【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動券売機に関し、特に、大量の発券枚数を可能した自動券売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における自動券売機においては、複数枚の乗車券等を発券する際の複数枚発券機能を有する。この複数枚発券機能は、2枚発券キー(或いはボタン)、3枚発券キー、4枚発券キー及び5枚発券キーが設けられ、該タッチキーにタッチし、或いはボタンを押すことにより、一度に5枚程度の乗車券等を発券する。
【0003】
この他、回数券を自動券売機で購入するときには、回数券購入キーをタッチすることにより、11枚の回数乗車券が一度に発券される。
【0004】
このように従来の自動券売機の複数枚発券機能にあっては、限られた枚数、それも回数券といっても11枚つづりであり、結局のところ、複数枚の乗車券を発券できるといっても一度に10程度しか発券できなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、小学生或いは中学生の課外授業、遠足にあっては、一クラス分であっても40枚程度の乗車券が必要であり、従来の自動券売機にあってはこのような大量の、具体的には100枚程度一度に発券することができず、団体利用客に対して一度に対応することができなかった。
【0006】
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであって、100枚程度一度に発券することができ、団体利用者に対して便利である自動券売機を提供することを目的するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は、団体発券機能を有する自動券売機であって、
媒体を放出する発券口と連通するよう内側に窪み、該発券口よりも下方に回数券の枚数よりも多く収容することができるよう形成された券収容室と、該券収容室の前部分を上下動することにより、該券収容室を開閉する透明又は半透明のカバーと、を備え、閉鎖された前記券収容室内に前記発券口より放出される媒体が積層される自動券売機とした。
【0008】
回数券よりも多い数とは、例えば100枚程度であるが、それ以上であってもよい。カバーの上下動は、手動で行ってもよく、自動で上下動するようにしてもよい。このように大量の媒体、つまり乗車券を購入できるようにすることにより、団体利用客、例えば、小学生、中学生等の課外授業、遠足等において、まとめて乗車券を購入することができ、便利である。
【0009】
団体発券の意思があったとき、下方位置でロックされ、前記券収容室を開放しているカバーが第1のソレノイドによりロック解除される。これにより、カバーが上方に持ち上げ可能となる。上記したように自動のときは、ロック解除された後、直ちに上昇する。
【0010】
カバーを最上位に持ち上げると、リミットスイッチの検出により、該カバーが第2のソレノイドによりロックされる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示した好ましい一実施の形態に基づいて詳細に説明するが、本発明の技術的範囲は、添付図面に示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において適宜変更が可能である。
【0012】
図1は、本発明の券受取り口が設けられた自動券売機10を示し、特に正面から見た接客部12を示している。図1において、接客部12は、その上部に自動券売機10の案内表示部14を有する。該案内表示部14は、発券中であるときには「発売中」の表示を行い、故障或いは時間外のときには「発売中止」の表示を行う。
【0013】
接客部12は、その中間部に利用客が乗車券を購入する際に操作するタッチパネル16を有する。該タッチパネル16は、図示の例では「団体発券」キー18が表示されている。該団体発券キー18をタッチするすることによりタッチパネル16の表示が変わり、団体発券モードとなる。タッチパネル16の左側には、呼び出しボタン20と取り消しボタン22とが設けられている。
【0014】
接客部12は、その下部に硬貨投入口24及び紙幣挿入口26を有する。これら硬貨投入口24又は紙幣挿入口26より投入された金額は、投入金額表示部28に表示される。該投入金額表示部28は、硬貨投入口24の上部に位置する。乗車券を購入して釣銭があるときは、釣り札は釣り札放出口30から放出され、釣銭硬貨は硬貨放出口32より受け皿34に放出される。乗車券の発券は、本発明に係る券受取り装置40の発券口42から発券される。
【0015】
図2は、断面図で示された券受取り装置40を示している。図2において、券受取り装置40は、券売機10の内側方向に窪んだ券収容室44と、該券収容室44を開閉するカバー45を有する。該カバー45は、券収容室44内が見えるように透明体から構成されるのが好ましい。券収容室44は、前壁44aと底壁44bにより形成される。発券口42は前壁44aの上部に形成される。発券ユニット50は、発券口42に対応するよう券売機10に内蔵される。
【0016】
発券ユニット50としては通常の発券装置が使用される。概説すると、発券ユニット50は、ロール紙52と、カッター54と、磁気書込みヘッド56と、印字ヘッド58と、キャッチング機構60と、複数枚の券を発券するときにまとめて排出するまとめ機構62とを有する。例えば、1枚の乗車券、4枚までの複数の乗車券、及び11枚の回数券を発券するときには、キャッチング機構60により乗車券は発券口42から飛び出した状態でキャッチング機構60により保持される。購入者は飛び出した部分を指で摘んで引き抜く。
【0017】
しかし、図1に示すタッチパネル16の団体発券キー18をタッチすると、キャッチング機構60は制御装置70により機能しないよう制御され、乗車券は一枚ずつ発券口42から券収容室44に放出される。つまり、団体発券キー18をタッチすると、回数券の11枚よりも多い大量の乗車券を発券することになり、キャッチング機構60の保持機能が作用しなくなるため、一枚ずつ発券口42より放出するようにするように制御される。そして、図3に示すように、底壁44b上に所定枚数の乗車券を積層する。このとき、カバー45は、その摘み部45aを摘んで上方にスライドされ、放出される乗車券が券収容室44からとびださないように閉鎖されている。このカバー45の閉鎖は、団体発券キー18をタッチすることにより、自動的に又は手動で上に持ち上げる。
【0018】
団体発券キー18をタッチすることにより、第1のソレノイド46への通電が遮断され、カバー18は該第1のソレノイド46によるロックが解除され、上に移動可能となる。この第1のソレノイド46は、第1のリミットスイッチLS1によるカバー18の下位位置を検出することにより作動され、カバー18が上に持ち上がらないようにロックする。
【0019】
この第1のソレノイド46によるカバー18のロックが解除した後は、利用客は摘み部45aをもってカバー18を上に持ち上げる。そして、一番上にまで持ち上げると、第2のリミットスイッチLS2がこれを検知し、第2のソレノイド47が作動する。そして、カバー18が下に落ちないようにロックする。このようにカバー18が上に持ち上げられることにより、券収容室44は閉鎖されて、大量の団体乗車券の発券を受け入れる。ここで、大量とは、約100枚程度までの乗車券の発券であるが、これ以上受け入れるようにしてもよい。例えば、100枚の団体乗車券を発券するには、券収容室44の底壁44bから発券口42までの距離(高さ)L1が100枚の乗車券の厚さL2よりも大きいことが条件となる。つまり、収容高さL1>最大発券枚数の厚さL2の関係となるようL1とL2との関係を設定する。
【0020】
次に、図4に示すフローチャートに基づいて、図1〜図3を参照しながら、大量の団体乗車券を発券する際の動作について説明する。
【0021】
ステップ(以下、STと略す。)100で団体発券の指示があると、ST102により第1ソレノイド46によるカバー45の下方位置でのロックが解除され、該カバー45の上方への持ち上げが可能となる。団体発券の指示は、図1に示す券売機10のタッチパネル16の団体発券キー18をタッチすることにより行われる。
【0022】
ST104では、第2ソレノイド47によりカバー45が上に持ち上げられてロックされたか否か監視される。これにより券収容室44内へ乗車券を放出可能となる。
【0023】
ST106では、行き先駅までの金額の指示があるか否か監視される。通常、団体発券キー18をタッチすると、タッチパネル16の表示が金額表示に変わる。利用客は所望の金額キーをタッチすることにより、降車駅までの金額の指示を与える。例えば、180円区間の金額キーをタッチする。
【0024】
ST108では、前記金額キーをタッチして金額を定めた後、タッチパネル16の表示が枚数購入用の表示になる。つまり、タッチパネル16の表示は、0〜9までの数字表示となる。例えば75枚購入するときは、数字の「7」をタッチした後、数字の「5」をタッチし確認キーをタッチする。
【0025】
ST110では、上記枚数の指示により図2に示す制御装置70の制御に基づいて発券装置50により発券処理が行われる。この際、制御装置70により発券装置50のキャッチング機構60が機能しないよう制御される。この発券処理により上記75枚の乗車券は、図3に示されるように、発券口42から次々と放出され、該放出された乗車券は券収容室44の底壁44b上に堆積する。この乗車券の放出は、カバー45が閉じているため、乗車券は券収容室44から外部にこぼれることがない。
【0026】
ここで、本発明においては、ST104については、ST108の後に位置するようにしてもよい、つまり、ST108の枚数指示があった後に、ST104の第2ソレノイド47によるカバー45のロック状態を監視するようにしてもよい。そして、カバー45がロックされた後に、ST110に進み、発券処理を行うようにしてもよい。
【0027】
ST112では、乗車券が所定枚数発券されたか否かを監視する。発券枚数の計数は、図2に示す検知センサ64が乗車券が搬送通路66を通過するのを検出し、該検出信号を制御装置70のカウンタ部により計数される。所定枚数に達しないときは、ST108にリターンし、更に発券処理を行う。
【0028】
発券が終了すると、ST114に進み、第2ソレノイド47によるカバー45のロックが解除される。利用客は該カバー45を下方にスライドさせる。カバー45が完全に下降すると第1のリミットスイッチLS1はこれを検出し、ST116に進む。
【0029】
ST116では、上記第1のリミットスイッチLS1の検出信号により、第1のソレノイド46が作動し、カバー45がロックされたか否かが判断される。ロックされたときは、カバー45は完全に下降したと認識される。つまり、券収容室44が開放状態となり、利用客は大量の団体用の乗車券を受け取る。
【0030】
発券が終了すると、図3に示すように、ランプ48を点滅させるようにしてもよく、ブザー(図示せず)を鳴らすようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の自動改札機によれば、自動券売機の発券口の下方に券収容室を形成し、該券収容室を開閉する透明又は半透明のカバーを設けることにより、大量の団体用の乗車券を発券することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る大量の媒体を収容する収容室を備えた自動券売機の接客部の正面図である。
【図2】図1に示したII−IIに沿って切断された拡大断面図であって、券収容室の構造を示している。
【図3】図2に示した券収容室に大量の媒体が積層される状態を示した図である。
【図4】図2に示した制御装置のフローチャートであって、団体発券の際の制御フローチャートを示している。
【符号の説明】
10 券売機
18 団体発券キー
42 発券口
44 券収容室
45 カバー
46 第1のソレノイド
47 第2のソレノイド
50 発券装置
70 制御装置[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic ticket vending machine, and more particularly to an automatic ticket vending machine capable of issuing a large number of tickets.
[0002]
[Prior art]
A conventional automatic ticket vending machine has a function of issuing a plurality of tickets when issuing a plurality of tickets and the like. This multiple ticket issuing function is provided with two ticket issuing keys (or buttons), three ticket issuing keys, four ticket issuing keys, and five ticket issuing keys. By touching the touch keys or pressing the buttons, they can be operated at once. Issue about 5 tickets.
[0003]
In addition, when purchasing a coupon at an automatic ticket vending machine, eleven coupons are issued at once by touching a coupon purchase key.
[0004]
As described above, in the conventional multi-ticket issuing function of a vending machine, a limited number of tickets, even a coupon, is spelled eleven, and after all, if a plurality of tickets can be issued. Even though I could only issue about 10 tickets at a time.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, extracurricular lessons or excursions for elementary school or junior high school students require about 40 tickets, even for one class. Could not issue about 100 tickets at a time, and could not respond to group customers at once.
[0006]
The present invention has been made in view of the above points, and has as its object to provide an automatic ticket vending machine that can issue about 100 tickets at a time and is convenient for group users.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
To solve the above problems, the present invention is an automatic ticket vending machine having a group ticketing function,
A ticket accommodating chamber which is depressed inward so as to communicate with a ticket issuing port for discharging a medium, and is formed below the ticket issuing port so as to be able to accommodate more than the number of coupons, and a front portion of the ticket accommodating chamber. A transparent or translucent cover that opens and closes the ticket accommodating chamber by moving up and down, and an automatic ticket vending machine in which a medium discharged from the ticket issuing port is stacked in the closed ticket accommodating chamber.
[0008]
The number larger than the coupon is, for example, about 100, but may be more. Up-and-down movement of the cover may be performed manually or may be made to move up and down automatically. By making it possible to purchase a large amount of media, that is, a ticket, it is possible to purchase a group ticket for group users, for example, extracurricular lessons for elementary school students, junior high school students, excursions, etc. is there.
[0009]
When there is an intention to issue a group ticket, the cover is locked at the lower position, and the cover that opens the ticket storage chamber is unlocked by the first solenoid. Thus, the cover can be lifted upward. In the case of the automatic operation as described above, the vehicle immediately rises after the lock is released.
[0010]
When the cover is lifted to the highest position, the cover is locked by the second solenoid upon detection of the limit switch.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on a preferred embodiment shown in the drawings, but the technical scope of the present invention is not limited to the embodiment shown in the accompanying drawings, and claims Can be appropriately changed within the range described in the range.
[0012]
FIG. 1 shows an automatic ticket vending machine 10 provided with a ticket receiving port of the present invention, and particularly shows a customer service section 12 viewed from the front. In FIG. 1, the customer service unit 12 has a guidance display unit 14 of the automatic ticket vending machine 10 at an upper part thereof. The guidance display unit 14 displays "on sale" when a ticket is being issued, and displays "cancel sale" when it is out of order or out of time.
[0013]
The customer service unit 12 has a touch panel 16 in the middle of the service unit 12 that is operated when a customer purchases a ticket. The touch panel 16 displays a “group issue” key 18 in the illustrated example. By touching the group ticketing key 18, the display on the touch panel 16 changes, and the group ticketing mode is set. A call button 20 and a cancel button 22 are provided on the left side of the touch panel 16.
[0014]
The customer service unit 12 has a coin insertion slot 24 and a bill insertion slot 26 at its lower part. The amount of money inserted from the coin insertion slot 24 or the bill insertion slot 26 is displayed on the insertion amount display unit 28. The input amount display unit 28 is located above the coin insertion slot 24. When a ticket is purchased and there is change, the change tag is discharged from the change port 30 and the change coin is discharged from the coin discharge port 32 to the receiving tray 34. The ticket is issued from the ticket issuing port 42 of the ticket receiving device 40 according to the present invention.
[0015]
FIG. 2 shows the ticket receiving device 40 shown in a sectional view. In FIG. 2, the ticket receiving device 40 has a ticket accommodating room 44 depressed inward of the ticket vending machine 10 and a cover 45 for opening and closing the ticket accommodating room 44. The cover 45 is preferably made of a transparent material so that the inside of the ticket accommodating chamber 44 can be seen. The ticket accommodation room 44 is formed by a front wall 44a and a bottom wall 44b. The ticket issuing port 42 is formed above the front wall 44a. The ticket issuing unit 50 is built in the ticket vending machine 10 so as to correspond to the ticket issuing port 42.
[0016]
As the ticket issuing unit 50, a normal ticket issuing device is used. Briefly, the ticketing unit 50 includes a roll paper 52, a cutter 54, a magnetic writing head 56, a print head 58, a catching mechanism 60, and a grouping mechanism 62 that collectively discharges a plurality of tickets. Having. For example, when issuing one ticket, a plurality of tickets up to four, and eleven coupons, the ticket is held by the catching mechanism 60 in a state of being protruded from the ticket issuing port 42 by the catching mechanism 60. . The buyer picks out the protruding part with his finger and pulls it out.
[0017]
However, when the group ticketing key 18 on the touch panel 16 shown in FIG. 1 is touched, the catching mechanism 60 is controlled so as not to function by the control device 70, and the tickets are discharged one by one from the ticket issuing port 42 to the ticket accommodating chamber 44. That is, when the group ticketing key 18 is touched, a large number of tickets greater than 11 tickets are issued, and the holding function of the catching mechanism 60 does not work. Is controlled so that Then, as shown in FIG. 3, a predetermined number of tickets are stacked on the bottom wall 44b. At this time, the cover 45 is pinched by the knob 45 a and slid upward, and is closed so that the released ticket does not jump out of the ticket accommodating chamber 44. The closing of the cover 45 is lifted automatically or manually by touching the group ticketing key 18.
[0018]
When the group ticketing key 18 is touched, the power supply to the first solenoid 46 is cut off, and the cover 18 is unlocked by the first solenoid 46 and can be moved upward. The first solenoid 46 is activated by detecting the lower position of the cover 18 by the first limit switch LS1, and locks the cover 18 so as not to be lifted.
[0019]
After the lock of the cover 18 by the first solenoid 46 is released, the user lifts the cover 18 with the knob 45a. When lifted to the top, the second limit switch LS2 detects this, and the second solenoid 47 operates. Then, the cover 18 is locked so as not to fall down. When the cover 18 is lifted up in this manner, the ticket accommodating room 44 is closed, and accepts a large number of group tickets. Here, the large amount means issuance of a ticket of up to about 100, but may be accepted more. For example, in order to issue 100 group tickets, the distance (height) L1 from the bottom wall 44b of the ticket accommodating room 44 to the ticket issuing port 42 must be greater than the thickness L2 of the 100 tickets. It becomes. That is, the relationship between L1 and L2 is set such that the relationship of accommodation height L1> thickness L2 of the maximum number of issued tickets is satisfied.
[0020]
Next, based on the flowchart shown in FIG. 4, the operation when issuing a large number of group tickets will be described with reference to FIGS.
[0021]
In step (hereinafter abbreviated as ST) 100, when there is an instruction for group issuance, the lock at the lower position of cover 45 by first solenoid 46 is released in ST102, and the cover 45 can be lifted upward. . The instruction for group issuance is performed by touching the group issuance key 18 on the touch panel 16 of the ticket vending machine 10 shown in FIG.
[0022]
In ST104, it is monitored whether the cover 45 is lifted up and locked by the second solenoid 47. As a result, the ticket can be released into the ticket accommodation room 44.
[0023]
In ST106, it is monitored whether or not there is an instruction on the amount of money to the destination station. Normally, when the group ticketing key 18 is touched, the display on the touch panel 16 is changed to the amount display. The user gives an instruction on the amount of money to the getting off station by touching a desired amount key. For example, an amount key for a 180 yen section is touched.
[0024]
In ST108, after the amount key is touched to set the amount, the display on the touch panel 16 is changed to a display for purchasing the number. That is, the display on the touch panel 16 is a numerical display from 0 to 9. For example, when purchasing 75 copies, after touching the number "7", touch the number "5" and touch the confirmation key.
[0025]
In ST110, a ticketing process is performed by ticketing device 50 based on the control of control device 70 shown in FIG. At this time, the control device 70 controls the catching mechanism 60 of the ticket issuing device 50 not to function. As shown in FIG. 3, the 75 tickets are sequentially released from the ticket issuing port 42 by the ticket issuing process, and the released tickets are deposited on the bottom wall 44 b of the ticket storage chamber 44. Since the cover 45 is closed when the ticket is released, the ticket does not spill out of the ticket storage room 44 to the outside.
[0026]
Here, in the present invention, ST104 may be positioned after ST108. That is, after the number of sheets is specified in ST108, the locked state of cover 45 by second solenoid 47 in ST104 is monitored. It may be. Then, after the cover 45 is locked, the process may proceed to ST110 to perform a ticketing process.
[0027]
In ST112, it is monitored whether a predetermined number of tickets have been issued. To count the number of issued tickets, the detection sensor 64 shown in FIG. 2 detects that the ticket passes through the transport passage 66, and the detection signal is counted by the counter unit of the control device 70. If the number does not reach the predetermined number, the process returns to ST108 to further execute a ticketing process.
[0028]
When the ticket issuance is completed, the process proceeds to ST114, in which the lock of the cover 45 by the second solenoid 47 is released. The user slides the cover 45 downward. When the cover 45 is completely lowered, the first limit switch LS1 detects this, and proceeds to ST116.
[0029]
In ST116, based on the detection signal of the first limit switch LS1, it is determined whether the first solenoid 46 is operated and the cover 45 is locked. When locked, it is recognized that the cover 45 has been completely lowered. That is, the ticket accommodating room 44 is opened, and the user receives a large number of group tickets.
[0030]
When the ticket issuance is completed, the lamp 48 may be flickered or a buzzer (not shown) may sound as shown in FIG.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the automatic ticket gate of the present invention, a ticket accommodating room is formed below a ticket issuing port of an automatic ticket vending machine, and a transparent or translucent cover for opening and closing the ticket accommodating room is provided, so that a large amount of ticket is provided. Can issue tickets for groups.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a service section of an automatic ticket vending machine having a storage room for storing a large amount of media according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view taken along the line II-II shown in FIG. 1 and shows a structure of a ticket accommodating chamber.
FIG. 3 is a diagram showing a state in which a large amount of media is stacked in the ticket accommodating room shown in FIG. 2;
FIG. 4 is a flowchart of the control device shown in FIG. 2, which shows a control flowchart in issuing a group ticket.
[Explanation of symbols]
10 Ticket Vending Machine 18 Group Ticketing Key 42 Ticketing Port 44 Ticket Storage Room 45 Cover 46 First Solenoid 47 Second Solenoid 50 Ticketing Device 70 Control Device