JP2004025928A - Door check of vehicle - Google Patents

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竹之下 敏
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide arts to enable improvement of the operation feeling of a door after relieving an impact during operation of a door check, in the door check of a vehicle to hold the door at a given opening. <P>SOLUTION: The base end of a stopper stay 11 is rotatably supported at a support bracket 12 through a first spindle 13. Further, the support bracket 12 is rotatably supported at a mounting bracket 14 fixed at a car body through a second spindle 15. A cushion rubber 18 is situated between a longitudinal plate part 12b of the support bracket 12 and a longitudinal plate 14b of the mounting bracket 14. When, during rotation in an opening direction of a back door 3, a tip 11c of a stopper stay 11 is engaged with an engaging groove 19a of a stopper rail 19 fixed on the door side, the cushion rubber 18 is elastically deformed through rotation operation of a support bracket 12 accompanying with the engagement, and an impact is relieved. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば観音開きや片開きのバックドアを備えた冷凍車や保冷車等の箱型車両に適用され、バックドアを所定開度に保持する車両のドアストッパに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両のドアストッパは、例えば実開平5−515号公報に記載されている。上記公報に記載のドアストッパは、車体側に支持された第1係合部材としての作動杆と、バックドア側に固定された第2係合部材としての案内筐とから構成されている。作動杆の基端は、車体に固着された支持部材にバックドアの回転軸と平行な支軸を中心として回転可能に取り付けられ、作動杆の先端は、T字形に形成されるとともに、案内筐内に設けた案内レールと案内板との間に位置している。バックドアが開方向へ回動されると、それに関連して作動杆の先端のT字部が案内レールと案内板との間を通って移動し、そして案内板に形成された係合部に係合し、かつ案内筐内に設けたストッパに当接することで、バックドアを所定開度に保持する構成となっている。
【0003】
バックドアの開操作時に、作動杆のT字部が案内板の係合部に勢いよく係合し、かつストッパに当接すると、ドアストッパの各構成部材やその支持部さらにはドアヒンジ等に衝撃が発生し、それに起因して各部材に曲がり、はがれ、割れ等を引き起こす可能性がある。このような不具合に鑑み、上記公報に記載のドアストッパでは、作動杆のT字部が案内レールと弾性材で形成された案内板との間を通るときに、該T字部が案内板を弾性変形させつつ通行することで抵抗を受ける構成とし、これにより係合時の衝撃を緩和している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したドアストッパは、作動杆のT字部が案内板の係合部に係合しかつストッパに当接する前段階で、該作動杆の移動に抵抗を与える構成のため、バックドアの開操作時において、作動杆が案内板の係合部に係合するまでの移動行程の途中で該作動杆の動きが急激に変化する(重くなる)。その結果、バックドアの操作フィーリングが悪いという問題がある。
【0005】
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ドアを所定開度に保持する車両のドアストッパにおいて、ドアストッパ作動時の衝撃を緩和した上で、ドアの操作フィーリングを向上することができる技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明に係る車両のドアストッパは、請求項1〜4に記載の通り構成した。これら各請求項に記載の発明は、車体または該車体に回動可能に設けられたドアの一方に設けられ、該ドアの開閉に応じて所定軌跡で移動する第1係合部材と、ドアまたは車体の他方に設けられ、ドアの開方向への回動に伴い第1係合部材が所定位置に移動したときに第1係合部材と係合する第2係合部材とを備えており、第1係合部材と第2係合部材との係合に基づいてドアを所定開度に保持する車両のドアストッパにおいて、ドアストッパ作動時の衝撃を緩和した上で、ドアの操作フィーリングを向上することができるようにした技術である。
【0007】
請求項1に記載の車両のドアストッパでは、第1係合部材が第2係合部材に係合したのち、ドアのさらなる開方向への回動に伴う第1係合部材の移動を許容しつつ第1係合部材に所定位置への復帰力を付与する付勢手段を備えていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、第1係合部材と第2係合部材との係合後において、該第1係合部材の移動に対して作用する付勢手段による復帰力で、ドアの開方向の回転力を減衰することができる。これによりドアストッパとして機能する係合時の衝撃を緩和することができる。また、ドアが開方向へ回動を始めてから第1係合部材と第2係合部材との係合が行われるまでの間については、ドアを一定の操作力で回動することができる。このため、従来に比べてドアの操作フィーリングが向上する。
【0008】
請求項2に記載の車両のドアストッパでは、請求項1に記載の車両のドアストッパにおいて、第1係合部材を回転可能に支持する支持部材を備えており、該支持部材は車体またはドアの一方に第1係合部材の回転軸に対して平行な支軸を中心として回転可能に取り付けられている。そして、付勢手段は、支持部材と車体との間または支持部材とドアとの間に設けられており、通常は該支持部材を初期位置に保持し、第1係合部材と第2係合部材とが係合したあとのドアのさらなる開方向への回動により支持部材に荷重が掛かったときには該支持部材の回転を許容しつつ支持部材に初期位置への復帰力を付与するものであることを特徴としている。
【0009】
請求項2の発明は、第1係合部材を回転可能に支持する支持部材を車体またはドアの一方に回転可能に支持し、その支持部材に復帰力を作用させる構成としたので、第1係合部材の移動に対して直接に復帰力を作用させる構成に比べて、復帰力によるドア回転力の減衰効果を合理的に確保できる。
【0010】
請求項3に記載の車両のドアストッパでは、請求項2に記載の車両のドアストッパにおいて、支持部材と車体、または支持部材とドアには、互いに対向する対向面が形成されており、付勢手段は該対向面間に介在する弾性部材であることを特徴としている。したがって、請求項3の発明によれば、コンパクトな衝撃緩和構造を有するドアストッパを提供することができる。
【0011】
請求項4に記載の車両のドアストッパでは、請求項2または3に記載の車両のドアストッパにおいて、支持部材は該支持部材が回転可能に支持される取付部材を介して車体またはドアに取り付けられており、付勢手段は支持部材と取付部材の間に設けられていることを特徴としている。したがって、請求項4の発明によれば、支持部材と取付部材との間に予め付勢手段を組付けたあとで、その取付部材を車体またはドアに取り付けることができるため、取付性が良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。図6は本実施の形態に係るバックドアを備えた箱型車両の後方斜視図、図1および図2はそれぞれバックドアを所定開度に保持するドアストッパを示す平面図であり、図1はドア閉時を示し、図2はドア開時を示す。図3はドアストッパの構成部材であるストッパステーとその支持構造を説明する分解斜視図であり、図4は図1のA−A線断面図である。図5はドアストッパ作動時の衝撃緩和作用を説明する説明図である。
図6に示すように、車体1の後部には荷室に荷物を搬入あるいは搬出するための開口を開閉する観音開きタイプのバックドア3が設けられている。バックドア3は、図1および図2に示すように、車体1にドアヒンジ4を介して水平回転可能に取り付けられている。車体1とバックドア3との間には、バックドア3をドアヒンジ4の回転軸4aを中心にして開方向へ回動したとき、該バックドア3を所定開度(ほぼ90度)に保持するドアストッパ10が設けられている。
【0013】
次に、図1〜図4に基づいて本実施の形態に係るドアストッパ10を説明する。ドアストッパ10は、車体1側に取り付けられたストッパステー11と、バックドア3側に固着されたストッパレール19とを主体に構成されている。ストッパステー11は、丸棒をU字状に折り返すとともにその端末部がコ字形のベース部材11aに固着された構造であり(図3参照)、ベース部材11aが該ベース部材11aよりも一回り大きいコ字形に形成された支持ブラケット12の中に配置された状態で第1の支軸13によって回転可能に支持されている。第1の支軸13は、ドアヒンジ4の回転軸4aに対して平行に設定されており、ベース部材11aに設けたカラー11bおよび支持ブラケット12の上下の平板部12aを貫通するとともに、支持ブラケット12に抜け止めされている。
【0014】
また、支持ブラケット12は、該支持ブラケット12よりも一回り大きいコ字形に形成された取付ブラケット14の中に配置された状態で第2の支軸15によって回転可能に支持されている。第2の支軸15は、第1の支軸13に対して平行、したがってドアヒンジ4の回転軸4aに対して平行に設定されており、支持ブラケット12および取付ブラケット14の上下の平板部12a,14aを貫通するとともに、取付ブラケット14に抜け止めされている。なお、支持ブラケット12の平板部12aと第2の支軸15との間にはブッシュ12dが介在され、第2の支軸15に対して支持ブラケット12が回転可能とされている。取付ブラケット14は、縦板部14bが車体1の内壁面1aに適数個の取付ボルト17によって固着されている。
また、ストッパステー11のカラー11bの外周上部と外周下部には、それぞれねじりバネ16が配置され、各ねじりバネ16は一端が支持ブラケット12側に、他端がストッパステー11側に係止されている。これにより、ストッパステー11には、バックドア3の開き方向と同方向への回転力が付与されており、図1に示すように、バックドア3が閉位置にあるときは、ストッパステー11の先端(U字状折り返し部)11cは、バックドア3の内壁面3aに押し付けられている。
【0015】
上記のように取り付けられたストッパステー11は、バックドア3が開方向へ回動されると、それに伴い第1の支軸13を中心にして回転し、先端11cがバックドア3の内壁面3aに接触した状態を維持しつつ移動する。バックドア3にの内壁面3aにはストッパレール19が固着されており、そして、上記のごとく移動したストッパステー11の先端11cがストッパレール19に形成された係合溝19aに係合し、この係合に基づいてバックドア3を所定開度(ほぼ90度)に保持する。また、ストッパレール19は、ストッパステー11の先端11cを係合溝19aに案内するガイド面19bを有する。上記のストッパステー11が本発明でいう第1係合部材に対応し、ストッパレール19が本発明でいう第2係合部材に対応する。また、支持ブラケット12が本発明でいう支持部材に対応し、取付ブラケット14が本発明でいう取付部材に対応する。
【0016】
支持ブラケット12の縦板部12bと取付ブラケット14の縦板部14bとは、所定間隔を置いて対向しており、両縦板部12b,14b間には、弾性部材としての上下2個のクッションゴム18が介在されている。クッションゴム18は直方体状に形成されており、いずれか一方のブラケット、本実施の形態では、取付ブラケット14の縦板部14bに、例えば接着剤で貼着されるとともに、支持ブラケット12の縦板部12bに対しては当接状態でサポート12cにて保持されている。これにより、クッションゴム18は、通常(荷重が作用していない自由状態)時には、取付ブラケット14に対して支持ブラケット12を相互の縦板部12b,14bがほぼ平行となる初期位置に保持する。上記のクッションゴム18は、支持ブラケット12に荷重(回転力)が作用したとき、両縦板部12b,14bで加圧されて弾性変形し、支持ブラケット12に対してこれを初期位置に戻す方向に復帰力を作用させるものであり、本発明でいう復帰力を付与する付勢手段に対応する。また、上記の縦板部12b,14bが本発明でいう対向面に対応する。
【0017】
本実施の形態に係るドアストッパ10は、上記のように構成したものである。したがって、バックドア3が開方向へ回動されると、ねじりバネ16によって回転力を付与されているストッパステー11は、その先端11cがバックドア3の内壁面3aを滑りながら移動し、そして、図2に示すように、ストッパレール19のガイド面19bに案内されて係合溝19aに係合する。このとき、ストッパステー11は、車体1の内壁面1aまたはバックドア3の内壁面3aに対して平行に近い位置関係となる。
【0018】
図5に示すように、上記の係合に伴いストッパステー11には、引張方向に荷重が作用する。この荷重は第1の支軸13を介して支持ブラケット12に伝達され、該支持ブラケット12が第2の支軸15を中心に回転される。これにより、クッションゴム18が支持ブラケット12の縦板部12bで加圧されて弾性変形される。すなわち、クッションゴム18は、ストッパステー11がストッパレール19に係合したときの荷重で弾性変形することによって、バックドア3の回転力を吸収あるいは減衰する。これにより、係合時、すなわちドアストッパ作動時の衝撃が緩和されることになり、ドアストッパ10の構成部材やその支持部あるいはドアヒンジを保護することができる。
このように、本実施の形態に係るドアストッパ10によれば、ストッパステー11のストッパレール19に対する係合後、ストッパステー11を支持する支持ブラケット12の回転を許容した上で、その支持ブラケット12の回転によって弾性変形されるクッションゴム18の復元力を、該支持ブラケット12を初期位置へ復帰させる方向の力として付与することで、ドアストッパ作動時の衝撃を緩和できるようにしたものである。
【0019】
ストッパステー11の先端11cがストッパレール19の係合溝19aに係合した状態では、バックドア3の開方向と閉方向への回動がそれぞれ規制され、これによりバックドア3は所定開度(ほぼ90度)に保持される。
なお、バックドア3を閉じるときは、図2に示す状態において、図示省略の解除レバーを操作して、ストッパステー11をねじりバネ16に抗して係合解除方向へ回転させるが、そのときストッパステー11の先端11cが係合溝19aの入口の爪19cに引っ掛かるので、この引っ掛かりを解くようにバックドア3を閉方向へ回動させる操作を合わせ行うことで、先端11cを係合溝19aから一時的に脱出させる。これにより、バックドア3を閉方向へ回転させることができる。
また、ストッパステー11の先端11cをストッパレール19の係合溝19aから脱出させた係合解除状態では、バックドア3をさらに開方向へ回転させて所定開度以上に開くことも可能である。
【0020】
このように、本実施の形態においては、ストッパステー11の先端11cがストッパレール19の係合溝19aに係合したあとで、クッションゴム18の弾性変形を利用して衝撃を緩和する構成としたので、バックドア3が開方向へ回動を開始してからストッパステー11がストッパレール19に係合するまでの間にわたっては、バックドア3を一定の操作力で開方向へ回動することができる。このため、係合前の段階でドアストッパの動作に抵抗を与えて衝撃を緩和する構成とした従来のドアストッパに比べてバックドア3の操作フィーリングを向上することができる。
この場合において、本実施の形態では、ストッパステー11を支持ブラケット12に第1の支軸13を介して回転可能に支持し、さらにその支持ブラケット12を車体1に固着された取付ブラケット14に第2の支軸15によって回転可能に支持する構成とし、そして、支持ブラケット12の縦板部12bと取付ブラケット14の縦板部14bとの間にクッションゴム18を介在している。このため、例えばストッパステー11がストッパレール19に係合したあとでの該ストッパステー11の移動量を直接に利用してクッションゴム18を弾性変形させる構成に比べると、クッションゴム18の弾性変形のための動きを確保し易い、クッションゴム18の加圧面積を稼ぎ易い等の利点がある。
【0021】
また、クッションゴム18は、支持ブラケット12と、取付ブラケット14との互いに対向する縦板部12b,14b間にクッションゴム18を介在した構成のため、緩衝効果に必要なストローク量を確保した上で、コンパクトな構造のドアストッパ10を提供できる。また、本実施の形態によれば、ストッパステー11の支持ブラケット12を、予め取付ブラケット14に組付けた上で、その取付ブラケット14を車体1の内壁面1aに取り付けることができる。このため、取付性が良い。
【0022】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することが可能である。
例えば、本実施の形態においては、衝撃緩和用の付勢手段としてクッションゴム18を用いたが、これを板バネやコイルバネ等に変えてもよいし、あるいは空気バネ等の流体を利用したものに変更してもよい。要するに、本発明でいう付勢手段は、ストッパステー11がストッパレール19に係合後、ドアの保有する回転力を減衰することができるものであればよい。
また、本実施の形態では、クッションゴム18を支持ブラケット12の縦板部12bと取付ブラケット14の縦板部14bとの間に配置したが、クッションゴム18の配置部位は、これに限定されるものではない。例えば、ストッパステー11の先端11cと、ストッパレール19の係合溝19aとの係合面間に介在する構成にしてもよいし、ストッパステー11自体に組付ける、つまりストッパステー11を軸方向に(長手方向)に2分割し、その分割面間にクッションゴムを介在し、伸び方向の弾性変形を利用して衝撃を緩和する構成とすることも可能である。また、カラー11bと第1の支軸13との間に筒形のクッションゴムを介在し、該クッションゴムの径方向への弾性変形で衝撃を緩和する構成に変更してもよい。
【0023】
また、ストッパステー11とストッパレール19との係合方式は、図示のタイプに限定されるものではなく、これに変え、ストッパステー11の先端11cが常にストッパレール19に常に連係する構成、例えばストッパレールに長手方向に沿ってスリット状のガイド溝を形成し、そのガイド溝の一端に本実施の形態で説明した係合溝が連続して設定されている構成に変更してもよい。
また、ストッパステー11をバックドア3側に取り付け、ストッパレール19を車体1側に固着してもよい。また、バックドア3の場合で説明したが、これに限定するものではない。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、ドアを所定開度に保持する車両のドアストッパにおいて、ドアストッパ作動時の衝撃を緩和した上で、ドアの操作フィーリングを向上することができる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両のドアストッパを示す平面図であり、ドア閉時を示す。
【図2】同じく車両のドアストッパを示す平面図であり、ドア開時を示す。
【図3】ドアストッパの構成部材であるステーとその支持構造を説明する分解斜視図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】ドアストッパ作動時の衝撃緩和作用を説明する説明図である。
【図6】バックドアを備えた箱型車両の後方斜視図である。
【符号の説明】
1…車体
3…バックドア(ドア)
4…ドアヒンジ
4a…回転軸
10…ドアストッパ
11…ストッパステー(第1係合部材)
11c…先端
12…支持ブラケット(支持部材)
12b…縦板部(対向面)
13…第1の支軸
14…取付ブラケット(取付部材)
14b…縦板部(対向面)
15…第2の支軸
18…クッションゴム(付勢手段)
19…ストッパレール(第2係合部材)
19a…係合溝
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a door stopper for a vehicle that is applied to a box-type vehicle such as a refrigerating vehicle or an insulated vehicle having a double door or a single door, and holds the back door at a predetermined opening.
[0002]
[Prior art]
A door stopper for this type of vehicle is described, for example, in Japanese Utility Model Laid-Open No. 5-515. The door stopper described in the above publication includes an operating rod as a first engagement member supported on the vehicle body side, and a guide case as a second engagement member fixed on the back door side. The base end of the operating rod is rotatably attached to a support member fixed to the vehicle body around a support shaft parallel to the rotation axis of the back door. The distal end of the operating rod is formed in a T-shape, and a guide housing is formed. It is located between the guide rail provided inside and the guide plate. When the back door is pivoted in the opening direction, the T-shaped portion at the tip of the operating rod moves through the space between the guide rail and the guide plate, and engages with the engaging portion formed on the guide plate. The back door is held at a predetermined opening by engaging and abutting against a stopper provided in the guide housing.
[0003]
When the back door is opened, the T-shaped portion of the operating rod vigorously engages with the engaging portion of the guide plate and abuts against the stopper, so that each component of the door stopper, its supporting portion, and the door hinge are impacted. This may cause each member to bend, peel, crack or the like. In view of such a problem, in the door stopper described in the above publication, when the T-shaped portion of the operating rod passes between the guide rail and the guide plate formed of the elastic material, the T-shaped portion stops the guide plate. It is configured to receive resistance by passing while being elastically deformed, thereby reducing the impact at the time of engagement.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the above-described door stopper has a configuration in which the T-shaped portion of the operating rod is engaged with the engaging portion of the guide plate and before the abutment against the stopper, the door stopper has a resistance to the movement of the operating rod. At the time of the opening operation, the movement of the operating rod rapidly changes (becomes heavier) in the middle of the movement process until the operating rod engages with the engaging portion of the guide plate. As a result, there is a problem that the operation feeling of the back door is poor.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and an object of the present invention is to provide a door stopper for a vehicle that holds a door at a predetermined opening degree by reducing the impact at the time of operating the door stopper. Therefore, it is an object of the present invention to provide a technology capable of improving the operation feeling of the door.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a vehicle door stopper according to the present invention is configured as described in claims 1 to 4. The invention described in each of these claims is provided with a first engagement member provided on one of a vehicle body and a door rotatably provided on the vehicle body, the first engagement member moving along a predetermined locus according to opening and closing of the door, A second engagement member provided on the other side of the vehicle body, the second engagement member engaging with the first engagement member when the first engagement member moves to a predetermined position with the rotation of the door in the opening direction; In a door stopper of a vehicle that holds a door at a predetermined opening based on engagement between a first engagement member and a second engagement member, an impact upon operation of the door stopper is reduced and a feeling of operation of the door is reduced. This is a technology that can be improved.
[0007]
In the vehicle door stopper according to the first aspect, after the first engagement member is engaged with the second engagement member, the movement of the first engagement member accompanying the further rotation of the door in the opening direction is permitted. And a biasing means for applying a return force to the first engagement member to a predetermined position.
According to the first aspect of the present invention, after the engagement between the first engagement member and the second engagement member, the return force of the urging means acting on the movement of the first engagement member allows the door to be moved. The rotational force in the opening direction can be attenuated. Thereby, the impact at the time of engagement functioning as a door stopper can be reduced. In addition, the door can be rotated with a constant operating force from when the door starts rotating in the opening direction to when the first engagement member and the second engagement member are engaged. For this reason, the operation feeling of the door is improved as compared with the related art.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, there is provided the vehicle door stopper according to the first aspect, further comprising a support member that rotatably supports the first engagement member, wherein the support member includes a vehicle body or a door. On the other hand, it is attached so as to be rotatable around a support shaft parallel to the rotation axis of the first engagement member. The urging means is provided between the support member and the vehicle body or between the support member and the door. Usually, the urging means holds the support member at the initial position, and engages the first engagement member with the second engagement member. When a load is applied to the support member due to the further rotation of the door in the opening direction after the engagement with the member, the support member is allowed to rotate while applying a return force to the initial position while allowing the rotation of the support member. It is characterized by:
[0009]
According to the second aspect of the present invention, the support member rotatably supporting the first engagement member is rotatably supported on one of the vehicle body and the door, and a return force is applied to the support member. As compared with a configuration in which a return force is directly applied to the movement of the joining member, the damping effect of the door rotational force by the return force can be rationally secured.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in the vehicle door stopper according to the second aspect, the support member and the vehicle body or the support member and the door are formed with opposing surfaces that oppose each other. The means is an elastic member interposed between the facing surfaces. Therefore, according to the invention of claim 3, it is possible to provide a door stopper having a compact shock absorbing structure.
[0011]
In the vehicle door stopper according to the fourth aspect, in the vehicle door stopper according to the second or third aspect, the support member is attached to the vehicle body or the door via an attachment member on which the support member is rotatably supported. And the biasing means is provided between the support member and the mounting member. Therefore, according to the fourth aspect of the invention, after the urging means has been previously assembled between the support member and the mounting member, the mounting member can be mounted on the vehicle body or the door, so that the mounting property is good.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 6 is a rear perspective view of a box-shaped vehicle provided with a back door according to the present embodiment, and FIGS. 1 and 2 are plan views each showing a door stopper for holding the back door at a predetermined opening. FIG. 2 shows the state when the door is closed, and FIG. 2 shows the state when the door is opened. FIG. 3 is an exploded perspective view illustrating a stopper stay, which is a constituent member of the door stopper, and a support structure thereof, and FIG. 4 is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining an impact reducing action at the time of operating the door stopper.
As shown in FIG. 6, a double door-type back door 3 is provided at the rear of the vehicle body 1 to open and close an opening for loading or unloading luggage into the luggage compartment. As shown in FIGS. 1 and 2, the back door 3 is attached to the vehicle body 1 via a door hinge 4 so as to be horizontally rotatable. Between the vehicle body 1 and the back door 3, when the back door 3 is rotated in the opening direction about the rotation axis 4a of the door hinge 4, the back door 3 is held at a predetermined opening (approximately 90 degrees). A door stopper 10 is provided.
[0013]
Next, the door stopper 10 according to the present embodiment will be described with reference to FIGS. The door stopper 10 mainly includes a stopper stay 11 attached to the vehicle body 1 side and a stopper rail 19 fixed to the back door 3 side. The stopper stay 11 has a structure in which a round bar is folded back into a U-shape and the terminal portion is fixed to a U-shaped base member 11a (see FIG. 3), and the base member 11a is slightly larger than the base member 11a. The first bracket 13 is rotatably supported by a first support shaft 13 while being arranged in a support bracket 12 formed in a U-shape. The first support shaft 13 is set in parallel with the rotation shaft 4a of the door hinge 4, penetrates the collar 11b provided on the base member 11a and the upper and lower flat plate portions 12a of the support bracket 12, and also supports the support bracket 12 It is locked in.
[0014]
The support bracket 12 is rotatably supported by a second support shaft 15 in a state where the support bracket 12 is disposed in a mounting bracket 14 formed in a U-shape slightly larger than the support bracket 12. The second support shaft 15 is set to be parallel to the first support shaft 13 and thus to the rotation shaft 4a of the door hinge 4, and the upper and lower plate portions 12a, 12a, 14a, and is prevented from falling off by the mounting bracket 14. A bush 12 d is interposed between the flat plate portion 12 a of the support bracket 12 and the second support shaft 15, and the support bracket 12 is rotatable with respect to the second support shaft 15. The mounting bracket 14 has a vertical plate portion 14 b fixed to the inner wall surface 1 a of the vehicle body 1 by an appropriate number of mounting bolts 17.
Further, torsion springs 16 are arranged on the upper and lower outer circumferences of the collar 11b of the stopper stay 11, respectively. One end of each torsion spring 16 is locked to the support bracket 12 side and the other end is locked to the stopper stay 11 side. I have. As a result, a rotational force is applied to the stopper stay 11 in the same direction as the opening direction of the back door 3, and when the back door 3 is at the closed position, as shown in FIG. The front end (U-shaped folded portion) 11c is pressed against the inner wall surface 3a of the back door 3.
[0015]
When the back door 3 is rotated in the opening direction, the stopper stay 11 attached as described above rotates about the first support shaft 13 in accordance with the rotation, and the tip 11c is moved to the inner wall surface 3a of the back door 3. It moves while maintaining the state of contact with. A stopper rail 19 is fixed to the inner wall surface 3a of the back door 3, and the distal end 11c of the stopper stay 11 that has moved as described above engages with an engagement groove 19a formed in the stopper rail 19, and Based on the engagement, the back door 3 is held at a predetermined opening (approximately 90 degrees). Further, the stopper rail 19 has a guide surface 19b for guiding the distal end 11c of the stopper stay 11 to the engagement groove 19a. The stopper stay 11 corresponds to the first engaging member according to the present invention, and the stopper rail 19 corresponds to the second engaging member according to the present invention. The support bracket 12 corresponds to the support member according to the present invention, and the mounting bracket 14 corresponds to the mount member according to the present invention.
[0016]
The vertical plate portion 12b of the support bracket 12 and the vertical plate portion 14b of the mounting bracket 14 face each other at a predetermined interval, and two upper and lower cushions as elastic members are provided between the vertical plate portions 12b and 14b. Rubber 18 is interposed. The cushion rubber 18 is formed in a rectangular parallelepiped shape, and is attached to one of the brackets, in this embodiment, the vertical plate portion 14 b of the mounting bracket 14 with, for example, an adhesive. The support 12c is held in contact with the portion 12b. Thereby, the cushion rubber 18 normally holds the support bracket 12 at the initial position where the vertical plate portions 12b and 14b are substantially parallel to the mounting bracket 14 in a normal state (free state where no load is applied). When a load (rotational force) is applied to the support bracket 12, the cushion rubber 18 is elastically deformed by being pressed by the vertical plate portions 12 b and 14 b, and is returned to the initial position with respect to the support bracket 12. And a biasing means for applying the return force in the present invention. Further, the above-mentioned vertical plate portions 12b and 14b correspond to the facing surfaces referred to in the present invention.
[0017]
The door stopper 10 according to the present embodiment is configured as described above. Therefore, when the back door 3 is rotated in the opening direction, the stopper stay 11 to which the rotational force is applied by the torsion spring 16 moves while its tip 11c slides on the inner wall surface 3a of the back door 3, and As shown in FIG. 2, the guide rail 19b of the stopper rail 19 guides and engages with the engagement groove 19a. At this time, the stopper stay 11 has a positional relationship close to being parallel to the inner wall surface 1a of the vehicle body 1 or the inner wall surface 3a of the back door 3.
[0018]
As shown in FIG. 5, a load acts on the stopper stay 11 in the pulling direction in accordance with the engagement. This load is transmitted to the support bracket 12 via the first support shaft 13, and the support bracket 12 is rotated about the second support shaft 15. As a result, the cushion rubber 18 is pressed by the vertical plate portion 12b of the support bracket 12 and is elastically deformed. That is, the cushion rubber 18 absorbs or attenuates the rotational force of the back door 3 by being elastically deformed by the load when the stopper stay 11 is engaged with the stopper rail 19. Thereby, the impact at the time of engagement, that is, at the time of operating the door stopper is reduced, and the constituent members of the door stopper 10, its supporting portion, or the door hinge can be protected.
As described above, according to the door stopper 10 according to the present embodiment, after the stopper stay 11 is engaged with the stopper rail 19, the rotation of the support bracket 12 that supports the stopper stay 11 is allowed, and then the support bracket 12 is rotated. By applying the restoring force of the cushion rubber 18 elastically deformed by the rotation as a force in the direction of returning the support bracket 12 to the initial position, it is possible to reduce the impact at the time of operating the door stopper.
[0019]
When the front end 11c of the stopper stay 11 is engaged with the engagement groove 19a of the stopper rail 19, the rotation of the back door 3 in the opening direction and the closing direction is regulated, whereby the back door 3 has a predetermined opening degree ( (Approximately 90 degrees).
When the back door 3 is closed, in the state shown in FIG. 2, a release lever (not shown) is operated to rotate the stopper stay 11 in the disengagement direction against the torsion spring 16. Since the tip 11c of the stay 11 is hooked on the claw 19c at the entrance of the engagement groove 19a, the operation of rotating the back door 3 in the closing direction so as to release the hook is performed to move the tip 11c from the engagement groove 19a. Escape temporarily. Thereby, the back door 3 can be rotated in the closing direction.
Further, in the disengaged state in which the tip 11c of the stopper stay 11 is disengaged from the engagement groove 19a of the stopper rail 19, the back door 3 can be further rotated in the opening direction to be opened to a predetermined opening degree or more.
[0020]
Thus, in the present embodiment, after the tip 11c of the stopper stay 11 is engaged with the engagement groove 19a of the stopper rail 19, the impact is relieved by utilizing the elastic deformation of the cushion rubber 18. Therefore, the back door 3 can be rotated in the opening direction with a constant operating force from the time when the back door 3 starts rotating in the opening direction to the time when the stopper stay 11 engages with the stopper rail 19. it can. For this reason, the operation feeling of the back door 3 can be improved as compared with the conventional door stopper configured to reduce the impact by giving resistance to the operation of the door stopper before the engagement.
In this case, in the present embodiment, the stopper stay 11 is rotatably supported on the support bracket 12 via the first support shaft 13, and the support bracket 12 is further mounted on the mounting bracket 14 fixed to the vehicle body 1. It is configured to be rotatably supported by two support shafts 15, and a cushion rubber 18 is interposed between the vertical plate portion 12b of the support bracket 12 and the vertical plate portion 14b of the mounting bracket 14. For this reason, for example, as compared with a configuration in which the cushion rubber 18 is elastically deformed by directly using the movement amount of the stopper stay 11 after the stopper stay 11 is engaged with the stopper rail 19, the elastic deformation of the cushion rubber 18 is reduced. This is advantageous in that it is easy to secure the necessary movement, and it is easy to increase the pressing area of the cushion rubber 18.
[0021]
The cushion rubber 18 has a structure in which the cushion rubber 18 is interposed between the vertical plate portions 12b and 14b of the support bracket 12 and the mounting bracket 14 that face each other. The door stopper 10 having a compact structure can be provided. Further, according to the present embodiment, the support bracket 12 of the stopper stay 11 can be attached to the mounting bracket 14 in advance, and then the mounting bracket 14 can be mounted to the inner wall surface 1a of the vehicle body 1. Therefore, the mountability is good.
[0022]
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be appropriately changed without departing from the gist of the present invention.
For example, in the present embodiment, the cushion rubber 18 is used as the urging means for reducing the impact. However, the cushion rubber 18 may be replaced with a leaf spring, a coil spring, or the like, or may use a fluid such as an air spring. May be changed. In short, the urging means in the present invention is only required to be able to attenuate the rotational force held by the door after the stopper stay 11 is engaged with the stopper rail 19.
Further, in the present embodiment, the cushion rubber 18 is arranged between the vertical plate portion 12b of the support bracket 12 and the vertical plate portion 14b of the mounting bracket 14, but the arrangement portion of the cushion rubber 18 is limited to this. Not something. For example, the stopper stay 11 may be provided between the engaging surface of the stopper groove 19a and the front end 11c of the stopper stay 11, and may be assembled to the stopper stay 11 itself. (Longitudinal direction), the cushion may be interposed between the divided surfaces, and the impact may be reduced by utilizing the elastic deformation in the extending direction. Further, a configuration may be adopted in which a cylindrical cushion rubber is interposed between the collar 11b and the first support shaft 13, and the impact is reduced by elastic deformation of the cushion rubber in the radial direction.
[0023]
Further, the method of engagement between the stopper stay 11 and the stopper rail 19 is not limited to the type shown in the figure, but may be changed to a type in which the tip 11c of the stopper stay 11 is always linked to the stopper rail 19, such as a stopper. A configuration in which a slit-shaped guide groove is formed in the rail along the longitudinal direction and the engagement groove described in the present embodiment is continuously set at one end of the guide groove may be used.
Alternatively, the stopper stay 11 may be attached to the back door 3 side, and the stopper rail 19 may be fixed to the vehicle body 1 side. Further, the case of the back door 3 has been described, but the present invention is not limited to this.
[0024]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, in a door stopper of a vehicle that holds a door at a predetermined opening degree, it is possible to improve the operation feeling of the door while reducing the impact at the time of operating the door stopper. Technology can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a door stopper of a vehicle when a door is closed.
FIG. 2 is a plan view showing a door stopper of the vehicle when the door is opened.
FIG. 3 is an exploded perspective view illustrating a stay which is a constituent member of a door stopper and a support structure thereof.
FIG. 4 is a sectional view taken along line AA of FIG. 1;
FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining an impact mitigation effect when a door stopper is operated.
FIG. 6 is a rear perspective view of a box-shaped vehicle provided with a back door.
[Explanation of symbols]
1 ... body 3 ... back door (door)
4 Door hinge 4a Rotary shaft 10 Door stopper 11 Stopper stay (first engagement member)
11c: Tip 12: Support bracket (support member)
12b: Vertical plate (opposite surface)
13: first support shaft 14: mounting bracket (mounting member)
14b: vertical plate (opposing surface)
15: second support shaft 18: cushion rubber (biasing means)
19: Stopper rail (second engagement member)
19a ... engagement groove

Claims (4)

車体または該車体に回動可能に設けられたドアの一方に設けられ、該ドアの開閉に応じて所定軌跡で移動する第1係合部材と、前記ドアまたは前記車体の他方に設けられ、前記ドアの開方向への回動に伴い前記第1係合部材が所定位置に移動したときに該第1係合部材と係合する第2係合部材とを備えており、前記第1係合部材と前記第2係合部材との係合に基づいて前記ドアを所定開度に保持する車両のドアストッパであって、
前記第1係合部材が前記第2係合部材に係合したのち、前記ドアのさらなる開方向への回動に伴う前記第1係合部材の移動を許容しつつ前記第1係合部材に前記所定位置への復帰力を付与する付勢手段を備えていることを特徴とする車両のドアストッパ。
A first engagement member provided on one of a vehicle body and a door rotatably provided on the vehicle body, the first engagement member moving on a predetermined trajectory according to opening and closing of the door; and a first engagement member provided on the other of the door or the vehicle body, A second engaging member that engages with the first engaging member when the first engaging member moves to a predetermined position with the rotation of the door in the opening direction; A door stopper for a vehicle that holds the door at a predetermined opening based on engagement between a member and the second engagement member,
After the first engagement member engages with the second engagement member, the first engagement member is allowed to move while the door is further rotated in the opening direction while allowing the first engagement member to move. A door stopper for a vehicle, further comprising an urging means for applying a return force to the predetermined position.
請求項1に記載の車両のドアストッパであって、前記第1係合部材を回転可能に支持する支持部材を備えており、該支持部材は前記車体または前記ドアの一方に前記第1係合部材の回転軸に対して平行な支軸を中心として回転可能に取り付けられており、前記付勢手段は、前記支持部材と前記車体との間または前記支持部材と前記ドアとの間に設けられており、通常は該支持部材を初期位置に保持し、前記第1係合部材と前記第2係合部材とが係合したあとの前記ドアのさらなる開方向への回動により前記支持部材に荷重が掛かったときには該支持部材の回転を許容しつつ前記支持部材に前記初期位置への復帰力を付与するものであることを特徴とする車両のドアストッパ。The vehicle door stopper according to claim 1, further comprising a support member rotatably supporting the first engagement member, wherein the support member is connected to one of the vehicle body and the door by the first engagement member. The member is rotatably mounted on a support shaft parallel to the rotation axis of the member, and the urging means is provided between the support member and the vehicle body or between the support member and the door. Usually, the support member is held at the initial position, and the support member is rotated by the door in a further opening direction after the first engagement member and the second engagement member are engaged with each other. A door stopper for a vehicle, wherein when a load is applied, a return force to the initial position is applied to the support member while allowing rotation of the support member. 請求項2に記載の車両のドアストッパであって、前記支持部材と前記車体、または前記支持部材と前記ドアには、互いに対向する対向面が形成されており、前記付勢手段は該対向面間に介在する弾性部材であることを特徴とする車両のドアストッパ。3. The door stopper of the vehicle according to claim 2, wherein the support member and the vehicle body, or the support member and the door are formed with opposing surfaces facing each other, and the urging unit is provided with the opposing surface. A door stopper for a vehicle, which is an elastic member interposed therebetween. 請求項2または3に記載の車両のドアストッパであって、前記支持部材は該支持部材が回転可能に支持される取付部材を介して前記車体または前記ドアに取り付けられており、前記付勢手段は前記支持部材と前記取付部材の間に設けられていることを特徴とする車両のドアストッパ。4. The vehicle door stopper according to claim 2, wherein the support member is attached to the vehicle body or the door via an attachment member on which the support member is rotatably supported, and the urging means is provided. A door stopper for a vehicle, which is provided between the support member and the mounting member.
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