JP2004042883A - Bumper device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、改良されたクラッシュボックスを有するバンパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の衝突時の乗員への衝撃力を緩和するため、バンパ装置が用いられる。バンパ装置は、バンパリィンフォースと車体側のサイドメンバーとの間にクラッシュボックスを配設し、車両の衝突時、バンパリィンフォースとクラッシュボックスとの塑性変形により、衝突時の衝撃エネルギーを吸収し、サイドメンバーの変形や破損を防止している。
【0003】
クラッシュボックスの一例が特開平11−173357号公報或いは米国特許第6231095号明細書に開示される。この公知例は、パイプ材の一端を折り返して反転部(ターニング部)を作り、反転部の周縁を車体のサイドメンバー側の部材に固定し、パイプ材の前端開口縁をバンパリィンフォース側の部材に固定する構成のものである。
この例では、車両の衝突時、反転部が軸方向に移動し、パイプ材の本体部を順次塑性変形させ、その軸方向の長さを短くしていくことで、衝撃エネルギーを吸収している。
【0004】
さらに、特開2002−356134号公報に開示される例は、クラッシュボックスをバンパリィンフォース(バンパビーム)の前壁部の内面からサイドメンバーに向かって段階的にその径を小さくする円筒体より構成している。この例では、クラッシュボックスの底部をバンパリィンフォースの前壁部の内面に結合し、小径の後端部をサイドメンバーの取付(蓋)板に溶着させている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−173357号公報
【特許文献2】
米国特許第6231095号明細書
【特許文献3】
特開2002−356134号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
公知例は、断面円形のパイプ材を用い反転部を設ける加工をしているのみであるから、曲げ強度に弱い構成となっている。
知られる如く、車両の衝突は、バンパリィンフォースにあらゆる方向からの衝撃力を加えることから、クラッシュボックスに加わる荷重は軸線方向のみの荷重とは限らない。即ち、クラッシュボックスの軸線方向に対し、斜めの方向からの荷重がクラッシュボックスに作用することが多々見られる。
この場合、クラッシュボックスを構成するパイプ材は、反転部と前端との間で簡単に折れ曲がり、塑性変形による期待される衝撃エネルギー吸収効果が得られない。
【0007】
前述した特開2002−356134号公報の例では、クラッシュボックスの前端部をバンパリィンフォースの前壁部の内面に結合していることからクラッシュボックスの背が高くかつ根元の小径部をサイドメンバーの取付板に溶着していることから、車両の走行時のバンパリィンフォースの揺れが大きく、車両衝突時のエネルギー吸収線図(ストロークと荷重との関係)が段階的となり、エネルギーロスが大きくかつ車両の変形量(ストローク)が増える。
【0008】
それ故に、本発明は、前述した従来技術の不具合を解消させることを解決すべき課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述した課題を解決するために、クラッシュボックスの断面形状が、車両の幅方向の最大長さXと上下方向の最大長さYとの比、Y/Xを1.5〜2.4とする技術手段を基本的に採用する。
この手段の採用は、クラッシュボックスへの衝撃力の作用方向に関係なく、軸方向成分による塑性変形を可能にし、クラッシュボックスの横方向への変形や折れは無い。
【0010】
好ましくは、クラッシュボックスを鋼板の深絞りにより成形する。鋼板の深絞り成形は、クラッシュボックスに加工硬化を付与し、横曲げ強度を高め、斜め方向からの衝撃力に対し、強い抵抗を示す。
【0011】
本発明によれば、車両のバンパリィンフォースとサイドメンバーとの間に配されるクラッシュボックスを少なくとも有するバンパ装置において、クラッシュボックスが底部付きの管体と、管体の開口縁より側方に延在するフランジを含み、管体の断面形状が車両の幅方向の最大寸法Xと、上下方向の最大寸法Yとの比、Y/Xが1.5〜2.4の範囲にあることを特徴とするバンパ装置が提供される。
【0012】
さらに、本発明によれば、車両のバンパリィンフォースとサイドメンバーとの間に配されるクラッシュボックスを少なくとも有するバンパ装置において、クラッシュボックスが鋼板の深絞り成形により得られた底部付きの管体と、管体の開口縁より側方に延在するフランジを含み、管体の断面形状が車両の幅方向の最大寸法Xと、上下方向の最大寸法Yとの比、Y/Xが1.5〜2.4の範囲にあることを特徴とするバンパ装置が提供される。
【0013】
さらに、本発明は、クラッシュボックスの変形の起点をバンパリィンフォース側に設定しかつクラッシュボックスの後壁部にクラッシュボックスの先端部を結合する技術的手段を採用する。
この手段の採用は、クラッシュボックスの根元部即ちサイドメンバー側の径を小さくさせる必要がなく、かつクラッシュボックスの背を高くする必要がなく、車両の走行時のバンパリィンフォースの上下方向の振れを抑えることができる。
【0014】
本発明によれば、車両のバンパリィンフォースとサイドメンバーとの間に配されるクラッシュボックスを少なくとも有するバンパ装置において、クラッシュボックスが管体と、車両の衝突時変形の起点となりかつサイドメンバー側に谷部となっている変形部を含み、管体の断面形状が車両の幅方向の最大寸法Xと、上下方向の最大寸法Yとの比、Y/Xが1.5〜2.4の範囲にあることを特徴とするバンパ装置が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】
車両のバンパ装置を構成するクラッシュボックス1は、たとえば、SPC270材の鋼板(板厚:1.8〜2.9mm)を深絞りすることで成形される底部3付きの管体2を有し、管体2の開口縁には側外方に延在するフランジ4が一体に形成される。
フランジ4は、車体側のサイドメンバー5の取付片5−1に固定され、底部3がバンパリィンフォース6に固定される。管体2のサイドメンバー5の取付片5−1とバンパリィンフォース6への固定はボルト(図示なし)を用いる。
【0016】
管体2とフランジ4との結合部は、バンパリィンフォース6側に谷部となった反転部としての変形部7を形成する。この変形部7は円弧状とすると良い。
クラッシュボックス1を鋼板の深絞り成形により構成することにより、クラッシュボックス1は加工硬化を受け強度が向上する。
【0017】
図2に、管体2の断面を示すが、管体2は、車両の幅方向の最大寸法Xと、上下方向の最大寸法Yとの比、Y/Xを1.5〜2.4の範囲とする。RはX/2としている。
Y/Xを1.5以下とすると、荷重方向30°(角度)振り入力で管体2に曲げが発生し、Y/Xを2.4以上とすると、管体2の塑性変形による衝撃エネルギー吸収前にサイドメンバーに変形が見られ、好ましくない。
SPC270材の鋼板のものを深絞り加工し、Y/Xを1.7、高さ150mmの管体2を形成した。これにより管体2の円筒部の板厚はやや薄くなり、フランジ4の板厚が増加し、さらに、加工硬化により材料強度が2倍以上に増加していることを確認した。このような機械的強度の増加が衝撃荷重による管体2の曲げ変形に強い抵抗を示すことも確認した。
【0018】
図2に示すように、管体2はサイドメンバー5の中空部内に位置し、フランジ4は取付片5−1に4ヶ所で固定される。
深絞り加工によりフランジ4の板厚は増加し、取付強度は向上する。サイドメンバー5の中空部も上下方向の寸法が車両幅方向の寸法より大となっており、管体2に作用する荷重は、サイドメンバー5に均等に分散して伝達させられ、特定個所への集中荷重という現象はない。
【0019】
図2の例では、管体2の断面は、上下のX/2の半径(R)の円を直線で結んだ長円であるが、図3のように、上下のRの円弧を直線で結ぶ四角形としてもよい。Rは2.3mm以上X/2以下とする。
図4の例の管体2の断面は変形六角形であるが、各辺をR>2.3mmの円弧で結んでいる。
図5の例は、断面を楕円とした管体2の例である。
図3乃至図5の例においても、Y/Xの比は1.5〜2.4の範囲とする。
【0020】
図1に示すように、バンパリィンフォース6に衝突による荷重(F)が作用すると、変形部7を起点とする塑性変形が生じ、管体2が順次サイドメンバー5の内部へと入り込んでいき、バンパリィンフォース6がフランジ4に接近していく。このような管体2の塑性変形、即ち、管体2が新たな円弧状の変形部7を作りながら、この変形部7をサイドメンバー5の内部へと送り込んでいく塑性変形が生じる。
このような塑性変形は、図6に示すストローク・荷重線図において荷重上限に沿う直線形状の変形を示し、短いストロークで、高エネルギー吸収が可能である。
図2乃至図5に示す各断面形状の管体2のストローク・荷重線図の上下を図6に示す。図2乃至図5の例、即ち1.5≦Y/X≦2.4の寸法関係の断面形状の管体はほぼ同一のストローク・荷重線図を示す。
【0021】
図7に示すクラッシュボックス1の例は、図1に示す例とほぼ同じ構成の管体2を用いているが、その変形部7をバンパリィンフォース6側に配したものである。サイドメンバー5の先端開口部には、サイドメンバー5の開口部に入る凹部8を有する蓋板9がサイドメンバー5の取付片5−1に固定される。
バンパリィンフォース6は、サイドメンバー5側に谷部となった変形部7をその内部に位置させ、フランジ4をバンパリィンフォース6の後壁部の外面に接触させる開口部10を有す。管体2の底部3は、蓋板9の凹部8内に位置する。
【0022】
図7に示す例では、管体2の底部3を蓋板9の凹部8に接触させた状態で、サイドメンバー5の側方より少なくとも3本のボルトを管体2の内側のナットへと締め付けることで、サイドメンバー5に管体2を固定させる。蓋板9はサイドメンバー5の取付片5−1に固定させる。
管体2のフランジ4は、バンパリィンフォース6の後壁部の外面にボルト止めされる。
【0023】
車両の衝突により荷重がバンパリィンフォース6に作用すると、変形部7を起点とするクラッシュボックス1の変形(図7に仮想線で示す)が生じ、管体2が順次バンパリィンフォース6内へと入り込み、バンパリィンフォース6がサイドメンバー5に接近していく。このような管体2の塑性変形、即ち、管体2が新たな円弧状の変形部7を作りながら変形していく仮想線で示す塑性変形が生じる。該塑性変形は図6に示すストローク・荷重線図となり、高エネルギー吸収を可能にする。
【0024】
図8に示す例は、管体2の変形部7−1をバンパリィンフォース6の開口部10の外側に位置させ、かつ側外方へ延在する段部としての変形部7−1を形成している。変形部7−1は大径部を介してフランジ4へとつづく。
段部としての変形部7−1は、管体2の内径のほぼ1/10から1/15の寸法の径の円弧面を介して管体2の本体側へとつづく。他の構成は図7の例と同じである。
【0025】
図8に示す例においても、車両の衝突により荷重がバンパリィンフォース6に作用すると変形部7−1を起点とする仮想線で示す塑性変形が生じ、即ち、図8の例も図7の例と同じく車両の衝突時変形部7−1が、新たな変形部を作りながらこの新しい変形部をバンパリィンフォース6内へと送り込んでいく。かくして、図8の例においても、図6に示すストローク・荷重線図が得られる。
【0026】
図7と図8に示す管体2の断面形状は、図3乃至図5に示すものが用いられるが、断面円形のものでもよい。
しかし、図7と図8に示すクラッシュボックス1も、図1と図2に示す例の如く、たとえば、SPC270材の鋼板を深絞りすることで成形される。
管体2のサイドメンバー5への固定は、サイドメンバー5の側方から蓋板9を介して管体2の内面に固定したナットにボルトを通す手段、或いは溶接によってなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例のバンパ装置の断面図である。
【図2】図1の矢視II−IIより見た断面図である。
【図3】管体の第2変形例を示す断面図である。
【図4】管体の第3変形例を示す断面図である。
【図5】管体の第4変形例を示す断面図である。
【図6】ストローク・荷重の関係を示すグラフ図である。
【図7】管体の変形部をバンパリィンフォース側に配した例の断面図である。
【図8】管体の変形部を別の形状とした例の断面図である。
【符号の説明】
1 クラッシュボックス
2 管体
3 底部
4 フランジ
5 サイドメンバー
6 バンパリィンフォース
7,7−1 変形(反転)部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a bumper device having an improved crash box.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A bumper device is used to reduce an impact force on an occupant at the time of a vehicle collision. The bumper device arranges a crash box between the bumper reinforce and the side member on the vehicle body side, absorbs the impact energy at the time of collision by plastic deformation between the bumper reinforce and the crash box, Prevents deformation and breakage of side members.
[0003]
One example of the crash box is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-173357 or U.S. Pat. In this known example, one end of a pipe material is turned up to form a reversing portion (turning portion), a peripheral edge of the reversing portion is fixed to a member on a side member side of a vehicle body, and a front end opening edge of the pipe material is a member on a bumper reinforce side. It is a configuration of fixing to.
In this example, at the time of collision of the vehicle, the reversing part moves in the axial direction, plastically deforms the main body of the pipe material sequentially, and shortens the length in the axial direction, thereby absorbing the impact energy. .
[0004]
Further, in the example disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-356134, the crash box is constituted by a cylindrical body whose diameter gradually decreases from the inner surface of the front wall of the bumper reinforce (bumper beam) toward the side member. ing. In this example, the bottom of the crush box is connected to the inner surface of the front wall of the bumper reinforce, and the rear end of the small diameter is welded to the mounting (lid) plate of the side member.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-11-173357 [Patent Document 2]
US Pat. No. 6,310,095 [Patent Document 3]
JP, 2002-356134, A
[Problems to be solved by the invention]
In the known example, since only a process of providing a reversal portion using a pipe material having a circular cross section is performed, the configuration is weak in bending strength.
As is known, a vehicle collision applies an impact force to the bumper reinforce from all directions, so that the load applied to the crash box is not limited to only the axial direction. That is, it is often observed that a load obliquely acts on the crash box with respect to the axial direction of the crash box.
In this case, the pipe material constituting the crush box is easily bent between the inverted portion and the front end, and the expected impact energy absorbing effect by plastic deformation cannot be obtained.
[0007]
In the example of JP-A-2002-356134 described above, the front end of the crash box is joined to the inner surface of the front wall of the bumper reinforce, so that the crush box is tall and the small-diameter portion at the base is formed by the side member. Since it is welded to the mounting plate, the swing of the bumper reinforce during running of the vehicle is large, the energy absorption diagram (relation between stroke and load) at the time of vehicle collision becomes stepwise, and the energy loss is large and the vehicle The amount of deformation (stroke) increases.
[0008]
Therefore, an object of the present invention is to solve the above-described disadvantages of the related art.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, in order to solve the above-described problem, the cross-sectional shape of the crash box is such that the ratio of the maximum length X in the width direction of the vehicle to the maximum length Y in the vertical direction, Y / X, is 1.5 to 2 .4 technical means are basically adopted.
The adoption of this means enables the plastic deformation due to the axial component regardless of the direction of the impact force applied to the crash box, and there is no lateral deformation or breakage of the crash box.
[0010]
Preferably, the crush box is formed by deep drawing of a steel plate. Deep drawing of steel sheet imparts work hardening to the crush box, increases lateral bending strength, and shows strong resistance to impact force from oblique directions.
[0011]
According to the present invention, in a bumper device having at least a crash box disposed between a bumper reinforce and a side member of a vehicle, the crash box extends to a tube with a bottom and a lateral side from an opening edge of the tube. The cross-sectional shape of the tubular body includes the existing flange, and the ratio of the maximum dimension X in the width direction of the vehicle to the maximum dimension Y in the vertical direction, Y / X is in the range of 1.5 to 2.4. Is provided.
[0012]
Further, according to the present invention, in a bumper device having at least a crash box disposed between a bumper reinforce and a side member of a vehicle, the crash box has a bottomed tubular body obtained by deep drawing of a steel plate. And a flange extending laterally from the opening edge of the tubular body, wherein the sectional shape of the tubular body is the ratio of the maximum dimension X in the width direction of the vehicle to the maximum dimension Y in the vertical direction, and Y / X is 1.5. A bumper device is provided that is in the range of ~ 2.4.
[0013]
Further, the present invention employs technical means for setting the starting point of the deformation of the crash box on the bumper reinforce side and connecting the tip of the crash box to the rear wall of the crash box.
The adoption of this means eliminates the need to reduce the diameter of the base of the crash box, that is, the side member side, and eliminates the need to increase the height of the crash box, and reduces the vertical deflection of the bumper reinforce when the vehicle is running. Can be suppressed.
[0014]
According to the present invention, in a bumper device having at least a crash box disposed between a bumper reinforce and a side member of a vehicle, the crash box serves as a starting point of a tube and a deformation at the time of collision of the vehicle and on a side member side. Including the deformed portion that is a valley portion, the cross-sectional shape of the pipe body is the ratio of the maximum dimension X in the width direction of the vehicle to the maximum dimension Y in the vertical direction, and Y / X is in the range of 1.5 to 2.4. , A bumper device is provided.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The
The
[0016]
The joint portion between the
By configuring the
[0017]
FIG. 2 shows a cross section of the
When Y / X is 1.5 or less, bending occurs in the
The SPC270 steel plate was deep drawn to form a
[0018]
As shown in FIG. 2, the
By the deep drawing, the thickness of the
[0019]
In the example of FIG. 2, the cross section of the
The cross section of the
The example of FIG. 5 is an example of the
3 to 5, the Y / X ratio is in the range of 1.5 to 2.4.
[0020]
As shown in FIG. 1, when a load (F) due to a collision acts on the bumper reinforce 6, plastic deformation starts from the
Such plastic deformation indicates a linear deformation along the load upper limit in the stroke / load diagram shown in FIG. 6, and a high energy absorption is possible with a short stroke.
FIG. 6 shows upper and lower stroke / load diagrams of the
[0021]
The example of the
The bumper reinforce 6 has an
[0022]
In the example shown in FIG. 7, at least three bolts are tightened from the side of the
The
[0023]
When a load acts on the bumper reinforce 6 due to the collision of the vehicle, deformation of the
[0024]
In the example shown in FIG. 8, the deformed portion 7-1 of the
The deformed portion 7-1 as a step portion continues to the main body side of the
[0025]
In the example shown in FIG. 8 as well, when a load acts on the bumper reinforce 6 due to the collision of the vehicle, plastic deformation indicated by a virtual line starting from the deformed portion 7-1 occurs. In the same manner as described above, the vehicle deformation part 7-1 sends the new deformation part into the bumper reinforce 6 while creating a new deformation part. Thus, also in the example of FIG. 8, the stroke / load diagram shown in FIG. 6 is obtained.
[0026]
The sectional shape of the
However, the
The
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view of a bumper device according to an example of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line II-II in FIG.
FIG. 3 is a sectional view showing a second modification of the tube.
FIG. 4 is a sectional view showing a third modified example of the tubular body.
FIG. 5 is a sectional view showing a fourth modification of the tube.
FIG. 6 is a graph showing a relationship between a stroke and a load.
FIG. 7 is a cross-sectional view of an example in which a deformed portion of a tube is disposed on a bumper reinforce side.
FIG. 8 is a cross-sectional view of an example in which a deformed portion of a tubular body has another shape.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (9)
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