JP2004063214A - 押ボタンスイッチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一面に2つの固定接点11が設けられるとともに基体4が取り付けられた回路基板1を備える。基体4には回路基板1に交差する方向に押操作される操作ハンドル5が保持されている。操作ハンドル5と回路基板1との間において基体4には永久磁石8が保持されている。また、永久磁石8と回路基板1との間に位置し永久磁石8に吸引される吸引板71と吸引板71に一体に連結された可動接触子72とを備える。両固定接点11の間の電気的接続は可動接触子72が操作ハンドル5から伝わった押力を受けて両固定接点11に接触する位置に移動することにより達成される。吸引板71と永久磁石8との間の吸引力は可動接触子72と固定接点11とを離す力として作用するとともに操作ハンドル5にも伝達され操作ハンドル5の復帰力としても作用する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、押ボタンスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、エレベータなどに用いられる押ボタンスイッチとして図6に示すようなものが提供されている。この押ボタンスイッチは、小型の押ボタンスイッチであるタクトスイッチ2に押操作用の操作ハンドル5を組み合わせたものであって、タクトスイッチ2は回路基板1に実装されている。タクトスイッチ2を押操作する操作ハンドル5は、タクトスイッチ2を囲む形で回路基板1に取り付けられた基体4に保持されている。回路基板1上で基体4と操作ハンドル5とに囲まれた空間には、タクトスイッチ2のオン・オフに応じた外部からの制御によって点灯・消灯する発光ダイオード3が実装されている。
【0003】
ここで、タクトスイッチ2の復帰力は一般に小さく、押操作された操作ハンドル5を復帰するための復帰力としては不充分なため、操作ハンドル5の復帰力を生じるためのばねなどの部品が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来構成においては独立したケーシングやアクチュエータ21を有するタクトスイッチ2を用いているため、タクトスイッチ2のケーシングやアクチュエータ21の厚みのために薄型化が難しかった。その上、操作ハンドル5の復帰力を生じるための部品が必要であるために部品点数が多くなっていた。
【0005】
本発明は上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、薄型化が容易な押ボタンスイッチすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、2つの固定接点11が一面に設けられた回路基板1と、前記回路基板1に対面し前記両固定接点11に同時に接触して前記固定接点11間を電気的に接続する位置と前記固定接点11に接触しない位置との間で移動可能な可動接触子72と、前記回路基板1において前記可動接触子72を囲む基体4と、前記基体4に保持され前記回路基板1の厚み方向に押操作される操作ハンドル5と、前記操作ハンドル5に作用する押力を前記可動接触子72に伝達する押力伝達部材6,73,74と、前記可動接触子72と一体である吸引板71と、前記吸引板71を挟んで前記回路基板1の反対側で前記基体4に固定され前記吸引板71を磁力によって吸引する永久磁石5とを備え、前記吸引板71と前記永久磁石5との間の吸引力が、前記可動接触子72を前記固定接点11から離す方向に作用するとともに、前記押力伝達部材6,73,74を介して前記操作ハンドルを復帰させる方向に作用することを特徴とするものである。この構成によれば、別体のスイッチを組み込む場合に比べて薄型化が容易になる。また、吸引板71と永久磁石8との間の吸引力が可動接触子72を固定接点11から離す力としてだけでなく操作ハンドル5を復帰させる力としても作用するから、可動接触子72を固定接点11から離す構成と操作ハンドル5を復帰させる構成とが別部品による場合に比べて部品点数を少なくすることができる。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、前記永久磁石5と前記吸引板71とは前記操作ハンドル5に押力が作用しないときに前記吸引板71が前記永久磁石5に磁着される位置関係で配置されていことを特徴とするものである。この構成によれば、永久磁石8に磁着された吸引板71が永久磁石8から離れる際にクリック感が得られるから、例えば凹凸を設けた2つの弾性体を摺動させることによってクリック感を与えるものと異なり摩耗しない。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記押力伝達部材6,73,74は、前記可動接触子72と両固定接点11とが接触した状態において前記可動接触子72を前記回路基板1に押し付ける方向に付勢する圧縮ばね6を具備し、前記操作ハンドル5が復帰した状態においては前記永久磁石8と前記吸引板71との間の吸引力が前記圧縮ばね6のばね力よりも大きく、前記操作ハンドル5に押力が作用し且つ前記可動接触子72と前記固定接点11とが接触した状態においては前記圧縮ばね6のばね力が前記永久磁石8と前記吸引板71との間の吸引力よりも大きくなるように前記圧縮ばね6のばね力と前記永久磁石8の磁力との大小関係が設定されていることを特徴とするものである。この構成によれば、可動接触子72が圧縮ばね6のばね力によって固定接点11に弾接するから、押力が直接接触圧となる場合に比べて可動接触子72と両固定接点11との接触状態がより安定する。
【0009】
請求項4の発明は、前記回路基板1と前記操作ハンドル5との間において前記回路基板1に実装された複数の発光素子3と、前記回路基板1に設けられ隣り合う各2つの前記発光素子3の間を仕切る仕切り部41を有し前記発光素子3の光を前記操作ハンドル5へ反射する反射体41,42とを備え、前記操作ハンドル5には前記発光素子3の光を拡散透過させる透光部51,52が設けられ、前記透光部51,52の輝度が略均一になるように前記反射体の形状が設定されていることを特徴とするものである。この構成によれば、発光素子3の輝度むらを防ぐことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
本実施形態は、例えばエレベータ用スイッチとして用いられる押ボタンスイッチであって、図2に示すようにプリント基板である回路基板1と、回路基板1に交差する方向に押操作される操作ハンドル5と、操作ハンドル5を保持する基体4とを備える。以下、上下左右は図2を基準とし、図1における上下すなわち図3における左右を前後と呼ぶ。操作ハンドル5は、上端部に設けられた軸部54を中心に基体4に対して回動可能になっている(図4参照)。つまり、操作ハンドル5はピアノハンドルとして動作する。操作ハンドル5の下端部と回路基板1との間には、操作ハンドル5に加えられた押力を受けて開閉する接点(後述)が設けられている。
【0012】
図2に示すように、回路基板1において操作ハンドル5に近い側の面には、それぞれチップLEDである発光素子としての複数(本実施形態においては9個)の発光ダイオード3が上下左右に等間隔に並べて実装されている。回路基板1において基体4の下端付近には外部回路が接続されるコネクタ12が実装されていて、発光ダイオード3は外部からの制御によって点灯・消灯する。また、回路基板1の上端部には限流抵抗として機能するチップ抵抗13が実装されている。
【0013】
基体4は、基体4の左右の端部から後方へそれぞれ突出した溶着部44が回路基板1を前後に貫通して回路基板1の後面において熱溶着されることによって回路基板1に固定されている。基体4には、全ての発光ダイオード3を囲む枠状部42と、発光ダイオード3を1個ずつ囲む格子状の仕切り部41とが設けられている。図3に示すように、枠状部42と仕切り部41とにおいて発光ダイオード3に向けられた面は回路基板1から離れるほど基体4において対向する部位との間の距離を広げるように傾斜しており、発光ダイオード3が並ぶ方向に沿って回路基板1に直交し発光ダイオード3を含む断面における仕切り部41の形状は三角形となっている。また、仕切り部41の表面と枠状部42において発光ダイオード3に向けられた面とは発光ダイオード3の光を反射する。すなわち、基体4における仕切り部41と枠状部42において発光ダイオード3に面する部位とが反射体として機能する。ここで、基体4における枠状部42と仕切り部41とにおいて発光ダイオード3に向けられた面と回路基板1とのなす角は、発光ダイオード3の光による操作ハンドル5の後述する透光部の輝度が略均一になるように設定されている。また、基体4には、それぞれ回路基板1に交差する方向に延び操作ハンドル5をガイドするガイド片45が、操作ハンドル5の後端部における上下左右の外周を囲む配置で複数設けられている。
【0014】
操作ハンドル5は、操作ハンドル5の上下左右の面を形成する矩形枠状の本体部53を備える。本体部53の後端部の外周は基体4のガイド片45に囲まれている。カバー5の本体部53の外周面の後端部と基体4のガイド片45の内周面とには、操作ハンドル5の下端部がある程度回路基板1から離れたときに互いに引っ掛かる凸部(図示せず)がそれぞれ設けられていて、これにより操作ハンドル5の下端部が回路基板1から離れる方向への操作ハンドル5の回動範囲は制限されている。また、本体部53の内周面において、前端部付近には支持片53aが突設されている。支持片53aの先端に囲まれた内側は発光ダイオード3の光が通過する窓部53bとなっている。本体部53の内側であって支持片53aの前側には、窓部53bを覆い光を拡散透過させる拡散シート51と、拡散シート51の前面を覆う矩形平板状の透明カバー52とが嵌め込まれて固着されている。拡散シート51と透明カバー52とは発光ダイオード3の光を透過させる透光部として機能する。
【0015】
本実施形態の押ボタンスイッチにおける接点は、図1に示すように回路基板1において操作ハンドル5の下端部に対向する部位に左右に並べて設けられた2つの固定接点11と、回路基板1に対向する左右に長い板状であって両固定接点11に同時に離接可能な可動接触子72とから構成される。各固定接点11は、それぞれ回路基板1を貫通してカシメ固定されたものであって、各固定接点11の各表面と可動接触子の表面とにはそれぞれ金メッキが施されている。可動接触子72において操作ハンドル5に近い側の面には可動接触子72と略同じ形状の吸引板71が重ねられ、吸引板71の中間部と可動接触子72の中間部とを貫通した連結体73によって吸引板71の中間部と可動接触子72の中間部とはカシメ固定されている。操作ハンドル5と回路基板1との間であって吸引板71を挟んで回路基板1の反対側には、吸引板71を磁力によって吸引する2個の永久磁石8が左右に並んでそれぞれ基体4に支持されている。
【0016】
また、吸引板71の中間部において操作ハンドル5に近い側の面には、コイルばねである圧縮ばね6の一端が取り付けられている。圧縮ばね6は2個の永久磁石8の間を通り、圧縮ばね6の他端は操作ハンドル5の下端部に取り付けられている。圧縮ばね6の内側には円柱形状の押力伝達体74が挿入されていて、押力伝達体74の一端は連結体73における吸引板71側の端に一体に連結されている。ここで、連結体73における可動接触子72の側への突出寸法は固定接点11の回路基板1からの高さ寸法よりも小さく、連結体73は吸引板71の側にはほとんど突出していない。また、押力伝達体74の前後方向における長さ寸法は圧縮ばね6の自然長よりも短く設定されている。
【0017】
ここで、吸引板71と可動接触子72と固定接点11とは、圧縮ばね6が通過する部位を除いて永久磁石8と回路基板1と基体4とに囲まれていて、圧縮ばね6における吸引板71から離れた側の端は操作ハンドル5に固定されているから、もし操作ハンドル5と基体4との隙間から埃等が侵入しても埃等が可動接触子72と固定接点11との間に直接到達することがない。
【0018】
本実施形態における押ボタンスイッチの動作を以下に説明する。操作ハンドル5に押力が加わっていない状態においては、図5(a)に示すように吸引板71は永久磁石8に磁着されている。操作ハンドル5に押力が加わると、操作ハンドル5が押力伝達体74に当接することにより操作ハンドル5に加えられる押力が柱状片74と連結体73とを介して吸引板71と可動接触子72とに伝達される。つまり柱状片74と連結体73とが押力伝達部材として作用する。操作ハンドル5に加わる押力が吸引板71と永久磁石8との間の吸引力よりも大きくなると、図5(b)に示すように吸引板71が永久磁石8から離れ、このときクリック感が得られる。
【0019】
さらに操作ハンドル5が押され、吸引板71と永久磁石8との間の距離が大きくなって吸引板71と永久磁石8との間の吸引力が圧縮ばね6のばね力よりも小さくなると、図5(c)に示すように圧縮ばね6のばね力が吸引板71と永久磁石8との間の吸引力に抗して可動接触子72を回路基板1に押しつける。ここにおいて可動接触子72は2つの固定接点11に同時に接触し、2つの固定接点11が可動接触子72を介して電気的に接続される。吸引板71と永久磁石8との間の吸引力が圧縮ばね6のばね力に等しくなるときの吸引板71と永久磁石8との間の距離は、例えば0.4mmである。ここで、基体4において圧縮ばね6を囲む位置には、吸引板71と永久磁石8との間の吸引力が圧縮ばね6のばね力よりも大きくなる位置よりも後側において操作ハンドル5に当接し操作ハンドル5の可動範囲を制限するストッパ43が設けられている。また、操作ハンドル5が基体4のストッパ43に当接し可動接触子72が両固定接点11に接触した状態における操作ハンドル5と吸引板71との間の距離は、押力伝達体74の前後方向の長さよりも長い。すなわち、可動接触子72が両固定接点11に接触する状態においては常に圧縮ばね6のばね力によってのみ可動接触子72は回路基板1に押しつけられるから、操作ハンドル5に加えられる押力が強すぎても固定接点11に無理な力が加わらない。なお、このとき、操作ハンドル5に加えられている押力の少なくとも一部は圧縮ばね6と吸引板71とを介して可動接触子72に伝達されている。つまり、圧縮ばね6と吸引板71とが押力伝達部材として機能している。操作ハンドル5が基体4のストッパー43に当接するまでの操作ハンドル5のストローク量h(図4参照)は、例えば0.6mmである。
【0020】
次に、可動接触子72が両固定接点11に接触した状態から、操作ハンドル5への押力を解除すると、圧縮ばね6のばね力により図5(d)に示すように操作ハンドル5が元の位置に復帰する方向へ移動し、圧縮ばね6が伸びる。すると圧縮ばね6のばね力が吸引板71と永久磁石8との間の吸引力よりも小さくなり、図5(e)に示すように吸引板71が永久磁石8に吸引されることにより可動接触子72が固定接点11から離れる。以後、圧縮ばね6のばね力が吸引板71と永久磁石8との間の吸引力よりも大きくなることはなく、図5(f)に示すように吸引板71は永久磁石8に磁着される。このとき吸引板71と永久磁石8との間の吸引力は圧縮ばね6を介して操作ハンドル5にも伝達されている。つまり、吸引板71と永久磁石8との間の吸引力は、可動接触子72に対する復帰力としてだけではなく、操作ハンドル5の復帰力としても作用している。
【0021】
上記構成によれば、可動接触子72と2つの固定接点11との離接によって接点を開閉するから、従来例におけるタクトスイッチ2(図6参照)のような別体のスイッチを組み込む場合に比べて薄型化が容易になる。因みに、上記構成を採用することによって厚み寸法が8mmの押ボタンスイッチを得ることができた。また、吸引板71と永久磁石8との間の吸引力が可動接触子72を固定接点11から離す力としてだけでなく操作ハンドル5を復帰させる力としても作用するから、可動接触子72の復帰力を生じる構成と操作ハンドル5の復帰力を生じる構成とを別に設ける場合に比べて部品点数を少なくすることができる。さらに、接触していた永久磁石8と吸引板71とが離れる際にクリック感が得られるから、例えば凹凸を設けた2つの弾性体を摺動させることによってクリック感を与えるものと異なり摩耗しない。
【0022】
【発明の効果】
請求項1の発明は、可動接触子と2つの固定接点との離接によって接点を開閉するから、別体のスイッチを組み込む場合に比べて薄型化が容易になる。また、吸引板と永久磁石との間の磁力が可動接触子を固定接点から離す力としてだけでなく操作ハンドルを復帰させる力としても作用するから、可動接触子を固定接点から離す構成と操作ハンドルを復帰させる構成とに別体の部品を用いる場合に比べて部品点数を少なくすることができる。
【0023】
請求項2の発明は、永久磁石に磁着された吸引板が永久磁石から離れる際にクリック感が得られるから、例えば凹凸を設けた2つの弾性体を摺動させることによってクリック感を与えるものと異なり摩耗しない。
【0024】
請求項3の発明は、可動接触子が圧縮ばねのばね力によって固定接点に押しつけられるから、押力が直接接触圧となる場合に比べてより安定した接触圧が得られる。
【0025】
請求項4の発明は、複数の発光素子と、隣り合う各2個の発光素子の間に一部が位置し発光素子の光を操作ハンドルへ反射する反射体とを有し、操作ハンドルには透光部が設けられていて、透光部の輝度が略均一になるように反射体の形状が設定されているから、透光部の輝度むらを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す断面図である。
【図2】同上を示す平面図である。
【図3】同上を示す別の断面図である。
【図4】同上を示す側面図である。
【図5】同上を示す動作説明図である。
【図6】従来の押ボタンスイッチを示す断面図である。
【符号の説明】
1 回路基板
3 発光ダイオード
4 基体
5 操作ハンドル
6 圧縮ばね
8 永久磁石
11 固定接点
41 仕切り部
42 枠状部
51 拡散シート
52 透明カバー
71 吸引板
72 可動接触子
73 連結体
74 押力伝達体
Claims (4)
- 2つの固定接点が一面に設けられた回路基板と、前記回路基板に対面し前記両固定接点に同時に接触して前記固定接点間を電気的に接続する位置と前記固定接点に接触しない位置との間で移動可能な可動接触子と、前記回路基板において前記可動接触子を囲む基体と、前記基体に保持され前記回路基板の厚み方向に押操作される操作ハンドルと、前記操作ハンドルに作用する押力を前記可動接触子に伝達する押力伝達部材と、前記可動接触子と一体である吸引板と、前記吸引板を挟んで前記回路基板の反対側で前記基体に固定され前記吸引板を磁力によって吸引する永久磁石とを備え、
前記吸引板と前記永久磁石との間の吸引力が、前記可動接触子を前記固定接点から離す方向に作用するとともに、前記押力伝達部材を介して前記操作ハンドルを復帰させる方向に作用することを特徴とする押ボタンスイッチ。 - 前記永久磁石と前記吸引板とは前記操作ハンドルに押力が作用しないときに前記吸引板が前記永久磁石に磁着される位置関係で配置されていことを特徴とする請求項1記載の押ボタンスイッチ。
- 前記押力伝達部材は、前記可動接触子を前記回路基板に押し付ける方向に付勢する圧縮ばねを具備し、前記操作ハンドルが復帰した状態においては前記永久磁石と前記吸引板との間の吸引力が前記圧縮ばねのばね力よりも大きく、前記操作ハンドルに押力が作用し且つ前記可動接触子と前記固定接点とが接触した状態においては前記圧縮ばねのばね力が前記永久磁石と前記吸引板との間の吸引力よりも大きくなるように前記圧縮ばねのばね力と前記永久磁石の磁力との大小関係が設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の押ボタンスイッチ。
- 前記回路基板と前記操作ハンドルとの間において前記回路基板に実装された複数の発光素子と、前記回路基板に設けられ隣り合う各2つの前記発光素子の間を仕切る仕切り部を有し前記発光素子の光を前記操作ハンドルへ反射する反射体とを備え、前記操作ハンドルには前記発光素子の光を拡散透過させる透光部が設けられ、前記透光部の輝度が略均一になるように前記反射体の形状が設定されていることを特徴とする請求項1記載の押ボタンスイッチ。
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JP2002218809A Pending JP2004063214A (ja) | 2002-07-26 | 2002-07-26 | 押ボタンスイッチ |
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2002
- 2002-07-26 JP JP2002218809A patent/JP2004063214A/ja active Pending
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