JP2004086828A - 宝石の品質保証と盗難防止システムのビジネスモデル - Google Patents

Abstract

【課題】宝石結晶単体となった時でも、宝石の表面に刻印されたマークにより警察の捜査、持ち主への返還を可能にする。
【解決手段】ダイアモンド表面にレーザでマーク（バーコード、２次元コード、自紋等）を書き込み、そのマークを必要時にマーク読込み機により各ダイアモンド書かれたマークから品質、研磨完成日、持ち主をオンラインで検索可能になる。
【選択図】図１

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
宝石のオンライン品質確認及び盗難防止に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
現在までの宝石の品質確認は、鑑定書一枚により確認されていたが鑑定書の置き忘れ、紛失等で宝石の価値を失う事があった。
また、時の景気状況によって高価品の盗難に遭遇する可能性が大きくなる事が考えられる。特に宝石の付いた指輪、アクセサリー等が狙われる状況にある。
その様な状況の中にあっても盗まれた宝石は、持ち主の判別が付かないことから転売が容易であり、換金を容易にする。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
今回の考案は、販売される宝石にバーコード、２次元バーコード、自紋等のマークを刻印し、刻印を読み込み器を通してマークに示された内容を解読し、一度行われた鑑定結果をオンラインで検索することが可能になる。度重なる宝石の鑑定が不必要になる。
また、宝石関連品が盗難されたときの警察への届出もバーコード、２次元バーコード、自紋等のマークを鑑定書に書きこまれていれば捜査の資料となり、また持ち主の確認が容易になる。特に宝石関連品の盗難の場合、ダイアモンド結晶を台座、ツメ等から外されてしまう為、持ち主の確認が絶対的に無理である状況にある。
今回の考案は、レーザ光線を用いて宝石の表面にマークを刻印し宝石の鑑定結果、持ち主等の情報をオンラインで識別可能なシステムを作り上げ、宝石結晶単体になっても宝石に刻印されたマークを認識できる事により警察の捜査、持ち主への返還を可能にする。また、刻印の無い宝石及び刻印を消された宝石は、盗難品に近いものとして市場から排除されるので盗難される確率を下げることができる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は、１．宝石の表面の一部にバーコード、２次元マーク、自紋等の２．マークを刻印し認識可能にする。刻印の方法は、レーザマーカーを用いることによって圧縮された情報を小さい面積に確実な２．マーク刻印が可能になる。このマーク刻印の情報を３．刻印読み取り器を介して４．コンピュータに認識させ、オンラインで６．宝石製造元、７．宝石鑑定元のホストコンピュータへ接続することにより宝石の鑑定結果、その他の詳細な情報が明らかになる。また８．宝石販売店で購入時に登録された購入者の情報が、盗難時での持ち主確定に役立つことになる。この５．宝石情報オンラインシステムの構築により、宝石の品質管理、盗難時での情報管理が明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】宝石情報管理システム．

Claims (5)

1. 宝石の表面にバーコード、２次元バーコード、音声コード、自紋等のマークを刻印し、登録された刻印を検索することによって持ち主、宝石の品質、出所等を明らかにする認証システム。
2. 販売される宝石全てにバーコード、２次元バーコード、音声コード、自紋等のマークを刻印する事によって、盗難されたときの持ち主判別に用いる認証システム。
3. 刻印されたデータを読み取り器から読み出し、オンラインの検索により一度行われた鑑定結果を確認できる認証システム。
4. バーコード、２次元バーコード、自紋等のマークを刻印の無い宝石は出所不明、あるいは盗難品であると認識される認証システム。
5. バーコード、２次元バーコード、自紋等のマークを刻印は、レーザ照射により刻印するもの。

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