JP2004022043A

JP2004022043A - Optical disk device, optical disk recording method, program for the optical disk recording method, and recording medium recording the program of the same

Info

Publication number: JP2004022043A
Application number: JP2002173576A
Authority: JP
Inventors: Shingo Yoshioka; 吉岡　新吾
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 2002-06-14
Filing date: 2002-06-14
Publication date: 2004-01-22
Anticipated expiration: 2022-06-14
Also published as: JP4066449B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To record even an static image file or the like in addition to a moving image file while maintaining compatibility to a DVD video format, e.g., in application to a digital versatile disk (DVD) regarding an optical disk device, an optical disk recording method, the program of the optical disk recording method, and a recording medium recording the program of the optical disk recording method. <P>SOLUTION: A UDF area, a DVD video area, and an extension file area are set on the information recording surface of an optical disk. An extension file and information necessary for reproducing the extension file are recorded in the extension file area. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク装置、光ディスクの記録方法、光ディスクの記録方法のプログラム及び光ディスクの記録方法のプログラムを記録した記録媒体に関し、例えばＤＶＤ（Ｄｉｇｉｔａｌ　Ｖｅｒｓａｔｉｌｅ　Ｄｉｓｋ）装置に適用することができる。本発明は、光ディスクの情報記録面に、ＵＤＦ領域と、ＤＶＤビデオ用領域と、拡張ファイル用領域とを設定し、拡張ファイル、拡張ファイルの再生に必要な拡張管理情報を拡張ファイル用領域に記録することにより、ＤＶＤビデオフォーマットと互換性を維持しつつ、動画ファイル以外の静止画ファイル等についても記録することができるようにする。
【０００２】
【従来の技術】
従来、大容量の光ディスクであるＤＶＤにおいて、書き込み可能な光ディスクは、１回のみ書き込み可能なＤＶＤ−Ｒ（ＤＶＤ−Ｒｅｃｏｒｄａｂｌｅ）、追記可能なＤＶＤ−ＲＷ（ＤＶＤ−Ｒｅｗｒｉｔａｎｌｅ）、ＤＶＤ−ＲＡＭ（ＤＶＤ−Ｒａｎｄｏｍ　Ａｃｃｅｓｓ　Ｍｅｍｏｒｙ）が提供されるようになされている。これらの光ディスクのうち、ＤＶＤ−Ｒ、ＤＶＤ−ＲＷは、ＤＶＤビデオフォーマットに準拠したフォーマットでビデオデータを記録することにより、再生専用のＤＶＤプレイヤー、コンピュータでも再生できるようになされている。
【０００３】
図１１は、このＤＶＤビデオフォーマットによる光ディスクの論理フォーマットを示す図表である。このフォーマットによる光ディスクは、情報記録面が、先頭側である最内側よりリードイン（Ｌｅａｄ　ｉｎ　）、データゾーン（Ｄａｔａ　Ｚｏｎｅ　）、リードアウト（Ｌｅａｄ　ｏｕｔ）に区切られ（図１１（Ａ））、データゾーンに所望のビデオデータ等が記録される。
【０００４】
ここでデータゾーンは、リードイン側より、ＵＤＦ−ｂｒｉｄｇｅ領域（ファイルシステムエリア（以下、適宜、ＵＤＦと呼ぶ））Ａ１、ＶＭＧ（Ｖｉｄｅｏ　Ｍａｎａｇｅｒ　）領域（ＤＶＤ管理用情報エリア）Ａ２、リアルタイムデータ記録エリアＡ３に区分される。ＵＤＦ領域及びＶＭＧ領域は、この光ディスクに記録されたビデオデータによるファイルを管理する管理用情報記録領域である。これらのＵＤＦ領域及びＶＭＧ領域のうち、ＶＭＧ領域は、ＤＶＤプレイヤーに対応する領域であり、リアルタイムデータ記録エリアＡ３に記録されたビデオデータ全体を管理する管理用情報であるＴＯＣの情報が記録される。これに対してＵＤＦ領域Ａ１は、コンピュータによるファイル管理システムに対応する領域であり、コンピュータにおけるファイルシステムとの互換を図るフォーマットによりリアルタイムデータ記録エリアＡ３に記録したビデオデータ全体を管理する管理用情報が記録される。具体的に、ＵＤＦ領域は、ＩＳＯ（Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｏｒｇａｎｉｚａｔｉｏｎ　ｆｏｒ　Ｓｔａｎｄａｒｄｉｚａｔｉｏｎ）９６６０とＵＤＦ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ　Ｄｉｓｋ　Ｆｏｒｍａｔ　）Ｖｅｒ１．０２　によるファイル管理システムの領域である。
【０００５】
リアルタイムデータ記録エリアＡ３は、実データを記録するプログラムエリアであり、ＶＴＳ（Ｖｉｄｅｏ　Ｔｉｔｌｅ　Ｓｅｔ　）（以下、適宜、タイトルと呼ぶ）を単位にして、ビデオデータが記録される（図１１（Ｂ））。ここでＶＴＳは、先頭側より、ＶＴＳＩ（Ｖｉｄｅｏ　Ｔｉｔｌｅ　Ｓｅｔ　Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ　）、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳ（Ｖｉｄｅｏ　Ｏｂｊｅｃｔ　Ｓｅｔ　ｆｏｒ　ｔｈｅ　ＶＴＳＭ　）、ＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳ（Ｖｉｄｅｏ　Ｏｂｊｅｃｔ　ＳｅｔＦｏｒ　Ｔｉｔｌ　ｅｓ　ｉｎ　ａ　ＶＴＳ）　　、ＶＴＳＩ　ＢＵＰ（Ｂａｃｋｕｐ　ｏｆ　ＶＴＳＩ）により構成される（図１１（Ｃ））。ＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳには、実データであるＭＰＥＧ（Ｍｏｖｉｎｇ　Ｐｉｃｔｕｒｅ　Ｅｘｐｅｒｔｓ　Ｇｒｏｕｐ）２のフォーマットによるビデオデータが記録され、ＶＴＳＩは、タイトルの再生に必要なタイトル管理情報であり、実データによるビデオデータを管理する管理用情報である記録位置情報等が記録される。ＶＴＳＭ
ＶＯＢＳには、ビデオデータのタイトルメニューが記録される。なおＶＴＳＭ
ＶＯＢＳは、オプションである。ＶＴＳＩ　ＢＵＰは、ＶＴＳＩのバックアップである。
【０００６】
これらによりこの種の光ディスクにおいては、コンピュータによりアクセスする場合は、ＵＤＦにより所望するファイルを検索して再生することができるようになされ、ＤＶＤプレイヤーによりアクセスする場合には、ＶＭＧにより所望するファイルを検索して再生することができるようになされている。これによりＵＤＦは、コンピュータのファイル管理システムに対応して光ディスクに記録されたビデオデータの管理用情報を構成するのに対し、ＶＭＧは、ＤＶＤプレイヤーに対応して光ディスクに記録されたビデオデータの管理用情報を構成するようになされている。
【０００７】
このような光ディスクにビデオデータを書き込む方式としては、Ｉｎｃｒｅｍｅｎｔａｌ　Ｒｅｃｏｒｄｉｎｇ　方式（以下、ＩＮＣ方式と呼ぶ）、Ｒｅｓｔｒｉｃｔｅｄ　Ｏｖｅｒ　Ｗｒｉｔｅ　方式（以下、ＲＯＷ方式と呼ぶ）が使用されるようになされている。ここでＩＮＣ方式は、シーケンシャルにビデオデータを記録する方式であり、ＲＯＷ方式は、上書き可能な光ディスクに適用される方式である。但し、ＲＯＷ方式においても、未記録領域にデータを記録する場合には、シーケンシャルにビデオデータを記録する。これらＩＮＣ方式及びＲＯＷ方式においては、リードインの内周側に設けられたＲＭＡ（Ｒｅｃｏｒｄｉｎｇ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ　Ａｒｅａ　）により、後述するパディング等による領域が管理されるようになされている。
【０００８】
図１２は、ＩＮＣ方式による記録手順を示す図表である。ＩＮＣ方式においては、一度に書き込むエリアは最大３つまでと定義されており、このエリアをそれぞれＲｚｏｎｅと呼び、各ＲｚｏｎｅをＲＭＡで管理する。
【０００９】
動画を記録する場合、ＩＮＣ方式においては、始めにＲｚｏｎｅを予約する（図１２（Ａ））。ここでＲｚｏｎｅの予約は、管理用情報の記録領域であるＵＤＦ領域、ＶＭＧ領域を形成するＲｚｏｎｅ１の領域を定義し、続いてリアルタイムデータ記録エリアを形成する未記録領域に、先頭のＶＴＳのＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳを形成するＲｚｏｎｅ２の領域を定義し、残る未記録領域をＩｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅの領域と定義して実行される。ＩＮＣ方式は、このＲｚｏｎｅ１、Ｒｚｏｎｅ２の予約により、管理用情報の記録領域を確保し、また先頭のＶＴＳのＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳを形成する領域を確保するようになされている。
【００１０】
ＩＮＣ方式においては、Ｉｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅの先頭側より順次ビデオデータを記録することにより、実データによるＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳを形成する。さらにユーザーの指示により、１つのタイトルについて実データの記録が完了すると、この実データの記録に続いてＶＴＳＩ　ＢＵＰを記録し（図１２（Ｂ））、また先頭側に戻ってＲｚｏｎｅ２にＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳを形成し（図１２（Ｃ））、Ｒｚｏｎｅ２を閉じる。これによりＩＮＣ方式においては、１つのＶＴＳを光ディスクに記録する。
【００１１】
また続けて次のタイトルを記録する場合、ＩＮＣ方式においては、残りの未記録領域にＲｚｏｎｅ３を予約してＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳの領域を確保し、Ｉｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅを定義する（図１２（Ｄ））。さらに続いて、実データの記録によりＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳを形成した後、ＶＴＳＩ　ＢＵＰを形成し（図１２（Ｅ））、先に確保した領域にＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳを形成する（図１２（Ｆ））。これにより光ディスクでは、続くＶＴＳが記録される（図１２（Ｇ））。ＩＮＣ方式においては、引き続きタイトルを記録する場合、同様に未記録領域を定義して順次ＶＴＳを記録する。
【００１２】
これに対してこのようにＶＴＳを順次記録して、リアルタイムデータ記録エリアが形成されてなる光ディスクについて、ＩＮＣ方式においては、ファイナライズの処理によりＵＤＦ領域、ＶＭＧ領域を形成し、さらにリードイン、リードアウトを形成し（図１２（Ｈ））、これにより再生専用の光ディスクとの互換性が図られる。なおこのＵＤＦ領域、ＶＭＧ領域の形成においては、各タイトルのＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳのデータより、ＵＤＦ、ＶＭＧのデータを生成し、このデータをＲｚｏｎｅ１に記録してＲｚｏｎｅ１を閉じることにより実行される。
【００１３】
これに対して図１３は、ＲＯＷ方式による記録手順を示す図表である。ＲＯＷ方式においては、リードイン、ＵＤＦ、ＶＭＧ、先頭タイトルのＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳの記録領域をパディングにより事前に確保する（図１３（Ａ））。ここでパディングは、ＮＵＬＬ等のダミーデータを記録して領域を確保する処理である。
【００１４】
このようにしてこれらの領域を確保すると、ＲＯＷ方式においては、順次ビデオデータを記録することにより、実データによるＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳを形成し（図１３（Ｂ））、１つのタイトルについて実データの記録が完了すると、続いてＶＴＳＩ　ＢＵＰを記録し、さらに続くタイトルのＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳの記録領域の確保のために、パディングの処理を実行する（図１３（Ｂ））。また続いて先頭側に戻ってこの実データの記録に対応するＶＴＳＩ、ＶＴＳＭＶＯＢＳを形成する（図１３（Ｃ））。これによりＲＯＷ方式においては、１つのＶＴＳを光ディスクに記録する。
【００１５】
また続けて次のタイトルを記録する場合、ＲＯＷ方式においては、直前のＶＴＳにより形成したパディングの領域に続いて、実データの記録によりＶＴＳＴＴ
ＶＯＢＳ、ＶＴＳＩ　ＢＵＰを形成し、続くタイトルのＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ
ＶＯＢＳの記録領域の確保のために、パディングの処理を実行する（図１３（Ｄ））。また続いてＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳを形成し（図１３（Ｅ））、これにより続くＶＴＳを光ディスクに記録する（図１３（Ｆ））。ＲＯＷ方式においては、引き続きタイトルを記録する場合、同様にパディング等の処理を実行して順次ＶＴＳを記録する。
【００１６】
これに対してこのようにＶＴＳを順次記録して、リアルタイムデータ記録エリアが形成されてなる光ディスクについて、ＲＯＷ方式においては、ＩＮＣ方式と同様のファイナライズの処理によりＵＤＦ領域、ＶＭＧ領域を形成し、さらにリードイン、リードアウトを形成し（図１３（Ｈ））、これにより再生専用の光ディスクとの互換性が図られるようになされている。
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこのような光ディスクにおいては、磁気テープに代えて、携帯型のビデオレコーダに適用することが考えられる。この場合、従来の携帯型のビデオレコーダにおいては、動画だけでなく、静止画についても記録することができるものがあることにより、この種の光ディスクにおいても、動画以外の静止画等について、記録できることが望まれる。
【００１８】
因みに、上述したフォーマットにおいては、この種のファイルの記録については何ら考慮されておらず、これにより結局、静止画等にあっては、メモリに保持し、別の記録媒体に別途記録することが必要になる。
【００１９】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ＤＶＤビデオフォーマットと互換性を維持しつつ、動画ファイル以外の静止画ファイル等についても記録することができる光ディスク装置、光ディスクの記録方法、光ディスクの記録方法のプログラム及び光ディスクの記録方法を記録した記録媒体を提案しようとするものである。
【００２０】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため請求項１の発明においては、制御手段により記録系の動作を制御して所望のファイルを光ディスクに記録すると共に、ファイルの再生に必要な情報を生成して光ディスクに記録する光ディスク装置に適用して、制御手段は、コンピュータによるファイル管理システムを記録するＵＤＦ領域と、ＤＶＤビデオフォーマットのファイル管理システムと、ファイル管理システムにより管理される複数の動画ファイルと、複数の動画ファイルの少なくとも記録位置を示すタイトル管理情報と、タイトル管理情報のバックアップ用情報とを記録するＤＶＤビデオ用領域と、動画ファイル以外の拡張ファイルを記録する拡張ファイル用領域とを光ディスクの情報記録面に設定して情報記録面を管理し、ＤＶＤビデオ用領域に、動画ファイルを順次記録すると共に、拡張ファイル用領域に、タイトル管理情報の生成に必要な管理情報を記録し、拡張ファイル、該拡張ファイルの少なくとも記録位置を示す拡張管理情報を拡張ファイル用領域に記録する。
【００２１】
また請求項９の発明においては、光ディスクの記録方法に適用して、コンピュータによるファイル管理システムを記録するＵＤＦ領域と、ＤＶＤビデオフォーマットのファイル管理システムと、ファイル管理システムにより管理される複数の動画ファイルと、複数の動画ファイルの少なくとも記録位置を示すタイトル管理情報と、タイトル管理情報のバックアップ用情報とを記録するＤＶＤビデオ用領域と、動画ファイル以外の拡張ファイルを記録する拡張ファイル用領域とを光ディスクの情報記録面に設定する領域設定ステップと、ＤＶＤビデオ用領域に、動画ファイルを順次記録すると共に、拡張ファイル用領域に、管理情報の生成に必要な管理情報を記録する動画ファイル記録ステップと、拡張ファイル、該拡張ファイルの少なくとも記録位置を示す拡張管理情報を拡張ファイル用領域に記録する拡張ファイル記録ステップとを有するようにする。
【００２２】
また請求項１７の発明においては、光ディスクの記録方法のプログラムに適用して、コンピュータによるファイル管理システムを記録するＵＤＦ領域と、ＤＶＤビデオフォーマットのファイル管理システムと、ファイル管理システムにより管理される複数の動画ファイルと、複数の動画ファイルの少なくとも記録位置を示すタイトル管理情報と、タイトル管理情報のバックアップ用情報とを記録するＤＶＤビデオ用領域と、動画ファイル以外の拡張ファイルを記録する拡張ファイル用領域とを光ディスクの情報記録面に設定する領域設定ステップと、ＤＶＤビデオ用領域に、動画ファイルを順次記録すると共に、拡張ファイル用領域に、タイトル管理情報の生成に必要な管理情報を記録する動画ファイル記録ステップと、拡張ファイル、該拡張ファイルの少なくとも記録位置を示す拡張管理情報を拡張ファイル用領域に記録する拡張ファイル記録ステップとを有するようにする。
【００２３】
また請求項１９の発明においては、光ディスクの記録方法のプログラムを記録した記録媒体に適用して、この光ディスクの記録方法のプログラムは、コンピュータによるファイル管理システムを記録するＵＤＦ領域と、ＤＶＤビデオフォーマットのファイル管理システムと、ファイル管理システムにより管理される複数の動画ファイルと、複数の動画ファイルの少なくとも記録位置を示すタイトル管理情報と、タイトル管理情報のバックアップ用情報とを記録するＤＶＤビデオ用領域と、動画ファイル以外の拡張ファイルを記録する拡張ファイル用領域とを光ディスクの情報記録面に設定する領域設定ステップと、ＤＶＤビデオ用領域に、動画ファイルを順次記録すると共に、拡張ファイル用領域に、タイトル管理情報の生成に必要な管理情報を記録する動画ファイル記録ステップと、拡張ファイル、該拡張ファイルの少なくとも記録位置を示す拡張管理情報を拡張ファイル用領域に記録する拡張ファイル記録ステップとを有するようにする。
【００２４】
請求項１の構成によれば、ＵＤＦ領域と、ＤＶＤビデオ用領域と、拡張ファイル用領域とを光ディスクの情報記録面に設定して情報記録面を管理し、ＤＶＤビデオ用領域に、動画ファイルを順次記録すると共に、タイトル管理情報の生成に必要な管理情報を一時的に拡張ファイル用領域に記録し、拡張ファイル、該拡張ファイルの少なくとも記録位置を示す拡張管理情報を拡張ファイル用領域に記録すれば、ＤＶＤビデオフォーマットのファイル管理システム、複数の動画ファイルをまとめて管理するタイトル管理情報、複数の動画ファイル、先のタイトル管理情報のバックアップ情報を順次ＤＶＤビデオ用領域に記録することができ、またＵＤＦ領域に、拡張ファイルの管理情報、ＤＶＤビデオ用領域の管理情報をまとめて記録することができ、これらによりＤＶＤビデオフォーマットと互換性を維持しつつ、静止画ファイル等の拡張ファイルを記録することができる。
【００２５】
これにより請求項９、請求項１７、請求項１９の構成によれば、ＤＶＤビデオフォーマットと互換性を維持しつつ、静止画ファイル等の拡張ファイルを記録することができる光ディスクの記録方法、光ディスクの記録方法のプログラム及び光ディスクの記録方法のプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
【００２６】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。
【００２７】
（１）第１の実施の形態
（１−１）第１の実施の形態の構成
図２は、本発明の第１の実施の形態に係る光ディスク装置を示すブロック図である。この光ディスク装置１は、携帯型のビデオレコーダであり、ＤＶＤである光ディスク２に撮像結果を記録できるようになされている。
【００２８】
すなわちこの光ディスク装置１において、映像入力部３は、図示しない撮像手段より得られる撮像結果である映像信号、外部機器から入力される映像信号をアナログディジタル変換処理し、ビデオデータを出力する。なおここでこの内蔵の撮像手段は、マイコン４による制御により、動画による撮像結果、静止画による撮像結果を出力するようになされ、これによりこの映像入力部３においては、マイコン４による撮像手段の制御に応動して、動画、静止画によるビデオデータを選択的に出力するようになされている。
【００２９】
オーディオ入力部５は、マイクで取得される音声信号、外部入力による音声信号をアナログディジタル変換処理し、オーディオデータを出力する。
【００３０】
圧縮／伸長処理部６は、マイコン４の制御により、動作を切り換え、記録再生に供するデータを処理する。すなわち圧縮／伸長処理部６は、映像入力部３、オーディオ入力部５から入力されるビデオデータ、オーディオデータの記録時、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）９を用いて、これらビデオデータ及びオーディオデータをデータ圧縮して多重化処理し、ヘッダー情報処理部７に出力する。またこれとは逆に、再生時、同様にランダムアクセスメモリ９を用いて、ヘッダー情報処理部７より得られるデータをビデオデータ及びオーディオデータに分離した後、それぞれデータ伸長して出力する。
【００３１】
すなわち圧縮／伸長処理部６において、ビデオ処理部８は、マイコン４の制御により、記録時、映像入力部３から出力されるビデオデータをデータ圧縮して出力する。このときこのビデオデータが動画によるビデオデータの場合、ＭＰＥＧ２のフォーマットによりデータ圧縮するのに対し、このビデオデータが静止画によるビデオデータの場合、ＪＰＥＧ（Ｊｏｉｎｔ　Ｐｈｏｔｏｇｒａｐｈｉｃ　Ｃｏｄｉｎｇ　Ｅｘｐｅｒｔｓ　Ｇｒｏｕｐ　）のフォーマットによりデータ圧縮する。またビデオ処理部８は、再生時、多重化処理部１０から出力されるビデオデータを、このビデオデータのデータ圧縮フォーマットに対応してデータ伸長して出力する。
【００３２】
オーディオ処理部１１は、記録時、オーディオ入力部５から出力されるオーディオデータをＭＰＥＧ、ドルビーオーディオ、またはリニアＰＣＭ等のフォーマットによりデータ圧縮して出力する。またこれとは逆に、再生時、多重化処理部１０から得られるオーディオデータをデータ伸長して出力する。
【００３３】
多重化処理部１０は、記録時、ビデオ処理部８から出力されるビデオデータ、オーディオ処理部１１から出力されるオーディオデータを時分割多重化してヘッダー情報処理部７に出力する。またこれとは逆に、再生時、ヘッダー情報処理部７から出力される時分割多重化データよりビデオデータ及びオーディオデータを分離し、それぞれビデオ処理部８、オーディオ処理部１１に出力する。
【００３４】
モニタ部１２は、映像入力部３から入力されるビデオデータ、オーディオ入力部５から入力されるオーディオデータ、又は圧縮／伸長処理部６から出力されるビデオデータ、オーディオデータをモニタする表示機構、音声処理機構により構成され、これによりこの光ディスク装置１では、撮像結果をモニタし、再生結果をモニタできるようになされている。
【００３５】
ビデオ／オーディオエンコーダ１３は、オーディオ入力部５から入力されるビデオデータ及びオーディオデータ、又は圧縮／伸長処理部６から出力されるビデオデータ及びオーディオデータを所定フォーマットによりデータ圧縮して外部機器に出力する。これによりこの光ディスク装置１では、撮像結果、再生結果を外部機器でモニタできるようになされている。
【００３６】
ヘッダー情報処理部７は、記録時、圧縮／伸長処理部６から出力される時分割多重化データを受け、マイコン４の制御により、ＤＶＤに固有のヘッダー情報、後述する拡張ファイルのヘッダー情報等を付加して出力する。またマイコン４からの情報により、ＵＤＦ、ＶＭＧ、ＶＴＳＩ等のデータを生成してＤＶＤ信号処理部１４に出力する。また再生時等において、ＤＶＤ信号処理部１４の出力データから、記録時に付加したヘッダー情報を分離して圧縮／伸長処理部６に出力する。またこの分離したヘッダー情報をマイコン４に通知する。なおここで拡張ファイルとは、この光ディスク２について規格化されたフォーマットであるＤＶＤビデオフォーマットで定義されていないファイルであり、この実施の形態ではこの拡張ファイルに静止画のファイルが適用されるようになされている。
【００３７】
ＤＶＤ信号処理部１４は、記録時、ランダムアクセスメモリ１５を用いて、ヘッダー情報処理部７の出力データよりエラー訂正符号を生成し、このエラー訂正符号をこの出力データに付加する。またスクランブル処理、８／１６変調等の処理を実行し、その処理結果によるデータ列をシリアルデータ列によりアナログフロントエンド部１６に出力する。
【００３８】
これに対して再生時、ＤＶＤ信号処理部１４は、記録時とは逆に、アナログフロントエンド部１６の出力データを復号処理、デスクランブル処理、エラー訂正処理し、処理結果をヘッダー情報処理部７に出力する。またＤＶＤ信号処理部１４は、マイコン４から出力されるスピンドル制御用、トラッキング制御用、フォーカス制御用、スレッド制御用の各種駆動情報をディジタルアナログ変換処理してこれらの駆動信号を生成し、これら駆動信号をモーターアンプ部１８に出力する。
【００３９】
アナログフロントエンド部１６は、光学ヘッド１９から光ディスク２に照射するレーザービームについて、光量制御信号を生成して出力する。アナログフロントエンド部１６は、再生時、この光量制御信号により光学ヘッド１９から光ディスク２に照射するレーザービームの光量を再生用の一定光量に保持するのに対し、記録時、ＤＶＤ信号処理部１４からの出力データに応じてこの光量制御信号の信号レベルを変化させ、これによりこのＤＶＤ信号処理部１４からの出力データに応じてレーザービームの光量を再生時の光量から記録の光量に間欠的に立ち上げる。
【００４０】
またアナログフロントエンド部１６は、光学ヘッド１９から得られる戻り光の受光結果を増幅して演算処理することにより、光ディスク２に形成されたピット列に対応して信号レベルが変化する再生信号を生成し、この再生信号の信号処理によりこの再生信号の２値識別結果である再生データをＤＶＤ信号処理部１４に出力する。またこの受光結果演算処理により、トラッキングエラー量、フォーカスエラー量に応じて信号レベルが変化するトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号等を生成し、これらの信号をディジタル信号によりマイコン４に出力する。
【００４１】
モーターアンプ部１８は、ＤＶＤ信号処理部１４から出力される各種駆動信号により、それぞれ対応する機構を駆動する。すなわちモーターアンプ部１８は、これらの駆動信号のうち、スピンドル制御用の駆動信号、スレッド制御用の駆動信号によりスピンドルモータ２０、スレッドモータ２１を回転駆動する。またトラッキング制御用の駆動信号、フォーカス制御用の駆動信号により光学ヘッド１９に搭載のアクチュエータを駆動する。
【００４２】
スピンドルモータ２０は、光ディスク２をチャッキングして所定の回転速度により回転駆動する。スレッドモータ２１は、光学ヘッド１９を光ディスク２の半径方向に可動させる。
【００４３】
光学ヘッド１９は、アナログフロントエンド部１６から出力される光量制御信号により内蔵の半導体レーザーからレーザービームを出射し、対物レンズを介してこのレーザービームを光ディスク２の情報記録面に集光する。またこのレーザービームの照射により光ディスク２から得られる戻り光をこの対物レンズを介して所定の受光素子に導き、この受光素子の受光結果をアナログフロントエンド部１６に出力する。光学ヘッド１９は、この対物レンズがトラッキング制御用の駆動信号、フォーカス制御用の駆動信号により駆動されるアクチュエータにより可動するようになされ、これによりトラッキング制御、フォーカス制御できるようになされている。またレーザービームの光量が光量制御信号により間欠的に立ち上げられ、これにより光ディスク２の情報記録面を局所的に温度上昇させて所望のデータを記録するようになされている。
【００４４】
マイコン４は、この光ディスク装置１全体の動作を制御するコンピュータであり、この光ディスク装置１に事前にインストールされた処理プログラムを実行することにより図示しない操作部を介して得られるユーザーの操作により、さらにはアナログフロントエンド部１６で検出される各種信号等により、各部の動作を制御する。
【００４５】
すなわちマイコン４は、アナログフロントエンド部１６で検出されるトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号により、トラッキング制御用、フォーカス制御用の駆動情報を生成し、ＤＶＤ信号処理部１４でアナログ信号に変換してモーターアンプ部１８に出力し、これによりトラッキング制御、フォーカス制御の処理を実行する。またヘッダー情報処理部７で検出されるヘッダー情報等によりレーザービーム照射位置を検出し、この検出結果よりスレッド制御用の駆動情報を生成してＤＶＤ信号処理部１４に出力し、これによりシーク等の処理を実行する。また同様にしてスピンドル制御の処理を実行する。
【００４６】
またこれらの光ディスク２に関する処理を前提として、マイコン４は、光ディスク２が装填されると、また光ディスク２を装填した状態で電源が立ち上げられると、光ディスク２の内周側領域をアクセスして光ディスク２の種類を判定し、この光ディスク２が再生専用の光ディスクの場合、又はファイナライズ処理されてなる光ディスク２の場合、ＶＭＧを再生して光ディスク２に記録されたファイルの再生に必要なデータを取得する。またこの取得したデータに従ってユーザーの所望するファイルを再生するように、全体の動作を制御する。
【００４７】
これに対して光ディスク２が未だファイナライズ処理されていないＤＶＤ−Ｒ、ＤＶＤ−ＲＷの場合、ユーザーの操作に応動して全体の動作を制御して動画及び静止画のデータを記録し、これにより動画ファイル、静止画ファイルを光ディスク２に記録する。また光ディスク２に記録された動画ファイル、静止画ファイルを再生し、再生結果をモニタ部１２で表示し、さらには外部機器に出力する。またこのような光ディスク２について、ファイナライズ処理されてなる光ディスク２にあっては、ＶＭＧの記録に代えＵＤＦの記録に従って、光ディスク２に記録されたファイルを再生する。
【００４８】
図３は、図１１との対比によりそれぞれＤＶＤ−Ｒ、ＤＶＤ−ＲＷに動画ファイル及び拡張ファイルを記録する場合における光ディスク２の論理フォーマットを示す図表である。光ディスク２がＤＶＤ−Ｒの場合、マイコン４は、ＩＮＣ方式により動画、静止画のファイルを記録する。これに対して光ディスク２がＤＶＤ−ＲＷの場合、ＲＯＷ方式により動画、静止画のファイルを記録する。
【００４９】
マイコン４は、このＩＮＣ方式による記録においては、図３（Ａ）に示すように、光ディスク２の外周側領域に拡張ファイル（ＥＴＣ　Ｆｉｌｅ）用の領域を確保し、この領域に拡張ファイル、拡張ファイルの管理情報である拡張管理情報動画ファイルの管理情報を記録し、ＶＭＧによってはこの領域を管理しないように、すなわちこれら拡張ファイル等による記録をＶＴＳに含めないようにし、ＵＤＦによってのみ管理可能とする。またこのようにして外周側に拡張ファイル用の領域を確保して残る内周側領域に、順次動画ファイルを記録する。このマイコン４は、このようにして記録する複数の動画ファイルにより１つのＶＴＳを構成するように、すなわち１つのＶＴＳが複数のタイトルにより構成されるように、ＶＴＳＩ等の記録を設定し、これによりＩＮＣ方式における記録時の制限である、一度に書き込むエリアは最大３つまでとする定義に従って、動画ファイル及び静止画ファイルを記録する。
【００５０】
これに対して図３（Ｂ）に示すように、ＲＯＷ方式による記録においては、パディングにより十分に大きな領域を確保し、ＵＤＦに続いて動画ファイルの管理情報、拡張管理情報を記録し、さらに拡張ファイルを記録する。また続いてＶＭＧを記録し、このＶＭＧにより再生可能にＶＴＳを記録する。またこの場合も１つのＶＴＳが複数のタイトルにより構成されるように、ＶＴＳＩ等の記録を設定する。
【００５１】
これらによりマイコン４においては、コンピュータによるファイル管理システムを記録するＵＤＦ領域と、ＤＶＤビデオフォーマットのファイル管理システム（ＶＭＧ）と、このファイル管理システム（ＶＭＧ）により管理される複数の動画ファイル、複数の動画ファイルの少なくとも記録位置を示すタイトル管理情報（ＶＴＳＩ）、タイトル管理情報（ＶＴＳＩ）のバックアップ用情報（ＶＴＳＩＢＵＰ）とによるＶＴＳを記録するＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−ＶｉｄｅｏＺｏｎｅと、動画ファイル以外の拡張ファイルＥＴＣ　Ｆｉｌｅを記録する拡張ファイル用領域ＡＥとを光ディスクの情報記録面に設定して情報記録面を管理するようになされている。
【００５２】
すなわち図１は、ＩＮＣ方式による記録手順を示す図表である。マイコン４においては、光ディスク２がＤＶＤ−Ｒのバージンディスクの場合、始めにＲｚｏｎｅを予約する（図１（Ａ））。
【００５３】
ここでこのＲｚｏｎｅの予約において、従来のＩＮＣ方式の場合が、Ｒｚｏｎｅ１によりＵＤＦ領域、ＶＭＧ領域を確保し、Ｒｚｏｎｅ２により先頭ＶＴＳのＶＴＳＩ領域、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳ領域を確保するのに対し（図１（Ａ））、この実施の形態においては、Ｒｚｏｎｅ１によりＵＤＦ領域、ＶＭＧ領域、先頭ＶＴＳのＶＴＳＩ領域、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳ領域を確保する。従ってその分、従来に比して大きな領域をＲｚｏｎｅ１により確保する。
【００５４】
さらに従来の方式においては、Ｉｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅにより先頭ＶＴＳのＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳ領域以降の領域を確保するのに対し、この実施の形態においては、Ｒｚｏｎｅ２により先頭ＶＴＳのＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳ領域以降の動画ファイルの記録領域を確保し、Ｉｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅにより管理情報記録領域、拡張ファイル用の領域を確保する。なおこれによりＩｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅの開始位置は、光ディスク２に記録が予測される拡張ファイルのデータ量に応じて、例えばユーザーによる設定により、又はこの光ディスク装置１に事前に登録された設定等により、設定されるようになされている。
【００５５】
これらによりこの実施の形態においては、光ディスク２の情報記録面を、内周側より、第１、第２、第３の領域に分割して管理し、第１の領域の先頭領域にＵＤＦ領域を割り当て、残る第１の領域、第２の領域にＤＶＤビデオ用領域を割り当て、第３の領域に拡張ファイル用領域を割り当てるようになされている。
【００５６】
このようにしてＲｚｏｎｅを確保して、動画ファイルを記録する場合、図１（Ｂ）及び（Ｃ）に示すように、Ｒｚｏｎｅ２に順次、動画ファイルを記録し、またこの動画ファイルの記録に対応するように、内蔵のメモリに、各動画ファイルの記録開始位置、ファイルサイズ、ファイル名、記録日時等の情報による管理情報を記録し、さらにこの管理情報を更新する。
【００５７】
またこのようにして動画ファイルを記録して、動画のみ記録する動画モードから静止画のみ記録する静止画モードへの動作モードの切り換えがユーザーより指示された場合、Ｉｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅの先頭よりメモリに保持した管理情報を記録し（図１（Ｄ））、この光ディスク２に記録された管理情報により、それまで光ディスク２に記録した動画ファイルを再生できるようにする。またこの記録に対応するように、Ｉｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅを一旦閉じ、残りの外周側領域を改めてＩｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅに定義する。
【００５８】
またこのような動作モードの切り換えにより拡張ファイルを記録する場合、図１（Ｅ）に示すように、一連のユーザーによる操作により得られる複数の拡張ファイルをＩｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅの先頭より順次記録する。またこの記録に対応するように、各拡張ファイルの記録開始位置、ファイルサイズ、ファイル名、記録日時等による管理情報（拡張管理情報である）をメモリに記録して保持し、さらにこの拡張管理情報を逐次更新する。
【００５９】
またこのようにして拡張ファイルを記録してユーザーにより元の動画モードへの動作モードの切り換えが指示されると、拡張ファイルに続いてメモリに保持した拡張管理情報を記録し、これにより光ディスク２に記録した拡張ファイルをこの拡張管理情報を基準にして再生できるようにする。また続いてＩｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅを一旦閉じ、残りの外周側領域を改めてＩｎｖｉｓｉｂｌｅ
Ｒｚｏｎｅに定義する。
【００６０】
これによりさらにユーザーにより動画ファイルの記録が指示されると、Ｒｚｏｎｅ２に動画ファイルを記録し、またこの動画ファイルの記録に対応するように、メモリに保持した管理情報を更新する（図１（Ｆ））。また静止画モードの切り換えが指示されると、このようにしてメモリに保持した管理情報をＩｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅに追記する。これによりマイコン４では、一旦、管理情報を光ディスク２に記録した後に、光ディスク２に動画ファイルを追記した場合、新たに管理情報を光ディスク２に追記するようになされ、この新たに追記した管理情報により追記した動画ファイルを再生するようになされている。またこのようにして新たに記録した管理情報については、追記した動画ファイルだけでなく、それまでの管理情報により管理していた動画ファイルについても、再生できるように記録位置情報等が記録されるようになされ、これにより光ディスク２では、最新の管理情報を再生するだけで、光ディスク２に記録された全ての動画ファイルを再生できるようになされている。
【００６１】
このようにして管理情報を追記すると、マイコン４は、改めてＩｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅを定義する。また静止画モードにより順次ＩｎｖｉｓｉｂｌｅＲｚｏｎｅに拡張ファイルを記録すると共に、これに対応してメモリに保持した拡張管理情報を順次更新し、ユーザーによる静止画モードの終了の指示により、拡張管理情報を光ディスク２に追記する（図１（Ｇ））。この場合も、マイコン４は、それまでの拡張管理情報に割り当てられていた拡張ファイルについても、新たに追記する拡張管理情報により再生できるように、この拡張管理情報を作成して追記する。これにより光ディスク２では、拡張ファイルについても、最新の拡張管理情報を再生するだけで、光ディスク２に記録された全ての拡張ファイルを再生できるようになされている。
【００６２】
これに対してこのようにして動画ファイル、静止画ファイルを記録して光ディスク２の排出が指示された場合、又は電源の遮断が指示された場合、マイコン４は、これら最新の管理情報、拡張管理情報の記録位置を示すアドレスを光ディスク２の所定位置に記録する。これにより光ディスク２では、ファイナライズ前の状態であっても、このようにして記録したアドレスに基づいて、管理情報、拡張管理情報を再生し、この再生した管理情報、拡張管理情報に基づいて動画ファイル、静止画ファイルを再生できるようになされている。
【００６３】
これに対してユーザーによりファイナライズの指示が得られると、マイコン４は、図１（Ｈ）に示すように、メモリに保持した管理情報に基づいて、ＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳ、ＶＴＳＩ　ＢＵＰを記録し、これにより複数の動画ファイルによる１つのＶＴＳを形成する。また管理情報、拡張管理情報に基づいて、ＵＤＦのデータを形成して光ディスク２に記録し、これによりＵＤＦを形成する。また管理情報に基づいて、ＶＭＧのデータを形成して光ディスク２に記録し、これによりＶＭＧを形成する。またリードイン、リードアウトを形成し、これらによりファイナライズの処理を完了する。
【００６４】
これに対して図４は、ＲＯＷ方式による記録手順を示す図表である。マイコン４においては、光ディスク２がＤＶＤ−ＲＷのバージンディスクの場合、始めにパディングにより領域を確保する（図４（Ａ））。ここで従来のＲＯＷ方式においては、このパディングによりＵＤＦ領域、ＶＭＧ領域、先頭ＶＴＳのＶＴＳＩ領域、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳ領域を確保するのに対し、この実施の形態では、これらの領域に加えて、管理情報、拡張管理情報、拡張ファイルの記録領域をこのパディングにより確保する。従ってその分、従来に比して大きな領域をパディングにより確保する。なおこれによりパディングの終了位置は、ＩＮＣ方式におけるＩｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅの開始位置と同様に、光ディスク２に記録が予測される拡張ファイルのデータ量に応じて、例えばユーザーによる設定により、又はこの光ディスク装置１の事前の設定等により、設定されるようになされている。
【００６５】
これによりマイコン４は、ＤＶＤ−ＲＷの光ディスクについては、パディングにより情報記録面の内周側に領域を確保し、このパディングによる領域の先頭領域にＵＤＦ領域を割り当て、このＵＤＦ領域に続くパディングによる先頭側領域に拡張ファイル用領域を割り当て、このパディングによる残る領域と、続く領域とにＤＶＤビデオ用領域を割り当てるようになされている。
【００６６】
すなわちこのようにして内周側に領域を確保して、動画ファイルを記録する場合、図４（Ｂ）及び（Ｃ）に示すように、パディングした領域に続いて、動画ファイルを記録し、またこの動画ファイルの記録に対応するように、内蔵のメモリに、各動画ファイルの記録開始位置、ファイルサイズ、ファイル名、記録日時等の情報により管理情報を記録し、さらにこの管理情報を更新する。
【００６７】
またこのようにして動画ファイルを記録して、動画モードから静止画モードへの動作モードの切り換えがユーザーより指示された場合、パディングにより確保した先頭領域にＵＤＦ領域の分だけ空き領域を残して、管理情報を記録する（図４（Ｄ））。これによりこの光ディスク２では、この管理情報により、それまで光ディスク２に記録した動画ファイルを再生できるようにする。
【００６８】
またこのような動作モードの切り換えにより拡張ファイルを記録する場合、図４（Ｅ）に示すように、管理情報の記録領域に続いて、所定の空き領域だけ間を開けて、パディングにより確保した領域に一連のユーザーの操作により得られる拡張ファイルを順次記録する。なおこのようにして確保される空き領域は、動画ファイルの記録により管理情報を更新し、さらに拡張管理情報を記録、更新して十分な容量に設定されるようになされている。またこの記録に対応するように、拡張管理情報をメモリに記録して保持し、さらにこの拡張管理情報を逐次更新する。
【００６９】
またこのようにして拡張ファイルを記録してユーザーにより元の動画モードへの動作モードの切り換えが指示されると、図４（Ｆ）に示すように、管理情報の記録領域に続く空き領域に拡張管理情報を記録し、これにより光ディスク２に記録した拡張ファイルをこの拡張管理情報を基準にして再生できるようにする。
【００７０】
これによりさらにユーザーにより動画ファイルの記録が指示されると、図４（Ｇ）に示すように、それまで記録した動画ファイルに追記してユーザーにより指示された動画ファイルを記録し、またこの動画ファイルの記録に対応するように、メモリに保持した管理情報を更新する。また静止画モードの切り換えが指示されると、図４（Ｈ）に示すように、光ディスク２に記録した管理情報をメモリに保持した管理情報により上書きして更新する。これによりマイコン４では、追記した動画ファイルについても、この管理情報により再生可能とするようになされている。
【００７１】
またこのようにして管理情報を更新して、ユーザーより静止画ファイルの記録が指示されると、拡張ファイルの追記によりこの静止画ファイルを記録すると共に、メモリに保持した拡張管理情報を更新し、またユーザーによる静止画モードの終了の指示により、光ディスク２に記録された拡張管理情報をメモリに保持した拡張管理情報により上書きして更新する。
【００７２】
これに対してこのようにして動画ファイル、静止画ファイルを記録して光ディスク２の排出が指示された場合、又は電源の遮断が指示された場合、マイコン４は、ＩＮＳ方式の場合と同様に、これら最新の管理情報、拡張管理情報の記録位置を示すアドレスを光ディスク２の所定位置に記録する。これにより光ディスク２では、ファイナライズ前の状態であっても、このようにして記録したアドレスに基づいて、管理情報、拡張管理情報を再生し、この再生した管理情報、拡張管理情報に基づいて動画ファイル、静止画ファイルを再生できるようになされている。
【００７３】
これに対してユーザーによりファイナライズの指示が得られると、マイコン４は、図４（Ｉ）に示すように、メモリに保持した管理情報、拡張管理情報に基づいて、ＵＤＦのデータを形成し、パディングにより確保された領域に記録し、これによりＵＤＦを形成する。また管理情報に基づいて、ＶＭＧ、ＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳ、ＶＴＳＩ　ＢＵＰのデータを形成し、拡張ファイルの末尾よりこれらのデータを順次追記してＶＭＧを形成し、またＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳ、ＶＴＳＩ　ＢＵＰを記録して複数の動画ファイルによる１つのＶＴＳを形成する。またリードイン、リードアウトを形成し、これらによりファイナライズの処理を完了する。
【００７４】
図５は、このようにしてＤＶＤ−Ｒによる光ディスク２に記録される拡張ファイルＥＸ−Ｆｉｌｅｓと拡張管理情報ＥＤとの関係を示す図表である。光ディスク２は、例えばファイナライズによりＵＤＦが形成された際に、このＵＤＦに続く領域となる箇所に管理情報、拡張管理情報のアドレスＡＤが記録される。マイコン４は、光ディスク２の排出時、電源遮断時等において、上述した管理情報、拡張管理情報の更新に対応するように、追記によりこのアドレスＡＤの記録を更新するようになされている。
【００７５】
拡張管理情報ＥＤは、個々の拡張ファイルＥＸ−Ｆｉｌｅｓ＃１〜＃８について、それぞれ記録開始位置を示すアドレス、記録終了位置を示すアドレス、ファイルサイズ、ファイル名、拡張子等を記述した個別情報ＥＸＦＩ＃１〜＃８が拡張ファイルの種類毎にまとめられて拡張ファイルの記録順に記録される。また続いてカテゴリ管理情報ＴＥＭＰ　ＥＸＩ、カテゴリ情報ＥＸ−ＩＮＦＯ、管理情報Ｔ．Ｖが順次記録される。これらのうちカテゴリ情報ＥＸ−ＩＮＦＯは、拡張ファイルの種類毎にまとめられてなる個別情報ＥＸＦＩ＃１〜＃８の先頭記録位置を示すアドレス、対応する拡張ファイルの種類等の情報により形成され、各拡張ファイルのカテゴリ毎に作成されるようになされている。なおこの実施の形態においては、拡張ファイルが静止画ファイルのみであることにより、この図５（Ａ）及び（Ｂ）に示すように、カテゴリ情報ＥＸ−ＩＮＦＯは、１種類のみが記録される。
【００７６】
カテゴリ管理情報ＴＥＭＰ　ＥＸＩは、各カテゴリ情報ＥＸ　ＩＮＦＯの先頭記録位置を示すアドレス、ディレクトリー名等の情報により構成される。管理情報Ｔ．Ｖは、このカテゴリ管理情報ＴＥＭＰ　ＥＸＩの先頭記録位置を示すアドレス等により構成され、この実施の形態では、このカテゴリ管理情報ＴＥＭＰ
ＥＸＩの先頭記録位置のアドレスＡＤがＵＤＦに続く領域となる箇所に記録されるようになされている。
【００７７】
光ディスク２においては、最初に、拡張ファイル拡張管理情報ＥＤ１を記録した場合には、図５（Ａ）により示すように、光ディスク２に記録されたアドレスＡＤによりこの拡張管理情報ＥＤ１の記録位置が特定され、この拡張管理情報ＥＤ１の個別情報ＥＸＦＩ＃１〜＃４により所望するファイルを再生できるようになされている。
【００７８】
またその後、図５（Ｂ）により示すように、拡張ファイルを追記した場合には、新たに記録した拡張ファイルと、それまで記録されて板いた拡張ファイルとについて、まとめて拡張管理情報ＥＤ２が記録され、アドレスＡＤによりこの拡張管理情報ＥＤ２を再生して、所望するファイルを再生できるようになされている。
【００７９】
これに対して光ディスク２がＤＶＤ−ＲＷの場合、上書きにより管理情報、拡張管理情報が更新されることにより、図５（Ａ）により示す拡張管理情報ＥＤ１が拡張ファイルＥＸ−Ｆｉｌｅｓ＃１〜＃４の内周側に十分な領域を確保して記録され、拡張ファイルＥＸ−Ｆｉｌｅｓ＃５〜＃８においては、拡張ファイルＥＸ−Ｆｉｌｅｓ＃１〜＃４に続いて記録され、この記録に対応して、拡張ファイルＥＸ−Ｆｉｌｅｓ＃１〜＃４の内周側に記録した拡張管理情報ＥＤ１が拡張管理情報ＥＤ２に書き換えられるようになされている。
【００８０】
図６は、このようなＩＮＣ方式、ＲＯＷ方式に係る光ディスクであるＤＶＤ−Ｒ、ＤＶＤ−ＲＷが装填された場合におけるマイコン４の処理手順を示すフローチャートである。マイコン４は、電源が立ち上げられると、ステップＳＰ１からステップＳＰ２に移り、図示しない光ディスク２の検出機構による検出結果より光ディスク２の有無を判断する。ここで否定結果が得られると、マイコン４は、ステップＳＰ２を繰り返す。なおマイコン４は、光ディスク２が検出されないでこのステップＳＰ２を繰り返す場合、所定の表示手段に「Ｎｏ　ＤＩＳＣ」等のメッセージを表示して光ディスク２の装填を待機する。
【００８１】
ステップＳＰ２で肯定結果が得られると、マイコン４は、ステップＳＰ３に移り、光ディスク２の排出が指示されたか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、光ディスク２の排出を図示しないローディング機構に指示した後、ステップＳＰ２に戻る。
【００８２】
これに対してステップＳＰ３で肯定結果が得られると、マイコン４は、ステップＳＰ４に移る。ここでマイコン４は、光ディスク２の種類を判別し、初期化処理が必要か否か判断する。具体的にマイコン４は、スレッドモータ２１を駆動して光学ヘッド１９を光ディスク２の最内周に移動させ、この最内周側の再生結果より、光ディスク２がＤＶＤ−Ｒ又はＤＶＤ−ＲＷか否か判断する。またＤＶＤ−Ｒ又はＤＶＤ−ＲＷの場合、Ｚｏｎｅの予約の有無、パディングの処理の有無、ＵＤＦ、ＶＭＧの有無等により、バージンディスクか否か、ファイナライズされているか否か判断し、バージンディスクの場合には、初期化の処理が必要と判断する。
【００８３】
このようにして初期化処理が必要と判断すると、マイコン４は、ステップＳＰ４からステップＳＰ５に移り、ユーザーによる指示により、ＤＶＤ−Ｒにおいては、図１について上述したようにＺｏｎｅを予約し、またＤＶＤ−ＲＷにおいては、図４について上述したようにパディングの処理を実行した後、ステップＳＰ６に移る。
【００８４】
これに対してステップＳＰ４で否定結果が得られると、マイコン４は、ステップＳＰ７に移り、光ディスク２が未だファイナライズされていない光ディスクの場合、光ディスク２に記録されたアドレスＡＤ（図５）に基づいて光ディスク２より最新の管理情報、拡張管理情報を再生してメモリに保持した後、ステップＳＰ６に移る。これに対して光ディスク２がファイナライズされている光ディスク２の場合、ＶＭＧに代えて、ＵＤＦのデータを光ディスク２より再生してメモリに保持した後、ステップＳＰ６に移る。
【００８５】
このステップＳＰ６において、マイコン４は、ユーザーによる操作が記録を指示する操作か（ＲＥＣにより示す）、再生を指示する操作か（ＰＢにより示す）、電源の立ち下げを指示する操作（Ｐｏｗｅｒ　ＯＦＦにより示す）か判断する。ここでユーザーによる操作が再生を指示する操作の場合、マイコン４は、ステップＳＰ６からステップＳＰ８に移り、光ディスク２に記録されたファイルを再生する再生処理手順を実行してステップＳＰ３に戻る。
【００８６】
これに対してユーザーによる操作が記録を指示する操作の場合、マイコン４は、ステップＳＰ６からステップＳＰ９に移り、光ディスク２に動画又は静止画を記録する記録処理手順を実行してステップＳＰ３に戻る。なおマイコン４は、光ディスク２がいわゆるファイナライズ処理されてＵＤＦ、ＶＭＧが形成されている場合、光ディスク２がデータを記録できないように処理されていることにより、記録処理手順を省略してステップＳＰ３に戻る。
【００８７】
これに対してユーザーによる操作が電源を立ち下げる操作の場合、マイコン４は、ステップＳＰ６からステップＳＰ１０に移り、電源立ち下げの処理を実行し、ステップＳＰ１１に移ってこの処理手順を終了する。なおマイコン４は、この電源立ち下げの処理により、最新の管理情報、拡張管理情報を指示するように、図５について上述したアドレスＡＤを追記する。なおマイコン４は、この図６に示す処理手順においては、記述を省略しているが、後述する記録処理、再生処理手順を実行してユーザーにより光ディスク２の排出が指示された場合、光ディスク２を排出するようになされている。マイコン４は、このような排出時において、記録処理により管理情報又は拡張管理情報を更新した場合には、この光ディスク２の排出時においても、同様に、最新の管理情報、拡張管理情報を指示するように、図５について上述したアドレスＡＤを追記するようになされている。
【００８８】
図７は、図６について上述した記録処理手順を示すフローチャートである。マイコン４は、この記録処理手順を開始すると、ステップＳＰ２１からステップＳＰ２２に移り、ユーザーによる記録の指示が動画モードに係るものか、静止画モードに係るものか、ファイナライズの処理に係るものか判断する。
【００８９】
ここでユーザーによる記録の指示が動画モードに係るものの場合、マイコン４は、ステップＳＰ２２からステップＳＰ２３に移り、ユーザーにより記録の開始が指示されたか否か判断する。ここで否定結果が得られると、マイコン４は、ステップＳＰ２３を繰り返すのに対し、肯定結果が得られると、ステップＳＰ２３からステップＳＰ２４に移り、図１及び図４について説明したようにして、映像入力部３より得られるビデオデータをＭＰＥＧによりデータ圧縮し、その結果得られる動画データによる実データを記録する。さらにステップＳＰ２５に移り、ユーザーにより記録の停止が指示されたか否か、また動画を記録してなる領域に残容量がないか否か判断する。ここでユーザーにより記録の停止が指示されない場合であって、また残容量が十分な場合、マイコン４は、ステップＳＰ２４に戻る。これによりマイコン４は、ステップＳＰ２４−ＳＰ２５−ＳＰ２４の処理手順を繰り返し、ユーザーにより指示に従って動画ファイルを記録する。なおマイコン４は、このステップＳＰ２４−ＳＰ２５−ＳＰ２４の処理手順の繰り返しにおいて、ユーザーにより一時停止の指示が得られると、全体の動作を制御してビデオデータの記録を一時停止し、また一時停止が解除されると、ビデオデータの記録を開始し、これによりユーザーの指示に従って、複数の動画ファイルを順次記録する。またこの動画ファイルの記録に対応してメモリに保持した管理情報を更新する。
【００９０】
これに対してユーザーにより動画モードの停止が指示された場合、さらには残容量がなくなった場合、マイコン４は、ステップＳＰ２５からステップＳＰ２６に移る。ここでマイコン４は、メモリに保持した管理情報を光ディスク２に記録した後、ステップＳＰ２７に移って元の処理手順に戻る。
【００９１】
これに対してユーザーによる指示が静止画モードによるものの場合、マイコン４は、ステップＳＰ２２からステップＳＰ２８に移り、ユーザーにより記録の開始が指示されたか否か判断する。ここで否定結果が得られると、マイコン４は、ステップＳＰ２８を繰り返すのに対し、肯定結果が得られると、ステップＳＰ２８からステップＳＰ２９に移り、図１及び図４について説明したように、静止画ファイルによる拡張ファイルを記録する。さらにステップＳＰ３０に移り、ユーザーにより記録の停止が指示されたか否か、静止画を記録してなる領域に残容量がないか否か判断する。ここでユーザーにより記録の停止が指示されない場合であって、また残容量が十分な場合、マイコン４は、ステップＳＰ２９に戻る。これによりマイコン４は、ステップＳＰ２９−ＳＰ３０−ＳＰ２９の処理手順を繰り返し、順次、静止画ファイルを記録し、またこの静止画ファイルの記録に対応するようにメモリに保持した拡張管理情報を更新する。
【００９２】
これに対してユーザーにより静止画モードによる記録の終了が指示された場合、さらには静止画を記録してなる領域に残容量がなくなった場合、マイコン４は、静止画ファイルの記録を終了してステップＳＰ３１に移る。ここでマイコン４は、メモリに保持した拡張管理情報を光ディスク２に記録し、ステップＳＰ２７に移ってこの処理手順を終了する。
【００９３】
これに対してユーザーによる記録の指示がファイナライズの処理に係るものの記録の場合、マイコン４は、ステップＳＰ２２からステップＳＰ３２に移り、ユーザーにより記録の開始が指示されたか否か判断する。ここで否定結果が得られると、マイコン４は、ステップＳＰ３２を繰り返すのに対し、肯定結果が得られると、ステップＳＰ３２からステップＳＰ３３に移り、図１及び図４について説明したように、ファイナライズの処理を実行する。
【００９４】
すなわちメモリに保持した最新の管理情報、拡張管理情報によりＵＤＦのデータを生成し、このデータを事前に確保したＵＤＦの領域に記録する。またこの最新の管理情報よりＶＭＧの情報を生成し、さらにはＶＴＳＩ、ＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳ、ＶＴＳＩ　ＢＵＰのデータを生成し、ＶＭＧ、ＶＴＳＩ、ＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳ、複数ファイルによる動画ファイル（ＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳである）、ＶＴＳＩ　ＢＵＰが連続するように、複数ファイルによる動画ファイルの前後に、ＶＭＧ、ＶＴＳＩ、ＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳ及びＶＴＳＩ　ＢＵＰを記録する。またこのとき、未記録領域を完全にこれらのデータで埋めることができない場合には、複数ファイルによる動画ファイルの前に未記録領域を形成するように、これらのＶＭＧ等を記録する。
【００９５】
このようにしてファイナライズの処理を実行すると、マイコン４は、ステップＳＰ３３からステップＳＰ２７に移り、元の処理手順に戻る。
【００９６】
これに対して図８は、図６について上述した再生処理手順を示すフローチャートである。マイコン４は、この再生処理手順を開始すると、ステップＳＰ４１からステップＳＰ４２に移り、ユーザーによる再生の指示が動画の記録に係るものか、静止画の記録に係るものか判断する。
【００９７】
ここでユーザーによる再生の指示が動画の再生に係るものの場合、マイコン４は、ステップＳＰ４２からステップＳＰ４３に移り、ユーザーにより再生の開始が指示されたか否か判断する。ここで否定結果が得られると、マイコン４は、ステップＳＰ４３を繰り返すのに対し、肯定結果が得られると、ステップＳＰ４３からステップＳＰ４４に移る。ここでマイコン４は、メモリに記録して保持した管理情報又はＵＤＦを基準にして、ユーザーにより指示された動画のファイルを再生するように全体の動作を制御する。
【００９８】
すなわち光ディスク２がファイナライズ処理された光ディスクの場合、メモリに保持したＵＤＦのデータにより対応するファイルの記録位置を検出し、この記録位置からの再生を光ディスク装置１の各部に指示する。これに対して光ディスク２がファイナライズ処理されていない光ディスクの場合、メモリに保持した最新の管理情報により対応する動画ファイルの記録位置を検出し、この記録位置からの再生を光ディスク装置１の各部に指示する。
【００９９】
このように再生を指示すると、マイコン４は、続いてステップＳＰ４５に移り、ユーザーにより再生の停止が指示されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップＳＰ４４に戻る。これによりマイコン４は、ステップＳＰ４４−ＳＰ４５−ＳＰ４４の処理手順を繰り返し、順次、ユーザーにより指示された動画ファイルを再生する。これに対してステップＳＰ４５で肯定結果が得られると、ステップＳＰ４６に移り、各回路ブロックをスタンバイ状態に切り換えて再生の動作を停止した後、ステップＳＰ４６に移ってこの処理手順を終了する。
【０１００】
これに対してユーザーによる再生の指示が拡張ファイルの再生に係るものの場合、マイコン４は、ステップＳＰ４２からステップＳＰ４８に移り、ユーザーにより再生の開始が指示されたか否か判断する。ここで否定結果が得られると、マイコン４は、ステップＳＰ４８を繰り返すのに対し、肯定結果が得られると、ステップＳＰ４８からステップＳＰ４９に移る。
【０１０１】
ここでマイコン４は、光ディスク２がファイナライズ処理された光ディスクの場合、メモリに保持したＵＤＦのデータにより対応するファイルの記録位置を検出し、この記録位置からの再生を光ディスク装置１の各部に指示する。これに対して光ディスク２がファイナライズ処理されていない光ディスクの場合、メモリに保持した拡張管理情報より対応するファイルの記録位置を検出し、この記録位置からの再生を光ディスク装置１の各部に指示する。
【０１０２】
このように再生を指示すると、マイコン４は、続いてステップＳＰ５０に移り、ユーザーにより再生の停止が指示されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップＳＰ４９に戻る。これによりマイコン４は、ステップＳＰ４９−ＳＰ５０−ＳＰ４９の処理手順を繰り返し、順次、ユーザーにより指示された静止画ファイルを再生する。これに対してステップＳＰ５０で肯定結果が得られると、ステップＳＰ５１に移り、各回路ブロックをスタンバイ状態に切り換えて再生の動作を停止した後、ステップＳＰ４７に移り、この処理手順を終了する。
【０１０３】
（１−２）第１の実施の形態の動作
以上の構成において、この光ディスク装置１では（図２）、電源が立ち上げられた状態でユーザーにより光ディスクが装填されると、また光ディスクが装填された状態で電源が立ち上げられると、マイコン４によるＤＶＤ信号処理部１４、モーターアンプ部１８を介したスレッドモータ２１の駆動により、光学ヘッド１９が光ディスク２の内周側に移動する。さらに光学ヘッド１９により光ディスク２にレーザービームを照射し、戻り光の光学ヘッド１９による受光結果がアナログフロントエンド部１６、マイコン４で順次処理され、このマイコン４の処理によるＤＶＤ信号処理部１４、モーターアンプ部１８を介した光学ヘッド１９の制御により、トラッキング制御、フォーカス制御の処理が実行される。また受光結果のＤＶＤ信号処理部１４による処理により、光ディスク２に記録されたデータが再生される。光ディスク装置１では、この一連の処理により、光ディスク２の内周側に記録された各種情報がマイコン４で取得され、マイコン４に内蔵のメモリに保持される。
【０１０４】
この光ディスク２がスタンパにより作成された再生専用の光ディスクの場合、さらには光ディスク２が従来と同様のＩＮＣ方式（図１２）、ＲＯＷ方式（図１３）により動画ファイルを記録したファイナライズ処理されてなる光ディスクの場合、この一連の処理により、マイコン４には、光ディスク２の内周側に記録されたＤＶＤプレイヤー用の管理用情報であるＶＭＧのデータが取得される。これにより光ディスク装置１では、ユーザーにより光ディスク２の再生が指示されると、このＶＭＧのデータに従って、ＤＶＤ信号処理部１４、モーターアンプ部１８を介したスピンドルモータ２０の駆動により、ユーザーの所望するタイトルの記録位置まで光学ヘッド１９がシークし、さらには光学ヘッド１９の受光結果によりトラッキング制御、フォーカス制御した状態で、光学ヘッド１９の受光結果がＤＶＤ信号処理部１４、ヘッダー情報処理部７、圧縮／伸長処理部６で順次処理されて動画によるビデオデータが再生される。すなわち受光結果である光ディスク２のピット列に応じて信号レベルが変化する再生信号がアナログフロントエンド部１６で処理されて再生データが生成され、この再生データがＤＶＤ信号処理部１４で復号、デインターリーブ、誤り訂正処理される。またこの誤り訂正処理された再生データがヘッダー情報処理部７に入力され、ここでヘッダーが除去され、このヘッダーの情報がマイコン４に通知される。また続いて圧縮／伸長処理部６に入力され、多重化処理部１０でビデオデータ及びオーディオデータに分離され、ビデオデータについては、ビデオ処理部８によりＭＰＥＧによるデータ圧縮が解かれ、モニタ部１２により表示され、又はビデオ／エンコーダ１３より外部機器に出力される。これに対してオーディオデータは、オーディオ処理部１１でデータ伸長された後、モニタ部１２によりモニタに供され、又はビデオ／エンコーダ１３より外部機器に出力される。
【０１０５】
これに対して光ディスク２が記録可能なバージンディスクの場合、光ディスク２の装填時、電源の立ち上げ時における光ディスク２のアクセスにより、光ディスク２のＲＭＡのデータがマイコン４で取得される。光ディスク装置１では、ユーザーの指示によりこのＲＭＡのデータに基づいて初期化の処理が実行され、コンピュータによるファイル管理システムを記録するＵＤＦ領域と、ＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ　Ｚｏｎｅと、拡張ファイル用領域ＡＥとが確保される（図３）。またこのＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ　Ｚｏｎｅにより、ＤＶＤビデオフォーマットのファイル管理システム（ＶＭＧ）を記録する領域と、このファイル管理システムにより管理される複数の動画ファイル、これら複数の動画ファイルの少なくとも記録位置を示すタイトル管理情報ＶＴＳ、タイトル管理情報のバックアップ用情報ＶＴＳＩ　ＢＵＰとによるＶＴＳを記録する領域とが確保される。
【０１０６】
光ディスク２がＤＶＤ−Ｒの場合（図１）、光ディスク装置１では、内周側より順次Ｒｚｏｎｅ１、Ｒｚｏｎｅ２、Ｉｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅが予約され、ＵＤＦ領域とＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ　Ｚｏｎｅにおけるファイル管理システム（ＶＭＧ）、管理情報ＶＴＳ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳを記録する領域とが確保され、またＲｚｏｎｅ２によりＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ　Ｚｏｎｅにおける動画ファイルＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳ、バックアップ用情報ＶＴＳＩ　ＢＵＰを記録する領域が確保される。またＩｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅにより拡張ファイルを記録する領域が確保される。
【０１０７】
これに対して光ディスク２がＤＶＤ−ＲＷの場合（図４）、内周側よりパディングの処理が実行され、このパディングした領域の内周側より、ＵＤＦ領域、拡張ファイル用領域、ＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ　Ｚｏｎｅにおけるファイル管理システム（ＶＭＧ）、管理情報ＶＴＳ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳを記録する領域とが確保される。またパディングされていない領域により、ＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ　Ｚｏｎｅにおける動画ファイルＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳ、バックアップ用情報ＶＴＳＩ　ＢＵＰを記録する領域が確保される。
【０１０８】
このようにして領域を確保すると、光ディスク装置１では、動画ファイルについては、それぞれＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ　Ｚｏｎｅに順次記録される。すなわち光ディスク装置１では、映像入力部３、オーディオ入力部５から順次ビデオデータ、オーディオデータが入力され、ビデオデータについてはビデオ処理部８でＭＰＥＧによるデータ圧縮の処理が実行され、オーディオデータについてはオーディオ処理部１１でデータ圧縮の処理が実行される。さらにこれらデータ圧縮されたビデオデータ及びオーディオデータが、多重化処理部１０により多重化処理され、その処理結果のデータにヘッダー情報処理部７によりヘッダーが付加される。さらに続くＤＶＤ信号処理部１４において、誤り訂正符号が付加された後、インターリーブ処理、符号化処理され、この処理結果のデータに従って光学ヘッド１９から光ディスク２に照射するレーザービームの光量がアナログフロントエンド部１６により立ち上げられ、これにより光ディスク２に順次ピット列が形成されて動画によるビデオデータが順次記録される。
【０１０９】
光ディスク装置１では、このようにして動画ファイルを記録する毎に、これら各動画ファイルの記録位置、ファイルサイズ、ファイル名、記録日時を示す管理情報がメモリに記録される。またユーザーにより動画モードによる動作の停止が指示されると、このメモリに保持した管理情報が拡張ファイル用領域に記録される。このとき光ディスク２がＤＶＤ−Ｒの場合、光ディスク装置１では、拡張ファイル用領域の未記録領域への追記によりこの管理情報が記録され、また更新されるのに対し、光ディスク２がＤＶＤ−ＲＷの場合、ＵＤＦ領域に続く領域に管理情報の記録領域が割り当てられ、この管理情報の上書きにより管理情報が記録される。
【０１１０】
これに対してユーザーにより静止画ファイルの記録が指示されると、拡張ファイル用領域の未記録領域に順次静止画ファイルによる拡張ファイルが記録される。すなわちこの場合、光ディスク装置１では、映像入力部３より入力される静止画によるビデオデータがビデオ処理部８でＪＰＥＧによりデータ圧縮された後、多重化処理部１０によりオーディオデータと多重化処理され、その後動画ファイルの場合と同様に処理されて光ディスク２に記録される。
【０１１１】
光ディスク装置１では、このようにして静止画ファイルによる拡張ファイルを記録する毎に、各静止画ファイルの記録位置、ファイルサイズ、ファイル名、記録日時を示す拡張管理情報がメモリに記録される。またユーザーにより静止画モードによる動作の停止が指示されると、この拡張管理情報が拡張ファイル用領域に記録される。光ディスク２がＤＶＤ−Ｒの場合、光ディスク装置１では、このようにして記録した拡張ファイルに続く未記録領域に拡張管理情報が追記され、これにより拡張管理情報が記録更新される。また光ディスク２がＤＶＤ−ＲＷの場合、ＵＤＦ領域に続く管理情報の記録領域に続いて、拡張管理情報の記録領域が設定され、この拡張管理情報の記録領域への上書きにより拡張管理情報が記録される。
【０１１２】
またこのようにして拡張管理情報、管理情報、動画ファイル、拡張ファイルを記録して、ユーザーにより光ディスクの排出、電源の立ち下げが指示されると、これら管理情報、拡張管理情報を示すアドレスが光ディスク２の特定の領域に記録される。
【０１１３】
これにより光ディスク装置１では、このようにして記録したアドレスによりそれぞれ拡張管理情報、管理情報を再生し、これら拡張管理情報、管理情報に基づいて光ディスク２に記録された動画ファイル、静止画ファイルを再生することができるようになされている。
【０１１４】
すなわち光ディスク装置１では、このようにして拡張ファイル、動画ファイルが記録されてなる光ディスク２が装填されると、この特定領域に記録されたアドレスを基準にして、光ディスク２に記録された最新の管理情報、拡張管理情報を再生し、メモリに保持する。またユーザーにより光ディスク２に記録されたファイルの再生が指示されると、この管理情報、拡張管理情報の記録に従って対応するファイルを再生して出力する。
【０１１５】
すなわちユーザーにより動画ファイルの再生が指示されると、メモリに記録した管理情報よりユーザーにより指示された動画ファイルの記録位置を検出し、この検出結果より光学ヘッド１９をこの動画ファイルの記録位置までシークさせ、この動画ファイルを再生する。すなわちこの場合、上述したＶＭＧにより動画ファイルを再生する場合と同様にして、光ディスク２に記録された動画ファイルが再生されてデータ伸長された後、外部機器に出力され、またモニタ部１２で表示される。
【０１１６】
これに対してユーザーより静止画ファイルの再生が指示されると、メモリに記録した拡張管理情報より対応する静止画ファイルの記録位置が検出され、この検出結果より光学ヘッド１９をこの静止画ファイルの記録位置までシークさせ、この静止画ファイルを再生する。すなわちこの場合、多重化処理部１０より出力されるビデオデータがビデオ処理部８においてＪＰＥＧのフォーマットによりデータ伸長されて元の静止画によるビデオデータに変換され、このビデオデータが外部機器に出力され、またモニタ部１２に表示される。
【０１１７】
またユーザーにより動画ファイル、静止画ファイルの記録が指示されると、同様にして動画ファイル、静止画ファイルが光ディスク２に記録され、これらの記録に対応するようにメモリに保持した管理情報、拡張管理情報が更新され、動画モードの終了、静止画モードの終了により、このメモリに保持した管理情報、拡張管理情報により光ディスク２の記録が更新される。また光ディスク２の排出時、電源遮断時、このようにして更新した最新の管理情報、拡張管理情報を示すように、アドレスＡＤが更新される。
【０１１８】
これによりこの光ディスク装置１では、動画以外のファイルを光ディスクに記録することができ、またこのようにして記録した動画以外のファイルを再生することができる。
【０１１９】
これに対してユーザーよりファイナライズが指示されると、光ディスク装置１では、メモリに保持された最新の管理情報より、ＶＭＧのデータが生成される。また管理情報、拡張管理情報よりＵＤＦのデータが生成される。また光ディスク２に記録した複数ファイルにより１つのＶＴＳを形成するように、すなわちこれら複数の動画ファイルを管理するＶＴＳＩ、ＶＴＳＩ　ＢＵＰのデータが生成され、またこれに対応するＶＴＳＭ　ＶＯＢＳのデータが生成される。
【０１２０】
光ディスク装置１では、複数の動画ファイルによるＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳを形成して、このＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳの前側に、ＶＭＧ、ＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳが連続するように、またＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳにＶＴＳＩ　ＢＵＰが続くように、これらのデータが記録され、これによりＤＶＤビデオフォーマットによるＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ　Ｚｏｎｅが形成される。またこのＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ　Ｚｏｎｅの先頭側にＵＤＦが形成される。またこのようにして未記録領域が発生する場合には、この未記録領域がＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳとＶＴＳＴＴ　ＶＯＢＳとの間となるように、これらのデータが光ディスクの先頭領域側より順次記録される。
【０１２１】
すなわちＤＶＤビデオフォーマットにおいては、ＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ　Ｚｏｎｅの構成が規格により定められており、この実施の形態のように、ＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ　Ｚｏｎｅを形成し、またこのＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ　Ｚｏｎｅ以外の領域に管理情報、拡張管理情報を記録することにより、ＤＶＤビデオフォーマットと互換性を担保することができる。
【０１２２】
光ディスク装置１では、このようにしてＵＤＦ等が形成されると、リードイン、リードアウトが形成され、これによりＤＶＤプレイヤーにより再生可能に光ディスク２がファイナライズ処理され、これによりＤＶＤによる光ディスクとの間の互換性が担保される。
【０１２３】
光ディスク装置１では、このようにしてファイナライズ処理されてなる光ディスク２が装填された場合、ＶＭＧに代えて、ＵＤＦの記録に従って、ユーザーにより指示されたファイルを再生し、モニタ部１２で表示し、またビデオデータ及びオーディオデータを外部機器に出力する。これにより光ディスク装置１では、ファイナライズした後においても、このようにして記録した静止画ファイルを再生して確認することができるようになされている。
【０１２４】
またこのようにファイナライズされた光ディスクをコンピュータにより再生する場合には、ＵＤＦがコンピュータのファイル管理システムに対応するファイル管理フォーマットであり、コンピュータにおいては、ＵＤＦにより各ファイルを再生することにより、動画ファイルはもとより、静止画等の各種ファイルについても再生して利用することが可能となる。
【０１２５】
（１−３）第１の実施の形態の効果
以上の構成によれば、光ディスクの情報記録面に、ＵＤＦ領域と、ＤＶＤビデオ用領域と、拡張ファイル用領域とを設定し、拡張ファイル、拡張管理情報を拡張ファイル用領域に記録することにより、ＤＶＤビデオフォーマットと互換性を維持しつつ、動画ファイル以外の静止画ファイル等についても記録することができる。これにより光ディスク２の付加価値を高めることができる。
【０１２６】
また情報記録面を、内周側より、第１、第２、第３の領域に分割して管理し、第１の領域の先頭領域にＵＤＦ領域を設定し、残る第１の領域、第２の領域にＤＶＤビデオ用領域を割り当て、第３の領域に拡張ファイル用領域を割り当てることにより、一度に書き込むエリアは最大３つまでと定義されているＩＮＣ方式に適用して、ＤＶＤビデオフォーマットと互換性を維持しつつ、動画ファイル以外の静止画ファイル等についても記録することができる。
【０１２７】
またパディングにより情報記録面の内周側に領域を確保し、このパディングによる領域の先頭領域にＵＤＦ領域を設定し、ＵＤＦ領域に続くパディングによる先頭領域に、拡張ファイル用領域を割り当て、パディングによる残る領域と、続く領域とにＤＶＤビデオ用領域を割り当てることにより、ＲＯＷ方式に適用して、ＤＶＤビデオフォーマットと互換性を維持しつつ、動画ファイル以外の静止画ファイル等についても記録することができる。
【０１２８】
またこのような拡張ファイル用領域に記録されたタイトル管理情報の生成に必要な管理情報、拡張管理情報により、動画ファイル、拡張ファイルを再生することにより、ファイナライズ前の段階であっても、このようにして記録した静止画ファイル等の拡張ファイルを再生することができる。
【０１２９】
また拡張ファイル用領域に記録された管理情報、拡張管理情報に基づいて、動画ファイル、拡張ファイルを追記することにより、このような静止画ファイル等による拡張ファイルを記録した光ディスクに、静止画ファイル、動画ファイル等を追記することができる。
【０１３０】
また拡張ファイル用領域に記録された管理情報、拡張管理情報に基づいて、ＵＤＦ領域にコンピュータによるファイル管理システムを記録し、拡張ファイル用領域に記録された管理情報に基づいて、ＤＶＤビデオ用領域に、ＤＶＤビデオフォーマットのファイル管理システム、タイトル管理情報、バックアップ用情報を記録し、リードイン、リードアウトを形成することにより、コンピュータ、ＤＶＤプレイヤーで再生可能に光ディスクをファイナライズすることができる。
【０１３１】
（２）第２の実施の形態
図９は、図１との対比により本発明の第２の実施の形態に係る光ディスク装置の動作の説明に供する図表である。この第２の実施の形態に係る光ディスク装置では、ＤＶＤ−Ｒの光ディスクについて、図１について上述した手順に代えて、この図９に示す手順により動画ファイル、拡張ファイルを記録する。なおこの第２の実施の形態に係る光ディスク装置においては、このＤＶＤ−Ｒの光ディスクにおける処理が異なる点を除いて、第１の実施の形態の光ディスク装置と同一に構成されることにより、重複した説明は省略する。
【０１３２】
すなわちこの実施の形態においては、第１の実施の形態と同様に、光ディスクの情報記録面に、ＵＤＦ領域と、ＤＶＤビデオ用領域と、拡張ファイル用領域とを設定し、各領域に、第１の実施の形態と同様に、動画ファイル、静止画ファイル、管理情報、拡張管理情報を記録する。
【０１３３】
このような情報記録面の設定において、この実施の形態においては、情報記録面に、内周側より、順次、Ｒｚｏｎｅ１、Ｒｚｏｎｅ２、Ｉｎｖｉｓｉｂｌｅ
Ｒｚｏｎｅを予約することにより、情報記録面を内周側より第１、第２、第３の領域に分割して管理する。さらにこれらのうちＲｚｏｎｅ１をＵＤＦ領域に割り当てる。またＲｚｏｎｅ２に、先頭側より、ユーザーによる記録の指示に対応した順序で管理情報、拡張ファイル、拡張管理情報を記録し、またファイナライズによりＶＭＧ、ＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳを記録し、これらによりこの第２領域を、拡張ファイル用領域に割り当てる。またＩｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅに動画ファイルを記録し、これにより第２領域の末尾側と第３の領域とをＤＶＤビデオ用領域に割り当てる。
【０１３４】
すなわちバージンディスクが装填された場合、ＵＤＦの領域分、Ｒｚｏｎｅ１を予約し、また拡張ファイル、拡張管理情報、管理情報、ＶＭＧ、ＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳを記録する分、Ｒｚｏｎｅ２を予約し、残りをＩｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅに予約する（図９（Ａ））。
【０１３５】
動画ファイルを記録する場合には、Ｉｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅに順次追記し、またその都度、Ｉｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅを閉じてＩｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅを予約し直す（図９（Ｂ）及び（Ｃ））。またメモリに管理情報を記録して保持し、静止画モードへの動作モードの切り換えにより、このようにメモリに保持した管理情報をＲｚｏｎｅ２の未記録領域に記録する（図９（Ｄ））。
【０１３６】
また静止画ファイル等の拡張ファイルを記録する場合には、Ｒｚｏｎｅ２に順次記録し（図９（Ｅ））、またメモリに拡張管理情報を保持し、静止画モードの終了によりこの拡張管理情報をＲｚｏｎｅ２に記録する。またさらに動画ファイル、静止画ファイルの記録が指示されると、それぞれＩｎｖｉｓｉｂｌｅ　Ｒｚｏｎｅ、Ｒｚｏｎｅ２にこれらを記録し、またこれに対応するように管理情報、拡張管理情報を追記する（図９（Ｆ）及び（Ｇ））。
【０１３７】
また光ディスクを排出する場合には、このようにして記録した管理情報、拡張管理情報のうち、最新のものを指示するように、光ディスクに特定の領域に記録したアドレス情報を追記により更新する。
【０１３８】
またユーザーによるファイナライズの指示により、このようにして記録した最新の管理情報、拡張管理情報によりＵＤＦ、ＶＭＧ等のデータを生成して光ディスクに記録する。またこれら複数の動画ファイルにより１つのＶＴＳを形成するように、ＶＴＳＩ等を記録する。
【０１３９】
図９に示すように、情報記録面を、内周側より、第１、第２、第３の領域に分割して管理し、第１の領域にＵＤＦ領域を割り当て、第２の領域の先頭領域に拡張ファイル用領域を割り当て、第２の領域の末尾側領域と第３の領域をＤＶＤビデオ用領域に割り当てることにより、光ディスク２の内周側に拡張ファイルを記録して、第１の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【０１４０】
（３）第３の実施の形態
図１０は、図４との対比により本発明の第３の実施の形態に係る光ディスク装置の動作の説明に供する図表である。この第３の実施の形態に係る光ディスク装置では、ＤＶＤ−ＲＷの光ディスクについて、図４について上述した手順に代えて、この図１０に示す手順により動画ファイル、拡張ファイルを記録する。なおこの第３の実施の形態に係る光ディスク装置においては、このＤＶＤ−ＲＷの光ディスクにおける処理が異なる点を除いて、第１の実施の形態の光ディスク装置と同一に構成されることにより、重複した説明は省略する。
【０１４１】
すなわちこの実施の形態においては、第１の実施の形態と同様に、光ディスクの情報記録面に、ＵＤＦ領域と、ＤＶＤビデオ用領域と、拡張ファイル用領域とを設定し、各領域に、第１の実施の形態と同様に、動画ファイル、静止画ファイル、管理情報、拡張管理情報を記録する。
【０１４２】
このような情報記録面の設定において、この実施の形態においては、パディングにより情報記録面の内周側に領域を確保し、ＵＤＦ領域をこのパディングによる領域の先頭領域に割り当て、ＤＶＤビデオ用領域をこのパディングによる領域の残る領域に割り当て、拡張ファイル用領域を、このパディングの領域に続く領域に割り当てる。
【０１４３】
すなわちバージンディスクが装填された場合、ＵＤＦの領域、ＤＶＤビデオ用領域ＤＶＤ−Ｖｉｄｅｏ　Ｚｏｎｅの分、パディングにより領域を確保する（図１０（Ａ））。
【０１４４】
動画ファイルを記録する場合には、このようにして確保したパディングの先頭領域から、ＵＤＦ、ＶＭＧ、ＶＴＳＩ、ＶＴＳＭ　ＶＯＢＳの分だけ間を開けて、このパディングの領域に順次動画ファイルを記録し（図１０（Ｂ）及び（Ｃ））、この動画ファイルの記録に対応するようにメモリに管理情報を記録して保持する。また静止画モードへの動作モードの切り換えにより、このようにメモリに保持した管理情報をパディングに続く未記録領域に記録する（図１０（Ｄ））。
【０１４５】
また静止画ファイル等の拡張ファイルを記録する場合には、拡張管理情報の分だけパディングにより領域を確保した後、続く未記録領域に順次追記し（図１０（Ｅ））、またメモリに拡張管理情報を保持する。また静止画モードの終了によりパディングにより確保した領域にメモリに保持した拡張管理情報を記録する（図１０（Ｆ））。またさらに動画ファイル、静止画ファイルの記録が指示されると、それぞれ動画ファイル、拡張ファイルを追記し、またこれに対応するように管理情報、拡張管理情報を上書きにより更新する（図１０（Ｇ）及び（Ｈ））。
【０１４６】
また光ディスクを排出する場合には、このようにして記録した管理情報、拡張管理情報を指示するように、光ディスクに特定の領域にアドレス情報を記録する。
【０１４７】
またユーザーによるファイナライズの指示により、このようにして記録した管理情報、拡張管理情報によりＵＤＦ、ＶＭＧ等のデータを生成して光ディスクに記録する。またこれら複数の動画ファイルにより１つのＶＴＳを形成するように、ＶＴＳＩ等を記録する。
【０１４８】
図１０に示すように、パディングにより情報記録面の内周側に領域を確保し、ＵＤＦ領域をこのパディングによる領域の先頭領域に割り当て、ＤＶＤビデオ用領域をこのパディングによる領域の残る領域に割り当て、拡張ファイル用領域をパディングの領域に続く領域に割り当てることにより、光ディスク２の外周側に拡張ファイルを記録して、第１の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【０１４９】
（４）他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、単に光ディスクに動画ファイル、拡張ファイルを記録する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ディスクに記録した動画ファイル、拡張ファイルを削除、更新する場合にも広く適用することができる。なおＤＶＤ−Ｒ、ＤＶＤ−ＲＷにおいては、管理情報の変更により光ディスクに記録された対応するファイルを削除したものと取り扱うことができる。またＤＶＤ−Ｒにおいては、更新に係るファイルを追記し、それまで記録されているファイルに代えてこの追記したファイルを有効なものとするように管理情報を設定することにより、ＤＶＤ−ＲＷにおいては、同様の処理により、又は上書きにより更新することにより、これらファイルの更新処理を実行することができる。
【０１５０】
また上述の実施の形態においては、動画モード、静止画モードの切り換えにより、管理情報、拡張管理情報を光ディスクに記録する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、管理情報、拡張管理情報を光ディスクに記録するタイミングにおいては、例えば光ディスク２の排出時、光ディスク装置の電源立ち下げ時等、必要に応じて適宜設定することができる。
【０１５１】
また上述の実施の形態においては、ＤＶＤ−Ｒへの記録においては、それまで光ディスクに記録されているファイルについて、まとめて管理情報、拡張管理情報を形成し、追記する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、新たに記録したファイルにより管理情報、拡張管理情報を形成して追記するようにし、光ディスクに記録された複数の管理情報、拡張管理情報により光ディスクに記録された動画ファイル、拡張ファイルを管理するようにしてもよい。
【０１５２】
また上述の実施の形態においては、光ディスクに記録された複数の動画ファイルをまとめて１つのＶＴＳを作成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、複数のＶＴＳを設けるようにしてもよい。
【０１５３】
また上述の実施の形態においては、拡張ファイルとして静止画ファイルを記録する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばテキストファイル、図形ファイル等、種々のファイルを拡張ファイルとして記録する場合に広く適用することができる。
【０１５４】
また上述の実施の形態においては、光ディスク装置に事前にインストールされた処理プログラムにより一連の処理を実行する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、インターネット等のネットワークを介してダウンロードしたプログラムのインストールによりこの種の処理手順を実行する場合、さらには各種の記録媒体により提供されるプログラムのインストールによりこの種の処理手順を実行する場合等にも広く適用することができる。なおこのような記録媒体としては、磁気ディスク、光ディスク、磁気テープ等の記録媒体を適用することができる。
【０１５５】
また上述の実施の形態においては、撮像機構を有してなる光ディスク装置に本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、コンピュータのアプリケーションプログラムによりこの種の処理を実行する場合等にも広く適用することができる。
【０１５６】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、光ディスクの情報記録面に、ＵＤＦ領域と、ＤＶＤビデオ用領域と、拡張ファイル用領域とを設定し、拡張ファイル、拡張ファイルの再生に必要な情報を拡張ファイル用領域に記録することにより、ＤＶＤビデオフォーマットと互換性を維持しつつ、動画ファイル以外の静止画ファイル等についても記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態に係る光ディスク装置におけるＤＶＤ−Ｒの処理の説明に供する図表である。
【図２】本発明の第１の実施の形態に係る光ディスク装置を示すブロック図である。
【図３】図２の光ディスク装置における拡張ファイルの記録の説明に供する図表である。
【図４】図２の光ディスク装置におけるＤＶＤ−ＲＷの処理の説明に供する図表である。
【図５】拡張管理情報の説明に供する図表である。
【図６】図１の光ディスク装置における処理手順を示すフローチャートである。
【図７】図６の処理手順における記録処理手順を示すフローチャートである。
【図８】図６の処理手順における再生処理手順を示すフローチャートである。
【図９】本発明の第２の実施の形態に係る光ディスク装置におけるＤＶＤ−Ｒの処理の説明に供する図表である。
【図１０】本発明の第３の実施の形態に係る光ディスク装置におけるＤＶＤ−ＲＷの処理の説明に供する図表である。
【図１１】ＤＶＤビデオフォーマットの説明に供する図表である。
【図１２】ＩＮＣ方式による記録の説明に供する図表である。
【図１３】ＲＯＷ方式による記録の説明に供する図表である。
【符号の説明】
１……光ディスク装置、２……光ディスク、４……マイコン、６……圧縮／伸長処理部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical disk device, an optical disk recording method, an optical disk recording method program, and a recording medium on which the optical disk recording method program is recorded, and can be applied to, for example, a DVD (Digital Versatile Disk) device. According to the present invention, a UDF area, a DVD video area, and an extension file area are set on an information recording surface of an optical disc, and an extension file and extension management information necessary for reproducing the extension file are recorded in the extension file area. By doing so, it is possible to record still image files and the like other than moving image files while maintaining compatibility with the DVD video format.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in a DVD which is a large-capacity optical disk, writable optical disks are DVD-R (DVD-Recordable), write-once DVD-RW (DVD-Rewriteable), and DVD-RAM (DVD-RAM) which can be written only once. Random Access Memory). Among these optical discs, DVD-R and DVD-RW record video data in a format conforming to the DVD video format so that they can be reproduced by a read-only DVD player or computer.
[0003]
FIG. 11 is a table showing a logical format of the optical disk according to the DVD video format. In an optical disk according to this format, the information recording surface is divided into a lead-in (Lead in), a data zone (Data Zone), and a lead-out (Lead out) from the innermost side which is the head side (FIG. 11A), Desired video data and the like are recorded in the zone.
[0004]
Here, the data zone includes, from the lead-in side, a UDF-bridge area (file system area (hereinafter, appropriately referred to as UDF)) A1, a VMG (Video Manager) area (DVD management information area) A2, and a real-time data recording area. It is classified into A3. The UDF area and the VMG area are management information recording areas for managing files based on video data recorded on the optical disc. Among these UDF area and VMG area, the VMG area is an area corresponding to the DVD player, and records information of TOC which is management information for managing the entire video data recorded in the real-time data recording area A3. . On the other hand, the UDF area A1 is an area corresponding to a file management system by a computer, and management information for managing the entire video data recorded in the real-time data recording area A3 in a format for compatibility with the file system in the computer. Be recorded. Specifically, the UDF area is an area of a file management system based on ISO (International Organization for Standardization) 9660 and UDF (Universal Disk Format) Ver1.02.
[0005]
The real-time data recording area A3 is a program area for recording actual data, in which video data is recorded in units of VTS (Video Title Set) (hereinafter, appropriately referred to as titles) (FIG. 11B). . Here, the VTS is VTSI (Video Title Set Information), VTSM VOBS (Video Object Set for the VTSM), VTSTT VOBS (Video Object TSVIPTTSVIPTTSVIPTTSVIPTTSVIPTITVTSIPTVTSIPVTSIPTVTSIPVTS). (FIG. 11C). In the VTSTT VOBS, video data in the MPEG (Moving Picture Experts Group) 2 format, which is real data, is recorded. VTSI is title management information required for title playback, and management for managing video data based on real data. Recording position information or the like, which is application information, is recorded. VTSM
A title menu of video data is recorded in VOBS. VTSM
VOBS is optional. VTSI BUP is a backup of VTSI.
[0006]
Thus, in this kind of optical disk, when accessing by a computer, a desired file can be searched and reproduced by UDF, and when accessing by a DVD player, a desired file can be searched by VMG. It has been made so that it can be played. Accordingly, the UDF composes information for managing video data recorded on the optical disc in accordance with the file management system of the computer, while the VMG manages video data recorded on the optical disc in correspondence with the DVD player. Information is configured.
[0007]
As a method for writing video data to such an optical disk, an Incremental Recording method (hereinafter, referred to as INC method) and a Restricted Over Write method (hereinafter, referred to as ROW method) are used. Here, the INC method is a method for sequentially recording video data, and the ROW method is a method applied to an overwritable optical disk. However, even in the ROW method, when data is recorded in an unrecorded area, video data is sequentially recorded. In the INC system and the ROW system, an area by padding or the like described later is managed by an RMA (Recording Management Area) provided on the inner peripheral side of the lead-in.
[0008]
FIG. 12 is a chart showing a recording procedure by the INC method. In the INC system, up to three areas to be written at a time are defined at a maximum, and these areas are respectively called Rzones, and each Rzone is managed by RMA.
[0009]
When recording a moving image, the Rzone is reserved first in the INC method (FIG. 12A). Here, the reservation of Rzone defines a UDF area which is a recording area of management information, an area of Rzone1 which forms a VMG area, and subsequently, a VTSI of the first VTS, an unrecorded area which forms a real-time data recording area, This is executed by defining an Rzone2 area forming the VTSM VOBS and defining the remaining unrecorded area as an Invisible Rzone area. In the INC method, a recording area for management information is secured by reserving Rzone1 and Rzone2, and an area for forming VTSI and VTSM VOBS of the first VTS is secured.
[0010]
In the INC system, VTSTT VOBS based on actual data is formed by sequentially recording video data from the head of the invisible Rzone. Further, when the recording of the actual data for one title is completed according to the user's instruction, the VTSI BUP is recorded following the recording of the actual data (FIG. 12B), and the operation returns to the head side to store VTSI and VTSM in Rzone2. VOBS is formed (FIG. 12C), and Rzone2 is closed. Thereby, in the INC system, one VTS is recorded on the optical disc.
[0011]
When the next title is continuously recorded, in the INC method, Rzone3 is reserved in the remaining unrecorded area to secure the areas of VTSI and VTSM VOBS, and the invisible Rzone is defined (FIG. 12D). Subsequently, after a VTSTT VOBS is formed by recording actual data, a VTSI BUP is formed (FIG. 12E), and VTSI and VTSM VOBS are formed in the previously secured area (FIG. 12F). As a result, the following VTS is recorded on the optical disk (FIG. 12 (G)). In the INC system, when recording a title continuously, similarly, an unrecorded area is defined and VTSs are sequentially recorded.
[0012]
On the other hand, in the case of an optical disc having a real-time data recording area formed by sequentially recording VTSs in this manner, in the INC system, a UDF area and a VMG area are formed by a finalizing process, and further, a lead-in and a lead-out are performed. (FIG. 12 (H)), thereby achieving compatibility with a read-only optical disk. The UDF area and the VMG area are formed by generating UDF and VMG data from the VTSI and VTSM VOBS data of each title, recording this data in Rzone1, and closing Rzone1.
[0013]
On the other hand, FIG. 13 is a chart showing a recording procedure by the ROW method. In the ROW method, recording areas for lead-in, UDF, VMG, VTSI of the first title, and VTSM VOBS are secured in advance by padding (FIG. 13A). Here, padding is processing for recording dummy data such as NULL to secure an area.
[0014]
When these areas are secured in this way, in the ROW method, VTSTT VOBS based on actual data is formed by sequentially recording video data (FIG. 13B), and recording of actual data for one title is performed. Upon completion, VTSI BUP is recorded, and padding processing is executed to secure a recording area for VTSI and VTSM VOBS of the subsequent title (FIG. 13B). Then, returning to the head side, VTSI and VTSMVOBS corresponding to the recording of the actual data are formed (FIG. 13C). Thereby, in the ROW system, one VTS is recorded on the optical disc.
[0015]
When the next title is recorded continuously, in the ROW method, the VTSTT is recorded by recording actual data following the padding area formed by the immediately preceding VTS.
Form VOBS, VTSI BUP, VTSI, VTSM of the following title
Padding processing is executed to secure a VOBS recording area (FIG. 13D). Subsequently, VTSI and VTSM VOBS are formed (FIG. 13 (E)), and the subsequent VTS is recorded on the optical disk (FIG. 13 (F)). In the ROW method, when titles are to be recorded successively, processing such as padding is executed in the same manner, and VTSs are sequentially recorded.
[0016]
On the other hand, in the ROW system, the UDF area and the VMG area are formed by the same finalization processing as in the INC system with respect to the optical disk having the real-time data recording area formed by sequentially recording the VTS in this manner. Lead-in and lead-out are formed (FIG. 13 (H)), whereby compatibility with a read-only optical disk is achieved.
[0017]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in such an optical disc, it is conceivable that the present invention is applied to a portable video recorder instead of a magnetic tape. In this case, some conventional portable video recorders can record not only moving images but also still images, so that even this kind of optical disc can record still images and the like other than moving images. Is desired.
[0018]
By the way, in the above-mentioned format, recording of this kind of file is not considered at all, and as a result, in the case of a still image or the like, it can be stored in a memory and separately recorded on another recording medium. Will be needed.
[0019]
The present invention has been made in consideration of the above points, and has an optical disc device, a recording method of an optical disc, and an optical disc that can record still picture files other than moving picture files while maintaining compatibility with the DVD video format. And a recording medium on which the recording method of an optical disc is recorded.
[0020]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve this problem, according to the first aspect of the present invention, a desired file is recorded on an optical disk by controlling the operation of a recording system by a control means, and information necessary for reproducing the file is generated and recorded on the optical disk. When applied to an optical disc device, the control means includes a UDF area for recording a file management system by a computer, a file management system of a DVD video format, a plurality of moving image files managed by the file management system, and a plurality of moving image files. A DVD-video area for recording at least title management information indicating a recording position, backup information for title management information, and an extension file area for recording an extension file other than a movie file are set on the information recording surface of the optical disc. To manage the information recording surface and move it to the DVD video area. The files are sequentially recorded, and management information necessary for generating title management information is recorded in the extension file area, and the extension file and extension management information indicating at least the recording position of the extension file are recorded in the extension file area. .
[0021]
According to the ninth aspect of the present invention, a UDF area for recording a file management system by a computer, a file management system of a DVD video format, and a plurality of moving image files managed by the file management system are applied to an optical disk recording method. A DVD-Video area for recording title management information indicating at least recording positions of a plurality of video files, backup information for the title management information, and an extension file area for recording extension files other than video files. An area setting step for setting an information recording surface on the information recording surface; a moving image file recording step for sequentially recording moving image files in a DVD video area and recording management information necessary for generating management information in an extended file area; Extension file, at least one of the extension files Recording the extended management information indicating a recording position on the extended file area to have a extended file recording step.
[0022]
According to the seventeenth aspect of the present invention, a UDF area for recording a file management system by a computer, a DVD video format file management system, and a plurality of files managed by the file management system are applied to a program of an optical disk recording method. A DVD-video area for recording a movie file, title management information indicating at least recording positions of a plurality of movie files, and backup information for the title management information; and an extension file area for recording an extension file other than the movie file. Setting an area on the information recording surface of the optical disc, and recording a moving image file in the DVD video area sequentially and recording management information necessary for generating title management information in the extended file area Steps and extension file, the extension To have a extended file recording step of recording the extended management information indicating at least a recording position of the file in the expanded file area.
[0023]
Further, in the invention of claim 19, when applied to a recording medium recording a program of an optical disc recording method, the program of the optical disc recording method includes a UDF area for recording a file management system by a computer, and a DVD video format. A file management system, a plurality of video files managed by the file management system, a title management information indicating at least recording positions of the plurality of video files, and a DVD video area for recording title management information backup information; An area setting step of setting an extended file area for recording an extended file other than a movie file on the information recording surface of the optical disc; and sequentially recording the movie file in the DVD video area and title management in the extended file area. Management information required to generate information A moving image file recording step of recording, extension file, to have a extended file recording step of recording the extended management information in the extended file area showing at least a recording position of the extended file.
[0024]
According to the configuration of the first aspect, the UDF area, the DVD video area, and the extension file area are set on the information recording surface of the optical disc to manage the information recording surface, and the moving image file is stored in the DVD video area. While sequentially recording, management information necessary for generating title management information is temporarily recorded in the extended file area, and the extended file and extended management information indicating at least the recording position of the extended file are recorded in the extended file area. For example, a DVD video format file management system, title management information for collectively managing a plurality of video files, a plurality of video files, and backup information of the previous title management information can be sequentially recorded in the DVD video area. It is possible to collectively record the management information of the extension file and the management information of the DVD video area in the UDF area. Can, while those by maintaining the DVD video format is compatible, it is possible to record the extension files such as still picture files.
[0025]
According to the configuration of claims 9, 17 and 19, a recording method of an optical disc capable of recording an extension file such as a still picture file while maintaining compatibility with the DVD video format, It is possible to provide a recording medium in which a recording method program and an optical disk recording method program are recorded.
[0026]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings as appropriate.
[0027]
(1) First embodiment
(1-1) Configuration of First Embodiment
FIG. 2 is a block diagram showing the optical disc device according to the first embodiment of the present invention. The optical disk device 1 is a portable video recorder, and can record an imaging result on an optical disk 2 which is a DVD.
[0028]
That is, in the optical disc device 1, the video input unit 3 performs an analog-to-digital conversion process on a video signal that is an imaging result obtained by an imaging unit (not shown) and a video signal that is input from an external device, and outputs video data. Here, the built-in image pickup means is configured to output a moving image pickup result and a still image pickup result under the control of the microcomputer 4, whereby the video input section 3 controls the image pickup means by the microcomputer 4. In response to this, video data of moving images and still images are selectively output.
[0029]
The audio input unit 5 performs an analog-to-digital conversion process on an audio signal obtained by a microphone and an audio signal from an external input, and outputs audio data.
[0030]
The compression / decompression processing unit 6 switches the operation under the control of the microcomputer 4, and processes data to be used for recording and reproduction. That is, the compression / decompression processing unit 6 uses the random access memory (RAM) 9 to record these video data and audio data when recording video data and audio data input from the video input unit 3 and the audio input unit 5. The data is compressed and multiplexed, and output to the header information processing unit 7. Conversely, at the time of reproduction, the data obtained from the header information processing section 7 is separated into video data and audio data by using the random access memory 9 in the same manner, and then the data is decompressed and output.
[0031]
That is, in the compression / expansion processing section 6, the video processing section 8 compresses and outputs the video data output from the video input section 3 during recording under the control of the microcomputer 4. At this time, if the video data is video data based on a moving image, the data is compressed according to the MPEG2 format, whereas if the video data is video data based on a still image, the data is compressed according to the JPEG (Joint Photographic Coding Experts Group) format. . During reproduction, the video processing section 8 decompresses the video data output from the multiplex processing section 10 in accordance with the data compression format of the video data and outputs the data.
[0032]
During recording, the audio processing unit 11 compresses and outputs audio data output from the audio input unit 5 in a format such as MPEG, Dolby Audio, or linear PCM. Conversely, at the time of reproduction, the audio data obtained from the multiplex processing unit 10 is decompressed and output.
[0033]
The multiplex processing unit 10 multiplexes the video data output from the video processing unit 8 and the audio data output from the audio processing unit 11 at the time of recording, and outputs the multiplexed data to the header information processing unit 7. Conversely, at the time of reproduction, video data and audio data are separated from the time-division multiplexed data output from the header information processing unit 7 and output to the video processing unit 8 and the audio processing unit 11, respectively.
[0034]
The monitor unit 12 has a display mechanism for monitoring video data input from the video input unit 3, audio data input from the audio input unit 5, or video data output from the compression / decompression processing unit 6, audio data, and audio. The optical disk device 1 is configured to monitor an imaging result and monitor a reproduction result.
[0035]
The video / audio encoder 13 compresses video data and audio data input from the audio input unit 5 or video data and audio data output from the compression / decompression processing unit 6 in a predetermined format and outputs the data to an external device. . Thus, in the optical disk device 1, the imaging result and the reproduction result can be monitored by an external device.
[0036]
Upon recording, the header information processing unit 7 receives the time-division multiplexed data output from the compression / decompression processing unit 6 and, under the control of the microcomputer 4, stores header information unique to the DVD, header information of an extension file described later, and the like. Add and output. In addition, based on information from the microcomputer 4, data such as UDF, VMG, and VTSI is generated and output to the DVD signal processing unit 14. At the time of reproduction or the like, the header information added at the time of recording is separated from the output data of the DVD signal processing unit 14 and output to the compression / decompression processing unit 6. The separated header information is notified to the microcomputer 4. Here, the extension file is a file which is not defined in the DVD video format which is a standardized format of the optical disc 2, and in this embodiment, a file of a still image is applied to the extension file. Has been done.
[0037]
At the time of recording, the DVD signal processing unit 14 generates an error correction code from the output data of the header information processing unit 7 using the random access memory 15 and adds the error correction code to the output data. Further, it executes processing such as scrambling processing and 8/16 modulation, and outputs a data string based on the processing result to the analog front end unit 16 as a serial data string.
[0038]
On the other hand, at the time of reproduction, the DVD signal processing section 14 performs decoding processing, descrambling processing, and error correction processing on the output data of the analog front end section 16 in a manner opposite to that during recording, and outputs the processing result to the header information processing section 7. Output to The DVD signal processing unit 14 performs digital-to-analog conversion processing on various types of drive information for spindle control, tracking control, focus control, and thread control output from the microcomputer 4 to generate drive signals for these. The signal is output to the motor amplifier 18.
[0039]
The analog front end unit 16 generates and outputs a light quantity control signal for the laser beam emitted from the optical head 19 to the optical disc 2. The analog front end unit 16 holds the light amount of the laser beam irradiated from the optical head 19 to the optical disk 2 at a constant light amount for reproduction by the light amount control signal during reproduction, while the DVD signal processing unit 14 The signal level of the light amount control signal is changed in accordance with the output data of the DVD signal processor, whereby the light amount of the laser beam is intermittently changed from the light amount at the time of reproduction to the light amount of the recording according to the output data from the DVD signal processing unit. increase.
[0040]
The analog front end unit 16 amplifies the result of receiving the return light obtained from the optical head 19 and performs an arithmetic process to generate a reproduced signal whose signal level changes in accordance with the pit row formed on the optical disc 2. Then, by performing the signal processing of the reproduced signal, the reproduced data as the binary identification result of the reproduced signal is output to the DVD signal processing unit 14. Further, by this light receiving result calculation processing, a tracking error signal, a focus error signal or the like whose signal level changes according to the tracking error amount and the focus error amount are generated, and these signals are output to the microcomputer 4 by digital signals.
[0041]
The motor amplifiers 18 drive the corresponding mechanisms according to various drive signals output from the DVD signal processor 14. That is, the motor amplifier section 18 rotationally drives the spindle motor 20 and the sled motor 21 according to the drive signal for spindle control and the drive signal for sled control among these drive signals. Further, an actuator mounted on the optical head 19 is driven by a drive signal for tracking control and a drive signal for focus control.
[0042]
The spindle motor 20 chucks the optical disc 2 and drives it to rotate at a predetermined rotation speed. The thread motor 21 moves the optical head 19 in the radial direction of the optical disc 2.
[0043]
The optical head 19 emits a laser beam from a built-in semiconductor laser according to a light amount control signal output from the analog front end unit 16, and focuses this laser beam on an information recording surface of the optical disc 2 via an objective lens. The return light obtained from the optical disk 2 by the irradiation of the laser beam is guided to a predetermined light receiving element via the objective lens, and the light receiving result of the light receiving element is output to the analog front end unit 16. In the optical head 19, the objective lens is made movable by an actuator driven by a drive signal for tracking control and a drive signal for focus control, thereby performing tracking control and focus control. In addition, the light amount of the laser beam is intermittently started by the light amount control signal, whereby the information recording surface of the optical disk 2 is locally heated to record desired data.
[0044]
The microcomputer 4 is a computer that controls the entire operation of the optical disc device 1. The microcomputer 4 further executes a processing program installed in advance in the optical disc device 1, and is further operated by a user obtained through an operation unit (not shown). Controls the operation of each unit according to various signals detected by the analog front end unit 16.
[0045]
That is, the microcomputer 4 generates drive information for tracking control and focus control based on the tracking error signal and the focus error signal detected by the analog front end unit 16, converts the drive information into analog signals by the DVD signal processing unit 14, and The signal is output to the amplifier section 18, and the tracking control and the focus control are executed. Further, the laser beam irradiation position is detected based on the header information and the like detected by the header information processing unit 7, drive information for thread control is generated from the detection result, and the drive information is output to the DVD signal processing unit 14. Execute the process. Similarly, the spindle control process is executed.
[0046]
On the premise of the processing relating to the optical disk 2, the microcomputer 4 accesses the inner peripheral area of the optical disk 2 when the optical disk 2 is loaded or when the power is turned on with the optical disk 2 loaded. If the optical disk 2 is a read-only optical disk or a finalized optical disk 2, the VMG is reproduced to obtain data necessary for reproducing a file recorded on the optical disk 2. . In addition, the overall operation is controlled so that a file desired by the user is reproduced according to the acquired data.
[0047]
On the other hand, when the optical disc 2 is a DVD-R or DVD-RW that has not been finalized yet, the entire operation is controlled in response to a user operation to record moving image and still image data. A file and a still image file are recorded on the optical disc 2. Also, it reproduces a moving image file and a still image file recorded on the optical disc 2, displays the reproduction result on the monitor unit 12, and outputs the result to an external device. Further, with respect to the optical disk 2 which has been subjected to the finalizing process, the file recorded on the optical disk 2 is reproduced according to the UDF recording instead of the VMG recording.
[0048]
FIG. 3 is a chart showing a logical format of the optical disc 2 when a moving image file and an extension file are recorded on a DVD-R and a DVD-RW, respectively, in comparison with FIG. When the optical disk 2 is a DVD-R, the microcomputer 4 records moving image and still image files by the INC method. On the other hand, when the optical disk 2 is a DVD-RW, moving image and still image files are recorded by the ROW method.
[0049]
In the recording by the INC method, the microcomputer 4 secures an area for an extended file (ETC File) in the outer peripheral area of the optical disc 2 as shown in FIG. The management information of the extended management information moving image file, which is the management information of the video file, is recorded. Depending on the VMG, this area is not managed, that is, the recording of these extended files is not included in the VTS, and the management can be performed only by the UDF. . In this way, the moving image file is sequentially recorded in the inner peripheral area where the area for the extension file is secured on the outer peripheral side. The microcomputer 4 sets recording such as VTSI so that one VTS is constituted by a plurality of moving image files recorded in this way, that is, one VTS is constituted by a plurality of titles. A moving image file and a still image file are recorded according to the definition at the time of recording in the INC system, that is, a maximum of three areas to be written at a time.
[0050]
On the other hand, as shown in FIG. 3B, in recording by the ROW method, a sufficiently large area is secured by padding, and management information and extended management information of a moving image file are recorded after UDF, and further extended. Record a file. Subsequently, the VMG is recorded, and the VTS is recorded so as to be reproducible by the VMG. Also in this case, recording such as VTSI is set so that one VTS is composed of a plurality of titles.
[0051]
Thus, in the microcomputer 4, a UDF area for recording a file management system by a computer, a file management system (VMG) of a DVD video format, a plurality of moving image files managed by the file management system (VMG), a plurality of moving images A DVD-Video area DVD-VideoZone for recording a VTS based on title management information (VTSI) indicating at least the recording position of the file, backup information (VTSIBUP) of the title management information (VTSI), and an extension file ETC File other than a moving image file Is set on the information recording surface of the optical disc to manage the information recording surface.
[0052]
That is, FIG. 1 is a chart showing a recording procedure by the INC method. When the optical disk 2 is a DVD-R virgin disk, the microcomputer 4 reserves Rzone first (FIG. 1A).
[0053]
Here, in the reservation of the Rzone, in the case of the conventional INC system, the UDF area and the VMG area are secured by Rzone1, and the VTSI area and the VTSM VOBS area of the first VTS are secured by Rzone2 (see FIG. 1A). In this embodiment, the UDF area, the VMG area, the VTSI area of the first VTS, and the VTSM VOBS area are secured by Rzone1. Accordingly, an area larger than that of the related art is secured by Rzone1.
[0054]
Further, in the conventional method, an area after the VTSTT VOBS area of the first VTS is secured by the invisible Rzone, whereas in this embodiment, a recording area of a moving image file after the VTSTT VOBS area of the first VTS is secured by the Rzone2. Then, the management information recording area and the area for the extension file are secured by the invisible Rzone. In this way, the start position of the invisible Rzone is set according to the data amount of the extension file expected to be recorded on the optical disc 2 by, for example, a setting by a user or by a setting registered in advance in the optical disc apparatus 1 or the like. It has been made.
[0055]
Thus, in this embodiment, the information recording surface of the optical disc 2 is divided into first, second, and third areas from the inner peripheral side and managed, and a UDF area is provided at the head of the first area. The DVD video area is allocated to the first area and the second area that are allocated, and the extended file area is allocated to the third area.
[0056]
When recording a moving image file while securing the Rzone in this way, as shown in FIGS. 1B and 1C, the moving image file is sequentially recorded in Rzone2, and the recording of the moving image file is performed. As described above, the management information based on the information such as the recording start position, the file size, the file name, and the recording date and time of each moving image file is recorded in the built-in memory, and the management information is further updated.
[0057]
In addition, when the user instructs to switch the operation mode from the moving image mode in which only the moving image is recorded to the still image mode in which only the still image is recorded, the moving image file is stored in the memory from the beginning of the Invisible Rzone. The management information is recorded (FIG. 1 (D)), and the management information recorded on the optical disk 2 enables the moving image file recorded on the optical disk 2 to be reproduced. In order to correspond to this recording, the invisible Rzone is closed once, and the remaining outer peripheral area is defined again as the invisible Rzone.
[0058]
When an extended file is recorded by switching the operation mode, a plurality of extended files obtained by a series of user operations are sequentially recorded from the top of the Invisible Rzone as shown in FIG. In order to correspond to this recording, management information (extended management information) such as a recording start position, a file size, a file name, and a recording date and time of each extended file is recorded and held in a memory. Are sequentially updated.
[0059]
Further, when the extension file is recorded in this way and the user instructs to switch the operation mode to the original moving image mode, the extension management information stored in the memory is recorded following the extension file. The recorded extension file can be reproduced based on the extension management information. Subsequently, the Invisible Rzone is closed once, and the remaining outer peripheral area is re-invisible.
Defined in Rzone.
[0060]
Accordingly, when the user further instructs recording of the moving image file, the moving image file is recorded in Rzone2, and the management information held in the memory is updated so as to correspond to the recording of the moving image file (FIG. 1F). ). When the switching of the still image mode is instructed, the management information thus stored in the memory is added to the invisible Rzone. Thus, in the microcomputer 4, when the management information is once recorded on the optical disc 2 and then the moving image file is additionally recorded on the optical disc 2, the management information is newly recorded on the optical disc 2 and the newly added management information is used. The added video file is played. In addition, regarding the newly recorded management information, not only the additionally recorded moving image file but also the recording position information and the like are recorded so that the moving image file managed by the previous management information can be reproduced. As a result, the optical disk 2 can reproduce all the moving image files recorded on the optical disk 2 only by reproducing the latest management information.
[0061]
When the management information is additionally written in this manner, the microcomputer 4 newly defines the invisible Rzone. In addition, the extended file is sequentially recorded in the InvisibleRzone in the still image mode, and the extended management information stored in the memory is sequentially updated corresponding to the extended file. Additional information is added (FIG. 1 (G)). Also in this case, the microcomputer 4 creates and additionally writes this extended management information so that the extended file assigned to the extended management information up to that time can be reproduced by the newly added extended management information. Thus, in the optical disk 2, all extended files recorded on the optical disk 2 can be reproduced only by reproducing the latest extended management information.
[0062]
On the other hand, when the moving image file and the still image file are recorded in this way and the ejection of the optical disk 2 is instructed, or the power-off is instructed, the microcomputer 4 sends the latest management information, the extended management An address indicating the information recording position is recorded at a predetermined position on the optical disc 2. As a result, the optical disc 2 reproduces the management information and the extended management information based on the addresses recorded in this manner even before the finalization, and creates a moving image file based on the reproduced management information and the extended management information. , And still image files can be reproduced.
[0063]
On the other hand, when a finalization instruction is obtained by the user, the microcomputer 4 records VTSI, VTSM VOBS, and VTSI BUP based on the management information held in the memory, as shown in FIG. Forms one VTS with a plurality of moving image files. Also, based on the management information and the extended management information, UDF data is formed and recorded on the optical disk 2, thereby forming a UDF. Further, based on the management information, VMG data is formed and recorded on the optical disc 2, thereby forming a VMG. Also, lead-in and lead-out are formed, and the finalizing process is completed by these.
[0064]
FIG. 4 is a chart showing a recording procedure according to the ROW method. When the optical disk 2 is a DVD-RW virgin disk, the microcomputer 4 first secures an area by padding (FIG. 4A). Here, in the conventional ROW method, the UDF area, the VMG area, the VTSI area of the first VTS, and the VTSM VOBS area are secured by this padding. In this embodiment, in addition to these areas, management information, A recording area for extended management information and extended files is secured by this padding. Therefore, an area larger than that of the related art is secured by padding. In this manner, the padding end position can be set in accordance with the data amount of the extension file that is predicted to be recorded on the optical disk 2 in the same manner as the start position of the Invisible Rzone in the INC system, for example, by setting by the user, or in the optical disk device 1. It is set by prior setting or the like.
[0065]
Thereby, the microcomputer 4 secures an area on the inner peripheral side of the information recording surface by padding, allocates a UDF area to a head area of the area by padding, and controls a head by padding following the UDF area for the DVD-RW optical disk. An extended file area is allocated to the side area, and a DVD video area is allocated to a remaining area due to the padding and a subsequent area.
[0066]
That is, when a moving image file is recorded by securing an area on the inner peripheral side in this way, as shown in FIGS. 4B and 4C, a moving image file is recorded following the padded area, and In correspondence with the recording of the moving image file, management information is recorded in a built-in memory based on information such as a recording start position, a file size, a file name, and a recording date and time of each moving image file, and the management information is further updated.
[0067]
In addition, when the moving image file is recorded in this manner and the user instructs to switch the operation mode from the moving image mode to the still image mode, an empty area corresponding to the UDF area is left in the head area secured by padding. The management information is recorded (FIG. 4D). This enables the optical disc 2 to reproduce the moving image file recorded on the optical disc 2 by this management information.
[0068]
When an extended file is recorded by switching the operation mode, as shown in FIG. 4 (E), an area secured by padding is provided with a predetermined vacant area after the recording area of the management information. , An extended file obtained by a series of user operations is sequentially recorded. The free space secured in this way is set to have a sufficient capacity by updating the management information by recording the moving image file and further recording and updating the extended management information. Further, the extended management information is recorded and held in the memory so as to correspond to this record, and the extended management information is successively updated.
[0069]
Further, when the extension file is recorded in this way and the user instructs to switch the operation mode to the original moving image mode, as shown in FIG. 4F, the extension file is extended to a free area following the management information recording area. The management information is recorded so that the extension file recorded on the optical disk 2 can be reproduced based on the extension management information.
[0070]
As a result, when the recording of the moving image file is further instructed by the user, as shown in FIG. 4 (G), the moving image file specified by the user is recorded in addition to the previously recorded moving image file. The management information stored in the memory is updated so as to correspond to the record of the above. When the switching of the still image mode is instructed, as shown in FIG. 4H, the management information recorded on the optical disk 2 is overwritten by the management information stored in the memory and updated. Thus, the microcomputer 4 can reproduce the additionally recorded moving image file based on the management information.
[0071]
In addition, when the management information is updated in this way and the user instructs recording of a still image file, the still image file is recorded by adding an extension file, and the extended management information held in the memory is updated. Further, in response to a user's instruction to end the still image mode, the extended management information recorded on the optical disk 2 is overwritten by the extended management information stored in the memory and updated.
[0072]
On the other hand, when the moving image file and the still image file are recorded in this way and the ejection of the optical disk 2 is instructed, or the power-off is instructed, the microcomputer 4 performs the same operation as in the case of the INS system. An address indicating the recording position of the latest management information and the extended management information is recorded at a predetermined position on the optical disc 2. As a result, the optical disc 2 reproduces the management information and the extended management information based on the addresses recorded in this manner even before the finalization, and creates a moving image file based on the reproduced management information and the extended management information. , And still image files can be reproduced.
[0073]
On the other hand, when a finalization instruction is obtained by the user, the microcomputer 4 forms the UDF data based on the management information and the extended management information held in the memory as shown in FIG. Is recorded in the area secured by the above, thereby forming the UDF. Also, based on the management information, VMG, VTSI, VTSM VOBS, and VTSI BUP data are formed, and these data are sequentially added from the end of the extension file to form a VMG, and VTSI, VTSM VOBS, and VTSI BUP are recorded. To form one VTS with a plurality of moving image files. Also, lead-in and lead-out are formed, and the finalizing process is completed by these.
[0074]
FIG. 5 is a table showing the relationship between the extension file EX-Files recorded on the optical disc 2 by DVD-R and the extension management information ED. For example, when a UDF is formed on the optical disk 2 by finalization, an address AD of the management information and the extended management information is recorded in a location that becomes an area following the UDF. The microcomputer 4 updates the record of the address AD by appending when the optical disc 2 is ejected, when the power is cut off, or the like, so as to correspond to the update of the management information and the extended management information described above.
[0075]
The extended management information ED includes, for each of the extended files EX-Files # 1 to # 8, individual information EXFI describing an address indicating a recording start position, an address indicating a recording end position, a file size, a file name, an extension, and the like. # 1 to # 8 are grouped for each type of extended file and recorded in the recording order of the extended file. Subsequently, the category management information TEMP EXI, the category information EX-INFO, the management information T. V are sequentially recorded. Among these, the category information EX-INFO is formed by information such as an address indicating the head recording position of the individual information EXFI # 1 to # 8 grouped for each type of extended file, the type of the corresponding extended file, and the like. An extension file is created for each category. In this embodiment, since the extended file is a still image file only, as shown in FIGS. 5A and 5B, only one type of category information EX-INFO is recorded.
[0076]
The category management information TEMP EXI is composed of information such as an address indicating a head recording position of each category information EX INFO and a directory name. Management information T. V is composed of an address or the like indicating the head recording position of the category management information TEMP EXI, and in this embodiment, the category management information TEMP
The address AD of the head recording position of the EXI is recorded at a location that becomes an area following the UDF.
[0077]
In the optical disc 2, when the extension file extension management information ED1 is recorded first, the recording position of the extension management information ED1 is specified by the address AD recorded on the optical disc 2, as shown in FIG. A desired file can be reproduced by the individual information EXFI # 1 to # 4 of the extended management information ED1.
[0078]
After that, as shown in FIG. 5B, when the extension file is added, the extension management information ED2 is recorded collectively for the newly recorded extension file and the extension file recorded so far. The extended management information ED2 is reproduced by the address AD to reproduce a desired file.
[0079]
On the other hand, when the optical disk 2 is a DVD-RW, the management information and the extended management information are updated by overwriting, and the extended management information ED1 shown in FIG. 5A is stored in the extended files EX-Files # 1 to # 4. Are recorded while securing a sufficient area on the inner circumference side of the extension files EX-Files # 5 to # 8, and are recorded following the extension files EX-Files # 1 to # 4. The extended management information ED1 recorded on the inner peripheral side of the extended files EX-Files # 1 to # 4 is rewritten to the extended management information ED2.
[0080]
FIG. 6 is a flowchart showing a processing procedure of the microcomputer 4 when a DVD-R or DVD-RW which is an optical disk according to such an INC system or a ROW system is loaded. When the power is turned on, the microcomputer 4 proceeds from step SP1 to step SP2, and determines the presence or absence of the optical disk 2 based on the detection result of the optical disk 2 detection mechanism (not shown). Here, if a negative result is obtained, the microcomputer 4 repeats step SP2. When the microcomputer 4 does not detect the optical disk 2 and repeats step SP2, it displays a message such as "No DISC" on a predetermined display means and waits for loading of the optical disk 2.
[0081]
If an affirmative result is obtained in step SP2, the microcomputer 4 proceeds to step SP3, and determines whether or not ejection of the optical disk 2 has been instructed. If an affirmative result is obtained, the microcomputer 4 determines that the optical disk 2 has been ejected. And returns to step SP2.
[0082]
On the other hand, if a positive result is obtained in step SP3, the microcomputer 4 proceeds to step SP4. Here, the microcomputer 4 determines the type of the optical disk 2 and determines whether initialization processing is necessary. Specifically, the microcomputer 4 drives the thread motor 21 to move the optical head 19 to the innermost circumference of the optical disc 2 and, based on the reproduction result on the innermost circumference side, determines whether the optical disc 2 is a DVD-R or a DVD-RW. Judge. In the case of a DVD-R or DVD-RW, it is determined whether or not the disc is a virgin disc and whether or not it has been finalized based on whether or not a zone is reserved, whether or not padding has been performed, and whether or not a UDF or VMG is used. It is determined that initialization processing is necessary.
[0083]
When it is determined that the initialization process is necessary, the microcomputer 4 proceeds from step SP4 to step SP5, and reserves Zone in the DVD-R as described above with reference to FIG. In the −RW, after performing the padding process as described above with reference to FIG. 4, the process proceeds to step SP6.
[0084]
On the other hand, if a negative result is obtained in step SP4, the microcomputer 4 proceeds to step SP7, and in the case where the optical disc 2 is not yet finalized, based on the address AD (FIG. 5) recorded on the optical disc 2. After reproducing the latest management information and the extended management information from the optical disk 2 and storing them in the memory, the process proceeds to step SP6. On the other hand, when the optical disk 2 is the finalized optical disk 2, the UDF data is reproduced from the optical disk 2 instead of the VMG and stored in the memory, and then the process proceeds to step SP6.
[0085]
In this step SP6, the microcomputer 4 determines whether the user's operation is an operation for instructing recording (indicated by REC), an operation for instructing reproduction (indicated by PB), or an operation for instructing power-down (Power OFF). ) To judge. If the operation by the user is an operation for instructing reproduction, the microcomputer 4 proceeds from step SP6 to step SP8, executes a reproduction processing procedure for reproducing a file recorded on the optical disc 2, and returns to step SP3.
[0086]
On the other hand, if the operation by the user is an operation to instruct recording, the microcomputer 4 proceeds from step SP6 to step SP9, executes a recording processing procedure for recording a moving image or a still image on the optical disk 2, and returns to step SP3. In the case where the optical disk 2 has been subjected to so-called finalization processing to form a UDF or VMG, the microcomputer 4 skips the recording processing procedure and returns to step SP3 because the optical disk 2 has been processed so that data cannot be recorded. .
[0087]
On the other hand, if the operation by the user is to turn off the power, the microcomputer 4 proceeds from step SP6 to step SP10, executes the process of turning off the power, moves to step SP11, and ends this processing procedure. Note that the microcomputer 4 additionally writes the address AD described above with reference to FIG. 5 so as to instruct the latest management information and the extended management information by the power-off process. Although not described in the processing procedure shown in FIG. 6, the microcomputer 4 executes the recording processing and the reproduction processing procedure described later, and when the user instructs the ejection of the optical disk 2, the microcomputer 4 executes the processing. It is made to emit. When the management information or the extended management information is updated by the recording process at the time of such ejection, the microcomputer 4 similarly instructs the latest management information and the extended management information also at the time of ejection of the optical disc 2. As described above, the address AD described above with reference to FIG. 5 is added.
[0088]
FIG. 7 is a flowchart showing the recording processing procedure described above with reference to FIG. When starting the recording processing procedure, the microcomputer 4 proceeds from step SP21 to step SP22, and determines whether the recording instruction by the user is for the moving image mode, the still image mode, or the finalizing process. .
[0089]
Here, if the recording instruction by the user is related to the moving image mode, the microcomputer 4 proceeds from step SP22 to step SP23, and determines whether or not the user has instructed to start recording. Here, if a negative result is obtained, the microcomputer 4 repeats step SP23, whereas if a positive result is obtained, the microcomputer 4 proceeds from step SP23 to step SP24, and inputs a video as described with reference to FIGS. The video data obtained from the section 3 is data-compressed by MPEG, and the actual data of the resulting moving image data is recorded. Then, the process proceeds to step SP25 to determine whether or not the user has instructed to stop recording and whether or not there is no remaining capacity in the area where the moving image is recorded. Here, when the user does not give an instruction to stop recording, and when the remaining capacity is sufficient, the microcomputer 4 returns to step SP24. Thereby, the microcomputer 4 repeats the processing procedure of steps SP24-SP25-SP24, and records the moving image file according to the instruction from the user. In the repetition of the processing procedure of steps SP24-SP25-SP24, the microcomputer 4 controls the entire operation to temporarily stop the recording of the video data, and stops Upon release, recording of video data is started, and a plurality of moving image files are sequentially recorded according to a user's instruction. The management information stored in the memory is updated in accordance with the recording of the moving image file.
[0090]
On the other hand, when the user instructs to stop the moving image mode, or when the remaining capacity runs out, the microcomputer 4 proceeds from step SP25 to step SP26. Here, the microcomputer 4 records the management information stored in the memory on the optical disc 2, and then proceeds to step SP27 to return to the original processing procedure.
[0091]
On the other hand, when the user's instruction is in the still image mode, the microcomputer 4 proceeds from step SP22 to step SP28, and determines whether or not the user has instructed to start recording. Here, if a negative result is obtained, the microcomputer 4 repeats step SP28, whereas if a positive result is obtained, the microcomputer 4 proceeds from step SP28 to step SP29, and as described with reference to FIGS. Record the extension file by. Further, the process proceeds to step SP30, where it is determined whether or not the user has instructed to stop recording and whether or not there is no remaining capacity in the area where the still image is recorded. Here, when the user does not give an instruction to stop recording and when the remaining capacity is sufficient, the microcomputer 4 returns to step SP29. Thereby, the microcomputer 4 repeats the processing procedure of steps SP29-SP30-SP29, sequentially records the still image files, and updates the extended management information stored in the memory so as to correspond to the recording of the still image files.
[0092]
On the other hand, when the user instructs the end of the recording in the still image mode, or when the remaining capacity in the area where the still image is recorded is exhausted, the microcomputer 4 terminates the recording of the still image file. Move to step SP31. Here, the microcomputer 4 records the extended management information stored in the memory on the optical disk 2, and proceeds to step SP27 to end the processing procedure.
[0093]
On the other hand, if the recording instruction by the user is a recording related to the finalizing process, the microcomputer 4 proceeds from step SP22 to step SP32, and determines whether or not the user has instructed to start recording. Here, if a negative result is obtained, the microcomputer 4 repeats step SP32. If a positive result is obtained, the microcomputer 4 proceeds from step SP32 to step SP33, and performs the finalizing process as described with reference to FIGS. Execute
[0094]
That is, UDF data is generated based on the latest management information and extended management information held in the memory, and this data is recorded in a previously secured UDF area. In addition, VMG information is generated from the latest management information, and VTSI, VTSTT VOBS, and VTSI BUP data are generated. Are recorded, VMG, VTSI, VTSTT VOBS, and VTSI BUP are recorded before and after a moving image file composed of a plurality of files. At this time, if the unrecorded area cannot be completely filled with these data, the VMG and the like are recorded so that the unrecorded area is formed before the moving image file composed of a plurality of files.
[0095]
When the finalizing process is performed in this manner, the microcomputer 4 proceeds from step SP33 to step SP27, and returns to the original processing procedure.
[0096]
On the other hand, FIG. 8 is a flowchart showing the reproduction processing procedure described above with reference to FIG. When starting the playback processing procedure, the microcomputer 4 proceeds from step SP41 to step SP42, and determines whether the playback instruction by the user is for recording a moving image or for recording a still image.
[0097]
Here, if the user's reproduction instruction is related to the reproduction of a moving image, the microcomputer 4 proceeds from step SP42 to step SP43, and determines whether the user has instructed to start reproduction. Here, if a negative result is obtained, the microcomputer 4 repeats step SP43, whereas if a positive result is obtained, the microcomputer 4 proceeds from step SP43 to step SP44. Here, the microcomputer 4 controls the entire operation based on the management information or UDF recorded and held in the memory so as to reproduce the moving image file specified by the user.
[0098]
That is, when the optical disc 2 is a finalized optical disc, the recording position of the corresponding file is detected by the UDF data stored in the memory, and the reproduction from this recording position is instructed to each unit of the optical disc device 1. On the other hand, when the optical disk 2 is an optical disk that has not been finalized, the recording position of the corresponding moving image file is detected based on the latest management information stored in the memory, and the reproduction from this recording position is instructed to each unit of the optical disk device 1. I do.
[0099]
When the reproduction is instructed in this manner, the microcomputer 4 subsequently proceeds to step SP45, determines whether or not the user has instructed to stop the reproduction, and if a negative result is obtained here, returns to step SP44. Thereby, the microcomputer 4 repeats the processing procedure of steps SP44-SP45-SP44, and sequentially reproduces the moving image file specified by the user. On the other hand, if a positive result is obtained in step SP45, the process proceeds to step SP46, where each circuit block is switched to the standby state to stop the reproduction operation, and then proceeds to step SP46 to end this processing procedure.
[0100]
On the other hand, if the user's reproduction instruction is for the reproduction of the extension file, the microcomputer 4 proceeds from step SP42 to step SP48, and determines whether or not the user has instructed to start reproduction. Here, if a negative result is obtained, the microcomputer 4 repeats step SP48, whereas if a positive result is obtained, the microcomputer 4 proceeds from step SP48 to step SP49.
[0101]
Here, when the optical disk 2 is a finalized optical disk, the microcomputer 4 detects the recording position of the corresponding file based on the UDF data stored in the memory, and instructs each unit of the optical disk device 1 to reproduce from this recording position. . On the other hand, when the optical disk 2 is an optical disk that has not been finalized, the recording position of the corresponding file is detected from the extended management information stored in the memory, and the reproduction from this recording position is instructed to each unit of the optical disk device 1.
[0102]
When the reproduction is instructed in this way, the microcomputer 4 subsequently proceeds to step SP50, determines whether or not the user has instructed to stop the reproduction, and if a negative result is obtained here, returns to step SP49. Thereby, the microcomputer 4 repeats the processing procedure of steps SP49-SP50-SP49 and sequentially reproduces the still image file specified by the user. On the other hand, if a positive result is obtained in step SP50, the process proceeds to step SP51, where each circuit block is switched to the standby state to stop the reproduction operation, and then proceeds to step SP47 to end this processing procedure.
[0103]
(1-2) Operation of First Embodiment
In the above-described configuration, in the optical disk apparatus 1 (FIG. 2), when the user loads an optical disk with the power on, or when the power is turned on with the optical disk loaded, the microcomputer 4 operates. The drive of the sled motor 21 via the DVD signal processing unit 14 and the motor amplifier unit 18 causes the optical head 19 to move toward the inner circumference of the optical disc 2. Further, the optical head 2 irradiates the optical disk 2 with a laser beam, and the result of receiving the return light by the optical head 19 is sequentially processed by the analog front end unit 16 and the microcomputer 4, and the DVD signal processing unit 14 and the motor By controlling the optical head 19 via the amplifier section 18, tracking control and focus control processes are executed. In addition, the data recorded on the optical disc 2 is reproduced by the processing of the DVD signal processing unit 14 on the light reception result. In the optical disk device 1, various information recorded on the inner peripheral side of the optical disk 2 is acquired by the microcomputer 4 by this series of processing, and is stored in a memory built in the microcomputer 4.
[0104]
When the optical disk 2 is a read-only optical disk created by a stamper, the optical disk 2 is a finalized optical disk in which a moving image file is recorded by the INC method (FIG. 12) and the ROW method (FIG. 13) as in the related art. In this case, the microcomputer 4 acquires VMG data, which is management information for a DVD player, recorded on the inner peripheral side of the optical disc 2 by this series of processing. Thus, in the optical disc apparatus 1, when the user instructs reproduction of the optical disc 2, the DVD signal processing unit 14 and the spindle motor 20 via the motor amplifier unit 18 drive the spindle motor 20 in accordance with the VMG data to thereby provide the title desired by the user. The optical head 19 seeks to the recording position of, and further, the tracking control and the focus control are performed based on the light receiving result of the optical head 19, and the light receiving result of the optical head 19 is read by the DVD signal processing unit 14, the header information processing unit 7, the compression / The data is sequentially processed by the decompression processing unit 6 to reproduce video data of a moving image. That is, a reproduction signal whose signal level changes in accordance with the pit train of the optical disk 2 as a light reception result is processed by the analog front end unit 16 to generate reproduction data, and the reproduction data is decoded and deinterleaved by the DVD signal processing unit 14. And error correction processing. The reproduced data subjected to the error correction processing is input to the header information processing unit 7, where the header is removed, and the information of the header is notified to the microcomputer 4. Subsequently, the data is input to the compression / decompression processing unit 6, separated into video data and audio data by the multiplex processing unit 10, and the video data is decompressed by the video processing unit 8 according to the MPEG by the video processing unit 8. It is displayed or output from the video / encoder 13 to an external device. On the other hand, the audio data is decompressed by the audio processing unit 11 and then provided for monitoring by the monitor unit 12 or output to an external device by the video / encoder 13.
[0105]
On the other hand, when the optical disk 2 is a recordable virgin disk, the microcomputer 4 acquires the RMA data of the optical disk 2 by accessing the optical disk 2 when the optical disk 2 is loaded or when the power is turned on. In the optical disc device 1, initialization processing is executed based on the RMA data according to a user's instruction, and a UDF area for recording a file management system by a computer, a DVD-video area DVD-Video Zone, and an extended file area AE is secured (FIG. 3). The DVD-Video area DVD-Video Zone includes an area for recording a file management system (VMG) in a DVD video format, a plurality of moving image files managed by the file management system, and at least recording positions of the plurality of moving image files. , And an area for recording a VTS based on the title management information backup information VTSI BUP.
[0106]
When the optical disk 2 is a DVD-R (FIG. 1), in the optical disk device 1, Rzone1, Rzone2, and Invisible Rzone are reserved sequentially from the inner peripheral side, and a file management system (VMG) in the UDF area and the DVD video area DVD-Video Zone. ), An area for recording management information VTS and VTSM VOBS is secured, and an area for recording moving image file VTSTT VOBS and backup information VTSI BUP in DVD-Video area DVD-Video Zone is secured by Rzone2. In addition, an area for recording the extension file is secured by the invisible Rzone.
[0107]
On the other hand, when the optical disk 2 is a DVD-RW (FIG. 4), padding processing is performed from the inner circumference side, and the UDF area, the extension file area, and the DVD video area are performed from the inner circumference side of the padded area. An area for recording a file management system (VMG) in the DVD-Video Zone, management information VTS, and VTSM VOBS is secured. In addition, an area for recording the moving image file VTSTT VOBS and the backup information VTSI BUP in the DVD-video area DVD-Video Zone is secured by the unpadded area.
[0108]
When the area is secured in this manner, in the optical disc apparatus 1, the moving image file is sequentially recorded in the DVD-Video area DVD-Video Zone. That is, in the optical disk device 1, video data and audio data are sequentially input from the video input unit 3 and the audio input unit 5, and the video processing unit 8 performs MPEG data compression processing on the video data, and audio data on the audio data. The processing unit 11 executes data compression processing. Further, the multiplexed processing section 10 multiplexes the compressed video data and audio data, and the header information processing section 7 adds a header to the processing result data. In the subsequent DVD signal processing unit 14, after an error correction code is added, an interleave process and an encoding process are performed, and the light amount of the laser beam irradiated from the optical head 19 to the optical disc 2 is converted into an analog front end unit according to the data of the processing result. 16 is started up, thereby sequentially forming a pit row on the optical disc 2, and video data of a moving image is sequentially recorded.
[0109]
In the optical disk device 1, every time a moving image file is recorded in this manner, management information indicating the recording position, file size, file name, and recording date and time of each moving image file is recorded in the memory. When the user instructs to stop the operation in the moving image mode, the management information stored in the memory is recorded in the extended file area. At this time, when the optical disk 2 is a DVD-R, in the optical disk device 1, this management information is recorded and updated by appending the extended file area to the unrecorded area, whereas the optical disk 2 is a DVD-RW of the DVD-RW. In this case, a recording area of the management information is allocated to an area following the UDF area, and the management information is recorded by overwriting the management information.
[0110]
On the other hand, when the user instructs recording of a still image file, the extended file of the still image file is sequentially recorded in the unrecorded area of the extended file area. That is, in this case, in the optical disk device 1, after the video data of the still image input from the video input unit 3 is compressed by the video processing unit 8 according to JPEG, the multiplex processing unit 10 multiplexes the audio data with the audio data. Thereafter, the same processing as in the case of a moving image file is performed and recorded on the optical disk 2.
[0111]
In the optical disc device 1, each time an extended file is recorded as a still image file, the extended management information indicating the recording position, file size, file name, and recording date and time of each still image file is recorded in the memory. When the user instructs to stop the operation in the still image mode, the extended management information is recorded in the extended file area. When the optical disk 2 is a DVD-R, in the optical disk device 1, the extended management information is additionally written in the unrecorded area following the extended file recorded in this manner, and the extended management information is recorded and updated. When the optical disc 2 is a DVD-RW, a recording area for extended management information is set following a recording area for management information following the UDF area, and extended management information is recorded by overwriting the recording area for the extended management information. You.
[0112]
Further, the extended management information, the management information, the moving image file, and the extended file are recorded in this manner, and when the user instructs to eject the optical disk and turn off the power, the address indicating the management information and the extended management information is changed to the optical disk. 2 in a specific area.
[0113]
Thus, the optical disc apparatus 1 reproduces the extended management information and the management information based on the addresses thus recorded, and reproduces the moving image file and the still image file recorded on the optical disc 2 based on the extended management information and the management information. It has been made possible.
[0114]
That is, in the optical disk device 1, when the optical disk 2 on which the extension file and the moving image file are recorded is loaded, the latest management recorded on the optical disk 2 is performed based on the address recorded in the specific area. Information and extended management information are reproduced and stored in the memory. When the user instructs to reproduce a file recorded on the optical disk 2, the corresponding file is reproduced and output according to the recording of the management information and the extended management information.
[0115]
That is, when the user instructs the reproduction of the moving image file, the recording position of the moving image file specified by the user is detected from the management information recorded in the memory, and the optical head 19 is sought to the recording position of the moving image file from the detection result. And play this movie file. That is, in this case, the moving image file recorded on the optical disc 2 is reproduced and data decompressed, output to an external device, and displayed on the monitor unit 12 in the same manner as in the case of reproducing the moving image file by the VMG described above. You.
[0116]
On the other hand, when the user instructs the reproduction of the still image file, the recording position of the corresponding still image file is detected from the extended management information recorded in the memory, and the optical head 19 is moved to the still image file based on the detection result. The seek is performed to the recording position, and the still image file is reproduced. That is, in this case, the video data output from the multiplexing processing unit 10 is expanded in the video processing unit 8 according to the JPEG format and converted into the original still image video data, and the video data is output to an external device. It is displayed on the monitor unit 12.
[0117]
When a user instructs recording of a moving image file and a still image file, the moving image file and the still image file are similarly recorded on the optical disk 2, and management information and extended management information stored in a memory corresponding to the recording are stored. The information is updated, and when the moving image mode ends and the still image mode ends, the recording of the optical disk 2 is updated with the management information and the extended management information held in the memory. When the optical disk 2 is ejected or the power is turned off, the address AD is updated so as to indicate the latest management information and the extended management information updated in this manner.
[0118]
Thus, in the optical disc apparatus 1, files other than moving pictures can be recorded on the optical disc, and files other than moving pictures recorded in this manner can be reproduced.
[0119]
On the other hand, when the user instructs finalization, the optical disk device 1 generates VMG data from the latest management information stored in the memory. UDF data is generated from the management information and the extended management information. Also, one VTS is formed by a plurality of files recorded on the optical disc 2, that is, VTSI and VTSI BUP data for managing the plurality of moving image files are generated, and VTSM VOBS data corresponding thereto are generated. .
[0120]
In the optical disc device 1, a VTSTT VOBS is formed by a plurality of moving image files. Is recorded, thereby forming a DVD-Video area DVD-Video Zone in the DVD-video format. A UDF is formed at the head of the DVD-Video area DVD-Video Zone. When an unrecorded area is generated in such a manner, these data are sequentially recorded from the head area of the optical disc such that the unrecorded area is between VTSTT VOBS and VTSTT VOBS.
[0121]
That is, in the DVD video format, the structure of the DVD-video area DVD-Video Zone is defined by the standard. As in this embodiment, the DVD-video area DVD-Video Zone is formed. By recording management information and extended management information in an area other than the area DVD-Video Zone, it is possible to ensure compatibility with the DVD video format.
[0122]
In the optical disc apparatus 1, when a UDF or the like is formed in this way, a lead-in and a lead-out are formed, whereby the optical disc 2 is finalized so that it can be reproduced by a DVD player. Compatibility is ensured.
[0123]
In the optical disk device 1, when the optical disk 2 thus finalized is loaded, the file designated by the user is reproduced according to the UDF recording instead of the VMG, displayed on the monitor unit 12, and It outputs video data and audio data to an external device. As a result, the optical disc device 1 can reproduce and check the still image file recorded in this way even after finalization.
[0124]
When the finalized optical disk is played back by a computer, the UDF is a file management format corresponding to a file management system of the computer. Of course, various files such as still images can be reproduced and used.
[0125]
(1-3) Effects of the first embodiment
According to the above configuration, the UDF area, the DVD video area, and the extension file area are set on the information recording surface of the optical disc, and the extension file and the extension management information are recorded in the extension file area. Still image files and the like other than moving image files can be recorded while maintaining compatibility with the DVD video format. Thereby, the added value of the optical disc 2 can be increased.
[0126]
Further, the information recording surface is divided into first, second, and third areas from the inner peripheral side for management, a UDF area is set at the head of the first area, and the remaining first and second areas are set. By assigning the DVD video area to the area of, and allocating the extended file area to the third area, it is compatible with the DVD video format by applying to the INC method which defines up to three areas to write at a time. Still image files and the like other than the moving image file can be recorded while maintaining the performance.
[0127]
Also, an area is secured on the inner peripheral side of the information recording surface by padding, a UDF area is set at the head area of this area by padding, and an extended file area is allocated to the head area by padding following the UDF area, and remaining by padding. By allocating the DVD video area to the area and the subsequent area, it is possible to record still image files and the like other than moving image files while maintaining compatibility with the DVD video format by applying the ROW method.
[0128]
Also, by reproducing the moving image file and the extended file according to the management information and the extended management information necessary for generating the title management information recorded in the extended file area, even before the finalization, An extended file such as a still image file recorded in this manner can be reproduced.
[0129]
Also, by adding a moving image file and an extension file based on the management information recorded in the extension file area and the extension management information, a still image file, Movie files and the like can be added.
[0130]
Further, a file management system by a computer is recorded in the UDF area based on the management information and the extended management information recorded in the extended file area, and based on the management information recorded in the extended file area, a DVD video area is recorded. By recording a DVD video format file management system, title management information, and backup information and forming a lead-in / lead-out, an optical disc can be finalized so that it can be played back by a computer or a DVD player.
[0131]
(2) Second embodiment
FIG. 9 is a table provided for explaining the operation of the optical disc device according to the second embodiment of the present invention in comparison with FIG. In the optical disk device according to the second embodiment, a moving image file and an extension file are recorded on a DVD-R optical disk by the procedure shown in FIG. 9 instead of the procedure described above with reference to FIG. The optical disk device according to the second embodiment has the same configuration as the optical disk device according to the first embodiment except that the processing on the optical disk of the DVD-R is different. Description is omitted.
[0132]
That is, in this embodiment, as in the first embodiment, a UDF area, a DVD video area, and an extension file area are set on the information recording surface of the optical disk, and the first area is set in each area. In the same manner as in the embodiment, a moving image file, a still image file, management information, and extended management information are recorded.
[0133]
In setting such an information recording surface, in this embodiment, Rzone1, Rzone2, and Invisible are sequentially arranged on the information recording surface from the inner peripheral side.
By reserving Rzone, the information recording surface is divided into first, second, and third areas from the inner peripheral side and managed. Further, among these, Rzone1 is allocated to the UDF area. In addition, the management information, the extension file, and the extension management information are recorded in the Rzone 2 in the order corresponding to the recording instruction from the user from the top side, and VMG, VTSI, and VTSM VOBS are recorded by finalization, and the second area is recorded. Is allocated to the extended file area. Also, a moving image file is recorded in the Invisible Rzone, whereby the end of the second area and the third area are allocated to the DVD video area.
[0134]
That is, when a virgin disk is loaded, Rzone1 is reserved for the UDF area, Rzone2 is reserved for recording the extended file, extended management information, management information, VMG, VTSI, and VTSM VOBS, and the rest is invisible Rzone. (FIG. 9A).
[0135]
When recording a moving image file, additional recording is sequentially performed on the Invisible Rzone, and each time the Invisible Rzone is closed, the Invisible Rzone is re-booked (FIGS. 9B and 9C). Further, the management information is recorded and held in the memory, and by switching the operation mode to the still image mode, the management information thus held in the memory is recorded in the unrecorded area of Rzone2 (FIG. 9D).
[0136]
When an extended file such as a still image file is to be recorded, the extended management information is sequentially recorded in Rzone2 (FIG. 9 (E)), and extended management information is held in a memory. To record. Further, when recording of a moving image file and a still image file is instructed, these are recorded in Invisible Rzone and Rzone2, respectively, and management information and extended management information are additionally written to correspond to these (FIG. 9F and FIG. (G)).
[0137]
When the optical disc is ejected, the address information recorded in a specific area on the optical disc is updated by additional writing so as to indicate the latest one of the management information and the extended management information recorded in this way.
[0138]
In addition, in accordance with a finalization instruction from the user, data such as UDF and VMG is generated based on the latest management information and extended management information recorded in this manner, and is recorded on the optical disc. Also, VTSI or the like is recorded so that one VTS is formed by the plurality of moving image files.
[0139]
As shown in FIG. 9, the information recording surface is divided into first, second, and third areas from the inner peripheral side and managed, and a UDF area is assigned to the first area. By allocating the extended file area to the area and allocating the end area of the second area and the third area to the DVD video area, the extended file is recorded on the inner peripheral side of the optical disc 2, and the first embodiment is performed. The same effect as in the embodiment can be obtained.
[0140]
(3) Third embodiment
FIG. 10 is a chart for explaining the operation of the optical disc device according to the third embodiment of the present invention in comparison with FIG. In the optical disk device according to the third embodiment, a moving image file and an extension file are recorded on a DVD-RW optical disk by the procedure shown in FIG. 10 instead of the procedure described above with reference to FIG. The optical disk device according to the third embodiment has the same configuration as that of the optical disk device of the first embodiment except that the processing on the optical disk of the DVD-RW is different. Description is omitted.
[0141]
That is, in this embodiment, as in the first embodiment, a UDF area, a DVD video area, and an extension file area are set on the information recording surface of the optical disk, and the first area is set in each area. In the same manner as in the embodiment, a moving image file, a still image file, management information, and extended management information are recorded.
[0142]
In setting such an information recording surface, in this embodiment, an area is secured on the inner peripheral side of the information recording surface by padding, a UDF area is allocated to a head area of the area by padding, and a DVD video area is allocated. The padding area is allocated to the remaining area, and the extended file area is allocated to the area following the padding area.
[0143]
That is, when a virgin disk is loaded, an area is secured by padding for the UDF area and the DVD-Video area DVD-Video Zone (FIG. 10A).
[0144]
When a moving image file is recorded, a space corresponding to UDF, VMG, VTSI, and VTSM VOBS is provided from the head area of the padding secured in this way, and the moving image file is sequentially recorded in the padding area (see FIG. 10 (B) and (C)), management information is recorded and stored in the memory corresponding to the recording of the moving image file. Further, by switching the operation mode to the still image mode, the management information thus held in the memory is recorded in the unrecorded area following the padding (FIG. 10D).
[0145]
When an extended file such as a still image file is recorded, an area is secured by padding for the extended management information, and then sequentially added to the subsequent unrecorded area (FIG. 10E), and the extended management information is stored in the memory. Holds information. Further, the extended management information stored in the memory is recorded in the area secured by padding upon termination of the still image mode (FIG. 10F). Further, when recording of a moving image file and a still image file is instructed, a moving image file and an extended file are respectively added, and the management information and the extended management information are updated by overwriting so as to correspond thereto (FIG. 10 (G)). And (H)).
[0146]
When ejecting the optical disc, address information is recorded in a specific area on the optical disc so as to indicate the management information and the extended management information recorded in this way.
[0147]
Further, in accordance with a finalization instruction from the user, data such as UDF and VMG is generated based on the management information and the extended management information recorded in this manner, and is recorded on the optical disc. Also, VTSI or the like is recorded so that one VTS is formed by the plurality of moving image files.
[0148]
As shown in FIG. 10, an area is secured on the inner peripheral side of the information recording surface by padding, a UDF area is allocated to a head area of the area by padding, and a DVD video area is allocated to an area where the area by padding remains. By allocating the extended file area to the area following the padding area, the extended file is recorded on the outer peripheral side of the optical disc 2, and the same effect as in the first embodiment can be obtained.
[0149]
(4) Other embodiments
In the above-described embodiment, the case where the moving image file and the extension file are simply recorded on the optical disk has been described. However, the present invention is not limited to this. Can also be widely applied. It should be noted that DVD-R and DVD-RW can be treated as those in which the corresponding file recorded on the optical disk has been deleted due to the change of the management information. Further, in the DVD-R, by adding a file related to the update and setting management information so that the added file becomes valid instead of the file recorded up to that time, the DVD-RW can The update processing of these files can be executed by the same processing or by updating by overwriting.
[0150]
Further, in the above-described embodiment, the case where the management information and the extended management information are recorded on the optical disk by switching between the moving image mode and the still image mode has been described. However, the present invention is not limited to this, and the management information and the extended management information may be recorded. Can be set as needed, for example, when the optical disk 2 is ejected, when the power of the optical disk device is turned off, or the like.
[0151]
Further, in the above-described embodiment, in the recording on the DVD-R, a case has been described where the management information and the extended management information are collectively formed and added to the files recorded on the optical disk until then. The invention is not limited to this, management information is formed by a newly recorded file, extended management information is formed and added, a plurality of management information recorded on the optical disk, a moving image file recorded on the optical disk by the extended management information, The extension file may be managed.
[0152]
In the above-described embodiment, a case has been described in which one VTS is created by combining a plurality of moving image files recorded on an optical disk. However, the present invention is not limited to this, and a plurality of VTSs may be provided. Good.
[0153]
Further, in the above-described embodiment, the case where a still image file is recorded as an extension file has been described. However, the present invention is not limited to this, and various files such as a text file and a graphic file are recorded as an extension file. Can be widely applied to.
[0154]
Further, in the above-described embodiment, a case has been described in which a series of processing is executed by a processing program pre-installed in the optical disc device. However, the present invention is not limited to this, and a program downloaded via a network such as the Internet may be used. The present invention can be widely applied to the case where this type of processing procedure is executed by installing the program, and the case where this type of processing procedure is executed by installing programs provided by various recording media. Note that as such a recording medium, a recording medium such as a magnetic disk, an optical disk, and a magnetic tape can be applied.
[0155]
Further, in the above-described embodiment, a case has been described in which the present invention is applied to an optical disc device having an imaging mechanism. However, the present invention is not limited to this, and this type of processing is executed by an application program of a computer. It can be widely applied to cases and the like.
[0156]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a UDF area, a DVD video area, and an extension file area are set on the information recording surface of an optical disc, and an extension file and information necessary for reproducing the extension file are stored in the extension file. By recording in the recording area, it is possible to record still image files and the like other than moving image files while maintaining compatibility with the DVD video format.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a chart provided for describing processing of a DVD-R in an optical disc device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing the optical disc device according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a table provided for describing recording of an extension file in the optical disc device of FIG. 2;
FIG. 4 is a table provided for describing a DVD-RW process in the optical disk device of FIG. 2;
FIG. 5 is a chart provided for explanation of extended management information.
FIG. 6 is a flowchart showing a processing procedure in the optical disk device of FIG. 1;
FIG. 7 is a flowchart showing a recording processing procedure in the processing procedure of FIG. 6;
FIG. 8 is a flowchart showing a reproduction processing procedure in the processing procedure of FIG. 6;
FIG. 9 is a table provided to explain processing of a DVD-R in the optical disc device according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a table provided to explain a DVD-RW process in the optical disc device according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a table provided for explanation of a DVD video format.
FIG. 12 is a chart for explaining recording by the INC method;
FIG. 13 is a chart for explaining recording by a ROW method.
[Explanation of symbols]
1 optical disk device, 2 optical disk, 4 microcomputer, 6 compression / decompression processing unit

Claims

An optical disc device that controls the operation of a recording system by a control means to record a desired file on the optical disc, and generates information necessary for reproducing the file and records the information on the optical disc.
The control means includes:
A UDF area for recording a file management system by a computer,
A DVD video format file management system, a plurality of video files managed by the file management system, title management information indicating at least recording positions of the plurality of video files, and backup information of the title management information are recorded. DVD video area to be
An extended file area for recording an extended file other than the video file is set on the information recording surface of the optical disc to manage the information recording surface,
The moving image file is sequentially recorded in the DVD video area, and management information necessary for generating the title management information is recorded in the extension file area, and the extended file and at least the recording position of the extended file are recorded. An optical disk device characterized by recording the extended management information shown in the extended file area.

The control means includes:
2. The optical disk device according to claim 1, wherein the moving image file and the extension file are reproduced based on the management information and the extension management information recorded in the extension file area.

The control means includes:
2. The optical disc apparatus according to claim 1, wherein the moving image file and the extension file are additionally recorded based on the management information and the extension management information recorded in the extension file area.

The control means includes:
The management information recorded in the extended file area, the file management system by the computer in the UDF area based on the extended management information,
A file management system of a DVD video format, the title management information, and the backup information are recorded in the DVD video area based on the management information recorded in the extension file area;
The optical disk device according to claim 1, wherein a lead-in and a lead-out are formed.

The control means includes:
The information recording surface is divided into first, second, and third areas from the inner peripheral side and managed.
The UDF area is a head area of the first area;
The DVD video area is the remaining first area and the second area;
2. The optical disk device according to claim 1, wherein the extension file area is the third area.

The control means includes:
The information recording surface is divided into first, second, and third areas from the inner peripheral side and managed.
The UDF area is the first area;
The DVD video area is a tail area of the second area and the third area;
2. The optical disk device according to claim 1, wherein the extension file area is a head area of the second area.

The control means includes:
Padding secures an area on the inner peripheral side of the information recording surface,
The UDF area is a leading area of the area due to the padding,
The extended file area is a leading area by the padding following the UDF area;
2. The optical disk device according to claim 1, wherein the DVD video area is an area remaining by the padding and an area following the padding.

The control means includes:
Padding secures an area on the inner peripheral side of the information recording surface,
The UDF area is a head area of the area by the padding,
The DVD video area is an area where the padding area remains,
2. The optical disk device according to claim 1, wherein the extended file area is an area following the padding area.

A UDF area for recording a file management system by a computer,
A DVD video format file management system, a plurality of video files managed by the file management system, title management information indicating at least recording positions of the plurality of video files, and backup information of the title management information are recorded. DVD video area to be
An area setting step of setting an extended file area for recording an extended file other than the video file on the information recording surface of the optical disc;
A moving image file recording step of sequentially recording the moving image file in the DVD video area and recording management information necessary for generating the title management information in the extension file area;
Recording the extension file and extension management information indicating at least the recording position of the extension file in the extension file area.

10. The optical disk recording method according to claim 9, further comprising a reproducing step of reproducing the moving image file and the extended file based on the management information and the extended management information recorded in the extended file area.

10. The optical disk recording method according to claim 9, further comprising an additional recording step of additionally recording the moving image file and the extended file based on the management information and the extended management information recorded in the extended file area. .

The management information recorded in the extended file area, the file management system by the computer in the UDF area based on the extended management information,
A file management system of a DVD video format, the title management information, and the backup information are recorded in the DVD video area based on the management information recorded in the extension file area;
10. The optical disk recording method according to claim 9, further comprising a finalizing step for forming a lead-in and a lead-out.

The area setting step includes:
First, second, and third areas are set on the information recording surface from the inner peripheral side,
The UDF area is a head area of the first area;
The DVD video area is the remaining first area and the second area;
10. The optical disk recording method according to claim 9, wherein the extension file area is the third area.

The area setting step includes:
First, second, and third areas are set on the information recording surface from the inner peripheral side,
The UDF area is the first area;
The DVD video area is a tail area of the second area and the third area;
10. The optical disk recording method according to claim 9, wherein the extension file area is a head area of the second area.

The area setting step includes:
Padding secures an area on the inner peripheral side of the information recording surface,
The UDF area is a leading area of the area due to the padding,
The extended file area is a leading area by the padding following the UDF area;
10. The optical disk recording method according to claim 9, wherein the DVD video area is an area remaining after the padding and a subsequent area.

The area setting step includes:
Padding secures an area on the inner peripheral side of the information recording surface,
The UDF area is a head area of the area by the padding,
The DVD video area is an area where the padding area remains,
10. The optical disk recording method according to claim 9, wherein the extension file area is an area following the padding area.

A UDF area for recording a file management system by a computer,
A DVD video format file management system, a plurality of video files managed by the file management system, title management information indicating at least recording positions of the plurality of video files, and backup information of the title management information are recorded. DVD video area to be
An area setting step of setting an extended file area for recording an extended file other than the video file on the information recording surface of the optical disc;
A moving image file recording step of sequentially recording the moving image file in the DVD video area and recording management information necessary for generating the title management information in the extension file area;
Recording the extension file and extension management information indicating at least a recording position of the extension file in the extension file area.

The management information recorded in the extended file area, the file management system by the computer in the UDF area based on the extended management information,
A file management system of a DVD video format, the title management information, and the backup information are recorded in the DVD video area based on the management information recorded in the extension file area;
18. The program for recording an optical disk according to claim 17, further comprising a finalizing step of forming a lead-in and a lead-out.

In a recording medium recording a program of a recording method of an optical disc,
The program of the recording method of the optical disc,
A UDF area for recording a file management system by a computer,
A DVD video format file management system, a plurality of video files managed by the file management system, title management information indicating at least recording positions of the plurality of video files, and backup information of the title management information are recorded. DVD video area to be
An area setting step of setting an extended file area for recording an extended file other than the video file on the information recording surface of the optical disc;
A moving image file recording step of sequentially recording the moving image file in the DVD video area and recording management information necessary for generating the management information in the extension file area;
Recording an extension file other than the moving image, and an extension file recording step of recording extension management information indicating at least a recording position of the extension file in the extension file area. Medium.

The management information recorded in the extended file area, the file management system by the computer in the UDF area based on the extended management information,
A file management system of a DVD video format, the title management information, and the backup information are recorded in the DVD video area based on the management information recorded in the extension file area;
The recording medium according to claim 19, further comprising a finalizing step of forming a lead-in and a lead-out.