JP2004056343A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. 送信機側では、送信データを構成するバイト列を光学的に分別可能な１以上のパターンとして表示することによりデータを送出し、
   受信機側では、該光学的パターンを２次元受光面で受光して、その受光画像を認識して、光学的パターンの系列を基に送信されたバイト列を算出するとともに、受光面上で同じ送信機からの受光パターンを同定して、同じ送信機からの光学的パターンを復号化して得たバイト列を連結して送信データを復元する、
   ことを特徴とするデータ通信システム。
2. 前記受信機は、受光位置が変化する光学的パターンを追跡して、同じ送信機からの光学的パターンを同定する、
   ことを特徴とする請求項１に記載のデータ通信システム。
3. 前記送信機は送出するデータ最小単位毎に識別情報を付加し、
   前記受信機は受光した光学的パターンを認識してこれに含まれる識別情報を基に同じ送信機からの光学的パターンを同定する、
   ことを特徴とする請求項１に記載のデータ通信システム。
4. 複数の送信機が存在するシステム環境下において、各送信機は、組となって動作する送信機に関する情報及び／又は送信機の位置情報を送信データに付加し、
   受信機は、前記の送信データに付加された情報を基に送信機の空間的位置を特定する、
   ことを特徴とする請求項１に記載のデータ通信システム。
5. 光学的に分別可能な複数のパターンの形式で表示されるデータを受信するデータ受信装置であって、
   光学的パターンを２次元受光面上で受光する受光手段と、
   受光画像を認識して、光学的パターンの系列を基に送信されたバイト列を算出するデータ復号手段と、
   受光面上で同じ送信機からの受光パターンを同定する同定手段と、
   同じ送信機からのバイト列を連結して送信データを復元するデータ復元手段と、
   を具備することを特徴とするデータ受信装置。
6. 前記同定手段は、受光位置が変化する光学的パターンを追跡して、同じ送信機からの光学的パターンを同定する、
   ことを特徴とする請求項５に記載のデータ受信装置。
7. 前記同定手段は、受光画像フレーム間で受光位置の変化が所定値以下となる光学的パターンを同じ送信機からの光学的パターンとして同定する、
   ことを特徴とする請求項６に記載のデータ受信装置。
8. 前記同定手段は、２次元受光面上での過去の検出位置を基に光学的パターンの運動モデルを仮定して、該運動モデルにより予測される領域にて光学的パターンを探索する、
   ことを特徴とする請求項６に記載のデータ受信装置。
9. 最小送信データ毎に送信機の識別子が付加されており、
   前記同定手段は、受光した光学的パターンを認識してこれに含まれる識別子を基に同じ送信機からの光学的パターンを同定する、
   ことを特徴とする請求項５に記載のデータ受信装置。
10. 複数の送信機が存在するシステム環境下において稼働しており、
    表示されるデータには組となって動作する送信機に関する情報及び／又は送信機の位置情報が付加されており、
    前記同定手段は、前記の表示されるデータに付加された情報を基に送信機の空間的位置を特定する、
    ことを特徴とする請求項５に記載のデータ受信装置。
11. 表示されるデータには実世界オブジェクトに関する情報が付加されており、
    前記同定手段は、前記の表示されるデータに付加された情報を認識して、該実世界オブジェクトに関連する処理を起動する、
    ことを特徴とする請求項５に記載のデータ受信装置。
12. 表示されるデータには送信機自体又はその近辺の状態に関する情報が付加されており、
    前記同定手段は、前記の表示されるデータに付加された情報を認識して、送信機自体又はその近辺の状態に応じた処理を起動する、
    ことを特徴とする請求項５に記載のデータ受信装置。
13. 光学的に分別可能な複数のパターンの形式で表示されるデータを受信するデータ受信方法であって、
    光学的パターンを２次元受光面上で受光する受光ステップと、
    受光画像を認識して、光学的パターンの系列を基に送信されたバイト列を算出するデータ復号ステップと、
    受光面上で同じ送信機からの受光パターンを同定する同定ステップと、
    同じ送信機からのバイト列を連結して送信データを復元するデータ復元ステップと、
    を具備することを特徴とするデータ受信方法。
14. 送信データを構成するバイト列を生成するデータ処理手段と、
    付加的な情報を表わすＬ₁ビットと該バイト列を分割して得たＬ₂ビットとを連結したＮ（＝Ｌ₁＋Ｌ₂）ビットの送信データを光学的に分別可能な１以上のパターンとして表示するデータ送出手段と、
    を具備することを特徴とするデータ送信装置。
15. 付加的な情報は機器識別子である、
    ことを特徴とする請求項１４に記載のデータ送信装置。
16. 複数のデータ送信装置が存在するシステム環境下において稼働しており、
    付加的な情報は組となって動作するデータ送信装置に関する情報及び／又は送信機の位置情報である、
    ことを特徴とする請求項１４に記載のデータ送信装置。
17. 付加的な情報は実世界オブジェクトに関する情報である、
    ことを特徴とする請求項１４に記載のデータ送信装置。
18. 付加的な情報は当該データ送信装置自体又はその近辺の状態に関する情報である、
    ことを特徴とする請求項１４に記載のデータ送信装置。
19. 送信データを構成するバイト列を生成するデータ処理ステップと、
    機器識別子を表わすＬ₁ビットと該バイト列を分割して得たＬ₂ビットとを連結したＮ（＝Ｌ₁＋Ｌ₂）ビットの送信データを光学的に分別可能な１以上のパターンとして表示するデータ送出ステップと、
    を具備することを特徴とするデータ送信方法。