JP2004060435A - Concrete knot pile - Google Patents

Concrete knot pile Download PDF

Info

Publication number
JP2004060435A
JP2004060435A JP2003160632A JP2003160632A JP2004060435A JP 2004060435 A JP2004060435 A JP 2004060435A JP 2003160632 A JP2003160632 A JP 2003160632A JP 2003160632 A JP2003160632 A JP 2003160632A JP 2004060435 A JP2004060435 A JP 2004060435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
knot
reinforcing bar
knotted pile
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003160632A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP3914518B2 (en
Inventor
Yusuke Honma
本間　裕介
Sadao Yabuuchi
藪内　貞男
Ippei Sakano
坂野　一平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Geotop Corp
Original Assignee
Geotop Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Geotop Corp filed Critical Geotop Corp
Priority to JP2003160632A priority Critical patent/JP3914518B2/en
Publication of JP2004060435A publication Critical patent/JP2004060435A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3914518B2 publication Critical patent/JP3914518B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a concrete knot pile having strong yield strength to a crack at knob parts while ensuring performance with required supporting yield strength even to excessive compressive force as the concrete knot pile by reinforcing the knob parts with simple structure. <P>SOLUTION: In the concrete knot pile having the knot parts 2 and main reinforcements 4 and hoops 10 disposed, a plurality of reinforcements 5 are axially disposed at the outer peripheries of the main reinforcements 4 of the knot parts 2. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート製節杭に関し、特に、コンクリート製節杭として必要な支持耐力を備えるとともに、節部に強いひび割れに対する耐力を備えるコンクリート製節杭に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
既製杭としては、通常のコンクリートパイルや鋼管パイル、鋼コンクリート複合パイル等の円筒状の既製杭のほかに、水平耐力よりむしろ周面支持力に優れたコンクリート製節杭等の摩擦杭がある。
コンクリート製節杭は、一般に、軸部に節部を設けるとともに、主筋及びフープ筋を配設した中空プレストレストコンクリート製のものが多く使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のコンクリート製節杭においては、節部の補強が難しいことから、支持構造物から過大な圧縮力を受けた場合に、節部付け根に圧縮応力が集中し、節部外周に引張応力が生じることにより、節部付け根部での圧縮破壊や節部外周部での引張破壊が原因で、節部の破壊があるという問題があった。
また、杭基礎の高支持力化に伴い、杭体の材料強度、特に、コンクリート製節杭の節部の補強が不可欠である。
【０００４】
本発明は、上記従来のコンクリート製節杭が有する問題点に鑑み、簡易な構造で節部を補強することにより、コンクリート製節杭として過大な圧縮力に対しても必要な支持耐力を備えて性能を保証するとともに、節部に強いひび割れに対する耐力を備えるコンクリート製節杭を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本第１発明のコンクリート製節杭は、節部を有し、主筋及びフープ筋を配設したコンクリート製節杭において、節部の主筋の外周に、軸方向に複数本の鉄筋を配設したことを特徴とする。
この場合、節部の外形状に近似した形状の鉄筋を、鉄筋の突出部が節部内に位置するように配設することができる。
【０００６】
また、同じ目的を達成するため、本第２発明のコンクリート製節杭は、節部を有し、主筋及びフープ筋を配設したコンクリート製節杭において、節部の主筋を、補強鞘管で覆うようにしたことを特徴とする。
【０００７】
本第１発明及び第２発明のコンクリート製節杭は、節部の主筋の外周に、軸方向に複数本の鉄筋を配設するようにしたり、節部の主筋を、補強鞘管で覆うようにしたことから、コンクリートの鉄筋に対する付着面積を増やして換算断面積を増大させることができ、これにより、簡易な構造で節部を補強し、節部におけるクラックの発生を効果的に防止することができる。
特に、節部の外形状に近似した形状の鉄筋を、鉄筋の突出部が節部内に位置するように配設することにより、節部全体を拘束して引張破壊を防止することができる。
また、コンクリートの鉄筋や補強鞘管に対する付着面積を増加させることにより、鉄筋や補強鞘管とコンクリートとの緊密な一体化を図るとともに、鉄筋の増加によりコンクリート製節杭の座屈を防止することができる。
【０００８】
また、同じ目的を達成するため、本第３発明のコンクリート製節杭は、節部を有し、主筋及びフープ筋を配設したコンクリート製節杭において、節部に、周方向の鉄筋を配設したことを特徴とする。
【０００９】
本第３発明のコンクリート製節杭は、節部に周方向の鉄筋を配設することから、節部の膨張を拘束することができ、これにより、簡易な構造で節部を補強し、節部におけるクラックの発生を効果的に防止することができる。
また、コンクリートの鉄筋に対する付着面積を増加させることにより、鉄筋とコンクリートとの緊密な一体化を図るとともに、鉄筋の増加によりコンクリート製節杭の座屈を防止することができる。
【００１０】
また、同じ目的を達成するため、本第４発明のコンクリート製節杭は、節部を有し、主筋及びフープ筋を配設したコンクリート製節杭において、節部に、円環状の補強体を配設したことを特徴とする。
この場合、円環状の補強体を、節部の主筋の外周に配設したり、節部内に配設したり、節部の外周に配設することができる。
また、円環状の補強体を節部の外周に配設する場合には、円環状の補強体を帯筋で構成し、これを焼嵌により配設したり、円環状の補強体を固定用バンドで構成し、これを締め付けることにより配設したり、円環状の補強体を高強度繊維シートで構成し、これに結合材を含浸させて接着することにより配設することができる。
さらに、円環状の補強体により、節部の上下の立ち上がり部を含む節部全体を被覆することができる。
【００１１】
本第４発明のコンクリート製節杭は、節部に、円環状の補強体を配設することから、節部の膨張を拘束することができ、これにより、簡易な構造で節部を補強し、節部におけるクラックの発生を効果的に防止することができる。
この場合、円環状の補強体を、節部の主筋の外周に配設することにより、節部外周の引張応力による主筋の座屈を防止することができ、また、節部内に配設することにより、節部外周の引張応力による節部の膨張を拘束して、引張破壊を防止することができ、また、節部の外周に配設することにより、節部外周の引張応力による節部の膨張をより強固に拘束して、引張破壊を防止することができる。
また、円環状の補強体を節部の外周に配設する場合において、円環状の補強体を帯筋で構成し、これを焼嵌により配設することにより、節部外周の引張応力による節部の膨張を一層強固に拘束して、引張破壊を防止することができ、また、円環状の補強体を固定用バンドで構成し、これを締め付けることにより配設するようにしたり、高強度繊維シートを重ねたり、束ねる等して円環状の補強体を構成し、これに結合材を含浸させて接着することにより配設し、円環状の補強体の装着を容易に行うことができる。
さらに、円環状の補強体により、節部の上下の立ち上がり部を含む節部全体を被覆するようにすることにより、節部全体の膨張を一層強固に拘束して、引張破壊を防止することができる。
【００１２】
また、同じ目的を達成するため、本第５発明のコンクリート製節杭は、節部を有し、主筋及びフープ筋を配設したコンクリート製節杭において、節部の主筋に、所要拡径した大径部を設けたことを特徴とする。
【００１３】
本第５発明のコンクリート製節杭は、節部の主筋に所要拡径した大径部を設けることから、コンクリートの主筋に対する付着面積を増加して換算断面積を増大させることができ、これにより、簡易な構造で節部を補強し、節部におけるクラックの発生を効果的に防止することができる。
また、コンクリートの主筋に対する付着面積を増加させることにより、主筋とコンクリートとの緊密な一体化を図るとともに、主筋の断面積の増加によりコンクリート製節杭の座屈を防止することができる。
【００１４】
この場合において、節部の上下の立ち上がり部の曲率をＲ８０ｍｍ以上とすることができる。
【００１５】
これにより、節部の上下の立ち上がり部の曲率を大きくして、クラックが発生しやすい立ち上がり部の圧縮応力の応力集中を緩和し、より効果的にクラックの発生を防止することができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のコンクリート製節杭の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【００１７】
図１に、本発明のコンクリート製節杭の第１実施例を示す。
このコンクリート製節杭は、節状の突出部１を備えた複数の節部２を軸方向に有し、軸部３の内部に主筋４及びフープ筋１０を配設した構造を有している。
そして、このコンクリート製節杭は、各節部２の主筋４の外周に、軸方向に複数本の鉄筋５を略均等に配設するとともに、各節部２の突出部１に、周方向に複数本の鉄筋６を配設するようにしている。
【００１８】
また、このコンクリート製節杭は、各突出部１の上下の立ち上がり部７の曲率を、Ｒ８０ｍｍ以上、好ましくは、Ｒ１００ｍｍ以上と大きくしており、これにより、立ち上がり部７の曲率を大きくして、クラックが発生しやすい立ち上がり部７の圧縮応力の応力集中を緩和し、より効果的なクラック発生の防止効果を図っている。
このように、立ち上がり部７の曲率を、例えば、Ｒ１００ｍｍとした場合、コンクリート製節杭の節部径φ８００ｍｍ、軸部径φ６００ｍｍとすれば、立ち上がり部７の軸断面積は約１０％増加する。
なお、本実施例では、従来の立ち上がり部７’よりもコンクリートの厚みを増大させることにより、立ち上がり部７の曲率半径を大きくしている。
【００１９】
この場合において、軸部３に配設された主筋４は、フープ筋１０と接合することによりかご状に形成した鋼棒からなり、コンクリート製節杭の全長に亘って軸部３のコンクリート内に配設するようにしている。
なお、コンクリート製節杭は、主筋４にプレテンションを付加したプレストレストコンクリート構造とすることもできる。
【００２０】
一方、軸方向の鉄筋５は、本実施例では、同じくフープ筋１０と接合することによりかご状に形成されており、主筋４の外周に、主筋４との間にコンクリートが入る空隙を設けた状態で軸部３に配設するようにしている。
この軸方向の鉄筋５は、コンクリート製節杭のすべての節部２に配設することも可能であるが、必要な特定の節部２、例えば、クラックが発生しやすい杭両端より２〜３個の節部２にのみ配設することもできる。
また、この軸方向の鉄筋５の長さは、軸部径にもよるが、３００〜５００ｍｍ程度、その本数については、コンクリート製節杭の主筋４の本数と同じ程度〜半数程度とし、フープ筋１０については、４００Ｎ／ｍｍ２〜８００Ｎ／ｍｍ２の高強度材とする。
さらに、この軸方向の鉄筋５とフープ筋１０は、生コン投入の作業性やコンクリートかぶり厚さ確保などを考慮すると、軸部３の外周面から２０ｍｍ以上内側に配設することが望ましい。
【００２１】
また、周方向の鉄筋６は、円環状に形成された無端の鉄筋からなり、特に限定されるものではないが、本実施例では、各節部２の突出部１に２本ずつ配設するようにしている。
この周方向の鉄筋６は、コンクリート製節杭のすべての節部２に配設することも可能であるが、必要な特定の節部２、例えば、クラックが発生しやすい杭両端より２〜３個の節部２にのみ配設することもでき、各節部２当たりの配設本数は、１本乃至複数本とすることができる。
なお、本実施例では、周方向の鉄筋６を各節部２の突出部１に配設するようにしているが、その配設位置は、特に限定されず、例えば、主筋４から若干離した状態で配設することもできる。
また、本実施例では、周方向の鉄筋６と軸方向の鉄筋５とを組み合わせて配設するようにしているが、それぞれを単独で配設するようにして使用することも可能である。
【００２２】
また、コンクリート製節杭の遠心力成形工程については、軸部３の内径側から節部２の外径側までが均一なコンクリート断面になるように、低スランプ生コンを用いてできるだけ低い遠心力で成形することが好ましい。
【００２３】
かくして、本実施例のコンクリート製節杭は、節部２の主筋４の外周に、軸方向に複数本の鉄筋５を配設するとともに、節部２の突出部１に周方向の鉄筋６を配設したことから、周方向の鉄筋６による拘束力を高めるとともに、コンクリート製節杭の座屈を防止することができる。
【００２４】
ところで、図１（ａ）、（ｂ）に記載した実施例においては、軸方向の鉄筋５に真っ直ぐな鉄筋を用いるようにしたが、このほか、図１（ｃ）に示す変形例のように、節部２の外形状に近似した形状で、かつ、端部を節部２の付け根より長く形成した鉄筋５を、この鉄筋５の突出部が節部２内に節部２の外形状に沿って位置するように配設することもできる。
これにより、節部２全体を拘束して引張破壊を防止することができる。
【００２５】
図２に、本発明のコンクリート製節杭の第２実施例を示す。
このコンクリート製節杭は、節状の突出部１を備えた複数の節部２を軸方向に有し、軸部３の内部に主筋４を配設した構造を有している。
そして、このコンクリート製節杭は、各節部２の主筋４を、鋼管からなる補強鞘管１１で覆うようにしている。
なお、補強鞘管１１は、必要に応じて、フープ筋１０と接合することにより、かご状に形成することができる。
【００２６】
これにより、本実施例のコンクリート製節杭は、主筋４及び補強鞘管１１による拘束力を高めるとともに、コンクリートの補強鞘管１１に対する付着面積を増やして換算断面積を増大させることができ、これにより、簡易な構造で節部２を補強し、節部２におけるクラックの発生を効果的に防止することができる。
また、コンクリートの補強鞘管１１鉄筋５、６に対する付着面積を増加させることにより、補強鞘管１１とコンクリートとの緊密な一体化を図るとともに、補強鞘管１１によりコンクリート製節杭の座屈を防止することができる。
【００２７】
図３に、本発明のコンクリート製節杭の第３実施例を示す。
このコンクリート製節杭は、節状の突出部１を備えた複数の節部２を軸方向に有し、軸部３の内部に主筋４及びフープ筋１０を配設した構造を有している。
そして、このコンクリート製節杭は、各節部２の主筋４の外周に、円環状の補強体として、周方向の複数の帯筋８を配設している。
【００２８】
帯筋８は、無端の円環状に形成された帯状の鉄筋からなり、本実施例では、各節部２において、３本の帯筋８が節部２の中央部と上下の立ち上がり部とにそれぞれ配設するようにしている。
この帯筋８は、コンクリート製節杭のすべての節部２に配設することも可能であるが、必要な特定の節部２、例えば、クラックや節部外周の引張応力による主筋４の座屈の発生しやすい杭両端より２〜３個の節部２にのみ配設することもでき、また、各節部２当たりの配設本数は、１本乃至複数本とすることができる。
なお、この帯筋８を、第１実施例で説明した周方向の鉄筋６と組み合わせて配設することも可能であり、また、帯筋８は、本実施例では、主筋４に溶接等により固定した状態で配設しているが主筋に沿わせることもできるし、第１実施例の軸方向の鉄筋５のように主筋４から離した状態で配設することもできる。
また、帯筋８に所定の間隔をあけて複数の透孔（図示省略）を形成することにより、コンクリートとの緊密な一体化を図ることもできる。
そして、このように、節部２の主筋４の外周に、円環状の補強体として、周方向の帯筋８を配設することにより、節部２の膨張を拘束することができ、これにより、簡易な構造で節部を補強し、節部２におけるクラックの発生を効果的に防止することができるとともに、節部外周の引張応力による主筋４の座屈を防止することができる。
【００２９】
ところで、図３（ａ）に記載した実施例においては、帯筋８を、節部２の中央部と上下の立ち上がり部とにそれぞれ配設するようにしているが、これに限定されず、図３（ｂ）に示す変形例のように、帯筋８を、節部２の中央部のみに配設するようにしたり、図３（ｃ）に示す変形例のように、帯筋８を、上下の立ち上がり部のみに配設することもできる。
【００３０】
また、上記実施例においては、円環状の補強体（帯筋８）は、主筋４の外周に密着して配設するようにしたが、固定したり、沿わせせる等、配設状態はこれに限定されず、図４（ａ）に示す本発明の第４実施例のコンクリート製節杭のように、主筋４の外周に間隔をあけて配設するようにしたり、図４（ｂ）に示す変形例のコンクリート製節杭のように、節部２内に配設することができる。
このほか、円環状の補強体（帯筋８）は、図５に示す本発明の第５実施例のコンクリート製節杭のように、節部２の最外周に配設することもでき、この場合、第５実施例のコンクリート製節杭のように、コンクリート製節杭の製造時に帯筋８を一体に取り付けるようにする（一体成型する）ほか、図６（ａ）に示す変形例のコンクリート製節杭のように、円環状の補強体を帯筋８で構成し、これを焼嵌（内径を節部２の外径と略同径に形成した帯筋８を加熱することにより膨張させた状態で、節部２の外周に外嵌し、その後、帯筋８が冷めて収縮することにより、帯筋８が節部２を締め付けた状態で固定される方法）により配設することにより、節部外周の引張応力による節部の膨張を一層強固に拘束して、引張破壊を防止することができるようにしたり、円環状の補強体を固定用バンド（図示省略）で構成し、これをボルトやターンバックル等で固定して締め付けることにより配設するようにしたり、図６（ｂ）に示す変形例のコンクリート製節杭のように、円環状の補強体を炭素繊維やアラミド繊維等の高強度繊維を重ねたり、束ねる等してシート状に形成した高強度繊維シート８Ａで構成し、これにエポキシ樹脂等の結合材を含浸させて接着する（節部２の周囲にＦＲＰ製の補強体を形成する）ことにより配設することができる。
この場合、図６（ｂ）に示す変形例のコンクリート製節杭のように、円環状の補強体（高強度繊維シート８Ａ）により、節部２の上下の立ち上がり部を含む節部全体を被覆するようにすることにより、節部２全体の膨張を一層強固に拘束して、引張破壊を防止することができる。
なお、円環状の補強体としては、帯筋８（帯筋８の本数、幅、厚さ、強度等は、コンクリート製節杭の径や使用状態に応じて設計することができる。具体的には、図５〜図６に示す実施例の場合、帯筋８には、厚さ３．０〜１０．０ｍｍ程度の鋼板を好適に用いることができる。）のほか、丸形鉄筋や角筋等を適宜用いることができる。
また、帯筋（補強体）は、円環状のほか、一部切り欠いたＣ形状や螺旋形状とすることもできる。
【００３１】
また、このコンクリート製節杭は、節部２の上下の立ち上がり部７の曲率を、Ｒ８０ｍｍ以上、好ましくは、Ｒ１００ｍｍ以上と大きくしており、これにより、立ち上がり部７の曲率を大きくして、クラックが発生しやすい立ち上がり部７の圧縮応力の応力集中を緩和し、より効果的なクラック発生の防止効果を図っている。
【００３２】
かくして、本実施例のコンクリート製節杭（第４実施例及び第５実施例のコンクリート製節杭も同じ。）は、節部２の主筋４の外周に、円環状の補強体として、周方向の帯筋８を配設したことから、帯筋８による拘束力を一層高めるとともに、コンクリートの鉄筋８に対する付着面積を増やして換算断面積を増大させることができ、これにより、簡易な構造で、節部２外周の引張応力による節部２の膨張を拘束して節部２を補強し、節部２におけるクラックの発生を効果的に防止し、引張破壊を防止することができる。
また、コンクリートの鉄筋８に対する付着面積を増加させることにより、鉄筋８とコンクリートとの緊密な一体化を図るとともに、鉄筋８の増加によりコンクリート製節杭の座屈を防止することができる。
【００３３】
図７に、本発明のコンクリート製節杭の第６実施例を示す。
このコンクリート製節杭は、節状の突出部１を備えた複数の節部２を軸方向に有し、軸部３の内部に主筋４を配設した構造を有している。
そして、このコンクリート製節杭は、節部２の主筋４に、所要拡径した複数の大径部９を設けている。
この大径部９は、ＰＣ鋼棒からなる主筋４を部分的に高周波で加熱して、軸方向に押圧するヘディング加工等によって形成することができる。
大径部９の外径は、特に限定されるものではないが、主筋４の１．２〜２．０倍程度とし、大径部９同士のピッチは、主筋４の外径の５倍前後とすることができる。
また、この大径部９は、コンクリート製節杭のすべての節部２に形成することも可能であるが、必要な特定の節部２、例えば、クラックが発生しやすい杭両端より２〜３個の節部２にのみ、また、特に、節部２の上下の立ち上がり部７に対応する位置に形成することができ、さらに、この主筋４の大径部９の構成と、第１実施例で説明した周方向の鉄筋６の構成とを組み合わせて用いることも可能である。
【００３４】
また、このコンクリート製節杭は、節部２の上下の立ち上がり部７の曲率を、Ｒ８０ｍｍ以上、好ましくは、Ｒ１００ｍｍ以上と大きくしており、これにより、立ち上がり部７の曲率を大きくして、クラックが発生しやすい立ち上がり部７の圧縮応力の応力集中を緩和し、より効果的なクラック発生の防止効果を図っている。
【００３５】
かくして、本実施例のコンクリート製節杭は、節部２の主筋４に所要拡径した大径部９を設けたことから、コンクリートの主筋４に対する付着面積を増加して換算断面積を増大させることができ、これにより、簡易な構造で節部２を補強し、節部２におけるクラックの発生を効果的に防止することができる。
また、コンクリートの主筋４に対する付着面積を増加させることにより、主筋４とコンクリートとの緊密な一体化を図るとともに、大径部９による主筋４の断面積の増加によりコンクリート製節杭の座屈を防止することができる。
【００３６】
以上、本発明のコンクリート製節杭について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、各実施例に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
【００３７】
【発明の効果】
本第１発明及び第２発明のコンクリート製節杭によれば、節部の主筋の外周に、軸方向に複数本の鉄筋を配設するようにしたり、節部の主筋を、補強鞘管で覆うようにしたことから、コンクリートの鉄筋に対する付着面積を増やして換算断面積を増大させることができ、これにより、簡易な構造で節部を補強し、節部におけるクラックの発生を効果的に防止することができる。
特に、節部の外形状に近似した形状の鉄筋を、鉄筋の突出部が節部内に位置するように配設することにより、節部全体を拘束して引張破壊を防止することができる。
また、コンクリートの鉄筋や補強鞘管に対する付着面積を増加させることにより、鉄筋や補強鞘管とコンクリートとの緊密な一体化を図るとともに、鉄筋の増加によりコンクリート製節杭の座屈を防止することができる。
【００３８】
また、本第３発明のコンクリート製節杭によれば、節部の突出部に周方向の鉄筋を配設することから、節部の膨張を拘束することができ、これにより、簡易な構造で節部を補強し、節部におけるクラックの発生を効果的に防止することができる。
また、コンクリートの鉄筋に対する付着面積を増加させることにより、鉄筋とコンクリートとの緊密な一体化を図るとともに、鉄筋の増加によりコンクリート製節杭の座屈を防止することができる。
【００３９】
本第４発明のコンクリート製節杭は、節部に、円環状の補強体を配設することから、節部の膨張を拘束することができ、これにより、簡易な構造で節部を補強し、節部におけるクラックの発生を効果的に防止することができる。
この場合、円環状の補強体を、節部の主筋の外周に配設することにより、節部外周の引張応力による主筋の座屈を防止することができ、また、節部内に配設することにより、節部外周の引張応力による節部の膨張を拘束して、引張破壊を防止することができ、また、節部の外周に配設することにより、節部外周の引張応力による節部の膨張をより強固に拘束して、引張破壊を防止することができる。
また、円環状の補強体を節部の外周に配設する場合において、円環状の補強体を帯筋で構成し、これを焼嵌により配設することにより、節部外周の引張応力による節部の膨張を一層強固に拘束して、引張破壊を防止することができ、また、円環状の補強体を固定用バンドで構成し、これを締め付けることにより配設するようにしたり、高強度繊維シートを重ねたり、束ねる等して円環状の補強体を構成し、これに結合材を含浸させて接着することにより配設し、円環状の補強体の装着を容易に行うことができる。
さらに、円環状の補強体により、節部の上下の立ち上がり部を含む節部全体を被覆するようにすることにより、節部全体の膨張を一層強固に拘束して、引張破壊を防止することができる。
【００４０】
また、本第５発明のコンクリート製節杭によれば、節部の主筋に所要拡径した大径部を設けることから、コンクリートの主筋に対する付着面積を増加して換算断面積を増大させることができ、これにより、簡易な構造で節部を補強し、節部におけるクラックの発生を効果的に防止することができる。
また、コンクリートの主筋に対する付着面積を増加させることにより、主筋とコンクリートとの緊密な一体化を図るとともに、主筋の断面積の増加によりコンクリート製節杭の座屈を防止することができる。
【００４１】
そして、節部の上下の立ち上がり部の曲率をＲ８０ｍｍ以上とすることにより、節部の立ち上がり部の曲率を大きくして、クラックが発生しやすい立ち上がり部の圧縮応力の応力集中を緩和し、より効果的にクラックの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のコンクリート製節杭の第１実施例を示し、（ａ）は要部の断面図、（ｂ）は節部の立ち上がり部の拡大断面図、（ｃ）は第１実施例の変形例の要部の断面図である。
【図２】本発明のコンクリート製節杭の第２実施例を示す部分断面図である。
【図３】本発明のコンクリート製節杭の第３実施例を示し、（ａ）は部分断面図、（ｂ）、（ｃ）は第３実施例の変形例の要部の断面図である。
【図４】本発明のコンクリート製節杭の第４実施例を示し、（ａ）は部分断面図、（ｂ）は第４実施例の変形例の要部の断面図である。
【図５】本発明のコンクリート製節杭の第５実施例を示す部分断面図である。
【図６】本発明のコンクリート製節杭の第５実施例の変形例を示す部分断面図である。
【図７】本発明のコンクリート製節杭の第６実施例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
１　　突出部
２　　節部
３　　軸部
４　　主筋
５　　軸方向の鉄筋
６　　周方向の鉄筋
７　　節部の立ち上がり部
８　　帯筋（補強体）
８Ａ　高強度繊維シート（補強体）
９　　大径部
１０　フープ筋
１１　補強鞘管[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a concrete knotted pile, and more particularly to a concrete knotted pile having a required bearing strength as a concrete knotted pile and a knotted portion having a strong resistance to cracks.
[0002]
[Prior art]
Examples of the prefabricated pile include a cylindrical prefabricated pile such as an ordinary concrete pile, a steel pipe pile, and a steel-concrete composite pile, and a friction pile such as a concrete knotted pile having superior peripheral bearing capacity rather than horizontal strength.
In general, concrete prefabricated piles are often made of hollow prestressed concrete in which a shaft is provided with a node and a main bar and a hoop bar are disposed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the above-mentioned conventional concrete knotted pile, it is difficult to reinforce the knot, and when an excessive compressive force is received from the supporting structure, the compressive stress is concentrated on the root of the knot, and the tensile force is applied to the outer periphery of the knot. When the stress is generated, there is a problem that the node breaks due to a compressive failure at the root of the node or a tensile fracture at the outer periphery of the node.
Also, with the increase in the bearing capacity of the pile foundation, it is indispensable to reinforce the material strength of the pile body, especially the joints of the concrete knotted pile.
[0004]
In view of the above-mentioned problems of the conventional concrete knotted pile, the present invention provides a necessary bearing strength against excessive compressive force as a concrete knotted pile by reinforcing the knot portion with a simple structure. It is an object of the present invention to provide a concrete knotted pile that guarantees performance and has strength against a strong crack at a knot.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a concrete knotted pile according to the first aspect of the present invention has a knot portion, and in a concrete knotted pile provided with a main reinforcing bar and a hoop bar, a plurality of axially extending around the outer periphery of the main reinforcing bar of the nodal portion. It is characterized by the fact that book rebars are arranged.
In this case, a reinforcing bar having a shape similar to the outer shape of the joint can be arranged such that the protrusion of the reinforcing bar is located in the joint.
[0006]
Further, in order to achieve the same object, the concrete knotted pile of the second invention has a knot portion, and in the concrete knotted pile having a main bar and a hoop bar, the main bar of the knot portion is reinforced with a reinforcing sheath tube. It is characterized by being covered.
[0007]
The concrete knotted pile of the first invention and the second invention has a configuration in which a plurality of reinforcing bars are disposed in the axial direction on the outer periphery of the main reinforcing bar of the knot portion, or the main reinforcing bar of the knot portion is covered with a reinforcing sheath tube. As a result, the conversion area can be increased by increasing the adhesion area of the concrete to the reinforcing bar, thereby reinforcing the nodes with a simple structure and effectively preventing cracks at the nodes. Can be.
In particular, by arranging a reinforcing bar having a shape similar to the outer shape of the knot portion such that the protruding portion of the reinforcing bar is located inside the knot portion, the entire knot portion can be restrained to prevent tensile failure.
In addition, by increasing the area of adhesion of concrete to reinforcing bars and reinforcing sheath tubes, tight integration between the reinforcing bars and reinforcing sheath tubes and concrete is prevented, and buckling of concrete section piles is prevented by increasing the reinforcing bars. Can be.
[0008]
To achieve the same object, the concrete knotted pile according to the third aspect of the present invention has a knot portion, and in a concrete knotted pile having a main reinforcing bar and a hoop reinforcing bar, a circumferential reinforcing bar is provided at the node portion. It is characterized by having been established.
[0009]
In the concrete knotted pile according to the third aspect of the present invention, since the reinforcing bar in the circumferential direction is arranged at the knot, the expansion of the knot can be restrained. It is possible to effectively prevent the occurrence of cracks in the portion.
In addition, by increasing the area of adhesion of the concrete to the reinforcing bar, tight integration between the reinforcing bar and the concrete can be achieved, and buckling of the concrete knotted pile can be prevented by increasing the reinforcing bar.
[0010]
Further, in order to achieve the same object, the concrete knotted pile of the fourth invention has a knot portion, and in the concrete knotted pile having a main reinforcing bar and a hoop reinforcing bar, an annular reinforcing body is provided at the knotting portion. It is characterized by being arranged.
In this case, the annular reinforcing body can be arranged on the outer periphery of the main reinforcement of the joint, arranged inside the joint, or arranged on the outer periphery of the joint.
When the annular reinforcing member is provided on the outer periphery of the node portion, the annular reinforcing member is formed of a stirrup, and is disposed by shrink fitting. It can be provided by forming a band and tightening it, or can be provided by forming an annular reinforcing member of a high-strength fiber sheet, impregnating it with a binder, and bonding.
Further, the entire node including the upper and lower rising portions of the node can be covered by the annular reinforcing member.
[0011]
In the concrete knotted pile according to the fourth aspect of the present invention, since the annular reinforcing member is provided at the knot, the expansion of the knot can be restrained, thereby reinforcing the knot with a simple structure. In addition, it is possible to effectively prevent the occurrence of cracks at the nodes.
In this case, by arranging the annular reinforcing body on the outer periphery of the main bar of the node, it is possible to prevent buckling of the main bar due to the tensile stress on the outer periphery of the node, and furthermore, to provide the reinforcing member in the node. Thereby, the expansion of the node due to the tensile stress on the outer periphery of the node can be restrained, and the tensile fracture can be prevented. The expansion can be more firmly restrained and tensile fracture can be prevented.
Further, when the annular reinforcing member is provided on the outer periphery of the node portion, the annular reinforcing member is formed of a stirrup, and is disposed by shrink fitting. The expansion of the part can be more firmly restrained to prevent tensile breakage. Also, the annular reinforcing body is composed of a fixing band, which can be arranged by tightening it, or a high-strength fiber An annular reinforcing body is formed by stacking or bundling the sheets, and the reinforcing member is impregnated with a bonding material and bonded to the annular reinforcing member, so that the annular reinforcing member can be easily mounted.
Further, the annular reinforcing body covers the entire node including the upper and lower rising portions of the node, so that the expansion of the entire node can be more firmly restrained and tensile failure can be prevented. it can.
[0012]
In order to achieve the same object, the concrete knotted pile according to the fifth aspect of the present invention has a knot portion, and in a concrete knotted pile having a main reinforcing bar and a hoop reinforcing bar, a required diameter is expanded to the main reinforcing bar of the knotting portion. A large diameter portion is provided.
[0013]
In the concrete knotted pile according to the fifth aspect of the present invention, since a large diameter portion having a required diameter is provided in the main reinforcement of the knot, the conversion area can be increased by increasing the adhesion area of the concrete to the main reinforcement. The joint can be reinforced with a simple structure, and the occurrence of cracks in the joint can be effectively prevented.
In addition, by increasing the area of adhesion of the concrete to the main reinforcement, it is possible to achieve a tight integration between the main reinforcement and the concrete, and to prevent the buckling of the concrete knotted pile by increasing the cross-sectional area of the main reinforcement.
[0014]
In this case, the curvature of the rising portions above and below the node can be set to R80 mm or more.
[0015]
Thereby, the curvature of the rising portion above and below the node is increased, the stress concentration of the compressive stress at the rising portion where cracks are likely to occur is reduced, and cracks can be more effectively prevented.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a concrete knotted pile according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
FIG. 1 shows a first embodiment of a concrete knotted pile according to the present invention.
This concrete knotted pile has a plurality of knots 2 provided with knot-shaped protrusions 1 in the axial direction, and has a structure in which a main bar 4 and a hoop bar 10 are arranged inside a shaft 3. .
In this concrete knotted pile, a plurality of reinforcing bars 5 are disposed substantially uniformly in the axial direction on the outer periphery of the main reinforcing bar 4 of each knot portion 2, and the protruding portion 1 of each knot portion 2 is provided in the circumferential direction. A plurality of reinforcing bars 6 are provided.
[0018]
Also, in this concrete knotted pile, the curvature of the rising portions 7 above and below each projecting portion 1 is increased to R80 mm or more, preferably R100 mm or more, thereby increasing the curvature of the rising portions 7, The stress concentration of the compressive stress in the rising portion 7 where cracks are likely to occur is reduced, and a more effective crack preventing effect is achieved.
As described above, when the curvature of the rising portion 7 is, for example, R100 mm, if the node diameter of the concrete knotted pile is 800 mm and the shaft diameter is 600 mm, the axial cross-sectional area of the rising portion 7 increases by about 10%.
In the present embodiment, the radius of curvature of the rising portion 7 is increased by increasing the thickness of the concrete as compared with the conventional rising portion 7 '.
[0019]
In this case, the main reinforcement 4 disposed on the shaft 3 is made of a steel rod formed in a cage shape by joining with the hoop reinforcement 10, and is inserted into the concrete of the shaft 3 over the entire length of the concrete knotted pile. We are going to arrange.
The concrete knotted pile may be a prestressed concrete structure in which pretension is added to the main reinforcement 4.
[0020]
On the other hand, in the present embodiment, the reinforcing bar 5 in the axial direction is also formed in a cage shape by being joined to the hoop bar 10, and a gap is provided around the main bar 4 between the main bar 4 and the concrete. It is arranged on the shaft 3 in this state.
This axial reinforcing bar 5 can be disposed at all the knots 2 of the concrete knot, but it is 2-3 knots from a required specific knot 2, for example, both ends of the pile where cracks are likely to occur. It is also possible to dispose only the joints 2.
The length of the reinforcing bar 5 in the axial direction depends on the diameter of the shaft portion, but is about 300 to 500 mm, and the number thereof is about the same as the number of the main reinforcing bars 4 of the concrete knotted pile to about half, and the hoop For 400, 400 N / mm 2 ~ 800N / mm 2 High strength material.
Furthermore, it is preferable that the axial reinforcing bar 5 and the hoop bar 10 be disposed at least 20 mm inward from the outer peripheral surface of the shaft portion 3 in consideration of the workability of putting ready-mixed concrete and securing the concrete cover thickness.
[0021]
In addition, the circumferential reinforcing bar 6 is formed of an endless reinforcing bar formed in an annular shape, and is not particularly limited. In the present embodiment, two reinforcing bars 6 are provided on the protruding portions 1 of the joints 2. Like that.
This circumferential reinforcing bar 6 can be arranged at all the knots 2 of the concrete knot, but it is 2-3 knots from the required specific knot 2, for example, both ends of the pile where cracks are likely to occur. It is also possible to dispose only the joints 2, and the number of arrangements per joint 2 can be one or more.
In the present embodiment, the circumferential reinforcing bars 6 are arranged on the protruding portions 1 of the joints 2. However, the disposing position is not particularly limited, and is, for example, slightly separated from the main reinforcing bar 4. It can be arranged in a state.
Further, in the present embodiment, the reinforcing bar 6 in the circumferential direction and the reinforcing bar 5 in the axial direction are arranged in combination, but it is also possible to use each of them independently.
[0022]
In addition, in the centrifugal force forming step of the concrete knotted pile, a low slump ready-mixed concrete is used at a centrifugal force as low as possible so that a uniform concrete section is formed from the inner diameter side of the shaft portion 3 to the outer diameter side of the node portion 2. It is preferred to mold.
[0023]
Thus, in the concrete knotted pile of the present embodiment, a plurality of reinforcing bars 5 are disposed in the axial direction on the outer periphery of the main reinforcing bar 4 of the node 2, and the circumferential reinforcing bar 6 is provided on the projecting portion 1 of the node 2. Because of the arrangement, it is possible to increase the restraining force of the reinforcing bar 6 in the circumferential direction and prevent buckling of the concrete knotted pile.
[0024]
By the way, in the embodiment described in FIGS. 1A and 1B, a straight reinforcing bar is used as the reinforcing bar 5 in the axial direction. In addition, as in the modification shown in FIG. The reinforcing bar 5 having a shape similar to the outer shape of the node 2 and having an end portion longer than the base of the node 2 is formed such that the protruding portion of the reinforcing bar 5 has the outer shape of the node 2 inside the node 2. It can also be arranged to be located along.
Thus, the entire node 2 can be restrained to prevent tensile failure.
[0025]
FIG. 2 shows a second embodiment of the concrete knotted pile according to the present invention.
This concrete knotted pile has a plurality of knots 2 provided with knot-shaped protrusions 1 in the axial direction, and has a structure in which a main bar 4 is arranged inside a shank 3.
In the concrete knotted pile, the main reinforcement 4 of each knot 2 is covered with a reinforcing sheath tube 11 made of a steel pipe.
In addition, the reinforcing sheath tube 11 can be formed in a cage shape by joining with the hoop muscle 10 as needed.
[0026]
As a result, the concrete knotted pile according to the present embodiment can increase the binding force of the main reinforcement 4 and the reinforcing sheath tube 11 and also increase the conversion area by increasing the adhesion area of the concrete to the reinforcing sheath tube 11. Accordingly, the joint 2 can be reinforced with a simple structure, and the occurrence of cracks in the joint 2 can be effectively prevented.
In addition, by increasing the area of adhesion of the concrete to the reinforcing sheath tube 11 and the reinforcing bars 5 and 6, tight integration between the reinforcing sheath tube 11 and the concrete is achieved, and the reinforcing sheath tube 11 reduces the buckling of the concrete knotted pile. Can be prevented.
[0027]
FIG. 3 shows a third embodiment of the concrete knotted pile according to the present invention.
This concrete knotted pile has a plurality of knots 2 provided with knot-shaped protrusions 1 in the axial direction, and has a structure in which a main bar 4 and a hoop bar 10 are arranged inside a shaft 3. .
Further, in the concrete knotted pile, a plurality of circumferential stirrups 8 are arranged as an annular reinforcing body on the outer periphery of the main reinforcing bar 4 of each knot portion 2.
[0028]
The stirrups 8 are formed of endless annular band-shaped rebars. In the present embodiment, in each of the joints 2, the three stirrups 8 are provided at the center of the joints 2 and at the upper and lower rising portions. Each is arranged.
The stirrups 8 can be arranged at all the knots 2 of the concrete knot, but the seats of the main knots 4 due to the required specific knots, for example, cracks and tensile stress around the knots. It is also possible to dispose only two or three joints 2 from both ends of the pile where bending easily occurs, and the number of arrangements per joint 2 can be one or more.
In addition, it is also possible to arrange this stirrup 8 in combination with the circumferential reinforcing bar 6 described in the first embodiment, and in this embodiment, the stirrup 8 is welded to the main streak 4 by welding or the like. Although it is arranged in a fixed state, it can be arranged along the main reinforcement, or it can be arranged in a state separated from the main reinforcement 4 like the axial reinforcing bar 5 of the first embodiment.
Further, by forming a plurality of through-holes (not shown) at predetermined intervals in the straps 8, tight integration with concrete can be achieved.
By arranging the circumferential stirrups 8 as annular reinforcing members on the outer periphery of the main reinforcing bar 4 of the joint portion 2 as described above, the expansion of the joint portion 2 can be restrained. In addition, it is possible to reinforce the joint with a simple structure, effectively prevent cracks from occurring in the joint 2, and prevent buckling of the main bar 4 due to tensile stress on the outer periphery of the joint.
[0029]
By the way, in the embodiment described in FIG. 3A, the stirrups 8 are arranged at the central portion of the node portion 2 and the upper and lower rising portions, respectively. 3 (b), the stirrups 8 are arranged only at the center of the node 2, or as in the modification shown in FIG. It is also possible to dispose only at the upper and lower rising portions.
[0030]
Further, in the above embodiment, the annular reinforcing body (band streaks 8) is arranged in close contact with the outer periphery of the main streaks 4, but the arrangement state is fixed or aligned. However, the present invention is not limited to this. For example, as shown in FIG. 4 (a), a concrete knotted pile according to the fourth embodiment of the present invention may be arranged at intervals on the outer periphery of the main reinforcement 4, or as shown in FIG. Like the concrete knotted pile of the modification shown, it can be disposed in the knot portion 2.
In addition, the annular reinforcing member (strip 8) can be disposed on the outermost periphery of the node 2 as in the concrete knotted pile according to the fifth embodiment of the present invention shown in FIG. In this case, as in the case of the concrete knotted pile of the fifth embodiment, the stirrups 8 are integrally attached (integrally molded) when the concrete knotted pile is manufactured, and the concrete of the modification shown in FIG. Like a knotted pile, an annular reinforcing body is composed of the stirrups 8 and shrink-fitted (expanded by heating the stirrups 8 whose inner diameter is formed to be approximately the same diameter as the outer diameter of the node portion 2). In a state in which the stirrup 8 cools and contracts, and then the stirrup 8 is fixed in a state in which the joint 2 is tightened). In addition, the expansion of the node due to the tensile stress on the outer periphery of the node can be more firmly restrained, thereby preventing the tensile fracture. 6B, the annular reinforcing member is formed by a fixing band (not shown), and the fixing member is fixed by a bolt or a turnbuckle and tightened. Like the concrete knotted pile of the example, the annular reinforcing body is constituted by a high-strength fiber sheet 8A formed in a sheet shape by stacking or bundling high-strength fibers such as carbon fiber and aramid fiber. It can be provided by impregnating and bonding a binder such as an epoxy resin (forming a reinforcing member made of FRP around the node 2).
In this case, like the concrete knotted pile of the modified example shown in FIG. 6B, the entire knot portion including the upper and lower rising portions of the knot portion 2 is covered with an annular reinforcing body (high-strength fiber sheet 8A). By doing so, the expansion of the entire node 2 can be more firmly restrained, and tensile failure can be prevented.
In addition, as the annular reinforcing body, the stirrups 8 (the number, width, thickness, strength, etc. of the stirrups 8 can be designed according to the diameter and use condition of the concrete knotted pile. In the case of the embodiment shown in FIGS. 5 and 6, a steel plate having a thickness of about 3.0 to 10.0 mm can be suitably used for the strip 8.) Etc. can be used as appropriate.
Further, the stirrup (reinforcing body) may be formed in a C shape or a spiral shape in which a part is cut out, in addition to the annular shape.
[0031]
Further, in this concrete knotted pile, the curvature of the rising part 7 above and below the node part 2 is increased to R80 mm or more, preferably R100 mm or more, thereby increasing the curvature of the rising part 7 and cracking. The stress concentration of the compressive stress in the rising portion 7 where the cracks easily occur is reduced, and the more effective crack preventing effect is achieved.
[0032]
Thus, the concrete knotted pile of the present embodiment (the same is true of the concrete knotted piles of the fourth and fifth embodiments) is provided on the outer periphery of the main reinforcement 4 of the knot portion 2 as an annular reinforcing body in the circumferential direction. Since the straps 8 are arranged, the restraining force of the straps 8 can be further increased, and the converted sectional area can be increased by increasing the adhesion area of the concrete to the reinforcing bars 8, thereby achieving a simple structure. The expansion of the node portion 2 due to the tensile stress on the outer periphery of the node portion 2 is restrained to reinforce the node portion 2, and it is possible to effectively prevent the occurrence of cracks in the node portion 2 and prevent tensile fracture.
In addition, by increasing the area where the concrete adheres to the reinforcing bar 8, the reinforcing bar 8 can be tightly integrated with the concrete, and the increase in the reinforcing bar 8 can prevent the buckling of the concrete knotted pile.
[0033]
FIG. 7 shows a sixth embodiment of the concrete knotted pile according to the present invention.
This concrete knotted pile has a plurality of knots 2 provided with knot-shaped protrusions 1 in the axial direction, and has a structure in which a main bar 4 is arranged inside a shank 3.
In this concrete knotted pile, a plurality of large-diameter portions 9 having required diameters are provided on the main reinforcement 4 of the knot portion 2.
The large-diameter portion 9 can be formed by, for example, a heading process in which the main bar 4 made of a PC steel bar is partially heated at a high frequency and pressed in the axial direction.
The outer diameter of the large-diameter portion 9 is not particularly limited, but is about 1.2 to 2.0 times the main bar 4, and the pitch between the large-diameter portions 9 is about 5 times the outer diameter of the main bar 4. It can be.
The large-diameter portion 9 can be formed on all the knots 2 of the concrete knot, but it is required to have a specific knot 2, for example, two to three from the ends of the pile where cracks are likely to occur. It can be formed only on each of the knots 2, and in particular, at positions corresponding to the upper and lower rising portions 7 of the knots 2. Further, the configuration of the large-diameter portion 9 of the main reinforcement 4 and the first embodiment It is also possible to use in combination with the configuration of the circumferential reinforcing bar 6 described in the above.
[0034]
Also, in this concrete knotted pile, the curvature of the rising portions 7 above and below the node portion 2 is increased to R80 mm or more, preferably R100 mm or more, thereby increasing the curvature of the rising portions 7 and cracking. The stress concentration of the compressive stress in the rising portion 7 where the cracks easily occur is reduced, and the more effective crack preventing effect is achieved.
[0035]
Thus, in the concrete knotted pile according to the present embodiment, since the large-diameter portion 9 having a required diameter is provided in the main reinforcing bar 4 of the node portion 2, the conversion area is increased by increasing the adhesion area of the concrete to the main reinforcing bar 4. Thus, the joint 2 can be reinforced with a simple structure, and the occurrence of cracks in the joint 2 can be effectively prevented.
Also, by increasing the adhesion area of the concrete to the main reinforcement 4, the main reinforcement 4 and the concrete are tightly integrated, and the large-diameter portion 9 increases the cross-sectional area of the main reinforcement 4 to reduce the buckling of the concrete knotted pile. Can be prevented.
[0036]
As described above, the concrete knotted pile of the present invention has been described based on a plurality of embodiments, but the present invention is not limited to the configurations described in the above embodiments, and appropriately combines the configurations described in each embodiment. The configuration can be appropriately changed without departing from the spirit of the invention.
[0037]
【The invention's effect】
According to the concrete knotted piles of the first and second inventions, a plurality of rebars are arranged in the axial direction on the outer periphery of the main reinforcing bar of the knot portion, or the main reinforcing bar of the knot portion is connected to the reinforcing sheath tube. Covering increases the area of conversion of concrete by increasing the area of adhesion of concrete to the reinforcing steel, thereby reinforcing the joints with a simple structure and effectively preventing cracks at the joints can do.
In particular, by arranging a reinforcing bar having a shape similar to the outer shape of the knot portion such that the protruding portion of the reinforcing bar is located inside the knot portion, the entire knot portion can be restrained to prevent tensile failure.
In addition, by increasing the area of adhesion of concrete to reinforcing bars and reinforcing sheath tubes, tight integration between the reinforcing bars and reinforcing sheath tubes and concrete is prevented, and buckling of concrete section piles is prevented by increasing the reinforcing bars. Can be.
[0038]
Moreover, according to the concrete knotted pile of the third aspect of the present invention, since the reinforcing bar in the circumferential direction is provided at the protruding portion of the knot, the expansion of the knot can be restrained. The joint can be reinforced to effectively prevent cracks from occurring at the joint.
In addition, by increasing the area of adhesion of the concrete to the reinforcing bar, tight integration between the reinforcing bar and the concrete can be achieved, and buckling of the concrete knotted pile can be prevented by increasing the reinforcing bar.
[0039]
In the concrete knotted pile according to the fourth aspect of the present invention, since the annular reinforcing member is provided at the knot, the expansion of the knot can be restrained, thereby reinforcing the knot with a simple structure. In addition, it is possible to effectively prevent the occurrence of cracks at the nodes.
In this case, by arranging the annular reinforcing body on the outer periphery of the main bar of the node, it is possible to prevent buckling of the main bar due to the tensile stress on the outer periphery of the node, and furthermore, to provide the reinforcing member in the node. Thereby, the expansion of the node due to the tensile stress on the outer periphery of the node can be restrained, and the tensile fracture can be prevented. The expansion can be more firmly restrained and tensile fracture can be prevented.
Further, when the annular reinforcing member is provided on the outer periphery of the node portion, the annular reinforcing member is formed of a stirrup, and is disposed by shrink fitting. The expansion of the part can be more firmly restrained to prevent tensile breakage. Also, the annular reinforcing body is composed of a fixing band, which can be arranged by tightening it, or a high-strength fiber An annular reinforcing body is formed by stacking or bundling the sheets, and the reinforcing member is impregnated with a bonding material and bonded to the annular reinforcing member, so that the annular reinforcing member can be easily mounted.
Further, the annular reinforcing body covers the entire node including the upper and lower rising portions of the node, so that the expansion of the entire node can be more firmly restrained and tensile failure can be prevented. it can.
[0040]
According to the concrete knotted pile of the fifth aspect of the present invention, since the large-diameter portion having the required diameter is provided in the main reinforcement of the knot, it is possible to increase the adhesion area of the concrete to the main reinforcement and increase the converted cross-sectional area. Thus, the joint can be reinforced with a simple structure, and the occurrence of cracks in the joint can be effectively prevented.
In addition, by increasing the area of adhesion of the concrete to the main reinforcement, it is possible to achieve a tight integration between the main reinforcement and the concrete, and to prevent the buckling of the concrete knotted pile by increasing the cross-sectional area of the main reinforcement.
[0041]
By setting the curvature of the rising portion above and below the node at R80 mm or more, the curvature of the rising portion of the node is increased, so that the stress concentration of the compressive stress at the rising portion where cracks are likely to occur is reduced, and the effect is improved. It is possible to prevent the occurrence of cracks.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B show a first embodiment of a concrete knotted pile according to the present invention, wherein FIG. 1A is a cross-sectional view of a main part, FIG. 1B is an enlarged cross-sectional view of a rising portion of a knot, and FIG. It is sectional drawing of the principal part of the modification of an example.
FIG. 2 is a partial sectional view showing a second embodiment of the concrete knotted pile according to the present invention.
3A and 3B show a third embodiment of a concrete knotted pile according to the present invention, wherein FIG. 3A is a partial cross-sectional view, and FIGS. 3B and 3C are cross-sectional views of main parts of a modification of the third embodiment. .
4A and 4B show a fourth embodiment of a concrete knotted pile according to the present invention, wherein FIG. 4A is a partial sectional view, and FIG. 4B is a sectional view of a main part of a modification of the fourth embodiment.
FIG. 5 is a partial sectional view showing a fifth embodiment of the concrete knotted pile according to the present invention.
FIG. 6 is a partial sectional view showing a modified example of the fifth embodiment of the concrete knotted pile of the present invention.
FIG. 7 is a partial sectional view showing a sixth embodiment of a concrete knotted pile according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Projection
2 knots
3 Shaft
4 Main Bar
5 Axial rebar
6 circumferential reinforcing bars
7 Rising section
8 Stirrups (reinforcement)
8A high strength fiber sheet (reinforcement)
9 Large diameter part
10 Hoop streaks
11 Reinforced sheath tube

Claims (14)

節部を有し、主筋及びフープ筋を配設したコンクリート製節杭において、節部の主筋の外周に、軸方向に複数本の鉄筋を配設したことを特徴とするコンクリート製節杭。A concrete knotted pile having a knot portion and provided with a main reinforcing bar and a hoop reinforcing bar, wherein a plurality of reinforcing bars are provided in an axial direction around an outer periphery of the main reinforcing bar of the knot portion. 節部の外形状に近似した形状の鉄筋を、鉄筋の突出部が節部内に位置するように配設したことを特徴とする請求項１記載のコンクリート製節杭。2. The concrete knot pile according to claim 1, wherein a reinforcing bar having a shape similar to the outer shape of the knot portion is disposed such that a protrusion of the reinforcing bar is located inside the knot portion. 節部を有し、主筋及びフープ筋を配設したコンクリート製節杭において、節部の主筋を、補強鞘管で覆うようにしたことを特徴とするコンクリート製節杭。A concrete knotted pile having a knot portion and provided with a main reinforcing bar and a hoop bar, wherein the main reinforcing bar of the knot portion is covered with a reinforcing sheath tube. 節部を有し、主筋及びフープ筋を配設したコンクリート製節杭において、節部に、周方向の鉄筋を配設したことを特徴とするコンクリート製節杭。A concrete knotted pile having a knot portion and having a main reinforcing bar and a hoop reinforcing bar, wherein a circumferential reinforcing bar is provided at the knot portion. 節部を有し、主筋及びフープ筋を配設したコンクリート製節杭において、節部に、円環状の補強体を配設したことを特徴とするコンクリート製節杭。A concrete knotted pile having a knot portion and provided with a main reinforcing bar and a hoop bar, wherein an annular reinforcing member is provided at the knot portion. 円環状の補強体を、節部の主筋の外周に配設したことを特徴とする請求項５記載のコンクリート製節杭。6. The concrete knotted pile according to claim 5, wherein the annular reinforcing member is disposed on an outer periphery of a main bar of the knot. 円環状の補強体を、節部内に配設したことを特徴とする請求項５記載のコンクリート製節杭。6. The concrete knotted pile according to claim 5, wherein the annular reinforcing member is disposed in the node. 円環状の補強体を、節部の外周に配設したことを特徴とする請求項５記載のコンクリート製節杭。6. The concrete knotted pile according to claim 5, wherein the annular reinforcing member is disposed on an outer periphery of the node. 円環状の補強体が帯筋からなり、焼嵌により配設したことを特徴とする請求項８記載のコンクリート製節杭。9. The concrete knotted pile according to claim 8, wherein the annular reinforcing member is formed of a strip and is shrink-fitted. 円環状の補強体が固定用バンドからなり、締め付けることにより配設したことを特徴とする請求項８記載のコンクリート製節杭。9. The concrete knotted pile according to claim 8, wherein the annular reinforcing member comprises a fixing band, and is disposed by tightening. 円環状の補強体が高強度繊維シートからなり、結合材を含浸させて接着することにより配設したことを特徴とする請求項８記載のコンクリート製節杭。9. The concrete knotted pile according to claim 8, wherein the annular reinforcing member is made of a high-strength fiber sheet, and is disposed by impregnating and bonding a binder. 円環状の補強体により、節部の上下の立ち上がり部を含む節部全体を被覆するようにしたことを特徴とする請求項８、９、１０又は１１記載のコンクリート製節杭。12. The concrete knotted pile according to claim 8, 9, 10 or 11, wherein the annular reinforcing member covers the entire knot including upper and lower rising portions of the knot. 節部を有し、主筋及びフープ筋を配設したコンクリート製節杭において、節部の主筋に、所要拡径した大径部を設けたことを特徴とするコンクリート製節杭。A concrete knotted pile having a knot portion and provided with a main reinforcing bar and a hoop reinforcing bar, wherein a large diameter portion having a required diameter is provided in the main reinforcing bar of the knot portion. 節部の上下の立ち上がり部の曲率をＲ８０ｍｍ以上としたことを特徴とする請求項１、２、３、４、５、６、７、８、９、１０、１１、１２又は１３記載のコンクリート製節杭。14. The concrete according to claim 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12 or 13, wherein the curvature of the upper and lower rising portions of the node is R80 mm or more. Knotty pile.
JP2003160632A 2002-06-05 2003-06-05 Concrete section pile Expired - Fee Related JP3914518B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003160632A JP3914518B2 (en) 2002-06-05 2003-06-05 Concrete section pile

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002163844 2002-06-05
JP2003160632A JP3914518B2 (en) 2002-06-05 2003-06-05 Concrete section pile

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004060435A true JP2004060435A (en) 2004-02-26
JP3914518B2 JP3914518B2 (en) 2007-05-16

Family

ID=31949323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003160632A Expired - Fee Related JP3914518B2 (en) 2002-06-05 2003-06-05 Concrete section pile

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3914518B2 (en)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009114696A (en) * 2007-11-05 2009-05-28 Ohbayashi Corp Knotted pile
CN103334405A (en) * 2013-07-17 2013-10-02 中交二航局第三工程有限公司 Locking-type pile gripper of pile foundation
JP2015183367A (en) * 2014-03-20 2015-10-22 ジャパンパイル株式会社 Precast pile and support method of precast pile

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009114696A (en) * 2007-11-05 2009-05-28 Ohbayashi Corp Knotted pile
CN103334405A (en) * 2013-07-17 2013-10-02 中交二航局第三工程有限公司 Locking-type pile gripper of pile foundation
CN103334405B (en) * 2013-07-17 2015-07-01 中交二航局第三工程有限公司 Locking-type pile gripper of pile foundation
JP2015183367A (en) * 2014-03-20 2015-10-22 ジャパンパイル株式会社 Precast pile and support method of precast pile

Also Published As

Publication number Publication date
JP3914518B2 (en) 2007-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100847547B1 (en) Shear reinforcing apparatus of reinforced concrete structure and method for reinforced concrete structure
JP3587856B2 (en) Multi-layer annular tensile material
CN112095920A (en) Assembled section steel partially-wrapped concrete composite beam and design and construction method thereof
KR20190027626A (en) Composite pile internally reinforced by steel tube
WO2015011777A1 (en) Composite pile
KR100500156B1 (en) Prestress composite beam and method of manufacturing the same
JP7285043B2 (en) Joint structure of precast concrete slab
JP2004060435A (en) Concrete knot pile
JP3806252B2 (en) Reinforcing method of concrete structure with reinforcing fiber sheet
JP4557711B2 (en) Reinforcement structure around openings in reinforced concrete beams
JP4449788B2 (en) Hinge joint structure of RC structural member
KR20150116322A (en) Composite Pile
JP3585134B2 (en) Prestressed reinforced concrete pile
JP2002115403A (en) Reinforcing structure of concrete member
CN211074120U (en) Corrugated pipe connector applied to beam slab prefabrication
JP3826353B2 (en) Column and beam joint structure
JP4469490B2 (en) Reinforcing bar joint structure and joining method
JPH0296044A (en) Joint construction of fiber-reinforced resin reinforcing wire and reinforcing bar
JP2010180641A (en) End structure of prestressed concrete pile
JPH0953301A (en) Structure made of solidifiable plastic material and construction thereof
KR20020016662A (en) Rope Type Composite Bar to Replace Tie and Spiral Reinforcing Bar and Stirrup
JP2020105753A (en) Structural member
JP4243889B2 (en) Synthetic pipe
RU2079765C1 (en) Nondetachable joint
JPH01207551A (en) Reinforcing metal piece for porous beam in ferroconcrete

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040405

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070202

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees