JP2004018156A - Rolled paper residual quantity detection method and device - Google Patents
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Abstract
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置、プリンタ等の印字出力装置におけるロール紙の残量検知方法および装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
ファクシミリ装置、プリンタ等の印字出力装置においては、交換用ロール紙の準備や印字ミスの防止等のために、ロール紙の残量の有無すなわちロール紙の残量がある状態（残量あり）か残量がない状態（残量なし：ペーパーエンド）であるかを検知する必要がある。
【０００３】
上記のような印字出力装置におけるロール紙の残量検知方法として、従来から、種々のものが提案されている。
【０００４】
その中の代表的なものの１つは、特開平１−２０８１６８号公報に開示されているように、ロール紙の外周径を検出することにより残量の有無を検知するものである。
【０００５】
この方法は、ばね等の弾性部材で付勢された回動レバーをロール紙の外周に圧接させて、ロール紙の外周径の変化に追随させ、ロール紙の外周径が小さくなると、レバーがスイッチを押して、残量がなくなったことを検知するものである。
【０００６】
他の１つは、特開平６−１１５７８７号公報に開示されているように、ロール紙の残重量を検出することにより残量の有無を検知するものである。
【０００７】
この方法は、ロール紙の支持部材に貼り付けられた歪みゲージによってロール紙の重量変化を検出して、残量がなくなったことを検知するものである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
印字出力装置で使用されるロール紙には、芯穴の径が異なるものがあり、同じ印字出力装置でも、芯穴の径の異なるロール紙を使用することがあるが、ロール紙の芯穴の径が変わると、芯の外周径すなわち残量なしになったときのロール紙の外周径が変わる。また、芯には厚さの厚いものとほとんどないものとがあり、芯穴の径が同一であっても、芯の厚さによって芯の外周径が変わる。
【０００９】
ところが、前者の方法の場合、常にロール紙の外周径が一定値になったときにペーパーエンドであると判断するので、ロール紙の芯穴の径や芯の厚さによってペーパーエンドが検知されたときの実際の残量が変わることになり、ペーパーエンドを正確に検知しているとは言えない。
【００１０】
また、後者の方法の場合、ロール紙を引き出すときの張力の変化が、歪みゲージで検出される重量の変化として現れるため、正確な残重量検出すなわちペーパーエンドの検出ができないという問題がある。
【００１１】
さらに、いずれの場合も、レバーやロール紙支持部材がロール紙に接触しているため、ロール紙を傷付けるという問題がある。
【００１２】
本発明の目的は、上記の問題を解決し、ロール紙を傷付けることなく、ロール紙の残量の有無を正確に検知することができるロール紙の残量検知方法および装置を提供することにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
本発明によるロール紙の残量検出方法は、ロール紙を用いて印字要求された画像情報を可視化する印字出力装置において、ロール紙の残量の有無を検知する方法であって、ロール紙から用紙を引き出したときに、用紙の引き出し量およびロール紙の回転量を検出し、用紙の引き出し量、ロール紙の回転量およびロール紙の芯の外周径に基づいてロール紙の残量の有無を判定することを特徴とするものである。
【００１４】
ロール紙の芯の外周径は、ロール紙の用紙部分の内周径である。
【００１５】
ロール紙を引き出したときの用紙の引き出し量およびロール紙の回転量、ならびにロール紙の外周径の間には、一定の関係があり、用紙の引き出し量およびロール紙の回転量よりロール紙の外周径がわかる。一方、残量なしになったときのロール紙の外周径は芯の外周径に等しく、残量ありのときのロール紙の外周径は芯の外周径より大きい。したがって、用紙の引き出し量、ロール紙の回転量およびロール紙の芯の外周径に基づいてロール紙の残量の有無を判定することができる。
【００１６】
たとえば、検出した用紙の引き出し量とロール紙の回転量よりそのときのロール紙の外周径を求め、これを芯の外周径と比較することにより、残量の有無を判定する。このとき、たとえば、芯の外周径またはこれより少し大きい値を第１の判定値とし、ロール紙の外周径が第１の判定値以下になると、残量がなしになったと判断する。さらに、第１の判定値より少し大きい値を第２の判定値とし、ロール紙の外周径が第２の判定値以下になると、残量が少なくなったと判断する。
【００１７】
あるいは、ロール紙の外周径を求めずに、検出した用紙の引き出し量とロール紙の回転量との関係を、残量がなしになったときの両者の関係と比較することにより、残量の有無を判断することもできる。
【００１８】
用紙の引き出し量は、たとえば、用紙引き出しローラの回転量、これを駆動するモータの回転量等を検出することによって検出することができる。ロール紙の回転量は、たとえば、ロール紙を支持するチャックの回転量等を検出することによって検出することができる。したがって、ロール紙に接触することなく、用紙の引き出し量およびロール紙の回転量を検出することができる。
【００１９】
使用するロール紙の芯穴の径が一定である場合、これに芯の厚さを加えた値を芯の外周径として用いることができる。
【００２０】
使用するロール紙の芯穴の径が変わる場合、芯穴の径を検出し、この検出値と芯の厚さから芯の外周径を求めることができる。芯穴の径は、適宜な手段により、ロール紙に接触することなく、検出することができる。
【００２１】
本発明の方法によれば、ロール紙の芯の外周径に基づいて残量の有無を判定するので、使用するロール紙の芯穴の径が変わっても、残量の有無を正確に検知することができる。また、ロール紙に接触することなく、残量の有無を検知することができ、ロール紙を傷付けることがない。
【００２２】
本発明の方法において、たとえば、ロール紙の芯穴の径を検出し、この検出値と芯の厚さから芯の外周径を求める。
【００２３】
これによれば、ロール紙の芯穴の径を検出するので、使用するロール紙の芯穴の径が変わっても、残量の有無を正確に検知することができる。
【００２４】
上記の方法において、たとえば、ロール紙の幅方向に移動可能でロール紙の芯穴の部分に挿入されてロール紙を両側から支えるテーパ状のチャックを有するロール紙支持手段を用い、ロール紙を支持するときのチャックの移動量を検出することにより、芯穴の径を検出する。
【００２５】
これによれば、ロール紙支持手段のチャックを利用して、芯穴の径を正確に検出することができる。
【００２６】
上記の方法において、たとえば、使用するロール紙の用紙幅に基づいて、チャックの移動量検出の基準を変化させる。
【００２７】
これによれば、使用するロール紙の用紙幅が変わっても、芯穴の径を正確に検出することができる。
【００２８】
チャックの移動量検出の基準は、たとえば、移動量の測定開始位置であり、その場合、ロール紙の用紙幅によって測定開始位置を変化させる。その際、測定開始位置に位置したチャックとロール紙の両端との間のギャップが常に一定になるように、用紙幅に応じて測定開始位置を変化させる。そうすれば、用紙幅にかかわらず、チャックの移動量だけに基づいて芯穴の径を正確に検出することができる。
【００２９】
本発明の方法において、たとえば、用紙の引き出し量の検出値をＬ、ロール紙の芯穴の半径をＲ、芯の厚さをＴとして、下記の式により、ロール紙の回転量の判定基準値Ｍ０（ラジアン）を求め、ロール紙の回転量の検出値Ｍ（ラジアン）と判定基準値Ｍ０とに基づいて残量の有無を判定する。
【００３０】
Ｍ０＝Ｌ／（Ｒ＋Ｔ）
この判定基準値Ｍ０は、用紙の引き出し量の検出値Ｌに対して、残量がなしになったと仮定したときのロール紙（１）の回転量である。したがって、回転量の検出値Ｍと判定基準値Ｍ０に基づいて残量の有無を検知することができる。
【００３１】
これによれば、簡単な式を用いて、残量の有無を確実に検知することができる。
【００３２】
上記の方法において、たとえば、判定基準値Ｍ０またはそれより所定量小さい値を第１の判定値Ｍ１とし、ロール紙の回転量の検出値Ｍが第１の判定量Ｍ１以上になったときに、残量がなしになったと判断する。
【００３３】
これによれば、残量の有無を簡単にかつ確実に検知することができる。
【００３４】
上記の方法において、たとえば、第１の判定量Ｍ１より所定量小さい値を第２の判定値Ｍ２とし、ロール紙の回転量の検出値Ｍが第２の判定値Ｍ２以上になったときに、残量が少なくなったと判断する。
【００３５】
これによれば、残量がなしになる前に、残量が少なくなったことを検知することができる。
【００３６】
本発明によるロール紙の残量検知装置は、ロール紙支持手段により支持されたロール紙を用いて印字要求された画像情報を可視化する印字出力装置において、ロール紙の残量の有無を検知する装置であって、ロール紙から用紙を引き出したときの用紙の引き出し量を検出する引き出し量検出手段と、ロール紙から用紙を引き出したときのロール紙の回転量を検出する回転量検出手段と、用紙の引き出し量、ロール紙の回転量およびロール紙の芯の外周径に基づいてロール紙の残量の有無を判定する判定手段とを備えていることを特徴とするものである。
【００３７】
本発明の装置によれば、上記同様、ロール紙の芯の外周径に基づいて残量の有無を判定するので、使用するロール紙の芯穴の径が変わっても、残量の有無を正確に検知することができる。また、ロール紙に接触することなく、残量の有無を検知することができ、ロール紙を傷付けることがない。
【００３８】
本発明の装置において、たとえば、ロール紙の芯穴の径を検出する芯穴径検出手段を備えており、判定手段が、この芯穴の径の検出値と芯の厚さから芯の外周径を求めるものである。
【００３９】
これによれば、ロール紙の芯穴の径を検出するので、使用するロール紙の芯穴の径が変わっても、残量の有無を正確に検知することができる。
【００４０】
本発明の装置において、たとえば、ロール紙支持手段が、ロール紙の幅方向に移動可能でロール紙の芯穴の部分に挿入されてロール紙を両側から支えるテーパ状のチャックを有するものであり、芯穴径検出手段が、ロール紙を支持するときのチャックの移動量を検出することにより、芯穴の径を検出するものである。
【００４１】
これによれば、ロール紙支持手段のチャックを利用して、芯穴の径を正確に検出することができる。
【００４２】
上記の装置において、たとえば、芯穴径検出手段が、使用するロール紙の用紙幅に基づいて、チャックの移動量検出の基準を変化させるものである。
【００４３】
これによれば、使用するロール紙の用紙幅が変わっても、芯穴の径を正確に検出することができる。
【００４４】
チャックの移動量検出の基準については、上記の方法の発明の場合と同様である。
【００４５】
上記の装置において、たとえば、ロール紙支持手段が、駆動手段により回転駆動されるピニオンと、ピニオンの回転により直線移動してチャックを移動させるラックとを備えており、芯穴径検出手段が、ラックの移動量またはピニオンの回転量よりチャックの移動量を検出するものである。
【００４６】
これによれば、チャックの移動量を簡単に検出して、芯穴の径を検出することができる。
【００４７】
本発明の装置において、たとえば、判定手段が、用紙の引き出し量の検出値をＬ、ロール紙の芯穴の半径をＲ、芯の厚さをＴとして、下記の式により、ロール紙の回転量の判定基準値Ｍ０（ラジアン）を求め、ロール紙の回転量の検出値Ｍ（ラジアン）と判定基準値Ｍ０とに基づいて残量の有無を判定するものである。
【００４８】
Ｍ０＝Ｌ／（Ｒ＋Ｔ）
この場合も、上記の方法の発明の場合と同様、回転量の検出値Ｍと判定基準値Ｍ０に基づいて残量の有無を検知することができる。
【００４９】
これによれば、簡単な式を用いて、残量の有無を確実に検知することができる。
【００５０】
上記の装置において、たとえば、判定手段が、判定基準値Ｍ０またはそれより所定量小さい値を第１の判定値Ｍ１とし、ロール紙の回転量の検出値Ｍが第１の判定量Ｍ１以上になったときに、残量がなしになったと判断するものである。
【００５１】
これによれば、残量の有無を簡単にかつ確実に検知することができる。
【００５２】
上記の装置において、たとえば、判定手段が、第１の判定量Ｍ１より所定量小さい値を第２の判定値Ｍとし、ロール紙の回転量の検出値Ｍが第２の判定値Ｍ以上になったときに、残量が少なくなったと判断するものである。
【００５３】
これによれば、残量がなしになる前に、残量が少なくなったことを検知することができる。
【００５４】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【００５５】
図１および図２は、本発明が適用される印字出力装置の全体構成を示している。図３は、印字出力装置の要部を拡大して示している。図４は、使用されるロール紙の１例を示している。また、図５は、印字出力装置の主要部の電気的構成の１例を示している。以下の説明において、前後左右は、ロール紙からの用紙の引き出し搬送方向についていうものとし、同方向の上流側を後、下流側を前とし、後から前を見たときの左右を左右とする。したがって、図１および図２の左側が前、右側が後であり、図２の下側（図１の紙面表側）が左、図２の上側（図１の紙面裏側）が右である。
【００５６】
印字出力装置で使用されるロール紙（１）は、芯（１ｃ）の周囲に用紙（Ｐ）がロール状に巻かれた用紙部分（１ｐ）を有するものである。使用するロール紙（１）の芯穴（２）の半径Ｒは複数種類である。芯（１ｃ）の厚さ（肉厚）Ｔは、比較的厚い一定のものと、ほとんど０のものとがある。そして、芯穴（２）の半径Ｒに芯（１ｃ）の厚さＴを加えたものが芯（１ｃ）の外周径（半径）Ｒｏ（＝Ｒ＋Ｔ）となる。なお、芯（１ｃ）の厚さＴがほとんど０の場合は、芯（１ｃ）の外周径Ｒｏは芯穴（２）の径Ｒとほぼ同じである。また、使用するロール紙（１）の紙幅は複数種類である。この例では、Ａ４サイズに相当するものと、Ｂ５サイズに相当するものの２種類の紙幅のものが使用される。
【００５７】
印字出力装置は、筐体（３）の内部に、ロール紙支持手段としてのロール紙支持装置（４）、ロール紙支持装置（４）の前方の上下１対の用紙引き出しローラ（５）、引き出しローラ（５）の前方の上下１対の用紙送りローラ（６）、両ローラ（５）（６）の中間の上方に配置された印字ヘッド（７）等を備えている。
【００５８】
支持装置（４）は、ステッピングモータ（８）を駆動源として左右方向に対称移動する左右１対のテーパ状のチャック（９）を備えており、両チャック（９）の先端部を芯穴（２）に挿入することにより、ロール紙（１）を両側から支持するようになっている。支持装置（４）の構成の詳細については、後述する。
【００５９】
引き出しローラ（５）はロール紙（１）から用紙（Ｐ）を前方に引き出し、送りローラ（６）はそれをさらに前方に送って、筐体（３）の外に排出する。詳細な図示は省略したが、両ローラ（５）（６）は、ステッピングモータ（１０）により連動して駆動される。
【００６０】
図示は省略したが、印字ヘッド（７）は、左右方向にのびるガイド棒に取り付けられており、ステッピングモータ等の適宜の駆動手段により左右方向（主走査方向）に往復移動させられる。そして、両ローラ（５）（６）によって用紙（Ｐ）が搬送されている間に、印字ヘッド（７）が左右方向に移動することにより、用紙（Ｐ）に印字が行われる。
【００６１】
ロール紙支持装置（４）の詳細が図３に示されている。
【００６２】
モータ（８）に取り付けられたピニオン（１１）に、左右方向にのびる１対のラック（１２）が前後両側からかみ合っている。各ラック（１２）の一端部に連結部材（１３）を介して左右方向にのびる支持棒（１４）が固定されており、互いに対向する支持棒（１４）の端部に回転自在に支持された回転軸（１５）の先端にチャック（９）が固定されている。図示は省略したが、各ラック（１２）は左右方向に自由に移動しうるように筐体（３）に支持されており、各支持棒（１４）は筐体（３）内に固定されたガイド板（１６）に案内されて左右方向に移動しうるようになっている。両チャック（９）は、対向端側が細くなったテーパ状をなす。両チャック（９）は、モータ（８）の回転によって左右方向に対称移動する。モータ（８）が一方向（接近方向）に回転することにより、両チャック（９）は互いに接近する方向に移動し、モータ（８）が他方向（離隔方向）に回転することにより、両チャック（９）は互いに離隔する方向に移動する。
【００６３】
一方のチャック（９）が固定された回転軸（１５）の部分に、回転スリット板（１７）が固定され、支持棒（１４）に、スリット板（１７）のスリットを検知することによってチャック（９）の回転量すなわちロール紙（１）の回転量（角度：ラジアン）を検出するためのフォトインタラプタよりなる回転量センサ（１８）が固定されている。
【００６４】
図５に示すように、印字出力装置には、残量検知手段としての残量検知装置（１９）が設けられ、残量検出装置（１９）は、芯穴径検出手段としての芯穴径検出部（２０）、引き出し量検出手段としての引き出し量検出部（２１）、回転量検出手段としての回転量検出部（２２）、判定手段としての判定部（２３）等を備えている。
【００６５】
芯穴径検出部（２０）は、チャック（９）でロール紙（１）を支持するときに、モータ（８）の回転量（回転パルス数）よりチャック（９）の移動量を求め、それに基づいて、芯穴（２）の半径Ｒを検出するものである。
【００６６】
ロール紙（１）をチャック（９）で支持させる際、芯穴（２）の半径Ｒを検出するために、図６に示すように、ロール紙（１）の紙幅に応じて、チャック（９）を所定の測定開始位置Ｐ０に位置させ、両チャック（９）の間にロール紙（１）を位置させた状態で、両チャック（９）を接近方向に移動させ、両チャック（９）の先端部が芯穴（２）にはまって、テーパ面が芯（１ｃ）の両端に当たり、チャック（９）がそれ以上移動しない支持位置Ｐ１まで移動させる。測定開始位置Ｐ０は、用紙幅にかかわらず、両チャック（９）の先端とロール紙（１）の両端面とのギャップの合計が一定値となるように、決められる。図６（ａ）はＡ４サイズの場合、図６（ｂ）はＢ５サイズの場合を示しており、この例では、上記のギャップは片側でＧである。
【００６７】
芯穴径検出部（２０）は、測定開始位置Ｐ０から支持位置Ｐ１までのチャック（９）の移動量Ｄを検出し、これに基づいて、ロール紙（１）の芯穴（２）の半径Ｒを検出する。チャック（９）が支持位置Ｐ１まで移動してそれ以上移動しなくなったことは、たとえば、モータ（８）に設けられた回転センサの出力が変化しなくなったことにより容易に検知することができる。また、移動量Ｄは、チャック（９）が測定開始位置Ｐ０から支持位置Ｐ１まで移動するときのモータ（８）の回転パルス数に１パルス当たりのチャック（９）の移動量（単位移動量）を乗算することにより求めることができる。
【００６８】
図７（ａ）は芯穴（２）の半径Ｒが大きい場合、図７（ｂ）は芯穴（２）の半径Ｒが小さい場合の半径Ｒの検出の原理を示す図面である。図７に示すように、芯穴（２）の半径Ｒが大きければ、チャック（９）の移動量Ｄは大きく、芯穴（２）の半径Ｒが小さければ、チャック（９）の移動量Ｄは小さい。そして、移動量Ｄより、次の式（１）により、芯穴（２）の半径Ｒを求めることができる。
【００６９】
Ｒ＝（Ｄ−Ｇ）×ｔａｎ（θ／２） …… （１）
ここで、θはチャック（９）のテーパ角度である。
【００７０】
引き出し量検出部（２１）は、ローラ（５）（６）を駆動するステッピングモータ（１０）の回転量を検出することにより、ローラ（５）（６）の回転量を求め、これに基づいて、用紙（Ｐ）の引き出し量Ｌを検出するものである。
【００７１】
回転量検出部（２２）は、回転量センサ（１７）の出力より、チャック（９）すなわちロール紙（１）の回転量Ｍを検出するものである。
【００７２】
芯穴径検出部（２０）、引き出し量検出部（２１）および回転量検出部（２２）の出力は、判定部（２３）に入力する。
【００７３】
判定部（２３）は、芯穴（２）の半径Ｒ、用紙（Ｐ）の引き出し量Ｌおよびロール紙（１）の回転量Ｍに基づいて、用紙（Ｐ）の残量の有無を検知するものである。
【００７４】
印字出力装置には、操作部（２４）および表示部（２５）が設けられており、これらが判定部（２３）に接続されている。操作部（２４）では、使用するロール紙（１）の用紙幅、芯の厚さの大小等が設定され、これが判定部（２３）に送られる。また、判定部（２３）は、表示部（２５）を用いて、後述する残量の検知結果等を表示する。
【００７５】
判定部（２３）における残量の検知は、たとえば、次のようにして行なわれる。
【００７６】
第１の方法は、検出した用紙（Ｐ）の引き出し量Ｌおよびロール紙（１）の回転量Ｍよりロール紙（１）の外周径Ｒｐを求め、これと残量なしのときのロール紙（１）の外周径とを比較するものである。
【００７７】
引き出し量Ｌ、回転量Ｍおよびロール紙（１）の用紙部（１ｐ）の外周径（半径）Ｒｐの間には、次の式のような関係がある。
【００７８】
Ｌ＝Ｒｐ×Ｍ …… （２）
したがって、次の式により、引き出し量Ｌと回転量Ｍから、そのときのロール紙（１）の外周径Ｒｐを求めることができる。
【００７９】
Ｒｐ＝Ｌ／Ｍ …… （３）
一方、残量がなしになったときのロール紙（１）の外周径Ｒｐは、芯（１ｃ）の外周径Ｒｏ（＝Ｒ＋Ｔ）に等しい。したがって、上記の式（３）により求めたロール紙（１）の外周径Ｒｐを芯（１ｃ）の外周径Ｒｏと比較することにより、残量の有無を検知することができる。
【００８０】
具体的には、たとえば、次の式（４）で表わされる第１判定値Ｒ１および式（５）で表わされる第２判定値Ｒ２を設定する。
【００８１】
Ｒ１＝Ｒｏ＋α …… （４）
Ｒ２＝Ｒ１＋β＝Ｒｏ＋α＋β …… （５）
αは０または正の小さい値値、βは正の小さい値である。したがって、第１判定値Ｒ１は芯（１ｃ）の外周径Ｒｏと等しいかそれより少し大きい値、第２判定値Ｒ２は第１判定値Ｒ１より少し大きい値である。
【００８２】
そして、上記の式（３）により求めたロール紙（１）の外周径Ｒｐが第２判定値Ｒ２より大きいときは残量ありの状態、外周径Ｒｐが第２判定値Ｒ２以下になると残量が少なくなった状態、外周径Ｒｐが第１判定値Ｒ１以下になると残量なしの状態であると判定する。
【００８３】
第２の方法は、用紙（Ｐ）の引き出し量の検出値Ｌに対して、残量なしのときのロール紙（１）の回転量を求めて、これを判定基準値Ｍ０とし、ロール紙（１）の回転量の検出値Ｍを判定基準値Ｍ０と比較するものである。
【００８４】
残量なしのときのロール紙（１）の外周径Ｒｐは、芯（１ｃ）の外周径Ｒｏ（＝Ｒ＋Ｔ）に等しい。また、残量なしのときのロール紙（１）の回転量を判定基準値Ｍ０として、これらを上記の式（２）に代入すると、芯（１ｃ）の外周径Ｒｏおよび判定基準値Ｍ０は次のように表わされる。
【００８５】
Ｒｏ＝Ｌ／Ｍ０ …… （６）
Ｍ０＝Ｌ／Ｒｏ＝Ｌ／（Ｒ＋Ｔ） …… （７）
残量がある状態では、ロール紙（１）の外周径Ｒｐは芯（１ｃ）の外周径より大きいので、次の式が成り立つ。
【００８６】
Ｒｐ＞Ｒｏ …… （８）
この式（７）に上記の式（３）のＲｐおよび式（６）のＲｏを代入して整理すると、次のようになる。
【００８７】
Ｍ＜Ｍ０ …… （９）
これは、残量ありの状態では、回転量の検出値Ｍは判定基準値Ｍ０より小さく、残量なしの状態になると、検出値Ｍが判定基準値Ｍ０と等しくなることを示している。したがって、検出値Ｍを判定基準値Ｍ０と比較することにより、残量の有無を検知することができる。
【００８８】
具体的には、たとえば、次の式（１０）で表わされる第１判定値Ｍ１および式（１１）で表わされる第２判定値Ｍ２を設定する。
【００８９】
Ｍ１＝Ｍ０−α …… （１０）
Ｍ２＝Ｍ１−β＝Ｍ０−α−β …… （１１）
αは０または正の小さい値値、βは正の小さい値である。したがって、第１判定値Ｍ１は基準回転量Ｍ０と等しいかそれより少し小さい値、第２判定値Ｍ２は第１判定値Ｍ１より少し小さい値である。
【００９０】
そして、回転量の検出値Ｍが第２判定値Ｍ２より小さいときは残量ありの状態、検出値Ｍが第２判定値Ｍ２以上になると残量が少なくなった状態、検出値Ｍが第１判定値Ｒ１以上になると残量なしの状態であると判定する。
【００９１】
図８は、芯穴（２）の半径Ｒを検出する際の処理の１例を示すフローチャートである。
【００９２】
図８において、新しいロール紙（１）を支持する場合、まず、チャック（９）を初期位置に移動させる（Ｓ１）。この初期位置は、Ａ４サイズに対応する測定開始位置Ｐ０である。そして、オフセットが必要であるかどうか、すなわち、Ｂ５サイズであるかどうかを調べ（Ｓ２）、必要であれば、チャック（９）を接近方向にオフセット分移動して、Ｂ５サイズに対応する測定開始位置Ｐ０に位置させ（Ｓ３）、Ｓ４に進む。Ｓ２において、オフセットが必要でない場合は、そのままＳ４に進む。
【００９３】
Ｓ４では、回転パルス数Ｎを０にする。次に、ステッピングモータ（８）を１パルス分回転させ（Ｓ５）、モータ（８）に設けられた回転センサ（図示略）の出力を調べることにより、モータ（８）が実際に回転したかどうかを調べる（Ｓ６）。Ｓ６において、モータ（８）が実際に回転していれば、パルス数Ｎを１増加させて（Ｓ７）、Ｓ５に戻り、上記の動作を繰り返す。Ｓ６において、モータ（８）が実際に回転しなければ、チャック（９）がロール紙（１）を支持したと判断し、次の式により、チャック（９）の移動量Ｌを計算する（Ｓ８）。
【００９４】
Ｌ＝Ｓ×Ｎ …… （１１）
ここで、Ｓは１パルス当たりのチャック（９）の移動量である。
【００９５】
そして、最後に、前記の式（１）により、芯穴（２）の半径Ｒを計算し（Ｓ９）、処理を終了する。
【００９６】
図９は、残量検知の処理の１例を示すフローチャートである。
【００９７】
図９において、ローラ（５）（６）による用紙（Ｐ）の引き出しが開始すると、まず、用紙（Ｐ）の引き出し量Ｌの計測を開始し（Ｓ１１）、ロール紙（１）の回転量Ｍの計測を開始する（Ｓ１２）。次に、ローラ（５）（６）の回転から、引き出し量Ｌを取得し（Ｓ１３）、Ｌが予め定められた一定の規定値を超えたかどうかを調べる（Ｓ１４）。Ｓ１４において、Ｌが規定値以下であれば、Ｓ１３に戻り、上記の動作を繰り返す。
【００９８】
Ｓ１４において、Ｌが規定値を超えていれば、芯（１ｃ）の肉厚が大であるかどうかを調べる（Ｓ１５）。Ｓ１５において、芯（１ｃ）の肉厚が大であれば、Ｔに厚さをセットする（Ｓ１６）。Ｓ１５において、芯（１ｃ）の肉厚が大でなければ、Ｔに０をセットする（Ｓ１７）。
【００９９】
Ｓ１６あるいはＳ１７の処理が終了すると、回転量センサ（１８）の出力から、チャック（９）の回転量すなわちロール紙（１）の回転量Ｍを取得し（Ｓ１８）、前記の式（７）により基準回転量Ｍｏを計算し、前記の式（１０）および（１１）により第１および第２判定値Ｍ１、Ｍ２を計算する（Ｓ１９）。
【０１００】
そして、検出した回転量Ｍが第２判定値Ｍ２より小さいかどうかを調べ（Ｓ２０）、そうであれば、残量があると判断して、そのまま処理を終了する。Ｓ２０において、回転量Ｍが第２判定値Ｍ２以上であれば、回転量Ｍが第１判定値Ｍ１より小さいかどうかを調べ（Ｓ２１）、そうであれば、残量が少なくなったと判断して、残量少処理を実行して、たとえば、表示部（２５）にその旨の表示を行ない（Ｓ２２）、処理を終了する。Ｓ２１において、回転量Ｍが第１判定値以上であれば、残量がなしになったと判断して、ペーパーエンド処理を実行して、たとえば、表示部（２５）にその旨の表示を行ない（Ｓ２３）、処理を終了する。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明の実施形態を示す印字出力装置の部分切り欠き概略側面図である。
【図２】図２は、図２の印字出力装置の部分切り欠き概略平面図である。
【図３】図３は、図１の印字出力装置のロール紙支持装置の部分を拡大して示す部分切り欠き概略平面図である。
【図４】図４は、図１の印字出力装置において使用されるロール紙の１例を示す部分切り欠き平面図である。
【図５】図５は、図１の印字出力装置の主要部の電気的構成の１例を示すブロック図である。
【図６】図６は、用紙幅の異なるロール紙の芯穴径検出についての説明図である。
【図７】図７は、チャックの移動量とロール紙の芯穴径との関係を示す説明図である。
【図８】図８は、芯穴径検出の処理の１例を示すフローチャートである。
【図９】図９は、残量検知処理の１例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
（１） ロール紙
（１ｃ） 芯
（１ｐ） 用紙部分
（２） 芯穴
（４） ロール紙支持装置
（８） ステッピングモータ
（９） チャック
（１１） ピニオン
（１２） ラック
（１９） 残量検知装置
（２０） 芯穴径検出部
（２１） 引き出し量検出部
（２２） 回転量検出部
（２３） 判定部
（Ｐ） 用紙[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and an apparatus for detecting the remaining amount of roll paper in a print output device such as a facsimile machine and a printer.
[0002]
[Prior art]
In a print output device such as a facsimile machine or a printer, in order to prepare a replacement roll paper and to prevent a printing error, whether or not there is a remaining roll paper, that is, whether the roll paper has a remaining amount (remaining). It is necessary to detect whether there is no remaining amount (no remaining amount: paper end).
[0003]
Various methods have been conventionally proposed as methods for detecting the remaining amount of roll paper in the above-described print output device.
[0004]
One of the typical ones is to detect the presence or absence of the remaining amount by detecting the outer diameter of the roll paper, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. Hei 1-208168.
[0005]
In this method, a rotating lever urged by an elastic member such as a spring is pressed against the outer periphery of the roll paper so as to follow a change in the outer diameter of the roll paper. Is pressed to detect that the remaining amount has run out.
[0006]
Another one is to detect the remaining amount of roll paper by detecting the remaining weight of the roll paper, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-115787.
[0007]
In this method, a change in the weight of the roll paper is detected by a strain gauge attached to a support member of the roll paper, and the remaining amount is detected.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
Some roll papers used in print output devices have different core hole diameters, and the same print output device may use roll papers with different core hole diameters. When the diameter changes, the outer diameter of the core, that is, the outer diameter of the roll paper when there is no remaining amount changes. Further, there are cores having a large thickness and those having almost no thickness. Even when the diameter of the core hole is the same, the outer diameter of the core changes depending on the thickness of the core.
[0009]
However, in the case of the former method, the paper end is always determined when the outer diameter of the roll paper reaches a constant value, and thus the paper end is detected by the diameter of the core hole of the roll paper and the thickness of the core. The actual remaining amount will change, and it cannot be said that the paper end is accurately detected.
[0010]
In the case of the latter method, a change in tension when the roll paper is pulled out appears as a change in weight detected by the strain gauge, so that there is a problem that accurate remaining weight detection, that is, paper end cannot be detected.
[0011]
Further, in any case, since the lever and the roll paper support member are in contact with the roll paper, there is a problem that the roll paper is damaged.
[0012]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the above-mentioned problem and to provide a method and an apparatus for detecting the remaining amount of roll paper, which can accurately detect the remaining amount of roll paper without damaging the roll paper. .
[0013]
Means for Solving the Problems and Effects of the Invention
The method for detecting the remaining amount of roll paper according to the present invention is a method for detecting the presence or absence of the remaining amount of roll paper in a print output device that visualizes image information requested to be printed using the roll paper. When the paper is pulled out, the amount of paper pulled out and the amount of roll paper rotation are detected, and the presence or absence of remaining roll paper is determined based on the amount of paper pulled out, the amount of roll paper rotation, and the outer diameter of the roll paper core. It is characterized by doing.
[0014]
The outer diameter of the core of the roll paper is the inner diameter of the paper portion of the roll paper.
[0015]
There is a certain relationship between the amount of paper pulled out when the roll paper is pulled out, the amount of rotation of the roll paper, and the outer diameter of the roll paper. Know the diameter. On the other hand, when there is no remaining amount, the outer diameter of the roll paper is equal to the outer diameter of the core, and when there is remaining amount, the outer diameter of the roll paper is larger than the outer diameter of the core. Therefore, the presence or absence of the remaining amount of roll paper can be determined based on the amount of paper pulled out, the amount of rotation of the roll paper, and the outer diameter of the roll paper core.
[0016]
For example, the outer peripheral diameter of the roll paper at that time is obtained from the detected amount of pulled out paper and the amount of rotation of the roll paper, and is compared with the outer peripheral diameter of the core to determine whether there is a remaining amount. At this time, for example, the outer peripheral diameter of the core or a value slightly larger than the outer peripheral diameter is set as the first determination value, and when the outer peripheral diameter of the roll paper becomes equal to or less than the first determination value, it is determined that there is no remaining amount. Further, a value slightly larger than the first determination value is set as a second determination value. When the outer diameter of the roll paper becomes equal to or less than the second determination value, it is determined that the remaining amount is small.
[0017]
Alternatively, by comparing the relationship between the detected paper withdrawal amount and the rotation amount of the roll paper without calculating the outer diameter of the roll paper with the relationship between the two when the remaining amount is exhausted, the remaining amount of the paper is calculated. The presence or absence can also be determined.
[0018]
The paper withdrawal amount can be detected, for example, by detecting the rotation amount of a paper pullout roller, the rotation amount of a motor for driving the roller, and the like. The rotation amount of the roll paper can be detected, for example, by detecting the rotation amount of a chuck that supports the roll paper. Therefore, the amount of paper pulled out and the amount of rotation of the roll paper can be detected without contacting the roll paper.
[0019]
When the diameter of the core hole of the roll paper used is constant, a value obtained by adding the thickness of the core to the core hole can be used as the outer diameter of the core.
[0020]
When the diameter of the core hole of the roll paper to be used changes, the diameter of the core hole is detected, and the outer peripheral diameter of the core can be obtained from the detected value and the thickness of the core. The diameter of the core hole can be detected by appropriate means without contacting the roll paper.
[0021]
According to the method of the present invention, the presence or absence of the remaining amount is determined based on the outer diameter of the core of the roll paper. Therefore, even if the diameter of the core hole of the roll paper to be used changes, the presence or absence of the remaining amount is accurately detected. be able to. Further, the presence or absence of the remaining amount can be detected without contacting the roll paper, and the roll paper is not damaged.
[0022]
In the method of the present invention, for example, the diameter of the core hole of the roll paper is detected, and the outer diameter of the core is determined from the detected value and the thickness of the core.
[0023]
According to this, since the diameter of the core hole of the roll paper is detected, even if the diameter of the core hole of the roll paper to be used changes, the presence or absence of the remaining amount can be accurately detected.
[0024]
In the above method, for example, the roll paper is supported using a roll paper support unit having a tapered chuck that is movable in the width direction of the roll paper and is inserted into a core hole of the roll paper to support the roll paper from both sides. The diameter of the core hole is detected by detecting the amount of movement of the chuck when performing the operation.
[0025]
According to this, the diameter of the core hole can be accurately detected using the chuck of the roll paper supporting means.
[0026]
In the above method, for example, the criterion for detecting the movement amount of the chuck is changed based on the paper width of the roll paper to be used.
[0027]
According to this, even if the paper width of the roll paper used changes, the diameter of the core hole can be accurately detected.
[0028]
The criterion for detecting the movement amount of the chuck is, for example, a measurement start position of the movement amount. In this case, the measurement start position is changed according to the width of the roll paper. At this time, the measurement start position is changed according to the sheet width such that the gap between the chuck located at the measurement start position and both ends of the roll paper is always constant. Then, regardless of the sheet width, the diameter of the core hole can be accurately detected based only on the amount of movement of the chuck.
[0029]
In the method of the present invention, for example, the detection value of the paper withdrawal amount is L, the radius of the core hole of the roll paper is R, and the thickness of the core is T. M0 (radian) is obtained, and the presence or absence of the remaining amount is determined based on the detection value M (radian) of the roll paper rotation amount and the determination reference value M0.
[0030]
M0 = L / (R + T)
The determination reference value M0 is the rotation amount of the roll paper (1) when it is assumed that the remaining amount is no longer than the detection value L of the paper withdrawal amount. Therefore, the presence or absence of the remaining amount can be detected based on the detected value M of the rotation amount and the determination reference value M0.
[0031]
According to this, it is possible to reliably detect the presence or absence of the remaining amount using a simple equation.
[0032]
In the above method, for example, when the determination reference value M0 or a value smaller by a predetermined amount than the determination reference value M0 is set as the first determination value M1, when the detection value M of the roll paper rotation amount becomes equal to or more than the first determination amount M1, It is determined that there is no remaining amount.
[0033]
According to this, the presence / absence of the remaining amount can be easily and reliably detected.
[0034]
In the above method, for example, a value smaller than the first determination amount M1 by a predetermined amount is set as a second determination value M2, and when the detected value M of the roll paper rotation amount becomes equal to or more than the second determination value M2, Judge that the remaining amount is low.
[0035]
According to this, it is possible to detect that the remaining amount is low before the remaining amount is exhausted.
[0036]
An apparatus for detecting the remaining amount of roll paper according to the present invention is a device for detecting the presence or absence of the remaining amount of roll paper in a print output device for visualizing image information requested to be printed using roll paper supported by roll paper support means. A drawing amount detecting means for detecting a drawing amount of the paper when the paper is drawn from the roll paper; a rotation amount detecting means for detecting a rotation amount of the roll paper when the paper is drawn from the roll paper; And a determination means for determining whether there is a remaining amount of roll paper based on the amount of paper withdrawn, the amount of rotation of roll paper, and the outer diameter of the roll paper core.
[0037]
According to the apparatus of the present invention, as described above, the presence or absence of the remaining amount is determined based on the outer diameter of the roll paper core. Therefore, even if the diameter of the core hole of the roll paper to be used changes, the presence or absence of the remaining amount is accurately determined. Can be detected. Further, the presence or absence of the remaining amount can be detected without contacting the roll paper, and the roll paper is not damaged.
[0038]
The apparatus of the present invention includes, for example, a core hole diameter detecting means for detecting the diameter of the core hole of the roll paper, and the judging means determines the outer diameter of the core from the detected value of the diameter of the core hole and the thickness of the core. Is what you want.
[0039]
According to this, since the diameter of the core hole of the roll paper is detected, even if the diameter of the core hole of the roll paper to be used changes, the presence or absence of the remaining amount can be accurately detected.
[0040]
In the apparatus of the present invention, for example, the roll paper support means has a tapered chuck that is movable in the width direction of the roll paper and is inserted into the core hole of the roll paper to support the roll paper from both sides, The core hole diameter detecting means detects the diameter of the core hole by detecting the amount of movement of the chuck when supporting the roll paper.
[0041]
According to this, the diameter of the core hole can be accurately detected using the chuck of the roll paper supporting means.
[0042]
In the above apparatus, for example, the core hole diameter detecting means changes the reference for detecting the movement amount of the chuck based on the width of the roll paper to be used.
[0043]
According to this, even if the paper width of the roll paper used changes, the diameter of the core hole can be accurately detected.
[0044]
The criterion for detecting the amount of movement of the chuck is the same as in the case of the invention of the above method.
[0045]
In the above apparatus, for example, the roll paper supporting means includes a pinion rotated by the driving means, and a rack for linearly moving the chuck by the rotation of the pinion and moving the chuck. The movement amount of the chuck is detected from the movement amount of the pinion or the rotation amount of the pinion.
[0046]
According to this, the moving amount of the chuck can be easily detected, and the diameter of the core hole can be detected.
[0047]
In the apparatus according to the present invention, for example, the determination means sets the detected value of the paper withdrawal amount to L, the radius of the core hole of the roll paper to R, and the thickness of the core to T, and calculates the rotation amount of the roll paper by the following equation. Is determined, and the presence or absence of the remaining amount is determined based on the detected value M (radian) of the roll paper rotation amount and the determination reference value M0.
[0048]
M0 = L / (R + T)
Also in this case, as in the case of the above-described method, the presence or absence of the remaining amount can be detected based on the detected value M of the rotation amount and the determination reference value M0.
[0049]
According to this, it is possible to reliably detect the presence or absence of the remaining amount using a simple equation.
[0050]
In the above apparatus, for example, the determining means sets the determination reference value M0 or a value smaller than the determination reference value by a predetermined amount as the first determination value M1, and the detected value M of the roll paper rotation amount becomes equal to or greater than the first determination amount M1. When it is determined that there is no remaining amount.
[0051]
According to this, the presence / absence of the remaining amount can be easily and reliably detected.
[0052]
In the above-described apparatus, for example, the determination unit sets a value smaller than the first determination amount M1 by a predetermined amount as the second determination value M, and the detected value M of the roll paper rotation amount becomes equal to or greater than the second determination value M. Is determined when the remaining amount is low.
[0053]
According to this, it is possible to detect that the remaining amount is low before the remaining amount is exhausted.
[0054]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0055]
1 and 2 show the overall configuration of a print output device to which the present invention is applied. FIG. 3 is an enlarged view of a main part of the print output device. FIG. 4 shows an example of the roll paper used. FIG. 5 shows an example of an electrical configuration of a main part of the print output device. In the following description, front, rear, left, and right refer to the direction in which the paper is pulled out and transported from the roll paper. . Therefore, the left side of FIGS. 1 and 2 is the front, the right side is the rear, the lower side of FIG. 2 (the front side of the paper surface of FIG. 1) is the left, and the upper side of FIG.
[0056]
The roll paper (1) used in the print output device has a paper portion (1p) in which a paper (P) is wound in a roll shape around a core (1c). The radius R of the core hole (2) of the roll paper (1) to be used is plural. The thickness (thickness) T of the core (1c) is divided into a relatively thick one and a substantially zero thickness. The sum of the radius R of the core hole (2) and the thickness T of the core (1c) is the outer diameter (radius) Ro (= R + T) of the core (1c). When the thickness T of the core (1c) is almost 0, the outer diameter Ro of the core (1c) is substantially the same as the diameter R of the core hole (2). The roll paper (1) used has a plurality of paper widths. In this example, two paper widths, one corresponding to the A4 size and the other corresponding to the B5 size, are used.
[0057]
The print output device includes a roll paper support device (4) as roll paper support means, a pair of upper and lower paper pull-out rollers (5) in front of the roll paper support device (4), and a drawer inside the housing (3). It includes a pair of upper and lower paper feed rollers (6) in front of the roller (5), and a print head (7) arranged above the middle of the rollers (5) and (6).
[0058]
The supporting device (4) includes a pair of left and right tapered chucks (9) that move symmetrically in the left and right direction by using the stepping motor (8) as a driving source. By inserting the roll paper (1) into the roll paper (2), the roll paper (1) is supported from both sides. Details of the configuration of the support device (4) will be described later.
[0059]
The pull-out roller (5) pulls the paper (P) forward from the roll paper (1), and the feed roller (6) feeds the paper further forward and discharges it out of the housing (3). Although not shown in detail, both rollers (5) and (6) are driven in conjunction with each other by a stepping motor (10).
[0060]
Although not shown, the print head (7) is attached to a guide rod extending in the left-right direction, and is reciprocated in the left-right direction (main scanning direction) by an appropriate driving means such as a stepping motor. Then, while the paper (P) is being conveyed by the rollers (5) and (6), the printing is performed on the paper (P) by moving the print head (7) in the left-right direction.
[0061]
Details of the roll paper support device (4) are shown in FIG.
[0062]
A pair of racks (12) extending in the left-right direction is engaged with a pinion (11) attached to the motor (8) from both front and rear sides. A support rod (14) extending in the left-right direction is fixed to one end of each rack (12) via a connecting member (13), and is rotatably supported by ends of the support rods (14) facing each other. A chuck (9) is fixed to the tip of the rotating shaft (15). Although not shown, each rack (12) is supported by the housing (3) so as to be freely movable in the left-right direction, and each support rod (14) is fixed in the housing (3). The guide plate (16) can move in the left-right direction while being guided. Both chucks (9) have a tapered shape in which the facing end sides are thin. Both chucks (9) move symmetrically in the left-right direction by the rotation of the motor (8). When the motor (8) rotates in one direction (approaching direction), both chucks (9) move in a direction approaching each other, and when the motor (8) rotates in the other direction (separating direction), both chucks (9) move. (9) moves in directions away from each other.
[0063]
A rotary slit plate (17) is fixed to a portion of the rotary shaft (15) to which one of the chucks (9) is fixed, and by detecting a slit of the slit plate (17) on the support rod (14), the chuck ( A rotation amount sensor (18) composed of a photo interrupter for detecting the rotation amount of 9), that is, the rotation amount (angle: radian) of the roll paper (1) is fixed.
[0064]
As shown in FIG. 5, the print output device is provided with a remaining amount detecting device (19) as remaining amount detecting means, and the remaining amount detecting device (19) is provided with a core hole diameter detecting device as core hole diameter detecting means. A drawer amount detector (21) as a drawer amount detector, a rotation amount detector (22) as a rotation amount detector, a determination unit (23) as a determiner, and the like.
[0065]
When supporting the roll paper (1) with the chuck (9), the core hole diameter detection unit (20) calculates the movement amount of the chuck (9) from the rotation amount (number of rotation pulses) of the motor (8), and Based on this, the radius R of the core hole (2) is detected.
[0066]
When the roll paper (1) is supported by the chuck (9), in order to detect the radius R of the core hole (2), as shown in FIG. ) Is positioned at a predetermined measurement start position P0, and while the roll paper (1) is positioned between both chucks (9), both chucks (9) are moved in the approaching direction, and both chucks (9) are moved. The tip part is fitted into the core hole (2), and the tapered surface hits both ends of the core (1c), and the chuck (9) is moved to the support position P1 where it does not move any more. The measurement start position P0 is determined such that the sum of the gaps between the leading ends of both chucks (9) and both end faces of the roll paper (1) is constant regardless of the paper width. FIG. 6A shows the case of A4 size, and FIG. 6B shows the case of B5 size. In this example, the gap is G on one side.
[0067]
The core hole diameter detection unit (20) detects the amount of movement D of the chuck (9) from the measurement start position P0 to the support position P1, and based on this, calculates the radius of the core hole (2) of the roll paper (1). Detect R. The fact that the chuck (9) has moved to the support position P1 and no longer moves can be easily detected, for example, because the output of the rotation sensor provided in the motor (8) has stopped changing. The moving amount D is the moving amount (unit moving amount) of the chuck (9) per one pulse for the number of rotation pulses of the motor (8) when the chuck (9) moves from the measurement start position P0 to the support position P1. Can be obtained by multiplying
[0068]
7A is a diagram illustrating the principle of detection of the radius R when the radius R of the core hole (2) is large, and FIG. 7B is a diagram illustrating the principle of detection of the radius R when the radius R of the core hole (2) is small. As shown in FIG. 7, if the radius R of the core hole (2) is large, the movement amount D of the chuck (9) is large, and if the radius R of the core hole (2) is small, the movement amount D of the chuck (9) is small. Is small. Then, the radius R of the core hole (2) can be obtained from the movement amount D by the following equation (1).
[0069]
R = (D−G) × tan (θ / 2) (1)
Here, θ is the taper angle of the chuck (9).
[0070]
The withdrawal amount detection unit (21) obtains the rotation amount of the rollers (5) and (6) by detecting the rotation amount of the stepping motor (10) that drives the rollers (5) and (6), and based on this, , The amount L of paper (P) drawn out is detected.
[0071]
The rotation amount detector (22) detects the rotation amount M of the chuck (9), that is, the roll paper (1), from the output of the rotation amount sensor (17).
[0072]
Outputs of the core hole diameter detection unit (20), the withdrawal amount detection unit (21), and the rotation amount detection unit (22) are input to a determination unit (23).
[0073]
The determination unit (23) detects whether there is a remaining amount of paper (P) based on the radius R of the core hole (2), the amount L of paper (P) pulled out, and the rotation amount M of the roll paper (1). Things.
[0074]
The print output device is provided with an operation unit (24) and a display unit (25), and these are connected to the determination unit (23). In the operation section (24), the paper width of the roll paper (1) to be used, the thickness of the core, and the like are set, and are sent to the determination section (23). Further, the determination unit (23) uses the display unit (25) to display a detection result of a remaining amount, which will be described later, and the like.
[0075]
The detection of the remaining amount in the determination unit (23) is performed, for example, as follows.
[0076]
In the first method, the outer diameter Rp of the roll paper (1) is obtained from the detected pull-out amount L of the paper (P) and the rotation amount M of the roll paper (1). This is to compare with the outer diameter of 1).
[0077]
The following equation is established among the amount L of drawing, the amount M of rotation, and the outer diameter (radius) Rp of the paper portion (1p) of the roll paper (1).
[0078]
L = Rp × M (2)
Therefore, the outer diameter Rp of the roll paper (1) at that time can be obtained from the drawing amount L and the rotation amount M by the following equation.
[0079]
Rp = L / M (3)
On the other hand, the outer diameter Rp of the roll paper (1) when there is no remaining amount is equal to the outer diameter Ro (= R + T) of the core (1c). Therefore, by comparing the outer diameter Rp of the roll paper (1) obtained by the above equation (3) with the outer diameter Ro of the core (1c), it is possible to detect the presence or absence of the remaining amount.
[0080]
Specifically, for example, a first determination value R1 represented by the following equation (4) and a second determination value R2 represented by the following equation (5) are set.
[0081]
R1 = Ro + α (4)
R2 = R1 + β = Ro + α + β (5)
α is 0 or a small positive value, and β is a small positive value. Therefore, the first determination value R1 is a value equal to or slightly larger than the outer diameter Ro of the core (1c), and the second determination value R2 is a value slightly larger than the first determination value R1.
[0082]
When the outer diameter Rp of the roll paper (1) obtained by the above equation (3) is larger than the second determination value R2, there is a remaining amount, and when the outer diameter Rp becomes equal to or less than the second determination value R2, the remaining amount is obtained. When the outer diameter Rp becomes equal to or less than the first determination value R1, it is determined that there is no remaining amount.
[0083]
In the second method, the rotation amount of the roll paper (1) when there is no remaining amount is obtained from the detected value L of the pull-out amount of the paper (P), and the rotation amount is determined as a determination reference value M0. The detection value M of the rotation amount in 1) is compared with a determination reference value M0.
[0084]
The outer diameter Rp of the roll paper (1) when there is no remaining amount is equal to the outer diameter Ro (= R + T) of the core (1c). Further, when the rotation amount of the roll paper (1) when there is no remaining amount is set as the determination reference value M0 and these are substituted into the above equation (2), the outer diameter Ro and the determination reference value M0 of the core (1c) become It is represented as
[0085]
Ro = L / M0 (6)
M0 = L / Ro = L / (R + T) (7)
When there is a remaining amount, since the outer diameter Rp of the roll paper (1) is larger than the outer diameter of the core (1c), the following equation holds.
[0086]
Rp> Ro (8)
Substituting Rp of the above equation (3) and Ro of the above equation (6) into this equation (7) and rearranging it gives the following.
[0087]
M <M0 (9)
This indicates that the detected value M of the rotation amount is smaller than the determination reference value M0 when there is a remaining amount, and the detection value M becomes equal to the determination reference value M0 when there is no remaining amount. Therefore, the presence or absence of the remaining amount can be detected by comparing the detection value M with the determination reference value M0.
[0088]
Specifically, for example, a first determination value M1 represented by the following equation (10) and a second determination value M2 represented by the following equation (11) are set.
[0089]
M1 = M0−α (10)
M2 = M1−β = M0−α−β (11)
α is 0 or a small positive value, and β is a small positive value. Accordingly, the first determination value M1 is equal to or slightly smaller than the reference rotation amount M0, and the second determination value M2 is a value slightly smaller than the first determination value M1.
[0090]
When the detected value M of the rotation amount is smaller than the second determination value M2, there is a remaining amount. When the detected value M is equal to or larger than the second determination value M2, the remaining amount is small. When the value becomes equal to or more than the determination value R1, it is determined that the state is that there is no remaining amount.
[0091]
FIG. 8 is a flowchart illustrating an example of a process for detecting the radius R of the core hole (2).
[0092]
In FIG. 8, when a new roll paper (1) is supported, first, the chuck (9) is moved to the initial position (S1). This initial position is the measurement start position P0 corresponding to the A4 size. Then, it is checked whether or not the offset is necessary, that is, whether or not the size is the B5 size (S2). If necessary, the chuck (9) is moved by the offset in the approach direction to start the measurement corresponding to the B5 size. It is located at the position P0 (S3), and proceeds to S4. If the offset is not required in S2, the process proceeds to S4.
[0093]
In S4, the number N of rotation pulses is set to zero. Next, the stepping motor (8) is rotated by one pulse (S5), and the output of a rotation sensor (not shown) provided in the motor (8) is checked to determine whether the motor (8) has actually rotated. Is checked (S6). In S6, if the motor (8) is actually rotating, the number of pulses N is increased by 1 (S7), the process returns to S5, and the above operation is repeated. If the motor (8) does not actually rotate in S6, it is determined that the chuck (9) has supported the roll paper (1), and the moving amount L of the chuck (9) is calculated by the following equation (S8). ).
[0094]
L = S × N (11)
Here, S is an amount of movement of the chuck (9) per pulse.
[0095]
Then, finally, the radius R of the core hole (2) is calculated according to the above equation (1) (S9), and the process ends.
[0096]
FIG. 9 is a flowchart illustrating an example of the remaining amount detection process.
[0097]
In FIG. 9, when the drawing of the sheet (P) by the rollers (5) and (6) is started, first, the measurement of the drawing amount L of the sheet (P) is started (S11), and the rotation amount M of the roll sheet (1) is started. Measurement is started (S12). Next, the amount of drawing L is obtained from the rotation of the rollers (5) and (6) (S13), and it is checked whether L exceeds a predetermined fixed value (S14). If L is equal to or smaller than the specified value in S14, the process returns to S13, and the above operation is repeated.
[0098]
In S14, if L exceeds the specified value, it is checked whether the thickness of the core (1c) is large (S15). If the thickness of the core (1c) is large in S15, the thickness is set to T (S16). If the thickness of the core (1c) is not large in S15, 0 is set to T (S17).
[0099]
When the processing of S16 or S17 is completed, the rotation amount of the chuck (9), that is, the rotation amount M of the roll paper (1) is acquired from the output of the rotation amount sensor (18) (S18), and the above expression (7) is used. The reference rotation amount Mo is calculated, and the first and second determination values M1 and M2 are calculated by the above equations (10) and (11) (S19).
[0100]
Then, it is checked whether or not the detected rotation amount M is smaller than the second determination value M2 (S20). If so, it is determined that there is a remaining amount, and the process is terminated as it is. In S20, if the rotation amount M is equal to or larger than the second determination value M2, it is determined whether the rotation amount M is smaller than the first determination value M1 (S21). If so, it is determined that the remaining amount is small. Then, the remaining amount process is executed, for example, a message to that effect is displayed on the display unit (25) (S22), and the process is terminated. In S21, if the rotation amount M is equal to or greater than the first determination value, it is determined that the remaining amount has run out, and a paper end process is executed, for example, and a display to that effect is displayed on the display unit (25) ( S23), the process ends.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cut-away schematic side view of a print output device showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic plan view, partially cut away, of the print output device of FIG. 2;
FIG. 3 is a partially cutaway schematic plan view showing, in an enlarged manner, a portion of a roll paper supporting device of the print output device of FIG. 1;
FIG. 4 is a partially cutaway plan view showing one example of roll paper used in the print output device of FIG. 1;
FIG. 5 is a block diagram illustrating an example of an electrical configuration of a main part of the print output device of FIG. 1;
FIG. 6 is an explanatory diagram of core hole diameter detection of roll paper having different paper widths.
FIG. 7 is an explanatory diagram illustrating a relationship between a movement amount of a chuck and a core hole diameter of roll paper.
FIG. 8 is a flowchart illustrating an example of processing of core hole diameter detection.
FIG. 9 is a flowchart illustrating an example of a remaining amount detection process.
[Explanation of symbols]
(1) Roll paper
(1c) core
(1p) Paper part
(2) Core hole
(4) Roll paper support device
(8) Stepping motor
(9) Chuck
(11) Pinion
(12) Rack
(19) Remaining amount detection device
(20) Core hole diameter detector
(21) Withdrawal amount detector
(22) Rotation amount detector
(23) Judgment unit
(P) Paper
Claims (15)
ロール紙から用紙を引き出したときに、用紙の引き出し量およびロール紙の回転量を検出し、用紙の引き出し量、ロール紙の回転量およびロール紙の芯の外周径に基づいてロール紙の残量の有無を判定することを特徴とするロール紙の残量検知方法。In a print output device that visualizes image information requested to be printed using roll paper, a method for detecting whether there is a remaining roll paper,
When the paper is pulled out of the roll paper, the amount of paper pulled out and the amount of rotation of the roll paper are detected, and the remaining amount of roll paper is determined based on the amount of paper pulled out, the amount of rotation of the roll paper, and the outer diameter of the roll paper core. A method for detecting the remaining amount of roll paper, characterized by determining the presence or absence of a sheet.
Ｍ０＝Ｌ／（Ｒ＋Ｔ）Assuming that the detection value of the paper withdrawal amount is L, the radius of the core hole of the roll paper is R, and the thickness of the core is T, a reference value M0 (radian) for determining the rotation amount of the roll paper is calculated by the following equation. 5. The method for detecting the remaining amount of roll paper according to claim 1, wherein the presence or absence of the remaining amount is determined based on a detection value M (radian) of the rotation amount of the paper and a determination reference value M0. .
M0 = L / (R + T)
ロール紙から用紙を引き出したときの用紙の引き出し量を検出する引き出し量検出手段と、ロール紙から用紙を引き出したときのロール紙の回転量を検出する回転量検出手段と、用紙の引き出し量、ロール紙の回転量およびロール紙の芯の外周径に基づいてロール紙の残量の有無を判定する判定手段とを備えていることを特徴とするロール紙の残量検知装置。In a print output device for visualizing image information requested to be printed using roll paper supported by roll paper support means, a device for detecting the presence or absence of remaining roll paper,
A pull-out amount detecting means for detecting a paper pull-out amount when the paper is drawn from the roll paper; a rotation-amount detecting means for detecting a roll paper rotation amount when the paper is pulled out from the roll paper; A determination unit for determining whether there is a remaining amount of roll paper based on the amount of rotation of the roll paper and the outer diameter of the roll paper core;
芯穴径検出手段が、ロール紙を支持するときのチャックの移動量を検出することにより、芯穴の径を検出するものであることを特徴とする請求項９のロール紙の残量検知装置。The roll paper support means has a tapered chuck that is movable in the width direction of the roll paper and is inserted into the core hole of the roll paper to support the roll paper from both sides,
10. The roll paper remaining amount detecting device according to claim 9, wherein the core hole diameter detecting means detects the diameter of the core hole by detecting a moving amount of the chuck when supporting the roll paper. .
芯穴径検出手段が、ラックの移動量またはピニオンの回転量よりチャックの移動量を検出するものであることを特徴とする請求項１０または１１の残量検知装置。The roll paper supporting means includes a pinion that is driven to rotate by the driving means, and a rack that moves the chuck by moving linearly by rotation of the pinion,
12. The remaining amount detecting device according to claim 10, wherein the core hole diameter detecting means detects the moving amount of the chuck from the moving amount of the rack or the rotating amount of the pinion.
Ｍ０＝Ｌ／（Ｒ＋Ｔ）The determination means sets the detection value of the paper withdrawal amount to L, the radius of the core hole of the roll paper to R, and the thickness of the core to T, and determines the rotation reference value M0 (radian) of the roll paper by the following equation. And determining whether or not there is a remaining amount based on a detection value M (radian) of the rotation amount of the roll paper and a determination reference value M0. A device for detecting the remaining amount of roll paper.
M0 = L / (R + T)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7971953B2 (en) | 2007-03-30 | 2011-07-05 | Seiko Epson Corporation | Recording-medium-residual-quantity detecting device, recording apparatus, and liquid ejecting apparatus |
| KR101137310B1 (en) * | 2009-04-22 | 2012-04-19 | (주) 대산티에스티 | The tape manufacturing apparatus have motion detecting for the amount used |
| CN105228573A (en) * | 2013-03-25 | 2016-01-06 | 株式会社汤山制作所 | Pharmaceutical packaging apparatus, medicament subpackage paper remaining amount determining method and medicament subpackage paper bobbin |
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-
2002
- 2002-06-14 JP JP2002173930A patent/JP2004018156A/en not_active Withdrawn
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