JP2004046330A - サービス利用代金の振分請求処理システム - Google Patents

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森 俊治
Kazuyuki Shimada
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Abstract

【課題】複数の課金先を正確に制御する。
【解決手段】事業者10,契約者11,会社12,課金管理システム15は、インターネット13を経由して接続され,ブラウザ(10a,11a,12a)画面にて課金管理システム15にアクセスする。また,電子メール(10b,11b,12b)でも課金管理システム15にアクセスすることができる。課金管理システムは、WEBサーバ14内に組み込まれ、データベース16に接続されている。課金管理システムは、事業者10からの利用履歴を受け取る。契約者11は、課金管理システムから利用履歴を受け取り、その中から業務使用分につき会社に対して業務使用申請を行う。業務使用申請を受け取った会社は、その申請結果を契約者に通知する。契約者は、会社からの申請結果により事業者に課金申請を行う。事業者は、契約者からの課金申請にもとづき契約者と会社に支払い請求を行う。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話サービスのように、利用とその利用代金の支払い時期が異なるサービスにおける利用代金の振分請求処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の利用代金の振分請求処理システムの一例が特許公報第3193897号に記載されている。この電話料金の振分請求処理システムにおいて、携帯電話の電話料金請求は、事業局から情報伝達手段により振分請求処理局に伝達される。振分請求処理局に伝達された電話料金請求は、データ処理装置により、予め設定された制御手順にしたがい社用分と私用分に振り分けられる。
【0003】
携帯電話の契約者は、振分請求処理局から社用分と私用分に区分された電話料金請求を受け取る。携帯電話の契約者は、事業局に利用料金の全額を支払った後、契約者が会社ならば私用分を個人に請求し、契約者が個人ならば社用分を会社に請求し料金の回収を行う。
【0004】
また、料金回収局を設けた場合には、料金回収局が社用分と私用分に区分された電話料金請求を受け取る。そして会社、個人に対してそれぞれ個別に電話料金の請求をして料金回収を行い事業局に利用料金を支払う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のシステムでは、明細請求情報を私用と社用に振り分けるための基準となる項目が登録された振分けテーブルにより振分け処理を行っているため、電話料金の振分処理が正確にできないという第1の問題点がある。
【0006】
振分けテーブルに登録されている項目としては、定額通話料金(定額3000円以上の通話料金を私用、それ以下を社用)、曜日(土曜日と日曜日は私用、月曜日から金曜日は社用)、時間帯(午後5時から翌日午前9時までは、私用、午前9時〜午後5時までは社用)などが述べられているが、このような画一的な項目の設定では正確に社用と私用の区別が行えないからである。
【0007】
なお、携帯端末に社用と私用の区別が行える切替発信機能を付加したシステムも知られている。しかし、近年では、携帯電話による電子メールのように、受信時にも課金が発生する通話方式も実用化されているので、発信時にだけ社用と私用の区別をするシステムでは、やはり正確な課金ができない。
【0008】
また、上述した従来のシステムでは、携帯電話の契約者が会社の場合、振分け処理が正確に行えないと個人の通話履歴が会社に漏れてしまうし、料金回収処理局が設けられないシステムの場合には、会社が事業局に利用料金を全額支払った後、私用分を個人に請求するため、当然会社は個人使用の通話履歴を全部知ることができるので、プライバシーの保護が保障できないという第2の問題点がある。
【0009】
更に、振分け処理を行うには予め処理基準となる項目を振分けテーブルに登録しておく必要があるため、即応性がないという第3の問題点もある。
【0010】
本発明の第1の目的は、携帯電話の通信費のようにサービスの利用とその利用代金の支払い時期が異なるシステムにいて、複数の課金先を正確に制御できるサービス利用代金の振分請求処理システムを提供することにある。
【0011】
本発明の第2の目的は、プライバシーの保護ができるサービス利用代金の振分請求処理システムを提供することにある。
【0012】
本発明の第3の目的は、時間と場所に関係なく課金できるサービス利用代金の振分請求処理システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のサービス利用代金の振分請求処理システムは、利用とその代金の支払い時期が異なるサービスにおける利用代金の振分請求処理システムにおいて、サービスの利用履歴データをデータベースに格納する手段と、利用履歴データについて業務使用データの検索をする手段と、検索の結果に対するサービスの契約者からの申請により利用履歴データを私用と公用に振り分ける手段と、公用先の承認を経て振分け結果をデータベースに格納する手段と、データベースに格納された振分けに基づいて契約者と公用先に対してサービス利用代金の請求をする手段とを有することを特徴とするものである。
【0014】
より詳しくは、本発明のサービス利用代金の振分請求処理システムは、利用とその代金の支払い時期が異なるサービスにおける利用代金の振分請求処理システムにおいて、サービスを提供する事業者の端末と、サービスの契約者の端末と、契約者が属する会社の端末と、ウエブサーバに構築された課金管理システムとがインターネットで接続され、課金管理システムは、事業者端末から送られてくるサービスの利用履歴データをデータベースに格納する手段と、データベースに格納されている業務データにより利用履歴データについて個人使用か業務使用かを判別する手段と、利用履歴データについて契約者端末で業務使用申請データを設定させる手段と、業務使用申請データについて会社端末で承認を得る手段と、承認により業務使用承認データを生成してデータベースに格納する手段と、業務使用承認データについて契約者端末で承諾を得る手段と、判別,承認および承諾により利用履歴データについて使用区分付き利用履歴データを生成する手段と、使用区分付き利用履歴データに基づいて契約者請求データと会社請求データを振り分けてデータベースに格納する手段とを有し、契約者端末では契約者請求データ、会社端末では会社請求データを表示できることを特徴とする。
【0015】
本発明によるサービス利用代金の振分請求処理システムでは、事業者、会社、契約者がインターネットを経由して課金管理システムに接続し、携帯電話の通信費のようにサービスの使用とその使用代金の支払い時期が異なるシステムにおける課金管理に関し、課金先を複数制御できることを特徴としている。
【0016】
この課金管理システムは、事業者から送られてきた利用履歴をデータベースに格納し契約者に対して利用履歴の表示を行う。契約者は、表示された利用履歴の中から業務使用分と個人使用分を区別して業務使用分を会社に対して申請する。会社は、契約者から申請された業務使用分を審査する。契約者は、申請した業務使用分の審査結果を会社から受け取る。会社からの結果を承諾する場合は、事業者に課金申請を行う。この課金申請は、業務使用か個人使用か区別できる使用区分が追加された利用履歴により行われる。事業者は、この使用区分付き利用履歴により会社、契約者のそれぞれに課金請求を行う。会社からの結果を承諾しない場合は、再度業務使用の申請を行う。
【0017】
以上のような構成により、契約者が使用した内容について正確に業務使用と個人使用の区分けができるようになる。また、会社に対しては、契約者からの業務使用分の利用履歴しか送信されないのでプライバシーが保護できる効果が得られる。更に、インターネットを使用することから時間と場所に関係なく課金管理が行えるようにもなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
[実施例の構成]
図1は、本発明のシステムの一実施例を示す構成図である。この実施例は、会社員である契約者が自分の携帯電話を私用の他に社用に使用した場合に、携帯電話の事業者が利用料金について私用と社用とに振り分けて課金するように管理するものである。
【0020】
事業者,契約者,会社それぞれが使用する端末を事業者端末10,契約者端末11,会社端末12とする。なお、事業者端末,契約者端末,会社端末をそれぞれ事業者,契約者,会社の意味で使用し、事業者10,契約者11,会社12と記載することがある。事業者10との間で携帯電話サービスの契約を締結した契約者11は、会社12の社員であるものとし、所有する携帯電話を会社12の業務ならびに契約者11自らの個人目的で使用する。
【0021】
なお、説明を単純化するために、図1では、事業者端末10,契約者端末11,会社端末12は、それぞれ1つのみしか図示していないが、契約者端末11のみならず、事業者端末10や会社端末12に相当する端末も複数であり得る。契約者が複数の事業者それぞれのサービスを受けることや、複数の団体に属することもあり得るからである。
【0022】
図1において、事業者端末10,契約者端末11,会社端末12およびWEBサーバ14がインターネット13を経由して接続されている。事業者端末10,契約者端末11および会社端末12は、インターネット13上のWWW(World Wide Web)で使用される、それぞれブラウザ10a,11a,12aと呼ばれる画面にて、WEBサーバ14内に組み込まれている課金管理システム15にアクセスして、WEBサーバ14上のデータを表示する。また、電子メール10b,11b,12bによっても課金管理システム15にアクセスすることができる。課金管理システム15はデータベース16に接続されている。
【0023】
データベース16は、図7に示すように、利用履歴データ31,契約者請求データ32,会社請求データ33,業務データ41,個人使用履歴データ42,業務使用申請データ43,使用区分付き利用履歴データ44,業務使用承認データ51を格納する。利用履歴データ31とは、契約者11が携帯電話サービスを利用する毎に事業者10に記録されていく利用内容を記したデータである。契約者請求データ32とは、利用履歴データ31中、契約者11の私用分の代金請求データをいい、会社請求データ33とは利用履歴データ31中、契約者11の社用分の代金請求データをいう。
【0024】
また、業務データ41とは、会社12の業務に属するような携帯電話サービスの利用形態のデータをいう。個人使用履歴データ42とは、利用履歴データ31中、契約者11の私用に属する利用履歴データをいい、使用区分付き利用履歴データ44とは、利用履歴データ31を個人使用(私用)か業務使用(社用)かに区分表示したデータをいう。業務使用申請データ43とは利用履歴データ31中、契約者11の社用に属するとして契約者11が会社12に申請する利用履歴データであり、業務使用申請データ43の内で、会社12によって社用と承認されたものを業務使用承認データ51という。
【0025】
なお、インターネット13に接続されたWEBサーバ14、WEBサーバ14上のデータを表示するブラウザ10a,11a,12a、電子メール10b,11b,12b、WWWは周知の技術であるため説明を省略する。
【0026】
図2は、図1に示した実施例における携帯電話サービスの利用から利用料金の支払いまでの流れを示す概念図である。
【0027】
図2において、▲1▼契約者11は、事業者10に対して携帯電話サービスの利用を行う。▲2▼事業者10は、一定期間(1ヶ月分等)の利用に対する利用履歴を契約者11に送る。
【0028】
▲3▼契約者11は、利用履歴の中から業務で使用した分を会社12に対して業務使用申請を行うことができる。▲4▼会社12は、契約者11から送られてきた業務使用申請を審査して、その結果である業務使用承認を契約者11に対して送る(ステップS4)。
【0029】
▲5▼契約者11は、事業者10に対して業務使用か個人使用かの区別ができる使用区分付き利用履歴44を送り課金の申請を行う。事業者10は、契約者11から送られてきた使用区分付き利用履歴に基づいて、▲6▼契約者11に対しは個人使用分請求、▲7▼会社12に対して会社使用分請求を行う。事業者10からの請求にしたがって、▲8▼契約者11は個人使用分の利用代金を支払い、▲9▼会社12は会社使用分の利用代金を支払う。
【0030】
上述の手続は、事業者10,契約者11および会社12が、それぞれ事業者端末10,契約者端末11および会社端末12を操作することによって、課金管理システム15の中で、あたかもそれぞれの相手と現実に手続きを行っているように進行する。
【0031】
本発明はサービス利用代金の振分請求処理システムに関するものであるため、実際の支払い手続きについては記載しない。しかし、今日、インターネット上で行われているクレジットカードによる支払い手続きシステム等と組み合わせて、本振分請求処理システムを運用することは当然に考えられることである。
【0032】
図3は図1における課金管理システム15の詳細を示すブロック図である。図3において、ブラウザデータ受信処理部20は事業者端末10,契約者端末11または会社端末12からのデータを受信する。使用者識別部21は、ブラウザデータ受信処理部20で受信されたデータが事業者端末10,契約者端末11または会社端末12のいずれから送られてきたデータかを識別する。事業者処理部22,契約者処理部23,会社処理部24は、使用者識別部21による識別結果に基づいて、それぞれ所定のデータ処理を行う。
【0033】
ブラウザデータ送信処理部25は、事業者処理部22,契約者処理部23,会社処理部24における各処理結果を事業者端末10,契約者端末11,会社端末12のブラウザ10a,11a,12aに表示させるためのデータを送信する。通知処理部26は、通知すべきデータがある場合に、そのデータの通知先に応じて事業者端末10,契約者端末11,会社端末12へ電子メールによってデータを送信する。
【0034】
図4は事業者処理部22の詳細を示すブロック図である。図4において、事業者処理部22のデータ受信部34は、事業者端末10から送られてきた携帯電話の利用履歴を課金管理システム15の使用者識別部21から受け取る。この利用履歴は、データベース入出力部30を経由して利用履歴データ31としてデータベース16に格納される。利用履歴データ31がデータベース16に格納されると、格納通知部37から課金管理システム15の通知処理部26を経由して契約者端末11に格納通知がされる。
【0035】
事業者処理部22における履歴チェック処理部35は、後述のように契約者処理部23で生成される使用区分付き利用履歴データ44を利用履歴データ31と比較し、履歴件数や内容が一致するかチェックを行う。比較に当り、使用区分付き利用履歴データ44および利用履歴データ31は、データベース入出力部30によりデータベース16から取得される。
【0036】
履歴チェック処理部35でチェックされた使用区分付き利用履歴データ44は、請求データ生成部36に送られ、使用区分にしたがって契約者請求データ32と会社請求データ33を振り分けられてデータベース16に格納される。契約者請求データ32,会社請求データ33がデータベース16に格納されると、格納通知部37から通知処理部26を経由して、それぞれ契約者端末11,会社端末12に格納通知がされる。
【0037】
なお、利用履歴データ31,使用区分付き利用履歴データ44,契約者請求データ32および会社請求データ33はデータベース16に格納されるが、これらの各データを授受するデータ受信部34,履歴チェック処理部35,請求データ生成部36との関係を明確化するために、図4においてはデータベース入出力部30内に示されている。このことは、図5および図6においても同様である。
【0038】
図5は契約者処理部23の詳細ブロック図を示す。図5において、契約者処理部23の使用区分処理部45は、データベース入出力部40によりデータベース16から利用履歴データ31と業務データ41を取得する。利用履歴データ31は、使用区分処理部45において業務データ41と比較され、利用履歴データ31上の各使用が個人使用なのか業務使用なのか判別される。判別の結果、業務データ41として登録されていない利用履歴が検出された場合には、使用区分処理部45は、そのデータを契約者端末11に対して通知して業務使用にするか判定入力をさせる。
【0039】
利用履歴データ31について個人使用か業務使用かの判定がすべて終了すると、使用区分処理部45は、判定結果により利用履歴データ31を個人使用履歴データ42または業務使用申請データ43としてデータベース16に格納する。業務使用申請データ43がデータベース16に格納されると、格納通知部48から通知処理部48を経由して会社端末12に格納通知がされる。
【0040】
履歴チェック処理部46は、業務使用申請データ43と、会社処理部24によりデータベース16に格納されている業務使用承認データ51とを比較し、履歴件数や内容が一致するかチェックを行う。履歴チェック処理部46でチェックされた業務使用承認データ51は個人使用履歴データ42と共に課金申請処理部47に送られる。課金申請処理部47は、業務使用承認データ51と個人使用履歴データ42を元に使用区分付き利用履歴データ44を生成しデータベース16に格納する。使用区分付き利用履歴データ44がデータベース16に格納されると、格納通知部48から通知処理部26を経由して事業者端末10に格納通知がされる。
【0041】
図6は会社処理部24の詳細ブロック図を示す。図6において、会社処理部24の業務使用承認処理部52は、契約者処理部23により生成された業務使用申請データ43をデータベース16から取得する。業務使用申請データ43は、業務使用承認処理部52において業務データ41と比較され、申請内容が個人使用なのか業務使用なのか判別される。判別の結果、業務データ41に登録されていない利用履歴が業務使用申請データ43中に検出された場合には、業務使用承認処理部52は、そのデータを会社端末12に対して通知して業務使用にするか判定入力を行わせる。
【0042】
業務使用申請データ43について業務使用の判断が終了すると、業務使用承認処理部52は、その結果を業務使用承認データ51としてデータベース16に格納する。業務使用承認データ51がデータベース16に格納されると、格納通知部53から通知処理部26を経由して契約者端末11に格納通知がされる。
【0043】
また、業務データ41に登録されていない業務相手先について契約者端末11から業務データ41への登録が申請されている場合、業務使用承認処理部52は、後述のように会社12による承認を経て業務データ41へのデータ登録を行う。
【0044】
[実施例の動作]
次に、以上のように構成された本実施例の動作について、図2に示した手順に沿って説明する。説明では、利用履歴の送付(図2の▲1▼),業務使用申請(図2の▲3▼),業務使用承認(図2の▲4▼),課金申請(図2の▲5▼)それぞれの処理概要を示す図8,図9,図10,図11のフローチャートと、図12〜図26に示す事業者端末10,契約者端末11,会社端末12のブラウザ画面のイメージ図を参照する。
【0045】
▲1▼携帯電話サービスの利用
契約者11が携帯電話サービスを利用する毎に、その利用履歴が事業者10に記録されていく。
【0046】
▲2▼利用履歴の送付(図8)
事業者10が課金管理システム15にアクセスすると、事業者処理部22は事業者用画面(図12)を事業者端末10のブラウザ10aに表示する(図8のステップA1)。事業者用画面(図12)は、利用履歴,課金先および請求の欄から成るテーブルを表示するものである。事業者10は、この事業者用画面(図12)において利用履歴を入力し履歴送信ボタンをクリックすることにより、課金管理システム15に利用履歴を送信することができる(ステップA2)。図12は白紙状態の画面であるが、これは月初等で未だ利用履歴の入力がされていない様を示すものである。
【0047】
事業者処理部22のデータ受信部34が事業者10から送られてきた利用履歴を受信すると、データベース入出力部30は利用履歴データ31としてデータベース16に格納し(ステップA3)、事業者端末10のブラウザ10aは利用履歴を事業者用画面に表示することができる(ステップA4、図13)。図13では、利用履歴欄にA,B,C,Dの利用履歴が表示されているが、携帯電話の利用について課金先の登録も請求も未だなされていないことを示している。また、利用履歴データ31がデータベース16に格納されると、事業者処理部22の格納通知部37は、電子メール11bにより契約者11に利用履歴データの格納通知をする(ステップA5)。通知を受信した契約者11は課金管理システム15にアクセスすることができる。
【0048】
▲3▼業務使用申請(図9)
契約者11が課金管理システム15にアクセスすると、契約者処理部23は契約者用画面(図16)を契約者端末11のブラウザ11aに表示する(図9のステップB1)。この場合、利用履歴データ31がデーターベース16に格納されているときは、契約者処理部23のデータベース入出力部40はデータベース16から利用履歴データ31を取得して契約者用画面に利用履歴を表示する(ステップB2、図17)。図17では、利用履歴A,B,C,Dが表示されており、使用区分欄は「個人」にディフォルトされている。
【0049】
そして、業務データ41がデーターベース16に格納されている場合には、契約者処理部23の使用区分処理部45は利用履歴データ31と業務データ41を比較して利用履歴データ31の中から業務使用のデータを検索する(ステップB3)。検索した結果、業務データ41と一致した利用履歴データ31は、使用区分欄81が「業務」に設定され、更に、使用目的欄に業務使用であることが判断できる理由(会社名、氏名等の情報)を表示し、契約者用画面の業務データ登録欄に「登録」を表示する(ステップB4、図18)。図18は、利用履歴Aについて使用目的を○○会社とした業務データ登録を申請したケースを示している。
【0050】
また、業務データ41がデーターベース16に格納されていない業務について、今後も同じ相手と業務上で携帯電話サービスを利用する場合、業務データ41をデータベース16に登録しておけば、上記のように使用区分欄へ「業務」の設定が自動化される。例えば、契約者11は、契約者用画面(図18)上で、利用履歴BおよびCについて、使用区分欄への「業務」および業務データ登録欄への設定と、使用目的欄への記入とにより、新たに業務データ41への登録を申請することができる(図19)。
【0051】
図19は、利用履歴Bについて使用目的を△△会社、利用履歴Cについて使用目的を××会社とした業務データ登録を申請したケースを示している。上述のようにして、個人使用と業務使用との振分けおよび業務データ登録申請の設定が完了したら、契約者11は、会社送信ボタンをクリックすることにより、課金管理システム15に設定したデータを送信する(ステップB5)。
【0052】
契約者処理部23は、契約者11から送られてきた上記の設定データを個人使用履歴データ42と業務使用申請データ43としてデータベース16に格納する(ステップB6)。業務使用申請データ43がデータベース16に格納されると、契約者処理部23の格納通知部48は、電子メール12bにより会社12に業務使用申請データの格納通知をする(ステップB7)。通知を受信した会社12は課金管理システム15にアクセスすることができる。
【0053】
▲4▼業務使用承認(図10)
会社12が課金管理システム15にアクセスすると、会社処理部24は、会社用画面(図22)を会社端末12のブラウザ12aに表示する(図10のステップC1)。業務使用申請データ43がデーターベース16に格納されている場合は、データベース入出力部50により業務使用申請データ43をデーターベース16から取得し会社用用画面に表示する(ステップC2、図23)。
【0054】
そして、業務データ41がデーターベース16に格納されている場合は、会社処理部24の業務使用承認処理部52は業務使用申請データ43と業務データ41を比較して業務使用申請データ43の中から業務使用のデータを検索する(ステップC3)。検索した結果、業務データ41と一致した(ステップC4でYES)業務使用申請データ43は、会社用用画面上の承認欄が「承認」に設定され(ステップC5)、承認されたことを承認理由欄に表示する。利用履歴Aについては、前述のように、業務データ41としてデーターベース16に登録されているので、業務データ登録欄が「登録」に設定される(図24)。
【0055】
一方、検索の結果、業務データ41と一致しない(ステップC4でNO)業務使用申請データ43につては、会社12は使用目的を審査して(ステップC6)、業務使用であると認める(ステップC7でYES)もの(利用履歴B)に関しては承認欄を「承認」に設定し(ステップC5)、業務使用と認められない(ステップC7でNO)もの(利用履歴C)については使用区分欄を「個人」に設定する(ステップC8)。この際、承認理由欄にそれぞれ理由を記入する。
【0056】
また、業務データ41への登録申請されているデータ(会社用画面上の業務データ登録欄が設定されているデータ)で業務データ41への登録が承認されたデータに関しては、業務データ登録欄の設定をそのままにし、登録を承認しないデータに関しては、使用区分欄を「個人」に設定するとともに、業務データ登録欄の設定を取り消す(図25)。すべての業務使用申請データ43を審査した後、契約者送信ボタンをクリックすることにより上述のデータを課金管理システムに送信する(ステップC9)。
【0057】
会社処理部24は、会社12から送られてきた上記データを業務使用承認データ51としてデータベース16に格納する(ステップ10)。業務使用承認データ51がデータベース16に格納されると、会社処理部24の格納通知部53は、電子メール11bにより契約者11に業務使用承認データ51の格納通知をする(ステップC11)。格納通知を受信した契約者11は課金管理システム15にアクセスできる。
【0058】
▲5▼課金申請(図11)
契約者11が課金管理システム15にアクセスすると、契約者処理部23は、業務使用承認データ51が格納されているので契約者用画面に承認結果を表示する(図11のステップD1、図20)。図20では、上述のようにして、利用履歴Bと利用履歴Cについての業務使用申請をしたが、利用履歴Bは業務使用として承認され、利用履歴Cは承認されなかったことを示している。契約者11は、この承認結果を承諾する場合は(ステップD2でYES)、そのままの状態で事業者送信ボタンをクリックすることにより課金管理システム15にデータを送信する(ステップD3)。
【0059】
契約者11から送られてきた上記データは、契約者処理部23の履歴チェック処理部46によるチェックを経て、課金申請処理部47によって使用区分付き利用履歴データ44としてデータベース16に格納される(ステップD4)。使用区分付き利用履歴データ44が格納されると、契約者処理部23は電子メール10bにより事業者10に使用区分付き利用履歴データ44の格納通知をする(ステップD5)。これによっても、事業者10は課金管理システム15にアクセスできる。
【0060】
一方、契約者11が承認結果を承諾しない場合は(ステップD2でNO)、再度業務使用申請(図9のステップB5)を行うことができる。この際、会社12による業務使用承認は▲4▼に述べたものと同じ手順で行われる。
【0061】
▲6▼▲7▼利用代金の請求
事業者10が課金管理システム15にアクセスすると、事業者処理部22は、使用区分付き利用履歴データ44が格納されているので事業者用画面で課金先の表示を行う(図14)。この事業者用画面では、使用区分付き利用履歴データ44の使用区分にしたがい各利用履歴ごとの課金先を課金先欄に表示している。事業者10は、請求送信ボタンをクリックすることにより課金先別の請求データを送信して利用料金の請求を行うことができる。利用料金の請求を行うと、事業者用画面に請求済みであることが表示される(図15)。
【0062】
事業者10から送られてきた上記データは、事業者処理部22の履歴チェック処理部35によりチェックを経て、請求データ生成部36によって契約者請求データ32と会社請求データ33に振り分けられてデータベース16に格納される。契約者請求データ32と会社請求データ33がデータベース16に格納されると、事業者処理部22は、電子メール11bにより契約者11、電子メール12bにより会社12に請求データの格納通知を行う。これによっても、契約者11と会社12は課金管理システム15にアクセスを行うことができる。
【0063】
▲8▼▲9▼利用代金の支払
契約者請求データ32と会社請求データ33がデータベース16に格納されているので、契約者11が課金管理システム15にアクセスすると、契約者処理部23は、契約者請求データ32を契約者用画面に表示し(図21)、会社12が課金管理システム15にアクセスすると会社処理部24は、会社請求データ33を会社用画面に表示する(図26)。図21では、請求Cは××会社のための使用に対するものであるにも拘わらず契約者請求データ32の一部として表示されている。
【0064】
これにより、契約者11と会社12は事業者10に対して、携帯電話サービスの利用代金の支払いを行うことができる。
【0065】
[処理部の詳細動作]
次に、事業者処理部22,契約者処理部23,会社処理部24それぞれにおける処理の詳細を図27,図28,図29に示すフローチャートにより説明する。
【0066】
(A)事業者処理部22を主とした説明(図27)
図27は課金管理システム15の事業者処理部22における処理を示すフローチャートである。契約者11が携帯電話サービスを利用する毎に(図2の▲1▼)、その利用履歴が事業者10に記録されていく。事業者処理部22は、利用履歴データ31が無ければ(図27のステップE1でNO)、事業者用画面を表示し(ステップE13、図12)、利用履歴の受信待ちをする(ステップE14)。
【0067】
事業者10が送信した(図8のステップA2)利用履歴を受信したら(ステップE14でYES)、事業者処理部22は利用履歴データ31をデータベース16に格納し(ステップE15)、契約者端末11に利用履歴データの格納通知をする。(ステップE16)。また、事業者用画面を事業者端末10に表示させる(ステップE17、図13)。
【0068】
一方、事業者10が課金管理システム15にアクセスした場合に、既に利用履歴データ31がデータベース16に登録されている場合には(ステップE1でYES)、事業者処理部22は図13の事業者用画面を事業者端末10に表示させる(ステップE2)。更に、使用区分付き利用履歴データ44と請求データ(契約者請求データ32または会社請求データ33)があれば(ステップE3,ステップE4でYES)事業者用画面に表示する(ステップE18,ステップE19、図15)。
【0069】
使用区分付き使用者履歴データ44は有るが請求データが無い場合は(ステップE3でYES、ステップE4でNO)、事業者処理部の履歴チェック処理部35は利用履歴データ31と使用区分付き利用履歴データ44とを比較する(ステップE5)。その結果、データ件数等が一致しなければ(ステップE5でNO)エラーを表示し(ステップE12)、データ件数等が一致すれば(ステップE5でYES)、図13の画面に、課金先(会社12または契約者11)を書き加えた使用区分付き使用者履歴データ44を事業者端末10に表示させる(ステップE6、図14)。
【0070】
事業者10は、この事業者用画面(図14)上で「請求送信」ボタンをクリックすれば、請求データが課金管理システム15へ送信される。事業者処理部22は請求データ生成要求を受信したら(ステップE7でYES)、請求データ生成部36は、事業者端末10から送られてきたデータを契約者請求データ32と会社請求データ33に振り分けてデータベース16に格納する(ステップE8,E9)。図14の例では、利用履歴欄のA,BおよびCは会社使用、Dは個人使用とされている。最後に、請求データ格納通知を契約者端末11と会社端末12に電子メールで送信して(ステップE10)、図15の事業者用画面を事業者端末10に表示させる(ステップE11)。
【0071】
(B)契約者処理部23を主とした説明(図28)
図28は課金管理システム15の契約者処理部23における処理フローチャートを示す。課金管理システム15から請求データ格納通知(図27のステップE10)を受信した契約者11が課金管理システム15にアクセスすると、契約者処理部23は契約者請求データ32を契約者端末11に表示する(図28のステップF1でYES、ステップF22、図21)。
【0072】
また、契約者11が課金管理システム15にアクセスしたとき、契約者請求データ32が無く(ステップF1でNO)、利用履歴データ格納通知(図27のステップE16)を受信していた場合は(ステップF2でYES)、契約者用画面に利用履歴を表示し(ステップF3、図17)、利用履歴データ31が無ければ契約者用画面のみを表示する(ステップF15、図16)。
【0073】
業務使用承認データ51および業務使用申請データ43が無く(ステップF4およびステップF5でNO)、業務データ41がデータベース16に格納されていない場合は(ステップF6でNO)、契約者11は、図18の画面上で、使用区分および使用目的を設定し、かつ業務に区分した項目について今後も業務使用としたい場合には業務データ登録にマークを付することによって(ステップF11)、業務使用申請データの登録要求をすることができる。
【0074】
また、業務データ41がデータベース16に格納されている場合(ステップF6でYES)、使用区分処理部45は利用履歴データ31と業務データ41を比較して、利用履歴データ31の中から業務使用の項目を検索する。この検索は、利用履歴データ31中の利用履歴欄(図16の例ではA〜D)の内容が業務データ41の内容と一致するか否かによって行う。
【0075】
その結果、利用履歴データ31が業務データ41と一致しない場合には(ステップF7でNO)、使用区分処理部45は契約者用画面上の使用区分を「個人」に設定する(ステップF17)。利用履歴データ31が業務データ41と一致する場合は(ステップF7でYES)、契約者用画面の使用区分,利用理由,業務データ登録を設定する(ステップF8,ステップF9,ステップF10)。ステップF17またはステップF10の後、ステップF11に移行する。
【0076】
上述のような契約者端末11からの業務使用申請データの登録要求を受信したら(ステップF12でYES)、業務使用申請データ登録要求業務使用申請データ52生成してデータベース16に格納し(F13)、その格納通知を会社端末12に送信する(F14)。
【0077】
契約者11から業務使用申請があると、会社12によって審査される(図10のステップC6)。その結果、承認されれば業務使用承認データ51がデータベース16に格納される(図10のステップC10)。業務使用承認データ33が無く(ステップF4でNO)、業務使用申請データ52が有る場合は(ステップF4でYES)、業務使用申請データ43を契約者画面に表示する(ステップF17、図19)。
【0078】
また、業務使用承認データ33が有る場合は(ステップF4でYES)、それを契約者画面に表示して(ステップF18、図19)、業務使用承認データ51の契約者11による承諾待ちをする(ステップF19)。業務使用承認データ51の承諾を受信したら(ステップF19でYES)、使用区分付き利用履歴データ44を生成してデータベース16に格納して(ステップF20)格納通知を事業者10に送信する(ステップF21)。
【0079】
(C)会社処理部24を主とした説明(図29)
図29は課金管理システム15の会社処理部24における処理フローチャートを示す。事業者端末10から会社使用分について利用代金の請求を受信した(図2の▲7▼)、会社12が課金管理システム15にアクセスすると、会社用画面に会社請求データ33を表示する(図29のステップG1でYES、ステップG22、図26)。
【0080】
会社請求データが無く(ステップG1でNO)、業務使用申請データ43も無い場合は(ステップG2でNO)、白紙状態の会社用画面を表示する(ステップG18、図22)。業務使用申請データ43が有る場合は(ステップG2でYES)、業務使用申請データ51を会社用画面に表示する(ステップG3、図23)。更に、業務使用承認データ51が有る場合は(ステップG4でYES)、会社用画面に表示する(ステップG19、図25)。
【0081】
業務使用承認データ51が無く、業務使用申請データ43と業務データ41が有る場合は(ステップG4,G5でYES)、両者を比較して業務データ41に該当する業務使用申請データ43を検索する(ステップG6)。業務データ41に該当する業務使用申請データ43が検出されたら、会社用画面上に「承認」を設定して(ステップG7、図24)、承認理由と業務データ登録を表示する(ステップG8)。業務データ41が無い場合(ステップG5でNO)、または業務データ41に該当する業務使用申請データ43が検出されない場合は(ステップG6でNO)、ステップG7およびステップG8はバイパスされる。
【0082】
次に、「承認」が設定されたものも含めて全ての業務使用申請データ43について、会社12が申請内容を審査する(ステップG9)。その結果、審査をパスすれば(ステップG10でYES)、会社用画面上に「承認」を設定する(ステップG11、図25)。更に、業務データ登録要求が設定されている場合は(ステップG12でYES)、業務使用申請データ43を業務データ41としてデータベース16に格納する(G13)。
【0083】
一方、審査をパスしない(ステップG10でNO)、承認しない業務使用申請データ43については、会社12により使用区分を「個人」に設定して(G20)、業務データ41の登録を取り消す(G21、図25)。
【0084】
申請審査をパスするか否かに関わらず、会社12により承認理由が会社用画面上で入力される(ステップG14、図25)。また、会社12からの業務使用承認データ登録要求を受信したら(ステップG15でYES)、使用承認データ53を生成してデータベースに格納し(C16)、その格納通知を契約者端末11に送信する(G17)。
【0085】
【発明の他の実施例】
以上の実施例は、携帯電話サービスによる利用代金の振分処理を取り上げているが、本発明はこれに限られることなく、広く、サービスの利用とその利用代金の支払い時期が異なるシステムにおける利用代金の振分処理に適用できる。したがって、クレジットカードにより業務使用の交通費を支払い、後日会社等の団体に対して公用交通費の請求を行うシステムにおいても適用可能である。
【0086】
また、以上に説明した電話料金振分請求処理の方法は、課金管理システム、あるいは、課金管理システムの内の事業者処理部,契約者処理部,会社処理部を構成するコンピュータにおいてプログラムを実行することによっても行うことができる。それらのプログラムはコンピュータを制御し、図8〜図11および図27〜図29に示したフローチャートで表された処理と同様な処理を行わせる。
【0087】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、携帯電話サービスの利用履歴を元に契約者が課金先を設定できる構成としたため、利用の実態を反映した情報課金先を振分処理が可能となるので、携帯電話サービスの利用代金の振分処理を正確に制御できるという第1の効果を得ることができる。
【0088】
また、携帯電話サービスの利用履歴の全部を知ることができるのは、事業者と契約者であり、振分先としての会社等に対しては業務使用分しか通知されないため、プライバシーの保護ができるという第2の効果も得ることができる。
【0089】
更に、インターネットを経由して課金管理システムにアクセスする構成としたため、時間と場所を選ばず課金システムにアクセスすることができるという第3の効果も得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話料金振分請求処理システムの一実施例を示すブロック図
【図2】図1に示した電話料金振分請求処理システムにおける携帯電話の通話利用から利用料金の支払いまでの流れを示す概念図
【図3】図1に示した電話料金振分請求処理システムにおける課金管理システム15のブロック図
【図4】図3に示した課金管理システム15における事業者処理部の詳細ブロック図
【図5】図3に示した課金管理システム15における契約者処理部の詳細ブロック図
【図6】図3に示した課金管理システム15における会社処理部の詳細ブロック図
【図7】図1に示した電話料金振分請求処理システムにおけるデータベース16の格納内容を示す図
【図8】図2における▲2▼利用履歴の送信の手順を示すフローチャート
【図9】図2における▲3▼業務使用申請の手順を示すフローチャート
【図10】図2における▲4▼業務使用承認の手順を示すフローチャート
【図11】図2における▲5▼課金申請の手順を示すフローチャート
【図12】白紙状態の事業者用画面のイメージ図
【図13】利用履歴が表示された事業者用画面のイメージ図
【図14】利用履歴および課金先が表示された事業者用画面のイメージ図
【図15】利用履歴,課金先および請求が表示された事業者用画面のイメージ図
【図16】白紙状態の契約者用画面のイメージ図
【図17】利用履歴が表示された契約者用画面のイメージ図
【図18】利用履歴および登録されている使用区分が表示された契約者用画面のイメージ図
【図19】業務使用申請データが表示された契約者用画面のイメージ図
【図20】承認されなかった業務使用申請データが表示された契約者用画面のイメージ図
【図21】契約者請求画面のイメージ図
【図22】白紙状態の会社用画面のイメージ図
【図23】業務使用申請データが表示された会社用画面のイメージ図
【図24】承認された業務使用申請データが表示された会社用画面のイメージ図
【図25】承認されなかった業務使用申請データが表示された会社用画面のイメージ図
【図26】会社請求画面のイメージ図
【図27】事業者処理部の処理フローチャート
【図28】契約者処理部処理フローチャート
【図29】会社処理部処理フローチャート
【符号の説明】
10    事業者端末
11    契約者端末
12    会社端末
13    インターネット
14    WEBサーバ
15    課金管理システム
16    データベース
20    ブラウザデータ受信処理部
21    使用者識別部
22    事業者処理部
23    契約者処理部
24    会社処理部業務使用承認
25    ブラウザデータ送信処理部
26    通知処理部
30    データベース入出力部
31    利用履歴データ
32    契約者請求データ
33    会社請求データ
34    データ受信部
35    履歴チェック部
36    請求データ生成部
37    格納通知部
40    データベース入出力部
41    業務データ
42    個人使用履歴データ
43    業務使用申請データ
44    使用区分付き利用履歴データ
45    使用区分処理部
46    履歴チェック処理部
47    課金申請処理部
48    格納通知部
50    データベース入出力部
51    業務使用承認データ
52    業務使用承認処理部
53    格納通知部
10a   ブラウザ
10b   電子メール
11a   ブラウザ
11b   電子メール
12a   ブラウザ
12b   電子メール

Claims (5)

  1. 利用とその代金の支払い時期が異なるサービスにおける利用代金の振分請求処理システムにおいて、
    前記サービスの利用履歴データをデータベースに格納する手段と、
    前記利用履歴データについて業務使用データの検索をする手段と、
    前記検索の結果に対する前記サービスの契約者からの申請により前記利用履歴データを私用と公用に振り分ける手段と、
    前記公用先の承認を経て前記振分け結果を前記データベースに格納する手段と、
    前記データベースに格納された振分けに基づいて前記契約者と前記公用先に対してサービス利用代金の請求をする手段とを有することを特徴とするサービス利用代金の振分請求処理システム。
  2. 利用とその代金の支払い時期が異なるサービスにおける利用代金の振分請求処理システムにおいて、
    前記サービスを提供する事業者の端末と、前記サービスの契約者の端末と、前記契約者が属する会社の端末と、ウエブサーバに構築された課金管理システムとがインターネットで接続され、課金管理システムは、
    前記事業者端末から送られてくるサービスの利用履歴データをデータベースに格納する手段と、
    前記データベースに格納されている業務データにより前記利用履歴データについて個人使用か業務使用かを判別する手段と、
    前記利用履歴データについて前記契約者端末で業務使用申請データを設定させる手段と、
    前記業務使用申請データについて前記会社端末で承認を得る手段と、
    前記承認により前記業務使用承認データを生成して前記データベースに格納する手段と、
    前記業務使用承認データについて前記契約者端末で承諾を得る手段と、
    前記判別,承認および承諾により前記利用履歴データについて使用区分付き利用履歴データを生成する手段と、
    前記使用区分付き利用履歴データに基づいて契約者請求データと会社請求データを振り分けて前記データベースに格納する手段とを有し、
    前記契約者端末では前記契約者請求データ、前記会社端末では前記会社請求データを表示できることを特徴とするサービス利用代金の振分請求処理システム。
  3. 前記契約者端末から前記課金管理システムに対して前記業務データへの登録申請をすると、前記会社端末における審査を経て前記データベースに登録されることを特徴とする請求項2に記載のサービス利用代金の振分請求処理システム。
  4. 利用とその代金の支払い時期が異なるサービスにおける利用代金の振分請求処理方法であって、
    前記サービスを提供する事業者の端末と、前記サービスの契約者の端末と、前記契約者が属する会社の端末と、ウエブサーバに構築された課金管理システムとがインターネットで接続し、
    前記事業者端末から送られてくるサービスの利用履歴データをデータベースに格納する手順と、
    前記データベースに格納されている業務データにより前記利用履歴データについて個人使用か業務使用かを判別する手順と、
    前記利用履歴データについて前記契約者端末で業務使用申請データを設定させる手順と、
    前記業務使用申請データについて前記会社端末で承認を得る手順と、
    前記承認により前記業務使用承認データを生成して前記データベースに格納する手順と、
    前記業務使用承認データについて前記契約者端末で承諾を得る手順と、
    前記判別,承認および承諾により前記利用履歴データについて使用区分付き利用履歴データを生成する手順と、
    前記使用区分付き利用履歴データに基づいて契約者請求データと会社請求データを振り分けて前記データベースに格納する手順とを有し、
    前記契約者端末では前記契約者請求データ、前記会社端末では前記会社請求データを表示できることを特徴とするサービス利用代金の振分請求処理方法。
  5. 利用とその代金の支払い時期が異なるサービスを提供する事業者の端末,前記サービスの契約者の端末および前記契約者が属する会社の端末とインターネットで接続されたウエブサーバを構成するコンピュータにおいて実行されるプログラムであって、、
    前記事業者端末から送られてくるサービスの利用履歴データをデータベースに格納する機能と、
    前記データベースに格納されている業務データにより前記利用履歴データについて個人使用か業務使用かを判別する機能と、
    前記利用履歴データについて前記契約者端末で業務使用申請データを設定させる機能と、
    前記業務使用申請データについて前記会社端末で承認を得る機能と、
    前記承認により前記業務使用承認データを生成して前記データベースに格納する機能と、
    前記業務使用承認データについて前記契約者端末で承諾を得る機能と、
    前記判別,承認および承諾により前記利用履歴データについて使用区分付き利用履歴データを生成する機能と、
    前記使用区分付き利用履歴データに基づいて契約者請求データと会社請求データを振り分けて前記データベースに格納する機能とを前記コンピュータに行わせることを特徴とするプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007295398A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Motion:Kk 電話管理サーバ、電話管理サーバの制御方法および制御プログラム
JP2020149624A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 Nttファイナンス株式会社 Web明細編集システム、Web明細編集方法およびプログラム

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