JP2004065058A

JP2004065058A - Fixedly supporting tool for root ball of tree

Info

Publication number: JP2004065058A
Application number: JP2002226817A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Nomura; 野村　博行
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2002-08-05
Filing date: 2002-08-05
Publication date: 2004-03-04
Anticipated expiration: 2022-08-05
Also published as: JP3776064B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a fixedly supporting tool for fixing the root ball of a tree to be planted through a planting pit. <P>SOLUTION: This fixedly supporting tool is composed of a plurality of anchor metal fittings which fix the root ball of a tree to be planted through the planting pit. The anchor metal fitting has a stake shaft part forming a sharp part on a lower edge to be driven into the bottom of the planting pit along the peripheral surface of the root ball, a head part folded towards the top surface of the root ball from the upper end of the stake shaft part and a belt loop located on the opposite side of the folding direction of the head part and set on the side surface of the stake shaft part. At least the stake shaft part forms joint parts and groove parts which are alternately axially arranged. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、植付け穴を介して植樹される樹木の根鉢を固定するための固定支持装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
種や苗木から自然に成長した樹木は、その成長に伴い、土中に根を張りめぐらすので、十分な自己支持力を備えている。これに対して、人工的に植樹された樹木は、植樹を必要とする場所の地面に植付け穴を掘削し、該植付け穴に樹木の根鉢を設置し、植付け穴を土砂により埋め戻される。
【０００３】
植樹された樹木は、年月を経ることにより、根鉢から延びる根が広く土中に張りめぐらされるまで、不安定な状態にある。即ち、樹木が強風等により揺れ動くと、根鉢が植付け穴の内部で動くため、根鉢から張り出しつつある成長途上の細根が分断され、その結果、枯れてしまう。
【０００４】
このため、従来、街路樹等に見られるように、植樹された樹木は、地上において木製支柱により支持されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、このような地上に設置する支柱は、樹木に対して紐等により縛りつけられるため、樹木が成長して太くなるに伴い、縛りつけた紐等が樹木の表面に食い込むという問題がある。また、自然環境の配慮から、紐を麻やその他の植物繊維により構成したものでは、紐が早期に腐り、縛りつけ効果を失うという問題がある。
【０００６】
更に、地上の支柱は、樹齢に応じた樹木の転倒モーメントに基づいて強度計算されておらず、樹木が低木であっても、高木と同様の大きな支柱が使用されているため、通行人等の往来の邪魔になるという問題があり、しかも、高コストであるという難点がある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記に鑑み、植樹された樹木の根鉢を植付け穴の内部において好適に固定支持できるようにした装置を提供するものである。従って、本発明の固定支持装置によれば、例えば、樹木が高さ３ｍ程度の低木であれば、従来のような地上の支柱を設けなくても根鉢を強固に固定支持することができる。また、樹木が高木の場合は、従来の地上の支柱と併用しても良く、この場合、支柱は比較的小さいもので足り、上述したような問題点を解決できる。更に、本発明の固定支持装置は、一般家庭において、植樹後の樹木が強風等により傾いた場合に、樹木を直立姿勢となるように立て直した後、簡単に固定支持することができる。
【０００８】
そこで、本発明が手段として構成したところは、植付け穴を介して植樹される樹木の根鉢を固定する複数のアンカー金具から成る固定支持装置において、アンカー金具は、根鉢の周面に沿って植付け穴の穴底に打ち込まれるように下端に尖鋭部を形成した杭軸部と、該杭軸部の上端から根鉢の頂面に向けて折曲された頭部と、頭部の折曲方向とは反対側に位置して杭軸部の側面に設けられたベルト通し環とを備えており、少なくとも杭軸部は、軸方向に交互に配置された節部と溝部を形成して成る点にある。
【０００９】
アンカー金具は、杭軸部の軸線と頭部の軸線との間に形成される角度θを９０度未満に構成している。
【００１０】
アンカー金具は、杭軸部に取付自在とされた延長アタッチメントを併用することができ、延長アタッチメントは、下端に尖鋭部を形成すると共に軸方向に交互に配置された節部と溝部を形成した延長軸部と、該延長軸部の同軸上で該延長軸部の上端に固着された接続スリーブとを備えており、接続スリーブは、アンカー金具の尖鋭部を含む杭軸部を挿脱自在に挿入せしめる接続孔を備えると共に、接続孔に挿入された杭軸部の溝部に対して接続スリーブの外側から進退自在に係合するセットボルトを設けている。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
【００１２】
図１は、植付け穴１と、樹木２の根鉢３を鎖線で示し、本発明に係る複数のアンカー金具４から成る固定支持装置を実線で示し、アンカー金具４を中心に向けて締結するベルト５を破線で示している。
【００１３】
アンカー金具４は、根鉢３の周面３ａに沿って植付け穴１の穴底に打ち込まれるように下端に尖鋭部６ａを形成した杭軸部６と、該杭軸部６の上端から根鉢３の頂面３ｂに向けて折曲された頭部７と、頭部の折曲方向とは反対側に位置して杭軸部６の側面に設けられたベルト通し環８とを備えており、少なくとも杭軸部６には、軸方向に交互に配置された節部９と溝部１０を形成している。
【００１４】
このような節部９と溝部１０を有するアンカー金具４は、節付きの異径鋼棒を使用すれば、所定長さ寸法の異径鋼棒から折曲を介して杭軸部９と頭部７を形成すると共に、杭軸部９の先端に切削により尖鋭部６ａを形成し、杭軸部９の側面に鋼棒により折曲形成されたベルト通し環８を溶接固着することにより、安価に製造することができる。この場合、節部９と溝部１０は、杭軸部９と頭部７の全体にわたり形成される。
【００１５】
図３（Ａ）に示すように、杭軸部６の軸線Ｙと頭部７の軸線Ｘとの間に形成される角度θは、９０度未満、好ましくは８９度以下で７０度以上、更に好ましくは８７度以下で７５度以上に形成されている。
【００１６】
図２は、必要に応じてアンカー金具４に着脱自在に取付けられる延長アタッチメント１１を示している。延長アタッチメント１１は、延長軸部１２と、該延長軸部と同軸上で該延長軸部の上端に溶接等により固着された接続スリーブ１３とを備えている。延長軸部１２は、上述したアンカー金具と同材の異径鋼棒が使用されており、軸方向に交互に配置された節部１４と溝部１５を形成しており、下端に尖鋭部１２ａを形成している。接続スリーブ１３は、延長軸部１２の節部１４を嵌入し得る内径を有する金属パイプから構成され、節部１４を含む延長軸部１２の上端部を接続スリーブ１３の下端部に嵌入した状態で、溶接により一体的に固着されている。これにより、接続スリーブ１３は上方に開口する接続孔１６を構成する。接続スリーブ１３の上端近傍部には、側面を貫通する孔に連通するナット１７が溶接され、該接続スリーブの外側から進退自在なセットボルト１８を該ナット１７に螺合せしめており、このようなナット１７及びボルト１８は、図例の場合、上下に所定間隔をあけて一対が設けられている。尚、接続スリーブ１３の側面貫通孔に雌ネジを形成しておけば、ナット１７が不要となる。
【００１７】
図２（Ａ）は、アンカー金具４と延長アタッチメント１１を分離した状態を示し、図２（Ｂ）は、アンカー金具４に延長アタッチメント１１を取付けた状態を示している。アンカー金具４の尖鋭部６ａを含む杭軸部６を、延長アタッチメント１１の接続孔１６に挿入すると、杭軸部６の下端近傍における節部９が接続孔１６に内嵌される。図２（Ｂ）に示すように、杭軸部６の尖鋭部６ａを接続孔１６の孔底（接続スリーブ１３に内嵌された延長軸部１２の端面）に当接せしめると、杭軸部６の溝部１０が前記ナット１７に臨むように設計されている。即ち、接続スリーブ１３のナット１７は、接続孔１６の孔底から距離Ｌ１の位置に設けられており、これに対して、杭軸部６は、尖鋭部６ａの先端から距離Ｌ２の位置に溝部１０が配置されるように形成されており、Ｌ１とＬ２がほぼ等しくなるように設計されている。従って、杭軸部６を接続スリーブ１３に挿入し、尖鋭部６ａが接続孔１６の孔底に当接した状態で、セットボルト１８を締結すれば、セットボルトの先端が溝部１０に係合し、これによりアンカー金具４と延長アタッチメント１１を連結固着できる。
【００１８】
このような延長アタッチメント１１は、アンカー金具４の打ち込み深さを増す必要がある場合に有効に使用できる。この点に関して、全てのアンカー金具４を長く形成する場合は、例えば、街路樹等においてガス管等のライフラインが埋設されているようなときに、打ち込んだアンカー金具４によりライフラインを破損する虞れがある。従って、アンカー金具４それ自体は、不必要に長く形成せずに、所定の長さ寸法に形成しておき、必要な個所や必要な本数のアンカー金具４に延長アタッチメント１１を取付けることにより、所望の強度計算を行いながら、固定支持装置を最大限有効に活用できるという利点がある。
【００１９】
本発明の固定支持装置により樹木２の根鉢３を固定支持するに際しては、根鉢３の周方向に複数のアンカー金具４を配置する。図例の場合、周方向等間隔に４本のアンカー金具４を配置しているが、３本以上であれば本数は問わない。
【００２０】
図３は、樹木を新規に植樹する場合の例を示している。図３（Ａ）に示すように、植付け穴１の穴底１ａに根鉢３を設置した状態で、アンカー金具４は、杭軸部６を根鉢３の周面に沿わしめられ、頭部７を樹木１の中心に向かうように姿勢保持せしめられる。そこで、頭部７の軸線Ｘをほぼ水平姿勢とした状態で、図示矢印Ｐで示すように、頭部７をハンマー等により殴打すれば、根鉢３の中心方向に向けてやや傾斜せしめられた軸線Ｙに沿って、杭軸部６が穴底１ａに打ち込まれる。この打ち込みにより、杭軸部６の先端近傍部は、根鉢の底部下方に向けて進入する。この際、杭軸部６の先端には尖鋭部６ａが形成されているので、根鉢３の周囲から張り出す細根を切断する虞れはない。また、杭軸部６には節部９及び溝部１０が設けられているので、穴底１ａに刺突された杭軸部６の抜け止めとして機能する。
【００２１】
図３（Ｂ）に示すように、アンカー金具４を完全に打ち込むと、頭部７が根鉢３の頂面３ｂを押さえつける。従って、根鉢３の頂面３ｂは、周囲に打ち込まれた複数のアンカー金具４の頭部７により好適に保持される。
【００２２】
所定本数のアンカー金具４を打ち込んだ後、各アンカー金具４のベルト通し環８にベルト５が挿通される。これにより、ベルト５は、根鉢３の周囲を鉢巻き状に包囲する。詳細は図示省略しているが、ベルト５にはウインチ等の緊締手段１９が設けられており、該緊締手段１９を介してベルト５を締結すると、全てのアンカー金具４、４・・・は、杭軸部６を根鉢３の周面３ａに圧接する。この際、前述のように杭軸部６に対して頭部７が角度θを有しているので、ベルト５の締結により杭軸部６を根鉢３の周面３ａに圧接するように偏位せしめると、同時に、頭部７が下向きに偏位して根鉢３の頂面３ｂを押さえつける。
【００２３】
従って、根鉢３は、植付け穴１に対して極めて強固に固定支持され、植付け穴を土砂により埋め戻し、作業を終了する。尚、必要であれば、地上において樹木２を支持するための木製支柱やワイヤー等を設置しても良い。
【００２４】
樹木を新規に植樹する場合の他、本発明の固定支持装置は、一般家庭等において、植樹後の樹木が強風等により傾いた場合、樹木を直立姿勢となるように立て直した後、固定支持するために使用することができる。この場合は、根鉢が容易に動くように植付け穴をほぼ１／２ないし２／３程度の深さまで掘り戻し、樹木を直立姿勢となるように立て直した後、上述と同様に、根鉢の周囲に複数のアンカー金具を打ち込み、ベルトにより締結した後、植付け穴を土砂により埋め戻せば良く、これにより立て直した後の樹木を確実強固に固定支持できる。
【００２５】
【発明の効果】
本発明によれば、植樹された樹木２の根鉢３を植付け穴１の内部において好適に固定支持することができるので、例えば、樹木が低木であれば、従来のような地上の支柱を設けなくても根鉢を強固に固定支持することができる。樹木が高木の場合は、従来の地上の支柱と併用しても良いが、この場合、支柱は比較的小さいもので足り、全体としてコストダウンを図れるという利点がある。
【００２６】
特に、請求項１に記載の本発明によれば、アンカー金具４の少なくとも杭軸部６には節部９と溝部１０を交互に形成しているので、穴底１ａに刺突された杭軸部６の抜け止めとして機能する効果がある。
【００２７】
また、請求項２に記載の本発明によれば、アンカー金具４は、杭軸部６と頭部７の折曲角度θを９０度未満としているので、頭部７をほぼ水平姿勢とした状態でハンマー等により打ち込むと、杭軸部６が根鉢３の底部下方に向けて穴底１ａに打ち込まれる。従って、ベルト通し環８を介して鉢巻き状に巻き付けたベルト５を締結したとき、杭軸部６が根鉢３の周面３ａを強力に抱持すると共に、頭部７が根鉢３の頂面３ｂを押さえつけ、これにより根鉢２の一層強固な固定支持を可能にするという効果がある。
【００２８】
更に、請求項３に記載の本発明によれば、延長アタッチメント１１により、必要に応じてアンカー金具４の打ち込み深さを増すことができ、しかも、アンカー金具４に対する延長アタッチメント１１の取付作業が容易であり、取付後は、取付状態が強固であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の固定支持装置を構成するアンカー金具の１実施形態を示す斜視図である。
【図２】延長アタッチメントの１実施形態を示しており、（Ａ）はアンカー金具と延長アタッチメントを分離した状態の斜視図、（Ｂ）はアンカー金具に延長アタッチメントを取付けた状態の斜視図である。
【図３】本発明の作用を示しており、（Ａ）はアンカー金具の打ち込み前の状態を側面から示す断面図、（Ｂ）はアンカー金具の打ち込み後の状態を側面から示す断面図である。
【符号の説明】
１　　植付け穴
２　　樹木
３　　根鉢
４　　アンカー金具
５　　ベルト
６　　杭軸部
６ａ　尖鋭部
７　　頭部
８　　ベルト通し環
９　　節部
１０　　溝部
１１　　延長アタッチメント
１２　　延長軸部
１２ａ　尖鋭部
１３　　接続スリーブ
１４　　節部
１５　　溝部
１６　　接続孔
１８　　セットボルト
１９　　緊締手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a fixing support device for fixing a root pot of a tree planted through a planting hole.
[0002]
[Prior art]
Trees that have grown naturally from seeds and saplings have sufficient self-supporting power as they grow roots in the soil as they grow. On the other hand, the artificially planted tree is formed by digging a planting hole in the ground where planting is required, installing a tree root in the planting hole, and filling the planting hole with earth and sand.
[0003]
The trees planted are in an unstable state as they age, until the roots extending from the root pots are widely spread in the soil. That is, when the tree shakes due to a strong wind or the like, the root pot moves inside the planting hole, so that the growing fine roots that are protruding from the root pot are cut off and, as a result, die.
[0004]
For this reason, conventionally, as seen in street trees and the like, planted trees are supported by wooden columns on the ground.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, since such a pillar installed on the ground is tied to a tree with a string or the like, there is a problem that as the tree grows and becomes thicker, the tied string or the like bites into the surface of the tree. In addition, in consideration of the natural environment, when the string is made of hemp or other plant fibers, the string rots quickly and loses its binding effect.
[0006]
In addition, the strength of the ground support is not calculated based on the overturning moment of the tree according to the age of the tree, and even if the tree is a shrub, the same large support as the tall tree is used. There is a problem that it interferes with traffic, and there is a disadvantage that it is expensive.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in view of the above, and provides an apparatus capable of suitably fixing and supporting a root pot of a planted tree inside a planting hole. Therefore, according to the fixed support device of the present invention, for example, if the tree is a shrub having a height of about 3 m, the root pot can be firmly fixed and supported without providing a conventional ground support. If the tree is a tree, it may be used in combination with a conventional ground support. In this case, the support is only required to be relatively small, and the above-described problem can be solved. Furthermore, the fixed support device of the present invention can easily be fixedly supported in a general household after the tree is reverted to an upright posture when the tree after planting is tilted due to a strong wind or the like.
[0008]
Therefore, the present invention is configured as a means, in a fixing support device comprising a plurality of anchors for fixing a root pot of a tree planted through a planting hole, the anchor metal is planted along the peripheral surface of the root pot. A pile shaft having a sharp end formed at the lower end so as to be driven into the hole bottom of the hole, a head bent from the upper end of the pile shaft to the top surface of the root pot, and a bending direction of the head And a belt passing ring provided on a side surface of the pile shaft portion, which is located on the opposite side to the pile shaft portion, and at least the pile shaft portion is formed by forming nodes and grooves alternately arranged in the axial direction. It is in.
[0009]
The angle of the angle θ formed between the axis of the pile shaft and the axis of the head is less than 90 degrees.
[0010]
Anchor fittings can be used together with an extension attachment that can be attached to the pile shaft portion, and the extension attachment forms a sharpened portion at the lower end and an extension formed with nodes and grooves alternately arranged in the axial direction. A shaft, and a connecting sleeve coaxial with the extension shaft and fixed to an upper end of the extension shaft. The connection sleeve is configured to removably insert a pile shaft including a sharp portion of an anchor. A connection bolt is provided, and a set bolt is provided for engaging the groove of the pile shaft portion inserted into the connection hole from the outside of the connection sleeve so as to be able to advance and retreat.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0012]
FIG. 1 shows a planting hole 1 and a root pot 3 of a tree 2 by a chain line, a fixed support device comprising a plurality of anchors 4 according to the present invention by a solid line, and a belt for fastening the anchor 4 toward the center. 5 is indicated by a broken line.
[0013]
An anchor fitting 4 includes a pile shaft portion 6 having a sharp portion 6a formed at the lower end so as to be driven into the bottom of the planting hole 1 along the peripheral surface 3a of the root shaft 3; 3 has a head 7 bent toward the top surface 3b, and a belt passing ring 8 provided on the side surface of the pile shaft 6 at a side opposite to the bending direction of the head. At least, the pile shaft 6 is formed with nodes 9 and grooves 10 alternately arranged in the axial direction.
[0014]
If the anchor metal member 4 having such a joint portion 9 and the groove portion 10 is formed of a different-diameter steel rod having a predetermined length, the pile shaft portion 9 and the head can be bent by using a different-diameter steel rod with a joint. 7, a sharp portion 6 a is formed by cutting at the tip of the pile shaft 9, and a belt through ring 8 bent by a steel rod is welded and fixed to the side surface of the pile shaft 9, thereby reducing the cost. Can be manufactured. In this case, the node 9 and the groove 10 are formed over the entire pile shaft 9 and the head 7.
[0015]
As shown in FIG. 3 (A), the angle θ formed between the axis Y of the pile shaft 6 and the axis X of the head 7 is less than 90 degrees, preferably 89 degrees or less and 70 degrees or more, and Preferably, it is formed at an angle of 87 degrees or less and 75 degrees or more.
[0016]
FIG. 2 shows the extension attachment 11 which is detachably attached to the anchor 4 as needed. The extension attachment 11 includes an extension shaft portion 12 and a connection sleeve 13 coaxial with the extension shaft portion and fixed to an upper end of the extension shaft portion by welding or the like. The extension shaft portion 12 uses a different diameter steel rod of the same material as the above-described anchor fitting, forms the nodes 14 and the grooves 15 alternately arranged in the axial direction, and has a sharp portion 12a at the lower end. Has formed. The connection sleeve 13 is formed of a metal pipe having an inside diameter capable of fitting the node 14 of the extension shaft 12, and the upper end of the extension shaft 12 including the node 14 is fitted into the lower end of the connection sleeve 13. And are integrally fixed by welding. Thus, the connection sleeve 13 forms a connection hole 16 that opens upward. A nut 17 communicating with a hole penetrating the side surface is welded to the vicinity of the upper end of the connection sleeve 13, and a set bolt 18 that can be advanced and retracted from the outside of the connection sleeve is screwed to the nut 17. In the illustrated example, a pair of the bolts 17 and the bolts 18 are provided at predetermined intervals above and below. If a female screw is formed in the side through hole of the connection sleeve 13, the nut 17 becomes unnecessary.
[0017]
FIG. 2A shows a state where the anchor 4 and the extension attachment 11 are separated, and FIG. 2B shows a state where the extension attachment 11 is attached to the anchor 4. When the pile shaft 6 including the sharp portion 6 a of the anchor 4 is inserted into the connection hole 16 of the extension attachment 11, the node 9 near the lower end of the pile shaft 6 is fitted into the connection hole 16. As shown in FIG. 2B, when the sharp portion 6a of the pile shaft portion 6 is brought into contact with the bottom of the connection hole 16 (the end surface of the extension shaft portion 12 fitted inside the connection sleeve 13), the pile shaft portion 6 is designed so that the groove 10 faces the nut 17. That is, the nut 17 of the connection sleeve 13 is provided at a position of a distance L1 from the bottom of the connection hole 16, while the pile shaft 6 is provided with a groove at a position of a distance L2 from the tip of the sharp portion 6a. 10 are arranged and L1 and L2 are designed to be substantially equal. Therefore, when the pile shaft 6 is inserted into the connection sleeve 13 and the set bolt 18 is fastened in a state where the sharp portion 6 a is in contact with the bottom of the connection hole 16, the tip of the set bolt is engaged with the groove 10. Thus, the anchor 4 and the extension attachment 11 can be connected and fixed.
[0018]
Such an extension attachment 11 can be effectively used when it is necessary to increase the driving depth of the anchor 4. In this regard, when all the anchors 4 are formed to be long, for example, when a lifeline such as a gas pipe is buried in a street tree or the like, the lifeline may be damaged by the driven anchors 4. There is. Therefore, the anchor fitting 4 itself is not formed unnecessarily long, but is formed in a predetermined length dimension, and the extension attachment 11 is attached to a necessary place or the required number of anchor fittings 4 so that a desired length can be obtained. There is an advantage that the fixed support device can be utilized as efficiently as possible while calculating the strength.
[0019]
When the root support 3 of the tree 2 is fixedly supported by the fixed support device of the present invention, a plurality of anchors 4 are arranged in the circumferential direction of the root pot 3. In the illustrated example, four anchors 4 are arranged at equal intervals in the circumferential direction, but the number of anchors is not limited as long as the number is three or more.
[0020]
FIG. 3 shows an example in which a tree is newly planted. As shown in FIG. 3A, in a state where the root pot 3 is installed at the hole bottom 1 a of the planting hole 1, the anchor metal fitting 4 allows the pile shaft 6 to be fitted along the peripheral surface of the root pot 3, 7 is held so as to face the center of the tree 1. When the head 7 is hit with a hammer or the like as shown by the arrow P in the state where the axis X of the head 7 is in a substantially horizontal posture, the head 7 is slightly inclined toward the center of the root bowl 3. Along the axis Y, the pile shaft 6 is driven into the hole bottom 1a. By this driving, the vicinity of the tip end of the pile shaft portion 6 enters below the bottom of the root pot. At this time, since the sharp portion 6a is formed at the tip of the pile shaft portion 6, there is no risk of cutting the fine root projecting from the periphery of the root mortar 3. Moreover, since the knot part 9 and the groove part 10 are provided in the pile shaft part 6, it functions as a stopper for the pile shaft part 6 pierced into the hole bottom 1a.
[0021]
As shown in FIG. 3B, when the anchor 4 is completely driven, the head 7 presses the top surface 3 b of the root pot 3. Therefore, the top surface 3b of the root mortar 3 is suitably held by the heads 7 of the plurality of anchors 4 driven around.
[0022]
After driving a predetermined number of anchors 4, the belt 5 is inserted into the belt passing ring 8 of each anchor 4. Thus, the belt 5 surrounds the root pot 3 in a headband shape. Although not shown in detail, the belt 5 is provided with a tightening means 19 such as a winch. When the belt 5 is fastened via the tightening means 19, all the anchors 4, 4,. The pile shaft 6 is pressed against the peripheral surface 3 a of the root mortar 3. At this time, since the head 7 has an angle θ with respect to the pile shaft 6 as described above, the belt shaft 5 is biased so that the pile shaft 6 is pressed against the peripheral surface 3 a of the root pot 3 by fastening the belt 5. At the same time, the head 7 is displaced downward to hold down the top surface 3b of the root pot 3 at the same time.
[0023]
Therefore, the root pot 3 is fixed and supported extremely firmly with respect to the planting hole 1, and the planting hole is backfilled with earth and sand, thereby completing the operation. If necessary, a wooden support, a wire, or the like for supporting the tree 2 on the ground may be provided.
[0024]
In addition to the case where a tree is newly planted, the fixed support device of the present invention, in a general household or the like, when the tree after planting is tilted due to strong wind, etc., fixedly supports the tree after erecting it to an upright posture. Can be used for In this case, the planting hole is dug back to a depth of about 1/2 to 2/3 so that the root mortar can easily move, and the tree is erected so that it is in an upright posture. After a plurality of anchors are driven into the periphery and fastened with a belt, the planting holes may be backfilled with earth and sand, whereby the trees that have been erected can be reliably and firmly fixed and supported.
[0025]
【The invention's effect】
According to the present invention, the root pot 3 of the planted tree 2 can be suitably fixed and supported inside the planting hole 1. For example, if the tree is a shrub, a conventional ground support is provided. Even without it, the root mortar can be firmly fixed and supported. If the tree is a tall tree, it may be used in combination with a conventional ground support, but in this case, the support is only required to be relatively small, and there is an advantage that the cost can be reduced as a whole.
[0026]
In particular, according to the present invention as described in claim 1, since at least the pile shaft 6 of the anchor 4 has the nodes 9 and the grooves 10 alternately formed, the pile shaft pierced into the hole bottom 1a. This has the effect of functioning as a stopper for the part 6.
[0027]
According to the second aspect of the present invention, since the bending angle θ between the pile shaft 6 and the head 7 is less than 90 degrees, the head 7 is in a substantially horizontal posture. When the pile shaft 6 is driven into the hole bottom 1a toward the bottom of the root pot 3 by driving with a hammer or the like. Therefore, when the belt 5 wound in a headband shape is fastened via the belt passing ring 8, the pile shaft 6 strongly holds the peripheral surface 3 a of the root pot 3, and the head 7 is attached to the top of the root pot 3. There is an effect that the surface 3b is pressed down, thereby enabling the root pot 2 to be more firmly fixed and supported.
[0028]
Furthermore, according to the third aspect of the present invention, the extension attachment 11 can increase the driving depth of the anchor 4 as necessary, and can easily attach the extension 11 to the anchor 4. After mounting, there is an effect that the mounting state is strong.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing one embodiment of an anchor fitting constituting a fixed support device of the present invention.
FIGS. 2A and 2B show an embodiment of an extension attachment, wherein FIG. 2A is a perspective view showing a state in which an anchor and an extension are separated, and FIG. 2B is a perspective view showing a state in which the extension is attached to the anchor. .
3A and 3B show the operation of the present invention, in which FIG. 3A is a cross-sectional view showing a state before driving of the anchor fitting from a side, and FIG. 3B is a cross-sectional view showing a state after driving of the anchor fitting. .
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Planting hole 2 Tree 3 Root pot 4 Anchor metal fittings 5 Belt 6 Pile shaft part 6a Sharp part 7 Head 8 Belt passing ring 9 Knot part 10 Groove part 11 Extension attachment 12 Extension shaft part 12a Sharp part 13 Connection sleeve 14 Knot part 15 Groove part 16 Connection hole 18 Set bolt 19 Tightening means

Claims

In a fixed support device comprising a plurality of anchors for fixing a root pot of a tree planted through a planting hole,
An anchor fitting 4 includes a pile shaft portion 6 having a sharp portion 6a formed at a lower end so as to be driven into a hole bottom 1a of a planting hole along a peripheral surface of the root shaft 3; A head 7 bent toward the top surface 3b, and a belt passing ring 8 provided on a side surface of the pile shaft portion opposite to the bending direction of the head,
At least the pile shaft portion 6 is formed by forming node portions 9 and groove portions 10 alternately arranged in the axial direction, and a fixing support device for a root pot in a tree.

2. The fixing of the root pot in a tree according to claim 1, wherein the angle θ formed between the axis Y of the pile shaft 6 and the axis X of the head 7 is less than 90 degrees. Support device.

An extension attachment 11 that can be attached to the pile shaft 6 of the anchor 4 is provided.
The extension attachment 11 has a sharp end portion 12a at the lower end and an extension shaft portion 12 formed with nodes 14 and grooves 15 alternately arranged in the axial direction. The extension attachment portion 11 has a coaxial shape with the extension shaft portion. A connection sleeve 13 fixed to the upper end,
The connection sleeve 13 has a connection hole 16 through which the pile shaft 6 including the sharp portion 6a of the anchor 4 is removably inserted, and is connected to the groove 10 of the pile shaft 6 inserted into the connection hole 16. The fixing support device for a root pot in a tree according to claim 1 or 2, further comprising a set bolt (18) that is engaged with the sleeve (13) so as to be able to move forward and backward.