JP2004034845A - Foldable handlebar of bicycle - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自転車用折畳み式ハンドルに関するものであり、シンプルな構成ながら十分な強度を有し、かつ折り畳みと直立固定を簡単な操作で容易・迅速に行える操作性に優れたことを特徴とするものである。
【0002】
【従来の技術】
自転車のハンドル部分は、自転車の省スペースを図る上で重要な意味をもち、従来よりいくつかのものが提案されている。
【0003】
例えば、イ)実開昭63−152790号公報に記載されたハンドルは、「フレーム4側の固定ポスト4側の固定ポスト2に固着され、一体の締め付け片51を有する断面略C字状のラッグ5に、ハンドルバー3側の可動ポスト1の下端より水平方向に突出してフレーム4に対して斜め方向の回転軸11を挿入するとともに、回転軸11に突設された回転防止ピン12をラッグ5の締め付け片51間に位置させ、カムレバー9を回動することにより伸縮するように前後動する締め付け軸8にてラッグ5の内径を変化させて回転軸11の締め付けおよび開放を可能とし、ラッグ5の締め付けを開放するとともに、バネ6の付勢力に抗して回転防止ピン12を締め付け片51間より抜き出すことにより、可動ポスト1が回動して前車輪7の側面に密着した状態で折りたたまれることを特徴とする」ものである(図面符号は同公報のとおり)。
【0004】
また、ロ)実開昭63−152791号公報に記載のものは、「フレーム4側の固定ポスト2に固定された固定ラッグ6およびハンドルバー3側の可動ポスト1に固着された可動ラッグ5の接合面にそれぞれ連続山形歯7をリング状に形成し、両ラッグ5,6間にバネ10を介装するとともに、両ラッグ5,6内にカムレバー9を回動することにより伸縮するように前後動する回転軸8をフレーム4に対して斜め方向に挿通し、回転軸8が前進するとバネ10の付勢力により連続山形歯7の噛合が解除して可動ポスト1が回動して前車輪11の側面に密着した状態で折りたたまれ、この状態で回動軸8を後退させることにより両連続山形歯7が噛合して固定されることを特徴とする」ものである(図面符号は同公報のとおり)。
【0005】
さらに、ハ)本件出願人による特開平2002−37171号(特願平2000−331862号)公報に記載のような、折畳み式自転車用ハンドルがある。
【0006】
これは、その特許請求の範囲の記載の如く、フレームのホークステム4側の下部ポスト1と、ハンドルバー5側の上部ポスト2と、上部ポストを折畳み可能でかつ直立状に挟持・固定可能な連結固定部3とで構成したもので、上記連結固定具3は、下部ポスト1上部には、厚板材製で、一側縁にヒンジ用筒状部8をもつ下側鍔部6を固着し、他方上部ポスト2下部には、厚板材製で、一側縁にヒンジ用筒状部9をもつ上側鍔部7を固着して、両筒状部8,9を一列に並べて連通した孔部にヒンジ用の横軸10を通装して両鍔部のヒンジ部にすると共に、少なくとも一方の鍔部の反ヒンジ部側である他側縁寄り位置に、雌ネジ孔をもつ突出部11を形成して、側方に設けるレバー付き締付け具12の雄ネジ棒13を螺合可能とし、かつ、レバーの回動で雄ネジ棒13を介して移動する押圧部材15と両鍔部6,7との間に、鍔部側で開口した掛止金具16を設けると共に、該掛止金具16を押圧部材15側へ付勢した圧縮バネ17を設け、上部ポスト2が下部ポスト1上で直立状時に、平行状で重合状態の両鍔部6,7の他側縁部18,19を、上記レバーの回動で移動する掛止金具16が係合して挟持・固定可能としたものである(図面符号は同公報のとおり)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記イ)・ロ)のようなものは、下部の固定ポストと上部の可動ポストが同一直線上になく離れているため、乗車時の操舵性に違和感があり、安全上も問題がある。
【0008】
またイ)のように、断面略C字状のラッグで締付け固定するものは、不用意な回転を防止するため回転防止ピンが必要となるが、それでも安全性・信頼性に心配な面が考えられる。また折畳み時の操作は、カムレバーを緩めた後に回転軸をバネに抗して引っ張り、ピンを締付け片間より引き出した後に可動ポストを下方へ回動させることになり、操作性に問題点がある。
【0009】
他方上記ロ)のものは、特に両ラッグの長さが長くなり、それが斜め前方へ突出するため体裁が良いとは言えないし、乗車時の操舵性に違和感が大きく安全上も問題がある。また折畳み時の操作も、両ラッグの連続山形歯7が外れるまで、回転軸が前進するようにカムレバーを回した後に、可動ポストを下方へ回動させて、さらにカムレバーを逆に回して回動軸をバネに抗して後退させ、両ラッグの連続山形歯が噛合する状態にしておく必要があり、操作性に問題点がある。
【0010】
さらに上記イ)・ロ)のいずれのものも、回転軸を移動させるレバーは、回転軸の移動方向と直角方向からの操作を行うものであるために、回動時にレバーや手が可動ポストに当たらぬように操作する必要があり、操作し難いという問題点もあった。
【0011】
上記ハ)のものは、従来のものと比べると、シンプルな構成で、操作性が良いとともに、安全性・信頼性に優れ、かつ製造コストを低価格に抑えることができるものであった。しかしながら、レバー付き締付け具12の押圧部材15と連結固定部3の両鍔部6,7との間に設けた鍔部側で開口した(断面コの字形の)掛止金具16が、圧縮バネ17により押圧部材15側へ即ち鍔部6,7の他側縁部18,19から離れる方向へ付勢されている。
【0012】
そのため、レバー付き締付け具12を緩めると、掛止金具16が両鍔部6,7から自動的に離れるので、上側の鍔部7と一体の上部ポスト2がハンドルバーの重みで直立状態から不用意に倒れてしまうことが有ったり、また折畳み状態にあった上部ポスト2を直立状にしても、そのままでは倒れてしまうので、上部ポスト2を直立状に持った状態でレバー付き締付け具12を操作する必要がある、という問題点があった。
【0013】
そこで本発明は、この種の自転車用折畳み式ハンドルがもつ上記問題点の解消を課題として研究・開発したものである。即ち本発明の目的は、シンプルな構成ながら十分な強度を有し、かつ折り畳みや直立固定状態にすることが容易で、2アクションで行えるように操作性を大幅に向上させた、自転車用折畳み式ハンドルを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る自転車用折畳み式ハンドルは、
ホークステム側の下部ポスト1と、ハンドルバー側の上部ポスト2と、該上部ポスト2を通常時は直立状に固定し必要に応じて折畳み可能とする連結固定部3とからなり、
上記連結固定具3は、
下部ポスト1上部に、一側をヒンジ用部6とする下側連結用部4を固着し、上部ポスト2下部に、一側をヒンジ用部7とする上側連結用部5を固着して、両ヒンジ用部6,7間に通挿した横軸8で可回動とし、
いずれか一方の連結用部4の反ヒンジ部側の側端部に、側方から見てほぼ半円状の凹欠部11を形成し、他方の連結用部5の反ヒンジ部側の側端部に、側方から見てほぼ半円状の凹欠部12を形成し、
かつ、上記一方の連結用部4に、反ヒンジ部側からレバー付き締付け具13の雄ネジ棒14を螺装して、該雄ネジ棒14に、側方から見て一致した際の上記両凹欠部11,12へ係合可能な側方から見てほぼ円形状の掛止用体15を套合させると共に、該掛止用体15を凹欠部11,12側へ付勢する圧縮バネ16を套合させたものである。
【0015】
またレバー付き締付け具13の雄ネジ棒14の長さを、該締付け具13を緩めて雄ネジ棒14が反ヒンジ部側へ伸びた状態で上部ポスト2を回動させた際に、上側連結用部5の凹欠部12の下側先端部17で押された掛止用体15が、該下側先端部17の動きを妨げぬ後方位置まで一旦後退可能な長さに形成したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
上記構成において、下側連結用部4は下部ポスト1の上端に、また上側連結用部3は上部ポスト2の下端に各々固着してあり、両連結用部4,5の材質はアルミ合金製としておくことが望ましいが、製造が容易でかつ必要な強度を得られるものであれば、それに限るものではない。
【0017】
下側連結用部4と上側連結用部5の各反ヒンジ部側の側端部の凹欠部12,12は、側方から見てほぼ半円状で反ヒンジ部側で開口しているが、ここでほぼ半円状とは半円状のものに限らない。側方から見てほぼ長円形やほぼ楕円形、あるいはこれらに近い形状の一部をもつ凹曲面のものを含む。またこのほぼ半円状は半分よりもやや浅めにしておくことが望ましい。
【0018】
上記掛止用体15は、上記ほぼ半円状の凹欠部11,12へ係合可能に、側方から見てほぼ円形状の横向きの円柱状のものにすることが望ましいが、円柱状のものに限らない。凹欠部11,12へ係合可能なものであれば、側方から見て長円形や楕円形、あるいはこれらに近い形状の一部をもつ凸曲面のものも含む。
【0019】
レバー付き締付け具13の雄ネジ棒14の長さは、締付け具13を緩めて雄ネジ棒14が反ヒンジ部側へ伸びた状態で、上部ポスト2・上側連結用部5を回動した際に、その凹欠部12の下側先端部17が掛止用体15を後方へ押して、掛止用体15が該凹欠部5との係合から外れ、または該凹欠部5へ係合する位置まで後退可能な長さにしてある。
【0020】
また、下側・上側の連結用部4,5のヒンジ用部6,7は、上部ポスト2を折畳み時にハンドルバー5がフレームと平行状になるように、上部ポスト2が直立状時にハンドルバー5の軸線とヒンジ用の横軸8とが平行状ではなく、一定の角度αで食い違うようにしてある。
【0021】
下側連結用部4と上側連結用部5は、上部ポスト2が直立状になった際に、重なり合って掛止され、それ以上に回らない厚みに形成しておくことが望ましい。上記で上部ポスト2が直立状とは、垂直状を意味せず、下部ポスト1の上方延長線上にあって、一般的なハンドルポストと同様に、乗車する者の方へ一定の角度で傾斜した状態を意味する。
【0022】
上記でレバー付き締付け具13とは、一般に回転レバー式やクイックレバー式と称されるものであるが、コストや強度、および作動の確実性から回転式レバーを用いることが望ましい。
【0023】
圧縮バネ16の押圧力は、掛止用体15が上側連結用部5の凹欠部12の下側先端部17に当接して押された際には、該掛止用体15が一時的に締付け具13の基部18側へ後退可能な程度のものとしてある。
【0024】
次に、上記構成の折畳み式の自転車用ハンドルの使用状態・作動状態を説明する。
イ)折り畳んであるこのハンドルを、走行可能な直立状にする場合は、レバー付き締付け具13を緩む方向へ回して雄ねじ棒14を反ヒンジ側へ伸ばした後、下方に折り畳まれている上部ポスト2(例えば図3参照)を、上側連結用部5のヒンジ部の横軸8を中心に上方へ回動させ、該上側連結用部5が下側連結用部4上に重なり合うようにする。
【0025】
この際、上部ポスト2が直立状態に近くなると、上側連結用部5の凹欠部12の下側先端部17が、ほぼ半円状の掛止用体15の外周面に当接して、掛止用体15を後方へ押すことになる(例えば図4参照)。そのため、該掛止用体15はバネ力に抗して雄ネジ棒14上を反ヒンジ部側、即ちレバー付き締付け具13の基部18側へ一時的に後退して(例えば上記図4参照)、上側連結用部5の回動を妨げなくなる。
【0026】
その後、上部ポスト2がさらに回動して直立状になって、下・上側連結用部3,4の凹欠部11,12が側方から見て重なり合う状態になると、一時後退していた掛止用体15がバネ力により両凹欠部11,12内へ自動的・強制的に嵌まり込む。この際、掛止用体15は、ほぼ円柱状の凸曲面を有しているので、ほぼ半円形状の凹曲面をもつ凹欠部11,12内へ、スムーズにかつ一挙に滑り込むことになる。これで、両凹欠部11,12は側方から見て完全に一致する。
【0027】
これにより、上側連結用部5が下側連結用部4と重り合った状態で仮固定されるから、上部ポスト2も直立状態で仮固定されることになり、これを持つ手を離しても該上部ポスト2が不用意に倒れることはない。後は片手だけで、レバー付き締付け具13を締める方向へ回せばよい。
【0028】
その結果、締付け具13の基部18で押された掛止用体15が、両凹欠部11,12内へ押し付けられて十分な係合状態となるから、両連結用部4,5が重なり合って一体となった状態が維持される(例えば図1参照)。したがって、上側連結用部5の回動が阻止され、上部ポスト2は下部ポスト1上で直立状に強固に保持・固定され、自転車が走行可能な状態となる。
【0029】
ロ)上記の走行可能な状態にあるこのハンドルを、例えば駐輪時等で折り畳む場合は、レバー付き締付け具13を緩める方向へ回動させて、雄ネジ棒14を反ヒンジ部側へ伸ばせばよい。
【0030】
これで、締付け具13の基部18も後退するが、掛止用体15は圧縮バネ16のバネ力で凹欠部11,12側へ押圧され、両凹欠部11,12内に係合したままであるから、まだ仮固定状態にある。そのため上部ポスト2は、レバー付き締付け具13を緩めただけでは不用意に倒れるようなことがなく、片手を上部ポスト2に添えている必要もない。
【0031】
この状態で、どちらかの手で上部ポスト2を折り畳む方向へ倒すと、上側連結用部5がヒンジ部の横軸8で回動して、その凹欠部12がこれまで一致していた下側連結用部4の凹欠部2とは分離して回動しようとする(例えば図4参照)。
【0032】
そのため、両凹欠部11,12内に係合していた掛止用体15は、上側連結用部5の凹欠部12の下側先端部17に当接して後方へ押され、バネ力に抗して一時的に後退させられる(例えば上記図4参照)。上側連結用部5がさらに回動することで、その凹欠部12が掛止用体15から完全に離脱するから、上側連結用部5・上部ポスト2は自由に回動可能となり、上部ポスト2は下方へ折り畳まれる。一時的に後退した掛止用体15は、バネ力により再び前進して下側連結用部4の凹欠部11内へ係合している。
【0033】
上記の際に、上側連結用部5の凹欠部12はほぼ半円状の凹曲面に形成され、かつ掛止用体15もほぼ円柱状の凸曲面に形成してあるので、上側連結用部5の回動により、掛止用体15はバネ力に抗して凹欠部12から徐々に後方へ押しやられて、その下側先端部17でさらに押されて一旦後退し、該上側連結用部5の凹欠部12が掛止用体15から完全に離脱する。
【0034】
これで、上部ハンドルが下方に折り畳まれる(例えば上記図3参照)。なお、上部ポスト2が直立状時にハンドルバー23の軸線とヒンジ用の横軸8とが平行状ではなく、一定の角度で食い違うようにしてあるので、折り畳み時にハンドルバー23は、フレームとほぼ平行状に折り畳まれ、側方へ嵩張らず省スペース化が図られている。
【0035】
【実施例】
図1ないし図6は、本発明に係る自転車用折畳み式ハンドルの実施例を示すものであり、フレームのホークステム19側の下部ポスト1と、該下部ポスト1上で折畳み可能に連結したハンドルバー23側の上部ポスト2と、上部ポスト2を直立状にした状態で挟持・固定し、かつ必要時に折り畳み可能とする連結固定部3とで構成されている。
【0036】
下部ポスト1は、ここでは鉄製で、下部寄りがホークステムへ上方から挿入可能に外径を22.2mmとしており、その上端部は後記下側連結用部4の短筒部20へ套合固定である。
【0037】
下側連結用部4は、ここではアルミ合金製とし、横幅が約48.0mm、前後幅(図1で左右幅)が約71.0mm、中央部の厚みが約12.0mmとして、中央部から下方へ向けて、下部ポスト1上端部へ套合して固定する短筒部20を形成してある。該短筒部20は長さ約30.0mm、内径約22.1mmとしてある。
【0038】
該下側連結用部4の一側端部(図1で左側端部)には、平面図で見て二股状に斜め上方へ突出したヒンジ用部6を形成し、ヒンジ用横軸8を通挿可能な横孔を形成してある。またその他側端部、即ち反ヒンジ部側(図1で右端側)で、平面図で見た中央部には、斜め上方への中央突出部9を形成して、その側端部に側方から見てほぼ半円状に、半径約9.5mmの凹欠部11を形成してある。
【0039】
上部ポスト2は、ここでは鉄製で、上部にハンドルバー23を挟持固定するラッグ部を有するもので、外径が約28.6mmのもので、その下端部は後記上側連結用部5の短筒部21へ嵌合固定である。
【0040】
上側連結用部5は、ここでもアルミ合金製として、横幅が約48.0mm、前後幅(図1で左右幅)が約71.0mm、中央部の厚みが約11.8mmとし、中央部に上方へ向けて上部ポスト2下端部と套合・固定するための短筒部21を形成してある。
【0041】
該上側連結用部5の一側端部(図1で左側端部)には、平面図で見た中央部に上記下側連結用部4のヒンジ用部6の二股状間へ係合可能に、斜め下方へ突出したヒンジ用部7を形成し、ヒンジ用横軸8を通挿可能な横孔を形成してある。また他側端部、即ち反ヒンジ部側(上記図1で右端側)には、平面図で見て二股状の斜め下方への二股状突出部10を形成して、その側端部に側方から見てほぼ半円状に半径約9.5mmの凹欠部12を形成してある。
【0042】
上記下側連結用部4と上側連結用部5とは、両者のヒンジ用部6,7の横孔にヒンジ用横軸8を通挿させて連結して、上側連結用部5が該横軸8を中心に回動可能としてある。また上記両連結用部4,5のヒンジ部の横軸8は、上部ポスト2を下方へ折畳み時にハンドルバー23がフレームと平行状になるように、上部ポスト2が直立状時にハンドルバー23の軸線と両連結用部4,5の横軸8とが平行状ではなく、ここでは約30度の角度で食い違い状にしてある(例えば図1参照)。
【0043】
上記下側連結用部4の凹欠部11と上側連結用部5の凹欠部12とは、両連結用部4,5がヒンジ部の横軸8で回動して重なり合った際に、側方から見て一致するように、横軸8からの距離が等しくかつ同一形状としてある。両凹欠部11,12の各先端部は、後記掛止用体15の外周面との間の滑りを良くし、かつ安全上の観点から、角部を無くして曲面状に形成してある。
【0044】
上記下側連結用部4の反ヒンジ部側の中央突出部9には、ヒンジ部側へ向けて雌ネジ孔を横設して、レバー付き締付け具13の雄ネジ棒14を螺装させ、該雄ネジ棒14に掛止用体15と圧縮バネ16を套合させてある。
【0045】
上記掛止用体15は、ここではアルミ合金製で、上記凹欠部11,12に係合可能な外形をしており、横幅が約48.0mm、外径が約19.7mmの短円柱状のものを横向きに用いて、中央部の孔で上記ネジ棒14へ摺動可能に套合させてある。
【0046】
上記圧縮バネ16はコイル状のもので、レバー付き締め付具13の基部18と掛止用体15との間に雄ネジ棒14へ套合してあり、掛止用体15を両連結用部4,5の凹欠部11,12側へ押圧している。
【0047】
上記下側連結用部4の中央部には、下部ポスト1の下端へ向けて引上げネジ棒22を通挿し、該引上げネジ棒22の下端部にウスを螺装してある。なお、凹欠部11,12をもつ中央突出部9や二股状突出部10は、上記とは異なり、下側連結用部4に二股状突出部10を、上側連結用部5に中央突出部9を形成してもよい。
【0048】
上記各実施例の使用状態は、発明の実施の形態の欄で説明したことから明らかであるから、重複を避けるためにここでは省略する。また上記各実施例で示した各寸法は例示に過ぎないことは勿論である。
【0049】
【発明の効果】
上記の如く、本発明に係る折畳み式自転車用ハンドルは、シンプルな構成で、安全性・信頼性に優れると共に、折り畳み状態や直立固定状態にすることが容易・迅速に行えるように、操作性を大幅に向上させたものである。
【0050】
即ち、本発明に係る折畳み式自転車用ハンドルは、上・下部ポストを通常時は直立状に固定し、必要に応じて折り畳み可能に連結する連結固定部を、一側部の横軸で可回動とした上・下側連結用部の各反ヒンジ部側に、側方から見てほぼ半円状の凹欠部を形成し、レバー付き締付け具のネジ棒に套合させた側方から見てほぼ円形状の掛止用体を、凹欠部側へバネで押圧すると共にレバーの締付けで強く係合可能としたものである。
【0051】
そのため、イ)下方へ折り畳んである上部ポストを、走行用の直立状態にして固定するには、レバー付き締付け具を回して雄ねじ棒を緩めておき、折り畳んだ上部ポストをヒンジ部で上方へ回動させて、上部ポストが直立状で両連結用部が重り合うようにした後にレバー付き締付け具を締付ける、という操作だけで行うことができる。
【0052】
ロ)またその際、各連結用部の凹欠部がほぼ半円弧状で、かつバネで付勢された掛止用体も側方からみてほぼ円形状であるから、上部ポストがほぼ直立状となって両凹欠部が側方から見て重なり合う直前になると、バネで押圧された掛止用体は両凹欠部内へスムーズに滑り込み、自動的・強制的に嵌まり込む。この掛止用体の両凹欠部内への係合で、両連結用部は仮固定されるから、上部ポストも直立状で仮固定されることになり、上部ポストから手を離しても不用意に倒れることがなく、後は片手だけの操作でレバー付き締付け具の締付けを行うことができて、操作性が向上する。
【0053】
ハ)さらに、上記レバー付き締付け具の締付けにより、掛止用体が両凹欠部内で完全な係合状態となって係止されるから、上側連結用部は下側連結用部と重なり合った状態で一体的に掛止されることになる。これにより、上部ポストを下部ポスト上で直立状に、強固に保持・固定することができる。
【0054】
ニ)他面、走行用に直立状にあった上部ポストを、例えば駐輪時等のために折り畳む必要がある場合は、レバー付き締付け具を回して雄ねじ棒を緩めた後、上部ポストを下方へ回動させるだけの簡単な操作で、折り畳み状態にすることができる。
【0055】
ホ)上記のレバー付き締付け具の雄ネジ部を緩めた段階では、掛止用体はバネ力で両凹欠部内に係合したままであって、上側連結用部や上部ポストは上記と同様に仮固定状態にあるから、上部ポストを片手で保持していなくても不用意に下方へ倒れてしまうことがなく、安全性にも優れると共に、操作上も優れたものにできる。
【0056】
ヘ)その状態で上部ポストを下方へ倒すと、上側連結用部が横軸で回動して、その凹欠部が下側連結用部の凹欠部と同じ位置から上方へ移動するので、掛止用体は一時後退して凹欠部から離脱し、上部ポストは自由に回動可能となる。この際にも、両連結用部の各凹欠部がほぼ半円状に形成され、掛止用体も側方から見てほぼ円形状に形成してあるので、掛止用体はスムーズに上側連結用部の凹欠部から離脱し、片手の操作で楽に上部ポストを折り畳むことができる。
【0057】
ト)なお、上部ポストが直立状時にハンドルバーの軸線とヒンジ用の横軸とが平行状ではなく、一定の角度で食い違うようにしてあれば、折り畳み時にハンドルバーは、フレームとほぼ平行状に折り畳まれて、側方へ嵩張らず省スペース化を図かることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折畳み式自転車用ハンドルの実施例で、直立状態時を示す側面図である。
【図2】図1で示した折畳み式自転車用ハンドルで、直立状の上部ポストを折り曲げ始めた状態を示す側面図である。
【図3】図1で示した折畳み式自転車用ハンドルで、折り畳み状態を示した側面図である。
【図4】図1で示した折畳み式自転車用ハンドルで、上部ポストが直立状になる直前の状態示す側面図である。
【図5】図1で示した折畳み式自転車用ハンドルで、上部ポストを中央部まで倒した、または起こした状態を示す斜視図である。
【図6】図1で示した折畳み式自転車用ハンドルで、折り畳み状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
1−下部ポスト
2−上部ポスト
3−連結固定部
4−下側連結用部
5−上側連結用部
6−ヒンジ用部
7−ヒンジ用部
8−横軸
9−中央突出部
10−二股状突出部
11−凹欠部
12−凹欠部
13−締付け具
14−雄ネジ棒
15−掛止用体
16−圧縮バネ
17−下側先端部
18−基部
19−ホークステム
20−短筒部
21−短筒部
22−引き上げネジ棒
23−ハンドルバー[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a folding handle for bicycles, which has a simple structure, has sufficient strength, and has excellent operability in which folding and upright fixing can be easily and quickly performed by a simple operation. Things.
[0002]
[Prior art]
The handle portion of the bicycle has an important meaning in saving the space of the bicycle, and several types have been conventionally proposed.
[0003]
For example, a) The handle described in Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 63-152790 discloses a "luggage having a substantially C-shaped cross section which is fixed to the fixed post 2 on the fixed post 4 on the frame 4 side and has an integral fastening piece 51. 5, a
[0004]
B) The one described in Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 63-152791 discloses "a
[0005]
Further, (c) there is a handle for a foldable bicycle as described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-37171 (Japanese Patent Application No. 2000-331862) by the present applicant.
[0006]
As described in the claims, the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the lower fixed post and the upper movable post are not on the same straight line but are separated from each other, there is a sense of incongruity in steering when riding and there is a problem in safety. .
[0008]
In the case of (b), which is fastened and fixed with a roughly C-shaped cross section, an anti-rotation pin is required to prevent inadvertent rotation, but safety and reliability may still be a concern. Can be Also, the operation at the time of folding involves pulling the rotating shaft against the spring after loosening the cam lever, pulling the pin out from between the fastening pieces, and rotating the movable post downward, which has a problem in operability. .
[0009]
On the other hand, in the case of the above item b), the lengths of both rugs are particularly long, and since they protrude diagonally forward, the appearance is not good, and the steering characteristics during riding are uncomfortable and there is a problem in safety. Also, during the folding operation, rotate the cam lever so that the rotating shaft moves forward until the continuous chevron teeth 7 of both rugs are disengaged, then rotate the movable post downward, and further rotate the cam lever in the opposite direction to rotate. It is necessary to retract the shaft against the spring so that the continuous chevron teeth of both lugs mesh with each other, which has a problem in operability.
[0010]
Further, in any of the above items (a) and (b), the lever for moving the rotating shaft is operated from the direction perpendicular to the moving direction of the rotating shaft. There was a problem that it was necessary to perform the operation in such a way that it was difficult to operate.
[0011]
The device (c) has a simple structure, good operability, excellent safety and reliability, and a low manufacturing cost as compared with the conventional device. However, the latch 16 having a U-shaped cross section opened on the side of the flange provided between the pressing member 15 of the lever-equipped
[0012]
Therefore, when the
[0013]
Accordingly, the present invention has been researched and developed with the object of solving the above-mentioned problems associated with this type of bicycle folding handle. That is, an object of the present invention is a folding type for a bicycle, which has a sufficient strength in spite of a simple configuration, is easy to be folded or set in an upright fixed state, and has greatly improved operability so that it can be performed in two actions. The purpose is to provide a handle.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
The folding handle for a bicycle according to the present invention includes:
It comprises a
The connecting fixture 3 is
A lower connecting portion 4 having one side as a
A substantially semicircular
Further, the male threaded rod 14 of the tightening tool 13 with a lever is screwed into the one connecting part 4 from the side opposite to the hinge part, and the two threaded parts are aligned with the male threaded rod 14 when viewed from the side. A compression member that engages with the substantially circular hooking body 15 viewed from the side that can be engaged with the
[0015]
Further, when the upper post 2 is rotated in a state where the male screw rod 14 of the tightening tool 13 with the lever is loosened and the male screw rod 14 is extended to the side opposite to the hinge part, the upper post 2 is connected. The engaging body 15 pressed by the
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In the above configuration, the lower connecting portion 4 is fixed to the upper end of the
[0017]
The recessed
[0018]
It is preferable that the hooking body 15 is formed in a substantially cylindrical laterally-oriented columnar shape as viewed from the side so as to be engageable with the substantially semicircular
[0019]
The length of the male screw rod 14 of the tightening tool 13 with a lever is determined by rotating the upper post 2 and the upper connecting portion 5 while the tightening tool 13 is loosened and the male screw rod 14 extends to the side opposite to the hinge portion. Then, the
[0020]
The
[0021]
The lower connecting portion 4 and the upper connecting portion 5 are preferably overlapped and hooked when the upper post 2 is in the upright state, and formed to have a thickness not to turn any more. In the above, the upper post 2 being upright does not mean vertical, but is on the upper extension line of the
[0022]
The tightening device 13 with a lever is generally referred to as a rotary lever type or a quick lever type. However, it is desirable to use a rotary lever from the viewpoint of cost, strength, and reliability of operation.
[0023]
The pressing force of the compression spring 16 is such that when the latching body 15 is pressed against the
[0024]
Next, the use state and the operation state of the folding bicycle handle having the above configuration will be described.
B) To make the folded handle upright so that it can run, turn the fastener 13 with the lever in the loosening direction to extend the male screw rod 14 to the side opposite to the hinge side, and then the upper post folded downward. 2 (see, for example, FIG. 3) is rotated upward about the
[0025]
At this time, when the upper post 2 approaches an upright state, the
[0026]
Thereafter, when the upper post 2 is further rotated to be in an upright state, and the recessed
[0027]
As a result, the upper connecting portion 5 is temporarily fixed in a state of overlapping with the lower connecting portion 4, so that the upper post 2 is also temporarily fixed in an upright state. The upper post 2 does not accidentally fall. After that, it is sufficient to turn the fastener 13 with the lever in the tightening direction with only one hand.
[0028]
As a result, the locking body 15 pressed by the
[0029]
B) When folding the handle in the above-described running state, for example, when parking a bicycle, turn the fastener 13 with the lever in the loosening direction and extend the male screw rod 14 to the side opposite to the hinge portion. Good.
[0030]
As a result, the
[0031]
In this state, when the upper post 2 is folded down with either hand in the folding direction, the upper connecting portion 5 rotates about the
[0032]
For this reason, the latching body 15 engaged in the
[0033]
At the time of the above, the recessed
[0034]
The upper handle is now folded down (see, for example, FIG. 3 above). When the upper post 2 is in the upright position, the axis of the
[0035]
【Example】
1 to 6 show an embodiment of a folding handle for a bicycle according to the present invention, in which a
[0036]
The
[0037]
The lower connection portion 4 is made of an aluminum alloy here, has a width of about 48.0 mm, a front-rear width (left and right width in FIG. 1) of about 71.0 mm, and a thickness of the center portion of about 12.0 mm. From below, a short
[0038]
At one end (the left end in FIG. 1) of the lower connecting portion 4, a
[0039]
The upper post 2 is made of iron here, has a lug portion for holding and fixing the
[0040]
The upper connecting portion 5 is also made of an aluminum alloy, and has a width of about 48.0 mm, a front-rear width (left and right width in FIG. 1) of about 71.0 mm, a thickness of about 11.8 mm at the center, and about 11.8 mm. A short
[0041]
One side end (the left end in FIG. 1) of the upper connection portion 5 can be engaged with the forked portion of the
[0042]
The lower connecting portion 4 and the upper connecting portion 5 are connected by passing the hinge
[0043]
When the
[0044]
A female screw hole is horizontally provided in the central projecting portion 9 on the side opposite to the hinge portion of the lower connection portion 4 toward the hinge portion side, and the male screw rod 14 of the tightening tool 13 with a lever is screwed therein. A locking body 15 and a compression spring 16 are engaged with the male screw rod 14.
[0045]
The latching body 15 is made of an aluminum alloy here and has an outer shape capable of engaging with the
[0046]
The compression spring 16 has a coil shape and is engaged with the male screw rod 14 between the base 18 of the fastener 13 with the lever and the hooking body 15. The portions 4 and 5 are pressed toward the
[0047]
A pull-up
[0048]
The state of use of each of the above embodiments is apparent from the description of the embodiment of the invention, and is omitted here to avoid duplication. Further, it is needless to say that each dimension shown in each of the above embodiments is merely an example.
[0049]
【The invention's effect】
As described above, the folding bicycle handle according to the present invention has a simple configuration, is excellent in safety and reliability, and has an operability such that the folding state or the upright fixed state can be easily and quickly performed. This is a significant improvement.
[0050]
That is, in the folding bicycle handle according to the present invention, the upper and lower posts are normally fixed in an upright state at normal times, and the connecting fixing portion for connecting in a foldable manner as required can be rotated around the horizontal axis on one side. A substantially semicircular concave notch as viewed from the side is formed on each anti-hinge part side of the upper and lower connecting parts that have been moved, and from the side which is engaged with the threaded rod of the fastener with lever The latching body, which has a substantially circular shape when viewed, is pressed by a spring toward the concave notch portion and can be strongly engaged by tightening the lever.
[0051]
Therefore, a) To fix the upper post that has been folded downward in an upright position for traveling, turn the fastener with a lever to loosen the male screw bar, and then turn the folded upper post upward with the hinge. It can be performed only by operating the upper post so that the upper post is upright and the connecting portions overlap each other, and then tightening the fastener with the lever.
[0052]
B) At that time, the concave portion of each connecting portion is substantially semicircular, and the latching body urged by the spring is also substantially circular when viewed from the side, so that the upper post is substantially upright. When the two concave notches are just before overlapping when viewed from the side, the latching body pressed by the spring slides smoothly into the two concave notches and automatically and forcibly fits. The engagement of the latching body into the recessed portions causes the two connecting portions to be temporarily fixed, so that the upper post is also temporarily fixed in an upright state. It does not fall down easily, and the tightening tool with lever can be tightened with only one hand operation, which improves operability.
[0053]
C) Further, by the tightening of the above-mentioned lever-equipped fastener, the locking body is completely engaged and locked in the two concave notches, so that the upper connecting part overlaps with the lower connecting part. It will be hooked integrally in the state. Thus, the upper post can be firmly held and fixed upright on the lower post.
[0054]
D) On the other hand, if it is necessary to fold the upper post that was upright for traveling, for example, when parking a bicycle, turn the fastener with lever to loosen the male screw bar, and then lower the upper post downward. The folded state can be achieved by a simple operation of simply rotating the fold.
[0055]
E) At the stage when the male screw portion of the above-mentioned lever-equipped fastener is loosened, the latching body remains engaged in the two concave notches by the spring force, and the upper connecting portion and the upper post are the same as above. Since the upper post is in the temporarily fixed state, it does not accidentally fall down even if the upper post is not held with one hand, and is excellent in safety and operation.
[0056]
F) When the upper post is tilted downward in that state, the upper connecting portion rotates about the horizontal axis, and the concave notch moves upward from the same position as the concave notch of the lower connecting portion. The hooking body temporarily retreats and separates from the recessed portion, and the upper post can freely rotate. At this time, the concave portions of both connecting portions are formed in a substantially semicircular shape, and the latching member is also formed in a substantially circular shape when viewed from the side, so that the latching member is smoothly formed. The upper post is detached from the concave portion of the upper connecting portion, and the upper post can be easily folded by one-handed operation.
[0057]
G) When the upper post is upright, the handlebar axis and the horizontal axis for the hinge are not parallel, but if they are staggered at a certain angle, the handlebar will be almost parallel to the frame when folded. It can be folded to save space without bulking to the side.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an embodiment of a folding bicycle handle according to the present invention in an upright state.
FIG. 2 is a side view showing a state where the upright upper post has begun to be bent with the folding bicycle handle shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a side view of the folding bicycle handle shown in FIG. 1 in a folded state.
FIG. 4 is a side view of the folding bicycle handle shown in FIG. 1, showing a state immediately before the upper post is upright;
5 is a perspective view of the folding bicycle handle shown in FIG. 1, showing a state in which an upper post is lowered or raised to a central portion.
FIG. 6 is a perspective view showing the folded state of the folding bicycle handle shown in FIG. 1;
[Explanation of symbols]
1-lower post 2-upper post 3-connection fixing part 4-lower connection part 5-upper connection part 6-hinge part 7-hinge part 8-horizontal axis 9-central protruding part 10-bifurcated protruding Part 11-concave notch 12-concave notch 13-fastening tool 14-male screw rod 15-latching body 16-compression spring 17-lower tip 18-base 19-fork stem 20-short cylinder 21- Short tube part 22-Pull-up screw bar 23-Handlebar
Claims (3)
上記連結固定具3は、
下部ポスト1上部に、一側をヒンジ用部6とする下側連結用部4を固着し、上部ポスト2下部に、一側をヒンジ用部7とする上側連結用部5を固着して、両ヒンジ用部6,7間に通挿した横軸8で可回動とし、
いずれか一方の連結用部4の反ヒンジ部側の側端部に、側方から見てほぼ半円状の凹欠部11を形成し、他方の連結用部5の反ヒンジ部側の側端部に、側方から見てほぼ半円状の凹欠部12を形成し、
かつ、上記一方の連結用部4に、反ヒンジ部側からレバー付き締付け具13の雄ネジ棒14を螺装して、該雄ネジ棒14に、側方から見て一致した際の上記両凹欠部11,12へ係合可能な側方からみてほほ円形状の掛止用体15を套合させると共に、該掛止用体15を凹欠部11,12側へ付勢する圧縮バネ16を套合させた、自転車用折畳み式ハンドル。It comprises a lower post 1 on the fork stem side, an upper post 2 on the handlebar side, and a connection fixing part 3 which normally fixes the upper post 2 upright and can be folded as required,
The connecting fixture 3 is
A lower connecting portion 4 having one side as a hinge portion 6 is fixed to an upper portion of the lower post 1, and an upper connecting portion 5 having one side as a hinge portion 7 is fixed to a lower portion of the upper post 2, It is made rotatable by the horizontal axis 8 inserted between the hinge parts 6 and 7,
A substantially semicircular recessed portion 11 as viewed from the side is formed at a side end of one of the connection portions 4 on the side opposite to the hinge portion, and the other connection portion 5 is on the side opposite to the hinge portion. At the end, a substantially semicircular recess 12 as viewed from the side is formed,
Further, the male threaded rod 14 of the tightening tool 13 with a lever is screwed into the one connecting part 4 from the side opposite to the hinge part, and the two threaded parts are aligned with the male threaded rod 14 when viewed from the side. A compression spring that engages a substantially circular engaging body 15 as viewed from the side that can be engaged with the concave notches 11 and 12 and urges the engaging body 15 toward the concave notches 11 and 12. Folding handle for bicycles, with 16 fitted.
上記連結固定具3は、
下部ポスト1上部に、一側をヒンジ用部6とする下側連結用部4を固着し、上部ポスト2下部に、一側をヒンジ用部7とする上側連結用部5を固着して、両ヒンジ用部6,7間に通挿した横軸8で回動可能とし、
いずれか一方の連結用部4の反ヒンジ部側に中央突出部9を形成して、その側端部に側方から見てほぼ半円状の凹欠部11を形成し、他方の連結用部5の反ヒンジ部側に上記中央突出部9を係合可能な平面図で見て二股状突出部10を形成して、その側端部に側方から見てほぼ半円状の凹欠部12を形成し、
かつ、上記中央突出部9に、反ヒンジ部側からレバー付き締付け具13の雄ネジ棒14を螺装して、該雄ネジ棒14に、側方から見て一致した際の上記両凹欠部11,12へ係合可能な、ほぼ円柱状の掛止用体15を套合させると共に、該掛止用体15を凹欠部11,12側へ付勢する圧縮バネ16を套合させた、請求項1に記載の自転車用折畳み式ハンドル。It comprises a lower post 1 on the fork stem side, an upper post 2 on the handlebar side, and a connection fixing part 3 which normally fixes the upper post 2 upright and can be folded as required,
The connecting fixture 3 is
A lower connecting portion 4 having one side as a hinge portion 6 is fixed to an upper portion of the lower post 1, and an upper connecting portion 5 having one side as a hinge portion 7 is fixed to a lower portion of the upper post 2, It is rotatable about a horizontal shaft 8 inserted between the hinge portions 6 and 7,
A central protruding portion 9 is formed on one of the connecting portions 4 on the side opposite to the hinge portion, and a substantially semicircular recessed portion 11 as viewed from the side is formed on a side end portion thereof. A bifurcated protruding portion 10 is formed on the opposite hinge portion side of the portion 5 in a plan view in which the central protruding portion 9 can be engaged, and a substantially semicircular recessed portion is formed on a side end thereof when viewed from the side. Forming part 12;
Further, the male threaded rod 14 of the tightening tool 13 with a lever is screwed into the central projecting part 9 from the side opposite to the hinge part, and the double recessed part is aligned with the male threaded rod 14 when viewed from the side. A substantially cylindrical engaging body 15 engageable with the portions 11 and 12 is engaged, and a compression spring 16 for urging the engaging body 15 toward the concave notches 11 and 12 is engaged. The folding handle for a bicycle according to claim 1.
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-
2002
- 2002-07-04 JP JP2002195643A patent/JP2004034845A/en active Pending
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