JP2004025441A - 工具用の改良されたファスナ供給位置決め機構 - Google Patents

工具用の改良されたファスナ供給位置決め機構 Download PDF

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Abstract

【課題】釘の長さに応じて出力を自動的に調整することができる、加工物にファスナを打ち込むための工具を提供すること。
【解決手段】加工物にファスナを打ち込むための工具が、この工具に着脱可能で且つファスナをチャネルに供給するファスナ供給装置と、加工物接触要素とを含んでいる。第一整列機構がノーズピースにあり、第二整列機構が加工物接触要素にある。加工物接触要素に設けられたねじ式調整部材と、ノーズピースに設けられたねじ式調整機構とが互いに係合するように構成され、ねじ式調整機構の回転に起因する加工物接触要素の移動が、第一整列機構を第二整列機構に係合させるようになっている。工具は、ハウジングに保持されたセンサーと、ファスナ供給装置内の検出器とを有しており、この検出器がファスナの長さを検出してこの長さをセンサーに伝える。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型燃焼駆動式ファスナ打込み工具に関するものであり、より具体的には、そのような工具に対する出力を変化させるためのシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
加工材の中へのファスナ打込みに使用される携帯型燃焼駆動式工具は、本発明名の譲受人に譲渡された、ニコリッチ(Nikolich)による特許発明の、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、及び特許文献7に記載されており、これら特許文献の全ては引用することをもって本明細書に組み入れられている。トリム施工用に作られたそのような燃焼駆動式工具は、本発明名の譲受人に譲渡された特許発明の特許文献8で開示されており、前記特許文献は引用することをもって本明細書に組み入れられている。類似の燃焼駆動式釘/ステイプル打込み工具が、インパルス(IMPULSE)(登録商標)ブランドでアイティーダブリュー・パスロード(ITW−Paslode)から市販されている。
【0003】
そのような工具は、一般的に小さな内燃機関を収容したピストル形工具ハウジングを含んでいる。機関は、燃料セルとも呼称される加圧燃料ガスの缶により動力を供給される。電池式の、電力配分ユニットあるいは送電ユニットが、点火のためのスパークを生み出し、また燃焼室に設けられたファンが、燃焼室の中の効率的な燃焼を提供し、更に燃焼副生成物の排出を含む掃気を促進する。機関は、往復ピストンを含んでおり、前記ピストンは、シリンダ本体のピストン室の中に配設された細長い剛性打撃ブレードを有している。
【0004】
燃焼室の壁が弁スリーブの周りで軸方向に往復可能であり、又ノーズピース若しくはノーズピース組立体の先端の、リンク機構に接続された加工物接触要素が加工物に押し付けられたとき、燃焼室の壁はリンク機構によって燃焼室を閉じるように移動する。この押し付け動作は、規定容量の燃料ガスを燃料セルから燃焼室内へ導入することをも引き起こす。
【0005】
引き金を引くと、引き金は、燃焼室内のガスの着火を引き起こし、位置決めされているファスナに衝撃を与えてそれを加工物に打込むために、ピストン及び打撃ブレードが下方に発射される。ピストンが下方に駆動されるとき、ピストンの下側でピストン室に囲まれた押しのけ容積は、シリンダの下端に備えられた一つ以上の出口ポートを通って押し出される。そしてピストンは、衝撃を与えた後、シリンダ内のガスの差圧によってピストンの原位置もしくは“準備”位置まで戻る。ファスナは、ファスナが打撃ブレードの衝撃を受けるために適正に位置決めされた姿勢で保持されているところの供給組立体から、ノーズピース筒の中に供給される。そしてファスナは、打撃ブレードによってノーズピース筒の全長をとおして推進されて、加工物の表面においてノーズピース筒から出る。打撃ブレードの力とファスナの運動量とがファスナを駆動して加工物に貫入させる。
【0006】
工具によって吸収されるかなりの衝撃と振動とが燃焼室の燃焼毎にある。燃焼ガスの膨張に起因したシリンダ内のピストンの急速な運動、及び打撃ブレードの加工物上への力が、ファスナが加工物の中に打込まれるとき、工具をファスナから離れるように推進させることに役立つ。工具の発砲の直後に、高温の膨張したガスが燃焼室から一掃され、シリンダは、急速に収縮して、打撃ブレードをほんの一瞬のうちに工具の中に戻し、このことが工具を反対方向に反跳させて推進させることにつながる。これらの力は、ハウジングと、工具の全部品とに大きなストレスを与え、材料が曲がるか又は部品が互いに磨耗するところの損耗を引き起こす。
【0007】
上述のストレスは、短いファスナが工具によって打ち出される場合に特に激しい。多くの用途では、長い釘が主に使用されている。長い釘を打ち出すとき、動力源から打撃ブレードをとおして加えられる力の多くは、釘が加工物に貫入するとき釘によって吸収される。ファスナがより深く打込まれるとき、ファスナと加工物との二面間の表面積が増大するので、ファスナと加工物との間の摩擦に打ち勝つために更なる力が必要とされる。短いファスナは、加工物に完全に貫入するためのより小さな力を必要とし、そのため過剰な動力が使用者と工具の両方によって吸収される。極端な場合は、いくらかの衝撃も吸収するファスナが存在しないときに工具が発砲されるところの空打ちが、甚だしいストレスを工具に与え、あるいは工具の耐用年数を短縮させる。
【0008】
燃焼駆動式工具に対するエネルギー出力の制御が、ドハティー(Doherty)等による特許発明の特許文献9に開示されている(特許文献9は引用することをもって本明細書に組み込まれている)。分圧器が、設定可能な抵抗と、ポテンショメータもしくは二者択一的に選択可能な二つの並列に固定された抵抗のどちらかとを含んでおり、そして分圧器は設定値電圧の提供に使用される。この特許は、発光ダイオードと受光トランジスタとの間の光の伝達に応答して、ファン速度を変化させることも開示している。このように、前記特許は、様々な長さのファスナを区別し、そして光電スイッチの状態に依存して、ファンに対する電圧を選択する。
【0009】
しかしながら、ファン速度だけの低減では、低動力において確実に発砲する工具を生み出すことに失敗してきた。燃焼生成物を排出するためのファンの使用が二つの主目的を果たす。ファンは、燃焼室の近傍に乱流を生み出して、発砲後の工具を冷却するために熱伝達を促進し、更に燃焼ガスと新しい酸素の多い空気との混合を促進する。ファン速度のだけの低減は、冷却及び酸素の燃焼室への補充の両方を制限する。次に続く燃焼サイクルにおいて、燃焼生成物が燃焼室内に残っているとき、燃料空気比を制御することが困難になることがある。低いファン速度で稼動する工具は、数回の発砲の後、燃焼を維持するには不十分な酸素をもつ可能性がある。
【0010】
燃焼室の中へ入る燃料の流量を制御するための計量弁の使用が、マクビカー(MacVicar)等による特許発明の特許文献10及びウォルター(Walter)等による特許発明の特許文献11に開示されている。この発明は、燃焼効率を高めるために、より正確に燃料空気比を制御する計量弁の使用を教示している。しかしながら、非常に少量で使用される高圧流体に対して計量弁を使用することは、制御が困難である。
【0011】
【特許文献1】
米国再発行特許発明第32452号明細書
【特許文献2】
米国特許第4403722号明細書
【特許文献3】
米国特許第4483473号明細書
【特許文献4】
米国特許第4483474号明細書
【特許文献5】
米国特許第4552162号明細書
【特許文献6】
米国特許第5197646号明細書
【特許文献7】
米国特許第5263439号明細書
【特許文献8】
米国特許第6016622号明細書
【特許文献9】
米国特許第5592580号明細書
【特許文献10】
米国特許第5752643号明細書
【特許文献11】
米国特許第6123241号明細書
【特許文献12】
米国特許第5452835号明細書
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従って、短い釘が使用されたときに消費される主動力を効率的に低減させることができる動力工具に関する技術の必要性がある。使用者が設定あるいはスイッチを変える必要なしに、動力消費を自動的に変化させることができる工具に対する必要性もある。ファン速度を変えることによって主動力を変化させる工具において、燃焼後の燃焼ガスが、蓄積されて、効率的な燃焼のための適正な燃料空気比を損なわないように、燃焼後の燃焼ガスを排気するための改良システムに対する更なる必要性がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
これらの及び他の必要性が、本発明によって達成されるか又は上回って達成され、本発明は、ファスナの正確な配置のために工具を加工物上に位置決めするための改良されたシステムと、釘の長さに基づいて工具の出力を自動的に調整することとを特徴としている。
【0014】
より具体的には、本発明は、加工物の中へファスナを打ち込むための工具を提供するものであり、前記工具は、ハウジングと、ファスナが中を通って発射されるチャネルを少なくとも部分的に形成しているノーズピースと、前記工具と着脱可能でチャネルにファスナを供給するファスナ供給組立体と、加工物接触要素とを含んでいる。ノーズピースに属する第一整列機構と、加工物接触要素に属する第二整列機構とがある。第二整列機構が、第一整列機構と係合して、加工物接触要素とノーズピースとの間の整列を維持する。ねじ式調整機構の回転に起因する加工物接触要素の動きが第一整列機構を第二整列構造に係合させるように、加工物接触要素に設けられたねじ式調整部材とノーズピースのねじ式調整機構とが、互いに係合するような構成となっている。
【0015】
工具は、ハウジングに保持されたセンサーとファスナ供給組立体の中の検出器とを有しており、前記検出器は、ファスナの長さを検知してその長さをセンサーに伝えるように構成されている。ある実施例では、検出器は、レバーであり、前記レバーは、所定の長さを超過したファスナによって作用される力に応答して回転するレバーである。
【0016】
標準の加工物接触要素と簡単に交換可能であるがノーズピースに確実に保持される加工物接触要素を使用して、前述の工具はファスナのより正確な配置を可能にする。ファスナの安定した配置は、加工物接触要素ハウジングが工具の発砲中にノーズピースに対して動かないことをある程度は必要とする。本発明の加工物接触要素の構造は、設置を速く簡単にしたままで、いくつかの方向で装置の動きを制限する。
【0017】
更に本発明の方法と装置とは、ファスナの長さに自動的に適応する。工具の検出器は、動力を変化させることに使用されるファスナの長さに関する信号を供給する。小さなファスナが発射されるとき或いは空撃ちのときに吸収されるストレスに起因する損耗とほころびとから、工具が守られる。動力の低減が、発砲時に曲がるか又は互いに磨耗する部材を少なくする。本システムは、使用者が、別の大きさのファスナをもつマガジンに交換する場合、設定を変えたり手動レバーを操作することを忘れずにすることを要求しない。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、全体を参照符号10で付番された動力工具が、工具の発砲前にファンモータ12への電力を低減し、次いで燃焼直後に電力を最大電力に戻すことによる、燃焼からの複数の動力レベルを利用するように構成されている。本動力制御システムと共に使用される動力工具10は、ハウジング14と燃焼室16とを含んでおり、前記燃焼室16が、ハウジングの中に保持されているファスナ20への主動力を生み出す。ノーズピース26のねじ式調整機構24に調整可能にねじ込まれている加工物接触要素22は、加工物接触要素22が加工物32に押し付けられたときリンク機構(非図示)を介して燃焼室16を閉じるために動く。ファスナ20は、例えば着脱可能マガジン等の供給組立体36から、ノーズピース26に少なくとも部分的に形成されたチャネル34へ供給される。動力制御システムである、交換可能なノーズピース26及び加工物接触要素22の構成部品は、動力工具10が、複数の異なるタイプのファスナ20の使用に便利なように切り替えられることを可能にする。本書で使われる方向の基準は、工具10が図1のように向いた場合と解釈されるべきであり、そして本発明を限定することを意図したものでは決してない。
【0019】
ここで図1及び2を参照すると、燃料は、燃料セル38から燃焼室16へ供給され、そして適切な比率で空気と混合される。動力工具10が発砲されたとき、燃焼室16内の混合気は点火されて急速に燃焼し、高圧の、二酸化炭素と水蒸気と他のガスとを生成する。ガスが、ピストン(非図示)を押し進め、ピストンを下方に押しそしてピストンに一体の打撃ブレード40を駆動してチャネル34の中のファスナ20に接触させてファスナをチャネルから発射させる。燃焼の後、燃焼室の近傍にあって電池42のような二次的な動力源によって駆動されるモータ12により駆動されるファン41を使って、燃焼廃ガスは次の発砲に備えて燃焼室16から掃気される。
【0020】
いくつかの異なったタイプのファスナ20が動力工具10に使用される。ファスナ20は、しばしば、丸頭、角頭、もしくは“D”形頭としても知られている切取り頭(clipped head)を有する釘である。ファスナ20に関して、軸部に対して中心にある頭部もしくはオフセットしている頭部のどちらかの使用が企図されている。オフセットした、丸頭もしくは切取り頭が、ファスナ20の第一タイプであり、前記ファスナ20の第一タイプは、普通に、つまり二枚の木片を直接に接続する場合に使用される。ファスナ20の第二タイプは、イリノイ、グレンビュウのITW−PaslodeによるPositive Placement(登録商標)釘のような完全丸頭の強化釘であり、事前に位置決めされた開口46を有する、金属ストラップもしくは支持ブラケット44と共にしばしば使用される。これら二つのファスナタイプは、本発明と共に使用されるファスナ20の例として本明細書の中で検討され、又、前記二つのファスナタイプは、工具10によって打ち出されることができるどんなタイプのファスナも本発明に適合するという点で、本発明を限定することを意図してはいない。
【0021】
本発明の動力制御システムは、ファスナ20を発射する前に工具10への主動力を自動的に変化させ、そしてファスナの打ち込みの後は全動力に復帰させるものであり、そのことによって動力がファスナの長さに対して変化する。全動力で発射されるファスナ20と低減された動力で発射されるファスナ20との間の識別は多くの要因により決められる。ほとんどの状況で、38.1mm(1−1/2 in)釘20は、約63.5mm(2−1/2 in)〜76.2mm(3 in)の釘と比較して約50%の動力で発射できる。説明の便宜上、38.1mm(1−1/2 in)釘20が短いファスナ20と呼ばれるのに対して、63.5mm(2−1/2 in)〜76.2mm(3 in)の釘が長いファスナとして知られている。この説明の目的のために、長短ただ二種のファスナ長さが検討されるが、ファスナ長さにおけるありうる差異のどんな数も適合することが企図されている。
【0022】
図3を参照すると、マガジン36の中の検出器50がファスナ20の長さを検知する。一つの実施例では、検出器50はピボット回転レバーのような機構である。レバー50は、ファスナ20の長さに依存して選択的に移動させられる。いくつかの適切な機械的検出器50が以下に詳細に検討されるとはいえ、本発明が、機械的検出器50に限定されるように解釈されるべきではない。規定の長さと比較して異なる長さを有するファスナ20を区別することが可能な、光検出器、赤外線検出器、磁気、音響、或いは他のタイプの検出器50が適している。
【0023】
上述のレバータイプ検出器50は、図4及び5に詳細に示されている。検出器50はレバーアーム52とピン54とを含んでいる。ピボットリング56がピン54を取り囲んで、レバーアーム52が自由に回転する中心の点を提供している。作動アーム60が、ピボットリング56の一方の側から突出しており、前記作動アーム60がオフセット板62を支持している。オフセット板62は、工具10のセンサー64と位置が合って接触している。作動アーム60の反対側は検出アーム66であり、前記検出アーム66はチャネル面70と位置決め面72とを含んでいる。位置決め面72の少なくとも一部が長いファスナ20の経路の中に延びている。レバーアーム52はマガジン36の底部74に位置決めされており、その結果、ファスナ20がチャネル34の方に移動するとき、ファスナ20の全ては容易に作動アーム60を通り過ぎる。検出アーム66の最上面76は、ピボットリング56からチャネル面70まで、ファスナ20の方に上方に傾斜している。チャネル面70における検出アーム66の最大高さはファスナ20の所定の長さによって規定されており、検出器50は前記ファスナ20の所定の長さを識別することを意図されている。この実施例の検出アーム66は、ファスナ20がレバー52を通り過ぎるとき所定の長さのファスナ20と接触するのに十分な程高くなければならない。
【0024】
図4で見られるように、レバー52が第一位置にある。センサー64が、マガジン36の方に付勢された押しボタンである場合、ボタンによって生み出される付勢力がレバー52をこの位置に保持する。任意選択的に、ボタン64は、ボタンとマガジン36との間のばね鋼の条片(非図示)によって保護される。条片は、マガジン36の取付けと取外しの際にボタン64を保護し、必要ならマガジンの方に向かう更なる付勢力を提供する。この位置では短いファスナ20は、レバー52を完全に通り越してレバーに接触することなくチャネル34の中に入る。
【0025】
しかし、長いファスナ20が使用されたとき、ファスナの一部がレバー52の位置決め面72に接触して、レバー52を第二位置に移動させる。ファスナ20の下側部分80が検出アーム66の位置決め面72を押して、矢印Aで示される方向に検出アーム66を回動させる。この位置において、チャネル面70は、チャネル34を塞ぐ位置から、長いファスナ20が通ることができる位置へ移動する。検出アーム66を矢印Aの方向に押すことは、レバー52がピン54を中心にして回動することを引き起こして、作動アーム60を矢印Bで示される反対方向に押す。この運動が、既にセンサー64と位置が合っている板62をボタンに押し付け、ボタンによって前記板に加えられている付勢力に打ち勝ち、ボタンの作動を引き起こす。
【0026】
検出器の第二実施例250が図6に示されている。検出器250は、基本的には図4及び5の検出器50と同じ方式で動作して、方向Cに移動し、中央の回動点ではなく検出器の一方の端にある点252を中心に回動する。この場合、検出器250は、上方に、ファスナ20の方にばね付勢されている。短いファスナ20は検出器250を移動させないで、検出器を第一位置に残しておく。しかし長い釘が検出器を通り過ぎる場合、長い釘は検出器250の検出面256を図6に示される第二位置まで押し下げる。センサー64(非図示)は、センサー64が検出器250によって作動されることができるところの適切な位置を占めている。センサー64は検出器250の第一位置の下に配置されることが好ましく、その結果、センサー64は、検出器の作動面258が第一位置から第二位置まで移動したときに、前記作動面258によって引き金を引かれる。
【0027】
検出器50の代替形のさらなる同等物である第三実施例(非図示)では、検出器が点を中心に回動して回転するが、作動面がプレートへのカムリンク機構を動かす。カムリンク機構は、プレートによる側方への動きに対して鉛直な面をとおして検出器の動きを伝達し、その結果長い釘による検出器の押し下げが、プレートによる検出ボタンの押し下げを引き起こす。
【0028】
図2及び4を参照すると、検出器50は、マガジン36内のファスナ20の長さに応じた情報をセンサー64に伝達するために信号を送る。そしてセンサー64はファスナ長さを制御器82に伝える。信号が無いことが一つの特別なタイプの信号であることが考えられる。このタイプの発明に有用な、信号生成手段の適切なタイプは、機械的リンク機構、電気信号、光信号、音、及び同様のものである。ここで示されている工具10の実施例では、検出器50はレバー52であり、前記レバー52はセンサー64によって第一位置に付勢されており、そしてファスナ20が少なくとも所定の長さであるときに第二位置まで回転する。レバー52の位置がボタン64を押し下げて信号を生成するが、前記信号は、ボタンが押し下げられていないときは第一値を有し、ボタンが押し下げられたときは第二値を有する信号である。検出器50は、第一位置から第二位置へ移動する間にボタン64を押し下げて、ボタン64が押し下げられたか否かにより決まる、電気回路における変化を引き起こす。従って、短いファスナ20が使用された場合は信号は第一値を有しているが、ファスナが長ければ信号は第二値に変わる。
【0029】
ファスナ長さは、ファスナ20を加工物32(図1)に完全に打ち込むために必要な動力を決定する唯一の要因ではないことが理解されるべきである。この説明では簡単にするために、全動力と、全動力の約50%の低減された動力とが検討される。しかし、上述の動力レベルの代替としてか又は上述の動力レベルへの追加として、他の多くの動力レベルが本発明における使用に適していることが理解されるべきである。追加の動力は、ファスナ20を硬い木材或いは加圧処理木材に打ち込むときに軟らかい木材に比較して必要とされる。例えば環状釘(ringed nail)等の一部のファスナ20がより大きな動力を必要とする。全動力で生み出された動力と、一つ以上の低減された動力設定で生み出された動力との間の違いは、工具を使うことが意図された用途と、使用される材料とに依存することが考えられる。必ずしも線形ではないが、連続的に低減する動力の使用も考えられる。
【0030】
いくつかのファスナタイプの使用は、ファスナ長さが変化するとき、工具からの出力を変えることを必要としないことが考えられる。この場合、この特殊なファスナタイプ用のマガジン36は、検出器をもたないで、マガジンは、ボタンを常時押し下げ状態に保持する硬いパネルをもつことが考えられる。
【0031】
前述したように、所望の低減された動力レベルが選択されると、低減された動力レベルを生み出すためにファン速度が決められる。動力は、全動力に到達するまで、必ずしも線形ではないが直接的にファン速度によって変化する。空気と燃料との完全な混合があって、燃焼廃ガスが、燃焼後に燃焼室16から基本的に完全に排出された場合は、ファン速度を高めることは動力の増加をほとんど生み出さないか或いは僅かな増加を生み出す。ファン速度は、電池が放電するので多少変化する。一つの平均的な低減されたファン速度は、電池のサイクル全体にわたる使用に適しているか、或いは好ましくは、ファン速度が電池の充電とともに増減可能であることである。
【0032】
図1及び2に戻ってこれらを参照すると、加工物接触要素22が加工物32に係合して、発砲に先立って工具が押し下げられた場合、燃料と空気とが燃焼前に適切な比率で燃焼室16に加えられる。燃料は、燃料セル38から工具10に供給され、そして計量弁(非図示)に流れ、燃料ライン(非図示)を通って燃焼室16に流れ込む。ファン41は、ファンモータ12によって駆動され、通常は打撃ブレード40と反対側の燃焼室16の一方の側に配置されて空気を吸引して乱流を助長する。燃焼室16が閉じられているとき、乱流は燃焼室16の中に含まれているガスを混合し、より効率的に燃焼させるためにガスの混合を促進する。燃焼中の流体の運動量に起因する連続する運動が、火炎の前端をより速く伝播させる。従って低ファン速度は、加工物接触要素22の係合の後、燃料と空気とが混合されている間であるが燃焼の前に、燃焼効率を低下させることによって燃焼室16からの主動力を低下させる。
【0033】
しかし燃焼後に、廃ガスを燃焼室16から排気することが重要である。燃焼の直後に、ファン速度は、次に続く燃料の混合/燃焼サイクルに備えた排気時間のために全動力に復帰する。排気時間は1〜約5秒間であることが好ましいが、しかしながら広い範囲の排気時間が考えられる。排気時間は、固定された長さである必要はなく、加工物接触要素22の次の係合まで継続することが可能である。本発明の一つの実施例は、1秒から3秒の間の排気時間を利用している。
【0034】
図2をなお参照すると、ファン41の速度の急速な低下が、任意選択の制動システム84を利用して実現される。ファンモータ12を作動させないどんな方法も、制動システム84と同様に利用することが考えられる。制動システム84の一つの実施例が、ファンモータ12と接続されたトランジスタ86を含んでおり、前記トランジスタ86は、このトランジスタが作動されたときモータが作動されない。適切なトランジスタ86を選択することは、本技術分野に知識を有する者には明らかであろう。トランジスタ86の代わりに、リレー(非図示)が使用されてファンモータ12を作動させないこともある。
【0035】
排気時間の長さが、使用者の作業ペースを遅くすることに利用されないことも考えられている。加工物接触要素22が、排気時間の終了の前に加工物32に係合する場合、短縮された排気時間の後、制動システム84が使用されて直ちにファン速度を低下させる。
【0036】
ファン41が所望の速度に達すると、速度は、ファンモータ12への電力を低減することによってより低いレベルで維持される。モータへの電圧もしくはパルス電力を低下させること、あるいは所望の平均ファン速度を獲得するためにモータを急速なバーストでオン・オフさせることを含んでいる、直流モータへの電力を低減させるどんな方法も適している。ファン速度を変えるために抵抗を使うことが、二以上の並列抵抗を選択することにより、考えられる。電池電圧のパルス幅変調が、低速度を維持する好適な方法である。
【0037】
制御器82が、好ましいことに、電子マイクロコントローラであるなら、マイクロコントローラに搭載されたソフトウエアプログラムの実行は、信号に基づいてファン速度を変化させることと、制動システム84を作動させることと、ファン41への電力を調節することとの一つの方法である。マイクロコントローラ82の使用は、そのような使用に関して熟練した技術者にはよく知られている。ファンモータ12への電力はマイクロコントローラ82から出力され、一方、ファン速度に関する情報は、AD変換器(“ADC”)88からマイクロコントローラに入力される。ADC88はマイクロコントローラ82の中に組み込まれていることが好ましいが、独立型のADCの使用も考えられる。
【0038】
マイクロコントローラ82内でプログラムの形をした簡単な命令セットが、マイクロコントローラがどのように及び何時ファン41への電力を変化させるかについて命令をする。一つの可能な命令セットの検討が、この制御システムの一つの実施例を例示するために以下に説明されているが、多数のそのような命令セットが可能であることが理解されるべきであり、またこの制御の案における多様な変形形態が、制御システムの設計技術に知識を有する者には明らかになるであろう。以下に説明される例示の制御システムは、電池電圧に基づいて電力負荷周期を変化させるものであり、又任意選択の制動システム84を含んでいる。例えばファン速度、時間、及び周波数等の数値が提供され、また前記数値は、例示としてのみ与えられるものであって本発明を限定することを意味するものではない。ファン羽根89(図1)の数と大きさと形状が、所定の乱流と、ファン速度を増減するのに必要な時間とを生み出すために必要な毎分回転数の一因となる。燃焼室16の大きさ及び形状、並びに充填毎に使用される燃料の量が、どの程度の乱流が燃焼室16の排気のために必要とされるかを決める。マイクロコントローラ82の的確な電子工学技術がパルス幅変調の周波数に影響する。
【0039】
引き続き図2を参照して説明すると、この実施例のマイクロコントローラ82は、AD変換器(“ADC”)88及びパルス速度幅変調出力のための内部構成要素をもっている。PWM駆動モータの負荷サイクルを調整することがファン速度を制御することである。PWM出力は、7843Hz(127.5μs)で作動し、又、0.5μs(0.4%)ステップで調整可能である。電池電圧が低下したとき、PWM負荷サイクルは、一定のファン速度を維持するために増加する。目標のPWM出力は、6Vで3000r/minに対して5.5μs、あるいは6Vで1500r/minに対して2.0μsである。
【0040】
ファンモータ12の速度は、モータへの電力を切って、モータによって生み出された電圧をADC88を使用して計測することにより検出される。目標の電圧は、ファン41が目標速度で回転して所望の低下した動力設定を達成しているとき、ADC88によって読み取られる電圧である。この実施例における目標のモータ電圧は、3000r/minに対して1.4V、或いは1500r/minに対して0.7Vである。スタートと制動の際に、より低いモータ電圧目標が、始動時のオーバーシュートと制動時のアンダーシュートとを補償するために使用される。
【0041】
停止状態からファンモータ12を低速度で始動するとき、基準パルス幅変調負荷サイクルは電池電圧に基づいて計算される。直流電力がモータに12msの間加えられる。モータ電圧が電池電力の20%未満であるなら、モータは作動されず動作が休止される。その後、4msの試験ループが開始され、それによりファン41への電力が165μsだけ遮断され、また、モータ電圧がADC88から読み取られる。モータ電圧が目標電圧以上であるなら、そのときこのループは終了され、さもなければ直流電力がモータに復元されて、ループの別の反復が始まる。目標電圧に到達した場合は、パルス幅変調が、電池電圧に基づいて計算された負荷サイクルを使用して開始される。
【0042】
第一発射遅延時間が任意選択的にあり、前記工具10は普通は第一発射遅延時間内で発砲される。ファンが目標速度に到達する前に第一発射遅延時間が経過した場合、ファン41を失速させて動作を休止させるための任意選択の準備が試験ループにある。これは、ファン41が何らかの理由で回転を始めない場合に、動作を停止する安全機能である。
【0043】
再び図1及び2を参照すると、工具10が加工物32と接触しない限りは、燃料ガスが燃焼室16の中に導かれることを防いでファスナ20の発射を防ぐインタロックスイッチ90を加工物接触要素22の係合が押し下げる。インタロックスイッチ90が十分に押し下げられたとき、インタロックスイッチ90は燃料ガスの燃焼室16内への導入を引き起こし、そして燃料と空気との混合が始まる。インタロックスイッチ90の係合は、センサー64が解除されて低下したパワーが有利であることを示しているなら、ファン速度の低下を引き起こすのに都合のよい方法である。
【0044】
ファン41が低下した速度で回転している間に、ファン速度は、制御器82によって246ms毎に確認される。速度を確認するために、モータ12への電力出力は遮断されて、モータ12の電圧がADC88を使って抽出される。モータ電圧が電池容量の5%未満であるなら、モータ12は失速して動作が停止する。ADC88の読み取りが目標電圧の2カウント(counts)以内であるなら、負荷サイクルに変化はない。しかし、ADC88読み取りが目標電圧の上下で2カウント(counts)より大きいなら、負荷サイクルは増大もしくは減少され、必要に応じて、ファンモータ速度を目標電圧の方にもってゆく。必要な調整の後、制御器82からモータ12への電力出力は回復される。
【0045】
ファン速度が全速から低減された速度へ減速されるとき任意選択の制動システム84が採用される。モータ12が切断されて、PWM負荷サイクルが低減されたファン速度に基づいて計算される。制動トランジスタ86が160msの間作動されて、モータ12への電力を遮断する。目標制動電圧がいつ達成されたかを測定するために、第二試験ループが採用される。4ms毎に、トランジスタ86が165msの間だけ切られ、そしてモータ電圧がADC88を使って読み取られる。モータ電圧が目標制動電圧未満であるなら、制御器82がこのループから外され、そうでなければ、制動トランジスタ86が再度接続されてループの別の反復が始まる。目標モータ電圧が妥当な時間内に達成されなかったら、ループを終わらせるための時間制限が任意選択的にある。目標モータ電圧が達成された後、PWMモータ出力が基準PWM負荷サイクルを使って開始される。
【0046】
ここで図1、3、7及び8を参照すると、加工物32での正確な配置から利益を得るファスナ20を使用するとき、例えば開口46をもった金属ブラケット44が使用されるとき等、加工物接触要素22は、ハウジング91、旋回プローブ92、及びピボットピン94のための支持部93を有している。ピボットピン94を中心にしたプローブ92の旋回は、プローブ92が、チャネル34の縦軸からの旋回半径に沿ってハウジング91に対して回動することを可能にする。プローブ92は、加工物接触要素22から垂れ下がり、又、加工物32と係合可能な先端96と、止め面98とを有している(図3)。トラフ99がチャネル34の一部を塞ぎ、ファスナ20がチャネルを通って移動するときのファスナ20の横から横への動きを制限する。先端96は、ファスナ20を加工物32の中に案内するための溝100を有している。先端96を開口46の一つの中へ挿入することと工具10の押し下げとが加工物接触要素22を作動させる。
【0047】
工具10が発砲されると、ファスナ20はチャネル34から出てゆき、プローブ92の溝100に接触する。ファスナ20の下端80(図4)が溝100を下方に移動して、プローブ92が配置されている位置に隣接している、加工物32の開口46の中に移動する。
【0048】
ファスナ20が加工物32の中に入るとき、ファスナ20は、プローブ92を開口46から押し出して、ファスナ20の頭部が動かなくなることなしにプローブが存在していた位置を通過できるようにする。プローブ92が開口46から押し出されたとき、旋回プローブ92は、回転アームの運動を制限する加工物接触要素22に止め面98が接触するまでピボットピン94を中心として回動する。プローブ先端96の運動は、チャネル34の縦軸からの半径に沿って制限される。本発明での使用に好適な回動可能なプローブ92は、シュコルニコフ(Shkolnikov)による特許発明の特許文献12で開示されており、前記特許文献12は引用することをもって本明細書に組み込まれている。
【0049】
代替実施例である加工物接触要素322が、図1及び9に示されており、又、それは通常の用途に使用される。この加工物接触要素322は、回動可能なプローブ92、支持部93、或いはピボットピン94をもっていないが、固定足381をもっている。加工物接触要素322の端部に先端396があり、前記先端396は、チャネル34から半径方向外側に配置されていて、ファスナ20の頭部が動かなくなることなしに通り過ぎることを可能にする。
【0050】
加工物接触要素22は、ねじ式調整機構24との係合によって、工具10の中で容易に交換可能であるように作られている。ノーズピース26の第一整列機構102(図1)は、加工物接触要素22と係合するように作られている。ねじ式調整機構24の一つの実施例は、ノーズピース26のねじ式調整筒部材103である。ねじ等のねじ部材104が、プローブ92の正反対側の加工物接触要素22から延びて、ねじ式調整機構24に係合している。ねじ式調整機構24の筒103は、ねじ部材104のねじ106との係合の際に回転可能である。ねじ部材104がねじ式調整機構24と整列されて筒103が回転されるとき、回転運動は、加工物接触要素22の直線運動に変換されて、加工物接触要素22が適切な高さでノーズピース26に確実に取り付けられることを可能にする。
【0051】
加工物接触要素22は、ノーズピース26に属する第一整列機構102と滑動可能に係合するように構成された第二整列構造材108も含んでいる。第一整列構造材102及び第二整列構造材108のいずれもが、工具10の多くの発砲の後における加工物接触要素22とノーズピース26との間の整列を維持するために、企図されている。チャネル34から半径方向に離れるプローブ92の運動によって生み出される力と、発砲に続く工具10の全体的な反動とが、加工物接触要素22をノーズピース26に対して移動させることにつながる。ねじ式調整機構24及びねじ部材104が加工物接触要素22のプローブ92から反対側にある場合のように、力が作用される領域と加工物接触要素22が固定されている領域との間に長いモーメントの腕がある場合、これらの力は最大の作用を有するであろう。第一整列構造材102及び第二整列構造材108は、舌状物と溝、ボスとカバー、ピンとチャネル、一組の接触ショルダ、捕捉装置、若しくは、ノーズピース26と加工物接触要素22との間の整列を維持するためのその他の装置であることが好ましい。整列構造材のどの部分がノーズピース26に存在するのか、及びどの部分が加工物接触要素22に存在するのかということは重要ではない。この好適な実施例では、第一整列機構102はノーズピース26に属する溝であり、又第二整列構造材108は加工物接触要素22に属する舌状物である。
【0052】
この好適な実施例は、工具10が発砲されたときのノーズピース26に対する加工物接触要素22の更に制限された動きのために第二整列機構を使用している。ハウジング91の少なくとも一つのタブ110が、ノーズピース26を囲って捕捉するために巻かれていて、加工物接触要素22が取り付けられたときにノーズピース26の上で滑動する。
【0053】
ねじ部材104のねじ式調整機構24の中への初期設定は、舌状物108を下に配置するが、溝102と位置を合わせて配置する。二つのタブ110も、整列されて滑動してノーズピース26を捕捉することが好ましい。ねじ式調整機構24が回されたとき、ねじ部材104は引き上げられ、その結果プローブ92がチャネル34の出口に近づき、ノーズピース26がハウジング91により収納されて、タブ110と舌状物108とが溝102に近づく。筒103の継続する回転が舌状物108を溝102の中に引き入れる。この取り付け機構は、加工物接触要素22を所定の場所にしっかりと保持し、水平の動きが舌状物108と溝102とタブ110とによって厳しく制限される一方で、上下の動きがねじ部材104のねじ式調整機構24への係合によって制限される。
【0054】
本発明のすべての要素の間の関係は、工具10を第一タイプファスナ20の使用から第二タイプファスナの使用へ転換するとき理解される。
【0055】
加工物接触要素22及びマガジン36の交換がいかなる順序でも実施可能であることが理解されるべきである。
【0056】
図1、3、及び7を参照すると、代替の加工物接触要素322は、ねじ式調整機構24の筒103を下方向に回転して最終的にはねじ部材104を離脱させることにより工具10から取り外される。代替の加工物接触要素322の取外しの後、ねじ部材104がねじ式調整機構24の中で整列されるように、プローブ92を持つ加工物接触要素22が配置され、そしてねじ式調整機構が回されてねじ106と係合する。調整機構24の更なる回転が、加工物接触要素22を引き上げて、ノーズピース26をタブ110で捕捉し且つ舌状物108を溝102の中に係合させる。
【0057】
ここで図4及び5を参照すると、本発明のマガジン36の取り付けに先立って、ファスナ20の第二タイプがマガジンの中に装填されている。ファスナ20がマガジン36の内部を通って移動するとき、ファスナは検出器50を通る。長いファスナ20がマガジン36の中に装填されている場合、長いファスナ20は、作動アーム60を通り過ぎるが、検出アーム66の位置決め面72に押し付けられて、検出アーム66を回動ピン54を中心にして回転させる。検出アーム66の方向Aへの回転が、作動アーム60を方向Bへ回転させてボタン64を押し下げる。ボタン64が押し下げられれると直ぐに制御器82(図2)への信号が、発砲中に全動力を維持することを命ずる。
【0058】
ここで図2及び4を参照すると、短いファスナ20が装填されている場合は、ファスナの長さが原因で検出器50は作動せず、ボタン64が押し下げられない。制御器82への信号が、ファン41への電力を低減させるための処置を開始し、同時に空気と燃料とが燃焼室16内で混合される。ファン41が始動するとき、制御器82は電力をファン41に短いバーストで供給する。制御器82は、バーストの間にモータ12の電圧を決めるためにADC88を読み取り、それによってそのときのファン速度を決める。ファン41が目標速度に達しなかった場合は、制御器82は、再度電力を供給しそしてファン速度を確認する。ファン41が目標速度に到達した場合は、工具10が発砲されるまでファンへの電力のパルス幅変調によって、ファン41はその速度で維持される。
【0059】
発砲の後、ファン41は、燃料ガスを燃焼室16から排出するために全動力に復帰する。ファン41は5秒に至る間を全動力で保持され、そしてファンは低速になるまで減速される。ファン速度の低下の前に加工物接触要素22が係合された場合は、制動システム84が直ちに作動してファン速度を目標速度まで低下させる。
【0060】
図1、2、及び4を参照すると、ファスナ20を加工物32の中に打ち込むための方法が、ファスナ20にマガジン36内の検出器50を通過させることにより始まる。検出器50は、ファスナ20の長さを識別して、信号を生み出すか又は変えるためにセンサー64を作動させる。一つの実施例では、検出器50は、第一位置に付勢されているが、ファスナ20が少なくとも所定の長さであれば第二位置まで回転する。レバー52が第一位置から第二位置まで移動するとき、レバー52の回転がボタン64を押し下げる。センサー64は、ボタンが押し下げられなかった場合の第一値と、ボタン64が押し下げられた場合の第二値である信号とを有するように作られている。ファスナ20は、検出器を通った後マガジン36を通ってチャネル34へ押しやられる。
【0061】
工具10を加工物32へ押し付けることは、加工物接触要素22を作動させて、燃料を燃焼室16内へ導入させる。燃焼室16からの主動力は、信号に対して変えられて、ファスナ20の加工物32への打ち込みをファスナの長さに対応した動力で引き起こす。燃料の燃焼の後、主動力は、全動力に戻されて、燃焼室から燃料ガスを掃気する。
【0062】
二次動力源42からファン41への電力を変えて、ファン速度を変化させて、燃焼室16の近傍に乱流を生み出すことにより主動力における変化を引き起こすことが可能である。ファン41の電力は、電子制御器82を使ってプログラムを実行することによって適切に変えられる。プログラムは、ファン41の速度を低下させることと、ファスナ20の打ち込みまで低下した速度を維持することと、ファスナの打ち込みの後にファンを最大速度に復帰させることとを含んだ命令セットである。
【0063】
ファン速度を適切に変化させることは更なる選択肢を含んでいる。ファンモータを運転しないためにファンモータに接続されたトランジスタ86を作動させるような制動システム84が任意選択的にファン41に適用される。低下されたファン速度を維持することは、ファン41への二次動力のパルスを変調することによって、又は電圧を低下させることによって、又は選択的に接地された複数の抵抗から選択することによって、又は光電スイッチの使用によって、又は機械的リンク機構によって為される。電池42が放電されたときに変調ステップが調整されることが好ましい。
【0064】
改良された位置決めシステムと、動力工具用のファスナ供給組立体とに関する本システムの詳細な実施例が示されて説明されてきたとはいえ、変更と修正とが、特許請求の範囲の中で示された広い態様にある本発明から逸脱することなく前記実施例に為されてよいことは、本技術分野に知識を有する者によって理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、加工物接触要素の別の実施例をもつ本発明の工具の斜視図であり、ファンと燃焼室とを示すためにハウジングの一部が切り取られている。
【図2】図2は、図1の工具の回路基板の部分の部分側面図であり、電池とファンモータとマガジンセンサーとへの電気配線図が表わされている。
【図3】図3は、マガジン、ノーズピース、及び加工物接触要素の斜視図である。
【図4】図4は、マガジンの一部とセンサーとの部分図であり、第一位置の状態にあるレバーとセンサーとの間の相互作用を示している。
【図5】図5は、レバーが第二位置の状態にある、図4のマガジンとセンサーとの平面図である。
【図6】図6は、マガジンとノーズピースの部分縦断面図であり、検出器の代替実施例を示している。
【図7】図7は、加工物接触要素の底面斜視図である。
【図8】図8は、加工物接触要素の平面斜視図である。
【図9】図9は、固定シューをもつ加工物接触要素の代替実施例の底面斜視図である。
【符号の説明】
14…ハウジング
20…ファスナ
22…加工物接触要素
26…ノーズピース
34…チャネル
36…マガジン
50…検出器
60…作動アーム
64…センサー

Claims (8)

  1. ファスナを加工物に打ち込むための工具であって、ハウジングと、少なくとも部分的にチャネルを形成していてファスナが前記チャネルを通って発射されるノーズピースと、前記工具に取り付け可能であってファスナをチャネルに供給するファスナ供給組立体とを含んだ、ファスナを加工物に打ち込むための工具が:
    前記ハウジングに保持されたセンサーと;
    ファスナ供給組立体の中にあって、ファスナの長さを検出して該長さを前記センサーに知らせるように構成された検出器と;を具備するファスナを加工物に打ち込むための工具。
  2. 前記検出器が機械的検出器であるところの、請求項1に記載の工具。
  3. 前記検出器が、ファスナの長さに応答して一つの点を中心に回動するレバーを具備するところの、請求項2に記載の工具。
  4. 前記レバーが、オフセット板を含む作動アームと、位置決め面を含む検出アームとを更に具備していて、ファスナの全てが前記作動アームを通り過ぎるが、少なくとも所定の長さのファスナが、前記位置決め面を押して前記検出アームを回動させ、前記レバーを回動させ、前記検出アームを移動させ、そして前記オフセット板が前記センサーを作動させるように、前記作動アームと前記オフセット板と前記検出アームと前記位置決め面とが構成されているところの、請求項3に記載の工具。
  5. 前記ノーズピースに属する第一整列手段と;
    前記加工物接触要素に属する第二整列手段であって、前記加工物接触要素と前記ノーズピースとの間の整列を維持するために前記第一整列手段と係合する第二整列手段と;
    前記加工物接触要素に属するねじ式調整部材と;
    前記加工物接触要素に属するねじ式調整機構であって、前記ねじ式調整機構の回転に起因した前記加工物接触要素の運動が、前記第一整列手段を前記第二整列手段に係合させて、前記ねじ式調整部材を受け入れるように構成されて配置されたねじ式調整機構と;を具備する請求項1に記載の工具。
  6. 前記第一整列手段が舌状物を具備し、前記第二整列手段が溝を具備するところの、請求項5に記載の工具。
  7. ファスナを供給するように構成されたファスナ供給装置と、ファスナ供給装置内でファスナの長さを示す信号を受けるように構成されたセンサーと、少なくとも部分的にチャネルを形成していて、前記チャネルを通ってファスナが発射されるノーズピースと、を有する工具に関連して、第一ファスナタイプから、開口を有する加工物に使用するための第二ファスナタイプに工具を適合させるための適合キットであって:
    (a)交換可能な加工物接触要素と;
    (b)工具と着脱可能なファスナ供給装置であって、ファスナ供給装置内でファスナの長さを検出して該長さをセンサーに伝えるように構成された検出器を含んでいて、前記加工物接触要素とともに使用されるように構成された、ファスナの供給、を含んでいるファスナ供給装置と;を具備する適合キット。
  8. 前記検出器が、ファスナの長さに応答して一つの点を中心に回動するように構成されたレバーであるところの、請求項7に記載の適合キット。
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