JP2004060823A - Pto shaft rotational frequency detecting device for working vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業車輛に備えるPTO軸の回転数を検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
農用トラクタ等の作業車輛においては、機体へ装着する作業機によって各種の農作業を行うものであるが、これらの作業を適切に行うためには、作業機を駆動するPTO軸(動力取出軸)の回転数を作業機の種類によって、また、作業内容よって適切な回転数に調節する必要がある。
そこで、従来、PTO軸の回転数を検出して表示するものとしては、エンジンの回転数を検出すると共に、PTO変速装置の変速位置を検出してPTO軸の回転数を間接的に演算する特開昭57−137861号公報等が知られている。
また、PTO軸の回転数を直接回転数検出センサで検出して表示するようにしたものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術の内、前者のものでは、エンジンの回転数を検出するセンサーの他に、変速装置の変速位置を検出するための検出器等を別途、設ける必要があり、その構成が返って複雑となっていた。
また、後者のものでは、その検出器を取付けるトランスミッションケース上のスペースの確保や検出器のメンテナンスの面で苦慮していた。
本発明の目的は、上記従来のこれらの不具合を改善する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、トランスミッションケースの隔壁と後部カバーとの間に駆動軸とPTO軸とを略平行に軸支して、該両軸間にPTO変速装置を介装した作業車輛において、前記PTO軸に検出プレートを、後部カバーに近接してPTO軸と一体的に回転するように嵌装すると共に、前記後部カバーに上記検出プレートに臨む回転数検出センサを後方より着脱自在に取付けて、PTO軸の回転数を検出することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を以下図面に基づいて説明する。
図1は、本発明における作業車輌である農用トラクタの全体斜視図であって、1はトラクタの走行機体、2,2は前車輪、3は後車輪、4は後述するエンジン5を覆うボンネットである。
また、6は運転席を覆ったキャビンで、該キャビン6内には運転操作用の各種の操作具が配設されている。
【0006】
次に、図2は本発明の回転数検出装置を備えた農用トラクタの伝動ブロック線図であって、エンジン5からの動力は、メインクラッチ8を介して駆動軸(ドライブシャフト)9に入り、主変速装置10や前後進変速装置(シャトル変速装置)11や超低速変速装置12及び副変速装置13を介して所望の速度に変速された後、ピニオン軸14から後輪差動装置15を介して後車輪3に伝動されるようになっている。
【0007】
一方、前車輪2への動力は、上記ピニオン軸14より別れて、2駆4駆切替軸16及び小旋回をするための前輪増速装置17等を経て、前輪差動装置18から前車輪2に伝動される。
また、上記駆動軸9からの動力は、走行機体1に装着する作業機を駆動するための機体後部のPTO軸19にもPTO変速装置20を介して伝動され、また、PTO変速装置20はその装着する作業機、又は作業内容に合わせてPTO軸19の回転数を適宜に変更することができるようになっている。
【0008】
次に、図3はPTO変速装置20部分の展開図であって、PTO変速装置20はトランスミッションケース22の後部寄り部分に内蔵されている。
そして、トランスミッションケース22の前部寄りに内蔵される後輪差動装置15等と仕切る隔壁23と、トランスミッションケース22の後端にボルトで着脱自在に装着される後部カバー24との間には、前記した駆動軸9及びPTO軸19とが、夫々前後のベアリング25,25・・を介して略平行に軸支してあり、該両軸9,19間には正転3段、逆転1段の常時噛合式の歯車変速装置から構成するPTO変速装置20が介装してあるので、駆動軸9の動力を機体1に装着される作業機に合う適切な回転数に変速した後、PTO軸19に伝動して、係るPTO軸19から作業機に動力を伝達するように構成されている。
なお、9a,9b,9cは、駆動軸9に設けた1速、2速(逆転)、3速の各駆動歯車であり、19a,19b,19c,19dはPTO軸19上に遊嵌した1速、2速、逆転、3速の各従動歯車であり、C1は1・2速切換クラッチ、C2は3速・逆転切換クラッチである。
【0009】
また、トランスミッションケース22内で、前記後部カバー24に近接する位置に、円盤平板状の検出プレート26をPTO軸19と一体的に回転するように嵌装しており、上記後部カバー24には、上記検出プレート26の外周付近に臨ませて装着孔を穿ち、この装着孔に磁気式の回転数検出センサ27を後方より挿入して、ボルト28により着脱自在に取付けて、上記PTO軸19の回転数を検出可能に構成している。
ここで、上記検出プレート26の前後方向の位置決め固定は、PTO軸19の段付き部19eとベアリング25の内輪とを利用して行われている。
なお、上方にある29はPTO変速装置20の逆転軸であり、逆転軸29にはアイドル歯車29aが遊嵌されている。
【0010】
更に、図4はトランスミッションケース22の要部の背面図であって、略中央部にある検出プレート26は、外側円周部の形状が歯車状26aを呈しており、その中心部分にはPTO軸19が貫通するための孔部30を設けている。
そして、上記孔部30の上下2箇所にはさらに切欠部30aを設けて、切欠部30aの中央に形成される突起部30b,30bがPTO軸19の段付き部19eに設けた上下の溝19f,19fに嵌まって回り止めがなされ、検出プレート26がPTO軸19と一体回転するようになっている。
また、上記回転数検出センサ27は、その先端部27a(図3参照)が上記検出プレート26の歯車状部分26aに臨むことにより、検出プレート26の回転による歯部26bの通過に伴う磁気の変動を検出して後述するマイクロコンピュータ32に入力し、PTO軸19の回転数を検出するように構成されている。
なお、上記検出プレート26は、磁性金属板で構成されている。
【0011】
更にまた、図5は液晶モニター(LCD)に上記PTO軸回転数等を表示するための制御ブロック図、図6は上記液晶モニター(LCD)の表示例を示す図、図7は液晶モニター(LCD)を内蔵する計器パネルの正面図を夫々示す。
先ず、図5において、マイクロコンピュータ32にはその入力側に、エンジン回転数検出センサ33及び上記PTO軸19の回転数検出センサ27が接続されると共に、後述する操縦部の計器パネル34(図7参照)に設けられるPTO回転数,車両速度,TRIPメータ,時計等のモニター切替スイッチ35が接続される。
そして、出力側には上記モニター切替スイッチ35で選択したデータを計器パネル34上に表示する液晶モニター(LCD)36が接続されている。
【0012】
即ち、図6は、液晶モニター(LCD)36の具体的表示例を示しており、運転者がモニター切替スイッチ35の所望する項目のボタンを選択して指で押すことにより、これらの項目のデータである数値が液晶モニター(LCD)36に表示されるものであり、PTO軸の回転数はPTOボタンを押すことにより、例えば1000rpmと下段に大きく表示され、上段には車速が合わせて小さく表示される。
更に、図7はトラクタの運転席の前方に設けた計器パネル34を示し、特に、上述したモニター切替スイッチ35が右側下部に設けられ、また、中央のエンジン回転数を表示するアナログメーターの右側中央部に液晶モニター(LCD)36を配置している。
【0013】
本発明の作業車輛のPTO軸回転数検出装置は、以上のような構成よりなっており、運転者はエンジン5を始動すると共に、図示していない作業機を機体1の後部に装着して作業を行う圃場等へ移動する。
そして、農作業等を開始する前に、予め作業機の回転数を調節しておく必要があり、その場合には、先ず運転席の側方に設ける図示しないPTO変速レバーを操作して、前述のPTO変速装置20を1速、2速、3速、或いは逆転の内から所望の変速段を選択し、大まかな作業機回転数を設定する。
【0014】
次に、運転者は実際のPTO軸回転数を知るために計器パネル34にあるモニター切替スイッチ35中の「PTO回転」ボタンを指で押すと、液晶モニター(LCD)36にPTO軸回転数が表示され、そこで、運転者は図示しないエンジン5の燃料コントロールレバーを操作してエンジン5の回転数を増減調節することにより、PTO軸19の回転数を適切な回転に合わせてから作業を開始すれば良い。
そして、作業中において負荷によってエンジン5の回転数が変動した場合にはその都度PTO軸回転数を液晶モニター(LCD)36を見ながら、燃料コントロールレバーを操作し直す等して、作業機の種類、或いは作業内容に応じた適切な回転に調節すれば良い。
【0015】
そして、本発明においては、作業機に動力を伝達する最終のPTO軸19に、それと一体的に検出プレート26を設け、またトランスミッションケース22の後部カバー24にPTO軸回転数検出センサ27を装着しているので、殊更、PTO変速位置20の変速位置を検出する必要がなく、正確なPTO軸19の回転数の検出が可能となるものである。
また、検出プレート26は後部カバー24に近接させて平板で構成してあるので、PTO軸回転数検出センサ27との距離が簡単に計測することができ、取付調整が容易となり、PTO軸回転数検出センサ27が故障した場合等のメンテナンス時にも、機体後部から後部カバー24に取り付けられたPTO軸回転数検出センサ27を簡単に脱着することができて整備性に優れるものである。
しかも、上記検出プレート26は、後部カバー24においてPTO軸19を中心に該軸19の任意の半径上の任意の位置にPTO軸回転数検出センサ27を配置することが可能となり、PTO軸回転数検出センサ27がPTO軸19や作業機等と接触して断線する等の不具合を未然に防止することが出来る。
【0016】
更に、検出プレート26のPTO軸19への固定として、軸方向となる前後方向の位置決めは、PTO軸19の段付き部19aとベアリング25との挟着で行うことができ、また、回り止めはPTO軸19の段付き部19aに設けた溝19fと検出プレート26の突起部30b,30bの係合によって行うことができ、極小の狭いスペースに検出プレート26を配置することが可能となり、トランスミッションケース22の構成を大幅に変更することなく、PTO軸の回転数検出装置としての検出プレート26を簡単にトランスミッションケース20内に装着することができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、前述の如く、トランスミッションケース22の隔壁23と後部カバー24との間に駆動軸9とPTO軸19とを略平行に軸支して、該両軸9,19間にPTO変速装置20を介装した作業車輛において、前記PTO軸19に検出プレート26を、後部カバー24に近接してPTO軸19と一体的に回転するように嵌装すると共に、前記後部カバー24に上記検出プレート26に臨む回転数検出センサ27を後方より着脱自在に取付けて、PTO軸19の回転数を検出するようになしたので、PTO変速位置20がどの状態に切り換えられていても、常に最終のPTO軸19の回転数を正確に検出することが出来るものであり、また、トランスミッションケース22の後部に取り付けられる後部カバー24に、PTO軸回転数検出センサ27を後方から着脱自在に取付けたので、PTO軸回転数検出センサ27の故障等の際のメンテナンスも機体後部から簡単に行うことが出来る。
【0018】
更に、上記検出プレート26はPTO軸19を中心に一体的に回転するので、PTO軸回転数検出センサ27を後部カバー24のPTO軸19を中心とする任意の位置に配置することが可能となり、断線等の不具合を未然に解消することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における農用トラクタの全体斜視図である。
【図2】伝動ブロック線図である。
【図3】PTO変速装置部分の展開図である。
【図4】トランスミッションケースの要部の背面図である。
【図5】液晶モニター(LCD)にPTO軸回転数を表示するための制御ブロック図である。
【図6】液晶モニター(LCD)の表示例である。
【図7】液晶モニター(LCD)を内蔵する計器パネルの正面図である。
【符号の説明】
1 走行機体
5 エンジン
9 駆動軸
19 PTO軸
20 PTO変速装置
22 トランスミッションケース
23 隔壁
24 後部カバー
26 検出プレート
27 PTO軸回転数検出センサ
34 計器パネル
35 モニター切替スイッチ
36 液晶モニター(LCD)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for detecting a rotation speed of a PTO shaft provided in a working vehicle.
[0002]
[Prior art]
In a working vehicle such as an agricultural tractor, various kinds of agricultural work are performed by a work machine mounted on the body. In order to perform these works properly, a PTO shaft (power take-out shaft) for driving the work machine is required. It is necessary to adjust the rotation speed to an appropriate rotation speed depending on the type of the working machine and the work content.
Therefore, conventionally, as a method for detecting and displaying the rotational speed of the PTO shaft, the rotational speed of the PTO transmission is detected in addition to detecting the rotational speed of the engine, and the rotational speed of the PTO shaft is indirectly calculated. JP-A-57-137861 is known.
There is also known one in which the rotation speed of a PTO shaft is directly detected by a rotation speed detection sensor and displayed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the former of the above prior arts, it is necessary to separately provide a detector for detecting the shift position of the transmission, in addition to a sensor for detecting the number of revolutions of the engine. Was complicated.
In the latter case, it is difficult to secure a space on the transmission case for mounting the detector and to maintain the detector.
An object of the present invention is to improve these disadvantages of the related art.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a work in which a drive shaft and a PTO shaft are supported substantially in parallel between a partition wall of a transmission case and a rear cover, and a PTO transmission is interposed between the two shafts. In a vehicle, a detection plate is fitted on the PTO shaft so as to rotate integrally with the PTO shaft near the rear cover, and a rotation speed detection sensor facing the detection plate is detachably mounted on the rear cover from the rear. To detect the rotational speed of the PTO shaft.
[0005]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is an overall perspective view of an agricultural tractor which is a working vehicle according to the present invention, wherein 1 is a traveling body of the tractor, 2 and 2 are front wheels, 3 is rear wheels, and 4 is a hood covering an
A
[0006]
Next, FIG. 2 is a transmission block diagram of an agricultural tractor provided with the rotation speed detecting device of the present invention, in which power from an
[0007]
On the other hand, the power to the
The power from the
[0008]
Next, FIG. 3 is an exploded view of the
A
9a, 9b, 9c are first, second (reverse), and third speed drive gears provided on the
[0009]
In the
Here, the positioning and fixing of the
An
[0010]
FIG. 4 is a rear view of a main part of the
The rotation
The
[0011]
FIG. 5 is a control block diagram for displaying the PTO axis rotation speed and the like on a liquid crystal monitor (LCD), FIG. 6 is a diagram showing a display example of the liquid crystal monitor (LCD), and FIG. The front views of the instrument panels incorporating ()) are shown respectively.
First, in FIG. 5, the
A liquid crystal monitor (LCD) 36 for displaying data selected by the
[0012]
That is, FIG. 6 shows a specific display example of the liquid crystal monitor (LCD) 36. When the driver selects a button of a desired item of the
Further, FIG. 7 shows an
[0013]
The PTO shaft rotation speed detecting device for a working vehicle according to the present invention is configured as described above. The driver starts the
Before starting the agricultural work or the like, it is necessary to adjust the rotation speed of the working machine in advance. In this case, first, a PTO speed change lever (not shown) provided on the side of the driver's seat is operated, and the above-described operation is performed. A desired gear is selected from among the first, second, third, and reverse rotations of the
[0014]
Next, when the driver presses the “PTO rotation” button of the
When the rotational speed of the
[0015]
In the present invention, a
Further, since the
In addition, the
[0016]
Further, as the fixing of the
[0017]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the
[0018]
Further, since the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of an agricultural tractor according to the present invention.
FIG. 2 is a transmission block diagram.
FIG. 3 is a development view of a PTO transmission portion.
FIG. 4 is a rear view of a main part of the transmission case.
FIG. 5 is a control block diagram for displaying a PTO axis rotation speed on a liquid crystal monitor (LCD).
FIG. 6 is a display example of a liquid crystal monitor (LCD).
FIG. 7 is a front view of an instrument panel incorporating a liquid crystal monitor (LCD).
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002222068A JP2004060823A (en) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | Pto shaft rotational frequency detecting device for working vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002222068A JP2004060823A (en) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | Pto shaft rotational frequency detecting device for working vehicle |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004060823A true JP2004060823A (en) | 2004-02-26 |
Family
ID=31942211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002222068A Pending JP2004060823A (en) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | Pto shaft rotational frequency detecting device for working vehicle |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004060823A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009109320A1 (en) * | 2008-03-06 | 2009-09-11 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg. | System having a transmission |
-
2002
- 2002-07-30 JP JP2002222068A patent/JP2004060823A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009109320A1 (en) * | 2008-03-06 | 2009-09-11 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg. | System having a transmission |
AU2009221282B2 (en) * | 2008-03-06 | 2013-03-28 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | System having a transmission |
US9958052B2 (en) | 2008-03-06 | 2018-05-01 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | System having a gear unit |
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