JP2004073617A

JP2004073617A - Dew condensation prevention sheet

Info

Publication number: JP2004073617A
Application number: JP2002240229A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Araki; 荒木　忠志; Noboru Watanabe; 綿奈部　昇
Original assignee: Kanebo Synthetic Fibers Ltd; Kanebo Ltd
Current assignee: Kanebo Synthetic Fibers Ltd; Kanebo Ltd
Priority date: 2002-08-21
Filing date: 2002-08-21
Publication date: 2004-03-11

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a dew condensation prevention sheet having excellent hygroscopicity and water absorptivity, which is used by laying under a mat for a kotatsu or under a heating apparatus such as an electric carpet or the like used in the winter, or under a futon so as to absorb moisture from it, and to prevent dew condensation on a floor surface caused by a steep temperature change. <P>SOLUTION: The dew condensation prevention sheet is formed by integrally laminating a staple fiber aggregate containing hygroscopic fiber and water absorptive fiber, and a film having a water-vapor permeability of 100g/m<SP>2</SP>/24 hr or lower. Preferably, an aluminized film or a film composed by laminating a resin on an aluminum foil is used as the film. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は結露防止シートに関する。さらに詳しくは、冬場に使用する電気こたつ用敷布団、ホットカーペット等の暖房器具の下あるいは寝具用敷布団の下に敷き、体から出る汗等の水分を吸収するとともに、暖房器具の電源を切った後の急激な温度低下による該シートと床面との間での結露の発生を防止する結露防止シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】
電気こたつを使用するときにはこたつ内の熱気を外に漏れ難くするためにこたつの下にこたつ用の敷布団やカーペット等が敷かれている。これらの敷布団やカーペットはこたつを使用中には人の体から出る蒸気や汗を吸収している。そして、こたつの電源を切ると、こたつ内の温度は低下し、それに連れて敷布団やカーペットの温度も低下する。さらには床面の温度も低下し、特に寒さが厳しい時には床面の温度低下が早く、水分を吸収した敷布団やカーペット中の湿気が冷めた床面に触れることにより、床面に結露が発生する。また、ホットカーペット使用時も同様な理由により床面に結露が発生する。このように発生した結露を長期間放置すると、敷布団やカーペットあるいは床面の腐食やカビ、ダニ等の発生の原因となる。
【０００３】
また、布団やマットレスの下にも結露が発生することがある。エアコン、ストーブあるいはファンヒーター等の暖房器具で室内が暖められた状態にある時には壁や床も暖められている。こういう状態で床に布団やマットレスを敷き就寝に入る。朝起きるまで暖房を使用する場合は問題ないが、タイマー機能を使用して一定時間後に暖房器具の電源が切れるようにしているのが一般的である。その場合、暖房器具の電源が切れると壁や床の温度は急激に低下する。そして、体から出た汗等の水分を吸収した布団やマットレス中の湿気が冷めた床面に触れることにより、床面に結露が発生する。このように発生した結露を長期間放置すると、布団やマットレスあるいは床面の腐食やカビ、ダニ等の発生の原因となる。
【０００４】
布団やマットレスの湿気を取り除く手法としては、特開平９−１３７８５号公報、特開２０００−５１５８６号公報、あるいは特開２００１−５４４４６号公報等に吸湿性あるいは吸水性を有する繊維質基材を敷布団やマットレスの下あるいは上側に敷いて使用しこれらに布団やマットレスの湿気を吸収させる方法が提案されている。しかしこれらは、夏の暑い時期あるいは梅雨のジメジメした時期に使用することを前提として提案されたものであり、前述したような冬の急激な温度変化で発生する結露の対策としては十分なものではなかった。さらに最近では畳ではなくフローリングの床に直接こたつやホットカーペットあるいは布団を敷いて使用するケースが増えており、結露の問題も増加している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような従来技術の問題点を解消するためになされたものであり、その目的は優れた吸湿性および吸水性を有し、特に冬に使用するこたつ用の敷布団やホットカーペット等の暖房器具あるいは敷布団の下に敷きこれらの湿気を吸収するとともに、急激な温度変化で発生する床面の結露を防ぐことができる結露防止シートを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の結露防止シートは、前記課題を解決するために以下のような構成を有する。
すなわち、本発明は、吸湿性繊維および吸水性繊維を含有する短繊維集合体と透湿度が１００ｇ／ｍ^２／２４ｈｒ以下であるフィルムとが積層一体化されたことを特徴とする結露防止シートを要旨とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について説明する。
本発明に用いる吸湿性繊維とは２０℃、相対湿度８０％の条件下で１０重量％以上の吸湿性能を有するものである。例えばシルク、ウール等の天然繊維、架橋アクリル酸ナトリウム塩系繊維、アクリル繊維の表面を架橋処理後加水分解したアクリレート系繊維等の合成繊維等が挙げられる。これらの繊維は単独で用いてもよいし、二種以上を混合して用いてもよい。
【０００８】
吸湿性繊維の混率は任意であり、使用する繊維の吸湿性能や強度に合わせて使用することができるが、短繊維集合体としての形態保持性や強度の観点から５〜５０重量％の範囲が好ましい。さらに好ましくは１０〜４０重量％である。
【０００９】
また、本発明に用いる吸水性繊維とは生理食塩水に対する吸水倍率が自重の１０倍以上の吸水性能を有するものである。例えばセルロース系繊維、パルプ等の天然繊維、架橋アクリル酸ナトリウム塩系繊維、アクリル繊維の表面を架橋処理後加水分解したアクリレート系繊維等の合成繊維あるいは吸水性物質を含有させた繊維等が挙げられる。これらの繊維は単独で用いてもよいし、二種以上を混合して用いてもよい。
【００１０】
吸水性繊維の混率は任意であり、使用する繊維の吸水性能や強度に合わせて使用することができるが、短繊維集合体としての形態保持性や強度の観点から５〜５０重量％の範囲が好ましい。さらに好ましくは１０〜４０重量％である。
【００１１】
本発明の短繊維集合体には吸湿性繊維と吸水性繊維以外の繊維も混用することができる。これらの繊維の種類は特に限定しない。合成繊維、天然繊維、再生繊維等、全ての繊維を使用することができる。また、中空繊維、難燃繊維、消臭繊維、防カビ繊維等の機能性繊維を使用することにより、それぞれの機能を付与することもできる。
【００１２】
短繊維集合体の形態としては、ニードルパンチ、サーマルボンド、ケミカルボンド等によって製造される不織布、あるいは織物、編み物等の布帛が挙げられる。
【００１３】
短繊維集合体の目付けは水分の吸収量およびシートとしての取扱性の観点から２００〜２０００ｇ／ｍ^２の範囲が好ましい。さらに好ましくは５００〜１５００ｇ／ｍ^２、最も好ましくは８００〜１２００ｇ／ｍ^２である。
【００１４】
本発明に用いるフィルムはその素材は特に限定しないが、透湿度が１００ｇ／ｍ^２／２４ｈｒ以下である必要がある。さらに好ましくは５０ｇ／ｍ^２／２４ｈｒ以下である。透湿度が１００ｇ／ｍ^２／２４ｈｒを超えると不織布が吸収した湿気がフィルムを通過し床面と接触して床面に結露が発生する恐れがあるためである。
【００１５】
なお、本発明でいう透湿度は、ＪＩＳ　Ｚ０２０８による測定値である。
【００１６】
また、本発明に使用するフィルムはアルミ蒸着フィルムまたはアルミ箔に樹脂をラミネートしたフィルムのいずれかであることが好ましい。熱伝導率の高いアルミを積層することにより急激に低下した床面の温度を素早くフィルムに伝えることができ、フィルムと短繊維集合体の間に効果的に結露を発生させることができるためである。
【００１７】
また、本発明の短繊維集合体とフィルムは全面において積層一体化されている必要がある。全面で一体化することにより、フィルムと短繊維集合体の間で発生した結露を吸水性繊維が効果的に吸収することができるためである。
【００１８】
短繊維集合体とフィルムを積層一体化する方法は特に限定しない。サーマルボンドやケミカルボンド等によって接着することができる。
【００１９】
本発明の短繊維集合体は吸湿性繊維および吸水性繊維を含まない表皮層と吸湿性繊維および吸水性繊維を含んだ吸湿吸水層の２層構造としてもよい。この場合、フィルムは吸湿吸水層側に積層する必要がある。表皮層の素材は特に限定しない。紙、布帛、不織布等、透湿性を有するものであれば使用可能である。あるいはこれらの積層体も使用できる。
【００２０】
本発明の短繊維集合体には吸湿性繊維および吸水性繊維の２種類の繊維を含まなければならないが、これら両方の機能を有する吸湿・吸水性繊維であれば１種類の繊維のみの使用でもよい。このような繊維としては架橋ポリアクリル酸ナトリウム塩系繊維であるカネボウ合繊（株）社製、商品名「ベルオアシス」が挙げられる。
【００２１】
吸湿・吸水性繊維の混率は任意であり、使用する繊維の吸湿および吸水性能や強度に合わせて使用することができるが、短繊維集合体としての形態保持性や強度の観点から１０〜６０重量％の範囲が好ましい。さらに好ましくは１５〜５０重量％である。
【００２２】
【実施例】
以下、本発明を実施例により詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【００２３】
（実施例１）
生理食塩水に対する吸水倍率が自重の５０倍である東洋紡績（株）社製吸水性繊維「ランシール」（５．６ｄｔｅｘ、５１ｍｍ）３０重量％と２０℃、相対湿度８０％の条件下での吸湿率が５５重量％である東洋紡績（株）社製吸湿性繊維「モイスケアー」（４．４ｄｔｅｘ、５０ｍｍ）３０重量％およびレギュラーポリエステル繊維（４．４ｄｔｅｘ、５１ｍｍ）４０重量％を混綿し、カーディング、クロスレイ、ニードルパンチによる通常の処理を施し、目付け１０００ｇ／ｍ^２、厚さ５ｍｍの不織布（縦１８０ｃｍ、横９５ｃｍ）を作製した。該不織布に透湿度５．７ｇ／ｍ^２／２４ｈｒの東セロ（株）社製二軸延伸ポリプロピレンフィルム「ＨＣ−ＯＰ　＃２５」を熱接着により積層一体化し、本発明の結露防止シートを得た。該結露防止シートの吸湿性能および結露防止性能を以下の方法に基づいて評価した。その結果を表１に示す。
【００２４】
（吸湿性能）
２０〜４０歳までの男性３名および女性３名のパネラーを対象に、１〜２月にモニターテストを以下の方法にしたがって福井県で行なった。
【００２５】
まず、エアコンにて部屋の温度を２５℃に保った状態でフローリングの床に結露防止シートをフィルム面を下にして敷き、その上に敷布団、アクリル製毛布、掛け布団の順番で重ねた。次いで、エアコンのオフタイマーを１時間にセットし、パネラーに８時間就寝してもらい、結露防止シートの就寝前後の重量増加を調べた。
【００２６】
この操作を３回（３日間）行ない、重量増加の平均値を求めた。その結果を表１に示す。
【００２７】
（結露防止性能）
前記「吸湿性能」の測定後に結露防止シート下の床面の結露状態をパネラーに観察してもらい、以下の評価基準に基づいて評価を行なった。
【００２８】
○：３日間通して床面に結露がまったくなかった。
△：３日間のうち、１〜２日床面に結露が見られた。
×：３日間全て床面に結露が見られた。
【００２９】
（実施例２）
フィルムを透湿度１．０ｇ／ｍ^２／２４ｈｒの東セロ（株）社製アルミ蒸着二軸延伸ポリプロピレンフィルム「ＭＬ−ＨＣ−ＯＰ　＃３０」とし、該フィルムを実施例１と同様の不織布に熱接着により積層一体化し、本発明の結露防止シートを得た。該結露防止シートを実施例１と同様の方法で評価し、その結果を表１に示す。
【００３０】
（実施例３）
生理食塩水に対する吸水倍率が自重の４５倍、２０℃、相対湿度８０％の条件下での吸湿率が８５重量％であるカネボウ合繊（株）社製吸水・吸湿性繊維「ベルオアシス」（１０ｄｔｅｘ、５１ｍｍ）４０重量％とレギュラーポリエステル繊維（４．４ｄｔｅｘ、５１ｍｍ）６０重量％を混綿し、カーディング、クロスレイ、ニードルパンチによる通常の処理を施し、目付け８００ｇ／ｍ^２、厚さ４ｍｍの吸湿吸水層用不織布を作製した。また、レギュラーポリエステル繊維（４．４ｄｔｅｘ、５１ｍｍ）１００重量％をカーディング、クロスレイ、ニードルパンチによる通常の処理を施し、目付け２００ｇ／ｍ^２、厚さ２ｍｍの表皮層用不織布を作製した。これらの不織布をニードルパンチにより積層一体化し、二層構造の不織布（縦１８０ｃｍ、横９５ｃｍ）を得た。該不織布の吸湿吸水層側に透湿度４６．０ｇ／ｍ^２／２４ｈｒのダイセル化学工業（株）社製ポリエステルフィルム「ＫＥＴ−７０００　＃１２」を熱接着により積層一体化し、本発明の結露防止シートを得た。該結露防止シートを実施例１と同様の方法で評価し、その結果を表１に示す。
【００３１】
（比較例１）
実施例１と同様に不織布を作製し、この不織布のみを結露防止シートとした。該結露防止シートを実施例１と同様の方法で評価し、その結果を表１に示す。
【００３２】
（比較例２）
フィルムを透湿度２４０ｇ／ｍ^２／２４ｈｒの出光ユニテック（株）社製二軸延伸ナイロンフィルム「ユニロンＧ‐１００」とし、該フィルムを実施例１と同様の不織布に熱接着により積層一体化し、結露防止シートを得た。該結露防止シートを実施例１と同様の方法で評価し、その結果を表１に示す。
【００３３】
【表１】

【００３４】
表１に示された結果から、実施例１〜３で得られた結露防止シートは、敷布団から１日あたり３８０〜５６０ｇもの大量の水分を吸収するものであることが判る。
【００３５】
比較例１および２も３５０〜４５０ｇの水分を吸収しているが、比較例１はフィルムを積層していないため床面に大量の結露が発生しており、また、比較例２は透湿度の高いフィルムを使用していたため比較例１よりは少なかったものの床面に結露が発生していた。これに対し、実施例１〜３は透湿度の低いフィルムを使用していたため床面に結露はまったく発生しなかった。
【００３６】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、冬場に使用する電気こたつ用敷布団、ホットカーペット等の暖房器具の下あるいは寝具用敷布団の下に敷き、体から出る汗等の水分をこれらから吸収し快適性を与えるとともに、暖房器具の電源を切った後の急激な温度低下により発生する床面の結露を防止することができる結露防止シートを得ることができる。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a condensation prevention sheet. More specifically, after laying under a heating pad such as an electric kotatsu mat, a hot carpet or a bedding mat used in the winter, absorb moisture such as sweat from the body, and turn off the heater. The present invention relates to a dew-prevention sheet for preventing the occurrence of dew condensation between the sheet and the floor surface due to a rapid temperature drop of the sheet.
[0002]
[Prior art]
When using an electric kotatsu, a mattress or carpet for the kotatsu is laid under the kotatsu to make it difficult for hot air in the kotatsu to leak out. These mattresses and carpets absorb steam and sweat from the human body while using the kotatsu. Then, when the power of the kotatsu is turned off, the temperature inside the kotatsu decreases, and accordingly, the temperature of the mattress and the carpet also decreases. In addition, the temperature of the floor surface also decreases, especially when the temperature is cold, and the temperature of the floor surface decreases rapidly, and dew condensation occurs on the floor surface when moisture in the mattress or carpet that has absorbed moisture touches the cooled floor surface. . Also, when a hot carpet is used, dew condensation occurs on the floor for the same reason. Leaving such dew condensation for a long period of time causes corrosion of mattresses, carpets or floors, and the occurrence of mold, mites and the like.
[0003]
Condensation may also form under the futon or mattress. When the room is warmed by a heating device such as an air conditioner, a stove or a fan heater, the walls and the floor are also warmed. Put a futon or mattress on the floor and go to bed. There is no problem when using heating until getting up in the morning, but it is common to use a timer function to turn off the power to the heating device after a certain period of time. In such a case, when the power of the heater is turned off, the temperature of the wall or the floor rapidly decreases. When the moisture in the mattress or mattress that has absorbed moisture such as sweat from the body touches the cooled floor surface, dew condensation occurs on the floor surface. Leaving such dew condensation for a long period of time causes corrosion of futons, mattresses or floor surfaces, and the occurrence of mold, mites and the like.
[0004]
As a method of removing moisture from a futon or a mattress, Japanese Unexamined Patent Publication No. Hei 9-13785, Japanese Unexamined Patent Publication No. 2000-51586, or Japanese Unexamined Patent Publication No. 2001-54446 discloses a method in which a fibrous base material having hygroscopicity or water absorption is used. A method has been proposed in which the futon or mattress is used under or above a mattress to absorb moisture. However, these have been proposed assuming that they are used during the hot summer months or when the rainy season is humid, and they are not sufficient as a countermeasure against the dew condensation caused by the sudden temperature change in winter as described above. Did not. In recent years, the number of cases in which a kotatsu, a hot carpet, or a futon is laid directly on a floor of a floor instead of a tatami has been increasing, and the problem of dew condensation has also increased.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in order to solve such problems of the prior art, and has an object of having excellent moisture absorbency and water absorbency, particularly for mattresses and hot carpets for kotatsu used in winter. It is an object of the present invention to provide a dew condensation preventing sheet which can be spread under a heater or a mattress to absorb the moisture and prevent dew condensation on a floor surface caused by a rapid temperature change.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The dew condensation prevention sheet of the present invention has the following configuration in order to solve the above problems.
That is, the present invention is a condensation preventing sheet, wherein a and moisture permeability and a short fiber aggregate is not more than 100g ^/ m 2 / 24hr film containing a hygroscopic fibers and absorbent fibers are laminated and integrated Make a summary.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described.
The hygroscopic fiber used in the present invention has a hygroscopic performance of 10% by weight or more under the conditions of 20 ° C. and 80% relative humidity. Examples thereof include natural fibers such as silk and wool, crosslinked sodium acrylate fibers, and synthetic fibers such as acrylate fibers obtained by subjecting the surface of acrylic fibers to crosslink treatment and then hydrolyzing. These fibers may be used alone or as a mixture of two or more.
[0008]
The mixing ratio of the hygroscopic fiber is optional, and it can be used according to the hygroscopic performance and strength of the fiber to be used. However, from the viewpoint of shape retention and strength as a short fiber aggregate, the range of 5 to 50% by weight is preferred. preferable. More preferably, it is 10 to 40% by weight.
[0009]
The water-absorbing fiber used in the present invention has a water-absorbing capacity of 10 times or more of its own weight with respect to physiological saline. For example, cellulose fibers, natural fibers such as pulp, crosslinked sodium acrylate fibers, synthetic fibers such as acrylate fibers obtained by crosslinking and hydrolyzing the surface of acrylic fibers, or fibers containing a water-absorbing substance, and the like. . These fibers may be used alone or as a mixture of two or more.
[0010]
The mixing ratio of the water-absorbing fiber is arbitrary, and can be used according to the water-absorbing performance and strength of the fiber used. However, from the viewpoint of shape retention and strength as a short fiber aggregate, the range of 5 to 50% by weight is preferred. preferable. More preferably, it is 10 to 40% by weight.
[0011]
In the short fiber aggregate of the present invention, fibers other than the hygroscopic fiber and the water absorbent fiber can be mixed. The type of these fibers is not particularly limited. All fibers such as synthetic fibers, natural fibers, and regenerated fibers can be used. Further, by using functional fibers such as hollow fibers, flame-retardant fibers, deodorant fibers, and anti-mold fibers, the respective functions can be imparted.
[0012]
Examples of the form of the short fiber aggregate include a nonwoven fabric manufactured by needle punching, thermal bonding, chemical bond, and the like, and a fabric such as a woven fabric and a knitted fabric.
[0013]
The basis weight of the short fiber aggregate is preferably in the range of 200 to 2000 g / m ² from the viewpoint of the amount of water absorbed and the handleability as a sheet. More preferably, it is 500 to 1500 g / m ² , most preferably 800 to 1200 g / m ² .
[0014]
Film used in the present invention is the material is not particularly limited, it is necessary moisture permeability is not more than 100g ^/ m 2 ^/ 24hr. More preferably not more than ^50g / m 2 / 24hr. Moisture permeability because the moisture and nonwoven absorption exceeds 100g ^/ m 2 / 24hr is likely to condensation on the floor in contact with and through the film floor is generated.
[0015]
The moisture permeability referred to in the present invention is a value measured according to JIS Z0208.
[0016]
Further, the film used in the present invention is preferably either an aluminum vapor-deposited film or a film obtained by laminating a resin on an aluminum foil. By stacking aluminum having high thermal conductivity, the temperature of the floor surface, which has been rapidly lowered, can be quickly transmitted to the film, and dew condensation can be effectively generated between the film and the short fiber aggregate. .
[0017]
Further, the short fiber aggregate and the film of the present invention need to be laminated and integrated over the entire surface. This is because, by integrating over the entire surface, the water-absorbing fibers can effectively absorb the dew condensation generated between the film and the short fiber aggregate.
[0018]
The method for laminating and integrating the short fiber aggregate and the film is not particularly limited. It can be bonded by a thermal bond or a chemical bond.
[0019]
The short fiber aggregate of the present invention may have a two-layer structure of a skin layer containing no moisture-absorbing fiber and water-absorbing fiber and a moisture-absorbing water-absorbing layer containing moisture-absorbing fiber and water-absorbing fiber. In this case, the film needs to be laminated on the moisture absorption layer. The material of the skin layer is not particularly limited. Any material having moisture permeability such as paper, cloth, nonwoven fabric, etc. can be used. Alternatively, a laminate of these can also be used.
[0020]
The short fiber aggregate of the present invention must contain two types of fibers, that is, a hygroscopic fiber and a water-absorbent fiber. Good. Examples of such a fiber include “Belle Oasis”, a product of Kanebo Synthetic Co., Ltd., which is a crosslinked sodium polyacrylate fiber.
[0021]
The mixing ratio of the moisture-absorbing and water-absorbing fibers is arbitrary, and can be used according to the moisture absorption and water absorbing performance and strength of the fibers to be used. However, from the viewpoint of shape retention and strength as a short fiber aggregate, 10 to 60 weight % Is preferred. More preferably, it is 15 to 50% by weight.
[0022]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to Examples, but the present invention is not limited thereto.
[0023]
(Example 1)
30% by weight of a water-absorbing fiber “Lanseal” (5.6 dtex, 51 mm) manufactured by Toyobo Co., Ltd., whose absorption capacity against physiological saline is 50 times its own weight, and moisture absorption under the conditions of 20 ° C. and 80% relative humidity. 30% by weight of moisture-absorbing fiber "Moiscare" (4.4 dtex, 50 mm) and 40% by weight of regular polyester fiber (4.4 dtex, 51 mm) manufactured by Toyobo Co., Ltd. , A cross lay, and a needle punch to give a nonwoven fabric (180 cm long, 95 cm wide) with a basis weight of 1000 g / m ² and a thickness of 5 mm. The nonwoven fabric moisture permeability 5.7g ^/ m 2 ^/ 24hr of Tohcello Co., Ltd. biaxially oriented polypropylene film "HC-OP # 25" integrally laminated by thermal bonding to obtain a dew prevention sheet of the present invention. The moisture absorption performance and the dew condensation prevention performance of the dew condensation prevention sheet were evaluated based on the following methods. Table 1 shows the results.
[0024]
(Hygroscopic performance)
A monitor test was conducted in Fukui Prefecture from January to February on three male and three female panelists from the age of 20 to 40 years according to the following method.
[0025]
First, an anti-condensation sheet was laid on the floor of a flooring with the film side down while the room temperature was kept at 25 ° C. by an air conditioner, and a mattress, an acrylic blanket, and a comforter were stacked on the sheet in that order. Next, the air conditioner off timer was set to 1 hour, and the panelists were allowed to sleep for 8 hours, and the weight increase of the dew condensation preventing sheet before and after sleeping was examined.
[0026]
This operation was performed three times (for three days), and the average value of weight increase was determined. Table 1 shows the results.
[0027]
(Condensation prevention performance)
After the measurement of the "moisture absorption performance", the panel was observed by a panelist for the dew condensation condition on the floor under the dew condensation preventing sheet, and the evaluation was performed based on the following evaluation criteria.
[0028]
：: There was no condensation on the floor surface throughout the three days.
Δ: Dew was observed on the floor surface for 1 to 2 days out of 3 days.
×: Dew was observed on the floor surface for all three days.
[0029]
(Example 2)
And Tohcello Co., Ltd. aluminum deposited biaxially oriented polypropylene film of the humidity 1.0g ^/ m 2 ^/ 24hr permeable film "ML-HC-OP # 30", thermal bonding the same nonwoven fabric as in Example 1 the film To obtain a dew condensation preventing sheet of the present invention. The dew condensation preventing sheet was evaluated in the same manner as in Example 1, and the results are shown in Table 1.
[0030]
(Example 3)
Kanebo Synthetic Co., Ltd., a water-absorbing / absorbing fiber "Bell Oasis" (10 dtex) having a water absorption magnification of 45 times its own weight in a physiological saline solution, a moisture absorption rate of 85% by weight under the conditions of 20 ° C. and a relative humidity of 80%. , 51mm) 40% by weight and regular polyester fiber (4.4dtex, 51mm) 60% by weight are blended, subjected to a usual treatment by carding, cross lay, and needle punch to obtain a moisture absorption of 800 g / m ² and a thickness of 4 mm. A nonwoven fabric for a layer was prepared. Further, 100% by weight of regular polyester fiber (4.4 dtex, 51 mm) was subjected to a usual treatment by carding, cross lay, and needle punch to prepare a nonwoven fabric for a skin layer having a basis weight of 200 g / m ² and a thickness of 2 mm. These nonwoven fabrics were laminated and integrated by a needle punch to obtain a two-layer nonwoven fabric (180 cm in length and 95 cm in width). Permeability of moisture 46.0g ^/ m 2 ^/ 24hr Daicel Chemical Industries Co., Ltd. Co., Ltd. Polyester film "KET-7000 # 12" integrally laminated by thermal bonding to the hygroscopic and water absorbing layer side of the nonwoven fabric, anti-condensation sheet of the present invention Got. The dew condensation preventing sheet was evaluated in the same manner as in Example 1, and the results are shown in Table 1.
[0031]
(Comparative Example 1)
A nonwoven fabric was produced in the same manner as in Example 1, and only this nonwoven fabric was used as a dew condensation preventing sheet. The dew condensation preventing sheet was evaluated in the same manner as in Example 1, and the results are shown in Table 1.
[0032]
(Comparative Example 2)
Film and moisture permeability 240 g / m 2 ^/ Idemitsu Unitech Co., Ltd. biaxially oriented nylon film 24hr "Yuniron G-100" and, integrally laminated by heat bonding the same nonwoven fabric as in Example 1 The film condensation A prevention sheet was obtained. The dew condensation preventing sheet was evaluated in the same manner as in Example 1, and the results are shown in Table 1.
[0033]
[Table 1]

[0034]
From the results shown in Table 1, it can be seen that the dew condensation preventing sheets obtained in Examples 1 to 3 absorb a large amount of water of 380 to 560 g per day from the mattress.
[0035]
Comparative Examples 1 and 2 also absorb 350 to 450 g of water, but Comparative Example 1 does not have a film laminated, so that a large amount of dew is generated on the floor. Dew condensation occurred on the floor, though less than in Comparative Example 1 due to the use of a high film. On the other hand, in Examples 1 to 3, since a film having low moisture permeability was used, no dew condensation occurred on the floor surface.
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is spread under a heating pad such as an electric kotatsu, a hot carpet or a bedding mat used in winter, and absorbs moisture such as sweat from the body from these to comfortably. A dew-prevention sheet can be obtained that can provide the property and prevent the dew condensation on the floor surface caused by a rapid temperature drop after the power of the heating device is turned off.

Claims

Condensation preventing sheet, characterized in that the short fiber aggregate and moisture permeability containing a hygroscopic fibers and absorbent fibers is not more than 100g ^/ m 2 / 24hr films are laminated and integrated.

The short fiber assembly is made of two-layer structure of the hygroscopic and water absorbing layer containing a skin layer and a hygroscopic fibers and absorbent fibers containing no hygroscopic fibers and absorbent fibers, moisture permeability hygroscopic water-absorbing layer side is 100 g / m ² The dew condensation preventing sheet according to claim 1, wherein a film having a thickness of / 24 hr or less is laminated.

Condensation prevention sheet according to claim 1 or claim 2 which is either the film the film the moisture permeability is less than 100 g / m ^2/24 hr or is laminated with the resin to aluminum-deposited film or aluminum foil.

The dew condensation preventing sheet according to any one of claims 1 to 3, wherein the moisture-absorbing fiber and the water-absorbing fiber are moisture-absorbing and water-absorbing fibers having both of these functions.