JP2004073558A - 口腔洗浄具 - Google Patents

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Isao Kikuchi
菊池 功
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Abstract

【課題】圧縮空気又は圧縮液体をノズルの先端からジェット流として口腔内に吐出させ、歯垢や歯間に挟まった食べ物の滓等を効果的に除去することができる口腔洗浄具を小型、かつ容易に携帯可能として、歯科医院等の専門施設に行かなくても、簡便に使用することができるようにする。
【解決手段】シリンダ5に気密にかつ往復動可能に嵌合したピスン6を手動操作して往復動させ、圧縮した空気を空気ボンベ3内に貯溜しておき、該圧縮空気(又は圧縮液体)をノズル4からジェット流として吐出させて歯垢や歯85a間に挟まった食べ物の滓を除去し、口腔85内を効果的に洗浄するようにした構成を特徴とする。
【選択図】    図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手動式の口腔洗浄具に係り、特に手動操作して圧縮した圧縮空気又は圧縮液体を先端のノズルから吐出させて簡易に口腔内を洗浄できるようにした小型、かつ容易に携帯可能な手動式口腔洗浄具に関する。
【0002】
【従来の技術】
口腔内を清浄に維持するための用具としては、従来歯ブラシ、歯間ブラシ、糸楊枝等があり、また、清浄剤としては、ペースト状の歯磨きや口に含んで数十秒間すすぐことにより歯垢を除去すると共に、殺菌して口臭を予防する液体歯磨き等が知られている。
しかし、歯ブラシ等で口腔内を清浄にするには、正しい磨き方で比較的長い時間ブラッシングする必要があり、なかなか効果的に実践することが難しい問題点があった。
【0003】
一方、より効果的に口腔内を清浄にする用具として、ノズルの先端から圧縮空気や、清浄液又は水等の圧縮液体をジェット流として吐出させ、該ジェット流で歯垢や歯間に挟まった食べ物の滓を除去するようにしたジェット流口腔清浄装置が知られている。
該ジェット流口腔清浄装置は、空気を圧縮するためのコンプレッサを必要とし、また該コンプレッサとノズルを繋ぐチューブなどがあるため、装置が大型となるばかりでなく、価格も高価であり、歯科医院等の専門的な施設にしか設置されておらず、一般家庭で手軽に使用することは困難であった。また、大型であることから、携帯することができず、旅行等のときに簡単に携帯することができない欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は,上記した従来技術の欠点を除くためになされたものであって、その目的とするところは、ボンベ中に圧縮して貯蔵されている圧縮流体をノズルから吐出させることにより、ジェット流で歯垢や歯間に挟まった食べ物の滓を除去することができるようにすることであり、またこれによって短時間で効果的に口腔内を清浄にすることができるようにすることである。
【0005】また他の目的は、シリンダに気密にかつ往復動可能に嵌合したピストンを、操作シリンダを手動操作して往復動させることによりシリンダ中で往復動させて空気を圧縮するようにし、電気等の特別の駆動源を用いることなく、どこでも、且つ簡単に圧縮空気を製造して空気ボンベに貯溜することができるようにすることであり、また該空気ボンベにノズルを接続し、該ノズルから圧縮空気を吐出させて口腔内を清浄にすることができるようにすることである。
また歯科医院等の専門施設に行かなくても、簡便に使用することができる安価、かつ小型で容易に携帯することができる口腔洗浄具を提供することである。
【0006】更に他の目的は、シリンダに気密にかつ往復動自在に嵌合する逆止弁機能を有するピストンに、ピストンロッドの一端を固定し、他の一端を揺動リンクに連結して空気圧縮ポンプを構成し、該揺動リンクを手動で揺動させてピストンをシリンダ中で往復動させて空気を圧縮することにより、誰でも極めて容易に操作することができる操作性の優れた手動の空気圧縮ポンプを提供することである。
また該空気圧縮ポンプで圧縮した空気を空気ボンベに貯蔵しておき、開閉弁を開放してノズルから吐出させることにより、効果的に口腔を洗浄することができる口腔洗浄具を動力源のない場所でも簡単に使用することができるようにすることであり、また空気ボンベに貯蔵した圧縮空気が消費されてなくなっても、単に手動で揺動リンクを揺動させるだけで、補給することができるようにすることである。
【0007】また他の目的は、ボンベの貯溜室内をピストンにより圧縮空気室と圧縮液体室とに隔離し、圧縮空気室に空気圧縮ポンプを連通させて圧縮空気を供給して貯蔵すると共に、圧縮液体室をノズルに接続することにより、圧縮液体室に貯溜させた洗浄液を圧縮空気の圧力を利用して該ノズルから勢いよく吐出させ、口腔内を洗浄液によって効果的に洗浄することができるようにすることである。
【0008】更に他の目的は、貯溜する圧縮空気が外部に流出するのを阻止する逆止弁が設けられたカートリッジ式空気ボンベの接続口に、手動操作して空気を圧縮する空気圧縮ポンプ、及び接続したとき逆止弁を開放してカートリッジ式空気ボンベと連通させるノズルとを交換して接続できるようにすることにより、予め空気圧縮ポンプでカートリッジ式空気ボンベ中に圧縮空気を貯蔵して用意しておき、使用時にはカートリッジ式空気ボンベとノズルとを接続して該カートリッジ式空気ボンベに貯蔵されていた圧縮空気をノズルから吐出させて口腔内を洗浄することができるようにすることである。
また、口腔洗浄具の携帯に先立って、空気圧縮ポンプを用いて複数本のカートリッジ式空気ボンベに圧縮空気を貯溜しておき、空気圧縮ポンプは携帯せず、カートリッジ式空気ボンベとノズルを携帯するだけで、どこでも容易に口腔洗浄具を使用することができるようにすることである。
【0009】また他の目的は、表面に多数本の毛が植毛されると共に、小径の吐出孔が形成されたブラシ部材をボンベに装着することができるように構成し、ノズルに変えて該ボンベに装着することにより、多数本の毛で歯をブラッシングしながら、ボンベに貯溜されている圧縮空気を吐出孔から吐出させ、ブラッシングとジェット流との相乗効果で口腔内を極めて短時間で清浄に洗浄することができるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
要するに本発明(請求項1)は、手動操作することにより流体を圧縮する圧縮ポンプと、該圧縮ポンプに連通して接続可能に構成され入力側に逆止弁が配設されると共に出力側に開閉弁が配設され圧縮流体を貯蔵するボンベと、該ボンベの前記出力側に連通して接続可能に構成され前記開閉弁を開放して前記圧縮流体を吐出するノズルとを備えたことを特徴とするものである。
【0011】また本発明(請求項2)は、円筒形のシリンダと該シリンダに気密にかつ往復動可能に嵌合し逆止弁機能を有するピストンと一端が該ピストンに固定されたピストンロッドの他の一端が固定され前記シリンダに嵌合して軸方向に摺動自在に配設された操作シリンダとからなり該操作シリンダを手動操作して往復動させることによって前記ピストンを前記シリンダ中で往復動させて空気を圧縮する空気圧縮ポンプと、該空気圧縮ポンプに連通させて接続可能に構成され入力側に逆止弁が配設されると共に出力側に開閉弁が配設され前記空気圧縮ポンプによって圧縮された圧縮空気を貯蔵する空気室が設けられた空気ボンベと、該空気ボンベの前記出力側に連通させて接続可能に構成され前記開閉弁を開放したとき前記空気ボンベに貯溜されている前記圧縮空気を吐出するノズルとを備えたことを特徴とするものである。
【0012】また本発明(請求項3)は、円筒形のシリンダと該シリンダに気密にかつ往復動自在に嵌合する逆止弁機能を有するピストンと一端が該ピストンに固定されたピストンロッドの他の一端が連結された揺動リンクとからなり該揺動リンクを手動操作して揺動させることにより前記ピストンを前記シリンダ中で往復動させて空気を圧縮する空気圧縮ポンプと、該空気圧縮ポンプに連通させて接続可能に構成され入力側に逆止弁が配設されると共に出力側に開閉弁が配設され前記空気圧縮ポンプによって圧縮された圧縮空気を貯蔵する空気室が設けられた空気ボンベと、該空気ボンベの前記出力側に連通させて接続可能に構成され前記開閉弁を開放したとき前記空気ボンベに貯溜されている前記圧縮空気を吐出するノズルとを備えたことを特徴とするものである。
【0013】また本発明(請求項4)は、円筒形のシリンダと該シリンダに気密にかつ往復動自在に嵌合する逆止弁機能を有するピストンと一端が該ピストンに固定されたピストンロッドの他の一端が固定され前記シリンダに嵌合して軸方向に摺動自在に配設された操作シリンダとからなり該操作シリンダを手動操作して往復動させることによって前記ピストンを前記シリンダ中で往復動させて空気を圧縮する空気圧縮ポンプと、貯溜室内で摺動自在に配設されたピストンにより圧縮空気室と圧縮液体室とに隔離され前記空気圧縮ポンプに連通させて接続可能に構成された前記圧縮空気室には逃がし弁及び該圧縮空気室から外部への圧縮空気の流出を阻止する逆止弁が配設されると共に前記圧縮液体室には開閉弁が配設されたボンベと、前記圧縮液体室に連通させて接続可能に構成され前記開閉弁を開放したとき前記圧縮液体室に貯溜されている前記圧縮液体を吐出するノズルとを備えたことを特徴とするものである。
【0014】また本発明(請求項5)は、円筒形のシリンダと該シリンダに気密にかつ往復動自在に嵌合する逆止弁機能を有するピストンと一端が該ピストンに固定されたピストンロッドの他の一端が固定され前記シリンダに嵌合して軸方向に摺動自在に配設された操作シリンダとからなり該操作シリンダを手動操作して往復動させることによって前記ピストンを前記シリンダ中で往復動させて空気を圧縮する空気圧縮ポンプと、該空気圧縮ポンプに連通させて接続する接続口が設けられると共に貯溜する圧縮空気が外部に流出するのを阻止する逆止弁が設けられ前記空気圧縮ポンプにより圧縮された圧縮空気を貯溜するカートリッジ式空気ボンベと、開閉弁が配設されると共に前記カートリッジ式空気ボンベの前記接続口に接続したとき前記逆止弁を開放して前記カートリッジ式空気ボンベと連通させ前記カートリッジ式空気ボンベに貯溜されている前記圧縮空気を吐出するノズルとを備えたことを特徴とするものである。
【0015】また本発明(請求項6)は、上記請求項1から請求項5のいずれかに記載の口腔洗浄具記載であって、表面に多数本の毛が植毛されると共に小径の吐出孔が前記ボンベの出力側に装着するねじ穴に連通して形成されたブラシ部材を前記ボンベの先端ねじ部に装着するように構成したことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。図1から図5において、本発明に係る第1実施例の口腔洗浄具1は、空気圧縮ポンプ2と、空気ボンベ3と、ノズル4とを備えている。
【0017】空気圧縮ポンプ2は、空気を圧縮して圧縮空気を製造し空気ボンベ3に貯蔵するためのものであって、図1、図2及び図3(a)において、円筒形のシリンダ5内にピストン6が気密にかつ往復動可能に嵌合して配設されている。シリンダ5の先端5aには、接続部材11がオーリング等のシール部材12を介して固定されている。該接続部材11には、嵌合穴11a及び雌ねじ11bが形成されてシリンダ5の内部に連通している。シリンダ5の後端5bには、空気穴5cがあけられると共に、プラグ部材13がオーリング等のシール部材14を介して気密に固定されている。プラグ部材13に設けられた嵌合穴13aには、後述するピストンロッド8が摺動自在に嵌合している。
【0018】ピストン6は、可撓性を有するゴム等の素材をカップ形状に成形して製作されており、シリンダ5内を軸方向に摺動自在に配設され、またピストン6と接続部材11との間には、圧縮ばね15が配設されており、ピストン6を常に図3(a)において右方向に付勢している。
ピストン6を圧縮ばね15の付勢力に抗して左方向に移動させると、ピストン6はカップ形状が開くように変形してシリンダ5と気密に嵌合し、また右方向に移動させると、カップ形状が閉じる(直径が小さくなる)ように変形してシリンダ5とピストン6との間に隙間を形成して気密状態を解除し、逆止弁として機能するようになっている。ピストン6には、ピストンロッド8の一端8aがワッシャ9を介して固定され、ピストンロッド8の他の一端8bには、操作シリンダ10が固定されている。
【0019】操作シリンダ10は、シリンダ5に嵌合して軸方向に摺動自在に配設されており、該操作シリンダ10を手動操作して往復動させることによって、ピストン6をシリンダ5中で往復動させて空気を圧縮するように構成されている。
【0020】空気ボンベ3は、図3(b)、図4及び図5において、圧縮空気を貯蔵するためのものであって、空気室18が設けられたタンク16であり、外径部に雄ねじ16fが形成された入力側の接続部16aには、該タンク16の外側方向が細く形成された円錐状の弁座16cが設けられている。弁座16cには、ボール19が圧縮ばね20によって押圧されて配設されて逆止弁27が構成されている。また入力側の接続部16aの外径には、オーリング等のシール部材21が装着されており、空気圧縮ポンプ2の嵌合穴11aに接続したとき、空気圧縮ポンプ2と空気ボンベ3とを気密に封止して接続するようになっている。
【0021】外径部に雄ねじ16gが形成された出力側の接続部16bには、空気室18と外部とを連通させて軸方向に連通穴16dが設けられると共に、該連通穴16dと直角方向に交差して弁軸穴16eが形成されている。弁軸穴16eには、Eリング24で軸方向位置が規制されて開閉弁29の弁軸22が回動自在に嵌合している。弁軸22には連通穴16dを挟んで2本のシール部材23が配設され弁軸穴16eとの間を気密に封止している。弁軸22の連通穴16dに対応する位置には、半径方向に貫通穴22aが設けられており、弁軸22が回動して該貫通穴22aと連通穴16dとが一致したとき、空気室18を外部と連通させるようになっている。
【0022】また、弁軸22の上端には、レバー25が固定されると共に、円周方向に2ヵ所の円錐状の凹部22bが設けられ、該凹部22bにはクリックボール26が圧縮ばね28のばね力によって押圧されて嵌合している。そして、弁軸22を矢印A又はB方向に回動させたとき、凹部22bの何れかにクリックボール26を係合させて弁軸22の回転方向位相を規制するように構成されている。弁軸22を一方の規制位置に位置させたとき、貫通穴22aと連通穴16dとが連通するように構成されている。
【0023】ノズル4は、図3(c)において、空気室18に貯溜されている圧縮空気を吐出するためのものであって、口腔中に挿入し易いように、略への字型に成形された径の細いパイプであり、軸方向に小径の吐出穴4aが形成され、該ノズル4の先端に開口している。ノズル4の後端4cには雌ねじ4dが設けられており、空気ボンベ3の雄ねじ16gと螺合して接続できるようになっている。
【0024】そして、図1及び図2において、空気ボンベ3の入力側の接続部16aを、空気圧縮ポンプ2の嵌合穴11aに嵌合させて雄ねじ16fと空気圧縮ポンプ2の雌ねじ11bとを螺合させて接続し、更に空気ボンベ3の出力側の接続部16bの雄ねじ16gにノズル4の雌ねじ4dを螺合させて接続して口腔洗浄具1を組み立てるように構成されている。
【0025】本発明の第2実施例の口腔洗浄具30は、図10から図12において、空気圧縮ポンプ31のみが、第1実施例の口腔洗浄具1の空気圧縮ポンプ2と異なっている。空気圧縮ポンプ31は、円筒形のシリンダ5内にピストン6が気密にかつ往復動可能に嵌合して配設されている。シリンダ5の先端5aには、接続部材11がオーリング等のシール部材12を介して固定されている。該接続部材11には、嵌合穴11a及び雌ねじ11bが形成されてシリンダ5の内部に連通している。シリンダ5の後端5bには、プラグ部材33がシール部材14を介して気密に固定されている。プラグ部材33に設けられた嵌合穴33aには、ピストンロッド32が摺動自在に嵌合すると共に、外周部にレバー基台34が固定されている。
【0026】ピストン6は、可撓性を有するゴム等の素材をカップ形状に成形して製作されており、シリンダ5内を軸方向に摺動自在に配設され、またピストン6と接続部材11との間には、圧縮ばね15が配設されており、ピストン6を常に図11において右方向に付勢している。
【0027】ピストン6には、ピストンロッド32の一端32aがワッシャ9を介して固定され、ピストンロッド32の他の一端32bには、半径方向にピン38が貫通して固定されている。レバー基台34に固定された支軸35に略中央が回動自在に嵌合する揺動リンク36の一端36aには長穴36bが設けられ、ピン38が摺動自在に嵌合している。そして揺動リンク36の他の一端36cを手動操作して支軸35を中心として揺動させることによって、ピン38を長穴36b内で摺動させながらピストンロッド32を往復動させ、ピストン6をシリンダ5中で往復動させて空気を圧縮するように構成されている。
その他の部分については、本発明の第1実施例の空気圧縮ポンプ2と同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0028】本発明の第3実施例の口腔洗浄具40は、図14から図16において、第1実施例の口腔洗浄具1とボンベの形態が異なり、空気圧縮ポンプ2及びノズル4は同一の構造となっている。ボンベ41の貯溜室42は、シール部材46が装着され、該貯溜室42内で水密にかつ摺動自在に配設されたピストン43によって、圧縮空気室44と圧縮液体室45とに気密かつ水密に隔離されている。圧縮液体室45内には、ピストン43との間に圧縮ばね57が配設され、ピストン43を常に圧縮空気室44の方向へ付勢している。
【0029】貯溜室42の後端42aには、接続ブロック47がねじ48によって固定されている。該接続ブロック47の一端には、外径部に雄ねじ47aが形成されると共に、圧縮空気室44に連通する連通穴47dが軸方向にあけられている。貯溜室42と反対側の該連通穴47dには、接続ブロック47の外方が細く形成された円錐状の弁座47cが設けられている。弁座47cには、ボール49が圧縮ばね50によって押圧されて配設され、逆止弁51が構成されている。
【0030】また、接続ブロック47には、連通穴47dに直角方向に交差して連通する逃がし穴47eが半径方向に設けられ、該逃がし穴47eの途中には、逃がし弁53の弁軸54が回動自在に嵌合している。該弁軸54には、逃がし穴47eを挟んで2本のシール部材55が配設され、逃がし穴47eとの間を気密に封止している。弁軸54の逃がし穴47eと対向する位置には、半径方向に貫通穴54aがあけられると共に、外周にローレットが設けられた一端54bは接続ブロック47から突出し、該一端54bを手で操作して弁軸54を回動させて逃がし弁53を開閉できるようになっている。
【0031】また、接続ブロック47の小径部には、シール部材52が装着されており、空気圧縮ポンプ2の嵌合穴11aに接続したとき、空気圧縮ポンプ2と気密に接続するようになっている。
その他の部分については、本発明の第1実施例の空気圧縮ポンプ2と同様であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付してその説明を省略する。
【0032】本発明の第4実施例の口腔洗浄具60は、図19から図22において、空気圧縮ポンプ61と、カートリッジ式空気ボンベ62と、ノズル63とから構成されている。図19及び図20において、カートリッジ式空気ボンベ62は、空気圧縮ポンプ61によって圧縮された圧縮空気を貯蔵するためのものであって、圧縮空気を貯蔵する圧力室68が形成された円筒形の容器であるタンク本体64と、シール部材69を介して該タンク本体64にねじ66によって気密に固定された蓋体65とからなっている。
【0033】蓋体65には、軸方向に穴が形成され、該穴の外方部分には空気圧縮ポンプ61及びノズル63に接続させるための雌ねじ65aが形成され、内側部分には圧力室68側が大径とされ雌ねじ65a側が小径とされた段付き穴が形成され、該段付き穴の段部は円錐状に形成されて弁座65bとなっている。弁座65bには、ボール70が圧縮ばね71によって押圧されて配設され、逆止弁72が構成されており、圧力室68に貯溜されている圧縮空気の外部への流出を阻止するようになっている。
【0034】空気圧縮ポンプ61は、空気を圧縮するためのものであって、本発明の第1実施例の空気圧縮ポンプ2と同様の構造をしており、接続部材73の形状だけが異なっている。即ち、該接続部材73には、軸方向に嵌合穴73aが形成されてシリンダ5の内部と外部とを連通させると共に、軸方向に突出させて雄ねじ73bが設けられている。その他の部分は、本発明の第1実施例の空気圧縮ポンプ2と同様であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付してその説明を省略する。
【0035】ノズル63は、カートリッジ式空気ボンベ62と接続されて該カートリッジ式空気ボンベ62に貯溜されている圧縮空気を吐出するためのものであって、図21において、本発明の第1実施例のノズル4と開閉弁機構74とを備えている。ノズル4については、第1実施例の説明において詳述したので説明は省略する。開閉弁機構74は、略十字形状に成形された部材であり、両端には雄ねじ74a,74bが設けられている。該雄ねじ74a,74bの中心には、連通穴74cがあけられると共に、該連通穴74cに直角方向に交差して弁軸穴74dが形成されている。
【0036】カートリッジ式空気ボンベ62と接続される側の雄ねじ74a部には、連通穴74cに直角方向に交差する穴74eがあけられた凸部74fが軸方向に突出して形成されている。弁軸穴74dには、Eリング75で軸方向位置が規制されて開閉弁76の弁軸78が回動自在に嵌合し、弁軸78には連通穴74cを挟んで2本のシール部材79が配設され弁軸穴74dとの間を水密に封止している。弁軸78の連通穴74cに対応する位置には、半径方向に貫通穴78aが設けられており、弁軸78が回動して該貫通穴78aと連通穴74cとが一致したとき、ノズル4の吐出穴4aと連通するようになっている。
【0037】また弁軸78の上端にはレバー25が固定されると共に、円周方向に2ヵ所の凹部78bが設けられ、該凹部78bにはクリックボール26が圧縮ばね28のばね力によって押圧されている。そして、弁軸78を回動させたとき、弁軸78の回転方向位相を規制するように構成され、一方の規制位置に位置させたとき貫通穴78aと連通穴74cとが連通するように構成されている。
【0038】本発明の第5実施例の口腔洗浄具80は、図1及び図3(d)において、ノズル4と交換して使用するブラシ部材81であり、該ブラシ部材81の表面に多数本の毛81aが植毛されると共に、ねじ穴81cに連通する多数の小径の吐出孔81bが、毛81aが植毛された面に開口して形成されている。ねじ穴81cの一端には雌ねじ81dが形成され、空気ボンベ3の雄ねじ16g、ボンベ41の雄ねじ16g、又は開閉弁機構74の雄ねじ74bと螺合して空気ボンベ3、ボンベ41又は開閉弁機構74と接続するように構成され、圧縮空気を吐出孔81bから吐出させるようになっている。
【0039】本発明は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。本発明の第1実施例の口腔洗浄具1は、図6から図9において、空気圧縮ポンプ2の雌ねじ11bと空気ボンベ3の雄ねじ16fとを、また空気ボンベ3の雄ねじ16gとノズル4の雌ねじ4dとを夫々螺合させて空気圧縮ポンプ2、空気ボンベ3及びノズル4を組み付ける。
【0040】図6において、操作シリンダ10を手動操作して矢印C方向に押圧してピストン6をシリンダ5中で移動させると、シリンダ5内の空気は逆止弁27のボール19を圧縮ばね20の力に抗して押圧して開き、矢印D方向に空気ボンベ3の空気室18内に流入し圧縮空気として貯蔵される。ピストン6の矢印C方向への移動に伴なって、図においてピストン6の右側のシリンダ5内の空気の圧力が低減し、ピストン6を引き戻す方向に力が作用しようとするが、空気穴5cから空気が矢印E方向にシリンダ5内に流入してシリンダ5内の圧力を常圧に戻すので、操作シリンダ10の操作の障害となることはない。
【0041】図7において、操作シリンダ10の手動による矢印C方向への押圧を解除すると、ピストン6は圧縮ばね15の付勢力により矢印F方向に移動し、これにより操作シリンダ10は矢印G方向に移動して元の位置に復帰する。ピストン6が矢印F方向に移動するとき、空気抵抗によってピストン6はカップ形状が閉じる(直径が小さくなる)ように変形してシリンダ5とピストン6との間に隙間が形成されて気密状態が解除され、図においてピストン6の右側のあった空気は矢印H方向にピストン6の左側に移動する。
【0042】操作シリンダ10を矢印C及びG方向に移動させる操作を数回程度繰り返し行うと、シリンダ5内の空気は圧縮されて空気ボンベ3の空気室18内に流入し、次第に圧力が高められて該空気室18内に貯蔵される。空気室18内の圧縮空気は、矢印I方向に力を作用させるが、入力側は逆止弁27によって流出が阻止され、また出力側に設けられた開閉弁29は閉じているので、圧縮された空気は、圧縮空気として空気室18内に貯蔵される。
【0043】図8及び図9において、ノズル4の先端部4bを口腔85内に挿入して吐出穴4aを歯85aに対向させた後、レバー25を矢印A方向に回動させて開閉弁29を開き、貫通穴22aと連通穴16dとを連通させると、空気室18内に貯蔵されていた圧縮空気は、ノズル4の吐出穴4a内に矢印Jの如く流入し、ジェット流となって矢印L方向に吐出され、口腔85内を洗浄する。
口腔洗浄具1は小型であるので、簡単に片方の手85bで保持することができ、操作シリンダ10の操作及び洗浄操作を容易に行うことができる。
【0044】本発明の第2実施例の口腔洗浄具30は、図13において、空気圧縮ポンプ31による空気圧縮の操作方法が、第1実施例の口腔洗浄具1と異なる。即ち、揺動リンク36の他の一端36cを手動操作し、支軸35を中心として矢印M方向に揺動させて長穴36bに摺動自在に嵌合するピン38を介してピストンロッド32及びピストン6をシリンダ5中で往復動させて空気を圧縮し、空気圧縮ポンプ31に接続されている空気ボンベ3の空気室18内に貯蔵させる。その他の機能については、第1実施例の口腔洗浄具1と同様であるので、説明を省略する。
【0045】本発明の第3実施例の口腔洗浄具40は、図17及び図18において、逃がし弁53を閉じ、開閉弁29を開いた状態で、空気圧縮ポンプ2の操作シリンダ10を手動操作してシリンダ5中の空気を圧縮空気室44内に圧送すると、ピストン43は該圧縮空気に押圧されて図において左方向に圧縮ばね57の力に抗し、該圧縮ばね57が密着するまで移動して左端に達する。
【0046】ここで、ノズル4の先端部4bを、容器に満たした洗浄液中に挿入した後、逃がし弁53を開くと、ピストン43は圧縮ばね57の力によって図17において、右方向に移動し、圧縮空気室44内の圧縮空気を矢印R方向に外部に排出し、それに伴なってノズル4の吐出穴4aから該洗浄液を吸引して圧縮液体室45を満たす。一方、ピストン6及び操作シリンダ10は、圧縮ばね15の付勢力によって夫々矢印O及びP方向に移動して元の位置に復帰する。
【0047】開閉弁29及び逃がし弁53を閉じた後、再び操作シリンダ10を手動操作してシリンダ5中の空気を圧縮空気室44内に圧送して該圧縮空気室44に圧縮空気を貯蔵する。これによってピストン43は、圧縮空気によって圧縮液体室45方向に押圧され、圧縮液体室45に貯溜されている洗浄液は加圧された状態で該圧縮液体室45内に貯溜される。
【0048】図18において、ノズル4の先端部4bを口腔85内に挿入して吐出穴4aを歯85aに対向させた後、レバー25を矢印A方向に回動させて貫通穴22aと連通穴16dとを連通させ、開閉弁29を開くと、圧縮液体室45内に貯蔵されていた洗浄液58は、ノズル4の吐出穴4aからジェット流となって吐出され、口腔85内を効果的に洗浄する。
【0049】本発明の第4実施例の口腔洗浄具60は、図20及び図22において、カートリッジ式空気ボンベ62の雌ねじ65aに空気圧縮ポンプ61の雄ねじ73bを螺合させてカートリッジ式空気ボンベ62と空気圧縮ポンプ61とを接続する。そして操作シリンダ10を手動操作してピストン6をシリンダ5中で左方向に移動させると、シリンダ5内の空気は圧縮され、逆止弁72のボール70を圧縮ばね71の力に抗して押圧して開き、カートリッジ式空気ボンベ62の圧力室68内に流入して圧縮空気として貯蔵される。
【0050】図23において、カートリッジ式空気ボンベ62と空気圧縮ポンプ61とを離間させた後、カートリッジ式空気ボンベ62の雌ねじ65aにノズル63の雄ねじ74aを矢印S方向に螺合させて組み付ける。図24において、カートリッジ式空気ボンベ62とノズル63とが組み付けられると、凸部74fがボール70を圧縮ばね71の力に抗して押圧し逆止弁72を解放した状態とするので、カートリッジ式空気ボンベ62内の圧縮空気は逆止弁72を通過して矢印U方向に流れる。
【0051】次いで、図25において、ノズル4の先端部4bを口腔85内に挿入して吐出穴4aを歯85aに対向させた後、レバー25を矢印A方向に回動させて開閉弁76を開き、貫通穴78aと連通穴74cとを連通させると、カートリッジ式空気ボンベ62内の圧縮空気はノズル4の吐出穴4aからジェット流となって矢印V方向に吐出され、口腔85内を効果的に洗浄する。
【0052】カートリッジ式空気ボンベ62内の圧縮空気がなくなったときには、圧縮空気が貯蔵されている新しいカートリッジ式空気ボンベ62に交換するだけで、空気圧縮ポンプ61による空気の圧縮作業を行わずに口腔洗浄具60を使用することができる。
【0053】本発明の第5実施例の口腔洗浄具80は、図1において、空気ボンベ3からノズル4を取り外し、空気ボンベ3の雄ねじ16gにブラシ部材81の雌ねじ81dを螺合させて空気ボンベ3とブラシ部材81とを組み付けて固定する。ブラシ部材81に植毛された毛81aを歯85aに当接させてブラッシングしながら、レバー25を矢印A方向に回動させると、空気ボンベ3内に貯蔵されている圧縮空気が吐出孔81bから勢いよく吐出されて、口腔85内はブラッシングとジェット流との相乗効果によって効果的に洗浄される。
【0054】
【発明の効果】
本発明は、上記のようにボンベ中に圧縮して貯蔵されている圧縮流体をノズルから吐出させるようにしたので、ジェット流で歯垢や歯間に挟まった食べ物の滓を除去することができる効果があり、またこの結果短時間で効果的に口腔内を清浄にすることができるという効果が得られる。
【0055】またシリンダに気密にかつ往復動可能に嵌合したピストンを、操作シリンダを手動操作して往復動させることによりシリンダ中で往復動させて空気を圧縮するようにしたので、電気等の特別の駆動源を用いることなく、どこでも、且つ簡単に圧縮空気を製造して空気ボンベに貯溜することができるという効果があり、また該空気ボンベにノズルを接続し、該ノズルから圧縮空気を吐出させて口腔内を清浄にすることができる効果がある。
また歯科医院等の専門施設に行かなくても、簡便に使用することができる安価、かつ小型で容易に携帯することができる口腔洗浄具を提供できる効果がある。
【0056】更には、シリンダに気密にかつ往復動自在に嵌合する逆止弁機能を有するピストンに、ピストンロッドの一端を固定し、他の一端を揺動リンクに連結して空気圧縮ポンプを構成し、該揺動リンクを手動で揺動させてピストンをシリンダ中で往復動させて空気を圧縮するようにしたので、誰でも極めて容易に操作することができる操作性の優れた手動の空気圧縮ポンプを提供し得る効果がある。
また該空気圧縮ポンプで圧縮した空気を空気ボンベに貯蔵しておき、開閉弁を開放してノズルから吐出させることで、効果的に口腔を洗浄することができる口腔洗浄具を動力源のない場所でも簡単に使用することができるようになり、また空気ボンベに貯蔵した圧縮空気が消費されてなくなっても、単に手動で揺動リンクを揺動させるだけで、補給することができるという効果がある。
【0057】またボンベの貯溜室内をピストンにより圧縮空気室と圧縮液体室とに隔離し、圧縮空気室に空気圧縮ポンプを連通させて圧縮空気を供給して貯蔵すると共に、圧縮液体室をノズルに接続するようにしたので、圧縮液体室に貯溜させた洗浄液を圧縮空気の圧力を利用して該ノズルから勢いよく吐出させ、口腔内を洗浄液によって効果的に洗浄することができるという効果がある。
【0058】更には、貯溜する圧縮空気が外部に流出するのを阻止する逆止弁が設けられたカートリッジ式空気ボンベの接続口に、手動操作して空気を圧縮する空気圧縮ポンプ及び接続したとき逆止弁を開放してカートリッジ式空気ボンベと連通させるノズルとを交換して接続できるようにしたので、予め空気圧縮ポンプでカートリッジ式空気ボンベ中に圧縮空気を貯蔵して用意しておき、使用時にはカートリッジ式空気ボンベとノズルとを接続して該カートリッジ式空気ボンベに貯蔵されていた圧縮空気をノズルから吐出させて口腔内を洗浄することができるという効果がある。
また口腔洗浄具の携帯に先立って、空気圧縮ポンプを用いて複数本のカートリッジ式空気ボンベに圧縮空気を貯溜しておき、空気圧縮ポンプは携帯せず、カートリッジ式空気ボンベとノズルを携帯するだけで、どこでも容易に口腔洗浄具を使用することができるという効果が得られる。
【0059】また表面に多数本の毛が植毛されると共に、小径の吐出孔が形成されたブラシ部材をボンベに装着することができるように構成し、ノズルに変えて該ボンベに装着するようにしたので、多数本の毛で歯をブラッシングしながら、ボンベに貯溜されている圧縮空気を吐出孔から吐出させ、ブラッシングとジェット流との相乗効果で口腔内を極めて短時間で清浄に洗浄することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1から図9は本発明の第1実施例に係り、図1は口腔洗浄具の斜視図である。
【図2】口腔洗浄具の分解斜視図である。
【図3】口腔洗浄具の縦断面図であり、
(a)は空気圧縮ポンプの縦断面図、
(b)は空気ボンベの縦断面図、
(c)はノズルの縦断面図、
(d)はブラシ部材の縦断面図である。
【図4】空気ボンベの開閉弁の詳細を示す部分横断面図である。
【図5】空気ボンベの開閉弁の開閉状態を示す部分横断面図である。
【図6】空気圧縮ポンプの操作シリンダを手動で押圧して空気を圧縮する状態を示す縦断面図である。
【図7】逆止弁によって圧縮空気が流出が阻止されて圧縮空気が空気ボンベ内に貯蔵されると共に操作シリンダが元の位置に復帰する状態を示す縦断面図である。
【図8】開閉弁を開放してノズルから圧縮空気を噴出させる状態を示す縦断面図である。
【図9】口腔洗浄具を用いてノズルから噴出する圧縮空気流によって口腔を洗浄している状態を示す縦断面図である。
【図10】図10から図13は本発明の第2実施例に係り、図10は口腔洗浄具の平面図である。
【図11】口腔洗浄具の縦断面図である。
【図12】図11のXII−XII矢視縦断面図である。
【図13】揺動リンクを手動操作して空気を圧縮する状態を示す縦断面図である。
【図14】図14から図18は本発明の第3実施例に係り、図14はボンベの平面図である。
【図15】ボンベの貯溜室内がピストンにより圧縮空気室と圧縮流体室とに隔離された状態を示す縦断面図である。
【図16】ボンベの逃がし弁を示す部分縦断面図である。
【図17】口腔洗浄具の縦断面図である。
【図18】口腔洗浄具を用いて口腔内を洗浄している状態を示す縦断面図である。
【図19】図19から図25は本発明の第4実施例に係り、図19はカートリッジ式空気ボンベの斜視図である。
【図20】カートリッジ式空気ボンベの縦断面図である。
【図21】ノズルの縦断面図である。
【図22】空気圧縮ポンプの縦断面図である。
【図23】ノズルにカートリッジ式空気ボンベを接続する状態を示す縦断面図である。
【図24】逆止弁が開放されカートリッジ式空気ボンベから圧縮空気がノズルに供給される状態を示す縦断面図である。
【図25】開閉弁を開放してカートリッジ式空気ボンベからの圧縮空気がノズルから噴出する状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1  口腔洗浄具
2  空気圧縮ポンプ
3  空気ボンベ
4  ノズル
5  シリンダ
6  ピストン
8  ピストンロッド
8a ピストンロッドの一端
8b ピストンロッドの他の一端
10  操作シリンダ
18  空気室
27  逆止弁
29  開閉弁
30  口腔洗浄具
31  空気圧縮ポンプ
36  揺動リンク
40  口腔洗浄具
41  ボンベ
42  貯溜室
43  ピストン
44  圧縮空気室
45  圧縮液体室
50  口腔洗浄具
51  逆止弁
53  逃がし弁
58  圧縮液体
60  口腔洗浄具
61  空気圧縮ポンプ
62  カートリッジ式空気ボンベ
63  ノズル
65a 接続口たる雌ねじ
72  逆止弁
76  開閉弁
80  口腔洗浄具
81  ブラシ部材
81a 毛
81b 吐出孔
81c ねじ穴

Claims (6)

  1. 手動操作することにより流体を圧縮する圧縮ポンプと、該圧縮ポンプに連通して接続可能に構成され入力側に逆止弁が配設されると共に出力側に開閉弁が配設され圧縮流体を貯蔵するボンベと、該ボンベの前記出力側に連通して接続可能に構成され前記開閉弁を開放して前記圧縮流体を吐出するノズルとを備えたことを特徴とする口腔洗浄具。
  2. 円筒形のシリンダと該シリンダに気密にかつ往復動可能に嵌合し逆止弁機能を有するピストンと一端が該ピストンに固定されたピストンロッドの他の一端が固定され前記シリンダに嵌合して軸方向に摺動自在に配設された操作シリンダとからなり該操作シリンダを手動操作して往復動させることによって前記ピストンを前記シリンダ中で往復動させ空気を圧縮する空気圧縮ポンプと、該空気圧縮ポンプに連通させて接続可能に構成され入力側に逆止弁が配設されると共に出力側に開閉弁が配設され前記空気圧縮ポンプによって圧縮された圧縮空気を貯蔵する空気室が設けられた空気ボンベと、該空気ボンベの前記出力側に連通させて接続可能に構成され前記開閉弁を開放したとき前記空気ボンベに貯溜されている前記圧縮空気を吐出するノズルとを備えたことを特徴とする口腔洗浄具。
  3. 円筒形のシリンダと該シリンダに気密にかつ往復動自在に嵌合する逆止弁機能を有するピストンと一端が該ピストンに固定されたピストンロッドの他の一端が連結された揺動リンクとからなり該揺動リンクを手動操作して揺動させることにより前記ピストンを前記シリンダ中で往復動させて空気を圧縮する空気圧縮ポンプと、該空気圧縮ポンプに連通させて接続可能に構成され入力側に逆止弁が配設されると共に出力側に開閉弁が配設され前記空気圧縮ポンプによって圧縮された圧縮空気を貯蔵する空気室が設けられた空気ボンベと、該空気ボンベの前記出力側に連通させて接続可能に構成され前記開閉弁を開放したとき前記空気ボンベに貯溜されている前記圧縮空気を吐出するノズルとを備えたことを特徴とする口腔洗浄具。
  4. 円筒形のシリンダと該シリンダに気密にかつ往復動自在に嵌合する逆止弁機能を有するピストンと一端が該ピストンに固定されたピストンロッドの他の一端が固定され前記シリンダに嵌合して軸方向に摺動自在に配設された操作シリンダとからなり該操作シリンダを手動操作して往復動させることによって前記ピストンを前記シリンダ中で往復動させて空気を圧縮する空気圧縮ポンプと、貯溜室内で摺動自在に配設されたピストンにより圧縮空気室と圧縮液体室とに隔離され前記空気圧縮ポンプに連通させて接続可能に構成された前記圧縮空気室には逃がし弁及び該圧縮空気室から外部への圧縮空気の流出を阻止する逆止弁が配設されると共に前記圧縮液体室には開閉弁が配設されたボンベと、前記圧縮液体室に連通させて接続可能に構成され前記開閉弁を開放したとき前記圧縮液体室に貯溜されている前記圧縮液体を吐出するノズルとを備えたことを特徴とする口腔洗浄具。
  5. 円筒形のシリンダと該シリンダに気密にかつ往復動自在に嵌合する逆止弁機能を有するピストンと一端が該ピストンに固定されたピストンロッドの他の一端が固定され前記シリンダに嵌合して軸方向に摺動自在に配設された操作シリンダとからなり該操作シリンダを手動操作して往復動させることによって前記ピストンを前記シリンダ中で往復動させて空気を圧縮する空気圧縮ポンプと、該空気圧縮ポンプに連通させて接続する接続口が設けられると共に貯溜する圧縮空気が外部に流出するのを阻止する逆止弁が設けられ前記空気圧縮ポンプにより圧縮された圧縮空気を貯溜するカートリッジ式空気ボンベと、開閉弁が配設されると共に前記カートリッジ式空気ボンベの前記接続口に接続したとき前記逆止弁を開放して前記カートリッジ式空気ボンベと連通させ前記カートリッジ式空気ボンベに貯溜されている前記圧縮空気を吐出するノズルとを備えたことを特徴とする口腔洗浄具。
  6. 表面に多数本の毛が植毛されると共に小径の吐出孔が前記ボンベの出力側に装着するねじ穴に連通して形成されたブラシ部材を前記ボンベの先端ねじ部に装着するように構成したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の口腔洗浄具。
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