JP2004072756A - 異種の測定ソースからのしきい値イベントに対応する方法及び装置 - Google Patents

異種の測定ソースからのしきい値イベントに対応する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 異種のスカラー測定データに対して共通のしきい値を設定することが出来、ネットワークにおける共通のしきい値イベントに対応することが出来るユニバーサルデータモデルを提供する。
【解決手段】 本発明はネットワークに接続する複数の装置からネットワークを介して異種のスカラー測定データを収集し、収集した異種のスカラー測定データをしきい値に基づいて自動的に正規化することによりしきい値超過に基づく事象を生成するシステムを提供するものである。一実施例においては、システムは収集された異種のスカラー測定データから測定値を自動的に導出し、導出した測定値、或いは収集異種スカラー測定データを自動的にスケーリングする。他の実施例においては、システムは収集異種スカラー測定データ、スケーリングされた導出測定値、スケーリングされた収集異種スカラー測定データ、又は導出測定値を正規化する。
【選択図】図3

Description

 本発明はネットワーク上にある異種の測定ソースからのしきい値イベントへの対応に関するものである。
 ネットワーク管理者は、ネットワーク上の装置から測定値を取得することが出来なければならない。測定を要する装置には、例えばルータ、スイッチ、サーバ、クライアント、PC、電気通信機器、ボイスゲートウェイ等が含まれる。ネットワーク管理者は時にしきい値を設定し、監視中のネットワーク装置からのスカラー測定値がこのしきい値を超えたかどうかを判断する必要がある。例えば、利用率がネットワーク容量の80%を超えた場合、ネットワーク管理者の注意を喚起したほうが良い場合等がある。例えばSNMP等の1つのプロトコルにより制御されるネットワーク装置については、このようなしきい値の設定及びしきい値を超えた場合の注意喚起の方法は当該分野において従来から知られている。
 しかしながら、ネットワーク装置を監視する為にXML及びCMIPといった他の複数のプロトコルが存在するネットワークもある。全てが同じプロトコルで監視されるわけではない複数のネットワーク装置からのスカラー測定データは、そのソースが異なる。異なるプロトコルで制御されるネットワーク装置を含むネットワークにおいては、ネットワーク管理者は、異なるプロトコルの各々に対して個別にしきい値を設定し、そのプロトコルで制御されるネットワーク装置を監視し、それに基づいてしきい値イベントを生成しなければならない。一部の事例においては、ネットワーク管理者は個別に特別のソリューションを作らなければならない。例えば、CMIP及びSNMPプロトコルを含むネットワークにおいてはSNMPデータを受けるゲートウエイを持つCMIP管理システムを設定出来なければならない。この場合、ゲートウエイがSNMPデータをCMIPデータへと変換する。しかしながら、このようなソリューションは個々に設計、試験及び導入されなければならないものである。このような個別の設計、試験及び導入には貴重な時間とリソースが費やされることになる。異種のスカラー測定データについて共通のしきい値を設定することが出来、異種ネットワーク装置をモニタするネットワークにおける共通のしきい値イベントに対応することが出来るユニバーサルデータモデルが必要とされているのである。
 本発明は、異種のスカラー測定データに対して共通のしきい値を設定することが出来、異種のネットワーク装置をモニタするネットワークにおける共通のしきい値イベントに対応することが出来るユニバーサルデータモデルを提供するものである。
 本発明はネットワークに接続する複数の装置からネットワークを介して異種のスカラー測定データを収集し、収集した異種のスカラー測定データをしきい値に基づいて自動的に正規化することによりしきい値を超えたことに基づくイベントを生成するシステムを提供するものである。一実施例においては、システムは収集された異種のスカラー測定データ(以下、「収集異種スカラー測定データ」)から測定値を自動的に導出し、導出した測定値(以下、「導出測定値」)、或いは収集異種スカラー測定データを自動的にスケーリングする。他の実施例においては、システムは収集異種スカラー測定データ、スケーリングされた導出測定値、スケーリングされた収集異種スカラー測定データ、又は導出測定値を正規化する。
 本発明は、複数のネットワーク装置からの異種スカラー測定データを収集する複数のデータコレクタを含むシステムを提供するものである。システムは更に収集異種スカラー測定データから測定値を導出する導出ユニットを含む。また更にシステムは導出測定値、又は収集異種スカラー測定データをスケーリングする為のスケーリングユニットも含む。システムはまた、スケーリングされた導出測定値、スケーリングされた収集異種スカラー測定データ、導出測定値、或いは収集異種スカラー測定値をしきい値に基づいて正規化する正規化ユニットをも含む。システムは更に、しきい値を超えた場合に正規化データに基づいてイベントを生成するイベント生成ユニットも含む。
 これらの利点は、後に明らかとなる他の利点と共に、以下により詳しく記載及び請求する構造及び処理の説明において、その一部を構成する添付図(これら全体を通じて同様の符号は同様の部分を指す)の参照と共に明らかとなる。
 以下、本発明の現在推奨される実施例の詳細を説明するが、全体を通じて同様の要素には同様の符号をつけた添付図にその事例が示されている。
 ネットワーク装置は、SNMP、XML、CMIP、http、Corba、IEEE−488、IDL、TL1、SCPI、ASCII等の異なるプロトコルを通じて制御される場合がある。「異種(heterogeneous)」という語は、「異なる種類(different in kind)」という意味であり、「調和しない(incongruous)」という意味ではない(Random House Webster’s Unabridged Dictionary 897;2nd Edition、1998)。異なるプロトコルを通じて制御される複数のネットワーク装置から得られるスカラー測定データは、例えば値の種類(浮動小数点、整数、有符号、無符号等)、スケール(切り捨て、正、負、変数等)及び/又は時間尺度(インターバル化、非同期等)と共にそのソースが異種である。本発明によれば、ネットワーク管理者は異種のスカラー測定データに共通のしきい値を設定し、これらの異種スカラー測定データがしきい値を超えたことを判定し、適宜に対処することが出来るものである。
 例えば、ネットワークがPCと幾つかの異種ネットワーク装置(例えばその1つがルータであり、ルータが、幾つのパケットがこれを通過したかの計数を実施するSNMPによるカウンタを含む等)を含む場合、ルータを通るパケットフロー速度をモニタしたいと、ネットワーク管理者が望む場合がある。1秒あたりのパケットのルータ通過数が過剰に多い場合、ネットワークは渋滞することになる。ネットワーク管理者はSNMPデータを収集して処理し、しきい値を超えているかどうか(例えば1秒あたりのパケット数が過剰に多いかどうか)を判断しなければならない。しきい値を超えていた場合、イベントが生成され、ネットワーク管理者に通知する為に例えばイベントビュアー上での表示が可能である。
 図1は複数の装置、データコレクタ、イベントシステム及びしきい値イベントオーガナイザに接続する本発明の実施例に基づくネットワークを示している。図1を参照すると、ネットワーク700はLAN、WAN、交換式(switched)、非交換式(unswitched)、ATM、ISDN、無線及びインターネット等を含むいずれの種類のネットワークであっても良い。しかしながら、本発明の実施例はこれらに限られたものではない。例えば、ネットワーク700は接続された装置に直接的に接続するスイッチングメッシュであっても良い。装置704、706及び708がネットワーク700に接続されているが、これらはネットワークエレメント、ルータ、スイッチ、PC等を含むいずれの種類のネットワーク装置であっても良い。説明の便宜上、ネットワーク装置は3つしか図示していないが、本発明の実施例はこれらに限られたものではない。例えば、ネットワーク700に接続するネットワーク装置は3台よりも多数、或いは少数であっても良い。装置704〜708は、例えばSNMP、XML、CMIP等の複数のプロトコルを通じて制御されている。データコレクタ710(1つのユニットとして図示してあるが、これに限られたものではない)がネットワーク700に接続しているが、これらは装置704〜708から異種スカラー測定データを収集するものである。データコレクタ710は当該分野において周知である。本発明の実施例におけるデータコレクタは、特定の数量に限定されるものではない。ネットワーク700には更にしきい値イベントオーガナイザ702が接続しており、これがしきい値に基づいて収集された異種スカラー測定データを正規化し、しきい値超過の発生に基づいてイベントを生成している。イベントシステム712もまたネットワーク700に接続しているが、これは利用システム(subscriber)によるアクセスの発生によりイベントを発行する発行/利用システム(publish/subscribe system)である。
 図2はしきい値イベントオーガナイザ、データコレクタ及びイベントシステムをより詳細に示した図である。ここで図2を見ると、しきい値イベントオーガナイザ702はネットワーク700(図示せず)を通じてデータコレクタ710及びイベントシステム712と接続している。データコレクタ710はネットワーク700(図示せず)を通じてルータ738、メモリ740、ネットワークエレメント(NE)742、744、746、及びエージェント748へと接続しているが、しかし本発明の実施例は図示した装置に限定されるものではない。例えば、データコレクタ710はいずれの種類のネットワーク装置に接続していても良いものである。異種スカラー測定データはデータコレクタ710により収集され、必要に応じてインターバル化される。例えば、収集された異種スカラー測定データを基本時間点で収集することが出来るが、これによりデータ間の測定値を得る為に、以前の値からこの値が減算されなければならない。しかしながら、本発明の実施例は、特定のインターバル化技術に限定されるものではなく、他のインターバル化技術を採用することも可能である。
 しきい値イベントオーガナイザ702は、例えば導出ユニット730、スケーリングユニット732、正規化ユニット734及びイベント生成ユニット736を含む。収集異種スカラー測定データは、データを異なるフォーマットで表さなければならない場合、導出ユニット730により導出される。例えば、収集異種スカラー測定データがルータ738通過にかかる一秒当たりのバイト数を示すものである場合、このデータはルータ速度で割り算され、ビット及びバイト変換用の適正な係数を適用してルータの利用パーセンテージを得ることにより導出することが出来る。しかしながら、本発明の実施例は上記事例に限られたものではなく、他の導出法を使用することも出来る。収集異種スカラー測定データ又は導出測定値は、このデータを異なる単位に変換しなければならない場合、スケーリングユニット732によってスケーリングされる。
 ネットワーク管理者は、しきい値超えが発生した場合にイベントを生成する目的でしきい値を決定する。例えば、利用率に関して説明すると、利用率0%を最良、利用率100%を最悪とした場合、ネットワーク管理者は利用率しきい値を33%に設定する場合がある。本発明の実施例は、1つのしきい値の設定に限られたものではなく、より多くのしきい値を設定することも出来る。例えば、ネットワーク管理者は他のしきい値を利用率66%に設定することが出来る。正規化ユニット734は収集異種スカラー測定データ、スケーリングされた導出測定値、スケーリングされた収集異種スカラー測定データ或いは導出測定値をしきい値に基づいて自動的に正規化する。上述した2つのしきい値を含む実施例においては、例えば利用率0%で0、利用率33%で1、利用率66%で2、利用率100%で3となるよう、データを正規化することができる。しきい値間に入るデータはこれに応じて正規化されることになる(例えば利用率50%で1.5等)。
 一実施例においては、データに関数を適用していくことにより正規化するもので、以下の式は正のケースに適用される(より小さいxのほうが望ましい)。
    y=f(X)
    ただし、
    x>=Cmaxの場合、y=3.0
    Cmax>x≧Tyrの場合、y=2.0+(x−Tyr)/(Cmax−Tyr)
    Tyr>x≧Tgyの場合、y=1.0+(x−Tgy)/(Tyr−Tgy)
    Tgy>x≧Cminの場合、y=x/(Tgy−Cmin)
    x<Cminの場合、y=0.0
 このRYG変換の場合、xは変換関数への入力、yはその出力、Cminは最小制約数、Cmaxは最大制約数、Tyrはx値と同じ単位で表された第二のしきい値、Tgyはx値と同じ単位で表された第一のしきい値である。この式は、より高いxが望ましい負のケースの場合、或いは入力関数中に複数の正及び負の範囲がある複合ケースの場合には異なる。本発明の実施例はRYG変換に限られたものではなく、データを正規化する為の他の関数を使用しても良い。
 イベント生成ユニット736はしきい値超過が生じたかどうかを判定し、超過の場合はそれに応じてイベントを生成するものである。例えば、上述した例においては、正規化データが1.5であった場合、使用率が第一のしきい値を超えていること(例えば33%を超えていること)を示すイベントが生成されることになる。他の事例において正規化データが2.5であった場合、利用率が第一及び第二のしきい値を超えたこと(例えば33%及び66%を超えていること)を表す為に2つのイベントが生成される。各イベントについて、ソース、種類、深刻度、及び指示が生成される。
 イベントシステム712は、イベントが発生するに伴い、これらを利用システムからのアクセスに対して発行することにより配布する。イベントシステム712は、例えばイベントビュアー750、イベントポリシーシステム752及び外部システム754等の複数の利用システムにネットワーク700(図示せず)を介して接続しているが、イベントシステム712にはより多くの、又はより少数の利用システムを接続することが出来る。イベントビュアー750はネットワーク管理者に対してイベントを表示するものである。一実施例においては、イベントビュアー750は用紙にスプレッドシートを印刷するものであるが、本発明の実施例は用紙への印刷に限られない。例えば、他の実施例においては、イベントビュアー750は画面上にチャートを表示するものである。更に他の実施例においては、チャートがカラー表示される(以下の図5の説明を参照)。更に他の実施例においては、イベントビュアー750はイベントを他の測定値(例えば時間領域におけるネットワークトラフィック)との関係を示す時間軸上にグラフィック表示するものである。他の実施例においては、イベントビュアー750は1つ又は複数の所定時間枠内におけるイベントの総数を表示するものである。イベントポリシーシステム752は、イベントへのアクセス時に幾つかの所定動作を実行する。一実施例においては、イベントポリシーシステム752はネットワーク管理者の注意を喚起(ページング)することによりイベントを通知するものであるが、本発明の実施例は、ネットワーク管理者のページングに限られたものではない。例えば、他の実施例においては、イベントポリシーシステム752はネットワーク700をシャットダウンする。外部システム754がそのイベントを他のネットワークへとエクスポートする。一実施例においては、外部システム754が他のネットワーク上にいるユーザーへのSNMPパケットの送付をトリガするものであるが、本発明の実施例は、SNMPパケットの送付に限られたものではない。
 ネットワーク管理者又は他のイベント受信者は、しきい値イベントオーガナイザ702に要求することにより、例えばイベントについてのより詳しい情報を取得することが出来る。するとしきい値イベントオーガナイザ702は、ネットワーク管理者又は受信者が収集異種スカラー測定データを見ることが出来るように、そのイベントをトリガしたデータの正規化処理を逆転させる。
 図3は、本発明の実施例に基づく、システムを通じた異種スカラー測定データの流れを説明するフローチャートである。図3を見ると、ステップ770においては異種スカラー測定データが収集される。収集された異種スカラー測定データ(以下、「収集異種スカラー測定データ」)をインターバル化する必要がある場合、それは収集処理中に実施される。一実施例においては、収集異種スカラー測定データはステップ772において自動的に導出される。他の実施例においては、収集異種スカラー測定データからはなにも導出されず、ステップ772は分岐773を通じてバイパスされる。一実施例においては、分岐773によりステップ772をバイパスした収集異種スカラー測定データはステップ774において自動的にスケーリングされる。他の実施例においては、ステップ774にて導出測定値が自動的にスケーリングされる。更に他の実施例においては、なにもスケーリングされずにステップ774は分岐775を通じてバイパスされる。処理はステップ776に入り、収集異種スカラー測定データ、スケーリングされた導出測定値、スケーリングされた収集異種スカラー測定データ、又は導出測定値が正規化される(図4はステップ776をより詳細に説明するものである)。処理はステップ776からステップ778へと移り、イベントが生成されない場合、処理はステップ770へと戻り、これによりデータの収集及び正規化が続行される。イベントが生成される場合においては、処理はステップ780へと移り、ステップ780にてイベントが生成される。処理はステップ780からステップ782へと移り、生成されたイベントが利用システムによるアクセス用に発行される。そして処理はステップ782からステップ770へと戻る。
 図4は、ステップ776における本発明の実施例に基づくデータの正規化について説明するフローチャートである。図4を見ると、ステップ790において、正規化処理はしきい値の定義付けを含む。上述したように、本発明は1つのしきい値の定義づけ、或いは正規化に限られたものではない。処理はステップ790からステップ792へと移り、正規化されたデータに変換が施される(この件に関する図2の説明を参照)。処理はステップ792からステップ794へと進み正規化データがしきい値を超えていないかどうかが調べられる。
 図5は本発明の実施例に基づくカラー正規化データのディスプレイを描いた図である。図2に関連して説明したように、一実施例においては、イベントビュアー750は画面上にカラーチャートを表示することが出来る。ここで図5を見ると、ネットワークエレメントが使用不可となる時間のパーセンテージを示す、2つのしきい値を用いたグラフが描かれている。例えば、一方のしきい値が1.0%であり、他方のしきい値が2.0%である。他の実施例においては、他方のしきい値は3.0%にある。しかしながら、本発明は複数のしきい値に限られたものではなく、他の実施例においてはしきい値の存在が1つだけである場合もある。加えて、本発明は他の測定値を表示することも出来るものであり、使用不可時間の%のみの表示に限られたものではない。図5に描かれた実施例においては、イベントビュアー750は正規化データを正規化データの値に応じて異なる色から成る縦の表示要素として表示している。例えば、第一のしきい値(例えば1.0)未満の正規化データには緑色を使用し、第一のしきい値(例えば1.0)を超えているが、第二のしきい値(例えば2.0)未満の正規化データには黄色を使用し、第二のしきい値(例えば2.0)を超えている正規化データには赤を使用することが出来る。
 図5において最も左側にある縦表示要素は、例えば緑色及び黄色の2色で示すことが出来る。これは、この所定時間における正規化データが第一のしきい値(例えば1.0)は超えたが、第二のしきい値(例えば2.0)は超えていないということを表している。最も右側にある縦表示要素は、例えば緑色1色のみで表示することが出来る。これは、この所定時間における正規化データがしきい値を超えなかったことを意味する。PM04:00の縦表示要素は、例えば緑色、黄色及び赤色の3色で表示することが出来る。これは、この所定時間における正規化データが、2つのしきい値(例えば1.0及び2.0)を超えていることを示すものである。加えて、イベントビュアー750は現在の正規化データ(例えば0.74)及びピーク正規化データ(例えば2.03)をも表示している。現在の正規化データは最も右側の縦表示要素により表され、ピーク正規化データはPM04:00の立て表示要素により表されている。
 本発明の実施例は、赤、黄及び緑の組み合わせに限られたものではない。例えば、他の色及び他の色の組み合わせを使用することが出来る。本発明の実施例は、特定のしきい値範囲を特定の色に限定するものではない。例えば、赤または他の色を第一のしきい値(例えば1.0)未満の正規化データに使用することも出来る。本発明の実施例は、正規化データがしきい値に等しくなった場合に色を変えるものだけに限られない。例えば、正規化データが第一のしきい値(例えば1.0)以下の場合にこれを緑色で表示するようにしても良い。本発明の実施例は正規化データを、各縦表示要素を複数色で表示するものに限ったものではない。例えば最も左側の縦表示要素において、第二のしきい値(例えば2.0)を未だ超えていない正規化データを2色ではなく1色で示すように本発明を構成することも出来る。本発明の実施例は、縦表示要素を用いてX及びY軸上に描いたグラフに限られたものではない。例えば、カラースプレッドシート又はスキャタプロットを使用することも出来る。本発明の実施例は、一度に1種類及び1セットのみの測定値を表示するものに限られない。例えば、同じ画面上に各々が測定値やしきい値等の異なる種類及びセットを表す複数のグラフを表示させることも出来る。
 システム中のネットワーク、ネットワーク装置、データコレクタ、しきい値イベントオーガナイザ、イベントシステム及び利用システムは、例えばメモリ、プロセッサ及び/又は特定用途向け集積回路(ASCI)とすることが出来る。そのメモリとしては、本願に記載した方法のいずれか1つ又は全てを実現する一連の命令(例えばソフトウエア)を記憶した機械読み取り可能媒体が含まれる。ソフトウエアは、完全に、或いは少なくとも部分的にこのメモリ中、及び/又はプロセッサ中、及び/又はASIC中に常駐させることが出来る。本明細書の目的上、「機械読取可能媒体」という語は、機械(例えばコンピュータ)による読み取りが可能な形式で情報を提供(例えば記憶及び/又は伝送)するいずれの機構をも含むものである。例えば機械読取可能媒体として、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリ素子、電気的、光学的、音響的、或いは他の形式の伝播信号等(例えば搬送波、赤外線信号、ディジタル信号等)が含まれる。
 上述したように様々なプロシージャが「自動的に」実施されるものであるが、これは処理がコンピュータにより自動的に実行され、ネットワーク管理者の介入を必要としないことを意味するものである。
 本発明の多くの特徴及び利点が詳細な説明から明らかであり、よって本発明の真の精神及び範囲に入るそれらの特徴及び利点の全ては、本願請求項により網羅することを企図したものである。更に、数々の変更及び改変形態は当業者により容易に想至し得るものである為、本発明は図示及び記載した特定の構造及び作用に限定されるものではない為、全ての好適な変更形態及び同等形態は本発明の範囲に入るものである。
本発明の実施例に基づく、複数の装置に接続するネットワーク、データコレクタ、イベントシステム及びしきい値イベントオーガナイザを描いた図。 本発明の実施例に基づくしきい値イベントオーガナイザ、データコレクタ及びイベントシステムをより詳細に描いた図。 本発明の実施例に基づくシステムを通じた異種のスカラー測定データの流れを示すフローチャート。 本発明の実施例に基づくデータの正規化処理を説明するフローチャート。 本発明の実施例に基づいて正規化データをカラー表示した場合を示す図。
符号の説明
700 ネットワーク
710 データコレクタ
712 イベントシステム
730 導出ユニット
732 スケーリングユニット
734 正規化ユニット
736 イベント生成ユニット
738〜748 複数の装置
750 イベントビュアー
752 イベントポリシーシステム
754 外部システム

770 データを収集するステップ
772 測定値を導出するステップ
776 正規化するステップ
782 イベントを発行するステップ
790 しきい値を設定するステップ
792 データ変換を起動するステップ

Claims (11)

  1. しきい値イベントを系統化する為の方法であって、
     ネットワークを介して該ネットワークに接続された複数の装置から異種のスカラー測定データ(以下、「異種スカラー測定データ」)を収集するステップと、
     しきい値超過に基づくイベントを生成し、これにより正規化データを作るために、収集された前記異種スカラー測定データ(以下、「収集異種スカラー測定データ」)をしきい値に基づいて自動的に正規化するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記正規化するステップは、
     しきい値を設定するステップと、
     事前処理した前記異種スカラー測定データに対して自動的に変換を起動するステップと、
    を有する請求項1記載の方法。
  3. 前記しきい値以上の値の範囲に第一の色を用い、前記しきい値未満の値の範囲に第二の色を用いるようにして、前記正規化データを自動的にカラー表示するステップを更に有する請求項1記載の方法。
  4. 前記収集するステップは、前記異種スカラー測定データを自動的にインターバル化するステップを有する請求項1記載の方法。
  5. 前記収集異種スカラー測定データから測定値を自動的に導出するステップと、
     導出された前記測定値(以下、「導出測定値」)又は前記収集異種スカラー測定データを自動的にスケーリングするステップと、
    を更に有する請求項1記載の方法。
  6. 前記正規化するステップは、前記収集異種スカラー測定データ、前記スケーリングされた導出測定値、前記スケーリングされた収集異種スカラー測定値、又は前記導出測定値を正規化する請求項5記載の方法。
  7. 前記イベントを自動的に配信するステップを更に有する請求項1記載の方法。
  8. 前記配信するステップは、
     前記イベントを発行/利用システムへと自動的に発行するステップと、
     自動的に前記発行されたイベントを利用システムが利用出来るようにするステップと、
    を含む請求項7記載の方法。
  9. 前記利用システムは、イベントビュアー、イベントポリシーシステム、又は外部システムである請求項8記載の方法。
  10. しきい値イベントを系統化する装置であって、
     複数のネットワーク装置からの異種のスカラー測定データ(以下、「異種スカラー測定データ」)を収集する複数のデータコレクタと、
     収集された前記異種スカラー測定データ(以下、「収集異種スカラー測定データ」)から測定値を導出する導出ユニットと、
     導出した前記測定値(以下、「導出測定値」)、或いは前記収集異種スカラー測定データをスケーリングするスケーリングユニットと、
     前記スケーリングされた導出測定値、前記スケーリングされた収集異種スカラー測定データ、前記導出測定値、又は前記収集異種スカラー測定データを正規化し、これにより正規化データを生成する正規化ユニットと、
     前記正規化データが前記しきい値を超えた場合に基づいてイベントを生成するイベント生成ユニットと、
    を含む装置。
  11. 前記イベントを発行する為のイベントシステムと、
     前記発行されたイベントをアクセスする為の利用システムと、
    を更に有し、
     該利用システムは、イベントビュアー、イベントポリシーシステム、又は外部システムである、
    請求項10記載の装置。
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