JP2004077939A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2004077939A
JP2004077939A JP2002239882A JP2002239882A JP2004077939A JP 2004077939 A JP2004077939 A JP 2004077939A JP 2002239882 A JP2002239882 A JP 2002239882A JP 2002239882 A JP2002239882 A JP 2002239882A JP 2004077939 A JP2004077939 A JP 2004077939A
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Hiroshi Ogura
小倉 浩
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】ニップ幅を複数種類設定できるようにして、ニップ幅を容易に設定し得るようにする画像形成装置を提供する。
【解決手段】加圧に必要な圧またはローラ1,2間のニップ幅をボルトにより調整する機構を備え、加圧と解除の2つの位置をカム形状で選択できる定着機構を備えた画像形成装置において、加圧カム3のカム軸中心から加圧時の高さを軸線方向に数種備えて、解除時に加圧カム3を軸線方向にスライドすることによりその当接位置を変更でき、圧またはローラ1,2間ニップ幅を数段階に切替えが出来るよう構成した。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、解除機構を備えて定着−加圧間の距離を調整できる定着機構を備えた画像形成装置に関するもので、複写機・プリンター等定着機構を持った機器に応用できる定着機構を備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開平10−171154号公報は、トナーに含有するワックスに関するものであり、特開平8−48679号公報、特開平11−174731号公報、特開平11−282200号公報はトナー自体に関するものであり、特開2000−39742号公報は磁性コートキャリア及び2成分現像剤に関するものであり、特開2000−338709号公報、特開2001−183869号公報はトナー自体やその製造方法に関するものであり、特開平9−160409号公報はシリコーンオイルの成分に関するものである。すなわち、上記公報に示すものは、何れも定着部の機構に関するものではなくトナー・現像剤またはオイルに関するものである。
【0003】
また、特開平7−84396号公報、特開平10−97163号公報は、トナーを除去して転写紙を再利用可能にする転写紙再生装置に関するものであり、特許第2956442号(特開平7−114237公報)は各ユニットをシャーシに位置決めする際のシャーシ形状・位置決め方法に関するものである。特許第2764066号は定着状態を劣化させて像形成物質を除去する像保持体の再生装置とその再生方法に関してのものであり、特開平10−274867号公報は、給紙トレイへの用紙の移動を禁止して給紙ミスを防止する機構に関するものである。
【0004】
特開平6−138788号公報は、定着ローラ表面を損傷させることなく、定着ローラの温度を適切に測定することのできる定着装置に関するものであり、特開平8−227259号公報は、全消耗部材の操作を容易・確実にしてエンドユーザーによる操作を可能にするものであり、特開平5−6119号公報は、オイルが感光ドラムへ転移することによる画像劣化を発生させることのない画像形成方法及びその装置に関するものである。しかし、上述の各装置においては、ニップ幅を簡易的に変更する機構を有するものはない。
【0005】
また、従来の定着機構を備えた画像形成装置の一例としては、図4、図5に示すごときものがある。図中、1は定着ローラ、2は加圧ローラ、3は加圧カム、4は上加圧レバー、5は下加圧レバー、6は加圧調整ボルト、7は加圧レバー、8は加圧軸、9は軸受である。
【0006】
加圧レバー7は加圧軸8のDカット部に差込まれているため、加圧軸8を回転することができる。加圧カム3も同様に加圧軸8のDカット部に差込まれている。すなわち、加圧レバー7を回すことにより、加圧カム3を回転させることができ、解除時Aの位置と加圧時Bの位置を選択することができる。
【0007】
また、上加圧レバー4と下加圧レバー5はユニット側板に対して同一支点で回転する。上加圧レバー4と下加圧レバー5の間隔を加圧調整ボルト6により調整することによって、加圧カム3の加圧時の高さと加圧ローラ2の軸の距離が調整され、ニップ幅を調整することができる。
【0008】
各下加圧レバー5には1本の軸と軸受9がセットされており、加圧カム3と軸受9が接触し、加圧レバー7により加圧カム3を回転させるときもスムーズに加圧を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図4、図5に示す従来の定着ローラ−加圧ローラ軸間距離固定ニップ幅確保機構においても、上述の各公報に示す装置と同様、ニップ幅(加圧力)は1種類しか設定できず、ニップ幅(加圧力)を簡易的に変更する機構を有するものはない。推奨紙・使用可能紙においては適正な定着性が確保されるが、厚紙等設定ニップ幅(加圧力)では定着性が劣る紙種を使用したい場合は、ボルトでの再調整・左右偏差の検査をしなければいけない。
【0010】
本発明は上述の実情に鑑み、ニップ幅を複数種類設定できるようにして、ニップ幅を容易に設定し得るようにする画像形成装置を提供することを目的としてなしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、加圧に必要な圧またはローラ間ニップ幅をボルトにより調整する機構を備え、加圧と解除の2つの位置をカム形状で選択できる定着機構を備えた画像形成装置において、加圧カムのカム軸中心から加圧時の高さを軸線方向に数種備えて、解除時に加圧カムを軸線方向にスライドすることによりその当接位置を変更でき、圧またはローラ間ニップ幅を数段階に切替えができるよう構成したことを特徴とする画像形成装置を最も主要な特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図3に示すように、高さ位置固定された定着ローラ1、側板に縦方向の溝を持ち加圧レバーによって上下に動く加圧ローラ2、加圧カム3、上加圧レバー4、下加圧レバー5、加圧調整ボルト6、加圧レバー7、加圧軸8、軸受9の構成に加えて、軸ストッパー10、加圧軸8上の溝であるストッパー溝11を設ける。ストッパー溝11には目盛りが設けてある。また、加圧カム3には、加圧時の高さB(図4参照)を加圧軸8の軸線方向へ数種類設定する。例えば加圧カム3には3種類の段部3a,3b,3cが設けられている。高さBとしては段部3aが最も高く、段部3bが二番目に高く、段部3cが最も低く形成されている。また、ストッパー溝11も図示例では3つ設けられている。
【0013】
加圧加除状態では、軸受8は加圧カム3の解除高さA(図4参照)の位置に接触している。ここで軸線方向の高さは一定なので、軸ストッパー10を持ち上げて上加圧レバー4または下加圧レバー5を持ち、加圧カム3を加圧軸8ごと軸線方向へ移動できるようになっている。ストッパー溝11の間隔は、加圧カム2の加圧時高さでの幅分であり、ストッパー溝11を動かすことによって軸受9が加圧カム3に当接する位置が一つずつずれるようになっている。
【0014】
次にまず、装置製造時の定着ローラ−加圧ローラ間ニップ幅(加圧力)の調整方法について記載する。装置製造時には加圧力を中央で設定する。加圧レバー7を解除方向に設定して、加圧ローラ2を定着ローラ1から離した状態で軸ストッパー10をストッパー溝11の中央にセットする。中央でない場合には、軸ストッパー10を持ち上げて加圧レバー7をスラスト方向にずらして中央溝を軸ストッパー10位置にあわせる。軸ストッパー10を中央溝にセットできたら、加圧レバー7を回転させて加圧カム3を加圧時高さが上方向に来るようにセットする。
【0015】
この状態でニップ幅を測定し、ニップ幅が不足している場合には加圧調整ボルト6を締めて上加圧レバー4と下加圧レバー5の間隔を広げ、加圧ローラ2の位置を上にしてニップ幅を増やす。逆にニップ幅が過大な場合には、加圧調整ボルト6を緩める。使用可能紙を使用した場合の定着装置(または画像形成装置)の定着条件にあった定着ニップ幅規格(たとえば11.5mm±0.5mm)にあわせ、左右偏差に関しても紙搬送上問題ない値(たとえば偏差0.5mm以内)に調整しておく。
【0016】
加圧カム3の高さ設定に関しては、加圧ローラ2の高さ変更に対するニップ幅(加圧力)変更量を求めておく。たとえば、製造時に調整したニップ幅規格中心値付近について±0.3mmの加圧ローラ高さ変動で、ニップ幅変動±1.0mmの相関を求める。また、市場での想定紙種、定着条件(定着温度、紙搬送の線速等)で11.5mm以外の求められるニップ幅(加圧力)を決定し、それに応じて加圧カム3の加圧時高さを決定する。
【0017】
厚紙対応で12.5mmのニップ幅が必要な場合には、加圧時カム高さを通常(製造調整)時+0.3mmを設け、薄紙や特殊紙で10.5mmのニップ幅が必要な場合には、加圧時カム高さを通常(製造調整)時−0.3mmを設ける。
【0018】
装置製造時に調整したニップ幅では定着性が不足する様な紙種を使用する場合に使用者が加圧カム3の位置を変更する。厚紙対応で12.5mmのニップ幅が必要な場合は加圧レバー7を圧解除方向に倒し、軸ストッパー9を持ち上げてストッパー溝11を欲しいニップ幅(加圧力)が得られる位置にずらして(添付図では加圧軸8を左に動かし加圧カム3が一番高くなる位置)、軸ストッパー10を再セットし、加圧レバー7を加圧方向に倒す。
【0019】
逆に薄紙等10.5mmのニップ幅(加圧力)で使用したい場合には、圧解除後、軸ストッパー10をあげて加圧軸8を右方向に動かし、加圧カム3が一番低い位置に来るようにしてから軸ストッパー10をセット、再加圧してニップ幅(加圧力)を減少させる。
【0020】
上記のように、加圧軸8をずらすことによって加圧カム3も移動し、加圧時高さが初期から変更された位置で下加圧レバー5にセットされた軸受9が加圧カム3に当たり、加圧ローラ2の高さが変更されてニップ幅(加圧力)も変更される。
【0021】
ストッパー溝11には目印等を設けてニップ幅(加圧力)設定を容易にできるようにする。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、定着−加圧間圧力(ニップ幅)変更に際して、モーター制御等の大きな構成追加を必要とせず、使用する際の条件(転写紙厚さ・材質 等)にあわせてユーザーでも変更可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の側面図である。
【図2】図1のII−II方向矢視図である。
【図3】図1、図2に示す加圧カムの形状を示す斜視図である。
【図4】従来の一例の側面図である。
【図5】図4のV−V方向矢視図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ(ローラ)
2 加圧ローラ(ローラ)
3 加圧カム
6 加圧調整ボルト(ボルト)

Claims (1)

  1. 加圧に必要な圧またはローラ間ニップ幅をボルトにより調整する機構を備え、加圧と解除の2つの位置をカム形状で選択できる定着機構を備えた画像形成装置において、加圧カムのカム軸中心から加圧時の高さを軸線方向に数種備えて、解除時に加圧カムを軸線方向にスライドすることによりその当接位置を変更でき、圧またはローラ間ニップ幅を数段階に切替えができるよう構成したことを特徴とする画像形成装置。
JP2002239882A 2002-08-20 2002-08-20 画像形成装置 Withdrawn JP2004077939A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006065228A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US7440723B2 (en) 2005-07-08 2008-10-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and fixing device
US20110097122A1 (en) * 2009-10-27 2011-04-28 Masami Okamoto Fixing device, image forming apparatus
JP2012008376A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Brother Ind Ltd 定着装置および画像形成装置
US11163249B2 (en) 2019-09-20 2021-11-02 Konica Minolta, Inc. Fixing apparatus and image forming apparatus

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