JP2004055450A - 屋外照明設備の遠隔監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】未点灯ランプが発生した場所を正確に、かつ容易に特定でき、さらに、特定した未点灯ランプの位置情報を遠隔地の通報先まで報知するためのシステムを廉価に、かつ容易に構成できる。
【解決手段】移動通信交換装置3に設けられた情報管理サーバ7は、各照明灯に設けられた監視端末1a〜1b内の、移動体通信システムの端末としての機能を有する通信部から、無線基地局2a〜2dを介し、警報が発生した場所を示す位置情報を付加された位置登録信号を受信したとき、位置登録信号を送信してきた監視端末の加入者が警報サービス加入者であるか否かを加入者データベースを検索して判定し、警報サービス加入者であると認識したとき、さらに、警報の通報先として登録された遠隔監視装置4のアドレスを読み出してこのアドレス宛に、位置登録信号に付加された位置情報をインターネット5を介して転送する。
【選択図】 図1
【解決手段】移動通信交換装置3に設けられた情報管理サーバ7は、各照明灯に設けられた監視端末1a〜1b内の、移動体通信システムの端末としての機能を有する通信部から、無線基地局2a〜2dを介し、警報が発生した場所を示す位置情報を付加された位置登録信号を受信したとき、位置登録信号を送信してきた監視端末の加入者が警報サービス加入者であるか否かを加入者データベースを検索して判定し、警報サービス加入者であると認識したとき、さらに、警報の通報先として登録された遠隔監視装置4のアドレスを読み出してこのアドレス宛に、位置登録信号に付加された位置情報をインターネット5を介して転送する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は屋外照明設備の遠隔監視システムに関し、特に広範囲な地域に渡り設置された屋外の照明設備における、ランプの寿命切れ及びランプを取り付ける照明器具等における故障の遠隔監視を行う屋外照明設備の遠隔監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋外照明設備、例えば、高速道路の道路沿いに路肩などに設置された夜間照明灯などのような屋外照明設備についての監視には、配電線搬送装置を用いた監視制御が行われているが、監視すべき照明灯が多数、長距離にわたって配置されているので、保守作業としては、屋外照明設備に用いられている照明用のランプの寿命切れになったものを取り替える作業、及びランプを取り付ける照明器具等における故障修理作業などがある。
【0003】
照明用のランプの寿命切れに対しては、保守作業員による定期巡回時に、未点灯状態のランプなどがあると、これを保守作業員が新しいランプへ取り替える、ランプの交換作業が行われる。このとき、未点灯のランプを新しいランプに交換してもなお点灯しない場合には、照明器具等に故障が発生している場合なので、このときにはその照明器具等の故障が修理される。
【0004】
また、屋外照明設備が市街地の道路沿いに設置された夜間照明用の街灯などの場合は、街灯の照明灯が夜間点灯しないときは、その街灯の設置されている地域の住民等から、未点灯の街灯がある旨の指摘を受けて、保守作業員が寿命切れになっているランプを新しいランプに交換したり、また、照明器具等の故障の場合は故障した照明器具等の修理を行っている。
【0005】
しかし、保守要員が定期巡回のときに寿命切れのランプを見つけて新たなランプに交換する保守方法の場合は、高速道路の連綿と続く多くの夜間照明灯や、あるいは市街地の道路沿いの街灯に使用されているランプを見て廻って寿命切れのランプを見つけ出すためには多くの時間がかかり、このため費用もかかるという問題点があり、また、市街地の道路沿いに設置された夜間照明用の街灯などのランプの寿命切れについては、地域の住民等からの指摘を受けてその指摘がある都度、保守作業員がランプの寿命切れになっているものを新しいランプに交換する保守方法であるため、このようなことがたび重なると、照明状態の劣化により地域住民に迷惑をかけるとともに、故障を放置していて怠慢であるとして地域住民からの苦情を受けるなどの好ましくない状況に発展する可能性があるという問題がある。
【0006】
さらに、上記のような保守方法が有する問題を解決するために、ランプの寿命を考慮して定期的に、不良品も正常に動作しているものも区別なく全てのランプを、一斉に新たなランプに交換する保守方法もあるが、この保守方法の場合は、正常に動作しているランプの寿命切れの前に交換するため、もし寿命切れになるまで使用していたら、まだまだ長時間使用できたかも知れないという資源の有効利用の観点から考えると、資源の無駄使いになるという問題がある。
【0007】
一方、屋外照明設備の監視システムについては、特開2001−006883号公報に記載されているように、屋外照明装置や監視警報装置が設置された屋外設備と、屋外設備と離れて設置され、その屋外設備を遠隔管理する管理用コンピュータシステムと、このコンピュータシステムと上記屋外設備とを接続してその間で伝送されるデータを扱うネットワークとから成る屋外設備管理システムについての技術が開発されている。
【0008】
上述した従来の技術は、高速道路の道路沿いに路肩などに設置された夜間照明灯などのような屋外照明設備や、市街地の道路沿いに設置された街灯などの設備について、照明用のランプの寿命切れが発生したとき、その位置を特定するための位置情報の自動通報、あるいはランプを取り付ける照明器具等における故障の発生時にその位置を特定するための位置情報の自動通報を行うことができず、ランプの寿命切れあるいは照明器具等の故障が発生した場所を容易に特定することができないものである。
【0009】
これに対して、照明灯のランプ電流の値の変化を検出して未点灯ランプの有無を特定する技術も開発されている。
【0010】
特開2000−68078号公報には、道路灯、トンネル灯、街路灯あるいは倉庫・工場照明灯等の室外施設用の各照明灯に設けた端末装置において、照明灯の故障検出をランプ電流検出の有無により行えるように構成し、上記端末装置を用いて各照明灯が順次個別点灯するようにして、その個別点灯時におけるランプ電流の値を測定し、ランプが不点灯状態にある照明灯を電源供給設備側(電気室等)で容易に特定することができるようにした照明灯の端末装置とそれを用いた故障検出方法の技術が記載されている。
【0011】
また、登録実用新案第3052664号公報には、道路照明灯のように複数の照明灯の監視を、グループごとの電流値の変化によって監視する管理システムが記載されている。このシステムでは、電流検知部によって電流値の変化を検出し、その検出されたデータをコンピュータによって電話回線により定期的にアクセスして異常を監視するように構成されている。
【0012】
また、特開平9−231815号公報には、道路等の照明設備器具のランプ切れ、チラツキ等の位置を特定して検出し中央で遠隔監視する照明器具監視装置について記載されている。この装置では、複数が並列接続された照明器具ブロック毎に、電流検出手段を設け、検出した電流を正常時の電流値と比較することにより、正常、異常を判断し、判断結果を中央監視盤に表示するように構成されている。
【0013】
上記の、特開2000−68078号公報、登録実用新案第3052664号公報及び特開平9−231815号公報の各公報に記載の技術は、いずれもランプ電流の値の変化を検出して未点灯ランプの有無を特定することが行われている。
【0014】
しかし、従来の照明灯の監視システムの技術では、上記のように特定された未点灯ランプの位置情報を遠隔地の通報先まで報知するためには、そのための専用の監視装置の設置を必要とし、多額の費用がかかるという問題があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の屋外照明設備の遠隔監視システムでは、寿命切れあるいは照明器具等の故障のために点灯していないランプがある照明灯の位置を正確に、かつ迅速・容易に特定することができず、保守員が定期的に巡回を行って寿命切れあるいは照明器具等の故障のために未点灯状態になっているランプのある照明灯の位置を特定する必要があり、このため上述したように、高速道路の夜間照明灯や市街地の街灯に使用されているランプを見て廻って、寿命切れのランプを見つけ出すことには非常に多くの時間がかかり、このため多額の費用もかかるという欠点を有している。
【0016】
また、ランプ電流の値の変化を検出して未点灯ランプの有無を特定する技術により特定された未点灯ランプの位置情報を遠隔地の通報先まで報知するためには、そのための専用の監視装置の設置を必要とし、多額の費用がかかるという問題がある。
【0017】
本発明の目的は、未点灯ランプが発生した場所を正確に、かつ容易に特定でき、さらに、特定した未点灯ランプの位置情報を遠隔地の通報先まで報知するためのシステムを廉価に、かつ容易に構成できる屋外照明設備の遠隔監視システムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
第1の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、広範囲な地域に渡り設置された複数の照明灯の未点灯状態にある照明用ランプの有無を監視する監視手段と、移動体通信網に接続される移動体端末と同様に、電源投入され起動されたとき回線接続制御を行って前記移動体通信網に位置登録を行う通信手段とを有し、前記複数の照明灯のそれぞれに設けられて前記移動体通信網の端末として前記移動体通信網に接続される監視端末を備え、前記監視端末の前記監視手段が、前記未点灯状態にある照明用ランプを検出したときに前記通信手段を起動させ、起動した前記通信手段が前記位置登録の際に前記移動体通信網に送信する位置登録信号に、未点灯状態の照明用ランプが検出された前記照明灯の場所を示す位置情報を警報情報として付加して前記移動体通信網に送信し、前記移動体通信網を介し所定の通知先である遠隔監視装置に通報することを特徴として構成される。
【0019】
また、第2の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、(A)道路沿いに設置された複数の照明灯の未点灯状態にある照明用ランプの有無を監視する監視手段と、移動体通信網に接続される移動体端末と同様に電源投入され起動されたとき回線接続制御を行って前記移動体通信網に位置登録を行う通信手段とを有し、前記複数の照明灯のそれぞれに設けられて前記移動体通信網の端末として前記移動体通信網に接続され、前記監視手段が、前記未点灯状態にある照明用ランプを検出したときに前記未点灯状態にある照明用ランプが検出された照明灯の場所を示す位置情報を警報情報として所定の通報先に通報するために前記通信手段を起動させ、起動した前記通信手段が前記位置登録の際に前記移動体通信網に送信する位置登録信号に、未点灯状態の照明用ランプが検出された前記照明灯の場所を示す位置情報を警報情報として付加して前記移動体通信網に送出する監視端末、(B)前記監視端末から前記警報情報が付加された位置登録信号を受信し、前記位置登録信号に付加された前記警報情報を、前記位置登録信号に含まれた移動機番号に基づいて内蔵する加入者データベースから検索した通報先に対し通報する移動体通信網、(C)前記通報先として前記移動体通信網から通報された前記警報情報を受信し、前記警報情報に基づいて未点灯状態にある照明用ランプが検出されたことを示す表示及び未点灯状態にある照明用ランプが検出された場所を示す表示を行う遠隔監視装置、を備えたことを特徴として構成される。
【0020】
また、第3の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、第1の発明又は第2の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムにおいて、前記監視手段は、前記照明灯の未点灯状態にある照明用ランプを検出するためそれぞれの照明灯に設けられた電流センサに接続され、前記電流センサから照明用ランプが未点灯状態にあることを示す電流値の低下が検出されたことを示す警報が出力されているか否かを監視することを特徴として構成される。
【0021】
また、第4の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、第1の発明、第2の発明又は第3の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムにおいて、前記移動体通信網は、前記未点灯状態にある照明用ランプが検出された場所を示す位置情報である前記警報情報をインターネットを介して前記遠隔監視装置に通報することを特徴として構成される。
【0022】
また、第5の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、第1の発明、第2の発明、第3の発明又は第4の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムにおいて、前記監視端末は、自己が設けられた照明灯の場所を識別するためにユーザによってあらかじめ設定された照明灯位置識別情報を格納するメモリを有することを特徴として構成される。
【0023】
また、第6の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、第2の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムにおいて、前記移動体通信網は、前記移動機番号に対応する当該加入者のサービス契約情報を、内蔵する前記加入者データベースから読み出して、前記サービス契約情報に基づいて当該加入者が警報サービス加入者であるか否かを判定し、前記警報サービス加入者である場合、前記通報先に前記警報情報を通報することを特徴として構成される。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0025】
図1は、本発明の屋外照明設備の遠隔監視システムの実施の一形態を示すブロック図である。
【0026】
図1に示す本実施の形態の屋外照明設備の遠隔監視システムは、広範囲な地域に渡り設置された照明灯、例えば高速道路の道路沿いに設置され、夜間に高速道路の路面の照明を行う複数の夜間照明灯などのような屋外照明設備のランプの寿命切れ及び照明器具等の故障の検出を、すなわち、未点灯状態にある照明用ランプの検出を、照明灯に設けられ、後述する移動体通信網の端末である監視端末が照明灯に供給される電流の値の低下を監視して行い、電流の値の低下を検出したときに、上記監視端末が、未点灯状態にある照明用ランプが検出された照明灯の場所を示す位置情報を、上記移動体通信網に送信する位置登録信号に警報情報として付加して送信することにより、照明用ランプが検出された照明灯の場所を示す上記位置情報が警報情報として所定の通信先に報知されるように構成される。
【0027】
図1に示す本実施の形態の屋外照明設備の遠隔監視システムは、照明灯の未点灯状態にある照明用ランプを検出するためそれぞれの照明灯に設けられた電流センサに接続され、照明灯の未点灯状態にある照明用ランプの有無を監視する監視機能と、移動体通信網に接続される移動体端末と同様に、電源投入され起動されたとき回線接続制御を行って移動体通信網に位置登録を行う通信機能とを有して、前記複数の照明灯のそれぞれに設けられて移動体通信網の端末として移動体通信網に接続され、上記監視機能により、上記電流センサのセンサ出力22a〜22bから未点灯状態にある照明用ランプが検出されたことを示す警報が読み出されたとき、上記通信機能を起動させ、起動した通信機能が、上記警報の発生場所である照明灯にあらかじめユーザによりユニークに付与された、警報発生位置を識別するための照明灯位置識別情報を警報情報として、後述する無線基地局に向けに送信する位置登録信号に付加して発信する監視端末1a〜1bと、監視端末1a〜1bから発信された上記位置登録信号を受信する移動体通信システムの無線基地局2a〜2dと、無線基地局2a〜2dから出力された監視端末1a〜1bからの位置登録信号を受信して解析し位置登録信号であると認識して、この位置登録信号から上記移動機番号を読み出し、この移動機番号に基づいて、内蔵する加入者データベース(図示せず)から上記移動機番号に対応する当該加入者のサービス契約情報を読み出し、このサービス契約情報に基づいて当該加入者が警報サービス加入者であるか否かを判定し、警報サービス加入者である場合、上記警報の通報先のアドレス情報を加入者データベースから読み出して、読み出した当該通報先のアドレス情報の示す通報先のアドレス宛に、警報発生を通報するためのメッセージを、上記位置登録信号に警報情報として付加された警報の発生場所を示す位置情報に基づいて、警報発生及びその位置を通報するためのメッセージとして生成し、通報先のアドレス宛にインターネット5を介して送信する移動体通信網3と、前記通報先のアドレスを有し、移動体通信網3から送信される警報発生を通報するためのメッセージをインターネット5を介して受信し、このメッセージから警報の発生及び警報の発生した照明灯の位置を表示する遠隔監視装置4とから構成される。
【0028】
なお、それぞれの照明灯に設けられた上記電流センサは、それぞれの照明灯のランプを収容しランプに給電するためにそれぞれの照明灯に設けられている照明器具の電気回路に流れる電流の値が、ランプの寿命切れ及びランプを収容しランプに給電する前記照明器具の電気回路の故障のために、あらかじめ定められている値より低下したことを検出するものとする。
【0029】
また、図1に示すように、移動体通信網3は、加入者データベース(図示せず)を内蔵した情報管理サーバ7を内蔵し、無線基地局2a〜2dから出力された監視端末1a〜1bからの位置登録信号を入力して、その位置登録信号を解析し位置登録信号と認識すると、上記情報管理サーバ7内で、その位置登録信号から移動機番号を示す情報を読み出し、さらに、この移動機番号に対応する当該加入者のサービス契約情報を、情報管理サーバ7の内蔵する加入者データベースから読み出して、警報サービス加入者であるか否かを識別し、警報サービス加入者である場合に、位置登録信号に付加された警報の発生場所を示す照明灯位置識別情報に基づいて、警報発生及びその位置を通報するためのメッセージを生成して、通報先アドレス宛にインターネット5を介して送信するまでの動作を行う機能を有している。このため、加入者データベースには、警報サービス加入者を識別するために、移動機番号に対応して警報サービス加入者を識別するための警報サービス加入フラグおよび警報通報先アドレス情報を格納するエリアが設けられている。そして、警報サービスへの加入契約時に、警報サービス加入フラグが設定され、かつ警報の通報先として加入者が指定したアドレス(IPアドレスあるいは電話番号)が設定される。
【0030】
図2は、図1に示す監視端末の構成の一例を示すブロック図である。
【0031】
図2に示す監視端末1a〜1bは、照明灯の未点灯状態にある照明用ランプを検出するためそれぞれの照明灯に設けられた、図示しない電流センサに接続され、照明灯の未点灯状態にある照明用ランプの有無を監視する監視部13と、あらかじめ定められた周期で、監視部13に対して上記電流センサの出力の読み出しタイミングを示すセンサ出力読出タイミング信号21を出力するタイマ14と、照明灯に設けられた上記電流センサから未点灯状態にある照明用ランプが検出されたことを示す警報が監視部13により読み出されたとき、監視部13により電源投入されて起動し、図示しない携帯電話などの他の移動体端末と同様に、電源投入による起動によって移動体通信網3との間で回線接続制御を行い、移動体通信網に対して、未点灯状態にある照明用ランプが検出された照明灯の位置を示す照明灯位置識別情報を付加した位置登録信号を送信して位置登録を行う通信部11と、上記照明灯位置識別情報を格納するメモリ12とから構成される。
【0032】
次に、動作を説明する。
【0033】
図3及び図4は、本実施の形態の屋外照明設備の遠隔監視システムにおける動作の一例を示す流れ図である。
【0034】
いま、図1において、図示しない複数の照明灯のそれぞれに設けられた監視端末1a〜1bは、照明灯に給電されて稼働状態に入った状態であるものとする。また、図1の監視端末1aが設けられた照明灯のランプが寿命切れになって点灯しない状態になっており、監視端末1aを除く他の監視端末が設けられたそれぞれの照明灯のランプ及び照明器具の電気回路は正常に動作しているものとする。
【0035】
図1において、図示しない複数の照明灯のそれぞれに設けられた監視端末1a〜1bは、照明灯に給電されると稼働状態に入って、監視端末1a〜1bのそれぞれのタイマ14は、あらかじめ定められた周期で、監視部13に対して上記電流センサの出力の読み出しのタイミングを示すセンサ出力読出タイミング信号21を出力する(図3のS1:Sはステップを示す)。
【0036】
監視端末1a〜1bの各監視部13は、それぞれタイマ14から出力されるセンサ出力読出タイミング信号21を受信する度に、センサ出力読出タイミング信号21が示すタイミングで、上記電流センサの検出出力を読み出しセンサ出力読出信号22として入力する(S2)。
【0037】
監視端末1aを除く他の監視端末の監視部13がチェックした、センサ出力読出信号22の示す電流センサ(図示せず)の検出出力は、照明灯に流れる電流の値があらかじめ定められた範囲にあって正常であると確認されるが、監視端末1aの監視部13がチェックする、センサ出力読出信号22の示す電流センサの検出出力が、照明灯に流れる電流の値があらかじめ定められた範囲になく、電流の値が低下していて異常な状態となっていることが検出され、電流値の異常を示すものであるため、監視端末1aの監視部13は、遠隔監視装置4に警報を通報すべき状態にあると判定し(S3)、通信部11を起動させるための通信部電源オン制御信号23を通信部11に出力する。
【0038】
通信部電源オン制御信号23を入力されて電源をオンにされた通信部11は起動し(S4)、各照明灯にあらかじめユーザによりユニークに付与されユーザ設定情報として照明灯位置識別情報メモリ12に格納されている照明灯位置識別情報を、照明灯位置識別情報メモリ12から照明灯位置識別情報24として読み出して(S5)、無線基地局2a〜2dに対して送信するための、通信ネットワークキャリアから割り当てられた移動機番号を設定した位置登録信号に照明灯位置識別情報24を、警報の発生を通報するための、及び警報発生位置としての照明灯の位置を識別するための警報情報として付加し、照明灯位置識別情報24が付加された位置登録信号を移動体通信網3向けて無線基地局2a〜2dに向けて発信する(S6)。
【0039】
監視端末1aの通信部11は、無線基地局と通信部11との間で行われる回線接続制御動作により、無線基地局2a〜2dの中から選択された1つの無線基地局、例えば、無線基地局2bとの間で通信回線が構成され、監視端末1aから発信された位置登録信号は無線基地局2bで受信され、無線基地局2bから移動体通信網3に送信される。
【0040】
移動体通信網3は、無線基地局2bから送信された監視端末1aからの、照明灯位置識別情報が付加された位置登録信号を入力して、その位置登録信号を解析し位置登録信号と認識すると(S7)、上記情報管理サーバ7内で、その位置登録信号から移動機番号を読み出す(S8)。
【0041】
さらに、移動体通信網3は、この移動機番号に対応する当該加入者のサービス契約情報を、情報管理サーバ7の内蔵する加入者データベースから読み出して(図4のS9)、警報サービス加入者であるか否かを判定し(S10)、警報サービス加入者である場合に、上記警報の通報先アドレス情報を加入者データベースから読み出し(S11)、読み出した当該通報先アドレス情報の示す通報先アドレスに対して、警報発生を通報するためのメッセージを、上記位置登録信号に警報情報として付加された、警報の発生場所を示す照明灯位置識別情報に基づいて、警報発生及びその位置を通報するための警報メッセージとして生成して(S12)、通報先アドレス宛にインターネット5を介して送信する(S13)。
【0042】
上記通報先アドレスを有する遠隔監視装置4は、移動体通信網3から送信される警報発生を通報するための上記警報メッセージをインターネット5を介して受信し、このメッセージから警報の発生及び警報の発生した照明灯の位置を表示する(S14)。
【0043】
また、ステップ10において、移動機番号に対応する当該加入者が警報サービス加入者でない場合には、警報サービスは行われないので、そのまま動作を終了する。
【0044】
上記に説明したように、移動通信交換装置3に設けられた情報管理サーバ7は、位置登録信号の受信時に、位置登録信号を送信してきた端末(上記の説明では監視端末1a)の加入者が警報サービス加入者であると認識した場合、警報の通報先のアドレスとして登録された通報先アドレス(上記の説明では遠隔監視装置4のアドレス)に、位置登録信号に付加されているユーザ設定情報(警報の発生場所を示す照明灯位置識別情報)をインターネット5を介して転送する。これによって、保守者は、遠隔監視装置4に表示された警報の発生場所を示す位置情報から、照明灯のランプの寿命切れ等により警報が発生した照明灯の位置を知ることができ、警報が発生した照明灯を特定することができる。
【0045】
なお、上記の説明で、位置登録信号を送信してきた、移動通信システムの端末としての監視端末に割り当てられた移動機番号は、情報管理サーバ7内において、位置登録信号から読み出され、移動機番号に対応する当該加入者のサービス契約情報を情報管理サーバ7の内蔵する加入者データベースから読み出し、警報サービス加入者であるか否かを識別するために用いられているが、複数の照明灯にそれぞれ設けられた監視端末から行われる警報の通報先が、上記に説明したように、同一の遠隔監視装置であるような場合は、同じ移動機番号を使用することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、未点灯状態にある照明用ランプの有無を監視する監視手段と、移動体通信網に接続される他の移動体端末と同様に、電源投入されて起動したときに移動体通信網に位置登録を行う通信手段とを有する監視端末を複数の照明灯のそれぞれに設け、監視手段が未点灯状態にある照明用ランプを検出したとき、通信手段が起動して移動体通信網に送信する位置登録信号に、未点灯状態の照明用ランプが検出された照明灯の場所を示す位置情報を警報情報として付加して移動体通信網に送信し、移動体通信網が遠隔監視装置に通報するように構成したことにより、未点灯ランプが発生した場所を正確に、かつ容易に特定でき、さらに、特定した未点灯ランプの位置情報を遠隔地の通報先まで報知するためのシステムを廉価に、かつ容易に構成できるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の屋外照明設備の遠隔監視システムの実施の一形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示す監視端末の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図4とともに、本実施の形態の屋外照明設備の遠隔監視システムにおける動作の一例を示す流れ図である。
【図4】図3とともに、本実施の形態の屋外照明設備の遠隔監視システムにおける動作の一例を示す流れ図である。
【符号の説明】
1a〜1b 監視端末
2a〜2d 無線基地局
3 移動体通信網
4 遠隔監視装置
5 インターネット
7 情報管理サーバ
11 通信部
12 メモリ
13 監視部
14 タイマ
21 センサ出力読出タイミング信号
22 センサ出力読出信号
22a〜22b センサ出力
23 通信部電源オン制御信号
24 照明灯位置識別情報
【発明の属する技術分野】
本発明は屋外照明設備の遠隔監視システムに関し、特に広範囲な地域に渡り設置された屋外の照明設備における、ランプの寿命切れ及びランプを取り付ける照明器具等における故障の遠隔監視を行う屋外照明設備の遠隔監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋外照明設備、例えば、高速道路の道路沿いに路肩などに設置された夜間照明灯などのような屋外照明設備についての監視には、配電線搬送装置を用いた監視制御が行われているが、監視すべき照明灯が多数、長距離にわたって配置されているので、保守作業としては、屋外照明設備に用いられている照明用のランプの寿命切れになったものを取り替える作業、及びランプを取り付ける照明器具等における故障修理作業などがある。
【0003】
照明用のランプの寿命切れに対しては、保守作業員による定期巡回時に、未点灯状態のランプなどがあると、これを保守作業員が新しいランプへ取り替える、ランプの交換作業が行われる。このとき、未点灯のランプを新しいランプに交換してもなお点灯しない場合には、照明器具等に故障が発生している場合なので、このときにはその照明器具等の故障が修理される。
【0004】
また、屋外照明設備が市街地の道路沿いに設置された夜間照明用の街灯などの場合は、街灯の照明灯が夜間点灯しないときは、その街灯の設置されている地域の住民等から、未点灯の街灯がある旨の指摘を受けて、保守作業員が寿命切れになっているランプを新しいランプに交換したり、また、照明器具等の故障の場合は故障した照明器具等の修理を行っている。
【0005】
しかし、保守要員が定期巡回のときに寿命切れのランプを見つけて新たなランプに交換する保守方法の場合は、高速道路の連綿と続く多くの夜間照明灯や、あるいは市街地の道路沿いの街灯に使用されているランプを見て廻って寿命切れのランプを見つけ出すためには多くの時間がかかり、このため費用もかかるという問題点があり、また、市街地の道路沿いに設置された夜間照明用の街灯などのランプの寿命切れについては、地域の住民等からの指摘を受けてその指摘がある都度、保守作業員がランプの寿命切れになっているものを新しいランプに交換する保守方法であるため、このようなことがたび重なると、照明状態の劣化により地域住民に迷惑をかけるとともに、故障を放置していて怠慢であるとして地域住民からの苦情を受けるなどの好ましくない状況に発展する可能性があるという問題がある。
【0006】
さらに、上記のような保守方法が有する問題を解決するために、ランプの寿命を考慮して定期的に、不良品も正常に動作しているものも区別なく全てのランプを、一斉に新たなランプに交換する保守方法もあるが、この保守方法の場合は、正常に動作しているランプの寿命切れの前に交換するため、もし寿命切れになるまで使用していたら、まだまだ長時間使用できたかも知れないという資源の有効利用の観点から考えると、資源の無駄使いになるという問題がある。
【0007】
一方、屋外照明設備の監視システムについては、特開2001−006883号公報に記載されているように、屋外照明装置や監視警報装置が設置された屋外設備と、屋外設備と離れて設置され、その屋外設備を遠隔管理する管理用コンピュータシステムと、このコンピュータシステムと上記屋外設備とを接続してその間で伝送されるデータを扱うネットワークとから成る屋外設備管理システムについての技術が開発されている。
【0008】
上述した従来の技術は、高速道路の道路沿いに路肩などに設置された夜間照明灯などのような屋外照明設備や、市街地の道路沿いに設置された街灯などの設備について、照明用のランプの寿命切れが発生したとき、その位置を特定するための位置情報の自動通報、あるいはランプを取り付ける照明器具等における故障の発生時にその位置を特定するための位置情報の自動通報を行うことができず、ランプの寿命切れあるいは照明器具等の故障が発生した場所を容易に特定することができないものである。
【0009】
これに対して、照明灯のランプ電流の値の変化を検出して未点灯ランプの有無を特定する技術も開発されている。
【0010】
特開2000−68078号公報には、道路灯、トンネル灯、街路灯あるいは倉庫・工場照明灯等の室外施設用の各照明灯に設けた端末装置において、照明灯の故障検出をランプ電流検出の有無により行えるように構成し、上記端末装置を用いて各照明灯が順次個別点灯するようにして、その個別点灯時におけるランプ電流の値を測定し、ランプが不点灯状態にある照明灯を電源供給設備側(電気室等)で容易に特定することができるようにした照明灯の端末装置とそれを用いた故障検出方法の技術が記載されている。
【0011】
また、登録実用新案第3052664号公報には、道路照明灯のように複数の照明灯の監視を、グループごとの電流値の変化によって監視する管理システムが記載されている。このシステムでは、電流検知部によって電流値の変化を検出し、その検出されたデータをコンピュータによって電話回線により定期的にアクセスして異常を監視するように構成されている。
【0012】
また、特開平9−231815号公報には、道路等の照明設備器具のランプ切れ、チラツキ等の位置を特定して検出し中央で遠隔監視する照明器具監視装置について記載されている。この装置では、複数が並列接続された照明器具ブロック毎に、電流検出手段を設け、検出した電流を正常時の電流値と比較することにより、正常、異常を判断し、判断結果を中央監視盤に表示するように構成されている。
【0013】
上記の、特開2000−68078号公報、登録実用新案第3052664号公報及び特開平9−231815号公報の各公報に記載の技術は、いずれもランプ電流の値の変化を検出して未点灯ランプの有無を特定することが行われている。
【0014】
しかし、従来の照明灯の監視システムの技術では、上記のように特定された未点灯ランプの位置情報を遠隔地の通報先まで報知するためには、そのための専用の監視装置の設置を必要とし、多額の費用がかかるという問題があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の屋外照明設備の遠隔監視システムでは、寿命切れあるいは照明器具等の故障のために点灯していないランプがある照明灯の位置を正確に、かつ迅速・容易に特定することができず、保守員が定期的に巡回を行って寿命切れあるいは照明器具等の故障のために未点灯状態になっているランプのある照明灯の位置を特定する必要があり、このため上述したように、高速道路の夜間照明灯や市街地の街灯に使用されているランプを見て廻って、寿命切れのランプを見つけ出すことには非常に多くの時間がかかり、このため多額の費用もかかるという欠点を有している。
【0016】
また、ランプ電流の値の変化を検出して未点灯ランプの有無を特定する技術により特定された未点灯ランプの位置情報を遠隔地の通報先まで報知するためには、そのための専用の監視装置の設置を必要とし、多額の費用がかかるという問題がある。
【0017】
本発明の目的は、未点灯ランプが発生した場所を正確に、かつ容易に特定でき、さらに、特定した未点灯ランプの位置情報を遠隔地の通報先まで報知するためのシステムを廉価に、かつ容易に構成できる屋外照明設備の遠隔監視システムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
第1の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、広範囲な地域に渡り設置された複数の照明灯の未点灯状態にある照明用ランプの有無を監視する監視手段と、移動体通信網に接続される移動体端末と同様に、電源投入され起動されたとき回線接続制御を行って前記移動体通信網に位置登録を行う通信手段とを有し、前記複数の照明灯のそれぞれに設けられて前記移動体通信網の端末として前記移動体通信網に接続される監視端末を備え、前記監視端末の前記監視手段が、前記未点灯状態にある照明用ランプを検出したときに前記通信手段を起動させ、起動した前記通信手段が前記位置登録の際に前記移動体通信網に送信する位置登録信号に、未点灯状態の照明用ランプが検出された前記照明灯の場所を示す位置情報を警報情報として付加して前記移動体通信網に送信し、前記移動体通信網を介し所定の通知先である遠隔監視装置に通報することを特徴として構成される。
【0019】
また、第2の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、(A)道路沿いに設置された複数の照明灯の未点灯状態にある照明用ランプの有無を監視する監視手段と、移動体通信網に接続される移動体端末と同様に電源投入され起動されたとき回線接続制御を行って前記移動体通信網に位置登録を行う通信手段とを有し、前記複数の照明灯のそれぞれに設けられて前記移動体通信網の端末として前記移動体通信網に接続され、前記監視手段が、前記未点灯状態にある照明用ランプを検出したときに前記未点灯状態にある照明用ランプが検出された照明灯の場所を示す位置情報を警報情報として所定の通報先に通報するために前記通信手段を起動させ、起動した前記通信手段が前記位置登録の際に前記移動体通信網に送信する位置登録信号に、未点灯状態の照明用ランプが検出された前記照明灯の場所を示す位置情報を警報情報として付加して前記移動体通信網に送出する監視端末、(B)前記監視端末から前記警報情報が付加された位置登録信号を受信し、前記位置登録信号に付加された前記警報情報を、前記位置登録信号に含まれた移動機番号に基づいて内蔵する加入者データベースから検索した通報先に対し通報する移動体通信網、(C)前記通報先として前記移動体通信網から通報された前記警報情報を受信し、前記警報情報に基づいて未点灯状態にある照明用ランプが検出されたことを示す表示及び未点灯状態にある照明用ランプが検出された場所を示す表示を行う遠隔監視装置、を備えたことを特徴として構成される。
【0020】
また、第3の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、第1の発明又は第2の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムにおいて、前記監視手段は、前記照明灯の未点灯状態にある照明用ランプを検出するためそれぞれの照明灯に設けられた電流センサに接続され、前記電流センサから照明用ランプが未点灯状態にあることを示す電流値の低下が検出されたことを示す警報が出力されているか否かを監視することを特徴として構成される。
【0021】
また、第4の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、第1の発明、第2の発明又は第3の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムにおいて、前記移動体通信網は、前記未点灯状態にある照明用ランプが検出された場所を示す位置情報である前記警報情報をインターネットを介して前記遠隔監視装置に通報することを特徴として構成される。
【0022】
また、第5の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、第1の発明、第2の発明、第3の発明又は第4の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムにおいて、前記監視端末は、自己が設けられた照明灯の場所を識別するためにユーザによってあらかじめ設定された照明灯位置識別情報を格納するメモリを有することを特徴として構成される。
【0023】
また、第6の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、第2の発明の屋外照明設備の遠隔監視システムにおいて、前記移動体通信網は、前記移動機番号に対応する当該加入者のサービス契約情報を、内蔵する前記加入者データベースから読み出して、前記サービス契約情報に基づいて当該加入者が警報サービス加入者であるか否かを判定し、前記警報サービス加入者である場合、前記通報先に前記警報情報を通報することを特徴として構成される。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0025】
図1は、本発明の屋外照明設備の遠隔監視システムの実施の一形態を示すブロック図である。
【0026】
図1に示す本実施の形態の屋外照明設備の遠隔監視システムは、広範囲な地域に渡り設置された照明灯、例えば高速道路の道路沿いに設置され、夜間に高速道路の路面の照明を行う複数の夜間照明灯などのような屋外照明設備のランプの寿命切れ及び照明器具等の故障の検出を、すなわち、未点灯状態にある照明用ランプの検出を、照明灯に設けられ、後述する移動体通信網の端末である監視端末が照明灯に供給される電流の値の低下を監視して行い、電流の値の低下を検出したときに、上記監視端末が、未点灯状態にある照明用ランプが検出された照明灯の場所を示す位置情報を、上記移動体通信網に送信する位置登録信号に警報情報として付加して送信することにより、照明用ランプが検出された照明灯の場所を示す上記位置情報が警報情報として所定の通信先に報知されるように構成される。
【0027】
図1に示す本実施の形態の屋外照明設備の遠隔監視システムは、照明灯の未点灯状態にある照明用ランプを検出するためそれぞれの照明灯に設けられた電流センサに接続され、照明灯の未点灯状態にある照明用ランプの有無を監視する監視機能と、移動体通信網に接続される移動体端末と同様に、電源投入され起動されたとき回線接続制御を行って移動体通信網に位置登録を行う通信機能とを有して、前記複数の照明灯のそれぞれに設けられて移動体通信網の端末として移動体通信網に接続され、上記監視機能により、上記電流センサのセンサ出力22a〜22bから未点灯状態にある照明用ランプが検出されたことを示す警報が読み出されたとき、上記通信機能を起動させ、起動した通信機能が、上記警報の発生場所である照明灯にあらかじめユーザによりユニークに付与された、警報発生位置を識別するための照明灯位置識別情報を警報情報として、後述する無線基地局に向けに送信する位置登録信号に付加して発信する監視端末1a〜1bと、監視端末1a〜1bから発信された上記位置登録信号を受信する移動体通信システムの無線基地局2a〜2dと、無線基地局2a〜2dから出力された監視端末1a〜1bからの位置登録信号を受信して解析し位置登録信号であると認識して、この位置登録信号から上記移動機番号を読み出し、この移動機番号に基づいて、内蔵する加入者データベース(図示せず)から上記移動機番号に対応する当該加入者のサービス契約情報を読み出し、このサービス契約情報に基づいて当該加入者が警報サービス加入者であるか否かを判定し、警報サービス加入者である場合、上記警報の通報先のアドレス情報を加入者データベースから読み出して、読み出した当該通報先のアドレス情報の示す通報先のアドレス宛に、警報発生を通報するためのメッセージを、上記位置登録信号に警報情報として付加された警報の発生場所を示す位置情報に基づいて、警報発生及びその位置を通報するためのメッセージとして生成し、通報先のアドレス宛にインターネット5を介して送信する移動体通信網3と、前記通報先のアドレスを有し、移動体通信網3から送信される警報発生を通報するためのメッセージをインターネット5を介して受信し、このメッセージから警報の発生及び警報の発生した照明灯の位置を表示する遠隔監視装置4とから構成される。
【0028】
なお、それぞれの照明灯に設けられた上記電流センサは、それぞれの照明灯のランプを収容しランプに給電するためにそれぞれの照明灯に設けられている照明器具の電気回路に流れる電流の値が、ランプの寿命切れ及びランプを収容しランプに給電する前記照明器具の電気回路の故障のために、あらかじめ定められている値より低下したことを検出するものとする。
【0029】
また、図1に示すように、移動体通信網3は、加入者データベース(図示せず)を内蔵した情報管理サーバ7を内蔵し、無線基地局2a〜2dから出力された監視端末1a〜1bからの位置登録信号を入力して、その位置登録信号を解析し位置登録信号と認識すると、上記情報管理サーバ7内で、その位置登録信号から移動機番号を示す情報を読み出し、さらに、この移動機番号に対応する当該加入者のサービス契約情報を、情報管理サーバ7の内蔵する加入者データベースから読み出して、警報サービス加入者であるか否かを識別し、警報サービス加入者である場合に、位置登録信号に付加された警報の発生場所を示す照明灯位置識別情報に基づいて、警報発生及びその位置を通報するためのメッセージを生成して、通報先アドレス宛にインターネット5を介して送信するまでの動作を行う機能を有している。このため、加入者データベースには、警報サービス加入者を識別するために、移動機番号に対応して警報サービス加入者を識別するための警報サービス加入フラグおよび警報通報先アドレス情報を格納するエリアが設けられている。そして、警報サービスへの加入契約時に、警報サービス加入フラグが設定され、かつ警報の通報先として加入者が指定したアドレス(IPアドレスあるいは電話番号)が設定される。
【0030】
図2は、図1に示す監視端末の構成の一例を示すブロック図である。
【0031】
図2に示す監視端末1a〜1bは、照明灯の未点灯状態にある照明用ランプを検出するためそれぞれの照明灯に設けられた、図示しない電流センサに接続され、照明灯の未点灯状態にある照明用ランプの有無を監視する監視部13と、あらかじめ定められた周期で、監視部13に対して上記電流センサの出力の読み出しタイミングを示すセンサ出力読出タイミング信号21を出力するタイマ14と、照明灯に設けられた上記電流センサから未点灯状態にある照明用ランプが検出されたことを示す警報が監視部13により読み出されたとき、監視部13により電源投入されて起動し、図示しない携帯電話などの他の移動体端末と同様に、電源投入による起動によって移動体通信網3との間で回線接続制御を行い、移動体通信網に対して、未点灯状態にある照明用ランプが検出された照明灯の位置を示す照明灯位置識別情報を付加した位置登録信号を送信して位置登録を行う通信部11と、上記照明灯位置識別情報を格納するメモリ12とから構成される。
【0032】
次に、動作を説明する。
【0033】
図3及び図4は、本実施の形態の屋外照明設備の遠隔監視システムにおける動作の一例を示す流れ図である。
【0034】
いま、図1において、図示しない複数の照明灯のそれぞれに設けられた監視端末1a〜1bは、照明灯に給電されて稼働状態に入った状態であるものとする。また、図1の監視端末1aが設けられた照明灯のランプが寿命切れになって点灯しない状態になっており、監視端末1aを除く他の監視端末が設けられたそれぞれの照明灯のランプ及び照明器具の電気回路は正常に動作しているものとする。
【0035】
図1において、図示しない複数の照明灯のそれぞれに設けられた監視端末1a〜1bは、照明灯に給電されると稼働状態に入って、監視端末1a〜1bのそれぞれのタイマ14は、あらかじめ定められた周期で、監視部13に対して上記電流センサの出力の読み出しのタイミングを示すセンサ出力読出タイミング信号21を出力する(図3のS1:Sはステップを示す)。
【0036】
監視端末1a〜1bの各監視部13は、それぞれタイマ14から出力されるセンサ出力読出タイミング信号21を受信する度に、センサ出力読出タイミング信号21が示すタイミングで、上記電流センサの検出出力を読み出しセンサ出力読出信号22として入力する(S2)。
【0037】
監視端末1aを除く他の監視端末の監視部13がチェックした、センサ出力読出信号22の示す電流センサ(図示せず)の検出出力は、照明灯に流れる電流の値があらかじめ定められた範囲にあって正常であると確認されるが、監視端末1aの監視部13がチェックする、センサ出力読出信号22の示す電流センサの検出出力が、照明灯に流れる電流の値があらかじめ定められた範囲になく、電流の値が低下していて異常な状態となっていることが検出され、電流値の異常を示すものであるため、監視端末1aの監視部13は、遠隔監視装置4に警報を通報すべき状態にあると判定し(S3)、通信部11を起動させるための通信部電源オン制御信号23を通信部11に出力する。
【0038】
通信部電源オン制御信号23を入力されて電源をオンにされた通信部11は起動し(S4)、各照明灯にあらかじめユーザによりユニークに付与されユーザ設定情報として照明灯位置識別情報メモリ12に格納されている照明灯位置識別情報を、照明灯位置識別情報メモリ12から照明灯位置識別情報24として読み出して(S5)、無線基地局2a〜2dに対して送信するための、通信ネットワークキャリアから割り当てられた移動機番号を設定した位置登録信号に照明灯位置識別情報24を、警報の発生を通報するための、及び警報発生位置としての照明灯の位置を識別するための警報情報として付加し、照明灯位置識別情報24が付加された位置登録信号を移動体通信網3向けて無線基地局2a〜2dに向けて発信する(S6)。
【0039】
監視端末1aの通信部11は、無線基地局と通信部11との間で行われる回線接続制御動作により、無線基地局2a〜2dの中から選択された1つの無線基地局、例えば、無線基地局2bとの間で通信回線が構成され、監視端末1aから発信された位置登録信号は無線基地局2bで受信され、無線基地局2bから移動体通信網3に送信される。
【0040】
移動体通信網3は、無線基地局2bから送信された監視端末1aからの、照明灯位置識別情報が付加された位置登録信号を入力して、その位置登録信号を解析し位置登録信号と認識すると(S7)、上記情報管理サーバ7内で、その位置登録信号から移動機番号を読み出す(S8)。
【0041】
さらに、移動体通信網3は、この移動機番号に対応する当該加入者のサービス契約情報を、情報管理サーバ7の内蔵する加入者データベースから読み出して(図4のS9)、警報サービス加入者であるか否かを判定し(S10)、警報サービス加入者である場合に、上記警報の通報先アドレス情報を加入者データベースから読み出し(S11)、読み出した当該通報先アドレス情報の示す通報先アドレスに対して、警報発生を通報するためのメッセージを、上記位置登録信号に警報情報として付加された、警報の発生場所を示す照明灯位置識別情報に基づいて、警報発生及びその位置を通報するための警報メッセージとして生成して(S12)、通報先アドレス宛にインターネット5を介して送信する(S13)。
【0042】
上記通報先アドレスを有する遠隔監視装置4は、移動体通信網3から送信される警報発生を通報するための上記警報メッセージをインターネット5を介して受信し、このメッセージから警報の発生及び警報の発生した照明灯の位置を表示する(S14)。
【0043】
また、ステップ10において、移動機番号に対応する当該加入者が警報サービス加入者でない場合には、警報サービスは行われないので、そのまま動作を終了する。
【0044】
上記に説明したように、移動通信交換装置3に設けられた情報管理サーバ7は、位置登録信号の受信時に、位置登録信号を送信してきた端末(上記の説明では監視端末1a)の加入者が警報サービス加入者であると認識した場合、警報の通報先のアドレスとして登録された通報先アドレス(上記の説明では遠隔監視装置4のアドレス)に、位置登録信号に付加されているユーザ設定情報(警報の発生場所を示す照明灯位置識別情報)をインターネット5を介して転送する。これによって、保守者は、遠隔監視装置4に表示された警報の発生場所を示す位置情報から、照明灯のランプの寿命切れ等により警報が発生した照明灯の位置を知ることができ、警報が発生した照明灯を特定することができる。
【0045】
なお、上記の説明で、位置登録信号を送信してきた、移動通信システムの端末としての監視端末に割り当てられた移動機番号は、情報管理サーバ7内において、位置登録信号から読み出され、移動機番号に対応する当該加入者のサービス契約情報を情報管理サーバ7の内蔵する加入者データベースから読み出し、警報サービス加入者であるか否かを識別するために用いられているが、複数の照明灯にそれぞれ設けられた監視端末から行われる警報の通報先が、上記に説明したように、同一の遠隔監視装置であるような場合は、同じ移動機番号を使用することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の屋外照明設備の遠隔監視システムは、未点灯状態にある照明用ランプの有無を監視する監視手段と、移動体通信網に接続される他の移動体端末と同様に、電源投入されて起動したときに移動体通信網に位置登録を行う通信手段とを有する監視端末を複数の照明灯のそれぞれに設け、監視手段が未点灯状態にある照明用ランプを検出したとき、通信手段が起動して移動体通信網に送信する位置登録信号に、未点灯状態の照明用ランプが検出された照明灯の場所を示す位置情報を警報情報として付加して移動体通信網に送信し、移動体通信網が遠隔監視装置に通報するように構成したことにより、未点灯ランプが発生した場所を正確に、かつ容易に特定でき、さらに、特定した未点灯ランプの位置情報を遠隔地の通報先まで報知するためのシステムを廉価に、かつ容易に構成できるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の屋外照明設備の遠隔監視システムの実施の一形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示す監視端末の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図4とともに、本実施の形態の屋外照明設備の遠隔監視システムにおける動作の一例を示す流れ図である。
【図4】図3とともに、本実施の形態の屋外照明設備の遠隔監視システムにおける動作の一例を示す流れ図である。
【符号の説明】
1a〜1b 監視端末
2a〜2d 無線基地局
3 移動体通信網
4 遠隔監視装置
5 インターネット
7 情報管理サーバ
11 通信部
12 メモリ
13 監視部
14 タイマ
21 センサ出力読出タイミング信号
22 センサ出力読出信号
22a〜22b センサ出力
23 通信部電源オン制御信号
24 照明灯位置識別情報
Claims (6)
- 広範囲な地域に渡り設置された複数の照明灯の未点灯状態にある照明用ランプの有無を監視する監視手段と、移動体通信網に接続される移動体端末と同様に、電源投入され起動されたとき回線接続制御を行って前記移動体通信網に位置登録を行う通信手段とを有し、前記複数の照明灯のそれぞれに設けられて前記移動体通信網の端末として前記移動体通信網に接続される監視端末を備え、前記監視端末の前記監視手段が、前記未点灯状態にある照明用ランプを検出したときに前記通信手段を起動させ、起動した前記通信手段が前記位置登録の際に前記移動体通信網に送信する位置登録信号に、未点灯状態の照明用ランプが検出された前記照明灯の場所を示す位置情報を警報情報として付加して前記移動体通信網に送信し、前記移動体通信網を介し所定の通知先である遠隔監視装置に通報することを特徴とする屋外照明設備の遠隔監視システム。
- (A)道路沿いに設置された複数の照明灯の未点灯状態にある照明用ランプの有無を監視する監視手段と、移動体通信網に接続される移動体端末と同様に電源投入され起動されたとき回線接続制御を行って前記移動体通信網に位置登録を行う通信手段とを有し、前記複数の照明灯のそれぞれに設けられて前記移動体通信網の端末として前記移動体通信網に接続され、前記監視手段が、前記未点灯状態にある照明用ランプを検出したときに前記未点灯状態にある照明用ランプが検出された照明灯の場所を示す位置情報を警報情報として所定の通報先に通報するために前記通信手段を起動させ、起動した前記通信手段が前記位置登録の際に前記移動体通信網に送信する位置登録信号に、未点灯状態の照明用ランプが検出された前記照明灯の場所を示す位置情報を警報情報として付加して前記移動体通信網に送出する監視端末、(B)前記監視端末から前記警報情報が付加された位置登録信号を受信し、前記位置登録信号に付加された前記警報情報を、前記位置登録信号に含まれた移動機番号に基づいて内蔵する加入者データベースから検索した通報先に対し通報する移動体通信網、(C)前記通報先として前記移動体通信網から通報された前記警報情報を受信し、前記警報情報に基づいて未点灯状態にある照明用ランプが検出されたことを示す表示及び未点灯状態にある照明用ランプが検出された場所を示す表示を行う遠隔監視装置、を備えたことを特徴とする屋外照明設備の遠隔監視システム。
- 請求項1又は請求項2記載の屋外照明設備の遠隔監視システムにおいて、前記監視手段は、前記照明灯の未点灯状態にある照明用ランプを検出するためそれぞれの照明灯に設けられた電流センサに接続され、前記電流センサから照明用ランプが未点灯状態にあることを示す電流値の低下が検出されたことを示す警報が出力されているか否かを監視することを特徴とする屋外照明設備の遠隔監視システム。
- 請求項1、請求項2又は請求項3記載の屋外照明設備の遠隔監視システムにおいて、前記移動体通信網は、前記未点灯状態にある照明用ランプが検出された場所を示す位置情報である前記警報情報をインターネットを介して前記遠隔監視装置に通報することを特徴とする屋外照明設備の遠隔監視システム。
- 請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の屋外照明設備の遠隔監視システムにおいて、前記監視端末は、自己が設けられた照明灯の場所を識別するためにユーザによってあらかじめ設定された照明灯位置識別情報を格納するメモリを有することを特徴とする屋外照明設備の遠隔監視システム。
- 請求項2記載の屋外照明設備の遠隔監視システムにおいて、前記移動体通信網は、前記移動機番号に対応する当該加入者のサービス契約情報を、内蔵する前記加入者データベースから読み出して、前記サービス契約情報に基づいて当該加入者が警報サービス加入者であるか否かを判定し、前記警報サービス加入者である場合、前記通報先に前記警報情報を通報することを特徴とする屋外照明設備の遠隔監視システム。
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