JP2004052165A - 料理用手袋 - Google Patents

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Atsuko Matsuoka
松岡 敦子
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Abstract

【課題】ハンドの着脱が容易であり、また、腕に嵌めたままハンド部のみを手袋より脱いで露出させたとき手袋が作業の邪魔にならないようにする。
【解決手段】手袋の手のひら部分1aに設けられ、ハンドを挿抜する切り込み状又はスリット状のハンド挿抜口5、手袋の指部3あるいは手の甲部分と手袋のアーム部2とに設けられ手袋の折りたたみ状態を保持する保持部材4a,4bを料理用手袋に設ける。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は料理用手袋に係わり、特に料理時に手、肌を守れ、また、化繊の袖を炎から守り、しかも、手袋を腕に嵌めたままハンドのみ必要に応じて容易に着脱できる料理用手袋に関する。
【従来の技術】
料理をする際の動作として、炒める、焼く、煮る、蒸すという場合に、必ず油、煮汁、湯気や食材がはねて、手や肌に直接はね返っている。又、狭いレンジのグリルなどを利用する際には手のひらが器具に頻繁に当たる。料理中に実際には小さな火傷が常に起こっている。その小さな火傷はシミや傷になって傷跡が数多く残ってしまう。利き腕の手の甲の被害は一番激しく顕著である。
特に、夏になると腕が衣服からむき出しになる為、料理時の火、熱により頻繁に熱い痛い思いをして、料理時にいかに火や油が常時飛び散っているかを思い知ることになる。
皮肉なことに料理は火力と時間とのタイミングの勝負なので、けがから手を守るために常時ゆっくりあわてずのんびりと対処することができない。逆に常に集中して次々と段取りを間髪いれずにこなしていくので、料理が、気分転換になるといわれる所以でもある。
【0002】
従来より、手、肌を守るための既存の商品として炊事用ゴム手袋がある。これは、主に食材や食器などの洗浄時に水や湯や洗剤による手荒れから手を守るという機能のものである。しかし、炊事場内で、手を守るという目的がありながら、実際に料理中ゴム手袋をしている人は皆無である。それはなぜなのか。ゴム手袋が単に水仕事による手荒れから手を守るというコンセプトであるため、調理というこまやかな動きに不向きだからである。又、ゴム手袋は素材の原材料である可塑剤が臭かったり、ボロボロと手に付着するため、脱いだ後すぐ手を洗わないと食材をすぐに取り扱うことができないことも料理中に使用されない別の理由である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
料理の一連の動作を思い浮かべてみよう。食材を洗う。切る。切ったり下味をつけたりして下ごしらえした食材を器に控えておく。包丁まないたを洗う。手を洗う。調理する。切る。洗う。調理する。空いた器をかたづける。薬味などを用意する。洗う。刻む。盛りつけの準備をする。などと、大変めまぐるしく手が動きまわる。それは、食材から加熱調理へ、はたまた水道蛇口へとこの間を複雑に往復する。
料理用手袋は、この料理時の一連の動作中に火熱から手を守り、また、化繊の袖を炎から守り、しかも、腕に嵌めたまま適宜素手による作業を行えるようにする必要がある。このため、料理用手袋として第1に必要な条件は、ハンドのみの着脱が容易であり、また、ハンドを手袋より露出させたとき手袋が作業の邪魔にならないようにすることである。
又、第2に必要な条件は、食材を直接扱うので、手袋の素材に臭いがなく、有害でなく、しかも、ごわごわしない柔らかなものであり、調理時のこまやかな手の動きにフィットするものであることである。
又、第3に必要な条件は、夏はむき出しの腕を火傷等から守るために、又、冬は着衣の汚れを守るために、あるいは、化繊の袖を炎から守るために、腕をカバーする長さを有し、且つ、不燃性を有することである。
上記第2の条件は料理用手袋の素材を選択することにより容易に解決することができる。
従って、本発明の目的は、ハンドのみの着脱が容易であり、また、腕に嵌めたままハンドのみを手袋より脱いで露出させたとき手袋が作業の邪魔にならないようにする料理用手袋を提供することである。
本発明の別の目的は、腕を火傷から守るために、あるいは、腕部の着衣の汚れを守るために、あるいは、化繊の袖を炎から守るために、腕をカバーする長さを有し、且つ、不燃性を有する料理用手袋を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題は本発明によれば、手袋の手のひら部分に設けられ、ハンドを挿抜する切り込み状又はスリット状のハンド挿抜口、手袋の指部あるいは手の甲部分と手袋のアーム部とに設けられ手袋の折りたたみ状態を保有する保持部材、を備えた料理用手袋により達成される。
また、上記課題は、本発明によれば、ミトン形手袋の手のひら部分の親指付け根部分に設けられ、手袋着用時に親指を露出させ、かつ、手袋を着用したままハンドを挿抜させるための切り込み状のハンド挿抜口、ミトン型手袋の甲側指部あるいは甲部分と手袋のアーム部とに設けられ手袋の折りたたみ状態を保有する保持部材、を備えた料理用手袋により達成される。
また、上記課題は、本発明によれば、ハンド部とアーム部を備えた料理用手袋において、前記ハンド部の親指付け根部分に設けられ、親指を挿抜する親指挿抜口、ハンド部の先端部に設けられ、ハンドを挿通するためのハンド挿通口、ハンド挿通口の周辺部に設けられた弾力部材、を備えた料理用手袋により達成される。
なお、料理用手袋の素材を不燃性素材とすることにより、化繊の袖を炎から守ることが可能となる。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1実施例である料理用手袋の外観図であり、左右同じ構造である。
図1(A)は料理用手袋の外側(手の甲側)、図1(B)は内側(手のひら側)である。図中、1は料理用手袋のハンド部、2はアーム部であり、メリヤスなどの柔らかな調理時のこまやかな手の動きにフィットする素材でできている。ただし、不燃性でメリヤスと同等の素材があれば該素材を使うことが好ましい。
ハンド部甲側の中指部3とアーム部2には手袋の折りたたみ状態を保持する保持部材、例えば、マジックテープ4a、4bが形成されている。保持部材はマジクテープに限らずホックなどでもよい。
手袋の手の平1aには、ハンドを挿抜する切り込み状又はスリット状のハンド挿抜口5が設けられている。水を使うとき、あるいは、食材を扱うときなどにおいて素手になる必要があるが、かかる場合、ハンド挿抜口5よりハンドHNDを抜いて露出させ、図2に示すようにハンド部1を折り、保持部材4a,4bにより折りたたみ状態を保持し、素手による作業時に邪魔にならないようにする。逆に、ハンドに手袋を嵌めるには保持部材4a,4b間の接続をはずし、ハンドHNDをハンド挿抜口5より挿入する。
【0006】
図3(a)(b)は本発明の料理用手袋の変型例であり、図2の実施例と同一部分には同一符号を付している。異なる点は、折りたたみ状態を保持する保持部材4aを手袋の甲1bに形成した点である。
図4は本発明の第2実施例の料理用手袋の説明図であり、(A)は着用時の料理用手袋の外観図(手のひら側)、(B)は着用時の料理用手袋の外観図(手の甲側)、(C)は素手による作業に際してハンド挿抜口よりハンドを抜いて露出させ、保持部材によりハンド部の折りたたみ状態を保持した例である。第2実施例の料理用手袋の素材は第1実施例と同様の素材を用いる。
ミトン型手袋11の手のひら部分12の親指付け根部分に、手袋着用時に親指THMを露出させ、かつ、手袋を着用したままハンドHNDを挿抜させるための切り込み状のハンド挿抜口13を形成する。又、ミトン型手袋の甲側指部14あるいは手袋甲部分15と手袋アーム部16に手袋の折りたたみ状態を保有する保持部材(マジックテープ、ホックなど)17a,17bを設ける。
着用時には例えば図4(A)、(B)に示すようにハンド挿抜口13より親指THMを露出させて図5(A),(B)に示すようにしゃもじ21や箸2を持って作業し、また、素手で作業する場合には図4(C)に示すようにハンド挿抜口13よりハンドHNDを抜いて露出させた後、手袋ハンド部をまくって折りたたみ、保持部材17a,17bによりその折りたたみ状態を保持する。
【0007】
図6は本発明の第3実施例である料理用手袋の外観図である。(A)は着用時の料理用手袋の外観図(手のひら側)、(B)は着用時の料理用手袋の外観図(手の甲側)、(C)は先端部に設けたハンド挿通口よりハンドを挿通して腕側に手袋ハンドを移動させて保持させた時の状態図である。第3実施例の料理用手袋の素材は不燃性で、手にフィットするのが良く、例えば、特殊アクリル系耐炎繊維(旭化成(株)製造 JIS A−1323認定品)が、不燃性で直火に燃えず、柔らく、しなやかで好適である。
ハンド部31とアーム部32を備えた料理用手袋のハンド部の親指付け根部分に親指THMを挿抜する親指挿抜口33を設け、また、ハンド部の先端部にハンドHNDを挿通するためのハンド挿通口34を設ける。ハンド挿通口34の周辺内側には弾力部材、たとえば、円形のゴム35が縫い込まれている。
着用時には例えば図6(A)、(B)に示すように親指挿抜口33より親指THMを露出させて作業し、また、素手で作業する場合には図6(C)に示すようにハンド挿抜口34よりハンドHNDを突き出し、手袋ハンド部31をアーム方向に移動させて(押し込んで)作業する。料理用手袋は、腕側に移動可能なように腕の太さより大き目に作成されており、腕側に押し込んだ時、前記ゴムにより押し込み状態が保持される。
図7は第3実施例の変形例であり、ハンド部31の寸法を短くして指先がハンド挿通口34よりわずかに露出するようにした例であり、(A)は装着時の手袋内側の外観図、(B)は装着時の手袋外側の外観図、(C)は移動させて脱いだ時の手袋外観図である。
【0008】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、ハンドのみの着脱が容易であり、また、腕に嵌めたままハンドのみを手袋より脱いで露出させたとき手袋が作業の邪魔にならないようにすることができる。
また、本発明によれば、調理時の時間とタイミングと段取りのせめぎ合いの中で、細やかに忙しい動作を要求される手を、火や油や食材の撥ね返りに起因する火傷やケガから手を守ることができる。又、本発明によれば、火傷の被害から二次的におこるシミの発生を防いで、手、肌を守ることができる。更に本発明によれば、不燃性素材で作成しているため、化繊の袖部を炎から守ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である料理用手袋の外観図である。
【図2】素手による作業に際してハンド挿抜口よりハンドを抜いて露出させ、保持部材によりハンド部の折りたたみ状態を保持した例である。
【図3】本発明の料理用手袋の変型例である。
【図4】本発明の第2実施例である料理用手袋の外観図である。
【図5】本発明の調理時の使用例である。
【図6】本発明の第3実施例である料理用手袋の外観図である。
【図7】本発明の第3実施例の変形例である料理用手袋の外観図である。
【符号の説明】
1 ハンド部
2 アーム部
3 中指部
4a,4b  保持部材、例えば、マジックテープ
5 ハンド挿抜口
HND  ハンド

Claims (4)

  1. 料理用手袋において、
    手袋の手のひら部分に設けられ、手袋を着用したままハンドを挿抜するための切り込み状又はスリット状のハンド挿抜口、
    手袋の指部あるいは手の甲部分と手袋のアーム部とに設けられ手袋の折りたたみ状態を保有する保持部材、
    を備えたことを特徴とする料理用手袋。
  2. 料理用手袋において、
    ミトン形手袋の手のひら部分の親指付け根部分に設けられ、手袋着用時に親指を露出させ、かつ、手袋を着用したままハンドを挿抜させるための切り込み状のハンド挿抜口、
    ミトン型手袋の甲側指部あるいは甲部分と手袋のアーム部とに設けられ手袋の折りたたみ状態を保有する保持部材、
    を備えたことを特徴とする料理用手袋。
  3. ハンド部とアーム部を備えた料理用手袋において、
    前記ハンド部の親指付け根部分に設けられ、親指を挿抜する親指挿抜口、
    ハンド部の先端部に設けられ、ハンドを挿通するためのハンド挿通口、
    ハンド挿通口の周辺部に設けらえれた弾力部材、
    を備えたことを特徴とする料理用手袋。
  4. 前記料理用手袋の素材を不燃性素材とする、
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載の料理用手袋
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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