JP2004041705A - リラクゼーションソール及びそのソールを備えたシューズ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、リラクゼーションソール(1)であって、上面(5b)及び底面(5a)を有し、少なくとも底面(5a)に開口するハウジング(8)を副踵骨支持領域(2)に含むソール本体(5)と、このソール本体(5)のハウジング(8)内に配置された弾性変形可能な構造体(7)と、ソール本体(5)及び弾性構造体の上面を覆うスキン(10)と、を有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用者に満足感を与えるのに適したリラクゼーションソールに関する。ソールはシューズ内に配置されるものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、既存のリラクゼーションソール、特に仏国特許第2765779号に記載されたソールを特に改良しようとするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上面及び底面を有し、少なくとも底面に開口するハウジングを副踵骨支持領域に含むソール本体と、ソール本体のハウジング内に配置された弾性変形可能な構造体と、ソール本体及び弾性構造体の上面を覆うスキンと、を有することを特徴とする新規なリラクゼーションソールによってこの改良を達成する。
【0004】
本発明の好ましい実施形態では、ソール本体のハウジングはソール本体の上面に開口し、弾性構造体はソール本体を覆うスキンと協働して、わずかな膨らみを形成するように構成されている。
【0005】
ソール本体のハウジング内に弾性構造体が存在することにより、足の甲が前方へ出されることに相当するはね返り効果を生じて、使用者の満足度に寄与する動的効果を引き起こす副踵骨支持体を得るのを容易にする。
【0006】
特に、ハウジングが貫通ハウジングであるとき、ソール本体の少なくとも厚さ全体にわたって延びる弾性構造体をそこに配置することが可能である。仏国特許第2765779号では、副踵骨支持体の弾性特性が、ソール本体上にオーバーモールドされたエラストマー要素によって与えられている。その結果、大きなはね返り効果から利益を得るために、この要素の厚さは比較的大きくする必要がある。製造上の理由のために、要素が要求されるよりも小さな弾力性を呈している場合、ソールは履き心地が悪くなり、このことは意図した目的に反する。
【0007】
本発明では、弾性構造体は、上記の問題を回避しながら、大きなはね返り効果を与えることのできる比較的大きい厚さを呈しているのがよい。たとえ弾性構造体が意図した弾力性よりも小さい弾力性を偶然にも呈しているとしても、有効な高さの膨らみがないときにも不快を生じさせない。
【0008】
弾性構造体は、例えば弾性変形可能な材料のブロックによって構成されるのがよい。変形例として、構造体は多層構造体、すなわち、弾性変形可能な材料の少なくとも1つの層を備えた二層構造体であってもよい。
【0009】
本発明の実施形態では、弾性構造体は、ラテックス発泡体とラテックス発泡体の中に分散されたコルクの粒子とによって作られた弾性変形可能な材料からなる。この材料はソール本体の硬さよりも小さい硬さを呈している。
弾性構造体は接着剤によってソール本体のハウジング内に保持されるのがよいが、本発明の範囲を超えなければ他の固定方法を使用してもよい。
副踵骨支持領域における膨らみの高さは、例えば0.1mmから3mmの範囲にあるのがよく、好ましくは、約1mmである。
【0010】
本発明の実施形態では、ソールは、最初の2つの中足骨の下の支持領域で、又は最後の3つの中足骨のヘッドの下の支持領域で、もしくは両方の領域で同時に、ソール本体とスキンとの間にはさまれた1つ又は2つ以上のインサートを含む。
上記インサートは、凝集コルクの1枚又は2枚以上のシートからなるのがよい。
ソール本体は、プラスチック材料発泡体、例えばショアーA特性が30から50の範囲にある硬さ及び100kg/m3に近い密度を有するポリエチレン発泡体で作られるのがよい。
【0011】
本発明の実施形態では、スキンは、フィルム、特に可洗性不織布のフィルムで覆われた発泡体の層、特にポリエチレンの層からなる。
スキンは抗細菌処理又は抗菌処理を受けるのがよい。
ソールの長手方向軸線と垂直な平面における断面では、ソール本体の厚さはほぼ一定であるのがよい。
踵領域では、ソールは、弾性構造体の存在と関連した膨らみを除いてほぼ平らである上面を呈しているのがよい。
【0012】
本発明は、上記のようなリラクゼーションソールを備えたシューズを提供する。
【0013】
本発明は、限定しない実施形態の以下の詳細な説明を読み、添付図面を検討するとき、よりよく理解することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、副踵骨支持体2と、最初の2つの中足骨の下の支持体3と、最後の3つの中足骨のヘッドの下の支持体4と、を有する本発明によるソール1を示す。支持体2,3の位置に関するさらなる詳細については、本明細書中に内容を援用している仏国特許第2765779号を参照するのがよい。
図示した例では、副踵骨支持領域2は、長線を支持体の前面に向けた実質的に卵形である。
【0015】
特に図3に示すように、ソール1はポリエチレン発泡体、例えば供給業者ポドフランスによってポドフォーム(登録商標)XA800という名称で販売されている発泡体で作られたソール本体5を有し、この発泡体は洗えて、防腐性であり、良好な支持及びたわみ特性、良好な機械的強度、良好な断熱性、化学薬品に対する良好な耐性を示し、触ってみると柔軟性の感触を与える。
【0016】
ソール本体5は副踵骨支持領域2に貫通ハウジング6を有し、上記ハウジングはその底面5a及びその上面5bに開口している。
ハウジング6は、支持体2に大きなはね返り効果を与える弾性変形可能な構造体7を受け入れる。
説明した例では、構造体7はコルクの粒子を含有するラテックス発泡体のブロックによって構成されている。
【0017】
図3でわかるように、構造体7はソール本体5の上面5bに接着するスキン10と協働して、約1mmの高さhの膨らみ8を形成する。
スキン10は、図4に概略的に示すように、ポリエチレン発泡体の薄層12で裏打ちされた不織布11からなる。このスキン10は湿気の変動に比較的鈍感であり、抗細菌性及び抗菌特性を示す。
構造体7はハウジング6内に挿入され、その中に接着剤によって保持される。支持体3,4は、対応する領域に凝集コルク15の2枚のシートを配置することによって得られ、そのシートは、図2に示すように、ソール本体5とスキン10との間にはさまれている。
【0018】
本発明が上述した実施形態に限定されないこと当然である。
構造体7をハウジング6に挿入するかわりに、例えば、発泡体をハウジング6内に直接射出することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるソールの概略的な部分平面図である。
【図2】図1のソールの概略的な部分側面図である。
【図3】図1のソールの線III−IIIによる概略的な部分断面図である。
【図4】図1のソールのスキンの概略的な部分断面図である。
【符号の説明】
1 ソール
2 副踵骨支持体
3,4 支持体
5 ソール本体
5a 底面
5b 上面
6 貫通ハウジング
7 弾性変形可能な構造体
8 膨らみ
10 スキン
11 不織布
12 ポリエチレン発泡体の薄層
15 凝集コルク
Claims (10)
- 上面及び底面を有し、少なくとも底面(5a)に開口するハウジングを副踵骨支持領域(2)に含むソール本体(5)と、
ソール本体のハウジング内に配置された弾性変形可能な構造体(7)と、
ソール本体及び弾性構造体の上面(5b)を覆うスキン(10)と、
を有することを特徴とする、リラクゼーションソール(1)。 - 弾性構造体(7)は弾性変形可能な材料のブロックによって構成されることを特徴とする、請求項1に記載のソール。
- 弾性変形可能な材料はコルクの粒子を含有するラテックス発泡体によって構成されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のソール。
- 弾性構造体は接着剤によってハウジング(8)内に保持されることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のソール。
- 弾性構造体(7)はスキン(10)と協働し、副踵骨支持領域に膨らみ(8)を形成し、膨らみの高さ(h)は0.1mmから3mm、好ましくは約1mmの範囲にあることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のソール。
- 最初の2つの中足骨の下の支持領域(3)、又は最後の3つの中足骨のヘッドの下の支持領域(4)、又は両方の領域で同時に、ソール本体とスキンとの間にはさまれた1つ又は2つ以上のインサートを含むことを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のソール。
- インサートは凝集コルク発泡体の1枚又は2枚以上のシートからなることを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のソール。
- ソール本体(5)は、プラスチック材料発泡体、特にショアーA特性が30から50の範囲にある硬さ及び約100kg/m3の密度を有するポリエチレン発泡体で作られることを特徴とする、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のソール。
- スキンはフィルム(11)、特に不織布のフィルムで覆われた発泡体の薄層(12)、特にポリエチレン発泡体の薄層からなることを特徴とする、請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のソール。
- ソールの長手方向軸線と垂直な平面における断面は、ほぼ一定である厚さを呈していることを特徴とする、請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のソール。
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