JP2004067117A - Over-wrapped body - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、カップ入り即席ラーメンやカップ入り即席うどん等の被包装体にシュリンクフィルムからなる包材を用いてオーバーラップ包装が施されたオーバーラップ包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、カップ入り即席うどんやカップ入り即席ラーメン等のカップ入り商品については、カップ状や丼状の容器本体や容器本体の口部を閉塞するシート状の蓋部材に予め図柄や商品名等を印刷しておき、容器本体に内容物を収容して口部を蓋部材によって閉塞した後、透明のシュリンクフィルムによって形成された包材を用いてオーバーラップ包装を施した状態で販売されている。
【0003】
しかしながら、容器本体や蓋部材に図柄等を印刷する場合に比べて、オーバーラップ包装を施すためのシュリンクフィルムによって形成された包材自体に図柄や商品名等を印刷したほうが印刷部分がクリアに仕上がると共に、蓋部材によって容器本体の口部を閉塞する際、容器本体の印刷部分と蓋部材の印刷部分との位置合わせ等を考慮しなくてもよいので、近年では、容器本体や蓋部材には印刷を行わずに、図柄や商品名等が予め印刷された包材を用いてオーバーラップ包装を施すことが望まれており、一部のカップ入り商品等については、既に、内面の略全面に特徴的な図柄や背景等が印刷された包材を用いてオーバーラップ包装が施されるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、容器本体の口部を閉塞するシート状の蓋部材は、通常、摘み部を除いて、容器本体におけるフランジ部の外径と同一径に設定されており、フランジ部の周縁と蓋部材の周縁とが一致するように両者を位置合わせした状態で、蓋部材がフランジ部の上面にヒートシールされるようになっているが、フランジ部に対する蓋部材の位置合わせを精度よく行うことは難しく、0.5mm程度のずれが生じることは避けられないので、製造されたカップ入り商品には、フランジ部の上面が一部露出した状態で、蓋部材がフランジ部の上面にヒートシールされているものが数多く存在しているのが現状である。
【0005】
また、オーバーラップ包装用の包材は、カップ入り商品等の被包装体を包み込む際、溶断シールされるので、溶断シール部分に十分なシール強度を確保するために、印刷面となる包材の内面にコロナ放電処理が施されておらず、コロナ放電処理が施されていないフィルム表面(ぬれ指数が32〔mN/m〕以下程度)に形成された印刷層は、基本的に剥離しやすいといった性質を有している。
【0006】
また、コロナ放電処理が施されていないフィルム表面に対する印刷インキの付着強度を高めるためには、塩素化ポリプロピレン等のバインダが含有された特定の印刷インキを使用しなければならないが、こういった印刷インキは、バインダの粘着性等によってフィルム表面への付着性能を高めているので、このような印刷インキによって形成された印刷層が他の物体に接触すると、その付着性能によって接触した他の物体にも容易に付着してしまう性質を有している。また、容器本体は、断熱性を有する発泡ポリスチレンシートを成形し、フランジ部の外周を刃物等で打ち抜くことによって製造されているため、フランジ部の外周縁(角部)が微細なギザギザ形状となり易い。
【0007】
従って、上述したように、容器本体におけるフランジ部の上面が一部露出した状態で、蓋部材がフランジ部の上面にヒートシールされたカップ入り商品に対して、内面の略全面に印刷層が形成された包材を用いてオーバーラップ包装を施すと、カップ入り商品を包み込んだ包材を加熱収縮させる際、上面が露出しているフランジ部のギザギザした上端角部が、包材の内面に形成された剥離または付着しやすい印刷層に食い込んだ状態で、包材がカップ入り商品の天面側または周面側に移動することになるので、フランジ部の上端角部によって印刷層が部分的に剥ぎ取られて、だし汁やスープを飲む際に口を付ける部分である容器本体におけるフランジ部の上端角部に転移する場合があり、衛生上及び外観上好ましくないといった問題がある。
【0008】
そこで、この発明の課題は、包材の内面に形成された印刷層が、容器本体のフランジ部に転移するのを確実に防止することができるオーバーラップ包装体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、径方向外側に張り出すフランジ部を上端部に有するカップ状または丼状の容器本体に内容物を収容した状態で、前記フランジ部の上面にシート状の蓋部材が固着された被包装体を、内面の略全面に印刷層が形成されたシュリンクフィルムからなる包材によって包み込んでオーバーラップ包装を施したオーバーラップ包装体において、前記蓋部材を前記容器本体の前記フランジ部に固着する際、前記フランジ部に対して前記蓋部材が位置ずれを起こした場合でも、前記フランジ部の上面が露出しないように、前記蓋部材の外径を、前記フランジ部の外径よりも大きく設定したことを特徴とするオーバーラップ包装体を提供するものである。
【0010】
以上のように、このオーバーラップ包装体は、フランジ部に対する蓋部材の位置ずれを考慮して、蓋部材の外径が、フランジ部の外径よりも大きく設定されているので、蓋部材がフランジ部の外径と同一径に設定されている従来のオーバーラップ包装体とは異なり、フランジ部に対して蓋部材が位置ずれを起こした場合でも、フランジ部の上面が露出することがない。従って、被包装体を包み込んだ包材を加熱収縮させる際、フランジ部のギザギザした上端角部が包材の内面に形成された印刷層に食い込んで印刷層を剥離することがなく、包材の内面に形成された印刷層が、容器本体のフランジ部の上端角部に転移するのを確実に防止することができる。
【0011】
また、上記の課題を解決するため、請求項2にかかる発明は、径方向外側に張り出すフランジ部を上端部に有するカップ状または丼状の容器本体に内容物を収容した状態で、前記フランジ部の上面にシート状の蓋部材が固着された被包装体を、内面の略全面に印刷層が形成されたシュリンクフィルムからなる包材によって包み込んでオーバーラップ包装を施したオーバーラップ包装体において、前記容器本体における前記フランジ部の外周縁を下方側に湾曲させたことを特徴とするオーバーラップ包装体を提供するものである。
【0012】
以上のように、このオーバーラップ包装体は、容器本体におけるフランジ部の外周縁を下方側に湾曲させることによって、被包装体を包み込んだ包材を加熱収縮させる際、フランジ部のギザギザした角部が包材の内面に形成された印刷層に食い込みにくい状態となっているので、フランジ部のギザギザした角部によって包材の印刷層が容易に剥離されることがなく、フランジ部の外周縁が下方側に湾曲していない従来のオーバーラップ包装体とは異なり、包材の内面に形成された印刷層が容器本体のフランジ部の角部に転移するのを確実に防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1(a)、(b)に示すように、このオーバーラップ包装体1は、カップ状容器10に即席ラーメン及び加薬等の内容物を収容したカップ入り即席ラーメン(以下、被包装体という)2に、シュリンクフィルムによって形成された包材3を用いて、オーバーラップ包装を施したものであり、包材3には、被包装体2の天面や周面を覆う部分に商品名や特徴的な図柄等が表示されるように、その内面の略全面にグラビア印刷やフレキソ印刷等が施されている。
【0014】
前記カップ状容器10は、図2(a)、(b)に示すように、上端縁から径方向外側に張り出したフランジ部12を有するカップ状の容器本体11と、この容器本体11の上端開口部を閉塞するシート状の蓋部材13とから構成されており、容器本体11に内容物Sを収容した状態で、蓋部材13をフランジ部12の上面にヒートシールすることによって、内容物Sが容器本体11内に密封されるようになっている。
【0015】
前記容器本体11は、スキン層となる非発泡ポリスチレンからなる外面層が積層された発泡ポリスチレンシートを、スキン層が外表面となるように、成形型を用いてカップ状にシート成形した後、外径が144mmで4mm幅のフランジ部12が上端部に形成されるように打ち抜いたものであり、発泡ポリスチレンシートによって形成されるフランジ部12の上端角部E1は、ギザギザした状態になっている。
【0016】
前記蓋部材13は、図3(a)、(b)に示すように、紙によって形成された基材層13aと、この基材層13aの下面に順次積層されたアルミニウム箔層13b及びシーラント層13cと、基材層13aの上面に積層されたコーティング層13dとから構成されており、摘み部14を除く部分の外径が、容器本体11のフランジ部12の外径より1mm大きい145mmに設定されている。
【0017】
前記包材3は、厚さ15μmの熱収縮性2軸延伸ポリプロピレンフィルム等によって形成されており、図4(a)に示すように、複数の被包装体2を順次包み込むことができるように、その内面側に同一の印刷パターン(同図における網かけ表示部分が印刷領域である)で繰り返し印刷が施された長尺帯状の状態で供給され、各印刷部分において被包装体2を順次包み込みながら、その幅方向の両端部の内面同士を重ね合わせた状態で溶断シールすることによって筒状に形成した後、筒状に形成された包材3を、同図に一点鎖線で示す部分で順次溶断シールすることによって、被包装体2を1個ずつ完全に包み込んだ状態で切り離されるようになっている。
【0018】
それぞれの被包装体2を包み込む包材3には、同図(b)に示すように、溶断シール部分に十分なシール強度を確保するために、コロナ放電処理が施されておらず、溶断シールされる外周部分を所定幅で残すように、その内面側に、顔料、溶剤、塩素化ポリプロピレン等からなるバインダ及び各種添加剤等を含有する所定の印刷インキを用いて、背景となるベタ印刷と商品名や特徴的な図柄等を表示するデザイン印刷とが施された、厚みが1〜4μmの印刷層3aが形成されている。
【0019】
以上のように、このオーバーラップ包装体1は、蓋部材13の外径が、容器本体11におけるフランジ部12の外径より1mm大きくなっているので、蓋部材13をフランジ部12の上面にヒートシールする際、フランジ部12に対して蓋部材13が0.5mm程度の位置ずれを起こした場合でも、図5に示すように、フランジ部12の上面が露出することがなく、フランジ部12が蓋部材13によって完全に覆われた状態で、被包装体2が製造されることになる。
【0020】
従って、上述したように、被包装体2を包材3によって包み込んだ後、包材3を加熱収縮させる際、図6に示すように、フランジ部12のギザギザした上端角部E1が、コロナ放電処理を施していない、フィルム表面(印刷側)のぬれ指数が32〔mN/m〕(JIS K−6768)以下程度であるシュリンクフィルムからなる包材3の内面に形成された印刷層3aに食い込んで印刷層3aを剥離することがなく、包材3の内面に形成された印刷層3aが、包材3から容器本体11のフランジ部12の上端角部E1に転移するのを確実に防止することができる。
【0021】
なお、上述した実施形態では、蓋部材13の外径を、容器本体11におけるフランジ部12の外径より1mm大きく設定しているが、これに限定されるものではなく、容器本体11のフランジ部12に蓋部材13をヒートシールする際のフランジ部12に対する蓋部材13の位置ずれ量に応じて、蓋部材13の外径を、フランジ部12の外径より1〜2mm程度大きく設定すればよい。
【0022】
また、上述した実施形態では、フランジ部12に対して蓋部材13が位置ずれを起こした場合であっても、フランジ部12の上面が露出しないように、容器本体11の上端開口部を閉塞する蓋部材の外径を大きくすることによって、被包装体2を包み込む包材3の内面に形成された印刷層3aが、容器本体11におけるフランジ部12の上端角部に転移するのを防止するようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、図7に示すように、容器本体11におけるフランジ部12の外周縁を下方側に0.5R以上で湾曲させることによっても、同様の効果を得ることができる。
【0023】
即ち、容器本体11におけるフランジ部12の外周縁が下方側に湾曲しているので、フランジ部12にヒートシールされる蓋部材13が位置ずれを起こすと、起こさないとに拘わらず、被包装体2を包み込んだ包材3を加熱収縮させる際、図8に示すように、フランジ部12におけるギザギザした状態の外側の角部E2が包材3の内面に形成された印刷層3aに食い込みにくい状態となっており、フランジ部12のギザギザした角部E2によって包材3の印刷層3aが容易に剥離されることがない。従って、フランジ部が水平に張り出している従来のオーバーラップ包装体とは異なり、包材3の内面に形成された印刷層3aが容器本体11におけるフランジ部12の角部に転移するのを確実に防止することができる。
【0024】
また、上述した実施形態では、被包装体2がカップ入り即席ラーメンである場合について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明のオーバーラップ包装体は、フランジ部を有するカップ状や丼状の容器本体の上端開口部がシート状の蓋部材によって閉塞される種々の被包装体に対して適用することができることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明にかかるオーバーラップ包装体の一実施形態を示す斜視図、(b)は同上のオーバーラップ包装体を示す側面図である。
【図2】(a)は同上のオーバーラップ包装体を構成している被包装体を示す断面図、(b)は同上の被包装体を構成している容器本体のフランジ部を示す拡大断面図である。
【図3】(a)は同上の被包装体を構成している蓋部材を示す平面図、(b)は同上の蓋部材を示す断面図である。
【図4】(a)は同上のオーバーラップ包装体を構成している包材の供給状態を示す平面図、(b)は同上の包材を示す拡大平面図である。
【図5】蓋部材が位置ずれを起こした状態で容器本体のフランジ部にヒートシールされた場合の被包装体を示す平面図である。
【図6】同上の被包装体にオーバーラップ包装を施したオーバーラップ包装体を示す部分拡大断面図である。
【図7】他の実施形態であるオーバーラップ包装体における被包装体を構成している容器本体のフランジ部を示す部分拡大断面図である。
【図8】同上のオーバーラップ包装体を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 オーバーラップ包装体
2 被包装体
3 包材
3a 印刷層
10 カップ状容器
11 容器本体
12 フランジ部
13 蓋部材
14 摘み部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an overlap package in which a package such as an instant noodle with a cup or an instant udon with a cup is overlap-wrapped using a packaging material made of a shrink film.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for products with cups such as instant noodles with cups and instant noodles with cups, the design or product name etc. must be added in advance to a cup-shaped or bowl-shaped container body or a sheet-shaped lid member that closes the mouth of the container body. It is sold in a state where it is printed, the contents are stored in a container body, the mouth is closed with a lid member, and then overlap packaging is performed using a packaging material formed of a transparent shrink film.
[0003]
However, compared to the case of printing a design or the like on the container body or the lid member, the printed portion is more clearly finished when the design or product name is printed on the packaging material itself formed by the shrink film for applying the overlap packaging. In addition, when closing the mouth of the container body with the lid member, it is not necessary to consider the alignment of the printed portion of the container body with the printed portion of the lid member. Without printing, it is desired to apply overlap packaging using a packaging material on which the design, product name, etc. are pre-printed. Overlap packaging has come to be performed using a packaging material on which a characteristic pattern, background, and the like are printed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the sheet-shaped lid member for closing the mouth of the container body is usually set to the same diameter as the outer diameter of the flange portion in the container body, except for the knob portion, and the periphery of the flange portion and the lid member are closed. The lid member is heat-sealed to the upper surface of the flange portion in a state where both are aligned so that the peripheral edges coincide with each other, but it is difficult to accurately position the lid member with respect to the flange portion, Since it is inevitable that a gap of about 0.5 mm will occur, manufactured cup-filled products have the lid member heat-sealed to the upper surface of the flange with the upper surface of the flange partially exposed. It is the present situation that many exist.
[0005]
In addition, the packaging material for the overlap packaging is melt-sealed when wrapping the packaged product such as a cup-filled product. The printed layer formed on the film surface (the wetting index is about 32 [mN / m] or less) where the inner surface is not subjected to the corona discharge treatment and the corona discharge treatment is not performed is basically easy to peel off. Has properties.
[0006]
In addition, in order to increase the adhesion strength of the printing ink to the film surface not subjected to the corona discharge treatment, a specific printing ink containing a binder such as chlorinated polypropylene must be used. The ink enhances the adhesion performance to the film surface due to the adhesiveness of the binder, etc., and when the printing layer formed by such a printing ink comes into contact with another object, the adhesion performance causes the printing layer to adhere to the other object. Also have the property of easily adhering. In addition, since the container body is manufactured by molding a foamed polystyrene sheet having heat insulating properties and punching the outer periphery of the flange portion with a cutting tool or the like, the outer peripheral edge (corner portion) of the flange portion tends to have a fine jagged shape. .
[0007]
Therefore, as described above, a printed layer is formed on substantially the entire inner surface of a cup-filled product in which the lid member is heat-sealed on the upper surface of the flange portion with the upper surface of the flange portion of the container body partially exposed. When overlapping packaging is performed using the packaging material, when the packaging material wrapping the cup-containing product is heated and shrunk, the jagged upper corner of the flange part whose upper surface is exposed is formed on the inner surface of the packaging material The packaging material moves to the top side or the peripheral side of the cupped product in a state in which it has penetrated the printed layer that is easily peeled or adhered. It may be peeled off and transferred to the upper end corner of the flange portion of the container body, which is a portion to which a mouth is made when drinking soup or soup, which is not preferable in terms of hygiene and appearance.
[0008]
Accordingly, an object of the present invention is to provide an overlap package that can reliably prevent a printing layer formed on an inner surface of a packaging material from being transferred to a flange portion of a container body.
[0009]
Means for Solving the Problems and Their Effects
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
[0010]
As described above, in this overlapping package, the outer diameter of the lid member is set to be larger than the outer diameter of the flange portion in consideration of the displacement of the lid member with respect to the flange portion. Unlike the conventional overlapping package body which is set to the same diameter as the outer diameter of the portion, even when the lid member is displaced with respect to the flange portion, the upper surface of the flange portion is not exposed. Accordingly, when the packaging material wrapping the packaged object is heated and shrunk, the jagged upper corners of the flange portion do not cut into the printing layer formed on the inner surface of the packaging material and peel off the printing layer. The transfer of the printing layer formed on the inner surface to the upper end corner of the flange portion of the container body can be reliably prevented.
[0011]
Further, in order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
[0012]
As described above, this overlapping package is formed by bending the outer peripheral edge of the flange portion of the container body downward, so as to heat-shrink the packaging material wrapping the object to be packaged, so that the jagged corners of the flange portion are formed. Is difficult to cut into the printed layer formed on the inner surface of the packaging material, so that the printed layer of the packaging material is not easily peeled off by the jagged corners of the flange portion, and the outer peripheral edge of the flange portion is Unlike a conventional overlapping package that does not curve downward, the printed layer formed on the inner surface of the packaging material can be reliably prevented from being transferred to the corner of the flange of the container body.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. As shown in FIGS. 1 (a) and 1 (b), the
[0014]
As shown in FIGS. 2A and 2B, the cup-
[0015]
The
[0016]
As shown in FIGS. 3A and 3B, the
[0017]
The
[0018]
As shown in FIG. 3B, the
[0019]
As described above, since the outer diameter of the
[0020]
Accordingly, as described above, when the
[0021]
In the above-described embodiment, the outer diameter of the
[0022]
In the above-described embodiment, even when the
[0023]
That is, since the outer peripheral edge of the
[0024]
Further, in the above-described embodiment, the case where the packaged
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 (a) is a perspective view showing an embodiment of an overlap package according to the present invention, and FIG. 1 (b) is a side view showing the same overlap package.
FIG. 2A is a cross-sectional view illustrating a packaged object forming the overlap package according to the first embodiment, and FIG. 2B is an enlarged cross-sectional view illustrating a flange portion of a container body forming the same package; FIG.
FIG. 3A is a plan view showing a lid member constituting the packaged object according to the embodiment, and FIG. 3B is a cross-sectional view showing the lid member according to the embodiment.
FIG. 4 (a) is a plan view showing a supply state of a packaging material constituting the same overlapping packaging body, and FIG. 4 (b) is an enlarged plan view showing the same packaging material.
FIG. 5 is a plan view showing a packaged body when the lid member is heat-sealed to a flange portion of the container body in a state where the lid member is displaced.
FIG. 6 is a partially enlarged cross-sectional view showing the overlap package obtained by applying the overlap package to the above-mentioned package.
FIG. 7 is a partially enlarged cross-sectional view showing a flange portion of a container body constituting a packaged object in an overlapped package according to another embodiment.
FIG. 8 is a partially enlarged cross-sectional view showing the same overlap package.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記蓋部材を前記容器本体の前記フランジ部に固着する際、前記フランジ部に対して前記蓋部材が位置ずれを起こした場合でも、前記フランジ部の上面が露出しないように、前記蓋部材の外径を、前記フランジ部の外径よりも大きく設定したことを特徴とするオーバーラップ包装体。In a state in which the contents are accommodated in a cup-shaped or bowl-shaped container body having a flange portion projecting radially outward at an upper end portion, a packaged body having a sheet-shaped lid member fixed to the upper surface of the flange portion, In an overlap package, which is wrapped with a packaging material made of a shrink film having a print layer formed on substantially the entire inner surface and subjected to overlap packaging,
When the lid member is fixed to the flange portion of the container body, even if the lid member is displaced with respect to the flange portion, the upper surface of the flange portion is exposed so that the upper surface of the flange portion is not exposed. An overlap package, wherein a diameter is set larger than an outer diameter of the flange portion.
前記容器本体における前記フランジ部の外周縁を下方側に湾曲させたことを特徴とするオーバーラップ包装体。In a state in which the contents are accommodated in a cup-shaped or bowl-shaped container body having a flange portion projecting radially outward at an upper end portion, a packaged body having a sheet-shaped lid member fixed to the upper surface of the flange portion, In an overlap package, which is wrapped with a packaging material made of a shrink film having a print layer formed on substantially the entire inner surface and subjected to overlap packaging,
An overlap package wherein an outer peripheral edge of the flange portion in the container body is curved downward.
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