portable avec contrôle d'une consommation d'énergie d'un élément du système
KR20010017056A (ko) 지문 확인 기능을 구비한 집적회로 카드

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080924

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090204