JP2004059493A - アミン化合物の製造方法およびその中間体 - Google Patents

アミン化合物の製造方法およびその中間体 Download PDF

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Abstract

【課題】毒性があり、刺激性や腐食性も高い反応試剤を用いることなく、一般式(4)
Figure 2004059493

で示されるアミン化合物を製造する方法を提供すること。
【解決手段】一般式(1)
Figure 2004059493

で示されるジアミン類と一般式(2)
Figure 2004059493

で示されるカルボニル化合物とを反応させて、新規な化合物である一般式(3)
Figure 2004059493

で示されるイミノ化合物を得、該一般式(3)で示されるイミノ化合物を還元して、一般式(4)で示されるアミン化合物を得ることを特徴とするアミン化合物の製造方法。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アミン化合物の製造方法およびその中間体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般式(4)
Figure 2004059493
(式中、Rは、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいフェニル基を表わし、RおよびRはそれぞれ同一または相異なって、水素原子、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいアリール基を表わす。ここで、RおよびRが結合し、RおよびRが結合している炭素原子とともに環を形成してもよい。)
で示されるアミン化合物は、例えば虚血性心疾患、虚血性脳疾患、虚血性腎疾患等の予防または治療薬、頻尿・尿失禁治療薬等として有用である一般式(5)
Figure 2004059493
(式中、R、RおよびRは、上記と同一の意味を表わし、Xは、酸素原子または硫黄原子を表わす。)
で示されるキナゾリン誘導体の合成中間体として有用である(例えば特開平7−41465号公報、WO00/23436号公報等)。
【0003】
かかる一般式(4)で示されるアミン化合物の製造方法としては、例えば一般式(6)
Figure 2004059493
(式中、Rは上記と同一の意味を表わす。)
で示されるアミノケトン類とトリクロロ酢酸等のトリハロ酢酸誘導体とを反応させて、一般式(7)
Figure 2004059493
(式中、Rは上記と同一の意味を表わし、X’はハロゲン原子を表わす。)
で示される化合物を得、次いで一般式(8)
Figure 2004059493
(式中、RおよびRは、上記と同一の意味を表わす。)
で示されるアミン類を反応させ、さらに還元処理する方法が知られている。しかしながら、毒性があり、刺激性や腐食性も高いトリハロ酢酸誘導体を用いている点で、必ずしも工業的に有利な方法とはいえなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような状況のもと、本発明者らは、毒性があり、刺激性や腐食性も高い反応試剤を用いずに、一般式(4)で示されるアミン化合物を製造する方法について鋭意検討したところ、一般式(1)
Figure 2004059493
(式中、Rは、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいフェニル基を表わす。)
で示されるジアミン類と一般式(2)
Figure 2004059493
(式中、RおよびRはそれぞれ同一または相異なって、水素原子、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいアリール基を表わす。ここで、RおよびRが結合し、RおよびRが結合している炭素原子とともに環を形成してもよい。)
で示されるカルボニル化合物とを反応させて得られる新規な化合物である一般式(3)
Figure 2004059493
(式中、R、RおよびRは、それぞれ上記と同一の意味を表わす。)
で示されるイミノ化合物を経由することにより、毒性があり、刺激性や腐食性も高い反応試剤を用いることなく、目的とする一般式(4)で示されるアミン化合物を製造することができることを見出し、本発明に至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、一般式(1)
Figure 2004059493
(式中、Rは、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいフェニル基を表わす。)
で示されるジアミン類と一般式(2)
Figure 2004059493
(式中、RおよびRはそれぞれ同一または相異なって、水素原子、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいアリール基を表わす。ここで、RおよびRが結合し、RおよびRが結合している炭素原子とともに環を形成してもよい。)
で示されるカルボニル化合物とを反応させて、一般式(3)
Figure 2004059493
(式中、R、RおよびRは、それぞれ上記と同一の意味を表わす。)
で示されるイミノ化合物を得、該一般式(3)で示されるイミノ化合物を還元処理することを特徴とする一般式(4)
Figure 2004059493
(式中、R、RおよびRは、それぞれ上記と同一の意味を表わす。)
で示されるアミン化合物の製造方法およびその中間体を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
まず、一般式(1)
Figure 2004059493
(式中、Rは、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいフェニル基を表わす。)
で示されるジアミン類と一般式(2)
Figure 2004059493
(式中、RおよびRはそれぞれ同一または相異なって、水素原子、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいアリール基を表わす。ここで、RおよびRが結合し、RおよびRが結合している炭素原子とともに環を形成してもよい。)
で示されるカルボニル化合物とを反応させて、新規な化合物である一般式(3)
Figure 2004059493
(式中、R、RおよびRは、それぞれ上記と同一の意味を表わす。)
で示されるイミノ化合物を得る工程について説明する。
【0007】
一般式(1)
Figure 2004059493
で示されるジアミン類(以下、ジアミン類(1)と略記する。)の式中、Rは、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいフェニル基を表わす。
【0008】
置換されていてもよいアルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、4−ヘプチル基、シクロヘキシル基等の直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の炭素数1〜8のアルキル基およびこれらアルキル基の一つまたは二つ以上の水素原子が、例えばメトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基、例えばフェニル基、ナフチル基等のアリール基、例えばN−メチルアミノ基、N,N−ジメチルアミノ基、N,N−ジエチルアミノ基等の一置換もしくは二置換アミノ基、例えばフッ素原子、塩素原子等のハロゲン原子、水酸基、シアノ基等の置換基で置換された、例えばメトキシメチル基、トリフルオロメチル基、ベンジル基、2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル基、2−メトキシエチル基等が挙げられる。
【0009】
置換されていてもよいフェニル基としては、無置換のフェニル基のほか、該フェニル基の一つまたは二つ以上の水素原子が、例えば前記アルキル基、前記アルコキシ基、前記ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基等の置換基で置換された、例えば2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、3−メトキシフェニル基、3−ヒドロキシフェニル基、4−クロロフェニル基等が挙げられる。
【0010】
かかるジアミン類(1)としては、例えば1−(2−アミノフェニル)−1−エチルアミン、1−(2−アミノフェニル)プロピルアミン、1−(2−アミノフェニル)−1−ブチルアミン、1−(2−アミノフェニル)−1−ペンチルアミン、1−(2−アミノフェニル)−1−ヘキシルアミン、1−(2−アミノフェニル)−1−オクチルアミン、1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、α−(2−アミノフェニル)−2−メチルベンジルアミン、α−(2−アミノフェニル)−3−メチルベンジルアミン、α−(2−アミノフェニル)−3−メトキシベンジルアミン、α−(2−アミノフェニル)−3−ヒドロキシベンジルアミン、α−(2−アミノフェニル)−2−クロロベンジルアミン、α−(2−アミノフェニル)−4−クロロベンジルアミン、1−(2−アミノフェニル)−2−フェニルエチルアミン、1−(2−アミノフェニル)−3−フェニルプロピルアミン、1−(2−アミノフェニル)−2−(3−メチルフェニル)エチルアミン等が挙げられる。
【0011】
かかるジアミン類(1)には、光学異性体が存在するが、本発明には、光学異性体の単独または混合物の何れであっても用いることができる。また、例えば塩酸塩、硫酸塩等の酸付加塩を用いてもよいし、フリー体を用いてもよい。なお、酸付加塩を用いる場合には、該酸付加塩を中和するに足る量の塩基を併用することが好ましい。
【0012】
かかるジアミン類(1)は、例えば一般式(6)
Figure 2004059493
(式中、Rは上記と同一の意味を表わす。)
で示されるアミノケトン類とヒドロキシルアミンとを反応させ、次いで亜鉛等で還元処理することにより製造することができる。
【0013】
一般式(6)で示されるアミノケトン類としては、例えば2−アミノアセトフェノン、2’−アミノプロピオフェノン、1−(2−アミノフェニル)−1−ブタノン、1−(2−アミノフェニル)−1−ペンタノン、1−(2−アミノフェニル)−1−ヘキサノン、1−(2−アミノフェニル)−1−オクタノン、2’−アミノ−2−メチルプロピオフェノン、2−アミノベンゾフェノン、2−アミノ−2’−メチルベンゾフェノン、2−アミノ−3’−メチルベンゾフェノン、2−アミノ−3’−メトキシベンゾフェノン、2−アミノ−3’−ヒドロキシベンゾフェノン、2−アミノ−4’−クロロベンゾフェノン、α−フェニル−2’−アミノアセトフェノン、2’−アミノ−3−フェニルプロピオフェノン、α−(3−メチルフェニル)−2’−アミノアセトフェノン等が挙げられる。
【0014】
一般式(2)
Figure 2004059493
で示されるカルボニル化合物(以下、カルボニル化合物(2)と略記する。)の式中、RおよびRはそれぞれ同一または相異なって、水素原子、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいアリール基を表わす。
【0015】
置換されていてもよいアルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、4−ヘプチル基、シクロヘキシル基等の直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の炭素数1〜8のアルキル基およびこれらアルキル基の一つまたは二つ以上の水素原子が、例えばメトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基、例えばフェニル基、ナフチル基等のアリール基、例えばN−メチルアミノ基、N,N−ジメチルアミノ基、N,N−ジエチルアミノ基等の一置換もしくは二置換アミノ基、例えばフッ素原子、塩素原子等のハロゲン原子、水酸基、シアノ基等の置換基で置換された、例えばメトキシメチル基、トリフルオロメチル基、ベンジル基、2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル基、2−メトキシエチル基等が挙げられる。
置換されていてもよいアリール基としては、例えば無置換のフェニル基、無置換のナフチル基等およびこれら無置換のフェニル基、無置換のナフチル基等を構成する芳香環の一つまたは二つ以上の水素原子が、例えば前記ハロゲン原子、前記置換されていてもよいアルキル基、前記アルコキシ基、ニトロ基、水酸基、前記一置換もしくは二置換アミノ基等の置換基で置換された、例えば4−メチルフェニル基、4−メトキシフェニル基、2−クロロフェニル基、3−ニトロフェニル基等が挙げられる。
【0016】
およびRは結合し、RおよびRが結合している炭素原子とともに環を形成してもよく、該環としては、例えばシクロペンタン環、シクロヘキサン環、ピロリジン環、ピペリジン環、キヌクリジン環等が挙げられる。
【0017】
かかるカルボニル化合物(2)としては、例えばホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ブチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、4−メチルベンズアルデヒド、3−メトキシベンズアルデヒド、4−フルオロベンズアルデヒド、(N,N−ジエチルアミノ)アセトアルデヒド等のアルデヒド類、
【0018】
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセトフェノン、ベンゾフェノン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、ピペリジン−3−オン、ピペリジン−4−オン、1−メチルピペリジン−3−オン、1−メチルピペリジン−4−オン、1−エチルピペリジン−3−オン、1−エチルピペリジン−4−オン、1−シクロヘキシルピペリジン−3−オン、1−シクロヘキシルピペリジン−4−オン、1−(シクロヘキシルメチル)ピペリジン−3−オン、1−(シクロヘキシルメチル)ピペリジン−4−オン、1−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル]ピペリジン−3−オン、1−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル]ピペリジン−4−オン、1−(2−メトキシエチル)ピペリジン−3−オン、1−(2−メトキシエチル)ピペリジン−4−オン、
【0019】
1−ベンジルピペリジン−3−オン、1−ベンジルピペリジン−4−オン、1−(3−メチルベンジル)ピペリジン−3−オン、1−(3−メチルベンジル)ピペリジン−4−オン、1−(3−メトキシベンジル)ピペリジン−3−オン、1−(3−メトキシベンジル)ピペリジン−4−オン、1−(2−クロロベンジル)ピペリジン−3−オン、1−(2−クロロベンジル)ピペリジン−4−オン、1−(3−フルオロベンジル)ピペリジン−3−オン、1−(3−フルオロベンジル)ピペリジン−4−オン、1−(3−ニトロベンジル)ピペリジン−3−オン、1−(3−ニトロベンジル)ピペリジン−4−オン、1−(2−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン−4−オン、1−(3−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン−4−オン、1−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン−4−オン、1−[4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ベンジル]ピペリジン−4−オン、1−(3−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−4−オン、1−[3−(メトキシメチル)ベンジル]ピペリジン−4−オン、
【0020】
1−(2−ピリジルメチル)ピペリジン−3−オン、1−(2−ピリジルメチル)ピペリジン−4−オン、1−(3−ピリジルメチル)ピペリジン−3−オン、1−(3−ピリジルメチル)ピペリジン−4−オン、1−(4−ピリジルメチル)ピペリジン−3−オン、1−(4−ピリジルメチル)ピペリジン−4−オン、1−[(6−メチル−2−ピリジル)メチル]ピペリジン−3−オン、1−[(6−メチル−2−ピリジル)メチル]ピペリジン−4−オン、1−(メトキシカルボニル)ピペリジン−4−オン、1−(エトキシカルボニル)ピペリジン−4−オン、1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−オン、1−アセチルピペリジン−4−オン、
【0021】
ピロリジン−3−オン、1−メチルピロリジン−3−オン、1−エチルピロリジン−3−オン、1−シクロヘキシルピロリジン−3−オン、1−(シクロヘキシルメチル)ピロリジン−3−オン、1−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル]ピロリジン−3−オン、1−(2−メトキシエチル)ピロリジン−3−オン、1−ベンジルピロリジン−3−オン、1−(3−メチルベンジル)ピロリジン−3−オン、1−(3−メトキシベンジル)ピロリジン−3−オン、1−(2−クロロベンジル)ピロリジン−3−オン、1−(3−フルオロベンジル)ピロリジン−3−オン、1−(3−ニトロベンジル)ピロリジン−3−オン、1−(2−トリフルオロメチルベンジル)ピロリジン−3−オン、1−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピロリジン−3−オン、1−[4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ベンジル]ピロリジン−3−オン、1−(3−トリフルオロメトキシベンジル)ピロリジン−3−オン、1−[3−(メトキシメチル)ベンジル]ピロリジン−3−オン、
【0022】
1−(2−ピリジルメチル)ピロリジン−3−オン、1−(3−ピリジルメチル)ピロリジン−3−オン、1−(4−ピリジルメチル)ピロリジン−3−オン、1−[(6−メチル−2−ピリジル)メチル]ピロリジン−3−オン、1−(メトキシカルボニル)ピロリジン−3−オン、1−(エトキシカルボニル)ピロリジン−3−オン、1−(tert−ブトキシカルボニル)ピロリジン−3−オン、1−アセチルピロリジン−3−オン、キヌクリジン−3−オン等のケトン類が挙げられる。
【0023】
なお、本発明においては、上記カルボニル化合物(2)に代えて、該カルボニル化合物(2)の等価体である該カルボニル化合物(2)のアセタール誘導体を用いてもよい。
【0024】
カルボニル化合物(2)の使用量は、ジアミン類(1)に対して、通常0.2モル倍以上、好ましくは0.7モル倍以上である。その上限は特にないが、経済的な面等も考慮すると、実用的には、ジアミン類(1)に対して、5モル倍以下である。なお、ジアミン類(1)とカルボニル化合物(2)との反応で得られた反応液から、生成した一般式(3)で示されるイミノ化合物を取り出すことなく、該反応液をそのまま次工程に用いる場合には、次工程において、一般式(3)で示されるイミノ化合物とともに、該反応液に含まれるカルボニル化合物(2)も還元されることがあるため、カルボニル化合物(2)の使用量は、ジアミン類(1)に対して、1.5モル倍以下とすることが好ましい。
【0025】
本工程は、通常有機溶媒中で、ジアミン類(1)とカルボニル化合物(2)とを接触、混合させることにより実施される。
【0026】
有機溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロホルム、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素系溶媒、例えばジエチルエーテル、メチルtert−ブチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒、例えば酢酸エチル等のエステル系溶媒、例えばトルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶媒、例えばヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素系溶媒等の単独もしくは混合溶媒が挙げられ、芳香族炭化水素系溶媒が好ましい。有機溶媒の使用量は特に制限されないが、容積効率や反応液の性状等を考慮すると、ジアミン類(1)に対して、通常2〜100重量倍、好ましくは2〜30重量倍である。また、カルボニル化合物(2)が、反応条件下で液体である場合には、カルボニル化合物(2)を溶媒として用いてもよい。
【0027】
反応温度は、通常室温から反応液の還流温度の範囲であり、好ましくは50℃〜反応液の還流温度の範囲である。
【0028】
カルボニル化合物(2)として、アルデヒド類やケトン類を用いた場合には、反応が進行するに従い、水が副生するため、かかる副生する水を、反応系外へ除去しながら、反応を実施することが好ましい。副生する水を反応系外へ除去する方法としては、例えばモレキュラーシーブス等の脱水剤を反応系内に共存させる方法、水と共沸組成を形成する有機溶媒を反応溶媒とし、水を反応系外へ共沸除去する方法等が挙げられる。カルボニル化合物(2)に代えて、該カルボニル化合物(2)のアセタール誘導体を用いた場合には、アルコール類が副生するが、該副生アルコール類を、反応系外に除去しながら反応を実施することが好ましい。
【0029】
また、ジアミン類(1)とカルボニル化合物(2)との反応を、よりスムーズに進行させるため、例えばp−トルエンスルホン酸等の酸の共存下に反応を実施することが好ましい。酸を用いる場合のその使用量は、カルボニル化合物(2)に対して、通常0.001〜1モル倍である。
【0030】
反応終了後、例えば反応液を濃縮処理することにより、一般式(3)
Figure 2004059493
(式中、R、RおよびRは、それぞれ上記と同一の意味を表わす。)
で示されるイミノ化合物(以下、イミノ化合物(3)と略記する。)を取り出すことができる。モレキュラーシーブス等の脱水剤を用いた場合には、該脱水剤を、濾過処理等により除去した後、濃縮処理することが好ましい。取り出したイミノ化合物(3)は、例えばカラムクロマトグラフィ、再結晶等通常の精製手段により、さらに精製してもよい。また、反応終了後の反応液から、イミノ化合物(3)を取り出すことなく、イミノ化合物(3)を含む反応液をそのままもしくは一部濃縮処理した後述する還元工程に用いてもよい。
【0031】
かくして得られるイミノ化合物(3)は新規化合物であり、例えば[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]メタン、[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]エタン、1−[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]ブタン、[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]メチルベンゼン、4−メチル−[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]メチルベンゼン、3−メトキシ−[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]メチルベンゼン、4−フルオロ−[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]メチルベンゼン、1−[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]−2−(N,N−ジエチルアミノ)エタン、2−[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]プロパン、2−[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]ブタン、2−[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]4−メチルペンタン、1−[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]−1−フェニルエタン、1−[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]−1,1−ジフェニルメタン、[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]シクロペンタン、[1−(2−アミノフェニル)エチルイミノ]シクロヘキサン、
【0032】
2−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]メタン、[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]エタン、1−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]ブタン、[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]メチルベンゼン、4−メチル−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]メチルベンゼン、3−メトキシ−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]メチルベンゼン、4−フルオロ−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]メチルベンゼン、1−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−2−(N,N−ジエチルアミノ)エタン、2−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]プロパン、2−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]ブタン、2−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]4−メチルペンタン、1−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−フェニルエタン、1−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1,1−ジフェニルメタン、[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]シクロペンタン、[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]シクロヘキサン、
【0033】
[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]メタン、[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]エタン、1−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]ブタン、[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]メチルベンゼン、4−メチル−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]メチルベンゼン、3−メトキシ−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]メチルベンゼン、4−フルオロ−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]メチルベンゼン、1−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−2−(N,N−ジエチルアミノ)エタン、2−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]プロパン、2−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]ブタン、2−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]4−メチルペンタン、1−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−フェニルエタン、1−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1,1−ジフェニルメタン、[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]シクロペンタン、[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]シクロヘキサン、
【0034】
3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−メチルピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−シクロヘキシルピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(シクロヘキシルメチル)ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル]ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(2−メトキシエチル)ピペリジン、
【0035】
4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−ベンジルピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(3−メチルベンジル)ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(3−メトキシベンジル)ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(2−クロロベンジル)ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(3−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−[4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ベンジル]ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(3−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−[3−(メトキシメチル)ベンジル]ピペリジン、
【0036】
3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(2−ピリジルメチル)ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(2−ピリジルメチル)ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−[(6−メチル−2−ピリジル)メチル]ピペリジノン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(メトキシカルボニル)ピペリジン、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(エトキシカルボニル)ピペリジン、
【0037】
4−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]ピペリジン、4−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−メチルピペリジン、4−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−シクロヘキシルピペリジン、4−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−ベンジルピペリジン、4−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−(3−メチルベンジル)ピペリジン、4−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−(3−メトキシベンジル)ピペリジン、4−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−(2−クロロベンジル)ピペリジン、3−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−(2−ピリジルメチル)ピペリジン、4−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−(2−ピリジルメチル)ピペリジン、4−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−[(6−メチル−2−ピリジル)メチル]ピペリジン、
【0038】
3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]キヌクリジン、3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]ピロリジン、3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−メチルピロリジン、3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−シクロヘキシルピロリジン、3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(シクロヘキシルメチル)ピロリジン、3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル]ピロリジン、3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(2−メトキシエチル)ピロリジン、
【0039】
3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−ベンジルピロリジン、3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(3−メチルベンジル)ピロリジン、3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(3−メトキシベンジル)ピロリジン、3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(2−クロロベンジル)ピロリジン、3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(2−ピリジルメチル)ピロリジン、3−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]ピロリジン、3−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−メチルピロリジン、3−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−ベンジルピロリジン、3−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−(3−メチルベンジル)ピロリジン、3−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−(2−クロロベンジル)ピロリジン、3−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−(2−ピリジルメチル)ピロリジン等が挙げられる。
【0040】
続いて、上記で得られたイミノ化合物(3)を還元処理して、一般式(4)
Figure 2004059493
(式中、R、RおよびRは、それぞれ上記と同一の意味を表わす。)
で示されるアミン化合物(以下、アミン化合物(4)と略記する。)を製造する工程について説明する。
【0041】
本工程は、上記で得られたイミノ化合物(3)を還元する工程であり、前述したとおり、上記で得られたイミノ化合物(3)を含む反応液から、該イミノ化合物(3)を取り出して、本工程に用いてもよいし、イミノ化合物(3)を取り出すことなく、該反応液をそのままもしくは一部濃縮処理した後、用いてもよい。なお、該反応液中に、例えばモレキュラーシーブス等の脱水剤が含まれている場合には、該脱水剤を、例えば濾過処理等により除去した後、用いることが好ましい。
【0042】
イミノ化合物(3)を還元する方法としては、例えば金属触媒の存在下に、イミノ化合物(3)と水素もしくはギ酸を反応させる方法、イミノ化合物(3)と還元剤を反応させる方法等の公知のイミノ化合物を還元してアミン類を得る方法が挙げられる。
【0043】
金属触媒の存在下に、イミノ化合物(3)と水素もしくはギ酸を反応させる方法における金属触媒としては、例えば酸化白金、白金/炭素、パラジウム/炭素、ラネーニッケル等が挙げられる。その使用量は、金属換算で、イミノ化合物(3)に対して、通常0.01〜1重量倍である。
【0044】
水素もしくはギ酸の使用量は、イミノ化合物(3)に対して、通常1モル倍以上であり、その上限は特にない。
【0045】
イミノ化合物(3)と水素もしくはギ酸の反応は、通常溶媒中で実施され、溶媒としては、反応に不活性なものであれば特に制限されず、また、その使用量も、特に制限されない。
【0046】
反応温度は、通常−78〜100℃の範囲である。イミノ化合物(3)と水素を反応させる場合、加圧条件下で反応を実施してもよいし、常圧条件下で実施してもよい。
【0047】
また、イミノ化合物(3)と還元剤とを反応させる方法における還元剤としては、例えば水素化リチウムアルミニウム等の水素化リチウム化合物、例えば水素化ホウ素ナトリウム、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム、ボラン・ピリジン錯体、ボラン・メチルアミン錯体、ボラン・テトラヒドロフラン錯体、水素化ホウ素カルシウム・テトラヒドロフラン錯体、水素化ホウ素テトラメチルアンモニウム等の水素化ホウ素化合物、例えば水素化トリブチルスズ等の水素化スズ化合物等が挙げられ、なかでも水素化ホウ素化合物が好ましく、とりわけボラン・ピリジン錯体が好ましい。なお、ボラン・ピリジン錯体やボラン・メチルアミン錯体等のボラン・塩基錯体を用いる場合には、通常該錯体中の塩基を中和するに足る酸、例えば塩化水素等が併用される。
【0048】
還元剤の使用量は、それぞれの還元剤の還元能力に応じて、適宜設定すればよい。
【0049】
イミノ化合物(3)と還元剤の反応も、通常溶媒中で実施され、溶媒としては、反応に不活性なものであれば、特に制限されず、また、その使用量も特に制限されない。反応温度は、通常−78〜100℃の範囲である。
【0050】
イミノ化合物(3)を還元することにより、アミン化合物(4)が得られ、通常還元反応液を濃縮処理することにより、該アミン化合物(4)を取り出すことができる。金属触媒を用いて、イミノ化合物(3)を還元した場合には、該金属触媒を濾過処理、凝集処理等により除去した後、濃縮処理することが好ましく、水素化ホウ素化合物等の還元剤を用いた場合には、例えば水、アルカリ水等により、残存する還元剤を分解除去した後、濃縮処理することが好ましい。
【0051】
また、還元反応液から金属触媒や残存する還元剤を除去した後、必要に応じて、水および/または水に不溶の有機溶媒を加え、抽出処理し、得られる有機層を濃縮処理することにより、アミン化合物(4)を取り出すこともできる。
【0052】
取り出したアミン化合物(4)は、例えば再結晶等の通常の精製手段により、さらに精製してもよい。また、アミン化合物(4)は、例えば上記抽出処理により得られた有機層に、例えば塩酸、硫酸等の酸を加えることにより、酸との付加塩として取り出すこともできる。
【0053】
光学活性なジアミン類(1)を用いた場合には、光学純度の低下もなく、光学活性なアミン化合物(4)を得ることができる。
【0054】
かくして得られるアミン化合物(4)としては、例えばN−メチル−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−エチル−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−ブチル−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−ベンジル−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−(4−メチルベンジル)−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−(3−メトキシベンジル)−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−(4−フルオロベンジル)−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル]−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−イソプロピル−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−(2−ブチル)−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−(4−メチル−2−ペンチル)−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−(1−フェニルエチル)−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−(ジフェニルメチル)−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−シクロペンチル−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、N−シクロヘキシル−1−(2−アミノフェニル)エチルアミン、
【0055】
N−メチル−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−エチル−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−ブチル−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−ベンジル−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(4−メチルベンジル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(3−メトキシベンジル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(4−フルオロベンジル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−イソプロピル−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(2−ブチル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(4−メチル−2−ペンチル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(1−フェニルエチル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(ジフェニルメチル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−シクロペンチル−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−シクロヘキシル−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、
【0056】
N−メチル−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−エチル−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−ブチル−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−ベンジル−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−(4−メチルベンジル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−(3−メトキシベンジル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−(4−フルオロベンジル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル]−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−イソプロピル−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−(2−ブチル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−(4−メチル−2−ペンチル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−(1−フェニルエチル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−(ジフェニルメチル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−シクロペンチル−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−シクロヘキシル−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、
【0057】
N−(ピペリジン−3−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(ピペリジン−4−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(1−メチルピペリジン−4−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(1−シクロヘキシルピペリジン−4−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(シクロヘキシルメチル)ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル]ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(2−メトキシエチル)ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、
【0058】
N−(1−ベンジルピペリジン−4−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(3−メチルベンジル)ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(3−メトキシベンジル)ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(2−クロロベンジル)ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(3−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−[4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ベンジル]ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(3−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−[3−(メトキシメチル)ベンジル]ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、
【0059】
N−[1−(2−ピリジルメチル)ピペリジン−3−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(2−ピリジルメチル)ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−[(6−メチル−2−ピリジル)メチル]ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(メトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(エトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、
【0060】
N−(ピペリジン−4−イル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−(1−シクロヘキシルピペリジン−4−イル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−(1−ベンジルピペリジン−4−イル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−[1−(3−メチルベンジル)ピペリジン−4−イル]−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−[1−(3−メトキシベンジル)ピペリジン−4−イル]−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−[1−(2−クロロベンジル)ピペリジン−4−イル]−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−[1−(2−ピリジルメチル)ピペリジン−3−イル]−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−[1−(2−ピリジルメチル)ピペリジン−4−イル]−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−[1−[(6−メチル−2−ピリジル)メチル]ピペリジン−4−イル]−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、
【0061】
N−(キヌクリジン−3−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(ピロリジン−3−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(1−メチルピロリジン−3−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(1−シクロヘキシルピロリジン−3−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(シクロヘキシルメチル)ピロリジン−3−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル]ピロリジン−3−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(2−メトキシエチル)ピロリジン−3−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、
【0062】
N−(1−ベンジルピロリジン−3−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(3−メチルベンジル)ピロリジン−3−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(3−メトキシベンジル)ピロリジン−3−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(2−クロロベンジル)ピロリジン−3−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−[1−(2−ピリジルメチル)ピロリジン−3−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン、N−(ピロリジン−3−イル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−(1−メチルピロリジン−3−イル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−(1−ベンジルピロリジン−3−イル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−[1−(3−メチルベンジル)ピロリジン−3−イル]−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−[1−(2−クロロベンジル)ピロリジン−3−イル]−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン、N−[1−(2−ピリジルメチル)ピロリジン−3−イル]−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン等が挙げられる。
【0063】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されない。
【0064】
実施例1
(a)α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン1gを含むトルエン溶液11gに、1−ベンジルピペリジン−4−オン1.1gを加え、内温110℃で、1時間還流、反応させた。室温まで冷却し、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−ベンジルピペリジンを含むトルエン溶液を得た。
【0065】
4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−ベンジルピペリジンのH−NMR(CDCl)スペクトルデータ
δ(ppm);1.61−1.84(3H,m),2.08(1H,m),2.35−2.47(2H,m),2.62−2.68(2H,m),3.54(2H,s),4.05(2H,brs),5.09(1H,s),6.53−6.57(3H,m),6.98−7.04(1H,m),7.04−7.37(10H,m)
【0066】
(b)上記で得た4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−ベンジルピペリジンを含むトルエン溶液を、内温5℃に調整し、10mmol相当のボラン・ピリジン錯体および13.3重量%塩化水素/エタノール溶液10.5gを滴下した後、室温まで昇温し、一晩攪拌、保持した。その後、10重量%炭酸ナトリウム水溶液を滴下して、水層をアルカリ性とした後、分液処理し、得られた有機層を、減圧条件下で濃縮処理し、N−(1−ベンジルピペリジン−4−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン1.7gを得た。収率:94%(α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン基準)。
【0067】
N−(1−ベンジルピペリジン−4−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンのH−NMR(CDCl)スペクトルデータ
δ(ppm);1.48−1.59(4H,m),1.91−2.00(3H,m),2.48(1H,m),2.78(2H,m),3.46(2H,s),4.75(2H,brs),5.08(1H,s),6.60−6.65(2H,m),6.86(1H,m),7.04(1H,m),7.04−7.37(10H,m)
【0068】
実施例2
実施例1(a)と同様の操作により得られた4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−ベンジルピペリジンを含むトルエン溶液280mg(4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−ベンジルピペリジン0.5mmol含有)に、テトラヒドロフランを加え、内温5℃に調整した後、水素化リチウムアルミニウム76mgを加えた。室温まで昇温し、一晩攪拌、保持した後、反応液を水中へ加え、分液処理し、得られた有機層を濃縮処理し、N−(1−ベンジルピペリジン−4−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンを、収率50%(4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−ベンジルピペリジン基準)で得た。
【0069】
実施例3
実施例1において、α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンに代えて、(S)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンを用いた以外は実施例1と同様に実施して、(S)−N−(1−ベンジルピペリジン−4−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンを、収率99%((S)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン基準)で得た。
【0070】
実施例4
1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミン1gを含むトルエン溶液11gに、1−ベンジルピペリジン−4−オン1.27gを加え、内温110℃で2時間攪拌、反応させ、4−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−ベンジルピペリジンを含むトルエン溶液を得た。
【0071】
該トルエン溶液の一部(4−[1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルイミノ]−1−ベンジルピペリジン3.6mmol含有)を反応容器に仕込み、室温で、7.2mmol相当のボラン・ピリジン錯体を滴下し、30分攪拌、保持した。内温5℃に冷却し、1規定濃度塩化水素/エーテル溶液28mLを滴下した後、室温まで昇温し、同温度で一晩攪拌、保持した。その後、10重量%炭酸ナトリウム水溶液を加え、水層をアルカリ性とした後、分液処理し、得られた有機層を水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。硫酸ナトリウムを濾別した後、得られた濾液を、減圧条件下で濃縮処理し、黄色油状のN−(1−ベンジルピペリジン−4−イル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミンをほぼ定量的に得た。
【0072】
N−(1−ベンジルピペリジン−4−イル)−1−(2−アミノフェニル)−2−メチルプロピルアミンのH−NMR(CDCl)スペクトルデータ
δ(ppm);0.68(3H,d,J=6.8Hz),0.99(3H,d,J=6.8Hz),1.10−1.41(4H,m),1.85−2.00(3H,m),2.16−2.35(2H,m),2.75(2H,m),3.40(1H,d,J=6.8Hz),3.43(2H,s),4.99(2H,br),6.53−7.02(4H,m),7.16−7.29(5H,m)
【0073】
実施例5
α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン1gを含むトルエン溶液11gに、1−(3−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−4−オン1.4gを加え、内温110℃で3時間還流、反応させ、4−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−(3−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジンを含むトルエン溶液を得た。
【0074】
該トルエン溶液を、内温5℃に調整し、10mmol相当のボラン・ピリジン錯体を滴下し、さらに13.3重量%塩化水素/エタノール混合液9.7gを滴下した後、室温まで昇温、同温度で一晩、攪拌、保持した。10重量%炭酸ナトリウム水溶液を加え、水層をアルカリ性にした後、分液処理し、得られた有機層を水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。硫酸マグネシウムを濾別した後、得られた濾液を、減圧条件下で濃縮処理し、黄色油状のN−[1−(3−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン2.2gを得た。収率:95%(α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン基準)。
【0075】
N−[1−(3−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−4−イル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンのH−NMR(CDCl)スペクトルデータ
δ(ppm);1.43−1.58(3H,m),1.88−2.00(4H,m),2.50(1H,m),2.75(2H,m),3.45(2H,m),4.74(2H,brs),5.08(1H,s),6.61−6.65(2H,m),6.87(1H,d),6.98−7.37(10H,m)
【0076】
実施例6
(a)α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン0.4gを含むトルエン溶液15gに、キヌクリジン−3−オン0.3gを加え、さらにp−トルエンスルホン酸5mgを加え、内温110℃で16時間還流、反応させた。室温まで冷却後、減圧条件下で、トルエンを留去し、固体状の3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]キヌクリジンを、収率99%(α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン基準)で得た。
【0077】
3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]キヌクリジンのH−NMR(CDCl)スペクトルデータ
δ(ppm);1.5−3.0(11H,m),4.27(2H,br),5.10(1H,s),6.56−6.61(3H,m),7.0−7.5(6H,m)
【0078】
(b)上記(a)で得た3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]キヌクリジン0.46g、3mmol相当のボラン・ピリジン錯体、トルエン3.4gおよびエタノール0.7gからなる混合溶液を、内温を−10℃以下に調整しておいた13.2重量%塩化水素/エタノール溶液3.3gおよびトルエン1.7gからなる混合液中に滴下した。内温−10℃以下で2時間保持し、さらに室温で1時間保持した。10重量%炭酸ナトリウム水溶液を加え、水層をアルカリ性とした後、1時間攪拌保持し、トルエンで抽出処理し、得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。硫酸ナトリウムを濾別した後、得られた濾液を、濃縮処理し、濃縮残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィで精製処理し、N−(キヌクリジン−3−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン0.19gを得た。収率42%(3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]キヌクリジン基準)。
【0079】
N−(キヌクリジン−3−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンのH−NMR(CDCl)スペクトルデータ
δ(ppm);1.3−3.5(13H,m),4.63(2H,br),4.96および5.19(あわせて1H,4.96はd(J=3.3Hz),5.19はs),6.4−7.4(9H,m)
【0080】
実施例7
(a)実施例6(a)において、キヌクリジン−3−オンに代えて、1−ベンジルピロリジン−3−オンを用いた以外は、実施例6(a)と同様に実施して、3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−ベンジルピロリジンを得た。
【0081】
3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−ベンジルピロリジンのH−NMR(CDCl)スペクトルデータ
δ(ppm);1.8−3.14(6H,m),3.62−3.72(2H,m),5.46(2H,br),5.08,5.18(あわせて1H,s),6.55−7.33(14H,m)
【0082】
(b)上記(a)で得た3−[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−1−ベンジルピロリジンを、実施例6(b)と同様に還元処理して、N−(1−ベンジルピロリジン−3−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンを得た。収率94%(α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン基準)。
【0083】
N−(1−ベンジルピロリジン−3−イル)−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンのH−NMR(CDCl)スペクトルデータ
δ(ppm);1.6−2.9(8H,m),3.53−3.67(2H,m),4.67(2H,br),4.87,5.17(あわせて1H,s),6.55−7.36(14H,m)
【0084】
実施例8
(a)実施例6(a)において、キヌクリジン−3−オンに代えて、ベンズアルデヒドを用いた以外は、実施例6(a)と同様に実施して、油状の[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]メチルベンゼンを得た。
【0085】
[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]メチルベンゼンのH−NMR(CDCl)スペクトルデータ
δ(ppm);1.88(2H,br),5.03,5.18(あわせて1H,s),5.43,5.46(あわせて1H,s),6.62−8.05(14H,m)
【0086】
(b)上記(a)で得た[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]メチルベンゼンを、実施例6(b)と同様に還元処理して、N−ベンジル−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンを得た。収率75%(α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン基準)。
【0087】
N−ベンジル−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンのH−NMR(CDCl)スペクトルデータ
δ(ppm);1.63(1H,br),3.77(2H,br),4.70(2H,br),4.93(1H,s),6.61−6.70(2H,m),7.01−7.08(2H,m),7.25−7.41(10H,m)
【0088】
実施例9
実施例6(a)において、キヌクリジン−3−オンに代えて、ブチルアルデヒドを用いた以外は、実施例6(a)と同様に実施して、[α−(2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]ブタンを得、引き続き実施例6(b)と同様に還元処理し、N−ブチル−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンを得た。収率64%(α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン基準)。
【0089】
N−ブチル−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンのH−NMR(CDCl)スペクトルデータ
δ(ppm);0.89(3H,t,J=7.2Hz),1.27−1.55(5H,m),2.52−2.67(2H,m),4.8(2H,br),4.87(1H,s),6.6−7.4(9H,m)
【0090】
実施例10
α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン0.2gを含むトルエン溶液15gに、N,N−ジエチルアミノアセトアルデヒドジエチルアセタール0.17gを加え、さらにp−トルエンスルホン酸2mgを加え、内温110℃で16時間還流、反応させた。室温まで冷却し、減圧条件下で溶媒を留去し、1−[(α−2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−2−(N,N−ジエチルアミノ)エタンを得た。収率82%(α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミン基準)。
【0091】
1−[(α−2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−2−(N,N−ジエチルアミノ)エタンのH−NMR(CDCl)スペクトルデータ
δ(ppm);1.22(6H,t,J=7.0Hz),1.74(2H,br),2.47(2H,d,J=5.3Hz),3.4−3.7(4H,m),4.61(1H,t,J=5.3Hz),5.21(1H,brs),6.4−7.4(9H,m)
【0092】
得られた1−[(α−2−アミノフェニル)ベンジルイミノ]−2−(N,N−ジエチルアミノ)エタンは、実施例1(b)と同様に還元処理することにより、N−[2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル]−α−(2−アミノフェニル)ベンジルアミンに導くことができる。
【0093】
【発明の効果】
本発明によれば、頻尿・尿失禁治療薬等の合成中間体として有用なアミン化合物を、毒性があり、刺激性や腐食性も高い反応試剤を用いることなく、工業的に有利に製造することができる。

Claims (5)

  1. 一般式(1)
    Figure 2004059493
    (式中、Rは、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいフェニル基を表わす。)
    で示されるジアミン類と一般式(2)
    Figure 2004059493
    (式中、RおよびRはそれぞれ同一または相異なって、水素原子、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいアリール基を表わす。ここで、RおよびRが結合し、RおよびRが結合している炭素原子とともに環を形成してもよい。)
    で示されるカルボニル化合物とを反応させて、一般式(3)
    Figure 2004059493
    (式中、R、RおよびRは、それぞれ上記と同一の意味を表わす。)
    で示されるイミノ化合物を得、該一般式(3)で示されるイミノ化合物を還元処理することを特徴とする一般式(4)
    Figure 2004059493
    (式中、R、RおよびRは、それぞれ上記と同一の意味を表わす。)
    で示されるアミン化合物の製造方法。
  2. 一般式(1)で示されるジアミン類が、光学活性体である請求項1に記載のアミン化合物の製造方法。
  3. 一般式(3)で示されるイミノ化合物を、水素化ホウ素化合物で還元する請求項1に記載のアミン化合物の製造方法。
  4. 得られた一般式(3)で示されるイミノ化合物を、反応液から取り出すことなく、還元処理する請求項1に記載のアミン化合物の製造方法。
  5. 一般式(3)
    Figure 2004059493
    (式中、Rは、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいフェニル基を表わし、RおよびRはそれぞれ同一または相異なって、水素原子、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいアリール基を表わす。ここで、RおよびRが結合し、RおよびRが結合している炭素原子とともに環を形成してもよい。)
    で示されるイミノ化合物。
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