JP2004040758A - 高速パケットデータ伝送システムにおける電力分配装置及び方法 - Google Patents

高速パケットデータ伝送システムにおける電力分配装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】チャネル環境、伝送のタイプ、ハンドオーバ状況、パケットの重要度などの条件を考慮した差別的な送信電力を再分配することによって、システムの性能を向上させる装置及び方法を提供する。
【解決手段】制御部410は、前記決定された符号率及び変調方式によってチャネル別またはUE別に符号化及び変調部420、430を制御する。前記符号化及び変調部420、430は、前記UE別に伝送しようとするデータを受信し、前記データを前記符号率によって符号化した後、前記変調方式によって変調を遂行する。前記符号化及び変調部420、430から出力されるUE別の変調シンボルアレイは、逆多重化部440によって割り当てられたチャネル別に分配される。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、符号分割多重接続移動通信システムにおける高速パケット伝送のための装置及び方法に関し、特に、高速パケット伝送時の差別的な電力分配のための装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
高速パケット伝送のためのチャネルは、他のチャネルと同様に、独立性を維持するためにチャネル分類コード(Channelization code: 以下、チャネル化コードと称する)を使用する。しかしながら、使用されるチャネル化コードのうち高速パケット伝送のためのチャネルによって使用されるチャネル化コードは、他のコードより短いコード、つまり拡散率(Spreading Factor)が小さいコード(例えば、SFが32以下)である。一方、高速パケット伝送のためには、変調(modulation)方式としてシステム全般のデータ伝送速度を向上させるために高次変調方式(high order modulation)を使用する。従って、固定された変調方式を使用する2世代無線通信システムとは異なるリンク適応技法(Link Adaptation technique)を使用する。
【0003】
一般的に、移動通信システムは、より効率的に無線資源を使用するために電力制御(Power Control)技術を使用する。特に、第2世代または第3世代移動通信システムは、高速電力制御技術を使用する。高速パケット伝送のための移動通信システムは、固定された符号率及び変調方式を使用する2世代移動通信システムとは異なって効率的な無線資源の割り当てのために適応変調/符号化技法(Adaptive Modulation and Coding Scheme: 以下、AMCSと称する)を使用する。
【0004】
電力制御技術は、同一のノードBから全ての移動端末(User Equipment: 以下、UEと称する)が均等のサービスを受けることができるようにUEの送信電力またはノードBの送信電力を制御する技術である。つまり、前記電力制御は、悪いチャネル状況を有するUEが相対的に良好なチャネル状況を有するUEによって使用される送信電力より高い送信電力を使用することを可能にすることによって、全てのUEから送信される信号が一定の電力レベルでノードBに受信されることができる。前記ノードBは、それぞれのUEのチャネル状況を考慮して信号の送信電力を決定することによって、全てのUEが一定の電力で信号を受信することを可能にする。この場合、前記チャネル状況は、前記ノードBとそれぞれのUEとの間の距離に依存する。例えば、チャネル状況が悪いUEは、ノードBから遠い距離に位置するUEであり、前記相対的にチャネル状況が良いUEは、ノードBに隣接したUEである。
【0005】
次に、AMCSは、ダウンリンク状態の変化によってUEの符号率及び変調方式を変更する技術である。前記AMCSにおいて、それぞれのUEは、ダウンリンク状態を周期的に検査し、前記検査結果から決定されたチャネル品質情報(Channel Quality Information: 以下、CQIと称する)をノードBに通報する。前記ノードBは、前記CQIを通して対応するUEに対するダウンリンク状態を予測し、前記予測したダウンリンク状態に基づいて対応するUEに対する適した符号率及び変調方式を指定する。前記符号率及び変調方式の指定は、通常、変調及び符号化(Modulation and Coding Scheme: 以下、MCSと)レベルによって遂行されるが、前記MCSレベルは、前記CQIによって決定される。高速パケット伝送に対しては、現在HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)及び1X−EVDVが提案されている。前記HSDPA及び前記1X−EVDVにおいて、前記AMCSのための変調方式としては、QPSK、8PSK、16QAM及び64QAMが論議され、符号率(coding rate)としては1/2及び3/4が考慮される。従って、前記AMCSを使用するシステムにおいて、ノードBに隣接したUEのように良好な品質のチャネルを使用するUEに対しては高次変調方式(16QAM、64QAM)及び高い符号率3/4を適用する。しかしながら、セル間の境界地点にあるUEのように不良の品質のチャネルを使用するUEに対しては低次変調方式(8PSK、QPSK)及び低い符号1/2を適用する。
【0006】
前述した2つの技術、つまり電力制御及びAMCSは、移動通信システムに独立的に適用される。
【0007】
図2は、高速パケット伝送のためにAMCSを適用した通常の送信装置の構成を示すブロック図である。
【0008】
図2を参照すると、制御部210は、それぞれのUEからダウンリンク状態に関する情報を受信し、前記情報に基づいてそれぞれのUEに対する変調方式及び符号率を決定することで、前記決定された変調方式及び符号率によって対応するUEに伝送されるデータの符号化及び変調を可能にする。つまり、前記制御部210は、ダウンリンク状態が良いほど、高次の変調方式及び高い符号率を割り当て、相対的にダウンリンク状態が悪いほど、低次の変調方式及び低い符号率を割り当てる。符号化及び変調部220、230は、対応する使用者データを受信し、前記制御部210によって決定された符号率及び変調方式によって前記使用者データを符号化及び変調し、UE別の変調シンボルアレイを出力する。前記UE別の変調シンボルアレイは、逆多重化部(DEMUX)240に入力される。前記逆多重化部240は、前記制御部210の制御によって、前記変調シンボルアレイを使用しようとするチャネルの数に対応して分配する。つまり、前記逆多重化部240は、それぞれのUEに割り当てられたコードの数によって前記符号化及び変調部220、230の出力を分離する。図2において、M個のUEによる変調シンボルアレイをn個のチャネルに分配する構成を示す。この場合、チャネルの数を示すnがUEまたは使用者の数を示すMより大きいか、それとも同一であることが望ましい。前記チャネルによって分離された変調シンボルアレイは、対応する拡散器250−1、250−2、…、250−nに入力され、前記拡散器250−1、250−2、…、250−nに対応するチャネル化コードに拡散される。前記それぞれのUEへのコード割り当ては、上位スケジューラまたはコード割り当て制御部(図示せず)の決定によって遂行される。前記N個のチャネル化コードW乃至Wによって拡散された信号は、加算器260において加算されて1つの信号アレイとして出力される。前記加算器260から出力された1つの信号アレイは、電力利得部270において使用できるサイズの電力に利得補償されて出力される。従って、従来の送信装置において、それぞれのチャネルに対して同一の利得を補償することによって均等に電力が分配される。
【0009】
前述したAMCS技法を適用する場合、MCSレベルによって割り当てられる電力の大きさが異なる。以下、この大きさの差を、UEのMCSレベルによって指定される符号率及び変調方式の一例を示す図3を参照して説明する。この場合、前記MCSレベルは、4段階に区分される。
【0010】
図3を参照すると、各MCSレベルは、チャネル環境に対応する所定の割り当て範囲を有し、前記割り当て範囲を指定するためには、上部臨界点及び下部臨界点が要求される。例えば、図3の参照番号301は、64QAMの変調方式及び3/4の符号率が適用されるMCSレベルの上部臨界点を示し、参照番号303は、前記MCSレベルの下部臨界点を示す(実は、64QAMが最高の高次変調方式である場合は、上部臨界点を考慮する必要はない)。勿論、図3に示す16QAMの変調方式及び3/4の符号率が適用されるMCSレベルを考慮する場合は、前記参照番号303が前記MCSレベルの上部臨界点を示す。
【0011】
各MCSレベルが特定の変調方式及び符号率を有するので、特定のUEに適用される変調方式及び符号率は、MCSレベルによって指定される。つまり、高次変調方式及び高い符号率に対応するほどMCSレベルは高く、低次変調方式及び低い符号率に対応するほどMCSレベルは低い。MCSレベルは、チャネル環境、つまり信号対雑音比(Signal to Noise Ratio: 以下、SNRと称する)によって決定される。従って、前記MCSレベルのうち最上部MCSレベルに対応する最高次変調方式及び最高の符号率を適用するためには、最良のチャネル環境、つまり最良のSNRが要求される。図3において、64QAMの変調方式及び3/4の符号率が適用されるUE1(310)及びUE2(320)の場合、最良のSNRが要求される。つまり、各MCSレベルの要求条件を満足させることのできるUEに対して、各MCSレベルに対応する変調方式及び符号率が適用される。前記MCSレベルが決定されると、前記決定されたMCSレベルによって電力が割り当てられる。従って、同一のMCSレベルとして決定されたUE(または、チャネル)に対しては、要求電力量が異なるとしても、同一の大きさの電力が割り当てられる。この場合、高速パケット伝送のためにUEに割り当てできる電力は、ノードBによって使用できる総電力から音声サービスのための電力を除いた残りの電力である。前記割り当てられた電力は、チャネル環境を調節するためのパラメータとして使用される。つまり、任意のチャネルに割り当てられた電力を増加させることによって、前記任意のチャネルに対応するチャネル環境を改善することができ、任意のチャネルに割り当てられた電力を減少させることによって、前記任意のチャネルに対応するチャネル環境を低下することができる。
【0012】
前述したようにAMCSを適用するのにおいて、各UEに対するMCSレベルは、チャネル環境によって決定される。現在論議中のHSDPAの場合、MCSレベルは、最小4段階から最大8段階に区分される。チャネル環境によって変調方式及び符号率が異なるAMCS技法は、固定された時間で1つのチャネル化コードが割り当てられる時に最適に適用されることができる。しかしながら、前記説明したAMCS技法が使用される高速パケット伝送システムは、同時に多数のUEに対するサービスを支援するために符号分割及び時分割を両方とも使用する。これは、1つのチャネル化コードでなく複数のチャネル化コードが割り当てできることを意味する。前記割り当てできるチャネル化コードの数は、同時に接続できるUEの数を決定するのに大事な役割をする。これは、同時に多数のUEが異なるチャネル化コードを通してパケットを受信することができることを意味する。この場合、固定された時間で1つのUEに対して1つまたはそれ以上のチャネル化コードが割り当てられることができる。前述したように、固定された時間で複数のチャネル化コードが割り当てられる場合、前記AMCSは資源を効率的に使用することができない。つまり、それぞれの異なるチャネル化コード及びチャネル環境に対応してMCSレベルが決定されるが、限定されたMCSレベルのためで最適のチャネル環境を適用することができない。
【0013】
より具体的に説明すると、各MCSレベルは、上部臨界点及び下部臨界点を有し、前記2つの臨界点間のチャネル環境を有するUEには同一のMCSレベルが与えられる。従って、相対的にチャネル環境の差の大きいUE(図3のUE1及びUE2)であっても、同一のMCSレベルが与えられることができ、相対的にチャネル環境の差の小さいUE(図3のUE2及びUE3)であっても、異なるMCSレベルが与えられることができる。例えば、図3を参照すると、下部臨界点303をわずかに超過するチャネル環境を有するUE2(320)及び上部臨界点301に近接したチャネル環境を有するUE1(310)は、チャネル環境がかなり相違なるが、同一のMCSレベルが与えられる。しかしながら、図3において、下部臨界点303をわずかに超過するチャネル環境を有するUE2(320)及び前記下部臨界点303に近接したチャネル環境を有するUE3(330)は、前記チャネル環境が近接しているが、異なるMCSレベルが与えられる。従って、前記UE1(310)と同一のMCSレベルが与えられた前記UE2(320)は、前記UE1(310)に比べてエラー発生確率が相対的に高いので、前記UE2(320)は再伝送を要求する確率が高くなる。さらに、前記UE3(330)に比べて高いMCSレベルが与えられた前記UE2(320)は、前記UE3(330)に比べてエラーが発生する確率が相対的に高い。
【0014】
AMCSを使用する従来の送信装置において、前述したように、各MCSレベルが広すぎる範囲を有するので、非常に相違なるチャネル環境を有するUEに同一の電力が割り当てられることによって、伝送効率が低下する問題点が発生する。さらに、チャネル環境の差がわずかであるUEに異なるMCSレベルが提供される可能性がある。この問題点は、MCSレベルが与えられたUEに割り当てられた電力を調整することによって解決することができる。つまり、必要な電力より大きい電力が割り当てられたUEの剰余電力を、前記割り当てられた電力によって与えられた対応するMCSレベルによって要求されるサービスのためには不足な電力を有するUEに再分配することによって、この問題点を解決する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
このような問題点を解決するための本発明の目的は、相対的に良好なチャネル環境を有するUEの電力を、相対的に悪いチャネル環境を有するUEに再分配することのできる装置及び方法を提供することにある。
【0016】
本発明の他の目的は、高速パケット伝送システムにおいて、必要によって差別的に電力を分配する装置及び方法を提供することにある。
【0017】
本発明のまた他の目的は、適応変調/符号化技法を適用するのにおいて、諸条件を考慮した差別的な電力分配を遂行する装置及び方法を提供することにある。
【0018】
本発明のまた他の目的は、適応変調/符号化技法を適用するのにおいて、チャネル環境、伝送のタイプ、ハンドオーバー状態、パケットの重要度、及び差等品質管理などの条件を考慮した差別的な電力分配を遂行する装置及び方法を提供することにある。
【0019】
本発明のまた他の目的は、適応変調/符号化技法を適用すると同時に、差別的な電力分配を遂行する装置及び方法を提供することにある。
【0020】
本発明のまた他の目的は、適応変調/符号化技法を適用するのにおいて、変調及び符号化レベルによって区分されたUEに差別的に電力分配を遂行する装置及び方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
前述したような目的を達成するために、本発明は、ノードBから前記ノードBによって占有される領域内に位置するUEに高速パケットデータを伝送する符号分割多重接続移動通信システムで、前記領域は、複数のチャネル環境領域に分割され、それぞれのチャネル環境領域は、上部臨界値及び下部臨界値を有し、前記それぞれのチャネル環境領域は、前記高速パケットデータを同一の変調方式及び同一の符号率で受信する複数のUEを含み、前記ノードBから前記それぞれのチャネル環境領域内の前記複数のUEに前記高速パケットデータを伝送するための電力分配方法において、前記それぞれのチャネル環境領域の前記上部臨界値に近接したチャネル環境を有するUEに高速パケットデータを伝送する第1電力を剰余電力だけ低下する過程と、前記それぞれのチャネル環境領域の前記下部臨界値に近接したチャネル環境を有するUEに高速パケットデータを伝送する第2電力を前記剰余電力だけ補償する過程と、を含む。
【0022】
本発明の他の特徴によると、ノードBから前記ノードBによって占有される領域内に位置するUEに高速パケットデータを伝送する符号分割多重接続移動通信システムで、前記領域は、複数のチャネル環境領域に分割され、それぞれのチャネル環境領域は、上部及び下部臨界値を有し、前記それぞれのチャネル環境領域は、前記高速パケットデータを同一の変調方式及び同一の符号率で受信する複数のUEを含み、前記ノードBから前記それぞれのチャネル環境領域内の前記複数のUEに前記高速パケットデータを伝送するための電力分配装置において、前記それぞれのチャネル環境領域の前記上部臨界値に近接したチャネル環境を有するUEに高速パケットデータを伝送する第1電力を剰余電力だけ低下し、前記それぞれのチャネル環境領域の前記下部臨界値に近接したチャネル環境を有するUEに高速パケットデータを伝送する第2電力を前記剰余電力だけ補償するための利得補償値を発生する電力分配部と、前記UEに前記高速パケットデータを伝送するためのチャネルに対応する信号を、対応する利得補償値によって補償する利得補償部と、を含む。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明は、AMCSとともに電力分配(Power Distribution)を適用する方法及び装置を提供する。前記電力分配は、本発明によって提案されるチャネル環境を含む諸条件による差別的な電力割り当てを意味し、既存の電力制御とは完全に異なる。
【0024】
本発明による方法及び装置において、AMCSと共に電力分配ができる理由は、図1に示すように、高速パケット伝送のためには時分割及び符号分割が同時に遂行されることができるからである。つまり、同時に使用できる送信器の電力は限定されていても、チャネル化コードまたはUEの諸条件を考慮して、前記限定された電力をチャネル化コードまたはUE別に不均衡に割り当てることができる。
【0025】
前記電力分配のために考慮される諸条件としては、チャネル環境、再伝送状況、ハンドオーバー状況、パケットの重要度、及び差等サービス品質管理などがある。“チャネル環境(channel condition)”は、ノードBと各UEとの間に割り当てられたチャネルの状態を意味し、“再伝送状況”は、複合再伝送技法(HARQ)を適用する時にエラーの発生による再伝送を遂行するか否かのことを示す。“ハンドオーバー(handover)状況”は、対応するUEがセルの境界地点に位置することによって他のセルへの移動が必要であるか否かのことを意味し、“パケットの重要度(priority of packet)”は、伝送されるパケットのそれぞれの重要度を意味する。最後に、“差等サービス品質管理(differentiated service quality control)”は、UEに提供される高速パケットサービスに対する差別化した品質管理を意味する。
【0026】
以下、前述した諸条件に関連して電力分配の必要性に関して詳細に説明する。
【0027】
チャネル環境を考慮した電力分配
AMCSを適用する場合、各チャネルのMCSレベルはチャネル環境によって決定される。現在論議中のHSDPAの場合、前記MCSレベルは、最小4段階から最大8段階に区分される。図3は、変調方式及び符号率の組み合せに基づいて区分されるMCSレベルの例を示す。各MCSレベルが高くなると、高次変調方式(16QAMまたは64QAM)及び高次の符号率が適用される。
【0028】
各MCSレベルは、下部臨界点及び上部臨界点を有する所定の割り当て範囲を有する。前記2つの臨界点の間のチャネル環境を有するUEまたはチャネルには同一のMCSレベルが与えられる。従って、下部臨界点をわずかに超過するUEは、上部臨界点に近接したチャネル環境を有するUEに比べてエラーが発生する確率が相対的に高いので、再伝送を要求する確率も高い。この場合、相対的に良好なチャネル環境を有するUEの剰余電力が相対的に悪いチャネル環境を有するUEに割り当てできることによって、全体的なシステムの通信品質を向上することができる。さらに、前記チャネル環境間のわずかの差のためで、類似したチャネル環境を有するUEに異なるMCSレベルが与えられる可能性がある。結果的に、高いMCSレベルが与えられたUEは、低いMCSレベルが与えられたUEよりエラーが発生する確率が相対的に高い。この場合、MCSレベルの上部臨界点に近接したチャネル環境を有するUE(相対的に良好なチャネル環境を有するUE)の電力の一部を、同一のMCSレベルまたは異なるMCSレベルが提供されたUEに再分配することによって、全般的なシステムの通信品質を向上させることができる。結論的に、前記電力分配は、AMCSにおいてMCSレベルが広い範囲を有する場合、細かい電力調節の不可能を補償し、UEに対する細かい電力調節を可能にする。つまり、各MCSレベルの上部臨界点に近接したUEまたはチャネルの余裕電力を前記MCSレベルの下部臨界点に近接したUEまたはチャネルに割り当てることによって、細かい電力調節を実現することができる。
【0029】
初期伝送及び再伝送を考慮した電力分配
現在データパケットを受信しているUEは、初期伝送UEと再伝送UEに分類することができる。初期に伝送されたデータパケットにエラーが発生した場合、前記エラーパケットを補償するためにデータパケットの再伝送が要求される。この場合、再伝送による伝送成功率は、初めに伝送されたパケットと再伝送されたパケットの組み合せ(combining)によって、初期伝送の成功率より相対的に高い。さらに、初期伝送及び再伝送に重要度または加重値を与えることによって、初期伝送及び再伝送に割り当てられる電力を制御することができる。
【0030】
ハンドオーバーを考慮した電力分配
UEのハンドオーバー(handover)状況を考慮して電力が割り当てられることができる。ハンドオーバーは、現在接続されたノードBの電界強度が隣接したノードBの電界強度より相対的に低い時に発生する現象である。前述したようにハンドオーバー状況にあるUEは、サービスノードBから伝送されるデータパケットを受信した後、ハンドオーバーを遂行することが望ましい。従って、ハンドオーバー領域に位置するUEには、ハンドオーバー領域に位置しないUEに比べて相対的に高い電力が割り当てられる。これは、予め伝送されたデータパケットに対してデータパケットの再伝送を要求する確率を低減することによって、データパケットの受信が完了した後にハンドオーバーを遂行することを可能にする。特に、再伝送状況においてハンドオーバーが要求される時には、前述したような電力割り当てがより多く要求される。その理由は、再伝送が要求される状況においてハンドオーバーを遂行するために、移動しようとするノードBが、対応するUEの情報だけでなく再伝送に関連した情報も知っているべきであるからである。
【0031】
パケットの重要度を考慮した電力分配
パケットの重要度によって電力を分配することができる。現在論議されている3世代高速パケット伝送システムは、急速に発展している。その発展された技術は、BER(Bit Error Rate)、FER(Frame Error Rate)及び作業処理量(Throughput)の面における向上のために、ビットまたはシンボルの重要度(priority)を考慮する技術を注目している。この理由は、データの重要度が常に同一でないからである。例えば、雑音環境において誤差(error)を補償するために、情報ビット(systematic bit)に追加して剰余ビット(parity bit)を発生して伝送するチャネルエンコーダ(channel encoder)において、剰余ビットより情報ビットの重要度が高いことは当然である。さらに、情報ビットの受信を可能にする制御ビット(control bit)は、重要度が相対的に高いと言える。このように区分されるビットは、同一のパケットにおいて伝送されることも、異なるパケットにおいて伝送されることもできる。この場合、各パケットに含まれている情報の重要度を考慮して電力を不均衡に分配することができる。例えば、ノードBが2つのUEに同時にパケットを伝送する時、1つのパケットを通しては一番目のUEの制御ビットまたは情報ビットのみを伝送し、他のパケットを通しては二番目のUEの剰余ビットのみを伝送することができ、それによって、一番目のUEのチャネルに相対的に大きい電力を割り当てることができる。
【0032】
差別化されたサービス品質を考慮した電力分配
差別化されたサービス品質管理も考慮されることができる。現在全てのUEは、前記サービスの重要度または品質を考慮しない。しかしながら、UEは、サービスのタイプによって異なる重要度または品質を有するべきである。つまり、高速パケット無線パケットシステムは、多様な段階の品質のサービスを提供すべきである。現在の有線通信または無線通信の緊急チャネル、例えば、韓国の緊急サービスチャネルである119チャネルのような緊急チャネルを差別化する必要がある。前述したような緊急チャネルを差別化された品質で管理することが当然である。さらに、料金体系によって差別化された品質サービスを提供することができる。つまり、高級のサービスのために、高い料金を支払うUEに対しては相対的に高い電力を割り当てることができる。この不均衡な電力分配は、サービスの品質を容易に多様な段階に区分することを可能にする。
【0033】
以下、本発明に従う好適な実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明確にする目的で、関連した公知機能または構成に関する具体的な説明は省略する。
【0034】
図1は、時分割及び符号分割によって多数のUEが高速パケットデータサービスを受ける例を示し、5つのチャネル化コード及び3つのUEが時分割及び符号分割される方法を示す。
【0035】
図1において、各列は符号分割を示し、各行は時分割を示す。一番目の列(T)において、UE1は、3つのチャネル化コード(code #0、#1、#2)を使用し、UE2及びUE3は、それぞれ1つのチャネル化コード(code #4及びcode #3)を使用する。二番目の列(T)、三番目の列(T)及び五番目の列(T)において、UE1に対してはチャネル化コードを割り当てなく、UE2に対しては2つのチャネル化コード(code #3、#4)を割り当て、UE3に対しては3つのチャネル化コード(code #0、#1、#2)を割り当てる。四番目の列(T)及び六番目の列(T)においては、UE1に対して割り当てできる全てのチャネル化コードが使用される。このように、時分割による同一の時間の間に、チャネル化コードを割り当てないか、1つまたは複数のチャネル化コードを各UEに割り当てることができる。
【0036】
以下、本発明の実施形態において、前記チャネル化コードまたはUEに与えられるMCSレベルに対して電力を割り当て、次に、前記チャネル化コードまたはUEによって割り当てられた電力を再分配することに関して具体的に説明する。
【0037】
図4は、本発明の実施形態による高速パケットデータサービスを提供する移動通信システムの送信装置を示すブロック図である。
【0038】
図4を参照すると、制御部410は、現在高速パケットデータサービスを提供しているUEとのチャネル環境を測定し、前記UEのチャネル環境によって各UEにMCSレベルを与える。前記チャネル環境は、ダウンリンクの状態を示し、UEによって報告されるCQI情報によって、または、電力制御のためにUE別に発生する電力制御命令を取合せることによって測定することができる。前記制御部410は、チャネル環境が良好であるほど高いMCSレベルを与え、相対的にチャネル環境が悪いほど低いMCSレベルを与える。チャネル別またはUE別にMCSレベルが与えられる時、チャネルまたはUEに対して使用される符号率及び変調方式が決定される。従って、前記制御部410は、前記決定された符号率及び変調方式によってチャネル別またはUE別に符号化及び変調部420、430を制御する。前記符号化及び変調部420、430は、前記UE別に伝送しようとするデータを受信し、前記データを前記符号率によって符号化した後、前記変調方式によって変調を遂行する。前記符号化及び変調部420、430から出力されるUE別の変調シンボルアレイは、逆多重化部440によって割り当てられたチャネル別に分配される。現在高速パケットデータサービスを提供しているUEの数と割り当てられたチャネルの数が同一である場合、前記多重化部440は不要になる。一方、前記逆多重化部440は、前記UEの数と前記チャネルの数によって、前記制御部410によって制御される。前記チャネル別に分配された複数の変調シンボルアレイは、それぞれ対応する拡散器450−1、450−2、…450−nに入力される。前記拡散器450−1、450−2、…450−nは、割り当てられたチャネル化コードW、W、…、Wで前記変調シンボルを拡散して出力する。
【0039】
電力分配部460は、高速パケットデータサービスのために使用できる全体電力の範囲内で各チャネル別に電力を分配する。前記電力分配部460は、前記チャネル別に電力を分配することにおいて、UE別の情報を参照する。この場合、前記UE別の情報は、前記制御部410によって与えられたMCSレベル及び設定された諸条件を含む。まず、前記電力分配部460は、前記制御部410によって与えられたMCSレベル別に各UEに対する電力を割り当てる。つまり、前記電力分配部460は、高いMCSレベルが与えられたUEに対して相対的に大きい電力を割り当て、低いMCSレベルが与えられたUEに対しては、相対的に小さい電力を割り当て、同一のMCSレベルが割り当てられたUEに対しては、同一の電力を割り当てる。その後、前記電力分配部460は、前記諸条件によって各UEに割り当てられた電力を再分配する。つまり、剰余電力を有するUEの前記割り当てられた電力は、前記剰余電力の分だけ低減され、前記割り当てられた電力が足りないUEに対しては、前記剰余電力を追加に分配する。しかしながら、前記与えられたMCSレベル別の各UEに対する電力分配が予め以前の段階で遂行されている場合、前記電力分配部460は、前記諸条件による前記割り当てられた電力の再分配のみを遂行する。前記諸条件は、ダウンリンクチャネル状態、再伝送状態、ハンドオーバー状態、パケットの重要度、及び使用者の重要度などを含む。前記電力分配部460は、前記諸条件のうち1つまたは複数の条件を同時に満足することができる。この場合、前記電力分配部460が満足する1つまたは複数の条件は、サービス提供者(Service Provider)が決定することができる。従って、前記電力分配部460は、前記諸条件によって各UE別に電力を不均等に分配する。前記電力分配部460によって分配される電力は、ノードBの送信装置における送信電力である。これに比べて、各UEにおける送信電力は、UEによって予測される電力である。従って、本発明による提案のようにノードBが送信電力を分配するとしても、前記UEが前記送信電力を予測することに対する難しさが大きくなることでないので、システムの性能を低下させる要素はない。前記諸条件による各UE別に電力を再分配する本発明の実施形態に関して、後で詳細に説明する。前記電力分配部460によって再分配された送信電力は、対応する利得補償部470−1乃至470−nに提供される。前記電力分配部460は、前記再分配された各チャネルの送信電力に対応して前記利得補償部470−1乃至470−nによって利得補償が遂行できるように、電力利得値を提供することができる。
【0040】
前記利得補償部470−1乃至470−nは、前記電力分配部460によって提供される前記割り当てられた電力または電力利得値によって前記拡散器450−1乃至450−nからのチャネル信号に対する利得を補償して出力する。各チャネル別に利得が補償されたチャネル信号は、加算器480によって1つのチャネル信号として加算される。
【0041】
以下、本発明の実施形態による諸条件によってノードBの送信電力を再分配することに関して詳細に説明する。
【0042】
第1に、各UEに対するダウンリンクのチャネル環境による差別的な電力再分配は下記のように遂行される。理解を容易にするために、下記の説明において、1つのUEによって1つのチャネルが占有されると仮定して説明する。しかしながら、1つのUEによって複数のチャネルが占有されることができ、この場合、差別的な電力再分配はチャネル別に遂行されることができるのは自明である。
【0043】
差別的な電力再分配のために、前記ノードBは、各チャネルのチャネル環境を予測することのできる情報を各UEから受信する必用がある。前記ダウンリンクのチャネル環境を予測する代表的な方法は、UEから受信されるCIR(Carrierto Interference Ratio)を利用する方法である。各UEに対するCIRによってノードBがダウンリンクのチャネル環境を予測する方法は、公知の技術であるので、ここで具体的な説明は省略する。それぞれのチャネルに対して予測されたダウンリンクチャネルの状態データは、電力分配部460に提供される。従って、前記電力分配部460は、前記状態データによって前記各チャネルに対する電力再分配を遂行する。例えば、前記電力分配部460は、良好なチャネル環境を有するUEに割り当てられた電力の一部を相対的に悪いチャネル環境を有するUEに割り当てられた電力に追加に割り当てることによって、全てのUEの通信品質を向上させることができる。通常に、前記チャネル環境は、割り当てられた電力を増加させることによって改善されることができる。このために、同一のMCSレベルが割り当てられているが、異なるチャネル環境を有するUEに対して電力を再分配することによって、同一のMCSレベルが与えられたUEが類似したチャネル環境を有することができるようになる。前記チャネル分配部460は、前記与えられたMCSレベルに対応して各UEが適したチャネル環境を有しているか否かを判断し、適しないチャネル環境を有するUEには電力を再分配する。前記電力の再分配は、与えられたMCSレベルによって要求されるチャネル環境の範囲内で相対的に良好なチャネル環境を有するUEの電力を低減することによって、前記UEが前記対応するMCSレベルにおける平均的なチャネル環境を有することができるようにする。
【0044】
一方、前記UEが対応するMCSレベルにおける平均的なチャネル環境を有することができるように、与えられたMCSレベルによって要求されるチャネル環境範囲内で相対的に悪いチャネル環境を有するUEの電力を増加させる。この場合、前記減少させる電力及び前記増加させる電力は、相互比例関係を有するべきである。例えば、図3を参照すると、UE1(310)及びUE3(330)は、与えられたMCSレベルにおいて相対的に良好なチャネル環境を有し、UE2(320)は、与えられたMCSレベルにおいて相対的に悪いチャネル環境を有する。従って、前記UE1(310)、前記UE2(320)及び前記UE3(330)が各与えられたMCSレベル内で平均的なチャネル環境を有することができるようにするためには、電力配分が必要である。つまり、前記UE1(310)及び前記UE3(330)に割り当てられた電力は、剰余電力の分だけ低減され、前記UE2(320)に割り当てられた電力は、要求電力の分だけ増加される。前記剰余電力は、現在前記UE1(310)及び前記UE3(330)のチャネル環境を与えられたMCSレベル内における平均的なチャネル環境に低減させるために減少される電力を意味する。前記要求電力は、前記UE2(320)のチャネル環境を与えられたMCSレベル内における平均的なチャネル環境に増加させるために追加されるべき電力を意味する。この場合、電力分配の結果として、全てのUEが必ず平均的なチャネル環境を有する必要はなく、同一のMCSレベルが与えられたUEが類似したチャネル環境を有するようにすれば良い。
【0045】
さらに、前記剰余電力及び前記要求電力が必ず一致する必要はない。前記剰余電力及び要求電力が決定されると、前記電力分配部460は、前記剰余電力及び要求電力によってそれぞれのチャネルに対する利得補償値を求め、前記利得補償値を利得補償部470−1乃至470−nに提供する。前記それぞれのチャネルに対する利得補償値は、相互異なる値であるので、各チャネル信号に対してはチャネル環境によって異なる電力が分配されることができる。
【0046】
第2に、初期伝送と再伝送に区分される伝送形態による差別的な電力再分配は、下記のように遂行される。以下の説明において、初期伝送されたデータパケットにエラーが発生する場合、エラーデータパケットを補償するために再伝送が要求される。この場合、以下の説明に対する理解を容易にするために、前記再伝送時及び前記初期伝送時に同一のデータパケットが伝送されると仮定する。
【0047】
再伝送の場合、各チャネル別に伝送されるデータが初期伝送データであるか、それとも再伝送データであるかをノードBによって確認できる必要がある。各 チャネル別の伝送形態に関する情報は、電力分配部460に提供される。従って、前記電力分配部460は、前記伝送形態によって前記各チャネル別の電力に対する再分配を遂行する。例えば、前記電力分配部460は、再伝送データを伝送するチャネルに割り当てられた電力の一部を、初期伝送データを伝送するチャネルに割り当てられた電力に追加して分配する。つまり、前記初期伝送時のデータパケットが前記再伝送時のデータパケットに比べて相対的に良好なチャネル環境で伝送できるようになる。通常に、前記チャネル環境は、前記割り当てられた電力を増加させることによって改善されることができる。前述したように電力を再分配する理由は、受信側で前記再伝送されるデータパケットを予め伝送されたデータパケットと組み合せ(combining)ることによって、相対的に初期伝送時に比べて再伝送時の受信成功率が高いからである。
【0048】
第3に、ハンドオーバー状態による差別的な電力再分配は、以下のように遂行される。以下説明されるハンドオーバーは、UEが現在接続されたノードBの電界強度が隣接したノードBの電界強度より低い時に発生する。
【0049】
再伝送の場合、ノードBによって各UEがハンドオーバー領域に位置するか否かが確認できる必要がある。前記各UEのハンドオーバー状態は、各UEからの報告によって確認できる。前記各UEのハンドオーバー状態は、電力分配部460に提供される。次に、前記電力分配部460は、前記ハンドオーバー状態によって各チャネルに対する電力再分配を遂行する。例えば、前記電力分配部460は、ハンドオーバー領域に位置しないUEに割り当てられた電力の一部をハンドオーバー領域に位置するUEに割り当てられた電力に追加して割り当てる。つまり、前記追加割り当ては、前記ハンドオーバー領域に位置するUEへのデータパケットが前記ハンドオーバー領域に位置しないUEへのデータパケットに比べて、相対的に良好なチャネル環境で伝送できるようにする。前述したような電力再分配は、UEが全てのデータパケッを受信した後にハンドオーバーされるハンドオーバー領域に位置するようにすることによって、前記データパケットの受信成功率を向上させる。
【0050】
第4に、伝送パケットの重要度による差別的な電力再分配は、以下のように遂行される。
【0051】
再伝送の場合、ノードBは伝送されるデータパケットの重要度を予め知っている必要がある。以下説明する前記データパケットの重要度は、データパケットの種類によって区分されることができる。例えば、符号化された後に伝送されるデータは、情報ビット(systematic bits)と剰余ビット(parity bits)に区分されることができる。前記情報ビットは、エラー訂正のための剰余ビットより相対的に重要度が高い。さらに、データを受信するために要求される制御情報(control information)は、前記データより相対的に高い重要度を有する。従って、前記電力分配部460は、低い重要度を有するデータパケットを伝送するチャネルに割り当てられた電力の一部を、相対的に高い重要度を有するデータパケットを伝送するチャネルに割り当てられた電力に追加して割り当てる。つまり、高い重要度を有するデータパケットが低い重要度を有するデータパケットに比べて相対的に良好なチャネル環境で伝送できるようになる。前述したような電力再分配は、相対的に高い重要度を有するデータパケットの受信成功率を向上させる。
【0052】
第5に、サービスの差等品質またはUEの等級による差別的な電力再分配は、以下のように遂行される。
【0053】
再伝送の場合、ノードBがUEの等級及びUEまたはチャネルによってそれぞれ提供されるサービスの品質情報に関して知っているべきである。前記UEの等級及びUEまたはチャネルによってそれぞれ提供されるサービスの品質情報は、電力再分配部460に提供される。次に、前記電力分配部460は、前記UEの等級及び前記サービスの品質情報によって各チャネルに対して電力再分配を遂行する。例えば、前記電力分配部460は、低い等級または低い品質のサービスが提供されるUEに割り当てられた電力の一部を、相対的に高い等級または高い品質のサービスが提供されるUEに割り当てられた電力に追加して割り当てる。つまり、高い等級及び高いサービス品質を有するUEが、低い等級及び低いサービス品質を有するUEに比べて良好なチャネル環境を有することが可能になる。前述したような電力再分配は、高い等級または高いサービス品質に対して相対的に良好なチャネル環境が提供されるようにする。
【0054】
ノードBが高い等級または高いサービス品質が要求されるUEに追加に割り当てる電力を別に管理することによって、UEが追加に電力を要求する場合に、前記別に管理される電力を追加してUEに再分配できるようになる。
【0055】
前述したようなサービスの差等品質管理は、不均衡な電力分配だけでなく、スケジューラによって実現されることができる。前記スケジューラは、ノードBから符号(code)分割及び時(time)分割によってサービスを受ける全てのUEによってデータ送信の順序を決定する。前記差等品質管理において、高級品質のサービスを受けるUEにより多くの機会を提供することによって、高速パケットまたは高品質のデータサービスが実現できるようになる。しかしながら、前記スケジューラが全てのUEに同一の機会を与える単純なスケジューラである場合、前記電力分配部460が前記差等品質管理を遂行する。
【0056】
前述した諸条件のうち、前記再伝送状態、パケットの重要度、及びサービスの差等品質管理などは、物理階層の制御情報、または上位階層またはMAC(Medium Access Control)階層からの情報によって判断されることができる。
【0057】
図5は、本発明の一実施形態による電力再分配の手順を示すフローチャーチである。
【0058】
図5を参照すると、500段階で、各チャネルまたは各UEへの差等的電力再分配が要求されるか否かを確認する。前記差等的電力再分配が要求されない場合、540段階で、現在データパケットを伝送している全てのチャネルまたはUEに対して与えられたMCSレベルによって均等な電力を分配する。しかしながら、前記差等的電力再分配が要求されると、510段階で、差等的電力再分配のための諸条件のうち適用する少なくとも2つの条件を選択する。520段階で、前記選択された条件によって電力再分配を要求するUEまたはチャネルを検索する。前記電力再分配のためのUEまたはチャネルが決定されると、530段階で、前記選択された条件によって前記決定されたUEまたはチャネルに電力を再分配する。例えば、前記チャネル環境によって電力再分配を遂行すると、同一のMCSレベルが与えられたUEのうち相対的に良好なチャネル環境を有するUEの余裕電力を、悪いチャネル環境を有するUEに割り当てられた電力に追加して割り当てることができる。さらに、異なるMCSレベルが与えられたUE間にも、上部臨界点に近接したチャネル環境(例えば、SNRまたはCIR)を有するUEの剰余電力は、下部臨界点に近接したチャネル環境を有するUEの電力に追加して割り当てられる。前記チャネル環境の以外にも他の諸条件に基づいて前記電力再分配を遂行することができる。また、前述した少なくとも2つの条件を組み合せた条件に基づいて電力再分配を遂行することもできる。
【0059】
前述の如く、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲は前記実施形態によって限られるべきではなく、本発明の範囲内で様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
【0060】
【発明の効果】
前述してきたように、本発明は、限定された送信電力を諸条件を考慮して適切に分配することによって、システムの全般の性能を向上させることができる。さらに、本発明は、チャネル環境による差別的な電力分配が可能であり、それぞれパケットの伝送タイプ、ハンドオーバー状態、重要度などによる差別的な電力分配が可能である。また、本発明は、各使用者に対する差等的なサービス品質管理が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】時間分割及び符号分割によって多数のUEが高速パケットデータサービスを受信する例を示す図である。
【図2】高速パケット伝送のために適応変調/符号化技法を適用した通常の送信装置を示すブロック図である。
【図3】適応変調/符号化技法を適用することによって、各UEのチャネル環境によって変調及び符号化レベルが与えられる例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態による高速パケットデータサービスを提供する移動通信システムの送信装置を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態による電力再分配の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
410  制御部
420・430  変調部
440  逆多重化部
450  拡散器
460  電力分配部
470  利得補償部

Claims (12)

  1. ノードBから前記ノードBによって占有される領域内に位置するUEに高速パケットデータを伝送する符号分割多重接続移動通信システムで、前記領域は、複数のチャネル環境領域に分割され、それぞれのチャネル環境領域は、上部臨界値及び下部臨界値を有し、前記それぞれのチャネル環境領域は、前記高速パケットデータを同一の変調方式及び同一の符号率で受信する複数のUEを含み、前記ノードBから前記それぞれのチャネル環境領域内の前記複数のUEに前記高速パケットデータを伝送するための電力分配方法において、
    前記それぞれのチャネル環境領域の前記上部臨界値に近接したチャネル環境を有するUEに高速パケットデータを伝送する第1電力を剰余電力だけ低下する過程と、
    前記それぞれのチャネル環境領域の前記下部臨界値に近接したチャネル環境を有するUEに高速パケットデータを伝送する第2電力を前記剰余電力だけ補償する過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記剰余電力は、前記第1電力から、前記UEの属するチャネル環境領域内の平均的なチャネル環境を維持するために要求される第3電力を除いた電力であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記チャネル環境領域は、変調及び符号化レベルであることを特徴とする請求項記載の方法。
  4. 初期伝送される高速パケットデータの伝送電力を前記剰余電力によって補償することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. ハンドオーバー領域に位置するUEに伝送される高速パケットデータの伝送電力を前記剰余電力によって補償することを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 前記高速パケットデータの重要度が相対的に高い時、前記高速パケットデータの伝送電力を前記剰余電力によって補償することを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. ノードBから前記ノードBによって占有される領域内に位置するUEに高速パケットデータを伝送する符号分割多重接続移動通信システムで、前記領域は、複数のチャネル環境領域に分割され、それぞれのチャネル環境領域は、上部及び下部臨界値を有し、前記それぞれのチャネル環境領域は、前記高速パケットデータを同一の変調方式及び同一の符号率で受信する複数のUEを含み、前記ノードBから前記それぞれのチャネル環境領域内の前記複数のUEに前記高速パケットデータを伝送するための電力分配装置において、
    前記それぞれのチャネル環境領域の前記上部臨界値に近接したチャネル環境を有するUEに高速パケットデータを伝送する第1電力を剰余電力だけ低下し、前記それぞれのチャネル環境領域の前記下部臨界値に近接したチャネル環境を有するUEに高速パケットデータを伝送する第2電力を前記剰余電力だけ補償するための利得補償値を発生する電力分配部と、
    前記UEに前記高速パケットデータを伝送するためのチャネルに対応する信号を、対応する利得補償値によって補償する少なくとも1つの利得補償部と、
    を含むことを特徴とする装置。
  8. 前記剰余電力は、前記第1電力から、前記UEの属するチャネル環境領域内の平均的なチャネル環境を維持するために要求される第3電力を除いた電力であることを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 前記チャネル環境領域は、変調及び符号化レベルであることを特徴とする請求項7記載の装置。
  10. 前記電力分配部は、初期伝送される高速パケットデータの伝送電力を前記剰余電力によって補償することを特徴とする請求項7記載の装置。
  11. 前記電力分配部は、ハンドオーバー領域に位置するUEに伝送される高速パケットデータの伝送電力を前記剰余電力によって補償することを特徴とする請求項7記載の装置。
  12. 前記電力分配部は、前記高速パケットデータの重要度が相対的に高い時、前記高速パケットデータの伝送電力を前記剰余電力によって補償することを特徴とする請求項7記載の装置。
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