JP2004050326A - 三次元曲面研削装置 - Google Patents

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Hiroshi Terada
寺田 浩
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Abstract

【課題】三次元曲面で研削仕上げを自動的に行う三次元曲面研削装置であって、砥石の磨耗に対しても対応可能である装置を提供する。
【解決手段】被研削体を研削して三次元曲面を製造する三次元曲面研削装置であって、前記被研削体の被研削面に接触して前記被研削面を研削する研削面を有する砥石21と、前記被研削面に対して概ね直交する軸を中心として前記砥石を回転させる回転機構と、前記被研削面に対して前記砥石を押圧する押圧手段104と、前記砥石の位置を移動させる移動機構と、前記移動機構に設けられ前記研削面に対して概ね直交する方向に前記砥石を移動可能に支持する支持機構100とを備え、前記砥石は、前記研削面が前記軸を中心とした前記砥石の回転方向に延在するように形成され、前記押圧手段は、前記支持機構を介して前記砥石を押圧する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、三次元曲面研削装置に関し、特に、砥石が磨耗しても目的とする三次元曲面(例えばプロペラなど)を作ることのできる三次元曲面研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばプロペラなどの三次元曲面を機械で研削仕上げをする場合、研削に伴う砥石の磨耗量の把握が困難である。砥石の形状が磨耗によって変化すると、その変化後の砥石の形状によっては、目的とする曲面を作ることが困難となっていた。従来、砥石の磨耗量は、専ら作業者の感覚によって判断されており、その判断した磨耗量を考慮して、作業者が可搬式グラインダを操作して研削作業を行っていた。
【0003】
なお、特開平6−246619号公報には、研削グラインダ用緩衝装置が開示されている。その装置の目的は、ある程度の凹凸のある加工面に対しロボットアームを直線的に移動させてもグラインダが表面形状にならって砥石を常に一定圧力で加工面に接触させることができ、円筒状加工面に対しロボットアームを回転させることなく円弧運動させることにより砥石を常に一定圧力で加工面に接触させることである。
【0004】
また、特開2001−353651号公報には、自動的にプロペラを研削するプロペラ製造装置として、被研削体の第1立体的形状を測定する形状測定センサと、プロペラの第2立体的形状を示す三次元データと第1立体的形状とに基づいて、前記第1立体的形状が前記第2立体的形状と実質的に同一になるように、前記被研削体を研削する研削手段とを具備する装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
三次元曲面で研削仕上げを自動的に行う三次元曲面研削装置であって、砥石の磨耗に対しても対応可能であることが望まれている。
砥石の磨耗量を検出することなく、砥石の磨耗に対して自動的に対応可能である三次元曲面研削装置が望まれている。
三次元曲面で研削仕上げを自動的に行う三次元曲面研削装置であって、研削部位に関わらず、研削力(砥石を研削面に押しつける力)が所定の値になるように制御可能であることが望まれている。
【0006】
三次元曲面で研削仕上げを自動的に行う三次元曲面研削装置であって、砥石の磨耗に対しても対応可能であり、研削部位に関わらず、研削力(砥石を研削面に押しつける力)が所定の値になるように制御可能であることが望まれている。
三次元曲面で研削仕上げを自動的に行う三次元曲面研削装置であって、砥石の磨耗に対しても対応可能であり、被研削体の取付け時にセンタリング作業を行い易いことが望まれている。
三次元曲面で研削仕上げを自動的に行う三次元曲面研削装置であって、砥石の磨耗に対しても対応可能であり、砥石の取付け時にセンタリング作業を行い易いことが望まれている。
【0007】
本発明の目的は、三次元曲面で研削仕上げを自動的に行う三次元曲面研削装置であって、砥石の磨耗に対しても対応可能である装置を提供することである。
本発明の他の目的は、砥石の磨耗量を検出することなく、砥石の磨耗に対して自動的に対応可能である三次元曲面研削装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、三次元曲面で研削仕上げを自動的に行う三次元曲面研削装置であって、研削部位に関わらず、研削力(砥石を研削面に押しつける力)が所定の値になるように制御可能である装置を提供することである。
【0008】
本発明の更に他の目的は、三次元曲面で研削仕上げを自動的に行う三次元曲面研削装置であって、砥石の磨耗に対しても対応可能であり、研削部位に関わらず、研削力(砥石を研削面に押しつける力)が所定の値になるように制御可能である装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、三次元曲面で研削仕上げを自動的に行う三次元曲面研削装置であって、砥石の磨耗に対しても対応可能であり、被研削体の取付け時にセンタリング作業を行い易い装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、三次元曲面で研削仕上げを自動的に行う三次元曲面研削装置であって、砥石の磨耗に対しても対応可能であり、砥石の取付け時にセンタリング作業を行い易い装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0010】
本発明の三次元曲面研削装置は、被研削体(9)を研削して三次元曲面を製造する三次元曲面研削装置であって、前記被研削体(9)の被研削面(22)に接触して前記被研削面(22)を研削する研削面(21a)を有する砥石(21)と、前記被研削面(22)に対して概ね直交する軸を中心として前記砥石(21)を回転させる回転機構(23)と、前記被研削面(22)に対して前記砥石(21)を押圧する押圧手段(104)と、前記砥石(21)の位置を移動させる移動機構(3)と、前記移動機構(3)に設けられ前記研削面(21a)に対して概ね直交する方向に前記砥石(21)を移動可能に支持する支持機構(100)とを備え、前記砥石(21)は、前記研削面(21a)が前記軸を中心とした前記砥石(21)の回転方向に延在するように形成され、前記押圧手段(104)は、前記支持機構(100)を介して前記砥石(21)を押圧する。
【0011】
本発明の三次元曲面研削装置において、前記押圧手段(104)は、前記砥石(21)の磨耗量には依存しない所定の押圧力(M)で前記砥石(21)を押圧する。
【0012】
本発明の三次元曲面研削装置において、更に、前記砥石(21)の角度を検出する角度検出部を備え、前記押圧手段(104)は、前記砥石(21)の角度(θ)に基づいて定められた押圧力で前記砥石(21)を押圧する。
【0013】
本発明の三次元曲面研削装置において、前記支持機構(100)は、前記移動機構(3)に固定された基台(105、101a、101b)と、前記砥石(21)が取付けられる取付台(103)と、前記基台(105、101a、101b)と前記取付台(103)とを連結し前記基台(105、101a、101b)及び前記取付台(103)のそれぞれとのなす角度が可変に設けられた連結部材(102a〜102d)とを備えている。
【0014】
本発明の三次元曲面研削装置において、更に、前記被研削体(9)を回転させる被研削体回転機構(6)を備え、前記被研削体(9)に設けられたテーパ面(53)と前記被研削体回転機構(6)に設けられたテーパ面(81)とが面接触することにより、前記被研削体(9)と前記被研削体回転機構(6)とが位置合わせされる。
【0015】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明の三次元曲面研削装置の一実施形態を説明する。
【0016】
本実施形態は、プロペラなどの三次元曲面を自動で研削することのできる三次元曲面研削装置である。まず、三次元曲面研削の完全自動化に際しては、どのような種類の砥石が適しているかが検討された。
【0017】
図11及び図12を参照して、アングルグラインダーを自動研削用砥石に採用する場合の問題点を説明する。
【0018】
図11に示すように、アングルグラインダー10Aでは、円板状の砥石11が周方向に回転し、その砥石11の底面11gの外周縁部の一部を、被研削対象であるプロペラの翼面12に接触させて翼面12の凹凸がなくなるように均すものである。同図に示すように、翼面12において研削される領域が「点」状であるため、広い領域を一度に研削できない。よって、グラインダー10Aが翼面12上を通るパス回数が多くなり、加工(研削)時間が増大してする。
【0019】
また、図12に示すように、アングルグラインダー10Aの円板状の砥石11は、外周縁部側から径方向に磨耗していく。図12の破線は磨耗ゼロの砥石11の底面11gを示し、実線は磨耗後の砥石11の底面11gを示している。このように砥石11が磨耗すると、砥石11の周速が変わり研削に影響が出る。磨耗前の周速V0に比べ、磨耗後の周速V1は遅くなる。さらに、砥石11が磨耗すると、研削の目標点も変わるという問題がある。
【0020】
図13及び図14を参照して、平砥石を自動研削用砥石に採用する場合の問題点を説明する。
【0021】
図13(a)において、符号14は、粗加工によって段差16が残る翼面である。翼面14上において、平砥石15を矢印Y1方向に移動させて、翼面14の段差16が無くなるように研削する場合、平砥石15’の下部のうち段差16に当った側15aが磨耗することがある。図13(b)は、このように磨耗した平砥石15’を用いて翼面14の段部16が無くなるように研削するときの問題点を示している。平砥石15’のうち磨耗した側15aの周速は、磨耗していない側15bの周速に比べて遅くなる(図12参照)。よって、平砥石15’のうち磨耗した側15aで段差16を研削するときに、平砥石15’のうち磨耗していない側15bにて翼面14が必要以上に研削されてしまうという問題がある。
【0022】
図14(a)〜図14(d)は、平砥石17の砥石形状の変化に伴って都度ドレッシング(砥石形状を整える作業または砥石を交換する作業)が必要になることを示したものである。
【0023】
図14(a)に示すように、平砥石17の側面視矩形の隅部が角状になっている場合(正常形状)には、研削位置を破線位置から実線位置に(図中右向きに)ずらした場合に、翼面14に研削されない部分が残ることはないが、図14(b)に示すように、平砥石17’の側面視矩形の隅部が磨耗により丸みを帯びた場合には、研削位置を破線位置から実線位置に(図中右向きに)ずらした場合に、翼面14に研削されない部分14aが残る。
【0024】
図14(c)は、図14(b)における研削されない部分14aを、平砥石17’で上方向から接触させて研削する場合に、平砥石17aのうち未研削部分14aを研削する箇所に磨耗が生じた状態を示している。図14(d)は、そのように磨耗した平砥石17aを用いた場合に、翼面14に研削されない部分が残る状態を示している。
【0025】
図11から図14を参照して上述したことから分かるように、自動研削用砥石に採用する砥石には、▲1▼磨耗しても研削に影響が生じず(砥石の研削部の形状が変化せず)、▲2▼周速が常に一定で、▲3▼面で研削できるという条件を満足していること望まれる。
【0026】
図15は、本実施形態の自動研削用砥石として採用したカップ砥石を示している。
図15に示すように、カップ砥石21は円筒状に形成され、その底面21aが研削面を構成する。カップ砥石21の底面21aと反対側には、モータ取付部21bが形成されている。
【0027】
図16に示すように、カップ砥石21は、そのモータ取付部21bにエアモータ23が接続される。エアモータ23は、カップ砥石21を周方向に回転させる。カップ砥石21の底面21aをプロペラの翼面22に接触させた状態で、エアモータ23によりカップ砥石21を回転させると、翼面22が研削される。このときのカップ砥石21の回転中心軸は、翼面22に対して概ね直交している。カップ砥石21及びエアモータ23は、矢印Y2に示すように、翼面22に沿って移動させられることにより、翼面22の研削作業が進められる。
【0028】
カップ砥石21では、底面21aが翼面22に対して概ね平行となるように配置され、その底面21aの全体によって翼面22の研削が行われ、底面21aに沿う方向にカップ砥石21が移動する。このように、カップ砥石21では、面で加工するため、翼面22の凸部しか研削しない。また、カップ砥石21が翼面22に対して概ね平行に移動することで、底面21aの全体が概ね均一に翼面22の凸部に対して接触する。よって、底面21aが磨耗するときには、底面21aの全体が均一に磨耗するため、カップ砥石21の研削部の形状に変化は無く、研削に問題が生じない。また、底面21aの全体が均一に磨耗するため、周速は常に一定である。以上の理由から、本実施形態では、自動研削用砥石として、カップ砥石21を採用する。
【0029】
次に、図3を参照して、本実施形態の三次元曲面研削装置について説明する。
【0030】
図3に示すように、本実施形態の三次元曲面研削装置は、旋回軸1と、走行装置2と、六軸制御ロボット3と、研削ヘッド4と、形状測定センサ5と、回転機構6と、制御装置7とを備えている。
【0031】
旋回軸1は、フロア8の上に設けられる。旋回軸1には、回転機構6が固設されている。旋回軸1には、走行装置2が搭載されている。走行装置2は、旋回軸1に懸垂する。走行装置2は、旋回軸1が延在している方向に移動する。走行装置2は、八軸制御ロボット3を搭載する。
【0032】
六軸制御ロボット3は、研削ヘッド4と、形状測定センサ5とを搭載する。六軸制御ロボット3は、回転軸を6つ有する。六軸制御ロボット3は、研削ヘッド4と形状測定センサ5を所定の位置に移動し、それらの姿勢を定める。
【0033】
研削ヘッド4は、平行スイング機構100と、カップ砥石21とを有している。カップ砥石21は、被研削体9に接触し、被研削体9を研削する。カップ砥石21により被研削体9は研削され、プロペラが製造される。
平行スイング機構100については、図1を参照して後述する。
【0034】
形状測定センサ5は、被研削体9の形状を測定する。形状測定センサ5は、被研削体9の信号を形状測定信号11aにより制御装置7に伝達する。
回転機構6は、被研削体9を回転する。
回転機構6と被研削体9の接続方法については、図4から図7を参照して説明する。
【0035】
制御装置7には、製造されるプロペラの立体的形状を示す三次元CADデータ10が入力される。三次元CADデータ10は、目的のプロペラを設計するための三次元CADシステムにより生成される。更に、制御装置7には、前述の形状測定信号11aが入力される。更に、制御装置7は、研削条件(目標値に対する交差など)が記録された研削条件データベース7aを含む。
【0036】
制御装置7は、三次元CADデータ10と、形状測定信号11aと、研削条件データベース7aから、研削ヘッド4がとるべき位置(研削ヘッド位置)と、研削ヘッド4がとるべき姿勢(研削ヘッド姿勢)とを算出する。制御装置7は、研削ヘッド位置と研削ヘッド姿勢とを指示する制御信号11bを出力する。走行装置2及び六軸制御ロボット3は、制御信号11bに応答して、研削ヘッド4を研削ヘッド位置に移動し、更に、六軸制御ロボット3が有する各関節の角度を設定する。
【0037】
更に、制御装置7は、三次元CADデータ10と、形状測定信号11aとから、回転機構6の回転角度を指示する制御信号11cを出力する。回転機構6は、制御信号11cに応答して回転する。
【0038】
本実施形態の三次元曲面研削装置は、製造されるプロペラの立体的形状を示す三次元CADデータ10と被研削体9の形状とに基づいて、被研削体9を、三次元CADデータ10が示すプロペラの立体的形状と同一になるように研削する。
【0039】
次に、図1を参照して、平行スイング機構100について説明する。
平行スイング機構100は、カップ砥石21の磨耗対策用に設けられ、エアシリンダによりカップ砥石21の翼面22に対する押し付け力が調整される。
【0040】
図1、図8及び図10に示すように、平行スイング機構100は、2本のアルミフレーム101a、101bと、4本の連結棒102a、102b、102c、102dと、カップ取付台103と、エアシリンダ104と、取付け部材105とを備えている。平行スイング機構100は、六軸制御ロボット3の先端部(図3の下部)に取付け部材105を介して固設されている(図3参照)。
【0041】
取付け部材105は、2本のアルミフレーム101a、101bの間に設けられている。2本の連結棒102a、102bのそれぞれは、その一端部がアルミフレーム101aに接続され、その他端部がカップ取付台103に接続されている。また、2本の連結棒102c、102dのそれぞれは、その一端部がアルミフレーム101bに接続され、その他端部がカップ取付台103に接続されている。カップ取付台103は、4本の連結棒102a、102b、102c、102dにより支持されている。カップ取付台103には、カップ砥石21が底面21aが下向きになるように取付けられている。
【0042】
2本の連結棒102a、102bのそれぞれは、アルミフレーム101a及びカップ取付台103のそれぞれに対して、揺動(スイング)可能に接続されている。また、2本の連結棒102c、102dのそれぞれは、アルミフレーム101b及びカップ取付台103のそれぞれに対して、揺動(スイング)可能に接続されている。
【0043】
エアシリンダ104は、アルミフレーム101a及び101bに固設されている。エアシリンダ104のピストン部は、カップ取付台103に接続されている。図1に示すように、カップ取付台103は、アルミフレーム101a及び101bに対して平行となるように配設されている。
【0044】
エアシリンダ104のピストン部が伸縮すると、4本の連結棒102a、102b、102c、102dのそれぞれが、アルミフレーム101a、101b及びカップ取付台103に対してスイングして、カップ取付台103が取付け部材105に対して離間したり接近したりする。このとき、カップ取付台103は、取付け部材105に対して平行な状態を維持したまま、取付け部材105に対して離間したり接近したりする。その接近・離間動作のストロークは、50mmに設定されている。
【0045】
平行スイング機構100では、エアシリンダ104により、カップ砥石21を翼面22に対して所定の力で押圧する。このように、エアシリンダ104によるカップ砥石21の翼面22に対する押圧力(押し付け力)を所定の値に制御することにより、カップ砥石21が磨耗したときに、その磨耗量の分だけカップ砥石21が翼面22に対して接近する。これにより、カップ砥石21が磨耗しても、その磨耗量を吸収してカップ砥石21の底面21aの翼面22に対する位置が、磨耗前と比べて実質的に変わらないように、カップ砥石21を翼面22に対して押し当てる。即ち、エアシリンダ104は、カップ砥石21を、その磨耗量に追従して取付け部材105からの位置が変わるように移動させる。このことから、カップ砥石21が磨耗しても磨耗前と比べて、カップ砥石21と翼面22との位置関係に変わりはなく、翼面22の研削に悪影響が及ぶことは無い。
【0046】
次に、図2を参照して、エアシリンダ104によるカップ砥石21の翼面22に対する押し付け力の調整方法について説明する。
【0047】
被研削体9の翼面22のうち、その翼先付近は、図2(a)に示すように、フロア8(図2は図示せず、図3参照)に対して勾配が小さく、その翼根付近は、図2(b)に示すように、フロア8に対して勾配が大きい。図2(a)に示すように、勾配の小さい翼面22を研削するカップ砥石21は、フロア8に対して水平な状態でその翼面22を研削するのに対し、図2(b)に示すように、勾配の大きい翼面22を研削するカップ砥石21は、フロア8に対して所定の角度(θ)だけ傾いた状態でその翼面22を研削する。よって、エアシリンダ104が同じ力Mでカップ砥石21を押圧したときにも、角度θだけ傾いた状態で研削するカップ砥石21には、M×cosθの押し付け力しか作用せず、その分、研削力が小さくなる。
【0048】
このことから、平行スイング機構100は、カップ砥石21の底面21aの角度を検出する角度検出装置(図示せず)を備えている。平行スイング機構100では、上記角度検出装置によって検出したカップ砥石21の角度に応じて、エアシリンダ104によりカップ砥石21を押しつける力(エアー圧力)Mを調整し、カップ砥石21の角度によらずに、翼面22に対して同じ押し付け力が作用するようにする。これにより、翼面22の勾配及びカップ砥石21の角度によらずに、同じ研削力(押し付け力)で翼面22が研削されることになる。
【0049】
上記のように、平行スイング機構100では、カップ砥石21の底面21aの角度に応じて、押し付け力を設定した後は、エアシリンダ104がその設定された押し付け力でカップ砥石21を押圧する動作を行うのみである。即ち、カップ砥石21の磨耗量の検出を行うことなく、エアシリンダ104がカップ砥石21を所定の力で押すだけで、カップ砥石21が磨耗した場合には、自ずとその磨耗量だけカップ砥石21が翼面22に近づいて、磨耗前と同じ研削条件で研削を続ける。
【0050】
次に、図4から図7を参照して、回転機構6と被研削体9の接続方法について説明する。
【0051】
被研削体9は、回転機構6によって回転させられることから、被研削体9は、回転機構6に対して回転中心が合わされた(センタリングされた)状態で回転機構6に接続される必要がある。
【0052】
図5において、符号91は、回転機構6に対する被研削体(プロペラ)9の接続部である。被研削体9の接続部91は、円筒状に形成されており、その環状の上面92には、周方向に等間隔に複数のボルト孔93が形成されている。被研削体9の上面92には、下部フランジ50が接続される。
【0053】
図4及び図5に示すように、下部フランジ50は、円筒状の本体部51と、本体部51に設けられた4枚の板状部材52とを有している。本体部51の内周面53は、本体部51の内径L1が下方に向けて漸次縮小されるテーパ面53とされている。4枚の板状部材52は、本体部51の周方向に互いに90°ずつずれた位置に設けられている。4枚の板状部材52のぞれぞれは、本体部51の底面部51aに、本体部51の径方向中心部から放射状に外方に延在するように設けられている。
【0054】
4枚の板状部材52のそれぞれは、本体部51の径方向中心部から延在する方向の端辺52aに、切り欠き部54が形成されている。切り欠き部54は、板状部材52において、端辺52aから本体部51の径方向中心部に向かって延びるように設けられている。図6は、板状部材52の端辺52aの方向から切り欠き部54を見た図である。切り欠き部54の平面視形状(図4参照)は、板状部材52の板厚方向で変わりがなく同一形状である。即ち、図6に示すように、切り欠き部54の内壁面54aは、鉛直方向に沿って立設されている(内壁面54aは、テーパ面ではない)。
【0055】
切り欠き部54には、ワッシャ61が配置される。ワッシャ61は、平板部62と、平板部62に設けられたテーパ部63と、平板部62及びテーパ部63を貫通するボルト孔64とを有している。平板部62は、その平面視形状が切り欠き部54よりも大きく形成され、切り欠き部54が形成された位置の板状部材52の上面に載置される。テーパ部63は、その平面視形状が切り欠き部54よりも小さく形成され、切り欠き部54の内部に収められる。テーパ部63が切り欠き部54の内部に収められた状態において、テーパ部63のうち内壁面54aと対向する面63aは、下方にいくに連れて漸次、内壁面54aから離間するように傾斜してテーパ面に形成されている。テーパ部63の面63aの最上部は、切り欠き部54の内壁面54aと接触する大きさに形成され、面63aの下方にいくに連れて内壁面54aとの隔離距離が漸次大きくされている。テーパ部63の高さ寸法L2は、板状部材52の板厚寸法L3よりも大きく形成されている。
【0056】
被研削体9の接続部91に、下部フランジ50を接続する際には、まず、各ボルト孔93に各切り欠き部54の位置が合うように、接続部91の上面92に板状部材52を載置する。次いで、切り欠き部54にテーパ部63が収まるようにワッシャ61を載置する。このとき、テーパ部63の高さ寸法L2は、板状部材52の板厚寸法L3よりも大きいため、テーパ部63の下面が上面92に接触したときに、平板部62の下面は、板状部材52の上面から離間している。次いで、各ワッシャ61のボルト孔64と各ボルト孔93にボルト71を入れて、ボルト71を回転させる。すると、ボルト71の回転に連れて、ボルト71がボルト孔93に螺合していくとともに、板状部材52の上面と平板部62の下面との距離が小さくなる。これにより、テーパ部63の最上部が切り欠き部54の内部に収容されていき、それに伴い、テーパ部63の面63aが内壁面54aと接触して、面63aとの接触により板状部材52の位置が調整される。これにより、接続部91の中心位置に対して下部フランジ50の中心位置が合わされる。
【0057】
図7に示すように、回転機構6には、上部フランジ80が取付けられている。上部フランジ80の中心位置は、回転機構6の中心位置に対して位置合わせされた状態で取付けられている。上部フランジ80には、テーパ面81が形成されている。テーパ面81は、上部フランジ80の外径が下方に向けて漸次縮小されるテーパ面とされている。回転機構6と接続部91が相対的に接近したときに、テーパ面81とテーパ面53とが面接触して、回転機構6と接続部91の中心位置が合わされるようになっている。なお、回転機構6に対する上部フランジ80の取り付け方法については、特に言及しないが、例えば、図4から図6に示すように下部フランジ50を接続部91に中心位置を合わせる方法を採用することができる。
【0058】
次に、図8から図10を参照して、六軸制御ロボット3に対して平行スイング機構100を取り付ける方法について説明する。
【0059】
図1、図8及び図10に示すように、2本のアルミフレーム101a、101bには、取付け部材105が固設されている。図8に示すように、取付け部材105には、4つのテーパ孔106が形成されている。4つのテーパ孔106は、平面視して正方形の角部に位置するように、互いに隣り合う距離が等しく設定されている。各テーパ孔106の内部は、平面視円形に形成され、その径が漸次下方にいくに連れて小さくなるテーパ面に形成されている。取付け部材105には、切り欠き部107が形成されている。その切り欠き部107は、4つのテーパ孔106の中央部の位置まで延在している。
【0060】
六軸制御ロボット3の先端部31の下面32には、4つの凸部33が形成されている。各凸部33は、円柱状に形成され、下面32から下方に突出している。図9に示すように、各凸部33の外径は、各テーパ孔106の最大径部よりも小さく、最小径部よりも大きく形成されている。下面32において、4つの凸部33の中央位置には、ボルト穴34が設けられている。
【0061】
六軸制御ロボット3の先端部31に対して、平行スイング機構100の取付け部材105を取り付ける際には、4つの凸部33に4つのテーパ孔106を位置合わせした状態で、ボルト108を切り欠き部107及びボルト穴34に入れてボルト108を回転させる。すると、ボルト108がボルト穴34に螺合していき、取付け部材105の上面と先端部31の下面32とが接近する。これにより、各凸部33が各テーパ孔106の内部に入りこみ、各凸部33が各テーパ孔106に接触することにより、取付け部材105の中心位置が先端部31の中心位置に位置合わせされた状態で接続される。これにより、六軸制御ロボット3の中心位置とカップ砥石21の中心位置とを位置合わせした状態で、六軸制御ロボット3とカップ砥石21とを接続させることができる。
【0062】
以上述べたように、本実施形態では、六軸制御ロボット3のアームの先端部の三次元座標及び三次元ベクトルに追従する平行スイング機構100を採用したので、カップ砥石21の磨耗量に関らず、アームの先端部とカップ砥石21の間を一定の座標とベクトルで保持することができる。
【0063】
また、エアーコントロールユニット(エアシリンダ104)による研削力(カップ砥石21の押し付け力)が制御される。加工時は押し付け力を制御し、停止時はカップ砥石21をリフトアップする。その押し付け力は、カップ砥石21またはカップ砥石21に付属するアタッチメント(取付け部材105など)の絶対角度(姿勢)を検出し、角度に応じたエアー圧力を出力する。
【0064】
さらに、舶用プロペラである被研削体9とロボット本体(回転機構6)との取付けに際しては、別体式のテーパフランジ方式を採用し、センタリングの計測を一切不要とした。
【0065】
上記のことから、従来、手作業であった三次元曲面仕上げを機械化するとともに完全自動化を図ることができた。
【0066】
【発明の効果】
本発明の三次元曲面研削装置によれば、三次元曲面で研削仕上げを自動的に行う三次元曲面研削装置であって、砥石の磨耗に対しても対応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の三次元曲面研削装置の一実施形態の形態に用いられる平行スイング機構を示す側面図である。
【図2】図2は、本発明の三次元曲面研削装置の一実施形態の形態に用いられるエアシリンダによる押し付け力の設定方法について説明するための図であり、(a)は、砥石の勾配が小さい場合、(b)は砥石の勾配が大きい場合を示している。
【図3】図3は、本発明の三次元曲面研削装置の一実施形態の形態の全体構成を示す図である。
【図4】図4は、本発明の三次元曲面研削装置の一実施形態の形態において使用される下部フランジを示す平面図である。
【図5】図5は、本発明の三次元曲面研削装置の一実施形態の形態において下部フランジが被研削体に適用される状況を示す斜視図である。
【図6】図6は、本発明の三次元曲面研削装置の一実施形態の形態において下部フランジがワッシャと共に被研削体に適用されるときの要部を示す斜視図である。
【図7】図7は、本発明の三次元曲面研削装置の一実施形態の形態において回転機構と被研削体との接続方法を説明するための図である。
【図8】図8は、本発明の三次元曲面研削装置の一実施形態の形態において平行スイング機構の六軸制御ロボットへの接続方法を説明するための図である。
【図9】図9は、本発明の三次元曲面研削装置の一実施形態の形態において平行スイング機構が六軸制御ロボットに接続されるときの要部を示す側面図である。
【図10】図10は、本発明の三次元曲面研削装置の一実施形態の形態において使用される平行スイング機構を示す斜視図である。
【図11】図11は、アングルグラインダーを用いて研削するときの状況を示す側面図である。
【図12】図12は、アングルグラインダーを用いて研削するときの問題点を示す平面図である。
【図13】図13(a)、(b)は、平砥石を用いて研削するときの問題点を示す側面図である。
【図14】図14(a)〜図14(d)は、平砥石の砥石形状の変化に伴って都度ドレッシングが必要になることを示す側面図である。
【図15】図15は、本発明の三次元曲面研削装置の一実施形態の形態において使用されるカップ砥石を示す斜視図である。
【図16】図16は、本発明の三次元曲面研削装置の一実施形態の形態において使用されるカップ砥石の適用形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 前後軸
2 走行装置
3 六軸制御ロボット
4 研削ヘッド
5 形状測定センサ
6 回転機構
7 制御装置
7a 研削条件データベース
8 フロア
9 被研削体
10 三次元CADデータ
10A アングルグラインダー
11 砥石
11a 形状測定信号
11b 制御信号
11c 制御信号
11g 底面
12 翼面
14 翼面
15 平砥石
15’  平砥石
16 段差
17 平砥石
17’  平砥石
21 カップ砥石
21a 底面
21b モータ取付部
22 翼面
23 エアモータ
31 先端部
32 下面
33 凸部
34 ボルト穴
50 下部フランジ
51 本体部
51a 底面
52 板状部材
52a 端辺
53 内周面(テーパ面)
54 切り欠き部
54a 内壁面
61 ワッシャ
62 平板部
63 テーパ部
63a 面
64 ボルト孔
71 ボルト
80 上部フランジ
81 テーパ面
91 被研削体の接続部
92 上面
93 ボルト孔
100 平行スイング機構
101a アルミフレーム
101b アルミフレーム
102a 連結棒
102b 連結棒
102c 連結棒
102d 連結棒
103 カップ取付台
104 エアシリンダ
105 取付け部材
106 テーパ孔
107 切り欠き部
108 ボルト
V0 周速
V1 周速

Claims (5)

  1. 被研削体を研削して三次元曲面を製造する三次元曲面研削装置であって、
    前記被研削体の被研削面に接触して前記被研削面を研削する研削面を有する砥石と、
    前記被研削面に対して概ね直交する軸を中心として前記砥石を回転させる回転機構と、
    前記被研削面に対して前記砥石を押圧する押圧手段と、
    前記砥石の位置を移動させる移動機構と、
    前記移動機構に設けられ前記研削面に対して概ね直交する方向に前記砥石を移動可能に支持する支持機構とを備え、
    前記砥石は、前記研削面が前記軸を中心とした前記砥石の回転方向に延在するように形成され、
    前記押圧手段は、前記支持機構を介して前記砥石を押圧する
    三次元曲面研削装置。
  2. 請求項1記載の三次元曲面研削装置において、
    前記押圧手段は、前記砥石の磨耗量には依存しない所定の押圧力で前記砥石を押圧する
    三次元曲面研削装置。
  3. 請求項1または2に記載の三次元曲面研削装置において、
    更に、
    前記砥石の角度を検出する角度検出部を備え、
    前記押圧手段は、前記砥石の角度に基づいて定められた押圧力で前記砥石を押圧する
    三次元曲面研削装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の三次元曲面研削装置において、
    前記支持機構は、
    前記移動機構に固定された基台と、
    前記砥石が取付けられる取付台と、
    前記基台と前記取付台とを連結し前記基台及び前記取付台のそれぞれとのなす角度が可変に設けられた連結部材と
    を備えている
    三次元曲面研削装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の三次元曲面研削装置において、
    更に、
    前記被研削体を回転させる被研削体回転機構を備え、
    前記被研削体に設けられたテーパ面と前記被研削体回転機構に設けられたテーパ面とが面接触することにより、前記被研削体と前記被研削体回転機構とが位置合わせされる
    三次元曲面研削装置。
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