JP2004034931A - Electric traction management device by radio transmission and electric traction management method by radio transmission - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は無線伝送による電車線管理装置(トロリー線に電力を供給するき電線を含む)および無線伝送による電車線管理方法に関し、特に劣化や故障を速やかに予防的に検出して、電車線の障害を回避し、安定な運用を維持することができる無線伝送による電車線管理装置および無線伝送による電車線管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電車、電気機関車等の電動軌道車にパンタグラフ等を介して駆動用等の電力を供給するための電車線(以下の説明では、き電線を含むものとして記す)は、パンタグラフ等に接触して電車等に電力を供給するトロリー線、トロリー線を支持する吊架線、トロリー線と吊架線を連結するハンガーやドロッパ等、トロリー線の要所に電力を供給するき(饋)電線、き電線とトロリー線、トロリー線同士、吊架線同士等を連結するコネクタ等から成っている。それらの間の接続箇所は、常時または不連続に電流が通過し、接触抵抗を有するから、大なり小なり発熱する。
【0003】
トロリー線とハンガー、ハンガーと吊架線、コネクタとトロリー線、コネクタとき電線等の分岐点は、沿線の火災や、過大な電流の通過により温度が限度以上に上昇して、鎔解、切断することがある。温度上昇が激しくなくても、長時間にわたり高い温度が続くと、腐蝕、疲労により分岐点の切断が起きる。切断しないまでも劣化が起こり、給電の障害が生じることがある。
【0004】
運行ダイヤの密度が高まるにつれ、送電電流が増大し、接続箇所の温度上昇が大きくなっている。変電所の引き出し口および分岐箇所におけるき電線接続箇所の管理は保安上特に重要で、その温度管理には、従来、一般にサーモラベルが用いられている。サーモラベルは、特定の温度を超えると変色し、温度上昇を認識できるものである。分岐点の保安は、サーモラベルを保安員が目視により点検して行なっている。現場に行かないで、カメラによる遠隔監視を行なう場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のように、現場にしても遠隔監視にしても、目視で監視するのでは人手がかかり、連続的な管理は困難である。分岐点等の温度上昇に起因する劣化や故障を速やかに予防的に検知して、電車線の障害を回避し、安定な運用を維持するには、連続的な保安管理が不可欠である。
【0006】
本発明の目的は、分岐点の温度等の物理量を連続的に管理することにより、分岐点の劣化や故障を速やかに予防的に検知して、障害を回避し、安全で安定に運用することができる無線伝送による電車線管理装置を実現することにある。
【0007】
また、本発明の目的は、電車線の分岐点の温度等の物理量を連続的に管理することにより、分岐点の劣化や故障を予防的に検知して、電車線の障害を回避し、安全で、その安定な運用を維持する無線伝送による電車線管理方法を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した目的を達成するため、所定の場所の温度等の物理量を検出して、この物理量に対応する物理量信号を発生するセンサーと、時刻信号を発生する時刻信号発生手段と、前記時刻信号および前記物理量信号を記憶する記録手段と、前記記録手段に記憶された前記時刻信号および前記物理量信号の情報を、不規則なタイミングで、かつ同一周波数で、無線送信する送信手段と、前記センサー、前記時刻信号発生手段、前記記録手段、および前記送信手段を作動させるための電源を有する物理量記録装置を複数の所定の場所に具える無線伝送による電車線管理装置を提供する。
【0009】
また、本発明は、上記した目的を達成するため、所定の場所の温度等の物理量を検出して、この物理量に対応する物理量信号を発生するセンサーと、時刻信号を発生する時刻信号発生手段と、前記時刻信号および前記物理量信号を記憶する記録手段と、前記時刻信号に基づいて前記複数の所定の場所のセンサーの相互の識別のための乱数を発生する乱数発生手段と、前記乱数に基づくタイミングで、前記記録手段に記憶された前記時刻信号および前記物理量信号の情報を同一周波数で無線送信する送信手段と、前記センサー、前記時刻信号発生手段、前記記録手段、前記乱数発生手段、および前記送信手段を作動させるための電源を有する物理量記録装置を複数の所定の場所に具える無線伝送による電車線管理装置を提供する。
【0010】
また、本発明は、上記した目的を達成するため、電車線の複数の所定の場所の、温度等の物理量を予め定めた時間間隔で測定し、物理量の測定データを測定時刻データともに記憶し、記憶された測定データおよび測定時刻データを、不規則な送信タイミングで読み出して同一周波数で無線送信する無線伝送による電車線管理方法を提供する。
【0011】
本発明の無線伝送による電車線管理方法において、ある送信タイミングの直前の送信タイミングから当該送信タイミングまでの間に記憶された温度測定データおよび測定時刻データ(以下、時刻データと記す)を、一括送信しても良い。しかし、電車線の温度異常に基づく測定データが測定されたとき、随時にその測定データを時刻データとともに送信しても良い。
【0012】
複数の所定の場所からの測定データおよび時刻データの送信タイミングは、互いに異なることを要する。送信タイミングが重ならないようにするためには、それぞれからの送信タイミングを、乱数発生器より発生する乱数を用いて決定することができる。送信タイミングは、測定場所ごとに予め定めた正の整数と乱数発生器より発生する乱数との積算で作られる、2のべき乗(例えば、2の8乗)を超えない正の整数(例えば、0から255まで)により決定することができる。このような乱数を用いると、送信タイミングの重なりの確率は実用上無視できるほど充分低い。
【0013】
電車線の分岐点を管理するために測定する物理量は、例えば、分岐点での発熱量に対応する温度、湿度、電車線の振動の大きさに対応する分岐点での振動の加速度である。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、温度記録装置を具えた本発明の無線伝送による電車線管理装置を示す。電車線1はトロリー線2、補助吊架線3、吊架線4、トロリー線2と補助吊架線3を連結するハンガー5、補助吊架線3と吊架線4を連結するドロッパ6、き電線7、き電線7と補助吊架線3を接続するき電分岐部8a、補助吊架線3とトロリー線2を接続するコネクタ8bを有し、吊架線4は支持点4aにおいて、図示しない電柱に固定されている。き電分岐部8aの一端はき電線7にクランプ9aにより固定されており、き電分岐部8aの他端は補助吊架線3にクランプ9bにより固定されている。き電線7には温度記録装置10が固定されている。コネクタ8bの一端はトロリー線2にイヤー9dにより固定されており、コネクタ8bの他端は補助吊架線3にクランプ9cにより固定されている。
【0015】
図2は、温度記録装置10の構造を示す。温度記録装置10は、本体10a、温度センサ11Aおよび11B、センサ配線11aおよび11b、配線基板12Aおよび12B、アンテナ16、電源19のほか、図3に示すデータ線17、電源線18から成る。アンテナ16は、基板状部材の表面に銅箔のパターン16aを有し、配線基板12A,12Bとともに積層状に設けられている。温度センサ11Aおよび11Bは本体10aと分離して設けられ、それぞれセンサ配線11aおよび11bを介して配線基板12Aに接続されている。電源19は配線基板12Aの下側の空間に収容されている。
【0016】
図3は、温度記録装置10の構成を示すブロック図である。温度記録装置10は、温度センサ11A,11B、信号線21A,21B、センサ電源線22A,22B、センサ接地線23A,23B、制御部13、変調部14、増幅部15、アンテナ16、データ線17、電源線18、電源19から成る。信号線21A、センサ電源線22A、およびセンサ接地線23Aは、シースで覆って図2のセンサ配線11aとして一体化され、信号線21B、センサ電源線22B、およびセンサ接地線23Bは、シースで覆って図2のセンサ配線11bとして一体化されている。制御部13と変調部14は配線基板12Aに、増幅部15は配線基板12Bに、それぞれ搭載されている。制御部13、変調部14、増幅部15は、ともに電源線18で電源19に接続され、アンテナ16は増幅部15に接続されている。温度センサ11Aおよび11Bは、図示しない制御回路、メモリー、入出力回路等を有する。センサ配線11a、11b、およびアンテナ16(増幅部15からの導線部を含む)の長さは、それぞれ無線送信周波数のλ/4長となるように形成されている。
【0017】
温度センサ11Aおよび11Bは、監視対象に取り付けられて、温度に応じた温度信号を出力する。信号線21A,21Bはそれぞれ温度センサ11A,11Bから温度信号を伝送する。センサ電源線22A,22Bは、それぞれ温度センサ11A,11Bに電力を供給する。センサ接地線23A,23Bはそれぞれ温度センサ11A,11Bの接地線である。制御部13は、センサ11A,11Bの温度信号を信号波として無線送信するための制御を行う。変調部14は、予め定められた変調方式で温度信号に基づく変調波を発生させる。増幅部15は、変調部14から出力される変調波を必要な電力まで増幅する。アンテナ16は、増幅部15で増幅された変調波を無線電波として放射する。データ線17はデータを伝送する。電源線18は電源19から各部に電力を供給する。制御部13には、外部端末装置(例えばコンピュータ)と接続可能なインターフェース部(図示せず)を備えている。
【0018】
温度センサ11A,11Bとして、本実施の形態においては、半導体に印加される電圧の温度依存性に基づいて温度を検出する、既知の半導体型温度センサを用いる。温度センサには、それぞれ固有の識別番号(センサID)が付与されている。
【0019】
図4は、制御部13の構成を示すブロック図である。制御部13は、中央演算装置(CPU)31、CPU31に時刻信号を供給する時計回路32、測定温度、測定時刻、設置位置の識別記号等のデータを記憶する主メモリ33、レジスタ34、乱数発生回路35、信号入出力回路36、スクラッチパッドメモリ37、CRC生成回路38を具え、これらとCPU31とは内部バス39によって接続されている。
【0020】
信号入出力回路36は、温度センサ11A,11Bの信号線21A,21Bおよびデータ線17を介して信号の入出力を行う。主メモリ33は、無線送信に必要なデータ、演算処理等のプログラムを格納する。乱数発生回路35は、無線送信タイミングの可変制御に用いる乱数を発生させる。時計回路32は、内蔵する基準クロック発生回路で発生する基準クロックをカウントすることにより、計時処理を行う。スクラッチパッドメモリ37は、温度センサ11A,11Bから入力する温度信号を保持する8バイトのRAMである。レジスタ34は、温度センサ11A,11Bで計測される温度に対する高温閾値レジスタ、低温閾値レジスタおよび環境設定レジスタを含むEEPROMである。CRC生成回路38はデータのエラーチェック用のCRCコードを生成する。CPU31は、通常時は待機状態(SLEEP)にあり、時計回路32から入力するトリガ信号に基づいて起動され、温度信号の処理および無線送信に必要な種々の処理を行う。
【0021】
図5は、メモリの構成を示すブロック図である。メモリは、スクラッチパッドメモリ37とレジスタ34とから成り、スクラッチパッドメモリ37は8バイトのRAMで、各バイトは、温度下位桁データ、温度上位桁データ、高温閾値、低温閾値、環境設定データの順に用いられ、残りの3バイトは予備である。高温閾値、低温閾値は温度警報のための温度の上限および下限を決定するものであり、環境設定データは、測定温度の分解能、最大温度変換時間を決定するものである。レジスタ34は、高温閾値、低温閾値、環境設定を格納しており、スクラッチパッドメモリ37に対し高温閾値、低温閾値、環境設定データを入力する。
【0022】
図6は、温度記録装置10をき電線7に装着した状態を示す。温度記録装置10は、銅合金で形成される既存の部材であるクランプ42にネジ41によって固定されており、クランプ42は、2本のボルト43を締め付けることによりき電線7を挟持する一対の部材である。温度記録装置10の本体から分離されたセンサ配線11a,11bは、テープ44でき電線7に固定される。温度センサ11Bはき電線7の表面に熱伝導性を高めるためのシリコンコンパウンド(図示せず)を介して固定される。温度センサ11Aは、き電線7とき電分岐部8aとの分岐点であるクランプ9aの表面にシリコンコンパウンドを介してテープ44で固定される。クランプ9aは、銅合金で形成されてクランプ42と同様に2本のボルト46を締め付けることによりき電線7およびき電分岐部8aを挟持する一対の部材である。
【0023】
図7は、本発明による温度記録装置と受信部に置かれた受信機から成る電車線温度管理システムを示す。同図においては複数のき電線7(7A,7B,7C,および7D)が受信部の監視エリアに設けられている構成を示しており、き電線7から分岐するき電分岐部8aの分岐点51(51A,51B,51C,および51D)には、温度記録装置10(10A,10B,10C,および10D)に接続された温度センサ11Aが装着され、温度センサ11Bはき電線7に取り付けられている。受信部52には受信機53が置かれている。受信機53はアンテナ53a、表示部53b、操作スイッチ群53cによって構成されている。表示部53bは液晶ディスプレイである。操作スイッチ群53cは全て押釦ボタン型スイッチで構成され、電源スイッチ54、表示形態を変更するための表示スイッチ55、表示をリセットするためのリセットスイッチ56を、備えている。温度信号に基づく無線電波は、複数の温度記録装置10A,10B,10C,10Dから送信され、アンテナ53aを有する受信機53で受信される。受信された温度信号および関連情報は、表示部53bの液晶ディスプレイに表示される。
【0024】
以下に、無線伝送による電車線管理装置の動作について説明する。まず、図6に示したように温度記録装置10をき電線7に装着し、温度センサ11Aを分岐点51に装着する。また、温度センサ11Bをき電線7に装着する。温度測定を開始すると、温度センサ11A又は11Bからの温度信号は、制御部13においてスクラッチパッドメモリ37の温度下位桁および温度上位桁のバイトに記憶される。温度下位桁データおよび温度上位桁データは信号入出力回路36を経て信号線17に送り出される。温度のデータが高温閾値を超えまたは低温閾値を下回るときには、警報信号が制御部13から信号線17に送り出される。
【0025】
信号線17に送り出された温度記録データは、対応する時刻データと結合されて、温度経過データとして、所要の時期に変調部14および増幅部15を経てアンテナ16から電波により無線送信され、図7の受信部52の受信機53で受信される。警報信号も同じように無線送信される。変調部14は、図示しない発振器と変調回路を具え、発振器から供給される搬送波が、変調回路で温度経過データに従い変調、例えば振幅シフトキーイング変調(ASK変調)される。送信開始の時期は、制御部13の乱数発生回路35とCPU31で制御される。
【0026】
本発明では、温度経過データを送信する時期が測定箇所(温度記録装置10の設置場所)の間で重ならないように、乱数を利用して送信の開始を不規則にする。本実施の形態では、乱数発生回路35より発生する乱数と、測定箇所ごとに定めた整数(センサID)との積で作られる、0から255までの整数の乱数により送信開始タイミングを決定する。この乱数の周期は61124回であり、送信時期の重なりの確率は実用上全く無視できるほど小さい。
【0027】
受信部(例えば、図7の52)で受信した温度経過データは、画像ディスプレイ、記録紙等に、数値表、グラフ等として表示され、分岐点の温度が正常範囲にあるかどうか判断される。また、警報信号により異常の対策に着手することができる。
【0028】
図8は、無線伝送による電車線管理方法のフローチャートを示す。時計回路32(図4参照、以下同じ)は、基準クロックをカウントすることにより、レジスタ34より読み込んだ送信周期となったときに、トリガ信号を発生する(S1)。CPU31はトリガ信号の発生に基づいて起動され(S2)、温度センサ11A又は11Bから送電線の温度に応じた温度信号が信号入出力回路36を介して入力され、スクラッチパッドメモリ37に格納される(S3)。温度センサ11A又は11Bから入力される温度信号がそれぞれ異なるとき、CPU31は温度信号の平均値を演算して格納する。あるいは、異なる温度信号にそれぞれセンサIDと計測時刻を付与して管理するようにしても良い。乱数発生回路35は、トリガ信号の発生に基づいて乱数Rを発生させてCPU31に出力する(S4)。
以下は、図9を参照しつつ説明する。
【0029】
図9(a)および(b)は、無線送信のタイミングを示す。CPU31は、乱数Rが125より大であるとき(S5)、図9(a)に示すように、起動時から起算される送信開始タイミングに遅延時間(95msec)を加算した205msec時点で、温度信号に基づく無線電波(DATA)の送信動作を実行させる(S6)。乱数Rが125より小であるときは、図9(b)に示すように、起動時から起算される通常の送信開始タイミング(110msec )で、温度信号に基づく無線電波の送信動作を実行させる(S7)。この遅延時間は、特に、複数の温度記録装置を設置して同時に温度監視を行う場合に、受信機での受信動作の重複を防ぐために無線電波の1送信時間の2倍以上の時間に設定することが好ましい。
【0030】
CPU31は、送信タイミングが来たとき、スクラッチパッドメモリ37に格納されている温度信号の温度下位桁データおよび温度上位桁データをデータ線17を介して変調部14に出力する(S8)。変調部14は、入力された温度下位桁データおよび温度上位桁データをASK変調し、変調波を、データ線17を介して増幅部15に出力する(S9)。増幅部15は、送信に必要な出力まで変調波を増幅して、アンテナ16から送信する(S10)。アンテナ16から無線送信された変調波は、図7に示す受信機53で受信される。
【0031】
温度記録装置10A,10B,10C,および10Dから送信される無線電波は、先述の乱数に基づく不規則送信タイミング制御によって送信開始タイミングが重ならないから、共通の受信機53で受信することが可能になる。
【0032】
上記した実施の形態によると、温度センサ11A、11Bを温度記録装置10の本体10aから分離したことによって、き電線7およびクランプ9aへの装着性が向上する。また、温度センサ11A、11Bのセンサ配線11a、11bがアンテナ16とともに3/4λの無線送信用のダイポールアンテナとして機能することにより電波放射性が向上する。また、温度センサ11A、11Bを監視対象に密着させることができるので、温度変化に対する計測追従性が向上し、正確な温度検出を可能にする。
【0033】
温度記録装置10の装着は、架線用の既存の固定部材であるクランプ42を用いて行うことから、特別な技術を必要としないで装着作業を行うことができる。また、クランプ42を用いることで、高電圧、高電界の条件下でも信頼性に優れ、温度記録装置10を安定して運用することができる。
【0034】
また、上記した実施の形態では、温度センサ11A、11Bが温度記録装置10の本体10aから分離された構成を説明したが、温度センサが本体10aに内蔵された構成であっても良い。また、他の物理量検出器として湿度センサや加速度センサを内蔵させることも可能である。例えば、加速度センサを設けた場合には、電車の接近に伴うき電線7の振動を計測して、その値が一定となったときにトリガ信号を出力することにより、そのときの温度計測情報を無線送信させるようにしても良い。
【0035】
上記した実施の形態では、き電線7からき電分岐部8aを分岐するクランプ9aに温度記録装置10から分離された温度センサ11Aを固定して温度の測定を行う構成を説明したが、例えば、補助吊架線3に温度記録装置10を固定し、補助吊架線3とき電分岐部8aを分岐するクランプ9bに温度記録装置10から分離された温度センサ11Aを固定して温度の測定を行うようにしても良い。
【0036】
また、補助吊架線を持たずにき電線からトロリー線に給電する架線構造に適用することも可能である。例えば、き電線からトロリー線にかけての電車線に本発明の温度記録装置10を固定し、温度記録装置10から分岐された温度センサ11(11A、11B)をトロリー線に固定して温度を測定するようにしても良い。この場合には、車両の集電装置と干渉しない位置に設ける必要がある。
【0037】
また、電車線として、上記した架空電線以外に第3軌条等の剛体電線に適用し、温度や歪み等の物理量を測定して無線送信させるようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明の無線伝送による電車線管理装置によると、電車線の分岐点の温度等の物理量を連続的に管理することにより、分岐点の劣化や故障を予防的に検知して、それらの障害を回避することができるから、電車線を常に安定に運用できる。
【0039】
また、本発明の無線伝送による電車線管理方法によると、電車線の分岐点の温度等の物理量を連続的に管理することにより、分岐点の劣化や故障を予防的に検知して、電車線の障害を回避することが可能になるから、電車線を常に安定に運用することができる。
【0040】
記録手段に記憶された時刻信号および物理量信号の情報を、複数の測定箇所から異なる周波数を用いて、特定のタイミングで送信する場合には、送信される電波の周波数の一致や接近を避ける必要がある。発振器として水晶発振器が一般に用いられており、所定の周波数の水晶発振器製作することには、かなりの手間を要し、従ってコストがかかる。これに対し本発明の方法では、データを不規則な送信タイミングで読み出して無線で送信するから、複数の測定箇所から同一の周波数を用いて共通の周波数でデータを送信することが可能となる。それ故、電車線の障害防止に必要な分岐点の物理量の連続的管理を、低コストで安定的に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線伝送による電車線管理装置を示す説明図
【図2】本発明の無線伝送による電車線管理装置の温度記録装置の構造を示す斜視図
【図3】本発明の無線伝送による電車線管理装置の温度記録装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の無線伝送による電車線管理装置の温度記録装置の制御部の構成を示すブロック図
【図5】本発明の無線伝送による電車線管理装置の温度記録装置のメモリの構成を示すブロック図
【図6】本発明の無線伝送による電車線管理装置の温度記録装置をき電線に装着した状態を示す説明図
【図7】本発明の無線伝送による電車線管理装置の温度管理システムを示す説明図
【図8】本発明の無線伝送による電車線管理方法の温度記録および無線信号送信のフローチャート
【図9】(a)および(b)は、無線伝送による電車線管理装置の無線送信のタイミングを示すタイミングチャート
【符号の説明】
1,電車線 2,トロリー線 3,補助吊架線 4,吊架線
4a,支持点 5,ハンガー 6,ドロッパ 7,き電線
8a,き電分岐部 8b,コネクタ 9a,クランプ 9b,クランプ
9c,クランプ 9d,イヤー 10,温度記録装置 10a,本体
10A,10B,10C,10D,温度記録装置
11A,11B,温度センサ 11a,11b,センサ配線
12A,12B,配線基板13,制御部 14,変調部 15,増幅部
16,アンテナ 16a,パターン 17,データ線
18,電源線 19,電源 21A,21B,信号線
22A,22B,センサ電源線 23A,23B,センサ接地線
31,中央演算装置(CPU) 32,時計回路
33,主メモリー 34,レジスタ 35,乱数発生回路
36,信号入出力回路 37,スクラッチパッドメモリー
38,CRC生成回路 41,ネジ 42,クランプ
43,ボルト 44,テープ 46,ボルト
51A,51B,51C,51D,分岐点
52,受信部 53,受信機 53a,アンテナ
53b,表示部 53c,操作スイッチ群 54,電源スイッチ
55,表示スイッチ 56,リセットスイッチ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
A train line (in the following description, including feeder wires) for supplying electric power for driving or the like to an electric railcar such as a train or an electric locomotive through a pantograph or the like contacts a pantograph or the like in the following description. A trolley wire that supplies power to trains, a suspension wire that supports the trolley wire, a hanger and a dropper that connects the trolley wire and the suspension wire, etc. It consists of trolley wires, connectors connecting trolley wires, suspension wires, and the like. The connection between them has a constant or discontinuous passage of current and a contact resistance, so that it generates a greater or lesser amount of heat.
[0003]
At the junctions of trolley wires and hangers, hangers and suspension wires, connectors and trolley wires, connectors and electric wires, etc., the temperature rises above the limit due to fires along the line or the passage of excessive current, and melting and cutting may occur. There is. Even if the temperature rise is not severe, if the high temperature continues for a long time, the branch point is cut due to corrosion and fatigue. Deterioration may occur even if the power supply is not disconnected, and a power supply failure may occur.
[0004]
As the operation schedule density increases, the transmission current increases, and the temperature rise at the connection point increases. Management of feeder connection points at the outlets and branch points of substations is particularly important for security, and thermolabels are generally used for temperature control. The thermolabel changes its color when it exceeds a specific temperature, and can recognize a rise in temperature. The security of the junction is checked by the security staff visually checking the thermo label. In some cases, remote monitoring by a camera is performed without going to the site.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, as in the prior art, whether it is on-site or remote monitoring, visual monitoring requires labor and continuous management is difficult. Continuous security management is indispensable for promptly and proactively detecting deterioration or failure due to a rise in temperature at a branch point or the like, avoiding obstacles in a train line, and maintaining stable operation.
[0006]
It is an object of the present invention to continuously and proactively detect physical degradation such as temperature of a branch point and the like to detect deterioration and failure of the branch point, avoid the failure, and operate safely and stably. It is an object of the present invention to realize a trolley line management device by wireless transmission.
[0007]
Further, an object of the present invention is to continuously manage physical quantities such as the temperature of a branch point of a train line to prevent deterioration and failure of the branch point and prevent obstacles to the train line, thereby ensuring safety. Therefore, it is an object of the present invention to realize a method of managing a trolley line by wireless transmission that maintains its stable operation.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention detects a physical quantity such as a temperature at a predetermined place, and generates a physical quantity signal corresponding to the physical quantity, a time signal generating means for generating a time signal, Recording means for storing a time signal and the physical quantity signal; transmitting means for wirelessly transmitting the information of the time signal and the physical quantity signal stored in the recording means at irregular timing and at the same frequency; and A train line management device by wireless transmission, comprising a physical quantity recording device having a power source for operating a sensor, the time signal generation unit, the recording unit, and the transmission unit at a plurality of predetermined locations.
[0009]
Further, in order to achieve the above object, the present invention detects a physical quantity such as a temperature at a predetermined place, and generates a physical quantity signal corresponding to the physical quantity, and a time signal generating means for generating a time signal. Recording means for storing the time signal and the physical quantity signal; random number generating means for generating a random number for mutual identification of the sensors at the plurality of predetermined locations based on the time signal; and timing based on the random number. Transmitting means for wirelessly transmitting the information of the time signal and the physical quantity signal stored in the recording means at the same frequency, the sensor, the time signal generating means, the recording means, the random number generating means, and the transmission The present invention provides a radio line management device by wireless transmission, comprising a physical quantity recording device having a power supply for operating the means at a plurality of predetermined locations.
[0010]
Further, the present invention, in order to achieve the above-described object, at a plurality of predetermined locations of a train line, physical quantities such as temperature are measured at predetermined time intervals, physical quantity measurement data is stored together with measurement time data, Provided is a method for managing a trolley line by wireless transmission in which stored measurement data and measurement time data are read out at irregular transmission timings and wirelessly transmitted at the same frequency.
[0011]
In the trolley line management method using wireless transmission according to the present invention, temperature measurement data and measurement time data (hereinafter, referred to as time data) stored between a transmission timing immediately before a certain transmission timing and the transmission timing are collectively transmitted. You may. However, when the measurement data based on the abnormal temperature of the train line is measured, the measurement data may be transmitted together with the time data as needed.
[0012]
The transmission timings of the measurement data and the time data from a plurality of predetermined locations need to be different from each other. In order to prevent transmission timings from overlapping, transmission timings from the transmission timings can be determined using random numbers generated by a random number generator. The transmission timing is a positive integer (for example, 0 to 2) that is not greater than a power of 2 (for example, 2 to the 8th power) formed by integrating a positive integer predetermined for each measurement location and a random number generated by a random number generator. To 255). When such a random number is used, the probability of transmission timing overlapping is sufficiently low to be practically negligible.
[0013]
The physical quantities measured to manage the branch point of the train line are, for example, temperature and humidity corresponding to the amount of heat generated at the branch point, and acceleration of vibration at the branch point corresponding to the magnitude of vibration of the train line.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 shows a wireless transmission line management device of the present invention including a temperature recording device. The
[0015]
FIG. 2 shows the structure of the
[0016]
FIG. 3 is a block diagram illustrating a configuration of the
[0017]
The
[0018]
In the present embodiment, a known semiconductor-type temperature sensor that detects a temperature based on the temperature dependency of a voltage applied to a semiconductor is used as the
[0019]
FIG. 4 is a block diagram illustrating a configuration of the
[0020]
The signal input /
[0021]
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of the memory. The memory is composed of a
[0022]
FIG. 6 shows a state where the
[0023]
FIG. 7 shows an electric wire line temperature management system including a temperature recording device according to the present invention and a receiver placed in a receiving unit. FIG. 2 shows a configuration in which a plurality of feeder wires 7 (7A, 7B, 7C, and 7D) are provided in a monitoring area of the receiving unit, and a branch point of a
[0024]
Hereinafter, the operation of the trolley line management device by wireless transmission will be described. First, as shown in FIG. 6, the
[0025]
The temperature record data sent to the
[0026]
In the present invention, the start of transmission is made irregular by using a random number so that the time at which the temperature elapse data is transmitted does not overlap between measurement locations (locations where the
[0027]
The temperature lapse data received by the receiving unit (for example, 52 in FIG. 7) is displayed as a numerical table, a graph, or the like on an image display, a recording sheet, or the like, and it is determined whether the temperature at the branch point is within a normal range. In addition, the countermeasure for abnormality can be started by the alarm signal.
[0028]
FIG. 8 shows a flowchart of a method of managing a trolley line by wireless transmission. The clock circuit 32 (see FIG. 4, the same applies hereinafter) counts the reference clock, and generates a trigger signal when the transmission cycle read from the
The following will be described with reference to FIG.
[0029]
FIGS. 9A and 9B show the timing of wireless transmission. When the random number R is larger than 125 (S5), as shown in FIG. 9A, the
[0030]
When the transmission timing comes, the
[0031]
The radio waves transmitted from the
[0032]
According to the above embodiment, the
[0033]
Since the mounting of the
[0034]
Further, in the above-described embodiment, the configuration in which the
[0035]
In the above-described embodiment, the configuration in which the
[0036]
Also, the present invention can be applied to an overhead wire structure in which power is supplied from a feeder wire to a trolley wire without having an auxiliary suspension wire. For example, the
[0037]
In addition, as an electric wire, other than the above-mentioned overhead electric wire, the present invention may be applied to a rigid electric wire such as a third rail or the like to measure a physical quantity such as temperature or distortion and transmit the measured radio.
[0038]
【The invention's effect】
As described above, according to the trolley line management device using wireless transmission of the present invention, by continuously managing physical quantities such as the temperature of the branch point of the trolley line, deterioration and failure of the branch point can be detected in a preventive manner. Since these obstacles can be avoided, the train lines can always be operated stably.
[0039]
In addition, according to the trolley line management method by wireless transmission of the present invention, by continuously managing physical quantities such as the temperature at the branch point of the trolley line, deterioration and failure of the branch point can be detected proactively, and the trolley line can be detected. Therefore, it is possible to always operate the train line stably.
[0040]
When transmitting the information of the time signal and the physical quantity signal stored in the recording means at a specific timing using different frequencies from a plurality of measurement points, it is necessary to avoid matching or approaching the frequencies of the transmitted radio waves. is there. A crystal oscillator is generally used as an oscillator, and manufacturing a crystal oscillator having a predetermined frequency requires a considerable amount of time and therefore costs. On the other hand, according to the method of the present invention, data is read out at irregular transmission timings and wirelessly transmitted, so that data can be transmitted from a plurality of measurement points at the same frequency using the same frequency. Therefore, the continuous management of the physical quantity of the branch point required for preventing the trouble of the train line can be stably performed at low cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing a trolley line management device using wireless transmission according to the present invention; FIG. 2 is a perspective view showing a structure of a temperature recording device of the trolley line management device using wireless transmission according to the present invention; FIG. FIG. 4 is a block diagram illustrating a configuration of a temperature recording device of the trolley line management device by transmission. FIG. 4 is a block diagram illustrating a configuration of a control unit of the temperature recording device of the trolley line management device by wireless transmission according to the present invention. FIG. 6 is a block diagram showing a configuration of a memory of a temperature recording device of the electric line management device by wireless transmission. FIG. 6 is an explanatory diagram showing a state in which the temperature recording device of the electric line management device by wireless transmission of the present invention is attached to a feeder cable. 7 is an explanatory diagram showing the temperature management system of the trolley line management device by wireless transmission of the present invention. FIG. 8 is a flowchart of temperature recording and wireless signal transmission of the trolley line management method by wireless transmission of the present invention. And (b Is [EXPLANATION OF SYMBOLS] timing chart showing the timing of the radio transmission of the contact line management device by wireless transmission
1,
Claims (12)
その場所の温度等の物理量を検出して、この物理量に対応する物理量信号を発生するセンサーと、
時刻信号を発生する時刻信号発生手段と、
前記時刻信号および前記物理量信号を記憶する記録手段と、
前記記録手段に記憶された前記時刻信号および前記物理量信号の情報を、不規則なタイミングで、かつ同一周波数で、無線送信する送信手段と、
前記センサー、前記時刻信号発生手段、前記記録手段、および前記送信手段を作動させるための電源を有することを特徴とする無線伝送による電車線管理装置。A physical quantity recording device is provided at a plurality of predetermined locations,
A sensor that detects a physical quantity such as the temperature of the place and generates a physical quantity signal corresponding to the physical quantity;
Time signal generating means for generating a time signal;
Recording means for storing the time signal and the physical quantity signal;
Transmission means for wirelessly transmitting the information of the time signal and the physical quantity signal stored in the recording means at irregular timing and at the same frequency,
A power line for operating the sensor, the time signal generation unit, the recording unit, and the transmission unit, the power line management device using wireless transmission.
その場所の温度等の物理量を検出して、この物理量に対応する物理量信号を発生するセンサーと、
時刻信号を発生する時刻信号発生手段と、
前記時刻信号および前記物理量信号を記憶する記録手段と、
前記時刻信号に基づいて前記複数の所定の場所のセンサーの相互の識別のための乱数を発生する乱数発生手段と、
前記乱数に基づくタイミングで、前記記録手段に記憶された前記時刻信号および前記物理量信号の情報を同一周波数で無線送信する送信手段と、
前記センサー、前記時刻信号発生手段、前記記録手段、前記乱数発生手段、および前記送信手段を作動させるための電源を有することを特徴とする無線伝送による電車線管理装置。A physical quantity recording device is provided at a plurality of predetermined locations,
A sensor that detects a physical quantity such as the temperature of the place and generates a physical quantity signal corresponding to the physical quantity;
Time signal generating means for generating a time signal;
Recording means for storing the time signal and the physical quantity signal;
Random number generating means for generating a random number for mutual identification of the sensors at the plurality of predetermined locations based on the time signal,
At a timing based on the random number, transmitting means for wirelessly transmitting the information of the time signal and the physical quantity signal stored in the recording means at the same frequency,
A power line for operating the sensor, the time signal generating unit, the recording unit, the random number generating unit, and the transmitting unit, and a power line management device using wireless transmission.
前記物理量の測定データを測定時刻データともに記憶し、
記憶された前記測定データおよび前記測定時刻データを、不規則な送信タイミングで読み出して同一周波数で無線送信することを特徴とする無線伝送による電車線管理方法。Measure physical quantities, such as temperature, at a plurality of predetermined locations on a train line at predetermined time intervals,
The measurement data of the physical quantity is stored together with the measurement time data,
A method of managing a trolley line by wireless transmission, wherein the stored measurement data and the measurement time data are read out at irregular transmission timings and wirelessly transmitted at the same frequency.
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