JP2004075740A - 廃棄物ガス化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄物ガス化システムの乾燥機が高水分の廃棄物でも充分乾燥できるようにすること。
【解決手段】凝縮器(9)で改質ガスから回収され水タンク(13)に貯留された水が、ポンプ(14)で流路(216)を通って絞り(圧力損失要素)(15)に送られ、絞り(圧力損失要素)で減圧して蒸発せしめられ凝縮器内で改質ガスの熱を奪い蒸発して水蒸気となって圧縮機(16)に導入され、この水蒸気が圧縮機で圧縮されてから流路(218)を介して乾燥機(1)の流路(1c)に送給され、乾燥機の内筒(1a)の内部に投入される廃棄物を乾燥する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は廃棄物を加熱してガス化ガスを生成し、生成されたガス化ガスをもとにエネルギを生成する廃棄物ガス化システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
都市ごみ、下水汚泥、産業用廃棄物、バイオマスなどの有機系廃棄物からエネルギ回収を図るために、廃棄物を加熱し熱分解してガス化ガスを生成し、生成されたガス化ガスをもとにエネルギを生成する廃棄物ガス化システムが、環境保全及び省資源の観点から注目されている。
【0003】
このような廃棄物ガス化システムには色々な種類のものがある。例えば、本願出願人が先に出願した特願2001−350415に記載の装置がある。図7に示すのがこの装置の概要であって、流路201を介して導入された廃棄物は乾燥機1で乾燥されてから内部に砂層2aを有する流動床ガス化炉2に送給され燃焼される。
【0004】
流動床ガス化炉2の上部に設けられている送出口は、流路203を通して固形分分離手段、例えばサイクロン3の受入口に接続されている。サイクロン3の底部送出口は流路204を通して灰溶融炉4の受入口に接続され流動床ガス化炉2で発生した固形分を多く含む第1流体が灰溶融炉4に導入され、サイクロン3の上部送出口は流路205を通して改質炉6の下部受入口に接続され流動床ガス化炉2で発生した固形分を少なく含む第2流体が改質炉6に導入される。
【0005】
改質炉6に導入された第2流体を改質炉6で改質した改質ガスは流路207を通して発電機11を駆動するスチームタービン10に蒸気を送るボイラ7に送られ、さらに流路208を通してバグフィルタ8に送られ、バグフィルタ8で除塵された後、流路209を通して凝縮器9に送られ、凝縮器9で水分を除去して精製され燃料ガスとして流路210を通して、燃料ガスを燃料にして発電をおこなう発電装置110に送られる。灰溶融炉4に導入された第1流体は灰溶融炉4で燃焼され、その燃焼排ガスは、流路206を通して改質炉6に導入され、改質炉6を加熱するようにされている。
【0006】
上記の装置では図示されるように、乾燥機1は発電装置110の排ガスで廃棄物を乾燥している。しかしながら、汚泥のような高水分の廃棄物では、このような発電装置110の排ガスではガス化手段へ送給する廃棄物を充分に乾燥することができない場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題に鑑み、廃棄物ガス化システムの乾燥機が高水分の廃棄物でも充分乾燥できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、廃棄物を乾燥手段で乾燥してからガス化手段で加熱してガス化ガスを生成し、生成されたガス化ガスをもとにエネルギを生成する廃棄物ガス化システムであって、
ガス化ガスの有する熱エネルギを奪って水を加熱する水加熱手段を具備し、乾燥手段が加熱手段で水を加熱して生成される水蒸気で廃棄物を乾燥する、ことを特徴とする廃棄物ガス化システムが提供される。
このように構成される廃棄物ガス化システムでは、乾燥手段は水加熱手段でガス化ガスの有する熱エネルギを奪って水を加熱して生成される水蒸気で廃棄物を乾燥する。
【0009】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明において、ガス化ガスを精製するためにガス化ガスを凝縮する凝縮手段を具備し、水加熱手段は凝縮手段がガス化ガスを凝縮した際に発生する水を加熱する、ことを特徴とする廃棄物ガス化システムが提供される。
請求項3の発明によれば、さらに、水加熱手段が凝縮手段と一体に形成されている、廃棄物ガス化システムが提供される。
【0010】
請求項4の発明によれば、請求項1の発明において、水加熱手段で加熱された水を再加熱する水再加熱手段を具備する、廃棄物ガス化システムが提供される。請求項5の発明によれば、さらに、水再加熱手段は水加熱手段より上流でガス化ガスの有する熱エネルギを奪って水加熱手段で加熱された水を再加熱する、ようにされている廃棄物ガス化システムが提供される。
【0011】
請求項6の発明によれば、請求項1の発明において、水を膨張手段で膨張してから水加熱手段を通過せしめ、水加熱手段通過後に圧縮手段で圧縮する、ようにした廃棄物ガス化システムが提供される。
【0012】
請求項7の発明によれば、請求項1の発明において、水加熱手段が、ガス化ガスの有する熱エネルギを奪う熱回収手段と、熱回収手段と離間した位置に配設され水に熱を与える熱付与手段から成り、熱移送手段により熱回収手段から熱付与手段に熱を移送する、ようにした廃棄物ガス化システムが提供される。
請求項8の発明によれば、さらに、熱移送手段が閉回路内で中間熱媒を循環させる中間熱媒循環手段である、ようにした廃棄物ガス化システムが提供される。請求項9の発明によれば、さらに、中間熱媒循環手段は、中間熱媒を膨張手段で膨張してから熱回収手段を通過せしめ、熱回収手段通過後に圧縮手段で圧縮してから熱付与手段に中間熱媒を送給する、ようにした廃棄物ガス化システムが提供される。
【0013】
請求項10の発明によれば、請求項1の発明において、水加熱手段で加熱した水の一部を酸素発生装置から供給される酸素と混合してガス化手段に供給するガス化剤を生成するようにした廃棄物ガス化システムが提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の廃棄物ガス化システムの第1の実施の形態の概略図であって、流路201を通して廃棄物が投入される乾燥機1は間接加熱式であり、例えば内筒1aと外筒1bの間には流路1cが形成されている。乾燥機1の送出口は、流路202を介して内部に砂層2aを有する流動床ガス化炉2に接続されている。
【0015】
流動床ガス化炉2の上部の送出口は、流路203を通して固形分分離手段としての、サイクロン3の受入口に接続されている。サイクロン3の底部送出口は、流路204を通して灰溶融炉4の受入口に接続されている。サイクロン3の上部送出口は、流路205を通して改質炉6の下部受入口に接続されている。灰溶融炉4の上部は流路206を介して改質炉6に導入される。
【0016】
改質炉6の内部中央には、触媒充填部6aが設けても良い。この触媒は、サイクロン3の上部送出口から送出される後述する第2流体中のガス化ガスの成分(メタン、エタン)等をより低い温度でCO,H等に低分子化するものである。この触媒としては、Si,Al,Ni,Fe,Cr,Mo,W,Mn,Co,Cu,Pd,Ptから選ばれる少なくとも1つの元素、またはこれらの元素の酸化物から選ばれる少なくとも1つもしくは混合物を用いることができる。
【0017】
改質炉6のガス送出口は、流路207を通してボイラ7のガス受入口に接続されている。このボイラ7のガス送出口は、流路208を通してバグフィルタ8の受入口に接続されている。このバグフィルタ8の送出口は、流路209を通して凝縮器9のガス受入口に接続されている。この凝縮器9のガス送出口は、流路210を通して例えばガスエンジン発電装置110のガス受入側に接続されている。
【0018】
ボイラ7の蒸気送出口は、流路211を通してスチームタービン10の蒸気受入口に接続されている。このスチームタービン10の出力軸は、発電機11の入力軸に連結されている。また、スチームタービン10の蒸気送出口は流路212を通して復水器12の蒸気受入口に接続されている。この復水器12の送水口は、流路213を通してボイラ7の受水口に接続されている。
【0019】
発電装置110は、この第1の実施の形態では、詳細は示さないが、コンプレッサで精製された燃料ガスを圧縮し、圧縮された精製ガスと空気をガスエンジンに送り、ガスエンジン内で燃焼爆発させその力で発電機を回転させるものである。ガスエンジンの排ガスは、排出管301を通して乾燥機1に接続されている。
【0020】
発電装置110は、上記のガスエンジン式の外、ガスタービン式発電装置、燃料電池式発電装置、ガスエンジン−スチームタービン式発電装置、ガスタービン−スチームタービン式発電装置、燃料電池−スチームタービン式発電装置、燃料電池−ガスエンジン−スチームタービン式発電装置等にすることが可能である。
【0021】
そして、本発明の特徴として、凝縮器9でガス化ガスから回収される水を貯留する水タンク13の底部がポンプ14を介装した流路216により膨張弁15の入口と接続され、膨張弁15の出口に接続されている流路217は凝縮機9の内部を通って圧縮機16の入口に接続され、圧縮機16の出口は流路218を介して乾燥機1の内筒1aと外筒1bの間の流路1cに接続されている。
【0022】
次に、前述した廃棄物ガス化システムの作用を説明する。
まず、廃棄物は流路201を通して乾燥機1に投入される。ここで、“廃棄物”とは都市ごみ、木材、建築廃材、廃タイヤ、カーシュレッダーダスト、廃プラスチック等の産業廃棄物、汚泥、バイオマス等をいうが、その他、石炭を燃焼してもかまわない。
【0023】
そして、凝縮器9で改質ガスから回収され水タンク13に貯留された水が、ポンプ14で流路216を通って絞り(圧力損失要素)15に送られ、絞り(圧力損失要素)15で減圧して蒸発せしめられ凝縮器9内で改質ガスの熱を奪い蒸発して水蒸気となって圧縮機16に導入され、この水蒸気が圧縮機16で圧縮されてから流路218を介して乾燥機1の流路1cに送給される。
【0024】
乾燥機1に送られる水蒸気は凝縮器9内で改質ガスの熱を奪っており高温となっており、乾燥機1は汚泥のような高水分の廃棄物でも充分に乾燥することができる。
例えば、汚泥は80%程度の水分率を有するがこれを30%程度にするのに450kcal/kgの熱量が必要であって、汚泥を燃焼した排ガスで乾燥した場合には発電をおこなうだけの熱エネルギが残らず発電することができなかったが、この第1の実施の形態のようにした場合には、汚泥1kg当たり157kcal(処理量100ton/dayの場合、760kW)の発電が可能である。
【0025】
また、この水蒸気は改質ガスから回収された水、すなわち、廃棄物から出た水であり、外部からの水の補給が不要であり節水に寄与でき、コストも低下する。
【0026】
廃棄物は乾燥機1内で排ガスの熱エネルギにより乾燥され、所定の含水率にまで低減されて、流動床ガス化炉2内の砂層2a上に連続的に供給される。なお、乾燥機1で廃棄物を加熱して生じた水分(蒸気)は流動床ガス化炉2内に供給されるか、改質炉6内に供給される。
【0027】
酸素を含む気体(例えば酸素、酸素富化空気または空気)と水蒸気との混合ガスであるガス化剤が、流路214を通して流動床ガス化炉2の内部にその砂層2aの下方から供給される。
【0028】
酸素を含む気体と水蒸気との混合ガスであるガス化剤を連続処理ガス化炉である流動床ガス化炉に供給する際、ガス化剤は例えば水蒸気の流量が連続的に投入される有機系廃棄物中の炭素と水蒸気とのモル比が2:1またはそれより水蒸気過多になるように供給するのが好ましい。
【0029】
流動床ガス化炉2内で、廃棄物は例えば400〜650℃に加熱されながら、浮遊流動する砂層2aにより熱分解されてガス状物質になり、ガス化剤の酸素および水蒸気と接触すると共にその一部が流動床ガス化炉2のフリーボード部2bで例えば450〜800℃の温度で燃焼される。
【0030】
この燃焼において、下記式(1)で示す燃焼反応および下記式(2)で示す水性ガス化反応(改質反応)を起こし、一酸化炭素、水素、メタン、エタン、二酸化炭素等を含むガス化ガスと、タールや煤などの未燃固形物と、飛灰と、不燃物とを生じる。また、メタン、エタン、タールなどの炭化水素や煤などの未燃固形分は、下記式(3)で示す改質反応を起こし、一酸化炭素、水素を生じる。
【0031】
C+O→O+熱…(1)
C+HO→CO+H…(2)
+mHO→mCO+(m+n/2)H…(3)
【0032】
不燃物は、流動床ガス化炉2の下部から排出管302を通して系外へ排出される。一方、流動床ガス化炉2内のガス化ガス、未燃固形物および飛灰を含む流体は、その上部から流路203を通してサイクロン3に送給され、サイクロン3で旋回され、サイクロン3の底部側にガス化炉2で発生した粒径3〜100μmの固形分のうち、その85重量%以上、より好ましくは90重量%以上、さらに好ましくは95重量%以上含む第1流体と残りの15重量%以下、より好ましくは残りの10重量%以下、さらに好ましくは残りの5重量%以下の固形分を含む第2流体とにそれぞれ分離される。
【0033】
第1流体は、サイクロン3の底部側から流路204を通して灰溶融炉4の内部に供給され、また、酸素を含むガス化剤(または酸化剤)が流路215を通して灰溶融炉4の内部に供給される。灰溶融炉4内は第1流体の固形分中の未燃固形物および固形分とともに持ち込まれたガス化ガスの燃焼により例えば1300〜1500℃程度に加熱され、未燃固形物および飛灰は灰溶融炉4の内部で旋回しながら加熱される。
【0034】
このため、飛灰(無機物)は溶融されてスラグミスト化し、旋回流の遠心力で炉壁に捕捉され、スラグとなって炉壁を流下して排出管303を通して系外へ排出される。そして、灰溶融炉4の燃焼排ガスは流路206を通って、改質炉6に導入され改質炉6を加熱する。
【0035】
一方、第2流体は流路205を通して加熱された燃焼排ガスが導入された改質炉6に送給され、この第2流体の主要成分であるガス化ガスはこの第2流体に含まれる水蒸気により式(2)と同様な水性ガス化反応(改質反応)がなされる。すなわち、ガス化ガス中のメタン、エタン、場合によって浮遊して混入されたタールや煤などの未燃固形物は低分子されて煤を含まないクリーンなCO、H リッチガスを含む改質ガスが生成される。特に、改質炉6内に触媒の充填部6aを設けることによって、改質反応をより円滑に進行させることが可能となる。なお、改質炉6での改質反応において水蒸気量が不足する場合には、別途、水蒸気を送給してもよい。
【0036】
改質ガスは、改質炉6から流路207を通してボイラ7に送給され、ここで熱回収される。ボイラ7は、改質ガスから回収した熱で水を加熱して蒸気を発生させる。この蒸気は、流路211を通してスチームタービン10に送給され、このタービン10を回転させ、発電機11を駆動させることにより発電を行う。スチームタービン10から排出された蒸気は、流路212を通して復水器12に送給され、ここで水に戻され、その水の流路213を通してボイラ7に再び供給される。廃棄物の処理量が少ない場合には、ボイラ7とスチームタービン10による発電効率が低くなるので、コスト評価により、ボイラ7およびスチームタービン10が無い場合もあり得る。
【0037】
ボイラ7を通過した改質ガスは、流路208を通してバグフィルタ8に送給され、ここでダストや塩酸分が除去された後、流路209を通して凝縮器9に送られ凝縮されて燃料ガスとされる(なおボイラ7出口の改質ガス中にSO等の腐食性ガス成分を含む場合、ボイラ管の低温腐食防止のためにボイラ出口ガス温度をバグフィルタ8の耐熱温度より高い温度に設定する。この場合、ボイラ7を通過した改質ガスは、減温塔を介して温度を低下せしめてバグフィルタ8に送給しても良い。減温塔は通常、水を噴霧して蒸発させることによって、改質ガス温度を低下させる)。凝縮器の冷却水は排出管304を通して系外へ取り除かれる。すなわち、改質炉6で得られた改質ガスは改質ガス精製装置としてのバグフィルタ8と凝縮器9で精製されて燃料ガスとされる。そして燃料ガスは流路210を通って、ガスを燃料とするエネルギ生成手段であるガスエンジン発電装置110に送給され、発電装置110の排ガスは放出される。
【0038】
次に第2の実施の形態について説明する。図2が第2の実施の形態の構成を概略的に示す図であって、第1の実施の形態に比較して、ボイラ7とバグフィルタ8を結ぶ流路208に熱交換機17を配設し、圧縮機16から乾燥機1の流路1cに向かう流路218を熱交換器17の内部を通過せしめるようにした点が異なる。したがって、この第2の実施の形態では圧縮機16を出た水蒸気は熱交換器17で改質ガスの熱を奪ってさらに高温になってから乾燥機1に送給され乾燥機1の乾燥能力が向上する。この場合、第1の実施の形態に比較して、ボイラ7による熱回収量は少なくなり、場合によってボイラ7が無い場合もあり得る。
【0039】
次に第3の実施の形態について説明する。図3が第3の実施の形態の構成を概略的に示す図であって、第2の実施の形態に比較して、流路218から分岐する流路219が設けられ、流路219は発電装置110から流路225で送給される排気ガスが通過する熱交換器18を通って、酸素発生器19から延伸する流路220とともに流路221に結合され、流路221が熱交換器17を通って、流動床ガス化炉2に接続される流路214および、サイクロン3から灰溶融炉4に向かう流路204に向かう流路215に接続されている。
【0040】
圧縮機16を出た水蒸気の一部は熱交換器18で発電装置110の排気ガスで加熱されてから酸素発生装置19から供給される酸素と混合され、さらに、熱交換器17で加熱されてガス化剤となって流動床ガス化炉2および灰溶融炉4に供給される。したがって、この第3の実施の形態では、発電装置110の排気ガスの熱が有効に利用され、また、熱交換器17も乾燥機1に送る水蒸気の加熱のみならずガス化剤の加熱もおこない装置の有効利用度が高い。
【0041】
次に第4の実施の形態について説明する。図4が第4の実施の形態の構成を概略的に示す図である。この第4の実施の形態では、第1〜3の実施の形態と同様に絞り(圧力損失要素)15、凝縮器9、圧縮機16が流路17を介して接続されているが、圧縮機16の出口は熱交換器20が介装された流路222を介して絞り(圧力損失要素)15と接続され、一つの閉回路223が形成されている。そして、この閉回路223内を封印された中間熱媒が循環する。一方、流路224が水タンク13の底部からポンプ14、熱交換器20内部を通って乾燥機1の流路1cに接続されている。
【0042】
中間熱媒が奪った熱は熱交換器20において水タンク13からポンプ14で乾燥機1の流路1cに供給される水を加熱して水蒸気とし、乾燥機1はこの水蒸気で廃棄物を乾燥する。このように中間熱媒を使用することにより、ガス化ガスから熱エネルギを奪う場所と、奪った熱エネルギを水に付与する場所を、別個にすることができるので各装置の配設の自由度が高い。
【0043】
図5に示すのは第5の実施の形態であって、第4の実施の形態において第2の実施の形態のように、熱交換器17で乾燥機1に向かう水蒸気を再度加熱するようにしたものであり、第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0044】
図6に示すのは第6の実施の形態であって、第4の実施の形態において第3の実施の形態のように、流路224から分岐する流路219が設けられ、流路219は発電装置110から流路225で送給される排気ガスが通過する熱交換器18を通って、酸素発生器19から延伸する流路220とともに流路221に結合され、流路221が熱交換器17を通って、流動床ガス化炉2に接続される流路214および、サイクロン3から灰溶融炉4に向かう流路204に向かう流路215に接続されており、第3の実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0045】
【発明の効果】
請求項1の発明は、廃棄物を乾燥手段で乾燥してからガス化手段で加熱してガス化ガスを生成し、生成されたガス化ガスをもとにエネルギを生成する廃棄物ガス化システムであるが、ガス化ガスの有する熱エネルギ(特にガス化ガス中に含まれる水蒸気の凝縮潜熱)を奪って水を加熱する水加熱手段を具備し、乾燥手段が加熱手段で水を加熱して生成される水蒸気で廃棄物を乾燥する、ようにされている。したがって、乾燥手段は水加熱手段でガス化ガスの有する熱エネルギを奪って水を加熱して生成される水蒸気で廃棄物を乾燥し、ガス化ガスの熱エネルギを有効利用でき効率が向上する。
【0046】
特に、請求項2の発明のように、ガス化ガスを精製するためにガス化ガスを凝縮する凝縮手段を具備し、水加熱手段は凝縮手段がガス化ガスを凝縮した際に発生する水を加熱するようにすれば、水を外部から供給する必要がなく効率がよく、節水、低コスト化に貢献できる。
特に、請求項3の発明のように、水加熱手段を凝縮手段ガス化ガスを精製するためにガス化ガスを凝縮する凝縮手段と一体に形成すれば、装置が小形、簡素化できる。
【0047】
特に、請求項4の発明のように、水再加熱手段で、水加熱手段で加熱された水を再加熱すれば、より高温の水蒸気を乾燥手段に送給でき乾燥手段の乾燥能力を向上できる。
特に、請求項7の発明のように、水加熱手段を、ガス化ガスの有する熱エネルギを奪う熱回収手段と、熱回収手段と離間した位置に配設され水に熱を与える熱付与手段で構成し、熱移送手段により熱回収手段から熱付与手段に熱を移送するようにすれば、構成手段の配置の自由度が大きい。
【0048】
特に、請求項10の発明のように、水加熱手段で加熱した水の一部を酸素発生装置から供給される酸素と混合してガス化手段に供給するガス化剤を生成するようにすれば、ガス化剤を生成するための水蒸気を生成するための水を別途供給する必要がなく節水、低コスト化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の概略図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の概略図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態の概略図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態の概略図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態の概略図である。
【図7】従来技術の概略図である。
【符号の説明】
1…乾燥機
2…流動床ガス化炉
2a…砂層
2b…フリーボード
3…サイクロン
4…灰溶融炉
6…改質炉
6a…触媒
7…ボイラ
8…バグフィルタ
9…凝縮器
13…水タンク
14…ポンプ
15…絞り(圧力損失要素)
16…圧縮機
17…熱交換器
18…熱交換器
19…酸素発生装置
110…ガスエンジン発電装置

Claims (10)

  1. 廃棄物を乾燥手段で乾燥してからガス化手段で加熱してガス化ガスを生成し、生成されたガス化ガスをもとにエネルギを生成する廃棄物ガス化システムであって、
    ガス化ガスの有する熱エネルギを奪って水を加熱する水加熱手段を具備し、乾燥手段が水加熱手段で水を加熱して生成される水蒸気で廃棄物を乾燥する、ことを特徴とする廃棄物ガス化システム。
  2. ガス化ガスを精製するためにガス化ガスを凝縮する凝縮手段を具備し、水加熱手段は凝縮手段がガス化ガスを凝縮した際に発生する水を加熱する、ことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物ガス化システム。
  3. 水加熱手段が凝縮手段と一体に形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の廃棄物ガス化システム。
  4. 水加熱手段で加熱された水を再加熱する水再加熱手段を具備する、ことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物ガス化システム。
  5. 水再加熱手段は水加熱手段より上流でガス化ガスの有する熱エネルギを奪って水加熱手段で加熱された水を再加熱する、ことを特徴とする請求項3に記載の廃棄物ガス化システム。
  6. 水を減圧手段で減圧してから水加熱手段を通過せしめ、水加熱手段通過後に圧縮手段で圧縮する、ことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物ガス化システム。
  7. 水加熱手段が、ガス化ガスの有する熱エネルギを奪う熱回収手段と、熱回収手段と離間した位置に配設され水に熱を与える熱付与手段から成り、熱移送手段により熱回収手段から熱付与手段に熱を移送する、ことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物ガス化システム。
  8. 熱移送手段が閉回路内で中間熱媒を循環させる中間熱媒循環手段である、ことを特徴とする請求項7に記載の廃棄物ガス化システム。
  9. 中間熱媒循環手段は、中間熱媒を膨張手段で膨張してから熱回収手段を通過せしめ、熱回収手段通過後に圧縮手段で圧縮してから熱付与手段に中間熱媒を送給する、ことを特徴とする請求項8に記載の廃棄物ガス化システム。
  10. 水加熱手段で加熱した水の一部を酸素発生装置から供給される酸素と混合してガス化手段に供給するガス化剤を生成することを特徴とする請求項1に記載の廃棄物ガス化システム。
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