JP2004049822A - 疎水性フィルターの通気孔を開閉できる疎水性フィルター付点滴筒 - Google Patents
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Abstract
【課題】パンスポリン静注用1gバックに従来の疎水性フィルター付点滴セットを装着後、パンスポリン静注用1gバック内の気体が疎水性フィルターから過剰に抜け出てしまい、パンスポリン静注用1gバック内の圧力が低下してしまうことにより、点滴が終了する前に滴下しなくなる不具合を解消すること。
【解決手段】疎水性フィルター付点滴セットの点滴筒にある疎水性フィルターの通気孔を点滴使用前は閉じておき、点滴使用時に開くことができるような部品を取り付けた。
【選択図】 図1
【解決手段】疎水性フィルター付点滴セットの点滴筒にある疎水性フィルターの通気孔を点滴使用前は閉じておき、点滴使用時に開くことができるような部品を取り付けた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、疎水性フィルター付点滴筒にある疎水性フィルターの通気孔を閉じる部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の疎水性フィルター付点滴セット(医療用具承認番号16200BZZ01176)は、パンスポリン静注用1gバック専用の点滴セットとして、点滴筒内の液面低下を防ぐために開発された。しかし、パンスポリン静注用1gバックに従来の疎水性フィルター付点滴セットを装着後、パンスポリン静注用1gバック内の気体が疎水性フィルターから過剰に抜け出てしまい、パンスポリン静注用1gバック内の圧力が低下してしまうことにより、点滴が終了する前に滴下しなくなる不具合が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
パンスポリン静注用1gバックに従来の疎水性フィルター付点滴セットを装着後、パンスポリン静注用1gバック内の気体が疎水性フィルターから過剰に抜け出てしまい、パンスポリン静注用1gバック内の圧力が低下してしまうことにより、点滴が終了する前に滴下しなくなる不具合を解消することが、本発明の課題であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
疎水性フィルター付点滴セットの点滴筒にある疎水性フィルターの通気孔を点滴使用前は閉じておき、点滴使用時に開くことができるような部品を取り付けることを手段とした。
【0005】
【発明の実施の形態】
パンスポリン静注用1gバックに点滴筒の通気孔を開閉できる疎水性フィルター付点滴セットを通気孔の閉じた状態で装着し、バックを吊るした後に通気孔を開く。
【0006】
【実施例】
図1および図2の通気孔(4)を図3の底面の通気孔(4)の場所で、図4のシールa(a)、シールb(b)、栓(c)などの部品により通気孔(4)の開閉を行う。
【0007】
シールa(a)では、図3の通気孔(4)を覆うようにシールa (a)を貼り付けて通気孔(4)を閉じた状態にする。通気孔(4)を開くときには、針などで穴を開けて通気する。
【0008】
シールb(b)では、図3の通気孔(4)を覆うようにシールb(b)を貼り付けて通気孔(4)を閉じた状態にする。通気孔(4)を開くときには、シールb(b)を剥がして通気孔(4)を開いた状態にする。
【0009】
栓(c)では、図3の通気孔(4)に栓(c)を嵌め込んで通気孔(4)を閉じた状態にする。通気孔(4)を開くときには、栓(c)を外して通気孔(4)を開いた状態にする。
【0010】
【発明の効果】
パンスポリン静注用1gバック内の気体が疎水性フィルターから過剰に抜け出てしまうことがなくなり、パンスポリン静注用1gバック内の圧力が低下してしまい点滴が終了する前に滴下しなくなる不具合を解消できた。
また、本発明は、他の疎水フィルター付点滴筒においても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】疎水フィルター付点滴筒の断面図である。
【図2】疎水フィルター付点滴筒の斜視図である。
【図3】疎水フィルター付点滴筒の底面図である。
【図4】通気孔を開閉する部品(a、bおよびc)の平面図(a,b)と斜視図(c)である。
【符号の説明】
1 コネクター部
2 点滴筒
3 疎水フィルター
4 通気孔
5 点滴チューブ
a シールa
b シールb
c 栓
【発明の属する技術分野】
本発明は、疎水性フィルター付点滴筒にある疎水性フィルターの通気孔を閉じる部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の疎水性フィルター付点滴セット(医療用具承認番号16200BZZ01176)は、パンスポリン静注用1gバック専用の点滴セットとして、点滴筒内の液面低下を防ぐために開発された。しかし、パンスポリン静注用1gバックに従来の疎水性フィルター付点滴セットを装着後、パンスポリン静注用1gバック内の気体が疎水性フィルターから過剰に抜け出てしまい、パンスポリン静注用1gバック内の圧力が低下してしまうことにより、点滴が終了する前に滴下しなくなる不具合が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
パンスポリン静注用1gバックに従来の疎水性フィルター付点滴セットを装着後、パンスポリン静注用1gバック内の気体が疎水性フィルターから過剰に抜け出てしまい、パンスポリン静注用1gバック内の圧力が低下してしまうことにより、点滴が終了する前に滴下しなくなる不具合を解消することが、本発明の課題であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
疎水性フィルター付点滴セットの点滴筒にある疎水性フィルターの通気孔を点滴使用前は閉じておき、点滴使用時に開くことができるような部品を取り付けることを手段とした。
【0005】
【発明の実施の形態】
パンスポリン静注用1gバックに点滴筒の通気孔を開閉できる疎水性フィルター付点滴セットを通気孔の閉じた状態で装着し、バックを吊るした後に通気孔を開く。
【0006】
【実施例】
図1および図2の通気孔(4)を図3の底面の通気孔(4)の場所で、図4のシールa(a)、シールb(b)、栓(c)などの部品により通気孔(4)の開閉を行う。
【0007】
シールa(a)では、図3の通気孔(4)を覆うようにシールa (a)を貼り付けて通気孔(4)を閉じた状態にする。通気孔(4)を開くときには、針などで穴を開けて通気する。
【0008】
シールb(b)では、図3の通気孔(4)を覆うようにシールb(b)を貼り付けて通気孔(4)を閉じた状態にする。通気孔(4)を開くときには、シールb(b)を剥がして通気孔(4)を開いた状態にする。
【0009】
栓(c)では、図3の通気孔(4)に栓(c)を嵌め込んで通気孔(4)を閉じた状態にする。通気孔(4)を開くときには、栓(c)を外して通気孔(4)を開いた状態にする。
【0010】
【発明の効果】
パンスポリン静注用1gバック内の気体が疎水性フィルターから過剰に抜け出てしまうことがなくなり、パンスポリン静注用1gバック内の圧力が低下してしまい点滴が終了する前に滴下しなくなる不具合を解消できた。
また、本発明は、他の疎水フィルター付点滴筒においても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】疎水フィルター付点滴筒の断面図である。
【図2】疎水フィルター付点滴筒の斜視図である。
【図3】疎水フィルター付点滴筒の底面図である。
【図4】通気孔を開閉する部品(a、bおよびc)の平面図(a,b)と斜視図(c)である。
【符号の説明】
1 コネクター部
2 点滴筒
3 疎水フィルター
4 通気孔
5 点滴チューブ
a シールa
b シールb
c 栓
Claims (1)
- 疎水性フィルター付点滴筒にある疎水性フィルターの通気孔を閉じる部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002238620A JP2004049822A (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | 疎水性フィルターの通気孔を開閉できる疎水性フィルター付点滴筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002238620A JP2004049822A (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | 疎水性フィルターの通気孔を開閉できる疎水性フィルター付点滴筒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004049822A true JP2004049822A (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=31943824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002238620A Pending JP2004049822A (ja) | 2002-07-17 | 2002-07-17 | 疎水性フィルターの通気孔を開閉できる疎水性フィルター付点滴筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004049822A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103120811A (zh) * | 2013-02-28 | 2013-05-29 | 黄陵娥 | 防回血输液装置及其医用输液器 |
-
2002
- 2002-07-17 JP JP2002238620A patent/JP2004049822A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103120811A (zh) * | 2013-02-28 | 2013-05-29 | 黄陵娥 | 防回血输液装置及其医用输液器 |
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