JP2004046798A - セキュリティシステム及びセキュリティ方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信コストの増大を防止しつつ、セキュリティ対象の装置の数に制限されることなく消費者の装置を保護すること。
【解決手段】本セキュリティシステムは、セキュリティ対象装置としてのVCR装置2a、TV装置2b及びパーソナルコンピュータ(PC)2cの識別コードと、動作許可コードを予め登録した大容量のデータベース7を備えたオペレーションセンター6とを、DSLやケーブル回線等の常時接続可能な定額制の回線を介して接続し、セキュリティ対象装置への電源供給2a〜2cを管理する。
【選択図】 図1
【解決手段】本セキュリティシステムは、セキュリティ対象装置としてのVCR装置2a、TV装置2b及びパーソナルコンピュータ(PC)2cの識別コードと、動作許可コードを予め登録した大容量のデータベース7を備えたオペレーションセンター6とを、DSLやケーブル回線等の常時接続可能な定額制の回線を介して接続し、セキュリティ対象装置への電源供給2a〜2cを管理する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、セキュリティシステム及びセキュリティ方法に関し、特に窃盗から消費者の装置を保護するセキュリティシステム及びセキュリティ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、窃盗から消費者の装置を保護するセキュリティシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このセキュリティシステムでは、家庭用電源とPSTN回線との間のインターフェイスを使用して、遠隔のセキュリティ制御センターより識別コードを各セキュリティ対象の装置に供給する。各セキュリティ対象の装置は、例えばTV装置、ビデオレコーダ、ハイファイ装置等を含み、受信した各識別コードにより各装置の動作が許可されるようになっている。
【0003】
具体的には、主電源をセキュリティ対象の装置に接続するたびに、各装置が識別コードを要求するようになっている。一方、PSTNへのインターフェイスは、各装置からの要求を接続し、PSTNを経由してセキュリティ制御センターへの電話呼を確立する。その後、セキュリティ制御センターは、識別コードを要求している装置が位置する場所、例えば家庭を把握する。そして、セキュリティ制御センターによって特定された家庭に送信された識別コードは、セキュリティ対象の各装置内の識別コードと比較され、一致した場合は各装置の動作回路の給電を許可し、一致しない場合には動作回路の給電を防止する。
【0004】
また、各家庭にホーム制御センターを備えて、ホーム制御センターが各装置の識別コードを与えるセキュリティシステムも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
米国特許第572596号明細書
【特許文献2】
欧州特許第960407号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のセキュリティ制御センターが管理するセキュリティシステムによると、各装置の盗難に対する保護は図れるものの、装置を電源と接続する毎にPSTNへの発呼が行われるので、PSTNのトラフィックが高くなってしまうという問題があった。また、頻繁なPSTNとの通信により消費者へのコストが増大していた。さらに、識別コードの一致の判断は各家庭内のセキュリティ対象装置が行っているため、各装置にセキュリティ制御センターから送信された識別コードを装置内に記憶された識別コードと比較するためのプログラムを備える必要があった。
【0007】
また、ホーム制御センターが管理するセキュリティシステムによると、各装置が電源と接続する毎にPSTNへの発呼を避けられるものの、ホーム制御センター内に家庭内の全ての装置に対応する識別コードを記憶させなければならない。したがって、ホーム制御センター内のメモリのサイズに応じて、保護されるべき装置の数が制限されるという問題がある。
【0008】
本発明は、かかる問題点に鑑みて為されたものであり、通信コストの増大を防止しつつ、セキュリティ対象の装置の数に制限されることなく消費者の装置を保護することができるセキュリティシステム及びセキュリティ方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のセキュリティシステムは、セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードを予め登録した大容量のデータベース(テーブル)を備えたオペレーションセンターと、DSLやケーブル回線等の常時接続可能な定額制の回線を介して接続し、セキュリティ対象装置への電源供給を管理するようにしたものである。
【0010】
本発明のセキュリティシステムによれば、定額制の回線を介してオペレーションセンターと通信が行われるので通信コストの増大を防止することができ、また、識別コード等が大容量のデータベースに登録されるため、セキュリティ対象の装置の数に制限されることなく消費者の装置を保護することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の態様は、装置を窃盗より保護するセキュリティシステムにおいて、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、前記オペレーションセンターと常時接続可能な定額制の回線で接続され、前記セキュリティ対象装置と前記オペレーションセンターとを接続するゲートウェイ装置と、を具備し、前記セキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを前記回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを前記テーブルから検索し、前記識別コードに対応する動作許可コードが存在する場合には前記テーブルから読み出して前記回線を介して前記セキュリティ対象装置に送信する構成を採る。
【0012】
この構成によれば、セキュリティ対象装置の電源オンに応じて識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンターに送信され、この識別コードに対応する動作許可コードがテーブルに存在する場合に当該動作許可コードが返信される。このため、適正な識別コードが送信された場合にのみ送信元のセキュリティ対象装置に動作許可コードを送信することができ、この結果、適正な識別コードを送信してきたセキュリティ対象装置を動作可能とすることができるので、セキュリティ対象装置を窃盗より適切に保護することができる。
【0013】
また、識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンターに送信されるので、通信コストの増大を防止することができる。さらに、識別コード等がオペレーションセンターのテーブルに登録されているため、大容量の情報を登録しておくことができ、セキュリティ対象装置の数に制限されることなく消費者の装置を保護することができる。
【0014】
本発明の第2の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティ対象装置から送信された識別コードに対応した動作許可コードが前記テーブル内に存在しないときに、前記オペレーションセンターは動作許可コードを送信しない構成を採る。
【0015】
この構成によれば、不適正な識別コードが送信された場合には、送信元のセキュリティ対象装置に動作許可コードの送信を防止でき、この結果、不適正な識別コードを送信してきたセキュリティ対象装置を動作不能とすることができるので、セキュリティ対象装置を窃盗より適切に保護することができる。
【0016】
本発明の第3の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティ対象装置が動作許可コードを受信すると、前記セキュリティ対象装置は動作可能な状態に保持される構成を採る。
【0017】
この構成によれば、動作許可コードを受信したセキュリティ対象装置のみ動作可能な状態に保持されるので、適正な利用者の使用を確保することができる。
【0018】
本発明の第4の態様は、第2の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティ対象装置が動作許可コードを受信しない場合、前記セキュリティ対象装置への電源供給を停止する構成を採る。
【0019】
この構成によれば、動作許可コードを受信しない場合、セキュリティ対象装置への電源供給を停止して動作不能とするので、不適正な利用者の使用を制限することができる。
【0020】
本発明の第5の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記常時接続可能な回線は、xDSLネットワークである構成を採る。
【0021】
本発明の第6の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記常時接続可能な回線は、ケーブルネットワークである構成を採る。
【0022】
これらの構成によれば、xDSLネットワークやケーブルネットワークを利用して本セキュリティシステムを実現することができる。
【0023】
本発明の第7の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記ゲートウェイ装置は、複数のセキュリティ対象装置に接続されている構成を採る。
【0024】
この構成によれば、ゲートウェイ装置に複数のセキュリティ対象装置が接続されるので、本セキュリティシステムにおいて、複数のセキュリティ対象装置のセキュリティを管理することができる。
【0025】
本発明の第8の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティ対象装置は、電灯線モデムを備え、前記セキュリティ対象装置の電源がオンされたときに前記電灯線モデムを介して識別コードを前記オペレーションセンターに送信する構成を採る。
【0026】
この構成によれば、セキュリティ対象装置の電源がオンされたときに電灯線モデムを介して識別コードがオペレーションセンターに送信されるので、電灯線を用いて識別コードを送信することができる。
【0027】
本発明の第9の態様は、第4の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティ対象装置は、スイッチ回路を備え、前記セキュリティ対象装置が前記オペレーションセンターからの動作許可コードを所定時間受信しないときに前記スイッチ回路を開状態にして電源供給を停止する構成を採る。
【0028】
この構成によれば、所定時間受信しないときにスイッチ回路を開状態にして電源供給が停止されるので、スイッチ回路を用いて確実に電源供給を停止することができる。
【0029】
本発明の第10の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記オペレーションセンターは、複数のゲートウェイ装置とxDSLネットワークを介して接続する構成を採る。
【0030】
この構成によれば、オペレーションセンターに複数のゲートウェイ装置が接続されるので、本セキュリティシステムにおいて、ゲートウェイ装置が配備された複数の家庭内のセキュリティ対象装置のセキュリティを管理することができる。
【0031】
本発明の第11の態様は、第10の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記オペレーションセンター内のテーブルは、前記ゲートウェイ装置毎にそのゲートウェイ装置が管理するセキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを管理する構成を採る。
【0032】
この構成によれば、オペレーションセンター内のテーブルでゲートウェイ装置毎にそのゲートウェイ装置が管理するセキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとが管理されるので、各ゲートウェイ装置との関係において、不適正なセキュリティ対象装置の使用を防止することができる。
【0033】
本発明の第12の態様は、装置を窃盗より保護するセキュリティシステムにおいて、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、前記セキュリティ対象装置と前記オペレーションセンターとを接続する常時接続可能な定額制の回線と、を具備し、前記セキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを前記回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを前記テーブルから検索し、前記識別コードに対応する動作許可コードが存在する場合には前記テーブルから読み出して前記回線を介して前記セキュリティ対象装置に送信する構成を採る。
【0034】
この構成によれば、セキュリティ対象装置の電源オンに応じて識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンターに送信され、この識別コードに対応する動作許可コードがテーブルに存在する場合に当該動作許可コードが返信される。このため、適正な識別コードが送信された場合にのみ送信元のセキュリティ対象装置に動作許可コードを送信することができ、この結果、適正な識別コードを送信してきたセキュリティ対象装置を動作可能とすることができるので、セキュリティ対象装置を窃盗より適切に保護することができる。
【0035】
また、識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンターに送信されるので、通信コストの増大を防止することができる。さらに、識別コード等がオペレーションセンターのテーブルに登録されているため、大容量の情報を登録しておくことができ、セキュリティ対象装置の数に制限されることなく消費者の装置を保護することができる。
【0036】
本発明の第13の態様は、装置を窃盗より保護するセキュリティシステムを利用したセキュリティ方法であって、前記セキュリティシステムは、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、前記オペレーションセンターと常時接続可能な定額制の回線で接続され前記セキュリティ対象装置と前記オペレーションセンターとを接続するゲートウェイ装置と、を具備し、前記セキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを前記回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを前記テーブルから検索し、前記識別コードに対応する動作許可コードが存在する場合には前記テーブルから読み出して前記回線を介して前記セキュリティ対象装置に送信するようにしたものである。
【0037】
この方法によれば、セキュリティ対象装置の電源オンに応じて識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンターに送信され、この識別コードに対応する動作許可コードがテーブルに存在する場合に当該動作許可コードが返信される。このため、適正な識別コードが送信された場合にのみ送信元のセキュリティ対象装置に動作許可コードを送信することができ、この結果、適正な識別コードを送信してきたセキュリティ対象装置を動作可能とすることができるので、セキュリティ対象装置を窃盗より適切に保護することができる。
【0038】
また、識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンターに送信されるので、通信コストの増大を防止することができる。さらに、識別コード等がオペレーションセンターのテーブルに登録されているため、大容量の情報を登録しておくことができ、セキュリティ対象装置の数に制限されることなく消費者の装置を保護することができる。
【0039】
本発明の第14の態様は、第13態様に係るセキュリティ方法において、前記セキュリティ対象装置から送信された識別コードに対応した動作許可コードが前記テーブル内に存在しないときに、前記オペレーションセンターは動作許可コードを送信しないようにしたものである。
【0040】
この方法によれば、不適正な識別コードが送信された場合には、送信元のセキュリティ対象装置に動作許可コードの送信を防止でき、この結果、不適正な識別コードを送信してきたセキュリティ対象装置を動作不能とすることができるので、セキュリティ対象装置を窃盗より適切に保護することができる。
【0041】
本発明の第15の態様は、第13の態様に係るセキュリティ方法において、前記セキュリティ対象装置が動作許可コードを受信すると、前記セキュリティ対象装置は動作可能な状態に保持されるようにしたものである。
【0042】
この方法によれば、動作許可コードを受信したセキュリティ対象装置のみ動作可能な状態に保持されるので、適正な利用者の使用を確保することができる。
【0043】
本発明の第16の態様は、第14の態様に係るセキュリティ方法において、前記セキュリティ対象装置が動作許可コードを受信しない場合、前記セキュリティ対象装置への電源供給を停止するようにしたものである。
【0044】
この方法によれば、動作許可コードを受信しない場合、セキュリティ対象装置への電源供給を停止して動作不能とするので、不適正な利用者の使用を規制することができる。
【0045】
本発明の第17の態様は、装置を窃盗より保護するセキュリティシステムのセットアップ方法であって、前記セキュリティシステムは、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、前記オペレーションセンターと常時接続可能な定額制の回線で接続され前記セキュリティ対象装置と前記オペレーションセンターとを接続するゲートウェイ装置と、を具備し、前記テーブルに登録されていない新たなセキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを前記回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを生成させ前記識別コードに対応させて当該動作許可コードを前記テーブルに登録すると共に当該識別コードと動作許可コードを前記新たなセキュリティ対象装置を管理するゲートウェイ装置で管理させ、前記動作許可コードを前記新たなセキュリティ対象装置に前記回線を介して送信し、前記セキュリティ対象装置に電源供給を継続させるためのデータとして保持されるようにしたものである。
【0046】
この方法によれば、新たなセキュリティ対象装置の電源がオンされ識別コードが送信されると、オペレーションセンターで動作許可コードを生成してテーブルに登録すると共に、当該動作許可コード及び識別コードをゲートウェイ装置に管理させる。また、生成した動作許可コードを返信し当該セキュリティ対象装置に電源供給を継続するためのデータとして保持させる。新たなセキュリティ対象装置の電源オンに応じて動作許可コードを生成して、テーブル、ゲートウェイ装置及び当該セキュリティ対象装置に登録等をさせるので、新たなセキュリティ対象装置を接続した場合であっても、電源をオンするだけ本セキュリティシステムによる保護を受けることができる。
【0047】
本発明の第18の態様は、装置を窃盗より保護するセキュリティシステムのセットアップ方法であって、前記セキュリティシステムは、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、を具備し、前記テーブルに登録されていない新たなセキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを、常時接続可能であって定額制の回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを生成させ前記識別コードに対応させて当該動作許可コードを前記テーブルに登録し、前記動作許可コードを前記新たなセキュリティ対象装置に前記回線を介して送信し、前記セキュリティ対象装置に電源供給を継続させるためのデータとして保持されるようにしたものである。
【0048】
この方法によれば、新たなセキュリティ対象装置の電源がオンされ識別コードが送信されると、オペレーションセンターで動作許可コードを生成してテーブルに登録すると共に、この動作許可コードを返信し当該セキュリティ対象装置に電源供給を継続するためのデータとして保持させる。新たなセキュリティ対象装置の電源オンに応じて動作許可コードを生成して、テーブル及び当該セキュリティ対象装置に登録等をさせるので、新たなセキュリティ対象装置を接続した場合であっても、電源をオンするだけ本セキュリティシステムによる保護を受けることができる。
【0049】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0050】
図1は、本発明の一実施の形態に係るセキュリティシステムの概要を示すブロック図である。
【0051】
同図に示すように、各家庭1内において、セキュリティ対象装置としての各保護装置、例えば、VCR装置2a、TV装置2b、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)2cは、パワーラインを介して電源3に接続されている。
【0052】
各保護装置2a〜2cは、それぞれパワーラインモデム4a〜4cを備えている。パワーラインモデム4a〜4cは、各装置の電源がオンされたことに起因して各装置から受け取った識別コードをパワーラインを介してホーム制御ゲートウェイ(以下、「HCGW」という)5に送出する。
【0053】
このように本実施の形態のセキュリティシステムでは、HCGW5に複数の保護装置が接続されている。このため、本セキュリティシステムにおいて、複数の保護装置のセキュリティを管理することが可能となっている。
【0054】
なお、各保護装置に備え付けられているスイッチ回路は通常、開状態になっているが、保護装置の電源がオンされたことに基づいて一時的に閉状態になり、動作可能な状態になる。
【0055】
一方、オペレーションセンター6には、大容量のデータベース7が備えられている。データベース7には、各家庭内の保護装置に関する識別コード及び動作許可コードが家庭毎に管理されて保持されている。具体的には、本セキュリティシステムでは、各家庭内のHCGW5毎にそのHCGW5が管理する保護装置の識別コード等を管理する。これにより、各家庭内に配備されたHCGW5との関係において、不適正な保護装置の使用を防止することができる。
【0056】
なお、各識別コードは、少なくとも各保護装置を特定する情報を含む。各識別コードは、上述の特許文献2に開示されている。
【0057】
さらに、オペレーションセンター6は、コントローラ8とxDSLモデム9とを備え、xDSLネットワークを介して各家庭内のHCGW5に接続されている。なお、各家庭内の保護装置2a〜2cとオペレーションセンター6とは、常時接続可能な回線であって、接続時間に応じて課金されない定額制の回線により接続されている。例えば、定額料金で契約されたxDSLネットワークを介して常時接続されている。
【0058】
なお、本実施の形態では、xDSLネットワークを介して接続された場合について説明するが、常時接続可能であって定額制の回線であれば、これに限定されない。例えば、ケーブルネットワークを用いてもよい。このようにxDSLネットワークやケーブルネットワークを利用して本実施の形態に係るセキュリティシステムを実現することができる。
【0059】
図2は、本実施の形態に係るセキュリティシステムに用いられるHCGW5のブロック図である。
【0060】
同図に示すように、HCGW5は、各保護装置内のパワーラインモデム4a〜4cとパワーラインを介して通信を行うためのパワーラインモデム21、オペレーションセンター6とxDSLネットワークを介して通信を行うxDSLネットワークを介して通信を行うxDSLモデム22、装置全体を制御するマイクロプロセッサ23及び各種プログラムが格納されているメモリ24を含んでいる。
【0061】
また、TV装置2aやPC2c等がxDSLネットワークを利用して通信が行えるようにデータインターフェイス(データI/F)25を備えている。
【0062】
図3は、利用者が新たに保護装置を購入した後、オペレーションセンター6へ保護装置を登録する動作を示す信号シーケンス図である。
【0063】
まず、利用者は、HCGW5の図示されない操作キーを利用して新しい保護装置の登録を指示する。この登録指示により、HCGW5は、register invite信号を、電源がオンされた保護装置に送出し(ステップ31)、この保護装置よりこの保護装置を特定する識別コードを受信する。識別コードは、製造者名、機種名(例えば、TV、PC等)、装置を特定する情報が考えられる。
【0064】
この情報を受け取ると、HCGW5は、すでに接続されているxDSLネットワークを利用してオペレーションセンター6に接続し、リクエスト信号を送信する(ステップ32)。このリクエスト信号は、オペレーションセンター6がHCGW5を識別するための信号である。
【0065】
HCGW5では、オペレーションセンター6からの、家庭1を認証したことを示すOK信号を受信すると、次に登録リクエスト信号をオペレーションセンター6に送信する(ステップ33)。これは、先ほど保護装置から送信された識別コードを含む信号である。
【0066】
オペレーションセンター6では、この識別コードを受信すると、この識別コードから保護装置を動作可能にさせるUnlock Codeを生成し、xDSLネットワーク、HCGW5を介して保護装置に送信する(ステップ34)。保護装置では、このUnlock Codeを、電源供給を継続するためのデータとして保持する。
【0067】
同時に、オペレーションセンター6では、ステップ32により識別されたHCGW5に関連させて保護装置から送信された識別コードと生成したUnlock Codeを記憶する。なお、保護装置に送信するUnlock Codeは、セキュリティにおいて重要な意味を持つため、暗号化する方が望ましい。
【0068】
その後、保護装置からこのUnlock CodeをxDSLネットワーク、HCGW5を介してオペレーションセンター6に返送する(ステップ35)。これにより、オペレーションセンター6では、Unlock Codeが保護装置に登録されたことを確認することができる。
【0069】
この返送されたアンロックコードを受信した後、オペレーションセンター6は、確認信号を保護装置に送信し、最後に保護装置からACK信号を受信して一連の登録動作が終了する。
【0070】
このように本実施の形態のセキュリティシステムによれば、新たな保護装置の電源がオンされ識別コードが送信されると、オペレーションセンター6でUnlockCodeを生成してデータベース7に登録すると共に、当該Unlock Code及び識別コードをHCGW5に管理させる。また、生成したUnlock Codeを返信し当該新たな保護装置に電源供給を継続するためのデータとして保持させる。
【0071】
新たな保護装置の電源オンに応じてUnlock Codeを生成して、テーブル、HCGW5及び当該新たな保護装置に登録等をさせるので、新たな保護装置を接続した場合であっても、電源をオンするだけ本セキュリティシステムによる保護を受けることができる。
【0072】
上述の登録動作の終了後、適正な場所で、すなわち、適正なHCGW5に接続された保護装置を動作させた場合について、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態に係るセキュリティシステムの下、登録された保護装置が適正な場所で電源がオンされた場合の信号シーケンス図である。
【0073】
図4において、すでに登録されている保護装置に電源がオンされると、保護装置内に備えられているスイッチ回路が閉状態になり、電力供給が開始される。同時にマイクロプロセッサによりパワーラインモデム4a〜4cを介してunlock request信号を送出する。この信号は、パワーライン、HCGW5を介してオペレーションセンター6に送出される(ステップ41)。
【0074】
なお、unlock request信号は、保護装置を特定する識別コードが含まれており、一方、HCGW5ではHCGW5を特定するデータをこのunlock request信号に付加する。
【0075】
このunlock request信号を受信すると、オペレーションセンター6では自己のデータベース7をサーチして対象の家庭(HCGW5)を検索し、さらに、保護装置の識別コードを検索する。これらの検索動作は、コントローラ8により制御される。
【0076】
受信した識別コードがデータベース7内の識別コードとマッチしたとき、すなわち、保護装置が家庭内に登録されたものであると判断された場合には、識別コードに対応する動作許可コードとしてのunlock codeを読み出してxDSLネットワークを介して保護装置に送出する(ステップ42)。
【0077】
このunlock codeを受信すると、保護装置は電源供給を継続させることができる。具体的には、保護装置のマイクロプロセッサの命令によりスイッチ回路を閉状態のままにさせておき、その結果、装置は動作可能な状態に保持される。このようにunlock codeを受信すると、保護装置が動作可能な状態に保持されるので、適正な利用者の使用を確保することができる。
【0078】
このように保護装置の電源がオンされる毎に識別コードがxDSLネットワークを介してオペレーションセンター6に送信されるため、従来のようにPSTNによる通信に伴うコストを考慮する必要がない。また、識別コードは、オペレーションセンター6内の大容量のデータベース7に格納されているため、保護装置の数を制限することなく格納することができる。
【0079】
次に、セキュリティシステムが働いた場合の例を説明する。窃盗などにより保護装置が適正でない場所で電源がオンされた場合について図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態に係るセキュリティシステムの下、登録された保護装置が不適正な場所で電源がオンされた場合の信号シーケンス図である。
【0080】
まず、保護装置の電源がオンされると、図4と同様に、unlock request信号を送出する。しかしながら、保護装置がオンされた場所は、適正でない場所であるため、HCGW5が備わっていない。このため、unlock request信号を送出してもresponse信号は発生しない。
【0081】
所定時間、response信号が受信されないと、保護装置では再度unlock request信号を送出するが、以降response信号は全く発生しない。その後、保護装置が電源がオンしたときに基づいてスタートした不図示のタイマが所定時間、経過すると保護装置内のスイッチ回路が開状態となり、保護装置が動作不可能な状態となる。
【0082】
このように本セキュリティシステムでは、unlock codeを受信しないと、保護装置への電源供給が停止され、動作不能とするので、不適正な利用者の使用を制限することができる。特に、本セキュリティシステムでは、スイッチ回路を開状態にして保護装置に対する電源供給が停止されるので、スイッチ回路を用いて確実に電源供給を停止することができる。
【0083】
以上詳述したように、本実施の形態に係るセキュリティシステムによれば、セ保護装置の電源オンに応じて識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンター6に送信され、この識別コードに対応するunlock codeがデータベース7に存在する場合に当該unlock codeが返信される。このため、適正な識別コードが送信された場合にのみ送信元の保護装置にunlock codeを送信することができ、この結果、適正な識別コードを送信してきた保護装置を動作可能とすることができる。一方、不適正な識別コードが送信された場合には、送信元の保護装置にunlock codeの送信を防止でき、この結果、不適正な識別コードを送信してきた保護装置を動作不能とすることができるので、保護装置を窃盗より適切に保護することができる。
【0084】
また、識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンター6に送信されるので、通信コストの増大を防止することができる。さらに、識別コード等がオペレーションセンター6のデータベース7に登録されているため、大容量の情報を登録しておくことができ、保護象装置の数に制限されることなく消費者の保護装置を保護することができる。
【0085】
なお、本実施の形態では、オペレーションセンター6に単一のHCGW5がxDSLネットワークを介して接続している場合について説明している。しかし、これに限定されず、オペレーションセンター6に複数のHCGW5を接続するようにしてもよい。この場合には、オペレーションセンター6に複数のHCGW5が接続されるので、本セキュリティシステムにおいて、HCGW5が配備された複数の家庭内の保護装置のセキュリティを管理することができる。
【0086】
また、本実施の形態では、パワーラインとxDSLネットワークとを接続させるためにHCGW5を備えたが、このようなインターフェイスを各保護装置2a〜2cの内部に取り付けた構成としてもよい。このようにした場合においても、本実施の形態と同一の効果を得ることができる。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、通信コストの増大を防止しつつ、セキュリティ対象の装置の数に制限されることなく消費者の装置を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るセキュリティシステムの概要を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係るセキュリティシステムに用いられるホーム制御ゲートウェイのブロック図
【図3】上記実施の形態に係るセキュリティシステムに新たな保護装置を登録する場合の信号シーケンス図
【図4】上記実施の形態に係るセキュリティシステムの下、登録された保護装置が適正な場所で電源がオンされた場合の信号シーケンス図
【図5】上記実施の形態に係るセキュリティシステムの下、登録された保護装置が不適正な場所で電源がオンされた場合の信号シーケンス図
【符号の説明】
1 家庭
2 保護装置
2a VCR装置
2b TV装置
2c PC
3 電源
4 パワーラインモデム
5 ホーム制御ゲートウェイ(HCGW)
6 オペレーションセンター
7 データベース
8 コントローラ
9、22 xDSLモデム
21 パワーラインモデム
23 マイクロプロセッサ
24 メモリ
25 データインターフェイス(I/F)
【発明の属する技術分野】
本発明は、セキュリティシステム及びセキュリティ方法に関し、特に窃盗から消費者の装置を保護するセキュリティシステム及びセキュリティ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、窃盗から消費者の装置を保護するセキュリティシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このセキュリティシステムでは、家庭用電源とPSTN回線との間のインターフェイスを使用して、遠隔のセキュリティ制御センターより識別コードを各セキュリティ対象の装置に供給する。各セキュリティ対象の装置は、例えばTV装置、ビデオレコーダ、ハイファイ装置等を含み、受信した各識別コードにより各装置の動作が許可されるようになっている。
【0003】
具体的には、主電源をセキュリティ対象の装置に接続するたびに、各装置が識別コードを要求するようになっている。一方、PSTNへのインターフェイスは、各装置からの要求を接続し、PSTNを経由してセキュリティ制御センターへの電話呼を確立する。その後、セキュリティ制御センターは、識別コードを要求している装置が位置する場所、例えば家庭を把握する。そして、セキュリティ制御センターによって特定された家庭に送信された識別コードは、セキュリティ対象の各装置内の識別コードと比較され、一致した場合は各装置の動作回路の給電を許可し、一致しない場合には動作回路の給電を防止する。
【0004】
また、各家庭にホーム制御センターを備えて、ホーム制御センターが各装置の識別コードを与えるセキュリティシステムも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
米国特許第572596号明細書
【特許文献2】
欧州特許第960407号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のセキュリティ制御センターが管理するセキュリティシステムによると、各装置の盗難に対する保護は図れるものの、装置を電源と接続する毎にPSTNへの発呼が行われるので、PSTNのトラフィックが高くなってしまうという問題があった。また、頻繁なPSTNとの通信により消費者へのコストが増大していた。さらに、識別コードの一致の判断は各家庭内のセキュリティ対象装置が行っているため、各装置にセキュリティ制御センターから送信された識別コードを装置内に記憶された識別コードと比較するためのプログラムを備える必要があった。
【0007】
また、ホーム制御センターが管理するセキュリティシステムによると、各装置が電源と接続する毎にPSTNへの発呼を避けられるものの、ホーム制御センター内に家庭内の全ての装置に対応する識別コードを記憶させなければならない。したがって、ホーム制御センター内のメモリのサイズに応じて、保護されるべき装置の数が制限されるという問題がある。
【0008】
本発明は、かかる問題点に鑑みて為されたものであり、通信コストの増大を防止しつつ、セキュリティ対象の装置の数に制限されることなく消費者の装置を保護することができるセキュリティシステム及びセキュリティ方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のセキュリティシステムは、セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードを予め登録した大容量のデータベース(テーブル)を備えたオペレーションセンターと、DSLやケーブル回線等の常時接続可能な定額制の回線を介して接続し、セキュリティ対象装置への電源供給を管理するようにしたものである。
【0010】
本発明のセキュリティシステムによれば、定額制の回線を介してオペレーションセンターと通信が行われるので通信コストの増大を防止することができ、また、識別コード等が大容量のデータベースに登録されるため、セキュリティ対象の装置の数に制限されることなく消費者の装置を保護することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の態様は、装置を窃盗より保護するセキュリティシステムにおいて、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、前記オペレーションセンターと常時接続可能な定額制の回線で接続され、前記セキュリティ対象装置と前記オペレーションセンターとを接続するゲートウェイ装置と、を具備し、前記セキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを前記回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを前記テーブルから検索し、前記識別コードに対応する動作許可コードが存在する場合には前記テーブルから読み出して前記回線を介して前記セキュリティ対象装置に送信する構成を採る。
【0012】
この構成によれば、セキュリティ対象装置の電源オンに応じて識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンターに送信され、この識別コードに対応する動作許可コードがテーブルに存在する場合に当該動作許可コードが返信される。このため、適正な識別コードが送信された場合にのみ送信元のセキュリティ対象装置に動作許可コードを送信することができ、この結果、適正な識別コードを送信してきたセキュリティ対象装置を動作可能とすることができるので、セキュリティ対象装置を窃盗より適切に保護することができる。
【0013】
また、識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンターに送信されるので、通信コストの増大を防止することができる。さらに、識別コード等がオペレーションセンターのテーブルに登録されているため、大容量の情報を登録しておくことができ、セキュリティ対象装置の数に制限されることなく消費者の装置を保護することができる。
【0014】
本発明の第2の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティ対象装置から送信された識別コードに対応した動作許可コードが前記テーブル内に存在しないときに、前記オペレーションセンターは動作許可コードを送信しない構成を採る。
【0015】
この構成によれば、不適正な識別コードが送信された場合には、送信元のセキュリティ対象装置に動作許可コードの送信を防止でき、この結果、不適正な識別コードを送信してきたセキュリティ対象装置を動作不能とすることができるので、セキュリティ対象装置を窃盗より適切に保護することができる。
【0016】
本発明の第3の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティ対象装置が動作許可コードを受信すると、前記セキュリティ対象装置は動作可能な状態に保持される構成を採る。
【0017】
この構成によれば、動作許可コードを受信したセキュリティ対象装置のみ動作可能な状態に保持されるので、適正な利用者の使用を確保することができる。
【0018】
本発明の第4の態様は、第2の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティ対象装置が動作許可コードを受信しない場合、前記セキュリティ対象装置への電源供給を停止する構成を採る。
【0019】
この構成によれば、動作許可コードを受信しない場合、セキュリティ対象装置への電源供給を停止して動作不能とするので、不適正な利用者の使用を制限することができる。
【0020】
本発明の第5の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記常時接続可能な回線は、xDSLネットワークである構成を採る。
【0021】
本発明の第6の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記常時接続可能な回線は、ケーブルネットワークである構成を採る。
【0022】
これらの構成によれば、xDSLネットワークやケーブルネットワークを利用して本セキュリティシステムを実現することができる。
【0023】
本発明の第7の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記ゲートウェイ装置は、複数のセキュリティ対象装置に接続されている構成を採る。
【0024】
この構成によれば、ゲートウェイ装置に複数のセキュリティ対象装置が接続されるので、本セキュリティシステムにおいて、複数のセキュリティ対象装置のセキュリティを管理することができる。
【0025】
本発明の第8の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティ対象装置は、電灯線モデムを備え、前記セキュリティ対象装置の電源がオンされたときに前記電灯線モデムを介して識別コードを前記オペレーションセンターに送信する構成を採る。
【0026】
この構成によれば、セキュリティ対象装置の電源がオンされたときに電灯線モデムを介して識別コードがオペレーションセンターに送信されるので、電灯線を用いて識別コードを送信することができる。
【0027】
本発明の第9の態様は、第4の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記セキュリティ対象装置は、スイッチ回路を備え、前記セキュリティ対象装置が前記オペレーションセンターからの動作許可コードを所定時間受信しないときに前記スイッチ回路を開状態にして電源供給を停止する構成を採る。
【0028】
この構成によれば、所定時間受信しないときにスイッチ回路を開状態にして電源供給が停止されるので、スイッチ回路を用いて確実に電源供給を停止することができる。
【0029】
本発明の第10の態様は、第1の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記オペレーションセンターは、複数のゲートウェイ装置とxDSLネットワークを介して接続する構成を採る。
【0030】
この構成によれば、オペレーションセンターに複数のゲートウェイ装置が接続されるので、本セキュリティシステムにおいて、ゲートウェイ装置が配備された複数の家庭内のセキュリティ対象装置のセキュリティを管理することができる。
【0031】
本発明の第11の態様は、第10の態様に係るセキュリティシステムにおいて、前記オペレーションセンター内のテーブルは、前記ゲートウェイ装置毎にそのゲートウェイ装置が管理するセキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを管理する構成を採る。
【0032】
この構成によれば、オペレーションセンター内のテーブルでゲートウェイ装置毎にそのゲートウェイ装置が管理するセキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとが管理されるので、各ゲートウェイ装置との関係において、不適正なセキュリティ対象装置の使用を防止することができる。
【0033】
本発明の第12の態様は、装置を窃盗より保護するセキュリティシステムにおいて、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、前記セキュリティ対象装置と前記オペレーションセンターとを接続する常時接続可能な定額制の回線と、を具備し、前記セキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを前記回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを前記テーブルから検索し、前記識別コードに対応する動作許可コードが存在する場合には前記テーブルから読み出して前記回線を介して前記セキュリティ対象装置に送信する構成を採る。
【0034】
この構成によれば、セキュリティ対象装置の電源オンに応じて識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンターに送信され、この識別コードに対応する動作許可コードがテーブルに存在する場合に当該動作許可コードが返信される。このため、適正な識別コードが送信された場合にのみ送信元のセキュリティ対象装置に動作許可コードを送信することができ、この結果、適正な識別コードを送信してきたセキュリティ対象装置を動作可能とすることができるので、セキュリティ対象装置を窃盗より適切に保護することができる。
【0035】
また、識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンターに送信されるので、通信コストの増大を防止することができる。さらに、識別コード等がオペレーションセンターのテーブルに登録されているため、大容量の情報を登録しておくことができ、セキュリティ対象装置の数に制限されることなく消費者の装置を保護することができる。
【0036】
本発明の第13の態様は、装置を窃盗より保護するセキュリティシステムを利用したセキュリティ方法であって、前記セキュリティシステムは、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、前記オペレーションセンターと常時接続可能な定額制の回線で接続され前記セキュリティ対象装置と前記オペレーションセンターとを接続するゲートウェイ装置と、を具備し、前記セキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを前記回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを前記テーブルから検索し、前記識別コードに対応する動作許可コードが存在する場合には前記テーブルから読み出して前記回線を介して前記セキュリティ対象装置に送信するようにしたものである。
【0037】
この方法によれば、セキュリティ対象装置の電源オンに応じて識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンターに送信され、この識別コードに対応する動作許可コードがテーブルに存在する場合に当該動作許可コードが返信される。このため、適正な識別コードが送信された場合にのみ送信元のセキュリティ対象装置に動作許可コードを送信することができ、この結果、適正な識別コードを送信してきたセキュリティ対象装置を動作可能とすることができるので、セキュリティ対象装置を窃盗より適切に保護することができる。
【0038】
また、識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンターに送信されるので、通信コストの増大を防止することができる。さらに、識別コード等がオペレーションセンターのテーブルに登録されているため、大容量の情報を登録しておくことができ、セキュリティ対象装置の数に制限されることなく消費者の装置を保護することができる。
【0039】
本発明の第14の態様は、第13態様に係るセキュリティ方法において、前記セキュリティ対象装置から送信された識別コードに対応した動作許可コードが前記テーブル内に存在しないときに、前記オペレーションセンターは動作許可コードを送信しないようにしたものである。
【0040】
この方法によれば、不適正な識別コードが送信された場合には、送信元のセキュリティ対象装置に動作許可コードの送信を防止でき、この結果、不適正な識別コードを送信してきたセキュリティ対象装置を動作不能とすることができるので、セキュリティ対象装置を窃盗より適切に保護することができる。
【0041】
本発明の第15の態様は、第13の態様に係るセキュリティ方法において、前記セキュリティ対象装置が動作許可コードを受信すると、前記セキュリティ対象装置は動作可能な状態に保持されるようにしたものである。
【0042】
この方法によれば、動作許可コードを受信したセキュリティ対象装置のみ動作可能な状態に保持されるので、適正な利用者の使用を確保することができる。
【0043】
本発明の第16の態様は、第14の態様に係るセキュリティ方法において、前記セキュリティ対象装置が動作許可コードを受信しない場合、前記セキュリティ対象装置への電源供給を停止するようにしたものである。
【0044】
この方法によれば、動作許可コードを受信しない場合、セキュリティ対象装置への電源供給を停止して動作不能とするので、不適正な利用者の使用を規制することができる。
【0045】
本発明の第17の態様は、装置を窃盗より保護するセキュリティシステムのセットアップ方法であって、前記セキュリティシステムは、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、前記オペレーションセンターと常時接続可能な定額制の回線で接続され前記セキュリティ対象装置と前記オペレーションセンターとを接続するゲートウェイ装置と、を具備し、前記テーブルに登録されていない新たなセキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを前記回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを生成させ前記識別コードに対応させて当該動作許可コードを前記テーブルに登録すると共に当該識別コードと動作許可コードを前記新たなセキュリティ対象装置を管理するゲートウェイ装置で管理させ、前記動作許可コードを前記新たなセキュリティ対象装置に前記回線を介して送信し、前記セキュリティ対象装置に電源供給を継続させるためのデータとして保持されるようにしたものである。
【0046】
この方法によれば、新たなセキュリティ対象装置の電源がオンされ識別コードが送信されると、オペレーションセンターで動作許可コードを生成してテーブルに登録すると共に、当該動作許可コード及び識別コードをゲートウェイ装置に管理させる。また、生成した動作許可コードを返信し当該セキュリティ対象装置に電源供給を継続するためのデータとして保持させる。新たなセキュリティ対象装置の電源オンに応じて動作許可コードを生成して、テーブル、ゲートウェイ装置及び当該セキュリティ対象装置に登録等をさせるので、新たなセキュリティ対象装置を接続した場合であっても、電源をオンするだけ本セキュリティシステムによる保護を受けることができる。
【0047】
本発明の第18の態様は、装置を窃盗より保護するセキュリティシステムのセットアップ方法であって、前記セキュリティシステムは、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、を具備し、前記テーブルに登録されていない新たなセキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを、常時接続可能であって定額制の回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを生成させ前記識別コードに対応させて当該動作許可コードを前記テーブルに登録し、前記動作許可コードを前記新たなセキュリティ対象装置に前記回線を介して送信し、前記セキュリティ対象装置に電源供給を継続させるためのデータとして保持されるようにしたものである。
【0048】
この方法によれば、新たなセキュリティ対象装置の電源がオンされ識別コードが送信されると、オペレーションセンターで動作許可コードを生成してテーブルに登録すると共に、この動作許可コードを返信し当該セキュリティ対象装置に電源供給を継続するためのデータとして保持させる。新たなセキュリティ対象装置の電源オンに応じて動作許可コードを生成して、テーブル及び当該セキュリティ対象装置に登録等をさせるので、新たなセキュリティ対象装置を接続した場合であっても、電源をオンするだけ本セキュリティシステムによる保護を受けることができる。
【0049】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0050】
図1は、本発明の一実施の形態に係るセキュリティシステムの概要を示すブロック図である。
【0051】
同図に示すように、各家庭1内において、セキュリティ対象装置としての各保護装置、例えば、VCR装置2a、TV装置2b、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)2cは、パワーラインを介して電源3に接続されている。
【0052】
各保護装置2a〜2cは、それぞれパワーラインモデム4a〜4cを備えている。パワーラインモデム4a〜4cは、各装置の電源がオンされたことに起因して各装置から受け取った識別コードをパワーラインを介してホーム制御ゲートウェイ(以下、「HCGW」という)5に送出する。
【0053】
このように本実施の形態のセキュリティシステムでは、HCGW5に複数の保護装置が接続されている。このため、本セキュリティシステムにおいて、複数の保護装置のセキュリティを管理することが可能となっている。
【0054】
なお、各保護装置に備え付けられているスイッチ回路は通常、開状態になっているが、保護装置の電源がオンされたことに基づいて一時的に閉状態になり、動作可能な状態になる。
【0055】
一方、オペレーションセンター6には、大容量のデータベース7が備えられている。データベース7には、各家庭内の保護装置に関する識別コード及び動作許可コードが家庭毎に管理されて保持されている。具体的には、本セキュリティシステムでは、各家庭内のHCGW5毎にそのHCGW5が管理する保護装置の識別コード等を管理する。これにより、各家庭内に配備されたHCGW5との関係において、不適正な保護装置の使用を防止することができる。
【0056】
なお、各識別コードは、少なくとも各保護装置を特定する情報を含む。各識別コードは、上述の特許文献2に開示されている。
【0057】
さらに、オペレーションセンター6は、コントローラ8とxDSLモデム9とを備え、xDSLネットワークを介して各家庭内のHCGW5に接続されている。なお、各家庭内の保護装置2a〜2cとオペレーションセンター6とは、常時接続可能な回線であって、接続時間に応じて課金されない定額制の回線により接続されている。例えば、定額料金で契約されたxDSLネットワークを介して常時接続されている。
【0058】
なお、本実施の形態では、xDSLネットワークを介して接続された場合について説明するが、常時接続可能であって定額制の回線であれば、これに限定されない。例えば、ケーブルネットワークを用いてもよい。このようにxDSLネットワークやケーブルネットワークを利用して本実施の形態に係るセキュリティシステムを実現することができる。
【0059】
図2は、本実施の形態に係るセキュリティシステムに用いられるHCGW5のブロック図である。
【0060】
同図に示すように、HCGW5は、各保護装置内のパワーラインモデム4a〜4cとパワーラインを介して通信を行うためのパワーラインモデム21、オペレーションセンター6とxDSLネットワークを介して通信を行うxDSLネットワークを介して通信を行うxDSLモデム22、装置全体を制御するマイクロプロセッサ23及び各種プログラムが格納されているメモリ24を含んでいる。
【0061】
また、TV装置2aやPC2c等がxDSLネットワークを利用して通信が行えるようにデータインターフェイス(データI/F)25を備えている。
【0062】
図3は、利用者が新たに保護装置を購入した後、オペレーションセンター6へ保護装置を登録する動作を示す信号シーケンス図である。
【0063】
まず、利用者は、HCGW5の図示されない操作キーを利用して新しい保護装置の登録を指示する。この登録指示により、HCGW5は、register invite信号を、電源がオンされた保護装置に送出し(ステップ31)、この保護装置よりこの保護装置を特定する識別コードを受信する。識別コードは、製造者名、機種名(例えば、TV、PC等)、装置を特定する情報が考えられる。
【0064】
この情報を受け取ると、HCGW5は、すでに接続されているxDSLネットワークを利用してオペレーションセンター6に接続し、リクエスト信号を送信する(ステップ32)。このリクエスト信号は、オペレーションセンター6がHCGW5を識別するための信号である。
【0065】
HCGW5では、オペレーションセンター6からの、家庭1を認証したことを示すOK信号を受信すると、次に登録リクエスト信号をオペレーションセンター6に送信する(ステップ33)。これは、先ほど保護装置から送信された識別コードを含む信号である。
【0066】
オペレーションセンター6では、この識別コードを受信すると、この識別コードから保護装置を動作可能にさせるUnlock Codeを生成し、xDSLネットワーク、HCGW5を介して保護装置に送信する(ステップ34)。保護装置では、このUnlock Codeを、電源供給を継続するためのデータとして保持する。
【0067】
同時に、オペレーションセンター6では、ステップ32により識別されたHCGW5に関連させて保護装置から送信された識別コードと生成したUnlock Codeを記憶する。なお、保護装置に送信するUnlock Codeは、セキュリティにおいて重要な意味を持つため、暗号化する方が望ましい。
【0068】
その後、保護装置からこのUnlock CodeをxDSLネットワーク、HCGW5を介してオペレーションセンター6に返送する(ステップ35)。これにより、オペレーションセンター6では、Unlock Codeが保護装置に登録されたことを確認することができる。
【0069】
この返送されたアンロックコードを受信した後、オペレーションセンター6は、確認信号を保護装置に送信し、最後に保護装置からACK信号を受信して一連の登録動作が終了する。
【0070】
このように本実施の形態のセキュリティシステムによれば、新たな保護装置の電源がオンされ識別コードが送信されると、オペレーションセンター6でUnlockCodeを生成してデータベース7に登録すると共に、当該Unlock Code及び識別コードをHCGW5に管理させる。また、生成したUnlock Codeを返信し当該新たな保護装置に電源供給を継続するためのデータとして保持させる。
【0071】
新たな保護装置の電源オンに応じてUnlock Codeを生成して、テーブル、HCGW5及び当該新たな保護装置に登録等をさせるので、新たな保護装置を接続した場合であっても、電源をオンするだけ本セキュリティシステムによる保護を受けることができる。
【0072】
上述の登録動作の終了後、適正な場所で、すなわち、適正なHCGW5に接続された保護装置を動作させた場合について、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態に係るセキュリティシステムの下、登録された保護装置が適正な場所で電源がオンされた場合の信号シーケンス図である。
【0073】
図4において、すでに登録されている保護装置に電源がオンされると、保護装置内に備えられているスイッチ回路が閉状態になり、電力供給が開始される。同時にマイクロプロセッサによりパワーラインモデム4a〜4cを介してunlock request信号を送出する。この信号は、パワーライン、HCGW5を介してオペレーションセンター6に送出される(ステップ41)。
【0074】
なお、unlock request信号は、保護装置を特定する識別コードが含まれており、一方、HCGW5ではHCGW5を特定するデータをこのunlock request信号に付加する。
【0075】
このunlock request信号を受信すると、オペレーションセンター6では自己のデータベース7をサーチして対象の家庭(HCGW5)を検索し、さらに、保護装置の識別コードを検索する。これらの検索動作は、コントローラ8により制御される。
【0076】
受信した識別コードがデータベース7内の識別コードとマッチしたとき、すなわち、保護装置が家庭内に登録されたものであると判断された場合には、識別コードに対応する動作許可コードとしてのunlock codeを読み出してxDSLネットワークを介して保護装置に送出する(ステップ42)。
【0077】
このunlock codeを受信すると、保護装置は電源供給を継続させることができる。具体的には、保護装置のマイクロプロセッサの命令によりスイッチ回路を閉状態のままにさせておき、その結果、装置は動作可能な状態に保持される。このようにunlock codeを受信すると、保護装置が動作可能な状態に保持されるので、適正な利用者の使用を確保することができる。
【0078】
このように保護装置の電源がオンされる毎に識別コードがxDSLネットワークを介してオペレーションセンター6に送信されるため、従来のようにPSTNによる通信に伴うコストを考慮する必要がない。また、識別コードは、オペレーションセンター6内の大容量のデータベース7に格納されているため、保護装置の数を制限することなく格納することができる。
【0079】
次に、セキュリティシステムが働いた場合の例を説明する。窃盗などにより保護装置が適正でない場所で電源がオンされた場合について図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態に係るセキュリティシステムの下、登録された保護装置が不適正な場所で電源がオンされた場合の信号シーケンス図である。
【0080】
まず、保護装置の電源がオンされると、図4と同様に、unlock request信号を送出する。しかしながら、保護装置がオンされた場所は、適正でない場所であるため、HCGW5が備わっていない。このため、unlock request信号を送出してもresponse信号は発生しない。
【0081】
所定時間、response信号が受信されないと、保護装置では再度unlock request信号を送出するが、以降response信号は全く発生しない。その後、保護装置が電源がオンしたときに基づいてスタートした不図示のタイマが所定時間、経過すると保護装置内のスイッチ回路が開状態となり、保護装置が動作不可能な状態となる。
【0082】
このように本セキュリティシステムでは、unlock codeを受信しないと、保護装置への電源供給が停止され、動作不能とするので、不適正な利用者の使用を制限することができる。特に、本セキュリティシステムでは、スイッチ回路を開状態にして保護装置に対する電源供給が停止されるので、スイッチ回路を用いて確実に電源供給を停止することができる。
【0083】
以上詳述したように、本実施の形態に係るセキュリティシステムによれば、セ保護装置の電源オンに応じて識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンター6に送信され、この識別コードに対応するunlock codeがデータベース7に存在する場合に当該unlock codeが返信される。このため、適正な識別コードが送信された場合にのみ送信元の保護装置にunlock codeを送信することができ、この結果、適正な識別コードを送信してきた保護装置を動作可能とすることができる。一方、不適正な識別コードが送信された場合には、送信元の保護装置にunlock codeの送信を防止でき、この結果、不適正な識別コードを送信してきた保護装置を動作不能とすることができるので、保護装置を窃盗より適切に保護することができる。
【0084】
また、識別コードが常時接続可能な定額制の回線を介してオペレーションセンター6に送信されるので、通信コストの増大を防止することができる。さらに、識別コード等がオペレーションセンター6のデータベース7に登録されているため、大容量の情報を登録しておくことができ、保護象装置の数に制限されることなく消費者の保護装置を保護することができる。
【0085】
なお、本実施の形態では、オペレーションセンター6に単一のHCGW5がxDSLネットワークを介して接続している場合について説明している。しかし、これに限定されず、オペレーションセンター6に複数のHCGW5を接続するようにしてもよい。この場合には、オペレーションセンター6に複数のHCGW5が接続されるので、本セキュリティシステムにおいて、HCGW5が配備された複数の家庭内の保護装置のセキュリティを管理することができる。
【0086】
また、本実施の形態では、パワーラインとxDSLネットワークとを接続させるためにHCGW5を備えたが、このようなインターフェイスを各保護装置2a〜2cの内部に取り付けた構成としてもよい。このようにした場合においても、本実施の形態と同一の効果を得ることができる。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、通信コストの増大を防止しつつ、セキュリティ対象の装置の数に制限されることなく消費者の装置を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るセキュリティシステムの概要を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係るセキュリティシステムに用いられるホーム制御ゲートウェイのブロック図
【図3】上記実施の形態に係るセキュリティシステムに新たな保護装置を登録する場合の信号シーケンス図
【図4】上記実施の形態に係るセキュリティシステムの下、登録された保護装置が適正な場所で電源がオンされた場合の信号シーケンス図
【図5】上記実施の形態に係るセキュリティシステムの下、登録された保護装置が不適正な場所で電源がオンされた場合の信号シーケンス図
【符号の説明】
1 家庭
2 保護装置
2a VCR装置
2b TV装置
2c PC
3 電源
4 パワーラインモデム
5 ホーム制御ゲートウェイ(HCGW)
6 オペレーションセンター
7 データベース
8 コントローラ
9、22 xDSLモデム
21 パワーラインモデム
23 マイクロプロセッサ
24 メモリ
25 データインターフェイス(I/F)
Claims (18)
- 装置を窃盗より保護するセキュリティシステムにおいて、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、前記オペレーションセンターと常時接続可能な定額制の回線で接続され、前記セキュリティ対象装置と前記オペレーションセンターとを接続するゲートウェイ装置と、を具備し、前記セキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを前記回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを前記テーブルから検索し、前記識別コードに対応する動作許可コードが存在する場合には前記テーブルから読み出して前記回線を介して前記セキュリティ対象装置に送信することを特徴とするセキュリティシステム。
- 前記セキュリティ対象装置から送信された識別コードに対応した動作許可コードが前記テーブル内に存在しないときに、前記オペレーションセンターは動作許可コードを送信しないことを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
- 前記セキュリティ対象装置が動作許可コードを受信すると、前記セキュリティ対象装置は動作可能な状態に保持されることを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
- 前記セキュリティ対象装置が動作許可コードを受信しない場合、前記セキュリティ対象装置への電源供給を停止することを特徴とする請求項2記載のセキュリティシステム。
- 前記常時接続可能な回線は、xDSLネットワークであることを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
- 前記常時接続可能な回線は、ケーブルネットワークであることを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
- 前記ゲートウェイ装置は、複数のセキュリティ対象装置に接続されていることを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
- 前記セキュリティ対象装置は、電灯線モデムを備え、前記セキュリティ対象装置の電源がオンされたときに前記電灯線モデムを介して識別コードを前記オペレーションセンターに送信することを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
- 前記セキュリティ対象装置は、スイッチ回路を備え、前記セキュリティ対象装置が前記オペレーションセンターからの動作許可コードを所定時間受信しないときに前記スイッチ回路を開状態にして電源供給を停止することを特徴とする請求項4記載のセキュリティシステム。
- 前記オペレーションセンターは、複数のゲートウェイ装置とxDSLネットワークを介して接続することを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
- 前記オペレーションセンター内のテーブルは、前記ゲートウェイ装置毎にそのゲートウェイ装置が管理するセキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを管理することを特徴とする請求項10記載のセキュリティシステム。
- 装置を窃盗より保護するセキュリティシステムにおいて、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、前記セキュリティ対象装置と前記オペレーションセンターとを接続する常時接続可能な定額制の回線と、を具備し、前記セキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを前記回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを前記テーブルから検索し、前記識別コードに対応する動作許可コードが存在する場合には前記テーブルから読み出して前記回線を介して前記セキュリティ対象装置に送信することを特徴とするセキュリティシステム。
- 装置を窃盗より保護するセキュリティシステムを利用したセキュリティ方法であって、前記セキュリティシステムは、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、前記オペレーションセンターと常時接続可能な定額制の回線で接続され前記セキュリティ対象装置と前記オペレーションセンターとを接続するゲートウェイ装置と、を具備し、前記セキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを前記回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを前記テーブルから検索し、前記識別コードに対応する動作許可コードが存在する場合には前記テーブルから読み出して前記回線を介して前記セキュリティ対象装置に送信することを特徴とするセキュリティ方法。
- 前記セキュリティ対象装置から送信された識別コードに対応した動作許可コードが前記テーブル内に存在しないときに、前記オペレーションセンターは動作許可コードを送信しないことを特徴とする請求項13記載のセキュリティ方法。
- 前記セキュリティ対象装置が動作許可コードを受信すると、前記セキュリティ対象装置は動作可能な状態に保持されることを特徴とする請求項13記載のセキュリティ方法。
- 前記セキュリティ対象装置が動作許可コードを受信しない場合、前記セキュリティ対象装置への電源供給を停止することを特徴とする請求項14記載のセキュリティ方法。
- 装置を窃盗より保護するセキュリティシステムのセットアップ方法であって、前記セキュリティシステムは、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、前記オペレーションセンターと常時接続可能な定額制の回線で接続され前記セキュリティ対象装置と前記オペレーションセンターとを接続するゲートウェイ装置と、を具備し、前記テーブルに登録されていない新たなセキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを前記回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを生成させ前記識別コードに対応させて当該動作許可コードを前記テーブルに登録すると共に当該識別コードと動作許可コードを前記新たなセキュリティ対象装置を管理するゲートウェイ装置で管理させ、前記動作許可コードを前記新たなセキュリティ対象装置に前記回線を介して送信し、前記セキュリティ対象装置に電源供給を継続させるためのデータとして保持されることを特徴とするセキュリティシステムのセットアップ方法。
- 装置を窃盗より保護するセキュリティシステムのセットアップ方法であって、前記セキュリティシステムは、識別コードを保持する少なくとも1つのセキュリティ対象装置と、前記セキュリティ対象装置の識別コードと動作許可コードとを対応させたテーブルを保持するオペレーションセンターと、を具備し、前記テーブルに登録されていない新たなセキュリティ対象装置の電源がオンしたときに前記セキュリティ対象装置が識別コードを、常時接続可能であって定額制の回線を介して前記オペレーションセンターに送信し、前記オペレーションセンターでは前記識別コードに対応した動作許可コードを生成させ前記識別コードに対応させて当該動作許可コードを前記テーブルに登録し、前記動作許可コードを前記新たなセキュリティ対象装置に前記回線を介して送信し、前記セキュリティ対象装置に電源供給を継続させるためのデータとして保持されることを特徴とするセキュリティシステムのセットアップ方法。
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