JP2004026052A - Vehicular sun visor - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車室への光を遮断する車両用サンバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】
バイザ本体にミラーとミラー蓋を備える車両用サンバイザが従来知られていた。例えばミラー蓋がその上端側を支点として回動可能であって、上方へ回動されることでミラーを露出する開き位置と、下方へ下ろされることでミラーを覆う閉じ位置とに回動する構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこの構造によると、ミラー蓋を上方側で保持するためにミラー蓋を上方へ付勢する板バネなどが必要であった。そして上方側に回動されたミラー蓋は、バイザ本体に対して略垂直状になり、ミラー蓋が邪魔であった。
また他の従来技術として、ミラー蓋がバイザ本体に対してスライド可能に設けられるものも知られていた。しかしこの構造によると、ミラー蓋をスライドさせるためにレールなどを設ける必要があった。そしてそのレールは、比較的その長さが長く、またミラー蓋を安定よく移動させるためにその精度も厳しかった。したがってその成形が難しかったり、構造が複雑になっていた。
そこで本発明は、ミラー蓋が邪魔にならない構成などの合理的な構成を備える車両用サンバイザを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明は、上記各請求項に記載の通りの構成を備える車両用サンバイザであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、バイザ本体は、凹部を有し、その凹部の底側には、ミラーを備え、凹部内には、ミラーに対応するミラー蓋がその一端部近傍を支点として回動可能に設けられている。
そしてミラー蓋は、ミラーを覆う閉じ位置と、その閉じ位置から支点を中心に反転されてミラーを露出する開き位置とに回動可能であるとともに、閉じ位置と開き位置の両位置において凹部内に格納される構成になっている。
すなわちミラー蓋は、どちらの位置においてもバイザ本体の凹部に格納される。したがってミラー蓋は、バイザ本体を使用する際において邪魔にならず、車両用サンバイザの使用勝手が良い。
またミラー蓋は、バイザ本体に対して回動可能に取付けられている。したがって車両用サンバイザは、例えばミラー蓋をバイザ本体に対してスライド可能に取付ける構造よりも容易に構成され得る。
【0005】
請求項2に記載の発明によれば、バイザ本体は、凹部を有する。そしてその凹部内には、略板状のミラー部材がその一端部近傍を支点として回動可能に設けられている。またミラー部材は、内側面にミラーを備え、外側面にミラーを保護するカバーとを備える。
そしてミラー部材は、支点を中心に反転されることで、ミラーがカバーによって覆われる閉じ位置と、ミラーが露出される開き位置とに回動可能であるとともに、閉じ位置と開き位置の両位置において凹部内に格納される構成になっている。
すなわちミラー部材は、どちらの位置においてもバイザ本体の凹部に格納される。したがってミラー部材は、バイザ本体を使用する際において邪魔にならず、車両用サンバイザの使用勝手が良い。
またミラー部材は、バイザ本体に対して回動可能に取付けられている。したがってミラー部材は、容易にバイザ本体に構成され得る構造である。
【0006】
請求項3に記載の発明によれば、バイザ本体は、外周部分を形成する枠部と、その枠部の枠内に設けられる板部とを備える。そして枠部と板部とによって凹部が形成される。
すなわち凹部は、枠部と板部によって形成され、容易に構成され得る。
【0007】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1を図1〜5にしたがって説明する。
車両用サンバイザ1は、図1に示すように板状のバイザ本体2と、バイザ本体2が回動可能に装着される支軸10とを備える。
支軸10は、図1に示すように縦軸10aと横軸10bとを備えた略L字状に形成されており、横軸10bにバイザ本体2が回動可能に装着される。また縦軸10aは、取付ブラケット11を介して車室天井面に回動可能に装着される。
したがってバイザ本体2は、横軸10b周りに回動されることで、車室天井面に沿う収納位置と、フロントガラスに沿うフロント位置とに回動する。またバイザ本体2は、支軸10を縦軸10a周りに回動させることでフロント位置とサイドガラスに沿ったサイド位置とに回動する。
【0008】
バイザ本体2は、図1に示すように外周部分を形成する枠部2bと、その枠部2bの枠内に形成された板状の板部31とを備える。したがってバイザ本体2の中央部には、図1に示すように枠部2bと板部31とによって凹部2aが形成されている。
またバイザ本体2には、図2に示すように凹部2aの底側にミラー5を備え、凹部2a内には、ミラー5に対応するミラー蓋6がその一端部近傍(回動軸部60)を支点として回動可能に設けられている。
またバイザ本体2は、図3に示すようにバイザ本体2の裏側を形成する裏側部材3と、表側を形成する表側部材4とを備える。そして裏側部材3と表側部材4とを結合することで枠部2bが形成される。すなわち枠部2bは、二分割構成であって、中空管状に形成されている。そして板部31は、裏側部材3側に一体状に設けられている。
【0009】
裏側部材3は、図3に示すように枠部2bの裏面を形成する裏枠部30と、板部31とを一体状に有する。
そして板部31には、図3に示すようにミラー5を収納するために裏側へ落ち込んだ凹部31aが形成され、板部31は、二段板状に形成される。かくして板部31とミラー5は、組付けられることで、これらの表面が面一になる。
また表側部材4は、図3に示すように枠部2bの表面を形成する表枠部40と、ミラー5を鏡面側から支持する支持部41とを一体状に有する。この支持部41は、図2に示すように枠部2bの上端側と下端側とを架橋するように形成されており、図3に示すようにミラー5の左端縁側を鏡面側から支持する。
【0010】
また裏枠部30と表枠部40のそれぞれには、図3に示すように他側へ突出する結合部32,42が設けられている。裏枠部30側の結合部32は、略筒状に形成され、表枠部40側の結合部42は、ピン状に形成されている。
したがって結合部32に結合部42を嵌挿することで、裏側部材3と表側部材4とが結合される構成になっている。なお結合部32,42は、それぞれ裏枠部30と表枠部40のそれぞれに所定間隔毎に複数個づつ設けられている。
【0011】
また裏側部材3と表側部材4は、図3に示すようにミラー5を支持する支持構造を備える。すなわちミラー5は、右端縁側が裏枠部30と表枠部40によって支持されている。そして図4(a)に示すように上端縁側と下端縁側とが裏枠部30と表枠部40によって支持されている。換言するとミラー5の三辺が枠部2bに嵌挿されてバイザ本体2に支持されている。
またミラー5は、図3に示すように左端縁側が板部31と支持部41とによって支持されている。かくしてミラー5の外周縁は、バイザ本体2によって支持され、厚み方向への移動が規制されている。
またミラー5は、平面方向への移動も規制されている。すなわちミラー5は、図3に示すように凹部31aの壁面と結合部32によって左右方向への移動が規制されている。そしてミラー5は、図4(a)に示すように結合部32によって上下方向への移動が規制されている。
【0012】
板部31は、図3に示すように枠部2bよりも肉厚が薄くなっている。また板部31は、厚み方向に貫通する複数の貫通孔が所定間隔毎に設けられている(図への記載は省略)。したがって板部31は、貫通孔によって厚み方向の透視性(透光性)を有する。
またミラー5とミラー蓋6は、図1に示すように板部31の透視性を妨げないように枠部2bの枠内の左右の一端寄り(右端寄り)に設けられている。またミラー5は、利用態様からバイザ本体2の一端寄りに設けられる形態が望ましく、本形態によるとミラー5が利用しやすい構成になっている。
【0013】
またミラー蓋6は、図1に示すように略板状である。そしてミラー蓋6は、図3に示すように回動の支点となる回動軸部60と、回動先端側であって回動操作の際に把持される把持部61とを備える。これら回動軸部60と把持部61は、ミラー蓋6の一端側からミラー5側に延出して肉厚状に形成されている。
またミラー蓋6は、図2に示すように回動軸部60(支点)側がバイザ本体2に回動可能に取付けられている。そしてミラー蓋6は、その回動軸部60側を中心に回動可能であって、図1に示すように右位置(閉じ位置)においてミラー5の鏡面を覆う。そしてミラー蓋6は、図2に示すように回動軸部60を中心に反転(約180°回転)されて左位置(開き位置)となりミラー5の鏡面を露出する。
【0014】
またミラー蓋6は、図3に示すように凹部2a内において回動可能に取付けられており、閉じ位置と開き位置の両位置において凹部2aに格納される構成になっている。すなわちミラー蓋6は、両位置においてバイザ本体2に内設される構成になっている。
また回動軸部60は、図2に示すようにバイザ本体2を使用位置に下ろした際に略垂直になる。すなわちミラー蓋6は、縦軸D周り方向に回動可能な構成である。
【0015】
またミラー蓋6と表枠部40の間には、図5に示すようにミラー蓋6を回動可能に支持する回動構造が設けられている。すなわちミラー蓋6には、ミラー蓋6の外周端面からピン状に突出する軸部63を有し、この軸部63は、図2に示すように回動軸部60の上端部および下端部のそれぞれに設けられている。
また枠部2bには、図5に示すように軸部63が嵌挿される取付部45が形成されている。この取付部45は、図5に示すように貫通孔状に形成されており、軸部63に対応する位置に設けられている。
【0016】
またミラー蓋6は、図1に示すように枠部2bの枠内(凹部2a内)の上下幅方向(短手方向)の長さとほぼ同一の幅長さを備えて形成されている。したがって回動軸部60は、凹部2aの壁面の上端面と下端面とを架橋する。かくして回動軸部60は、枠部2bによって容易に支持され得る構造になっている。
またミラー蓋6とバイザ本体2の間には、ミラー蓋6を閉じ位置と開き位置とに支持するための構造が設けられている。すなわちミラー蓋6には、図1に示すように係止部62が一体状に設けられている。この係止部62は、図4(a)に示すように把持部61の上端側と下端側から枠部2b側へ突出して形成されている。
【0017】
一方バイザ本体2には、図2に示すように係止部62が閉じ位置において係合される閉じ側係合部43が設けられている。またバイザ本体2には、図1に示すように係止部62が開き位置において係合される開き側係合部44が設けられている。
これら閉じ側係合部43および開き側係合部44は、図4(a)(b)に示すように表枠部40の一部が窪んだ凹状に形成されている。そしてこれらは、表枠部40の内枠を構成する壁面一部であって、板部31寄りに形成され、その内枠の壁面側から外枠側へ凹状に形成されている。
したがって係止部62が閉じ側係合部43または開き側係合部44に押されることで、バイザ本体2またはミラー蓋6の少なくとも一方が弾性変形して、係止部62が閉じ側係合部43または開き側係合部44に係合する。
【0018】
また閉じ位置におけるミラー蓋6は、図1に示すように枠部2bの右端の内枠に接している。そしてバイザ本体2には、ミラー蓋6を閉じ位置から開き位置に回動させる際に、ミラー蓋6の把持部61を指などで引っ掛けるために指を挿入できる挿入凹部40aを有する(図2参照)。
挿入凹部40aは、図3に示すように表枠部40の内枠側を窪ませることで形成されている。そのためミラー蓋6の把持部61は、閉じ位置において挿入凹部40aによって露出される。
【0019】
なおミラー蓋6を開き位置にした際の把持部61は、図2に示すようにその端面が露出されている。したがってミラー蓋6は、容易に開き位置から閉じ位置へ回動(反転)させることができる。
また支持部41は、ミラー蓋6を閉じ位置にした際においてミラー蓋6の裏側に隠れる位置に設けられている(図1参照)。したがってミラー蓋6を閉じた位置における外観は、支持部41によって損なわれない。
【0020】
以上のようにして車両用サンバイザ1が構成される。
すなわちミラー蓋6は、閉じ位置と開き位置のどちらの位置においてもバイザ本体2の凹部2aに格納される。したがってミラー蓋6は、バイザ本体2を使用する際において邪魔にならず、車両用サンバイザ1の使用勝手が良い。
またミラー蓋6は、バイザ本体2に対して回動可能に取付けられている。したがって車両用サンバイザ1は、例えばミラー蓋をバイザ本体に対してスライド可能に取付ける構造よりも容易に構成され得る。
詳述すると、ミラー蓋をスライドさせる構造の場合は、ミラー蓋をスライドさせるためにガイドやレールが必要であって、そのガイドやレールは、比較的経路が長い部材になっていた。したがってその成形が難しかった。これに対して本実施の形態によると、これらの問題が少ない構成になっている。
【0021】
またミラー蓋6は、縦軸D周り方向に回動可能にバイザ本体2に取付けられている。したがってミラー蓋6は、閉じ位置と開き位置との間で回動する際に重力の影響を受けにくい。かくして車両用サンバイザ1は、容易な構造になる。例えば、ミラー蓋6を上方へ付勢するための付勢部材や、付勢部材によってミラー蓋6が閉じる際に生じていた音を防止するクッション材が不要である。
またどちらの回動方向においても重力による影響が少ない。したがってどちらの回動方向への回動も小さな力によって行われ得る。
【0022】
またミラー蓋6は、係止部62を有し、その係止部62が凹部2aの壁面に設けられた開き側係合部44(図1参照)と閉じ側係合部43(図2参照)とに係合する。したがってミラー蓋6は、閉じ位置と開き位置の両位置において安定よく支持される。かくしてミラー蓋6は、使い勝手が良い。またその構造は、係合構造であって、従来のようにミラー蓋を付勢させる構造よりも容易な構造によって構成できる。
【0023】
またミラー蓋6は、同一の係止部62によって閉じ位置と開き位置とに支持される。したがって容易な構成によって両位置への支持がなされる。
また閉じ側係合部43および開き側係合部44は、凹部2aの側壁面に設けられている。したがってこれらは正面から見難く、車両用サンバイザ1の美観性を損なわない。
またミラー蓋6は、開き位置の場合にのみ透視性を有する板部31を覆う。そして閉じ位置の場合にミラー5の上方に位置して板部31の透視性を邪魔しない。かくして板部31の透視性を有効に利用できる。
【0024】
(実施の形態2)
実施の形態2を図6にしたがって説明する。
実施の形態2は、実施の形態1のミラーとミラー蓋に代えて、ミラー部材7を備える。そして図3に示す支持部(41)を有さない形態である。したがってここでは、同一部材についての説明を割愛し、同一部材に同一番号を利用しつつ、異なる部分についての説明を以下に行う。
バイザ本体2の凹部2aには、図6に示すようにミラー部材7が設けられている。
【0025】
このミラー部材7は、図6に示すように略板状であって、内側面にミラー70を有する。そして外側面には、ミラー70を保護するための略板状のカバー71を備える。
なおカバー71は、実施の形態1におけるミラー蓋と同様に形成されている。すなわちカバー71は、回動軸部71a、把持部71bおよび軸部71cを有している。
【0026】
そしてこのカバー71の裏面にミラー70が取付けられている。
したがってミラー部材7は、回動軸部71aを回動軸(支点)として反転することでミラー70がカバー71によって覆われる閉じ位置(図1参照)と、ミラー70が露出される開き位置(図6参照)とに回動する。そしてどちらの位置においてもミラー部材7は、バイザ本体2の凹部2aに格納される。したがってミラー部材7は、バイザ本体2を使用する際において邪魔にならず、車両用サンバイザ1の使用勝手が良い。
【0027】
本発明は、上記の実施の形態に限定されず、以下の形態であってもよい。
(1)すなわち上記の実施の形態では、バイザ本体を形成する枠部と板部とが一体状に形成されていた。しかし枠部と板部が別体に構成される形態であってもよい。
(2)また上記の実施の形態では、板部が厚み方向に貫通する貫通孔によって透視性を有していた。しかし板部が半透明板によって形成されることで透視性を有する形態であってもよい。
(3)また上記の実施の形態では、ミラー蓋とミラーが直接バイザ本体に取付けられていた。しかしミラーとミラー蓋とがミラーブラケットに取付けられ、そのミラーブラケットがバイザ本体の凹部、または枠部の枠内に取付けられる形態であってもよい。
【0028】
【発明の効果】
本発明に係る車両用サンバイザによれば、ミラー蓋あるいはミラー部材が邪魔にならない構成の車両用サンバイザが構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の車両用サンバイザの斜視図であって、ミラー蓋を閉じ位置にした状態を示す図である。
【図2】実施の形態1の車両用サンバイザの斜視図であって、ミラー蓋を開き位置にした状態を示す図である。
【図3】図1のA−A線断面矢視図である。
【図4】図1のB−B線断面矢視図(a)と、図2のC−C線断面矢視図(b)である。
【図5】ミラー蓋をバイザ本体に取付ける様子を示す図であって、軸部および取付部近傍の拡大斜視図である。
【図6】実施の形態2の車両用サンバイザの斜視図であって、ミラー部材を開き位置にした状態を示す図である。
【符号の説明】
1…車両用サンバイザ
2…バイザ本体
2a…凹部
2b…枠部
3…裏側部材
4…表側部材
5,70…ミラー
6…ミラー蓋
7…ミラー部材
30…裏枠部
31…板部
40…表枠部
D…縦軸[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a sun visor for a vehicle that blocks light to a vehicle compartment.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A sun visor for a vehicle having a mirror and a mirror lid on a visor body has been conventionally known. For example, a structure in which the mirror lid is rotatable around its upper end, and is rotated between an open position where the mirror is exposed by being rotated upward and a closed position where the mirror is covered by being lowered downward. Met.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to this structure, a leaf spring or the like that urges the mirror lid upward is required to hold the mirror lid upward. Then, the mirror lid turned upward became substantially perpendicular to the visor body, and the mirror lid was in the way.
Further, as another conventional technique, there has been known a mirror lid provided slidably with respect to a visor body. However, according to this structure, it is necessary to provide a rail or the like to slide the mirror cover. The rail had a relatively long length, and its accuracy was strict in order to move the mirror lid stably. Therefore, the molding was difficult and the structure was complicated.
Therefore, an object of the present invention is to provide a vehicle sun visor having a rational configuration such as a configuration in which a mirror cover does not interfere.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
According to another aspect of the present invention, there is provided a vehicle sun visor having a configuration as described in each of the above claims.
According to the first aspect of the present invention, the visor body has a concave portion, and a mirror is provided on the bottom side of the concave portion. In the concave portion, a mirror cover corresponding to the mirror has a fulcrum near one end thereof. It is provided so as to be rotatable.
The mirror lid is rotatable between a closed position that covers the mirror and an open position where the mirror is inverted about the fulcrum from the closed position to expose the mirror, and the mirror cover is located in the recess at both the closed position and the open position. It is configured to be stored.
That is, the mirror lid is stored in the concave portion of the visor body at any position. Therefore, the mirror lid does not hinder the use of the visor body, and the vehicle sun visor is easy to use.
The mirror lid is rotatably attached to the visor body. Therefore, the vehicle sun visor can be configured more easily than, for example, a structure in which the mirror lid is slidably attached to the visor body.
[0005]
According to the invention described in
The mirror member is turned around the fulcrum, so that the mirror can be rotated between a closed position where the mirror is covered by the cover and an open position where the mirror is exposed, and in both the closed position and the open position. It is configured to be stored in the recess.
That is, the mirror member is stored in the concave portion of the visor body at either position. Therefore, the mirror member does not hinder the use of the visor body, and the vehicle sun visor is easy to use.
The mirror member is rotatably attached to the visor body. Therefore, the mirror member has a structure that can be easily formed on the visor body.
[0006]
According to the third aspect of the present invention, the visor main body includes the frame forming the outer peripheral portion, and the plate provided in the frame of the frame. Then, a concave portion is formed by the frame portion and the plate portion.
That is, the concave portion is formed by the frame portion and the plate portion, and can be easily configured.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(Embodiment 1)
Embodiment 1 of the present invention will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 1, the vehicle sun visor 1 includes a plate-
As shown in FIG. 1, the
Therefore, the visor
[0008]
As shown in FIG. 1, the visor
As shown in FIG. 2, the
As shown in FIG. 3, the
[0009]
As shown in FIG. 3, the
As shown in FIG. 3, the
As shown in FIG. 3, the front side member 4 integrally has a
[0010]
In addition, each of the
Therefore, the
[0011]
The
As shown in FIG. 3, the
The movement of the
[0012]
As shown in FIG. 3, the
As shown in FIG. 1, the
[0013]
The
As shown in FIG. 2, the
[0014]
The
When the
[0015]
Further, between the
Further, a mounting
[0016]
As shown in FIG. 1, the
A structure is provided between the
[0017]
On the other hand, the visor
As shown in FIGS. 4A and 4B, the closing
Therefore, when the locking
[0018]
The
The
[0019]
When the
The
[0020]
The vehicle sun visor 1 is configured as described above.
That is, the
The
More specifically, in the case of a structure in which the mirror lid is slid, a guide or rail is required to slide the mirror lid, and the guide or rail has a relatively long path. Therefore, the molding was difficult. On the other hand, according to the present embodiment, the configuration is such that these problems are reduced.
[0021]
The
In addition, the influence of gravity is small in either rotation direction. Therefore, rotation in either rotation direction can be performed with a small force.
[0022]
Further, the
[0023]
The
Further, the closing
The
[0024]
(Embodiment 2)
The second embodiment includes a mirror member 7 instead of the mirror and the mirror cover of the first embodiment. And it is the form which does not have the support part (41) shown in FIG. Therefore, the description of the same members will be omitted here, and the different members will be described below using the same numbers for the same members.
A mirror member 7 is provided in the
[0025]
This mirror member 7 is substantially plate-shaped as shown in FIG. 6, and has a
The
[0026]
A
Therefore, the mirror member 7 is turned over by using the rotation shaft 71 a as a rotation axis (fulcrum), so that the
[0027]
The present invention is not limited to the above embodiment, but may be the following embodiments.
(1) That is, in the above embodiment, the frame portion and the plate portion forming the visor main body are formed integrally. However, the frame and the plate may be configured separately.
(2) In the above-described embodiment, the plate portion has a see-through property by the through hole penetrating in the thickness direction. However, a mode in which the plate portion is formed of a translucent plate and has transparency may be used.
(3) In the above embodiment, the mirror lid and the mirror are directly attached to the visor body. However, the mirror and the mirror lid may be mounted on a mirror bracket, and the mirror bracket may be mounted in a concave portion of the visor body or in a frame of the frame portion.
[0028]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the sun visor for vehicles which concerns on this invention, the sun visor for vehicles of a structure with which a mirror cover or a mirror member does not interfere is comprised.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a vehicle sun visor according to a first embodiment, showing a state where a mirror cover is in a closed position.
FIG. 2 is a perspective view of the vehicle sun visor according to the first embodiment, showing a state where a mirror cover is in an open position.
FIG. 3 is a sectional view taken along the line AA of FIG. 1;
4A is a sectional view taken along line BB in FIG. 1 and FIG. 2B is a sectional view taken along line CC in FIG.
FIG. 5 is an enlarged perspective view showing a state in which a mirror lid is attached to a visor main body, in the vicinity of a shaft portion and an attachment portion.
FIG. 6 is a perspective view of a vehicle sun visor according to a second embodiment, showing a state where a mirror member is in an open position.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS LIST 1
Claims (3)
前記ミラー蓋は、前記ミラーを覆う閉じ位置と、その閉じ位置から前記支点を中心に反転されて前記ミラーを露出する開き位置とに回動可能であるとともに、前記閉じ位置と前記開き位置の両位置において前記凹部内に格納される構成になっていることを特徴とする車両用サンバイザ。The visor body has a concave portion, a mirror is provided on the bottom side of the concave portion, and a mirror lid corresponding to the mirror is provided in the concave portion so as to be rotatable around one end thereof as a fulcrum. A sun visor,
The mirror lid is rotatable between a closed position that covers the mirror and an open position where the mirror is inverted about the fulcrum from the closed position to expose the mirror, and both the closed position and the open position are rotated. A sun visor for a vehicle, wherein the sun visor is configured to be stored in the recess at the position.
前記ミラー部材は、前記支点を中心に反転されることで、前記ミラーが前記カバーによって覆われる閉じ位置と、前記ミラーが露出される開き位置とに回動可能であるとともに、前記閉じ位置と前記開き位置の両位置において前記凹部内に格納される構成になっていることを特徴とする車両用サンバイザ。The visor body has a concave portion, and in the concave portion, a substantially plate-shaped mirror member is provided rotatably around a vicinity of one end thereof, and the mirror member includes a mirror on an inner surface, A sun visor for a vehicle configured to include a cover that protects the mirror on an outer side surface,
The mirror member is turned around the fulcrum so that the mirror is rotatable between a closed position where the mirror is covered by the cover and an open position where the mirror is exposed. A sun visor for a vehicle, wherein the sun visor is configured to be stored in the recess at both of the open positions.
バイザ本体は、外周部分を形成する枠部と、その枠部の枠内に設けられる板部とを備え、前記枠部と前記板部とによって凹部が形成されることを特徴とする車両用サンバイザ。The vehicle sun visor according to claim 1 or 2,
The sun visor for a vehicle, wherein the visor body includes a frame portion forming an outer peripheral portion, and a plate portion provided in a frame of the frame portion, wherein a concave portion is formed by the frame portion and the plate portion. .
Priority Applications (1)
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JP2002186769A JP2004026052A (en) | 2002-06-26 | 2002-06-26 | Vehicular sun visor |
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-
2002
- 2002-06-26 JP JP2002186769A patent/JP2004026052A/en active Pending
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