JP2004085678A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ Download PDF

Info

Publication number
JP2004085678A
JP2004085678A JP2002243365A JP2002243365A JP2004085678A JP 2004085678 A JP2004085678 A JP 2004085678A JP 2002243365 A JP2002243365 A JP 2002243365A JP 2002243365 A JP2002243365 A JP 2002243365A JP 2004085678 A JP2004085678 A JP 2004085678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zoom lens
detection device
zoom
balancer
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002243365A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004085678A5 (ja
Inventor
Chihiro Mochizuki
望月 千尋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002243365A priority Critical patent/JP2004085678A/ja
Publication of JP2004085678A publication Critical patent/JP2004085678A/ja
Publication of JP2004085678A5 publication Critical patent/JP2004085678A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】姿勢差をつけた操作形態においても、操作部の自重の影響を受けずに常に一定の操作力で操作可能なズームレンズを提供する。
【解決手段】一軸二操作方式のサーボズームレンズにおいて、操作棒直進機構の一部に操作部の自重を打ち消す方向に移動させるためのバランサー(10)をワイヤ(12)で連結する。バランサー(10)は、位置検出装置のセンサ部材(14)と一体化し、位置検出装置の抵抗部材(15)と完全に独立した形で配置する。また、ズームレンズの一部に角度検出装置(20)を取り付け、角度検出装置(20)からの角度信号によって、プーリー(11)と連結された操作力調整ダンパのトルクを変化させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビカメラにおけるズームレンズのズーミングおよびフォーカシングをサーボ駆動制御し、その操作方式の1つに一軸ニ操作方式を含むズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビカメラ用ズームレンズの操作方式として、手動操作による一軸ニ操作方式がある。この方式は、レンズ本体から延設された操作棒の押し引き操作でズーミングを行い、操作棒の回転操作でフォーカシングを行うものである。この場合のズーミングは、バリエータ、コンペンセータとワイヤー、ベルトなどを介して直接駆動させる構造となっているため、ズーム光学系の全重量の影響を打ち消すとともに複雑な移動軌跡に追随させる機構を盛り込まなければならない。
【0003】
また、最近では、従来手動方式であった一軸ニ操作方式によって電気的な指令信号を送ってサーボ駆動する方式が提案されている。図3(1)は、その操作ユニットをレンズ内部に内蔵した状態を示している。操作棒21はカメラ本体22の後面よりカメラ本体内部の貫通穴22aを通してズームレンズ23の一軸ニ操作ユニット23aに接続されている。カメラマン24は、操作棒21を前後へ押し引き操作することによってズーミングの指令信号を変化させてズーミングを行い、回転によってフォーカスの指令信号を変化させてフォーカシングを行う。このとき、図3(2)(3)の様に、被写体の位置によっては、レンズを上下左右に向きを変えて操作している。
【0004】
また、図4に位置検出装置と操作棒の連結構造を示す。25はレンズ本体、26はレンズマウント、27はカメラである。28は一軸ニ操作ユニットで、ケーブル29で接続される。30は操作棒で、スライダ31と連結されている。32は位置検出装置で、抵抗部材とセンサ部材が同軸にあるタイプである。33はスライダ31と位置検出装置32の連結部材で、これにより、操作棒30の操作によって、センサ部材が連動し、ズーム位置指令信号を送出している。この他に、センサ部材が抵抗部材に平行なガイドに沿ってスライドするタイプなどがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、手動一軸ニ操作方式、電動一軸ニ操作方式、それぞれに次のような問題がある。すなわち、手動式では、レンズ群の複雑な移動軌跡に対応するため、バランサー重量が重くなるとともに動きも複雑に制御しなければならないため、装置自体が大型化してしまう。さらに、レンズに姿勢差をつけてズーミング操作をした場合、ズーミング全域に渡ってバランスをとることが難しく、安定した操作性が得られない。
【0006】
また、電動式の場合は、姿勢差をつけるとバランサーがない。このため操作部の自重が操作力に加わり、アンバランスになるため、安定した操作性が得られない。しかも、このアンバランスを打ち消す手段に関する提案がなされていない。
【0007】
さらに、上記のような位置検出装置を使用して、センサ部材をズーム操作棒に連結すると、操作棒と位置検出装置を精度よく同軸あるいは平行に配置しなければならず、組立性が悪くなるばかりでなく、万が一傾いた場合には、センサ部材とこのセンサ部材の移動ガイドに摩擦力が生じ、操作トルクにムラが出て、安定した操作性が得られないという問題がある。
【0008】
本発明は、上述したような問題を解決するために、ズーミング操作部の自重によって発生する姿勢差による操作力のアンバランスを打ち消すためのバランサーを、ズーミングの位置検出装置のセンサ部材に内蔵するとともにこの位置検出装置の抵抗部材と完全に独立して配置する。これにより、大型化することなくバランサー効果と操作力への不安定な負荷トルクを排除し操作力を一定に保つようにするとともに、内蔵した姿勢角度検出装置の検出した姿勢角度によって、適切な操作力が常に一定になるようにダンパを効かせ、操作性の良好なレンズを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のズームレンズは、操作部の自重に起因した姿勢差による操作力のアンバランの打ち消し手段を有し、この打ち消し手段を操作棒直進機構の一部に内蔵したことを特徴とする。
【0010】
また、打ち消し手段をズーム位置検出手段の一部に内蔵させてもよい。
【0011】
更に、ズーム操作部の一部に操作力調整手段を、また、該ズームレンズのレンズ本体の姿勢角度検出手段を設け、この姿勢角度検出手段の出力信号によって該操作力調整手段を可変するようにしてもよい。
【0012】
これらの手段によって、ズーミング操作部の自重によって発生する姿勢差による操作力のアンバランスを打ち消すためのバランサーを、ズーミングの位置検出装置のセンサ部材に内蔵して、該位置検出装置の抵抗部材と完全に独立して配置することによって、大型化することなくバランサー効果と操作力への不安定な負荷トルクを排除し操作力を一定に保つとともに内蔵した姿勢角度検出装置の検出した姿勢角度によって、適切な操作力が常に一定になるようにダンパを効かせて、良好な操作性を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施形態を表した図面であり、一軸ニ操作ユニットの内蔵型の詳細図である。
【0014】
図1において、1はレンズ本体、2はレンズマウント、3はカメラ、4は一軸ニ操作ユニットの基台(前)、5は一軸ニ操作ユニットの基台(後)である。一軸ニ操作ユニットの基台(4,5)は、取付板6に固定されてユニット化され、レンズ本体1に固定されている。
【0015】
7はズーミング、フォーカシングを行う操作棒で、操作棒7に直結されたスライダ8を摺動管9に沿って前後させることにより、ズーミングを行う。10は操作部総重量と同一重量のバランサーで、プーリー11を介してワイヤー12で連結され、スライドガイド13に沿って、スライダ8と逆方向に動く。14はズーム用位置検出装置のセンサ部材で、バランサー10と一体になっている。15はズーム用位置検出装置の抵抗部材で、取付板16によって、一端が一軸ニ操作ユニットの基台(前)4に他端が一軸ニ操作ユニットの基台(後)5にバランサー10のスライドガイド13と平行になるように取り付けられている。
【0016】
上記の構成において、操作棒7を操作して、ズーミングした場合、スライダ8が前後する。このとき、バランサー10はワイヤー12によってスライダ8と逆方向に動き、操作部の自重する力を打ち消す力が加えられる。また、センサ部材14は、操作力に影響しないほど小さな抵抗力で、抵抗部材15の上をスライドすることにより、操作力は、ズーミング範囲全域において一定に保たれて、良好な操作性を得られる。
【0017】
図2(1)は本発明の第2の実施形態を表した図であり、第1の実施形態に操作力調整手段、角度検出手段、および信号の演算、送出手段を加えた構成となっている。また、図2(2)は図2(1)のAA断面図である。図2(1)(2)において、17は2段プーリーで、バランサー10側とスライダ8側でワイヤー12を別々に巻きつけている。18はダンパで、入力される電圧の変化によって、トルクを可変できるタイプになっており、2段プーリー17に取り付けられている。19は制御回路で、ズームレンズの一部に取り付けられた角度検出装置20およびダンパ18と結線されている。
【0018】
上記の構成において、ズームレンズにある角度の姿勢差をつけて操作した場合、角度検出装置20によって検出された信号は、制御回路19に送出され、一定の操作力を保つために必要なダンパ効果を導き出すための電圧を演算し、ダンパ18に出力する。ダンパ18は、与えられた電圧になるようにトルクを変化させるので、操作棒上の操作力は一定に保たれて、良好な操作性を得られる。ここで、ダンパ18は、粘性抵抗を可変するタイプや、磁力を可変するタイプ、さらに、バネ圧などの機械的負荷による物などによっても、同様の効果がえられる。また、バランサーをつけることによって、アンバランスの度合いが小さく押えられている場合には、操作感を良くするためにトルク固定タイプのロータリーダンパを取り付けるだけでもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、操作部の自重に起因した姿勢差による操作力のアンバランスを打ち消すバランサーが操作棒直進機構に内蔵されているため、ズームレンズを上下に傾けた状態で操作しても一定の操作トルクが得られ、操作性が向上する。
【0020】
また、バランサーは、ズーム位置検出装置のセンサ部材に内蔵されるとともに位置検出装置の抵抗部材と完全に独立して配置されているので、小型化という要求を満足しつつバランサー効果と操作力への不安定な負荷トルクを排除できる。これにより、操作部と位置検出装置を高精度で行わなくても、安定した操作力が得られるため、組立性、操作性が向上する。
【0021】
さらに、姿勢角度検出装置により検出された姿勢角度によって、適切な操作力が常に一定になるようにダンパを制御しながら効かせる事によって、良好な操作性がえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る一軸ニ操作ユニットを説明する図である。
【図2】(1) 本発明の第2の実施の形態に係る一軸ニ操作ユニットを説明する図である。
(2) 図2(1)のAA断面図
【図3】(1) 電気的一軸ニ操作方式の操作形態を説明する図である。
(2) 電気的一軸ニ操作方式の操作形態を説明する図である。
(3) 電気的一軸ニ操作方式の操作形態を説明する図である。
【図4】位置検出装置と操作棒の連結構造を説明する図である。
【符号の説明】
1 レンズ本体
2 レンズマウント
3 カメラ
4 一軸二操作ユニットの基台(前)
5 一軸二操作ユニットの基台(後)
6 取付板
7 操作棒
8 スライダ
9 摺動管
10 バランサー
11 プーリー
12 ワイヤー
13 スライドガイド
14 位置検出装置のセンサ部材
15 位置検出装置の抵抗部材
16 取付板
17 2段プーリー
18 ダンパ
19 制御回路
20 角度検出装置
21 操作棒
22 カメラ本体
22a  貫通穴
23 ズームレンズ
23a  一軸ニ操作ユニット
24 カメラマン
25 レンズ本体
26 レンズマウント
27 カメラ
28 一軸ニ操作ユニット
29 ケーブル
30 操作棒
31 スライダ
32 位置検出装置
33 連結部材

Claims (3)

  1. ズーミングおよびフォーカシングをコントローラーからの指令信号によってサーボ制御して駆動し、その操作方式の1つに一軸ニ操作方式を含むズームレンズにおいて、操作部の自重に起因した姿勢差による操作力のアンバランスの打ち消しを行う打ち消し手段を有し、この打ち消し手段を操作棒直進機構に内蔵したことを特徴とするズームレンズ。
  2. ズーム位置検出手段を有し、前記打ち消し手段をこのズーム位置検出手段に内蔵したことを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
  3. ズーム操作部の一部に操作力調整手段を、また、ズームレンズのレンズ本体の姿勢角度検出手段を有し、この姿勢角度検出手段の出力信号によって前記操作力調整手段を可変することを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
JP2002243365A 2002-08-23 2002-08-23 ズームレンズ Pending JP2004085678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002243365A JP2004085678A (ja) 2002-08-23 2002-08-23 ズームレンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002243365A JP2004085678A (ja) 2002-08-23 2002-08-23 ズームレンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004085678A true JP2004085678A (ja) 2004-03-18
JP2004085678A5 JP2004085678A5 (ja) 2005-11-04

Family

ID=32052143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002243365A Pending JP2004085678A (ja) 2002-08-23 2002-08-23 ズームレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004085678A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006071900A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Fujinon Corp ズームレンズ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006071900A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Fujinon Corp ズームレンズ装置
JP4577606B2 (ja) * 2004-09-01 2010-11-10 富士フイルム株式会社 ズームレンズ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7623159B2 (en) Shake correction mechanism and image sensing apparatus using the same
CN104678532B (zh) 变焦对焦装置和变焦镜头
US20080181594A1 (en) Optical image stabilizer and optical apparatus
EP1744547A2 (en) Image stabilizer, lens apparatus and imager apparatus
EP1744546A2 (en) Method of manufacturing an image stabilizer
JPH11305277A (ja) 像ぶれ補正装置、光学機器、レンズ鏡筒および撮影装置
US8860827B2 (en) Zoom lens apparatus and image pickup system having an image stabilzer with a lens positional deviation control, and operation unit thereof
JP2000013671A (ja) 画像動き補正装置
JP2013044569A (ja) 位置検出装置、位置検出方法及び撮像装置
JPH0822068A (ja) カメラスタビライザ
JP2004085678A (ja) ズームレンズ
JP2003107554A (ja) 防振用補正レンズの支持構造
US7440028B2 (en) Vibration-proof lens device
JPH11149030A (ja) レンズ駆動装置、およびレンズ鏡筒
US20040263998A1 (en) Rear-focus zoom lens device and video camera
JPH06160699A (ja) ズームレンズ装置
JP4407982B2 (ja) 光学装置および撮影システム
JP3893611B2 (ja) ズームレンズ装置
JP6851552B2 (ja) レンズ鏡筒及び撮像装置
JP2001075014A5 (ja)
JP3774860B2 (ja) レンズ制御システム
JP4487328B2 (ja) レンズ装置
JP2002350917A (ja) 像ぶれ補正レンズ
JPS6027366Y2 (ja) テレビカメラ用ズ−ムレンズのズ−ミング操作方式切換装置
JP4370643B2 (ja) テレビカメラ用ズームレンズの操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050823

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080328

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080422