JP2004067857A - Double-sided adhesive tape - Google Patents

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JP2004067857A
JP2004067857A JP2002228580A JP2002228580A JP2004067857A JP 2004067857 A JP2004067857 A JP 2004067857A JP 2002228580 A JP2002228580 A JP 2002228580A JP 2002228580 A JP2002228580 A JP 2002228580A JP 2004067857 A JP2004067857 A JP 2004067857A
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adhesive layer
stretch
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Keiji Matsunaga
松永 圭二
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FUJI SHIKA KOGYO KK
SHOOEI KK
Original Assignee
FUJI SHIKA KOGYO KK
SHOOEI KK
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a double-sided adhesive tape seldom leaving part or the whole thereof on an adherend and/or the adhesive surface after separating the adherend off the adhesive surface even if used for mutually sticking the longer adherend and the adhesive surface. <P>SOLUTION: The double-sided adhesive tape is such one that a 1st adhesive layer 3a, a 1st stretch resin layer 2a, a 2nd adhesive layer 3b, a core material layer 1, a 3rd adhesive layer 3c, a 2nd stretch resin layer 2b and a 4th adhesive layer 3d are laminated in this order, wherein the core material layer 1 is divisible so as to enable separation of a 1st stretch part comprising the 1st adhesive layer 3a, the 1st stretch resin layer 2a and the a 2nd adhesive layer 3b and a 2nd stretch part comprising the 2nd stretch resin layer 2b and the 4th adhesive layer 3d. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、壁、床に配線モールや床モールなどを貼合する場合;自動車のダッシュボードに灰皿、コンパス、携帯電話ホルダー、芳香消臭剤などを貼合する場合;床の上にカーペットを貼合する場合等に用いられる両面粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、両面粘着テープとしては、樹脂からなる基材層の両面に粘着剤層が設けられたものが汎用されている。この両面粘着テープは、被着体と被着面とを貼り合わせて使用した後に、被着体を被着面から分離すると、被着体や被着面に粘着剤や基材層が付着したままで残ってしまい、これらを除去することが困難である。
【0003】
また紙からなる基材層の両面に粘着剤層が形成された両面粘着テープも知られている。この粘着テープは、使用済みの被着体を被着面から分離すると、基材層が厚さ方向に二分割されて被着体及び被着面に粘着剤及び基材層の一部が残ってしまい、これらを除去することが困難である。
【0004】
このため、これらの両面粘着テープを用いて壁面などに貼合させた樹脂成型品などの被着体は、使用後にリサイクルに供し難い。
【0005】
また、被着体を被着面から分離した後に粘着剤が被着体や被着面に残らない両面粘着テープとして、非常によく伸びる樹脂からなるストレッチ層の両面に粘着剤層が形成されたものも知られている。この両面粘着テープは、貼合面から一端を延出させた状態で使用され、被着体を被着面から分離する際には、貼合面から延出された両面粘着テープの一端を持って引っ張る。これにより、両面粘着テープが貼合面から引き出されて、被着体を被着面から分離することができる。これは、手で引っ張ることによりストレッチ樹脂層が伸びる際に、その伸びに粘着剤層が追従して粘着剤層が薄くなり、粘着力が弱くなる結果、被着体が被着面から容易に剥がれるものである。
【0006】
しかし、このストレッチ樹脂層を有する両面粘着テープは、せいぜい数cm程度までの長さにしか成形することができない。これは、余りに長尺のテープに成形すると、一端を持って引っ張っても被着体の貼合面間からテープの全体を引き出すことができず、途中で切断してしまうからである。従って、この両面粘着テープは、長尺の被着体を壁面等に貼合させる場合には使用し難い。
【0007】
長尺の樹脂成型品などの被着体は、特に業務用等に使用されており、使用後のリサイクルが求められるところ、樹脂成型品などに粘着テープの一部分が付着しているとリサイクルに供し難い。このことから、このような長尺の被着体に使用しても使用後に被着体や被着面にテープの全部又は一部が残り難い両面粘着テープに対する要望は強い。
【0008】
【発明の解決しようとする課題】
本発明は、長尺の被着体と被着面とを貼合するのに用いても、この被着体を被着面から分離した後に被着体や被着面に粘着テープの全部又は一部が残り難い両面粘着テープを提供することを主目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明者は研究を重ね、以下の知見を見出した。厚さ方向に分割できる材料からなる芯材層の両側に粘着剤層、ストレッチ樹脂層及び粘着剤層をこの順にそれぞれ設けた両面粘着テープは、長尺の被着体と被着面とを貼合状態で使用した後は、例えば厚さ方向に手等で力を加えることにより、粘着剤層、ストレッチ樹脂層及び粘着剤層を含む二つの部分を互いに分離することができる。これにより、被着体を被着面から容易に分離することができる。このような芯材層の材料としては、発泡樹脂、紙又は不織布を採用できる。
【0010】
このようにして分離された被着体及び被着面には、粘着剤層、ストレッチ樹脂層、粘着剤層及び分割された芯材層が付着しているが、これをテープ長さ方向に引っ張ることにより、ストレッチ樹脂層が伸び、これに伴い粘着剤層が薄くなり、さらには部分的にストレッチ樹脂層が露出するため、被着体に付着した粘着テープを容易に剥がすことができる。また、粘着テープを剥がした後の被着体及び被着面には、粘着剤が残存し難い。
【0011】
前記知見に基づき本発明は、以下の各項の両面粘着テープを提供する。
【0012】
項1. 第1粘着剤層、第1ストレッチ樹脂層、第2粘着剤層、芯材層、第3粘着剤層、第2ストレッチ樹脂層及び第4粘着剤層がこの順に積層されており、芯材層が、第1粘着剤層、第1ストレッチ樹脂層及び第2粘着剤層からなる第1ストレッチ部と第3粘着剤層、第2ストレッチ樹脂層及び第4粘着剤層からなる第2ストレッチ部とを分離可能に分割され得るものである両面粘着テープ。
【0013】
項2. 芯材層が発泡樹脂からなる項1に記載の両面粘着テープ。
【0014】
項3. 芯材層が紙からなる項1に記載の両面粘着テープ。
【0015】
項4. 芯材層が不織布からなる項1に記載の両面粘着テープ。
【0016】
項5. 第1ストレッチ樹脂層及び/又は第2ストレッチ樹脂層の引張強度が30〜50N/mmである項1から4のいずれかに記載の両面粘着テープ。
【0017】
項6. 第1ストレッチ樹脂層及び/又は第2ストレッチ樹脂層の破断時伸度が300〜1200%である項1から5のいずれかに記載の両面粘着テープ。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
基本的構成
本発明の両面粘着テープは、第1粘着剤層、第1ストレッチ樹脂層、第2粘着剤層、芯材層、第3粘着剤層、第2ストレッチ樹脂層及び第4粘着剤層がこの順に積層されており、芯材層が第1粘着剤層、第1ストレッチ樹脂層及び第2粘着剤層からなる第1ストレッチ部と第3粘着剤層、第2ストレッチ樹脂層及び第4粘着剤層からなる第2ストレッチ部とを分離可能に分割され得るものである。
芯材層
芯材層は、第1ストレッチ部と第2ストレッチ部とを分離可能に分割され得るものであればよい。さらにいえば、芯材層は、テープの厚さ方向、面方向又はその中間方向に例えば手などで力を加えることにより、第1ストレッチ部と第2ストレッチ部とを分離可能に分割できるものであればよい。分割状態は、芯材層の材料によって異なる。芯材層の分割状態には、図1(A)、(B)及び(C)に例示するように、厚さ方向に2層又は3層以上に分割される場合(A)、多数部分に砕ける場合(B)、層状ではないが厚さ方向に不規則に2又は3以上の部分に分割される場合(C)等が含まれる。
【0019】
芯材層の材料としては、発泡樹脂、紙又は不織布等が挙げられる。中でも、発泡樹脂が好ましい。
<発泡樹脂>
樹脂としては、それ自体公知の樹脂を用いることができる。このような公知の樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリウレタン、ポリビニルアルコール、EPDM、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリ(メタ)アクリル酸エステル等が挙げられる。中でも、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリビニルアルコール、EPDMが好ましく、ポリエチレン、ポリウレタンが最も好ましい。
i) ポリエチレン
ポリエチレンは、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレンまたは低密度ポリエチレンのいずれも用いることができる。また、直鎖状若しくは略直鎖状のもの、又は、多数の分岐を有するもののいずれも用いることができる。特に、中密度以下の密度のものが好ましく、低密度のものがより好ましい。密度0.9〜0.96程度、特に0.9〜0.93程度のものが好ましい。
ii) ポリウレタン
ポリウレタンとしては特に限定されず、それ自体公知のものを制限なく使用できる。
【0020】
ポリウレタンを構成するポリイソシアネートとしては、特に限定されず、ポリウレタンの原料として公知のポリイソシアネートを広い範囲から選択して使用できる。
【0021】
このようなポリイソシアネートとして、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、水添加MDI、4,4’−ビフェニルジイソシアネートトリデンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、1,3−キシリレンジイソシアネート、1,4−キシレンジイソシアネート、p−テトラメチルキシレンジイソシアネート、m−テトラメチルキシレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、1,4−テトラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,8−オクタメチレンジイソシアネート、L−リジンジイソシアネート、1,6,11−ウンデカントリイソシアネート、4,4’,4’’−トリフェニルメタントリイソシアネート、2,4,4’−ビフェニルトリイソシアネート、2,4,4’−ジフェニルメタントリイソシアネートなどを例示できる。
【0022】
これらは単独でまたは2種以上混合して用いることができる。
【0023】
ポリオールとしては、ポリウレタンの原料として公知のポリオールを広い範囲から選択して使用できる。このようなポリオールとして、ポリエーテルジオールまたはポリエステルジオール等が挙げられる。
【0024】
ポリエーテルジオールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール(1,3−または1,4−ブチレングリコール)、テトラメチレンエーテルグリコール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサメチレングリコール、ビスフェノールAなどの重合体または共重合体、またはこれらの低分子グリコールの1種又は2種以上にエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロフラン、スチレンオキシドなどの1種又は2種以上を付加することにより得られるものなどを例示できる。
【0025】
ポリエステルジオールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール(1,3−または1,4−ブチレングリコール)、テトラメチレンエーテルグリコール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリコール、ビスフェノールA、ビスフェノールF、p−キシリレングリコール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、あるいはこれらのアルキレンオキシド付加物等の1種又は2種以上と、マロン酸、マレイン酸、コハク酸、アジピン酸、グルタル酸、ピメリン酸、セバシン酸、シュウ酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸などの1種又は2種以上を反応させることにより得られるポリエステルジオール;プロピオラクトン、ブチロラクトン、カプロラクトンなどの環状エステルを開環重合させることにより得られるポリエステルジオール;前記グリコールと環状エステルとから得られるポリエステルジオール;あるいは前記グリコール、二塩基酸および環状エステルを反応させることにより得られるポリエステルジオールなどを例示できる。これらは単独で又は2種以上組み合わせて使用できる。
【0026】
ポリウレタンは、これらのポリイソシアネートとポリオールとを任意に組み合わせて、常法に従って製造できる。
【0027】
発泡倍率は、樹脂の種類や芯材層の厚さにより異なるが、例えば5〜50倍程度、好ましくは30〜40倍程度とすることができる。発泡倍率が余りに低いと使用後の被着体間を分離する際に、芯材層が分割され難い。一方、発泡倍率が余りに高いと、被着体と被着面とを貼合して使用中に被着体が被着面から剥がれ易くなる。本発明の範囲であればこのような問題は生じない。
【0028】
発泡ポリエチレンの具体例としては、例えば酒井化学社製ミナフォームが挙げられ、発泡ポリウレタンの具体例としては、例えば日本発條社製スーパーシールが挙げられる。
【0029】
芯材層として用いる樹脂には、樹脂成型品の添加剤として公知の酸化防止剤、可塑剤、充填材、帯電防止剤、防カビ剤、着色剤、難燃剤、発泡剤等の添加剤を添加することができる。
<紙>
紙としては、厚さ方向に分割できるものであればよく、天然材料からなるもの又は樹脂からなるもののいずれも用いることができる。樹脂製の紙である場合には、樹脂として、例えばポリエチレン、ポリウレタン、ポリビニルアルコール、EPDM、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル等が挙げられる。ポリエチレン及びポリウレタンについては、発泡樹脂について説明した通りである。
<不織布>
不織布は、長繊維不織布または短繊維不織布の双方を使用できる。不織布材料は、特に限定されず、それ自体公知の樹脂を使用できる。このような公知の樹脂として、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル等が挙げられる。ポリエチレン及びポリウレタンについては、発泡樹脂について説明した通りである。特に、ポリプロピレンが好ましい。
【0030】
不織布の具体例としては、例えばスパンボンド法により製造された旭化成社製のエルタスが挙げられる。
<芯材層の厚さ>
芯材層の厚さは、樹脂の種類や芯材層の種類によって異なるが、概ね0.1〜15mm程度、好ましくは0.5〜2mm程度とすることができる。基材層が余りに薄いと二分割し難くなり、逆に余りに厚いと被着体を被着面と貼合した状態で使用中に芯材層の分割により被着体が剥がれ易くなる。本発明の範囲であればこのような問題は生じない。
ストレッチ樹脂層
ストレッチ樹脂層は、その伸長に追従して粘着剤層が被着体及び被着面から剥離する程度に薄くなるように、伸長するものであればよい。
樹脂としてはストレッチ層材料として公知の樹脂を使用できる。このような公知の樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、ポリ塩化ビニル、ナイロン、ビニロン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリビニルアルコール等が挙げられる。これらの材料は単独で又は2種以上組み合わせて使用できる。また、ストレッチ樹脂層は、互いに異なる材料からなるフィルムを2層以上積層して得られる層であってもよい。特に、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ビニロン、エチレン−酢酸ビニル共重合体が好ましく、ポリエチレン(特に直鎖状低密度ポリエチレン)が最も好ましい。
【0031】
ストレッチ樹脂層は発泡していてもよく発泡していなくてもよい。発泡樹脂である場合には、発泡倍率は例えば5〜50倍程度、好ましくは5〜15倍程度とすることができる。発泡倍率が余りに低いとストレッチ性がよく即ち引張強度が高くなって手では伸ばし難くなり、逆に余りに高いとストレッチ性が悪くすぐ切断してしまう。本発明の範囲であればこのような問題は生じない。
【0032】
ストレッチ樹脂層には、樹脂成型品の添加剤として公知の酸化防止剤、可塑剤、充填材、帯電防止剤、防カビ剤、着色剤、難燃剤、界面活性剤、スリップ剤等の添加剤を添加することができる。
【0033】
ストレッチ樹脂層の材料の具体例としては、タキロン社製タマポリUBのようなポリエチレンフィルム、東洋紡績社製バイレンのようなポリプロピレンフィルム、タキロン社製カルソフトのようなブタジエンフォーム、積水化学工業社又は東レ合成フィルム株式会社によるポリエチレンとエチレン−酢酸ビニル共重合体との共押し出し複層フィルムなどが挙げられる。
【0034】
ストレッチ樹脂層は、引張強度が例えば10〜100N/mm程度、好ましくは30〜50N/mm程度のものとすることができる。引張強度が余りに低いとストレッチ樹脂層が切れ易く、逆に余りに高いとストレッチ性を確保するための張力が大きくなり、手で引っ張ったときの剥離感が重くなる。本発明の範囲であればこのような問題は生じない。
【0035】
また、ストレッチ樹脂層は、破断時伸度が例えば300〜1200%程度、好ましくは600〜1000%程度のものとすることができる。破断時伸度が余りに低いと、ストレッチ樹脂層の伸長に伴って粘着剤層が十分に薄くならず、さらには粘着剤層が不連続にならないために、分離した後の被着体に粘着剤が残り易くなる。また破断時伸度が余りに高いと分離した後の被着体に付着した粘着テープを引き剥がす際に、これが伸びすぎて引き剥がし難くなる。本発明の範囲であればこのような問題は生じない。
【0036】
本発明において、引張強度及び破断時伸度は、JIS Z−0237に準じて測定した値である。
【0037】
引張強度及び破断時伸度は、例えばポリエチレンからなる層である場合には、フィルム加工中の樹脂温度、延伸距離、冷却温度等の条件を適宜設定することにより、上記範囲とすることができる。一般に、フィルム加工中の樹脂温度が高くなると、フィルム走行方向の引張強度は低下し、破断時伸度は向上する。また一般に、延伸距離が大きくなると、引張強度は低下し、破断時伸度は向上する。また一般に、冷却温度が高いと、引張強度は低下し、破断時伸度は若干向上する。
【0038】
ストレッチ樹脂層の厚さは、例えば25〜100μm程度、好ましくは40〜60μm程度とすることができる。この厚さが余りに薄いと、分離した後の被着体からこれに付着したテープを引き剥がす際に、ストレッチ樹脂層が切断され易く、何度も引っ張り直す必要が生じて手間がかかる。またこの厚さが余りに厚いと、剥離に必要なだけストレッチ樹脂層を伸ばすのに強い力が必要となり剥離感が悪くなる。本発明の範囲であればこのような問題は生じない。
【0039】
また、ストレッチ樹脂層は、粘着剤層との密着性を向上させるために、一方の表面又は両表面が、プライマー処理、電子線照射処理、コロナ放電処理のようなアンカー処理された層とすることができる。電子線照射処理又はコロナ放電処理の条件としては、例えば、10〜13A程度、13m/分程度の条件が挙げられ、これにより30〜40ダインの表面粗さのストレッチ樹脂層が得られる。プライマー層の厚さは、例えば0.1〜5μm程度、好ましくは0.1〜0.5μm程度とすることができる。
【0040】
本発明の両面粘着テープにおいて、第1ストレッチ樹脂層と第2ストレッチ樹脂層とは、材料、引張強度、破断時伸度又は厚さなどの点で同じであっても、互いに異なっていてもよい。例えば貼合される被着体間(例えば成型品などの被着体と被着面)の材質や表面状態等の相違が顕著である場合には、接着剤層との接着性が良好な被着体側に配置されるストレッチ樹脂層を、接着剤との接着性が悪い被着体側に配置されるストレッチ樹脂層より厚くすると、同じ厚みのストレッチ樹脂層を使用する場合より剥離感が良くなる。
粘着剤層
粘着剤層は、粘着テープに使用される粘着剤として公知の材料からなる層とすることができる。このような公知の粘着剤の基剤としては、例えばアクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ウレタン系粘着剤、シリコン系粘着剤、酢酸ビニル系粘着剤、酢酸エチル/水エマルジョン系粘着剤等が挙げられる。中でも、アクリル系粘着剤が好ましい。
【0041】
このような粘着剤の基剤の具体例としては、例えばサイデン化学社製サイビノールのようなアクリル系粘着剤、コニシ社製ボンドGのようなゴム系粘着剤、一方社油脂製バインゾールのようなウレタン系粘着剤などが挙げられる。
【0042】
また、上記の粘着剤の基剤には、タッキファイヤー樹脂が配合されていてもよい。市販の粘着基剤自体にタッキファイヤー樹脂が含まれている場合もある。タッキファイヤー樹脂としては、それ自体公知のものを制限なく使用できる。このような公知のタッキファイヤー樹脂としては、ロジンエステル系樹脂、炭化水素系樹脂、テルペン系樹脂、ピュアモノマー系樹脂などが挙げられる。グリセリンや脂肪酸などもタッキファイヤーとして例示できる。
【0043】
タッキファイヤー樹脂の具体例としては、例えば荒川化学社製エステルガムのようなロジンエステル系樹脂、日本ゼオン社製クイットンのような炭化水素系樹脂、安原油脂社製YSレジンのようなテルペン系樹脂、ハーキュレス社製クリスタレックスのようなピュアモノマー系樹脂などが挙げられる。
【0044】
タッキファイヤー樹脂の使用量は、粘着剤の基剤に対して例えば5〜50重量%程度、好ましくは5〜20重量%程度とすることができる。タッキファイヤー樹脂の使用量が余りに少ないと粘着性やタック性が不十分となり、逆に余りに多くても粘着性やタック性が不十分となる。本発明の範囲であれば、このような問題は生じない。
【0045】
また、粘着剤層には、可塑剤、充填剤。酸化防止剤、架橋剤、着色剤、触媒等の粘着剤の添加剤として公知の添加剤を使用できる。
【0046】
粘着剤層の厚さは、粘着剤層の材料、ストレッチ樹脂層表面の凹凸やアンカー層の有無等によって異なるが、例えば10〜100μm程度、好ましくは30〜60μm程度とすることができる。粘着剤層が厚くなりすぎると、ストレッチ樹脂層との密着性が低下して粘着剤が被着体や被着面に残存し易くなったり、ストレッチ樹脂層の伸長を妨げたりする。また粘着剤層が薄くなりすぎると、被着面との接着性が悪くなり、芯材層を分割し難くなる。本発明の範囲であればこのような問題は生じない。
【0047】
本発明の両面粘着テープにおいて、第1、第2、第3及び第4の粘着剤層は、材料、厚さ、性状などの点で同一であってもよく、又は異なっていてもよい。
各層の厚さの比率
前述した各層の厚さの比率は、芯材層:ストレッチ樹脂層:粘着剤層が、通常1:0.01:0.01〜1:0.25:0.25程度、特に1:0.05:0.05〜1:0.15:0.15程度であることが好ましい。
諸特性
本発明の両面粘着テープの実施例に記載の方法で測定したボールタックはNo.2〜20程度、特にNo.5〜10程度であることが好ましい。また、実施例に記載の方法で測定した粘着力は2〜20N/20mm程度、特に5〜10N/20mm程度であることが好ましい。また、実施例に記載の方法で測定した保持力は0〜2mm程度、特に0〜1mm程度であることが好ましい。また、実施例に記載の方法で測定した剪断保持力は0〜2mm程度、特に0〜1mm程度であることが好ましい。実施例に記載の方法で測定したボールタックは2〜20程度、特に5〜10程度であることが好ましい。実施例に記載の方法で測定した引張強度は10〜100N/mm程度、特に30〜50N/mm程度であることが好ましい。また、実施例に記載の方法で測定した伸度は300〜1200%程度、特に600〜1000%程度であることが好ましい。実施例に記載の方法で測定した分割強度Aは1〜10N/20mm程度、特に2〜5N/20mm程度であることが好ましく、実施例に記載の方法により測定した分割強度Bは、1〜20N/20mm程度、特に5〜15N/20mm程度であることが好ましい。
製造方法
本発明の両面粘着テープは、例えば以下の方法により製造することができる。
【0048】
第1段階として、粘着剤原料が配合された粘着剤組成物を剥離紙にアプリケーターなどを用いて塗工し、粘着剤組成物が塗布された部分から連続的に80〜105℃程度で1.5〜2分間程度乾燥させることにより、剥離紙上に第4粘着剤層を形成する。
【0049】
次いで、この第4粘着剤層が形成された面と、第2ストレッチ樹脂層となるシートとを合わせて例えば圧接ローラにて圧接し、剥離紙上に第4粘着剤層及び第2ストレッチ樹脂層がこの順に形成されたテープピース1を巻き取る。
【0050】
第2段階として、前述したと同様にして剥離紙上に第3粘着剤層を形成する。次いで、テープピース1を繰り出し、第3粘着剤層とテープピース1の第2ストレッチ樹脂層が形成された面とを合わせて連続的に圧接する。
【0051】
さらに、剥離紙を剥離して第3粘着剤層を露出させ、露出した第3粘着剤層部分から連続的に、芯材層となるシートを合わせて連続的に圧接する。これにより得られる、剥離紙上に第4粘着剤層、第2ストレッチ樹脂層、第3粘着剤層及び芯材層がこの順に形成されたテープピース2を巻き取る。
【0052】
第3段階として、剥離紙上に第2粘着剤層を形成する。次いで、第2粘着剤層とテープピース3の芯材層が形成された面とを合わせて連続的に圧接する。
【0053】
さらに、剥離紙を剥離して第2粘着剤層を露出させ、露出した第2粘着剤層部分から連続的に、第1ストレッチ樹脂層となるシートを合わせて圧接する。これにより得られる、剥離紙上に第4粘着剤層、第2ストレッチ樹脂層、第3粘着剤層、芯材層、第2粘着剤層及び第1ストレッチ樹脂層がこの順に形成されたテープピース3を巻き取る。
【0054】
第4段階として、前述したようにして剥離紙上に第1粘着剤層を形成する。次いで、第1粘着剤層とテープピース3の第1ストレッチ樹脂層が形成された面とを合わせて連続的に圧接する。さらに、第1粘着剤層上に載置された剥離紙を剥離して、巻き取りボビンに巻き取る。
【0055】
このようにして、剥離紙上に、第4粘着剤層、第2ストレッチ樹脂層、第3粘着剤層、芯材層、第2粘着剤層、第1ストレッチ樹脂層、第1粘着剤層がこの順に積層された本発明の両面粘着テープが得られる。
【0056】
【実施例】
以下、本発明を実施例及び試験例を示してより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
以下の4工程により、両面粘着テープを製造した。
<第1工程>
粘着剤としてアクリル系粘着剤であるサイデン化学社製サイビノール100重量部、架橋剤として日本ポリウレタン工業社製コロネートL55E 3重量部、希釈溶剤として酢酸エチル3重量部を配合し、小型攪拌機を用いて30分間攪拌して粘着剤組成物を得た。これを剥離紙に、乾燥後の粘着剤層の厚みが50μmになるように、アプリケーターを用いて塗工した。粘着剤組成物が塗布された部分から連続的に100℃で2分間乾燥させることにより、剥離紙上に第4粘着剤層3dを形成した。
【0057】
次いで、第4粘着剤層3dが形成された剥離紙の粘着剤層3dが形成された面と、第2ストレッチ樹脂層2bとして厚さ50μmのタキロン社製タマポリUV(直鎖状低密度ポリエチレン)からなるシートとを合わせて一対の圧接ローラにて連続的に圧接した。これにより、剥離紙上に第4粘着剤層3d及び第2ストレッチ樹脂層2bがこの順に形成されたテープピース1が得られた。連続的に形成されたテープピース1をボビンに巻き取った。
<第2工程>
剥離紙に、前述した粘着剤組成物を、乾燥後の厚みが50μmになるようにアプリケーターを用いて塗工した。粘着剤組成物が塗布された部分から連続的に100℃で2分間乾燥させることにより、剥離紙上に第3粘着剤層3cを形成した。
【0058】
次いで、テープピース1を繰り出し、第3粘着剤層3cが形成された剥離紙の粘着剤層3cが形成された面とテープピース1の第2ストレッチ樹脂層2bが形成された面とを合わせて、一対の圧接ローラにて連続的に圧接した。
【0059】
さらに、剥離紙を剥離して第3粘着剤層3cを露出させ、露出した第3粘着剤層3c部分から連続的に、芯材層として厚さ0.5mmの酒井化学社製ミナフォームからなるシートを合わせて一対の圧接ローラにて連続的に圧接した。これにより、剥離紙上に第4粘着剤層3d、第2ストレッチ樹脂層2b、第3粘着剤層3c及び芯材層1がこの順に形成されたテープピース2が得られた。連続的に形成されたテープピース2をボビンに巻き取った。
<第3工程>
剥離紙に、前述した粘着剤組成物を、乾燥後の厚みが50μmになるようにアプリケーターを用いて塗工した。粘着剤組成物が塗布された部分から連続的に100℃で2分間乾燥させることにより、剥離紙上に第2粘着剤層3bを形成した。
【0060】
次いで、テープピース2を繰り出し、第2粘着剤層3bが形成された剥離紙の粘着剤層3bが形成された面とテープピース2の芯材層1が形成された面とを合わせて、一対の圧接ローラにて連続的に圧接した。
【0061】
さらに、剥離紙を剥離して第2粘着剤層3bを露出させ、露出した第2粘着剤層3b部分から連続的に、第1ストレッチ樹脂層として厚さ50μmのタキロン社製タマポリUV(直鎖状低密度ポリエチレン)からなるシートを合わせて一対の圧接ローラにて連続的に圧接した。
【0062】
これにより、剥離紙上に第4粘着剤層3d、第2ストレッチ樹脂層2b、第3粘着剤層3c、芯材層1、第2粘着剤層3b及び第1ストレッチ樹脂層2aがこの順に形成されたテープピース3が得られた。テープピース3をボビンに巻き取った。<第4工程>
剥離紙に、前述した粘着剤組成物を、乾燥後の厚みが50μmになるようにアプリケーターを用いて塗工した。粘着剤組成物が塗布された部分から連続的に100℃で2分間乾燥させることにより、剥離紙上に第1粘着剤層3aを形成した。
【0063】
次いで、テープピース3を繰り出し、第1粘着剤層3aが形成された剥離紙の粘着剤層3aが形成された面とテープピース3の第1ストレッチ樹脂層2aが形成された面とを合わせて、一対の圧接ローラにて連続的に圧接した。圧接された部分から、第1粘着剤層3a上に配置された剥離紙を剥離して、巻き取りボビンに巻き取った。
【0064】
このようにして、図2に断面を示す両面粘着テープが得られた。このテープは、第4粘着剤層3d、第2ストレッチ樹脂層2b、第3粘着剤層3c、芯材層1、第2粘着剤層3b、第1ストレッチ樹脂層2a、第1粘着剤層3aがこの順に積層されたものである。テープ厚さは0.8mmである。さらに、第4粘着剤層3dは剥離紙上に配置されている。
<ボールタック>
実施例1により得られた両面粘着テープのJIS  0237の方法で測定したボールタックは、No.8であった。
<粘着力>
実施例1により得られた両面粘着テープのJIS  0237の方法で測定した粘着力は10N/20mmであった。
保持力>
実施例1により得られた両面粘着テープのJIS  0237の方法で測定した保持力は0mmであった。
<剪断保持力>
実施例1により得られた両面粘着テープの25mm×25mmの試験片を作製した。図3に示すように、一対のステンレス板(JIS−Z−0237)の両端部分をこの試験片を用いて貼合し、さらに試験片で貼合されたステンレス板対を2kg加重を負荷したロール間を1往復通過させた。
【0065】
次いで、図3に示すように、一方のステンレス板の一端を支持し他方のステンレス板に垂直に1kgの加重をかけた状態で放置した、24時間後のズレの状態を観察したところ剪断保持力は0mmであった。
<引張強度・伸度>
実施例1により得られた両面粘着テープについて、JIS Z−0237に準拠して、引張強度及び伸度を測定したところ、破断時の引張強度は40N/mmであり、伸度は900%であった。
<分割強度>
実施例1により得られた両面粘着テープについて幅20mm、長さ100mmの試験片を作製した。この試験片の片面をメタアクリル酸樹脂からなる板に貼合し、固定した。このように固定された試験片のメタアクリル酸樹脂に固定されていない側のストレッチ層部分に対して、テープ面に対して90度の方向に300mm/分間の速度で力を加え、芯材層が厚さ方向に分割されたときの力の大きさを測定した。このときの分割強度Aは、2.5N/20mmであった。
【0066】
また、同様の試験片をメタアクリル酸樹脂板で挟んだものを、2kg加重を負荷したロール間を1往復通過させることにより、メタアクリル酸樹脂板を試験片で貼合した。次いで、一方のメタアクリル酸樹脂板に対してテープ面に対して90度の方向(テープ厚さ方向)に300mm/分間の速度で力を加え、芯材層が分割したときの力の大きさを測定した。このときの分割強度Bは、13N/20mmであった。なお、芯材層は、13N/20mm以上の力を加えることにより、厚さ方向の略中央部分で2分割された。
<芯材層の分割後の状態の観察>
i) 分割強度A測定後に、メタアクリル酸樹脂板上に残った粘着剤層、ストレッチ樹脂層、粘着剤層及び分割された芯材層からなる部分は、手で長さ方向に伸ばしながら引っ張ることにより、板上に粘着剤層が残ることなく板から剥離された。
ii)  また、分割強度B測定後に、両メタアクリル酸樹脂板上に残った粘着剤層、ストレッチ樹脂層、粘着剤層及び分割された芯材層からなる部分も、手で長さ方向に伸ばしながら引っ張ることにより、板上に粘着剤層が残ることなく板から剥離された。
iii)  実施例1により得られた両面粘着テープについて、幅3cm、長さ100cmの試験片を作製した。塩化ビニル製モール(幅5cm×長さ100cm)と塩化ビニル製の床とを、この試験片を用いて貼合し、強く圧着した。
【0067】
1週間後、モール端部を手で垂直方向に引き上げ、床面からモールを分離した。モール及び床面上に残った粘着剤層、ストレッチ樹脂層、粘着剤層及び分割された芯材層からなる部分も、手で長さ方向に伸ばしながら引っ張ることにより、板上に粘着剤層が残ることなく板から剥離された。
【0068】
【発明の効果】
本発明によると、長尺の被着体と被着面とを貼合するのに用いても、この被着体を被着面から分離した後に被着体や被着面に粘着テープの全部又は一部が残り難い両面粘着テープが提供される。
【0069】
さらにいえば、本発明の両面粘着テープは、芯材層が、第1粘着剤層、第1ストレッチ樹脂層及び第2粘着剤層からなる第1ストレッチ部と第3粘着剤層、第2ストレッチ樹脂層及び第4粘着剤層からなる第2ストレッチ部とを分離可能に分割されるものであることから、長尺の被着体を被着面に貼合するのに用いても、使用後に被着体に手等で力を加えることにより芯材層が分割されて、被着体を被着面から分離することができる。
【0070】
また、分離された被着体及び被着面には、第1粘着剤層、第1ストレッチ樹脂層、第2粘着剤層及び分割された芯材層、又は、第3粘着剤層、第2ストレッチ樹脂層、第4粘着剤層及び分割された芯材層が付着しているが、これらを長さ方向に引っ張ることにより、ストレッチ樹脂層が伸長し、その伸長に追従して粘着剤層が薄くなり、さらにはストレッチ樹脂層が一部露出するため、粘着力が弱くなり、これらを簡単に被着体及び被着面から剥がすことができる。また、被着体及び被着面に粘着剤やその他の本発明のテープの一部分が残り難い。これにより、使用済みの被着体をリサイクルに供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】芯材層の分割状態を説明する図である。
【図2】本発明の1実施例である両面粘着テープの断面図である。
【図3】本発明の両面粘着テープの剪断保持力の測定方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 芯材層
2a 第1ストレッチ樹脂層
2b 第2ストレッチ樹脂層
3a 第1粘着剤層
3b 第2粘着剤層
3c 第3粘着剤層
3d 第4粘着剤層
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a case where a wiring mall or a floor molding is bonded to a wall or a floor; a case where an ashtray, a compass, a mobile phone holder, an aromatic deodorant, etc. are bonded to a dashboard of a car; The present invention relates to a double-sided pressure-sensitive adhesive tape used for bonding and the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a double-sided pressure-sensitive adhesive tape, a tape in which a pressure-sensitive adhesive layer is provided on both sides of a base material layer made of a resin is widely used. This double-sided pressure-sensitive adhesive tape is used after the adherend and the adherend surface are attached to each other, and when the adherend is separated from the adherend surface, the adhesive or the base material layer adheres to the adherend or the adherend surface. They remain as they are, and it is difficult to remove them.
[0003]
Also known is a double-sided pressure-sensitive adhesive tape in which a pressure-sensitive adhesive layer is formed on both sides of a base layer made of paper. With this adhesive tape, when the used adherend is separated from the adherend surface, the base material layer is divided into two parts in the thickness direction, and the adhesive and a part of the base material layer remain on the adherend and the adherend surface. And it is difficult to remove them.
[0004]
For this reason, adherends such as resin molded products bonded to a wall or the like using these double-sided adhesive tapes are difficult to recycle after use.
[0005]
Further, as a double-sided adhesive tape in which the adhesive does not remain on the adherend or the adherend after the adherend is separated from the adherend, adhesive layers are formed on both sides of a stretch layer made of a resin that extends very well. Things are also known. This double-sided pressure-sensitive adhesive tape is used with one end extending from the bonding surface, and when separating the adherend from the bonding surface, hold one end of the double-sided pressure-sensitive adhesive tape extended from the bonding surface. Pull. Thereby, the double-sided adhesive tape is pulled out from the bonding surface, and the adherend can be separated from the adherend surface. This is because when the stretch resin layer is stretched by pulling by hand, the pressure-sensitive adhesive layer follows the elongation and the pressure-sensitive adhesive layer becomes thinner, resulting in a weaker adhesive force. It comes off.
[0006]
However, the double-sided pressure-sensitive adhesive tape having the stretch resin layer can be formed only to a length of at most about several cm. This is because if the tape is formed too long, the entire tape cannot be pulled out from between the bonding surfaces of the adherend even if the tape is pulled with one end, and the tape is cut in the middle. Therefore, this double-sided pressure-sensitive adhesive tape is difficult to use when bonding a long adherend to a wall surface or the like.
[0007]
Adherends, such as long resin molded products, are used especially for business use, and when recycling after use is required, if a part of the adhesive tape adheres to the resin molded product, etc., it will be recycled. hard. For this reason, there is a strong demand for a double-sided pressure-sensitive adhesive tape in which all or a portion of the tape hardly remains on the adherend or the adherend surface after use even when used for such a long adherend.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention is also used for laminating a long adherend and an adherend surface, or after separating the adherend from the adherend surface, all or all of the adhesive tape on the adherend or adherend surface. A main object is to provide a double-sided pressure-sensitive adhesive tape in which a part is hardly left.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present inventor has conducted repeated studies and found the following findings. A double-sided pressure-sensitive adhesive tape having a pressure-sensitive adhesive layer, a stretch resin layer and a pressure-sensitive adhesive layer provided in this order on both sides of a core material layer made of a material that can be divided in the thickness direction, is used to attach a long adherend and an adherend surface. After use in the combined state, two parts including the pressure-sensitive adhesive layer, the stretch resin layer and the pressure-sensitive adhesive layer can be separated from each other by applying a force by hand or the like in the thickness direction, for example. Thereby, the adherend can be easily separated from the adherend surface. As a material of such a core material layer, foamed resin, paper or nonwoven fabric can be adopted.
[0010]
An adhesive layer, a stretch resin layer, an adhesive layer, and a divided core material layer adhere to the adherend and the adherend surface separated in this manner, and are pulled in the tape length direction. Thereby, the stretch resin layer is stretched, and the pressure-sensitive adhesive layer is thinned accordingly, and furthermore, the stretch resin layer is partially exposed, so that the pressure-sensitive adhesive tape adhered to the adherend can be easily peeled off. Further, the adhesive hardly remains on the adherend and the adherend surface after the adhesive tape is peeled off.
[0011]
Based on the above findings, the present invention provides the following double-sided pressure-sensitive adhesive tapes.
[0012]
Item 1. A first pressure-sensitive adhesive layer, a first stretch resin layer, a second pressure-sensitive adhesive layer, a core material layer, a third pressure-sensitive adhesive layer, a second stretch resin layer, and a fourth pressure-sensitive adhesive layer laminated in this order; Has a first stretch portion comprising a first adhesive layer, a first stretch resin layer and a second adhesive layer, and a second stretch portion comprising a third adhesive layer, a second stretch resin layer and a fourth adhesive layer. Double-sided adhesive tape which can be divided so as to be separable.
[0013]
Item 2.両 面 The double-sided pressure-sensitive adhesive tape according to item 1, wherein the core material layer is made of a foamed resin.
[0014]
Item 3.両 面 The double-sided pressure-sensitive adhesive tape according to item 1, wherein the core material layer is made of paper.
[0015]
Item 4.両 面 The double-sided pressure-sensitive adhesive tape according to item 1, wherein the core material layer is made of a nonwoven fabric.
[0016]
Item 5.引 張 The tensile strength of the first stretch resin layer and / or the second stretch resin layer is 30 to 50 N / mm2Item 6. The double-sided pressure-sensitive adhesive tape according to any one of Items 1 to 4, wherein
[0017]
Item 6. Item 6. The double-sided pressure-sensitive adhesive tape according to any one of Items 1 to 5, wherein the first stretch resin layer and / or the second stretch resin layer has an elongation at break of 300 to 1200%.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
Basic configuration
The double-sided pressure-sensitive adhesive tape of the present invention comprises a first pressure-sensitive adhesive layer, a first stretch resin layer, a second pressure-sensitive adhesive layer, a core material layer, a third pressure-sensitive adhesive layer, a second stretch resin layer, and a fourth pressure-sensitive adhesive layer in this order. A first stretch portion and a third adhesive layer, a second stretch resin layer, and a fourth adhesive layer, wherein the core material layer is laminated and includes a first adhesive layer, a first stretch resin layer, and a second adhesive layer. And a second stretch portion made of the same.
Core layer
The core material layer only needs to be capable of separating the first stretch portion and the second stretch portion so as to be separable. Furthermore, the core material layer is capable of separating the first stretch portion and the second stretch portion so that the first stretch portion and the second stretch portion can be separated by applying a force, for example, by hand or the like in a thickness direction, a surface direction, or a middle direction of the tape. I just need. The state of division depends on the material of the core layer. When the core material layer is divided into two or three or more layers in the thickness direction (A) as shown in FIGS. Examples include the case of breaking (B) and the case of not being layered but being irregularly divided into two or three or more portions in the thickness direction (C).
[0019]
Examples of the material of the core layer include foamed resin, paper, and nonwoven fabric. Among them, a foamed resin is preferable.
<Foam resin>
As the resin, a resin known per se can be used. Examples of such known resins include polyethylene, polyurethane, polyvinyl alcohol, EPDM, polyvinyl chloride, poly (meth) acrylic acid, and poly (meth) acrylate. Among them, polyethylene, polyurethane, polyvinyl alcohol and EPDM are preferred, and polyethylene and polyurethane are most preferred.
i) polyethylene
As the polyethylene, any of high-density polyethylene, medium-density polyethylene, and low-density polyethylene can be used. In addition, any of a straight-chain or substantially straight-chain structure and a structure having many branches can be used. In particular, those having a medium density or lower are preferable, and those having a low density are more preferable. A density of about 0.9 to 0.96, particularly about 0.9 to 0.93 is preferable.
ii) Polyurethane
The polyurethane is not particularly limited, and any known polyurethane can be used without limitation.
[0020]
The polyisocyanate constituting the polyurethane is not particularly limited, and a polyisocyanate known as a raw material of the polyurethane can be selected from a wide range and used.
[0021]
Examples of such polyisocyanates include 4,4'-diphenylmethane diisocyanate (MDI), water-added MDI, 4,4'-biphenyl diisocyanate tolidine diisocyanate, isophorone diisocyanate, 1,3-xylylene diisocyanate, and 1,4-xylene diisocyanate. , P-tetramethylxylene diisocyanate, m-tetramethylxylene diisocyanate, 2,4-tolylene diisocyanate, 2,6-tolylene diisocyanate, 1,5-naphthalene diisocyanate, m-phenylene diisocyanate, p-phenylene diisocyanate, triphenyl Methane triisocyanate, 4,4'-dicyclohexylmethane diisocyanate, 1,4-tetramethylene diisocyanate, 1,6-hexamethylene Isocyanate, 1,8-octamethylene diisocyanate, L-lysine diisocyanate, 1,6,11-undecane triisocyanate, 4,4 ′, 4 ″ -triphenylmethane triisocyanate, 2,4,4′-biphenyl triisocyanate And 2,4,4'-diphenylmethane triisocyanate.
[0022]
These can be used alone or in combination of two or more.
[0023]
As the polyol, a known polyol as a raw material for polyurethane can be selected from a wide range and used. Examples of such a polyol include polyether diol and polyester diol.
[0024]
Examples of the polyether diol include ethylene glycol, diethylene glycol, propylene glycol, dipropylene glycol, trimethylene glycol, tetramethylene glycol (1,3- or 1,4-butylene glycol), tetramethylene ether glycol, neopentyl glycol, One or two or more of polymers or copolymers such as 6-hexamethylene glycol and bisphenol A, or one or more of these low molecular weight glycols, such as ethylene oxide, propylene oxide, butylene oxide, tetrahydrofuran, and styrene oxide Examples obtained by adding the above can be exemplified.
[0025]
Polyester diols include ethylene glycol, diethylene glycol, propylene glycol, dipropylene glycol, trimethylene glycol, tetramethylene glycol (1,3- or 1,4-butylene glycol), tetramethylene ether glycol, neopentyl glycol, 1,6 One or two of hexamethylene glycol, decamethylene glycol, bisphenol A, bisphenol F, p-xylylene glycol, 1,4-cyclohexanediol, 1,4-cyclohexanedimethanol, or an alkylene oxide adduct thereof; And above, malonic acid, maleic acid, succinic acid, adipic acid, glutaric acid, pimelic acid, sebacic acid, oxalic acid, phthalic acid, isophthalic acid, terephthalic acid, hexahydrophthalate A polyester diol obtained by reacting one or more kinds of acids or the like; a polyester diol obtained by ring-opening polymerization of a cyclic ester such as propiolactone, butyrolactone, or caprolactone; And polyester diols obtained by reacting the glycol, dibasic acid and cyclic ester. These can be used alone or in combination of two or more.
[0026]
Polyurethane can be produced according to a conventional method by arbitrarily combining these polyisocyanates and polyols.
[0027]
The expansion ratio varies depending on the type of resin and the thickness of the core material layer, but can be, for example, about 5 to 50 times, preferably about 30 to 40 times. If the expansion ratio is too low, the core layer is difficult to be divided when separating between adherends after use. On the other hand, if the expansion ratio is too high, the adherend and the adherend surface are stuck to each other and the adherend is easily peeled off from the adherend surface during use. Such a problem does not occur within the scope of the present invention.
[0028]
Specific examples of foamed polyethylene include, for example, Minafoam manufactured by Sakai Chemical Co., Ltd., and specific examples of foamed polyurethane include, for example, Super Seal manufactured by Nippon Sharma Co., Ltd.
[0029]
To the resin used as the core material layer, known additives such as antioxidants, plasticizers, fillers, antistatic agents, antifungal agents, coloring agents, flame retardants, and foaming agents are added as additives for resin molded products. can do.
<Paper>
The paper may be any paper as long as it can be divided in the thickness direction, and any paper made of natural material or resin can be used. In the case of resin-made paper, examples of the resin include polyethylene, polyurethane, polyvinyl alcohol, EPDM, polyvinyl chloride, poly (meth) acrylic acid, poly (meth) acrylate, polypropylene, nylon, and polyester. Can be Polyethylene and polyurethane are as described for the foamed resin.
<Non-woven fabric>
As the nonwoven fabric, both long-fiber nonwoven fabric and short-fiber nonwoven fabric can be used. The nonwoven fabric material is not particularly limited, and a resin known per se can be used. Such known resins include polyethylene, polyurethane, polypropylene, nylon, polyester and the like. Polyethylene and polyurethane are as described for the foamed resin. Particularly, polypropylene is preferable.
[0030]
As a specific example of the nonwoven fabric, for example, ELTAS manufactured by Asahi Kasei Co., Ltd. manufactured by a spun bond method may be mentioned.
<Thickness of core material layer>
The thickness of the core layer depends on the type of the resin and the type of the core layer, but can be generally about 0.1 to 15 mm, preferably about 0.5 to 2 mm. If the base material layer is too thin, it is difficult to divide the base material into two parts. Conversely, if the base material layer is too thick, the adherend is likely to peel off due to the division of the core material layer during use with the adherend adhered to the surface to be adhered. Such a problem does not occur within the scope of the present invention.
Stretch resin layer
The stretch resin layer may be any as long as it stretches so that the pressure-sensitive adhesive layer becomes thin enough to separate from the adherend and the adherend surface following the stretch.
As the resin, a resin known as a stretch layer material can be used. Examples of such known resins include polyethylene, polypropylene, polybutadiene, polyvinyl chloride, nylon, vinylon, ethylene-vinyl acetate copolymer, acrylic resin, polystyrene, polyurethane, and polyvinyl alcohol. These materials can be used alone or in combination of two or more. The stretch resin layer may be a layer obtained by laminating two or more films made of different materials. Particularly, polyethylene, polypropylene, nylon, vinylon, and ethylene-vinyl acetate copolymer are preferable, and polyethylene (particularly, linear low-density polyethylene) is most preferable.
[0031]
The stretch resin layer may or may not be foamed. In the case of a foamed resin, the expansion ratio can be, for example, about 5 to 50 times, preferably about 5 to 15 times. If the expansion ratio is too low, the stretchability is good, that is, the tensile strength is high, and it is difficult to stretch by hand. Such a problem does not occur within the scope of the present invention.
[0032]
In the stretch resin layer, known additives such as an antioxidant, a plasticizer, a filler, an antistatic agent, a fungicide, a coloring agent, a flame retardant, a surfactant, and a slip agent are added as additives of the resin molded product. Can be added.
[0033]
Specific examples of the material of the stretch resin layer include polyethylene films such as Tamapoly UB manufactured by Takiron Co., polypropylene films such as Bayren manufactured by Toyobo Co., butadiene foam such as Calsoft manufactured by Takiron Co., Sekisui Chemical Co., Ltd. and Toray Industries, Ltd. Examples include a co-extruded multilayer film of polyethylene and an ethylene-vinyl acetate copolymer by Synthetic Film Co., Ltd.
[0034]
The stretch resin layer has a tensile strength of, for example, 10 to 100 N / mm.2Degree, preferably 30-50 N / mm2Of the order. If the tensile strength is too low, the stretch resin layer is easily cut, and if it is too high, the tension for securing the stretchability increases, and the peeling feeling when pulled by hand increases. Such a problem does not occur within the scope of the present invention.
[0035]
The stretch resin layer may have an elongation at break of, for example, about 300 to 1200%, preferably about 600 to 1000%. If the elongation at break is too low, the pressure-sensitive adhesive layer will not be sufficiently thin with the elongation of the stretch resin layer, and the pressure-sensitive adhesive layer will not be discontinuous. Is likely to remain. On the other hand, if the elongation at break is too high, the adhesive tape adhered to the adherend after being separated is peeled off too much, making it difficult to peel off. Such a problem does not occur within the scope of the present invention.
[0036]
In the present invention, the tensile strength and elongation at break are values measured according to JIS Z-0237.
[0037]
For example, in the case of a layer made of polyethylene, the tensile strength and elongation at break can be set to the above ranges by appropriately setting conditions such as resin temperature, stretching distance, and cooling temperature during film processing. In general, when the resin temperature during film processing increases, the tensile strength in the film running direction decreases, and the elongation at break increases. In general, as the stretching distance increases, the tensile strength decreases, and the elongation at break increases. In general, when the cooling temperature is high, the tensile strength decreases and the elongation at break slightly increases.
[0038]
The thickness of the stretch resin layer can be, for example, about 25 to 100 μm, and preferably about 40 to 60 μm. If the thickness is too small, the stretched resin layer is easily cut when peeling off the tape adhered from the adherend after separation, and it is necessary to pull again and again, which is troublesome. On the other hand, if the thickness is too large, a strong force is required to stretch the stretch resin layer as necessary for peeling, and the feeling of peeling is deteriorated. Such a problem does not occur within the scope of the present invention.
[0039]
In addition, the stretch resin layer is a layer on which one or both surfaces are subjected to an anchor treatment such as a primer treatment, an electron beam irradiation treatment, and a corona discharge treatment in order to improve the adhesion with the pressure-sensitive adhesive layer. Can be. The conditions of the electron beam irradiation treatment or corona discharge treatment include, for example, conditions of about 10 to 13 A and about 13 m / min, whereby a stretch resin layer having a surface roughness of 30 to 40 dynes is obtained. The thickness of the primer layer can be, for example, about 0.1 to 5 μm, and preferably about 0.1 to 0.5 μm.
[0040]
In the double-sided pressure-sensitive adhesive tape of the present invention, the first stretch resin layer and the second stretch resin layer may be the same or different from each other in terms of material, tensile strength, elongation at break or thickness. . For example, when there is a remarkable difference in the material and surface condition between the adherends to be bonded (for example, the adherend such as a molded product and the adherend surface), the adherence with the adhesive layer is good. When the stretch resin layer disposed on the adherend side is thicker than the stretch resin layer disposed on the adherend having poor adhesion to the adhesive, the feeling of peeling is better than when a stretch resin layer having the same thickness is used.
Adhesive layer
The pressure-sensitive adhesive layer can be a layer made of a material known as a pressure-sensitive adhesive used for a pressure-sensitive adhesive tape. Examples of such known adhesive bases include acrylic adhesives, rubber adhesives, urethane adhesives, silicone adhesives, vinyl acetate adhesives, and ethyl acetate / water emulsion adhesives. No. Among them, an acrylic pressure-sensitive adhesive is preferable.
[0041]
Specific examples of the base of such an adhesive include an acrylic adhesive such as Sibinol manufactured by Seiden Chemical Co., a rubber-based adhesive such as Bond G manufactured by Konishi, and a urethane such as Vinsole manufactured by Oyster Oil and Fat. And the like.
[0042]
In addition, a tackifier resin may be blended in the base of the pressure-sensitive adhesive. In some cases, a commercially available adhesive base itself contains a tackifier resin. As the tackifier resin, those known per se can be used without limitation. Examples of such known tackifier resins include rosin ester resins, hydrocarbon resins, terpene resins, and pure monomer resins. Glycerin and fatty acids can also be exemplified as tackifiers.
[0043]
Specific examples of the tackifier resin include, for example, rosin ester resins such as Arakawa Chemical's ester gum, hydrocarbon resins such as Nippon Zeon's Quitton, terpene resins such as Yasuhara Yushi's YS resin, A pure monomer resin such as Crystallex manufactured by Hercules Inc. may be used.
[0044]
The amount of the tackifier resin used can be, for example, about 5 to 50% by weight, preferably about 5 to 20% by weight, based on the pressure-sensitive adhesive base. If the amount of the tackifier resin is too small, the adhesiveness and tackiness become insufficient, and if it is too large, the adhesiveness and tackiness become insufficient. Such a problem does not occur within the scope of the present invention.
[0045]
In the pressure-sensitive adhesive layer, a plasticizer and a filler are used. Known additives can be used as additives for pressure-sensitive adhesives such as antioxidants, crosslinking agents, coloring agents, and catalysts.
[0046]
The thickness of the pressure-sensitive adhesive layer varies depending on the material of the pressure-sensitive adhesive layer, the unevenness of the surface of the stretch resin layer, the presence or absence of an anchor layer, and the like, but can be, for example, about 10 to 100 μm, and preferably about 30 to 60 μm. If the pressure-sensitive adhesive layer is too thick, the adhesion to the stretch resin layer is reduced, and the pressure-sensitive adhesive is likely to remain on the adherend or the adherend surface, or the stretch resin layer is prevented from elongating. Further, if the pressure-sensitive adhesive layer is too thin, the adhesiveness to the adhered surface is deteriorated, and it becomes difficult to divide the core material layer. Such a problem does not occur within the scope of the present invention.
[0047]
In the double-sided pressure-sensitive adhesive tape of the present invention, the first, second, third, and fourth pressure-sensitive adhesive layers may be the same or different in terms of material, thickness, properties, and the like.
Ratio of thickness of each layer
The ratio of the thickness of each layer described above is such that the ratio of the core material layer: the stretch resin layer: the pressure-sensitive adhesive layer is usually about 1: 0.01: 0.01 to 1: 0.25: 0.25, particularly 1: 0. The ratio is preferably about 05: 0.05 to 1: 0.15: 0.15.
Various characteristics
The ball tack measured by the method described in the examples of the double-sided pressure-sensitive adhesive tape of the present invention was No. No. 2 to about 20; It is preferably about 5 to 10. The adhesive strength measured by the method described in the examples is preferably about 2 to 20 N / 20 mm, particularly preferably about 5 to 10 N / 20 mm. The holding force measured by the method described in the examples is preferably about 0 to 2 mm, particularly preferably about 0 to 1 mm. Further, the shear retention force measured by the method described in the examples is preferably about 0 to 2 mm, particularly preferably about 0 to 1 mm. The ball tack measured by the method described in the examples is preferably about 2 to 20, particularly about 5 to 10. Tensile strength measured by the method described in Examples is 10 to 100 N / mm.2Degree, especially 30-50N / mm2It is preferred that it is about. The elongation measured by the method described in the examples is preferably about 300 to 1200%, particularly preferably about 600 to 1000%. The split strength A measured by the method described in the examples is preferably about 1 to 10 N / 20 mm, particularly preferably about 2 to 5 N / 20 mm, and the split strength B measured by the method described in the examples is 1 to 20 N / 20 N / 20 mm. / 20 mm, particularly preferably about 5 to 15 N / 20 mm.
Production method
The double-sided pressure-sensitive adhesive tape of the present invention can be produced, for example, by the following method.
[0048]
As a first step, the pressure-sensitive adhesive composition containing the pressure-sensitive adhesive raw material is applied to release paper using an applicator or the like, and the pressure-sensitive adhesive composition is continuously applied at about 80 to 105 ° C. from the portion where the pressure-sensitive adhesive composition is applied. By drying for about 5 to 2 minutes, a fourth pressure-sensitive adhesive layer is formed on the release paper.
[0049]
Next, the surface on which the fourth pressure-sensitive adhesive layer is formed and the sheet to be the second stretch resin layer are pressed together by, for example, a pressure roller, so that the fourth pressure-sensitive adhesive layer and the second stretch resin layer are formed on the release paper. The tape piece 1 formed in this order is wound up.
[0050]
In the second step, a third pressure-sensitive adhesive layer is formed on release paper in the same manner as described above. Next, the tape piece 1 is paid out, and the third pressure-sensitive adhesive layer and the surface of the tape piece 1 on which the second stretch resin layer is formed are continuously pressed together.
[0051]
Further, the release paper is peeled off to expose the third pressure-sensitive adhesive layer, and the sheet to be the core material layer is continuously and continuously pressed from the exposed third pressure-sensitive adhesive layer portion. The thus obtained tape piece 2 having a fourth pressure-sensitive adhesive layer, a second stretch resin layer, a third pressure-sensitive adhesive layer and a core material layer formed in this order on a release paper is wound up.
[0052]
As a third step, a second pressure-sensitive adhesive layer is formed on release paper. Next, the second pressure-sensitive adhesive layer and the surface of the tape piece 3 on which the core material layer is formed are continuously pressed together.
[0053]
Further, the release paper is peeled off to expose the second pressure-sensitive adhesive layer, and the sheet to be the first stretch resin layer is continuously pressed from the exposed second pressure-sensitive adhesive layer portion together. The tape piece 3 obtained by forming a fourth adhesive layer, a second stretch resin layer, a third adhesive layer, a core material layer, a second adhesive layer, and a first stretch resin layer on the release paper in this order. Take up.
[0054]
In the fourth step, the first pressure-sensitive adhesive layer is formed on the release paper as described above. Next, the first pressure-sensitive adhesive layer and the surface of the tape piece 3 on which the first stretch resin layer is formed are continuously pressed together. Further, the release paper placed on the first pressure-sensitive adhesive layer is peeled off and wound on a winding bobbin.
[0055]
In this way, the fourth adhesive layer, the second stretch resin layer, the third adhesive layer, the core material layer, the second adhesive layer, the first stretch resin layer, and the first adhesive layer are formed on the release paper. The double-sided pressure-sensitive adhesive tape of the present invention laminated in order is obtained.
[0056]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples and test examples, but the present invention is not limited to these examples.
Example 1
A double-sided pressure-sensitive adhesive tape was manufactured by the following four steps.
<First step>
100 parts by weight of Sybinol manufactured by Saiden Chemical Co., Ltd., which is an acrylic adhesive, 3 parts by weight of Coronate L55E (manufactured by Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd.) as a cross-linking agent, and 3 parts by weight of ethyl acetate as a diluting solvent are blended. The mixture was stirred for minutes to obtain a pressure-sensitive adhesive composition. This was applied to release paper using an applicator such that the thickness of the dried adhesive layer was 50 μm. The fourth pressure-sensitive adhesive layer 3d was formed on the release paper by continuously drying at 100 ° C. for 2 minutes from the portion where the pressure-sensitive adhesive composition was applied.
[0057]
Next, the surface of the release paper on which the fourth pressure-sensitive adhesive layer 3d is formed, on which the pressure-sensitive adhesive layer 3d is formed, and a 50 μm thick Tamapoly UV (linear low-density polyethylene) having a thickness of 50 μm as the second stretch resin layer 2b. And pressed continuously with a pair of pressing rollers. Thereby, the tape piece 1 in which the fourth adhesive layer 3d and the second stretch resin layer 2b were formed in this order on the release paper was obtained. A continuously formed tape piece 1 was wound around a bobbin.
<Second step>
The above-mentioned pressure-sensitive adhesive composition was applied to a release paper using an applicator so that the thickness after drying was 50 μm. The third pressure-sensitive adhesive layer 3c was formed on the release paper by continuously drying at 100 ° C. for 2 minutes from the portion where the pressure-sensitive adhesive composition was applied.
[0058]
Next, the tape piece 1 is fed out, and the surface of the release paper on which the third adhesive layer 3c is formed is aligned with the surface of the tape piece 1 on which the second stretch resin layer 2b is formed. , And were continuously pressed by a pair of pressure rollers.
[0059]
Further, the release paper is peeled to expose the third pressure-sensitive adhesive layer 3c, and the core material layer is made of 0.5 mm thick Minafoam manufactured by Sakai Chemical Co., Ltd. continuously from the exposed third pressure-sensitive adhesive layer 3c. The sheets were combined and continuously pressed by a pair of pressing rollers. As a result, a tape piece 2 having the fourth pressure-sensitive adhesive layer 3d, the second stretch resin layer 2b, the third pressure-sensitive adhesive layer 3c, and the core material layer 1 formed on the release paper in this order was obtained. A continuously formed tape piece 2 was wound around a bobbin.
<Third step>
The above-mentioned pressure-sensitive adhesive composition was applied to a release paper using an applicator so that the thickness after drying was 50 μm. The second pressure-sensitive adhesive layer 3b was formed on the release paper by continuously drying at 100 ° C. for 2 minutes from the portion where the pressure-sensitive adhesive composition was applied.
[0060]
Next, the tape piece 2 is paid out, and the surface of the release paper on which the second adhesive layer 3b is formed, on which the adhesive layer 3b is formed, and the surface of the tape piece 2, on which the core material layer 1 is formed, are joined to form a pair. Were continuously pressed by the pressure roller.
[0061]
Further, the release paper is peeled off to expose the second pressure-sensitive adhesive layer 3b, and from the exposed second pressure-sensitive adhesive layer 3b portion, a 50 μm-thick Tamapoly UV (straight-chain) as a first stretch resin layer is manufactured. (Low-density polyethylene) were continuously pressed together by a pair of pressing rollers.
[0062]
Thereby, the fourth adhesive layer 3d, the second stretch resin layer 2b, the third adhesive layer 3c, the core material layer 1, the second adhesive layer 3b, and the first stretch resin layer 2a are formed in this order on the release paper. A tape piece 3 was obtained. The tape piece 3 was wound on a bobbin.<Fourth step>
The above-mentioned pressure-sensitive adhesive composition was applied to a release paper using an applicator so that the thickness after drying was 50 μm. The first pressure-sensitive adhesive layer 3a was formed on release paper by continuously drying at 100 ° C. for 2 minutes from the portion where the pressure-sensitive adhesive composition was applied.
[0063]
Next, the tape piece 3 is fed out, and the surface of the release paper on which the first adhesive layer 3a is formed and the surface of the tape piece 3 on which the first stretch resin layer 2a is formed are aligned with each other. , And were continuously pressed by a pair of pressing rollers. The release paper disposed on the first pressure-sensitive adhesive layer 3a was peeled off from the pressed portion, and wound on a winding bobbin.
[0064]
Thus, a double-sided pressure-sensitive adhesive tape having a cross section shown in FIG. 2 was obtained. This tape includes a fourth adhesive layer 3d, a second stretch resin layer 2b, a third adhesive layer 3c, a core material layer 1, a second adhesive layer 3b, a first stretch resin layer 2a, and a first adhesive layer 3a. Are stacked in this order. The tape thickness is 0.8 mm. Further, the fourth pressure-sensitive adhesive layer 3d is disposed on a release paper.
<Ball tack>
The ball tack of the double-sided pressure-sensitive adhesive tape obtained in Example 1 as measured by the method of JIS # 0237 is as follows. It was 8.
<Adhesive strength>
The pressure-sensitive adhesive strength of the double-sided pressure-sensitive adhesive tape obtained in Example 1 measured by JIS # 0237 was 10 N / 20 mm.
< Holding force>
The holding power of the double-sided pressure-sensitive adhesive tape obtained in Example 1 measured by the method of JIS # 0237 was 0 mm.
<Shear retention force>
A 25 mm × 25 mm test piece of the double-sided pressure-sensitive adhesive tape obtained in Example 1 was produced. As shown in FIG. 3, both ends of a pair of stainless steel plates (JIS-Z-0237) are bonded using this test piece, and a pair of stainless steel plates bonded with the test piece is rolled with a load of 2 kg. The space was passed one round trip.
[0065]
Next, as shown in FIG. 3, one end of one stainless steel plate was supported, and the other stainless steel plate was allowed to stand with a weight of 1 kg applied vertically. Was 0 mm.
<Tensile strength and elongation>
When the tensile strength and elongation of the double-sided pressure-sensitive adhesive tape obtained in Example 1 were measured in accordance with JIS Z-0237, the tensile strength at break was 40 N / mm.2And the elongation was 900%.
<Split strength>
For the double-sided pressure-sensitive adhesive tape obtained in Example 1, a test piece having a width of 20 mm and a length of 100 mm was prepared. One side of this test piece was bonded and fixed to a plate made of methacrylic acid resin. A force is applied at a speed of 300 mm / min in a direction of 90 degrees to the tape surface on the stretch layer portion of the test piece thus fixed, which is not fixed to the methacrylic acid resin, at a speed of 300 mm / min. Was divided in the thickness direction, and the magnitude of the force was measured. At this time, the division strength A was 2.5 N / 20 mm.
[0066]
The same test piece was sandwiched between methacrylic acid resin plates, and the methacrylic acid resin plate was bonded with the test pieces by making one reciprocation pass between rolls loaded with a load of 2 kg. Next, a force is applied to one of the methacrylic acid resin plates at a speed of 300 mm / min in a direction at 90 degrees to the tape surface (tape thickness direction), and the magnitude of the force when the core material layer is divided Was measured. At this time, the division strength B was 13 N / 20 mm. In addition, the core material layer was divided into two substantially at the center in the thickness direction by applying a force of 13 N / 20 mm or more.
<Observation of the state after splitting the core layer>
i) The part consisting of the adhesive layer, the stretch resin layer, the adhesive layer, and the divided core layer remaining on the methacrylic acid resin plate after the measurement of the split strength A is pulled by hand while being stretched in the length direction by hand. As a result, the pressure-sensitive adhesive layer was peeled off from the plate without remaining on the plate.
ii) {In addition, after the measurement of the division strength B, the portion of the adhesive layer, the stretch resin layer, the adhesive layer, and the divided core layer remaining on both methacrylic acid resin plates is also extended in the length direction by hand. By pulling, the adhesive layer was peeled off from the plate without leaving an adhesive layer on the plate.
iii) Test pieces having a width of 3 cm and a length of 100 cm were prepared for the double-sided pressure-sensitive adhesive tape obtained in Example 1. Using a vinyl chloride molding (5 cm wide × 100 cm long) and a vinyl chloride floor using this test piece, they were strongly press-bonded.
[0067]
One week later, the end of the mall was vertically pulled up by hand to separate the mall from the floor. The part consisting of the adhesive layer, stretch resin layer, adhesive layer and divided core layer remaining on the mall and floor surface is also stretched by hand while stretching in the length direction, whereby the adhesive layer is formed on the board. Peeled off the plate without remaining.
[0068]
【The invention's effect】
According to the present invention, even when used for laminating a long adherend and an adherend surface, all of the adhesive tape is adhered to the adherend or the adherend surface after separating the adherend from the adherend surface. Alternatively, a double-sided pressure-sensitive adhesive tape that is hardly partially left is provided.
[0069]
Furthermore, in the double-sided pressure-sensitive adhesive tape of the present invention, the core material layer has a first stretch portion formed of a first pressure-sensitive adhesive layer, a first stretch resin layer and a second pressure-sensitive adhesive layer, a third pressure-sensitive adhesive layer, and a second stretch layer. Since the second stretch portion composed of the resin layer and the fourth pressure-sensitive adhesive layer is divided so as to be separable, even if it is used for laminating a long adherend to the adherend surface, after use, By applying force to the adherend by hand or the like, the core material layer is divided, and the adherend can be separated from the adherend surface.
[0070]
In addition, on the separated adherend and the adherend surface, the first pressure-sensitive adhesive layer, the first stretch resin layer, the second pressure-sensitive adhesive layer, and the divided core material layer, or the third pressure-sensitive adhesive layer, The stretch resin layer, the fourth pressure-sensitive adhesive layer, and the divided core material layer adhere to each other, but by pulling them in the length direction, the stretch resin layer expands, and the pressure-sensitive adhesive layer follows the expansion. Since the film becomes thinner, and furthermore, the stretch resin layer is partially exposed, the adhesive strength is weakened, and these can be easily peeled off from the adherend and the adherend surface. In addition, the adhesive and other parts of the tape of the present invention hardly remain on the adherend and the adherend surface. Thus, the used adherend can be recycled.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a divided state of a core material layer.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a double-sided pressure-sensitive adhesive tape according to one embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating a method for measuring the shear holding force of the double-sided pressure-sensitive adhesive tape of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 core material layer
2a First stretch resin layer
2b @ second stretch resin layer
3a @ First pressure-sensitive adhesive layer
3b @ second pressure-sensitive adhesive layer
3c @ 3rd adhesive layer
3d @ 4th adhesive layer

Claims (4)

第1粘着剤層、第1ストレッチ樹脂層、第2粘着剤層、芯材層、第3粘着剤層、第2ストレッチ樹脂層及び第4粘着剤層がこの順に積層されており、芯材層が、第1粘着剤層、第1ストレッチ樹脂層及び第2粘着剤層からなる第1ストレッチ部と第3粘着剤層、第2ストレッチ樹脂層及び第4粘着剤層からなる第2ストレッチ部とを分離可能に分割され得るものである両面粘着テープ。A first pressure-sensitive adhesive layer, a first stretch resin layer, a second pressure-sensitive adhesive layer, a core material layer, a third pressure-sensitive adhesive layer, a second stretch resin layer, and a fourth pressure-sensitive adhesive layer laminated in this order; Has a first stretch portion composed of a first adhesive layer, a first stretch resin layer and a second adhesive layer, and a second stretch portion composed of a third adhesive layer, a second stretch resin layer and a fourth adhesive layer. Double-sided adhesive tape which can be separated so as to be separable. 芯材層が発泡樹脂からなる請求項1に記載の両面粘着テープ。The double-sided pressure-sensitive adhesive tape according to claim 1, wherein the core material layer is made of a foamed resin. 芯材層が紙からなる請求項1に記載の両面粘着テープ。The double-sided pressure-sensitive adhesive tape according to claim 1, wherein the core material layer is made of paper. 芯材層が不織布からなる請求項1に記載の両面粘着テープ。The double-sided pressure-sensitive adhesive tape according to claim 1, wherein the core material layer is made of a nonwoven fabric.
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