JPS5951299B2 - 口腔清掃器 - Google Patents

口腔清掃器

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JPS5951299B2
JPS5951299B2 JP55100400A JP10040080A JPS5951299B2 JP S5951299 B2 JPS5951299 B2 JP S5951299B2 JP 55100400 A JP55100400 A JP 55100400A JP 10040080 A JP10040080 A JP 10040080A JP S5951299 B2 JPS5951299 B2 JP S5951299B2
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toothbrush
operating
oral cavity
valve
motion
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博章 酒井
忠憲 岡崎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS5951299B2 publication Critical patent/JPS5951299B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C17/00Devices for cleaning, polishing, rinsing or drying teeth, teeth cavities or prostheses; Saliva removers; Dental appliances for receiving spittle
    • A61C17/16Power-driven cleaning or polishing devices
    • A61C17/22Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like
    • A61C17/32Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like reciprocating or oscillating
    • A61C17/38Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like reciprocating or oscillating driven by hydraulic motor, e.g. water motor

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高圧脈動流体によって、歯ブラシの駆動とジ
ェット水流の噴射を同時に行ない、歯に付着した歯垢・
異物の除去による虫歯の予防とマツサージ効果による歯
槽膿漏の予防並びに治療を効果的に、しかも短時間に行
えるという特徴を有する口腔清掃器に関するものである
一般に口腔清掃器としては、歯ブラシタイプとポンプ装
置を用いて得た高圧水をノズル先端より噴射するタイプ
があり、前者の歯ブラシタイプは手軽に行え、かつ、歯
垢除去に関して優れた効果があるが、構造上、歯のすき
ま等のブラシのとどきにくい部分に歯垢・異物が残る欠
点がある。
一方、後者の高圧水を噴射するタイプは、歯のすきまや
、歯と歯ぐきのすきまに詰った食ベカス等の異物の除去
には優れており、かつ、脈動ジェットによる歯ぐきの血
行良化を促し、歯槽膿漏の予防並びに治療に効果がある
が、惜しむらくは、歯の表面に付着した歯垢の除去に関
しては効果が少なく、不十分である。
このように両者には一長一短があり、口腔衛生学会等の
報告にみられるように満足な清掃効果を得るためには、
両者を併用することが必要である。
ところで、前記両者を別個に併用することでは時間がか
かるばかりでなく、極めて煩わしい。
また、手動の歯ブラシの場合、清掃効果に個人差が生じ
、手が疲れるといった不具合がある。
そこで、最近、歯ブラシが自動的に動く電動歯ブラシが
市販されてきているが、これも満足な清掃効果を得るた
めには、前述のように、高圧水噴射タイプと電動ブラシ
との併用が必要であるため、時間の短縮、煩わしさの低
減に効果が少なく、高圧水噴射タイプと電動ブラシとい
う高価な製品を各々備えることは経済的な負担が大きい
また、一般家庭の洗面所は、これら機器の収納スペース
は比較的少なく、上記の各々を備え使用するためにはか
なりのスペースを要し、不便である。
さらに、高圧水噴射タイプと電動ブラシを一体化したも
のや、高圧水噴射と水圧駆動ブラシを一体化したものが
考案されているが、これらは、いずれも高圧水噴射用の
ノズル付ピックと、歯ブラシの2種類を別個に用意し、
前述のように、清掃効果を高めるためには、両者をつけ
かえ使用が必要であり、着脱交換の煩わしさがあるばか
りでなく、時間がかかり非能率である。
このため、使用者はいずれか一方のみしか使用しなくな
り、2つの機能は実際的には殆んどその効果を発揮する
ことができない。
さらに大きな欠点は、高圧ジェットのみを使い、歯ブラ
シを使わない場合は前述のように歯垢の除去が不十分な
ため、歯の疾患予防には役立たない。
この点から、歯ブラシとピックを交換する一体型のタイ
プは使用者に余計な煩わしさと経済的負担を負わせる一
方、不特定多数の使用者に対してその使い方を徹底でき
ず、本来の効果を十分発揮することはできない。
また、使用者は常に製品を使用しながら、逆に歯に疾患
がでてくるといった問題点が生じることは明白である。
本発明は上記の欠点を一挙に解消し、極めて短時間に満
足な口腔内の清掃効果と歯ぐきのマツサージ効果を有す
る口腔清掃器を提供するものである。
また、本発明は不特定多数の使用者に対しても、確実に
歯ブラシによる刷掃効果と脈動ジェット流による歯垢・
異物の除去効果およびマツサージ効果を発揮するように
構成された口腔清掃器を提供するものである。
さらに、本発明は不特定多数の使用者に対し、その使用
時、何ら煩わしさや非能率さを与えないばかりか、上記
のいづれのタイプよりも容易に、かつ確実に使用させ、
短時間で極めて能率的に清掃できる口腔清掃器を提供す
るものである。
本発明は、以上のように優れた利点と新規性を有し、口
腔清掃」二、多大の貢献を成す口腔清掃器を提供するも
のである。
又本発明は、歯ブラシを振れさせながら、歯ブラシより
噴出させる脈動ジェノl〜の流れを0N−OFF出来る
様、歯ブラシ部ユニットに手元開閉弁を有する口腔清掃
器を提供するものである。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は、本発明の外観構成を示すものである。
図において、高圧脈動流を発生させるポンプ装置1は、
単一の可撓性導管2によって歯ブラシ部ユニツ]・3に
連結されている。
可撓性導管2は、ポンプ装置1と歯ブラシ部ユニット3
との間に、高圧脈動流の往復流路を有している。
ポンプ装置1は、水槽4、外装ケース5内のポンプと駆
動部からなる。
外装ケース5には、電源スィッチの操作ツマミ6、可撓
性導管2と歯ブラシ部ユニツl−3の保持部7が設けら
れている。
水槽4の上部には、使用しないときに水槽4内を清潔に
保つため、蓋4′が設けられている。
歯ブラシ部ユニット3には、高圧脈動ジェットを噴出で
きるようにした歯ブラシ8が着脱自在に挿着されている
また、実際使用時は、歯ブラシ8がら噴出する脈動ジェ
ットの流量を調節することが望ましく、外装ケース5内
のポンプに流量調節装置を設け、前記操作ツマミ6と連
動して調節できる様に構成されている。
更に、歯ブラシ部ユニツ1へ3には、ケース9の」一方
、歯ブラシ8に近い位置に、操作部材10が設けられ、
使用時、歯ブラシ8から噴出する脈動ジェットを容易に
止めることが出来る様になっている。
実際の使用は、歯ブラシ8を歯ブラシ部ユニット3に挿
着し、水槽4に給水した後、操作ツマミ6を回動して電
源を入れると、ポンプ装置1によって高圧脈動流が発生
し、この高圧脈動流が可撓性導管2を経由して歯ブラシ
部ユニツl−3へ供給されることにより歯ブラシ8が駆
動される。
操作部材10の操作によって歯ブラシ8から脈動ジェッ
トを噴出させながら、歯ブラシ8を駆動できるようにな
っており、前述の歯ブラシ8と高圧水ジェットの同時併
用ができ、確実に両機能が発揮でき、所期の優れた清掃
効果とマツサージ効果を得ることができる。
通常は、単なる水だけで清掃効果は十分であるが、給水
に水はみがき等を添加すれば、清掃後の爽快感を得るこ
とができる。
また、習慣上、練りはみがきを使いたい場合は、前記操
作部材10によって歯ブラシ8から噴出する脈動ジェッ
トの流量を0にすれば歯ブラシ単独となり、従来の電動
歯ブラシと同様に使用できその後、前記操作部材10に
よって脈動ジェットを付加しながら歯ブラシ8を駆動で
きるので、上述の機能は何ら支障がなく、かつ確実に簡
便に、不特定多数の使用者に優れた清掃効果とマツサー
ジ効果を提供しうるちのである。
さらに、前記操作ツマミ6によって、歯ブラシ8の振れ
量と、歯ブラシ8から流出する脈動ジェットの強さを調
節できるので、使用者の歯及び歯肉の健康状態や好みに
よって、使用できるように構成されている。
すなわち、歯ブラシ8を、振れ、脈動ジェット共に弱〜
強へ同時に調節できるので、弱い脈動ジェットの必要な
人は、歯ブラシ8の振れを少なくして脈動ジェットを弱
くして使用でき、また、強い脈動ジェットの必要な人は
、大きい振れと強い脈動ジェットで使用でき、口腔清掃
上、不特定多数の使用者の歯及び歯肉の健康状態や好み
に応じて、適切に使用で・きるように構成されており、
老人、子供にも何ら支障なく、確実かつ簡便に優れた清
掃効果と、マツサージ効果を提供しうるものである。
以下、実施例を示す図にしたがって詳細を説明する。
第2図〜第4図は、ポンプ装置1の構造を示すものであ
る。
通常、水槽4には、洗浄水中の混入異物の濾過のため、
給水部にフィルタ41が、また、給水時の洩れ防止のた
め、弁42が設けられている。
この水槽4をケース5の上部へ挿着すると、ケース5側
に設けた弁押し部52によって弁42を突き上げ、ポン
プ室44へ洗浄水が流入する。
なお水槽4とケース5との間は、シール材43によって
洩れが防止されている。
ポンプ室44内のピストン部は、折り畳みをもったベロ
フラムなどの弾性体でできたピストン弁53をピストン
ロッド50の先端取付部48に、ピストン弁53の偏心
防止を兼ねたりテーナプレ−l−47で押え、ビス49
で固定して構成されている。
前記リテーナプレート47はポンプケース64に軽く当
接させているので偏心がなく、ピストン弁53の繰返し
耐久性を向上させ、本構造における機器の耐久性上、著
しい効果を発揮するものである。
さらに、ピストン弁53はポンプケース64,65でそ
の周辺を挟合固定されており、ポンプ室44の一部を形
成している。
駆動モータ54のトルクは、シャフト55に固定された
駆動ピニオン56、従動ギア57によって減速比に相当
する大きさに増大される。
前述のピストン部は従動ギア57と同時に回転し、かつ
そのセンター軸59に対して偏心した偏心部58によっ
て、偏心量の2倍に相当するストロークで往復運動を行
う。
このピストン部の運動に応動して逆止弁45が上下し、
ポンプ室44内に脈動圧を生じ、可撓性導管2′、2を
経由して、歯ブラシ部ユニット3へ供給される。
すなわち、ポンプ室44への吸込時は、上方の逆止弁4
5が下がり、弁座46との間の空隙から洗浄水が流入す
る。
また、吐出時は、逆止弁45が上昇し弁座46との間で
密着シールし、ポンプ室44内の加圧された洗浄水は可
撓性導管2′を通り排出される。
この行程の繰り返しによって、ポンプ装置1から高圧脈
動流が可撓性導管2を経由して歯ブラシ部ユニット3へ
供給す1%る。
本発明の実施例では歯車1段減速としているが、歯およ
び歯ぐきへの歯ブラシの影響、清掃効果、使用性の点か
ら歯ブラシの摺動数は、毎分2000サイクル程度以下
が望ましく、機器の消費電力低減の市場ニーズを考え合
せ、ピストン部の適正な往復回数と適正なトルクを設定
するためには、駆動モータ54と適当な減速比をもつ減
速機構との組合せが必要になってくる。
この点を考慮しているからである。
ポンプ装置1に設けた前記流量調節装置について説明す
る。
前記ポンプケース64には、ポンプ室44内の脈動流体
をバイパスさせるバイパス路15が、該室44と、弁座
46の上方にある流入口の流路とが連通するように設け
られている。
また、前記バイパス路15には、前記ポンブース64の
一部突出した部分の外周に設けたネジ部20に螺合し、
該部分の内周との間にOリング25を挿着した弁体16
が設けられ、一端に設けたテーパ弁18と、前記ポンプ
ケース64の弁座部17とで、流量調節のための弁部を
構成している。
流量調節は、前記操作ツマミ6を回動すると該ツマミ6
に係合する駆動ギア19が回動し、該駆動ギア19の外
周ギア部の咬合によって、前記弁体16が、回動すると
ともに、前記ネジ部20の螺合により滑動し、前記テー
パ弁18と弁座部17との間に形成される隙間を変化さ
せることにより行える。
すなわち、本発明の実施例では、駆動ギア19の軸に電
源スィッチが直結されており、電源OFFでポンプ装置
1が停止時には、前記隙間は最大になるように、駆動ギ
ア19および弁体16の咬合がセットされている。
前記操作ツマミ6によって電源をONした後さらに回動
すれば、前記構成によって弁体16が滑動し隙間は次第
に小さくなり、最後には前記テーパ弁18と弁座部17
とが当接し、バイパス路15は遮断される。
したがって、前記説明のポンプ室44から可撓性導管2
を経由して歯ブラシ部ユニット3へ供給される脈動圧力
流体の流量は、電源ON時を最小に、次第に操作ツマミ
6の回動によって最大まで調節することができる。
また脈動圧力流体の圧力も、前記バイパス流量の変化に
対応して変化するが、弁部およびバイパス路15等の諸
元を適切に設定すれば、後述する歯ブラシ部ユニット3
の作動には全く支障がないことは勿論であり、前記説明
したように、歯ブラシの振れとジエツl〜噴流が弱〜強
へ調節でき、不特定多数の使用者の歯および歯肉の健康
度や好みに応じて使用できるという優れた口腔清掃器と
して構成することができる。
次に歯ブラシ部ユニツl−3の構成および作動について
第5図〜第8図を参照しなか゛ら以下に説明する。
歯ブラシ部ユニツl−3は、液圧作動部と運動伝達部材
33と、後述する運動変換部を内蔵している。
液圧作動部は、ポンプ装置1から可撓性導管2を経由し
て室10′に供給される脈動流体圧に応動して、前記運
動伝達部材33、該部材33に挿着された歯ブラシ8を
駆動するものである。
シリンダ28、作動ピストン30、該ピストン30に挿
着され前記シリンダ28に当接するシール材38で前記
液圧作動部を構成している。
また、前記作動ビス1ヘン30は、受圧面71を前記室
10′の一部を形成するように設けられている。
さらに、前記室10′は内部に通水路14を有し、その
一端に部材13で可撓性導管2を接続され、かつ、シー
ル材11を挿着し、ケース9に係合固定された継手部材
12の一部によっても形成されている。
前記作動ピストン30には、シール材38が挿着され、
シリンダ28の内壁面上を摺動する。
該シリンダ28は、本実施例では、任意の摺動材を別ピ
ースとして、Oリング39を介して、ケース9に挿着・
保持されている。
前記作動ビス1〜ン30には、通水路34を有する運動
伝達部材33が、該作動ピストン30にほぼ、同軸に一
体化され、下方を軸受部24に嵌合させ、前記作動ピス
トン30を保持している。
又、前記運動伝達部材33の下端面には流入口27を有
し、該流入口27を弁座とし、弁体29との当接によっ
て、室10′より通水路34への弁部を構成している。
運動伝達部材33の先端部には、0リング37を介して
通水路35、噴流口35′を有する歯ブラシ8が挿着さ
れている。
更に、前記弁部を開閉する操作部が設けられている。
該操作部は、ケース9の上方、歯ブラシ8側に、操作ノ
ブを有し、ケース9とガイド板9′との間に上下方向に
滑動可能に保持され、下方にラック部32′を有する操
作部材32と、前記ラック部32′と咬合するピニオン
40を有し、駆動軸を0リング31を介してケース9に
貫通保持された弁体係止部材26から成る。
弁体係止部材26は第5図の状態で弁体29を係止する
様になる。
すなわち、前記弁部は“開“の状態となる。
又、前記操作部材32を下降させると、前記ラック32
′とピニオン40との噛合によって前記係止部材26は
、はぼ90°回転し弁体29と係止部材26の状態は、
第5図紙面上、鉛直方向に作動ピストン30の軸心を置
いた状態となり、弁体29は拘束されなくなる。
すなわち、弁部は“閉゛状態となる。
一方、前記作動ピストン30は、スプリング68で保持
部材21を座にして、下方、脈動流体の流入室10′側
に付勢されている。
これは、室10′に発生した脈動流体圧が下降したとき
に速やかに作動ビスI・ン30を復帰させるものである
前記操作ツマミ6によって、電源をONにすれば、ポン
プ装置1によって可撓性導管を経由して、脈動流体が歯
ブラシ部ユニット3へ供給される。
すなわち、通水路14、室10′、通水路22、室23
の連通によって作動ビス1〜ン30は受圧部の有効作用
面積に相当する力を受け、スプリング68の付勢荷重に
抗して前記脈動流体のピーク値に相当する位置まで摺動
する。
上述の様に、駆動ピストン30は、流体圧を受けて上昇
するので、第5図の状態では、弁体29が係止部材26
で係止され、前記流入口27は、室10′に開放になり
脈動流体は室10′より流入口27に入り、流路34,
35を経由して歯ブラシ8の噴流口35′から噴出する
すなわち、弁部を°“開“の状態にすれば歯ブラシ8を
駆動しながら、ジエン)・噴流を噴出させることができ
る。
一方、前記弁部“閉“の状態では、弁部29は係止部材
26の拘束を受けず、前記室10′に作用する脈動流圧
によって作動ピストン30は、シリンダ28とシール材
38で規定される流体力を、又、弁体29は、前記運動
伝達部材33の下方端面の流入口27との接触径の面積
に相当する流体力を各々受けて弁体29は、前記流入口
27に当接したまま、前記作動ピストン30と共に上昇
する。
したがって、前述の様に弁部閉状態にして電動ブラシと
しての使用が出来る。
又、ポンプ装置1には、操作ツマミ6と連動する流量調
節装置が設けられているので、操作ツマミ6によって歯
ブラシ8の振れ及び歯ブラシ8から噴出するジェット流
量(強さ)を変えることができる。
又、スプリング68の設定によって室10′に生じる脈
動流圧が正負の正弦周期圧だけでなく、正圧に比し負圧
が極めて少ない周期圧状態でも十分作動ビスl−ン30
は作動し、かつ、スプリング68の付勢荷重によって復
帰時はぼ室10′の圧力は正圧となる。
すなわち、スプリング68は作動ピストン30の復帰を
加速するだけでなく、前記歯ブラシ8の噴流口35′か
らの脈動流体の流出を補助するポンプ機能も有している
尚、第5図の構成において、係止部材26と弁体29と
の間隙が少なくなっており、手元部の操作部材32の操
作によって、歯ブラシ8の噴流口35′からのジェノ1
〜流を0N−OFFできるが、若干、使用中の操作手順
が煩わしくなる。
この点を改善し、より使用性を高めたのが、第11図で
ある。
本実施例は、係止部材26と弁体29との初期の間隙を
第5図よりも大きくしている。
これは、ポンプ部の操作ツマミ6によって、歯ブラシ8
のみ使用時歯ブラシ8からジェットは流出せず、手元部
での弁部操作は不要である。
すなわち、第11図では、電源ON後、ポンプ部の操作
ツマミ6を回動するにつれてジエンl〜は止まったまま
、歯ブラシの振れ角が次第に増え、電動ブラシと同様の
機能で、操作ツマミ6によって振れ角を調節しながら使
うことができる。
更に回動すれば、室10′内に流入する流量が増え作動
ピストン30は上昇し、弁体29も該ピストン30の弁
座部27に当接したまま上昇するが、弁体係止部材26
により、第11図の状態では、前述の様に弁部が゛開゛
となり、ジェットが噴出しながら、歯ブラシを駆動する
ことができる。
スプリング75は、前記開状態で弁体29を速やかに下
降させるもので゛ある。
ジェットの流出によって、ピストン30の振れが変化す
るので、操作ツマミ6の回動によって適正な振れに調節
しながら使うことが出来る。
このジェットと歯ブラシ併用の状態で操作部材32の操
作によって、前記第5図の場合と同様、弁部の0N−O
FF (開・閉)が行える。
第5図に対し、第11図に示す実施例では、操作ツマミ
6によって電源ON後、電動ブラシとして歯ブラシ8の
振れ角が調節でき、ある回動範囲を越えると、歯ブラシ
8からジェットが噴出する様になリ、このジェノ)−付
加の範囲においてのみ、噴出するジェットの開閉が行え
る様になっており、習慣上練り歯みがきを使いたい人に
は、歯ブラシ8の振れ角調節と使い方の順序が確−化さ
れる利点があり、第5図の実施例の、常時ジエン)−が
開閉できる点と異っている。
さらに、前記歯ブラシ8に往復螺旋運動を与えるために
、前記液圧作動部と前記運動伝達部材とに運動変換部を
設けている。
運動変換部は、螺旋ガイダ70と、作動ピストン30お
よび運動伝達部材33と、該ピストン30、該部材33
に回動を与える部材69から構成されている。
以下、これについて説明する。作動ピストン30には、
回動を与える少なくとも1対の部材69が設けられ、螺
旋ガイダ70の対になった螺旋状を成すガイド溝73に
係合されている。
螺旋ガイダ70はシリンダ28に部分的に当接し、保持
部材21で上方より固定されている。
また、スプリング68のガイドを兼ねている。
作動ビスI・ン30の上下運動に従って、ガイド溝73
に係合するように部材69が強制されるため、前記作動
ピストン30に連結された運動伝達部材33および該部
材33に挿着された歯ブラシ8は必然的に螺旋状の往復
運動を行う。
本発明は、以上のようにポンプ装置1から操作ツマミ6
に連結された流量調節部で任意の流量に規制した脈動高
圧流体を可撓性導管2を経由して、歯ブラシ部ユニット
3に供給し、歯ブラシ8の噴流口35′から噴出させな
から液圧作動部と運動伝達部と運動変換部の構成によっ
て、脈動流体圧に応動して歯ブラシ8に螺旋状の往復運
動を与えるものである。
すなわち、前述の如く、本発明は、不特定多数の使用者
に対して簡便かつ確実に歯ブラシによる刷掃効果と、脈
動ジェット水流による歯垢・異物の除去効果及びマツサ
ージ効果が発揮でき、また、使用時、何ら煩わしさや非
能率さを与えるものでなく、容易にかつ確実に使用させ
、短時間で極めて能率的に清掃でき、かつ、極めて優れ
た清掃効果を発揮できる口腔清掃器を提供しうるちので
あり、口腔清掃の面で多大の貢献を成すものである。
更に本発明は操作ツマミ6で電源ON後、歯ブラシの振
れとジェットの強さを調節できると共にその調節状態の
まま、歯ブラシ部ユニツl−3の操作部材32で歯ブラ
シからのジェノ1−を容易に、0N−OFFができ、特
に練りハミガキを使う場合や途中で歯ブラシ部を口外に
出す場合等、一時ジエツトを停めることができるので、
使用上極めて便利である。
又、本発明の弁部は確実な流体の閉止が出来るものであ
り、構造は極めて簡便かつコンパクト化ができ、簾価で
かつ使用性が良く、口腔清掃上、優れた効果を有する口
腔清掃器を提供でき、その貢献大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の口腔清掃器の正面図、第2
図は同ポンプ駆動部の断側面図、第3図、第4図は同ポ
ンプ部の断面図、第5図は同歯ブラシユニット部の断面
図、第6図は作動ピストン部の斜視図、第7図は螺旋ガ
イダの斜視図、第8図は歯ブラシの断面図、第9図は弁
体係止部材の斜視図、第10図は操作部材の側面図、第
11図は本発明の他の実施例の歯ブラシユニット部の断
面図である。 1・・・・・・ポンプ装置、2・・・・・・可撓性導管
、3・・・・・・歯ブラシ部ユニット、4・・・・・・
水槽、6・・・・・・操作ツマミ、8・・・・・・歯ブ
ラシ、9・・・・・・ケース、9′・・・・・・ガイド
板、10・・・・・・操作部材、10′・・・・・・室
、14・・・・・・通水路、15・・・・・・バイパス
路、16・・・・・・弁体、17・・・・・・弁座部、
18・・・・・・テーパ弁、22・・・・・・通水路、
23・・・・・・室、26・・・・・・弁体係止部材、
27・・・・・・流入口、28・・・・・・シリンダ、
29・・・・・・弁体、30・・・・・・作動ピストン
、32・・・・・・操作部材、32′・・・・・・ラッ
ク、33・・・・・・運動伝達部材、34.35・・・
・・・通水路、35′・・・・・・噴流口、40・・・
・・・ピニオン、44・・・・・・ポンプ室、53・・
・・・・ピストン弁、64,65・・・・・・ポンプケ
ース、68・・・・・・スプリング、69・・・・・・
部材、70・・・・・・螺旋ガイダ、71・・・・・・
受圧面、73・・・・・・ガイド溝、75・・・・・・
スプリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 貯水槽および高圧流体を供給するポンプ装置と、前
    記ポンプ装置に可撓導管で接続され、高圧流体圧力によ
    り作動する液圧作動部、該液圧作動部によって駆動され
    歯ブラシへ運動を伝達する運動伝達部材、前記液圧作動
    部より歯ブラシに至る通水路を有し、該通水路に前記液
    圧作動部の作動部材に連動し、前記作動部材が特定量以
    上移動した時に開となる弁部を設は該弁部を開閉する操
    作部を有する歯ブラシ部ユニットを備えて成る口腔清掃
    器。 2 操作部は、操作部材、該操作部材に係合して弁体を
    係止する係止部材から成ることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の口腔清掃器。 3 操作部材は、ケースの上方の端面に歯ブラシ側に操
    作ノブを有し、ケース面上を滑動可能に保持され、ケー
    ス下方の他端部に係止部材と係合する係合部を有して成
    る特許請求の範囲第2項記載の口腔清掃器。 4 操作部材の滑動によって弁体係止部材を駆動し弁体
    の変位を規制する様にしたことを特徴とする操作部を有
    する特許請求の範囲第2項記載の口腔清掃器。 5 弁体を前記作動部材の通水路側から、スプリングで
    流体圧力に抗する様に付勢したことを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載の口腔清掃器。 6 前記ポンプ装置は、圧力流体の流量の調節装置を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の口腔
    清掃器。 7 前記ポンプ装置の流量調節装置の操作ツマミによっ
    て、ある規定範囲までは、弁部が閉とし、前記範囲を越
    えると、操作部材によって、弁部の開閉ができる様に構
    成されたことを特徴とする特許 8 弁体に球面体を使い、ほぼ係止部材の断面が円弧状
    になり、球面にならって前記弁体を係止する様にし、操
    作部材によって90゜回転して弁体を解放する様にして
    成る前記特許請求の範囲第4項記載又は第7項記載の口
    腔清掃器。 9 調節装置は、その部材の少なくとも1部をポンプ装
    置の電源スイツチ操作部材に係合させて成る特許請求の
    範囲第6項記載の口腔清掃器。 10 可撓導管は、前記脈動高圧水の往復通水路を構成
    してなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    口腔清掃器。 11 作動ビスl・ンもしくは運動伝達部材は螺旋力゛
    イダよりなる運動変換部に係合し、往復動をローリング
    変換して歯ブラシに運動伝達する様に構成してなる特許
    請求の範囲第1項記載の口腔清掃器。
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