JP2004052378A - Multipoint fastening lock device for door - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、大型通信機器筐体などに使用される扉の多点締込みロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常の大型通信機器筐体では、ロックハンドル装置のロック板による密閉方式が主流である。
この方式では、扉の左右一側に装着したヒンジによって扉を筐体に回転可能に連結し、扉の左右他側の1箇所に装着したロックハンドル装置の施錠軸にロック板を連動装備し、ヒンジ軸を中心に扉を閉鎖回転させた後、施錠軸を操作ハンドルで回して前記ロック板を筐体側の受金部に迫り合い係合させ、これによって扉と筐体間に装着したパッキングを締め込み圧縮している。
【0003】
しかしながら、この密閉方式では、扉に反りや捻れが発生した場合、ロック板と受金部の迫り合い係合が不十分となり、これがパッキングの圧縮不足となって密閉性能が低下する懸念がある。
扉の反りや捻れに対抗するために扉にロックハンドル装置を多数箇所に装着することも考えられるが、多数のロックハンドル装置を操作するのは非常に煩わしいばかりか、どれか一つ又は幾つかの操作忘れによって所期の密閉性能が得られないことがある。
【0004】
また、多数個のロックハンドル装置を設けた場合には、全てのロックハンドル装置による締め込み操作は同時に実行されなければならない。その、理由は、一部のロックハンドル装置のロック棒が先に操作されると、未操作のロックハンドル装置のロック棒が担当する個所にあるパッキングが、既操作箇所の圧縮変形の逃げとして膨らんでしまうため、扉が斜めに浮き出てしまい、未操作のロック棒が筐体側の対応する受金部から係合不可能な程度に離れてしまうからである。
このような多数箇所のロックハンドル装置を同時に締め込み操作するには、一人の作業員では不可能であり、複数の作業員を担当させる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目的は、操作点が1箇所であるにもかかわらず、パッキングの締付けを扉の三辺の全長にわたってほぼ均等かつ的確に行なえ、安定した密閉性能を確保することができる扉用多点締込みロック装置を提供することである。
本発明の別の目的は、運動方向の変換機構やロック部材の駆動機構が簡略化され、製作加工コストが節減される扉用多点締込みロック装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると、本発明の扉用多点締込みロック装置では、扉1の自由端側の垂直辺2と上側水平辺3が交差する隅部にデルタ板形状の上位コネクタ部材4を配置し、上位コネクタ部材4をその下部角部において扉1側に枢着し、扉1の上側水平辺3に沿って水平方向に移動案内させて上位水平サポート部材5を扉1側に取付け、上位コネクタ部材4を二つの上部角部の一方において上位クランクレバー32を介して上位水平サポート部材5の基端に枢着し、扉1の前記垂直辺2に沿って垂直方向に移動案内させて上位垂直サポート部材6を扉1側に取付け、上位コネクタ部材4を二つの上部角部の他方において別の上位クランクレバー33を介して上位垂直サポート部材6の上端に枢着する。
【0007】
扉1の前記垂直辺2と下側水平辺7が交差する隅部にデルタ板形状の下位コネクタ部材8を配置し、下位コネクタ部材8をその上部角部において扉1側に枢着し、扉1の下側水平辺7に沿って水平方向に移動案内させて下位水平サポート部材9を扉1側に取付け、下位コネクタ部材8を二つの下部角部の一方において下位クランクレバー69を介して下位水平サポート部材9の基端に枢着し、扉1の前記垂直辺2に沿って垂直方向に移動案内させて下位垂直サポート部材10を扉1側に取付け、下位コネクタ部材8を二つの下部角部の他方において別の下位クランクレバー70を介して下位垂直サポート部材10の下端に枢着し、
上位クランクレバー32,33と上位水平サポート部材5及び上位垂直サポート部材6との各枢着部、並びに下位クランクレバー69,70と下位水平サポート部材9及び下位垂直サポート部材10との各枢着部に遊びを無くし、
扉1の外部から回転力が入力される駆動主軸11を扉1側に装備し、駆動主軸11の内端に駆動レバー部材12をその中間点において固着し、駆動レバー部材12の一方端に上位連動アーム部材13の下端を枢着し、上位連動アーム部材13の上端に上位垂直サポート部材6の下端を枢着し、駆動レバー部材12の他方端に下位連動アーム部材14の上端を枢着し、下位連動アーム部材14の下端に下位垂直サポート部材10の上端を枢着する。
【0008】
扉1の上側水平辺3に沿って複数個の第1ロック部材15をその中間部において扉1側に枢着し、駆動主軸11の正逆回転によって上位水平サポート部材5が水平方向に進退するとき、第1ロック部材15の先端部が筐体16の上側水平辺部17に係脱するように、第1ロック部材15の基端部を上位水平サポート部材5に枢着し、
扉1の前記垂直辺2に沿って複数個の第2ロック部材18をその中間部において扉1側に枢着し、駆動主軸11の正逆回転によって上位垂直サポート部材6が垂直方向に進退するとき、第2ロック部材18の先端部が筐体16の垂直辺部19に係脱するように、第2ロック部材18の基端部を上位垂直サポート部材6に枢着する。
【0009】
扉1の下側水平辺7に沿って複数個の第3ロック部材20をその中間部において扉1側に枢着し、駆動主軸11の正逆回転によって下位水平サポート部材9が水平方向に進退するとき、第3ロック部材20の先端部が筐体16の下側水平辺部21に係脱するように、第3ロック部材20の基端部を下位水平サポート部材9に枢着し、
扉1の前記垂直辺2に沿って複数個の第4ロック部材22をその中間部において扉1側に枢着し、駆動主軸11の正逆回転によって下位垂直サポート部材10が垂直方向に進退するとき、第4ロック部材22の先端部が筐体16の垂直辺部19に係脱するように、第4ロック部材22の基端部を下位垂直サポート部材10に枢着する。
【0010】
【発明の作用】この扉用多点締付けロック装置では、図1に示したように扉1が筐体16に締付けロックされているときには、連動レバー部材12は両端を結ぶ長軸が水平線に対してほぼ45度に傾斜した位置にあり、上位連動アーム部材13は、連動レバー部材12との枢着点110が駆動主軸11に立てた垂直線より右側に来ている最上限位置にあり、上位垂直サポート部材6は最も押し上げられた前進位置にある。上位コネクタ部材4は、上位クランクレバー32との枢着点36が別のクランクレバー33との枢着点37と同じ水平高さに来ている倒立位置にあり、上位水平サポート部材5はヒンジ24側に押し動かされた前進位置にある。
他方、下位連動アーム部材14は、連動レバー部材12との枢着点111が駆動主軸11に立てた垂直線より左側に来ている最下限位置にあり、下位垂直サポート部材6は最も押し下げられた前進位置にある。下位コネクタ部材8は、下位クランクレバー69との枢着点74が別の下位クランクレバー70との枢着点と同じ水平高さに来ている正立位置にあり、下位水平サポート部材9はヒンジ24側に押し動かされた前進位置にある。
第2ロック部材18について図14に示したように、各ロック部材の先端部は筐体16の各辺部と密接係合している。
【0011】
扉1の正面側に装備されたロックハンドル装置25を操作して駆動主軸11を解錠方向に回したときには、図1において駆動レバー部材12が時計回り方向に回動するため、上位連動アーム部材13は、連動レバー部材12との枢着点110が駆動主軸11を通る水平線の下側に来るように牽引され、上位垂直サポート部材6と上位クランクレバー33は最も引き下げられた後退位置に牽引される。この上位垂直プレート部材6の牽引によって、第2ロック部材18と上位垂直プレート部材6との枢着点45が下降するため、第2ロック部材18は扉1側との枢着点38を中心に図1において反時計回り方向に回動し、図15に示したように第2ロック部材18の先端部が筐体16の垂直辺部19から離脱する。
また、上位垂直プレート6及び上位クランクレバー33の下向きの後退移動にともなって、上位コネクタ部材4が扉1側との枢着点31を中心として図1において時計回り方向に回動するため、上位水平プレート部材5及び上位クランクレバー32が図1において最も右側に移動した後退位置に牽引される。この上位水平プレート部材5の牽引によって、第1ロック部材15と上位水平プレート部材5との枢着点63が右側に移動するため、第1ロック部材15は扉1側との枢着点57を中心として図1において反時計回り方向に回動し、第1ロック部材15の先端部が筐体16の上側水平辺部17から離脱する。
【0012】
他方、前記のように駆動主軸11を解錠方向に回したときには、下位連動アーム部材14は、連動レバー部材12との枢着点111が駆動主軸11を通る水平線の上側に来るように牽引され、下位垂直サポート部材10と下位クランクレバー70は最も引き上げられた後退位置に牽引される。この下位垂直プレート部材10の牽引によって、第4ロック部材22と下位垂直プレート部材10との枢着点82が上昇するため、第4ロック部材22は扉1側との枢着点75を中心に図1において時計回り方向に回動し、図17に示したように第4ロック部材22の先端部が筐体16の垂直辺部19から離脱する。
また、下位垂直プレート10の上向きの後退移動にともなって、下位コネクタ部材8が扉1側との枢着点68を中心として図1において反時計回り方向に回動するため、下位水平プレート部材9と下位クランクレバー69が図1において最も右側に移動した後退位置に牽引される。この下位水平プレート部材9の牽引によって、第3ロック部材20と下位水平プレート部材9との枢着点100が右側に移動するため、第3ロック部材20は扉1側との枢着点94を中心として図1において時計回り方向に回動し、第3ロック部材20の先端部が筐体16の下側水平辺部21から離脱する。
【0013】
このようにして扉1は上側水平辺3と下側水平辺7及び自由端側の垂直辺2の三辺における締付けロックを解除されるため、前記ロックハンドル装置25などを使用することによって、収蔵機器の点検修理等の作業のために扉1がヒンジ24を中心に開放される。
【0014】
扉1を閉鎖した後、駆動主軸11を施錠方向に回すと、図3において駆動レバー部材12が反時計回り方向に回動するため、上位連動アーム部材13は、連動レバー部材12との枢着点110が駆動主軸11を通る水平線の上側に来るように押され、上位垂直サポート部材6と上位クランクレバー33は最も押し上げられた前進位置に動かされる。
この上位垂直プレート部材6の上向き前進移動によって、第2ロック部材18と上位垂直プレート部材6との枢着点45が上昇するため、第2ロック部材18は扉1側との枢着点38を中心に図3において時計回り方向に回動し、図14に示したように第2ロック部材18の先端部が筐体16の垂直辺部19に係合する。また、上位垂直プレート6及びクランクレバー33の前進移動にともなって、上位コネクタ部材4が扉1側との枢着点31を中心として図3において反時計回り方向に回動するため、上位水平プレート部材5が図3においてヒンジ24側に接近した前進位置に押し動かされる。この上位水平プレート部材5の左向き前進移動牽引によって、第1ロック部材15と上位水平プレート部材5との枢着点63が左側に移動するため、第1ロック部材15は扉1側との枢着点57を中心として図3において時計回り方向に回動し、第1ロック部材15の先端部が筐体16の上側水平辺部17に係合する。
【0015】
他方、前記のように駆動主軸11を施錠方向に回したときには、下位連動アーム部材14は、連動レバー部材12との枢着点111が駆動主軸11を通る水平線の下側に来るように押され、下位垂直サポート部材10とクランクレバー70は最も押し下げられた前進位置に動かされる。この下位垂直プレート部材10の下向き前進移動によって、第4ロック部材22と下位垂直プレート部材10との枢着点82が下降するため、第4ロック部材22は扉1側との枢着点75を中心に図3において反時計回り方向に回動し、図16に示したように第4ロック部材22の先端部が筐体16の垂直辺部19に係合する。
また、下位垂直プレート10と下位クランクレバー70の下向き前進移動にともなって、下位コネクタ部材8が扉1側との枢着点68を中心として図3において時計回り方向に回動するため、下位水平プレート部材9が図3においてヒンジ24に接近した前進位置に押し動かされる。この下位水平プレート部材9の左向き前進移動によって、第3ロック部材20と下位水平プレート部材9との枢着点100が左側に移動するため、第3ロック部材20は扉1側との枢着点94を中心として図1において反時計回り方向に回動し、第3ロック部材20の先端部が筐体16の下側水平辺部21に係合する。
【0016】
常法にしたがって、第1ロック部材15、第2ロック部材18、第3ロック部材20及び第4ロック部材22の各先端部には、筐体16側との迫り合い係合のための折曲げ加工がなされており、迫り合い係合の過程でパッキング23が適度に圧縮変形され、所要の密閉状態が確保される。
【0017】
【発明の実施の形態】図示の実施例では、扉1の背面側にはチャンネル型材よりなるマウント部材26が固着されている。マウント部材26の上方隅部には、図4に示したように上位コネクタ部材4の枢軸ピン31を固着するための取付孔28を設けてある。上位コネクタ部材4の下部角部に形成した丸孔状の軸孔29には、枢軸ピン31の小径部が相対回転可能に嵌められ、枢軸ピン31はその中央孔30と前記取付孔28を通る首長ビス27及びナットによって、マウント部材26に締付け固着される。
【0018】
図12に示したように上位コネクタ部材4の二つの上部角部には丸孔状の軸孔120,121が形成され、上位クランクレバー32の右端部には丸孔状の軸孔122が形成され、別の上位クランクレバー33の上端部には丸孔状の軸孔123が形成され、上位垂直サポート部材6の上端部には丸孔状の軸孔124が形成され、上位水平サポート部材5の基端部には丸孔状の軸孔125が形成され、上位クランクレバー33の下端部には丸孔状の軸孔126が形成され、上位クランクレバー32の左端部には丸孔状の軸孔127が形成されている。
上位クランクレバー32は、前記軸孔120,122に嵌挿される枢軸ピン36によって上位コネクタ部材4に遊び無しに枢着され、別の上位クランクレバー33は、前記軸孔121,123に嵌挿される枢軸ピン37によって上位コネクタ部材4に遊び無しに枢着され、上位水平サポート部材5は、前記軸孔125,127に嵌挿される枢軸ピン34によって上位クランクレバー32に遊び無しに枢着され、上位垂直サポート部材6は、前記軸孔124、126に嵌挿される枢軸ピン35によって上位クランクレバー33に遊び無しに枢着されている。
【0019】
図4に示したようにマウント部材26の垂直部分には、第2ロック部材18の枢軸ピン38を固着するための取付孔39を設けてある。第2ロック部材18の中間部に形成した丸孔状の軸孔40には、枢軸ピン38の小径部が相対回転可能に嵌められ、図18に示したように枢軸ピン38はその中央孔41と前記取付孔39を通る首長ビス42及びナット43によって、マウント部材26に締付け固着される。
第2ロック部材18の基端部には長孔状の軸孔44が形成され、上位垂直サポート部材6の適所には、図4に示したように該軸孔44に挿入される枢軸ピン45が植設されている。駆動主軸11の回転によって上位垂直サポート部材6が牽引または押動されるとき、枢軸ピン45は長孔状の軸孔44の内壁面のどこかに常時当接しており、上位垂直サポート部材6の動きに的確に追随して、第2ロック部材18が締付けロック位置又は解除位置に駆動されるように軸孔44の形状を設定してある。
【0020】
図4に示したようにマウント部材26の垂直部分には、上位垂直サポート部材6のガイドピン46を固着するための取付孔47を設けてある。上位垂直サポート部材6の適所に形成された長さ方向のスロット48には、ガイドピン46の小径部が相対摺動可能に嵌められ、ガイドピン46はその中央孔49と前記取付孔47を通る首長ビス50及びナット51によって、マウント部材26に締付け固着される。ビス50の拡大頭部は上位垂直サポート部材6がマウント部材26から浮き上がらないようにするための抜止め部にもなっている。
【0021】
図4に示したようにマウント部材26の水平部分には、上位水平サポート部材5のガイドピン52を固着するための取付孔53を設けてある。上位水平サポート部材5の適所に形成された長さ方向のスロット54には、ガイドピン52の小径部が相対摺動可能に嵌められ、ガイドピン52はその中央孔55と前記取付孔53を通る首長ビス56及びナットによって、マウント部材26に締付け固着される。ビス56の拡大頭部は、上位水平サポート部材5がマウント部材から浮き上がらないようにするための抜止め部にもなっている。
【0022】
マウント部材26の水平部分には、第1ロック部材15の枢軸ピン57を固着するための取付孔58を設けてある。第1ロック部材15の中間部に形成した丸孔状の軸孔59には、枢軸ピン57の小径部が相対回転可能に嵌められ、枢軸ピン57はその中央孔60と前記取付孔58を通る首長ビス61及びナットによって、マウント部材26に締付け固着される。
第1ロック部材15の基端部には長孔状の軸孔62が形成され、上位水平サポート部材5の適所には、該軸孔62に挿入される枢軸ピン63が植設されている。駆動主軸11の回転によって上位水平サポート部材5が牽引または押動されるとき、枢軸ピン63は長孔状の軸孔62の内壁面のどこかに常時当接しており、上位水平サポート部材5の動きに的確に追随して第1ロック部材15が締付けロック位置又は解除位置に駆動されるように、軸孔62の形状を設定してある。
【0023】
図4に示したようにマウント部材26の下方隅部には、下位コネクタ部材8の枢軸ピン68を固着するための取付孔65を設けてある。下位コネクタ部材8の上部角部に形成した丸孔状の軸孔66には、枢軸ピン68の小径部が相対回転可能に嵌められ、図13に示したように枢軸ピン68はその中央孔67と前記取付孔65を通る首長ビス128及びナットによって、マウント部材26に締付け固着される。
【0024】
図13に示したように下位コネクタ部材8の二つの下部角部には丸孔状の軸孔129,130が形成され、下位クランクレバー69の右端部には丸孔状の軸孔131が形成され、別の下位クランクレバー70の下端部には丸孔状の軸孔132が形成され、下位垂直サポート部材10の下端部には丸孔状の軸孔133が形成され、下位水平サポート部材9の基端部には丸孔状の軸孔134が形成され、下位クランクレバー70の上端部には丸孔状の軸孔135が形成され、下位クランクレバー69の左端部には丸孔状の軸孔136が形成されている。
下位クランクレバー69は、前記軸孔129,131に嵌挿される枢軸ピン74によって下位コネクタ部材8に遊び無しに枢着され、別の下位クランクレバー70は、前記軸孔130,132に嵌挿される枢軸ピン73によって下位コネクタ部材8に遊び無しに枢着され、下位水平サポート部材9は、前記軸孔134,136に嵌挿される枢軸ピン71によって下位クランクレバー69に遊び無しに枢着され、下位垂直サポート部材10は、前記軸孔133、135に嵌挿される枢軸ピン72によって下位クランクレバー70に遊び無しに枢着されている。
【0025】
図4に示したようにマウント部材26の垂直部分には、第4ロック部材22の枢軸ピン75を固着するための取付孔76を設けてある。第4ロック部材22の中間部に形成した丸孔状の軸孔77には、枢軸ピン75の小径部が相対回転可能に嵌められ、図19に示したように枢軸ピン75はその中央孔78と前記取付孔76を通る首長ビス79及びナット80によって、マウント部材26に締付け固着される。
第4ロック部材22の基端部には長孔状の軸孔81が形成され、下位垂直サポート部材10の適所には、該軸孔81に挿入される枢軸ピン82が植設されている。駆動主軸11の回転によって下位垂直サポート部材10が牽引または押動されるとき、枢軸ピン82は長孔状の軸孔81の内壁面のどこかに常時当接しており、下位垂直サポート部材10の動きに的確に追随して、第4ロック部材22が締付けロック位置又は解除位置に駆動されるように軸孔81の形状を設定してある。
【0026】
図4に示したようにマウント部材26の垂直部分には、下位垂直サポート部材10のガイドピン83を固着するための取付孔84を設けてある。下位垂直サポート部材10の適所に形成された長さ方向のスロット85には、ガイドピン83の小径部が相対摺動可能に嵌められ、ガイドピン83はその中央孔86と前記取付孔84を通る首長ビス87及びナット88によって、マウント部材26に締付け固着される。ビス87の拡大頭部は下位垂直サポート部材10がマウント部材26から浮き上がらないようにするための抜止め部にもなっている。
【0027】
図4に示したようにマウント部材26の水平部分には、下位水平サポート部材9のガイドピン89を固着するための取付孔90を設けてある。下位水平サポート部材9の適所に形成された長さ方向のスロット91には、ガイドピン89の小径部が相対摺動可能に嵌められ、ガイドピン89はその中央孔92と前記取付孔90を通る首長ビス93及びナットによって、マウント部材26に締付け固着される。ビス93の拡大頭部は、下位水平サポート部材9がマウント部材から浮き上がらないようにするための抜止め部にもなっている。
【0028】
図4に示したようにマウント部材26の水平部分には、第3ロック部材20の枢軸ピン94を固着するための取付孔95を設けてある。第3ロック部材20の中間部に形成した丸孔状の軸孔96には、枢軸ピン94の小径部が相対回転可能に嵌められ、枢軸ピン94はその中央孔97と前記取付孔95を通る首長ビス98及びナットによって、マウント部材26に締付け固着される。
第3ロック部材20の基端部には長孔状の軸孔99が形成され、下位水平サポート部材9の適所には、該軸孔99に挿入される枢軸ピン100が植設されている。駆動主軸11の回転によって下位水平サポート部材9が牽引または押動されるとき、枢軸ピン100は長孔状の軸孔99の内壁面のどこかに常時当接しており、下位水平サポート部材9の動きに的確に追随して第3ロック部材20が締付けロック位置又は解除位置に駆動されるように、軸孔99の形状を設定してある。
【0029】
上位水平サポート部材5、上位垂直サポート部材6、下位水平サポート部材9、下位垂直サポート部材10、上位連動アーム部材13、下位連動アーム部材
14は、上位クランクレバー32、上位クランクレバー33、下位クランクレバー69及び下位クランクレバー70はいずれもフラットバーによって構成されている。
駆動主軸11は固定ケーシング101に嵌挿されており、固定ケーシング101は扉1に固着されている。図9に示したように駆動主軸11の内端角軸部102は、駆動レバー部材12の中央部の角孔103に相対回転不能に嵌められ、駆動レバー部材12は座金104とボルト105によって駆動主軸11に締付け固着されている。図11に示したように駆動レバー部材12の各端部には、角孔103から等距離の位置に丸孔状の軸孔106,107が形成されている。
上位連動アーム部材13の下端部には丸孔状の軸孔108が形成され、下位連動アーム部材14の上端部には丸孔状の軸孔109が形成されている。上位連動アーム部材13は軸孔106と軸孔108を通る枢軸ピン110によって駆動レバー部材12に枢着されている。下位連動アーム部材14は軸孔107と軸孔109を通る枢軸ピン111によって駆動レバー部材12に枢着されている。
【0030】
上位連動アーム部材13の上端部には丸孔状の軸孔112が形成され、下位連動アーム部材14の下端部には丸孔状の軸孔113が形成され、上位垂直サポート部材6の下端部には丸孔状の軸孔114が形成され、下位垂直サポート部材10の上端部には丸孔状の軸孔115が形成されている。上位垂直サポート部材6は軸孔112と軸孔114を通る枢軸ピン116によって上位連動アーム部材13に枢着され、下位垂直サポート部材10は軸孔113と軸孔115を通る枢軸ピン117によって下位連動アーム部材14に枢着されている。
図10に示したように駆動主軸11には、ロックハンドル装置25の施錠軸118が接合されている。ロックハンドル装置25の操作ハンドル119を引き上げてから、施錠軸118を操作ハンドル119によって回転させると、駆動主軸11に所要の回転力が与えられる。扉1には、駆動レバー部材12に当接して、駆動主軸11の正逆回転の回転角度を一定角度に規制するストッパー部材136,
138を固着してある。なお、この駆動主軸11に回転力を与える方法装置は、上記のものに限定されるものではない。
【0031】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の扉用多点締込みロック装置では、駆動主軸11の正逆回転によって上位垂直サポート部材6と下位垂直サポート部材10が垂直方向に進退し、それぞれ上位コネクタ部材4と下位コネクタ部材8並びに一対の上位クランクレバー32,33と一対の下位クランクレバー69,70を介して、上位水平サポート部材5と下位水平サポート部材9が水平方向に進退することによって、複数個の第1ロック部材15が筐体16の上側水平辺部17に、複数個の第2ロック部材18が筐体16の垂直辺部19に、複数個の第3ロック部材20が筐体16の下側水平辺部21に、そして、複数個の第4ロック部材22が筐体16の垂直辺部19に、それぞれ係脱するものであり、
前記各クランクレバーと前記各コネクタ部材及び前記各サポート部材との枢着部に遊びがないので、前記各ロック部材は駆動主軸11の正逆回転に的確に追随して、互いに時間遅れなしに同時に駆動されるものであるから、扉1と筐体16との間に挿入されたパッキング23は、その一部が局部的に先行的に圧縮されることがなく、扉1の自由端側の垂直辺2、上側水平辺3および下側水平辺7の全長にわたって同時に必要十分に圧縮変形されることになり、回転操作点が1箇所でありながら、扉1の反りや捻れに関係なく、安定した高い密閉性能で扉1を締め付けロックすることができる。
【0032】
また、駆動主軸11の正逆回転による上位垂直サポート部材6と下位垂直サポート部材10の垂直方向への進退動作は、それぞれ上位コネクタ部材4と下位コネクタ部材8によって、上位水平サポート部材5と下位水平サポート部材9の水平方向への進退動作に変換して伝えられ、この上位水平サポート部材5と下位水平サポート部材9の進退動作によって、第1ロック部材15、第2ロック部材18、第3ロック部材20および第4ロック部材22が締込みロック位置又は解除位置に駆動されるものであるが、この上位コネクタ部材4はデルタ板形状であって、三つの角部の一つにおいて扉1側に枢着され、残る二つの角部において一対の上位クランクレバー32,33を介して上位水平サポート部材5と上位垂直サポート部材6に枢着されるだけのものであり、また、前記下位コネクタ部材8もデルタ板形状であって、三つの角部の一つにおいて扉1側に枢着され、残る二つの角部において一つの下位クランクレバー69,70を介して下位水平サポート部材9と下位垂直サポート部材10に枢着されるだけのものであり、さらにまた、
第1ロック部材15、第2ロック部材18、第3ロック部材20および第4ロック部材22は、その中間部において扉1側に枢着され,基端部において上位水平サポート部材5、上位垂直サポート部材6、下位水平サポート部材9、下位垂直サポート部材10に枢着されるだけのものであるから、扉1の隅部における運動変換機構および各ロック部材の駆動機構は簡略化されたものとなり、ロック装置全体の製作加工コストを容易に節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る扉用多点締込みロック装置の概略的な正面図であり、扉は締付けロック状態にある。
【図2】図1のロック装置の概略的な右側面図である。
【図3】図1のロック装置の解錠状態の概略的な正面図である。
【図4】図1のロック装置の概略的な分解斜視図である。
【図5】図1のロック装置の上半主要構成部分の施錠状態の正面図である。
【図6】図1のロック装置の下半主要構成部分の施錠状態の正面図である。
【図7】図1のロック装置の上半主要構成部分の施錠状態の右側面図である。
【図8】図1のロック装置の下半主要構成部分の施錠状態の右側面図である。
【図9】図1のロック装置に組み込まれる駆動主軸、連動レバー部材、上位連動アーム部材及び下位連動アーム部材の背面側からの分解斜視図である。
【図10】図1のロック装置における駆動主軸と駆動レバー部分の拡大側面
図である。
【図11】図1のロック装置に使用した駆動レバーの拡大正面図である。
【図12】図1のロック装置に使用した上位コネクタ部材と上位クランクレ
バーの拡大正面図であり、上位コネクター部材は施錠位置にある。
【図13】図1のロック装置に使用した下位コネクタ部材と下位クランクレ
バーの拡大正面図でであり、上位コネクター部材は施錠位置にある。
【図14】図1のロック装置に使用した第2ロック部材の締付けロック状態の拡大正面図である。
【図15】図14の第2ロック部材の解錠状態の拡大正面図である。
【図16】図1のロック装置に使用した第4ロック部材の締付けロック状態の拡大正面図である。
【図17】図16の第4ロック部材の解錠状態の拡大正面図である。
【図18】図1のA−A線拡大断面図である。
【図19】図1のB−B線拡大断面図である。
【図20】図1のロック装置に使用した第1ロック部材の締付けロック状態の拡大正面図である。
【図21】図20の第2ロック部材の解錠状態の拡大正面図である。
【図22】図1のロック装置に使用した第3ロック部材の締付けロック状態の拡大正面図である。
【図23】図21の第3ロック部材の解錠状態の拡大正面図である。
【符号の説明】
1 扉
2 垂直辺
3 上側水平辺
4 上位コネクタ部材
5 上位水平サポート部材
6 上位垂直サポート部材
7 下側水平辺
8 下位コネクタ部材
9 下位水平サポート部材
10 下位垂直サポート部材
11 駆動主軸
12 駆動レバー部材
13 上位連動アーム部材
14 下位連動アーム部材
15 第1ロック部材
16 筐体
17 上側水平辺部
18 第2ロック部材
19 垂直辺部
20 第3ロック部材
21 下側水平辺部
22 第4ロック部材
23 パッキング
24 ヒンジ
25 ロックハンドル装置
26 マウント部材
32 上位クランクレバー
33 上位クランクレバー
69 下位クランクレバー
70 下位クランクレバー[0001]
BACKGROUND OF THE
[0002]
2. Description of the Related Art In a case of an ordinary large-sized communication device, a closed system using a lock plate of a lock handle device is mainly used.
In this method, the door is rotatably connected to the housing by hinges attached to one side of the door, and a lock plate is interlocked with the lock shaft of the lock handle device attached to one place on the other side of the door, After the door is closed and rotated about the hinge shaft, the locking shaft is turned with the operation handle to bring the lock plate into close contact with the metal receiving portion on the housing side. It is tightened and compressed.
[0003]
However, in this sealing method, when the door is warped or twisted, the close engagement between the lock plate and the receiving portion becomes insufficient, which may result in insufficient compression of the packing, which may lower the sealing performance.
It is conceivable to equip the door with multiple lock handle devices at multiple points in order to counter warp and twist of the door, but operating a large number of lock handle devices is not only troublesome, but also requires one or several The desired sealing performance may not be obtained due to forgetting the operation of.
[0004]
When a plurality of lock handle devices are provided, the tightening operation by all the lock handle devices must be performed simultaneously. The reason is that when the lock rods of some lock handle devices are operated first, the packing at the place where the lock rods of the unhandled lock handle devices are in charge expands as a relief for the compression deformation of the already operated parts. Therefore, the door protrudes obliquely, and the unoperated lock bar is separated from the corresponding receiving portion on the housing side to such an extent that it cannot be engaged.
It is impossible for one worker to simultaneously tighten and operate such a large number of lock handle devices, and a plurality of workers must be assigned.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a method for tightening a packing substantially evenly and accurately over the entire length of three sides of a door, even if only one operation point is provided, thereby achieving a stable sealing performance. To provide a door multi-point tightening lock device that can secure the lock.
It is another object of the present invention to provide a door multipoint locking lock device in which a motion direction conversion mechanism and a lock member driving mechanism are simplified, and manufacturing costs are reduced.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION The multipoint tightening lock device for a door according to the present invention will now be described with reference to the accompanying drawings. An
[0007]
At the corner where the
Each pivotal connection between the upper crank levers 32 and 33 and the upper horizontal support member 5 and the upper
A
[0008]
A plurality of
A plurality of
[0009]
A plurality of
A plurality of
[0010]
In the multipoint fastening lock device for a door, as shown in FIG. 1, when the
On the other hand, the lower interlocking
As shown in FIG. 14 for the
[0011]
When the
Also, with the downward retreat of the upper
[0012]
On the other hand, when the drive
Further, the
[0013]
In this manner, the
[0014]
When the drive
The upward movement of the upper
[0015]
On the other hand, when the driving
Further, the
[0016]
In accordance with a conventional method, the distal ends of the
[0017]
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS In the illustrated embodiment, a
[0018]
As shown in FIG. 12, round upper hole portions 120 and 121 are formed at two upper corners of the
The
[0019]
As shown in FIG. 4, a mounting hole 39 for fixing a
An
[0020]
As shown in FIG. 4, a mounting
[0021]
As shown in FIG. 4, a mounting hole 53 for fixing the
[0022]
A mounting hole 58 for fixing the
An
[0023]
As shown in FIG. 4, a mounting
[0024]
As shown in FIG. 13, round lower shaft levers 129 and 130 are formed at two lower corners of the
The
[0025]
As shown in FIG. 4, a mounting
An
[0026]
As shown in FIG. 4, a mounting hole 84 for fixing the
[0027]
As shown in FIG. 4, a mounting
[0028]
As shown in FIG. 4, a mounting hole 95 for fixing the
An
[0029]
The upper horizontal support member 5, the upper
The
A
[0030]
A
As shown in FIG. 10, the
138 is fixed. It should be noted that the method device for applying a rotational force to the drive
[0031]
According to the multipoint fastening lock device for a door of the present invention constructed as described above, the upper
Since there is no play in the pivotal connection between each of the crank levers, each of the connector members, and each of the support members, the lock members accurately follow the forward and reverse rotations of the driving
[0032]
The upper and lower
The
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic front view of a multipoint fastening lock device for a door according to an embodiment of the present invention, in which the door is in a fastening locked state.
FIG. 2 is a schematic right side view of the lock device of FIG. 1;
FIG. 3 is a schematic front view of the lock device of FIG. 1 in an unlocked state.
FIG. 4 is a schematic exploded perspective view of the lock device of FIG. 1;
FIG. 5 is a front view of a locked state of an upper half main component of the lock device of FIG. 1;
FIG. 6 is a front view of a locked state of a lower half main component of the lock device of FIG. 1;
FIG. 7 is a right side view of a locked state of an upper half main component of the lock device of FIG. 1;
FIG. 8 is a right side view of a locked state of a lower half main component of the lock device of FIG. 1;
FIG. 9 is an exploded perspective view of a driving main shaft, an interlocking lever member, an upper interlocking arm member, and a lower interlocking arm member incorporated in the lock device of FIG.
10 is an enlarged side view of a drive main shaft and a drive lever portion in the lock device of FIG. 1;
FIG. 11 is an enlarged front view of a drive lever used in the lock device of FIG.
FIG. 12 is an enlarged front view of an upper connector member and an upper crank lever used in the lock device of FIG. 1, wherein the upper connector member is in a locked position.
FIG. 13 is an enlarged front view of a lower connector member and a lower crank lever used in the lock device of FIG. 1, wherein the upper connector member is in a locked position.
14 is an enlarged front view of a second lock member used in the lock device of FIG. 1 in a tightened locked state.
FIG. 15 is an enlarged front view of the unlocked state of the second lock member of FIG. 14;
FIG. 16 is an enlarged front view of a fourth locking member used in the locking device of FIG. 1 in a tightened locked state;
FIG. 17 is an enlarged front view of the unlocked state of the fourth lock member of FIG. 16;
FIG. 18 is an enlarged sectional view taken along line AA of FIG. 1;
FIG. 19 is an enlarged sectional view taken along line BB of FIG. 1;
20 is an enlarged front view of a first lock member used in the lock device of FIG. 1 in a tightened locked state.
21 is an enlarged front view of the unlocked state of the second lock member of FIG.
FIG. 22 is an enlarged front view of a third lock member used in the lock device of FIG. 1 in a tightened locked state.
FIG. 23 is an enlarged front view of the unlocked state of the third lock member of FIG. 21.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
扉1の前記垂直辺2と下側水平辺7が交差する隅部にデルタ板形状の下位コネクタ部材8を配置し、下位コネクタ部材8をその上部角部において扉1側に枢着し、扉1の下側水平辺7に沿って水平方向に移動案内させて下位水平サポート部材9を扉1側に取付け、下位コネクタ部材8を二つの下部角部の一方において下位クランクレバー69を介して下位水平サポート部材9の基端に枢着し、扉1の前記垂直辺2に沿って垂直方向に移動案内させて下位垂直サポート部材10を扉1側に取付け、下位コネクタ部材8を二つの下部角部の他方において別の下位クランクレバー70を介して下位垂直サポート部材10の下端に枢着し、
上位クランクレバー32,33と上位水平サポート部材5及び上位垂直サポート部材6との各枢着部、並びに下位クランクレバー69,70と下位水平サポート部材9及び下位垂直サポート部材10との各枢着部に遊びを無くし、
扉1の外部から回転力が入力される駆動主軸11を扉1側に装備し、駆動主軸11の内端に駆動レバー部材12をその中間点において固着し、駆動レバー部材12の一方端に上位連動アーム部材13の下端を枢着し、上位連動アーム部材13の上端に上位垂直サポート部材6の下端を枢着し、駆動レバー部材12の他方端に下位連動アーム部材14の上端を枢着し、下位連動アーム部材14の下端に下位垂直サポート部材10の上端を枢着し、
扉1の上側水平辺3に沿って複数個の第1ロック部材15をその中間部において扉1側に枢着し、駆動主軸11の正逆回転によって上位水平サポート部材5が水平方向に進退するとき、第1ロック部材15の先端部が筐体16の上側水平辺部17に係脱するように、第1ロック部材15の基端部を上位水平サポート部材5に枢着し、
扉1の前記垂直辺2に沿って複数個の第2ロック部材18をその中間部において扉1側に枢着し、駆動主軸11の正逆回転によって上位垂直サポート部材6が垂直方向に進退するとき、第2ロック部材18の先端部が筐体16の垂直辺部19に係脱するように、第2ロック部材18の基端部を上位垂直サポート部材6に枢着し、
扉1の下側水平辺7に沿って複数個の第3ロック部材20をその中間部において扉1側に枢着し、駆動主軸11の正逆回転によって下位水平サポート部材9が水平方向に進退するとき、第3ロック部材20の先端部が筐体16の下側水平辺部21に係脱するように、第3ロック部材20の基端部を下位水平サポート部材9に枢着し、
扉1の前記垂直辺2に沿って複数個の第4ロック部材22をその中間部において扉1側に枢着し、駆動主軸11の正逆回転によって下位垂直サポート部材10が垂直方向に進退するとき、第4ロック部材22の先端部が筐体16の垂直辺部19に係脱するように、第4ロック部材22の基端部を下位垂直サポート部材10に枢着してなる扉用多点締込みロック装置。The upper connector member 4 in the form of a delta plate is disposed at the corner where the vertical side 2 on the free end side of the door 1 and the upper horizontal side 3 intersect, and the upper connector member 4 is pivotally attached to the door 1 at the lower corner. The upper horizontal support member 5 is mounted on the door 1 side by moving and guiding in the horizontal direction along the upper horizontal side 3 of the door 1, and the upper connector member 4 is connected via the upper crank lever 32 at one of the two upper corners. The upper vertical support member 6 is attached to the door 1 side by being pivotally attached to the base end of the upper horizontal support member 5 and guided to move vertically along the vertical side 2 of the door 1. At the other end of the corner, it is pivotally connected to the upper end of the upper vertical support member 6 via another upper crank lever 33,
At the corner where the vertical side 2 and the lower horizontal side 7 of the door 1 intersect, a lower connector member 8 in the form of a delta plate is arranged, and the lower connector member 8 is pivotally attached to the door 1 at the upper corner thereof. 1, the lower horizontal support member 9 is attached to the door 1 by moving and guiding in the horizontal direction along the lower horizontal side 7, and the lower connector member 8 is mounted on one of the two lower corners via the lower crank lever 69 via the lower crank lever 69. It is pivotally attached to the base end of the horizontal support member 9 and is vertically moved and guided along the vertical side 2 of the door 1 to attach the lower vertical support member 10 to the door 1 side. Pivotally connected to the lower end of the lower vertical support member 10 via another lower crank lever 70 on the other side of the part,
Each pivotal connection between the upper crank levers 32 and 33 and the upper horizontal support member 5 and the upper vertical support member 6, and each pivotal connection between the lower crank levers 69 and 70 and the lower horizontal support member 9 and the lower vertical support member 10. Without play,
A drive spindle 11 to which rotational force is input from the outside of the door 1 is provided on the door 1 side, a drive lever member 12 is fixed to an inner end of the drive spindle 11 at an intermediate point thereof, and an upper end is provided on one end of the drive lever member 12. The lower end of the interlocking arm member 13 is pivotally connected, the lower end of the upper vertical support member 6 is pivotally connected to the upper end of the upper interlocking arm member 13, and the upper end of the lower interlocking arm member 14 is pivotally connected to the other end of the drive lever member 12. , The upper end of the lower vertical support member 10 is pivotally attached to the lower end of the lower interlock arm member 14,
A plurality of first lock members 15 are pivotally attached to the door 1 at an intermediate portion thereof along the upper horizontal side 3 of the door 1, and the upper horizontal support member 5 advances and retreats in the horizontal direction by forward and reverse rotation of the drive main shaft 11. At this time, the base end of the first lock member 15 is pivotally attached to the upper horizontal support member 5 so that the distal end of the first lock member 15 is engaged with and disengaged from the upper horizontal side 17 of the housing 16.
A plurality of second lock members 18 are pivotally attached to the door 1 side at the intermediate portion along the vertical side 2 of the door 1, and the upper vertical support member 6 advances and retreats by the forward and reverse rotation of the drive main shaft 11. At this time, the base end of the second lock member 18 is pivotally attached to the upper vertical support member 6 so that the distal end of the second lock member 18 is engaged with and disengaged from the vertical side portion 19 of the housing 16.
A plurality of third lock members 20 are pivotally connected to the door 1 at the intermediate portion along the lower horizontal side 7 of the door 1, and the lower horizontal support member 9 advances and retreats in the horizontal direction by the forward and reverse rotation of the drive main shaft 11. Then, the base end of the third lock member 20 is pivotally attached to the lower horizontal support member 9 so that the distal end of the third lock member 20 is disengaged from the lower horizontal side portion 21 of the housing 16.
A plurality of fourth lock members 22 are pivotally connected to the door 1 side at the intermediate portion along the vertical side 2 of the door 1, and the lower vertical support member 10 advances and retreats in the vertical direction by forward and reverse rotation of the drive main shaft 11. At this time, the base for the fourth lock member 22 is pivotally attached to the lower vertical support member 10 such that the distal end of the fourth lock member 22 is disengaged from the vertical side 19 of the housing 16. Point tightening lock device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002211769A JP2004052378A (en) | 2002-07-19 | 2002-07-19 | Multipoint fastening lock device for door |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004052378A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011026893A (en) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Takigen Mfg Co Ltd | Door structure for casing |
JP2018128205A (en) * | 2017-02-09 | 2018-08-16 | タキゲン製造株式会社 | Lock handle device for door |
-
2002
- 2002-07-19 JP JP2002211769A patent/JP2004052378A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011026893A (en) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Takigen Mfg Co Ltd | Door structure for casing |
JP2018128205A (en) * | 2017-02-09 | 2018-08-16 | タキゲン製造株式会社 | Lock handle device for door |
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