JP2004039692A

JP2004039692A - Cabinet for outdoor installation

Info

Publication number: JP2004039692A
Application number: JP2002191157A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Kotaka; 小鷹　智; Akito Osada; 長田　明人
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 2002-06-28
Filing date: 2002-06-28
Publication date: 2004-02-05

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an outdoor cabinet which enables an electronic apparatus such as a communication apparatus or the like housed in it to function without trouble. <P>SOLUTION: The outdoor cabinet 10 is equipped with the electronic apparatuses 50 and 60 and a cooling device 30 cooling down the electronic apparatuses 50 and 60. The ceiling board 23 of the outdoor cabinet 10 is provided with a sloping part, and the cooling device 30 is mounted on the highest part of the ceiling board 23. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋外に設置される筐体、特に、通信機器等の電子機器を収容し、屋外に設置される屋外設置用筺体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、高速かつ大容量の情報の送受信を可能とする通信を実現すべく、通信機器等の電子機器は大容量を有することが求められている。そのため、電子機器の電力消費量は増大し、単位容積当たりの発熱量は増加の一途にある。また、かかる電子機器は、鋼板製の箱等から成る大きなキュービクル（中継函）等の筐体に収容され、ビルの屋上等の屋外に設置されことが多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、大容量の電子機器を筐体に収容し、当該筐体を屋外環境下に設置する場合には以下の問題がある。
【０００４】
即ち、筐体に雨水等が降り注ぎ、水分が筐体内に収容されている電子機器に付着する場合が生じ、電子機器に水分が付着するとその機能が劣化したり、誤作動する可能性がある。
【０００５】
また、大容量の電子機器から発せられる熱を効果的に外部に放散して筐体内の電子機器を効果的に冷却することが出来ない場合は、筺体内の電子機器の温度が上昇し、電子機器が誤動作する可能性がある。
【０００６】
更に、屋外環境下に耐え得るようにするために、筺体の形状が大型化されたり、筐体が重量化されており、当該筺体の設置場所の確保及び設置工事費等の費用が増大している等の問題があった。
【０００７】
そこで、本発明の目的は、上記問題に鑑みてなされたものであり、筐体に収容された通信機器等の電子機器が支障なく機能することを可能とする屋外設置用筐体を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項１に記載の如く、電子機器と前記電子機器を冷却する冷却装置を備える屋外設置用筺体において、当該屋外設置用筺体の天井面は傾斜部分を有し、前記天井面の最高位置に前記冷却装置を載置することを特徴とする屋外設置用筺体により達成される。
【０００９】
請求項１記載の発明によれば、雨水が天井面に付着しても、天井面は傾斜しているので流れ落ち、簡単な構造で、雨水を屋外設置用筺体の外部に排出させることができる。従って、雨水が、天井面に付着して天井面に溜まって天井面が腐食することを防止することが出来る。更に、冷却装置に対する防水効果を奏することができ、屋外設置用筺体に収容されている電子機器を支障なく冷却することができ、電子機器の機能に支障をきたすことを防止することが出来る。
【００１０】
上記目的は、請求項２に記載の如く、電子機器と、筐体の外部から空気を吸い込んで、前記電子機器から発せられる熱を前記吸い込んだ空気に基づいて放散し、当該筐体の外部へ前記空気を排出する熱交換装置と、前記熱交換装置を覆う覆設部材を備え、前記覆設部材の内側に、前記空気の吸い込み側と前記空気の吐き出し側とに仕切る仕切り部材を備えることを特徴とする屋外設置用筐体により達成される。
【００１１】
請求項２記載の発明によれば、仕切り部材によって、覆設部材の内側を、筐体の外部の空気を熱交換装置に吸い込む側と、空気を熱交換装置から吐き出して外部へ排出する側とに仕切ることが出来る。従って、簡単な構造で、屋外設置用筺体内を効率よく冷却することが出来る。よって、屋外設置用筺体に収容されている電子機器の機能に支障をきたすことを防止することが出来る。
【００１２】
上記目的は、請求項３に記載の如く、電子機器を収容する屋外設置用筐体は、前記電子機器から発せられる熱により暖められた空気を吸い込む一方、冷却して空気を吐き出す熱交換装置と、前記冷却された空気を当該筐体の下部に導く仕切り構造とを備え、前記仕切り構造により、前記冷却された空気が前記熱により暖められた空気と混合されないようにしたことを特徴とする屋外設置筐体により達成される。
【００１３】
請求項３記載の発明によれば、屋外設置用筺体内に設けた仕切り構造により、冷却された空気と電子機器から発せられる熱によって暖められた空気とが分離して集約され、両者が混合されることを防止することが出来る。従って、屋外設置用筺体内での空気の循環がスムーズとなり、簡単な構造で、電子機器を効率よく冷却することが出来る。よって、屋外設置用筺体に収容されている電子機器の機能に支障をきたすことを防止することが出来る。
【００１４】
上記目的は、請求項４に記載の如く、電子機器を収容する屋外設置用筺体において、開口部を含む開口面を有し、前記開口面には前記開口部の外周に沿ってフランジ部が形成され、前記フランジ部のうち前記開口面の上部に形成される部分は前記部分のいずれかの箇所を頂点として傾斜が設けられていることを特徴とする屋外設置用筺体により達成される。
【００１５】
請求項４記載の発明によれば、フランジ部に雨水が溜まり、更に、雨水はフランジ部の傾斜によって、左右に、即ち、開口部を含む面の側方に流れ落ちる。従って、開口部を含む面を開けた場合に、雨水が屋外設置用記筐体の内部に流下し屋外設置用筐体内に収容される電子機器に付着することを防止することが出来る。よって、簡単な構造で、屋外設置用筺体に収容されている電子機器の機能に支障をきたすことを防止することが出来る。
【００１６】
上記目的は、請求項５に記載の如く、電子機器を収容し、開閉可能な開閉扉を備える屋外設置用筺体において、前記開閉扉の上部に凸状部材を設け、前記開閉扉を開いた際に摺動することによって引き出すことができる棒状の引出し部材を備えることにより、前記引き出し部材と前記開閉扉の間にシートを設置可能としたことを特徴とする屋外設置用筺体により達成される。
【００１７】
請求項５記載の発明によれば、屋外設置用筺体に収容されている電子機器の調整または保守等をするために開閉可能な開閉扉を開けた場合に、前記引き出し部材を引き出し、開閉扉の上部に設けられた凸状部材と引き出し部材にシート等を取り付け、固定することが出来る。従って、雨天時でも、簡単な操作でシート等を取り付け固定することによって、電子機器への雨水の付着を防止することができる。よって、屋外設置用筺体に収容されている電子機器の機能に支障をきたすことを防止することが出来る。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
【００１９】
図１は、本発明の屋外筺体１０を示す分解斜視図である。同図に示される屋外筺体１０は、略箱型の形状を有する本体部２０と、本体部２０のＺ１方向の最上面（以下「天井面」という）２３に載置される２台の熱交換器３０と、熱交換器３０に覆設すべく本体部２０の上部に配設される熱交換器カバー４０等から大略構成される。屋外筺体１０は、例えば、鋼板またはアルミニウム等から成る。
【００２０】
本体部２０の内部には、無線ユニット部５０と増幅器ユニット部６０等の電子機器を収容する空間部７０が設けられている。無線ユニット部５０には、複数の電子部品５１がパッケージ化されて収容されている。また、無線ユニット部５０内の電子部品５１の上部には、電子部品５１内を流動する空気を吸引するファン５２が設けられている。増幅器ユニット部６０は、無線ユニット部５０の上に載置される。増幅器ユニット部６０には、増幅器６１が内蔵されている。また、増幅器ユニット部６０内の増幅器６１の上部には、増幅器６１内を流動する空気を吸引するファン６２が設けられている。無線ユニット部５０と増幅器ユニット部６０を収容する空間部７０の内部構造については後述する。
【００２１】
本体部２０の空間部７０の下側には、後述するシート１０３を収容するための収容箱９０が設けられている。
【００２２】
本体部２０のＸ１方向の開口面（以下「背面」という）には、日除け機能を有する背面カバー２１が固装されている。具体的には、本体部２０の背面の上部に、図示しない背面カバー引掛け用金具が設けられ、当該金具に背面カバー２１を引掛けている。これにより、手で背面カバー２１を本体部２０に取り付けるとき又は本体部２０から取り外す時に、背面カバー２１が自重によって落下することを防止できる。また、背面カバー２１の下部は本体部２０に螺設されるが、背面カバー引掛け用金具に背面カバー２１を引掛けることにより、螺子を締めやすいように位置決めをすることが出来る。
【００２３】
本体部２０のＸ２方向の開口面（以下「前面」という）には、日除け機能を有する前面扉２２が蝶番を介して設けられている。従って、前面扉２２は、本体部２０に対して回動して開閉することが出来る。また、前面扉２２の上部には、後述する３つの凸部２６が形成されている。
【００２４】
なお、本体部２０のＹ１方向およびＹ２方向の側面は、日除け機能を有する。
本体部２０の天井面２３は矩形形状を有する。天井面２３の略中央には、熱交換器３０を嵌着するための開口部２４が熱交換器３０の数に対応して２つ形成されている。
【００２５】
２台の熱交換器３０の中央のＸ−Ｙ面には、熱交換器配設板３１が設けられている。熱交換器３０は、熱交換器配設板３１を介して本体部２０の天井面２３に配設される。
【００２６】
天井面２３の、前面扉２２側の外周部分には、後述する３つの凸部２７が形成されている。また、天井面２３の外周部分の近傍には、当該外周部分に沿って、枠台部２５が設けられている。熱交換器カバー４０を枠台部２５上に載置することにより、熱交換器カバー４０は天井面２３に配設されて、熱交換器３０に覆設される。また、枠台部２５の前面扉２２側および背面カバー２１側の複数箇所に、貫通した切欠き部２８が形成されているが、これについては後述する。
【００２７】
このように、無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０を収容して屋外に設置される屋外筺体１０において、熱交換器３０を当該屋外筺体１０内の上部に設けているのは以下の理由による。
【００２８】
即ち、熱交換器３０を屋外筺体１０の前面扉２２側に設けると、無線ユニット部５０または増幅器ユニット部６０等の調整または保守等のために前面扉２２を開けたときに、熱交換器３０が本体から離れてしまう。従って、屋外筺体１０内の冷却が十分にできず、空間部７０内の温度が上昇し、屋外筺体１０内部に収容される無線ユニット部５０又は増幅器ユニット部６０の機能を劣化させる可能性がある。また、熱交換器３０を背面カバー２１側におくと、屋外筺体１０のＸ１−Ｘ２方向の長さが長くなってしまい、屋外筺体１０を設置する場所の制限上好ましくない。更に、そもそも前面扉２２または背面カバー２１に熱交換器３０を配設する場合は、当該熱交換器３０の重量を考慮して強靭・重厚なものが必要となる。このため、前面扉２２を開閉する際または背面カバー２１を着脱する際に不便となる。
【００２９】
一方、本実施例のように、熱交換器３０を屋外筺体１０内の上部にある天井面２３に設けた場合は、空間部７０を密閉状態にしながら、屋外筺体１０の外部の低温空気に基づいて、無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０を冷却することができる。即ち、前面扉２２や背面カバー２１を開けても、熱交換器３０が屋外筺体１０内部に入ったままであり、無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０の温度上昇を防止することができる。また、屋外筺体１０を密閉構造にすることができるため、空間部７０への水分の侵入を防ぐことができる。更に、前面扉２２および背面カバー２１の形状および重量の大型化を避けることができ、更に、屋外筺体１０の設置場所の制限を受けることがない。
【００３０】
次に、熱交換器３０の構造について説明する。図２は、図１に示す熱交換器３０の外観構成図であり、（Ａ）は、図１に示す熱交換器３０をＸ１からＸ２の方向に見た図であり、（Ｂ）は図１に示す熱交換器３０をＹ１からＹ２の方向に見た図である。図３は、図１に示す熱交換器３０に内蔵されるフィン３２をＸ２からＸ１の方向に見た概略構成図である。
【００３１】
熱交換器３０の中には、図３に示されるフィン３２が内蔵される。フィン３２は、例えばアルミニウムから成る。フィン３２の中には、複数本のヒートパイプ３３が設けられている。ヒートパイプ３３は、例えば銅から成る。ヒートパイプ３３の内部では水が熱循環する。
【００３２】
また、上述のように、熱交換器３０の中央には、熱交換器配設板３１が設けられている。熱交換器３０は、熱交換器配設板３１を介して本体部２０の天井面２３に配設される。熱交換器配設板３１の上側にある熱交換器３０、即ち、熱交換器カバー４０内に配置される熱交換器３０によって熱の放散、即ち、放熱が行われる。また、熱交換器配設板３１の下側にある熱交換器３０、即ち、密閉構造の屋外筺体１０の空間部７０内に配置される熱交換器３０によって受熱がなされる。
【００３３】
図１において熱交換器３０のＸ１方向の面であって、熱交換器配設板３１の上側には２つのファン３４が、熱交換器配設板３１の下側には２つのファン３５が配置される。上側のファン３４は外気を吸引し、下側のファン３５は屋外筺体１０の空間部７０の空気を循環する。上側のファン３４の配線用線は、下側のファン３５の端子台３６に接続される。熱交換器３０の機能および空間部７０での空気の流れについては後述する。なお、熱交換器３０は、市販されているものでもよく、上述の構造に限定されない。
【００３４】
次に、熱交換器３０の天井面２３への取付け構造および熱交換器カバー４０の枠台部２５への取付け構造を説明する。図４は、図１に示す熱交換器３０が天井面２３へ取付けられ、更に、熱交換器カバー４０が枠台部２５への取付けられた場合におけるＡ−Ａ断面図である。なお、空間部７０の下側については、図示および説明を省略する。
【００３５】
図４中、点線で示すように、熱交換器カバー４０の前面扉２２側および背面カバー２１側の側面には、開口部４１が夫々形成されている。更に、熱交換器カバー４０の前面扉２２側および背面カバー２１側の側面には、当該開口部４１を覆設するように開口部フード４２が夫々設けられている。開口部フード４２の下面４３は開口している。この開口している下面４３には、パンチングメタル板またはエキスパンドメタル板が装着されており、ＥＭＩ（Ｅｌｅｃｔｒｉｃ　Ｍａｇｎｅｔｉｃ　Ｉｎｔｅｒｆｅｒｅｎｃｅ）対策を施しているとともに、害虫等の浸入を防止している。また、同様に、開口部フード４２が接続している開口部４１のある熱交換器カバー４０の内側側面には、パンチングメタル板またはエキスパンドメタル板が貼り付けてあり、ＥＭＩ対策が施されている。
【００３６】
従って、天井面２３に熱交換器カバー４０が設けられ、更に、熱交換器カバー４０の開口部４１に開口部フード４２が設けられているため、天井面２３に取り付けられる熱交換器３０に雨水が大量に付着することはない。更に、屋外筺体１０の外部空気は、開口部フード４２の下面４３と、開口部フード４２の内部と、開口部４１を通じて、熱交換器カバー４０内に入ることが出来る。よって、熱交換器３０に雨水が大量に付着することなく、外部空気を熱交換器３０に取り入れることが可能となる。
【００３７】
ところで、天井面２３のうち、熱交換器カバー４０が覆設される部分の面は、熱交換器３０が設けられている部分、即ち、熱交換器配設板３１が位置している部分から、図１で示すＸ１方向およびＸ２方向に下がるように、所定の角度で傾斜されている。
【００３８】
また、熱交換器カバー４０が載置される枠台部２５の前面扉２２側および背面カバー２１側の側面の複数箇所には、貫通した切欠き部２８が形成されている。
【００３９】
従って、開口部フード４２の下面４３と、開口部フード４２の内部と、開口部４１を通じて少量の雨水が天井面２３に付着しても、天井面２３は傾斜しているので図１で示すＸ１方向およびＸ２方向に流れ落ち、更に、切欠き部２８を通じて、天井面２３の傾斜している部分から流れ落ちてきた雨水を屋外筺体１０の外部に排出させることができる。
【００４０】
よって、簡単な構造で、雨水を屋外筺体１０の外部に排出することができる。
即ち、雨水が、天井面２３に付着して溜まり天井面２３が腐食することを防止することが出来る。また、熱交換器３０に制限なく雨水が付着するのは、熱交換器３０の性能を維持するために望ましくない。従って、上述の構造にすることによって、熱交換器３０に対する防水効果を奏することが出来る。
【００４１】
ところで、熱交換器カバー４０は、内側に、例えばアルミニウムから成る仕切板４４を有する。図５は、図１に示す熱交換器カバー４０を透視した斜視図である。図６は、図５に示す熱交換器カバー４０のＢ−Ｂ断面図である。
【００４２】
熱交換器カバー４０の中央には、仕切板４４が、熱交換器カバー４０内を前面側（図５におけるＸ２方向側）と背面側（図５におけるＸ１方向側）とに二分するように、熱交換器カバー４０の内部において、天井部４５から鉛直方向（図５中のＺ２方向）に延在して設けられている。なお、図５および図６では、説明の便宜上、斜線を付して仕切板４４を示している。
【００４３】
仕切板４４には、図５におけるＺ２方向が開口している２つの凹部４６が形成されている。凹部４６の形状は、熱交換器配設板３１より上側に配置する熱交換器３０の、図５におけるＹ−Ｚ面の断面の形状と略一致している。従って、仕切板４４は熱交換器カバー４０から延在しているため、熱交換器カバー４０を、熱交換器３０が開口部２４に嵌着されている天井面２３に覆設するだけで、簡単に、仕切板４４を熱交換器３０に嵌合させることが出来る。
【００４４】
その結果、仕切板４４によって、熱交換器カバー４０の内側を、外気を熱交換器３０に吸い込む側である前面側と、熱交換器３０から空気を吐き出して外部へ排出する側である背面側とに仕切ることが出来る。従って、効率よく外気を熱交換器３０に吸い込み排出することができ、よって、屋外筺体１０内の冷却効率の向上を図ることができる。
【００４５】
ここで、仕切板４４を図５および図６に示すように配置せずに、２台の熱交換器の間において、図５に示す仕切板４４の配置方向と垂直な方向に配置して、熱交換器カバー４０の内部を二分する構造も考えられる。しかしながら、かかる構造では、熱交換器カバー４０の内部に吸引された外気が、熱交換器カバー４０の内壁に衝突し、熱交換器カバー４０内部で循環してしまい望ましくない。
【００４６】
一方、図５および図６に示す本実施例のように仕切板４４を配置すれば、上記問題を回避することができ、簡易な構造で冷却効率の向上を図ることができる。
【００４７】
次に、空間部７０の内部構造を説明する。
【００４８】
図７は、空間部７０および熱交換器カバー４０の内部の概略構造を示す縦断面図である。図８は、図７に示すダクト７１、第一流れ込み防止板７２、および誘導板が前面扉２２に配設されていることを示す本体部２０の斜視図である。
【００４９】
空間部７０内には、図１に示される電子部品５１を収容する無線ユニット部５０と、図１に示される増幅器６１を収容する増幅器ユニット部６０が収容されている。増幅器ユニット部６０は、無線ユニット部５０の上に載置されている。無線ユニット部５０の上部には、各電子部品内を流動する空気を吸引するファン５２が設けられている。また、増幅器ユニット部６０の上部には、各電子部品内を流動する空気を吸引するファン６２が設けられている。
【００５０】
前面扉２２の内側には、ダクト７１が設置されている。ダクト７１の上面および下面は開口しており、ダクト７１内を上から下へ空気が流動することが出来る。
【００５１】
ダクト７１の上部には、第一流れ込み防止板７２が、背面カバー２１側に突き出すように設けられている。背面カバー２１側に突き出している第一流れ込み防止板７２の端部は、前面扉２２を本体部２０に対して閉じたときに、増幅器ユニット部６０の側面の最上端に接する。
【００５２】
ダクト７１の下部には、誘導板７３が、背面カバー２１側に突き出すように設けられている。第一流れ込み防止板７２の背面カバー２１側に突き出している端部は、前面扉２２を本体部２０に対して閉じたときに、無線ユニット部５０の側面の最下端に接する。
【００５３】
増幅器ユニット部６０の上面には、熱交換器配設板３１の下側に位置する熱交換器３０の下面の端部に接するように、斜めに第一遮蔽板７４が設けられている。
【００５４】
無線ユニット部５０の上面には、増幅器ユニット部６０の下面の端部に接するように、斜めに第二遮蔽板７５が設けられている。
【００５５】
更に、無線ユニット部５０の下部には、エアダクト７６が斜めに配置される。
【００５６】
また、空間部７０の下面から垂直に第二流れ込み防止板７７が備えられ、第二流れ込み防止板７７の端部は、無線ユニット部５０の下部に当接している。
【００５７】
次に、上述のような内部構造を有する空間部７０における空気の循環について説明する。なお、図７中の矢印は空気の循環方向を示している。
【００５８】
外気は、熱交換器配設板３１より上側に配置する熱交換器３０のファン３４により、開口部フード４２の下面４３から熱交換器カバー４０の開口部４１を通じて、熱交換器カバー４０の内部に入り、熱交換器３０内に吸い込まれる。
【００５９】
図２および図３に示されるように、熱交換器３０内では、フィン３２内に設けられたヒートパイプ３３内に水が熱循環している。即ち、無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０から発された熱によって、熱交換器３０のファン３５の矢印方向の空気の循環を通じて、ヒートパイプ３３のうち、受熱部に相当する空間部７０内に在る部分が受熱される。この熱は、ヒートパイプ３３内の水の循環により、放熱部に相当する熱交換器カバー４０内に在る部分で放熱される。
【００６０】
従って、ファン３５により吸引された空間部７０内の空気は、熱交換器３０を通過すると冷却された空気となる。冷却された空気は、以下のように空間部７０を循環する。
【００６１】
冷却された空気は、無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０を冷却しながらダクト７１内を通過して、空間部７０の下部に位置する無線ユニット部５０の下部にスムーズに流動される。下部へ流動された空気は、誘導板７３およびエアダクト７６を介して無線ユニット部５０へ誘導される。
【００６２】
無線ユニット部５０は、上部にファン５２を実装しており、空気はファン５２により下部から上部へ引き上げられるが、誘導板７３がダクト７１の下部に装着されているため、無線ユニット部５０のファン５２による空気の吸込みをダクト７１から行うことができる。
【００６３】
無線ユニット部５０から発せられた熱を含む空気は、第二遮蔽板７５を通じて、前面扉２２側に流動することなく背面カバー２１側に吐き出される。
【００６４】
無線ユニット部５０の上部に載置される増幅器ユニット部６０においても、上部にファン６２を実装しており、空気はファン６２より下部から上部へ引き上げられる。
【００６５】
増幅器ユニット部６０から発せられた熱を含む空気は、第一遮蔽板７４を通じて、前面扉２２側に流動することなく背面カバー２１側に吐き出される。
【００６６】
また、前面扉２２を本体部２０に対して閉じたときに端部が増幅器ユニット部６０の側面の最上端に接する第一流れ込み防止板７２が、ダクト７１の上部に設けられている。第一流れ込み防止板７２によって、熱交換器３０から流動してくる冷たい空気が、無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０の前面扉２２側から吸い込まれることが防止される。
【００６７】
更に、端部が無線ユニット部５０の下部に当接している第二流れ込み防止板７７が空間部７０の下面から垂直に設けられている。第二流れ込み防止板７７により、無線ユニット部５０の背面カバー２１側に排出された熱を含む空気が前面扉２２側に回り込むことが防止される。
【００６８】
このように、無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０が収容される空間部７０内に、ダクト７１、第一流れ込み防止板７２、誘導板７３、第一遮蔽板７４、第二遮蔽板７５、エアダクト７６、および第二流れ込み防止板７７を設け、熱交換器３０により冷却された空気を屋外設置用筐体１０の下部へ導くとともに、空間部７０内の背面カバー２１側を、無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０から発せられる熱によって暖められた空気の吐き出し側とし、空間部７０内の前面扉２２側を熱交換器３０によって冷却された空気の吸い込み側とし、両者を分離して、空気の循環を行う構造としている。
【００６９】
即ち、空間部７０内を、熱交換器３０によって放熱した冷気が流れる部分と、受熱した暖気が流れ排出される部分とに完全に分離した構造としている。これにより、無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０の前面扉２２側には冷気を、背面カバー２１側には暖気を分離して集約させることができ、両者が混合されることを防止することが出来る。
【００７０】
仮に、空間部７０を、本実施例のように冷気が流れる部分と、暖気が流れ排出される部分とに完全に分離した構造としていなければ、無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０には暖気が送られることになり、効率よく無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０を冷却することが出来ない。
【００７１】
一方、本実施例の構造では、空間部７０内での空気の循環がスムーズとなり、簡単な構造で、無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０を効率よく冷却することが可能となる。
【００７２】
次に、前面扉２２および背面カバー２１が本体部２０と当接する部分の構造について説明する。前面扉２２が本体部２０と当接する部分の構造と背面カバー２１と本体部２０が当接する部分の構造は同一であるため、前者の説明をもって後者の説明を省略する。
【００７３】
図９は、図１において前面扉２２を外して、Ｙ１方向からＹ２方向に見たときの本体部２０の外観を示す図である。図１０は、前面扉２２が本体部２０に対して閉じた場合に、前面扉２２の上部が本体部２０の上部に当接している部分に関する図１におけるＡ−Ａ断面図である。
【００７４】
本体部２０の前面扉２２側は開口しているが、その開口している部分の全周に沿ってフランジ部８０が設けられている。
【００７５】
フランジ部８０は、図１においてＹ１方向からＹ２方向に見たときに、Ｕ字状の断面形状を有する。
【００７６】
また、図１に示すように、フランジ部８０のうち、本体部２０の上部にある部分は、本体部２０の前面扉２２側の上部の真中を頂点として左右に傾斜部１５０が設けられている。
【００７７】
従って、フランジ部８０はＵ字状を有しているので、Ｕ字状の底部に雨水が溜まり、更に、当該傾斜部１５０によって雨水は左右に、即ち、本体部２０の側面側に流れ落ちる。よって、本体部２０の前面扉２２側において雨水は溜まらなくなり、前面扉２２を本体部２０に対して開けた場合に、雨水が本体部２０の内部に流下し本体部２０に収容される無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０に付着することを防止することが出来る。従って、簡単な構造で、本体部２０に収容される無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０の防水効果を奏することが出来る。
【００７８】
ところで、フランジ部８０において、Ｕ字状の底面に接し、フランジ部８０の内部に位置される金属板８１が、Ｕ字状の底面の全周に沿って設けられている。金属板８１の前面扉２２側の先端は鋭角を有している。
【００７９】
前面扉２２の外周の断面は、フランジ部８０のＵ字状の断面とは逆方向のＵ字状を有する。なお、図１０では説明の便宜上、前面扉２２の上部のみ図示しているが、前面扉２２の下部も前面扉２２の上部と同様である。また、背面カバー２１の上部および下部についても同様である。
【００８０】
前面扉２２の外周部分の近傍には、Ｏリング又はゴム等のパッキン９０が全周にわたって装着されている。更に、パッキン９０を固定させるためのパッキン突当て金具９１がパッキン９０に固着されている。パッキン突当て金具９１は、パッキン９０が位置する側と反対の側に位置するシールド部材９２にも固着している。シールド部材９２は、パッキン突当て金具９１が位置する側と反対の側に位置するシールド部材挟込み金具９３と、パッキン突当て金具９１とによって挟まれて装着されている。
【００８１】
かかる構造により、前面扉２２を本体部２０に対して閉じると、本体部２０の金属板８１の前面扉２２側の先端が、前面扉２２に装着されているシールド部材９２に当接し、前面扉２２と本体部２０とが完全に密着する。従って、電磁波漏れに対するシールド効果を奏することが出来る。
【００８２】
次に、本体部２０内に摺動可能に配設される支柱１００および１０１等について説明する。
【００８３】
図１１は、熱交換器カバー４０が載置され、前面扉２２が本体部２０に対して閉じている場合において、本体部２０をＹ１からＹ２方向へ見たときの本体部２０の上部の透視図である。図１２は、熱交換器カバー４０が載置され、前面扉２２が本体部２０対して開いている場合において、本体部２０をＹ１からＹ２方向へ見たときの本体部２０の上部の透視図である。図１３は、本体部２０に対して前面扉２２を開いて、かつ支柱１００および１０１を本体部２０から引き出して、支柱１００および１０１にシート１０３を取り付けた状態における屋外筺体１０の斜視図である。
【００８４】
なお、説明の便宜上、図１１乃至１３においては、空間部７０に収容される無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０の図示は省略する。
【００８５】
図１１を参照するに、前面扉２２が本体部２０に対して閉じている場合は、後述するように、棒状の支柱１００は、本体部２０の上部に収納される。なお、前面扉２２が本体部２０に対して閉じている場合に、本体部２０の下部に収納される支柱１０１については、支柱１００と同様の構成を有するので、支柱１００の説明をもって、支柱１０１の説明に代える。
【００８６】
本体部２０の上部の天井面２３の前面扉２２側には、螺子部１０９を有する第一ブロック１０４が螺設されている。本体部２０の上部の天井面２３の背面カバー２１側には、第二ブロック１０５が螺設されている。
【００８７】
支柱１００の前面扉２２側の端部には、支柱１００を手で摺動させるための摘み部１０６が設けられている。摘み部１０６には、螺子部１０８が設けられており、第一ブロック１０４の螺子部１０９と螺合している。
【００８８】
また、支柱１００の背面カバー２１側の端部には、支柱１００を固定するための抜け止め部１０７が設けられている。また、抜け止め部１０７には、螺子部１１０が設けられている。
【００８９】
前面扉２２が本体部２０に対して閉じている場合は、支柱１００の両端部は第一ブロック１０４および第二ブロック１０５に挿入され、摘み部１０６の螺子部１０８と第一ブロック１０４の螺子部１０９との螺合により、支柱１００は第一ブロック１０４および第二ブロック１０５に保持されて、本体部２０の内部に収納されている。
【００９０】
支柱１００を、引き出し部材として本体部２０から摺動して引き出す場合は、摘み部１０６の螺子部１０８と第一ブロック１０４の螺子部１０９との螺合を外して、支柱１００を前面扉２２側に摺動させる。支柱１００の抜け止め部１０７が第一ブロック１０４に当接し、摘み部１０６を回転させることにより、図１２に示すように抜け止め部１０７の螺子部１１０が、第一ブロック１０４の螺子部１０９と螺合し、支柱１００は第一ブロック１０４に保持され、固定される。なお、本体部２０の下部に収納される支柱１０１も、支柱１００と同様に摺動して引き出して、固定することが出来る。
【００９１】
ところで、収容箱９０には、例えば、ビニール製のシート１０３が収容されている。シート１０３の外周の所定の箇所には、穴部１２０が複数形成されている。また、上述したように、前面扉２２の上部には、３つの凸部２６が形成されている。更に、天井面２３の、前面扉２２側の外周部分には、３つの凸部２７が形成されている。
【００９２】
従って、図１３に示すように、収容箱９０に収容されているシート１０３を取り出して、シート１０３の穴部と、前面扉２２の上部に形成されている凸部２６および天井面２３に形成されている凸部２７とを夫々嵌装させて、更に、本体部２０から引き出して固定された支柱１００および１０１にシート１０３を巻きつけることが出来る。
【００９３】
更に、シート１０３においては、支柱１０１に巻きつける部分には、図１３中で拡大して示すように、固定用穴部１２１と、支柱１０１にシート１０３を巻きつけたときに当該固定用穴部１２１と嵌合する固定用凸部１２２が、固定用穴部１２１と同数形成されている。従って、支柱１０１に巻きつけられたシート１０３は、固定用穴部１２１と固定用凸部１２２とを嵌合させることにより、支柱１０１において固定することが出来る。
【００９４】
このようにして、図１３に示すように、シート１０３の穴部１２０と、前面扉２２の上部に形成されている凸部２６および天井面２３に形成されている凸部２７とを嵌装させ、更に、本体部２０から引き出して固定された支柱１００および１０１にシート１０３を巻きつけて固定用穴部１２１と固定用凸部１２２とを嵌合させることが出来る。従って、支柱１０１においてシート１０３を固定することが出来る。
【００９５】
よって、本体部２０に収容されている無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０の調整または保守等をするために、前面扉２２を本体部２０に対して開けた場合に、シート１０３を前面扉２２および本体部２０の前面扉２２側に容易に取り付けて固定することができる。従って、雨天時でも、シート１０３を簡単に取り付け操作することによって、無線ユニット部５０および増幅器ユニット部６０への雨水の付着を防止でき、便利である。
【００９６】
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【００９７】
なお、本発明は、以下に記載する付記のような構成が考えられる。
（付記１）　電子機器と前記電子機器を冷却する冷却装置を備える屋外設置用筺体において、
当該屋外設置用筺体の天井面は傾斜部分を有し、前記天井面の最高位置に前記冷却装置を載置することを特徴とする屋外設置用筺体。
（付記２）　電子機器と、
筐体の外部から空気を吸い込んで、前記電子機器から発せられる熱を前記吸い込んだ空気に基づいて放散し、当該筐体の外部へ前記空気を排出する熱交換装置と、
前記熱交換装置を覆う覆設部材を備え、
前記覆設部材の内側に、前記空気の吸い込み側と前記空気の吐き出し側とに仕切る仕切り部材を備えることを特徴とする屋外設置用筐体。
（付記３）　前記仕切り部材は前記覆設部材から延在しており、
前記覆設部材で前記熱交換装置を覆うことにより、前記覆設部材の内側を前記空気の吸い込み側と前記空気の吐き出し側とに仕切ることを特徴とする付記２記載の屋外設置用筐体。
（付記４）　電子機器を収容する屋外設置用筐体は、
前記電子機器から発せられる熱により暖められた空気を吸い込む一方、冷却して空気を吐き出す熱交換装置と、
前記冷却された空気を当該筐体の下部に導く仕切り構造とを備え、
前記仕切り構造により、前記冷却された空気が前記熱により暖められた空気と混合されないようにしたことを特徴とする屋外設置筐体。
（付記５）　前記仕切り構造は、前記電子機器から発せられる熱により暖められた空気を前記電子機器の前面側に流動させることなく前記電子機器の背面側に吐き出す吐出部を含むことを特徴とする付記４記載の屋外設置用筐体。
（付記６）　前記仕切り構造は、前記冷却された空気を前記電子機器の前面側に吸い込ませることなく前記電子機器の下部に導き前記電子機器の上部へ流動する誘導部を含むことを特徴とする付記３記載の屋外設置用筐体。
（付記７）　電子機器を収容する屋外設置用筺体において、
開口部を含む開口面を有し、前記開口面には前記開口部の外周に沿ってフランジ部が形成され、前記フランジ部のうち前記開口面の上部に形成される部分は前記部分のいずれかの箇所を頂点として傾斜が設けられていることを特徴とする屋外設置用筺体。
（付記８）　電子機器を収容し、開閉可能な開閉扉を備える屋外設置用筺体において、
前記開閉扉の上部に凸状部材を設け、
前記開閉扉を開いた際に摺動することによって引き出すことができる棒状の引出し部材を備えることにより、
前記引き出し部材と前記開閉扉の間にシートを設置可能としたことを特徴とする屋外設置用筺体。
【００９８】
【発明の効果】
以上詳述したところから明らかなように、本発明の屋外筺体によれば、通信機器等の電子機器を筐体に収容し、当該筐体を屋外環境下に設置する場合に、電子機器が支障なく機能することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の屋外筺体１０を示す分解斜視図である。
【図２】図１に示す熱交換器３０の外観構成図であり、（Ａ）は、図１に示す熱交換器３０をＸ１からＸ２の方向に見た図であり、（Ｂ）は図１に示す熱交換器３０をＹ１からＹ２の方向に見た図である。
【図３】図１に示す熱交換器３０に内蔵されるフィン３２をＸ２からＸ１の方向に見た概略構成図である。
【図４】図１に示す熱交換器３０が天井面２３へ取付けられ、更に、熱交換器カバー４０が枠台部２５への取付けられた場合におけるＡ−Ａ断面図である。
【図５】図１に示す熱交換器カバー４０を透視した斜視図である。
【図６】図５に示す熱交換器カバー４０のＢ−Ｂ断面図である。
【図７】空間部７０及び熱交換器カバー４０の内部の概略構造を示す縦断面図である。
【図８】図７に示すダクト７１、第一流れ込み防止板７２、および誘導板が前面扉２２に配設されていることを示す本体部２０の斜視図である。
【図９】図１において前面扉２２を外して、Ｙ１方向からＹ２方向に見たときの本体部２０の外観を示す図である。
【図１０】前面扉２２が本体部２０に対して閉じた場合に、前面扉２２の上部が本体部２０の上部に当接している部分に関する図１におけるＡ−Ａ断面図である。
【図１１】熱交換器カバー４０が載置され、前面扉２２が本体部２０に対して閉じている場合において、本体部２０をＹ１からＹ２方向へ見たときの本体部２０の上部の透視図である。
【図１２】熱交換器カバー４０が載置され、前面扉２２が本体部２０対して開いている場合において、本体部２０をＹ１からＹ２方向へ見たときの本体部２０の上部の透視図である。
【図１３】本体部２０に対して前面扉２２を開いて、かつ支柱１００および１０１を本体部２０から引き出して、支柱１００および１０１にシート１０３を取り付けた状態における屋外筺体１０の斜視図である。
【符号の説明】
１０　　屋外筺体
２０　　本体部
２１　　背面カバー
２２　　前面扉
２３　　天井面
２８　　切り欠き部
３０　　熱交換器
４０　　熱交換器カバー
４４　　仕切板
５０　　無線ユニット部
６０　　増幅器ユニット部
７０　　空間部
７１　　ダクト部
７２　　第一流れ込み防止板
７３　　誘導板
７４　　第一遮蔽板
７５　　第二遮蔽板
７６　　エアダクト
７７　　第二流れ込み防止板
８０　　フランジ部
９０　　収容箱
１０３　シート[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a housing that is installed outdoors, and particularly to an outdoor installation housing that houses an electronic device such as a communication device and is installed outdoors.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In recent years, electronic devices such as communication devices have been required to have a large capacity in order to realize communication capable of transmitting and receiving high-speed and large-volume information. Therefore, the power consumption of the electronic device increases, and the heat generation per unit volume is constantly increasing. Such electronic devices are often housed in a housing such as a large cubicle (relay box) made of a steel plate box or the like, and are often installed outdoors such as on the roof of a building.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, when housing a large-capacity electronic device in a housing and installing the housing in an outdoor environment, there are the following problems.
[0004]
That is, rainwater or the like falls on the housing, and moisture may adhere to the electronic device housed in the housing. If moisture adheres to the electronic device, its function may be deteriorated or malfunction may occur.
[0005]
If the heat generated by the large-capacity electronic device cannot be effectively dissipated to the outside and the electronic device in the housing cannot be cooled effectively, the temperature of the electronic device in the housing increases and the electronic device in the housing increases. The device may malfunction.
[0006]
Furthermore, in order to be able to withstand the outdoor environment, the shape of the housing is enlarged or the weight of the housing is increased, and costs such as securing an installation place of the housing and installation work costs are increased. Problems.
[0007]
Then, an object of the present invention was made in view of the above-mentioned problem, and provides an outdoor installation case which enables an electronic device such as a communication device housed in the case to function without any trouble. It is in.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The object is, as described in claim 1, in an outdoor installation housing including an electronic device and a cooling device for cooling the electronic device, the ceiling surface of the outdoor installation housing has an inclined portion, and the ceiling surface This is achieved by a housing for outdoor installation, wherein the cooling device is mounted at the highest position.
[0009]
According to the first aspect of the present invention, even if rainwater adheres to the ceiling surface, the ceiling surface is inclined and flows down, and the rainwater can be discharged to the outside of the outdoor installation housing with a simple structure. Therefore, it is possible to prevent the rainwater from adhering to the ceiling surface and accumulating on the ceiling surface to corrode the ceiling surface. Furthermore, a waterproof effect can be obtained for the cooling device, and the electronic device housed in the outdoor installation housing can be cooled without any trouble, thereby preventing the function of the electronic device from being disturbed.
[0010]
The above object is achieved, as described in claim 2, by sucking air from outside the electronic device and the housing, and dissipating heat generated from the electronic device based on the sucked air, to the outside of the housing. A heat exchange device that discharges the air, a covering member that covers the heat exchange device, and a partition member that partitions the air suction side and the air discharge side inside the covering member. Achieved by the featured outdoor installation enclosure.
[0011]
According to the second aspect of the present invention, the partition member is configured such that the inside of the covering member sucks air outside the housing into the heat exchange device, and the side that discharges air from the heat exchange device and discharges the air to the outside. Can be partitioned. Therefore, the inside of the housing for outdoor installation can be efficiently cooled with a simple structure. Therefore, it is possible to prevent the function of the electronic device housed in the outdoor installation housing from being affected.
[0012]
An object of the present invention is to provide an outdoor installation housing for accommodating an electronic device, wherein the housing for outdoor installation sucks air heated by heat generated from the electronic device, while cooling and exhaling the air. A partition structure for guiding the cooled air to a lower portion of the housing, wherein the partitioned structure prevents the cooled air from being mixed with the air heated by the heat. This is achieved by the installation housing.
[0013]
According to the third aspect of the present invention, by the partition structure provided in the outdoor installation housing, the cooled air and the air heated by the heat generated from the electronic device are separated and aggregated, and the two are mixed. Can be prevented. Therefore, the circulation of air in the outdoor installation housing becomes smooth, and the electronic device can be efficiently cooled with a simple structure. Therefore, it is possible to prevent the function of the electronic device housed in the outdoor installation housing from being affected.
[0014]
An object of the present invention is to provide an outdoor installation housing for accommodating an electronic device, wherein the housing has an opening surface including an opening, and the opening surface has a flange formed along an outer periphery of the opening. The portion of the flange portion formed above the opening surface is achieved by an outdoor installation housing characterized in that a slope is provided with any of the portions as vertices.
[0015]
According to the fourth aspect of the invention, rainwater accumulates in the flange portion, and the rainwater flows down to the left and right, that is, to the side of the surface including the opening, due to the inclination of the flange portion. Therefore, when the surface including the opening is opened, it is possible to prevent rainwater from flowing down into the outdoor installation casing and adhering to the electronic device accommodated in the outdoor installation casing. Therefore, with a simple structure, it is possible to prevent the function of the electronic device housed in the outdoor installation housing from being affected.
[0016]
An object of the present invention is to provide a housing for outdoor installation that houses an electronic device and has an openable and closable door, wherein a convex member is provided at an upper portion of the openable and closable door, and the open and closes the door. By providing a rod-shaped drawer member that can be pulled out by sliding in a direction, a sheet can be placed between the drawer member and the opening / closing door.
[0017]
According to the invention described in claim 5, when the openable door is opened to adjust or maintain the electronic device housed in the housing for outdoor installation, the drawer member is pulled out, and the door is opened. A sheet or the like can be attached and fixed to the convex member and the drawer member provided at the upper part. Therefore, even in rainy weather, by attaching and fixing a sheet or the like with a simple operation, it is possible to prevent rainwater from adhering to the electronic device. Therefore, it is possible to prevent the function of the electronic device housed in the outdoor installation housing from being affected.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing an outdoor housing 10 of the present invention. The outdoor housing 10 shown in FIG. 1 includes a main body 20 having a substantially box shape and two heat exchange units mounted on an uppermost surface (hereinafter referred to as a “ceiling surface”) 23 of the main body 20 in the Z1 direction. The heat exchanger includes a heat exchanger 30 and a heat exchanger cover 40 disposed on the main body 20 to cover the heat exchanger 30. The outdoor housing 10 is made of, for example, a steel plate or aluminum.
[0020]
Inside the main body 20, a space 70 for housing electronic devices such as the wireless unit 50 and the amplifier unit 60 is provided. A plurality of electronic components 51 are packaged and housed in the wireless unit unit 50. A fan 52 that sucks air flowing through the electronic component 51 is provided above the electronic component 51 in the wireless unit unit 50. The amplifier unit unit 60 is mounted on the wireless unit unit 50. The amplifier 61 is built in the amplifier unit 60. A fan 62 for sucking air flowing through the amplifier 61 is provided above the amplifier 61 in the amplifier unit 60. The internal structure of the space 70 accommodating the wireless unit 50 and the amplifier unit 60 will be described later.
[0021]
An accommodation box 90 for accommodating a sheet 103 described below is provided below the space 70 of the main body 20.
[0022]
A back cover 21 having a sunshade function is fixedly mounted on an opening surface of the main body 20 in the X1 direction (hereinafter, referred to as a “back surface”). More specifically, a back cover hook (not shown) is provided on an upper portion of the back of the main body 20, and the back cover 21 is hooked on the hook. This can prevent the back cover 21 from dropping by its own weight when the back cover 21 is attached to or removed from the main body 20 by hand. The lower part of the back cover 21 is screwed to the main body 20. By hooking the back cover 21 on the back cover hooking bracket, the screw can be positioned so as to be easily tightened.
[0023]
A front door 22 having a sunshade function is provided on an opening surface in the X2 direction (hereinafter, referred to as “front surface”) of the main body unit 20 via a hinge. Therefore, the front door 22 can be opened and closed by rotating with respect to the main body 20. Further, on the upper part of the front door 22, three convex portions 26 described later are formed.
[0024]
The side surfaces of the main body 20 in the Y1 direction and the Y2 direction have a sunshade function.
The ceiling surface 23 of the main body 20 has a rectangular shape. At the approximate center of the ceiling surface 23, two openings 24 for fitting the heat exchangers 30 are formed corresponding to the number of the heat exchangers 30.
[0025]
On the XY plane at the center of the two heat exchangers 30, a heat exchanger mounting plate 31 is provided. The heat exchanger 30 is provided on the ceiling surface 23 of the main body 20 via a heat exchanger mounting plate 31.
[0026]
On the outer peripheral portion of the ceiling surface 23 on the front door 22 side, three convex portions 27 described later are formed. In addition, near the outer peripheral portion of the ceiling surface 23, a frame base portion 25 is provided along the outer peripheral portion. By placing the heat exchanger cover 40 on the frame base 25, the heat exchanger cover 40 is disposed on the ceiling surface 23 and covered by the heat exchanger 30. Further, cut-out portions 28 penetrating therethrough are formed at a plurality of positions on the front door 22 side and the rear cover 21 side of the frame base portion 25, which will be described later.
[0027]
As described above, the heat exchanger 30 is provided at the upper part in the outdoor housing 10 in the outdoor housing 10 that houses the wireless unit unit 50 and the amplifier unit unit 60 and is installed outdoors for the following reason.
[0028]
That is, when the heat exchanger 30 is provided on the front door 22 side of the outdoor housing 10, when the front door 22 is opened for adjustment or maintenance of the wireless unit 50 or the amplifier unit 60, the heat exchanger 30 is opened. Is separated from the main unit. Therefore, the inside of the outdoor housing 10 cannot be sufficiently cooled, the temperature inside the space 70 rises, and the function of the wireless unit 50 or the amplifier unit 60 housed inside the outdoor housing 10 may be deteriorated. . Further, if the heat exchanger 30 is placed on the side of the back cover 21, the length of the outdoor housing 10 in the X1-X2 direction becomes long, which is not preferable because of the limitation on the place where the outdoor housing 10 is installed. Furthermore, when the heat exchanger 30 is provided on the front door 22 or the rear cover 21 in the first place, a strong and heavy one is required in consideration of the weight of the heat exchanger 30. This is inconvenient when opening and closing the front door 22 or attaching and detaching the back cover 21.
[0029]
On the other hand, when the heat exchanger 30 is provided on the ceiling surface 23 at the upper part in the outdoor housing 10 as in the present embodiment, the space 70 is sealed and the low-temperature air outside the outdoor housing 10 is used. Thus, the wireless unit 50 and the amplifier unit 60 can be cooled. That is, even if the front door 22 and the rear cover 21 are opened, the heat exchanger 30 remains inside the outdoor housing 10, so that the temperature rise of the wireless unit 50 and the amplifier unit 60 can be prevented. Further, since the outdoor housing 10 can have a closed structure, it is possible to prevent moisture from entering the space 70. Further, it is possible to avoid an increase in the shape and weight of the front door 22 and the rear cover 21, and further, there is no restriction on the installation location of the outdoor housing 10.
[0030]
Next, the structure of the heat exchanger 30 will be described. 2A and 2B are external configuration diagrams of the heat exchanger 30 shown in FIG. 1. FIG. 2A is a diagram of the heat exchanger 30 shown in FIG. 1 as viewed from X1 to X2, and FIG. FIG. 2 is a view of the heat exchanger 30 shown in FIG. 1 viewed in a direction from Y1 to Y2. FIG. 3 is a schematic configuration diagram of the fins 32 incorporated in the heat exchanger 30 shown in FIG. 1 as viewed in a direction from X2 to X1.
[0031]
The heat exchanger 30 includes a fin 32 shown in FIG. The fins 32 are made of, for example, aluminum. A plurality of heat pipes 33 are provided in the fin 32. The heat pipe 33 is made of, for example, copper. Water circulates heat inside the heat pipe 33.
[0032]
As described above, the heat exchanger mounting plate 31 is provided at the center of the heat exchanger 30. The heat exchanger 30 is provided on the ceiling surface 23 of the main body 20 via a heat exchanger mounting plate 31. The heat is dissipated, that is, radiated by the heat exchanger 30 located above the heat exchanger mounting plate 31, that is, the heat exchanger 30 disposed in the heat exchanger cover 40. Further, heat is received by the heat exchanger 30 below the heat exchanger mounting plate 31, that is, the heat exchanger 30 disposed in the space 70 of the outdoor housing 10 having a closed structure.
[0033]
In FIG. 1, two fans 34 are provided above the heat exchanger mounting plate 31 on the X1 direction surface of the heat exchanger 30, and two fans 35 are provided below the heat exchanger mounting plate 31. Be placed. The upper fan 34 sucks outside air, and the lower fan 35 circulates air in the space 70 of the outdoor housing 10. The wiring line of the upper fan 34 is connected to the terminal block 36 of the lower fan 35. The function of the heat exchanger 30 and the flow of air in the space 70 will be described later. In addition, the heat exchanger 30 may be a commercially available one, and is not limited to the above-described structure.
[0034]
Next, the structure for attaching the heat exchanger 30 to the ceiling surface 23 and the structure for attaching the heat exchanger cover 40 to the frame 25 will be described. FIG. 4 is an AA cross-sectional view when the heat exchanger 30 shown in FIG. 1 is attached to the ceiling surface 23 and the heat exchanger cover 40 is attached to the frame base 25. Illustration and description of the lower side of the space 70 are omitted.
[0035]
In FIG. 4, openings 41 are formed on the side surfaces of the heat exchanger cover 40 on the front door 22 side and the rear cover 21 side, respectively, as indicated by dotted lines. Further, an opening hood 42 is provided on each of the side surfaces of the heat exchanger cover 40 on the front door 22 side and the rear cover 21 side so as to cover the opening 41. The lower surface 43 of the opening hood 42 is open. A punching metal plate or an expanded metal plate is mounted on the lower surface 43 that is opened, and an EMI (Electric Magnetic Interference) countermeasure is taken, and at the same time, penetration of pests and the like is prevented. Similarly, a punched metal plate or an expanded metal plate is attached to the inner side surface of the heat exchanger cover 40 having the opening 41 to which the opening hood 42 is connected, and EMI measures are taken. .
[0036]
Therefore, since the heat exchanger cover 40 is provided on the ceiling surface 23 and the opening hood 42 is provided on the opening portion 41 of the heat exchanger cover 40, the heat exchanger 30 attached to the ceiling surface 23 has rainwater. Does not adhere in large quantities. Further, the outside air of the outdoor housing 10 can enter the heat exchanger cover 40 through the lower surface 43 of the opening hood 42, the inside of the opening hood 42, and the opening 41. Therefore, external air can be taken into the heat exchanger 30 without a large amount of rainwater adhering to the heat exchanger 30.
[0037]
By the way, of the ceiling surface 23, the surface of the portion where the heat exchanger cover 40 is covered is from the portion where the heat exchanger 30 is provided, that is, the portion where the heat exchanger mounting plate 31 is located. , Are inclined at a predetermined angle so as to be lowered in the X1 direction and the X2 direction shown in FIG.
[0038]
Further, cutouts 28 are formed at a plurality of locations on the side surfaces of the frame base 25 on which the heat exchanger cover 40 is placed, on the front door 22 side and the rear cover 21 side.
[0039]
Therefore, even if a small amount of rainwater adheres to the ceiling surface 23 through the lower surface 43 of the opening hood 42, the inside of the opening hood 42, and the opening 41, the ceiling surface 23 is inclined. The rainwater flowing down in the direction and the X2 direction, and further flowing down from the inclined portion of the ceiling surface 23 through the cutout portion 28 can be discharged to the outside of the outdoor housing 10.
[0040]
Therefore, rainwater can be discharged to the outside of the outdoor housing 10 with a simple structure.
That is, it is possible to prevent the rainwater from adhering to and accumulating on the ceiling surface 23 and corroding the ceiling surface 23. In addition, it is not desirable that rainwater adheres to the heat exchanger 30 without limitation in order to maintain the performance of the heat exchanger 30. Therefore, with the above structure, a waterproof effect on the heat exchanger 30 can be achieved.
[0041]
Incidentally, the heat exchanger cover 40 has a partition plate 44 made of, for example, aluminum inside. FIG. 5 is a perspective view in which the heat exchanger cover 40 shown in FIG. 1 is seen through. FIG. 6 is a BB cross-sectional view of the heat exchanger cover 40 shown in FIG.
[0042]
At the center of the heat exchanger cover 40, the partition plate 44 divides the inside of the heat exchanger cover 40 into a front side (X2 direction side in FIG. 5) and a back side (X1 direction side in FIG. 5). Inside the heat exchanger cover 40, the heat exchanger cover 40 is provided so as to extend from the ceiling portion 45 in the vertical direction (the Z2 direction in FIG. 5). In FIGS. 5 and 6, for convenience of description, the partition plate 44 is indicated by hatching.
[0043]
The partition plate 44 is formed with two concave portions 46 that are open in the Z2 direction in FIG. The shape of the concave portion 46 substantially matches the cross-sectional shape of the heat exchanger 30 disposed above the heat exchanger mounting plate 31 on the YZ plane in FIG. Therefore, since the partition plate 44 extends from the heat exchanger cover 40, the heat exchanger cover 40 is simply covered on the ceiling surface 23 where the heat exchanger 30 is fitted into the opening 24, The partition plate 44 can be easily fitted to the heat exchanger 30.
[0044]
As a result, the inner side of the heat exchanger cover 40 is separated by the partition plate 44 into a front side on which outside air is sucked into the heat exchanger 30 and a rear side on which air is discharged from the heat exchanger 30 and discharged to the outside. Can be divided into Therefore, the outside air can be efficiently sucked into and discharged from the heat exchanger 30, so that the cooling efficiency in the outdoor housing 10 can be improved.
[0045]
Here, instead of disposing the partition plate 44 as shown in FIGS. 5 and 6, between the two heat exchangers, the partition plate 44 is disposed in a direction perpendicular to the arrangement direction of the partition plate 44 shown in FIG. A structure that bisects the inside of the heat exchanger cover 40 is also conceivable. However, in such a structure, the outside air sucked into the heat exchanger cover 40 collides with the inner wall of the heat exchanger cover 40 and circulates inside the heat exchanger cover 40, which is not desirable.
[0046]
On the other hand, if the partition plate 44 is arranged as in the present embodiment shown in FIGS. 5 and 6, the above problem can be avoided, and the cooling efficiency can be improved with a simple structure.
[0047]
Next, the internal structure of the space 70 will be described.
[0048]
FIG. 7 is a longitudinal sectional view showing a schematic structure inside the space 70 and the heat exchanger cover 40. FIG. 8 is a perspective view of the main body 20 showing that the duct 71, the first inflow prevention plate 72, and the guide plate shown in FIG.
[0049]
The space 70 accommodates the wireless unit 50 that houses the electronic component 51 shown in FIG. 1 and the amplifier unit 60 that houses the amplifier 61 shown in FIG. The amplifier unit 60 is mounted on the wireless unit 50. A fan 52 that sucks air flowing through each electronic component is provided above the wireless unit 50. Further, a fan 62 for sucking air flowing through each electronic component is provided above the amplifier unit 60.
[0050]
A duct 71 is provided inside the front door 22. The upper and lower surfaces of the duct 71 are open, so that air can flow from the top to the bottom in the duct 71.
[0051]
A first inflow prevention plate 72 is provided above the duct 71 so as to protrude toward the rear cover 21. When the front door 22 is closed with respect to the main body 20, the end of the first inflow prevention plate 72 protruding toward the rear cover 21 contacts the uppermost end of the side surface of the amplifier unit 60.
[0052]
A guide plate 73 is provided below the duct 71 so as to protrude toward the rear cover 21. The end of the first inflow prevention plate 72 protruding toward the rear cover 21 contacts the lowermost end of the side surface of the wireless unit 50 when the front door 22 is closed with respect to the main body 20.
[0053]
On the upper surface of the amplifier unit section 60, a first shielding plate 74 is provided obliquely so as to be in contact with the edge of the lower surface of the heat exchanger 30 located below the heat exchanger mounting plate 31.
[0054]
A second shielding plate 75 is provided on the upper surface of the wireless unit unit 50 so as to be in contact with an end of the lower surface of the amplifier unit unit 60.
[0055]
Further, an air duct 76 is disposed obliquely below the wireless unit 50.
[0056]
Further, a second inflow prevention plate 77 is provided vertically from the lower surface of the space 70, and an end of the second inflow prevention plate 77 is in contact with a lower portion of the wireless unit unit 50.
[0057]
Next, the circulation of air in the space 70 having the above-described internal structure will be described. The arrows in FIG. 7 indicate the air circulation direction.
[0058]
The outside air is supplied to the inside of the heat exchanger cover 40 from the lower surface 43 of the opening hood 42 through the opening 41 of the heat exchanger cover 40 by the fan 34 of the heat exchanger 30 disposed above the heat exchanger mounting plate 31. And is sucked into the heat exchanger 30.
[0059]
As shown in FIGS. 2 and 3, in the heat exchanger 30, water circulates heat in a heat pipe 33 provided in a fin 32. That is, the heat generated from the wireless unit unit 50 and the amplifier unit unit 60 causes the fan 35 of the heat exchanger 30 to circulate air in the direction of the arrow and into the heat pipe 33 into the space 70 corresponding to the heat receiving unit. The existing part receives heat. This heat is radiated by the circulation of the water in the heat pipe 33 at a portion within the heat exchanger cover 40 corresponding to a heat radiating portion.
[0060]
Therefore, the air in the space 70 sucked by the fan 35 becomes cooled air when passing through the heat exchanger 30. The cooled air circulates in the space 70 as described below.
[0061]
The cooled air passes through the duct 71 while cooling the wireless unit 50 and the amplifier unit 60, and flows smoothly to the lower part of the wireless unit 50 located at the lower part of the space 70. The air that has flowed to the lower part is guided to the wireless unit 50 via the guide plate 73 and the air duct 76.
[0062]
The fan 52 is mounted on the upper part of the wireless unit 50, and air is pulled up from the lower part to the upper part by the fan 52. However, since the guide plate 73 is attached to the lower part of the duct 71, the fan of the wireless unit 50 is Suction of air by 52 can be performed from duct 71.
[0063]
Air containing heat generated from the wireless unit 50 is discharged to the rear cover 21 through the second shielding plate 75 without flowing to the front door 22.
[0064]
Also in the amplifier unit section 60 mounted on the upper part of the wireless unit section 50, the fan 62 is mounted on the upper part, and the air is pulled up from the lower part of the fan 62 to the upper part.
[0065]
Air containing heat generated from the amplifier unit 60 is discharged to the rear cover 21 through the first shielding plate 74 without flowing to the front door 22.
[0066]
Further, a first inflow prevention plate 72 whose end is in contact with the uppermost end of the side surface of the amplifier unit section 60 when the front door 22 is closed with respect to the main body section 20 is provided above the duct 71. The first inflow prevention plate 72 prevents cold air flowing from the heat exchanger 30 from being sucked from the front door 22 side of the wireless unit unit 50 and the amplifier unit unit 60.
[0067]
Further, a second inflow prevention plate 77 whose end is in contact with the lower part of the wireless unit 50 is provided vertically from the lower surface of the space 70. The second inflow prevention plate 77 prevents the air containing heat discharged to the rear cover 21 side of the wireless unit unit 50 from flowing to the front door 22 side.
[0068]
As described above, in the space 70 in which the wireless unit 50 and the amplifier unit 60 are accommodated, the duct 71, the first inflow prevention plate 72, the guide plate 73, the first shielding plate 74, the second shielding plate 75, the air duct 76, and the second inflow prevention plate 77 are provided to guide the air cooled by the heat exchanger 30 to the lower part of the outdoor installation housing 10 and to allow the wireless unit 50 and The outlet side of the air heated by the heat generated from the amplifier unit section 60 is set as the discharge side, and the front door 22 side in the space section 70 is set as the suction side of the air cooled by the heat exchanger 30. It has a structure that circulates.
[0069]
That is, the inside of the space 70 is completely separated into a portion through which the cool air radiated by the heat exchanger 30 flows and a portion through which the received warm air flows and is discharged. Thereby, it is possible to separate and concentrate the cool air on the front door 22 side and the warm air on the rear cover 21 side of the wireless unit unit 50 and the amplifier unit unit 60, thereby preventing both from being mixed. I can do it.
[0070]
If the space 70 is not completely separated into a portion through which cool air flows and a portion through which warm air flows and is discharged as in the present embodiment, the wireless unit 50 and the amplifier unit 60 do not have warm air. Is transmitted, and the wireless unit 50 and the amplifier unit 60 cannot be efficiently cooled.
[0071]
On the other hand, in the structure of the present embodiment, the air circulation in the space 70 becomes smooth, and the wireless unit 50 and the amplifier unit 60 can be efficiently cooled with a simple structure.
[0072]
Next, a structure of a portion where the front door 22 and the back cover 21 are in contact with the main body 20 will be described. Since the structure of the portion where the front door 22 contacts the main body 20 and the structure of the portion where the rear cover 21 contacts the main body 20 are the same, the description of the former will be omitted and the description of the latter will be omitted.
[0073]
FIG. 9 is a diagram illustrating an appearance of the main body 20 when the front door 22 is removed in FIG. 1 and viewed from the Y1 direction to the Y2 direction. FIG. 10 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1 regarding a portion where the upper part of the front door 22 is in contact with the upper part of the main body part 20 when the front door 22 is closed with respect to the main body part 20.
[0074]
Although the front door 22 side of the main body 20 is open, a flange portion 80 is provided along the entire periphery of the open portion.
[0075]
The flange portion 80 has a U-shaped cross section when viewed from the Y1 direction to the Y2 direction in FIG.
[0076]
Further, as shown in FIG. 1, a portion of the flange portion 80 above the main body portion 20 is provided with inclined portions 150 on the left and right with the middle in the upper portion on the front door 22 side of the main body portion 20 as a vertex. .
[0077]
Therefore, since the flange portion 80 has a U-shape, rainwater accumulates at the bottom of the U-shape, and the rainwater flows down to the left and right, that is, to the side surface of the main body portion 20 by the inclined portion 150. Therefore, the rainwater does not collect on the front door 22 side of the main body 20, and when the front door 22 is opened with respect to the main body 20, the rainwater flows down into the main body 20 and is stored in the radio unit. It can be prevented from adhering to the section 50 and the amplifier unit section 60. Therefore, the waterproof effect of the wireless unit 50 and the amplifier unit 60 housed in the main body 20 can be achieved with a simple structure.
[0078]
By the way, in the flange portion 80, a metal plate 81 which is in contact with the U-shaped bottom surface and is located inside the flange portion 80 is provided along the entire circumference of the U-shaped bottom surface. The front end of the metal plate 81 on the front door 22 side has an acute angle.
[0079]
The cross section of the outer periphery of the front door 22 has a U-shape in a direction opposite to the U-shaped cross section of the flange portion 80. In FIG. 10, only the upper part of the front door 22 is illustrated for convenience of description, but the lower part of the front door 22 is the same as the upper part of the front door 22. The same applies to the upper and lower portions of the back cover 21.
[0080]
In the vicinity of the outer peripheral portion of the front door 22, a packing 90 such as an O-ring or rubber is mounted over the entire periphery. Further, a packing abutment 91 for fixing the packing 90 is fixed to the packing 90. The packing butting member 91 is also fixed to a shield member 92 located on the side opposite to the side where the packing 90 is located. The shield member 92 is mounted between the packing member 91 and the shield member sandwiching member 93 located on the side opposite to the side where the packing member 91 is located.
[0081]
With this structure, when the front door 22 is closed with respect to the main body 20, the front end of the metal plate 81 of the main body 20 on the front door 22 side contacts the shield member 92 attached to the front door 22, and the front door 22 is closed. 22 and the main body 20 are completely adhered to each other. Therefore, a shielding effect against electromagnetic wave leakage can be obtained.
[0082]
Next, the columns 100 and 101 slidably disposed in the main body 20 will be described.
[0083]
FIG. 11 is a perspective view of the upper part of the main body 20 when the heat exchanger cover 40 is placed and the front door 22 is closed with respect to the main body 20 when the main body 20 is viewed from the Y1 to the Y2 direction. FIG. FIG. 12 is a perspective view of the upper portion of the main body 20 when the main body 20 is viewed in the Y1 to Y2 direction when the heat exchanger cover 40 is placed and the front door 22 is opened with respect to the main body 20. It is. FIG. 13 is a perspective view of the outdoor housing 10 in a state where the front door 22 is opened with respect to the main body 20, the columns 100 and 101 are pulled out from the main body 20, and the sheets 103 are attached to the columns 100 and 101. .
[0084]
11 to 13, the illustration of the wireless unit 50 and the amplifier unit 60 housed in the space 70 is omitted in FIGS. 11 to 13.
[0085]
Referring to FIG. 11, when the front door 22 is closed with respect to the main body 20, the bar-shaped column 100 is stored in the upper part of the main body 20 as described later. When the front door 22 is closed with respect to the main body 20, the strut 101 housed in the lower part of the main body 20 has the same configuration as the strut 100. Instead of the description.
[0086]
A first block 104 having a screw portion 109 is screwed on the front door 22 side of the ceiling surface 23 above the main body portion 20. A second block 105 is screwed on the side of the rear cover 21 of the ceiling surface 23 on the upper part of the main body 20.
[0087]
At an end of the support 100 on the side of the front door 22, a knob 106 for sliding the support 100 by hand is provided. The knob portion 106 is provided with a screw portion 108, which is screwed with the screw portion 109 of the first block 104.
[0088]
Further, a retaining portion 107 for fixing the column 100 is provided at an end of the column 100 on the back cover 21 side. The retaining portion 107 is provided with a screw portion 110.
[0089]
When the front door 22 is closed with respect to the main body 20, both ends of the support column 100 are inserted into the first block 104 and the second block 105, and the screw 108 of the knob 106 and the screw of the first block 104 are inserted. The column 100 is held by the first block 104 and the second block 105 by being screwed into the main body 20 and housed in the main body 20.
[0090]
When the support 100 is slid out of the main body 20 as a pull-out member, the screw 108 of the knob 106 and the screw 109 of the first block 104 are unscrewed, and the support 100 is moved to the front door 22 side. To slide. When the retaining portion 107 of the support column 100 comes into contact with the first block 104 and the knob 106 is rotated, the screw portion 110 of the retaining portion 107 is connected to the screw portion 109 of the first block 104 as shown in FIG. After being screwed together, the support column 100 is held and fixed by the first block 104. In addition, the column 101 accommodated in the lower part of the main body 20 can be slid and pulled out and fixed in the same manner as the column 100.
[0091]
By the way, the accommodation box 90 accommodates, for example, a vinyl sheet 103. A plurality of holes 120 are formed at predetermined positions on the outer periphery of the sheet 103. Further, as described above, three convex portions 26 are formed on the upper part of the front door 22. Further, three convex portions 27 are formed on the outer peripheral portion of the ceiling surface 23 on the front door 22 side.
[0092]
Therefore, as shown in FIG. 13, the sheet 103 accommodated in the accommodation box 90 is taken out, and is formed in the hole of the sheet 103, the convex portion 26 formed on the upper part of the front door 22, and the ceiling surface 23. The sheet 103 can be wound around the supporting columns 100 and 101 fixed by being pulled out from the main body portion 20 by fitting the respective convex portions 27 to each other.
[0093]
Further, in the sheet 103, a portion to be wound around the column 101 has a fixing hole 121 as shown in an enlarged view in FIG. 13, and the hole for fixing when the sheet 103 is wound around the column 101. The same number of the fixing protrusions 122 as the fixing holes 121 are formed. Therefore, the sheet 103 wound around the support 101 can be fixed on the support 101 by fitting the fixing holes 121 and the fixing protrusions 122.
[0094]
In this way, as shown in FIG. 13, the hole 120 of the sheet 103 is fitted with the protrusion 26 formed on the upper part of the front door 22 and the protrusion 27 formed on the ceiling surface 23. Further, the sheet 103 can be wound around the columns 100 and 101 pulled out from the main body 20 and fixed, so that the fixing hole 121 and the fixing convex 122 can be fitted. Therefore, the sheet 103 can be fixed on the support 101.
[0095]
Therefore, when the front door 22 is opened with respect to the main body 20 in order to adjust or maintain the wireless unit section 50 and the amplifier unit section 60 housed in the main body section 20, the sheet 103 is moved to the front door 22. And it can be easily attached and fixed to the front door 22 side of the main body 20. Therefore, even in rainy weather, by simply attaching and operating the sheet 103, it is possible to prevent rainwater from adhering to the wireless unit 50 and the amplifier unit 60, which is convenient.
[0096]
Although the preferred embodiment of the present invention has been described in detail, the present invention is not limited to the specific embodiment, and various modifications and changes may be made within the scope of the present invention described in the appended claims. Changes are possible.
[0097]
It should be noted that the present invention may be configured as described in the following supplementary notes.
(Supplementary Note 1) In an outdoor installation housing including an electronic device and a cooling device for cooling the electronic device,
An outdoor installation housing, wherein a ceiling surface of the outdoor installation housing has an inclined portion, and the cooling device is mounted at a highest position of the ceiling surface.
(Appendix 2) Electronic devices,
A heat exchange device that sucks air from outside the housing, dissipates heat generated from the electronic device based on the sucked air, and discharges the air to the outside of the housing.
Comprising a covering member that covers the heat exchange device,
A housing for outdoor installation, comprising: a partition member that partitions the air suction side and the air discharge side inside the covering member.
(Supplementary Note 3) The partition member extends from the covering member,
The outdoor installation housing according to claim 2, wherein the heat exchange device is covered with the covering member to partition the inside of the covering member into the air suction side and the air discharge side.
(Supplementary Note 4) The housing for outdoor installation accommodating the electronic device is:
A heat exchange device that sucks air warmed by heat emitted from the electronic device while cooling and exhaling air;
A partition structure for guiding the cooled air to a lower portion of the housing,
The outdoor installation housing, wherein the partition structure prevents the cooled air from being mixed with the air heated by the heat.
(Supplementary Note 5) The partition structure includes a discharge unit that discharges air warmed by heat generated from the electronic device to the rear side of the electronic device without flowing the air to the front side of the electronic device. The outdoor installation casing according to attachment 4.
(Supplementary Note 6) The partition structure includes a guide portion that guides the cooled air to a lower portion of the electronic device without being sucked into a front surface side of the electronic device and flows to an upper portion of the electronic device. The outdoor installation casing according to attachment 3.
(Supplementary Note 7) In the case of the outdoor installation housing the electronic device,
An opening surface including an opening portion, a flange portion is formed on the opening surface along an outer periphery of the opening portion, and a portion of the flange portion formed above the opening surface is any one of the portions. A housing for outdoor installation, characterized in that a slope is provided with a point as a vertex.
(Supplementary Note 8) In an outdoor installation housing that houses an electronic device and includes an openable / closable door,
Providing a convex member on the upper part of the door,
By providing a rod-shaped drawer member that can be pulled out by sliding when the door is opened,
A housing for outdoor installation, wherein a sheet can be installed between the drawer member and the door.
[0098]
【The invention's effect】
As is apparent from the details described above, according to the outdoor housing of the present invention, when an electronic device such as a communication device is housed in a housing and the housing is installed in an outdoor environment, the electronic device does not interfere. It can function without.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing an outdoor housing 10 of the present invention.
2A and 2B are external configuration diagrams of the heat exchanger 30 shown in FIG. 1, wherein FIG. 2A is a diagram of the heat exchanger 30 shown in FIG. 1 viewed from X1 to X2, and FIG. FIG. 2 is a view of the heat exchanger 30 shown in FIG. 1 viewed in a direction from Y1 to Y2.
FIG. 3 is a schematic configuration diagram of a fin 32 incorporated in the heat exchanger 30 shown in FIG. 1 as viewed in a direction from X2 to X1.
FIG. 4 is a cross-sectional view taken along the line AA when the heat exchanger 30 shown in FIG. 1 is attached to the ceiling surface 23 and a heat exchanger cover 40 is attached to the frame base 25.
FIG. 5 is a perspective view of the heat exchanger cover 40 shown in FIG.
6 is a sectional view of the heat exchanger cover 40 shown in FIG. 5 taken along line BB.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view showing a schematic structure inside a space portion 70 and a heat exchanger cover 40.
8 is a perspective view of the main body 20 showing that the duct 71, the first inflow prevention plate 72, and the guide plate shown in FIG.
FIG. 9 is a view showing the appearance of the main body 20 when the front door 22 is removed in FIG. 1 and viewed from the Y1 direction to the Y2 direction.
FIG. 10 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1 illustrating a portion where the upper part of the front door 22 is in contact with the upper part of the main body part 20 when the front door 22 is closed with respect to the main body part 20;
FIG. 11 is a perspective view of the upper part of the main body 20 when the heat exchanger cover 40 is placed and the front door 22 is closed with respect to the main body 20 when the main body 20 is viewed from Y1 to Y2. FIG.
FIG. 12 is a perspective view of the upper portion of the main body 20 when the main body 20 is viewed in the direction from Y1 to Y2 when the heat exchanger cover 40 is placed and the front door 22 is opened with respect to the main body 20. It is.
FIG. 13 is a perspective view of the outdoor housing 10 in a state where the front door 22 is opened with respect to the main body portion 20, the columns 100 and 101 are pulled out from the main body portion 20, and the seats 103 are attached to the columns 100 and 101. .
[Explanation of symbols]
10 Outdoor housing
20 Body
21 Back cover
22 Front door
23 Ceiling surface
28 Notch
30 heat exchanger
40 Heat exchanger cover
44 Divider
50 Wireless unit
60 Amplifier unit
70 space
71 Duct section
72 First inflow prevention plate
73 guide plate
74 First shielding plate
75 Second shielding plate
76 air duct
77 Second inflow prevention plate
80 Flange
90 storage box
103 sheets

Claims

In a housing for outdoor installation comprising an electronic device and a cooling device for cooling the electronic device,
An outdoor installation housing, wherein a ceiling surface of the outdoor installation housing has an inclined portion, and the cooling device is mounted at a highest position of the ceiling surface.

Electronic equipment,
A heat exchange device that sucks air from outside the housing, dissipates heat generated from the electronic device based on the sucked air, and discharges the air to the outside of the housing.
Comprising a covering member that covers the heat exchange device,
A housing for outdoor installation, comprising: a partition member that partitions the air suction side and the air discharge side inside the covering member.

The housing for outdoor installation that houses electronic devices is
A heat exchange device that sucks air warmed by heat emitted from the electronic device while cooling and exhaling air;
A partition structure for guiding the cooled air to a lower portion of the housing,
The outdoor installation housing, wherein the partition structure prevents the cooled air from being mixed with the air heated by the heat.

In a housing for outdoor installation that houses electronic devices,
An opening surface including an opening portion, a flange portion is formed on the opening surface along an outer periphery of the opening portion, and a portion of the flange portion formed above the opening surface is any one of the portions. A housing for outdoor installation, characterized in that a slope is provided with a point as a vertex.

In an enclosure for outdoor installation that accommodates electronic devices and has a door that can be opened and closed,
Providing a convex member on the upper part of the door,
By providing a rod-shaped drawer member that can be pulled out by sliding when the door is opened,
A housing for outdoor installation, wherein a sheet can be installed between the drawer member and the door.